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パンチライン 第12話 パンチライン の感想 [パンチライン]

。。。人類の危機を救うジェスティスパンチ
しつこい男の霊は浄化されてめでたし。めでたし。あべとかいけだとかも浄化されればいいのに。
3人の確執、ぐり子はまたひとりぼっち、永遠にいきるだけ? 罰として。Wとはいったい。
繰り返される世界を救う行為。
遊太の霊体は過去に飛ぶ。。。。ターミネーターみたいに。



10 9 8 7 6
5 4 3 2 1
Fire!
。。。攻撃撃


(明香)防御シールド 展開!

。。。すごいもの。


(遊太)うわ!


。。。戦う愛
(愛)うおおー!!

(愛)食らえー!!

(男たち)うわっ!
うっ うっ ああ!


。。。ラブラ
(W)どこだ? どこにいやがる!


(明香)作戦完了まで あと30分。頼むで みんな!

。。。やってくる寺岡



。。。総攻撃

(愛)ゴルアー!!
うちらの古来館に 何してくれとんじゃー!

うおりゃー!!


。。。ラブラ
(W)うおっ。くそっ どこだ!

(遊太)フッ どこ見てんだよ!

(W)いたぞ!
(W)おおーっ!
うわわ。

(遊太)あっさつ!タコンプレッサー!
ハァ。どうにかWは片付けたが。チッ。ここまでか。

。。。時間切れ
(ラブラ)あれ?終わった?
えっ!?


(明香)来よったな。寺岡。せやけど、うちは諦めへんで!
絶対に。

。。。無線の切れる)
明香!

(愛)まっ。ざっとこんなもんか。明香。私の活躍ちゃんと見てくれた?
ちょっと 明香。聞こえないの?
明香? 明香!?



。。。司令塔に
(みかたん)明香!明香! 明香!

(寺岡)まさか、ロボットだったとはね。
人間離れしたrハッキングスキルはそのせいだったんだ。

ぐり子。てめえ。

そのロボットは破壊した。もう小惑星の落下を食い止めることはできない。
おとなしくWになるんだ。

ぐっ。ぐり子ー!!
。。。変身



。。全滅の報告
ふんと指令



。。。戦う遊太と寺岡
応酬。


ぐり子!!
パイーン!!


。。。みかたんの泣き声
(みかたん)ねえ。明香。いつもみたいに指示、出してよ。

。。。駆けつけた愛
(愛)そんな 嘘でしょ。


(明香)《成木野》
《お前はヒーローになるために生まれてきたんや》
《それがお前の宿命》
《逃れることはできへんねん!》


(みかたん)大丈夫だよ。愛ちゃん。
(愛)えっ?

(みかたん)私は ヒーローだから。
だから 絶対諦めない。


。。。遊太と寺岡


(みかたん)2人ともやめて!

ちよ子!

うあっ!

(みかたん)パイン!

。。。殴る音
(寺岡)悪いね。ちよ子。
邪魔されたくないんだ。




。。。指令が建物内に

(愛)明香。

。。。かすかに起動する明香。



。。。遊太と寺岡
壮絶な戦い


ぐり子。お前、どうしちまったんだよ。

ううっ!

うわ!!
あっ。がっ。

君やちよ子には分からないだろう。

僕が味わった絶望を。

うがぁ!

全てを諦め、受け入れるしかなかった僕の孤独を!

・・・モルモット

不幸は繰り返さない!
そのためにあいつらは全員皆殺しにしなきゃならないんだよ!
うおおおー!!

だあああー!!




(大佐)ハーハハハ。
やっと見つけた。

(愛)何よ。あんた!

さあ。その小熊を渡せ!

(愛)もしかして、あんた。
。。。ムヒは隠れる



(遊太)ハッ。
。。。みかたんが盾に
ちよ子。

。。。ユーバ化

よせ!やめろ!

うおお!!




(大差)なぜ私のことを知っているのか知らんがあの世へ行ってもらおう。

・(ラブラ)あの世へ行くのはあんたの方よ!

ぐおっ。なっ、何だ。これは!

(ラブラ)聖なる神様のお酒 お神酒よ!


。。。補助動力作動

(明香)愛、頼みがある。
(愛)えっ 明香!?
(明香)時間がない。聞いてくれ。
あと1発、あと1発なんや。
せやから うちをあそこに座らせてくれ!



。。。ああと遊太
ぐりちゃんの。



(ラブラ)臨 兵 闘 者 皆 陣 裂 在 前!
???DIさんぬい聞くかな



(みかたん)ぐりちゃんの。


(明香)来た。


(みかたん)ぐりちゃんの!!


(愛・明香)うおりゃ!!

(ラブラ)悪霊退散!


(みかたん)バカー!!


(大佐)うわあああ!!
・・・除霊


(ラブラ)ハァ。


。。。ブザー音

(明香)ジャスティスパンチ総員に告ぐ。作戦は無事に完了した!
繰り返す。

(明香)ジャスティスパンチ総員に告ぐ作戦は無事に完了した!
・・・ミッション成功。S会の陰謀は潰える。




(みかたん)ハァ。ハァ。

。。。倒れて
(遊太)ちよ子!
バカ!何やってんだよ!

(遊太)ちよ子。
ねえ。パイン。夏になったらさ、クワガタ捕りに行こうよ。
ヒラタクワガタ、おっきいの。
それで、原っぱで鬼ごっこして 段ボールのそりで丘を滑るの。
シロツメクサで冠作ったり 畑でスイカ採ったりしてさ。
ねえ。またやろうよ。
3人でさ。

ああ。やろう。

約束 だよ。

約束だ。

。。。がくと
おい!ちよ子!
頼む。起きてくれ!
目を開けてくれ!
こんなのは俺の望んだ未来じゃない!
たとえ世界を救えたとしても お前のいない未来なんて意味がないんだよ!


(寺岡)どうやら まだくたばってないらしいね。

てめえ!

(寺岡)相変わらず。単純だね。

何?

(寺岡)3人がユーバ化してないとできないでしょ。あのダムに落ちたときと同じことが。

。。。あのころに
(パイン)《なあ。何で、さっきケンカしてたんだ?》
(ちよ子)《だってぐりちゃんが変な物パインに渡すっていうから》
(パイン)《変な物?》
(ちよ子)《結婚の指輪?》
《けっ。結婚!?》
(ぐり子)《違う。違う!》
《何、言ってんの!》
《私はただ誓いの指輪って 言っただけで》

(ちよ子)《あれ?3つ?》
《そうだよ。作ったのは3つ》
《ちよ子 パイン 私》

《それじゃあ。誓って》
《私たち3人どんなことがあってもずっと仲良しだって》
《もちろん。誓うよ》
《ああ。俺もだ》
・・・3人の誓い

(ぐり子)《さてと日が沈む前に戻らないとね》
(ちよ子)《うん!》

。。。3人の笑い声

(寺岡)じゃあ。僕らも戻ろうか。あのころと同じ体に。

悪いが。ぐり子。それはできない。

あ?

俺はお前を許せない。
だから。
お前は生きろ。
生きてその罪を償え。

待て!やめろ!パイン!
パイーン!!



。。。別の空間
あ。ああ。
あ。

ちよ子。この体、お前に返すよ。
駄目。駄目だよ!
約束。約束しただろ。
お前のこと必ず守るって。
そんな。嫌だよ。パイン。
お願い やめて。

。。。ちよ子だけが戻る。
宇宙みたいな空間


。。。泣くちよ子。ぐり子。

隕石、ミサイルが爆発。成功する破壊。
。。。平和が

死ぬパイン。
。。。空には流れる星。きれいな流れ星。隕石の欠片





。。。49日後

(ラブラ)さん。はい!
(4人)♪「ジェネラ。リベラル」
♪「デフレ スパイラル」
♪「ナチュラル ミネラル さあ。qおいで」
(ラブラ)さあ。おいでませ!
遊太の幽体よ!
はう!
ああ。

(遊太)まず最初に言っておきたいことがある。
成木野!
その格好は何とかならんのか!

(みかたん)だって 私 女の子だもん。
(遊太)確かにそうだけど。

(愛)ねえ。今、ラブラの体にいるのはずっと幽体離脱していた方の遊太なんだよね?
(遊太)そうだ。
去年の12月21日、河原で未来の俺に肉体を奪われた方の俺だ。

(明香)ややこしやっちゃな。
でも ホンマにもう行ってしまうんか?
(遊太)ああ。
(明香)何やさみしなるな。
(遊太)俺にはやらなきゃならないことがあるからな。
25年前の過去へさかのぼり5歳のラブラに憑依する。

(愛)で、明香の設計図や未来の指示を霊像交のFAX宛てに送るんだよね。
(みかたん)その後は?

(遊太)去年の12月21日に飛んで同じことを繰り返すんだ。河原に倒れた俺の体に飛び込んで。

(みかたん)うーん?

(遊太)まあ。難しく考える必要はない。
お前らはお前らでいい感じの未来を築いてくれ。
俺の方は今度こそ。

(明香)「飛び切りハッピーでピースフルな未来をつくってやる」やろ?
(遊太)おい!俺のせりふ!
。。。笑い

(遊太)さてとそろそろ行かなくちゃ!
(みかたん)頑張ってね!
(遊太)任しとけって!
あっ。
。。。飛んでいく

。。。ぐり子


。。。鈴の音
(明香)もう一人の遊太は今日で四十九日か。
(愛)ちゃんと供養してあげないとね。
(みかたんあ)みんな お供え物、持ってきた?
(愛・ラブラ・明香)もちろん!
。。。パンツ。 変態だったと

(ラブラ)成仏してね。

・ニャーオ。

(明香)何や?今の声。
(ラブラ)愛の部屋よ。
(愛)ああ
。。。そこへ。倒れる写真。



ああ。
(明香)なっ。何やねん。これ。

(愛)ペルシャ猫の一種、チンチラだよ。
(明香)そうゆう意味やのうて。
(愛)専門学校の友達がどうしても引き取ってほしいって言うから。
(ラブラ)名前は?
(愛)うーん。まだ決めてないけど。
(みかたん)へばさ へばさへば 
 チラ之助って どうだべ?
 めんごくね?

ミャー。

(ムヒ)フギー!
。。。ケンカ?


(ラブラ)ああっ。

(愛)ちょっ。ムヒ。何やってんのよ。うわっ!

。。。危ない小動物

(ラブラ)痛!
(明香)おい!

(みかたん)嫌! もう!

ニャ ニャ!

。。。飛ぶパンツ

ニャー!
。。。猫がくあわえて

(ラブラ)ああ もう!

(みかたん)こらー! チラ之助!




。。。パンチラみて、鼻血出す遊太
ぶおおおーっ!
(みかたん)えっ。ちょっと。どうしたの?しっかりして! ねえ!

。。。遊太の霊体再び12/21に飛んでくる。

最高にハッピーでピースフルな未来へ

パンチライン 第11話 ジャスティスパンチ! の感想 [パンチライン]

大晦日の攻防戦までのこと。
それまでもこと。 5人が地球を守る正義の味方に
迫る悪の政府組織の軍隊と米軍。 今のなんtのか法案が通ると武力行使ができる!?
米国陸軍の日本国内での攻撃。法律違反。
抵抗も空しくミサイル攻撃。 それぞれの思惑。


。。。12/30 素未明 事実確認
(明香)ホンマや。
(遊太)信じてくれたか?
(明香)間違いない。VR1の軌道が変わっとる。うちのせいなんやな。
(遊太)違う。お前のせいなんかじゃ。
(明香)だってそうやろ?
うちがAFSpaCのサーバーをハックしたから、Qmay会が。
。。。出て行く明香

。。。クマさんは寝ている
(ムヒ)クー。

。。。ふさぎ込む明香
(明香)伊里達。全部ホンマなんか?
幽体離脱のことも。お前が未来からやって来たってことも。
(遊太)明香。
(明香)大丈夫や。お前の話疑っとるわけやない。
ただ 少し時間くれへんか?作戦立てるための時間を。



。。。メイア、マッカーXーまねをして、のりのり
(明香)では、これより ピースメイカー作戦のブリーフィングを行う。
現在 世界にはすぐにでも発射可能なICBMおよびSLBMが数多く実戦配備されている。
搭載された核弾頭の総数はおよそ3,600発。これらを全て小惑星VR1にたたき込む。
作戦の開始時刻は明日2200。
このときより私は世界各国の軍のサーバーを乗っ取り次々と弾道ミサイルを発射していく。
最後の一基を撃ち終わるのは2340。
その10分後放たれた弾道は全て1カ所へと集まり 迫り来るVR1を撃破する。
(遊太)大佐。今すぐミサイルを発射しないのはなぜでありますか?
(明香)ふむ。弾道ミサイルは第一宇宙速度秒速7.9キロを超えられない。
つまり地球の重力を振り切れないということだ。
従ってVR1を撃破するには標的を射程圏内まで引き寄せる必要がある。
要は銃の弾丸を鼻先3cmの所で撃ち落とすようなものだ。
(遊太)そんな。
(明香)心配するな勝算はある。ただし余計な邪魔が入らなければの話だが。
。。。書く、その邪魔者。
・・・あべじみん?
(遊太)「警官隊の襲来!」?
(明香)おそらく作戦の実行中ハッキングを嗅ぎつけた警察のやつらが大挙してここに押し寄せてくることになるだろう。
そこで伊里達貴様の出番だ。
作戦の開始から終了までの100分間貴様は何としてでもこの古来館を守り抜かなければならない。
できるか?
(遊太)任せてください。
大佐のおパンツさまを見せていただければ楽勝であります!
。。。。。。
(明香)ん?今何て。
(遊太)ですから、作戦の前に自分はユーバ化しておかなければならないでしょう?
そのためには大佐のおパンツさまを。
。。。足蹴。顔に。むごい。
(明香)は!あ!


。。。となりで聞き耳たてる古来館の連中
・(遊太)何で蹴るんだよ!この前は女同士なんだから別にいいって。
・(明香)魂は男なんやろ!?


(明香)とにかくブリーフィングは以上や。最後に一つ頼みがあんねんけど。
(遊太)頼み?




。。。12/30日 番
(明香)ほな始めるで!
「小晦日だよ!明香えもんの会」開催や!

(3人)イエーイ!

。。。楽しいときが過ぎる
   流しそうめん。花火。

。。。みなを見ている遊太




(愛)あれ?明香。
もう花火ないよ。

(明香)安心せい取って置きのがある。

(ラブラ)取って置き?

(明香)打ち上げ花火や!

(みかたん)そんなのどこにもないじゃん。

(明香)あっちやあっち。
あの辺にあんねん。

(みかたん)まあ。いいや。
とにかく行ってみよう!

(ラブラ)ああ。ちょっと待ってよ!
。。。皆がしたに。なにかが違うj。


(遊太)これでいいんだろ?
(明香)大満足や。もう思い残すことは何にも。
・・・ない。沖田艦長みたいに。
(遊太)おっ。おい縁起でもないこと言うなよ。
(明香)冗談やて。
さあ。うちらもいこか!


。。。クマさん・。
(ムヒ)クー。


(明香)ほないくで。

。。見せるロボ。下からでる。

(愛)なっ。何これ。
(明香)見てのとおり戦闘用のロボットや。名付けて革メイカー!
(ラブラ)えっと。打ち上げ花火は?
(明香)あれや。あそこに付いとるやろ?
とにかく成木野乗ってみ。

(愛)これって。

。。。コクピットにみかたん
(みかたん)無理 無理 無理!
こったの操縦できるわけねってば。

(明香)そうか。あかんか。まあ。ほんな取りあえずええわ。
別の手を使うさかい。

(みかたん)別の手?


。。。遠隔操縦。鉄人!?新長田のあれは張りぼて

(ラブラ)何よ遠隔操作できるんじゃない。
(明香)この程度の簡単な動作ならな。
ちゅうわけで、花火打ち上げるで。
準備はええか?

(4人)うん。
(明香)ほないこ!

(一同)3 2 1。

(みかたん)作戦の成功を祈って!

(遊太)ちょっと待った!

(明香)作戦? ・・・なぜにと


(愛)ピースメイカー作戦のことだよ。
(遊太)愛。
(ラブラ)明香。古来館の壁厚くしといた方がいいんじゃない?
(明香)盗み聞きしとったんかいな。
(愛)というわけで私たちは何もかも知ってるの。
(ラブラ)幽体離脱のことも前の歴史のこともね。

(みかたん)お願い私たちにも協力させて。

(明香)あかん!
気持ちはありがたいが お前らをメンバーに加えるわけにはいかん。
特に成木野お前だけは絶対に。

(みかたん)何で!?私は正義のヒーロー。
(明香)ヒーローはもうしまいなんや!これ以上お前を戦わせるわけにはいかへんねん!
成木野お前の体この前検査したやろ? あと1回なんや。
あと1回ユーバ化したらお前は。

(愛)えっ?

(ラブラ)えっ?

(遊太)本当なのか?

(みかたん)そっか。分かったよ。
でもさ。だったらユーバ化しなければいいわけでしょ?
(遊太)成木野。
(みかたん)だって、これまで散々明香にしごかれてきたんだもん。
ユーバ化なんかしなくたって。

(明香)あかん!
そない言うてもお前のことや。
ついかっとなってわれを忘れて。
(みかたん)だったらこれまでの8年間は何だったの!?
天華博士が言ってた世界を救うときって今なんじゃないの!?
そのために私たちは出会い一緒に過ごしてきた。そうでしょ?

。。。
(明香)分かった。
ただし条件がある。もしもお前がユーバ化しそうになったら作戦を中止する。
これが何を意味するか分かるな?
(みかたん)うん。

(ラブラ)それじゃあ。
(愛)決まりだね。

(明香)待て待て!お前らをメンバーに加えるなんて一言も言うてへんで!
だいたいお前ら2人がいたところで何の役に立つっちゅうねん!

(愛)役に立たなくても それでも それでも一緒にいたいんだよ。
みんなと一緒に。
。。。いい顔で
(ラブラ)だって私たち仲間じゃない。

(明香)はぁ。しゃあないな。
これも運命ってやつなのかもしれへん。おじいが言うとったんや。
いずれ世界を救う秘密部隊を結成することになるって。そのチームの名は。
。。。真剣に。

(みかたん)プリティーキューティームーン。
・・・ちゃめけ。てへとみかたん 朴李

(明香)ちゃうわ!
勝手に変えんなや!


(明香)チームの名はジャスティスパンチ。
パンチはヒンディー語で数字の5を意味する。つまり。

。。。手をつなぐ5人。レンジャー。

(明香)ほな。成木野後は任せた。
(みかたん)えっ?
(明香)うちはただの参謀にすぎん。
ジャスティスパンチのリーダーはお前や。
(みかたん)えっ? え~っと困ったな。何を言えばいいんだろう。
(遊太)素直に思っていることを。
うん。

(みかたん)私みんなが大好き。古来館のことも大好き。
だからずっとみんなと一緒にいたいって思ってて。来年も 再来年も その先も。
・・・トゥモローランドみたいなこと。世界を救う。
よ~しそれじゃあいくよ!

(みかたん)あしたは絶対に古来館を守り抜くぞ!
(4人)おー!
(みかたん)世界のみんなのために!
(4人)おっ!
(みかたん)飛び切りハッピーでピースフルな未来のために!
(4人)おーっ!

