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テガミバチ REVERSE #25 「こころの光」 [テガミバチ]

(ハント)博士。このままカルベネがすすめば。
(サンダーランド)ああ。人工太陽は落ちる。
世界は光を失うぞ!

(ヴィンセント)えっ!? せ 世界が光を失うって。
そんなことになったら。

(サンドラ)あんた。どうなっちまんだい!?
(ゴベーニ)おっ 俺に聞くな!

《シルベット:お兄ちゃん。ラグ》



。。。かいごするラグ。
(ラグ)ノワール  ノワール!
ノワール! しっかりして。ノワール!
ノワール。
ノワール?


(ノワール)ラグ・シーイング。
何をしている?
(ラグ)えっ?
(ノワール)キミは言った。
カベルネがもたらそうとしている絶望に変えて 希望を届けようと。
それに あそこにはキミの大切な人が。
。。。ラグの母
(ラグ)お母さん。
(ノワール)今 キミがしなければならないのは。
(ラグ)あっ!
ノワール。
(ノワール)うっ! あっ。
。。。気絶
えっ ノワール! ノワール!!
ノワール。
(泣き声)
。。。もらい泣きアリア


(ラグ)ノワール。約束する。
僕はみんなにもお母さんにも必ず届ける。
希望を!
お姉さん! お願いがあります!
うん?


。。。ラグ、そらで輝く
(ラグ)うお~!!

  。。。それにひかれるカルベネ。


(ニッチ)ラグ!
(ステーキ)ヌニーッ!


(ザジ)この光は。あのときの!
(コナー)同じだ!
天使の羽根でカベルネが戻ってきたときと!


(どよめき)
あの光ってるのたしかラグとか。
(シルベット)えっ!?
まるで工太陽じゃないか!


(ガラード)あの小僧!


(シグナレス)感じるか?
(シグナル)ああ。


やはりラグは人の形を成した。

。。。輝くほしのラグ。



(シルベット)ラグ。
戻ってくるぞ!

。。。被害が。



(ラルゴ)ラグの光に導かれて戻って来たのか?


(ニッチ)ラグ。来るぞ!
ヌニ!


。。。心弾をむける
(ラグ)響け。こころ!

  。。。うたれるとーでん。
     崩壊する。
     見ているみんな。
     ほしのラグ。


(ニッチ)やっつけた!
(ザジ)よっしゃ!
(コナー)やった。ラグ!


。。。見ている市民

(シルベット)ラグ。


。。。やりとげたラグ
(ラグ)やった。やったよ。ノワール。
    。。。倒れる



。。。別れの時
   ラグとノワール



。。。気がついたとき
(シルベット)ラグ!

(ラグ)シルベット?
(ニッチ)ラグよ。起きたか?
ヌニ?
(ラグ)ニッチ。
うぅ。

(シルベット)ラグ。大丈夫?
(ラグ)うん。
(シルベット)よかった。
なかなか目を覚まさなかったから 私。
(泣き声)

(ドアが開く音)


(ラグ)ノワール! 大丈夫だったの!? 僕。てっきり。
よかった。

(ノワール)ラグ。
(ラグ)えっ?
(ノワール)僕は精霊になれなかった者たちとともに生きていく。
(ラグ)えっ?行ってしまうの?
(ノワール)うん。
。。。
ありがとう。ラグ・シーイング。
キミに出会えなければこころをなくした僕が
新しい生き方を見つけることはできなかった。
(ラグ)お礼を言うのは僕のほうです。
あの日、あなたに会えたから 僕はテガミバチになろうと思った。
もし テガミバチになっていなければ
ニッチにもシルベットにもみんなにだって会えなかったんです。



。。。お別れの時
(ラグ)もう もう 会えないの?
(ノワール)そんなことはない。

。。。抱擁するノワール
(ノワール)僕たちは友達じゃないか。
(ラグ)友達。
(ノワール)あぁ。
(ラグ)友達。
ノワール。
あなたに会えて本当によかった。
(泣き声)


(アリア)さようなら。ゴーシュ。
(シルベット)元気でね。お兄ちゃん。



。。。お別れ
(ラグ)さようなら!
(シルベット)さようなら。お兄ちゃん!

(ラグ)さようなら。ノワール!!
さようなら!

《ロダ:ありがとう ラグ・シーイング。
 さようなら  私の 友達》

(ラグ)
《さようなら。
 ノワール ロダ》



。。。?
ラグ。
(ラグ)は  はい。
妹を頼む。
(ラグ)えっ? わかりました。
(ニッチ)ああ。
。。。帰って行くニッチの姉
(ラグ)さようなら。お姉さん!
(シルベット)さようなら!



(ガラード)政府の役人に見つからんうちに姿を消すぞ。
ヘイズル。
(バレンタイン)ああ。
だが、これからどうする?
(ガラード)わからん。
(バレンタイン)わからんって。
(ガラード)わかっているのはマローダーが廃業だということぐらいだ。
(バレンタイン)ハハッ。違いない。





。。。終わって。復興の街。

(ノック)
(アリア)失礼します。

館長?

。。。本を見るラルゴ。アリア本を取り上げる
(アリア)館長!
(ラルゴ)あっ。アリア君。
(アリア)『摩訶を見た日』 著者はヴィンセント・オルコット。
聞かない名前ですね。
(ラルゴ)けど 今、いちばん売れてるらしいよ。
あの日の事件を記した本さ。
(アリア)へえ。
(ラルゴ)で、何か用だったんじゃないの?
(アリア)ああ。そうでした。
(アリア)館長宛のテガミが。
(ラルゴ)僕宛?
おっ。ジギー・ペッパーからか。



。。。外で。
(ジギー)こころが輝くかぎり希望もまた輝く  だな。
行くか。



(ラルゴ)彼ら、ブルーノーツブルースで暮らせることになったようだね。
(アリア)精霊になれなかった者たちがですか?
(ラルゴ)うん。
(アリア)あとはサンダーランド博士の研究が完成するのを待つだけですね。
(ラルゴ)なくしたこころを取り戻す か。



(サラ)お疲れさま。 帰ろうよ。ハント。
(ハント)サラ。先に帰っててくれ。もうしばらく作業を続けたい。
(サラ)あんまり無理しちゃダメだよ。
(ハント)無理などしていないよ。
ただ この研究を一刻も早く 完成させたいんだ。
(サンダーランド)サラの言うとおりだ。今日はもう帰れ。
(ハント)博士。 
(サラ)博士。ハントは。
ううん。私たちは人の役に立ちたいんだ。
やり直すために。
(サラ)だからといって体を壊しでもしたら元も子もない。
(サンダーランド)サラに心配をかけるな。
(ハント)ああ
(サンダーランド)これは医者としての命令だ。
(ハント)はい。

。。。鼻をきかす?
(サンダーランド)いいタイミングだ。
(ハント)えっ?

(ドアの開く音)
(サンダーランド)サニー。
(サニー)サンダーランド博士。クッキーが焼けました。
(サンダーランド)おぉ。ありがとう。サニー。

。。。ついを手にするクッキー
(サニー)あっ! 博士!
手も洗わずに お行儀悪いですよ。
(サンダーランド)うまい!
(サニー)もう。



。。。
(ザジ)まだ自分が誰なのかは思い出せないんだよな?
(コナー)でも、サンダーランド博士の研究が完成すればきっと。
(ザジ)だな。
(コナー)頑張らなくっちゃ!
(ザジ)は? 唐突に何言ってんだ?
(コナー)大切な人ができたからね。
(ザジ)大切な人  誰だよ?
まさか  サニー!?
。。。?
そうか  俺もそうだ。
大切な連中だらけだ。

。。。子猫が。

(ザジ)また子供 産みやがったしな。
ヘヘ  頑張んなきゃならないのは俺も一緒だ。
じゃ。俺の配達先 プリオシン海岸だから。

(コナー)気をつけてね!

(ザジ)お前もな! ボーッと歩いてガケから落ちたりすんなよ。


(コナー)僕らも行こうか。ガス。



(シグナス)リバースに荷担していた我らがまさか不問に処され
またビフレストで働けることになるとはな。
(シグナレス)ラルゴの尽力のおかげだ。
(シグナス)ああ。
あのとき感じた光、なんだったと思う?



(アリア)えっ?
(ラルゴ)だから、このページにそう書いてあるんだよ。
はるかな太古。
まだ人工太陽を必要としていなかった頃の世界は
こうだったんじゃないかってね。
(アリア)ですが それは。
(ラルゴ)あくまで 著者の想像でしかない。
だけどあの日僕らは見たはずだよ。
こころの光を。
カリブス・ガラードが 言ったことが事実なら人工太陽は人々の悲しみで輝いている。
だけどそうじゃない。
誰かを思う強いこころに世界が照らされるとしたら、あるいは。
(アリア)うん。




。。。仕事に出るラグ
(シルベット)はい。お弁当。
今日はいつもとちょっと味つけを変えてみたの。
自信作よ!
(ラグ)あ  ありがとう。シルベット。おお
  。。。それはげぼまずスープとニッチとステーキ


(ラグ)いってきます。
(シルベット)いってらっしゃい。


(ラルゴ)とはいうものの当の本人は相変わらずなんだよね。
(アリア)ええ、今日も配達に出かけました。
それがテガミバチの仕事ですから。
(ラルゴ)うん



。。。回想
《アヌ:あの子に会いたい。
(ゴーシュ)届けることなら。
えっ?
(ゴーシュ)せめてあなたのこころをラグ・シーイングに届けることなら》

(ラグ)《あなたが届けてくれた。お母さんのこころ。僕は絶対に忘れない》



(ニッチ)ラグ!
街が見えてきたぞ。
ヌニ!
(ラグ)うん。急ごう。


《だけど 今はまだ。
 いつか きっと!》


。。テガミをくばる。
(ノック)
(ラグ)こんにちは。
郵便です! テガミを届けにまいりました!
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テガミバチ REVERSE #24 「決戦!ユウサリ中央」 [テガミバチ]

(ラグ)心弾装填
。。。サジも。ノワールも

(ザジ)かっ飛べ 散弾! 青棘!
(ラグ)響け 赤針!
(ノワール)漆黒!

。。。攻撃。きかない。 とーでん。

(ノワール)スキマがない。
(ラグ)えっ?
(ニッチ)そうなのか? ステーキ。
(ステーキ)ヌニ!

(ザジ)あの野郎、今度は心弾への耐性を身につけやがったのか。
(コナー)どどど どうしよう。

(ラグ)絶対に止めるんだ!
。。。心弾を

(ニッチ)任せろ ラグ!
。。。ニッチが攻撃。

(ラグ)ニッチ!


。。。いってしまうカルベネ
(ラグ)絶対に止めるんだ。



。。。街で避難。  とーほくちほう。わるいのはとーでん。
(ピサロ)えらいこっちゃ!

。。。避難する市民

(サラ)テメエら!
カベルネとかいう鎧虫が来るまでに意地でも避難を完了させんだよ!
任せろ。サラ。
ディンゴの意地を見せてやるぜ!
おうよ!



。。。パンや。
(ゴベーニ)おい。早くしな。
(サンドラ)ちょっと待っておくれよ。
(ゴベーニ)ん?
(ザンドラ)これだけは持っていかないと。
(ゴベーニ)ヘッ。行くぞ。


。。。観察している。
(ヴィンセント)すごい。 これは俺の手で書き記しておかないと。




。。。避難後の街。
   おとずれる鎧虫。


(バレンタイン)スキマのない鎧虫へ変貌を遂げているとは
予想以上だったな。
(ガラード)ああ。
(ロレンス)キミたちの働きのおかげだ。
(ガラード)キサマこそ精霊になれなかった者たちを
ハチノスに拘束するとは考えたな。
あそこには大量のテガミがある。
シグナルとシグナレスによって束ねられた強いこころに加え
テガミに込められた大量のこころを食らえば
カベルネの力はより増大する。

(バレンタイン)おっ!見えてきたぞ。

。。。進軍する鎧虫。
   ハチノスニ

(ロレンス)ん?
なぜだ?
(バレンタイン)何がだ?
(ガラード)人の気配がない。
カベルネからこころを吸い取る触手も伸びていない。


(アリア)残念だったわね。
リバースの首謀者 ロレンス。マローダー カリブス・ガラード ヘイズル・バレンタイン。
あなたたちを拘束します。

(ロレンス)アリア・リンク! どういうことだ?
(アリア)すでにハチノスはもぬけの殻です。
(ロレンス)バカな!あそこへは精霊になれなかった者たちが
運び込まれたはず!
(アリア)確かに。
ですが、それは彼らのこころを
カベルネのエサにするためなどではありません。
保護と病状を抑える治療のため。

体の自由を取り戻した彼らはすでに避難を完了しています。
ハチノスの職員やセントラルの住民と一緒に。

(ロレンス)なぜ  なぜ、そんな真似ができた!?

。。。やってくる兄弟

(ロレンス)シグナル! シグナレス!
キサマたち裏切ったのか!?

(シグナル)裏切った覚えはない。
ただ、前の計画を利用させてもらっただけだ。
・・・そうそうとーでんのいうことはうそつき


(ロレンス)キサマら兄弟は自分たちをそんな体にし
弟を奪った政府を恨んでいたはず!
(シグナス)政府に対する恨みが消えたわけではない。
だからといって誰かのこころを犠牲にはできない。
我ら兄弟と同じ悲しみを抱く人間が増えるだけだからな。

(ロレンス)愚かな!


。。。たちあがるカルベネ
   避難した市民に。

(ガラード)フン  策を講じた気でいたようだが。カベルネを止めるすべはあるのか?
(アリア)無論です。


(バレンタイン)あっ! あれは。
。。。天からやってくる摩訶

(ハント)博士! あれは。
(サンダーランド)ああ。北の辺境に伝わる伝説の生き物  摩訶。


(バレンタイン)な  なぜ 摩訶がここに?


