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青の祓魔師 第16話 賭(かけ) の感想 [デュラララ!!]

・・・賭って、燐のこと。好きなようにコマにするメフィスト!?
燐を何とかしようと剣の修復を試みる仲間。
捕まって、封じられて眠らされている燐。
剣を修復して、再度燐の元にとどける?
話しかける仏像?マーラー。ああ、どこかで出ているあれか?



。。。暴走する燐
(アマイモン・心の声)≪なんだ? この力はまるで父上の≫
(奥村燐)うおぉ~~~!!
ボウン!!
。。。はじかれる。


(メフィスト)クーヘンズ クックスウァー!
クルックー クルックー

(アマイモン)なっ。
クルックー
(アマイモン)うわぁ~~!
・・・お戻りドア。バイバイ。

おりゃ~~!
ザシュ!

(メフィスト)やれやれ。世話の焼ける弟だ。
♪~



。。。逃げる生徒達。
ゴロゴロゴロ(雷鳴)
(勝呂・三輪・しえみ) はぁ はぁ はぁ はぁ。
(一同)はぁ はぁ はぁ はぁ。

(志摩)な  何が起こってるっちゅうんや?
(三輪)青い  炎や。
(奥村雪男)まさか。
(しえみ)燐。



(アマイモン)ぐはっ うっ! あっ あぁ。
くっ ふっ!
ぐあぁ~~~!

(メフィスト)想像以上の力ですね。
これじゃあ。降魔剣とて耐え切れない。
ぐおぉ~~ ぐおぉ~~!
おぉ~~! ぐるるる。
ボウン!
ぐおぉ~!
ぐはっ! あぁ ぐるるる。
。。。転がってくる燐



兄さん!
(しえみ)燐!
。。。止めに行く?
しえみさん!

はぁ はぁ はぁ。


ぐるるるる。

あっ。

ぐるるる。


。。。雪男とシュラが前に立って。
危ない! 下がって!

ぐるるるる。

はっ!

ぐおぉ~~!

(しえみ)燐!

ぐおぉ~~!

(しえみ)燐!
ぐはっ しえみ。
(しえみ)大丈夫。もう大丈夫だから。
♪~
。。。おさまる燐



兄さん!
(シュラ)あっ。


(一同)あぁ。


(エンジェル)いや~ 青いな。


(しえみ・雪男)あっ。
(シュラ)あっ。
(エンジェル)まるで あの夜のようじゃないか。


(神木)誰?


(シュラ)来たよ。


(エンジェル)おはよう。諸君。 俺は アーサー・O・エンジェル。
ヴァチカン本部勤務の上一級エクソシストだ。

(神木)アーサー・O・エンジェル。

(シュラ)最近任命されたばっかの現パラディンだ。

(神木)えっ? パラディン!?

(エンジェル)そして、シュラ。俺は君の直属の上司だ。

(シュラ)ふん。

(エンジェル)しかし シュラ。これはどういうことなんだ?
君の任務は今は亡き藤本獅郎と日本支部長メフィスト・フェレスが共謀し
秘密裏にしているものを調査・報告することじゃなかったのか?

(シュラ)だって、どうせ私以外にもスパイ送ってんでしょ?
(エンジェル)まあな。だが、もう一つ大事な任務があったはずだ。
「もし それがサタンにまつわるものであると断定できた場合
 即 排除を容認する」。

くっ!
(シュラ)んん。

(エンジェル)シュラ。その青い炎を噴く獣はサタンにまつわるものであると
思わないのか?


(メフィスト)さすがのご明察  ですかな?

(エンジェル)メフィスト。

(メフィスト)お久しぶりですね。エンジェル。この度はパラディンの称号を賜ったとか。
深くお喜び申し上げる。

(エンジェル)とうとう尻尾を出したな。お前の背信行為は三賢者「グリゴリ」まで筒抜けだ。
この一件が決定的証拠となった。
(メフィスト)私は 尻尾など出してませんよ。
紳士に向かって失敬な。

(エンジェル)ふっ。まあ いい。
カリバーン。我に力を。
(カリバーン)きゃあ! アーサー 喜んで。
正十字騎士團 最高顧問 グリゴリの命において。

(しえみ)あっ。


(エンジェル)サタンの胤裔は誅滅する!
。。。
割って入るシュラ。
(シュラ)ふっ!


(しえみ)燐! はっ。

(シュラ)霧隠流魔剣技 蛇腹化!蛇牙!

(シュラ)くっ! あっ。

(エンジェル)なぜ、サタンの子を守る?メフィスト側に寝返ったのか?
(シュラ)なわけねぇだろ。
(エンジェル)藤本の遺志に沿おうとでも思ったのか?
あんな歴代パラディンの中で最も不適格だった男のために。
(シュラ)違ぇよ。クソバカ。 ハゲ!
(エンジェル)はははっ。俺はハゲてないぞ。おもしろい冗談だ。
しかし、グリゴリの命は絶対だ。たとえ お前であっても。


。。。携帯電話。
ん?はい。かしこまりました。グリゴリからの命だ。
日本支部長メフィスト・フェレスの懲戒審問を行うことに決まった。

(メフィスト)ほう。それは楽しみです。

(エンジェル)シュラ。お前も参考人として加わってもらうぞ。
当然そのサタンの子も重要な証拠物件だ。


(雪男)ま  待ってください! 僕も。

(メフィスト)あなたには塾生たちを最後まで引率する仕事が残っているでしょう。
これで炎を抑えることはもう無理のようですなぁ。
はっ!
。。。傷がはいった剣。
(シュラ)んん。
。。。メフィスト、剣を雪男に渡す。


(メフィスト)それじゃあ、行きましょうか。エンジェル。
。。。連れて行かれる燐。
♪~



。。。審問会
コン コン コン コン コン!
(ティモワン)これより 被告人 メフィスト・フェレス正十字騎士團 日本支部長の
懲戒審問を開廷する。審問は、私 ティモテ・ティモワン 騎士團法執行部長と
パラディン アーサー・O・エンジェル
そして グリゴリ 正十字騎士團 最高顧問が執り行う。
フェレス卿 率直に尋ねる。今 そこにいる悪魔はサタンの子かね?
(メフィスト)さようでございます。
今更申し開きもありません。



。。。みんなにはなす兄のこと。
兄は  奥村燐は 約15年前 サタンと人間の間に生まれた子供です。
サタンの青い炎の能力を継いでいます。
(一同)えっ。
(三輪)あの  先生は確か奥村君と双子のご兄弟でしたよね?
僕は炎を継いでいません。
毎日、検査を受けていますが。不思議とただの常人です。



。。。審問会
(カスパール)つまり ユリ・エギン下二級エクソシストが宿したサタンの子を
藤本獅郎が降魔剣で調伏したというその報告自体が虚偽であったというのか?
(メフィスト)はい。生まれた子の片方はサタンの力を継ぎませんでした。
継いだのはこちらの片方。この子の力の源である悪魔の心臓をこの私が降魔剣に封印したのです。



封印されていた炎がこの降魔剣で抑えきれなくなり覚醒したのが 3か月ほど前。

(しえみ)≪3か月前≫

それまでは本人も自分が何者かは知らずに育ったんです。

(しえみ)≪ちょうど あのころ≫
(回想)《お  俺は悪魔なんかじゃねぇ!》
《勝手に 決めつけんな!》
≪そうだったんだ…≫

(しえみ)燐は どうなるの?
審問の結果次第では処刑もありえます。
(しえみ)処刑!?
炎に支配されてしまえば兄は完全に悪魔となっていく。
そうなれば、この世界で普通に生きていくことは。
雪ちゃんは  雪ちゃんは燐が死んでもいいって言うの!?
そんなこと言ってない!
はっ。
僕だって兄さんをこれ以上苦しめたくないんだ。
いくら 兄さんが望んだとしても。もう人としてはいられない。
剣に亀裂が入ってしまった以上。

(勝呂)な。倶利加羅に亀裂が!?
今、なんて?
(勝呂)えっ?
この剣の銘が倶利加羅であることをどうして?
僕は降魔剣としか。
(勝呂)倶利加羅は その剣はもとはといえばうちの寺の宝物の一つやったって話や。
えっ?ああ。
(志摩)坊。吉国はんとこ持ってったらなんとかならへんやろか?
吉国?

(勝呂)倶利加羅を鍛えた刀鍛冶の家や。今も継いでる者がおる。

(しえみ)そこへ持っていけば直せるの?
(勝呂)そら 分からん。
(三輪)ありえへん。  ありえへん。みんな 何考えてはんのや?
恐ろしゅうないんですか?刀、直すってなんです?
なんで そんな そんなことせなあかんのです?
(しえみ)だって、燐が。
(三輪)サタンの息子や!
三輪君たちの気持ちは分かります。
でもお願いします。
もし兄を救える道があるのなら。
(しえみ)お願い。


(勝呂)やめや。
(しえみ)勝呂君。





(カスパール)では 目的は?
藤本獅郎の元で秘密裏に育てていたその目的はなんだ? フェレス卿。
(メフィスト)サタンと  サタンと戦う武器とするために。
なんと!
(メルキオール)サタンと戦う。
(カスパール)武器だと?
(エンジェル)戯言です。このペテン師の話などまともに聞くべきではありません。
皆様。まさかお忘れではあるまい。こやつの身の上を。
これはヤツらお得意の甘言です!
。。。悪魔のささやき
♪~




。。。頭を下げる雪男

(神木)案内しなさいよ!
その吉国って人のところに。
あんたたち以外分からないんだから。

(しえみ)神木さん。
(神木)イライラすんのよ!ぐだぐだと不毛な話ばっかり!
(志摩)あぁ。 坊。

(勝呂)んん。
♪~



。。。山へ
(志摩)あっちゅう間に京都や。
宗教的聖地がある都市へつながる鍵は必ず1つは持っています。
行きましょう。
うん。
♪~



。。。鍛冶屋
カン カン カン(小槌を打つ音)
♪~


(吉国)ふぅ。 ん?
♪~

あっ。竜ちゃん! 竜ちゃん!

。。。だきつかれる勝呂
(勝呂)こ  こら!
(神木)竜ちゃん?
(吉国)うふふふっ。




。。。夜?夢?燐の

(勝呂)絶対 ひと味。
(志摩)リンゴは そのまま入れたらあかんねんで~。
(しえみ)こんなの作れるなんて。

。。。いなくなるみんな。しっぽがでている燐
あっ!
みんな。
♪~

くっ!
。。。剣を抜くと。

ボウッ!
うわぁ~~! うわ~っ ああっ…うわぁ~~~! ああ~ ああ~!
うわぁ~~~!!




(カスパール)確かに悪魔は 我々の敵ではある。が 一方でいにしえより
悪魔から知恵を学び対抗策を得てきたのもまた事実。
(メルキオール)しかし、フェレス卿の背信の嫌疑は晴れてはおらぬ。
(バルタザール)ですが。フェレス卿には200年にわたり騎士團に協力していただいている
信用がある。

(エンジェル)こやつは、藤本獅郎と共謀しサタンの子を育てた。
これは紛れもない事実です!





。。。雪男のほう
(勝呂)11代目 吉国。倶利加羅を打った刀鍛冶の末裔や。
(神木)女性で 刀鍛冶?
(吉国)驚くことあらしまへんえ。
江戸の中頃には女国重と呼ばれた名工が いてはりました。
歴史には残らんでもほかにもいたやろうと思います。
(勝呂)昔から言うとった。こいつ 歴史に名を残す2番目になるいうてな。
(吉国)こいつって なんや!偉そうに!
(勝呂)痛たたたっ。 こらっ!

(志摩)はははっ。坊も形なしや。

(吉国)法具の手入れやらで竜ちゃんの寺に父と一緒によう寄せてもろてな。
ちっちゃい頃から知ってるんや。昔はかわいかったんやで~。
(勝呂)えっ!
(吉国)ベッタベッタ甘えてきてなぁ~。
(勝呂)もうええて。 
(吉国)プロポーズもされたわ。
レンゲの花で指輪みたいなんこしらえたりしてなぁ~。
(勝呂)やめてぇな!
(吉国)「お願いやから結婚してくれへん?」とか言うて。
(勝呂)うぅっ。


。。。剣を見る
(吉国)相当 難儀な話やと思いますが。直せんこともおまへん。
本当ですか?
(吉国)ただ 日本刀を鍛えるためには、たたらで精錬した玉鋼が必要なんやけど
魔剣の玉鋼を精錬する場合、特別な儀式で霊力を込める必要があるんや。
ところが、その儀式の伝承は途切れて今や知る人ぞなし。
何か記録は残ってないんですか?
(吉国)あぁ。新しい魔剣の玉鋼を作るのは今はもう無理。
(志摩)あぁ  無駄足かいな。

(勝呂)新しいのは無理でも、昔作られた玉鋼があればどうや?
(吉国)確かにそれが手に入れば。
でも そんなん一体 どこに?
(勝呂)あの寺釘 使えんやろか?


(しえみ)寺釘?

(勝呂)あの青い夜、うちの寺に建立当時からあった塔が燃えてしもた。
そんとき燃え残った太い寺釘があるんやが、それが結構貴重なもんやっちゅうことで
同門の寺に預かってもろとる。うちの寺の釘は吉国はんとこに作ってもろとった。
使うた玉鋼が刀を作るのと同じもんなら。
(吉国)倶利加羅のと同じ玉鋼っちゅう可能性はありますな。
じゃあ。その寺釘を手に入れることができれ。
(吉国)直せるかもしれまへん。



。。。その寺へ。。。。山の上?叡山?
(志摩)ごめんください!ごめんください!
なんで 誰も出てけぇへんのや?

(勝呂)しゃあない。周り見てきてや。俺は本堂を見てくる。
待ってください。僕も。



。。。本堂。
誰もいませんね。
(勝呂)裏手の納骨堂見てきますわ。 先生はここで待っといてください。



(志摩)どなたかいてはりませんか~?
どなたか いてはり  あっ!
(しえみ)あれは!
♪~


(志摩)死んどるんやないやろな。
(しえみ)大丈夫。意識を失ってるだけ。
(神木)あっ。見て! あっちにも!
♪~



。。。ガンツの怒りんぼ星人
・(仏像)どうした?

(勝呂)あっ!
(仏像)サタンを倒したいのだろう?お前は。
(勝呂)くっ! んん!



・(観音像)なぜです? なぜ悪魔を救おうとするのです?
。。。雪男。



(仏像)偽るな。己の気持ちを。
(勝呂)なんやと?
(仏像)正直になればいい。あいつは サタンの息子だ。見捨てた方が
世のためそう思っているのだろう?



(観音像)本当にサタンの息子を助けたいのですか?ただ血がつながっている
というだけで?
。。。雪男
悪魔。
(観音像)倒す相手は私ではないはず。
心の底でおびえている相手はあなたの兄ではないのですか?
兄が生きているかぎり、あなたはその存在におびえ続ける。
なのになぜ助けようとするのです?



(仏像)サタンの子を助ける理由などどこにある?
(勝呂)理由。
(仏像)サタンのせいでお前の寺はどうなった?その息子を助ける理由が
どこにある?
(勝呂)あぁ うぅ。
。。。うなだれる勝呂



(観音像)楽になればいい。このままあなたの兄がいなくなれば
もうずっとあなたはおびえることなく生きていけるのですよ。
。。。やるきがうせる雪男


(志摩)先生!
(雪男)志摩君!


。。。転送する観音像
(志摩)あっ! うわっ! うっ あぁ。


違う。 僕がおびえるのは兄さんじゃない!
力が足りなくて、兄さんを守れなくなることだ!
僕は、兄さんを守るため強くなるって誓ったんだ!
兄さんを守るって誓ったんだ!


。。。やってくる観音像。
バン!
♪~

はぁ はぁ はぁ。
♪~





(神木)霊の祓!

(志摩)勝呂君!

(勝呂)はっ 。くっ!理由?そんなもん決まっとる。
あいつはサタンをぶん殴るためにエクソシストになる言うたんや。
サタンの息子やいうのになんでそんなけったいなこと言うんか
それ聞かれへんうちに逝かれたら気色悪いやろが!

オン バサラギニネンハタナソワカ!
♪~

はぁ はぁ はぁ はぁ。





(坊主)あぁ。 
。。。手当をうけつぼうさん。役立たず?

・ザッ ザッ ザッ(足音)

・(勝呂)住職も無事でしたわ。

それは よかった。
(勝呂)さっきの悪魔 マーラでしたね。
ええ。
お釈迦様が悟りを開こうと瞑想してるとき妨害に現れたという。
(勝呂)心の弱みや迷いにつけ込む悪魔。
このような古い寺の仏像にはよくマーラのような悪魔が入り込むことがあるらしい。


(坊主)仰せの寺釘でございます。
(勝呂)おおきに。
。。。中身を見る勝呂
♪~



。。。審問会
(エンジェル)メフィストは騎士團を欺き、内側から転覆せしめるつもりだったに
違いありません!
(バルタザール)しかし、サタンを倒す術を我々が持っていないのもまた事実。
(メルキオール)事は、前例のない大問題だ。万一の場合のリスクも大きい。

(シュラ)≪ったく 一体 いつまで≫

ドドドドド 

(カスパール)な。  何事だ?

(メフィスト)あいつめ。



(アマイモン)どこだ? どこにいる?まだ 僕は負けてない!
ドドドドド ドーーン!
♪~

(ベヒモス)グルルルル




(カスパール)アマイモンだと?
(メルキオール)地の王がなぜここに?
(バルタザール)エンジェル!
(エンジェル)はっ!

(バルタザール)貴様の差し金か?フェレス卿。

(メフィスト)ご冗談を。なぜ私がそのようなまねをする必要があるというのです?
そんなことよりサタンの落胤がどれほどの力を持っているか
それを目の当たりにできる絶好の機会を与えられたことを喜んではいかがですかな?

(カスパール)なんだと?

(メフィスト)きっと分かるはずです。彼が我々に与えられた唯一の力であることを。
賭けませんか?
この奥村燐が物質界(アッシャー)の救世主となるか、はたまた 虚無界(ゲヘナ)の魔王となるか。
その結果を見届けたいと思いませんか?
♪~



。。。寺釘と剣の相性を確認する。
うん。大丈夫。いけますわ。
(一同)おお!

(勝呂)ふふっ。
(雪男)うん。

カン カン カン カン
♪~

。。。封じられている燐。
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デュラララ!! #24 則天去私  の感想 [デュラララ!!]

3人、出合って、溝を埋める?
でも、紀田。傷付いて、沙樹とひそかに逃避行。
いつか帰ってくると竜ヶ崎。杏里とふたりでまっていると。

あのバカはむしょいき。どこかの会の会長もつっ込まれ世の中平和なのにな
ひそかにねらっているノーベル平和賞。やめておけばいいのに。

まえのせいけんとう、どんなにがんばっても、復活怪人はすぐにやられる運命
せいぎには勝てないのだ!

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♪~
♪~
(静雄)それを命令したっつう紀田正臣って野郎をぶっ殺す!

(サイモン)コレから死ぬ覚悟した人の目。

(門田)あのホラダって。どのホラダだ?

(沙樹)あの人が何を考えてるのか伝えたいと思って。

(紀田正臣)オレは殺す覚悟をしてきたんだよ。
それは 誰にも否定させねぇ!

(セルティ)どんな嫌な光景でも受け入れる覚悟はあるな?

(杏里)紀田君!
(紀田)どうして?

♪~
♪~
♪~

ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
おお…。
セルティと竜ヶ峰、集会に乱入する。
(竜ヶ峰帝人)正臣…。
(紀田)帝人?
(杏里)竜ヶ峰君… どうして?
(紀田)確かにこれは 最悪の光景だよ。

(法螺田)出やがったな。黒バイク。
お前ら!こいつら全員砂にしちまえ!
よっしゃ~!
おらぁ~!
ひひひっ。はははっ。
。。。袋のネズミにする黄巾賊ら。
♪~

(門田)今だ。裏切れ!
(法螺田)ああ?
バキッ
この野郎!
(法螺田)おい。なんだよ?何なんだよ。こりゃあ!?
バキッ!
ドカッ!
キン!
ううっ…。
(門田)ふん!
そりゃ!
くそが!
(法螺田)うっ…。
門田、法螺田のほうに向う。
♪~
マスクをとって顔を見せる門田。
(門田)よう。
(法螺田)かっ。かっ… 門田ぁ!
(門田)へっ。
(法螺田)て… てめぇ~!
(門田)この程度の変装でごまかせるんだから。
なまじ人数を増やすのも考えもんだなぁ?
(紀田)門田さん…。これ 一体…。
(門田)いや。渡草に言われて思い出したんだよ。
泉井がパクられたとき、てめぇだけうまく逃げ延びて不起訴になった
法螺田ってヤツがいたっけなぁってな。
それでちょっくら仲間を30人ほど集めて適当に黄色い布を着けて潜り込んだ。
遊馬崎と狩沢は目立つから置いてきたけどな。


(遊馬崎)オレたちの出番はないんっすかね。
(狩沢)目立ちすぎるのも考えもんだね。


(門田)てめぇのことなんざ思い出したくもなかったぜ。
あまりに胸くそ悪くてな。
(紀田)沙樹の足を折ったのはお前か?
(法螺田)い… いや。オレは…。
(紀田)沙樹を泣かせたのはお前か?
(法螺田)ちくしょう!チャ… チャカチャカはどこだ~!?
(紀田)お前だな!?
。。。刃物を紀田にむける法螺田
(法螺田)ちくしょ~~!
。。。法螺田の顔を殴る。
バキッ!
(法螺田)うわぁ!
(紀田)本当はバールで脳天たたき割るつもりだったんだぜ。
(法螺田)ううぅ…。
(紀田)帝人と杏里はこっち側の人間じゃないだろ。
だから死体なんざ見る必要はねぇ。
そう思っただけさ…。
(竜ヶ峰)あっ。正臣!
正臣… 正臣。しっかりしてよ!
(杏里)紀田君!
(紀田)ああ
(竜ヶ峰)園原さんや正臣のことセルティさんから聞いたんだ。
ごめん。僕… 僕、なんにも知らなくて…。
(杏里)竜ヶ峰君。私…。
(竜ヶ峰)言わなくていいよ。なんとなく事情は分かったから。
だから無理に言わないで。
(杏里)あ
(竜ヶ峰)僕が、何に苦しんで何に悩んでたのか話してれば
こんなことにはならなかったかもしれないのに…。
(紀田)オレこそ… なんかお前が遠くなっちまいそうで…
だから怖くて…。
(竜ヶ峰)正臣…。
(杏里)私が悪かったんです。竜ヶ峰君にも紀田君にも自分のこと話せなくて…。
(竜ヶ峰)園原さん…。
(杏里)ごめんなさい。私、二人のこととても大切に思ってたのに…。
ずっと近くにいたのに…。あっ。
紀田、二人に手を持って
(紀田)お前ら、えらくお似合いだぜ。
(竜ヶ峰)正臣…。
(紀田)なあ。病院に運ぶなら、一つだけ頼まれちゃくれねぇかな?
(竜ヶ峰)何?
(紀田)運ぶのは来良総合病院にしてくれ。
待ってる女がいるんだ。頼むよ…。
(竜ヶ峰)う。正臣!? 正臣!正臣!
(門田)ひでぇ有様だな。
(竜ヶ峰)門田さん…。
(門田)ったく逃げるなとは言ったが逃げなさすぎだ。
ちったぁ加減しろよ。
(竜ヶ峰)あの人たちってもしかして…。
(門田)ああ。あいつらみんなダラーズだ。色がねぇからできることがある。
消えるって言われてもなぁ。初めっからそういうもんなのに。
今更消えようがねぇってことだよな。
(竜ヶ峰)ああ


(渡草)おい!法螺田が逃げるぞ!


法螺田さん。こっちっす。

(門田)あの野郎!
前に走るセルティ
 奴は私が追う。
 紀田君を病院に
 連れて行ってやってくれ。
(門田)ああ。分かった。

ヒヒィーーン!

(門田)表にバンが止めてある。渡草、頼む!
ゴン!
(渡草)おう!
(門田)オレは、後片づけがあるんでな。紀田を頼むぞ。

(竜ヶ峰)あっ。どうしたの?
(杏里)いえ。なんでもないんです。
紀田を抱え込む。
♪~

法螺田m車に乗り込む。
バン!
法螺田さん。比賀がいないっす!
(法螺田)ほっとけ!

ヒヒィーーン!
き… 来やがったぁ!黒バイクだぁ!
(法螺田)黙ってろ!
。。。車を出す法螺田
ブォーーン!

法螺田さんこれからどうするんですか!?
(法螺田)とにかく逃げろ!どっかにトンズラしてほとぼり冷まして…。
あとは。泉井さんがムショから出てくりゃなんとでも巻き返しできらぁ!

ブォーーン!

追っているセルティ、バイクを止める。
♪~

(法螺田)はぁ…。
ほ… 法螺田さん。前!前!
(法螺田)前?
。。。待っていた不死身超人
(黄巾賊)あ… あいつ。静雄!平和島静雄っすよ!
(法螺田)ああ。生きていやがったのか!?
あれ?でもあんな所になんで標識が?
(3人)はっ?
静雄、標識を持っている。一騎当千。
(法螺田)なんで生きてんだよ? なんで…。
法螺田さん!