(みかたん)秘密部隊ジャスティスパンチ! 
Here we。

(一同)go!




。。。12/31 22:38 侵攻する部隊
宮賢が押さえに。 いっぱい来るじみんとうの手先。
戦う宮賢。あべの手先を


。。。回想
(チラ之助)《本当にやるつもりなのら?》
(遊太)《ああ》
(チラ之助)《もう何十億回もこの大晦日を経験してきたっていうのに》
《こんな歴史おいらは初めてなのら》
(遊太)《だからこそやる価値があるんだよ》
《新しいレールを引くことに意味があるんだ》
(チラ之助)《だったらもう何も言わないのら》
(遊太)《それじゃあまたいつかどこかで会おう》
《うん》
《さらばら》

。。。
(遊太)《よーし!やってやるぜ~!》
《どっからでも掛かってこいやーっ!》


。。。で、戦う宮賢
   守る


(遊太)お前が隊長か。
だったら何だ?
(遊太)本部に伝えてくれ。
あと1時間だけおとなしくしててくれって。
(隊長)断る。
(遊太)何でだよ!?
もし小惑星のことを疑っているなら。
(隊長)ふ。疑ってなどいない。
小惑星が落ちてくることは知っている。
(遊太)まさか。
。。。あの会もマークが、服に
(隊長)分かっただろ?
そういうことだ。
・・・とどめ



(遊太)こちら宮賢。パンプキンチェア聞こえるか?

(明香)感度良好。
はっきりと聞こえとるでえ。
(遊太)取りあえず南側の奇襲部隊は撃退した。
ああ分かってる。
今の会話聞こえとった。
警察の中にもQmay会の連中がわんさかとおるんやろう。
説得は無理やな。

ストレンジジュース北部の方は?
(みかたん)ごめん今ちょっと立て込んでて。


。。。戦い。足止め


大丈夫か?

。。。背後から。きたない敵

(みかたん)心配ご無用。
もうお引き取りいただいたから。
ね?だから言ったでしょう?
ユーバ化なんかしなくたってじゅうぶん戦えるって。

(明香)何言うとんねん!うちが作ったあしどメイカーのおかげやろ?
ラブラ愛屋上の方はどうや?

(ラブラ)西部方面異常なしよ。
(愛)同じく東部方面異常なし。
このままいけば楽勝って感じだね。

(遊太)ああ。持ちこたえられそうだ。
(みかたん)ちぇっ。何か拍子抜けだなあ。

(ラブラ)ちょっちょっと待って。
何なのよ。あれ。

。。。部隊が迫る。

(愛)嘘でしょ?まさか自衛隊?
(遊太)いや違う。あれは。


こちらは米国合衆国陸軍である。
君たちは完全に包囲されている。
おとなしく武器を捨てて登校せよ。
10分以内に登校しなければ、我々はきみたちに対し総攻撃を仕掛ける



(遊太)マジかよ。
(愛)何でよりによって米軍が。

(ラブラ)ゆうべみかたんが「Here we go!」なんてアメリカンなこと言うからよ。

(みかたん)ええっ?そっだこと関係ねえべさ。


(ラブラ)白旗って白い布なら何でもいいのよね?
。。。パンツをぬいでそれに。
確か今日は白だったはず。

(明香)あかんラブラ!
勝手なことすな!

(ラブラ)何でよ!まさか軍隊を相手に戦うつもり?

(明香)大丈夫や。
ちゃんと対策は練ってある。
・・・地雷?




。。。寺岡が2人の前に選択を迫る

・(寺岡)答えは決まったかい?

(みかたん)ぐりちゃん。

(遊太)あっ。ぐり子!


(明香)おい宮賢!持ち場を離れるな!

。。。なんか切れる。




(愛)あっ。そうだ。
ラブラ後はよろしく!

(ラブラ)えっ?
ちょっとどこ行くのよ?



。。。満月
(寺岡)2人とも揃ったね。それじゃあ返事を聞かせてもらおうか。
(遊太)もし俺たちがWになったとしても、お前は人類を滅ぼすつもりなんだろ?
(寺岡)いにしえの人類を滅ぼすのもまたWの使命だよ。
(みかたん)それって古来館のみんなは死んじゃうってことでしょ!?
(寺岡)僕らはやつらとは違うんだ。いいかげん切り捨てたらどうだい?
(遊太)俺たちはWなんかにならない!
人類を 古来館のみんなを守る!
・・・決心

(寺岡)間もなく米軍の総攻撃が始まる。
。。。指を鳴らす音。量産型W。 ジム。 じみんとうの党員?

(寺岡)同時に機動隊も突入してくるだろう。
加えて このWたち。君らだけで防ぎきれるかな?

(遊太)ぐっ。

(寺岡)僕は一足先に古来館へ行ってるよ。小惑星の落下を邪魔されたら困るんでね。

(遊太)待て!ぐり子!

。。。迫るW。チルドレン




。。愛は革メイカーに乗り込む。

(明香)何しとんねん愛!
(愛)これって私がいつもやってるゲームと同じUIでしょ?
(明香)ああ。確かにそうやけど。
(愛)だったらいける。
(明香)何がいけんねん!
(愛)お願い明香。
(明香)あかん!これはゲームとちゃうんや。リスポンなんてでけへん。
撃たれたら、お前は死んでまうんやで!
(愛)分かってる。分かってるよ。
だけど私もみんなの役に立ちたいの。


(愛)私もこの古来館を守りたい。
守ってみせる!



。。。出撃。ドン
(衝撃音)

(男)Fire!

(愛)よかろう。この虎八郎が相手になってやる!
おりゃっ!

。。愛の操縦

(愛)うりゃあ!

・・大暴れ



(明香)ぐっ。あのアホ。




。。。指令に報告
一分で前哨戦が始まった模様です
気にするな。そんなことより、小熊はまだ見つからないのか?



。。。苦戦する遊太ら
(みかたん)ハァハァ。ちよ子。大丈夫か?
(みかたん)ハァハァハァ。
(遊太)《まずいな早くぐり子を追わないと》

この匂いはシナモン!?


(ラブラ)うりゃあ!

(W)ぐっ。

(ラブラ)さあ。今のうちに早く!


(遊太)お前はまさか!

ああ。俺はもう一人のお前。
伊里達遊太の幽体だ!

(みかたん)えっ?ええ。

(ラブラ)説明をしてる時間はない。
それよりも早くぐり子を追うんだ!

(みかたん)えっ?えっ?

(ラブラ)うりゃあ!
。。。その場を逃げる2人。それを助けるラブラ



(ラブラ)憑依のリミットまであと6分ってとこか。いいだろう。
6分で片付けてやる!
うおおぉぉ!


これよりカウントダウンを初める
残り30秒

。。。
(愛)うりゃ~!



。。。ラブラの舞。 透メイカー
(W)うっ!
(W)うわっ!


。。。遊太とみかたんは古来館に向かう
   愛の抵抗

□(男)10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 Fire!

・・・クライマックス。一斉攻撃が始まる。
(みんな)あ?

。。。ミサイルが古来館に

パンチライン 第10話 墜落 の感想 [パンチライン]

いろいろネタばらしの会?
隕石が落ちる原因。あの男がラブラをたぶらかして、明香にハッキング。
隕石が軌道を変える。
そして、あの3人が再会する。選択を求められることに。
避けられない墜落。
でも、Wtohaどういうこと? スーパーなんとかのダブルのこと?それとも霊体の合体?
遊太は運命を変える決心をする。。。そろそろクライマックス。



。。。12/28 未明。ノックする音

(明香)ったく。誰や?こんな時間に。
何やねん。
。。。ラブラが扉の外に。泣いている、
また男に振られたんか?

。。。ラブラは。
ん?

(ラブラ)どうしよう。
。。。ラブラが明香にくずれて足下に。
(明香)えっ!?

(ラブラ)このままじゃ。私たち、みんな。
お願い。助けて。明香。



。。。12/28日昼前。
。。。ドアの開く音)

。。。息絶え絶えの遊太
(遊太)明香、聞きたいことがある。
けさの4時ごろ何をしてた?

(明香)何やねんな?突然。

(遊太)いいから答えてくれ!

(明香)う~ん。3時半ぐらいやったかな?
突然、ラブラがやって来て、訳の分からんことを。

もちろん、うちは信じたわけやないで?
せやけどまあ調べるだけ調べてみたろう思て。

。。。がっくしと遊太
(遊太)何てことだ。

(明香)えっ?どないしてん?
何や。よう分からんけどサーバーは無事やったで?
ウイルスなんてどこにもなかったし侵入された痕跡も・・・。



。。。衛星通信設備のそばに遊太
(チラ之助)明香は衛星回線を使ってAFSpaCのサーバーをハックした。
Qmay会の連中はその回線へと物理的に割り込んだのら。
その装置を使ってね。連中はAFSpaCのサーバーを介してすでにアメリカの軍事衛星から
数十発の核ミサイルを発射している。
間もなくVR1へと到達し、そこで一斉に爆発!
。。。くっと遊太
VR1の進路は少しだけ変わり 真っすぐ地球へ。

(遊太)どうして教えてくれなかった。

(チラ之助)人類の未来は人類自身の手によって切り開いていかなければならない。
それが霊界のおきてなのら。

。。。遊太が装置を手に、そして破壊する。
ん?



。。。あれを見る遊太。指輪?

。。。遊太の回想。9年前
(ちよ子)《駄目!そんなの絶対許さないから!》
(ぐり子)《何で?》
(ちよ子)《だって、それは》

あ?

(パイン)《どうしたんだ?》

。。。ちよ子が手にするそれ・。
(ぐり子)《もう!返してよ!》
(ちよ子)《やだ!》
《返してってば!》

。。。転がる。それ。
あ?

。。。ぐり子はれを手に


(パイン)《大丈夫か?》
《ぐっ ぐっ ぐりちゃんのバカー!!》

(パイン)《おい。ぐり子!》


。。。ぐり子は指輪を手に思うこと

。。。怪我するちよ子
《待ってろ 消毒してやるからな》

。。。ちよ子は止める・
(ちよ子)《やだ》
《えっ?》
(ちよ子)《だって パイン、下手くそだから》
《ぐりちゃんにシュッシュしてもらう》
《お願いぐりちゃん。シュッシュして》

(ぐり子)《もう分かったよ!》

。。。消毒
《痛くない?》
《うん。ありがとう ぐりちゃん》


(チラ太郎)結論から言おう。人類保存計画は失敗した。
もはや貴様が最高にハッピーで ピースフルな未来にたどりつくことは決してないだろう。

。。。来ているだけの遊太。チラ太郎は、鉄道模型を

(遊太)なあ何でそんなふうに平然としていられるんだよ。

(チラ太郎)まあ、おいらには次があるからね。
貴様にはないけど。

おいら、ホントのことを言うと貴様にはひそかに期待してたのら。
貴様なら今までになかった未知 未来新しいレールを引けるんじゃないかって。
そんなふうに思ってた。
だけどこんな結果になってしまって。
正直期待外れだったよ。

。。。線路をひく
   悔しい遊太

さて。負け戦は決まった。
次は敗戦処理ら。何をすべきかは言わなくても分かるよね?
次の遊太にバトンを託すのら。

。。。みんなのそれぞれ。

希望という名のバトンを。

。。。遊太は、U-TURN 書く。・・・ゆうたん それとも遊太+みかたん?の複線
   準備して寝てしまう遊太



。。。遊太の部屋に2人。ひどい湧太の顔
(ラブラ)遊太?何よ。いるんじゃない。
。。。のぞき込む2人
(愛)ひどい顔。どうしたの?

(遊太)勝手に入ってくんなよ。

(ラブラ)具合でも悪いとか?

(遊太)いいからほっといてくれ!
????

。。。愛が見つける日記?
(愛)何これ。
(ラブラ)「ナンダーラガンダーラ」?
(愛)厨二病的なやつ?

(ラブラ)妄想日記だ!

(遊太)違えよ!何だっていいだろ!
それより何しに来たんだよ!

(愛)今夜ね。みんなで一緒に鍋するんだけど。
(ラブラ)よかったら、遊太も一緒にどう?

(遊太)今夜?

。。。調べる遊太。愛が殺された日。

(遊太)なあ、愛。
(愛)ん?
(遊太)お前のところに変なメール届いてないか?
(愛)変なメール?
(遊太)今夜神社に来いとか何とか。
(愛)ううん。届いてないけど。
(遊太)そうか。なら いいんだ。
(愛)何なの?
(遊太)いや。何でもない。気にしないでくれ。
(愛)で どうするの?鍋。
(ラブラ)参加するの?しないの?
(遊太)場所は?
。。。笑顔の2人



。。。12/29 夜
   鍋に集まるみんな。
(明香)これは 積もりそうやな。

(ラブラ)それにして。愛b。遅いわね。何してるのかしら?
(みかたん)ムヒのミルク取りに行くって言ってたけど。
(明香)牧場まで搾りに行ってるんとちゃう?

(遊太)ちょっと。俺、見てくるよ。
。。。こたつからでようとみかたん
(みかたん)私も行く。



。。。愛の部屋に
(みかたん)愛ちゃん?

。。。奥に開いている窓
(遊太・みかたん)あっ。

。。。いない。
(遊太)まさか。

。。。メールの着信音
(みかたん)えっ。
(遊太)どうしたんだ?

。。。メールをみる遊太
愛を預かった
今すぐ石之狩神社に来い
伊里達遊太と一緒に



(みかたん)待ってよ!
(遊太)お前は来るな!

(みかたん)そういうわけにはいかないよ!

(遊太)《友田は入院中で動けないはず》
《いったい誰が!?》




。。。神社に
(遊太・みかたん)ハァ。ハァ。。。息が¥

。。。愛は気をうしなって、男の手の内に。

(みかたん)あ。愛ちゃん!

(寺岡)大丈夫だよ。眠っているだけだから。

(みかたん)あなたは バスジャックの。

。。。サングラスをとって、顔を見せる。見える傷

(みかたん)あ。そのその傷。
。。。思い出す傷のこと。

(遊太)ぐり子。


(寺岡)不思議な同窓会だね。
本当なら、僕がちよ子で、ちよ子がパインで、パインは僕の体だったはずなんだから。

(みかたん)ぐりちゃん。何で。

(寺岡)君たちにちょっと頼みがあってね。

(遊太)頼み?

(寺岡)Wになってもらいたいんだ。

(みかたん)W?

(寺岡)なるほど。ちよ子は何も知らないってわけか。

(遊太)断ったら?

(寺岡)この子を殺す。

。。。あ!?


(みかたんn)銃を下ろして。
銃を下ろしなさい!
・・・ユーバ化する。

(遊太)駄目だ!ちよ子。
わあっ!
お前の体はもう。


(みかたん)愛ちゃんは。愛ちゃんは私の大切な友達なの!

。。。ぐり子は愛を渡す。
(みかたん)あっ。


。。。抱き留めて
(みかたん)大丈夫?
(愛)みか たん?

。。。そろそろ限界
(みかたん)う。く。


(寺岡)かわいそうに。
限界が近づいているんだね。でも大丈夫だよ。Wになれば自然と体は回復する。
それどころかずっとユーバ化したままでいられるんだ。
すてきだと思わない?

(遊太)だまされるな。ちよ子!
こいつの言ってることはハッタリだ!
Wになんてなれっこない!
Wはまだ。
。。。手を見せるぐり子
ハッ。


(寺岡)折られたのが指の骨で助かったよ。
腕だったら、完治するまでに3日はかかっていただろうから。

(遊太)そんな。Wを作るにはムヒの再生能力が必要だって。

(寺岡)壺内の霊から聞いたの?
あのジジイは何も知らなかったんだよ。
Wはすでに完成している。
この僕がその証しさ。
壺内にはずーっと嘘の報告をしていたんだよ。

(遊太)どうして?

(寺内)だって治っちゃうじゃん。
せっかくユーバ化の副作用で衰弱していたのに。
Qmay会の理念そのものはとても素晴らしいものだ。僕は心からQmay会の教義を愛している。
あのジジイは金に溺れ、肉欲にふける日々を送っていた。
正直くたばってくれてせいせいしたよ。
あんな下劣で卑しいジジイにいつまでも組織の頂点に立っていられては困るからね。

(みかたん)ぐり ちゃん?

(寺岡)ぐり子はもうこの世にはいない。死んだんだ。

(遊太)どうしたんだよ。ぐり子。

(寺岡)この世のあらゆる不幸は人類という種が不完全であることから生じる。
故に人類は完全体へと進化しなければならない。
僕はあいつの弟子になり、新たな名前を授かって、組織の最高幹部にまで上り詰めた。
今やQmay会の全権を掌握しているのはこの僕だ。

。。。

長い間、僕はひたすらこの革命のときを待ち続けてきた。
ずっと たった 一人で。だけど、仲間が見つかったんだ。
12月21日僕らはあのバスで奇跡的な再会を果たした。

。。。あのときにハ犯人が遊太にいったこと。
(寺岡)《会いたかったよ パイン》

これって運命じゃない!?


(みかたん)ぐりちゃん。どうしちゃったの?
私、ずっと会いたかったんだよ。一緒にお買い物行ったり 映画見たり。
パンケーキとかクリームあんみつとかおなかいっぱいになるまで食べ歩いたりしてさ。
そういうの想像してその日が来るのずっと待ってて。
なのになのに。こんなの全然運命なんかじゃないよ!
私の大好きだった。ぐりちゃんに戻ってよ!

。。。

(寺岡)間もなく古い人類は滅亡する。
助かりたければ、不完全なやつらと決別し、Wになれ。
そうしたら、僕らの箱舟に乗せてやる。
タイムリミットまであと2日。
もう一度よく考えるんだ。
いいね?
。。。去って行く寺岡



。。。戻ってみかたん
(みかたん)♪「ウンベイジーニ ニョプラサラー」
♪「君に魔法を かけてあげる」
♪「ウンベイジーニ ニョプラクラー」
♪「君の魔物を食べてあげる」

(みかたんあ)おまじないの歌、全然効かないや。
どうしてかな。パイン。

ねえ。Wって何なの?
人類が滅亡するってどういうこと?

(遊太)お前は何も気にしなくていい。
(みかたん)気にしないわけにはいかないんだよ!
だって 私は正義の味方だから!
人類を救うのが私の 背負った宿命だから!
・・・士郎みたいなことを。

。。。泣く2人



。。。遊太は希望をなくして荒れる。
   そこら中にあたる。

もう どうにもならないんだ。
終わりなんだよ!何もかも!


。。。線路から出てしまう列車。それが遊太の前に。それを見て

(チラ之助)《おいら、ホントのことを言うと。貴様にはひそかに期待してたのら》
《貴様なら今までになかった未知の未来新しいレールを引けるんじゃないかって》

。。。回想する遊太。皆のこと。
(愛)《私、ホントはすごく怖かったの》
《ムヒは私が守るからね》
《マジ、ムカつくんだよ!》

(ラブラ)《遊たーん。聞いてよ!》
《それ以上近づかないで》
《幽霊さん。幽霊さん。もしここにいるなら》
《撃つなら私を撃って!》

(明香)《せやろ?伊里達》
《ストレンジジュース。出動や!》
《名付けて透メイカー!》
《何言うとんねん。成木野》

(みかたん)《どこかで会いましたっけ?》
《今晩わんこ》
《あのね。これからみんなでパーティーしようと思って》
《古来館 最高!》
《パイン!パイン!》




。。。決心する遊太
   屋上にみかたん。そこに遊太。

(遊太)分かったよ。ちよ子。
俺、間違ってた。

あ?