。。。もどってくるラルゴ
(ラルゴ)間に合ったようだね。
(ガラード)ロイド! どうして!?
(ラルゴ)ひとっ走り。ブルー・ノーツ・ブルースまで行ってきたのさ。



。。。説得に行くラルゴ
《お願いします》


(ラルゴ)う。どうする? カリブス・ガラード。

。。。対峙する怪物。


(悲鳴)

(ガラード)やるな ロイド  フン。
摩訶を連れてきたのは褒めてやる。
だが今のカベルネは無敵だ。
しかも 我々にはこういうものがある。
(アリア)あ。その粉は精霊琥珀のかけら!
。。。まくガラード


。。。やってくる鎧虫(とくしゅほうじん、どくりつほうじん)
   くいつぶしに。このさい、どさくさでたいじ(はいし)しよう


(アリア)何!?

。。。やってくる鎧虫

(アリア)まさか 鎧虫を呼び寄せるなんてことが。
待ちなさい!
(ラルゴ)いや! 今 優先すべきは。

。。。たおされる鎧虫。

(コナー)どうしてこんなにたくさんの鎧虫が!
カベルネだけでも厄介だってのに!

(ジギー)ここは任せろ。ラグ。
カベルネは頼んだぞ。
(ラグ)えっ?
。。。めおくりするジギー
(ラグ)はい!


(ザジ)コナー!
(コナー)えっ?
(ザジ)俺たちも行くぜ!
(コナー)あっ うん!


。。。カルベネ、摩訶をおそう。



(悲鳴)
。。。ロダ。シルベットを助ける。
(シルベット)あ  ありがとう。
(ロダ)いや 礼を言うのは私のほうだ。シルベット。
(シルベット)えっ?
(ロダ)この子たちを頼みます。
行かなければ。
私はあの人のディンゴだから。

《もしかして 今の人がお兄ちゃんの大切な》

。。。摩訶、カルベネと


。。。ラグとノワール、摩訶の元へ。
(ラグ)ああっ! このままじゃ 摩訶も。
(ノワ-ル)いくぞ ラグ・シーイング。

《ノワール:ゴーシュ・スエードという人間は もうどこにもいないんだ》

(ノワール)どうした?
(ラグ)だけど カベルネには心弾はきかない。

。。。前に出るニッチ

(ラグ)ニッチ!


(ニッチ)ラグはニッチが守る。 何があっても!
(ラグ)ニッチ もうやめるんだ!
(ニッチ)やめない!
(ラグ)ニッチ!
ニッチまでいなくなっちゃったら、僕は。
(ニッチ)ラグ?
(ラグ)ゴーシュは もういないんだ。
そのうえ、ニッチまで失うことになったら。
(ニッチ)ニッチはずっとラグと一緒だ。
それに  ゴーシュならいるぞ。ラグ。
(ラグ)えっ?
。。。ノワール、カルベネを撃つ。

(ニッチ)アイツはノワールだけど。ゴーシュだ!
(ラグ)ノワールだけど  ゴーシュ。


妹よ。
(ラグ)お姉さん!
もう息切れか?

。。。攻撃。

同じ場所をもう一度だ。

(ラグ)ニッチ!

。。。あぶないところを助けるロダ

(ノワール)ロダ!

。。。うなずくロダ。

いくぞ!

(ロダ)前に言ったこと謝っておく。
お前はディンゴ失格などではない。
(ニッチ)お前もだ。ロダ!

。。。攻撃する姉妹。


。。。にげまどう市民。
(悲鳴)



。。。銃を向ける2人
(ラグ)あなたはお母さんのこころを届けてくれた。

《あなたのこころは命をかけて ラグ・シーイングに届けます。
 それが テガミバチの仕事ですから》

(ラグ)あなたは テガミバチです。
ゴーシュ・スエードという人間はもういないのかもしれない。
だけど、あなたはかつてひとりぼっちの僕というテガミを命をかけて届けてくれた人と
何も変わらない。
あなたは あの日、僕が憧れた強くて優しい人です。

(ラグ)届けましょう。
(ノワール)届ける?
(ラグ)カベルネがもたらそうとしている絶望にかえて希望を!

(ノワール)うん。届けよう。ラグ。

(2人)心弾装填!
。。。かがやく心弾。
(2人)響け!こころ!

。。。心弾が、とーでんに。


(ザジ)やったのか!?


。。。かいほうされる?
(ピサロ)うわぁ~!


。。見ている市民
ああ。
やった。
(歓声)

(シルベット)お兄ちゃん  ラグ。



(ラグ)ニッチ!   。。。ふりかえるニッチ。
ありがとう。ニッチ。
ニッチのおかげだよ。
(ニッチ)うう。当たり前だ。 ニッチは ラグのディンゴなのだぞ!
お姉さんもありがとうございました!

(ノワール)無事でよかった。
(ロダ)あなたも。

(ラルゴ)腕は落ちてないみたいだね。

(ラルゴ)けど、戻る気はないんだろ?
(ノワール)申し訳ありません。

(ニッチ)ラグ!
(ラグ)うん?


。。。?
(ノワール)ロレンス!

(ロレンス)カベルネよ。これで終わりではあるまい!

(ラルゴ)何を言っている?
(ラグ)あっ!
あっ!
(ラルゴ)まさか あの男!
(ノワール)ロレンスもこころの力が増幅した生物。
精霊になれなかったもの。
そのこころを使えば。

。。。ロレンス。自己犠牲。
(ロレンス)カベルネよ! アカツキの思いあがった人間どもに思い知らせるのだ!
真に平等な世界を築きあげるためあの忌まわしい光を消し去るのだ。
アンバーグラウンドの再生  リバースを。
。。。こときれる。

ああ。


(ラグ)あっ!
。。。たすけるノワール。

(ラグ)あっ。
ノワール!
ノワール  ノワール!
。。。傷つくノワール。



。。。まいあがる鎧虫。 ほうしゃせん。

ノワール! ノワール!
ノワール!!



次回「こころの光」
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テガミバチ REVERSE #23 「アカツキにて」 [テガミバチ]

。。。鎧虫を撃つ。倒される鎧虫
あ。う。

。。。

(ラグ)あ。ゴ  ゴーシュ。

ゴーシュ どうして ここに?

(ニッチ)ラグ!
(ラグ)ニッチ。

(バレンタイン)なぜノワールがここに現れるのだ?
(ガラード)加勢  でないことだけは確かなようだな。

。。。ガラードに銃を向けるノワール。
(ガラード)なんのつもりだ?
(ノワール)ロダは  精霊になれなかった者たちはどこだ?
(バレンタイン)ノワール! 何をキレておる?
(ノワール)精霊になれなかった者たちはどこだ?
(ガラード)フッ。
(銃声)
(ノワール)答えろ。
(バレンタイン)いいかげんにせんか。ノワール!
(ノワール)彼らを どこへやった?
(バレンタイン)知らぬわ!
(銃声)


(コナー)仲間割れ? 
(ザジ)みてぇだな。
(ラグ)ゴーシュ。


(ノワール)どこだ!?
(ガラード)あいにくとヘイズルの言ったことは本当だ。
俺たちは聞いていない。そっちはロレンスの仕事だったんでな。

。。。近づくノワール。間に入るラグ

(ラグ)ダメだ。
ゴーシュ!
(ノワール)そこをどくんだ。
(ニッチ)人はいけませんだ!
(ラグ)ニッチ。
どうして どうしてこんなことを?
(ノワール)カベルネを止めなければならない。
(ラグ)えっ? じゃあ。僕らと同じ目的でここに?
(ノワール)僕の目的は彼らを 彼らのこころを守ること。
(ラグ)彼ら? 精霊になれなかった者たちのこと?
(ノワール)カベルネは彼らのこころをエサに
ユウサリ・セントラルへと引き寄せられている。
(ラグ)どうして 彼らのこころに?
(ガラード)精霊になれなかった者たちはアンバーグラウンド政府の
あらゆるものを人とかけ合わせる実験によって生まれた
こころの力が増幅した生物だからだ。

(コナー)そうか カベルネが一直線にセントラルを目指していたのは
そういう理由だったのか。
(ザジ)あのヘビ野郎。ひでぇこと考えやがる!


(ノワール)それだけではない。
(ラグ)えっ?
(ノワール)リバースの本当の目的はそうやって力を増大させたカベルネを使い
首都アカツキの人工太陽を落とすことだ。
(ラグ)えっ? 人工太陽を落とす!?

(ガラード)《ああ確かに届けた。
人工太陽に死にたくないともがき苦しむ人々のこころを。
人々が命を落とすのを目の当たりにしてきた。
人工太陽のせいでな!!》

(ラグ)あ
(ガラード)そういうことだ。
(ノワール)だからといって、精霊になれなかった者たちのこころを犠牲になどできない。
そこをどくんだ!
(ラグ)どかない!ガラードさんたちを撃ったってカベルネを止めることはできない。
そんなこと。
僕の知ってるゴーシュなら 絶対にしない。
(ノワール)そうだ。 僕はもうゴーシュではない。

(コナー)あっ。

(ラグ)失われたこころが戻らないなんて 僕は絶対に信じない。
僕のこころがあなたに届かないとも思わない!

(ザジ)アイツ 心弾を撃ちこむ気だ。
(コナー)けど、テガミ弾を使ってもゴーシュさんのこころは戻らなかったんだよ?
(ザジ)弱気なこと言ってんじゃねえ!
お前にだって こころを取り戻したい人がいるだろ!!
(コナー)なあ。


(ラグ)僕のありったけのこころで絶対にあなたを元に戻してみせる。
。。。近づくラグ。ノワールに


(吠え声)
(2人)あっ…。
(ガラード)カベルネが近いな。
(バレンタイン)ああ。
(ガラード)長居は無用だ。
。。。退散するふたり


(ノワール)待て!

(ラグ)うわっ。
うわぁっ!!

(ニッチ)ラグ!

(ザジ)ラグ!!

。。。落ちるラグ。
うわぁっ!!
(ノワール)手を!



。。。地下に。水脈
(ラグ)うっ ハア。
ハア  祈りの丘の地下にこんな鍾乳洞があったのか。
(ノアール)うっ。
(ラグ)ゴーシュ!
(ノワール)言ったはずだ。 僕はもうゴーシュではないと。
。。。心弾をむけるラグ

(ラグ)違う!
あなたはゴーシュ・スエードだ! 今、そのこころをなくしてるだけ。
だから僕が。
(ノワール)これも言ったはずだ。
失ったこころはもう二度と戻らないと。
(ラグ)うっ。
(ノワール)それに今の僕にはもうかつてのこころは必要ない。
(ラグ)必要ない? こころが?
僕は誓ったんだ。 僕のこころを届けるって。
ゴーシュのこころを必ず取り戻すって。
。。。ノワール、ラグに心弾を
(ラグ)ゴーシュ。
(ノワール)ノワールだ。

。。。撃つゴーシュ。
《ゴベーニ:撃てて 数発だ》

。。。パロラマ
(ラグ)あ。これは?
ゴーシュのこころ?

。。。今までの記憶

(ラグ)ゴーシュを取り戻すんじゃない。
ノワール! お前の存在を消してやる!


。。。再開のとき
(ラグ)ゴ  ゴーシュ。
ゴーシュ!


《死んでいる みんな…。 なぜ こんなことを》
(ノワール)心配はいらない。 僕のこころは決まっている。
僕のこころは精霊になれなかった者たちとともにある。
政府の身勝手な実験の犠牲になったキミたちを僕は救いたい。

(ロレンス)彼らの政府への憎悪。
そして死期が近づくにつれ
生きたいともがき 苦しみ 願うこころ。
これらが集まり束になれば人間のこころの比ではない。
カベルネはこころを食らい、力を増し、人工太陽を落とす。
長年 我々を苦しめたアンバーグラウンド政府を
ついにこの手で倒し、再生が始まるのだ!


(ノワール)ありがとう シルベット。
(シルベット)いってらっしゃい。

お兄ちゃん


。。
(ラグ)ああ。ゴーシュのこころの中には
もうノワールとしての記憶しか残ってない。
。。。記憶の。。。
えっ!
あれは。


。。。とある記憶。
《アヌ:知ってるのですね。ラグのことを。
 ラグ? ラグ・シーイングのことですか?

 あの子とはどこで?
 コーザ・ベルからキャンベル・リートゥスへ配達しました。
 そうですか。あなたが。
 あなたはラグの。
 母親です

(ラグ)お母さん。
ゴーシュはアカツキで僕のお母さんに会っていた。

《僕は。
 僕は彼とともに助け合い、危険な旅を終え
 友達になりました。
 そうですか。

 ラグ・シーイングは僕の大切な友達です。
 ありがとう。ゴーシュ・スエード。

 う。うう。あの子に会いたい。
 届けることなら。
 えっ?
 せめて あなたのこころをラグ・シーイングに届けることなら。
 私のこころを?
 無理だわ。あなたはもう。

 うっ。あっ。
 いいえ  僕はテガミバチですから。あなたのこころは命をかけて
 ラグ・シーイングに届けます。
 あ。
 それが テガミバチの仕事ですから》

(ラグ)ゴーシュ。

《(ゴーシュ)うっ! うっ

(ラグ)ゴーシュ?

《あっ ああ うっ。
 ごめんなさい。
 私はあなたのこころが奪われていくのを止めることはできない
 (鐘の音)
 。。。。大きな目


(ラグ)あっ! あぁ。
今のは?
(ノワール)届いたか? 僕のこころは。
(ラグ)ゴーシュ  ゴーシュはアカツキで僕のお母さんに会っていたんだね!
(ノワール)キミの お母さん?
(ラグ)うん。
(ノワール)そうか。 いつも、僕のこころの奥底に佇んでいたひどく寂しそうな女性はキミの。
(ラグ)会ったんだよね? アカツキの人工太陽のそばで僕のお母さんに!
(ノワール)すまない。
(ラグ)えっ?
(ノワール)ゴーシュ・スエードがキミの母親に会っていたとしても
僕にはその記憶はない。
(ラグ)ゴーシュ!
(ノワール)ゴーシュ・スエードという人間はもうどこにもいないんだ。
(ラグ)もう どこにも?