ブォーーン!

(静雄)へへっ…。うおぉ~~!
シャキーン!
。。。車の上半分を斬ってしまう。
キュルキュルキュル…
ガタン!

(3人)はぁ はぁ はぁ…。
(静雄)おらぁ~!
。。。標識を振り回す静雄。
(3人)うわぁ~~!!
ガシャーン!
(静雄)逃げてんじゃねぇ~~!!
。。。標識を投げ飛ばす静雄。
グサッ!
(2人)ひえ~~!!
♪~

ああ。ひどいと首をふるセルティ。後を追う。


(法螺田)ああぁ~~!!
法螺田さんしっかりしてください!
ブロロロロ…
くっ 黒バイク!ひぃ~~~!
キュルキュルキュル…
(黄巾賊)法螺田さん。落ち着いて。

セルティ、バイクを止めて、ご臨終様と手を合わす。
帰って行く。

♪~

ガン!
(□原)警告前の白バイに幅寄せかますたぁ。いい度胸だ。
(法螺田)えっ?えっ?
(□原)交機をなめるなよガキども。
(法螺田)ひぃ~~!
ウゥーーー!!(白バイのサイレン)
♪~

(ナレーション)<法螺田たちは、逮捕された>
<平和島静雄に車を破壊されたと訴えたそうだけど。
 警察は聞く耳を持たなかったらしい>


竜ヶ峰達、紀田を病院に連れて行く。
上から見ている沙樹。
お大事に。
(竜ヶ峰)ありがとうございました。

。。。つかれて眠っているみんな。
あれ? 園原さんは…。


公園にて。
(臨也)うん。間違いない。確かに受け取ったよ。これでやっと粟楠会から報酬がも

らえる。
(比賀)うっす。弾までは回収できなかったですけど。
(臨也)ああ。いいのいいの。まあ、これでシズちゃんが殺せたらラッキーだったん

だけどね。
(比賀)それで、オレ通じて法螺田に静雄の情報流したんですね。
(臨也)せめて頭か心臓を撃ってくれれば、死んだかもしれないのに本当に残念だよ


(比賀)そういうことらしいです。「母さん」。
(臨也)あっ?
♪~

出てくる母さん。
(杏里)あの… ありがとうございます。
あとは家に帰って普通に暮らしてください。
。。。うなずく男。
♪~

(杏里)あの…あなたが折原臨也さんですね?
(臨也)ああ。園原杏里ちゃん?いや。罪歌って呼んだ方がいいのかな?
こんな時間になんの用?
腕から罪歌を取り出す杏里。
(杏里)あなたのことを斬らせてもらいます。
(臨也)ほう?
(杏里)どうして…どうしてこんなことをしたんですか?
(臨也)う~ん。オレは別に何もしてないよ。そうだねぇ。
あえてその行為に理由を付けるとするなら、好きだからかなぁ。人間が。
だから、オレは人間のいろいろな面が見たかったのかもしれないね。
さて問題です。今の答えは本当でしょうか?うそでしょうか?
。。。切りつける杏里
(杏里)あなたを支配すれば分かりますから。
(臨也)ところで君はどうなんだい?
本当に平穏で幸せな毎日を手に入れたいなら。その刀ですべての知り合いを
斬ってしまえばいいじゃないか。
(杏里)そんなのは…そんなのは違います!
(臨也)おやおや。それなら帝人君と正臣君。どちらからも好意を寄せられながら
いまだ答えをはっきりさせない君の態度は。果たして正解と言えるかい?
君は自分が人を愛せないと思い込んで。
それを理由に今の立場に満足してるだけじゃないか?
罪歌が君の代わりに人間を愛してくれる?
バカバカしい。
(杏里)黙ってください!えいっ!
罪歌をふるう杏里
(臨也)ふっ!
キン!
(臨也)ふふっ。
。。。あっさりとかわす臨也。
(臨也)あのさ。あんまり軽く見てもらっちゃ困るね。
オレだって、だてにシズちゃんとケンカして張り合えるわけじゃないんだよ。
それと。まあせめてこれをオレに渡すべきじゃなかったね。
ああ、言っておくけど君は狙わないよ。
♪ 誰にしようかな

(臨也)そこら辺を歩いてるカップルとか?
君は人を愛せないんだから大して心は痛まないかな。
比賀君が斬り裂き魔事件の被害者だなんてことはとっくに知っていたよ。
なんでそんな彼に今回の拳銃回収を命じたと思う?
君だよ。君に宣戦布告したかったからさ。
僕も人間を深く愛しているんだ。
刀ごときに人間を渡してたまるか。
人間はオレのもんなんだからさ。
ああ。でも シズちゃんだけはいらないからくれてやるよ。
なるべく早くなます斬りにすることを祈ってるから。頑張ってね。それじゃ!
。。。あっさり退散する臨也。(司馬仲達)
なにもできなかった杏里。
♪~

(波江)遅かったわね。何?その顔。どうしたの?
(臨也)ちょっといいパンチをくらってね。

《♪ ふん ふ~ん…(鼻歌)》
《(サイモン)ヘイ!》
《あっ?サイモン?》
(サイモン)《フフン》
《バキッ!》
(臨也)《ぐわっ!?》
《ドン!》
(臨也)《くっ…あっ…》
♪~

ヘイ、少しばかり、嫌な話を聞いてくれるか
笑えるほど卑怯な奴だな、お前は

ああ、卑怯だと思うね、我ながら
だけどね。サイモン
俺はこの自分の卑怯さが好きだ

正臣の彼女、いたろ。あの子がうちに電話を寄越した
あんたのことも、今起ってることも、
みんな教えてくれた

沙樹が?なんで沙樹が。。。

正臣に本気で惚れてたのさ
あんた、見限られたようだな

なるほど・・・沙樹がねえ・・・

なあ臨也・・・
あんまり街を荒らすな

サイモン、俺はさあ。
本当に人が好きなんだけなんだって

そんな理屈でごまかすな
本当は静雄に負けたくないだけ
なんじゃないのか
あいつにコンプレックスが
あるだけなんじゃないのか

うっふふふ。

自分が思ってることなんて
自分が思ってる以上に、まわりにバレバレなもんだ

(臨也)
サイモンさあ
《お前。ロシア語と日本語で印象 変わりすぎだって》


(臨也)なあ一つ聞いていいか?
(波江)何よ?
(臨也)法螺田に帝人君の情報流したのって、君だろ?
(波江)どうかしらね。
(臨也)怖いねぇ。いまだに根に持ってるとは。
まったく… オレの予想どおり動いてくれる人もいれば。
サイモンやシズちゃんみたいに予想を覆す人間もいる。
だからこそ、オレは人を愛して愛して愛してやまない。
ああ そうさ!だから、きっとこんなクソッタレな仕事を続けていられるんだろうね

ぇ。
ヘドが出るぐらいに楽しいよ。
(波江)何度も言うけど。人間の方はたぶんあなたのことが大嫌いよ。
(臨也)そうかな?ふふっ。
ふふふふっ。あはははっ。
ははははっ。
。。。セルティの頭部をみる臨也


紀田、沙樹に会いに行く。
(紀田)沙…。
(沙樹)知ってるよ。
(紀田)えっ?
(沙樹)正臣。ほんとは 来なかったんでしょ。
(紀田)えっ…。
(沙樹)正臣。ずっと臨也さんに電話掛けてたんでしょ。
何回も何回も。
臨也さん。笑いながら着信履歴見せてくれた。
でも気にすることないよ。あの後、来られても私としては大して変わんないし。
(紀田)やめてくれ…。
(沙樹)だったら、正臣がケガしなくて。それがいちばんよかったって…。
(紀田)別れよう!
別れよう…。
はっ!
。。目が覚める紀田。
最低だな。オレ。沙樹はオレのどこを見てかっこいいなんて思ったんだろうな。
(沙樹)その。変に素直なところよ。
(紀田)いつからいたんだ?
(沙樹)さっき。
狩沢さんたちから聞いたよ。全部。
バカだね。正臣は本当にバカだよ。
(紀田)分かってるだろ、昔から。
(沙樹)あのね。謝らなきゃいけないことがあるの。
(紀田)えっ?
(沙樹)本当は、私わざとあの人たちに捕まったの。それで全部終わるって、
臨也さんが言ってたから。
だから、私、自分で…自分で あの夜あのたまり場に…。
それで、あとは臨也さんが情報を流して…。
(紀田)知ってたよ。
(沙樹)えっ?
(紀田)臨也のヤツに言われたんだろ?
オレを引き止めるためにずっと歩けない振りをしろって…。
オレを手駒にしたかったんだろうな。
(沙樹)正臣…。
(紀田)オレ。エスパーだもんよ。
(沙樹)初めて臨也さんの言うことに逆らっちゃった。
(紀田)今ならやっと言えそうな気がする。
(沙樹)えっ?
(紀田)助けに行けなかった。ごめん。
(沙樹)ああ
(紀田)だけど、オレはやっぱり沙樹のことが好きだ。
だから、頼む別れないでくれ。
。。。沙樹。紀田に抱き付く。
♪~

(紀田)お… おい。
(沙樹)やっぱり 正臣はバカだよ。本当のバカだよ。
(紀田)しかたねぇだろ欠点の一つぐらい目ぇつぶってくれ。
(沙樹)自分で分かってるなら、直そうよ。
一緒に直していこうよ。


<数日後、正臣は三ヶ島沙樹とともに姿を消した>
<学校に退学届を出し。僕らの前からいなくなった>
<いつも三人だった僕らの日常は変わってしまった>
<けど街はいつもと変わらない>
<彼も>
<彼らも>
<彼らも>
<彼も>
<彼も>

(セルティ)平和だな。
(新羅)うん。ブルースクウェアの残党の間でも
いろいろ内部分裂があったみたいで
黄巾賊もだいぶおとなしくなってるらしいよ。
(セルティ)そうか。じゃあとりあえず帝人や杏里ちゃんが狙われる心配はないんだ

な。
背伸びするセルティ、薄着に着替える?
♪~
(新羅)えっ?ちょっ… 何?その大胆な衣がえ。
そんな挑発されたら、僕 もうちょっとシャワー浴びてきて
ベッドのシーツを整え…。
あっ?
(セルティ)どうした?
(新羅)いや。いつもならこのへんで、地獄突きされたり、
ほおをつねったりしてくるからさ。
(セルティ)実際、挑発してるんだよ。
(新羅)えへっ…。
<そして 彼らも>
<失われた日常はもう僕らには戻ってこないのだろうか?>
(杏里)紀田君のこと好きだったのかな?私。
だから、こんなにさみしいのかな?
でも分からないんです。私、そういうのよく分からないから。
<一つ分かったことがある>
<ダラーズは街だ>
<いろいろな人がやってきては去っていく>
<一つの色に染まらずいつも何かが起こっている>
<誰かと誰かが憎しみ合い。愛し合い。友情を育て、すれ違っている>

カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
<人がいるかぎり街が存在し続けるようにダラーズもまた存在し続けるんだ
 誰かの意思とは無関係に>

ダラーズはあります
ここにありつづけます。



(甘楽)このチャットって、私以外変なデンションの人ばかりですよねー
(バキュラ)突っ込みませんよ
(甘楽)あれ!?話が違う!?
-- 田中太郎さんが入室しました
(田中太郎)こんばんわ
(セットン)ばんわー
(罪歌)こんばんは
(田中太郎)あれ、新しい人がいらっしゃいますね
(バキュラ)ども
(バキュラ)はじめまして。バキュラです
(バキュラ)甘楽さんに誘われてきましたー
(セットン)へぇ、私はネットで知り合ったんですけど、
バキュラさんもですか?
(バキュラ)いえ、リアル知り合いっす
(甘楽)仕事仲間みたいな者です!表向きはですけど、、、
(甘楽)きゃっ!
(バキュラ)甘楽さんていつ死ぬんですか?
(甘楽)予想外に激しい突っ込み!?
(罪歌)ひどいとおもいます
(バキュラ)すいません、
(バキュラ)甘楽さんが苛立たしくて、
(バキュラ)つい、

竜ヶ峰、内緒モード

それをみる紀田

田中太郎さんかたの内緒モードの
お知らせです。

ok キャンセル


あの、バキュラさん
もし違ってたらすいません。
正臣?
何か……何か答えてくれるとうれしいです


(甘楽)現実で会ってるんですから、私の魅力をみんなに
教えてあげてくださいよ
(バキュラ)√3点
(甘楽)は?
(バキュラ)甘楽さんを点数で表すと、
(バキュラ)√3点
(甘楽)それはつまり私が割り切れないほどに美しいってことですか?
(バキュラ)小学生にはまだ難しいから見せない方がいいってことです

あ。はあ。と竜ヶ峰

(バキュラ)あ、すいません、
(バキュラ)あっし、今日はもうこれであがりますわー
(セットン)はーい
(甘楽)お疲れ様でしたーッ!
(罪歌)おやすみんさい
(田中太郎)あの、バキュラさん!
(田中太郎)また来てくださいね!
(田中太郎)歓迎しますから!
(バキュラ)また来ます!それでは!
(セットン)おやすー
(甘楽)おやすみなさい!

あ。ああ。竜ヶ峰


<帰るべき場所、失った日常>
<それは、確かにネットの中にも存在していた>

一緒に昼を食べる二人
(竜ヶ峰)戻ってくるよ。
(杏里)えっ?
(竜ヶ峰)正臣は絶対に戻ってくる。
だからそのときは文句を言ってやろう。
笑いながら本気で怒ってやろうよ。
(杏里)二人で一緒にですよ。

<今、思っても不思議だけれど。でも。なんだかそれは僕の人生が変わってしまうよ

うなことで
 実は何一つ変わっていないような。とてもとても奇妙で
 けれどどこにでもある経験をした>
<この池袋の街で>
二人、顔を見合わす。
(2人)ふふっ。
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デュラララ!! #23 千錯万綜  の感想 [デュラララ!!]

ついに出合ってしまった3人。
いろいろあったがついにその隠していたことがばれてしまう。
ピエロの法螺田、三下。悪でも、もうすぐ警察にお世話になる。
さようならブルースクエア。。。。

--------------------------------------------------------------------------

♪~

(竜ヶ峰帝人)見つかったんだ。いちばん大事なことは…。

(紀田正臣)楽しかった!?オレをだましたり、あいつに取り入ってさ!

(杏里)私 もう逃げたくないんです。

(沙樹)正臣は過去から逃げられないよ。今 悩んでるのだって過去に絡んだことな

んでしょう?

(法螺田)恨むんなら。命令した紀田正臣を恨むこったな!

(ハンドルネーム「admin」)ダラーズは 消えるんです。
♪~
♪~
♪~
雨が降っている。
(サイモン)「ロシアズシ」「ロシアズシ」ヨ~。うまいヨ~ 安いヨ~。
おにいサン いかが~?シャチョ~。
♪~
杏里、外を見ている。
♪~
銃で撃たれた静雄。
♪~
傘をささずに歩いている紀田・。
♪~
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)


℡(デニス)毎度 「露西亜寿し」です。
(沙樹)誰に掛けたらいいか分からなかったので。そちらに掛けることにしました。
℡(デニス)あっ? どういうことだ?
(沙樹)あの人が何を考えてるのか伝えたいと思って。
(臨也)ふふふふっ。波江さん。こういうのなんてんだろうね?
王手?チェックメイト?それとも当たり?ねえ?
なんだ。いないの。
♪~
外で電話をしている波江
♪~
家で寝ている竜ヶ峰
♪~

(遊馬崎)どうします?
(狩沢)黄色いのもまだ暴れてるしね~。
(遊馬崎)例のホラダってヤツが幅利かせてるらしいっす。
(門田)紀田はどうしてるんだ?
(遊馬崎)さあ?
(渡草)ホラダ?ホラダってあの法螺田か?
(門田)あのホラダってどのホラダだ?

(ナレーション)<最低だ。オレの中で疑念が渦巻いている>
<帝人はすべて知ったうえで、ダラーズを動かしていたのか?>
<杏里は帝人とつるんでいたのか?>
<それとも利用していたのか?>
<どれも最低だ。けど いちばん最低なのはそんな想像をしているこのオレだ>
<どうしよう? どこへ行こう?オレの行くとこなんてもう どこにも…>

竜ヶ峰の家
ヒヒィーーン!
コンコン(ノック)
電気をつけて、ドアを開ける帝人
(竜ヶ峰)どうぞ。
バタン(ドアの音)
セルティが入ってくる
(竜ヶ峰)どうして来たのか分かってます。
ああでもしないと収拾がつかないと思ったんです。
ああするのがいちばんダラーズらしいと思ったんです。かたちだけでもっていうか…


かたちがないのがダラーズだと思うんです。
これで、また無色透明に戻りますよ。
斬り裂き魔も黄巾賊もおとなしくなるんじゃないかな。
大事なものは見つかりました。
たぶんこれでいいんです。
(セルティ)分かった。でも今日来たのはそのことじゃない。
(竜ヶ峰)えっ?


もしもし?
□(法螺田)ああ~オレ。法螺田だけど。
(紀田)なんだ? 何かあったのか?
□(法螺田)あれだよ。お前もう来なくていいから。
(紀田)はあ?

(法螺田)だからよお前はもうクビ。将軍 クビ。 打ち首だ!打ち首!

(紀田)はぁ… お前 何言ってんだ?
□(法螺田)竜ヶ峰帝人っつうんだっけ?おめぇのお友達の名前よ。

驚いたわ~。まさか ダラーズのボスがうちのボスとお友達だったなんてよ~。
□(紀田) ちょっと待てよ誰から そんな話を…。
(法螺田)誰だっていいだろうがよ。つうか。よくも今までだまし続けてくれたもん

だよなぁ。
みんな ショック面してここに並んでるぜ。

(紀田)どうする気だ?
□(法螺田)ダラーズのボスをやるに決まってんだろうがよ。

(法螺田)みんな、暴れたくってうずうずしてるぜ。
まあ、てめぇにも処刑宣言出しとくからよ。
もう 今日から池袋の街 歩けねぇなぁ。それじゃ。

(紀田)帝人…。


(セルティ)おまえは、園原杏里のことが好きか?
(竜ヶ峰)えっ?
(セルティ)紀田正臣のことを大切な友人と思っているか?
(竜ヶ峰)どういうことです?


紀田、知り合いに電話をかける。
□(音声ガイダンス)ただいま 電波の届かない…。
ピッ(操作音)
□(音声ガイダンス)こちらは 留守番電話サービス…。
ピッ


新羅邸
不安な杏里。
ピンポーン(インターホン)
(新羅)はいは~い。
♪~
(新羅)あっ。
(静雄)よう。
けがをしている静雄。鉄人。
(新羅)驚天動地!何があった?
(静雄)どうもこうもねぇ。撃たれたんだよ。
(新羅)足と脇腹の筋肉の一部が著しく損傷してるね。っていうか。
これでなんで普通に立って歩いてんの?
(静雄)なんでって。お前。立って歩けるからに決まってんだろうがよ。
(杏里)えっ?
(新羅)ん?
(杏里)平和島さん… どうして。ここに?
(静雄)ん?ああ~ やべ…誰だっけ?
(新羅)杏里ちゃんだよ。あっ。杏里ちゃんちょっと。ごめんね。
。。。その場で銃の弾を取り出し出す新羅。慣れたもの。
一体 何が起きたんだよ?
(静雄)いやな… 最初は雨で滑って転んだんだと思ってたんだよ。
そしたら、なんか腹と足からドクドク血が流れてな。
あっ。撃たれたのかって気づいて。じゃあ、相手をぶっ殺すかって思ったら
なんかもうあいつら全員 逃げ出しててよ。
(新羅)バカでしょう?
(静雄)死ぬか?
(新羅)心の底からごめんなさい。
(静雄)お前。早く治せよ。あいつらぶっ殺しに行かなくちゃなんねぇからよ。
(新羅)むちゃ言うなよ。
(静雄)ぶっ殺す!オレを撃ちやがったヤツとそれを命令したっつう紀田正臣って野

郎を
ぶっ殺す!
(杏里)あっ…。


紀田、黄巾賊の知り合いに電話をする。
□(音声ガイダンス)ただいま 電波の届かない所に…。
ピッ
(紀田)はぁ…。
<帝人や杏里を疑う気持ちはうせていた>
<もし黄巾賊が帝人を襲ったら…帝人をおびき出すために杏里をさらったりしたら…


<あのとき、オレはなぜ動けなかったんだろう?>
<何を迷ってたんだろう?>
<何を怖がってたんだろう?>
過去の回想 臨也の言葉
《逃げられないって。過去ってやつはお構いなしに君のことを追い回す》
携帯を落として、走り出す紀田。


(竜ヶ峰)ああ。そんな… うそでしょう?
(セルティ)すべて 本当だ。
(竜ヶ峰)正臣は… 正臣は僕のことを知ってるんですか?
(セルティ)分からない。だが、杏里ちゃんを責めたときの紀田君の様子は普通では

なかったらしい。
あるいはお前がダラーズの創始者であることを知っていたのかもしれない。
そんな… 誰がそんなこと…。
(セルティ)人が悩んだり苦しんだりしているのを見るのが大好きな情報屋をひとり

知っている。
ダラーズはお前の始めたことだ。好きにすればいい。
だが ダラーズが消えることにしたところでお前たち三人の状況が変わるわけじゃな

い。
(竜ヶ峰)二人ともなんで話してくれなかったのかな?
(セルティ)お前はどうして話さなかった?
(竜ヶ峰)それは… ダラーズのことは僕の問題だと思ってたから。
(セルティ)二人も同じだろう
(竜ヶ峰)ああ。
(セルティ)おまえの目に見えているものが現実とは限らない。
(セルティ)誰にでも秘密はある。人に言えない思いがある。
普通の人間なんてどこにもいない。だから恐れるな!
杏里ちゃんと紀田君とそしてお前自身の現実と向き合え。
あの子が好きなら、お前のすべてを打ち明けろ!
ダラーズでも斬り裂き魔でも黄巾賊でもない。
お前たち三人の問題を解決するんだ。



ピッ
(新羅)もしもし。セルティ。今 走って追いかけてるんだけど。
静雄が拳銃で撃たれてさ。杏里ちゃんが突然マンションを飛び出してさ…。
いや
□ それで飛び出したんじゃなくて。それに命令したのが紀田正臣だって話になった

からでさ…。
はぁ はぁ…っていうか。もうダメ 息が…。ごめん!なんか話が整理できなくて…。
っていうか。速っ!杏里ちゃん。足 速っ!
□ バシャーン!ツーツー…(不通音)
・・・こけました新羅
ピッ
セルティ、竜ヶ峰を見る。
(竜ヶ峰)ん?


走っている紀田。それを見るサイモン
(サイモン)ヘイ!紀田~!ドシタノ? 顔色 景気悪いヨ~。また オナカ すいてる

か?
(紀田)サイモン…。
(サイモン)紀田。元気ナイ。
オカシイヨ。
(紀田)あのよ。サイモンお前んとこの寿司は最高だぜ。
オレの権限で星五つどころか星条旗でもくれてやるよ。
ああ~ 「露西亜寿し」はいつだっておいしかった~。
(サイモン)コレからケンカするのか?
ソレともダレか殺し殺されるか?
(紀田)なんだよ… なんでいきなりそんなこと言うんだよ。
エスパー気取りかよ。
(サイモン)マタ 臨也がナニか唆したのか?
(紀田)そんなんじゃねぇよ。
(サイモン)殺す殺される。ヨクナイヨ~。ワタシ いたトコケンカっていったら絶

対 死んでたヨ。
紀田。それ コレから死ぬ覚悟した人の目。同じネ。
(紀田)サイモン…。
(サイモン)ダメ。ココ 池袋…。ワタシの街と違うヨ。温かいし。
家がなくてもゴハン配ってくれる人 イル。ウォッカ飲まないで寝ても全員 凍って死

んだりシナイヨ。
紀田みたいなコドモ、殺し合いする必要ナイヨ。
(紀田)ごめん… オレ行かないと。
(サイモン)紀田…。
お辞儀して走り去る紀田・。
♪~

(サイモン)オオ…。


杏里、赤い目で命令を送る。
(心の声)≪誰か… 黄巾賊の人。誰か!
いない。ここには誰も…。だとすると…≫
走り出す杏里
♪~

紀田、走っている。

ヒヒィーーン!
竜ヶ峰、セルティの後ろに乗っている、


(臨也)興味深い!実に興味深い!それぞれの秘密を抱えていた仲のいい三人が
偶然とほんの少しの悪意が重なったばかりに。
まさに理想に近いかたちで互いの秘密を知ることになった!
まあ 悪意の大半はオレなんだけどさ。でもねぇ。仕切り役のヤツがねぇ…
ちょっと器が小さくておもしろみに欠けるんだよね。もっと役者を選んだ方がよかっ

たかな…。
ねえ? 波江さん。

ふふっ。
ああ。


(法螺田)このままの黄巾賊でいいのか。お前ら!
いいかオレたちは、ダラーズみてぇな寄せ集め集団たぁ違う。
ヤツらにはない統率された力だ!
ダラーズのリーダーは、解散宣言まで出しやがったようだがだまされるな!
適当なごまかしに決まってる!
徹底的に ヤツらを つぶせ!
(一同)おお~!
(法螺田)この勢いでダラーズをくっちまえば、池袋どころか東京中のトップになれ

るぜ。
分かるか?想像しろよ!街の連中が 全部 全部 全部
オレたちの言いなりになるって姿をな!
あの目障りだった平和島静雄はもういねぇ。
ダラーズででけぇ面してるのは門田たちくれぇだ。
あいつらをつぶして、次にリーダーの竜ヶ峰をやる。
そうすりゃ。オレたちにもう怖いもんはなんにもねぇ!
それじゃ池袋の街に繰り出すぞ~!
おお~!わあ~!
イエ~イ!うお~!
(法螺田)へへへっ…。
まずかったんじゃないですか?いくらなんでも殺しは。
(法螺田)あれでいいんだ。あれで。平和島静雄がいなくなりゃ怖いものなんてねぇ

んだ。
こっちが警察につぶされますよ。
(法螺田)いざとなったらダラーズの仲間割れってことにしちまえばいいんだ。
そんなうまくいくわけないじゃないですか。
(法螺田)うるせぇ。いくんだよ!きっとうまくいく。
法螺田さん…。
(法螺田)絶対。うまくいく…そうに決まってる。
おい…。
(法螺田)えっ?
サツか!?もう サツが来やがったのか!?
(法螺田)ああ?
紀田、参上
(法螺田)てめぇ!何しに来た!?


