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デュラララ!! #15 愚者一得  の感想 [デュラララ!!]

ブクロの最強を調べる贄川。
いろいろとつたって調べる。やっぱり平和島静雄が最強。
でも、切り裂き魔にさされて、病院へ、取り憑かれしまう。

罪歌、掲示板に乱入する。なぜか、静雄の名が。

下校をする杏里、家に帰らず彷徨って、その後をつける贄川。
いつまにかに取り憑かれて、赤い眼。
杏里を襲うが、門田にはねられ。セルティにはねられ、
とどめの静雄にやられて、ジエンド!?
せつないねえ。最強とやれたが、これじゃね。

愚者一得?なんじゃそれ?愚者の石?の目かな

-----------------------------------------------------------------

♪~
♪~
(ハンドルネーム「甘楽」)来良学園の生徒が斬り裂き魔にやられたって!

(森厳)彼女の体を中心として周囲の方を
災厄に投げ込むのがよいのではないかね。

(贄川)春奈 ちゃんと 飯 食ったか?

(陽子)池袋最強?
(贄川)そう。最強。

(セルティ)私が 首なしじゃなかったら死んでいたところだ。
(静雄)よし 殺す! 確実に殺す!めらっと殺す!

(トム)静雄!

♪~
♪~
♪~
(贄川・ナレーション)<飛んだ…>
<飛んだ!?>
(贄川)うっ!
電柱がおちてくる?
ガシャン!
<私はただ。知りたかっただけなのだ>
<池袋…。このガラクタを詰め込んだような街のエネルギーの源を>
<日々、膨れ上がる欲望の街の真相を>
<そして この街最強の男を>
<半年ほど前、東京災時記の特集。池袋最強伝説の取材で出会った男>
<空気…男のまとっていた空気が変わった>
<そうとしか表現することが…>
(静雄)てめぇ オレに暴力を振るわせやがって。神か? 神気取りか!? ああ?
(贄川)ががが…がが…。
(トム)おい 静雄 行くぞ。
(静雄)う~っす。次、どこでしたっけ?
(トム)あのセクハラ先生だよ。
(静雄)ああ~。
<すごい。彼は、三流雑誌にゴシップ記事を書くだけの毎日を送っていた私に
若かったころの純粋な気持ちを取り戻させた>
<好奇心。そう。強烈な好奇心>
<私は最強の男のすべてが知りたい>
<だが、その後すぐに起こった騒動のせいで記事は先送りとなった>
<事件の詳細は、知らないが。街はどこか 一層魑魅もうりょうが
うごめく魔都の気配を濃くしていた>
<この街で何かが起ころうとしている>
<そして、そこには 最強の男もなんらかの形でかかわっているに違いない>
<ブクロ特集の取材を再開した私は。彼の周辺から情報を集めていくことにした



(サイモン)オオ~。静雄~。ワタシのマブダチヨ~。イクラ ドウゾ~。
(贄川)いや。頼んでないけど。
(サイモン)オオ~。静雄の友達ワタシの友達ネ。
お買い上げアリガトウゴザイマス。マイド~。 ハハハ~。
(贄川・心の声)≪この日本語はわざとか?≫

(サイモン)最強?なんのコトか 分からないネ。
静雄、いいヤツ。
(贄川)見たことはないですか?ケンカしてるところとか。
オオ~。ケンカ、よくないヨ~。
平和が、イイヨ~。見るがイイヨ~。
ミルガイ イイヨ?コチラ、ミル貝1丁~。
・・・どさくさまぎれに自分で客の注文とする。
(贄川)、いや、ちょっと…。
(デニス)ダメだよ お客さん。サイモンは平和主義だからケンカの話なんか。
(贄川)いや。私は、ただこの街でいちばん強いのは 誰かって…。
(デニス)そういう話なら、その道の専門家に聞いた方がいいね。
んん~
もし、本当に知りたいなら…。
♪~
893と対面するおやじ
目出井組系粟楠会幹部四木氏の談話
(四木)池袋最強ですか?
(贄川)はい。こちらならその手のお話にお詳しいと伺ったもので。
(四木)ケンカってことなら、今はもうそういう時代じゃないってのは分かりま

