SSブログ

デュラララ!! #19 蒼天已死  の感想 [デュラララ!!]

回りくどいお話だな。
杏里が、紀田の行動がおかしいから、見に行ったけど、見つかって逃げ出そうと
捕まるとまずいから、セルティに助け求めて、さらに誤解を重ねる。
そして、妖刀罪歌を抜いてしまう杏里。
もう、切り裂き魔=ダラーズの構図になってしまう。
紀田、もう自分でチームを押さえつけれない。それで門田に会いについに立つ?
竜ヶ崎は、臨也に黄巾賊の過去、現状を知る。でも、友達がリーダーであること
をしらない。
狭い世界で大きな火種がくずぶる。おもしろがる臨也。問題を起こさせようと。
事実を知れば、あっけないものでも、明かせない三つどもえ。

黄巾賊には、昔の抗争時のメンバーが入っている。だから、ケンカばやい。
(どこかの政党とにてないか?)

---------------------------------------------------------------------

♪~
♪~
♪~
(竜ヶ峰帝人)その正臣はどこに。
(杏里)さっき帰りました。何か用があるって…。

(臨也)しばらくほうっておけば、その火種がくすぶってくすぶって…。

(紀田正臣)オレたちはもう終わった。 フィニッシュ。

(セルティ)自分が正しいと思うことをやったんだろ?

(遊馬崎)これってダラーズのリーダーっすかね?
もしも ダラーズが バックにいるってんなら、そんときはダラーズを つぶす!

♪~
♪~
♪~

黄巾族から逃げる杏里
(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
こっちだ!
(杏里)はぁ はぁ はぁ…。
(法螺田)あっちだ!
ゴロゴロ…(雷鳴)
(法螺田)お前らは、あっちだ。入り口をふさげ!
(杏里・心の声)≪どうして…どうして 紀田君が…≫
(□原・ナレーション)<少女は 走る。ただ追いすがる影から逃れるために>
<彼女は 知りたかっただけだ。真実を>
♪~

(比賀)ったく めんどくせぇな。
どこ行きやがった?
逃げられやしねぇさ。
(杏里)≪どうして 紀田君が…どうして≫
(□原)<何も感じられない>
<自分が見たものに対する衝撃だけが 心の中に響いていた>



杏里、退院の日
(看護師)よかったわね思った。より早く退院できて。
(杏里)ありがとうございます。お世話になりました。

コトッ カタカタ…
。。。おもちゃを落としたけがをした子供
うっ…。あっ。

♪~

(杏里)はい。
ありがとう。

(□原)<斬り裂き魔事件はあの夜以来パタリとやみ
街は平静を取り戻していた。
園原杏里にとっても何事もない日常が戻ってくるはずだった>

病院を出たところの杏里
(竜ヶ峰)園原さ~ん!
よかった。間に合った。委員会で遅くなっちゃって。
(杏里)竜ヶ峰君。
(竜ヶ峰)明日から登校するって聞いたけど大丈夫なの?
(杏里)はい。もう平気です。
(竜ヶ峰)あっ。荷物持つよ。
(杏里)あっ。いえ、大丈夫です。
(紀田)持たしてやんなよ!
それが持ちたくて、帝人君は猛ダッシュしてきたんだからさ。
杏里。こいつ、朝から何べん オレに言ったと思う?
「園原さん 今日 退院だよね!」。
「明日 登校して 大丈夫かな?」。
「杏里って エロかわいいよね」。
(竜ヶ峰)最後のは言ってない!
(杏里)あの…。竜ヶ峰君も紀田君も何度もお見舞いに来てくれてありがとう。
(竜ヶ峰)いや。そんな…。そういえば正臣さっき病院から出てきたよね?
(紀田)あっ ああ。ちょうど 入れ違っちゃってね。
(竜ヶ峰)ふ~ん。あっ。そうだ。園原さん。
休んでた間の授業のノート僕のでよかったら貸すけど。
あっ。字が汚くて読みづらいかもしれないけどそれでもよければ使って。
ああ~ ちょっと待ってね…。
♪~
(杏里)≪紀田君が何か違う…≫
(葛原)<少女は、少年に漠然とした違和感を感じていた>
<少年が初めて病室を訪れたときから>

《はい これで 大丈夫》
♪~
(杏里)《紀田君?》
(紀田)《杏里。それ どうして…》
《あの… 大したことないんですちょっと 斬り裂き魔に…》
《なっ!》
(杏里)《あっ。でも ほんと全然 大したことないんです》
《くっ!》
携帯電話の音