(遊太)何もかも諦めようとしてたんだ。
もうどうにもならないって思ってた。
だけど違うんだ。
そうじゃなくて。そうじゃなくてさ。
きっとこの世にはどうにもならないことなんてないんだよ。
俺が3本目のレールを引いてやる。
新しい未来をつくってみせる。

(みかたん)新しい未来?
(遊太)ああ。飛び切りハッピーでピースフルな未来だ。
(みかたん)ちょっ。何それ。
(遊太)とにかく心配するな。
俺が必ずお前を守ってやる。
明香も ラブラも 愛も ムヒも!
地球上に存在する全ての生命体をこの俺が守る!
・・・グリードな遊太。地球

(遊太)ぐりちゃんも?
ぐりちゃんも守ってくれるんだよね?


。。。着替える遊太。託された言葉。
《遊太。これは間違った歴史だ》
《あってはならない未来なんだ》
《この歴史を変えてくれ》
《これまでに何人もの俺が挑み、同じ過ちを繰り返してきた》
《それでも俺はお前に望みを託す!》
《いや全ての俺たちのだ!》
《運命を!歴史を!お前が変えるんだ!遊太!》
・・・決心のマスク


。。。明香はムヒと遊ぶ。猫じゃらし。
(明香)ん~。フフフ
。。。入ってくる宮賢

(明香)うわ! ちょっ。いきなり入ってくんなよ!

(宮賢)悪いが緊急事態なんだ。
(明香)緊急事態?
(宮賢)パンプキンチェア。
人類を救うためにお前の力を貸してもらいたい。
。。。マスクを取る遊太
えっ!? 伊里達。

パンチライン 第9話 ブラジリアンハイキック の感想 [パンチライン]

。。。みかたん、倒れる。薬切れ。
気にする遊太。わけを話す。 再会する2人。
ちょこの過去。打ち明け話。
遊太(パイン)の説得。

明香との接触を遊太。でもいない。
明香が送ったもの、変身アイテム。

動く遊太。裏にあること。小惑星がぶつかること?不思議なこと。

いないラブラ。次のイベントに。
遊太は、グリーゼが嘘つくと気づく。ニセもの。
チラ之助、なにかいいたげだが。

明香の来訪。。。肉体は女である遊太。
みかたんのことを話す湧太。まずいこと。体の検査。

チラ之助がいうことは。 グリーゼを倒すことの注意。
みんなの絆。・・・女同士の。分岐点で必要なこと。
・・・正義の味方の5人になるため。

。。。グリーゼ、ラブライベント
ブラジリアンハイキック はからぶり
そして知る。絆よりも嘘つきがなにを隠しているか。反対的な方向で小惑星を落とす策。

。。。ユーバ化でやり合う。
グリーゼはぐりこという驚愕の事実。世間は狭い。

・・・ちょこ、ぐりこ、パイン じゃんけん。入れ替わり。勝ち負けは・・・



(みかたん)私ね初めて遊太君に会ったときから感じていたことがあるの。
何かすごく懐かしい気がして。

あっ。ごめんね。
突然変なこと言っちゃって。じゃあね。

。。。倒れるみかたん

(遊太)あっ。成木野!
おい。成木野しっかりしろ!
ハァハァハァ。

あっ。空か。

待ってろ。成木野すぐ戻る。



(みかたん)ありがとう。でも何で分かったの?薬の場所。

なあ。成木野。
ん?
ストレンジジュースになるのもうやめてもらえないか?
どうして?
決まってるだろ!お前の体はもう。

知ってたんだね。だけど無理だよ。
どうして!?
私のこと待ってる人たちがいるから。
だからって、死んだら元も子もないだろ。
石形さんだって。
えっ?
石形さんだって、望んでないはずだ。そんなこと。
待って・待ってよ!
何で知ってるの!?
石形さんのこと。

。。。遊太が歌う
♪「ウンベイジーニニョプラサーラー」

あっ。

♪「君に魔法をかけてあげる」

その歌どうして?
俺はパインだ。そしてこの体はお前のものだ。
ちよ子。

。。。泣き出すみかたん
あっ。

何で何で今まで黙ってたの!?
会いたかったよパイン。
パイン!



そうかあのダムに落ちた後、石形さんが助けてくれたのか。
(みかたん)パインとぐりちゃんのことも捜したんだけど。
あの雨の中じゃな。
体が入れ替わってるのに気付いたのは次の日。
私訳が分からなくてすごく悲しくてずっと泣き続けて。
石形さんがいなかったらどうにかなっちゃってたと思う。

それで石形さんと東京のアパートに。
そんなことまで知ってるんだね。

1年くらいそのアパートに住んでたの。
だけど、ある日。


。。。回想

(石形)《来たか》
。。。せ
(石形)《ラボの連中だ。窓から逃げるんだ》
(みかたん)《でも》
《今の僕は君の足手まといになるだけだ》
(みかたん)《嫌だよ。そんなの!石形さんがいなくちゃ》
《大丈夫。やつらを始末したらすぐに後を追うよ》
《約束だよ?》
《ああ約束だ》

でもその約束は果たされることはなくて。

。。。爆発

《あっ》


。。。泣くみかたん

(みかたん)石形さんね。シナモンが好きだったの。
シナモントーストとかアップルパイとか。
このシナモンティーも大好きで。


これ最初 私お菓子と間違えてかじっちゃったんだ。
そしたら、石形さん大笑いして。
このにおいを嗅ぐとね。あのときのことを思い出すの。
アパートのことや石形さんの笑顔。

なあ。ちよ子。
もう一度よく考えてくれないか?
石形さんの望み。
何のために命を懸けてまで お前のことを救ったのか。

ねえ。パイン。そういえばさあの指輪のこと覚えてる?
私とぐりちゃんで取り合いっこしてさ。
懐かしいな。



(遊太)おーい。明香!
いないのか?
入るぞ?

。。。(キャスター)続いてお天気です。
日本海側から寒気が。

どこ行ったんだ?明香のやつ。

(キャスター)外出の際には暖かい格好を。


。。。電話する。
(明香)フフフ見てくれたか?
あ?何が?
(明香)何やその件とちゃうんか。
だから何の話だよ。

(明香)けさ出掛ける前にお前の携帯に画像を送っといたんや。
一日遅れやけどクリスマスプレゼントっちゅうことで。

ん?
まあええわ。要件は何やねん。
お前今どこにいるんだ?
地球。
ふざけるなよ!
ったく。ノリの悪いやっちゃなぁ。
大事な話があるんだよ。
成木野の体のことで。

(明香)今駅のホームや。ちょっとしたマシントラブルがあってな。
それでこれから交換パーツを買いに。

じゃあ戻ったら俺の部屋に来てくれ。

(明香)分かった。
ほなな。


。。。LINEを見る遊太
ん?

。。。そこにはパンチラ
あっ!あああ。・・・変身?

あの。バカ!


。。。テレビ
(科学者)バカバカしい。

ん?

(科学者)インターセプト作戦とかどだい無理な話ですよ。
核兵器というのはですね爆風も衝撃波も生じない宇宙空間では無力なんです。
しかしですね数十発のミサイルならですね。
その程度で直径2kmの小惑星の破壊など無理です。もっとも数千発ぶち込めば話は別ですが。

あっ。

(グリーゼ)《米国は極秘裏に核ミサイル数十発を搭載した軍事衛星を宇宙空間に配備しています》
《このミサイルで小惑星VR1を撃破する》
《それがインターセプト作戦です》

(遊太)《あいつの話全部でたらめなのか?》




おい。ラブラ!
いないのか?

。。。愛の部屋に遊太
(愛)えっ。ちょちょちょ!
何よ!?ノックくらいしなさいよ。

ラブラは?
けさ早く出ていったよ。
急に除霊の依頼が入ったとか言って。

。。。ラブラの電話
(アナウンス)現在おかけになった電話は。
くそ。

(愛)うん?
(ムヒ)クーン?



。。。部屋に遊太
ハァ。
(チラ之助)ニャァァァ!!
うわ!

な。何だよ。突然!
(チラ之助)たまには幽霊らしく登場しようかと。
ハァ。
で?何か収穫は?
今日一日大学や研究室回って話を聞いてきたんだ。
物理学者や宇宙工学の専門家から。
そしたら。

《バカげている》
《ナンセンスじゃよ》
《核ミサイルで迎撃なんてできないですよ》

《でも安心してください》
《その小惑星が地球に衝突するなんて万に一つもないですから》

つまりグリーゼは嘘をついてたってことだ。
そもそも あんなうさんくさいおっさんの話うのみにする方がどうかしてたんだよ。

じゃあ。アメリカ国防総省の諜報員ってのも。

たぶんでたらめだと思う。
とにかく勝負はあしただ。

「グリーゼ来訪宮賢が襲う」
やっと分かったよ。
何であのとき宮賢がグリーゼを襲ったのか。

(チラ之助)ちょっとタンマ。
もしかして。

。。。ノック
ん?
(チラ之助)あっヤバッもう行かないと。
続きはまたあした。
じゃっ!

何だ?あいつ。

。。。入ってくる。ネグリジェ姿の明香。
うわぁぁ!
ああああ。
お前何だよ。その格好は!

ちょっと体調崩してしもうて。体が火照るっちゅうか暑くてかなわんのや。
あいつに殴られたせいで、冷却装置の具合が悪いねん。
お。お。お。前いいかげんにしろよ!
別にええやろ女同士なんやし。

俺は男だ!

はいはい。

はいはいじゃなくて!
え~い。いからこれを着てくれ!

何やねんな。

ほい。着たで。

。。。
くっ!?むしろエロくなってんじゃん!
うん?

これでええか?
ハァ。で?何しに来たんだよ?
何しにって。
お前が呼んだんやろ。
成木野のことで相談があるって。
あいつ、ゆうべ倒れたんだよ。
パーティーが終わった後屋上で。
例の発作、最近頻繁に起こってるみたいだし。
もしかしてすごく悪化してるんじゃないか?
成木野から聞いたんか。
なあ明香。
あいつの体すぐにでも検査してくれないか?
今の状態が知りたいんだ。
分かった。



。。。12/27
   遊太は愛のいじめっ子を観察。 
井路芽子
12月27日8時40分。

(芽子)「ただいま。さっきまで萌南たちと歌ピロいってて今帰ってきたとこ」
「朝までカラオケとかマヂつれぇ。もうトシだわぁ」

取りあえず死んではいないっぽいな。

《前の歴史では芽子の死体が発見されたのは今日未明のことだった》
《だけど俺が友田の手足を折ったからそれで》

ニャァァァ!!
うあ!

ニッ!

びっくりした?
何しに来たんだよ。
ゆうべの話の続き。
グリーゼのことら。
それで?
ひょっとして貴様グリーゼをたたきのめそうとか思ったりしてない?
やっぱり図星か。
言っとくけど、そんなことしたらただじゃおかないからね。

何でだよ!

貴様の頭って真空なの?
歴史が変わっちゃうからに決まっているのら。

(チラ之助)貴様がラブラにやられないとその後みんなでケンカする歴史がなくなっちゃうら。
傷のない絆は絆にあらず。傷を癒やした分だけ絆ってのは強くなってくものなのら。

ケンカの後仲直りすることが重要だと。
言ったよね?人類保存計画の遂行には住人たちの協力が必要不可欠だって。
じゃあ。わざとグリーゼを逃がせって言うのか!?
そのとおり。
本当に重要なタイミングは明日 午前4時に訪れる。そのときこそ運命のときら。
だからそれまではおいらの言ったとおりに。
いいね?


。。。観察する遊太
(ラブラ)なるほどそういうことですか。私を利用しようとしたんだ。
私に接近することで明香にも近づけると思った。そうなんでしょ!?
(グリーゼ)ラブラさん。誤解しないでください。

もうそろそろかな。

(グリーゼ)私があなたの魅力に引かれたことは。
(ラブラ)嘘つかないで!

きた!

(ラブラ)何が私を喜ばせたい一心でよ!
ふざけないでくれる!?

まったくふざけたやつだよ。そいつは。

な、何なのですか?あなたは。

ちょっとな。お前に話があるんだよ。

話?

宇宙に大気は存在するか。その件についてぜひともご意見を伺いたくてね。

。。。逃げるグリーゼ

逃がすか!


。。。落ちる?
うわっ!


必殺!クラムボン。

。。。迷い
《とにホントにいいのか?》
《このまま跳び蹴りを食らわして》
《歴史を変えないためにはやつを池に蹴落とし、みんなのケンカを誘発しなきゃならないんだけど》
《そしたらあいつは》

おわっ!

《無理だ。俺にはできない》
《目の前に真相を知ってるやつがいるってのに。そいつをみすみす逃がすなんて》
《待ってろよ。すぐに追い付いて》

よっと。
。。。明香のパンチラ。ロボなのに。
おおお。
ぶぼぁんつあ!

ぬおおお!

。。。おいつく
うおおおー!

うわっ!


。。追いつめる
いや。参りましたな。
この岩にぶつかったせいで、あばらが何本か折れてしまったようです。

じゃあ。次は指の骨だ。
俺の質問に答えなければな。

いったい何が知りたいというのです?
まずはお前の正体からだ。

私はアメリカ国防総省の。

次に嘘をついたら本当に折るぞ。
どうして嘘だと?
お前がラブラに話したことが全部でたらめだからだ。

つまり盗み聞きしていたと。

ああ。2回もな。

2回?

分かる必要はない。なぜ逃げたんだ?

突然あなたのような人が目の前に現れたら誰だってん?

。。。指の折れる
(グリーゼ)ああ!
まずは小指からだ。残りの9本を全部折ったら次は奥歯だ。

ふん。いいだろう。
いまさら話したところで計画に支障はない。

私はQmay会の幹部だ。
計画の全権を任されている。
確かにVR1に数発の核ミサイルを撃ち込んだところで破壊などできないだろう。
ただほんの少し軌道が変わるだけだ。
地球へとぶつかる方に。

(グリーゼ)問題はどうやって難攻不落のAFSpaCのサーバーに潜り込むか。
世界中の天才ハッカーが一斉に攻撃したところで歯が立たないだろう。
そこでわれわれが目を付けたのが。

明香か。

彼女のハッキングスキルは人の域を超えている。

ふん。だが明香はお前らの脅しになんて。

脅すなんて誰が言った?
彼女は自発的にAFSpaCのサーバーに侵入するだろう。
大親友の懇願を無視することができないからな。

そのためにラブラを。

はっ。彼女がゲートを開いてさえくれればあとは回線をタッピングするだけで簡単にサーバーに侵入できる。

あっ。

(チラ之助)《本当に重要なタイミングは明日午前4時に訪れる》
《そのときこそ運命のとき》

。。。帰ろうと遊太
あっ!くっ!

ふっ。斜面を転がり落ちたとき打たせてもらったよ。
こいつをな。

あっ。

ユーバ化してる最中は痛覚が鈍るからな。
気付かなくても無理はないさ。
安心しろ。ただの麻酔薬だ。半日も眠れば目が覚める。
もっとも凍死する可能性の方が高いが。

くっそ!
この野郎!

ほうさすがはユーバメンシュだ。
あの強力な麻酔薬を打ってなおこれほどの力を出せるとはな。
だが侮るなよ。
その力を持っているのは貴様だけではないのだ!
。。。男も。

うわっ!

。。。マスクがはがれる。
まさかフェイスメーカー!?
それは秩父蘭堂を使って手に入れたものだよ。
便利だったのになぁ。

お前はいったい。

やれやれ。しぶといやつめ。
いいかげん眠ってもらえんかな!

。。。殴る男。
ぐあ!

はーっ!

。。。マスクをとる男。
フッ。やはりな。
ああ!


。。。遊太が押さえつける。首の後ろにの文字。
あっ。

どうやら気付いてしまったようだね。

あっ!
。。。やり合う。

。。。切れる遊太の効果。相手もマスクをと取る。その顔は。
そんな嘘だろ。お前が。

(寺岡)久しぶりってわけでもないか。
6日前に会ったばかりだもんね。
パイン。


ぐり子。

そう。僕はぐり子。そしてこの体は本来君のもの。
どう?懐かしい?

は。。。

無理に信じろとは言わないよ。
人類の歴史もあとわずか。
現実から目を背けて生きるのも悪くない。

どうして。

9年の歳月は人を変える。
変わらない君たちの方がどうかしてるのさ。

違う。
俺の知ってるぐり子は。

。。。眠くなる遊太。グリコは。

ぐり子。
・・・エンド?

パンチライン 第8話 Panty Party! の感想 [パンチライン]

なんとく動いてしまう遊太。あのコスを着て、宮賢。
過去に聞いて、今があることを明香、宮賢を信じる。 おじいに聞かされたこと。なんだろね。
すべては運命。必然。。。役割がそれぞれ。人種にも役割。上にわがれないのに劣等種の運命。
そして、今は友田の始末? 懲らしめてしまう。遊太。歴史が変わる。
あとは、パーティばかり。 平和な時がすぎる、 みかたんの異常にいくまでは。



(チラ之助)チラ之助のおきてその1おいらが許可しないかぎり歴史を変えてはならない。
その2他の誰かに真実を伝えてはならない。分かりやすく説明してやるのら。
まずは これが貴様のいる世界ら。で この列車は未来へ向かってレールの上を進行。
そのまま行けば ここ小惑星が落ちてくる最悪の大晦日にたどりつく。
だけど貴様には小惑星が落ちてこない方の大晦日に行ってもらわないと。
その先に待っているのは最高にハッピーでピースフルな未来。
この世界をそこへ導くこと。それこそが人類保存計画の究極の目的なのら。
とにかく貴様は絶対に確実にこの計画を成功させねばならない!
これは貴様に課せられた宿命なのら!
ただし これだけは言っておく。貴様に次はないからね。


。。。戻る遊太
(遊太)《まずいな。2日連続で 空振りって》


・(ムヒ)フギャー!!

(明香)こら! 愛。開けんかい!
何やねん今の声は!

(愛)今のは その私。私が鳴いたの。
(明香)はあ?

・(愛)ほら 最近空気が。


(遊太)そういや、あったな。こんなことも。
(秋奈)「遊たんへ こっちで面白い物見つけたから送るね。
 パーティーグッズのお店で売ってたの」
 「どう?何か笑えるでしょ?」
 「ところで 『雨ニモマケズ』って どんな詩だったか覚えてる?」
 「学校で習ったと思うけど 私はすっかり忘れちゃってて」
 「だからね ネットで検索してみたの」
 「で あらためて読み直してみたら何か感動しちゃってさ」
 「遊たんも読んでみて」
 「『雨ニモマケズ 風ニモマケズ雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナ カラダヲモチ
  慾ハ無ク 決シテ瞋ラズ』」

。。。中にコス

(遊太)こんなもん 着られるわけねえだろ!
。。。中のコスにあたるが。






。。。亀男、ムヒを奪って。


・待てーい!

正義のスーパーお助けマン 宮沢 賢治 見参! 。。。


宮沢 賢治?