ヒヒィーーン!
セルティ、紀田を捜す。


サイモン歩いている
(サイモン)オオ~ セルティ。また、スシ食うか?
(セルティ)紀田正臣と園原杏里を探している。見かけなかったか?
(サイモン)紀田なら見かけたヨ~。とてもとても深刻な様子ダッタネ。
たぶん ケンカ。ワタシ 止められなかった。
(セルティ)どこへ行ったか分かるか?
(サイモン)今日は黄色いヤツらまったく見かけナイ。ヤツらのいる所にきっと紀田

がイル。
(セルティ)分かった。ありがとう。
サイモン、端末を借りて打つ
 助けてやってくれ。
♪~
うなずくセルティ
♪~


セルティ戻ってきて、竜ヶ峰に知らせる。
(セルティ)どんな嫌な光景でも、受け入れる覚悟はあるな?
(竜ヶ峰)はい。
集会場所にいそぐセルティ


(紀田)どういうことよ?
オレの知ってるヤツが異常に少ないんだけど。
携帯もつながらねぇし。お前らまさか…。
(法螺田)まあ。オレがトップになるのに反対しそうな連中はなぜかゆうべから
変な集団に闇討ちされて療養中らしいぜ。
うわぁ~ おっかねぇ。ダラーズの仕業に違ぇねぇや。そうだろ?おめぇら。
(3人)ははははっ。
(紀田)くっ… てめぇ!
(法螺田)はっ!バカだよなぁ。わざわざ自分から来るなんてよ。
「飛んで火に入る夏の虫」ってやつじゃねぇか。
いっそ。オレも泉井さんみたいにあれやってみっか!
てめぇの足の骨折って「さて 問題です」ってよぉ!
(紀田)お前!今… なんつった?
(法螺田)ああ?
(紀田)お前。今 泉井って言ったか!?
(法螺田)ははっ!その後は、そうだなぁ…
ちょっと黄巾賊としていろいろ悪さやりすぎちまったからよぉ。
チームの名前も色もがらりと変えようと思うんだよ。
そう今のてめぇの顔みたいな真っ青な色になぁ。
(紀田)お前… いや。お前らまさか…。
(法螺田)やっと気づいたか。
ああ。そうさここにいるのはてめぇの大嫌いなブルースクウェアのメンバーだよ。
残党なんて。いけすかねぇ呼び方すんじゃねぇぞ!
今や黄巾賊はオレらがくっちまったんだからなぁ。
ああ
(法螺田)ったく。本当に…青い布を外した途端に仲間になりたいっつったら簡単に

入れてくれたぜ。
ぷっひゃっひゃっひゃっ!
(一同)あははははっ!
(法螺田)ぷっひゃっひゃっ!ぷっひゃっひゃっひゃっ!
(一同)あははははっ!
♪~

(法螺田)どうした?いよいよ土下座でもする気になったか?
(紀田)いや。なんかさ。逆にすっきりしたよ。
(法螺田)ああ?
前に進む紀田。
(紀田)黄巾賊をクビになった今のオレはただのナンパな高校生だ。
(法螺田)はあ?
ドーン!。。。扉を締める音
(紀田)好きな女を助けることもできなかったただのヘタレだ。
そんな過去から目を背けて普通に高校生をやれると思ってたただのバカだ。
だから、ここへ来た。オレは…オレはただの紀田正臣だ。
(法螺田)い。いい
(紀田)だから… だから ここへ来た!
<オレを追い続けたオレの過去がいつの間にかオレを追い抜いていきやがった>
臨也《逃げられないって。 ひたすらひたすら ひたすら ひたすら…。
過去や思い出ってやつはとても さみしがり屋でね》
(紀田)だったら、今度はオレが自分の過去を追う番だろ?
(法螺田)ああ?
過去はさみしがり屋らしいからよ。早く追いついてやらねぇとな。
(法螺田)何、分かんねぇことぬかしてんだよ。このボケが~!
物を投げつける法螺田
ガツ!
頭から血を流す紀田。取り上げる。
(紀田)オレはな。殺される覚悟だけでここに来たわけじゃない。
オレは殺す覚悟をしてきたんだよ。
まあ。その。なんだ…具体的に言うとあんたをな。
(法螺田)いっ…。
(紀田)何度だって言うぜ。だから、オレはここに来た。
それは誰にも否定させねぇ!
(法螺田)ひっ… てめぇら!何してる!?早くこのバカを ぶっつぶせぇ~!
うおぉ~!
この野郎!
バキバキッ!
おりゃ!
ドス!
<何を迷ってたんだろう?>
<簡単なことだったのに>
この!
おらぁ!
ゴツ!
ガン!
(法螺田)お… おい!たった一人だろうが!なにもたのたしている!
<オレは オレ。それだけのことだったのに>
<沙樹。オレはもう怖くない>
<追いつくぜ。もう少しでオレの過去に>
(法螺田)ひっ…おめぇら。早くなんとかしろ!こ… この役立たずどもが!
銃を紀田に向ける法螺田
♪~
(法螺田)あっ。そうだ!
カシャ
♪~
おりゃ!
ガン!
(法螺田)あっ? へ… へへっ。ははっ!なんだよ。びびらせてんじゃねぇよクソ野

郎が!うわっ…。
(紀田)ううっ…。
(法螺田)て… てめぇ。殺すぞ。マジで!
ガキッ!。。。味方に銃をおとされる。
(法螺田)ああ?てめぇなんのつもりだぁ~!? おい。
いや… すいません。この人を殺すとなんか「母さん」が悲しむらしいんで
自己判断で動きました。はい。
(法螺田)はあ!?
いや 分かるんです。すいません「母さん」すぐ近くに来てるみたいなんっすわ。
(法螺田)ああ?
罪歌の一閃。
シャキーン!
ガラガラガラ…  扉が壊れる。
♪~

(杏里)あっ!紀田君!
(紀田)杏里… どうして?
(杏里)あっ…。

ヒヒィーーン!
入ってくるセルティ。
♪~

(竜ヶ峰)正臣…。
(紀田)帝人?
(杏里)竜ヶ峰君… どうして?
三者出合ってしまった。修羅場に。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
今 思っても不思議だけれど。
僕の人生が変わってしまうような
とても奇妙でけれどどこにでもある経験をした。


次回 「則天去私(そくてんきょし)」
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デュラララ!! #22 解散宣言  の感想 [デュラララ!!]

杏里、なんとか助かるが。
ダラーズの勇気が1人の少女を助ける。多い仲間。
その後がひどい。勢いを増す黄巾賊(元ブルースクェア)

黄巾賊の横暴に立ち向かおうとするダラーズメンバー
竜ヶ崎、ダラーズは消えます宣言をしてしまう。 解散!!
唖然とするセルティ。

杏里をかくまっているセルティ。杏里が語り出して、2人ことへの気遣いを知り。
竜ヶ崎にあってやってと。

紀田は、雨の中竜ヶ崎に電話をかけるがでない竜ヶ崎。
しかたないので、帰っていく紀田。

静雄にやられて、お礼参り。やられてしまう静雄。
今度はもう無い静雄。それとも復活する!?
法螺田、ついに刑務所送りか!

次回で出合って、誤解を解くのか3人!?

--------------------------------------------------------------------------

♪~
(竜ヶ峰帝人)ダラーズなんて、本当にあっていいのかなって思って…。

(杏里)なんとか… なんとかしなきゃ!

(誠二)相手の何を知っても何を見ても目を背けるな。

(新羅)まさに 三頭両緒って感じだね。

(比賀)来良の制服を着て。胸が大きかったような…。

(紀田正臣)ありえねぇ… ありえねぇよ。
あいつは…。

♪~
♪~
♪~

(法螺田)ああ…。
。。。鼻血をながすおっさん。
振り向く杏里
ズズー…
(法螺田)へへへへっ…。

女の子が黄巾賊に絡まれています

どこで?

杏里、一緒に連れて行かれる
♪~

区役所の裏...
あ、動き出したどこかへ連れて行かれるみたい

どんな娘?
あの制服は...来良かな?
来良の制服を着て、眼鏡をかけていて

胸が大きい

掲示板を見ている竜ヶ峰
(竜ヶ峰)どうして。園原さんが…。
カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
ガチャ バタン!(ドアの音)

ダラーズの皆さん!緊急!

そうだ!みんなで助けよう!

このままやつらの好き勝手にさせてたまるか

黄巾賊調子乗りすぎ
(臨也)ふふっ。さてと…
続きは お茶の間での
お楽しみとしますか。ふふふっ。
♪~

走っている竜ヶ峰

近くにいる人、誰か助けて下さい!
集って、みんな!



(法螺田)へへへっ。
(比賀)あははっ。
(法螺田)おら おら おら。
おら!お前ダラーズか?
黒バイクと一緒にお騒がせしてくれたのもお前だろ? ああ~ん? この野郎。
(杏里・心の声)≪この人たちは黄巾賊?≫

(シリ)お巡りさ~ん。コッチです!早く 早く!

(法螺田)ちっ!
隙を見て逃げだす杏里
あっ。
(法螺田)待ちやがれ!待て!


おいかける黄巾賊
(法螺田)はぁ はぁ…。待て!おい!
(杏里・ナレーション)<私のしたことはなんだったのだろう?>

指を出してよびよせる少女
(シリ)コッチ!
建物のなかにはいっていく。
♪~

(シリ)まっすぐ行って!裏口がアルヨ!
じゃあねと。シリ。
♪~

(杏里)<何かしなければと必死だった>


(法螺田)どこ行きやがった!?

女の子、見つけた。
オーブ池袋ビルのウラへ逃がした。
やつら、まだ、くる

オーブ池袋ビルの近く。
誰かいますかー!

逃げている杏里。
<でも 私は混乱して逃げて走ってるばかりだ>
(カズターノ)慌てて!スグ出口ヨ~。案ずるヨリ安いおまんじゅうネ~。
(杏里)≪どうして?≫
黄巾賊がいくのを見て。
(カズターノ)はい。ポチっとな。
シャッターを閉める。
(法螺田)おいおいおい!この~!
法螺田、だけセーフ。
(比賀)法螺田さん!ずるいっすよ!

オーブ池袋ビル、主映、シュェイ、守衛のバイトもダラーズ、で、オオ栗しました!

お。安心する竜ヶ峰。

えっと、オーブ池袋ビルの裏口出たとこっつーと、
あっしの砦じゃないすかね!


(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
まだ、追っている法螺田

杏里、ぶつかるうさぎ。
(杏里)うわっ!? あっ…。
♪~
(杏里)えっ? えっ?
うわぁ~!
ん? くっ!
つてれていくうさぎ。
≪誰? どうして…どうして 助けてくれるの?≫

(法螺田)はぁ。はぁ…。
くそ~!
♪~
ああっ!!
(法螺田)うわぁ~!あっ あぁ…。
(店員)大丈夫ですか!? お客様。

ちょっとお手伝いしました通りすがりのダラーズでした。
いや、ほんとはもうやめようと思ってたんだけどさ

やめないで

戻ってくると思ってたぜ

ああと竜ヶ峰

田中太郎 女の子はどこへいきましたか?


うさぎをかぶって移動する。
(杏里)<夢?>
<これは 夢ですか?>

(法螺田)どけ!ああっ…。
♪~

うらの部屋にはいって、法螺田、男をみる。
へへっ。

ただいま女の子は、着ぐるみのウサギに変身~!


前をとおりすぎるウサギ
どこ行った? ちきしょう!


(法螺田)てめぇ!
早く行かないと見失っちゃうんじゃないの?
(法螺田)くそっ!


外に出てくる法螺田
(法螺田)バカ!何やってる!?
(比賀)ど… どうなってんっすか?
(法螺田)ダラーズの連中が邪魔してるんだ。応援、頼め。
こっちも数でいくぞ!数で。


(杏里)<見知らぬ人たちが私を助けてくれる>
<それが夢を見ているみたいで…>

何やってんだ!?
あっちだ!

車でとおせんぼ。
キキィーー!

(遊馬崎)うさぎちゃん。無事に渡ったっす。
(門田)渡草、車出せ!
(渡草)了解!
ブォーーン


おお。
(サイモン)ケンカ よくないネ~。
スシネタにするヨ!

□(メール着信音)
□(メール着信音)

(狩沢)うわぁ~ 鳴ってる!すごい数!
(門田)鳴ってるのは味方だけじゃない。あっちも…。

なんっすか?
うさぎの着ぐるみ?

□(メール着信音)





紀田、携帯がのっているのをみる。


ああ。うさぎっすね。
(竜ヶ峰)あっ…。

うさぎの着ぐるみ、どっちへ行きましたか?
見つけた方は、すぐ報告ください!

♪~
うさぎの着ぐるみをぬぐ杏里
(杏里)ん… はぁ…。
あれか?
あれじゃあ。胸が大きいか分っかんないじゃん。
脱がせてみるしかねぇな。


紀田が手をつかんで引っ張っていく
(杏里)あっ

(杏里)<でも 私の夢はいつでも私のうそだった>

(杏里)えっ? うわっ…。あっ 待て!
<明るく笑う幸せな家族の夢だけを見ていた>
<だから
 これは 夢なんかじゃない。現実>
<その手がそう教えてくれていた>
<それから不意に気がついたこの手を知っていると…>
<触れたことなどなかったのに…>
<これは…>
(紀田)はぁ はぁ…。
(杏里)はぁ はぁ…。
あの…。
あの!
。。。立ち止まる二人。
<大事なことはなぜ気づいたときにはもう失っているんだろう?>
(杏里)紀田君… どうして?
(紀田)どうして… か。
黄巾賊に絡まれてるとこを、オレが助けるなんておかしいってこと?
(杏里)えっ?
(紀田)さっすが。オレのエロかわいい杏里ちゃんだ。
そんな格好も似合ってるね。
ねえ。一つ 聞いてもいい?
杏里ちゃんは何をしているのかな?
こそこそ隠れて何を探ってたわけ?
教えてよ。杏里ちゃん。何が目的?
(杏里)はあ。
回想する。
♪~
(杏里)私は紀田君が…。
(紀田)オレが何?オレが悪いの?
杏里を守ろうとした。オレがバカ?
だよね?
(杏里)そんなこと 言わないで…。
(紀田)帝人はなんにも知らないの?
(杏里)はっ…。
(紀田)あいつをどうするつもりだったの?
(杏里)私は…。
(紀田)あいつの…。

竜ヶ峰、うさぎの着ぐるみをみつけるが
(竜ヶ峰)はぁ はぁ はぁ はぁ…。
♪~

(紀田)あいつの気持ちを分かってて…。
(杏里)紀田君はどうして竜ヶ峰君に言えない…。
(紀田)楽しかった!? オレをだましたり、あいつに取り入ってさ!
バシ!。。。頬を叩かれる紀田。
逃げ出す杏里。

紀田、呆然として、壁にあたまをあてる
ゴン!
(紀田)何、言ってんだ? オレ…。

ゴロゴロ…(雷鳴)


セルティ、杏里を見つけに走る。
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)

□(メール着信音)
□(メール着信音)


走っている竜ヶ峰
(竜ヶ峰)はぁ はぁ はぁ はぁ…。


(杏里)<私は、ただあなたが傷ついたり、誰かを傷つけたりしてほしくなかっただ

けなのに…>
<あなたからも逃げ出してしまった>
<私は…>

(法螺田)いた!
おおっ!
(法螺田)へへへっ…。
(比賀)へへへっ。
(黄巾賊)見つけたぜ。
(法螺田)てめぇ。やっぱり、ダラーズだな?
(杏里)いいえ。
(螺田)へっ。ふざけやがって何を今さら。ダラーズじゃないなら何なんだよ? お

前は。
(杏里)私が何者なのか知りたいんですか?
(法螺田)ああ~? なんだ?何なんだ?何なのだっつうんだ!?へへへへっ…。
ああ~ あれか。お前正義の味方か?お前が平和を守りましょうって唆して
オレらを裏切ろうとしたヤツらがどうなったか見せてやりたかったぜ。なあ?
はははっ!
(杏里)えっ?
(法螺田)とことんぶちのめしてやったぜ。
≪私がしたことは…≫
(法螺田)で、お前一人が無傷っていうんじゃなぁ…。
(杏里)あっ…。

□(メール着信音)
ダン!
(静雄)うぜぇ~!
さっきからピーピー ピーピー。うぜぇ!!
そんなに文字読めるか!何なんだ?
うさぎだ。女の子だって。オレに言って。どうすんだ!?
うぜぇ~!ん?ああ?
(法螺田)ズズー…
(静雄)ん?
あ~ん?

そこにやってくるセルティ

女の子発見
無事です。一件落着。

(せるる)なぜなら。

そらを飛ぶ黄巾賊
(法螺田)ああぁ~~!!


(竜ヶ峰)はぁ はぁ はぁ…。


(法螺田)うわぁ~~~!!

なぜなら。

なぜなら、池袋のフォルテッシモ登場!


(静雄)おりゃあ~!
(比賀)うわぁ~!
みているだけの部下達。
ああ…。
ガシャーン!!
ああ…。
あっ…。
(静雄)ぬう~!
(5人)うっ… うわぁ~~!

(杏里)あの…。
(静雄)ん?
(杏里)また。助けていただいて、ありがとうございました。
(静雄)誰だっけ?おう。オレ、もう今日は携帯の電源切ったから。じゃあな。
セルティが杏里を確保する。

(杏里)セルティさん…。
暗くなる杏里。うなづくセルティ。
影でメットを作って、杏里にかぶせる。


やった

よっしゃ~!

ミッション成功!

万歳ダラーズ!

やった!やった!

これこそダラーズ!

みんなで力を合わせたら
何も怖くないよ!

雨が降り出す。
ザァーー(雨音)

(竜ヶ峰)
≪ありがとう みんな≫
≪見つかったんだ≫
≪もう…いちばん大事なことは…≫


セルティ、帝人を見つける。
(セルティ)≪帝人…≫
ヒヒィーーン!


(臨也)あら~ もうゲームセット!?くぅ~!
シズちゃんいいところで出てくるよねぇ。
でも、まだ終わりじゃない。あと、もうちょいでチェックメイトと王手同時にいける

ねこれは…。

ザァーー


寝ている杏里。
目が覚めてて。
あっ!
朝の10時
(新羅)ああ。セルティ。出た。出た。そのキノコ、取って。
あはは!セルティ。それは、いくらなんでも無理だよ。無理!
ほら~ だから言ったじゃないか。そこはもっと慎重に…。

♪~(ゲームオーバーした曲)
(新羅)えっ?うわぁ~ そんな!
あっ。セルティ…
(新羅)あっ。
(杏里)あっ。す… すみませんでした。
(新羅)ん?

よく眠っていたから起さなかった。

(杏里)ご… ご迷惑をお掛けしてしまって…。
(セルティ)迷惑なんかじゃないよ。暫くうちに居たらいい。一人暮らしは危ないか

らね。
(杏里)いいんでしょうか?

必要な物があれば、私が取りに行く。

(杏里)あ… ありがとうございます。
(セルティ)今日はもう学校も休むだろ!

帝人には、私から連絡しておいたから

(杏里)竜ヶ峰君のこと知ってるんですか?
(セルティ)ああ… うん。まあね。
(杏里)あの… 私…。
(セルティ)杏里ちゃんは、なんにも心配しなくていいよ。

大丈夫!私はあなたの見方だし、
この白衣の怪しい奴もしんらいで

(新羅)ううん

。。。あわててけしてしまう。

まあ仲間だから。

(新羅)ねえ。な~に?なんで今信頼できるって、書きかけてやめたの?
あん。
どうして?ねえ!セルティ? ねえ!
(杏里)う。でも、びっくりしました。
(新羅)ん?な~に?
(杏里)いえ。セルティさん。男の人と暮らしていたんだなぁって。
(新羅)あっ。へへっ…。



黄巾賊の集会
(比賀)将軍。あれから来ませんね。
(法螺田)別にいいんじゃねぇの?やることは決まってんだからよ。
ここにいる連中はみんなオレらが何をすべきか分かってるよなぁ?
これからは徹底的にダラーズをつぶすぞ!
うお~!わあ~!

やってやるぞ!
おお~!

黄巾賊がダラーズを狩る、

くっ!あっ…。

おらぁ~!
警察 呼んでくる!
とおりすがりの紀田。


(杏里)<あなたは今、どこにいますか?>

また暴れているよ。黄色いの

なんか勢いついてるよ

めっちゃくちゃにやられたって、、、友達が見たって

負けちゃダメ。この前みたいに、みんなで力を合わせたら。

<あなたは今、何を思っていますか?>

竜ヶ峰、掲示板を見ている。

ダラーズは、消えます。

え?どういう意味?

なに、これ、創始者だよね。

リーダー、逃げる気なのか?

まさか…解散?

♪~

(臨也)へえ~ 21時34分、池袋ダラーズ解散宣言っと。

違うよ!消えます=無色透明でこそ
ダラーズって意味だって。

リーダー無責任

違うって!信じようよ!

何とか言えよ!

説明して!

ダラーズは消えるんです。

最悪

。。。しんしに見ている竜ヶ峰。

♪~

(狩沢)あれ?もう。アクセスできないよ!?
(遊馬崎)マジっすか!?あっ…。
(狩沢)トップページは 残ってる。
けど、掲示板は全部閉鎖されちゃってるよ~。
ねえ。これってどういうこと?
(遊馬崎)つまり 本気ってことじゃ…。
(門田)もういい。ほっとけ。

(杏里)<一人でいる時間は長くて、私はたくさんたくさん考えました>
<そうしていると二人の顔が浮かんできて…>
<二人の 笑顔が浮かんできて消えません>

セルティも呆然といている。そばに新羅が。。。

♪~

(杏里)あの… お話してもいいですか?
(セルティ)もちろん。私も杏里ちゃんと話がしたかったから。
(杏里)私のことを知っているセルティさんなら全部話せる気がして。

なるほど。話はわかったよ。
じゃあ、杏里ちゃんの正体を
いつも一緒にいる二人はしらないんだね。

(杏里)いつも助けてもらってばかりいました。
紀田君にも。竜ヶ峰君にも。なのに私は…。
(セルティ)まずはこの抗争を止めないとね。
(杏里)はい。

これはやっぱり、帝人と話すしかないな。

(杏里)あの… 竜ヶ峰君とは?
杏里ちゃん、帝人のこと、どこまで知っている
(杏里)えっ?
(セルティ)やっぱり知らないか。杏里ちゃんと同じだよ。
近くて大事に思ってるからこそ、肝心なことを隠してるのかもね。
とにかく本人から聞いた方がいい。連れてくるよ。
連れてくるまでいろいろ変なこと吹き込むなよ。
あと質問攻めにしたり、変な実験しようとするな。
(新羅)分かってるよ。信用して。
(セルティ)よし!信用した。杏里ちゃん。少し待ってて。
(杏里)セルティさん。私、もう逃げたくないんです。
♪~
ザァーー
♪~
竜ヶ峰の携帯が鳴っている。紀田から。




パン! パン パン!(銃声)
う。うう。
バシャン
(法螺田)ひっ… ひゃあぁ~~!
ああっ! あぁ…。
ひっ!行くぞ… 行くぞ~!
恨むんなら、命令した紀田正臣を恨むこったな!
・・・お礼参りをする法螺田。あんた、刑務所行き
倒れる超人静雄。
♪~

眠りにつく竜ヶ峰
携帯が鳴っている

止まる携帯
♪~

雨の中、携帯をもっている紀田。
かけるのをやめて、帰る。
♪~

竜ヶ峰は、ふとんにくるまって。
♪~

雨の中を歩く。紀田、自分のしでかしたことを
♪~

杏里は考えている。
♪~
♪~
♪~
♪~
(紀田)なぜ、あのとき動けなかったんだろう?
何を迷ってたんだろう?何を怖がってたんだろう?
沙樹、オレはもう怖くない。どこへも逃げやしない。

次回「千錯万綜」
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デュラララ!! #21 五里霧中  の感想 [デュラララ!!]