。。。振動が
(ノワール)んっ!
カベルネが近い。
(ラグ)あっ。
。。。交差するふたり
止めないと カベルネを止めないと。
そうだ。今は 僕らがやらなきゃならないことはカベルネを止めることだ。
止めよう一緒に。
(ノワール)ああ。


。。。やってくるニッチ
(ラグ)あっ!
(ステーキ)ヌニッ!
(ニッチ)ラグよ!
(ラグ)ニッチ!
(ザジ)急げ!ラグ! カベルネが近いぞ!
(ラグ)わかってる!
行こう。ゴー  ノワール。
(ノワール)うん。



。。。地上で
(吠え声)
(コナー)心地雷 設置。

(ザジ)よし。作戦の確認だ。
地中のカベルネをコナーが黄爆で地上に誘い出して、
俺とラグとアンタの心弾でぶっ倒す。
(ノワール)うん。

。。。すこし。泣いているラグ
(ニッチ)どうした? ラグ。
どこか痛いのか?
(ラグ)えっ? いや大丈夫だよ。ニッチ。


。。。やってくるカルベネ。
(ザジ)ぶちかましてやれ。コナー!

(コナー)わかった!埋めた地雷は食欲のカケラ。
はい。黄爆!


(コナー)うわぁっ!
。。。退散。


(ザジ)来るぞ。
(ラグ)うん。

。。。出てくる鎧虫。
(ザジ)前より、でけえ!
しかもトゲトゲが増えてやがる。
(ラグ)あんな鎧虫の侵入を許したら セントラルは。
(ザジ)だからって ビビってられっか!
いくぜ。

ヌニ。

。。。攻撃をさけて。

《ノワール:ゴーシュ・スエードという人間はもうどこにもいないんだ》

。。。カルベネの前へ。

(ラグ)《絶対に止めるんだ。 絶対に》

ヌニッ。
(ニッチ)ラグ。ステーキが変だぞ。

(ニッチ)ラグ!
。。。スルーするラグ。



(ザジ)ちゃっちゃと決めようぜ。
(ラグ)うん!


(ザジ)心弾装填。
かっ飛べ。散弾 青棘!
(ラグ)響け!赤針!
(ノワール)漆黒!



次回「決戦!ユウサリ中央」
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テガミバチ REVERSE #22 「帰りたい場所」 [テガミバチ]

。。。なんか内部に内通者。気づくアリア。時遅し?
   ラグ達は、襲われて、違うもので。。。
   そのときに助けに入るノワール。その真意は?


。。。
  穴掘り
(コナー)設置
  穴掘り
(コナー)設置。完了。

(コナー)ハア。
ハア ハア  疲れた。
(ラグ)お疲れさま コナー。
(ザジ)カベルネに備えてちょっと休め。
(コナー)う うん。

。。。食べるコナー
(ラグ)すごい食欲だね。コナー。
(コナー)これから黄爆を使わなきゃいけないからね。
(ザジ)お前が頼りなんだ。頼むぜ!

(コナー)ゴホッ。
(コナー)ゴホッ ゴホッ。
(ザジ)おい どうした どうした?

(ラグ)シルベットは どうしてるかな。
(ニッチ)シルベットはラグの100倍 強いが。
(ラグ)100倍?
(ニッチ)ゴーシュがいなくなってからはちょっと弱いがラグよりは強い。
(ステーキ)ヌニ。

(ラグ)そうだよね。


《シルベット:おかえりなさい!
 お兄ちゃん 》

(ラグ)だから取り戻さなくちゃ。
ゴーシュのこころもシルベットの笑顔も。





。。。どこかにいくできっそこない。
(ロダ)ハア ハア ハア…。
立て。もうすぐだ。

。。。上へ
のぼらせろ。


。。。上がってくるノワール。
回想する
《シグナル:ロレンスは精霊になれなかった者たちの強いこころを
 カベルネに捧げその力を増大させ、人工太陽を落とすつもりだ》
(ノワール)彼らがロレンスに殺されることはない。 ならば。



。。。街
(ドアが開く音)
(サンドラ)悪いね。まだ開店前なんだけど。

(サンドラ)アンタ アンタ!
(ゴベーニ)あ?
なんだ?朝っぱらからでけぇ声、出して。
あっ… ス… スエード!

(サンドラ)ほら、食べな。
(ゴベーニ)スエード。どこ行ってたんだ?この間、シルベットが心配してたぞ。
(ノワール)今はもうゴーシュ・スエードじゃないんです。
(サンドラ)あの子はそのことを?

(ドアが開く音)
(ゴベーニ)客だぞ。
で、何しに来た?
お前のことだ。 昔話をしにきたわけじゃねえんだろ?
(ノワール)心弾銃をください。 お願いします。
(ゴベーニ)ジムノペディはどうした?
ま、言いたくなきゃ。詮索はしねえ。
。。。出す。
この琥珀はハチノスで支給されるような純度の高い代物じゃあねえ。
撃てて数発だ。
すぐ壊れちまうかもしれねえが、今 用意できるのはそれが精一杯だ。
(ノワール)ありがとうございます。
。。。いってしまう。

(ゴベーニ)おい。
気をつけろよ。スエード。
人生は命とこころあっての物種だ。


(ゴベーニ)はぁ…。




。。。再会する兄妹。
(シルベット)お兄ちゃん!



(シルベット)もう お兄ちゃんったら急にいなくなるんだもん。
びっくりしちゃった。
。。。いいかえさない。
(シルベット)お兄ちゃんはお兄ちゃんだよ。
(ノワール)え?
(シルベット)たとえこころが戻らなくてもお兄ちゃんは私のお兄ちゃんだよ。
これからだって、ずっと。
。。。
(ノワール)う。今の僕にはキミを。
(シルベット)妹だって思えない?
もう、ゴーシュ・スエードとして生きるのはムリってこと?
(ノワール)すまない。
(シルベット)あ。    


。。。はなれて、シルベット
(シルベット)そっか。
(ノワール)あ
(シルベット)うん。わかったよ。
だって、お兄ちゃん。一度決めたら絶対に曲げないんだもん。
アカツキに行くときもそうだったし。
きっと大切なものがあるんだね。
でもね。私は ずっと ずっと。
お兄ちゃんの妹だから。
お兄ちゃんが帰ってきたくなったら、いつでも戻ってきていいからね。
スープ作って待ってる。
だから  だから。

。。。ちかづくノワール_?だきしめる。
(ノワール)ありがとう。シルベット。
(シルベット)いってらっしゃい。

。。。去って行くノワール

(シルベット)お兄ちゃん。
。。。泣き出すシルベット



。。。ハチノス
(アリア)ビフレストのシグナルとシグナレスが行方不明!?
(モック)はい。ヨダカから戻ってきたら
何者かに柵が開けられていて、2人とも いなくなっていました。
(アリア)そんな。
あ。
(モック)副館長?
(アリア)あっ。いえ。
もう行っていいわ。

(アリア)う。いったい、誰が。



。。。雪の中。ラルゴ?



。。。一カ所に閉じ込められている。
(ロダ)うっ。ノワール。

。。。開いて、はいてくる人影。・・・サンダーランド博士




(ラグ)どのあたりまで来てるんだろう。
(ザジ)さあな。
(コナー)はい。これ。
(ザジ)なんだ。それ。
(コナー)サニーがラメントの街で焼いてくれたクッキーだよ。
これを食べると元気出るから。

。。。思い出すラグ。
(ラグ)もう誰のこころも犠牲にしたくない!
(ザジ)ああ!
。。。食べるクッキー

(コナー)うん!

。。。地鳴り
(ザジ)あっ!
(ラグ)来た!

(コナー)よ~し!
埋めた地雷は食欲の欠片!

はい。黄爆!


(ザジ)いくぞ!
(ラグ)うん!
。。。邪魔が入る。

(コナー)あっ!
(ザジ)あっ! ラグ!
誰だ!?

(バレンタイン)決まっておろう。
ハハハハ!
こんなタイミングで颯爽と現れるのは我らをおいて他におるか?

(ザジ)ガラード! バレンタイン!
(ガラード)無駄だ。キサマらにカベルネは止められない。
次は心臓を撃つ! お別れだ。

(ラグ)う。くっ。

。。。警護するニッチ
(バレンタイン)お嬢!

(バレンタイン)今日こそは決着をつけるぞ。
(ニッチ)おちょ~ではない!
ニッチだ!

(バレンタイン)お嬢の攻撃は読みきっておるわ!

。。。銃が
(銃声)

(ガラード)ディンゴのことより自分の心配をするんだな。


。。。ザジの心弾。
(ラグ)うおっ!

(ザジ)ラグ!
こんなヤツにかまってる場合じゃねえ!
さっさとカベルネを倒しに行くぞ!
(ラグ)う。 うん!
。。。心弾を取って


(バレンタイン)うお~っ!
。。。戦うニッチとバレンタイン

(バレンタイン)悪いな お嬢。
一流のディンゴはこのわしじゃ。



。。。先へいくラグ達。
(コナー)ラグ! ザジ!
もうすぐ カベルネが来るぞ!

(ザジ)わかった!

。。。やってくルガラード。たおれるラグ。
(ラグ)うわっ!

(ザジ)ラグ!
(ラグ)僕はいいからカベルネを!


(ラグ)どうしてですか?
(ガラード)命ごいか。ムダだ。
(ラグ)テガミバチとして人のこころを届けていたんでしょ。
なのにどうして。
(ガラード)相変わらずバカ正直で純粋なヤツだ。
今までのことが懲りてないと見える。

確かに俺はテガミバチだった。
テガミを届け。人のこころを届ける。
アカツキに栄転になった。
お前が ヘッド・ビーを目指したようにな。
だが、アカツキで俺を待っていたのは絶望だったよ。
(ラグ)えっ?
(ガラード)人のこころを届ける?
笑わせるな!
ああ、確かに届けた。 人工太陽に。
死にたくないともがき苦しむ人々のこころを。
人々が命を落とすのを目の当たりにしてきた。
人工太陽のせいでな!
(ラグ)え
(ガラード)BEEとはそういう仕事だ。
だから、ノワールもこころを失った。
(ラグ)そんな。
(ガラード)今更、嘘をつく理由などない。
それでもお前は政府に雇われ、ヘッド・ビーを目指すのか?
(ラグ)ああ。



。。。アリア。
《カベルネが姿を消したのがシャーク岬の地中。
 ハチノスから消えた鍵。
 行方不明のゲートキーパー》
(アリア)ああ。何かが引っかかるわね。

館長。どうして肝心なときにいてくれないのかしら。
相談できないじゃないの。
あっ。



。。。なにかおもいあたることで博士を訪問する。
(ノック)
(アリア)サンダーランド博士。
おかしいわね。

。。。なにかがいる。
(アリア)あ。どういうこと?


(サンダーランド)あなたにも手伝ってもらう。副館長。
(アリア)えっ?




(ガラード)もう。終わりだ。
(ラグ)え?

(ザジ)来たぞ!
カベルネじゃねえ!

(ラグ)どうして!?
(ガラード)キサマらがカベルネを誘導すると知って策を講じないわけはなかろう。
精霊琥珀の欠片だ。
鎧虫を呼び寄せるにはうってつけでな。
カベルネが人工太陽を落とす雄姿を見られず。残念だな。小僧。

。。。煙幕。

(コナー)走れ。ラグ!
(ラグ)コナー!

(ザジ)くらえ!

。。。捕まる2人。
(ラグ)ザジ! コナー!

。。。ラグ
(ラグ)心弾 装填!
うわ~!
・・・みんな、つかまって。なすすべもなく

。。。撃たれる心弾。鎧虫は対峙。
う。ああ。


。。。そのときにはゴーシュ
(ラグ)あ。
ゴ。
ゴーシュ。



次回「アカツキにて」
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テガミバチ REVERSE #21 「ロレンスの野望」 [テガミバチ]

(ラグ)じゃあ。いってきます
(シルベット)はい。これも忘れにね。
(ラグ)ありがとう。
ううとニッチ。げぼまずスープ。

(シルベット)無理 しないでね。
(ラグ)あ。ごめん。シルベット。
約束はできないよ。
カベルネは今までの鎧虫以上に手ごわい。
僕たちが頑張らなきゃ。
(ステーキ)ヌニ!

(ラグ)カベルネを倒して、ゴーシュのこころを取り戻さないと。
(シルベット)ラグ。そのことだけど。
(ラグ)うん?

(シルベット)う  ううん なんでもない。
気をつけて行ってきて。
(ラグ)ありがとう。

じゃあ。いってきます。
ヌニニ!

(シルベット)う。うう





。。。ハチノス
(アリア)待ってください 館長!
(ラルゴ)うん
(アリア)どういうことですか!?こんな大切なときに出張だなんて。
(ラルゴ)いや~。前々から決まっていたことでね。
今さら変更ってわけにもいかないんだ。
(アリア)でも、何もあの子たちが出発する今日じゃなくても。
(ラルゴ)後はよろしく頼むよ。アリア君。
(アリア)え~!?
もう!


。。。サンダーランド、患者サニーをみている。
(サンダーランド)留守の間は私がしっかり見てるよ。
(コナー)よ  よろしくお願いします。
(ドアの開く音)


(ザジ)よぉ!ずいぶんと長い休暇だったな。
(コナー)ああ。
(ザジ)しっかりしろ。行くぞ!
(コナー)うん!


(アリア)それでは出張中の館長に代わり私がカベルネ掃討作戦の概略を説明します。
ガスの鼻を頼りに地中のカベルネの潜伏地を捜索。
地上に誘導し、心地雷と心弾を使い撃退すること。
予断を許さない状況です。心して任務を遂行してください。
以上です。
(3人)はい!


。。。捜しに行く三人
(ラグ)カベルネが姿を消したのがシャーク岬の地中。
カベルネは地中で傷を癒やして復活するかもしれないって、博士言ってたよね。
(コナー)シャーク岬からカベルネのにおいをたどって
あとをついていくしかないね。
(ザジ)それじゃ 後手に回っちまうぞ。
(ラグ)でも他に方法がないし。
せめて カベルネが目指す方角がわかればいいんだけど。
うん。
(ザジ)それっ!