(ラブラ)変質者が増えたわ。


(亀男)何だ?
掛かってこないのか?
だってやられんの分かってるし。
(亀男)はあ?
痛いのとか 嫌だから。
(亀男)まあ いい。
ならば こちらから!
いっ いや 待ってくれ!
心の準備が!
。。。
うおお。

(秋奈)《「ミンナニ デクノボートヨバレホメラレモセズ クニモサレズサウイフモノニ 
ワタシハ」》


ナリタイ。
(亀男)あっ?
なるって 決めたんだよ。
この世界を 最高にハッピーでピースフルな未来へと導くために。
(亀男)お前 何を言っている。
20秒だけ待ってくれないか?
(亀男)待つとどうなる?何か褒美でも?
ああ。 たっぷりとくれてやるよ。
(亀男)フッ。よかろう。
19 18 17。


。。。部屋に
《ここに来ることまでは 分かってたけど》

・(明香)なあ 誰や知らんけどこれ脱がしてくれへん?

よし 分かった!

(明香)なっ! ちょちょ。
。。。パンツを見て、変身
うおおー!!


おおりゃあ!
。。。キック

(ムヒ)クゥ。

。。。できない。
ちょっとタイムな!
逃げるなよ!


。。。ムヒは愛のほうに
(愛)ムヒ!


(宮賢)約束の褒美をくれてやるぜ。
あれ?

んの。野郎! 待ちやがれー!


(ラブラ)何だか。
(愛)さっきと違う人みたい。


いいのか? このまま 追い掛けて。
(チラ之助)《チラ之助の おきてその1》
《おいらが許可しないかぎり歴史を変えてはならない》
《これまでに63億7,315万3,740人の貴様たちがおきてを破り失敗していった》

。。。みつける。
うぐ。
だからってこのまま逃がすわけには。
おい。痛えじゃねえか。
別にいいだろ。
お前の体じゃないんだしな。壺内Q冥。
貴様 何者だ?
俺のことはどうでもいい!
小惑星VR1はどうして地球に落ちてくる?
何のことだか分からんな。
とぼけんなよ!

。。。やりあう

フフ。われわれは小惑星を落とすつもりはない。
今のところは。
Wが完成していないからか?
そうだ。
Wの完成にはあの小熊の再生能力が必要不可欠。
もともとQmay会のものだってな。
誰がそんなことを?
誰だっていいだろ。
確かにあれはわれわれが生み出したものだ。ユーバラボで。
ユーバラボ!?
やはり知っていたか。
貴様も ユーバ化の能力者のようだしな。
あのラボはQmay会の施設だったっていうのか?
そのとおり。
ユーバ化の予想を立てたのも ハーキュリーウイルスを設計したのもこの私なのだ。
てめえのせいで 俺たちは。
この体を痛めつけても意味はないと思うが?
何で あんなことを?
貴様には分からんだろう。
私の崇高な理念など。
人類は 完全体へと進化しなければならない。
それこそが世界平和を実現する唯一の方法なのだ。
Qmay会を立ち上げたのもそのため。
私が ユーバ化の力を使って奇跡を見せると 愚かな民衆は目を輝かせて私の下に従った。
民衆は求めているのだよ。あの力を。

まともじゃない!

そう。
進化とは常軌を逸したもの。
貴様もすでにその一歩を踏み出している。

何が言いたい?

われわれの元へ戻ってこないか?

ふざけるな!!

いずれ 分かるときが来る。
待ってるよ。貴様の帰還を。
かっ あっ。
ああー!。。。抜けるQ冥

あ。

あっ。がああー!!



(ラブラ)それにしてもまさかみかたんがストレンジジュースだったとはね。

(みかたん)エヘヘ。

(みかたん・愛)あっ。
。。。宮賢が。

(みかたん)うわー!

(ラブラ)ちょっと 驚かさないでよ。
さっきの男が戻ってきたのかと思ったじゃない。

あいつなら 今ごろ病院だ。
救急車で運ばれていったよ。
成木野 隠さなくてもいい。
お前の正体は分かってる。

(みかたん)えっ 何で?

(愛)あなた いったい何者なの?

言わなかったか?
俺は。
正義のスーパーお助けマン 宮沢 賢治だ!

(みかたん)えー 違う 違う!
私とは何の関係も!

それよか 明香。ちょっといいか?

(明香)うち?



。。。離れて。席に
んで 用件って何なん?
手伝ってやろうと思ってな 修理を。
しゅ。修理?
さっきの男に殴られたせいでフュージョンリアクターがぶっ壊れた。だろ?
えっ。あっ。ちょ。
さ。始めようか。


なあ。何でうちがロボットってこと知っとってん?
一言で言うと宿命かな。
宿命。ほな。しゃあないな。
ええ!それでいいの!?
かまへん かまへん。
いや 普通もっと気になるだろ。
まあ。気にならんっちゅうたら嘘になる。
せやけど うちお前のこと信用しとるさかい。
信用?
昔な おじいが話しとってん。
亡くなる前にお前のこと。

。。。回想
(天華)《明香 そろそろお迎えが来たようや》
《おじい》
(天華)《泣くな。明香》
 《わしは いつでもお前のそばにおる》

(天華)《わしが残した3つの遺言 ちゃんと覚えとるやろうな》
《1つ目はちよ子という少女を保護し一人前のヒーローになるよう育成すること》
《2つ目はちよ子と共に秘密部隊ジャスティスパンチを結成すること》
《そして 3つ目は》

《大丈夫か? おじい!》

《ええか? 明香》
《ジャスティスパンチはやがて世界を救うことになる》
《それは、天命や》
《そのことを絶対に》
。。いってしまう
《おじい?》

《おじい! おじい!!》



(宮賢)って。3つ目は?
ん?
3つ目の遺言は何なんだよ!
「いずれ 気色の悪いコスチュームを着たヒーローがお前の前に現れる」
「そいつのことは信用したれ」
「決して悪いやつやない」

「気色の悪い」って。
ちなみに そいつもジャスティスパンチのメンバーらしいで。

俺が?

残るは2人。
ジャスティスパンチのパンチはヒンディー語で 5。
つまり正義の5人組ってことや。
。。。あの2人を想像する遊太
じゃあ 残りの2人って。
いや、まさかな。

よし。修理完了っと!

助かったわ!
なあ。天華博士はどうして未来のことを。

これはな霊像交っちゅうねん。
霊界画像交信機の略や。

ただのファクスだが。

詳しいことはよう分からへん。
せやけど、ある日未来のことが記されたファクスが送られてきたって。

《ファクスって》

。。。回想
(ラブラ) 《紙に数式とか図面とか「何年 何月にこれをしろ」みたいな指示を書いて誰かに
 送ってたみたいなんです。ファクスで》

(遊太)《どういうことだ》



(チラ之助)ったく 何であんなことしたのら?
あんなこと?
友田の手足をへし折ったことらよ。
チラ之助のおきてその1。
お前が許可しないかぎり歴史を変えてはならない。
分かってるなら!
しょうがないだろ。
友田を無傷のまま解放するわけにはいかなかったんだ!
前のとおりなら、あいつは愛の同級生を2人殺すことになるんだからな。
はあ。たかが2人のために。
しかもその2人は愛にひどいことをしたやつらだっていうのに。
だからって 殺されてもいいってことにはならないだろ。
70億の命を救うには多少の犠牲はやむを得ないのら!

あん? どこへ行くのら?
どこだって、いいだろ。



。。。遊太
《って言ったものの ホントはどこに行ったらいいのか》

・(ムヒ)フギ!

(愛)《預かったの》
《ラブラの弟の蘭堂兄ちゃんから》

そうだ。
蘭堂ってやつに聞けば。


なあ。愛!
ちょっと聞きたいことが。

おーい!

あれ?出掛けてるのか?

何だ?

。。。こたつの中
何やってんだよ お前。

待ってろ。
今 とってやるかんな。


。。。帰ってくる愛
(愛)ふう。 寒 寒。
。。。こたつに。遊太は見えるパンツに興奮。

うっ!
ぼわんっつああー!!

(愛)変態!!




だから 誤解だって。
(愛)何が誤解なのよ?
この変態!
だから 変態じゃねえし! 強いて言うなら 変熊だ!
変熊のせいなんだよ!
変熊?
ムヒの様子が変だったんだ。こたつの中で暴れてて。
それでのぞいたら。
何で知ってるの? ムヒのこと。
えっと、ラブラから聞いたんだ。

(愛)ラブラから?
あいつの口、ヘリウム並みに軽いだろ。
何でもかんでもべらべらと。
そうだ!
ラブラで思い出したけどあいつの弟、どこにいるか知らないか?

何なの? 突然。

いいから 教えてくれ。

いとこなんだろ?

そうだけど何で?
色々事情があるんだよ

だったら、ラブラに聞けばいいじゃん。

あいつは教えてくれそうにない。
口がバリウム並みに重いからな。

さっきはヘリウム並みって。

とにかく!

蘭堂兄ちゃんだったら 今日の午後ここに来るよ。

えっ?

(愛)ムヒの様子 見たいんだって。



。。。。
(蘭堂)そっか。Qmay会の計画のこと知ってるんだね。だったら隠してもしょうがないか。
 僕 Qmay会の信者だったんだよ。
 それも熱心な。
 壺内Q冥に気に入られちゃってそれで、ムヒの世話係を任せられたんだ。
 長野の山奥にある研究施設から東京の本部に連れてくるように言われて。
 でも 僕が向かった先は。

古来館。
愛にムヒを預けたんですね。
何で命令に背いたんですか?
(蘭堂)もちろん計画を阻止するためさ。ムヒがいなければ、Wは作れないからね。
でも 熱心な信者だったんじゃ。
遠足ってさ。行く前の日が一番楽しいっていうでしょ。
Qmay会の教義は非現実的だから、陶酔できたんだ。それがリアルになっちゃ興ざめじゃん。

で ムヒを愛に預けた後は?
車で山に引き返して、ガードレールに突っ込んだ。
事故でムヒに逃げられたように見せかけるために。

それでそのケガを?
いや。これは事故のせいじゃない。Qmay会の連中に やられたんだよ。
ムヒを逃がした罪ってことで。
それがきっかけで会を抜けることに。
多額の退会料を姉ちゃんに肩代わりしてもらってね。


。。。歌。ラブラ

(愛)ねえ ところでさ明香がストレンジジュースの女房役ってホントなの?
(明香)コードネームはパンプキンチェア。
要は メカニックエンジニア担当ってことや。

じゃあ。あのコスチュームも明香が?
もちろん。
そういや、成木野。最近 お前、ショーパンはかんと出撃しとるやろ?
(みかたん)だって サイズがちょっと。
(メイカ)確かにパッツンパッツンやもんな。
(みかたん)大丈夫だよ。痩せるから。
。。。食べまくる

(明香)って、痩せる気ないやん。



(愛・みかたん・明香)
。。。4人で歌う
   終わって。


(みかたん)はい 次は遊太君の番。
えっ いいよ。俺は。

(愛)「いいよ」とかないから。
(ラブラ)順番。
(メイカ)住民の義務やで。

ホントにいいって。
(みかたん)いいから いいから。
駄目だって。俺は絶対 歌わないからな。
誰が何て言おうと ぜっ。

。。。結果、歌うことに



(みかたん)古来館 最高~!
(ラブラ)イエーイ!
もう! ラブラさん!

(みかたん) ねえ 次はいつやろっか。
(明香)パーティーか?
(愛)一番 近い行事は大晦日だけど。
(ラブラ)ちょっと早過ぎるんじゃない?
(みかたん)だったら。趣旨を変えれば いいんですよ。
何か こう みんなでわくわくするようなイベントを。
例えば。

(遊太)花火とか。

(ラブラ・明香・愛)花火?

(みかたん)それだ!
この真冬さ 花火ってそのミスマッチ感が最高だし~。

よし!大晦日だっきゃ みんなで花火するべえ!
えいえい。おー!



。。。12/26日
何だよ?話って。
(みかたん)うん。あのね。お礼が言いたくて。
お礼?
バスジャックのとき助けてくれたでしょ?
だから。

ありがとう。

別にお礼なんて。

私ね。初めて遊太君に会ったときから感じていたことがあるの。
何かすごく懐かしい気がして。
。。。

ああ。ごめんね。
突然変なこと言っちゃって。
じゃあね。


。。。倒れるみかたん。
成木野!?

・・・そろそろ体に型が。耐えられない体。

パンチライン 第7話 帰ってきた、パンツパニックの感想 [パンチライン]

時を超える遊太、世界を救うために、自分でしたことを尻ぬぐい。
幽体を降伏させないゲーム?
いろいろあったが、すこしだけ変わるが本筋はおなじ。 。。。最後の革メイカがどうなるやら。
チラ之助、身の振り方がシビアだね。なんんとでもなる。 猫の姿しているけど人?


。。。願う。
(遊太)やってやる!
俺が歴史を変えてみせる!
必ずみんなを守ってやる。
絶対に 絶対に ・・・絶対に!!

。。。越える時間
ああああ。

んっ?
今はいつだ?
(みかたん)えっ?
今は何月何日かって聞いてるんだ。
(みかたん)じゅ。。。12月21日だけど。
あ。
よっしゃ!

。。。接近する隕石(サムXン製て書かれていたりして。人外兵器)



。。。12/21 外で焼きいも

(ラブラ)というわけで もう散々よ。
ほんと 一歩間違えれば死ぬとこだったんだから。

(みかたん)おかえり。大丈夫だった?
(ラブラ)大変だったでしょ。警察の事情聴取。私もさっき帰ってきたところ。
(明香)まあまあ話は後でええんちゃう?その前にどや?お前も。

。。。焼きいも、。
(遊太)熱っ。
熱いな。
。。。泣き

(明香)何やねんあいつ。



。。。部屋に行って。実感
うん俺の部屋だ。

うん俺の体だ。

うおっ!戻ったど!


(3人)うん?
(明香)PTSDってやつちゃうか?



。。。鼻歌
って浮かれてる場合じゃないんだよな。
大晦日まであと10日。
いったいどうすれば。
取りあえずこれから起こる出来事をまとめてみよう。

。。。メモを書く
《23日。幸励術ムヒ発覚》
《24日。亀男の友田襲来》
《宮賢登場》

。。。25日
この日は眠ったまんまだったんだよな。
確かクリスマスパーティーをやったとか何とか。

《26日。明香 ロボ発覚》
《27日。グリーゼ来訪。宮賢が襲う》

う~ん。
。。。28日がぬける。

《29日。愛が危険》
《30日。亀男と戦闘》
《31日。明香えもんの会。小惑星落下》
《重要なのは24日と27日だ》
《24日には友田が 27日にはグリーゼがこの古来館にやって来る》
《2人は何か知ってるはず》

考えてもしかたがない。
動こう!

2人の居場所を突き止めるんだ!

。。。ドアの外に遊太、。チラ之助のけり
(チラ之助)あちょ!


いてて。
チラ之助!
てめえ何すんだよ!

つーかまだ見えるんだな。
(チラ之助)霊力レベルは保たれたまんまらからね。
修行して霊能者になったようなもんら。

で?今のは何のまねだ?
チラ之助のおきてその1。
おいらが許可しないかぎり歴史を変えてはならない。
その2。他の誰かに真実を伝えてはならない。

何でだよ!?
そうしないと計画が失敗しちゃうから!
前回の宮賢と同じようにね。
前回の宮賢って。

(チラ之助)屋上で見たら?あいつは未来の貴様の姿なのら。とはいえ今の貴様はあの宮賢になってもらっては困るんらけど。
どういうことだ?
(チラ之助)分かりやすく説明してやるのら。
まずはこれが貴様のいる世界ら。
。。。世界線
でこの列車は未来へ向かってレールの上を進行。
そのまま行けばここ小惑星が落ちてくる最悪の大晦日にたどりつく。
あの宮賢が着いてしまったのはここら。
だけど、貴様には小惑星が落ちてこない方の大晦日に行ってもらわないと。
その先に待っているのは最高にハッピーでピースフルな未来。
。。。なんかハーレム? 増えている女子。
この世界をそこへ導くことそれこそが人類保存計画の究極の目的なのら。

人類保存計画?

小惑星の落下を阻止し、人類という種を絶滅から守る計画のこと。
とにかく 貴様は絶対に 確実に この計画を成功させねばならない!
これは貴様に課せられた宿命なのら!

宿命。

だからなのら。
貴様の幽体がパンツを見ると人類が滅亡しちゃうのは。
????
肉体を離れた幽体は殻を失った卵みたいなもの。繊細で傷つきやすくあらゆる刺激に対して敏感になっている。
。。。あれみたいなもの?XXを脱いだ。
その幽体が二度続けて興奮するとどうなるか。
とんでもない量の興奮エネルギーが怒濤のごとく注ぎ込まれ貴様の肉体は 死ぬ。
テクノブレイクを起こして。

マジかよ。

それがパンツと人類滅亡の関係ら。
幽体が連続してそれを見ることで 計画の実行者が失われ。

結果的に小惑星が地球に。
どうすれば失敗しないんだ!?

しっ。知りたい?


。。。お札を貼る。
よし。全部貼ったぞ。

(チラ之助)ふむ。上出来ら。

なあ本当にこれでいいのかよ。
このまま同じことを繰り返してたら、前の歴史どおりに。

大丈夫。おいらを信じるのら。

。。。PCに電源
(チラ之助)よしよし。これでニコニコライブエンコーダーが自動的に起動するはずら。
あとは。

分かってる。
これか。
。。。秘密の箱

姉貴のやつ何でこんなタイトルを。

。。。書くのにためらう遊太


(チラ之助)どうしたのら?
もしかして書いてあった言葉忘れちゃったとか。

覚えてるよ。「U-TURN!」だろ。

だったら。
嫌なんだ。書きたくないんだよ。

どうして?

負けを認めるような気がするから。
こいつが使われるのは俺が失敗したとき。
でも今回の俺は失敗なんてしない。
だからそもそも書く必要なんて。

。。。ノック

(みかたん)こんばんわんこ。
こんばん わんこ。
(みかたん)って 遊太君どうしたの!?部屋中お札ばっかだべな!
ああ これはそのインテリアだよ。
(みかたん)そうなんだ。
で成木野は何しに?
(みかたん)ああえーっとね台本に分からない漢字があって。
「かいこう」だと思う。
思いがけなく出会うこと。
偶然巡り合うって意味だ。
(みかたん)へえ.遊太君って博学だね。
だけど何で俺の所に?

(チラ之助)ったく鈍いやつらなあ。
みかたんは貴様の様子を見に来たのらよ。
そうなのか!?
(みかたん)えっ?
あっ。あっ。いや。
(チラ之助)バスのことも河原でのことも彼女は全部知ってる。
だからこうして。
ちょっと黙っててくれ!

(みかたん)私何も言ってないけど。

。。。?
(みかたん)とにかくありがとう。
ああ。これは「教えてくれてありがとう」って意味だから。それと。
ごめん。また今度。



。。。忘れる台本
あいつ。

。。。入れ替わりにドアの外には
(明香)うい~っす!
どどうしたんだ?
(明香)ああ。ちょっとな。
何やお前疲れてんちゃうかなぁ思て。
これ。

何だよ。これ。
(明香)うちの特製ドリンクや。
滋養強壮!
肉体疲労時の栄養補給に!
元気メイカー!

毒薬にしか見えないんだけど。

(明香)毒をもって毒を制~す!