すよね。
我々がやってるのは、体より頭を使う仕事ばかりですよ。
そうクリーンなね。
≪クリーンね…≫
(四木)そりゃ。もちろんなめられたら終わりですから。
売られたケンカなら、たとえ素人さんでも。刃物出そうが、ハジキ出そうが
徹底的につぶしますよ。ただ…
ふぅ~。実際、暴れてるのは我々のようなプロじゃなく。
アマちゃんの子供ばかりですよ。
ええ。ダラーズだの 黄巾賊だの。まあ、こっちの商売に支障がないかぎり我々

はノータッチですから。
最近じゃ、首なしライダーだの斬り裂き魔だの都市伝説みたいな連中もいるよう

ですが。
ふん!そうですね。この街で最強といえば。平和島静雄。
(贄川)やはり。彼ですか。
(四木)きれいなケンカをする者だと聞いてますね。
どちらにしろ。この手の話なら我々よりも詳しい情報屋が一人いますよ。
(贄川)ほんとですか。ぜひ、紹介願います。
(四木)そのかわりってわけじゃないがブンヤのだんな。
うちの商売については…。
分かってますよね。
(贄川)あっ… あぁ…。
・・・他言に無用


(臨也)で。誰から僕のことを?
新宿の情報屋。折原臨也の談話
(贄川)ええ。まあ… 情報元はその~。
(臨也)まあ。いいや。東京災時記ですよね。
妙な事件とかチーマー 紹介してる。次号は池袋ですか。
(贄川)そこまで ご存じでしたら話が早い。
実は、池袋最強を決めるというコンセプトで書こうと思ってまして。
(臨也)最強ねぇ…。あの街では強い人は ごろごろいますけど。
素手のケンカなら寿司屋のサイモン。
なんでもありならシズちゃん。
(贄川)ごほごほごほっ…。
シ… シズちゃん?
(臨也)平和島静雄。
どうせ彼のこと聞きに来たんでしょ?
(贄川)ええ。まあ。その静雄さんっていうのは…。
(臨也)不愉快だね。
(贄川)えっ?
(臨也)あいつのことなんてオレが知ってれば十分だ。
オレは、ヤツが苦手だから、知ろうとするけど。
それだって不愉快だし話したくもない。
(贄川)そこをなんとか。
(臨也)ふぅ~。
(臨也)ところで 贄川さん娘さんは お元気ですか?
(贄川)えっ?
(臨也)あんなことで、転校するなんて。
親としては心配でしょう。
(贄川)なっ…。
(臨也)半年前、平和島静雄に接触して街灯とともに空を舞った雑誌記者。
あの街でいろいろかぎ回られるとこっちの仕事に支障が出かねないんでね。
(贄川)あんた 一体…。
(臨也)もう知ってると思うけど。今、あの街はいろいろと物騒なことが起こっ

ててね。
(贄川)それは、ダラーズと黄巾賊の抗争のことと関係が…。
(臨也)それもあるし。そのきっかけとなった斬り裂き魔の事件。
(贄川)斬り裂き魔?
(臨也)ただでさえコントロールの利かない都市伝説がいるってのにこれ以上…


あっ。そうだ。平和島静雄について聞きたければあいつと仲のいいヤツを紹介し

てやるよ。
(贄川)<情報屋 折原氏は意外な人物を紹介してくれた>
(臨也)ああ~それと。これはためになる忠告。
シズちゃんの前で弟の話はしない方がいい。


<半年前に、教えてほしかった>
<娘の話は不意打ちだった>
<私には高校2年になる娘がいる>
<妻に逃げられてからは二人で暮らしてきた>
<正直尊敬されているとは思えない>
<私が、ただ金のためだけに記事を書くようになったのは娘のためだった>

(セルティ)どうも。運び屋のセルティです。
運び屋のセルティ氏の談話
(贄川)その…。
(セルティ)ああ。静雄は気の許せる友達ですよ。私にとってはね。
(贄川)はあ…。
(セルティ)ただ、怒らせると怖いかな。
(贄川)実はですね。この街でケンカNo.1は誰なのかっていう企画でして。
(セルティ)あなたのところの雑誌。そういうの好きですよね。
暴走族ランキングとか。
(贄川)いや。恐縮です。
ともあれ、街の人の中にはあなたが最強なんじゃないかって人もいるんですが…