(バレンタイン)しかし豪華な屋敷だな。
どうやって手に入れた?
(ロレンス)リバースの賛同者はどこにでもいる。
彼らが提供してくれたものだ。
(ガラード)で、精霊になれなかった者たちはどうする?
(ロレンス)例の場所に移送する。
準備が整い次第な。
(ガラード)準備?
(ロレンス)我々に賛同し、政府にうらみをもつ者たちを仲間に加えるのだ。
フ。

。。。見ているロダ。
う。
ああ。


。。。後に出るロダ、ノワールの元へ。
(ロダ)後悔してる?
(ノワール)なにがだ?

(ノワール)心配はいらない。僕のこころは決まっている。
僕のこころは。

。。。

僕のこころは
精霊になれなかった者たちとともにある。
政府の身勝手な実験の犠牲になったキミたちを
僕は救いたい。

(ロダ)ノワール うっ!
(ノワール)ロダ。どうした!?
ロダ!
(ノワール)あ。



。。。三人
(ラグ)まだ先は長そうだね。
(ザジ)クソッ! さっさとカベルネを倒してぇのに
なんかおびき寄せる方法ねえのかよ。
(ラグ)あ。

(ガスの吠え声)
(コナー)お  おい ガス? 
(ザジ)なんだ?
(ラグ)どうしたの?
どう どう!

(コナー)ガス!
(ザジ)あっ おい!
(ラグ)ニッチ!
ニッチ!

(ザジ)なんだってんだ いったい。
あのガスが走ってるぞ。
(ラグ)どうしたんだろう?
(コナー)ガス!


(ガス)ワン! ワンワン!
(ニッチ)なに!? カベルネ!
(ザジ)何だって!?
(ラグ)ホントなの? それ。

(ニッチ)ガスが言っている。カベルネはあっちを目指していると。
(3人)えっ!?
ヌニッ!
ワンワン!


(ラグ)まさか  カベルネが目指してるのは ユーサリ・セントラル。
(コナー)そ  そんな。
(ザジ)ありえねえ話じゃねえ。 ラメントよりでかい街だからな。
カベルネがこころを求めて向かっても不思議じゃない。
(ラグ)でも セントラルに鎧虫のテリトリーはないし。過去に襲われたこともないよね?
なのにどうしてカベルネだけ。
(ザジ)う~ん。
セントラルに強いこころがあるとか?
(ラグ)強いこころ?
(コナー)ねぇ。確かに理由も気になるけどもうカベルネがこの地点を
通り過ぎたってことはかなり近づいてるってことだよね。
急がないと!
(ラグ)うん。戻ろう。
カベルネがセントラルに入るのを止めなくちゃ!
(ザジ)ああ。そうだな。
(コナー)祈りの丘に先回りしよう!
(2人)えっ? あのあたりは地盤がもろくて黄爆を設置するには
もってこいの場所だ。
そこで待ち伏せしよう。
(ザジ)ああ!
(ラグ)うん!




(ロダ)うっ  うぅ。
(ノワール)このまま放っておいたら ロダは。
(ロレンス)治療が必要だな。
彼らは我々にとっても大事な命だ。

(ロダ)うっ  あっ。

(ロレンス)ここは私に任せろ。
キミにはやってほしいことがある。
。。。差し出す鍵
(ノワール)これは?
(ロレンス)彼らを連れてくるんだ。
(ノワール)ん?
(ロレンス)フッ。



。。。ハチノス
(アリア)こんなときに出張だなんていったい何考えてるのかしらまったく!
あのお気楽館長!
あら?
なくなってる。
ビフレストの鍵が。
。。。鍵はロレンスが。



。。。ノワールとある場所へ。
《ロレンス:元BEEだった彼らは飛行船の墜落により弟を失い目も失った。
 政府はその代償にゲートキーパーの仕事を与えたが
 それは政府が彼らの力を利用するため、目の届くところで監視したかったからだ。
 檻に入れてな。
 彼らは誰よりも アンバーグラウンド政府を憎んでいる》

。。。開く檻

。。。そして、もうひとりを解放する。

(シグナレス)ロレンスの使いから聞いている。
(ノワール)行きましょう。


(ノワール)お二人はロレンスと繋がっているとは思いませんでした。
(シグナル)ロレンスは私たちの力と引き替えに解放すると言ったのでな。
(ノワール)力?
(シグナル)私たちは離れていても互いの心を伝え合うことができる。
その力を利用すれば精霊になれなかったものたちのこころをひとつに束ね。
それを強くできるとロレンスは考えているのだろう。
(ノワール)こころをひとつに束ねる。
(シグナル)このような計画にキミが加担するとは思わなかったが。
聞かされていないようだな。
人柱なのだよ。私たちは。
(ノワール)ああ
(シグナル)精霊になれなかったものはこころの力が増幅した生物。
(シグナル)彼らを1か所に集めそのこころをカベルネをおびき寄せる餌にする。
そのために私たちは呼ばれたのだ。
(ノワール)ああ。
《精霊になれなかったものたちが餌に?》



(シグナル)アンバーグラウンド政府はあらゆるものと人を掛け合わせ精霊を生み出そうとした。
それは精霊の力で人工太陽を安定させようとしたからだ。
そして、その失敗作が精霊になれなかったものたち。
しかし、彼らのこころは人間よりも遥かに強い。
ロレンスは精霊になれなかったものたちの強いこころをカベルネに捧げ
その力を増大させ人工太陽を落とすつもりだ。



(ロダ)ノワールは?
帰ってきたらすぐに合流だ。


ドウ!
。。。えさにされる。




(ザジ)コナー! 気をつけろよ。
(コナー)うん。大丈夫!
行くぞ。ガス。
それ!

心地雷 設置。

設置。

設置。

はあ。はあ。



。。。見ている男




(シルベット)お兄ちゃん。
(アリア)《聞いて シルベット。 私はある人に聞いたの。
アカツキの人工太陽が人の心を奪うと。
失われた心は戻らない。 本当なの? 博士!
わからない。
だが、スエード ノワールが自分を殺そうとした。
シーイングはそう言っていたそうだ》
《お兄ちゃんの心 もしかしたら もう》



。。。戻ってくるロワール
(ノワール)うん?
どこへ?祈りの丘だ。
BEEの小僧どもがかぎつけて待ち伏せしてるらしい。
行くぞ。ヘイズル。
(バレンタイン)あぁ。


(ロレンス)ご苦労だったな。ノワール。
??
(ロレンス)どうした?
(ノワール)精霊になれなかったものたちをどうした?
(ロレンス)移送は済んだ。 あとは計画を実行にうつすのみだ。
(ノワール)本当なのか?
(ロレンス)なにがだ?
(ノワール)精霊になれなかった者たちを1か所に集めカベルネの餌食にする
というのは本当なのか?

(ロレンス)何を言いだすかと思えば、今さらそんなことか。
(ノワール)そんなこと?
あなたは精霊になれなかった者たちのために政府打倒を誓ったはずだ。
それなのになぜ彼らの命を。

(ロレンス)彼らの命はアンバーグラウンド政府を倒す礎となる。
虐げられた多くの者たちの憎しみを晴らし。
より多くの命を助けることができるのだ。
そのためならどんな犠牲もいとわない。
リバースに賛同するとはそういうことだろう?
あの修道女たちも、精霊になれなかった者たちも私と同じ思想を共有しているはずだ。
彼らの政府への憎悪。そして 死期が近づくにつれ生きたいともがき 苦しみ 願う心。
これらが集まり、束になれば 人間の心の比ではない。
カベルネはこころを食らい、力を増し、人工太陽を落とす。
長年 我々を苦しめたアンバーグラウンド政府をついにこの手で倒し。
再生が始まるのだ。
フッフッフフフフ。
ハハハハハ!
。。。独裁者へ。

(ノワール)ふざけるな!!
彼らをどこへやった!
(ロレンス)フン。 。。。銃を向ける
邪魔をされると困るんでね。
(ノワール)くっ。 。。。はなすノワール。

(銃声)
。。。逃げるノワール。
   裏切る。




。。。
(シルベット)お兄ちゃん…。




。。。川に逃げるノワール。
どうしますか?
(ロレンス)フン  ほうっておけ。
ヤツにこの計画は止められない。
フフフフ  ハハハハハハ!!
・・・バカな奴。小さなほころびがやがて大きくなる。
   あはのじ?んがそうであったように。
   世界にはじまる解放のはじまり。


次回「帰りたい場所」
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テガミバチ REVERSE #20 「希望の微笑み」 [テガミバチ]

。。。心を残していたサニー。うまいということばで微笑む
   かたくななコナーに希望が。ハチノスへ帰ることに。
   でも、あのスープはよぶん。(セラさんの食べ物とおなじ)


(ラグ)けっきょくカルベネにはとどめをさせませんでした。地面にもぐって
逃げられてしまって。
(アリア)地面に?
(サンダーランド)カベルネは今まで確認されている鎧虫とは明らかにタイプが違う。
地中で傷ついた体を癒やしまた復活するかもしれん。
あ。ああ。
(アリア)復活。
(ラルゴ)博士の推測が正しければ復活する前になんとか退治しておきたいところだが…。
(アリア)ですが、相手が地中深くでは探すにしても。
(ザジ)土の中  か。
アイツなら…。
(ラグ)アイツ?
(ザジ)ガスだよ。
(ラグ)ガス?
(ザジ)ああ。
コナーがよく自慢してたんだ。
ガスの鼻は隣町のピッツァのにおいはもちろん土深く埋まってる骨だって嗅ぎ分けられるってな。
(ラグ)じゃあ。ガスがいれば!
(ザジ)ヤツがいる場所が見つかるかもしれねえ。
(ラルゴ)うむ。

(アリア)でもそれにはコナーの協力が必要ね。

(ラグ)コナー。



。。。クッキーをやいている少女。

(コナー)おはよう。キミは相変わらず早起きだね。
。。。
あ。
。。。差し出す少女。
あ ありがとう。
。。。はむはむ。はむ。。。
ああ。サニー。
ああ。




(シルベット)えっ?コナーに会いにラメントまで?
(ラグ)うん。
(シルベット)最近 見かけないと思って。
ザジに聞いたらコナーは長期休暇中だって。
ねえ、ラグ。コナーに何があったの?


。。。回想、カルベネにサニーを。コナーいかりを

《返せ! サリーのこころを!
 返せよ!》

それで帰ろうっていうときにコナーが。

《休暇願だ。
 休暇?
 う。コナー。なんで?
 すまないけど。館長に渡してほしい。
 コナー。
 僕はここに残ってサニーの面倒をみたいんだ。
 じゃあ。頼んだよ。ラグ。
 コナー!
 まさかこのままBEEを辞めちゃうなんてことないよね?
 またちゃんと戻ってくるよね?


(シルベット)そんなことがあったなんて。
(ラグ)館長は休暇願を何も言わずに受け取ってくれたんだけど
それ以降コナーからの連絡が途絶えてて。
(シルベット)ああ
(ラグ)それで僕も心配してたんだ。
だからこれもいい機会だと思って。
でも コナーが力になってくれるかまだ わからないけど。
(シルベット)なら、私が腕によりをかけてスープを作るから
。。。拒否反応のニッチ
(シルベット)ラグ。コナーに届けて!
(ラグ)えっ!?
(シルベット)そうよ!私のスープを飲めばきっと元気になってラグたちを手伝ってくれるわよ!
よ~し。頑張るぞ!うふふ。


(ラグ)い  いや。それは逆効果かも。
(ニッチ)ぎゃぐごうかだぞ。 ・・・ぎゃく!?



。。。おしきられたラグ
(ラグ)う~ん。どうしても断りきれなかったな。

(ニッチ)見えたぞ。ラグ。

(ラグ)あっ!
ラメントの街。

。。。街。

(ニッチ)ラグ コナーはどこだ?
(ラグ)というか人の姿がどこにも。
誰か いませんか?

(ステーキ)ヌニッ ヌニヌニッ!


(ニッチ)ガスだ!
。。。いってしまうガス

(ラグ)あっ。待って。ガス!
ガス!
ガス! コナーはどこにいるの?
花?


。。。コナーは墓を。
(ラグ)あっ  これは!
あっ コナー?
コナー!
(コナー)んっ?


(ラグ)コナー!
(コナー)ラグ。あ。


(コナー)ありがとう ガス。
(ラグ)ねぇ。コナー ここのお墓は。
カベルネにこころを奪われた人たちの。
元気そうだね。ラグ。
ニッチも。

(ラグ)あのね。コナー。今日、僕が来たのは。
(コナー)BEEをクビにするって伝えに来たんだろ?
(ラグ)えっ?
(コナー)覚悟はできてる。
勝手に休暇願出して何の連絡もせず。ずっとこんなところにとどまってるんだしね。
(ラグ)え、そうじゃないんだ。コナー。
館長からテガミを預かってきて。

(コナー)テガミ?




。。。。
(コナー)カベルネ  あの化け物まだ生きてたのか。
(ラグ)うん。
(コナー)う。悪いけど、僕は一緒に行けないよ。ラグ。
(ラグ)えっ?ああ。


。。。とある場所へ。教会
(ラグ)ここは。
(ニッチ)ラグの知ったところか?
(ラグ)うん。 ここはリバースの隠れ家だったんだ。
あっ。待ってよ。コナー。


(ラグ)ねぇ。コナー。
(コナー)ん?
(ラグ)さっきのお墓。
カベルネに こころを奪われた人たちのって言ってたよね。
(コナー)うん。 みんな、僕が埋葬したんだ。
(ラグ)そ それじゃあ。サニーも?
(コナー)いや サニーは生きてるよ。
(ラグ)本当に?
(コナー)うん。


(ニッチ)ステーキ。おいしいにおいがいっぱいだ。
ヌニニーッ!
(ラグ)えっ?本当だ。
クッキーのにおいだ。
(コナー)来て。


。。。クッキーをやいているサニー
(ラグ)サ サニー!
そうか! サニーはカベルネにこころを食べられなかったんだね。

ああ。

よかった! よかったね。サニー!
僕だよ! ほら、コナーと一緒にいた!
僕のこと覚えて。


(コナー)ムダだよ。
(ラグ)ムダって?
(コナー)何を話しても今のサニーには聞こえてないからね。
(ラグ)えっ?
聞こえてない?