やっぱ毒なんじゃねえか。

(明香)エヘヘ。
ところでお前が持ってるそれ成木野の台本ちゃうか?
ああ。さっき忘れてって。
(明香)ほな後で返しといたるわ。ほなな。



。。。物音

(遊太)これって。
。。。あのときの経験


そういうことか。
だとすると え~っと これからどうなるんだっけ?
確か俺の幽体は。

。。。パンツを見て、花火。
《ぶおおおっ!》

(チラ之助)《幽体が二度続けて興奮するとどうなるか》

ヤバい!何とかしないと!



。。。幽体の遊太
(遊太)ごめん。愛。
お邪魔しまーす。

。。。走ってくる遊太
とっとっ。

(遊太)しかし相変わらず汚い部屋だなあ。

(愛)さーてと久しぶりにひとっ風呂浴びてやるとするか。

・・・
(愛)あっそういえばシャンプーの詰め替え取ってこなきゃ。

。。。まずい展開
はっ。ああ。駄目だ。
このまま愛が外に出たら!

。。。止めに遊太
うお!


(愛)あれ?何で?

。。。愛は無理矢理開ける
   衝撃音

。。。下が見えそう

(遊太)おおっ。

(愛)キャー!
。。。丸見えにる

うおおっ!

(愛)ぶっ殺す!
(遊太)えっちょっ。
。。。なんてものを。逃げる遊太。

ごっ。ごめん。愛そんなつもりじゃ。
。。。ハモる?

このけだもの!

。。。2人に向ける。攻撃。実体にだけ


・(みかたん)もうあの本どこ行っただか。

(遊太)まずい!

・(愛)この変態!
変質者!どスケベ野郎!

(遊太)よせやめろ!うわっ!
あ。くそ!
。。。退散




。。。今度は、みかたんの部屋に幽体。

ん?
上の段かな?よっ。ふっ!

(遊太)させるか!
。。。体当たり

(みかたん)キャッ。

うわっ!



(明香)塩か。悪いが今切らしとってな。
(ラブラ)じゃあ。みかたんにでも借りよっかな。
(明香)あっ。成木野んとこ行くんやったら、ついでにこれ返しといてくれへん?
(ラブラ)いいけど何これ?
(明香)台本や。シーズメイの。


。。。遊太、気絶しているみかたんの胸をもみもみ。
あっ。あが。

。。。やめられない遊太。いいわけ。
いや。これはその。
(みかたん)やめでけろー!


。。。幽体が、遊太にせまる。
てめえ俺の体返せ!
。。。逃げる遊太、部屋に。ラブラとばたり。落とす台本。

(ラブラ)ちょっと何なのよ。もう。
ごめん。ラブラ!

。。。
(霊体)くそ!


。。息絶え絶え
歴史ちょっと変わっちゃったみたいだけどまあよしとするか。

(ラブラ)いったい何があったのよ。
。。違う本につけて持って行く。




(みかたん)って・違う!
この本じゃな~い!

(ラブラ)あっもしかして入れ替わっちゃった?いや~だとするとさっきぶつかったときだわ。

。。。遊太は警戒して。落ちている本

なるほど。


。。。遊太、みかたんに台本を
(みかたん)
・・・演歌? なんて声



。。。次の日
ハァー参ったな。
これだけ歩き回って収穫ゼロって。
《Qmay会の本部は警察や報道陣がいて入れなかったし。友田の居場所も突き止められなかった》
あと。は。ん?

ラブラ。
ラブラちょっと待ってくれ!

(ラブラ)ん?


ユウハン行ってたのか?
(ラブラ)はあ?まだ4時半よ。
そうじゃなくて幽霊ハント。
(ラブラ)何で知ってるの?
あっ。なあそれより聞きたいことがあるんだ。
グリーゼの連絡先教えてくれないか?
(ラブラ)ちょっ。ちょっと待ってよ。何でグリーゼさまのことまで。
いいから頼む。

。。。見てしまう友田
はっ!嘘だろ。

。。。愛を殺した友田



友田!

この野郎!
。。。おいかけて

(友田)お前何なんだよ。
いいから待てっつってんだよ!

逃がすか!

。。。チラ之助のけり
(チラ之助)ほわちゃー!


(遊太)おい!何すんだよ!
(チラ之助)言ったはずら。「おいらが許可しないかぎり歴史を変えてはならない」って。

(遊太)どういうことなんだよ。
(チラ之助)人類保存計画には住人たちの協力が必要不可欠なのら。
思い出してみて。前の歴史ではいろんなことがあったよね?
幸励術やムヒのこと。みかたんや明香の正体がバレたり、みんなでケンカしたりさ。
その出来事の一つ一つがみんなの絆を深めていった。
それが大事なのら。
この計画にとっては。
だからその絆を生み出すために途中までは歴史を再現する必要があって。
。。。ホライズン的な?

(遊太)守らなかったらどうなる?
(チラ之助)これまでに63億7,315万3,740人の貴様があのおきてを破り失敗していった。
次の63億7,315万3,741人目になりたいなら好きにするといいさ。
ただしこれだけは言っておく。
貴様に次はないからね。

(遊太)どういう意味だ?
(チラ之助)計画に失敗したら何もかも終わりってこと。
だけどおいらは違う。
次の可能性があるからね。
(遊太)次の可能性?
(チラ之助)もう一人の貴様のことらよ。

(遊太)なあ。素朴な疑問なんだけど。俺って何で幽体離脱したんだ?
(チラ之助)にゃ。にゃっ!
そんなことも分からないのら?未来から飛んできた貴様の幽体が貴様の体に憑依したかららよ。
(遊太)それでもともとあった俺の幽体が体の外にはじき出されたと。
(チラ之助)うむ。
(遊太)だったらラブラに取りついたときも。
(チラ之助)いや。
あのときのラブラの幽体は肉体にとどまったままらった。
(遊太)何でだよ。どうして俺だけ。
(チラ之助)貴様は河原で気を失ったときユーバ化してたら?
ユーバ化の最中は識閾下の意識が顕在意識を排斥することによって魂が解離しやすい状態になるのら。
??
ほら思い出してみて。
9年前の夏のこと。


。。。あの日
《ゴホゴホ。今まで悪かったね》
《これまで計画に加担してきた罪が僕にはある》
《これはその罪滅ぼしだよ》
《せめて最後くらいは》

。。。追っ手。前から車。まずいとに、

。。。悲鳴
川に落ちて、さらに雷


。。。目覚める遊太。
(秋奈)《やっと気が付いたみたいね》
《ここは》
《私とじっちゃんの家》
《けさね。じっちゃんが君のこと見つけて運んできたの。河原に倒れてたんだって》
《ああ。自己紹介がまだだったね》
《私は秋奈。伊里達秋奈。よろしくね》
《よろしく》
。。。鏡を遊太

《ん?はっ》
《嘘だろ》
《何で。ちよ子が》

。。。

(チラ之助)どうら?貴様たち3人はあのダムに落ちる直前にユーバ化していた。
そこに雷が落ちてきて その衝撃で貴様たち3人の幽体は入れ替わってしまったのら。
ぐり子の幽体は貴様の体に。ちよ子の幽体はぐり子の体に。

(遊太)そして俺はちよ子の体に。

。。。グー、チョキ?


。。。ノック
(遊太)あれ?どこ行ったんだ。あいつ。

(愛)これ。昼間いなかったでしょ?宅急便預かっといたの。
ああ。サンキュー。


げっ。姉貴からか。
嫌な予感が。

。。。箱の中を。宮賢の服
(遊太)おいマジかよ。
これって。

・・・同じ事のための準備?

パンチライン 第6話 大晦日だよ、明香えもん の感想 [パンチライン]

明かされる運命。やっぱり落ちてくる小惑星。
過去。。。となりの国の上空で破裂すればいいに。ほんとそうだたして。あこにいるのは過去のコピーノイド。
。。。劣化コ×ー品。まざりものあり。
遊太に託される運命を変えること。 なんかXXミネータぽいなあ。先にやったもの勝ちか。
しかし遊Xが女子とはなねえ。それも伏線か?

友田が明かすときのラブラと明香のうさんくさい奴の顔。まさに現実的。神さまくらいうさんくさい。
題名くさい。 なんかあのアニメみたいに。


。。。倒れる宮賢。愛が
(愛)大丈夫? しっかりして。
(宮賢)うっ あっ!うおお!!
。。。見てしまう下着。スイッチが入る。なぜに?パワーが。こいつは変態同性?百合?



。。。倒れた明香。ラブラに銃。

(亀男)終わりだ。

・(宮賢)カムパネルラー キック!
。。。?

(宮賢)宮沢 賢治 見参!

(亀男)貴様 なぜ?

(宮賢)俺には予知能力があってね。
。。。鉄板。一度見たしたこと。

(亀男)フッ うかつだったな。弾はまだ残っているぞ。

。。。乱入。
(みかたん)正義のヒーロー ストレンジジュース 見参!


(宮賢)さあ どうする?
 これで2対1だ。

(亀男)仕方ない。ならば 貴様らに真の力を見せてやろう。

。。スイッチ。宮賢がしたのと同じ。スーパー?

(遊太)あれは!

(みかたん)まさか!


(亀男)そのとおり。
貴様らと同じユーバ化だよ。ただし発現率は2,000%だ。この意味が分かるかな?

(宮賢)知るか!

。。。同時攻撃。早い相手。

(宮賢)野郎!

(宮賢)わあ!

。。。巻き添えラブラ


(ラブラ)目的は 何だ?
(亀男)理想郷の実現 とでも言っておこうか。下等な人類を滅ぼし、優れたWのみで世界を支配すること。
。。。エックスワイダビュルー
(宮賢)W?

。。。亀男、ストレンジジュースに向ける銃

(遊太)やめろ。

・(愛)やめて!

(亀男)どけ。

(愛)やめて。お願い。

(亀男)邪魔だ 死ね。
。。。元に戻る


(亀男)ぐわあー! やめろー!

(男性)《これ以上 お前の好きにはさせない!》

(亀男)いまさら 何を。私は貴様の望みを果たすために!

(男性)《でも駄目なんだ!愛だけは!》

(宮賢)頼む!力を貸してくれ!
お前だ!
お前に言ってんだよ。遊太!

(遊太)俺のこと見えるのか?

(宮賢)いいから 早くこいつを。
。。。シナモンの瓶を宮賢

(遊太)《シナモン》


(亀男)くそ! 力 力が!

(宮賢)今だ!

(遊太)うりゃあー!!
。。。巻かれるシナモン。

(ラブラ)えっ 何? 何?
はうっ!

。。。中に。それよりパンツ丸見え。 発動するユーバ化
(ラブラ)ぶっ ぼわん つぅあー!!

。。。一気に攻撃。

(亀男)バカな。

。。。。ラブラになって亀男をフルボッコ。


(亀男)なぜだ なぜ貴様までユーバ化を。

(ラブラ)うるせえ!
好きでこうなったんじゃねえ!

。。。とどめ

んっ?

。。。ぬける遊太

(ラブラ)あれ? 何で 私。
あ。
明香!明香!
明香 明香!お願い 起きて!
明香

。。。泣き。


。。。再起動
(明香)何泣いとんねん ラブラ。

(ラブラ)明香!

。。愛は小熊に
(愛)ムヒ!




(みかたん)さてと顔を拝ませてもらおうか。

(愛)嘘。

。。。メイアを抱えてラブラ
(ラブラ)愛 知ってるの?
(愛)友田 千早 私のクラスの担任。

(明香)何で 教師が こないなこと。

(友田)全てはお前を愛していたからなんだ 愛。

あ?
(一同)はあ!?

(ラブラ)何なの?

(友田)愛するが故にあの動画に手を加え メールを送ったんだ。

(愛)あ。じゃあ 芽子と萌南を殺したのは!?

(友田)俺はQmay会の教祖 壺内Q冥の霊に取りつかれていたんだ。
。。。信用できないと明香とラブラ。霊なんかいない。
2人を殺したのはあいつなんだよ。

(みかたん)どういうことだ?

(友田)俺は壺内の霊と契約したんだ。
体を貸す代わりに俺の望みを。

(みかたん)望み?

(友田)復讐だよ。
(愛)あ。
俺は知ってたんだ。
愛が学校で虐げられていたのを。
許せなかった。
俺と愛は結ばれる運命なのに
それをクラスの連中が邪魔してきやがったから。

(愛)何 言ってるの?
・・・きもい。

(友田)隠さなくったっていい。
俺はお前の愛に気付いていたよ。
その思いに応えるにはやつらに制裁を加えてやらなければならない。
それこそが愛の試練だろ?
違うか?

。。。ああと愛

(明香)こいつ むしずが走るわ。
(ラブラ)ねえ その壺内の霊って 今もあなたの中に?

(友田)こんな体じゃ もう使い物にならないからな。

(明香)ユーバ化のせいやな。
(ラブラ)知ってるの?
(明香)正確に言うとユーバーメンシュ化。ハーキュリーウイルスってやつに感染すると
エピジェネティックな作用によって遺伝子のスイッチが切り替わる。
すると 体の組成が変化して、限界を超えた力が出せるようになるんや。
とはいえ四六時中ってわけにはいかん。
普段はリミッターがかかっとる。それが解除された状態が。
(ラブラ)ユーバ化?
(明香)せや。
しかし ユーバ化にはでかいリスクを伴う。
何度も繰り返しとると体は激しく損傷し、疲弊していく。
そして

(友田)死に至る。
壺内もそうだった。
そして その体を再生すべく生み出されたのがその小熊なんだよ。

。。。?と小熊

そいつの驚異的な回復能力を使えば死を免れ 恒常的なユーバ化も可能になる。

(愛)気持ち悪い。

(友田)素直じゃないな 相変わらず。
なあ 最期に一つ頼みがあるんだ。
愛。死ぬな。生き残ってくれ。
それが俺から。

。。。愛キック

(愛)ざけんじゃねえよ! 変態教師!
勝手なことばかり言いやがって!
何が霊に取りつかれただよ!
マジムカつくんだよ!

・・・幕切れ



。。、翌日。大晦日
おそば。それも流し・・・

(みかたん)うわ。

(ラブラ)ねえ 何で流しそばなわけ?

(みかたん)大晦日といえば そばでしょ。

(ラブラ)そばじゃなくて 流しの方!
季節外れもいいとこじゃない。
ねえ? 愛。

(愛)うん。別に。

(ラブラ)ハッ。

(明香)何や?辛気くさい顔して。
(ラブラ)明香 ちょっといい?



。。。離れて聞くこと。二人だけで、しめる?
(ラブラ)ホントに大丈夫なのよね?
(明香)何が?
(ラブラ)サーバーの件よ。AFSpaCの。
(明香)言うたやろ。米軍のサーバーに潜り込んでみたけど異常はなかったって。
(ラブラ)そう。
(明香)そもそも ホンマに小惑星が落ちてくるんやったら 今頃世界中大騒ぎになっとるはずや。
今日は「大晦日だよ 明香えもんの会」
パーッと盛り上がっていこうや!
なっ?

・・・なぜかここで題名。あのメロディ。歯切れが悪い。なにかありげ。



。。。みかたんの歌。意味不明。すし

(明香)よっ!

(ラブラ)いまいちね。

(みかたん)えーっ! 今度やるミュージカルの歌なのに。

(ラブラ)だって 女の情念が足りないもの。
みかたんってさ 恋とかしてる?

(みかたん)恋。ですか?
うーん。
何ていうか。出会いがなくて。

(愛)出会いなら あるじゃん。
いるでしょ。1人。

(ラブラ)そうよ! 遊太がいるじゃない!あいつのこと好きになってみたら?

。。。顔を赤くするみかたん

(ラブラ)その顔、さてはすでに。

(みかたん)そっ そんなんでねえってば!

(明香)せやけど あいつ女やしな。

。。。驚愕の真実?場が止まる。


(ラブラ)冗談 よね?

(明香)生物学的には間違いなく女性のもんや。
デリケートな問題やさかい、今まで黙っとってんけどな。
あいつの戸籍上の本名は 伊里達 遊。遊太っちゅうのは自分で勝手にそう呼んどるだけや。

・・・なんか遊太の反応がおかしい。

(ラブラ)そっ そういえば、その遊太は?
(みかたん)一応 声は掛けたんですけど。
(ラブラ)じゃあ ここはみかたんの出番ね。
(みかたん)ええっ!


(愛)ねえ。他にはないの? 秘密とか。
(明香)伊里達のことか?
(愛)でも いいけどさ。みかたんと明香の昔の話とか聞かせてよ。
(明香)うーん。 
。。。みかたんが行くのを見届けてる。

。。。呼びに行くみかたん
(明香)分かった。ほな少しだけな。


。。。昔語りする明香。なんかステージが出てくる。ピースメイカーのような明香
うちが成木野に出会ったんは今から8年前の夏。
大雨の夜のことやった


。。。燃えた家の前。なくみかたん

《泣くな!》
《誰?》
《うちは 台初 明香》 。。。ダイハツメイカ
《お前を保護し 育成し 支援するためにやって来た》
《ロボットや》
。。。明香えもん。

(愛)そのアパートどうして燃えちゃったの?
(明香)成木野は石形ってやつの助けを借りてある施設から逃げ出してきたんや。
そやけど 2人の居場所はすぐに突き止められた。
そして 石形は追ってもろともってわけや。
とにかくうちは成木野を連れて東京を離れることにした。
北へ 北へと 向かい。たどりついたんは青森の山奥。
粗末な小屋を借りてうちと成木野は暮らし始めたんや。
。。。北のなんとか。 ぱくり?


(明香)うちは成木野の秘められた力を引き出すために来る日も 来る日も 来る日も
鍛錬を続けた。
・・・特訓? よくあること

(明香)結果が現れたんは、あいつが買い出しに出掛けた13歳のときやった。

。。。スーパーなんとかになる。
《許さね! 許さねー!!》


(明香)それからのあいつは八面六臂の大活躍や!
悪いやつらを片っ端から捕らえていってな。
成木野の姿を見て 津軽の人々はこう呼んだ。
。。。かぶるものでごまかす。
《パンスト少女だなんて 嫌だじゃ!》
(明香)《しゃーないやろ。正体 隠すためや》
(みかたん)《だはんで ヒーローさなんてなりたぐねがったの!わの夢はアイドルさなるこどで》
(明香)《その夢は諦めてくれ》
《お前がヒーローになってくれな秘密部隊ジャスティスパンチが結成でけへんねん》
。。。パンチラ
(みかたん)《そのなめこ だせくて嫌なんだばって》
(明香)《ほな どんな名前がええねん》
(みかたん)《う~ん プリティーキューティームーンとか》
(明香)《長い! それに色々かぶっとる!
とにかく お前はヒーローになるために生まれてきたんや。
それがお前の宿命!
逃れることはでけへんねん》
《宿命?》

。。。渡すコス・・・・あれとかが着たい。
《何 これ?》
(明香)《新しいコスチュームや》

(明香)《今日から お前はストレンジジュース!新たなヒーローとして悪と戦うんや!東京でな!》


(愛)それでこの古来館に。
(明香)せやけどな もうヒーローは終わりにしようかと思っとんねん。
(愛)えっ?
(明香)分からんか?成木野はユーバ化の能力者や。
(愛)もしかして 体が?
(明香)何で気付かんかったんやろうな。ずーっと一緒におったのに。

。。。しんみり


。。。戻ってくるみかたんとラブラ
(みかたん)遊太君。いなかったよ。
(ラブラ)何か出掛けてるみたいでさ。


(明香)さてと。
そろそろ始めよか。
(ラブラ)何を?
(明香)ニヒッ。

。。。冬に花火とは。あれですな。 燃えやすいんですけど。



(愛)明香 もう花火ないよ。

(明香)安心せえ。 取って置きの打ち上げ花火がある。

(愛)取って置き?