(贄川)≪笑っているようだ≫
(セルティ)まさか!私より静雄の方がずっと強い。あいつは感動的なくらいや

ばい。
なんていうのかなケンカとか格闘技とかじゃなくて。
あいつが狼男とか魔人とかいわれても納得するね。
あっ宇宙人は… ちょっとイヤだな。リトル・グレイトラウマなんだよね。
ともかく、格闘技でどんなに鍛えた奴でも拳銃で撃たれたら終わり。
そう。あいつの強さは拳銃のそれだ!
比べること自体がナンセンスなんだ。
(贄川)<感動した。私が身をもって体験した平和島静雄の強さを
この都市伝説の人物がこれほど雄弁に語ってくれるとは>

<そう。あれは別次元の強さ>
<おそらく脳に起きるアドレナリンの作用で極限の力を発揮するのだろう>
<人間の限界を超えた一瞬の力はまさに規格外>

(贄川)よく分かりました。あの~これは単なる好奇心ですが。
(セルティ)なんですか?よろしければヘルメットの下を見せていただけません

か?
あっ。その~ 無理にとは…。
ヘルメットをぬぐセルティ。見てしまう贄川。
ああ

バイクでいってしまうセルティ
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(贄川)いや… そんなはずは…。
(贄川)<そうだセルティ氏は、手品師に違いない>
<気を取り直して私は 取材を続けた>
<聞こえてくるのはダラーズと黄巾賊の抗争の噂>
<徹底して無視を決め込むダラーズに黄巾賊のリーダー 将軍が動くのではない

かといわれていた>

(贄川)一体 どんなヤツなの?
オレらも知らねぇっす。
黄巾賊の若い連中も知らないんじゃないかな。
(贄川)<黄巾賊のメンバーに折原臨也にだけはかかわるなと厳命しているとい

う将軍の正体>
<まさか… 最強のあの男>

切り裂き魔の現場にいく記者
<頻発する斬り裂き魔の事件。黄巾賊はそれがダラーズの仕業だと考えているら

しい>
<数日前、ここで女子高生が襲われた事件でただ一人助かった少女がいたという


<私はふとその少女を自分の娘と重ね合わせてみた>
<斬り裂き魔に襲われる娘を命懸けで守る父親>
<だが、今の私には娘は理解できない宇宙人だった>
<ダメだ。今日こそ向き合おう愛する娘と…>
グサッ!
あっ!
あっ… あぁ…。
・・・切り裂き魔に刺されましたとさ


(セットン)ばんわー
(田中太郎)甘楽さん、こんばんわ
(甘楽)知ってますか-、
(甘楽)今日の通り魔の被害者、
(甘楽)あの『東京ウォリアー』で東京災時記の記事
    書いてたひとらしいですよ
(田中太郎)へー。
(田中太郎)雑誌の記者さんなんですか
(セットン)・・・え!?本当ですか?
(甘楽)もー、私が嘘ついたことありますか~
(セットン)無事なんですか?
(田中太郎)セットンさん、知り合いですか?
(セットン)あ、いや・・・
(セットン)その記事のファンだったんですよー
(田中太郎)へー、今度読んでみようかな
(田中太郎)それにしても怖いですね
(セットン)警察には頑張って欲しいです
-- 罪歌さんが入室しました
(甘楽)キタ-----
(田中太郎)あ
(セットン)れ?
(罪歌)斬った
(甘楽)斬った---ッ
(罪歌)今日、斬った
(甘楽)斬りたいのはこっちだってんですよ!
(罪歌)でも、まだ、だめ、、、強い人、好き
(セットン)罪歌さん、ばんわ-
(甘楽)無駄ですよ、セットンさん。こっちのレスには
    反応しないです
(罪歌)もっと、斬らないと
(田中太郎)なんだか不気味ですよね。
(田中太郎)人を斬ったのなんだのって・・・・・・
(田中太郎)切り裂き魔だったりして・・・・・・
(甘楽)あははは。ナイス!
(罪歌)強い人、見つけた。
(罪歌)静雄
(セットン)え?
(罪歌)平和島、
(罪歌)静雄
(田中太郎)え?
(田中太郎)静雄さんの知り合いですか?