(コナー)僕は サニーの面倒をみようとこの街に残った。


。。。墓を作るコナー
《えい! これで最後だ。
 クソッ! リバースめ!
 どうして こんなひどいことを。


 あっ!
 サニー! 大丈夫なの!? サニー!!
 そ  そうか!
 気絶してただけで こころを食べられたわけじゃなかったんだ。
 本当によかった。
 キミだけでも助かってくれて。僕は本当に。

 サニー?


 どうしたんだい? 急に。
 そりゃ。キミのクッキーを食べたいけど今はそれより。
 ねぇ。サニー。
 あ。サニー キミは 》

(コナー)それか、サニーはずっとクッキーを焼き続けてる。
     毎日 毎日。
(ラグ)じゃあ。やっぱりサニーはこころを。

。。。さしだすクッキーを
(コナー)あ  ありがとう。サニー。

結局 僕にできるのは
彼女の焼いたクッキーを食べてあげることだけさ。

(ラグ)でも どうしてクッキーを。
(コナー)生きてる証しなんだよ。
(ラグ)えっ?
(コナー)ここでクッキーを焼くことだけがサニーが生きてる証しなんだ。

(ラグ)生きてる証し。
(コナー)でも僕だってBEEだ。
こころを失った者の最期はわかってる。
(ラグ)え。さ  最期?
(コナー)だから せめて一緒にいてあげたいんだ。
最期のときまでね。

(ラグ)コナー。  実は、僕心弾を撃てなくなってしまったんだ。
(コナー)えっ!? 心弾をラグが?
(ラグ)うん。 でも。
こころを信じることで僕はまた心弾を撃てるようになった。
(コナー)こころを 信じる か。
(ラグ)うん。 サニーのこころを信じようよ。
何もわからなくても
サニーはこうしてクッキーを焼いているんだから。
(コナー)ああ。
(ラグ)だから、あきらめちゃダメだよ。コナー!
(コナー)僕も そう思って努力したんだ。
今だって ずっと話しかけてるし。外にも連れ出してみたよ。
でも、サニーは表情ひとつ変えない。
できるのはここでクッキーを焼くことだけなんだ!
こころが残ってるんじゃないんだ。
クッキーを焼いてるのは結局こころが奪われる前の習慣に過ぎないんだよ!
(ラグ)そんなのまだわからないじゃないか!


(ラグ)コナー。 ハチノスにサニーを連れていこうよ。
(コナー)えっ!? ハチノスに?
(ラグ)うん。
サンダーランド博士に診てもらうんだ。
(コナー)診てもらう?
(ラグ)う  うん。
そしたら。そしたら、よくなるかもしれないじゃないか。

(コナー)それでも よくならなかったら?
(ラグ)あ。それでもこんなところにいるよりは。
(コナー)クッキーを焼くことはサニーの生きがいなんだ。
たとえこころを失ったとしてもね。
ここから連れ出すなんて僕にはできないよ。
(ラグ)でも コナー。
(コナー)もう。やめてくれ!!
(ラグ)あ。ああ。
(コナー)お願いだから、もう  帰ってくれ。

(ラグ)あ。わかったよ。コナー。
行こう。ニッチ。
(ニッチ)あっ  あっ。  ・・・食べたい!
。。。ふりかえるサニー?

(ラグう)あの  いろいろ勝手なこと言って ごめん。
(コナー)僕のほうこそ。
(ラグ)キャンベルにいる頃からコナーにはテガミバチのこといろいろ教えてもらったよね。
それにコナーがいなかったらニッチともこうして一緒にいられなかった。
だから 何か困ったことがあったら、僕 いつでも飛んでくるからね。

。。。出ていくラグ
(コナー)待って。ラグ!!
カベルネを探すにはガスの力が必要なんだろう?
僕の代わりにガスだけでも。
(ラグ)えっ。


。。。見送るコナー
(コナー)いいな。ガス。 ラグの言うことを よく聞くんだぞ。
(ラグ)いいの? コナー。
(コナー)ああ。


(コナー)それじゃ。行ってこい。ガス。
ラグ。頼んだよ。
(ラグ)あ  うん。
(ニッチ)コナー。
(コナー)うん?
(ニッチ)ガスはコナーのディンゴなのだぞ。 なぜ、コナーは一緒ではない。

(ラグ)ニッチ  だから、コナーは一緒に行けないんだよ。
(ニッチ)ディンゴはいつも一緒だ。 一緒のディンゴだ。
ニッチはラグのディンゴだ。 だから、ラグとニッチはいつも一緒だ。

(ラグ)ニッチ。

ヌニ?
(ニッチ)ガスは悲しみだ。

(ラグ)えっ?

(コナー)あ。
ガス。

(ガスの吠え声)


。。。出てくるサニー

(コナー)サニー。 どうして。


。。。サニーはニッチに差し出すクッキー。

(ニッチ)なんだ? ニッチにくれるのか?
ううん。

うまい!
これはうまいぞ。ラグ! ラグも食べてみろ。

(ラグ)え?

(ニッチ)ガスもコナーも食べろ。

。。。
(ラグ)うまい! ホントおいしいね ニッチ。
(コナー)あ。
サニー。
(ラグ)笑ってる。
(コナー)サニー どうして。 今までこんなこと。あ!

サニーのことを回想するコナー
《私は 人がおいしそうに食べている顔が喜ぶ顔が  私 大好き》

(コナー)そうか  そうだったのか。

(ラグ)え? どういうこと?
(コナー)ハハハ。
バカだな  僕は。
サニーの姿がつらくて。あんなに大好きだったサニーのクッキーを一度もおいしそうに
食べてあげられなかったなんて。

(ラグ)コナー。

。。。たべるコナー。
(コナー)とってもおいしいよ。サニー。
ごめんよ。 僕がもっと早くサニーのこころに気づいていれば。
。。。笑っているサニー

(ラグ)え? それじゃあ。
(コナー)うん。 サニーのこころは残ってる。
まだ残ってるんだ。
(ラグ)残って  こころが。 よかった。
よかったね。サニー。
よかったね。コナー。
(コナー)ラグ   僕もハチノスへ戻るよ。
(ラグ)え?
(コナー)サニーのこころが少しでも残ってるなら放っておくわけにはいかない。
サニーのこころは必ず戻る。 僕はそう信じるよ。
(ラグ)あ。うん!
(コナー)勝手なこと言って、ごめんよ。ガス。
よし! そうと決まったら、早速 出発の準備だ!
(ラグ)うん!



。。。戻るコナー
《サニーにもこころが残ってた。
 ゴーシュのこころだっていつかきっと》
。。。思い出す
(ラグ)あっ!
ねぇ。コナー。
(コナー)ん?
(ラグ)実はシルベットが。
。。。差し出す、あれ。
(コナー)そ  それって。ゲボマズスープ!?
(ラグ)どうしても断りきれなくて。
だから、飲んで。 お願い!
(コナー)えぇ~! なんで、僕が!?
(ラグ)お願い! コナー!
・・・拷問!?



次回「ロレンスの野望」
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テガミバチ REVERSE #19 「悪意でなく、憎悪でなく」 [テガミバチ]

(ロレンス)今の君にカルベネは倒せない。ラグ・シーイング。
(ラグ)心弾装填
。。カチカチ

(ラグ)やっぱり心弾が装填されない。どうして…。

(ロレンス)キミは 迷っている。

(ラグ)う

(ロレンス)恐れることはない。私が キミに与えてあげよう。
本当のこころを。

(ラグ)あっ。


(ロレンス)ラグ・シーイング。今、キミの中には憎しみというこころが芽生えつつあるのだよ。
悲しむことはない。 むしろ喜ぶべきことだ。
キミはその憎しみを怒りをどのようにコントロールするのかまだわからないままなのだ。
だから、私が教えてあげよう。




。。。ジールと戦っているザジ。

(ザジ)ハァハァ。

(ジール)お前の命、略奪いたす。

(ザジ)くっ!




(ロレンス)憎しみ 怒り。それは人の最も強力なこころだ。

(ラグ)違う 僕は そんなもの。

(ロレンス)キミは憎んでいる。
リバースを リバースに魂を売り渡したゴーシュを。
だが、その憎悪はリバースに向けられるものではない。
キミが本当に憎まなければならないものは何だ?
(ラグ)えっ。
僕は人のこころを届けたい。
(ロレンス)こころを奪っているのはアンバーグランド政府だ。
ゴーシュのこころも奪われた。
キミの母 アヌ・シーイングも。
(ラグ)えっ?
。。。動揺するラグ

(ロレンス)私のもとに来たまえ。
憎しみを真の敵へとぶつけるのだ。
(ラグ)あぁ。


。。。

(ロレンス)カベルネがこころに反応して目覚めたか!
(ラグ)あっ
(ニッチ)んっ?

。。。向こうのほうで、心弾の光。
(ラグ)あれは青棘!



(ザジ)くっ!

(ジール)感じるぞ。お前のまっすぐな憎しみを。
だがそれは俺と同じ。
俺を揺るがすことはない。
終わりだ。ザジ。

。。。カルベネに襲われるジール。
(ジール)あっ!
こ これは!?


。。。カルベネに拉致されるジール。

(ジョール)そうか。このために俺の体に心弾を。
ザジ。




。。。ラグ。ザジの方へ
(ラグ)ザジ。大丈夫?


(ザジ)大丈夫だ。 あとはカベルネを始末するだけだ。

。。。光が。映像。走馬燈

(ラグ)これは。
(ザジ)あのワン公。 ジールのこころか。


。。。回想

  廃棄場所
《ここはどこだ?
 俺は 俺は誰だ?
 何だ。このニオイ。ひどいニオイだ。

 あ。おい。お前、しっかりしろ。

 生きてるのか?

 おい。大丈夫か 。おい!

 これは 死のニオイか。

   。。。。音へ。
 星だ。


 抜け出せた。
 もう大丈夫だ。お前。

 あ。ああ。
 ああ。く。


 。。。待っておいたノワールとロダ。連れて行かれる。

 彼女は?
 (ロダ)人の形をした石木になったわ。
 くっ。あそこは何だ?
 俺は誰だ?
 ここは。彼女は?

 (ロレンス)キミは精霊になれなかったもの。
 そしてここは、反政府組織 リバース。
 リバース?
 (ロレンス)私たちも、あのごみ捨て場から生き残ったものだよ。
 そして、私たちをあそこに捨てたものと戦うために。

 それが何者であろうと 俺は、俺のこころを奪ったものを憎む。
 壊す 破壊する!》


(ザジ)く
。。。ザジ、走っていく、

(ラグ)ザジ!
(ザジ)
《チッ。ったく。 余計なもん見せやがって》

。。。とびうつるザジ

(ジール)ザジ。
(ザジ)じっとしてろ!

。。。心弾でまゆをこわして、ジールごと下に落とすことに成功するザジ。



。。。それを見ていたラグ。
(ラグ》ザジ!

ニッチ。ここで待ってて。
ヴァシュカ。ニッチを頼むね。
(ニッチ)ラグ!
(ステーキ)ヌニー!



。。。カルベネ。
(ガラード)カベルネは無事だったのは幸いだったが。
ノワール、しくじったな。
(バレンタイン)BEEの坊やだ。
アイツ 生きとった。
(ノワール)僕はリバースだ。
そのことは証明したはず。
(ロレンス)まぁいい。 おかげでおもしろい発見があったよ。
ラグ・シーイング。 彼はよいマローダーになる。
手に入れたい。いいだろう。
(ガラード)坊やはジールを追って行ったんだな。
お前、ニオイがわかるな。
お前と同じところから逃げてきたヤツのニオイだ。
やってくれるな?
。。。うなづく。



。。。海岸。
(ラグ)ハア ハア ハア。
だ 大丈夫ですか? あの…。
(ジール)何のつもりだ。
(ラグ)えっ?
ザジ!
(ザジ)騒ぐなよ。
(ラグ)ザジはあなたを助けたんですよ。
(ジール)なぜ助けた?
(ザジ)お前のこころが見えた。
(ジール)同情か?
(ザジ)いや。お前の言ったとおり。俺たちはお互い憎しみを抱えている似た者同士だ。

(ラグ)憎しみ。

(ラグ)フフッ 友達には なれねえけどな。

。。。岸壁
(ザジ)ここを登るしかないのかよ?

。。。行ってしまうジール
(ラグ)あっ。
(ザジ)ほっとけ。
どうせ、またやり合わなきゃならないんだ。
(ラグ)そんな。
(ザジ)行くぞ。


。。。岸壁を上るザジとラグ
(ラグ)ザジ。もう少し休んでから…。
(ザジ)アイツに負けられるかよ! くっ。
わっ!

。。。手をつかむジール
(ジール)これで借りは返したぞ。
(ザジ)ハッ。誰が頼んだ。

。。。いってしまうジール


。。。途中で休憩
(ラグ)ねぇ。上に着いたら、本当にまた戦うの?
(ザジ)当然だ。
(ジール)カベルネを害するなら許さぬ。
(ザジ)鎧虫は1匹残らずぶっ潰す!
(ラグ)ジールさん。
あんな目に遭えば政府に憎しみを持つのもわかります。
ザジが鎧虫を憎むのも。
でも、だからって2人が戦うなんてなんかおかしいです。
憎しみを 捨てることはできないんですか?

(ジール)同じことをザジに聞いてみろ。

(ザジ)ヘッ。

(ラグ)う。ホントは友達になれるかもしれないのに。憎しみあうなんて。
(物音)

(ザジ)うおっ!
(ラグ)うわっ!
(ら亜愚)
《ロレンスという人は僕の中にも憎しみがあると言った。
それを力にしなければ心弾は撃てないって》
でも。

。。。引きあげられるジョール。
(ガラード)あ。やはり同類は鼻がきくな。

(ジール)もしかして こんな 子供まで あそこに!?
(ガラード)始末しろ。
(ジール)え?
(ガラード)政府の犬 テガミバチを始末しろと言ったんだ。
(バレンタイン)おいおい。ラグは連れてこいと。
(ガラード)これ以上 得体の知れない仲間などいらん。
俺たちだけで十分だ。


。。。あがってきたザジ。


(ジール)俺は  俺は 俺は やっぱり捨てられない。
この憎しみを。
人工太陽を撃ち落とすまで 決して!