携帯電話の音
(紀田)ごめ~ん。ヤボ用出来ちゃった。
姫をおうちへ送る役目は、プリンス帝人に譲ってあげよう。
この先100年チャンスはないと思え。
じゃあな。
(竜ヶ峰)あ… 明日ね!
(葛原)<そうして得体の知れない不安が彼女を包む>


(紀田)オレが行くまでそいつらに勝手なまねさせるな。いいな!
♪~

(田中太郎)最近黄巾賊の人たちがますます増えましたね。
(甘楽)ほんとですね-
(甘楽)ハッキリと姿が見える分、ダラーズより目だってますね
(セットン)あの連中、昔からいますけど
(セットン)最近なんか、変わってきてるような
(田中太郎)変わってきてる?
(セットン)よく解らないですけど
(セットン)昔の黄巾族と違うというか・・・
(セットン)なんか
(セットン)昔より暴力的になってるような気がします

-- 罪歌さんが入室しました

(田中太郎)あ、罪歌さん、こんばんわー
(甘楽)こんばんわー
(セットン)いらしゃーい
(罪歌)こんばんは です
(罪歌)あの すみません
(田中太郎)なんで謝るんですか
(甘楽)最初の時はネットに慣れてなかったから
(甘楽)ウィルスとかに引っ掛かってあんなことになったんですよね?
(甘楽)それじゃ、しょうがないですよー
(罪歌)すみません すみません

えっへへへ

(田中太郎)謝りすぎです(・・;)

(甘楽)ところで罪歌さん。黄巾賊って カラーギャング解ります?
(罪歌)まちにいる きいろい ひとたちですか
(甘楽)そうそう、それです
(甘楽)もうひとつダラーズっていうよく似た集団があるんですけどね
(甘楽)その二つの組織がこの前の斬り裂き魔事件のせいで…。
(甘楽)今、色々と危ない状況なんですよー
(罪歌)あの
(罪歌)どういうことですか?
(セットン)よしましょうよ、甘楽さん。
(セットン)詳しく知らない人にいきなりそんな話しても
(甘楽)いえいえ
(甘楽)池袋に住んでるんなら知ってくちゃ
(甘楽)こないだの斬り裂き魔事件、結局、犯人、捕まってないじゃないですか。
で、黄巾賊にもダラーズにも被害者が出てるんですけどね。
どうもお互いがお互いを犯人だと思ってるっぽいんですよねー。

掲示板を見る杏里
あっ…。

(田中太郎)ダラーズの方は そんなに拘ってないみたいですけど…。
(田中太郎)お互いの事をよく解ってないんで、誤解もあるんだと思います
(甘楽)なんにせよ。斬り裂き魔の真犯人が両方の手でリンチにでも遇わないと…
(甘楽)このままいったら池袋に血の雨が降りますよー。
(甘楽)怖いですよ-
(甘楽)抗争って奴ですね!

見ている杏里、

セットンさんから内緒モードのお知らせです と携帯に表示される。

(セットン)杏里ちゃんが気にすることないよ。
(セットン)連中が勝手に暴走してるだけだから。
(セットン)真犯人でもない
      杏里ちゃんが自首とかしても関係ないから。
(セットン)早まっちゃ駄目だよ。
(セットン)今の警察は本当におっかないから
(セットン)本当に おっかないから…
(セットン)本当に怖いからね…。
(セットン)とくに交機は!

ううう

(罪歌)すみません ありがとうございます

(竜ヶ峰)えっ?
(臨也)ふっ。
(セルティ)≪あっ!えっと… そっか≫

(セットン)内緒モードのやり方は今度詳しく教えるからね。

ああ

(罪歌)あの すみません わたし きょうは これで
(田中太郎)あ、はい
(田中太郎)罪歌さん、お疲れ様でしたー
(甘楽)おやすー
(セットン)どもー

-- 罪歌さんが退出しました

(セットン)んじゃ、私もそろそろ落ちますね。
(田中太郎)ではまたー
(甘楽)お疲れ様でしたー

-- セットンさんが退出しました

(田中太郎)甘楽さん、斬り裂き魔の件…。
(甘楽)なんか分かったら知らせる。格安でね。
(田中太郎)この街のどこかに真犯人がいるはずです。
(田中太郎)早く捕まってくれれば、黄巾賊とダラーズの間の誤解も解けると
思うんですけど。


街がでのけんか
バキッ!
うわぁ!