罪歌 平和島 と打ちまくる

見ているセルティ
竜ヶ峰
臨也

罪歌 静雄、平和島、静雄 とうちまくる。
(罪歌)愛する。・・・・
(罪歌)私が平和島を
(罪歌)斬る、私が平和島を、愛する、、、斬る
・・・・
(罪歌)愛する静雄
(罪歌)母の望み、平和島
(罪歌)母の望み、静雄、母の望み、静雄、愛する
(罪歌)平和島、母の望み、斬る
(罪歌)愛する、静雄、
(罪歌)斬る、私が平和島を、愛する、、、斬る
(罪歌)私が、斬る、平和島
(罪歌)愛する、静雄、母の望み
(罪歌)母の望み
(罪歌)静雄
---罪歌さんが退出しました



♪~
杏里の夢の世界。
不思議な世界。
家族と一緒にお食事。
鍋をあけると、ケーキに変わる。
(杏里)うわぁ~!
杏里 たくさん食べてね。
太るぞ 杏里。
(杏里)大丈夫。運動するもん。
はははっ。冗談だ。たくさん食べなさい。
(杏里)これからもずっと一緒だね。お父さん。お母さん。
(3人)あはははっ!
目をさます杏里
(贄川)<少女は毎日夢を見た>
<幸せな家庭。それも絵に描いたような>
<だが、それは消え去った幻>
<彼女の両親は5年前に死んだ。忌まわしい事件によって>
<ただ一人生き残った彼女は今もこうして夢を見る>
<決して、手の届くことのなかった幸せな家庭を>
<彼女から両親を奪った惨劇。それはこの街に斬り裂き魔が初めて現れた事件だ

った>

学校で、那須島に声をかけられる杏里
(那須島)杏里。体育祭の準備なんかしてもう大丈夫なのか?
(杏里)えっ…。ええ…。

(贄川)<自分はずるい人間だと思った>
<教師の魂胆は、見え見えだったが。彼女はそれに立ち向かいもせず心を閉ざし


 状況が通り過ぎるのを待つのだった>

(那須島)また、狙われるかもしれないし。一人じゃ危ないぞ。
(紀田正臣)また、セクハラっすか?

<自分は、彼らに寄生して生きているのだと少女は自覚していた>

(竜ヶ峰)正臣。園原さん。
(紀田)ほ~ら。意気地なしの登場だ。
(竜ヶ峰帝人)ごめん。待った?
(紀田)待ちすぎて化石になるかと思ったぜ。
(竜ヶ峰)ええっ? ルート3点。
(紀田)ルート? ルートって何?せめて、マイナス20点とか分かりやすいつ

っこみにしてくれよ。

(贄川)<気がつくと私は 病院のベッドに寝ていた>
大丈夫。しばらく安静にしてればよくなりますよ。
1週間くらい入院が必要ですから。あとで…。
<記憶が 欠落していた>

あっ。ダメダメ!まだ、起きちゃ。

<そんな暇は今の私にはない>

ちょっと、贄川さん!?


3人は別れる。
(紀田)じゃあな。
(竜ヶ峰)また明日ね。
(杏里)また明日。

杏里を追う贄川
(贄川)<彼女を見張れ>
<私の中の内なる声がそう言っていた>


5号室の贄川さんまだ 戻らないのよ。
困ったわねぇ。傷口、開かないといいけど。


(静雄)殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…。
(セルティ)静雄。気持ちは有り難いが無理につきあうことはないんだぞ。
これは、私個人の問題だ。第一、今夜斬り裂き魔が出るとはかぎらないし。
(静雄)ああ~。マジ斬り裂き魔の野郎、許せねぇ。
妖刀だろうが。なんだろうが。刀なら折りゃ死ぬだろ。
死ななくても殺すけどな。殺す殺す殺す殺す…。
(セルティ)はぁ… ん?
目が合ってしまう3人組
(3人)うっ!
(静雄)ぬう~!
(セルティ)落ち着け!静雄!今はそんな連中にかかわっている場合じゃ…。
はぁ…。
(法螺田)なんか用か?ダンゴムシ。
オレたちが、ごあいさつしてぇのは。そっちのゴキブリなんだ。
(静雄)いいか。視線で人は死ぬ。
(法螺田)ああ?
(静雄)呪いとか 。眼力とかそういったもので、死ぬ可能性も
0.0000000000000000675%くらいはあるだろう。
(法螺田)ええっ?何個だぁ~? こらぁ~!おお?バーテンさんよ~。
バ… バーテン?まさか!
(静雄)だから、ガン飛ばしたら殺されても文句は言えねぇよなぁ!
(法螺田)ひいっ!
ドカッ!
(比賀)てめぇ!
バキッ!
ぎゃあ~!
ドカッ!
。。。セルティ、まいったなあ。と頭をかいている。