。。。ジール。ザジへ
(ザジ)うわっ!

(ラグ)うわ~っ!

。。。やってくるニッチ。

(ニッチ)待つの飽きたぞ。ラグ。

(ヴァシュカ)グルルル。

(ザジ)ヴァシュカ。すまねえ。

(ラグ)ありがとう。ニッチ。
(ニッチ)当然だ。 ニッチはラグのディンゴなのだぞ。

(ザジ)ニッチ! あのデカトンボはまだ同じ場所にいるのか?

(ニッチ)デカトンボ?

(ラグ)鎧虫だよ。 カベルネ。
(ニッチ)まだ寝てる。
(ザジ)そうか。 やっぱりな。
アイツは完全に回復してねえんだ。
(ラグ)ザジ?
(ザジ)ジールの野郎も待ってるしな。


(馬のいななき)
(バレンタイン)ハッハッハ! さすがだな。お嬢。

。。。ニッチがおさえに。

(ザジ)ここは任せるぜ。ニッチ!

(ラグ)あっ。
待ってよ。ザジ!


。。。
(ザジ)待たせたな。ジール。
。。。心弾をうつ。


(ラグ)やめてよ ジールさん! ザジ!

(ザジ)お前が戦う理由  それは生き残った精霊になれなかった者たちを守るため
そんなの憎しみなんかじゃねえ!

(ジール)ふ。違う!
(ザジ)だか、 俺はこれを撃つ。

(ラグ)ダメだよ。ザジ。
悪意の心弾じゃ ジールさんには。

(ジール)言ったはずだ。 お前は俺を揺るがすことはできぬ。

。。。うう。心弾をうつザジ。

(ジール)うぅ なんだ? これは。
くっ なぜだ?
なぜ、お前の憎しみが俺を揺るがせる。

(ザジ)今、青棘に込めたこころは、悪意でも憎しみでもねえ。
友達を撃たなきゃならねえ。悲しみだ。
(ラグ)え。

(ジール)悲しみ それが こんなに 俺を。

(ザジ)ジール  俺は。

。。。始末されるジール
あ。ああ。


(ラグ)あ
(ガラード)役立たずめ。
(ラグ)あっ!
。。。ラグを助けるザジ。

(ガラード)チッ。


(ザジ)ラグ。行け!
(ラグ)えっ?
(ザジ)俺はこころの残量が少なくて撃てない。
お前がカベルネを始末するんだ。
(ラグ)でも、僕は心弾が。
(ザジ)自分を信じろ。ラグ!
自分のこころを お前が届けたいものは何だ?
(ラグ)あ

。。。鎧虫を倒しに



(ロレンス)心配いらない。この子たちも他の精霊になれなかった者と
同じ場所に案内しよう。
(ノワール)そこは安全なんだな?
(ロレンス)もちろんだとも。


(ラグ)心弾装填。
うわっ!
。。。銃でうたれてしまうラグ。


(ロレンス)言ったはずだ。 キミも憎しみを力に変えろと。
(ラグ)それは 僕の届けたいこころじゃない。
僕は。
ん?
。。。光る心弾銃
ゴーシュのジムノペディ。
コハクが。
。。。それをむけるラグ
僕はずっと同じことを思っていた。
もう一度 ゴーシュに会いたい。
あの時 友達になったゴーシュに。
僕の中に怒りや憎しみがあるとしても。そんなものを力になんかしない!
僕は僕のこころを信じる!
。。。うつ心弾。
   死ぬ鎧虫?


(ラグ)ゴーシュが前に教えてくれたんだ。
翅の付け根が弱点だって。

あ。ゴーシュ!? ロダ!?

。。。まだしんでなかった鎧虫。

神弾銃を見るラグ。



次回「希望の微笑み」
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テガミバチ REVERSE #18 「喪われた心弾」 [テガミバチ]

。。。明かされていく首都アカツキの事実。迷いで心弾を撃てないラグ。
   正しいのは?(グリーンホーネットでもいいじゃないか)


。。ハチノス。
(シルベット)ラグ、帰って来ていきなり、また倒れたって。

。。。ねているラグ
(シルベット)大丈夫みたいね。でもなんでこんな…。



(ニッチ)だからニッチは初めからノワールだと言った。
(アリア)ゴーシュが言ったのね?自分がノワールだと。
(ニッチ)あれはゴーシュではない。
(サンダーランド)その可能性はある。 と、館長には話しておいたが。
(ラグ)サンダーランド博士。
(サンダーランド)シーイングが撃ち込んだテガミ弾。
そこにあったシーイングの記憶によって、スエードを演じることもできる。
(アリア)最初から記憶は戻っていなかったと。

(ステーキ)ヌニ?
(ニッチ)シルベット?

(シルベット)嘘です。
(アリア)シルベット。
(シルベット)お兄ちゃんじゃないなんて嘘です。
だって  だって。

《ゴーシュ:こんなにこころが温かくなるのは何年ぶりかな。
 おいしいな。
 シルベットは天才だ》

やっと やっと 戻ってきてくれたのに。

(アリア)聞いて。シルベット。
私はある人に聞いたの。
アカツキの人工太陽が人のこころを奪うと。

あ。ああ。
あ。

《もう拾い集めることなどできはしないのだ》

(シルベット)失われたこころは戻らない?
本当なの? 博士。
(サンダーランド)う。わからない。
だが、スエード  ノワールが自分を殺そうとした。
シーイングはそう言っていたそうだ。
(シルベット)あ、お兄ちゃんがラグを?
どうして。

。。。寝ているラグ?




(ザジ)翼のある鎧虫?
ああ。子供たちが見たと言ってる。
ほら、あのシャーク岬の向こうに落ちていったと。
(サジ)カベルネ。


(ザジ)ヴァシュカ。館長に知らせてくれ。
今度こそぶっ倒してやる。

頼むぜ。ヴァシュカ。
応援を待つってのは性に合わねえけどな。


助けて!

あ?

誰か助けて!

(ザジ)チッ! ジンロか。コイツの弱点は口だが。
青棘!

クソ! もぐりこむしかない。

鎧虫は1匹残らず始末してやる。

。。。見ているもの。


(ザジ)よし! こっちだ。


助けて!



(ザジ)ここだ。青棘!
。。。始末される鎧虫(すもうきょうかい?)



うわ~!

あっ! しまった!!


あ。ああ。




(ジール)子供を助けようとしたのではないのか?

(ザジ)鎧虫は倒したぜ。
(ジール)なぜ鎧虫を倒したがる?
(ザジ)なぜもへったくれもねえ! アイツらは テガミを こころを奪う!!
(ジール)テガミバチとしては当然と言いたいのか?
(ザジ)そんなところかな。
おい! お  おい。待て!!
テメエ いったい…。




。。。ある場所に
(ノワール)どうした? こんな所にカベルネがいるのか?
(バレンタイン)カベルネなどおらんわい。
(ノワール)まだ信用できないということか?
(ガラード)信用しているとも。
だからこそ大切な仕事を手伝ってもらう。
(ロダ)ここはロージーの川。
(ノワール)
《そうか。
 時折 精霊になれなかった者が流れ着くという…》


(ガラード)ホールデン・コールフィールドの飛行船プログレ建造所と同じく
この上流にも政府が秘密裏に造った研究所があった。
(ノワール)研究所?
(バレンタイン)とっくの昔に廃棄されているがな。
見ろ!


(ロダ)は。
ノワール! あそこは。
(ノワール)ロダ?

(バレンタイン)どいてろ!

。。。研究所へ


(ガラード)ここは研究所で生み出された失敗作の廃棄場。
(ノワール)失敗作?
(ロダ)墓場。
。。。死体が


ノワール、おとされる。
(ノワール)何をする。
。。。死体の山
(ノワール)これは。
(ロダ)精霊になれなかった者。
私もこの1人だった。 そしてここから外に逃げた。
(バレンタイン)まだ息がある者がいるかもしれん。 さっさと探せ。

。。。さがすノワール
《死んでいる。みんな。 なぜこんなことを…》

(ガラード)かつて 人工太陽がその輝きを失いかけたとき2つの研究が始まった。
ひとつは飛行船による太陽の観察と調整。
もうひとつは人工精霊計画。
(ノワール)人工精霊?
(ガラード)太古に大地の霊的エネルギーが宿った虫を精霊虫と呼ぶ。
それと同じようなエネルギーを持つ生命体をつくろうとした。
(ノワール)なんのために?
(ガラード)人工太陽を輝かせているのは精霊の力だといわれている。
(ロダ)太陽がいくら輝いてもそんなの首都の近くに住む人が喜ぶだけ。
(バレンタイン)ああ。そうだ。
なのに人工太陽を再び強く輝かせるというためだけにこんな実験を。
(ノワール)人と別の生命体を使い、精霊をつくろうとした?
(ガラード)だが、すべての実験は失敗に終わり。ここも閉鎖された。
多くの失敗作はすべて破棄されたというわけだ。
(バレンタイン)チッ  やはりもう生きてる者はおらんか。
(ガラード)ムダ足か…。

。。。ショートでシステムが動き出す。お掃除ロボット。(仕分け)

うっ… うっ…。

(バレンタイン)あっ… まだ一部のシステムが生きていたか。
廃棄物の自動処理装置だ。
飲み込まれれば 肉片も残らんぞ!
(ロダ)ノワール!

(ノワール)確かに聞こえた。

(ガラード)ノワール! もういい!!
(ロダ)ノワール!!


(ロダ)ノワール!

(ガラード)ノワール!

。。。銃で応戦
(銃声)


。。。助け出すふたり?を
   爆発する研究所。




。。。ハチノス
(ラルゴ)カリブス・ガラード ヘイズル・バレンタインの2人がリバースのマローダー
であることは間違いないようだ。
ようやく政府も認めたよ。
(アリア)あの2人に何があったのでしょうか?
ヘッド・ビーとそのディンゴとして輝かしい未来が約束されていたはずなのに。
(ラルゴ)ゴーシュもアカツキでこころを失った。
あそこで何かが起こっている。


(物音)
。。。出ていくラグ
(シルベット)ダ ダメよ。ラグ。寝てなきゃ!
(ラグ)心配ないよ。シルベット。
ゴーシュをまたすぐに連れて帰ってくるから。
(シルベット)お願い!今は自分の体のことを考えて。
(ラグ)そんな時間はないんだ。
僕は信じてる。 僕の心弾でゴーシュを元に戻せるって。
(シルベット)あ。

(シルベット)もし お兄ちゃんを見つけてまた撃たれたら、どうするの?
私  ラグが傷つくなら、もう…。

(ニッチ)ラグ! ヴァシュカが。
(ラグ)ヴァシュカ? ザジは?
あれ? ヴァシュカ。何かくわえて…。

ううん。「カベルネ。そのそばには リバース」!?

(シルベット)ラグ。なんのテガミなの?
(ラグ)シルベット。僕、行かなくちゃ!
これ、館長に渡しておいて。

ヴァシュカ。案内して!

。。。いくラグ

(シルベット)ラグ。





(ザジ)アイツ  どこに行った!?
な。

貴様。BEEだな!?
この場所を見られた以上覚悟してもらう!
(ザジ)海賊  じゃあなさそうだな。
リバースか? ヘヘ。
な、何がおかしい! 恐れることはない。
BEEの武器は人間には効かん!
(ザジ)そうかい? だったら試してみな!
おらぁ!

。。。心弾を
(ザジ)青棘!
青棘は俺の悪意だ。
数日は最悪な気分だろうぜ。



(ザジ)見つけたぜ。
デカトンボ!
な。
お前。
精霊になれなかった者か?
(ジール)マローダー。 名はジール。
カベルネに手出しするなら、お前の命、略奪いたす。
(ザジ)ヘッ! そうかい。
だが、鎧虫をぶっ倒すためにわざわざ来たんだ。
お手だ。ワン公!
(ジール)犬ではない。
。。。動くのが早い
(ジール)狼だ。
鎧虫はこころを奪うと言ったな。
だが 政府もこころを奪うぞ。
瞬きの日を知らないのか?
(ザジ)あぁ!? なに言ってんだ テメエ!
(ジール)人工太陽は人のこころを奪って輝いている。
俺のこころもすべて奪われた。
俺はあの光を憎む。
(ザジ)わかんねえよ! 青棘!

(ジール)いくぞ。
。。。向ってくる
(ザジ)それじゃあ。よけられないぜ。 青棘!
どうだ? 俺の。

。。。効かない
(ザジ)なぜだ。 どうして 効かないんだ。
(ジール)ん? これは憎悪か?
鎧虫に両親のこころを食われた。
こころを失った家族が死んでいくのをただ見ているしかなかった。
その復讐のためにBEEに。
ザジ   それがお前の名か。

。。。けとばす。
(ザジ)このっ!
おらぁ!

(ジール)悪意  憎しみ  それでは効かないのだ。ザジ。
(ザジ)なんだと?
(ジール)俺の中にも同じものがある。
この体とこころを奪われた怒り。 光への憎しみ。
(ザジ)同じだと!?
(ジール)同じだ。ザジ。
そして俺の憎しみはお前のものよりもずっと強く深い。
だから、お前のこころで揺らいだりはしないのだ。
リバースは決して揺らがない。

政府に身を置きながら 地位 名誉 金 光 
お前が欲しいものはどれでもなく、復讐を達成することか。


(ザジ)ヴァシュカ!

(ザジ)テガミは届けたか。ヴァシュカ。
まあいい。今はこのワン公を倒す!
。。。心弾を撃つ。

(ジール)ザジ。お前のまっすぐなこころが伝わる。
敵じゃなければ友達になれたかもしれないな。

(ザジ)ハッ  嫌だね。 俺、ネコ派だからさ!



。。。ラグ、探している。
(ラグ)ヴァシュカ。どこに行っちゃったんだろう?
ヌニー。
(ラグ)あれは!
カベルネ!
赤針!