(甘楽)そう簡単にいくかな。
黄巾賊もダラーズも一枚岩じゃないからねぇ。
私利私欲に走って。抗争って名目でカツアゲとかするヤツらも出るだろうし。


(紀田)はぁ はぁ…
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
ウウゥーー!
(紀田)あっ! はぁ はぁ…。

(甘楽)このまま進めば
(甘楽)本当の抗争になるだけさ。
(田中太郎)そんなこと… させませんよ。
(甘楽)どうかな?
(甘楽)もう止められないんじゃないかな。
(甘楽)黄巾賊の方は君には止めようがないしね。
(田中太郎)それでも…
(田中太郎)させません。
(甘楽)ふ~ん 楽しみにしてるよ。


(葛原)< なんとかしなければ…>
<身の内にひと振りの妖刀を宿す少女は思う>
<なんとかしなければ…。額縁を通して世界を見てきた少女は思う。しかし…>
<額縁を越えて彼女の世界を訪れてくれた少年は、すでに 捕らえられていた>
<自らの過去という重いくびきに>
携帯が鳴るがとらない紀田
<彼は もう 逃れられない>
携帯が鳴る


三人で帰る途中
携帯が鳴る
(紀田)もしもし。 ああ~ そう。分かった。
そんじゃ。すぐ行くわ。
悪い!友達がなんか。急用あるっつうからさ。
(竜ヶ峰)あっ。そうなの?
(紀田)恨むならオレの友達を好きなだけ、恨んでくれ。
恨むなら、タダだしオレには被害がない。
まさに一石二鳥 一夫多妻だからな!
(竜ヶ峰)一夫多妻?
(紀田)じゃあ。また明日な~~!
走り去ってしまう紀田。
(竜ヶ峰)はぁ…そんなに急ぎの用事なのかな?
(杏里)紀田君。最近、ちょっと様子がおかしいと思いませんか?
(竜ヶ峰)そうかな。気のせいじゃない?
♪~

(竜ヶ峰)う。ああ
(杏里)あっ。ごめんなさい。私、ちょっと 用があるので。
じゃあ。
(竜ヶ峰)えっ?あっ…。

ゆうべ ダラーズのメンバーが黄巾賊にカツアゲされたんだってな?
ああ~ なんか間一髪で死人が 出るとこだったらしいぜ。
黄巾賊の方は、斬り裂き魔はダラーズの仕業だって言ってるけどな。

(葛原)< このままではいけない。ダラーズを率いる少年には分かっていた。
しかし 彼は、まだ自らも駒の一つとして盤上にいることを知らない>
。。。臨也の盤上

(サイモン)お客さ~ん。スシ。食いネ~。スシは日本の心ネ。演歌ネ~。
(遊馬崎)出前取るとコサックダンス 踊ってくれるってほんとっすかね?
(狩沢)けど。ゆうべの子たちサイモンが出前に出ててツイてたねぇ。

サイモンがとめる。
(サイモン)《この棒 振り下ろしたら。アナタ スシのネタになるネ。
人間ズシ。オオ~ 痛いし マズイネ~》
うう。

(門田)ツキってのはそうは続かねぇもんだ。ん?
門田、紀田を見かける。
♪~
(門田)ったく。イヤな雲行きだぜ。
♪~


杏里、着替えて、街に出る。
≪誰か黄巾賊とダラーズのことを知っている人はいませんか?誰か…≫

うちのボスは、紀田正臣です。「母さん」と一緒にいるのも見たことがあります。
ああ。
「母さん」の… 大事な友達の敵を取るんだと言ってました。
(杏里)そんな…。
(葛原)<もちろん彼女には信じられない>
<だが 「子」は「母」である少女にうそをつくことはできない>
(杏里)紀田君は?
今日、集会に来ます。
(杏里)その集会に案内してください。
<そうして…>
う。
<彼女は すべてを知った>
ああ
ザァーー(雨音)
≪紀田君が…≫

この奥じゃねぇかな?