一気に離れていく3人。三国志?
紀田は、小競り合いをするなと。
かってに動き出す元ブルースクェアのメンバー達。
杏里は、黄巾賊を止めようとする。
紀田、なんとなく切り裂き魔が、杏里でないかと。。。。

それをわくわくして見ている臨也。

そして、数日が過ぎて離れていく。
竜ヶ峰、ダラーズを変えようとはいっていく。そして、昔と同じような動きを
感じて思い直すが。
まさに、杏里が連れ去れれようとしていることがわかって。唖然とする?
・・・再び繰り返すのか?悪しき歴史。影で操る軍師(仲達)の臨也。
   剛勇の静雄(呂布)に成敗されろ!

-----------------------------------------------------------------------

臨也、紀田に言う
(臨也)ダラーズのボスは君の大事な大親友竜ヶ峰帝人君さ。

杏里、黄巾賊の集会に
(杏里)その集会に案内してください。

紀田にいうドタチン
(門田)売られたケンカは受けて立つぜ。

(紀田正臣)ダラーズに黒バイクを仲間とする派閥があって。
そいつらが黄巾賊を狙い撃ちしているとしたら…。

(甘楽)このまま進めば本当の抗争になるだけさ。

(法螺田)現実からは、駆逐してやる。オレら黄巾賊がな!
・・・あれあれ。はたやん、くちくされました?

♪~
♪~
♪~

竜ヶ峰、掲示板を見る
(竜ヶ峰帝人・ナレーション)<あのとき僕はやめなかった>
<あのとき 僕は どうして…>
♪~

竜ヶ峰、滝口を見舞いに行く
(竜ヶ峰)正臣。なんか言ってた?
(滝口)紀田?いや。ここには来てないけど。
(竜ヶ峰)えっ?
(滝口)別に竜ヶ峰のことを疑ったりしてないから。
オレが ダラーズだって誰にも言ってないんだろ?
(竜ヶ峰)あっ。うん…。
(滝口)お前らが責任を感じることじゃないよ。
♪~
もうしわけなさそうな竜ヶ峰
(滝口)オレダラーズ、やめることにした。
もう透明じゃなくなっちまったからな。
(竜ヶ峰)そう…。
(滝口)前から気になってたんだけど、お前もひょっとしてダラーズ…。
(竜ヶ峰)違う!
たちあがる竜ヶ峰
ガタン
♪~

(竜ヶ峰)あっ…。
(滝口)そっか…。
♪~

帰って行く竜ヶ峰、、彼を見ている紀田の彼女。


<あの日あの人は言っていた>
ダラーズの初めての集会
♪~
(臨也)《でも、そっち側も踏み込めば、たぶん3日で日常になってしまうんだろう

ね。
本当に日常から脱却したければ常に進化し続けるしかないんだよ
めざすものが、上だろうとしただろうと》

<進化してやろうって。決めた>
<でも…>

♪~

蒼天已死の文字をみる竜ヶ峰・・・まえのせいけんとう
<これがその結果…>
紀田に携帯をかける竜ヶ峰
□(呼び出し音)
□(音声ガイダンス)留守番電話サービスにつなぎます。
はぁ…。


とうの紀田は電話にでない。
(紀田)で 、聞いてなかった?
オレ。小競り合いは禁止だって、言ったよな?
(法螺田)うっ…。
(比賀)あっ でも…。
ドカッ!
(比賀)うわっ!
(紀田)言ったよなぁ。
(法螺田)うっ…。しょ… 将軍。このままでいいんですか?
紀田に睨まれて
(法螺田)ううっ…
首なしライダーがダラーズなのは間違いねぇんだよ!
このままなめたマネされて黙ってるんですか~!?
はぁ。はぁ…
それにこうやってりゃダラーズのリーダーとやらが姿を現すかもしれないっすよ。
へへへっ。
冷静な目で見つめる紀田・・・雑魚達は、しゃみんとう?
(紀田)ダラーズのリーダーについてはもう少し 探りを入れてみる。
確かなことが分かるまでおとなしくしてろ。
分かったな!

(法螺田)けっ!どっちみちもう止められやしねぇよ。

はぁ はぁ…。
こら!


掲示板
(セットン)そうなんだ
(セットン)心配するのはわかるけど
(セットン)きにすることはないから

おいつめられる男達。

(セットン)何もなかったとしても、いつかこういう事態になったのかもしれないし


(罪歌)そうなんでしょうか?
(セットン)この街じゃ、ああいうケンカはよくあることっていうか
同じ学校の子が襲われたのも、誰のせいでもない。だから気にしないで。

黄巾族が襲っている。・・・旧ブルースクエアー

お前か~? へへへっ。
静ちゃんとぶつかるバカ


(セットン)わかった?

(セットン)じゃ、内緒モードからでるよ?
(セットン)いい?
♪~

(罪歌)おそわれて びょういんに
(罪歌)きいろいひとたちがたくさんします
(罪歌)どうしたらいいでですか
(罪歌)まちが たいへんなことに
(罪歌)そうなんでしょうか?

(セルティ・心の声)≪ああ!? あっ あぁ…≫
内緒モードでやってない杏里
(新羅)ん?

おい!こら!ぶつかっといてあいさつもなしか!?って…
おい?
へ… 平和島…。
(静雄)ああ?あ~ん?
ああ~ 今日はいい天気だなぁ。
(トム)おい 静雄~!
(静雄)う~っす!

あいつも ダラーズだったよな?
ああ。半年前の集会にいたって。
バカ!平和島静雄と「露西亜寿し」の黒人は例外なんだよ!
死にたくなきゃ手ぇ出すんじゃねぇぞ。

隠れてみている杏里
♪~


街を歩く竜ヶ峰
(門田)よう!
(竜ヶ峰)あっ… どうも。
(門田)一人か?紀田は 一緒じゃないのか?
(竜ヶ峰)はあ… 正臣に何か?
(門田)あっ… 別に。
一人でぶらついてると危ないぞ。来良の生徒もやられたんだろ?知り合いか?
うなずく竜ヶ峰
(門田)そうか…。
ん!
飲み物をおごる門田
(竜ヶ峰)あっ。ありがとうございます。
(門田)斬り裂き魔の一件以来騒がしいな。
(竜ヶ峰)黄巾賊の人たちはダラーズを目の敵にしてるって聞いてますけど…。
(門田)ダラーズからは手出ししていない。ボスからも特に指示は出ていない。
そのことに不満を抱いている連中もいるようだが…。
まあ、あくまで噂だがな。
(竜ヶ峰)門田さんは、ダラーズなんですか?
(門田)ん?いや… どうしてだ?
(竜ヶ峰)ダラーズなんて 本当にあっていいのかなって思って…。
ダラーズなんて本当に必要なんでしょうか?
♪~
(門田)さあな…。
♪~

掲示板をみる竜ヶ峰。リーダーへのことが書いてある。
(竜ヶ峰)はぁ~…。
♪~
思いついたように書き込みをする。
♪~
反応を見る竜ヶ峰
あまりかんばしくない。
(竜ヶ峰)はぁ…。


それをみていたセルティ
(セルティ)≪帝人までこんなときに…≫
(新羅)なるほど君は、罪歌。園原杏里ちゃんと内緒モードでやり取りをしていた。
しかし、どれだけ書き込んでもレスがない。まあ、事態が事態だし。
よっぽど落ち込んでいるんだろうと思っていた。
ところが…。
(新羅)杏里ちゃんの携帯は?通じないの?
(セルティ)電源を切ってるみたいだ。それにしても何なんだ?
甘楽ってヤツは。杏里ちゃんを不安にさせるようなことばかり書いて。
(新羅)杏里ちゃんって、園原堂のお嬢さんだったよね?
(セルティ)うん。
(新羅)おやじが罪歌を売った古物商の娘さんか…。
で、ダラーズのリーダーはその子の同級生で黄巾賊にも友達がいる。
(セルティ)帝人がダラーズのリーダーだってことは杏里ちゃんは知らないんだ。
とにかく 三人は仲よしで、ダラーズの子と黄巾賊の子はお互いにそのことを知らな

い。
(セルティ)たぶん…。私も詳しいことは聞いてないんだ。


(杏里)《すみません何も聞かないでください。すみません》
セルティ、杏里にお願いされていた。
うなずくセルティ。
♪~
(新羅)まさに 三頭両緒って感じだね。
で、君はどうするんだい?
(セルティ)杏里ちゃんが黙っているのに、私が口を出すわけにはいかないだろう?
三人の無事を祈るしかない。


甘楽がふざけている。
きゃっほ-----
甘楽ちゃんでーす
あれぇ、どなたもいませんねぇ
まさか、私をのけものにしてみなさんでお楽しみですか~?
プンプン!
でもいいんです
私も絶賛お楽しみ中なのーーーです
ゲームが盛り上がって来たので、私も落ちます!
バイバイビーーーー☆

-- 甘楽さんが退室しました。

-- 現在チャットルームには誰もいません



竜ヶ峰
<何日か たった>
<あれ以来、僕はダラーズのサイトを見ていない>
<街では、相変わらず騒ぎが続いているらしい>
<でも ここでの僕の日常に変わりはない>
<滝口君も 退院した>
<こうしていれば平和でいられる>
<これが 僕の日常…>
<でも…>

えっ?紀田ならもう帰ったぜ。
《竜ヶ峰)えっ?あっ…。
(滝口)あっ。
(竜ヶ峰)あっ…。
(滝口)見舞い。ありがとな。
(竜ヶ峰)あ。ああ。
滝口去っていく。


竜ヶ峰、杏里を帰宅する。
(杏里)あの…私、今日はここで…。
(竜ヶ峰)そう…。じゃあ。
(杏里)また明日。

走っていく、目があかい杏里。


ガシャン!
うわっ!
こら!おめぇ ダラーズだろう?
ち… 違います!
決まってんだよ。ダラーズって…。
ドカッ
ドン!
うわっ!
あん?
バキッ!
あっ。あぁ…。
今のうちに 逃げてください。
ひっ… うわっ!
♪~

目が赤くなっている男。
何すんだ!おめぇ…。
ドン!
ああぁ…。


て… てめぇら、裏切るのか!?
(5人)「母さん」に 頼まれましたから。
ああ。
あなたたちを止めろと「母さん」に 頼まれたんです。
♪~


杏里、自分のことも達にお願いする。
(杏里)黄巾賊の人が、ダラーズの人を襲いそうになったら止めてください。
(黄巾賊)はい。分かりました。「母さん」。
(杏里)すみません。お願いします。
♪~
杏里がさると目が普通に戻る。
♪~
あっ… あれ?


(杏里)はぁ はぁ…。
≪私のせいだ…私のせいで、紀田君が…≫
(杏里)≪誰か、黄巾賊の方の中で私の声が聞こえる方いませんか?≫
反応する黄巾賊のものたち。
(杏里)≪なんとかしなきゃ≫
お願いする杏里
(杏里)≪なんとか…なんとかしなきゃ!≫
♪~

それを双眼鏡でみている臨也。・・・司馬仲達?
(臨也)もっしも~し。クイーンをCのケの6へ。黒をGのカの6へ。
(臨也)いいね。いいね~。盛り上がってきた。



黄巾賊のアジトにて
(法螺田)こらぁ!言ってみろや!こらっ!
うっ。うぅ…なんのことだかほんとに…。
(法螺田)ああ~?聞こえねぇなぁ。覚えてねぇだと?ふざけんな!こら!
ガン!
ほんとっす。
(法螺田)おら!おら!
ガン! ガン!
うぅ…。
(紀田)そのへんにしとけって。
(法螺田)それじゃ。下の者に示しが…。
うっ… くっ!
おら!
ガン!
(紀田)おめぇら。本当になんも覚えてねぇのか?
気がついたら、みんなが怒ってて…。ほんとっす。ほんとっす~。
(紀田)んん~ まさか、催眠術?
ははっ。あなたはだんだん眠くなる~ってか?
本当に催眠術かもしれませんよ。
(紀田)はあ?
だって… なあ。
ああ。ダラーズには首なしライダーがいるから催眠術くらい…。
(比賀)あの…。
(紀田)なんだ?
(比賀)あっ。はい。こいつらが女と一緒にいるのを見ました。
(紀田)女?
あっ。そういえば…。
オレも見ました。
(比賀)その女と会ってからこいつら様子がおかしくなっちまった気がするんです。
(紀田)どんな女だ?
(比賀)はい。来良の制服を着て眼鏡を掛けていて。
むっ… 胸が大きかったような…。
(紀田)なっ!?
。。。杏里を思い浮かべる
首なしライダーと乗り込んできた女も眼鏡だったよな?
紀田≪いやありえねぇ… ありえねぇよ≫
(法螺田)おっしゃ~!その女、捕まえて…。
(紀田)よせ!言ったはずだ!小競り合いは禁止だってな。
(法螺田)はあ~?その女引っ張ってくりゃ。カタが…。
バキッ!
ああ~!
(紀田)お前たちも分かったな。オレがいいって言うまで。
勝手に手ぇ出すんじゃねぇぞ。
(一同)はい!
(法螺田)くっ!うぅ…。

紀田
≪うそだろ?うそだよな?≫
≪だって… だってよ。あいつは… 杏里は…≫
♪~


マジで?じゃ… じゃあ逆にオレもノート見せる。
はははっ。あははっ。
あんたのノートはいつも使えないの。

(竜ヶ峰)<あれ? なんだろう?>
<なんか変だ>
<そっか…正臣も園原さんもいないんだ>
<一人でいるとこんなに広い街だったんだ>
<初めて来たときは帰りたいって思ったっけ>
<でも、正臣に案内されているうちにいろんな人と出会って
 いろんなことを経験して
 今ではすっかり自分の街になったような気がしていた>
<けど あの中にもきっとダラーズのメンバーがいる…>


プップー(クラクション)
(竜ヶ峰)あっ…。
横断歩道を急いでわたるドジな竜ヶ峰
♪~

(美香)竜ヶ峰君?
(竜ヶ峰)えっ?
(美香)ちょうどよかった。ねえ、話があるんだけど。
(竜ヶ峰)はあ…。
♪~

美香、誠二といちゃついている。
(美香)ふふっ。んん~。
(竜ヶ峰)あっ。あの~張間さん。僕に話って…。
(美香)あ。そうそう。最近、杏里ちゃんだけどさ。一体どうしたの?
(竜ヶ峰)どうしたって… 何が?
(美香)ひょっとして竜ヶ峰君、気づいてないの?
(竜ヶ峰)えっ?何に?
(美香)杏里ちゃん。ここしばらく悩んでたみたいだよ。
(竜ヶ峰)えっ!?
(美香)私もさすがに気になったから聞いてみたんだけど。
そしたらなんかもう 「大丈夫ですから」の一点張りなんだもん。
杏里ちゃん、むかしから一人で抱え込むタイプだった。
(竜ヶ峰)<全然 何も気づいてなかった…>
(美香)で、竜ヶ峰君なら何か聞いてるんじゃないかな~って
思ったんだけどな。
(竜ヶ峰)いや。僕は何も…。
(美香)ふ~ん。そっか。
(竜ヶ峰)今度、聞いてみるよ。
(美香)そう。何か分かったら、教えてよね。
(竜ヶ峰)うん。
(美香)それだけ。じゃあ。行きましょ。誠二さん。
去り際に誠二、竜ヶ峰に
(誠二)竜ヶ峰。
(竜ヶ峰)えっ?
(誠二)お前さ。園原のこと好きなんだろ?
(竜ヶ峰)あっ。いや 、その… な… なんで?
(誠二)ごまかすなよ。見てれば分かるさ。本当に好きなら何があっても目をそらす

な。
相手の何を知っても何を見ても目を背けるな。抱き締めた腕を絶対に離しちゃダメだ


それが愛すると決めた者の責任だ。
♪~
。。。風がふきぬける。
♪~
(誠二)じゃあな。
(美香)きゃは!私も誠二さんのこと責任を持って愛しま~す!
<矢霧君はおかしな人だけど。
 でも少しだけかっこいいと思った>


(法螺田)ちっ!ったく…
くそっ!ガキが でけぇ面しやがって。くそ~…。
将軍、なんか おかしいっすよね。
(比賀)あっ。法螺田さん!
(法螺田)ああ?
(比賀)あれ。
(法螺田)あん?
んん~?来良の制服… 眼鏡!
おっ… おおっ!
・・・巨乳に反応して鼻血をだすおっさん。
ふりかえる杏里。
♪~
(法螺田)へへへへっ…。
♪~
家に帰っている竜ヶ峰。
<何を知っても。何を見ても。目を背けない責任…>
♪~
<園原さんが何かに悩んでいるなんて。気がつかなかった>
<正臣は?
 正臣は気づいていたのかな?>
<自分のことばっかりで何も見てなかったのかもしれない>
<園原さんのことも
 ダラーズのことも>
<僕はダラーズの何を知ってるんだろう?>
<どうして、あのときダラーズをやめてしまわなかったんだろう?>

パソコンに手を出す竜ヶ峰

カチッ。カチカチ
ホームページに、ログインする。
カタ カタ カタ…(キーボード操作音)

ダラーズ抜けます
いちいち書くな!
黄巾賊殺す
だからリーダーなんとかしろって
つっかリーダーって誰?

竜ヶ峰、書き込みをする

ダラーズってあった方が良いと思いますか?
もういらね---
やめるって言ってるだろ
だからイチイチ書くなって
なくなるのはいや。だからリーダーに何とかして欲しい
リーダーがダラーズを作ったんだから責任を取るべき
責任って何?上も下もない みんな自由それがダラーズなんじゃないの
こういう時にばっかりボスを頼るな
そういえば昔こんな書き込みがあったの覚えてる

(竜ヶ峰)ん?

ダラーズを自分たちの手でいいグループにしようって
悪いメンバーもいるけど気にするなって

(竜ヶ峰)あっ…。

昔を思い出す竜ヶ峰

リーダーとか関係ないんじゃないかな?
そうだ!誰かのダラーズじゃない
俺たちのダラーズなんだ
きしょい
自分たちで出来ることをすればいい
死ね
賛成!俺たちの手で黄巾賊の手から町を守ればイイ
みんなで見回りするとか
こっちは無色透明でばれてないんだし。


<そうだ… そうだった>
<あのときも…>

(竜ヶ峰)あっ… ん?
♪~

女の子が黄巾賊に絡まれてます

どこで?

ベローチェの前…
あ、動く出したどこかへ連れて行かれるみたい

どんな娘?

あの制服は...来良かな?
来良の制服を着て、眼鏡をかけていて

(竜ヶ峰)ああ

胸が大きい

身をせり出す竜ヶ峰
(竜ヶ峰)ああっ!
カタン…(マウスが落ちる音)

<来良で、眼鏡で胸…>

胸が大きい

<まさか…園原さん?>

(臨也)ふふっ。クイーンが黒に囲まれた。
♪~

家にいる竜ヶ峰
(竜ヶ峰)うそ… まさかそんなこと…。

♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(杏里)これは夢?違う。
彼の手がそう教えてくれていた。
大事なことは、なぜ気づいたときには失っているんだろう?

次回 解散宣言
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デュラララ!! #20 黄天當立  の感想 [デュラララ!!]

さんすくみを動かし出す。臨也が楽しそう。
友達の絆を壊そうとする悪の臨也。セルティ、それを知らない。


紀田雅臣、ドタチンに相談しにいく。その昔に沙樹を救ってくれた恩人。
ダラーズに所属しているドタチンに、誰がリーダーか?
門田は、知らない。でも、それを知っている人なら知っていると紙い書いて
教えて。紀田雅臣、それを見て、唖然。またしても今回も関わっている

  折原臨也

そして、紀田は、臨也にあいにいく。そして、世間話がてらに、話が進んで。
竜ヶ峰帝人は、元気か?。。。。それとなくほのめかす。
彼が、ダラーズのリーダーだということを。
知ってしまった紀田。????
。。。うそだろうと。


いつもの掲示板で、帝人、臨也、セルティーが話をしている。
切り裂き魔が黄巾賊を襲撃したこを。参加してくる杏里。セルティ。アドリブで
ごまかし、それに帝人も合わせる。

次の日、なんとなく感じが悪い紀田と竜ヶ崎。
そこに、滝口がやってきて。ダラーズが、黄巾賊に襲われていて、自分もあぶないと

集会にいく紀田。いざこざは禁止するというが、聞き受けられない。
自分がリーダーを調べているがまだと嘘をつく。
中に入っている連中は、紀田が把握出来ていない危険分子達。
セルティにからかわれたこともあり、これを機に鬱憤をはらすつもり

そうこうしているうちに、黄巾賊の中の旧ブルースクエアのヤツらに
滝口襲われてしまう。
そして、カラーペイントで襲撃したことを示すメッセージを書く
  「黄天當立」

ああ。やちゃったあ。
次の日、そのことを知った紀田。竜ヶ崎にいって、病院に滝口を見舞いに向かう。

・・・ああ、曹操(臨也)にコマのように動かされる。雑魚のコマ。
   今の政治家のおばさん大臣の行動もおなじようなものか?

次回 「五里霧中」
・・・怒ったことは見えているが、真実が見えていない。

---------------------------------------------------------------------


(紀田正臣)オレは逃げたんだ。足がすくんで、動けなかったんだ。

(臨也)過去ってやつはお構いなしに君のことを追い回す。

(紀田)それ どうして…。
(杏里)ちょっと。斬り裂き魔に…。

(遊馬崎)というわけでバンザ~イ。
(門田)急げ!

(紀田)ダラーズに入りたいなんて思ってる?
(竜ヶ峰帝人)いやぁ~。まさか…。

(沙樹)正臣は 過去から逃げられないよ。

杏里に投げつけらる鉄の棒。
(紀田)よせ!
ガキーン!