(ラブラ)そんなのどこにもないじゃない。

(明香)ええからついてこい。


(ラブラ)みかたん?

(みかたん)あっ えーっと ちょっと用事思い出したんで先 行っててください。

?と遊太

(ラブラ)そう? じゃあ すぐに来てね。
。。。行ってしまう



。。。倒れるみかたん
(遊太)ハッ! まさか!

(みかたん)薬入れるの忘れてた。

(遊太)成木野!とにかく みんなに知らせないと!


。。。やってくる正義の?
(遊太)宮沢 賢治。


。。。下では疲労するマシン 乗って動かす機動兵器。 
(愛)なっ 何これ。
(明香)名付けて 革メイカー!

(ラブラ)えーっと 打ち上げ花火は?
(明香)あれや! あそこに付いてるやろ!
。。。なんか花火が。 ・・・後でこれが」ミサイルにもでなるのかな。




(幸励師)ミヤ子ちゃん 今日はどうしたんだい?
(ミヤ子)先生 実は。

(アナウンサー)番組の途中ですが臨時ニュースをお伝えします。
これまで衝突の危険性はないとみられていた小惑星 VR1が間もなく地球に。
間もなく地球に落下するとのことです。
繰り返します。
小惑星 VR1が。

。。。見ているチラ之助
(チラ之助)まっ。仕方ないのら。
・・・こいつQmayかもしれない。



(宮賢)♪「ウンベイジーニ ニョプラサーラー」
♪「君に魔法を かけてあげる」
♪「ウンベイジーニ ニョプラクーラー」

(みかたん)あ その歌 何で?

・(愛)みかたーん? 何してんの?

(宮賢)さあ。行くんだ。

・(ラブラ)早く来なさいよ。

(宮賢)友達が呼んでる。
(みかたん)だけど。
(宮賢)いいから、行くんだ!

・(明香)こら!はよせんと 花火打ち上げて。

(みかたん)後で 必ず聞かせてもらうから!


(宮賢)「後で 必ず」か。
そこにいるんだろ?
下りてこいよ。

(遊太)お前 何なんだよ!
何で俺のことが見えんだよ!

。。。指し示す空。赤い点。

(遊太)あ。何でだよ!
明香はAFSpaCのサーバーに異常はなかったって。
それにQmay会がつくろうとしてたWもまだ完成してないはずなのに!
(宮賢)答えは肉体を取り戻せば分かる。
(遊太)そのためにはナンダーラガンダーラって書物が必要で。
(宮賢)これのことか?

。。。白紙 書いている文字「UーTERN」

(遊太)からかってんのか!? 偽物でも もっとましなのあるだろ!
(宮賢)いいから中を見てみろ。
(遊太)見たよ! 白紙ばっかで 一言だけで 何だよ! 「U-TURN!」って!
(宮賢)文字どおりの意味だ。
(遊太)だから その意味を。
あ。

(遊太)過去に戻れってことか?
(宮賢)だとしたら いつに戻る?
(遊太)全てが始まる前 12月21日。
(宮賢)ただし それだけでは過去にさかのぼることはできない。 もう一つ必要なもの。
(遊太)誰かを救いたいと願う 強い気持ち。
(宮賢)あとは言わなくても分かるだろ?
(遊太)ああ。

(宮賢)遊太。これは間違った歴史だ。
あってはならない未来なんだ。
この歴史を変えてくれ。
俺は計画に失敗した。
これまでに何人もの俺が挑み 同じ過ちを繰り返してきた。
・・・STEINS;GATE? 何人が

それでも 俺はお前に望みを託す!
いや全ての俺たちのだ!

(遊太)何で。

(宮賢)遊太。念じるんだ!
心の底から強く!
その思念がお前に力を与えてくれる!
運命を! 歴史を!
お前が変えるんだ! 遊太!


(遊太)ううあああ!!

。。。決心 遊太

(遊太)フゥ
やってやる!
俺が歴史を変えてみせる!
明香のために ラブラのために 愛のために 成木野のために。
必ずみんなを守ってやる!
絶対に 絶対に 絶対に!!

。。。過去に戻る遊太。タイムライン

(宮賢)頼んだぞ 俺。


小惑星
落下。
人類は消滅する。



。。。で、最初のあの時点遊太 12月21日
気を失った遊太に入る遊太 
・・・混戦だね。Qmay会はどこでからむのかな。き 遊 明香 愛 

パンチライン 第5話 愛、死す の感想 [パンチライン]

遊太がどんどん成長してすれ違っているような?
遊太とみかたんの関係があやしい。おなじラボにいた。ユーバ力。 興奮すると発言する?
。。。タイムラインをさかのぼる遊太。干渉して死を回避。
なんでもあり。ユーバ化・・・あなたはバカ?


。。。12/28 22:20 遊太は

(遊太)何でだよ。
どうして。


。。。回想。遊太と愛
《だあ~!》
(愛)《ヒヒッ》
(愛)《ニヒッ》


(遊太)何なんだよ。これ。
幽体になって ただ見てるだけで何もできなくて。
ふざけんなよ。
ふざけんなよ!

・(チラ之助)人間って勝手らね。

(チラ之助)70億人が死んでも平気だったくせに
1人が死んだだけで泣きわめくなんてさ。

関係ねえんだよ そんなこと!

関係ないか薄情なやつらね。

薄情なのはお前の方だろ!
くそっ くそっ!
くそー!
。。。遊太が、チラ之助に

さっき「何もできなかった」って言ってたけど何もしなかっただけじゃない?
だから何だっていうんだ。
そんなこといまさら。
いまさら?
そうか!
過去にさかのぼればいいんだ。
確かに今の貴様の霊力レベルなら時空バレーの望んだ地点に着地することが可能ら。
ただし必要なものがある。
必要なもの?
誰かを救いたいと願う強い気持ち。
それがないと着地のときにはじかれちゃうのらよ 時空の曲面に。
そんなもん!
はじかれたら最後。二度とこの世界には戻ってこられない。
その覚悟は?
あるに決まってんだろ!
うむ ならば強く念じるのら。

自分の心に向かって。
愛 俺が必ず守ってやる。
助けてやる。
絶対にお前を。
愛 愛!
うおおおお!
・・・愛を思う力
♪~



。。。12/29 21;25
(遊太)戻ったのか?

ハァ。

。。愛の方に

(愛)全部私のせいなんだ。
私のせいで芽子も萌南も。

(遊太)2人のこと知ってるのか!?
(チラ之助)いずれにせよ これで何が起こったのかは分かったのら。
愛はメールの指示に従って神社に行きそして。
(遊太)メールの送信者に殺された。
だけど どうして?
(チラ之助)とにかく絶対に愛を神社に行かせちゃ駄目なのら。
(チラ之助)今 貴様が成すべきことはそれだけら。

指(遊太)う。定の時間まであと30分か。



。。ノック
・(ラブラ)みかたん ちょっといい?
・(ラブラ)聞きたいことがあるんだけど。

(遊太)そうか ラブラだ!

(ラブラ)あっ。

(明香)ほな うちは帰るわ。
(みかたん)えっ まだいいじゃん。
(明香)何や 空気がよどんでもうたさかいな。

。。。ケンカ中の2人
(ラブラ・明香)フンッ!

(ラブラ)べぇ~だ!


。。。遊太はシナモンを
ハァ。

あっ よし。


(みかたん)いいかげん仲直りしたら?
(ラブラ)フンッ。

(みかたん)ハァ。
んで 聞きたいことって?

・(ラブラ)ああ うん えっとね 私の部屋にあった魔よけの護符知らない?

。。。遊太が
(遊太)うりゃっ!

・(みかたん)えっ 何!?

・(ラブラ)まさか ポルターガイスト!?

(みかたん)何だず!?
。。。ラブラ・みかたんのせき

(遊太)今だ。
はうっ!
。。。倒れるラブラ

(みかたん)はっ!まだなぁ!?

あっ 成木野 聞いてくれ。
愛の命が危ないんだ!



。。。明香の背後に愛
(明香)あの ブラブラ女 ホンマ ムカつくわ。

明香。
(明香)ふえっ!? 愛。
。。。クマを明香に

(愛)しばらく預かってもらえないかな。
(明香)はあ?


。。。動画を見せられるみかたん
(みかたん)この動画に名前が載ってる子が殺されたっていうんですか?
(ラブラ)うん。
(みかたん)分かりました とにかく愛ちゃんの所へ!


はうっ!
うおっ!
。。。タイムアップ

(ラブラ)乳がっ 乳が!



(みかたん)どこに行くの?
(愛)どこだっていいでしょ。
どいてよ。
(みかたん)どかない。
あの動画見たよ。
メールのことも知ってる。待って!


(愛)来ないで!

。。。屋上へ
(みかたん)落ち着いて 愛ちゃん。
(愛)どうしても行かなきゃいけないの。
私のせいだから。
私のせいで 2人も人が。
あっ ああっ!

(みかたん)愛ちゃん!
(愛)放して 放してよ!
(みかたん)嫌だ 絶対に放さない! このまま神社に行ったら愛ちゃんは。
(愛)もう ほっといてよ!関係ないでしょ!
(みかたん)関係あるよ!だって 愛ちゃんは愛ちゃんは私の大切な友達だもん!
。。。鳴き声
みかたん。



(みかたん)「ウンベイジーニ ニョプラサーラー」
「君に魔法をかけてあげる」
何? その歌。
元気が出るおまじないの歌。
石形さんに教えてもらったの。
石形さん?
(みかたん)うん。
えっとね ユーバラボって所で研究員をしてた人。
私っていうか 私たちそのラボで生まれ育ったの。
(愛)ユーバラボ?
遺伝子とかそういう系の研究をしてた施設。そのラボにはね 私の他にも2人の子供がいたの。
男の子と女の子。生まれたときからずっと一緒でよく助けてもらったな 2人には。


。。。回想。寒い地域。シベリア?
(ちよ子)《嫌 放して!》
(壺内)《うるさい!》
《おとなしくしろ! 来い》 
(ちよ子)《やだ 放して!》
(戸の開く音)

(ぐり子)《ちよ子!》
(ちよ子)《パイン ぐりちゃん!》
(パイン)《ちよ子を放せ!》
(壺内)《悪いが そういうわけにはいかんな》
《お前らは潜在的にユーバ化の能力を持っているにも関わらず一向にその力を発現しようとしない》
《なぜか》
《原因を探るには見せてもらうしかないのだよ》
《頭を切り開いて脳の中を!》
《ふざけるなー!》
《ぐはっ》

(ちよ子)《パイン!》

(ぐり子)《パイン 大丈夫?》

(壺内)《ええい! 大事な実験体に傷を付けてしまった!》
《まっ いいか》
《いずれ 切り刻むことになるわけだからな》

(パイン)《ちよ子は絶対に渡さない》
《絶対に 絶対に 絶対にー!》

《うおおおお!》
・・・スーパーなんとか人。

(壺内)《ふはははは! これだ この力だ!》
(パイン)《うおおおお!》


(愛)その男の子 好きだったの?
(みかたん)えっ ちょっ いぎなり 何!?
(愛)図星だ。
(みかたん)そんなんでねって!そういう愛ちゃんはどうなの?
(愛)えっ?
(みかたん)恋とか そういうの。
(愛)うーん 恋とかじゃないけど人としていいなって思う人だったら。
(みかたん)誰?
(愛)学校の先生。クラスの担任なんだけど 友達みたいな感じで。
(みかたん)?
(愛)一度ね その先生に車で送ってもらったことがあるの。
帰りが遅くなっちゃって危ないからって。そしたら クラスの子に見られちゃってさ。
次の日 学校行ったら誰も話してくれなくなってた。
(みかたん)どうして?
(愛)その先生のこと好きな子がいたんだよ。
学校中を取り仕切ってるリーダーみたいな子。
その子に目を付けられちゃって。
それから始まったの 最悪の毎日が。
上履きは何足買い替えたか分からない。
教科書もノートもほっとくとすぐに読めなくなるから何度も捨てた。
体育の授業がある日は放課後までジャージで過ごした。スカートが盗まれるから。
プールのときには下着がなくなってたこともあった。

それだけなら まだよかった。

(萌南)《うわ 愛の髪にガム付いちゃってる》
(留美)《萌南が付けたんじゃないの?》
(萌南)《違うって》
(芽子)《しょうがないな》
《切ってあげよう》
(愛)《えっ 嫌っ》
(萌南)《さっすが 芽子》
(留美)《ナイスカット!》
(芽子)《ちょっと切り過ぎちゃったかな》
。。。笑い声

(愛)学校に行かなくなったのはだからなの。
それでも先生だけは優しくしてくれて。
(みかたん)その先生に相談はしたの?
(愛)してない。迷惑が掛かると思ったから。それであの動画を。

(みかたん)動画?
(愛)見たって言ったじゃん。
あれ 作ったの私なんだ。
(みかたん)えっ。
(愛)あそこに載ってたのは私に嫌がらせをした生徒の名前。ちょっと怖がらせてやろうと思って
それでネットに。
(みかたん)でも 動画には愛ちゃんの名前も。
(愛)作ったときにはなかった。
だから。
(みかたん)誰かが後から手を加えた。
(愛)たぶん。芽子たちを殺した犯人が。
(みかたん)何でもっと早く。
(愛)言えるわけないでしょ! 学校でいじめられてたなんて。
(みかたん)どうして。
(愛)分からない?
ダサいからだよ!
カッコ悪いから。
私はぼっちなんかじゃないし 人見知りでもないし。
その気になれば新しい友達なんて簡単にできるし。
そう思われたかったの!
そう見せたかったの!
そんなふうになんて誰も思ってないって知っててもね。

私 ホントはすごく怖かったの。
あの動画見たときからずっと。だけどみんなの笑顔見てると 何だか全部嘘みたいに思えてきて。

。。。だきしめるみかたん
(みかたん)愛ちゃん 大丈夫。大丈夫だよ。私は正義の味方だから。
愛ちゃんの味方だから。
どんなことがあっても 必ず 必ず守ってあげるから。

。。。時間 10;20



(チラ之助)歴史 変わったみたいらね。
(遊太)ああ。
(チラ太郎)うれしくないのら?
(遊太)考えることが多過ぎて。犯人のことも分からないし それに。
。。。雪の中



。。。12/30 早朝
   明香がアンテナを屋上から出す。
   
(明香)うん? 何や これ。
。。。なにか装置がついている

・(愛)ずいぶん仲良くなったみたいね。

(明香)えっ!? ちゃ ちゃうわ! こいつが勝手にまとわり付いてきよんねん。
こら! シッシッ 離れんかい!

(愛)ゆうべからずっと一緒にいるんだもんね。何で面倒みてくれたの?

(明香)そりゃ ほら こいつ 一度うちのこと助けてくれたやろ。

(愛)ふーん。 で こんな所で何してるの?

(明香)ああ 衛星回線にノイズが交じっとったさかい調べに来たんや。愛は?

(愛)うん えーともういいや。ホントはムヒを引き取りに来たんだけど。
。。。去って行く

(明香)うん?連れてけやぁ!



。。。12/30 20;37
(遊太)大晦日まで あと1日か。




(愛)みかた~ん 何してるの?

・(みかたん)あっ うん ちょっとね。

。。。みかたんが薬を補充
これは。

・(物音)

(みかたん)明香?
(合い)何? 今の。



。。。明香の部屋で
(愛・みかたん)ああっ。
(みかたん)明香!何があったの?
(愛)ムヒ ムヒは?

(明香)すまん あの男に。

(みかたん)あの男って?
(明香)亀男や。 前にもここに来た。

(遊太)あいつが。

(愛)ムヒ。

(明香)待つんや 愛。
話は まだあるんや。

(みかたん)話?
(明香)あいつ言うとったんや。

(亀男)《愛に伝えておけ》
《これはゆうべ来なかったことへの制裁だと》

(遊太)ゆうべ 愛を呼び出したのは亀男。


(みかたん)愛ちゃん!



。。。急ぐ遊太
(遊太)《亀男は愛の同級生を殺した犯人》
《もし 愛があいつと出会ったら》

愛!


。。。探すが
(遊太)いない。いない。いない!
亀男のやつここじゃないのか?

・(チラ之助)もう遠くまで逃げちゃったのかもね。
(遊太)何 のんきなこと言ってんだ!
こうしてる間にもし。
(チラ太郎)だったらおびき出してみれば?
(遊太)えっ。
メールだ!

。。。メールを送る。幽霊でもできる。
(チラ之助)なるほど。昨日の愛のメールに返信を送るわけらね。
「古来館の屋上に来てください」
「今ここには誰もいません」

(遊太)よし 送信!
。。。送信音

ハァ。
。。。LEVEL UP! スゴイ霊 ・・・適当だ
おっ。


。。。シナモンを探して
(遊太)ない!なくなってる!
(チラ之助)シナモンの瓶?
(遊太)何でだよ あと1本あっただろ。
(チラ太郎)ひょっとしてラブラの体を借りて亀男と対決! 的なこと考えてた?
(遊太)なっ!
作戦はまだある!あるんだよ!


。。。明香が修理中
よし もうちょっとで修理完了や。

(遊太)何か 何か 亀男を倒せそうなものは。
あった!スタンガンだ。
(チラ之助)じゃあ これは?
前に見たぞ 確か。


(みかたん)《すっご~い!明香は天才だね》
《クヒヒ! 他にもすごいもんがあんねんで》
《例えば これ》
《フェイスメーカー》
《要は変装用のマスクや》

(遊太)《なっ》

(みかたん)《すっご~い!》

(明香)《すごいやろ?頭部の立体データさえあればどんな顔にもなれるで》

(遊太)《完全にラブラじゃないか》

(明香)《ついでに声も変えたろか》
《このちっこい変声器》
《ボイスメーカーを使えば》
(愛)《はーい BL大好き愛ちゃんだよ》


(遊太)チラ之助 思い付いたぞ 作戦!
(チラ之)ハァ



「宛先 明香 ラブラ」
「亀男が今 古来館の屋上へ向かっている」
「お願い 2人で協力してやつを倒して」
「作戦があるの その作戦っていうのは」。。。

(チラ太郎)うまくいくかなぁ。
(遊太)大丈夫 あの2人ならやってくれるさ。



。。。クマを探す愛
(愛)ムヒ! どこにいるの? ムヒ!
(みかたん)愛ちゃん!



。。。待ち伏せ
(明香)来よったで メールどおりや。

(ラブラ)こうなったら やるしかないわね。
ここは一時休戦ということで。
(明香)休戦?
(ラブラ)私たちケンカの最中でしょうが。
(明香)あっ!そうや。

(明香・ラブラ)フンッ。

(ラブラ)とにかく 今は。
(明香)分かっとる。
ほな 作戦開始や。



。。。変装。
(愛)さあ いつでも来いや 亀男。

(チラ之助)確かあの格好で敵の注意を引きつけてる間にラブラが背後から羽交い締めにして
スタンガンでとどめらったっけ?
(遊太)ああ うまくいきそうだろ?