(葛原)<逃げなければ…>
(罪歌)簡単じゃない。私がみんなを愛してあげる。
≪どうして 紀田君が…≫
(罪歌)黄色の子供らも体を斬り裂いて愛してあげる。
(葛原)<捕まったらどうなるのだろう?>
(罪歌)人を愛せないあなたの代わりに愛してあげる。
(杏里)≪誰も 傷つけたくない!≫
(葛原)<自分が化け物だと少年に知られてしまう>
<少女は その恐怖におののく>

狭くて無理っすね。
(紀田)オレが行く。

≪紀田君!?≫
≪助けて… 誰か。助けて!≫

ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
おい!あれ…。

(葛原)<雨の中にたたずむのは。デュラハンの女>
(紀田)あっ。

□(メール着信音)
 今着いた
 どこにいる。
メールを見て、返事を返す杏里。
<追い詰められた少女に
 ただ一つできたことは自分と同じこの世に存在しないはずの者に
 助けを求めることだけだった>

(比賀)あ… あいつ。バイクで塀を乗り越えてきたんですけど。
(紀田)あいつなら ありえる。

□(メール着信音)
杏里からの連絡のメールを見るセルティ

(紀田)動くぞ。
あっ。
♪~

通り過ぎるセルティ
(紀田)くっ!
(法螺田)うわっ!
ヒヒィーーン!
おい…。
おおっ…。
(法螺田)マジかよ…。

(杏里)セルティさん!
(セルティ)事情はあとでね。逃げるよ。後ろに乗って。
(杏里)は… はい!
杏里、セルティの後ろにのる
♪~
セルティが影でメットをかぶせる
(杏里)あっ… ありがとうございます。
(セルティ)しっかりつかまってて。
ヒヒィーーン!

(法螺田)うおっ!?
うわぁ~!
♪~

(紀田)あんた。昔っから見かけてるけどさ。
そのライダースーツの線.
ちょっと男にしちゃ細すぎると ふんでたんだよねぇ。
男ならどうでもいいけど。女ならそのライダースーツだけでも愛せるよ。オレ。
尼さん、愛せば袈裟まで愛す。
(セルティ)≪う。こいつ。いつも帝人や杏里と一緒にいる…≫
(杏里)うっ…。
(セルティ)≪ん?なるほど、こいつに顔を見られたくないと。
 事情は分からないが。了解だ≫
♪~
影をだして、威嚇するセルティ

なんだ?
ヒヒィーーン!
♪~

影を見る紀田。デュラハン
セルティ、強行突破
♪~
うわぁ~!
(法螺田)ううっ!くそ~  化け物が!
(紀田)よせ!
鉄棒を投げつける。
気づいた杏里が、刀を出して斬ってしまう。
ガキーン!
(法螺田)ああっ…。
(葛原)<その姿はまさに 伝説の首なし騎士>
(紀田)あっ あぁ…。
走り去ってしまう。
<彼らの中で一瞬にして情報の断片が統合される>
<斬り裂き魔のような刃を握った侵入者>
<それを助けに来た。黒バイク>
<そして黒バイクは、ダラーズだという噂>
<彼らは、一つの結論に至る>
<斬り裂き魔は、ダラーズ>
<少年は、自分の結論が正しいのかどうか。分からない>
<ただ、確かなことは。彼がどう考えようとこの事態を体験した仲間たちを
もはや制することはできないということだ>

(紀田)なあ。デュラハンって知ってっか?
えっ?ああ~ 知らないっす。
(紀田)これから死ぬヤツの家を訪れる首なし馬に乗った首なしの騎士なんだってよ。
まあ。死神みたいなもんだ。
えっ?
(葛原)<少年は ふと思う>
<自分たちの中で誰かが 死ぬのかもしれない…>

(紀田)どうして、こんなときに沙樹に会いたいなんて…。
♪~

<蒼天 已に 死す>
<空は 死んだ。それは 「三国志」の中で黄巾賊が立ち上がったときの旗印だという>
♪~

(紀田)確かに青くない。
まあ。黄色くもないけどな。



-- 田中太郎さんが入室しました

-- 甘楽さんが入室しました

(甘楽)こ~んばんわっと
(甘楽)あ、太郎さんだけですか~?
(田中太郎)こんばんは

(田中太郎)そうみたいですね

(甘楽)いきなり内緒モードですか。
(田中太郎)ちょっと聞きたいことがあって。
(田中太郎)あの
(田中太郎)黄巾賊ってずっと以前から、池袋にいたんですか?
(甘楽)三年前くらいからですよ~
(甘楽)最初は大人しい集団だったんですけどね~