♪~
♪~
♪~
(狩沢・ナレーション)<「世界は虚構だ」って 偉い人が言った>
<たぶん言ったはず。言ってなくても似たような言葉は誰かが言ってるに違いない>

(サイモン)ヘ~イ ラッシャ~イ ヒサシ~ブリ。 よう来たナ~。
安いヨ サービスするヨ門田シャチョ~。
(門田)誰が社長だ。誰が。
ああ~ いちばん安い握り5人前。
(デニス)あいよ。
(門田)で。オレらになんの用だ?黄巾賊のヘッドが。
(狩沢)<うちらにとって 虚構の世界は現実と同じぐらい大切な遊び場>
<虚構と現実は 等価であって…だから現実が 嫌いなわけじゃない>
(紀田)その黄巾賊のヘッドがダラーズのメンバーに話があると言えば分かりますよね?
(門田)まあ いいか。言っておくがオレらだって 詳しくは知らねぇし
斬り裂き魔にゃこっちの人間だって やられてんだ。
紀田にはむしろ そのへんの誤解を解いてもらえると助かるんだがな。
(紀田)それは…。
(サイモン)ヘ~イ!お茶 飲む。カテキン イイヨ~。
(門田)ははっ… 熱っ!
(サイモン)大丈夫 門田シャチョ~「心頭滅却スレバ火も マタ冷たい」
怒る ダメ。アッチッチヨ~。
(門田)お前… ほんとは 日本語分かってるんじゃねぇだろうな。
つうか。よくこんな熱い湯飲みを握れるよな。
(サイモン)ハハハハハッ…。
(紀田)それは… そう思っているのは門田さんたちだけかもしれない。
ああ?ダラーズは横のつながりも縦のつながりもないチームじゃないですか。 だからあなたたちの知らないところで勝手に斬り裂き魔を やっている派閥があるのかもしれない。
それこそほかのメンバーを斬れば疑いも掛からない。
(門田)なるほど。まあ。筋は通ってるわな。
で、動機は なんだ?名を売る目的でもなく金も動いてねぇ集団が
斬り裂き魔というかたちで黄巾賊を つぶすことになんの意味がある?
(紀田)それが分かれば苦労はしないし私怨だって ありえるかも。
(門田)私怨だぁ?黄巾賊が昔 ダラーズともめたって話は聞いてないが…。
(紀田)ダラーズとは… でしょ?
ブルースクウェア…。
(門田)紀田…。
(紀田)あのチームがオレらにやったことは忘れてないし。
例の事件で一応収まりがついたけど。それで恨みが消えたわけじゃない。
そう思っています。
(門田)それでオレのところに来たわけか…。
(紀田)なあ 門田さんなら分かるでしょ?
ダラーズのボスを 教えてほしい。
できるなら、ダラーズの中にあんたの昔の仲間が…
ブルースクウェアのヤツらが何人…。
バキバキッ
(遊馬崎)やだなぁ。紀田君。ダメっすよ。
現実と妄想をゴチャゴチャにしちゃ…。
(紀田)えっ?
(遊馬崎)ブルースクウェアなんて存在しなかった。
それでいいんじゃないっすか?
バン!
(紀田)沙樹は… 沙樹は存在しないヤツらにリンチされて
今も病院に…。
ガン!
。。。箸が紀田の指の間にたたきつけられる。
♪~
(狩沢)そうだよ。君の元カノは存在しない連中にやられたんだよ。
それでいいじゃん。
(紀田)狩沢さん 怒りますよ!
(狩沢)もう 怒ってるじゃない。それにゆまっちは君より先に怒ってるよ。
だから、これは イーブン。紀田君が彼女の件に怒りを感じているように
ダラーズを斬り裂き魔だなんて疑ってることに怒りを感じる人もいるってこと。
それを踏まえたうえでイーブンってことで収められないなら話を持ち出すべきじゃないよ。
(紀田)くっ!
お茶をすする狩沢
(狩沢)確かに私たちにも負い目はあるけどさ。
その沙樹ちゃんを助け出したドタチンに対して逃げた君がその過去を引きずり出そうっていうなら
そんな過去はいくらでも妄想の産物として別世界に追いやらせてもらうよ。
(狩沢)<現実と虚構が等価なら、いらない現実は妄想にしちゃえばいい。
それが うちらのやり方>
(遊馬崎)違うっすよ。狩沢さん。
(狩沢)えっ? 違った?
(遊馬崎)ブルースクウェアってチームが仮にあったとして。
あのエピソードのとき最初にリンチに遭ったのはブルースクウェアの方っすよ。
なのになんか一方的に悪者扱いされてるのに抗議してるだけっす。
(狩沢)あっ。そうかうわ~ 恥ずかしい~。今の私って超恥ずかし固め~!
(紀田)すいません… でした…。
(遊馬崎)いや、いや、こっちこそ 悪かったっすよ。
沙樹ちゃんの件は本当に申し訳なかったと思ってるっすから。
(紀田)いえ。あなたたちには むしろお礼を言わなきゃいけないのに…。
(門田)お前が恨んでたとしても構わねぇさ。
中学生のガキにオレたちはそれだけのことをやっちまったんだからな。
(遊馬崎)だから、門田さんは何も…。
(門田)どんなに消そうとしても、てめぇのかかわったことからは逃げられねぇさ。
で、あえて言わせてもらうけどよボスについてはオレも知らねぇし。
探るつもりもねぇ。
そして、もう一回言うが斬り裂き魔とダラーズは関係ないし。
黄巾賊といがみ合う理由もない。
(紀田)そうですか…。
(門田)う。そういや 一人いたなダラーズのボスを知ってるってヤツが。
(紀田)なっ… 誰ですか?
(門田)待てよ。だから聞いてどうする? って話だ。
お前がボスの名前をそいつから聞いたとして。
のこのこ茶ぁ飲みに行って話し合いでもするつもりか?
それとも黄巾賊 使ってガラさうか?
(紀田)オレは斬り裂き魔を追いたいだけです。
(門田)そりゃあよ。黄巾賊の総意か?
(紀田)えっ?
(門田)昔みたいにお前が下の連中しっかり仕切ってんならオレも信用して協力するよ。
だけどな。お前が離れている間にあいつら変わっちまった。
気づいてねぇとは言わせねぇぞ。
オレは、あいつらのことを…黄巾賊をまだ 仲間だと思ってるんです。
(門田)どうすりゃいいのか自分でもよく分かってねぇんだろ。
だいたいダラーズの仕業だとして、それこそ今のお前には関係ないことじゃねぇのか?
組織同士の抗争…そういうのが嫌でお前は…。
(紀田)逃げました。
(狩沢)<でも追いやったはずの現実は時にいびつな形で舞い戻ってくる>
(紀田)だけど今回は黄巾賊の仲間だけじゃないんですよ。
(門田)ああ?
(紀田)黄巾賊ともオレの過去とも関係のない大事な人が… 襲われた。
それが許せない。
(門田)それは。お前の…。そう。オレ個人の問題なんです。
(紀田)それを解決するためにあいつらを…
黄巾賊を言い訳に使っているだけなんです。
(門田)そこまで自覚してんなら何も言わねぇ。
あとはその…ボスのことを知ってるヤツとボスの判断に任せるとするさ。
(紀田)えっ?
(門田)ただし… だ。それでもお前らがオレたちダラーズを完全な敵と認めるなら…。
(紀田)認めるなら… なんですか?
(門田)売られたケンカは受けて立つぜ。お前もその覚悟はあんだろうな?
復讐ってもん旗印にする以上お前らの年によくやらかすガキのケンカとは話が変わるってことは
理解してんだろうな?
(紀田)オレは…。
。。。包丁が飛んでくる。
ビィーン!
(2人)あっ!
(3人)あぁ…。
(デニス)ほかの客が怖がる。そういう話は表でやれ。
(サイモン)出来たヨ~クレムリン握り5丁ネ~。シャチョ~さん!
ケンカするおなか減ってるからヨ~。スシ食っておなかイッパイ 夢イッパイ
人間サマの胃袋夢工場ネ~!
パン パン
(サイモン)ニィ~!
(門田)あっ。ああ…ありがとよ。サイモン。
(紀田)い… いただきます。
(遊馬崎)<ヤバス… 店長 ヤバス!>
(狩沢)ねえねえ。これって普通に殺人未遂じゃない?
(遊馬崎)いや~ 包丁ってこんなに深く突き刺さるんっすね~。
。。。寿司食って
(一同)ツ~ン!

(門田)じゃあな 紀田。くれぐれも半端な考え起こすんじゃねぇぞ。
(渡草)しっかしあの店長 マジで危ねぇよな。一歩ずれてりゃお陀仏だったぞ。
(狩沢)ごめん私はちょっと かっこいいと思った。
(遊馬崎)オレもっす。包丁をオモチャにするなといきりたつ料理漫画の主人公と
コマンドサンボで対決する姿が思い浮かんだっす。
(遊馬崎)<かくして我々の中では店長はマフィアと戦った元ロシア軍の格闘技の教官という設定に…>
(遊馬崎)世を忍ぶ仮の姿として寿司屋を営んでるのかも。
(渡草)だったら「露西亜寿し」なんて目立つ店を開くわけねぇだろうが。
(門田)ホラダ… ホラダ…。
(遊馬崎)なんっすか? 門田さん新手の呪詛っすか?
(狩沢)ドタチンはホ・ラダホ・ラダを唱えた!
(遊馬崎)束縛系か?召還系?
(狩沢)ふふ~ん。電撃系かも。
(門田)はぁ…さっき紀田が言ってたろ。
(門田)《まあ。さっきは ああ言ったが。
     ダラーズを探っても斬り裂き魔は 出てこねぇって》
《オレは… いやオレたちは そう思ってません》
(門田)《何?》
《例の黒バイクがダラーズだって噂があります》
(門田)《ああ?なんで 黒バイクが出てくる?》
《オレたちは ゆうべ信じられないものを見たんですよ》
(門田)《なるほどな。黒バイクが 日本刀 持ったヤツを逃がしたってことは
斬り裂き魔とグルだと…》
《それに… 法螺田ってヤツが前にも 黒バイクにやられたって》
《ホラダ? ホラダ…》
(遊馬崎)ああ~ それで ホラダ・ホラ。
(狩沢)どうしたのよ?変に考え込んじゃって。
(門田)大したことじゃねぇんだが…。そうだよな違うかもしれねぇし…。
(遊馬崎)何がっすか?
(門田)いや。昔の知り合いの中にそんな名前のヤツがいた気がしたんだけどな…。

《ダラーズに黒バイクを仲間とする派閥があってそいつらが 黄巾賊を狙い撃ちしていると
 したらつじつまが合う》
(狩沢)《ねえ。ゆまっち今の話って おかしいよねぇ?》
(遊馬崎)《何がっすか?》
(狩沢)《斬り裂き魔って。前 あの黒バイクが始末してたじゃん》
(遊馬崎)《渡草さんも 車ではねたし…》
(狩沢)《最後はシズちゃんに つぶされて…》
((でも その後 ひと晩に50件も 同時に起こったのは…ああ でも そいつらも…))
(門田)((どっちにしろ斬り裂き魔は もう出てこねぇよ))
((えっ?))
((ヤツらは 平和島静雄にケンカを売ったんだと))
《どうなったかは 分かるな?》
《あっ でも…》
《これが ダラーズのボスを知ってるヤツの電話番号だ。あとは 好きにしろ》

電話をかけようとする紀田
(紀田)はっ…。

(デニス)元気を出さねえか
(デニス)辛気臭い面は 客が逃げる。それでも食って明るい顔で店出てけ。
(紀田)あ… ありがとうございます。
(サイモン)ダメヨ~ ケンカ。君ら 十分幸せダカラ人の幸せ取っちゃダメ。
分けてあげると イイヨ~。ネエ。最近覚えたヨ「情けない人は ダメナマズ」!
(デニス)「情けは人の為ならず」だろうが。
(サイモン)紀田の坊チャンナマズなの? ネエネエ。ネエ!
(紀田)うまいっすね これ…。



(臨也)退屈だ。何もやることがないというのは実に退屈だ。
(波江)殴っていい?
(臨也)いいじゃんその分給料払ってんだから。
(波江)この粟楠会に送ったチョコレートって 何?
(臨也)拳銃だけど。何か?
(波江)えっ?
(臨也)いやぁ。ほら半年ぐらい前粟楠会から拳銃 盗んで逃げたヤツがいたろ?
(波江)ああ~ 忌まわしいデュラハンが追っかけてたヤツね。
(臨也)ああ。そのときの拳銃はほとんどセルティが回収して事なきを得たんだけど
まだ1丁 見つかってないんだよね。だから…。
携帯が鳴る。
(臨也)ん?
携帯が鳴る。

(臨也)やあ。そろそろ掛かってくると思っていたよ。
(波江)はったり?
(臨也)ああ。いいとも。


(紀田)はい。じゃあ すぐ伺います。
(狩沢)<結局 過去から逃げられないのは 自分だけ>



(遊馬崎)<「世界は記号だ」って偉い人が言った>
<たぶん言ったはず。言ってなくても似たような言葉は誰かが言ってるに違いない>
(臨也)懐かしい表情だね昔の君の顔だ。
中学生だったのにその表情は大人そのものだった。
そのころを懐かしみながらオレはあえて君にこうあいさつしよう。
おかえり。
聞きたいことは分かってるつもりだよ。まあ、電話で答えてあげてもよかったんだけど
そんな軽い話にはならなそうだったからねぇ。
君の友達が斬られたんだって?名前は、確か…園原杏里ちゃんだったっけか。
黄巾賊の子たちより君にとってはこの女の子の方が重要みたいだね。
(遊馬崎)<昔むかし漫画とドラマに感化された少年が黄巾賊っていうグループを つくりました>
(狩沢)<黄巾賊は青色を旗印にするもう一つのグループと抗争になり窮地に立ちました>
(遊馬崎)<そこに颯爽と現れたのが天才軍師…>
(門田)おいなんで 全部 美少女なんだ?
(狩沢)<ところが それは諸葛孔明ではなくむしろ曹操?>
(遊馬崎)<そうこうするうちに追い詰められた一方のグループは少年の大切なお姫様を
さらい少年は助けに行こうとしましたが途中で怖くなって…>
(臨也)もし黄巾賊の抗争に巻き込まれて君の好きな女の子が大ケガをしたんだとしたら
なるほど なるほど 確かにこれは沙樹ちゃんの件と同じ状況だね。
君は こう思ってるんじゃないか?
「自分は 確かに沙樹のことが 好きだったはずだ。だけど 怖くて 彼女を助けることが できなかった。
 自分の愛は 偽りだったのか?彼女の体が目当てだったのだろうか?
 自分は 自分が思っているほどに彼女のことが好きじゃなかったんじゃないか?」ってね。
(波江)よくも まあ ポンポンと…。
(臨也)やがて、それは むしろそうであってほしいという願望に変わった。
ならば本当に好きな子のためなら自分は命を懸けて戦えるはずだ。
その試金石なんだろう?園原杏里って子は。
(紀田)臨也さんが そう思ってるならそれでいいっすよ。
(臨也)おっ。
(紀田)それでも オレはやり遂げたいだけなんです。
(臨也)斬り裂き魔への復讐?それとも ダラーズの壊滅?
(紀田)臨也さんの答えしだいじゃ両方になります。
(臨也)いい覚悟だねぇ。
分かった! 君が 前に進むためだ。
だから オレは喜んで君に 事実にして 真実そして どうしようもない現実というものを
教え込んであげよう。
本来この三つは 異なる存在だが時には同一になるという例だ。
ところで 帝人君は元気かい?
(紀田)はあ?
(臨也)ほら~ 今年の春に紹介してくれたじゃないか
君の友達 竜ヶ峰帝人君だよ。
(紀田)なんで ここで帝人の名前が 出てくるんですか?
(臨也)いやぁ。彼も今の状況をすごく心配してるんじゃないかと思ってね。
(紀田)あいつは関係ないでしょう。あいつには黄巾賊のことは話してないし
いつもどおりおくてだけど超元気っすよ。楽しそうに毎日を生きてますよ。
(臨也)へえ~そんな平和な日常を送る彼に嫉妬しちゃったりしてる?
(紀田)だからあいつには関係のない話だから…。
(臨也)関係あるとしたら?
(紀田)はっ?
(臨也)いや~ そうか。そうか。帝人君は元気か。
友達がこんなに苦しんでるのにその原因になってる彼は楽しく人生を謳歌してるわけだ。
(紀田)ちょっと待て!どういうことっすか?臨也さん。
(臨也)もう分かってるくせに。ダラーズのボスは君の大事な大親友竜ヶ峰帝人君さ。
もっとも親友と思ってるのは君だけかも…。
(狩沢)<現実は いつも やっかいだ>
<やっかいな現実に辟易としてうちらは世界をつくり直すことにした>
<壁をつくって大切なものとゴミを峻別してうちっかわには大好きなものだけを集めて
 ほかは 全部 追いやった>
<やってみたら案外平気だった>
<世界は萌えとツンデレとボーイズラブだけでつくれる!>
<すごい発見!>
<それが唯一虚構と現実の折り合いをつける上手なやり方>


(甘楽)知ってます?
(甘楽)また黄巾族とダラーズがやりあったそうですね。
(田中太郎)どうですか…
(セットン)怖いですね
(田中太郎)でもいつもの小競り合いでしょ?
(甘楽)それが今度は黄巾賊のアジトを直接襲ったそうなんです♪
(セットン)なんて大胆な
(甘楽)ほら
(甘楽)例の首なしライダー
(甘楽)あいつが切り裂き魔と君で、黄巾族の
    機密基地を襲撃したんだとかwww

はっとするセルティ。

(セットン)あ……
(甘楽)どうしまた?セットンさん
(田中太郎)またまたアw
(田中太郎)いくら甘楽さんでも信じられませんよ
(田中太郎)そんな荒唐無稽な話(’・w・’)

-- 罪歌さんが入室しました

(罪歌)みなさんなんのはなしですか?
(セットン)アニメの話です。(笑)
(甘楽)違うでしょ。セットンさんwww
(田中太郎)今度の特撮映画の内容ですよ、罪歌さんw
(罪歌)ああなるほど
(甘楽)田中太郎さんまで~…


(セットン)面白いですよ。
(セットン)今年のは 特に プロデューサーが二度 変わって
      脚本家が 総入れ替えになったとか。
(罪歌)じゃあこんどみてみます
(甘楽)ところで
(甘楽)これはあくまでも噂なんですけどね
(田中太郎)なんですか?
(甘楽)黄巾賊の将軍がダラーズのボスに
    直接対決を申し込むって話があるんです。
(罪歌)えっ 本当に?



下校時間
(竜ヶ峰)正臣~!
(紀田)ん?
(竜ヶ峰)うちのクラス 寄らずに帰るなんてどうしたんだよ?
(紀田)ああ ちょっとな…。
(竜ヶ峰)昨日も 休んだし…。
(杏里)あっ…。
(紀田)すっかり よさそうだな。
(杏里)あの… 紀田君…。
(滝口)あっ。いた いた!
(竜ヶ峰)滝口…。
(滝口)竜ヶ峰。オレがダラーズだってこと誰かに言った?
(竜ヶ峰)えっ?
(滝口)紀田も!
(紀田)なんだっての?
(滝口)ああ~ 知らない? ダラーズが黄巾賊ともめてるって…。
今日よそのヤツが オレのこと聞きまわってたらしいんだ。
(竜ヶ峰)僕は誰にも言ってないよ。
(紀田)オレもだ。
(滝口)なら いいんだ。 じゃあな!
(竜ヶ峰)あっ うん。
(滝口)バ~イ!
(紀田)じゃあ。オレもここで。
(竜ヶ峰)えっ?
一緒に帰ろうよ。
(竜ヶ峰)ちょっち。ヤボ用でな。
熱烈な女性ファンたちがオレを自由にしてくれないんでな。
察してくれ。 じゃあな~。
(紀田)正臣…。
寄り添う杏里


(紀田)いいか。小競り合いは禁止だ。
あおられても我慢しろ。
でも 将軍…。
(紀田)相手につけ込まれる理由を与えるな。
斬り裂き魔がダラーズだってんなら証拠を集めろ。
(法螺田)将軍。ダラーズのボスについて知り合いを当たってみるっつってましたが
何か分かりましたか?
(紀田)いや。
おとといの件でなめられっぱなしは我慢できねぇって連中もいます。
もしそいつらが暴走しちまったら…。
(紀田)そんときはオレも腹をくくるよ。


黄巾族に囲まれる滝口
(滝口)はぁ はぁ はぁ はぁ…。
待て!こらぁ~!
(滝口)うっ!あっ…。
へへへっ。
おい。どうした?
ガン!
(滝口)うわっ!
やっちゃってよ!
グシャ!
おりゃあ!
(滝口)うわぁ~!
ボキッ
(滝口)ああっ…。
ドン! ドン!
(滝口)うっ…。
おら おら!そりゃあ!
(法螺田)なんでこんな目に遭うか教えてやろう。お前ら色がないからだ。
色がないのは安全だと思ってたろ?甘いんだよ!
色がないヤツなんて現実じゃ誰も助けてくれねぇ。
お互い縛りのない組織…。
すぅ~
はぁ~。
なんてぇのは
しょせんネットのお遊びでしか成り立たねぇんだよ!
んなもん
現実からは駆逐してやる!オレら黄巾賊がな!
スプレイで書かれる声明文

  黄天當立

(遊馬崎)<現実は 時々 下手くそな二次創作みたいな展開に成り下がる>



(竜ヶ峰)正臣?
(紀田)滝口がな…。
(竜ヶ峰)えっ?
(紀田)黄巾賊にやられた。
(竜ヶ峰)滝口君が…。
(紀田)見舞い行ってくる。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(竜ヶ峰)
あのとき どうして僕は やめなかったんだろう?
僕は ダラーズの何を知ってるっていうんだろう?
こうしていれば日常に変わりはない。でも…。

次回「五里霧中」
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デュラララ!! #19 蒼天已死  の感想 [デュラララ!!]

回りくどいお話だな。
杏里が、紀田の行動がおかしいから、見に行ったけど、見つかって逃げ出そうと
捕まるとまずいから、セルティに助け求めて、さらに誤解を重ねる。
そして、妖刀罪歌を抜いてしまう杏里。
もう、切り裂き魔=ダラーズの構図になってしまう。
紀田、もう自分でチームを押さえつけれない。それで門田に会いについに立つ?
竜ヶ崎は、臨也に黄巾賊の過去、現状を知る。でも、友達がリーダーであること
をしらない。
狭い世界で大きな火種がくずぶる。おもしろがる臨也。問題を起こさせようと。
事実を知れば、あっけないものでも、明かせない三つどもえ。

黄巾賊には、昔の抗争時のメンバーが入っている。だから、ケンカばやい。
(どこかの政党とにてないか?)

---------------------------------------------------------------------

♪~
♪~
♪~
(竜ヶ峰帝人)その正臣はどこに。
(杏里)さっき帰りました。何か用があるって…。

(臨也)しばらくほうっておけば、その火種がくすぶってくすぶって…。

(紀田正臣)オレたちはもう終わった。 フィニッシュ。

(セルティ)自分が正しいと思うことをやったんだろ?

(遊馬崎)これってダラーズのリーダーっすかね?
もしも ダラーズが バックにいるってんなら、そんときはダラーズを つぶす!

♪~
♪~
♪~

黄巾族から逃げる杏里
(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
こっちだ!
(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
(法螺田)あっちだ!
ゴロゴロ…(雷鳴)
(法螺田)お前らは、あっちだ。入り口をふさげ!
(杏里・心の声)≪どうして…どうして 紀田君が…≫
(□原・ナレーション)<少女は 走る。ただ追いすがる影から逃れるために>
<彼女は 知りたかっただけだ。真実を>
♪~

(比賀)ったく めんどくせぇな。
どこ行きやがった?
逃げられやしねぇさ。
(杏里)≪どうして 紀田君が…どうして≫
(□原)<何も感じられない>
<自分が見たものに対する衝撃だけが 心の中に響いていた>



杏里、退院の日
(看護師)よかったわね思った。より早く退院できて。
(杏里)ありがとうございます。お世話になりました。

コトッ カタカタ…
。。。おもちゃを落としたけがをした子供
うっ…。あっ。

♪~

(杏里)はい。
ありがとう。

(□原)<斬り裂き魔事件はあの夜以来パタリとやみ
街は平静を取り戻していた。
園原杏里にとっても何事もない日常が戻ってくるはずだった>

病院を出たところの杏里
(竜ヶ峰)園原さ~ん!
よかった。間に合った。委員会で遅くなっちゃって。
(杏里)竜ヶ峰君。
(竜ヶ峰)明日から登校するって聞いたけど大丈夫なの?
(杏里)はい。もう平気です。
(竜ヶ峰)あっ。荷物持つよ。
(杏里)あっ。いえ、大丈夫です。
(紀田)持たしてやんなよ!
それが持ちたくて、帝人君は猛ダッシュしてきたんだからさ。
杏里。こいつ、朝から何べん オレに言ったと思う?
「園原さん 今日 退院だよね!」。
「明日 登校して 大丈夫かな?」。
「杏里って エロかわいいよね」。
(竜ヶ峰)最後のは言ってない!
(杏里)あの…。竜ヶ峰君も紀田君も何度もお見舞いに来てくれてありがとう。
(竜ヶ峰)いや。そんな…。そういえば正臣さっき病院から出てきたよね?
(紀田)あっ ああ。ちょうど 入れ違っちゃってね。
(竜ヶ峰)ふ~ん。あっ。そうだ。園原さん。
休んでた間の授業のノート僕のでよかったら貸すけど。
あっ。字が汚くて読みづらいかもしれないけどそれでもよければ使って。
ああ~ ちょっと待ってね…。
♪~
(杏里)≪紀田君が何か違う…≫
(葛原)<少女は、少年に漠然とした違和感を感じていた>
<少年が初めて病室を訪れたときから>

《はい これで 大丈夫》
♪~
(杏里)《紀田君?》
(紀田)《杏里。それ どうして…》
《あの… 大したことないんですちょっと 斬り裂き魔に…》
《なっ!》
(杏里)《あっ。でも ほんと全然 大したことないんです》
《くっ!》
携帯電話の音


携帯電話の音
(紀田)ごめ~ん。ヤボ用出来ちゃった。
姫をおうちへ送る役目は、プリンス帝人に譲ってあげよう。
この先100年チャンスはないと思え。
じゃあな。
(竜ヶ峰)あ… 明日ね!
(葛原)<そうして得体の知れない不安が彼女を包む>


(紀田)オレが行くまでそいつらに勝手なまねさせるな。いいな!
♪~

(田中太郎)最近黄巾賊の人たちがますます増えましたね。
(甘楽)ほんとですね-
(甘楽)ハッキリと姿が見える分、ダラーズより目だってますね
(セットン)あの連中、昔からいますけど
(セットン)最近なんか、変わってきてるような
(田中太郎)変わってきてる?
(セットン)よく解らないですけど
(セットン)昔の黄巾族と違うというか・・・
(セットン)なんか
(セットン)昔より暴力的になってるような気がします

-- 罪歌さんが入室しました

(田中太郎)あ、罪歌さん、こんばんわー
(甘楽)こんばんわー
(セットン)いらしゃーい
(罪歌)こんばんは です
(罪歌)あの すみません
(田中太郎)なんで謝るんですか
(甘楽)最初の時はネットに慣れてなかったから
(甘楽)ウィルスとかに引っ掛かってあんなことになったんですよね?
(甘楽)それじゃ、しょうがないですよー
(罪歌)すみません すみません

えっへへへ

(田中太郎)謝りすぎです(・・;)

(甘楽)ところで罪歌さん。黄巾賊って カラーギャング解ります?
(罪歌)まちにいる きいろい ひとたちですか
(甘楽)そうそう、それです
(甘楽)もうひとつダラーズっていうよく似た集団があるんですけどね
(甘楽)その二つの組織がこの前の斬り裂き魔事件のせいで…。
(甘楽)今、色々と危ない状況なんですよー
(罪歌)あの
(罪歌)どういうことですか?
(セットン)よしましょうよ、甘楽さん。
(セットン)詳しく知らない人にいきなりそんな話しても
(甘楽)いえいえ
(甘楽)池袋に住んでるんなら知ってくちゃ
(甘楽)こないだの斬り裂き魔事件、結局、犯人、捕まってないじゃないですか。
で、黄巾賊にもダラーズにも被害者が出てるんですけどね。
どうもお互いがお互いを犯人だと思ってるっぽいんですよねー。

掲示板を見る杏里
あっ…。

(田中太郎)ダラーズの方は そんなに拘ってないみたいですけど…。
(田中太郎)お互いの事をよく解ってないんで、誤解もあるんだと思います
(甘楽)なんにせよ。斬り裂き魔の真犯人が両方の手でリンチにでも遇わないと…
(甘楽)このままいったら池袋に血の雨が降りますよー。
(甘楽)怖いですよ-
(甘楽)抗争って奴ですね!