杏里、帰り道
≪贄川春奈…≫
≪先生のあの反応は 一体…≫

(□原)ちょっと 君。
(杏里)えっ?
(□原)もう11時だよ。学生さんはそろそろ帰りなさい。
(杏里)えっ? あっ! あぁ…
す… すみません すぐ帰ります。
(□原)大丈夫かな。この近くなら送っていこうか?
(杏里)えっ? あっ。あの~。その…。
(無線)東池袋中央公園にて若者数名によるケンカとの110番通報。
急行されたし、どうぞ。
了解 急行します。□原さん行きましょう。
(□原)うん。すまないなぁ。お嬢ちゃん。
もし、あれだったら交番で待っててくれれば送るから。
(杏里)はあ…。


パトカーが静雄の場所に向う。
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
(杏里)はぁ…。
安堵して帰って行く。


(遊馬崎)やめろ~!
もう 「瞬間」を何から何まで「刹那」と言いかえて
カッコいい文章だと思うのはやめるんだ!
(狩沢)そういって。いろいろ斜めに見ていたいお年ごろなんだね~
ゆまっちは。
(遊馬崎)世の中の常識的な大人の意見を否定すれば、
反抗期の中高生に受けるだろうとか思うのもやめるんだ!
(狩沢)思想とか社会を批判すれば、カッコよくなるとか薄っぺらだよね~。
(門田)遊馬崎が本の悪口言うなんて、珍しいな。何 読んでんだ?
(遊馬崎)えっ? あっ。いや…。
(狩沢)昔、ゆまっちが自費出版した小説。
(遊馬崎)あぁ…。
まっかになる遊馬崎
(門田)寝てたオレが言うのも、なんだが。
仲間が、やられてんだ。まじめに情報集めろよ。
(狩沢)でもさ~。カズターノと違って。
今度のは知らない人だよ。いくらダラーズの一員だからってさ~。
(門田)はぁ…。少しは他人のために泣く感性くらい持っとけ。
(遊馬崎)悲しいと思うが 自閉される。
(狩沢)斬り裂き魔が許せないと思うが 自閉される。
(門田)ともかく、オレらはなんのためにダラーズに入った?
お前らは平穏な人生が送りたいのか?
(遊馬崎)オレは外国で緑色の髪をしたかわいい女の子を娘にして
帰国後、美人三姉妹の隣でほのぼのと楽しく暮らす。
そんなささやかな日常があればいいんっすよ。
(狩沢)ふふっ「よつばと!」? 「よつばと!」?
(渡草)そういえば、この辺りだったよな。斬り裂き魔が出たの。
(門田)あぁ~あ。不用心なこった。ああいう子が狙われるんだろうな。
杏里が歩いている。
(渡草)あっ… やばいかも。
後を追っている男
(門田)ああ。
(遊馬崎)どうしたんっすか?
(門田)今のヤツ 目が赤かった。
(2人)えっ?


セルティの後ろにのってバイクでいく静雄
ウゥーーー!!(白バイのサイレン)
まあえから例の白バイ
避けてしまうセルティ
(静雄)えっ?うおっ!?
ウゥーーー!!
止めて通り過ぎるのをまるセルティ
(静雄)どうした?
(セルティ)いや。なんでもない。
ちょっとトラウマが よみがえっただけだ。
♪~


杏里、切り裂き魔の現場に来ている。
(杏里)私 何してるんだろう…。
♪~

そこにやってくる男
振り返る杏里
(杏里)あっ!
男の目が赤い。
ナイフを持っている
♪~

(門田)渡草!
(渡草)ああ!
車で男をはねにいく。

(杏里)あっ… はっ!
男が刃物をあげる。

(門田)はねろ。

こわがる杏里。赤い目の男。
・・・能力者?

ドーン!