(チラ之助)ん?



。。やってくる亀男
(遊太)来た!
ああっ!

(亀男)ん? 何だ あれは。
。。。光学迷彩がいみない。
おい。お前 愛ではないな。
(愛)なっ 何言ってるの?
私 BL大好き愛ちゃんで~す。萌 萌~。
超萌す。

(亀男)ふざけるな。

。。。体当たり
(ラブラ)うおおおお!うっ。

(愛)あかん!
。。。対応しようと

(亀男)やはりな。これは 遊びではないのだよ。

・(ラブラ)待ちなさい!

(ラブラ)撃つなら 私を撃って。

(明香)ラブラ! どアホ!
ええから 早逃げ。

。。。けり
あっ ゲホッ。

(亀男)フンッ おもちゃだと思ってるのか?

。。。試し打ち、それが宮賢に
・ぐあああ!

(亀男)何!?

(宮賢)いっ 今カッコ良く口上切ろうとしたのに
先に撃つんだもんな。


(明香)嘘やろ。

(亀男)言ったはずだ!これは遊びではないと。

(ラブラ)明香にはひどいこと言っちゃったから
このまま死なれたら たまんないわ!

(亀男)いいだろう 先に。

(明香)させるか!
。。やり合う
(亀男)くっ。

(銃声)
。。。銃が明香の腹で
(遊太)はっ!

(明香)あ あ。

。。。倒れる明香

い 嫌~!!


。。。そのころ宮賢。弾を受けて。血が出てない。
(宮賢)雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナ カラダヲモチ。

(愛)大丈夫? しっかりして!
(宮賢)慾ハ無ク 決シテ瞋ラズ。
イツモシズカニ ワラッテ イル。
。。。パンツを見て興奮。遊太?

あっ ああ!うおおおお!
・・・なんか飛びました。

パンチライン 第4話 取り憑くシマ模様 の感想 [パンチライン]

・・・2人の過去。 みかたんと遊太?後で出てくる。施設にいた2人。
   実験体。
   で、話でいきなり大晦日に落ちてくる隕石の話。 遊太がどうなろうが大晦日に落ちる隕石
   米国の動き。止めるための明香の助けを。遊太がいらんことをしてこじますね。
   ラブラには裏切りに。大きな話に。収穫みたいなこと。

。。。2人でキャッチボール

(ちよ子)♪「ウンベイジーニ ニョプラサーラー」
♪「君に魔法を かけてあげる」
♪「ウンベイジーニ ニョプラク~ラ~」
♪「君の魔物」。

(パイン)何だよ? それ。
(ちよ子)おまじないの歌。石形さんに教えてもらったの。
 寂しいときとか つらいときに歌うと元気が出るんだって。

(ぐり子)ちよ子 一緒にやる?
(ちよ子)うん!

(ぐり子)じゃあ いくよ!

(ちよ子)ばっちこーい!

。。飛んでくるボールに
あっ あっ!

。。失敗
ご ごめん。 取ってくる。

(パイン)ハァ ったく。


。。。探して
(ちよ子)あれ?


(パイン)なあ ぐり子。
 こっから 逃げ出そう。
(ぐり子)な 何言ってんの?
 パイン。
 そんなの 無理に決まってるよ。ラボの周りには電気の流れたフェンスがあるし それに。
(パイン)じゃあ ぐり子はこのままでいいっていうのかよ。一生ここに閉じ込められたままで!

。。。ぐり子の耳の下に”G”
(ぐり子)わ 分かった。
 だったら 石形さんに相談してみよう。あの人ならきっと。
♪~
・・・実験体。



。。愛の部屋で
(ラブラ)グリーゼさまはね グリーゼ832Cって星からやって来た宇宙人なの。

(愛)ラブラ 正気?

(ラブラ)えっ? 全然正気だけど?

(愛)で そのグリーゼって人がこれからラブラの部屋にやって来ると。会ったことは?
(ラブラ)写真なら一応。
 まあ そういうわけで これ預かってほしいのよね。
(愛)はっ?
(ラブラ)部屋にこんな人形が置いてあったら 変な人かもって誤解されちゃうでしょ?
 それじゃあ 頼んだからね~。
(愛)あっ ちょっと待って。
 ハァー。
 っていうか 何? これ。
。。。人形


(アナウンサー)今日未明 マンションの敷地内で若い女性が血を流して倒れているのが発見され
 間もなく死亡が確認されました。亡くなったのは都内の高校に通う井路 芽子さんで。
(遊太)井路 芽子って 確かあの動画に載ってた。
 何だったんだよ あれ。
(チラ之助)「この動画にリストアップされてる人間を殺す」
 犯行予告らよ。
(遊太)えっ それじゃあ愛が危険だ。
(チラ乃助)愛はまだこのことを知らないみたいらね。
(遊太)だったら 教えてやらないと!
 って言ってもどうやって。
(チラ乃助)一番手っ取り早いのは誰かの体に憑依しちゃうことらね。
(遊太)おい ちょっと待てよ。
 誰かの体に取りつけるなんて話聞いてねえぞ。
(チラ乃助)そりゃあ 言ってないから。
 一定以上のレベルにならないと憑依できないからね。
(遊太)くっ。
(チラ乃助)他にもね 憑依するには幾つか制約があって。
 まあ これを見るのら。

。。。動画。チラ。
(女性たち)キャー!
(遊太)何だよ これ。
(チラ乃助)知らないの? 『ドキッ!女だらけの水泳大会』らよ。
(遊太)で?
。。。いやがれせ

(チラ乃助)オホン。では説明するのら。
 憑依の法則1。宿主の意識が明瞭時に憑依する場合 憑依体はその霊力を高めておかなければ
 憑依できない。
(遊太)つまりシナモンを使って霊力を高めておけばいいんだな。
(チラ之助)憑依の法則2。原則的に霊的な波長の近い人間にしか憑依はできない。
 ただし 宿主が霊媒体質の場合はこの限りではない。
(遊太)霊媒体質? それってつまり。
(チラ乃助)シナモンの粉末をばらまいて さっさとラブラの体に取りつくのら!



。。忍び込む遊太
(みかたん)明香 このグリーゼって人からのメールなんだけど。

(遊太)ん? 何してんだ?

(明香)ああ。 そのメールやったらうちんとこにも来たで。
(みかたん)どうすればいいのかな?
(愛)本人に 直接聞くしか ないんじゃない?

(遊太)ん? まあ それよりも シナモン シナモンっと。
 ここかな?

。。。あける戸棚

 おっ あった。
 あとは どうやって ここにラブラを連れてくるかだけど。


(明香)よし 分かった。
 ほなラブラんとこに行ってみよ。
(みかたん)そうだね。

(明香)しかし まめなやっちゃな。
(愛)ホント。

(遊太)チャンス!

(愛)私なら こんな遠回しなやり方しない。

。。。遊太、シナモンをみかたんに忍ばせる。



(明香)? ラブラ。
 な 何やねん その格好。
(ラブラ)うるさいわね。
 今 忙しいんだから 後にしてくれない?

(みかたん)こんばんわんこー!

(遊太)今だ!
 えい!

。。。シナモンをまく
(みかたん)あっ。キャッ。

。。。みえる下着
(遊太)ヤバい!

(ラブラ)もう 何してんのよ。

(みかたん)えっ 違う 違う。
 私は何も。

(遊太)っぶねー!
 ったく 早く憑依しないと。

(明香)言い訳は いいから はい。

(みかたん)えっ 違う違う 私は。

(遊太)よし! いくぞ!

(ラブラ)はうっ!
。。。気絶して倒れる。


(みかたん)あっ?
(愛・明香)えっ!?

(みかたん)ちょっと どうしたんですか!?

(遊太)あっ!
 成功 か。

(みかたん)成功?


(ラブラ)愛 聞いてくれ!
 大変なんだ!

(愛)えっ?
(ラブラ)ヤバいんだよ!
(愛)何が?
(ラブラ)何がって だからぁ!

(みかたん)あ あの ラブラさん 何か変じゃないですか?
(ラブラ)えっ!?
(みかたん)その言葉遣いですよ。
 普段とは 全然違う気が。

《まずいな どう説明しても信じてもらえないだろうし》
《ここは ひとつ》

(ラブラ)あらっ 私としたことが オホホホホ。

(愛)だっ 大丈夫?

(ラブラ)心配ご無用。それよりも みんなに伝えたいことがあるの。実はね。

(明香)ちょっと 待ったー!
 その前に聞かせてもらいたいことがあんねん。

(ラブラ)何よ!

(明香)あんなラブラの好きな花って何かな~ 思て。
《なぜ 今》
(ラブラ)好きな花 好きな花ね。えーっと ラフレシアよ。

(みかたん)はいはーい!
 じゃあ 私も質問。
(ラブラ)もう 何なの!
(みかたん)ラブラさんのフェイバリットソングを教えてください!
《フェイバリットソング~?》
(ラブラ)そうね~ 君のパンが何とかってやつかしら。
(みかたん)それって シーズメイの!?
(ラブラ)そう そう。
(みかたん)うわ~ 感激だ~!
 わだしだぢの歌 聴いでくれだったなんてー!

(愛)それじゃあ 最後は私ね。
《まだあんのかよ》
(愛)ラブラが好きな おつまみって?
《つまみ?》
(ラブラ)ん~。

(ラブラ)カメノエーサよ。
(愛)カメノエーサ?

(ラブラ)さあ!
 これで もう十分でしょ?
 次は 私の番。
 いい? 落ち着いて聞いてね。実は愛のことなんだけど。

(愛)私?

(ラブラ)はっ。
 うわーっ!

。。。倒れるラブラ
(みかたん)えっ また?
(明香)何やねんな ったく。おい ラブラ。


。。。LEVEL UP 霊妖波
(遊太)あ ああ。
 くっそ 何で。
(チラ乃助)ああ そう そう。
 貴様が憑依していられる時間7分だけなんだよね~。
(遊太)先に言えー!


。。。12/27 21時
(グリーゼ)個性的なドレスですね。
 とてもよくお似合いだ。
(ラブラ)まあ お上手ですこと。

(グリ-ゼ)では 私たちの出会いを祝して。
(ラブラ・グリーゼ)乾杯。

(ラブラ)そうだ。 何かつまめるものを。
(グリーゼ)でしたら ご心配なく。

(ラブラ)なっ 何ですか? これ。
(グリーゼ)おそらく食べていただければお分かりになるかと。
(ラブラ)じゃあ 遠慮なく。

。。。口にすると
(ラブラ)うっ!

(グリーゼ)いかがですか?
(ラブラ)と とても 斬新なお味ですね。
(グリーゼ)斬新。ああ リニューアルされた商品だからかもしれませんね。

(ラブラ)ブホッ! ケホッ ケホッ!
(グリーゼ)大丈夫ですか?
(ラブラ)大丈夫なわけ。
 あ ありま~す!
 あまりのおいしさに 体がびっくりしちゃったのかなー。

(グリーゼ)それはよかった。
 さあ さあ もっと召し上がってください。
(ラブラ)い いえ。
 もう おなかがいっぱいで。
(グリーゼ)そうですか。
(ラブラ)ああ え~と。
 何か 音楽でもかけましょうか?
(グリーゼ)でしたら ぜひこれを。

(ラブラ)『君のパン積みたいよ』?
(グリーゼ)差し上げますよ。
(ラブラ)ああ でも 私 もう 持ってるんですよね。
(グリーゼ)あ~ こいつは参ったな。それはそうですよね。お好きな曲なんですから
 持っているのは当然だ。
(ラブラ)いや 好きってほどでもないですけど。
 ああっ! 好き! 好きでした!
 もう 擦り切れるぐらいに聴きまくってますもん!
 よかった もう一枚 あって。
(グリーゼ)では もう一つ取って置きのプレゼントを。
(ラブラ)まあ 何かしら?
(グリーゼ)ちょっと待っていてください。

。。。くさいそれ。
(ラブラ)こ これは。

(グリーゼ)ラフレシアですよ。
 ご存じでは?

(ラブラ)うっ。
(グリーゼ)どうかされましたか?

(ラブラ)いえ その独特の香りがするものですから。

(グリーゼ)ああ。死んだ獣のにおいですよ。
 ラフレシアはこのにおいでハエを呼び花粉を運ばせるのです。
(ラブラ)そ そうですか。
 ハエを。
(グリーゼ)お気に召しませんでしたかな?
(ラブラ)うぅもう! いいかげんにしてよ!
 もう限界だわ!
 私のことからかってるんでしょう!
(グリーゼ)いえ。そんなつもりは。
(ラブラ)だったら どういうつもり!?

。。。見に来る遊太。原因はおまえ
(遊太)何だ?

(グリーゼ)私は ただラブラさんを喜ばせたい一心で。
(ラブラ)この花で!?うっ。カメノエーサで!?

(グリーゼ)分かりました。
 では 種明かしをしましょう。



。。。愛はゲーム中
♪(ゲームの音楽)
ハァー。



(ラブラ)私が答えたっていうんですか?
(グリーゼ)少なくとも皆さんから頂いたメールにはそう書かれていました。
 きっと担がれたんですよ。
(ラブラ)でも 実は少し思い当たることが。
(グリーゼ)ん?
(ラブラ)私 小さいころ似たような経験をしたことがあるみたいなんです。
 5歳ごろの話なのでよく覚えてはいないんですけど。
 夜中に突然起きだして妙なことを。
 紙に 数式とか 図面とか「何年 何月にこれをしろ」 みたいな指示を書いて誰かに送ってたみたいなんです。
 ファクスで。
(グリーゼ)つまり 今回の一件もその無遊病みたいなものだったと。

(ラブラ)とにかくさっきのことについては謝ります。
 すみませんでした。
(グリーゼ)いや こちらこそ。
 失礼しました。
(ラブラ)じゃあ 仕切り直しということで。

(グリーゼ)お待ちください。
(ラブラ)ん?
(グリーゼ)ラブラさん あなたにこれ以上嘘をつくのは忍びない。本当のことをお話しします。

(ラブラ)大丈夫 分かってますよ。
 宇宙人じゃないって いうんでしょ?
(グリーゼ)ええ そのとおり。
 確かに私は宇宙から来たわけではありません。
(ラブラ)ん?

(グリーゼ)私はアメリカ国防総省の諜報機関国家安全保障局の人間です。

(遊太)えっ? 何? この急展開。


(グリーゼ)Qmay会の人質事件についてはご存じですね?
(ラブラ)ええ まあ。
(グリーゼ)では犯行声明もご覧に?
(ラブラ)確か 大晦日の夜、小惑星が落ちてくるとか何とか。
 でも 政府や専門家の話ではそんなことあり得ないって。
(グリーゼ)いえ。インターセプト作戦が実行されないかぎり地球に落ちてくることになります。
(ラブラ)えっ?
(グリーゼ)米国は極秘裏に核ミサイル数十発を搭載した軍事衛星を宇宙空間に配備しています。
 この衛星は Air Force Space Command通称 AFSpaCと呼ばれる
 組織に属し このミサイルで小惑星 VR1を 撃破する。
 それがインターセプト作戦です。
 しかし Qmay会はAFSpaCのサーバーにウイルスを送り込み
 システム全体を乗っ取ってしまった。

(遊太)Qmay会が!?

(グリーゼ)このままでは核ミサイルは発射されることはありません。
 つまり やつらの本当の望みは人類を根絶することにあったのです。

(遊太)どういうことだ?
 Qmay会は小惑星のことをみんなに伝えようとしてあの事件を起こしたはずじゃ。

(ラブラ)でも 何でそんなことを私に?
(グリーゼ)Qmay会のウイルスは大変巧妙にできていて 
 普通の人間では駆除することは不可能です。
 しかし それを可能とする天才的ハッキングスキルを持つ者がいるのです。

(ラブラ)それって。

(グリーゼ)台初 明香さんです。
 彼女以外にウイルスを駆逐できる人間は地球上に存在しません。
 そこで われわれはこれまでに何度も彼女への接触を試みてきました。
 しかし。

(ラブラ)なるほど。そういうことですか。
 私を利用しようとしたんだ。
 私に接近することで 明香にも近づけると思った。
 そうなんでしょう!?
(グリーゼ)ラブラさん 誤解しないでください。
 私があなたの魅力に引かれたことは。
(ラブラ)嘘つかないで!
 何が私を喜ばせたい一心でよ。
 ふざけないでくれる!?

・(宮賢)まったくふざけたやつだよ そいつは!

。。。急展開
(グリーゼ)な 何なのですか? あなたは。

(宮賢)ちょっとな お前に話があるんだよ。
(グリーゼ)話?
(宮賢)宇宙に大気は存在するか。
 その件について ぜひともご意見を伺いたくてね。

。。。逃げるグリーゼ

(宮賢)逃がすかー!


。。捕り物
(宮賢)うわっ!

(宮賢)必殺 クラムボンバー!

(グリーゼ)うわーっ!

(宮賢)うおーっ!


。。。ラブラのおかしな行動
・(ラブラ)ぬおおおーっ!
 私のグリーゼさまに何してくれとんじゃー!

。。。ラフレシアが飛ぶ
(宮賢)えっ? うわっ!


(グリーゼ)ハァ ハァ。
(ラブラ)大丈夫ですか?さあ 今のうちに 逃げてください。
(グリーゼ)いや~ しかし。
(ラブラ)あいつ本気を出すとものすごい力を。
 だから 早く!

(グリーゼ)分かりました。
 このお礼は必ず。

。。。
(宮賢)くっそ 待ちやがれ。

。。。ラブラが対応
(ラブラ)このブタ野郎! ブタ野郎!

・(明香)ラブラ~!
 何しとんね~ん!

(ラブラ)あっ!
 どういうつもり!?
(明香)こいつは 宮賢は信用できるやつや!

(宮賢)明香。

(明香)さあ はよ行き。
 さっきのやつ追い掛けなあかんのやろ?

(宮賢)悪いな。助かる!
。。。追っかける宮賢


(明香)な 何や。やんのか?
(ラブラ)望むところよ!
。。。池で。


(みかたん)明香。
(愛)ラブラ。

。。。やりあう2人

(みかたん)2人とも やめて。
(愛)ちょっと 何やってんのよ。


。。えらいことに。
・(池に落ちる音)
あ うおっ!

・(争う声)

(宮賢)うわっ。

・(争う声)
。。。気になる遊太。耳だけが。


(チラ之助)こ これはまさに『ドキッ! 女だらけの水泳大会』なのら!
・・・それであれが。

♪「君のパン 積みたい」
♪「白くてもちもちしている」
♪「あ~ 君のパン 積み上げて」

(遊太)見ちゃ駄目だ。 見ちゃ駄目だ。

♪「超えるのさ カモン!」



。。。終わって。
(みかたん)もう 何でケンカなんか。
(ラブラ)明香が あいつをかばうからよ。
 宮賢だっけ?
 何? その呼び方。
(明香)何をそんなにツンケンしとんねん。
(ラブラ)ふん!ロボットに人の気持ちなんて分かるわけないわよね!

(みかたん)ちょ ちょっと ラブラさん。
(明香)何や あのおっさんとうまくいかんかったんか?