見ている杏里、

セットンさんから内緒モードのお知らせです と携帯に表示される。

(セットン)杏里ちゃんが気にすることないよ。
(セットン)連中が勝手に暴走してるだけだから。
(セットン)真犯人でもない
      杏里ちゃんが自首とかしても関係ないから。
(セットン)早まっちゃ駄目だよ。
(セットン)今の警察は本当におっかないから
(セットン)本当に おっかないから…
(セットン)本当に怖いからね…。
(セットン)とくに交機は!

ううう

(罪歌)すみません ありがとうございます

(竜ヶ峰)えっ?
(臨也)ふっ。
(セルティ)≪あっ!えっと… そっか≫

(セットン)内緒モードのやり方は今度詳しく教えるからね。

ああ

(罪歌)あの すみません わたし きょうは これで
(田中太郎)あ、はい
(田中太郎)罪歌さん、お疲れ様でしたー
(甘楽)おやすー
(セットン)どもー

-- 罪歌さんが退出しました

(セットン)んじゃ、私もそろそろ落ちますね。
(田中太郎)ではまたー
(甘楽)お疲れ様でしたー

-- セットンさんが退出しました

(田中太郎)甘楽さん、斬り裂き魔の件…。
(甘楽)なんか分かったら知らせる。格安でね。
(田中太郎)この街のどこかに真犯人がいるはずです。
(田中太郎)早く捕まってくれれば、黄巾賊とダラーズの間の誤解も解けると
思うんですけど。


街がでのけんか
バキッ!
うわぁ!

(甘楽)そう簡単にいくかな。
黄巾賊もダラーズも一枚岩じゃないからねぇ。
私利私欲に走って。抗争って名目でカツアゲとかするヤツらも出るだろうし。


(紀田)はぁ はぁ…
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
ウウゥーー!
(紀田)あっ! はぁ はぁ…。

(甘楽)このまま進めば
(甘楽)本当の抗争になるだけさ。
(田中太郎)そんなこと… させませんよ。
(甘楽)どうかな?
(甘楽)もう止められないんじゃないかな。
(甘楽)黄巾賊の方は君には止めようがないしね。
(田中太郎)それでも…
(田中太郎)させません。
(甘楽)ふ~ん 楽しみにしてるよ。


(葛原)< なんとかしなければ…>
<身の内にひと振りの妖刀を宿す少女は思う>
<なんとかしなければ…。額縁を通して世界を見てきた少女は思う。しかし…>
<額縁を越えて彼女の世界を訪れてくれた少年は、すでに 捕らえられていた>
<自らの過去という重いくびきに>
携帯が鳴るがとらない紀田
<彼は もう 逃れられない>
携帯が鳴る


三人で帰る途中
携帯が鳴る
(紀田)もしもし。 ああ~ そう。分かった。
そんじゃ。すぐ行くわ。
悪い!友達がなんか。急用あるっつうからさ。
(竜ヶ峰)あっ。そうなの?
(紀田)恨むならオレの友達を好きなだけ、恨んでくれ。
恨むなら、タダだしオレには被害がない。
まさに一石二鳥 一夫多妻だからな!
(竜ヶ峰)一夫多妻?
(紀田)じゃあ。また明日な~~!
走り去ってしまう紀田。
(竜ヶ峰)はぁ…そんなに急ぎの用事なのかな?
(杏里)紀田君。最近、ちょっと様子がおかしいと思いませんか?
(竜ヶ峰)そうかな。気のせいじゃない?
♪~

(竜ヶ峰)う。ああ
(杏里)あっ。ごめんなさい。私、ちょっと 用があるので。
じゃあ。
(竜ヶ峰)えっ?あっ…。

ゆうべ ダラーズのメンバーが黄巾賊にカツアゲされたんだってな?
ああ~ なんか間一髪で死人が 出るとこだったらしいぜ。
黄巾賊の方は、斬り裂き魔はダラーズの仕業だって言ってるけどな。

(葛原)< このままではいけない。ダラーズを率いる少年には分かっていた。
しかし 彼は、まだ自らも駒の一つとして盤上にいることを知らない>
。。。臨也の盤上

(サイモン)お客さ~ん。スシ。食いネ~。スシは日本の心ネ。演歌ネ~。
(遊馬崎)出前取るとコサックダンス 踊ってくれるってほんとっすかね?
(狩沢)けど。ゆうべの子たちサイモンが出前に出ててツイてたねぇ。

サイモンがとめる。
(サイモン)《この棒 振り下ろしたら。アナタ スシのネタになるネ。
人間ズシ。オオ~ 痛いし マズイネ~》
うう。

(門田)ツキってのはそうは続かねぇもんだ。ん?
門田、紀田を見かける。
♪~
(門田)ったく。イヤな雲行きだぜ。
♪~


杏里、着替えて、街に出る。
≪誰か黄巾賊とダラーズのことを知っている人はいませんか?誰か…≫

うちのボスは、紀田正臣です。「母さん」と一緒にいるのも見たことがあります。
ああ。
「母さん」の… 大事な友達の敵を取るんだと言ってました。
(杏里)そんな…。
(葛原)<もちろん彼女には信じられない>
<だが 「子」は「母」である少女にうそをつくことはできない>
(杏里)紀田君は?
今日、集会に来ます。
(杏里)その集会に案内してください。
<そうして…>
う。
<彼女は すべてを知った>
ああ
ザァーー(雨音)
≪紀田君が…≫

この奥じゃねぇかな?

(葛原)<逃げなければ…>
(罪歌)簡単じゃない。私がみんなを愛してあげる。
≪どうして 紀田君が…≫
(罪歌)黄色の子供らも体を斬り裂いて愛してあげる。
(葛原)<捕まったらどうなるのだろう?>
(罪歌)人を愛せないあなたの代わりに愛してあげる。
(杏里)≪誰も 傷つけたくない!≫
(葛原)<自分が化け物だと少年に知られてしまう>
<少女は その恐怖におののく>

狭くて無理っすね。
(紀田)オレが行く。

≪紀田君!?≫
≪助けて… 誰か。助けて!≫

ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
おい!あれ…。

(葛原)<雨の中にたたずむのは。デュラハンの女>
(紀田)あっ。

□(メール着信音)
 今着いた
 どこにいる。
メールを見て、返事を返す杏里。
<追い詰められた少女に
 ただ一つできたことは自分と同じこの世に存在しないはずの者に
 助けを求めることだけだった>

(比賀)あ… あいつ。バイクで塀を乗り越えてきたんですけど。
(紀田)あいつなら ありえる。

□(メール着信音)
杏里からの連絡のメールを見るセルティ

(紀田)動くぞ。
あっ。
♪~

通り過ぎるセルティ
(紀田)くっ!
(法螺田)うわっ!
ヒヒィーーン!
おい…。
おおっ…。
(法螺田)マジかよ…。

(杏里)セルティさん!
(セルティ)事情はあとでね。逃げるよ。後ろに乗って。
(杏里)は… はい!
杏里、セルティの後ろにのる
♪~
セルティが影でメットをかぶせる
(杏里)あっ… ありがとうございます。
(セルティ)しっかりつかまってて。
ヒヒィーーン!

(法螺田)うおっ!?
うわぁ~!
♪~

(紀田)あんた。昔っから見かけてるけどさ。
そのライダースーツの線.
ちょっと男にしちゃ細すぎると ふんでたんだよねぇ。
男ならどうでもいいけど。女ならそのライダースーツだけでも愛せるよ。オレ。
尼さん、愛せば袈裟まで愛す。
(セルティ)≪う。こいつ。いつも帝人や杏里と一緒にいる…≫
(杏里)うっ…。
(セルティ)≪ん?なるほど、こいつに顔を見られたくないと。
 事情は分からないが。了解だ≫
♪~
影をだして、威嚇するセルティ

なんだ?
ヒヒィーーン!
♪~

影を見る紀田。デュラハン
セルティ、強行突破
♪~
うわぁ~!
(法螺田)ううっ!くそ~  化け物が!
(紀田)よせ!
鉄棒を投げつける。
気づいた杏里が、刀を出して斬ってしまう。
ガキーン!
(法螺田)ああっ…。
(葛原)<その姿はまさに 伝説の首なし騎士>
(紀田)あっ あぁ…。
走り去ってしまう。
<彼らの中で一瞬にして情報の断片が統合される>
<斬り裂き魔のような刃を握った侵入者>
<それを助けに来た。黒バイク>
<そして黒バイクは、ダラーズだという噂>
<彼らは、一つの結論に至る>
<斬り裂き魔は、ダラーズ>
<少年は、自分の結論が正しいのかどうか。分からない>
<ただ、確かなことは。彼がどう考えようとこの事態を体験した仲間たちを
もはや制することはできないということだ>

(紀田)なあ。デュラハンって知ってっか?
えっ?ああ~ 知らないっす。
(紀田)これから死ぬヤツの家を訪れる首なし馬に乗った首なしの騎士なんだってよ。
まあ。死神みたいなもんだ。
えっ?
(葛原)<少年は ふと思う>
<自分たちの中で誰かが 死ぬのかもしれない…>

(紀田)どうして、こんなときに沙樹に会いたいなんて…。
♪~

<蒼天 已に 死す>
<空は 死んだ。それは 「三国志」の中で黄巾賊が立ち上がったときの旗印だという>
♪~

(紀田)確かに青くない。
まあ。黄色くもないけどな。



-- 田中太郎さんが入室しました

-- 甘楽さんが入室しました

(甘楽)こ~んばんわっと
(甘楽)あ、太郎さんだけですか~?
(田中太郎)こんばんは

(田中太郎)そうみたいですね

(甘楽)いきなり内緒モードですか。
(田中太郎)ちょっと聞きたいことがあって。
(田中太郎)あの
(田中太郎)黄巾賊ってずっと以前から、池袋にいたんですか?
(甘楽)三年前くらいからですよ~
(甘楽)最初は大人しい集団だったんですけどね~

(葛原)<ダラーズを率いる少年は
黄巾賊とブルースクウェアの忌まわしい抗争を知る>
<その生贄となった少女が親友のかつての恋人だとも知らぬまま…>
<そして、語って聞かせるその男が少女の心を支配し
 親友に対して癒えぬ傷を刻印したとも知らぬまま…>

(甘楽)栗楠会の四木さんっていう人に睨まれて
(甘楽)一切の商売ができなくなちゃったらしいですよ~
(甘楽)なおかつケンカを売っちゃいけない人に
    ケンカを売っちゃって
(田中太郎)… … じゃあ結局、黄巾族だけが残って
(甘楽)どころがブルースクエアは死んじゃいかかったのさ
(田中太郎)どういうことですか?
(甘楽)黄巾族のリーダーが抗争に嫌気がさして
(甘楽)チームを離れた後
(甘楽)彼らは黄巾族に入り込んだ
(田中太郎)えっ… つまり合併したってことですか?
(甘楽)単純に言えばね
(甘楽)互いの組織に誰がいたかなんてリーダー格の人間を除けば
いちいち調べたりしないだろうからね。
(甘楽)青い服を脱いで、あとは
(甘楽)黄巾族に入りたいです
(甘楽)って言えば、
(甘楽)それでOKなだけさ
(田中太郎)でも。それって辞めたリーダーの人は…。
(甘楽)知らないだろうねぇ。
(甘楽)自分の恋人を病院送りにした連中が
(甘楽)昔の自分の仲間とつるんでるなんて
(甘楽)君も気をつけなよ
(甘楽)ダラーズと黄巾族を掛け持ちしてる奴も
    いるみたいだから
(田中太郎)だからこそ僕らがかかわりないってことを
ダラーズの中に回せば
その人が黄巾賊に伝えてくれるかもしれません。
(甘楽)本当にダラーズの仕業じゃなければね
(甘楽)ダラーズに規則はないし。君も全員の行動を管理してるわけじゃない。
(甘楽)君の知らないところで…
(甘楽)ダラーズの一部が
(甘楽)切り裂き魔になっているのかも知れないよ
(甘楽)つまり。それが ダラーズのシステムさ。
(甘楽)このまま 君が“こっち側”に くるつもりなら…。
(甘楽)その辺は覚悟しておいた方がいい
(田中太郎)肝に銘じておきます

ふう、考え込む竜ヶ峰。
♪~


学校に来た杏里
(竜ヶ峰)おはよう。

(竜ヶ峰)おはよう。
(杏里)あっ おはようございます。
(竜ヶ峰)どうしたの?なんか元気ないみたいだけど。
体調。まだよくないんじゃ?
(杏里)あっ。ううんそんなことないです。
(滝口)おはよう。
(竜ヶ峰)あっ おはよう。
(滝口)ああ~ さっき駅前で紀田に会ったんだけど。今日休むからって。
(竜ヶ峰)えっ どうして?
(滝口)さあ?理由は言わなかったけど。
(竜ヶ峰)そう…。
(滝口)じゃあ。
(竜ヶ峰)あっ ありがとう。


病院の沙樹に会いに来ていた紀田
(沙樹)正臣は過去から逃げられないよ。
今 悩んでるのだって。過去に絡んだことなんでしょう?
逃げられないんなら戦って倒しちゃえばいいじゃん。
(紀田)お前との過去についても戦って清算できるもんならしたいけどな。
(沙樹)どうして できないの?
(紀田)沙樹と戦うなんて。できるわけねぇって。

(葛原)<ただ 居場所が 欲しかった>
<新しい街のことを幼なじみの少年に伝える度に
 街から借り物で着飾っている自分の存在に疑問を持った>
<今ならば分かる。かつて 黄巾賊という集団の中で自分の帰るべき場所は
 三ヶ島沙樹というただ一人の人間だけだったのだと>
<そして、今は新しい居場所となった大切な友人のために動いている>

♪~


車に寄りかかっている門田
(門田)ったく。また 降ってきやがった。
(紀田)門田さん。
(3人)あっ…。
♪~

(門田)あっ…。 戻ったのか?
(紀田)はい。
(紀田)ここじゃ なんですから…。
♪~
♪~
♪~
♪~

(狩沢)「世界は虚構だ」って偉い人が言った。
(遊馬崎)「世界は記号だ」って偉い人が言った。
(狩沢)忌まわしい過去は 妄想の産物。
(遊馬崎)そんな現実 存在しなかったそれでいいじゃないっすか。

次回 「黄天當立(こうてんまさにたつ)」
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デュラララ!! #18 死生有命  の感想 [デュラララ!!]

紀田の過去、中学生の時に黄巾賊だったときのこと。
やっぱり関わっている折原臨也。沙樹がひどい目にあわされているのに
電話に出ない臨也。全て計算尽く?門田が助けるが、
いかなかったという十字架を背負う紀田。それで、さびしさを補うために
竜ヶ崎を東京に誘うことに。
今は、杏里を傷つけた切り裂き魔、ダラーズを調べる。
杏里、それを知って逃げ出す、知りたくなくて。

次回 蒼天已死。。。黄巾賊が立ち上がるときに頭領がいったことば。
   今の政権交代も同じことになっていたと。。。
   もう、黄色(みんしゅとう等)の時代。ああ、前の連中、昔を懐かしみ
   ながら、そろそろかられる。バイバイ。

---------------------------------------------------------------------

♪~

(沙樹)時々来てくれますよ。その前まで…。

(臨也)久しぶりだね 紀田正臣君。

(法螺田)なんだ こりゃあ!?

(ハンドルネーム「甘楽」)他のチームとの抗争がきっかけで姿を消したんで

すけどね~。

(狩沢)まさか折原臨也に聞くわけにいかないもんねぇ。

(紀田正臣)オレを引き戻しやがってちくしょう… ちくしょう!

♪~
♪~
♪~

紀田、沙樹を見舞いに行く。
(沙樹)友達が入院したんだって?
(紀田)誰に聞いた?
(沙樹)窓から見えたよ。毎日、来てたもんね。やっぱり、女の子?
(紀田)ナイスバディで眼鏡アンバランスさが魅力の女子高生さ。
(沙樹)好きなの?
(紀田)ああ 親友と三角関係の真っ最中だよ。
(沙樹)私も入れれば 四角関係だよ。
(紀田)オレたちは もう終わった。
フィニッシュ 打ち切り店じまい。そうだろ?
(沙樹)なら、どうして 来てくれるの?また、昔に戻りたくなったとか?
(紀田)悪い 今日は もう帰るわ。
(沙樹)正臣は 戻ってくるよ。だってそれは決まってることだもん。
だから、いくらほかの女の子を好きになっても平気。
最後の最後に正臣は、その子たちより私の方を強く愛してくれるんだから。

(ナレーション)<聞かなくたって、分かってる>
<同じことの繰り返しだ>
<「たくさんの女の子とつきあってもきっと私のところに戻ってくる」>
(沙樹)そしたらそのほかの人との愛よりもっともっと高く高く愛してくれる

もん。
<でも、それから先の言葉は聞きたくなかった>
(沙樹)だって臨也さんが、そう言ってたもん。


(臨也)こうやって見てるとさ。
自分が神様だっていう錯覚に陥ってなかなか気持ちいいもんだよ。
三つ巴って、いいね。 しかもリーダー同士が密接にくっついてる。神様アタ~

ック!
えいや!えいや!蜜月が濃ければ、濃いほどそれが崩れたときの絶望は
高く高く燃え上がるもんだよ。
あはははっ!見ろ!駒が ゴミのようだ。
さてと… あとはそれぞれ駒以外のカードがどう動くかだよねぇ。
門田たちに 新羅 サイモンえっと…キングは、シズちゃんかな。やっぱ。
セルティは、クイーンだな。じゃあ、ジョーカーは…。
まあ。どうでもいいわ。
楽しくなってきたよね。君もそう思うだろ?
。。。セルティの首の語りかける臨也



昔のこと。
沙樹を見つめる紀田。
♪~
(臨也)死ななかったんだって?僥倖じゃないか。
生きてさえいればなんとでもなる。
(紀田)臨也さん…。
(臨也)君は頭がいいねぇ。彼女があんな状態になった原因が自分にあると分

かってる。
感情にのまれて、オレに殴りかかってこなかったことは称賛に値するよ。
(紀田)くっ!うわっ うぅ…。
(臨也)正解。今のはオレに怒りを向けて当然だ。
明らかに 悪意を持って君をからかったわけだから。意識不明か?
目を覚ますといいね。それとも 君にとっては永遠に目を覚ましてくれない方が

いいのかな?
(紀田)どういう意味っすか?
(臨也)分かってるくせに。君は怖いんだろ?
彼女が目を覚ましたら永遠に責められ続けるんじゃないかって。
だけど、仮にこのまま死んだとしたら どうだろう?
それこそ一生償えない罪悪感に まみれて生きることになる?
つまり彼女が、生きようが死のうが君の罪悪感にはなんの意味もないよね。
逃げられないって。過去ってやつはお構いなしに君のことを追い回すひたすら

ひたすら ひたすら ひたすら…。
なんでだか分かるかい?さみしいからさ。
過去や思い出ってやつはとてもさみしがり屋でね。
オレはね神様って信じてないんだよ。存在が 確定してないからね。
未来でさえ確定してない世の中で過去は確かに存在している。
たとえ、それが 誤解や妄想に彩られたことだとしても。
本人が、それを信じるなら過去は確かに真実にほかならない。
それに基づいて行動を… あるいは生きざまを決めるというのなら
それは、確かに神の一種なんじゃないのかな。
(紀田)何が言いたいのかさっぱり分かりません!
(臨也)分かってるくせに。 君はもう彼女から逃げられないよ。彼女への罪悪

感は 過去となり
彼女は 君にとっての神になる。
まあ。いいんじゃないの?彼女のこと好きなんだからさ。
♪~



現在
(紀田)杏里も見事に復活だな。よかったよ。杏里も杏里のエロも無事で。
(竜ヶ峰帝人)エロは余計だよ。正臣。
でも、本当によかった。本当にね…。
(杏里)あの… ありがとう。二人とも。
(紀田)お礼なんてやめてくれよ。オレは杏里と杏里のエロが無事なら
それで満足なんだからさ。
(竜ヶ峰)僕もエロ以外は同じだよ。

紀田に携帯がなる。
(紀田)もしもし。 ああ~ そう。分かった。
そんじゃ。すぐ行くわ。悪い!
友達がなんか急用あるっつうからさ。
(竜ヶ峰)あっ。そうなの?
(紀田)恨むならオレの友達を好きなだけ恨んでくれ。
恨むなら、タダだしオレには被害がない。
まさに一石二鳥。一夫多妻だからな!
(竜ヶ峰)一夫多妻?
(紀田)じゃあ。また明日な~~!
走り去っていく紀田
(竜ヶ峰)はぁ…そんなに急ぎの用事なのかな?
(杏里)紀田君。最近ちょっと様子がおかしいと思いませんか?
(竜ヶ峰)そうかな。気のせいじゃない?

(紀田)
<黄巾賊の話を帝人にしたことはなかった>
<あいつのいる場所と こことどちらの現実もオレにとっては現実なのにそこに


 ひどく距離があるような気がして…>
<ケンカ ケンカの毎日だった>
<それを続けることでしかつながっていない仲間たちだった>
<自分を肯定してくれる誰かが欲しかった>
<そのころだ。沙樹に初めて出会ったのは>

(沙樹)《その黄色い布 すてきだね》
《えっ?》
(沙樹)《噂に聞いてたより、ずっとかっこいいね 紀田正臣君》
《何?なんで オレの名前 知ってんの?》
《エスパー?むしろ、エスパー伊東?》
《そんな人の心 読むようなまねしてっと
 バッグに詰めてお持ち帰りしちゃうよ~。 はい~》
(沙樹)《やだ。もう変なこと言い過ぎ!でもね。私じゃないよ。
     エスパーさんはちゃんと ほかにいるの》
《へえ~ 誰よ?》
《誰か霊感少女がここにいんの?》
(沙樹)《っていうか すごい人なんだよ》
《なんでも知ってるんだから》
《あ》
。。。情報屋の臨也
<会いたくないヤツに初めて会ったのも、そのときだった>
《やあ はじめまして。えっと~ 紀田正臣君だよね?》
《どちらさんっすか?》
《オレは、折原臨也情報屋ってやつさ。まあ、この子の後見人みたいなもんだ

よ。
 ああ。彼氏とかそういうんじゃないから安心していいよ。 よろしく》
♪~


現在。集会場
将軍!
(紀田)言ってんだろ。将軍じゃなくて、紀田正臣でいいってよ。
で… でも紀田さんってのもなんか…。ダラーズのことはどうしても分かりませ

ん。
うちの内部にもメンバーだったヤツがいますが。トップのヤツは分からないそ

うです。
半年前の初集会でも特定できなかったとか。
(紀田)なんか動きは ねぇのか?
リーダーから斬り裂き魔についての情報を求めるって、指令が出たそうです。
斬り裂き魔がダラーズだってのはガセなんですかね?
(紀田)そうだとしても臭いのは 間違いねぇだろ。
はあ…。
(紀田)ほかには?
法螺田さんが黒バイクのヤツにやられたって話がありますが…。
(紀田)えっ?法螺田さん?
(法螺田)ちょっと前ですけど白いガスマスクの変な野郎がいたんでからかっ

てたら
黒バイクにやられまして…。
(紀田)黒バイク?
(法螺田)はい。なんか黒い油みたいなもんにまとわりつかれたっつうかなん

つうか…。
(紀田)黒バイクって、本当は何者なんだろうな?
ダラーズの一員だって噂ですが…。
(紀田)まあ いいや。
ところであんたらオレらより年上だよな?
(法螺田)ええ まあ…。
(紀田)それ以上 年上の連中を引きずり込まないでくれよ。
なんとか組のなんとかさんなんて人たちの名前が出てくるようになったらその

ときは終わりだからな。
(法螺田)はあ…。
(紀田)オレたちは ガキだ。
いくら人数がいようが大人の力にゃ勝てないし利用されるだけされて終わりだ


オレが折原臨也にそうされたみたいにな。


過去に戻る
《うわっ!》
《くっ!》
《やめろ! おい!》
<沙樹は、オレが少しでも迷うことがあれば、臨也さんに聞けば大丈夫だよ
 と言った>
<何かにつけて、彼の意見を持ち出した>
<みんな最初はうっとうしく思っていたけれど。
 実際そのとおりにすればいろいろなことがうまくいった>
<オレはヤツを信じなかった>
<必要以上に近づこうとは思わなかった>
(沙樹)《臨也さんはほんとにすごいの。なんでも分かってるし。
     絶対に 間違えないの》
《じゃあヤツが死ねっつったら 死ぬの?》
《たぶんね…》
<かわいそうな子なんだなと思った>
<彼女を臨也という男の呪縛から解放してあげたいと思った>
《オレたちって、さつきあってるって言えんのかな?》
(沙樹)《どうだろうね?》
《お前はさ。なんでオレなんかと 一緒にいんのよ?》
《ん~ 好きだからだよ》
《あの臨也ってヤツが オレを好きになれとでも言ったのかよ?》
(沙樹)《うん。最初だけね》
《えっ?》
(沙樹)《臨也さんは人の恋愛には口出さないもん》
《なんで?今でもオレのこと好きなんだよ?》
《かっこいいから。ん~。いや。かわいいからかな》
《正臣は?私のこと好き?》
《ヤツへの狂信的な態度をやめたら、好きになってもいいかな~》
(沙樹)《しょうがないよ欠点の一つぐらい目をつぶってくれるとうれしいな