音を聞いたセルティ
・・・耳がいいのね
(静雄)どうした?お… おい!どこ行くんだ?セルティ。


男は倒れている。
(狩沢)死んだかな?
(遊馬崎)まったく、ひどい人っすよ門田さんは!
人が平穏に生きたいって言った直後にこの仕打ち!
(門田)あの場合ああするしかねぇだろ。どっちみち正当防衛…。
男が包丁をにぎって。
(4人)ん?
立ち上がる。包丁を振り舞わす
(門田)うおっ!?
(贄川)ううっ!
うう~!はっ! ああ~! うっ! ああっ!
ああぁ~~~!
♪~
杏里を標的にする。
(贄川)てやぁ!
(4人)うわっ!?
(門田)逃げろ!

(杏里)えっ?


男が杏里を襲う。
(贄川)はっ! うっ! はぁはぁ…。
(杏里)うっ…。はっ!?

ヒヒィーーン!
セルティが、男の前に出て、ひく。
ガン!
(贄川)うわっ!
ぐはっ!

(門田)く… 首なしライダーと静雄?
(狩沢)あっ!ド… ドタチン。あれ。
(門田)化け物か?
(贄川)あなたが、平和島静雄?
会いたかったわ。静雄。
会ってみたかったのよ 静雄。
(贄川)<平和島静雄…>
とっても、とってもとっても。と~っても愛してるわ静雄。
(静雄)分かった 殺す。
<そうだ。平和島静雄取材するんだ。最強を>
<この記事が書ければきっとすべてうまくいく>
<女房も戻ってくるし。ぎくしゃくしていた娘との関係もきっとうまくいく。
 昔みたいにきっと…>
静雄車のドアをもぎ取って、男にむかっていく。
(静雄)うらぁ!ゴキッ!
・・・死にましたね。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(セルティ)斬り裂き魔事件はあれで終わったはずだった。
(新羅)でも、終わってはいなかった。それはむしろ少女の運命の始まりだった


(セルティ)長い長い夜になった。
次回 相思相愛
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デュラララ!! #14 物情騒然  の感想 [デュラララ!!]

杏里が、切り裂き魔の目の前で目撃する。
動揺する竜ヶ崎。
騒然とする街。

セルティ、新羅、森厳のバカなやりとり。
そして、明かされる妖刀罪歌。森厳が、セルティに使った刀。
今は。。。。。

それが切り裂き魔の手にある?
杏里を愛そうとする刀。そんなあほな。ざんぱくとうか?

臨也、セルティの首を目覚めさせるためにはかりごと。

-----------------------------------------------------------------

♪~
♪~
(ハンドルネーム「田中太郎」)最近 町に黄色い人たちが増えてきまし

たね。
(ハンドルネーム「セットン」)黄巾賊ですか?
(ハンドルネーム「甘楽」)知ってます?斬り裂き魔の正体はダラーズ

だってうわさ。

紀田に声をかける
オレたちやっぱり あんたがいないと…。

(臨也)最近 彼 どう?
(沙樹)時々 来てくれますよその前まで…。

(森厳)東京は 空気が汚い。そうは思わんかね?

杏里にいじめをする三人組
(秋絵・晴子・陽子)ギョウ虫!ギョウ虫! ギョウ虫!

♪~
♪~
♪~

(セットン)ぼんわー
(田中太郎)こんばんは。甘楽さん
(甘楽)聞きましたー?w
(甘楽)ついさっき来良学園の生徒が切り裂き魔にやられたって!w
(田中太郎)え?ホントですか?
(セットン)物騒ですねぇ・・・
(甘楽)マジマジの大マジですよ!
(甘楽)一年の女子生徒だって!
(田中太郎)すみません。
(田中太郎)ちょっと電話するでROMります。
(甘楽)安心なよ
(甘楽)君の彼女じゃないらしい。

(竜ヶ峰帝人)あっ…。
(田中太郎)どうも。でも 一応 心配なんで…。

(セットン)ん~ どの辺か 分かりますか?
(甘楽)えっと 首都高沿いの地下鉄東池袋駅から少し行った所なんです

けど
あの辺りに行けばパトカーとか集まってるからすぐ分かると思いますよ



セルティ
(セットン)そうですか…。
(セットン)あ、すいません
(セットン)ちょっと、落ちますね。

(甘楽)セットンさん、野次馬ですかー。

--セットンさん退出がしました。

(甘楽)あー、 もう!