(引き金を引く音)。。。でない心弾。
(ニッチ)どうした?
(ラグ)変だ。
僕のこころがノクターンに装填されない。
ヌッ ヌニニ!
んっ!

(ロレンス)今のキミにカベルネは倒せない。 ラグ・シーイング。


(ラグ)リバースの…。

(ロレンス)ロレンス。

(ラグ)ゴーシュはどこだ!?

(ローレンス)さあ? その銃をゴーシュにも向けるつもりか?

(ラグ)ゴーシュはあなたに騙されてるんだ!

(ローレンス)そうかな?
キミは今、カベルネに心弾を撃ち込めなかった。
なぜかな?それはカベルネを育てたゴーシュや私たちの気持が
理解できるからではないのか?

(ラグ)そ…。

(ニッチ)ラグ?

(ラグ)それでも 僕は 僕は テガミバチだ!
(ローレンス)フッ…。

(ラグ)心弾装填!
。。。???こめらられない
心弾が。
心弾装填!
やっぱり心弾が装填されない。 どうして…。

(ローレンス)キミの銃はテガミ。
こころを届けたいという純粋なキミの願い。
そのこころを弾丸とする。
だが、今のキミにそのこころはない。
キミは迷っている。
(ラグ)あ
(ローレンス)ゴーシュ ノワールを敵とすることに迷い。
リバースが間違っていてアンバーグラウンド政府が
正しいという自信もなくなりついには自分のこころも見失ったのだ。
恐れることはない。
私がキミに与えてあげよう。本当のこころを。

(ラグ)あ。ああ。


次回「悪意でなく、憎悪でなく」
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テガミバチ REVERSE #17 「嘘と真実」 [テガミバチ]

(ラグ)ニッチ。急にいなくなってどうしたの?
ラグよ。あれはもうゴーシュではない。
(ラグ)えっ? もしかしゴーシュに会ったの?
あれは ゴーシュではない。 ノワールだ。
(ラグ)ニ… ニッチ。何を言って…。
ノワールだと 自分で言った。
(ラグ)えっ? どういうこと?
ああ。。


(ラグ)ゴーシュは こころを取り戻したんだ。もうノワールじゃ…。


(サラ)あぁ… アンタたち女の子を見なかったかい?
無口でボロボロの格好してるんだけど。
(ラグ)女の子?どうかしたんですか?
(サラ)前にディンゴをやっていたというから置いてやったんだけど…。
おや ニッチ!どうしたんだい?
アイツ… 本気で戦わなかった。
(ラグ)あ。ニッチ! もしかしてそれ ロダに?
まさかロダがゴーシュを無理やり連れ去ったんじゃ…。
(サラ)ロダ?
ロダはノワールのディンゴなのだ!
(ステーキ)ヌニー!
(ラグ)ノワールじゃないってばもう!
ヌニー!


。。。馬車
(ラグ)えっ!?
(サラ)なんだい? あの馬車!



。。。ノワールとロダ
(ロダ)ハァ ハァ…。

。。。おんぶするノワール

(ロダ)ノワール… いえ。ゴーシュ。
(ゴーシュ)好きなように呼べばいい。
(ロダ)でも…。
(ゴーシュ)いいんだ。僕も自分が何者か知らないんだから。


。。。また兄に。。。シルベット。



(ラグ)え?
(バレンタイン)せいっ!

(ハント)博士 いいんですか?
(サンダーランド)一応ここは医療施設なんだがな。
(ガラード)ほう…。
偉そうな口をきくようになったな 死骸博士。
(バレンタイン)チッ!どこにもいねえ。
(ハント)ゴーシュって人は姿を消した。何度もそう言ってるでしょう!
(ガラード)ゴーシュ・スエードの治療記録は押収する。
お前、本当にスエードのこころは戻ったと思うか?
(サンダーランド)多くの者がそう信じている。
ふん。


。。。進むガラードとバレンタイン
(アリア)あ

(バレンタイン)そこをどけ。

(アリア)ラルゴ館長は外出中です!
(バレンタイン)アンバーグラウンド政府にリバースの一員 ゴーシュ・スエードを
連行する。
どこに隠しておるんじゃ!

(ニッチ)アリア!

(ラグ)ニッチ!人は…。

(ラグ)アリア… さん…。
お。

(ニッチ)ヒゲおやじ… 許すまじ!!
おお。

(ラグ)アリアさん 大丈夫ですか?
ええ…。


(バレンタイン)リバースの件は我々が専任だと前にも言い渡したはずだ。
ゴーシュ・スエードのことも同様。ヤツは我々が捕らえ り調べる。
(ラグ)ゴーシュはいなくなりました。 僕たちも捜してるんです。
本当です!
(バレンタイン)確かスエードには妹がいたな。
(ラグ)シルベットは何も知りません。
。。。シルベットのことへ。

(アリア)ラグ… もしかしたらゴーシュは本当はこころを…。
(ラグ)あ
このジムノペディは僕がゴーシュに届けます。


。。。シルベットのほうへラグ。
(ラグ)シルベットは何も知らないのに尋問なんてされたら…。
(ニッチ)ラグ。こっちが近道だぞ。
(ラグ)えっ?
うわ~っ!!
。。。屋根をいく。



。。。シルベット
(バレンタイン)シルベット・スエード! いるのか! いるんだろう?
(バレンタイン)いるな!

(シルベット)な… 何?

。。。窓から乱入するラグ
(ラグ)うわ~っ!!
キャーッ!!

(ラグ)うわっ!ぼ… 僕だよ。シルベット。
ラグ… なんで こんなところから?
(ラグ)ごめん。 説明は あとで。 今は 服を脱いで!
。。。叩こうと
あっ… ち… 違うんだ シルベット。

(バレンタイン)開けろ!!


(ラグ)あの人たち、君の口からゴーシュの居場所を聞き出そうと何をするか
わからない。
とにかく僕が時間を稼ぐから。

あ。

脱いで!!

ああ。


。。。入ってくるバレンタイン
シルベット・スエードだな?

(ラグ)《ど… どうしよう…。
シルベットの身代わりになったはいいけど…》

。。。捕まって。

(ガラード)エサは揃ったな。
。。。肩に乗せてバレンタイン

(バレンタイン)おっと。コイツがなきゃ困るだろ。
。。。拉致?


。。。隠れていたシルベット
(シルベット)ラグ…。



。。。ラルゴ、とある店で
(ラルゴ)いつものやつ、入ってるかい?
(エミュー)扱いには 気をつけてください。
やけどしますよ。
。。。情報を。

《リバースのマローダーは…ノワール 一人ではない!?》



。。。連行される
(バレンタイン)すぐに会わせてあげよう。ゴーシュ・スエードに。
《この人たち… ゴーシュがどこにいるのか知っているのか?
 でも なぜシルベットを連れてくんだ?》
。。。ニッチ隠れている。



。。。例の場所
(ノワール)ロレンス。
誰か… いないのか?


。。。みてまわる。
割れている鏡
(ノワール)鏡?
(ロダ)ここはロレンスの部屋だった。

。。。ロレンスがしたこと。


。。。死体がいっぱい
(ロダ)いつか… 私もロレンスもきっと…。




。。。乱入するバレンタイン

(バレンタイン)やはりここだったか。ノワール。
いや… ゴーシュ・スエード。
動くな!
。。。銃をシルベット?に
フッ… 心配するな。これからはいつまでも一緒だ。
お前を殺した後、妹もあの世に送ってやる。

《殺す!? 取り調べのために連れてくんじゃ…》

(ゴーシュ)それがロレンスの命令か?
(バレンタイン)できそこないのマローダーはいらんとさ。
リバースのマローダーはわしらだけでよい!
(ラグ)リ… リバース!?
あ…。

(ロダ)ラグ・シーイング?



。。。シルベットの家。
(ラルゴ)そうか… ラグがガラードたちと。
(アリア)館長のお留守を守りきることができず。
(ラルゴ)ラグが危ない。
(シルベット)どうして?あの2人 乱暴だけどアカツキの人なんでしょ?
(ラルゴ)彼らはアンバーグラウンド政府に潜りこんだリバースのマローダー。
(アリア)まさか… そんな!
(ラルゴ)その可能性は考えておくべきだった。
度重なるテガミの強奪そのやり口我々の情報がリバースに漏れすぎていた。
だが、まさかあの人たちが!
(アリア)じゃあ。彼らがゴーシュを捜しているのは…。
(ラルゴ)強引に連れ戻すか。それとも…。
それよりも。ラグが危ない。
(アリア)うん


(バイクのエンジン音)
(ラルゴ)思ったより早かったな。
さすがだ。


(アリア)ジギー・ペッパー。
(ジギー)思ったより早いとか誰に言っている。
(ラルゴ)おお! クールな地獄耳。

(ラルゴ)最速で届けてほしいテガミがある。
(ジギー・ペッパー)届け先は?
(ラルゴ)ラグ・シーイング。
。。。心配そうなアリア。



(ラグ)あ。
(バレンタイン)クッ! 失望したわ。、ラグ・シーイング。
わしらが 実はリバースのマローダーであると見抜き我らの正体を暴くために さらわれるふりをするまではよい。
(ラグ)あっ。いえ… 僕はただシルベットが心配で…。
(バレンタイン)だが、そんなかわいい姿になるとは貴様には心底 失望…
ぐはっ!
。。。欲情するおやじ
(ガラード)失望させたのはお前だ。
お前では役に立たん!
。。。銃を向けるガラード
(ラグ)あっ!

。。。車いすがニッチにかわる。

(ラグ)ニッチ!
(ガラード)摩訶の子か。

(ラグ)ゴーシュ!
帰ろうシルベットのところへ。

ゴーシュ?

(バレンタイン)お嬢!やっつけたいんだろ? わしを。
ほれほれ。こっちだ。

(ニッチ)ヒゲおやじ!ふん。

。。。。捕まるニッチ。檻に。

(ラグ)ニッチ!

(ニッチ)ああ
(ガラード)これは、鎧虫からつくった檻。
摩訶の子もこれだけは貫くことができないな。
(ラグ)ああ。


。。。ゴーシュが降りてくる。
(ラグ)ゴーシュ?
(ゴーシュ)リバースに戻る。
僕はノワールだ。
(バレンタイン)何のつもりだ? スエード。
信じられんな。
お前はこころを取り戻した。
(ゴーシュ)あれはテガミ弾に込められていたラグ・シーイングの
記憶にあったゴーシュ・スエードを演じていただけだ。

(ラグ)嘘!

(ゴーシュ)そうすればみんなが優しくしてくれた。
面倒な泣き顔も見ずに済む。

(ラグ)嘘だ! 嘘だよ。ゴーシュ!
だって。思い出したじゃないか。全部!
シルベットのこともアリアさんのことも!
僕2人で旅をしたことも…。
(ゴーシュ)全部、キミの記憶にあったことだ。
ラグ・シーイング。キミの中のゴーシュを忠実に再現してみせたんだよ。

(ラグ)あぁ。

(ラグ)だって、シルベットのスープを飲んで言ったじゃないか!

《こんなに こころが温かくなるのは何年ぶりかな》

(ゴーシュ)キミのこころの中にあったゴーシュのイメージどおりに演じただけだ。
でなければ、誰があんなまずいスープを。

(ラグ)う。うわぁ~ん!。。。なきくずれる。

(ニッチ)ラグ!

(ゴーシュ)カリブス・ガラード。
(ガラード)ん?
(ゴーシュ)今mこの場でテガミバチを処分すれば僕がまだノワールだという証明になるのか?
武器をくれ。
心弾銃じゃない。確実に殺せる武器だ。

。。。銃をわたすバレンタイン
(バレンタイン)フン… 十分だ。

(ラグ)どうして… どうして。ゴーシュ。
こころは戻ったはずなのに。
(ゴーシュ)失ったこころは戻らないんだよ。ラグ。
いや。こころなんていらない。
こころより大切なものがあることをキミは学ばなければならない。
(ラグ)僕は  僕のこころのありったけをあなたに撃ち込んだんだ。
なのに  なのに何の意味もなかったっていうの!? ゴーシュ!
(ゴーシュ)そうだとも。こころなんて何の力もない。

。。。助けるニッチ
(ラグ)うっ。うわぁ~!
ヌニッ!

。。。撃つ、ゴーシュ、ニッチの折を壊して。

(ラグ)わっ!

。。。崩れる建物。
な。

。。。さけるバレンタイン達。


(ゴーシュ)テガミバチの命 略奪した。
(ガラード)ヘイズル。
(バレンタイン)あの二流のディンゴもお陀仏かい。
かわいそうなことするのう。


。。。やってくるジギー・ペッパー
(バレンタイン)心弾 群青 ジギー・ペッパー。

(バレンタイン)応援が来たか。早くロレンスのところへ。
。。。退散する。


ジギー・ペッパー、ゴーシュを
阻止される。道。





(ジギー・ペッパー)ゴーシュ・スエード。

。。。守ったニッチ
(ニッチ)ニッチはディンゴとして一流なのだ。
(ラグ)ニッチ。



。。。ジギー・ペッパーに運ばれるラグ。
(ラグ)ジギーさん。何でここに?
(ジギー・ペッパー)館長にテガミを託された。ラグ・シーイング宛の。
(ラグ)えっ?



。。。逃げるゴーシュ達
(ロダ)まだ。ノワールと呼んでいい?
(ゴーシュ)好きに呼んでいいと言ったろ?