(ラブラ)くっ。

(みかたん)もう やめてよ 明香も。
 みんな仲良くしよう。
 ねっ ムヒも そう思うよね?

(ムヒ)クゥ。

(明香)ひょっとして そいつが全ての元凶なんちゃうか?
 愛がそんなもん拾ってくるさかい。

(愛)拾ったんじゃない。

(明香・みかたん)えっ?

(愛)預かったの。
 ラブラの弟の蘭堂兄ちゃんから。
(ラブラ)な 何よ 突然。
(愛)1カ月ぐらい前に突然私の部屋にやって来たの。
 しばらくこの子熊を預かってほしいって。
(ラブラ)ハァー まったく。
 この子って こういう虚言癖みたいなところあるのよね。
(愛)虚言癖。
 嘘つきはどっちよ!
 霊媒師なんて 全部でたらめなくせに!
(ラブラ)学校にも行けない意気地なしが生意気なこと言わないでくれる?
(愛)ペテン師。
。。。ラブラは、愛に手を。

(みかたん)もう いいかげんにしてよ!
 みんな どうしちゃったの?昨日まで仲良くやってたじゃん。

 ラブラさん。
(ラブラ)悪いけど付き合ってらんないわ。考えなきゃいけないこともあるし。

(明香)どうせ 男のことやろ?

(ラブラ)気楽でいいわね。
 あなたには関係ないもんね。
 人類がどうなろうと。

(明香)はあ?
 何言うとんねん あいつ。何か白けたわ。 うちも帰ろ。

。。。愛にみかたんが
(みかたん)愛ちゃん 許してあげてね。
 ラブラさんも明香も本当は愛ちゃんのこと。
(愛)フッ 何 一人だけ いい子ぶってんの?ヒーロー気取りってやつ?
 笑える。

(みかたん)い 愛ちゃん 何で。
(愛)気付いてよ。
 言わなくても分かってよ。
 ヒーローなんでしょ!?
。。。出て行く愛

・(ドアの閉まる音)
(みかたん)愛ちゃん。


。。。苦しみ出すみかたん
うっ くっ。
ううっ。

ハァー ハァー。

(遊太)おい どうした?

。。。錠剤を飲むみかたん

ハァー ハァー。


ハァー ハァー。
♪「ウンベイジーニ ニョプラサーラー」
♪「君に魔法を かけてあげる」

(遊太)成木野 お前。
♪~


。。。12.29 
 遊太は、意図が師を見り
そんな 嘘だろ。
愛 愛!
くっ うわーっ!!

「愛 死す」

パンチライン 第3話 火星人、襲来! の感想 [パンチライン]

マーズアタック? でもない 。。。後は隠匿行為
隠せば隠すほどばらばれに。
明香えもーん。なんでもできるロボット?
パンチラ シジャステイスパンチ タイムライン

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Qmay会の惑星が地球に接近していることの警告
危機感。隠している政府。
生き残る決まっている。選民的なことをする警告
。。。亀の会

(評論家)フン。バカバカしい。VR1がぶつかるなんてあり得ない。
 むしろ連中の終末思想の方がよっぽど危険だ。
 Qmay会の信者はこの世の終わりを信じてる。
 いや! 自らそれを引き起こそうとしているのかも。
 先月死亡した教祖壺内Q冥の志を継ぐためにね。


(遊太)どういうことだ。
 Qmay会は小惑星が衝突するって言ってて俺もそれを。

 ってことは、政府や専門家の話の方が嘘?
 だけど人類の滅亡を望んでるのはQmay会の方で。
 そういえば教祖の壺内Q冥は死んだって言ってたな。
 もしかして俺の体に取りついているのは。
♪~



。。。愛が見ているものを遊太
 んっ?何 見てんだ?

・(ノック)

・(みかたん)愛ちゃーん いる?ちょっとここ開けてもらえないかな?

。。。開けると。
(愛)なっ 何よ それ。
(みかたん)見れば分かるでしょ?
 薬師丸リツ子だよ。
 あっ 間違えた。
 クリスマスツリーだよ。

(遊太)どんな間違いだよ!

(みかたん)えーっと この辺でいいかな。
 よっこらしょっと。
(愛)えっ?
(みかたん)ああ あのね これから みんなでパーティーしようと思って。
クリスマスパーティー。
まさか ここでやるつもりじゃ。

(みかたん)エヘッ。
さあ しよう しよう。
パーティーしよう。
♪「じんぐるべぇー じんぐるべぇー 火星人が来るべぇー」

来ねえだろ。

(みかたん)よし スイッチオーン!

(ムヒ)フギ。

(みかたん)あっ ちょっ!
まいねって
ムヒ!
駄目だべさ びっくりしたんず!

ねえ。ちょっと気になってたことがあるんだけど聞いてもいい?

(みかたん)んっ?

これなんだけど。

。。。動画
(ストジュ)ラブラ バスを止めろ!
(ラブラ)えっ 何で私の。
(みかたん)いいから 早く!

まさかとは思うけどストレンジジュースって。
あ!?


。。。残念なみかたん、明香のもとへダッシュ

(みかたん)明香えもーん!
大変だんずー!

。。。イカ星人!?
来た 火星人。

。。。火星人来週

・(ラブラ)愛 入るよー。

(ラブラ)何よ いないじゃない。
パーティーの準備するっていうから 色々用意してきたのに。
もう仕方ないわね。
。。。忍び寄る族。





やあ 君が愛君だね。噂はかねがね伺っているよ。
アッハハハハ。

あの みかたんは?
ここに来るようにって言われたんだけど。
さあ どこへ行ったのかな?
それよりも私に何か聞きたいことがあるとか。

あのみかたんとあなたのことなんだけど  2人が友達って本当なの?

(ストジュ)ふむ。私と成木野君は古い付き合いでね。
親友と言ってもいいだろう。
(愛)じゃあ ラブラのことを知ってたのは。
前から知っていたのだよ。
携帯で写真も見せてもらってね。

(遊太)フッ しらじらしい。

でも それだけじゃ。
まあ そう言うだろうと思ったよ。
待っていたまえ。
証拠を見せよう。
あと その前にトイレをお借りしてもいいかな?

。。。トイレにあけっぱなしで。 移動がばれないように。

(愛)ねえ ドア閉めないの?

(みかたん)私は奔放な性格でね。トイレの中でも奔放でありたいとそう思っているのだよ。

なっ 何なのよ それ。

(遊太)怪しいな。
いったい 何をしてるんだ。

。。。見てしまう遊太
ずぼおおお!


。。。生着替え。透メイカ
うんしょ うんしょ。


(明香)《ハハッ ちゃう ちゃう。火星人なわけあるかいな》
《これは超ハイテク光学迷彩機能が搭載された戦闘服》
《名付けて 透メイカー!》


なっ なるほど。
これを使って 愛をけむに巻こうって魂胆か。


(みかたん)これでよしと。あとは音を立てないようにして。

。。。移動する。

(床に落ちる音)

(愛)えっ 何?

(みかたん)痛ぁ。
寝返りうったら落ちちゃったよ。

えっ? えっ? 何で?
あっ そっか 分かった!
きっとトイレの中に隠し通路か何かが。

うわー! ねえねえねえ!
そったのねえってば!

(愛)じゃあ 中を確認させて。
(みかたん)無理だよ。
だって 今ストレンジジュースはその最中なわけで。

別にいいじゃん。
ドア全開なんだしさ。

駄目だよ!駄目に決まってる!ねえ そうでしょ?ストレンジジュース。
。。。ごまかし。腹話術?
確かにいくら私が奔放な性格とはいえ奔放しているところを本邦初公開というわけにはいかんからな。
アッハハハ。

ねっ?

ふぁーあ。というわけで 私はもう一眠りしよっかな。

(愛)はっ?

(みかたん)パーティーが始まるまでまだだいぶ時間があるし。
ねっ?

。。。ベッドに
(みかたん)おやすみなさーい。
ぐーぐー。

もう 何なの?


・(トイレの水を流す音)

いや~ お待たせ お待たせ。

(愛)えっ 何で?

さあ これでもう分かっただろ?
私と成木野君は別人。
ただの友達なのだよ。

。。。遊太のゲージが下がる。鷹の爪団のあれとは違う。

(愛)ホントに?
(ストジュ)ああ。

(遊太)あっ。

だったら 相談したいことがあるんだけど。
相談? 何か悩み事でも?



・(ラブラ)うわー!!


(ストジュ)隣だ!


。。。隣でラブラが
なっ!


お願い 助けて。

(遊太)何だ? こいつ。

誰なんだ? 貴様。

(愛)あっ。

。。。クマさん
ウウ。

(愛)駄目。

(亀男)見つけたぞ。
そいつを渡してもらおうか。


(亀男)うっ!?

(亀男)何だ!?うっ おっ。
。。。羽交い締め

(遊太)透メイカー!?

(明香)今や!
(ストジュ)了解!うおー!

(亀男)うわっ。

。。。負ける男

(ストジュ)さてと顔を拝ませてもらおうか。
ひっ!
。。。ああ、股間に亀

♪~

。。。飛ばされるストレンジ・ジュース。


。。。牛乳が明香に。透メイカがとける。
(明香)しもた!

(亀男)フッ。


。。。どつれて。 メイカ
(明香)ぐっ。
あかん 動かんくなってもうた。

。。。クマ
フギャー!

(愛)ムヒ!

。。。目がするムヒ

あっ。
ムヒ!
そんな ムヒ! ムヒ!

(亀男)安心しろ。
その程度ではくたばらん。いいからそいつを渡せ。

。。。 手を伸ばす男、

(遊太)あの紋章!


(亀男)何だ これは!
(ラブラ)それ以上近づかないで。


(遊太)まずい まずいぞ!

・(チラ之助)霊力ら!霊力を使うのら!

えっ。

(チラ之助)今 ラブラが投げたのは。
(チラ之助)《シナモンには霊力を高めてくれる不思議な作用があるのら》

(遊太)そうか!
 ナイスだ ラブラ!

(亀男)うお! なっ 何だ。

(亀男)ああ。

(亀男)ぐああー!

フギー!

(亀男)しめた!
。。。捕獲して外に逃亡する。

(愛)ムヒ!


(遊太)逃がすかー!

。。。効かない攻撃
うりゃ!
なっ 何で。

(チラ乃助)ここにはシナモンがないのら!
(遊太)くそ!だったらどうすれば。



・(宮沢)待てーい!

。。。変態さん。

(亀男)何だ? 貴様。

(宮沢)雨ニモマケズ 風ニモマケズサウイフ者に私ハナリタイ。
正義のスーパーお助けマン 宮沢 賢治 見参!

(亀男)変質者か?

(宮賢)お前もだろ!


(遊太)宮沢 賢治?

変質者が増えたわ。


行くぞ! とう!
。。。ぼこぼこにされる。

何なの あいつ。


(愛)めちゃくちゃ弱いじゃん。


(宮賢)いや~ 今日は調子出ねえわ。昨日 寝違えたせいかな。
(亀男)ざれ言はやめろ。
(宮賢)なあ 20秒だけ待ってくれないか?
(亀男)待つとどうなる?何か褒美でも?
(宮賢)うんうん。
(亀男)フン よかろう。19 18 17。


(宮賢)うおおー!!
。。。準備。光る部屋


(亀男)では 約束どおりその褒美とやらを。
(宮賢)後悔するなよ。
(亀男)どういう意味だ?
(宮賢)これがお前への褒美だー!!


(亀男)ああー!!

(宮沢)うおー! だーっ!

(遊太)あの力は まさか。

(宮賢)とう!でやー!

(亀男)うわー!!



。。。飛ばされるケージ
しまった!

うわたた。うわ うっ。


(愛)ムヒ!
(ムヒ)クーン。


(宮賢)くそ逃げられたか。


(愛)えっ?何で。
(ラブラ)傷口がふさがってるわね。


・(ストジュ)大丈夫か?

(愛)あっ ストレンジジュ。

(ストジュ)んっ? どうした?

。。。変身が解けている。

えっ えっ えっ?
う、ううう。
明香えもーん! 大変だんず!
・・・訛り



(アナウンサー)寺岡容疑者はQmay会による人質事件の首謀者とみられる人物で
依然逃亡を続けているものとみて 警察は。

。。。逃亡者

(遊太)おい 何でまた日付がぶっ飛んでんだよ。
あっ ひょっとして昨日のパーティー参加したかったとか?
(遊太)昨日?
パーティーはイブじゃなくて昨日。25日のクリスマスに行われたのら。
例の侵入者の一件があったから。
(遊太)そうだ。 あいつはいったい何者だったんだ?
 あいつがしてた腕輪 Qmay会の紋章があった。
 ムヒはすぐに傷がふさがっていたように見えたし
 あの宮沢 賢治と名乗った変質者も謎だ。
 そして 何よりあの明香が。



。。。運ぶ
《んっ!》
《うわ》
《こっ こんなことまでしてくれんでも》
《気にするな。ただの恩返しだ》
《修理するんだろ? さっきの男に殴られたせいでフュージョンリアクターがぶっ壊れた》
《だから》
《お前 いったい》
《俺は 宮沢 賢治》
《東ニ病気ノ子供アレバ 行ッテ 看病シテヤルのが俺の務め。 
 もっとも お前は子供じゃなくてロボットだけどな》
。。。動くからくり


。。。見ているさき。明香がエロ下着
んっ?

(明香)ああ。

(遊太)どわああー!!
何だよ!いきなり!
(チラ乃助)貴様の部屋の様子なのら。
(遊太)何で明香があんな格好で。
日本の少子高齢化を食い止めようとしてるのかも。
(遊太)あっ いやいやいや あいつ ロボットだろ。
(チラ乃助)あっ 出ていったのら。
(遊太)あーっ 分かんねえ!
何で下着なんだよ!
えっ そっち?



(明香)くそ!
(みかたん)大丈夫?
(メイカ)心配すな。 絶縁リング付け忘れただけや。
 交換パーツをはめるにはそいつが必要で。

(みかたん)それってこのゴムのこと?
 まだ直ってなかったんだ?

後遺症みたいなもんや。
あいつに殴られたせいで冷却装置まで。

亀男か。

(明香)亀男?
うう。


。。。部屋に入る遊太
(遊太)愛もムヒもいないみたいだな。
そういや 昨日愛の様子が変だったな。

。。。簡単にPCがつく。レベルアップ 霊道士
あれ?ああ 霊力レベルが上がっているのか。

なっ 何だよ。これ。



・(明香)亀男てまた安直なネーミングやな。
。。。隣で聞いているラブラと愛


。。。ラブラはとなり様子を聞き耳
(愛)何してるの?

(ラブラ)しーっ!
 明香はストレンジジュースの女房役。
 ゆうべのパーティーで言ってたでしょ。
(愛)うん。コードネームはパンプキンチェアだとか何とか。
(ラブラ)気にならない?2人が何を話してるのか。
(愛)みかたんも隣の部屋に?
(ラブラ)いるみたいなんだけど離れた所にいるみたいで聞き取りづらいのよね。



(みかたん)ねえ。さっきから何でそんなにイライラしてるの?
あれが来うへんせいかもしれん。
(みかたん)あれ?
知っとるやろ?月に一度 来るやつや。


(ラブラ)ひっ。
(愛)どうしたの?
明香。あれが来ないんだって 月に一度来るやつが。
えっ?


(みかたん)ああ。これね。
『月刊 逆立ち入門』
確か定期購読してるんだったよね?
(明香)せや。そいつが来うへんねん。
(みかたん)じゃあ。まだ逆立ちは。
(明香)それがな。
。。。やってのける逆立ち
できてもうてん。


(ラブラ)嘘!?
(愛)やっぱりできちゃったんだ。


(みかたん)すごい すごーい! おめでとう!
(明香)おっ おおきに。
(みかたん)どれくらい練習したの?
(明香)3カ月ぐらいかな。


(ラブラ)3カ月って。
(愛)一番安静にしてなきゃいけない時期じゃん。


(明香)気持ち悪。吐きそうや。


(ラブラ)もしかしてー!
(愛)つわり。


(明香)ハァ。
(みかたん)ちょっ ちょっと いいかげんにしてよ。
 どうせ またこれ付けるの忘れたんでしょ?
 ったく 何で学習しないかな。
 ゴム付けないではめたりするからそうなるんだよ!


(ラブラ)ゴムつけないで。
(愛)はっ はっ。
(ラブラ)ああ もうこうしちゃ いられないわ! 行くわよ 愛!



。。。動画を見ている遊太
ことしの犠牲者?



・(みかたん)キャー!

ラブラさんが死んだー!


(遊太)ええっ!?



(明香)ああ。
(みかたん)どどどどどーしよ!
 明香えもーん ラブラさんを生き返らせる道具はなーい?


(遊太)なるほどね。


(愛)台初 天華博士?
 もちろん 知ってるよ。世界的に有名な天才発明家だもん。
 だけど 確か8年前に。
(明香)ああ。亡くなってもうた。うちとこの古来館を残してな。
(みかたん)それで博士が築いた財産を明香が相続することに。
(愛)相続って でも。
(明香)戸籍か?そんなもんはどうにでもなるわ。
(みかたん)官公庁のサーバーに侵入してデータを書き換えたんだよ。
(愛)そんなことできるの?
(明香)ちょちょいのちょいだよ。明香のハッキングスキルは神レベルだから。
 その気になれば世界中の核ミサイルだって。
(明香)ちょっ 大げさやて。
(愛)じゃあ。この機械は全部天華博士が。
(明香)いや。おじいの発明品はほとんど倉庫にしまってある。
 今 ここにあんのは2つだけ。1つは台所にある霊像交。
 そしてもう1つはうちや。
 うちはこの古来館で生まれた。今から20年前ここで。


。。。20年前の回想
(天華)《ようこそ 古来館へ》

(明香)それから数年かけて、おじいには色々と教えてもろた。
 学問的な知識から料理の作り方までありとあらゆる事柄をな。
 せやけど、いくら教えてもろてもでけへんことが一つだけあって。

《ああ》
《なあ おじい。何でうち逆立ちがでけへんねやろ?》
《ううん。逆立ちだけやない》
《他にも色々体を動かすのが苦手で》
(天華)《明香。ロボットやからっちゅうて何でもできる思うたら大間違いや》
《ロボットにはそれぞれ与えられた役割があり、使命がある》
《その使命の達成に特化した存在 それがロボットってもんや》
《ほな。うちの使命って何なん?》
(天華)《ふむ。今から数年後 お前は一人の少女に会う》
《やがて 世界を救うことになる秘密部隊 ジャスティスパンチのメンバーや》
《ジャスティスパンチ?》
《せや》
《その少女を保護し 育成し 支援してやるのがお前の使命》
《いや 天命と言うた方がええかも分からんな》


(愛)まさか その少女って。
(みかたん)エヘヘヘ。

(遊太)知らなかった。古来館にこんな秘密があったなんて。

。。。アルバムめくる明香
   チラ乃助が忠告に
(チラ之助)遊たん。見ちゃ駄目ら!
(遊太)えっ?

(遊太)フッ。何だよ。
ただのガキじゃねえか。
いくら何でもこんなもんで興奮。
ほんな ぶほおおおー!!
。。。お子さまには興奮する遊

(チラ之助)マジか。

。。。終わる世界。
♪~
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