(葛原)<ダラーズを率いる少年は
黄巾賊とブルースクウェアの忌まわしい抗争を知る>
<その生贄となった少女が親友のかつての恋人だとも知らぬまま…>
<そして、語って聞かせるその男が少女の心を支配し
 親友に対して癒えぬ傷を刻印したとも知らぬまま…>

(甘楽)栗楠会の四木さんっていう人に睨まれて
(甘楽)一切の商売ができなくなちゃったらしいですよ~
(甘楽)なおかつケンカを売っちゃいけない人に
    ケンカを売っちゃって
(田中太郎)… … じゃあ結局、黄巾族だけが残って
(甘楽)どころがブルースクエアは死んじゃいかかったのさ
(田中太郎)どういうことですか?
(甘楽)黄巾族のリーダーが抗争に嫌気がさして
(甘楽)チームを離れた後
(甘楽)彼らは黄巾族に入り込んだ
(田中太郎)えっ… つまり合併したってことですか?
(甘楽)単純に言えばね
(甘楽)互いの組織に誰がいたかなんてリーダー格の人間を除けば
いちいち調べたりしないだろうからね。
(甘楽)青い服を脱いで、あとは
(甘楽)黄巾族に入りたいです
(甘楽)って言えば、
(甘楽)それでOKなだけさ
(田中太郎)でも。それって辞めたリーダーの人は…。
(甘楽)知らないだろうねぇ。
(甘楽)自分の恋人を病院送りにした連中が
(甘楽)昔の自分の仲間とつるんでるなんて
(甘楽)君も気をつけなよ
(甘楽)ダラーズと黄巾族を掛け持ちしてる奴も
    いるみたいだから
(田中太郎)だからこそ僕らがかかわりないってことを
ダラーズの中に回せば
その人が黄巾賊に伝えてくれるかもしれません。
(甘楽)本当にダラーズの仕業じゃなければね
(甘楽)ダラーズに規則はないし。君も全員の行動を管理してるわけじゃない。
(甘楽)君の知らないところで…
(甘楽)ダラーズの一部が
(甘楽)切り裂き魔になっているのかも知れないよ
(甘楽)つまり。それが ダラーズのシステムさ。
(甘楽)このまま 君が“こっち側”に くるつもりなら…。
(甘楽)その辺は覚悟しておいた方がいい
(田中太郎)肝に銘じておきます

ふう、考え込む竜ヶ峰。
♪~


学校に来た杏里
(竜ヶ峰)おはよう。

(竜ヶ峰)おはよう。
(杏里)あっ おはようございます。
(竜ヶ峰)どうしたの?なんか元気ないみたいだけど。
体調。まだよくないんじゃ?
(杏里)あっ。ううんそんなことないです。
(滝口)おはよう。
(竜ヶ峰)あっ おはよう。
(滝口)ああ~ さっき駅前で紀田に会ったんだけど。今日休むからって。
(竜ヶ峰)えっ どうして?
(滝口)さあ?理由は言わなかったけど。
(竜ヶ峰)そう…。
(滝口)じゃあ。
(竜ヶ峰)あっ ありがとう。


病院の沙樹に会いに来ていた紀田
(沙樹)正臣は過去から逃げられないよ。
今 悩んでるのだって。過去に絡んだことなんでしょう?
逃げられないんなら戦って倒しちゃえばいいじゃん。
(紀田)お前との過去についても戦って清算できるもんならしたいけどな。
(沙樹)どうして できないの?
(紀田)沙樹と戦うなんて。できるわけねぇって。

(葛原)<ただ 居場所が 欲しかった>
<新しい街のことを幼なじみの少年に伝える度に
 街から借り物で着飾っている自分の存在に疑問を持った>
<今ならば分かる。かつて 黄巾賊という集団の中で自分の帰るべき場所は
 三ヶ島沙樹というただ一人の人間だけだったのだと>
<そして、今は新しい居場所となった大切な友人のために動いている>

♪~


車に寄りかかっている門田
(門田)ったく。また 降ってきやがった。
(紀田)門田さん。
(3人)あっ…。
♪~

(門田)あっ…。 戻ったのか?
(紀田)はい。
(紀田)ここじゃ なんですから…。
♪~
♪~
♪~
♪~

(狩沢)「世界は虚構だ」って偉い人が言った。
(遊馬崎)「世界は記号だ」って偉い人が言った。
(狩沢)忌まわしい過去は 妄想の産物。
(遊馬崎)そんな現実 存在しなかったそれでいいじゃないっすか。

次回 「黄天當立(こうてんまさにたつ)」
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0