。。。帰路につく
(ラグ)信じてたんです。テガミ弾。
僕のゴーシュへの思いが届けばゴーシュのこころはきっと取り戻せるって。
でも、何の力もなかった。
ゴーシュが… あ、いえ。ノワールが言ったんです。
こころより大事なものがあるって。
ゴーシュならそんなこと絶対に言わない。
そんなこと…。
(ジギー・ペッパー)ゴーシュは心弾銃を使わなかったんだな。
それは自分の本当のこころをお前に見せたくなかったからじゃないのか。
(ラグ)えっ?
でも僕を殺そうとしたんです。
本気で。


(ジギー・ペッパー)もうすぐユウサリセントラルだ。
(ラグ)あ。あのそういえば館長からのテガミって?
(ジギー・ペッパー)俺だ。
(ラグ)えっ?
(ジギー・ペッパー)ハリーなら空から馬車を見つけられる。
追いかけてお前を助けてやってくれ。
そう頼まれた。
(ラグ)ああ。
(ジギー・ペッパー)お前に無事に戻ってほしいと願う人たちのこころが俺というテガミに込められ
お前に届いた。
(ラグ)はい。

《ジギー:それでもテガミには。
 こころには何の力もないと思うか?》


次回「喪われた心弾」
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テガミバチ REVERSE #16 「ロダ、彷徨う」 [テガミバチ]

(ラグ)ゴーシュ。おはよう。ああ
(ニッチ)もうおでかけか?ラグ。
。。。たちぼうけのラグと



。。。飛び出すシルベット。
(ラグ)シルベット 待って!
(シルベット)お兄ちゃんが黙っていなくなるはずない!!
(ラグ)だからっ急に飛び出しても…。
(シルベット)ハチノスに戻ったのかもしれないでしょ?
(ラグ)あ… ああ そっか…。
待ってよ!
シルベット!!
ああ。

ヌニー



(ラグ)博士!
(サンダーランド)おはよう シーイング。スエードとは楽しく過ごせたかね?
(ラグ)そのゴーシュが… ゴーシュがいなくなってしまったんです!
(サンダーランド)なんだって?

(ハント)ラグ。
(ラグ)あっ… ハントさん!
(ハント)久しぶりだね。
(ラグ)どうして… ここに?

(ラグ)博士の助手に?
そうだったんですか。
(ハント)少しでも君たちの役に立てるようにと思ってね。
(サンダーランド)なかなか有能な助手でね。
(ラグ)サラさんはお元気なんですか?
(ハント)ああ。サラは 今 ユウサリセントラルの職業斡旋所で働いているんだ。
(ラグ)斡旋所?
(ハント)日雇いディンゴを紹介する施設さ。
(ラグ)ディンゴを?
(ニッチ)いやといディンゴ?
ヌニ?

(ラグ)あっ… そ、それで ゴーシュは?
(サンダーランド)いや。ここには来てないが。
(ラグ)そうですか…。すみません。またあとで!


(サンダーランド)いなくなった… か。



。。。斡旋所。
見かけねえ顔だな。
今朝、サラが連れてきたらしいぜ。
あんな華奢な体でディンゴなんぞできるのか?
ディンゴって仕事をナメてんじゃねえのか?
まあ。鎧虫退治にゃ役に立たなくたって。あんなきれいな娘なら連れて歩きてぇ
BEEもいるだろうぜ。
あっ。なるほど。お飾りに雇うってことか。
ハハハハ!

(サラ)ちょっと アンタら。
うん?
(サラ)あの子になんか文句あるってのかい?
サラ。別に 文句なんかねえよ。 ヘヘヘヘ…。
う。


気にするんじゃないよ。
アンタがディンゴだっていうから連れてきちゃったけど迷惑だった?
(ロダ)別に。


真彷徨うロダ。回想

君が ノワールを守るのも。きっとゴーシュのことを覚えているからなんだ。
君が いなくなったら、ゴーシュが悲しむ

ノワール…。


ユウサリの街…。
あそこに ノワールが。

ん?
な~に? あれ。
汚ねえナリだな。
おい。こんなところに座られちゃ、通行の邪魔なんだがな。

おいおい。無視かよ。

おっ!女じゃねえかよ。
なんでそんなボロ着てんだ?
きれいな顔が台無しじゃねえか。
なぁ。俺たちと一杯やろうぜ。
。。。刃物を
おお。



(サラ)やめなさい!
なんだ。お前!
文句でもあるってのか?
文句ねぇ…。
ねぇ。何かある?
うわっ!
そうだな… これから考えようか。
ハハハ… べ 別に…。い… 行こうぜ。相棒!
だな…。 さいなら!
ったく…。
あなた。もしかして行くとこないの?
え?


(サラ)たいしたもんじゃないけど…。
ほら!遠慮しなくていいのよ。

(お腹が鳴る音)
あ。
アハハハ! お腹は正直ね。さぁどうぞ。

うふ。よっぽどお腹すいてたんだね。
うん。
どうして…。
どうしてこんなことをする?
見ず知らずの私に。
(サラ)あ~あ…。
口の周りそんなに汚して。

(サラ)私たちも昔、アンタみたいな ボロボロの格好で行くあてもなくて。
だから事情は聞かないよ。
誰だって話したくないことはあるもんね。

(ハント)ベッドの用意ができたよ。
(サラ)ああ。自己紹介がまだだったわね。
私は サラ。こっちは 夫のハント。

。。。眼が手に行くロダ。

(ハント)この手が気になるのかい?
あっ。いや…。
気味が悪かったら申し訳ない。
そんなことはない。
(サラ)私は…。 今 言ったでしょ?
誰にだって人に話したくないことはあるのよ。あ。

(ロダ)そうじゃない。
私は… いや 私も同じだと…。

(ハント)とにかく今晩はゆっくり休むといい。
そういえばあの男が目覚めたそうだ。
(サラ)ああ。ラグが連れてきたゴーシュっていう…。
(ロダ)えっ!?

(サラ)どうしたんだい?
(ロダ)どこにいるの?そのゴーシュっていう人。
(ハント)ハチノスの研究所さ。
(サラ)知り合い?
(ロダ)別に…。


。。。上に上がるロダ
ノワール…。



。。。ハチノスから出るのを見るロダ。ラグと
ノワ…。

(ピサロ)あっ BEEのボウズやないか。
(ラグ)ピサロさん。
(ピサロ)今日はディンゴの妖精さん一緒やないんか?
(ロダ)えっ。あ…。
(ゴーシュ)今日は僕が彼のディンゴなんです。
(ラグ)えっ!

(ロダ)
《そんなはずない。ノワールがBEEのディンゴになるなど!》



。。。屋根に上がるロダ。おもいおこす。
《今日は 僕が彼のディンゴなんです》
う。



(サラ)あ~ アンタ!

(サラ)勝手に出てっちゃって。
お礼くらい言ってほしかったな。
(ロダ)ご、ごめんなさい。ありがとう…。
(サラ)フフフ… それにしてもさっきのすごいじゃない。
(ロダ)えっ?
(サラ)屋根の上を動物みたいにピョンピョンって跳んじゃってさ。
アンタっていったい今まで…。
(ロダ)私は… ディンゴ。
(サラ)ディンゴ!?
アハハハ! それ、先に言ってよ。

(ロダ)ディンゴの斡旋所?
(サラ)私、そこで働いてるの。
ディンゴならそこで仕事を探せるわよ。
(ロダ)いや、私は…。
(サラ)いいから。いいから。
あんなところで座ってるよりはマシでしょ?
うふふ。
(ロダ)あ。



1万リンで雇われてやるぜ。
高いな。
安い。安い。

(サラ)BEEの経費は自腹だから、ああいった交渉ごともあるけど
アンタは特別に高い値で交渉してあげるからさ。
あっ。そういえば名前を聞いてなかったわね。

。。。回想。ノワールに
《そういえば聞いてなかったな。君の名前。
 名はありません。
 じゃあ 僕と同じだ)

名前は ない。
(サラ)えっ?



(シルベット)お兄ちゃんが何も言わずにいなくなるなんて…。
う。

(アリア)回想
《もう 拾い集めることなどできはしないのだ》

《アリア:ゴーシュ やはり あなたは…》

(ラグ)失礼します。
(シルベット)ラグ。博士のところは?
(ラグ)戻ってないって…。

(ラルゴ)他のテガミバチにも声をかけてユウサリ全域を捜してみよう。
(ラグ)僕も捜しに行きます。行こう。ニッチ。
ヌニッ!


。。。ラグは捜しに
《ゴーシュ いったいどこに…》
あっ… 職業斡旋所。
そういえば、ハントさんの言ってたサラさんが働いてるところって。
(ニッチ)ここにいやといディンゴがいるのだな。



(ラグ)こんにち… ゲホッ ゲホッ!

(ロダ)《ラグ・シーイング!》

《うわっ。なんだ。ここは…》
(ニッチ)ラグ。コイツらがいやといディンゴなのか?
(ラグ)そ… そうみたいだね。
《僕に ニッチがいてくれて ホントによかった》

(サラ)いらっしゃい!
(ラグ)あっ!
(サラ)あれ。坊や! BEEの坊やじゃないの。
(ラグ)サラさん!
(サラ)ヤッホー。


(ラグ)ハニーウォーターズのときと全然違うので一瞬 わかりませんでした。
(サラ)フフフ! 似合う?
(ラグ)はい。とても!でも、すごいや。
ハントさんもハチノスの職員になってるし。
(サラ)アイツ。サンダーランド博士に見込まれちまったみたいでさ。
独学でずっとやってきた学問は無駄じゃなかったんだ。
(ラグ)有能な助手だって、博士も言ってました。
(サラ)私まで仕事を世話して、もらっちゃって 頑張らなきゃ。
ガラの悪い連中の世話を焼くなんて、私ちっとも向いてないけど。

よお。サラ! 仕事紹介するか。オッパイ揉ませて!
いや むしろ。オッパイのほうで!
(サラ)テメエら!ここ来るときは酒抜いてこいって言ってんだろうが! えぇ!?
(ラグ)《むしろ向いてる…》

(サラ)ったく!
で? ここに何の用?
(ラグ)あっ。実はゴーシュが…。
(サラ)ハントから聞いたわ。 やっと目が覚めたらしいじゃない。
よかったわね。
(ラグ)でも いなくなってしまったんです。

(ロダ)あ。

(サラ)いなくなった?
(ラグ)朝起きたらどこにもいなくて…。
それであちこち捜し回ってるんです。

。。。たちあがるロダ
(ニッチ)う。


(ラグ)ニッチ?
(ニッチ)誰かラグとニッチを見てた。
(ラグ)誰かって?

(ニッチ)ニッチの知ってる見てただった。



(アリア)街中、まわってもらったんだけどそれらしい人の話は聞けなかったそうよ。
(ラグ)そうですか。
(ラルゴ)斡旋所のほうも無駄足だったようだね。
(ラグ)サラさんがディンゴの人たちに聞いてくれたんですが 結局何も。
(ラルゴ)すでに ユウサリから出てしまったと考えるべきか。
(ラグ)そんな…。
(シルベット)どこに行っちゃったの?
お兄ちゃん…。
(ラグ)ごめんね シルベット。
(シルベット)どうして。ラグが謝るのよ。
(ラグ)ごめんね…。
(シルベット)謝らないでってば。
(ラグ)ごめんね…。
(シルベット)ラグのバカ。謝らないでよ。
。。。泣き出す2人。

。。。出ていくニッチ
(ラグ)ニッチ?




(ニッチ)ラグとシルベットが悲しみなのはゴーシュがいないからだ。
ステーキ。
ヌニ!
ニッチはラグを喜びにする。
ディンゴとして!
ヌニニーッ!



(ラグ)ニッチ! ニッチ!
(シルベット)ニッチ!
(ラグ)ニッチ!
もしかして、ゴーシュを捜しに行ったのかな?
(シルベット)ねぇ、ラグ。私たちもお兄ちゃんを捜しに行きましょう。
(ラグ)そうだね。じゃあ 僕は向こうを捜すから。
(シルベット)うん。私はあっちを。



。。。探すロダ。

(シルベット)そうですか。ありがとうございます。

(ロダ)ノワールの。


(シルベット)お兄ちゃん。やっと、やっと会えたのに…。
お願い。早く… 帰ってきて。
お兄ちゃん…。



ロダの回想。
《僕は川べりに倒れていたのか。
 ロレンスがあなたは光から来たと言っていました。
 倒れていたのを私が見つけました。
 そうか。ありがとう。
 うう。
 キミのおかげでこうして生きている
 う。うう。》

(ロダ)ノワールは誰にも渡さない。
あ。



。。。ニッチが探している
ゴーシュ見えるか? ステーキ。
ヌニ。

(ロダ)誰かと思ったら、ディンゴ失格のあなた。

(ニッチ)ニッチはラグのディンゴだ! 失格のディンゴではない!
お前がゴーシュをおでかけにしたか?

(ロダ)私を倒せると思ってるの?
(ニッチ)ニッチはラグを喜びにする!
(ロダ)相変わらず。意味わかりません。

。。。戦う2人
   おいつめらるロダ

(ニッチ)なぜ本気で戦わない?お前は もっと強いお前だ。

(ロダ)
《いつの間にこんなに強く…。でも!》
私は負けない!

あ。
ヌニッ!?

(ロダ)私はロダ! ノワールのディンゴだ。

ヌニー!

(ロダ)
《そして、ノワールは私だけの…》


。。。まけるロダ。

。。。出てくるノアール
(ロダ)ノワール!


(ニッチ)ゴーシュ!なぜ いなくなった?
ラグとシルベットが悲しみだ。ニッチと帰るぞ。
(ノワール)いや。帰れない。僕は、ゴーシュじゃない。
僕はノワールだ。
(ニッチ)ノワール。違う!ノワールはゴーシュだ。ラグが言っていた。
(ノワール)行こう。ロダ。
(ロダ)ノワール…。

。。。さっていくノワール。

(ニッチ)ノワール。違う! お前はゴーシュだ!
ノワール。違う!



。。。なにもないとラグ
(ラグ)収穫なし。か…。 ニッチもどこ行っちゃったんだろう?
えっ!? なんだこれ!

(ラグ)ニッチ!
急にいなくなって、どうしたの?
あ。

(ニッチ)ラグよ… あれはゴーシュではない。
(ラグ)えっ?もしかして、ゴーシュに会ったの?
(ニッチ)あれはゴーシュではない。 ノワールだ。
(ラグ)ニ… ニッチ? 何を言って…。
(ニッチ)ノワールだと自分で言った!
(ラグ)えっ!? どういうこと?

。。。眼でニッチの見ている先を追う。


次回「嘘と真実」
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