《自分で欠点って分かってんのかよ》
(沙樹)《まあね。直すつもりないけど》
《欠点なら直せよ。オレも手伝ってやるからさ》
<そうしてオレたちはつきあいはじめた>


<オレが沙樹とつきあうことをとがめる人間はいなかった>
<オレは本気だったし。黄巾賊はブルースクウェアとの抗争でそれどころでは

なかった>
<ヤツらのケンカのしかたは汚かった>
<少人数を大人数で襲ってくる>
<勝てるケンカしか仕掛けてこない>
<100人以上の仲間たちがやられた>
<みんな怖がっていた。オレもだ>
<黄巾賊を解散し。居場所がなくなってしまうことが怖かった。だから…>
(沙樹)《臨也さんに相談するといいよ》
<オレは頼ってしまったのだ。恐ろしさのあまりあの男を>

(臨也)《ようこそ!》
<仲間のためだと自分を納得させて…>
《まあ。ゆっくり話そうじゃないか》
<ヤツの情報は黄巾賊を劇的に変えた>
<ブルースクウェアの情報だけじゃなく、具体的な戦い方まで提示してくれた


<劣勢だったオレたちの立場は簡単に逆転した>
<オレはいつの間にかこの男に対する危機感を失っていた。
 それどころか。勝てる…オレは勝利を楽しんでいた。けれど…>
・・・司馬懿仲達のような臨也。


((□))
((□(泉井)紀田~正臣く~ん?))
((誰だ?))
((□(泉井)はじめまして~ブルースクウェアのトップの泉井君で~す。
  今日は、クイズ大会で~す!第1問こちらに特別ゲストを呼んでま~す。
  それは、誰でしょうか~?ヒント。
  君のとってもとってもとってもとっても大事な人で~す))
((おい!))
((□(泉井)ブブ~!時間切れ…と言いたいとこだけど。
  あんた。今、心の中で一人思い浮かべちゃったりした?
  じゃあ。ピンポン ピンポンピンポ~ンですよぉ!))
((てめぇ 沙樹を…沙樹をどうした!?))
((□(泉井)では 第2問で~す。君の大事な彼女は今どんな格好になってい

るでしょうか~?
  第3問!))
((□ ゴキッ!))
((□(沙樹)うわぁ~~!!))
(□(泉井)今のはどこの骨が折れた音でしょう?ヒント…
  彼女は、しばらく歩けないと思いま~す。最終問題で~す。
  てめぇが、あと20分以内にこないだオレらをはめた立体駐車場まで来な

ければ
  この女の子は一体どうなってしまうんでしょうか!?)
((□ ツーツー(不通音)))
<後悔していた。甘えていたんだ>
<なんだかんだ言っても、自分たちは中学生だと。子供のケンカの延長だと>
<そうじゃなかった。これは戦争だ>
<しかもそれを起こしたのは自分なんだ>
臨也に電話する紀田。
((□(呼び出し音)))
((出ろよ… 出てくれよ…))
((□))
着信者を見て切ってしまう臨也。
((□(ガイダンス)ただいま電話に…))
((何なんだよ ちくしょう!))
♪~


《泉井さんこの女 気絶しちゃいましたよ》
(泉井)((つまんねぇの。 まだ 足何か所か折っただけじゃんかよ))

<オレは走った。行くしかない。
 行って、沙樹にあんな悲鳴を上げさせたヤツらを全員殺してやる!>
((はぁ はぁ はぁ はぁ…))
((□(呼び出し音)))
((□(ガイダンス)ただいま…))


《だから 黄巾賊…あれのリーダーをぶっちめようって話なんですよ》
(門田)《オレは気乗りしねぇっつってんだろ》
《いや あいつの彼女をさらったらしいんですわ。
 ガキだけど。結構いい女っすよ。それだけで十分 楽しめるっしょ?》
(門田)《さらった?そうか。なら、今すぐ行くわ》
《でしょ~? やっぱ ここは…》
(門田)《目ぇ覚めたら泉井のヤツに言っとけ。あばよ。クソ野郎ってな》
《バキッ!》殴る門田。
《があっ!!》


沙樹を助けに走る紀田。
《はぁ はぁ はぁ…》
《はぁ はぁ…。 あっ!》


《キキィーー》

《あっ!》
《ああっ…》

<動けなくなった。さっきまでの気持ちなんて消えてしまって。
 なんで沙樹がやばいってのにオレは足がすくんでるんだよ…>
《なんで…なんで、こんなに怖いんだよ》
《沙樹のためなら、なんでもしてやろうと思ってたのに!》
<オレは非力なただの中学生だった>


《つうか。このままだと死ぬんじゃねぇっすか?別に いいっすけど》
(泉井)((血は、出てねぇから大丈夫なんじゃね?))
(遊馬崎)((どうも~っす!))
(泉井)((えっ?))
(遊馬崎)((いやいやいや。うわっ。マジでさらってきちゃってるんっすね

))
(泉井)《なんだ 遊馬崎かよ。門田は どうした?》
(遊馬崎)《こうして現実では、映画や漫画のように助けが来ることなく。
女の子はめちゃくちゃにされちゃうんでした。だからオレは思うんっすよ》
(泉井)《ああ?》
(遊馬崎)《ここで、彼女を助けるヒーローが現れたら。
もしかしたら、この世界は二次元になって。
オレってば、超能力とか使える異世界の救世主になって、
女の子たちとキャッキャイヒヒでムニムニウフフなことになると信じて夢に向

かってヒアウィゴー!》
(泉井)《相変わらず。キメェ野郎だな》
(遊馬崎)《ジャジャジャジャ~ン!
 。。。火炎瓶を出して
というわけで現実をハッピーエンド式ヒーロー物の二次元世界にしちゃおう計

画発動っす。
バンザ~イ!》
油をまいで、火をつける。
(泉井)《おい!》
《うわぁ~!》
《ああ~~!》
《うわぁ~!》
《ジリリリリ…(非常ベル)》
女を助け出す遊馬崎
(遊馬崎)《にひっ!》
門田達の車がやってくる。
《キキィーー》
♪~

(門田)《急げ!》
二人を回収して行ってしまう
(泉井)《門田!てめぇら~!》


(狩沢)《あんまり動かさない方がいいね。すぐに病院に運んだ方がいいよ》
《お前ら本当にこれでいいのか?》
(遊馬崎)《オレら、門田さんについてってんっすから》
《ブルースクウェアには未練はないっすよ》
(渡草)《正直、泉井とか法螺田とかほんと苦手だったんだよね》
(狩沢)《右に同じだよ~っと。 へへっ》
帽子をすてる門田。
♪~

(遊馬崎)《窓から捨てればかっこいいのに》
(門田)《オレは街は汚さない主義なんだよ。 ん?》
紀田を見かける門田。
行ってしまう車。
立ち止まっている紀田。
♪~


<沙樹はやがて目を覚ました>
<その証言によってリーダーの泉井は逮捕され、
 弱体化したブルースクウェアは強制的に解散に追い込まれた>


病院の前にいる紀田。
声をかける門田。
(門田)《おい》
《えっ?》
(門田)《お前 黄巾賊の紀田だろ?》
《あの… あなたたちは?》
(門田)《ん~。なんて説明したもんかな。オレは門田ってんだけどよ》
《ああ…あんたたちが 仲間を裏切って、沙樹を助けてくれたって聞きました》
《あの…ありがとうございました》
(門田)《いや。あの子を見舞ってきた帰りなんだけどよ。
     お前、まだ行ってないんだって?》
《あなたたちには関係ないじゃないですか》
(門田)《口言づてを頼まれた。あの子の病室からだとこの辺は丸見えなんだ

よ。
「いつも来てくれて。ありがとう」だとよ。
あの子にはお前は途中でブルースクウェアの連中に囲まれて、
ぎりぎり間に合わなかったそう伝えてある。
彼女はお前を憎んだりはしてなかったぜ。じゃあな》
《なんで…なんでそんなこと言ったんだよ…》
《そんなことオレがいつ頼んだ!》
《やめろって頼まれても。オレは彼女にそう伝えただろうぜ》
《分かってるんだろ!オレは… オレは逃げたんだ》
《足がすくんで、動けなかったんだ》
(門田)《ああ。知ってる》
《ついでに言うなら、今もあの子から逃げてるしな》
《オレにそんな彼女をだませっていうのかよ!ほんとは彼女を見捨てて逃げた

オレに!》
(門田)《おい!調子に乗んなよ》
《逃げたことに罪悪感を覚えてんなら、一生うそをついてるって気まずさぐら

い背負い続けろ》
《それが彼女にしてやれる償いだろうがよ》
《それでも、あの子にうそはつきたくねぇってんなら、
 逃げねぇでちゃんと向き合って言ってやれ》
《過去から逃げるのは許してやる。だけどな、せめて今と明日からは逃げんじ

ゃねぇよ!》

(遊馬崎)《あれ~? なんか門田さんがかっこいいこと言ってる》
(狩沢)《すっご~い!これからドタチンのことポエマーポエたんって…》

<結局、オレは行けなかった>
<行こうとした。何度も足を運んだ。ただひと言別れようと告げるために>
<でも、できなかった>
<オレは黄巾賊を離れた>


(ハンドルネーム「帝人」)((紀田君はもう 高校とか決めてるの?))
(ハンドルネーム「正臣」)((オレは来良学園を受ける。近いしな))
<オレは来良を賛美する言葉を打ち込み続けた>
<さみしかったんだ。帝人と話すと心が落ち着いた>
おまえも
来いよ
<そしてオレは帝人と再会した>
<杏里とも出会った。このまま平穏な高校生活が続くんだと思っていた。
 なのに…>
くそっ!オレを…オレをここに引き戻しやがって。
<決して。戻るつもりはなかった>


(臨也)《君はもう彼女から逃げられないよ》
((彼女への罪悪感は過去となり、彼女は君にとっての神になる))
<そのとおりだ。だから、オレはここにいる>
<杏里を… 仲間を傷つけた斬り裂き魔を倒す>
<斬り裂き魔がダラーズならダラーズも倒す>
<オレはもう立ちすくまない>
<今度こそきっと。必ず…>

誰だ!?
(紀田)どうした?
中をのぞいてる女がいたんです。今、追わせてます。
(紀田)女?
ダラーズですかね?
(紀田)話が聞きたい。穏便に捕まえろ。
はい!
(紀田)オレはこっちから回る。

<そこに迷いはないはずなのに>
<だから戻ってきたそれだけなのに…>
<なのに、どうして…どうして。こんなにオレの中に不安が響いているんだ?


そっちだ!
(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
いないぞ!
(杏里)はぁ はぁ はぁ はぁ…。

こけかける杏里
(杏里)きゃあ!
どうして? どうして…どうして。紀田君が…。
雨が降り出す。
ザァーー(雨音)
♪~
♪~
♪~
♪~
(葛原)少女は走る。ひたすら走る。
ただ。追いすがる影から逃れるために。
彼女が知った。あまりにも残酷な真実から逃れるために。

次回 蒼天已死
・・・むかしのせいけんとうとそれをかっかげるかんとかかい。
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共通テーマ:日記・雑感

デュラララ!! #17 有為転変  の感想 [デュラララ!!]

三つどもえの関係、同じクラスメイトが、別の裏の顔を持つ。
ダラーズ、切り裂き魔、黄巾賊。
決して、知られてたくない関係。
ダンテの魔王の3つの顔みたい。
裏で糸を引く、魔神折原臨也。おもしろがっている。
杏里のことを知っているセルティ、帝に話せない。微妙?

春菜、杏里に吸収される。哀れなピエロ。
静雄、レベルアップ!!コントロールできることに。
那須島には、静ちゃんの天誅が!

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♪~
♪~
♪~

三つどもえの竜ヶ峰、杏里、紀田

(春奈)あなたは寄生虫。 楽な生き方よね。

(静雄)オレは もっと強くなりてぇ自分の怒りを抑えられるほど。

(春奈)隆志! 隆志 隆志 隆志隆志 隆志 隆志 隆志!

(新羅)罪歌の目的はね人間を愛することさ。

(陽子)みんなで愛し合いましょう。
(静雄)全力 出していいんだよな? おらぁ!

(杏里)私の代わりに人を愛する罪歌に依存して寄生して生きてるんです。

♪~
♪~
♪~
(杏里)ふふふふっ。
(杏里の父)ほら。杏里。高い高~い。
(臨也・ナレーション)<それは、偽り…>
(杏里の母)よかったわね。杏里。
<それは 真実…>
杏里が罪歌を盛っている。
(春奈)はっ!
(那須島)うぅ…。
♪~


見守っているセルティ。大暴れする静雄
平和島…。
平和島静雄。
ドカッ!
うわっ!
あぁ… ああ~!
ドカッ! バキッ!
(静雄)とりゃあ!
(セルティ・心の声)≪強い…。いや… 怖い。いや… かっこいい!≫
平和島…。
愛してる…。
愛してる…。
平和島静雄…。
うわっ…。
(静雄)ぬう~!うおぉ~~!
(セルティ)≪こいつ強い強いと、思ってはいたけどここまでとは…≫
♪~

(陽子)はっ!
セルティの方を見つける赤い目。。。
(静雄)ああ?
(静雄)なんか あったんじゃねぇか?
ちょっと見てきたらどうだ?どっちにしろ。お前 今 なんもしてねぇだろ?
セルティ、影で刀を作って投げる。
(セルティ)鎌と同じ特別製だ。刃物ぐらいなら、受け止められる。
(静雄)ありがとよ。

その場を去るセルティ
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
静雄を見つめる赤い目の人たち
(静雄)さてと…。


(春奈)その刀… まさか、罪歌?じゃああのとき私を襲ったのは…。
はっ!あなた…自分の両親も?
あっ。なっ!
早い杏里の動き、春菜の動きを封じる。
(杏里)そっちの罪歌の子供は戦い方までは教えてくれなかったんですね。
お願いです。ほかの罪歌にやめるように言ってください。
親であるあなたが命令すれば、子供たちは止まるはずです。
あなたが罪歌に乗っ取られていれば、その更に親である私の罪歌から
命令することもできるんですけど…。
(春奈)そんなはずない!私は罪歌を抑えつけた愛の力で!
愛を知らないあなたなんかに!
(杏里)少しだけ聞かせてあげます。
(春菜)えっ?
(杏里)私の中にいつもいつも響いている罪歌の愛の言葉を…。
(罪歌)愛してる…。 好き…。
(春奈)はっ!あぁ…。
(罪歌)とても人が好きよ。どうしたら…。
(春奈)あっ…。
(罪歌)違うわ!人間が、みんなみんな好きなの。
♪~


(臨也)<それは 偽りだった>
家庭内暴力の杏里、首を絞められる。
(杏里)うっ うぅ…
(杏里の母)やめて!
(臨也)<それが 現実だった>
(杏里)うっ! うぅ…
(杏里の母)やめて!
(臨也)<古物商だった彼女の父はうまくいかない商売のうっぷんを
     家族への暴力で晴らした>
<次第に彼女は、心を閉ざすようになった>
♪~

<そのころだった斬り裂き魔が現れたのは>
(杏里)うっ… うぅ…
グサッ!
(杏里の父)うわぁ!
♪~

(杏里)げほっ げほっ げほっ…
♪~

(杏里の母)愛しているわ。あなた
自殺する杏里の母
ブシュッ!
ビチャ!
(臨也)<斬り裂き魔の正体は母だった>
(罪歌)□愛してる。 愛してる。 好きよ私を愛して…。
ただ一つ 言葉があればいいの。愛してるよ。愛してる…。 愛してる。愛してる!


愛してる…。・愛してる!
(静雄)おらぉ~~!
静雄パンチがさく裂する。
♪~
人の顔を足場にすすむ静雄
(静雄)うおっ!?
足場をくずして、襲われる静雄
♪~
(静雄)おらぁ~~!
切り裂きハリケ~ン
驚いている罪歌達
♪~

確かに 私たちの愛は刻まれたはずなのに…。
一度 傷を付ければ恐怖と痛みを媒介して思念が 流れ込むはずなのに。
恐怖を感じていない?
平和島静雄は。
(静雄)ふっ。
おらぁ!
おら おら おら おら おら!
おら おら おら おら おら~!
滑り台の上に上がる鉄人。
♪~
空に舞い上がり静雄アタック!
(静雄)おらぁ~!
ドーン!
(静雄)≪勘違いしてるんじゃねぇぞてめぇら。
みんなが怖がるからオレは誰にも愛されない?
笑わせんな。怖いのはオレの方なんだ。てめぇの力を抑えきれなくて
いつも何かしくじっちまうんじゃないかって。そう、オレは世界一の臆病者だ。
だが それがどうした。オレが臆病なこととてめぇらをぶちのめすことになんの関係もありゃしねぇ。
それによ。オレのことを愛してくれるヤツの前で倒れるわけにはいかないだろ?≫
愛してる…。
愛してる!
愛してる!
愛してる。


(春菜)きゃあ!あっ…なんで、そんな声に耐えられるの?
(杏里)私は、いろいろと足りない人間なんです。
だから足りない何かを補うためにいろいろな何かに寄生して生きている。
私には人を愛する心が足りないから、ずっとこの声を聞き続けられるんです。
ずっとずっと客観的に。
春菜、刃物を手にとって、杏里に切りつける
(春奈)ええ~い!
(杏里)う
(春菜)ははっ。あははははっ!やったわ!そうよ。私があんたなんかに!
一閃する杏里
(春菜)はっ!
(杏里)なぜ、怖がるんですか?斬るのは、愛の結果なんでしょう?
(春菜)わざと斬られたの? どうして?
(杏里)これから、あなたに少しひどいことをします。
だからこれで 貸し借りなしです。えっ?
あなたの心を私の罪歌に乗っ取らせてもらいます。
(春菜)あっ…。
(杏里)謝りませんよ。ここでまた謝ったら、私の生き方を否定することになりますから。
私はずるいんだと思います。あなたにひどいことをして自分の平穏を守ろうとしているんですから。
でもしかたがないんですよ寄生虫ですから…。
杏里、春菜の首に刀を突きつける。
(春菜)はっ!ああっ!
(杏里)罪歌は、さみしがり屋なんです。
私たちから見たら間違っているかもしれないけど。
人間が本当に好きなんです。だから、愛してあげてください。
贄川先輩も罪歌のことを。先輩は、私と違って人を愛することができるんですから。
。。。くずれたおれる贄川
♪~

(静雄)うおぉ~!
静雄パンチ!
(陽子)えっ?
。。。正気に戻る陽子
(静雄)なっ…。
≪止まれ!止まりやがれ~!≫
いきおいをとめようとすう静雄
♪~
寸止めする静雄。達人?
(陽子)うわっ! ひっ…。
あれ?
(秋絵)なんで、こんなとこに…。
(晴子)何?何?
(静雄)くたばったヤツは一人もいねぇか。
ははっ ははははっ!はははははっ!
(陽子)ん?
静雄、自分のこぶしを見て、
やっと… やっとオレの言うこと聞いてくれたな。
・・・つき物たちと戦って戦い方を覚える。経験アップ。


倒れている春菜
(那須島)杏里!杏里なのか?
そいつは、前にオレに斬りつけてきてな。問題にならないよう転校させてたんだ。
まだあきらめてなかった…。
ヒヒィーーン!
セルティ、到着する。
(セルティ)あっ!
(那須島)杏里。一緒に逃げよう!
園原。お前には目を掛けてやっただろう?
そうだ。張間だ!張間と 同じクラスになれたのは誰のお陰だと…。
(杏里)その借りは、もう返しました。
(那須島)か… 返したって。今のでか?
(杏里)私は、黒バイクさんが斬り裂き魔だと思ってました。
だから先生が襲われるんだと思って無我夢中で先生を助けたくって…。
(那須島)えっ?
(杏里)先生が好きだったからじゃありません。
先生への借りは絶対に返しておきたかったから。
(那須島)なんの話だ?
(杏里)先生は、どうして黒バイクさんに追われていたんですか?
一体何をやったんですか?
(セルティ)≪あっ。こいつ あのときの…≫
(那須島)何って…。 はっ!杏里…なんだ?そんなもの持って…。
。。。刃物をひらってかまえる那須島
お…お前もか?お前もなのか?お前もオレを…。
(杏里)いいえ。私は、贄川先輩とは違います。
私は、先生のこと大嫌いですから。
(那須島)あっ… うわぁ~~!
逃げ出す那須島。。。最低男。。。。あなた、最低です!
杏里、セルティを見つめる。
♪~


(遊馬崎)ツルペタ。きた。これ~。ふふっ。そういえば今月の電撃文庫の新刊って
何、出ましたっけ?
(門田)はぁ…この車、使って悪いことはできねぇな。
(遊馬崎)ああ~ そうだ。 「キノの旅」って新章に突入したりしないんっすか?
(狩沢)ははっ「シズの旅」とか 出ないかな?
(遊馬崎)サモエド仮面が こんなに…。
(門田)遊馬崎に頼んだらこうなるのが分かってたのによ。くそっ!
(狩沢)あれ?渡草さん。顔 赤い。
(遊馬崎)熱でもあるんじゃないっすか?
(渡草)うるせぇ~~!!
。。。はずい車を運転しているから。オタクの車、べたべたと


病院。けがで入院している杏里。
(竜ヶ峰)本当に大丈夫? 園原さん。
(杏里)うん。大したことないから。
(竜ヶ峰)正臣に聞いて、びっくりしたよ。
本当に大丈夫なの?で、その正臣はどこに…。
(杏里)さっき 、帰りました何か 用があるって。
(竜ヶ峰)ったくこんなときに なんの用だよ…。
(杏里)本当に何もないから。
(竜ヶ峰)警察には話したの?
園原さんのほかにさ、大勢被害に遭ったって。
(杏里)もう。いいんです。
(竜ヶ峰)よくないよ!
(杏里)たぶんもう何も起こらないようなそんな気がするんです。
(竜ヶ峰)どうして?
(杏里)ふふっ… あっ ごめんなさい。
実は、ケガをする何時間か前にも一回斬り裂き魔に襲われてたんです。
そのときいろんな人が助けてくれて。その中にかっこいい人がいて…。
(竜ヶ峰)かっ… かっこいい人?
≪何?この展開≫
(杏里)ええ。サングラスを掛けたバーテンさんと…。
≪そ… それってまさか静雄さん!?≫
もう一人の人がすごくかっこよくて。
驚かないでくださいね。あの首なしライダーさんなんです。
(竜ヶ峰)えっ?いや、あの…。
≪ちょっと待って!≫
(杏里)少しお話ししたんですけど。すごい行動的で人を愛することができて…。
こんなこと信じてもらえませんよね?
(竜ヶ峰)信じるというか…。
≪あの人。女だよ!?≫
(杏里)その後、襲われたときも、また首なしライダーさんが助けてくれたんです。
だからもう大丈夫だと思うんです。
(竜ヶ峰)いや、だから あの人は…。
(杏里)ん?
≪言えない。だって、それを言ったら…≫
(竜ヶ峰)いや… でも ああいう人たちは僕たちの日常とは
ずっと遠くにいる人たちだからあんまり かかわらない方が…。
(杏里)竜ヶ峰君この世で本当の非日常ってなんだと思いますか?
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)何も起こらないこと。毎日毎日同じことの繰り返しで何も起きない
何も変わらない。それが本当の…。
♪~


あの後のセルティと杏里
(セルティ)この子は知り合いの医者に診せる。安心してくれ
(杏里)セルティさん。あの… 私…
(セルティ)謝るな。自分が正しいと思うことをやったんだろ?
実際あの場じゃ、あれが正しいと思う。
まあ、首を飛ばすのはやりすぎだとは思うが。
それは罪歌に文句を言うとしよう。
同情しているわけじゃないぞ
(セルティ)戦っても、勝てる気がしないだけだ
♪~
セルティ、去っていく。
(セルティ)もし、納得できないというなら。
君が手に入れた力をこの街のためのボランティア活動に使ってくれ

(臨也)<彼女は 力を手に入れた>
<100人を超える罪歌の集団を意のままに操れる力>
<その力を彼女は重荷に感じた>
<だが、それは彼女が望んでいたことでもあった>
<宙をふらふらと浮いていた自分が人の運命を握るという重圧によって
 地面にしっかりと足を着けたような気がした>。。。ラストオーダー?
あ。
<そのとき、声が聞こえた>
<「あなたのことは愛せないけど、嫌いじゃない」>
<聞こえたような気がしただけかもしれない>
<問い返しても、返事はなかった>
<だが、それでよかった>
<ほんの少しだけうれしくなった>
かすかにみえる記憶の断片。竜ヶ峰と紀田
あっ…。
<彼女は今 やっと日常に戻ってきた>
<だが本当のことを 彼らには言えない>
<罪歌のこともこの事件の黒幕のことも>
<すべての罪歌を統べる存在になった彼女は。彼らから贄川春奈の記憶をたどりその存在を知った>
<目的は分からない。だが、もしその人物が帝人や正臣。
 自分たちの平穏を壊そうというのなら…>
<不安と決意に まみれながら彼女は、黒幕の名前を思い出した>
<その名は…>
・・・その名は、その名は。魔神折原臨也


(波江)折原臨也ってやっぱりおかしな名前よね。
(臨也)こんなふうに育ったのは偶然かもしれないけど。
自分じゃぴったりだと思ってるよ。波江さんは偶然ってどこまで信じる?
(波江)はぁ… なんの話?
(臨也)彼らは今回のいろいろなことが偶然だと思っているんだろうなぁ。
あの時間帯に那須島を行くようにしむけたのはオレなのにさ。
しかしあいつ本当にバカだったな。園原杏里の住所なんてクラス名簿を盗み見りゃ一発だろうに。
いや、それにしても「ある」っていう前提で調べると結構あるもんだね。
妖刀とか 妖精というもんはさ。
(波江)ふ~ん。
(臨也)そう。本当に偶然だったのは那須島がオレの金をとって逃げたとき。
借金に追われていた那須島はかつて自分のストーカーだった贄川春奈の親をゆすり
金をつくろうとした。
ヤミ金の元締め粟楠会から紹介され、春奈の家族について調査を依頼するためにうちに来て…。

(臨也)ああ~ どうも
(那須島)はぁ はぁ…。 へへへっ
♪~

(臨也)用意した餌にまんまと食いついた。
贄川春奈が、罪歌だっていう情報はつかんでいた。
那須島を捕まえて「この野郎オレの金 盗みやがったな」って脅して
春奈を利用してやろうと思ってた。
ところがそこに コピーじゃない本物の罪歌が現れた。
えっ?那須島が どうなったかって?


(那須島)はぁ はぁ…
あっ!
静ちゃんを見つけて、おどす。バカ。
(那須島)か… 金を出せぇ!
(静雄)ああ?
バキッ!
(那須島)うわぁ~!
・・・病院送り。


(臨也)オレとしてはシズちゃんが死んでくれたら最高だったんだけど。
まあいいか。ねらいどおり事は運んでくれたわけだし。
(波江)ねらいどおり?


(狩沢)増えたねぇ。警察の人たち。
(遊馬崎)マスコミも、大騒ぎっすよ。
(狩沢)南池袋公園でもなんかあったんだよね?
(渡草)あっちはただのどつきあいだと。
(遊馬崎)斬り裂き魔じゃないんっすか?
(狩沢)結局なんだったんだろう?
あのおじさんもよく分からないみたいだったし。

(渡草)催眠術にでも掛かったみたいになんにも覚えてなかったな。

ブロロロロ…(車のエンジン音)

(門田)警察は、カラーギャング同士の抗争と見てるようだ。
(遊馬崎)警察だけじゃないっすよ。
(閻魔あい・メール着ボイス)いっぺん死んでみる?
(セバスチャン・ミカエリス メール着ボイス)坊ちゃん メールでございます。
ピッ(操作音)
(狩沢)あれ?
(渡草)なんだ?
(遊馬崎)これってダラーズのリーダーっすかね?

メールの内容
情報求む
 切り裂き魔の情報求む

(セルティ)≪落ち着け。帝人≫
竜ヶ峰が、メールして、病院を去る。


(波江)それで何があなたのねらいなの?
(臨也)これで、街はダラーズと黄巾賊 妖刀軍団の3つに分かれたわけだ。
しかも、妖刀組はダラーズにも黄巾賊にもそれぞれ潜入してるときた。
正直 妖刀組をつくることができれば、贄川春奈でもよかったんだけどさ。
でも園原杏里の方がおもしろいよね。
(波江)で?
(臨也)今は 火種で十分だよ。しばらく ほうっておけば。
その火種がくすぶって くすぶって…。ああ~オレはもう待ちきれないよ。
(波江)でも黄巾賊って中学生のガキが つくったんでしょ?
そんなに大したもの?
(臨也)ガキのくせしてあれだけの人数をまとめるってのがすでに脅威なんだよ。
まあ 黄巾賊の将軍ともオレは知らない仲じゃないしねぇ。


(紀田正臣)≪オレを 引き戻さないでくれ≫
あいつら好き放題 やりやがって!
やっぱ オレたち先輩がいないと話になんねぇっす。
(法螺田)先輩じゃねぇ!将軍だろうが!
ああ~ すみません!
(紀田)ああ。いいって。いいって。
今のオレは将軍なんてもんじゃねぇ。
ただの平民。 つうか。ただの…。
≪ただの… 高校生≫
そう。ただの高校生でいたかったんだ。
オレはオレの平穏を手に入れたわけよ。
仲のいいヤツに囲まれて、適度にデンジャラスな生活をよ。
≪それをぶっ壊しやがって…。許せねぇ杏里に手を出したのは本当に許せねぇ≫
たとえ、何人いようが斬り裂き魔は絶対につぶす。
もしも、ダラーズがバックにいるってんなら、そんときはダラーズをつぶす!
≪オレを 引き戻しやがって…≫
≪ちくしょう… ちくしょう!≫
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(紀田)オレは戻ってきた。決して戻るつもりはなかったのに、
ここへ戻ってきた。
オレと沙樹とあの男の過去に決着をつけるために。

次回 死生有命
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デュラララ!! #16 相思相愛  の感想 [デュラララ!!]

オカルトの街池袋
刀語?
量産型は、オリジナルには敵わない?

杏里、かっこいい。11eye のなんとかみたい!!
刀に寄生して生きてきたって、よくもいいますね。封印してて。
子供がしたオイタを始末しますってか。
罪歌の子供に同化した春菜においたをする。
・・・貞子でもないよね。死なないくて支配される。
   これって、罪歌は、ウィルスみたいなもの?かんりょうの世界も同じ?

静雄、自分の存在意義を見つけて、罪歌のコピーと戦う。

・・・かんべは、インスマスにおかされて、さかなくさい人が多いです。
   くさってます。廃退の村落かんべ。ぴょーごの南東部。15年前
   だから、地震でポセイドンの天罰が!!
   タイタンの戦い以前のやられたところと同じ!?

---------------------------------------------------------------------

♪~
♪~
♪~
(臨也)贄川さん娘さんは、お元気ですか?

(那須島)贄川を知っているのか?
(紀田正臣)はい。名前だけ~。
(杏里)贄川春奈さんって 一体…。

(セルティ)まさか!私より静雄の方が、ずっと強い。

(ハンドルネーム「田中太郎」)半年くらい前から、池袋関係の掲示板やチャッ


を荒らしてるやつですよね?

(門田)逃げろ!

(贄川)とっても とってもとっても
と~っても愛してるわ静雄。

♪~
♪~
♪~
(贄川)あぁ! ああ~!
(静雄)へへっ… 門田。ドア借りるぞ。はあっ!
バキン!
(狩沢)うわぁ~。
(渡草)ああっ!
ドアを楯して。
♪~
(贄川)はっ! あぁ! ああ~!
(静雄)うおぉ~~!
バン!
(贄川)うわぁ!
ガシャーン!
・・・おしまい。

(狩沢)あっ…。
(遊馬崎)あぁ…。
(渡草)で。ドアの修理代は誰に 請求すりゃいいんだ?
・・・いえなにない。

刃物を見るセルティ
影で拾うセルティ

(セルティ ナレーション)<帰ってから新羅に事のてんまつを話した>
<すべてが終わったと>

(新羅)<でも。終わっていなかった>
<むしろ始まりだったといえる>
(セルティ)<長い長い夜になった>
(セルティ)倒れた男のことは門田たちに任せて
襲われそうになっていた女の子を家まで送った。
帝人といつも一緒にいる女の子だった。
私に本当に首がないのか見せてほしいって言うから…。
(新羅)見せた。
(セルティ)帝人と同じように驚かなかった。
最近の若い子はみんな そういうものなのか?
(新羅)いや。若いかどうかは関係ないと思う。
♪~

一人の杏里
ピンポーン(インターホン)
(杏里)はっ!
セルティさん?
玄関にいってみる。そとをのぞこうと
♪~
ピンポーン
外をのぞいてドアを開ける杏里。
♪~
(杏里)あ… あの~ どなたですか?
(春奈)はじめまして。園原さん。私は贄川春奈です。
♪~


(セルティ)そういうわけで、罪歌のこと…。
せっかく調べてもらったのに
悪いけど、もう終わったんだ
(新羅)うん。 いや… しかし何か竜頭蛇尾というかすっきりしないな。


現場にいる静雄と門田達
(門田)さて。これからこいつどうする?
(遊馬崎)とりあえず救急車っすかね~。
(静雄)なんだかよ…。
(5人)ん?
完全にはすっきりしないんだよな。
なんでだ?ちょっと新宿に行って臨也のヤツをぶっ殺してくる。

(狩沢)ねえねえ 絶対シズちゃんってイザイザのことを好きだよね~。
男同士でボーイズにラブってるって感じ?
(4人)それは ない!

(新羅)いや。あながち…。
(セルティ)やめてくれ!
想像すると吐き気がする
(セルティ)それより肝心な…。
(新羅)ん?
セルティが罪歌を机の上に置く
(セルティ)触るなよ。
のっとられるかもしれない。
(新羅)うん。
影をとくセルティ。
(新羅)これが罪歌? 包丁じゃん。
(セルティ)私も驚いたけど。実際この包丁を持っていたヤツは目が真っ赤で
女言葉になってて、愛だのどうだの訳の分からないことを並べ立てたんだ。
(新羅)へえ~ 愛…。
(セルティ)どこか見覚えのある男だったんだが。
そもそもなんで辻斬りと愛が関係あるんだ?
罪歌ってのはサディストなのか?
(新羅)いや。嗜虐趣味とはちょっと違うんだ。
んんっ!罪歌の目的はね人間を愛することさ。
人間を愛して 愛して 愛して愛するうちに 個人でなく
人間っていう一つの種を愛してしまったんだよ。
人類すべてを…。
(セルティ)分からない。愛してるなら、どうして斬るんだ?


杏里と春菜。目をそらす杏里
(春奈)ねえ。園原さん。私がどうしてあなたに会いに来たのか分かる?
(杏里)那須島先生のことですか?
えっと…私は何も関係ないんです。
変な噂が立ってるだけで…。
(春菜)そうでしょうね。でも、私は隆志を愛してるわ。
(杏里)えっ?


(新羅)人間だって、人を愛したらいろいろな行動をして愛を表現するよね?
(セルティ)行動?
(新羅)言葉を使ったり手を握ったり抱き合ったり…。


(杏里)あの… つきあっていたんですか?
(春奈)つきあってたなんてものじゃないわ。
二人は愛し合っていたの。ただお互いにそれが確認し合えるだけで幸せだったわ


そう いつまでもいつまでも いつまでも…。
だけど私は ある日 拒絶されたの。
私は隆志に愛を形にして示そうとしただけなのに!
(杏里)愛を形に… どういうことですか?


(新羅)彼女も愛を行動で表現したくなった。だけど,罪歌は妖刀だ。
愛するにも体がない。
(セルティ)だから持ち主を操って…。
(新羅)人を斬り続けた。何度も 何度も 何度も…
自分の愛を確かめるために。
(セルティ)愛を形にするために…。


(春菜)私は拒絶されたの。隆志に。
いいえ。それは 恨んでないわ。
だって、私は隆志のことを愛しているんですもの。
(杏里)いえ。あの…。
(春奈)隆志が私を受け入れてくれなくても
もしも 私以外のものを好きになっても。許せるわ。でもね…。
(杏里)はっ!
(春奈)隆志に好きになられたそれ自体は許さないの絶対に。
杏里、身の危険をかんじる


(新羅)5年ほど前を境に罪歌は一時姿を消した。
ところがチャットで見るにいまだに愛に満ちあふれているご様子だね。
(セルティ)待ってくれ!新羅。思い出した。
この包丁を持っていた男確かに会っていた。取材記者だ。名前は…。


(春奈)でも、やっぱり人を使うとダメね。
愛を得るためには自分自身が動かなくちゃいけないっていういい証拠ね。
父さんだったら、ほかの子よりもうまく動いてくれると思ったんだけど…
でも、ダメだった。
。。。目が真っ赤になる春菜
だから 私が自分の手で始末をつけるわ。あなたという恋敵に。
(杏里)あの…あの人は、あなたのお父さん…。


グサッ!
(贄川)あっ! あぁ…


(セルティ)確か自分の家の前で斬られたって…贄川周二って男だ。
(新羅)どういうことだろう… えっ?
あれ? ええ~っ!?
包丁をつかむ新羅
(セルティ)大丈夫なのか!? こう あれだ…
なんか 心が乗っ取られそうになったりしてないか?
(新羅)いや。大丈夫。これ罪歌じゃないよ。
だって。ほら見てごらん。
手に取るセルティ
(新羅)なんで、何十年も前から記録に残っている妖刀が
2009年製なのかな?
(セルティ)どうなってるんだ?私は 確かに…。信じてくれ。
(新羅)信じるよ。セルティ。僕がセルティを疑うもんか。
その贄川って男が罪歌の伝説を知っていて、まねをしたのかな。それとも…。
(セルティ)それよりもこれが 罪歌じゃないなら…。
(新羅)ほかに罪歌があることになる。
今もどこかで誰かを操り誰かを斬ろうと…。
♪~
(セルティ)そうだ、チャットは?
      チャットはどうなっている?
(新羅)あ
席を立つセルティ

♪~
(杏里)でも、私は那須島先生のことなんとも…。
(春菜)園原さん。あなたが隆志をどう思っていようと関係ないの。
私は、私の愛のために正しいことをするんだから。私はあなたを愛さないけれど
この子は…罪歌はあなたなんかのことだってきちんと愛してくれるのよ。
。。。刀を出す春菜。目が赤くなる。


掲示板を見ると、罪歌が失敗したことをかき込んでいる。
(セルティ)あっ…。はっ!
(セルティ)罪歌が広がっている。無数に…。
(新羅)この状況を分析しろというのなら一つだけ推測できることがある。
セルティ。想像してみて。愛して 愛して 愛し抜いたら次は何を求めると思う?
(セルティ)分からない。もう十分じゃないか!
(新羅)人間なら、どうかな?お互いに愛し合った後、
今度は二人が共通して愛することができるものが欲しくなるものだよ。
(セルティ)まさか。
(新羅)そう。罪歌は子供を産むんだよ。
斬った人間の魂に子を宿すんだ。
(新羅)あっ!ちょっと待って。このチャットのログを持っていった方がいい。
静雄君のところへ行くんだろう?
手を合わせて、外を見ているセルティ


(静雄)い~ざ~や~く~ん。あ~そ~び~ま~… ああっ?
静雄の後ろにいる臨也
(臨也)な~んでシズちゃんがここにいるのかな?
(静雄)お前を殴りに来たからに決まってるだろう!
(臨也)なんで殴られなきゃいけないのかな?
(静雄)ムシャクシャしたからだ。
(臨也)いい年して。そういうジャイアニズム100%なセリフはよくないよ。

シズちゃん。
(静雄)うるせぇなぁ!てめぇ!どこまで絡んでやがる?
(臨也)いきなり、なんの話?
(静雄)オレの街で騒いでる斬り裂き魔の件だ。
(臨也)ひどい言いがかりだな。
(静雄)訳が分かんねぇで、物騒な事件は99%てめぇが絡んでやがる!
(臨也)残り1%を信じてくれないかなぁ。くれないよね。
(静雄)へっ!


(春奈)あなたのこと調べさせてもらったわ。
くだらない人間よね。
中学のときからずっとずっと張間美香って女の腰ぎんちゃくみたいに生きてきて
男には誰でも色目を使って…。
そうそうそのまえに
(杏里)(心の声)≪どうしたらここから、逃げ出せるのだろう?≫
両親が殺されてるんですって?
(杏里)≪簡単なこと。いつものようにみんな関係ないと思えばいいのだ≫
(春奈)どうして。あなただけが助かったのかしら?あっ。分かった。
強盗にも、色目を使ったのね。まだ、小学生なのに。犯人はロリコンだったのか

しら?
≪そう… だよね≫
。。。刃物をつきつける春菜
あなたは寄生虫。楽な生き方よね他人に寄生して生きてるんだから。
(杏里)楽なんかじゃない…。
(春菜)えっ?なぁに?
(杏里)楽なんかじゃありませんよ。人に依存して生きるのも。
寄生虫って、私もいい例えだと思います。
だけど、寄生しても追い出されないようにするために。どれだけのものを犠牲に

しなきゃいけないか
分かりますか?
(春菜)あはははっ。そうやって自分を犠牲にして隆志に気に入られようとした

わけね。
(杏里)いいえ。那須島先生にはその価値はありません。
(春菜)へえ… そうなんだ。
じゃあ。死んで。
切りつける春菜(さだこ)
ピンポーン
(春菜)うっ…。お友達?
いいわ。あなたの目の前でお友達を刺して、それからあなたを始末してあげる。
(春菜)ああ


ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
臨也、ナイフをもって静雄を威嚇。
(臨也)ん?
ガードレールを引き抜く。鉄人静雄
(静雄)ふん!
(臨也)なっ…。
マジで?
バコッ!
(静雄)くっ!うおぉ~~~!
ヒヒィーーン!
間にわりこむセルティ
(臨也)あっ…。
(静雄)あっ!
キュルキュル…
(臨也)おやおや。
(静雄)セルティ。なんだよ?
セルティ、静雄に掲示板のログを見せる。
(静雄)なんだ?こりゃ。これもてめぇの計算か?
(臨也)セルティが偶然ここに来ることまで計算できるなら
オレはとっくに君の家に隕石でも落としてるよ。
(静雄)ちっ!
セルティが、メットを渡して、後ろにのれって待っているセルティ。

ヒヒィーーン!
(臨也)まったく… 単細胞のくせにどうしてあんなに鋭いんだろうねぇ。
これだからオレはシズちゃんのこと大嫌いなんだよ。
・・・なにかにからんでいた臨也
♪~


杏里、見ている。
ドアをあける春菜
(杏里)あっ!
(那須島)贄川…。
(春奈)隆志!
ああ… 隆志!隆志 隆志 隆志…。
(那須島)ひっ…。
(春奈)隆志 隆志 隆志 隆志!
(那須島)うぅ… ああぁ~~!
逃げ出すこけこまし那須島。
(春菜)あなたに構ってる暇がなくなったわ。
あなたは、みんなに殺してもらう。
(杏里)みんな?
(春菜)本当は、みんなもあなたなんかに構ってる場合じゃないのよ。
まだ、大事なことがあるんだから。ふふっ。
♪~

やってくる刃物をもったやつら。
(杏里)は!
部屋しきりを閉める杏里。
ガタガタガタ…
(杏里)うっ…
ああっ!
追い詰められてしまう。
(杏里)あっ…。
♪~



公園にいったセルティと静雄
集ってくる罪歌の子供達。
愛してる静雄…。
静雄…。
静雄…。
静雄 愛してる…。
(セルティ)なあ。新羅。南池袋公園に一体何人の罪歌が集まってくるんだろう


(新羅)分からない。だけど、セルティ。その中の一人だけがオリジナルの罪歌

だ。
そいつを見つけた方がいい。
(セルティ)分かってる。それが 「母」だな。
(陽子)会いたかったわ。平和島静雄さん。本当にすてきね。
母さんの言うとおり。私の姉妹が倒されたことも私たちはみんな知ってる。
ネットって、便利ね。
(セルティ)≪母はここには、いないのか… なぜ?≫
(陽子)最初は、私たちの意識が言葉を覚えたりするのが大変だったけど
もう母さんと同じくらいはっきりした意識があるわ。
さあ。静雄さん。あなたの強さをみんなの前で見せて。
そして、みんなで愛し合いましょう!誰にも…
そこにいる化け物にも邪魔はさせないわ!お巡りさんたちも来ない。
今ごろ大忙しだからね!
ここから離れたいろいろな場所で姉妹たちが新しい姉妹を増やし続けているから


♪~
セルティから離れて前に出る静雄。影の鎌でかまえるセルティ
(静雄)一つ聞いていいか?
(陽子)何かしら?
(静雄)お前らよ。なんでオレのことがそんなに好きなんだ?
(陽子)強いからよ。あなたのそのでたらめな強さ。
それが私たちは欲しいの。人類すべてを愛するために。人間が優秀な遺伝子を欲

しがるのと同じね。
それにあなたみたいな人好きになってくれる人間なんていないでしょう?
だけど、私たちならあなたを愛してあげられるよ。
(静雄)ははっ。
ははははっ… はははははっ!
はははっ…。
(セルティ)しっかりしろ!静雄。ダメそうだったら、お前だけでも逃がしてや

るから。
(静雄)いや。セルティ。正直な。うれしいんだよ。オレは。
(セルティ)ん?
(静雄)オレは、この力が嫌いで嫌いでしかたなかった。
オレを受け入れてくれるヤツなんて誰もいないんだと思ってな。
だがよ。 こ~んなに… 何人だ?
まあ。たくさんいるわけだ。だから、もういいんだよな?
オレは、自分の存在を認めてもいいんだよな?自分を好きになってもいいんだよ

な?
嫌いで嫌いで消したくて消したくてたまらなかったこの力を…
全力出して いいんだよな?
ああ~ ちなみにオレにとってお前らみたいのは
全然 まったく これっぽっちも好みのタイプじゃないからよ。
まあ とりあえず。臨也の次ぐらいに大嫌いだな。おらぁ!
向っていくジャイアン静雄


(セルティ)新羅。ほかにも気になることがある。
5年前に罪歌が一度姿を消したって言っただろう。
それはなぜだ?5年前に何があった?
(新羅)旅行でもしてたってわけじゃなさそうだな。
可能性としては、誰か…
強い力を持った人間が罪歌を押さえ込んでいたのかもしれない。
(セルティ)強い人間…。


春菜、那須島を追い詰めて
(春奈)ずっとずっとあなたを思ってきた。
あなたも私の愛に応えてくれたよね。
私を金もうけに利用しようとさえしてくれたし。
それから飽きたら捨てようとだってしてくれた。
私は全部受け止めて、許して愛してきたよ。
(那須島)あっ… うっ…。
(春菜)でもね。足りなくなっちゃったの。それじゃ物足りなくなっちゃったの

よ。
そしたら、罪歌がね。私に話しかけてくれるようになったの。
こうやって
。。。手を少し切る春菜
私の血をあげたら少しずつ 少しずつ… ねっ?
。。。刃物を那須島につきつける春菜
(那須島)あぁ… うっ!
(春菜)ねえ、今日こそは、私の愛を受け入れてくれる?
手を那須島の顔につける春菜、血が頬について
(那須島)はっ! ああ~~!

(杏里)待って!
(春菜)あ?
(杏里)はぁ はぁ…
贄川先輩。もう やめてください。その刃物で人を傷つけるのは。
(春奈)どうやって、逃げてきたの?
(杏里)やめてください。
(春菜)まあ。いいわ。どうせまた誰かに助けてもらったんでしょう?
でも、園原さん。あなたなんかに言われたくないわ。
他人に寄生する生き方しか選べなかったような弱い人間に。
(杏里)誰かに依存する生き方しかできなかったわけじゃないんです。
そう生きることを選んだ。ただ それだけです。
(春菜)ふん!屁理屈を。
(杏里)人が強いか弱いかなんて生き方だけで決めてほしくない!
(春菜)ねえ、園原さん。あなた、人を愛したことってあるかしら?
あなたには無理でしょうね。そんなあなたに私が分かるわけない。
私はね。この罪歌を愛の力で支配したの愛の力で。
初めて、罪歌が隆志を斬れって言ったとき、私は必死で抵抗したわ。
でもこの子の声を聞いていたら分かったの。
だから、私と罪歌は母になったの。
たくさん たくさん罪歌の子たちをつくって。愛を伝えているの。愛の力を!
人類すべてを愛し支配するために!
うおぉ~!
。。。春菜、杏里の腕を刺す。
キーン!
(杏里)あ?
(杏里)確かに、私は人を愛することができません。
5年前のあの日から人を愛するのが怖くてしかたなくなったんです。
だから、ほかの何かに依存して生きてるんです。
(春菜)まさか!
(杏里)先輩がほかの人を斬って、罪歌の子供をつくったように。
先輩の罪歌も子供のひと振りなんです。
大本のひと振りは、ほら…。
。。。杏里の腕から出てくる妖刀
(春菜)あっ…。あぁ…。
くるりとみせる妖刀罪歌をみせる杏里
♪~
(杏里)私は、人を愛せない。だから、私は、
私の代わりに人を愛する罪歌に依存して…
いえ、寄生して生きてるんです。
。。。目を赤くする杏里。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(臨也)それは 偽り… それは 真実…。
陰惨な過去と現在が交錯したとき
彼女が得たのは比類のない力。比類のない日常だった。

次回 有為転変
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