うふと臨也

(田中太郎)すいません
(田中太郎)私も落ちます。

(甘楽)え~
(甘楽)電話つながったんですか?
(田中太郎)それが今警察だとかで・・・・・・
(田中太郎)現場を目撃しちゃったみたいで・・・・・・
(田中太郎)ちょっと行ってきます

--田中太郎さんが退出しました

(甘楽)あ...
(甘楽)じゃあ私も♪

--甘楽さんが退出しました

♪~

セルティ、現場に向う。
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)

--現在チャットルームには誰もいません

--罪歌さんが入室しました

(罪歌)今日。
(罪歌)斬た。
(罪歌)斬るた。
(罪歌)愛
(罪歌)望む、
(罪歌)望む、

♪~
(セルティ ナレーション)<斬り裂き魔…>
<この血生臭い事件の元凶が一人の少女の運命と
 私自身の過去に 分かち難く結び付いているとは
 そのときの私はまだ少しも知らないでいた>
♪~

罪歌が、母と打ち込んでいく。


新羅、帰ってくる。
ガチャ(ドアの音)
(新羅)ただいま~。
シャー!(シャワーの音)
(新羅)ん?
シャーワの方へ、
(新羅)へへっ。 ただいま~の…
ごあいさつ~。
シャーワのドアを開ける。
(新羅)セルティ ただいま! あっ…。
。。。じじいのはだかをみてしまう息子
(森厳)おかえり
(新羅)うわぁ~~!

ソファに倒れ込む新羅
(新羅)あぁ…。
(セルティ)どうした?
(新羅)おぞましいものを見てしまった…。
(セルティ)ん? おぞましいもの?
(新羅)言わせないで…。忘れたい。
(森厳)ああ~。さっぱりした。
(新羅)風呂、入るときくらいその白いの外せば?
(森厳)いや。東京の空気は汚いから
いかなるときもこれは外せん。
そうそう。セルティ君昨日はご苦労。
それにしてもあの黄色を身に着けたけしからん輩は何者かね?
(新羅)それは、黄巾賊だね。父さんが アメリカに行った前後に出てき

た集団。
昔、ブルースクウェアとかってチームともめておとなしくなったはずだ

けど…。
(森厳)ふん!チーム同士でつぶし合って下水道の中でくたばればいい


(セルティ)むちゃなこと言うな。
(新羅)とにかく。セルティは父さんを無事に運んできたんだから賃金

を払ってやってよ。
(森厳)う~ん…とりあえずお前にツケとく。
(新羅)にべもなく、お断りします。
(森厳)では、普通に 踏み倒すとしよう。
あっ…。
。。。セルティの影が森厳の首にかかる。
(森厳)今のは君を試したのだよ。セルティ君。
すぐに私を解放すれば…あ痛たたた…。刺さってる!刺さってる!
影の先っちょが少し刺さってる!新羅!私はリアルに危機的状況に陥っ

ている。
くっ…こういうときどうすればいいか私の息子なら分かるな?
(新羅)もちろんさ。
(森厳)くっ!うっ…。なっ!?
じじいのポケットから財布を抜き取って、セルティに渡す
財布から、お金を取り出すセルティ
(セルティ)毎度あり~。
財布をかえすセルティ
(森厳)貴様には、遺産はやらんからそう思え。
(新羅)別にいらないし。
(森厳)むう…。すっかり化け物にたぶらかされよって…。
(新羅)セルティにたぶらかされて、魂を奪われるなら本望さ。
セルティの影が怪しい反応。
(森厳)おや? おやおやおやおや。セルティ君。
君、もしかして新羅にほれたのかね?
(セルティ)えっ?
一差し指をあらせる。
(森厳)息子が君に執心する妙な性格とは知っていたが。
まさか君の方も新羅のことを?
(セルティ)そうだ。
(新羅)あ!セルティ!!
君がそんなに素直に僕との関係を認めてくれるなんて。
ああ~ 磯のあわびの片思いに過ぎなかった関係が、
今や他人にも堂々と明かせる膠漆の交わりへと発展してるという事実に
僕は今欣喜雀躍の思いに満ちて… うっ…。
。。。セルティの影が新羅の口をふさぐ。
(セルティ)恥ずかしいから、もう黙れ。
(新羅)君との愛を確認した喜びに満ち満ちている…。
(森厳)げほげほっ!私が、こんな交際を許すと思ってるのかね?
(セルティ)なんだと?
(森厳)君は、この人間社会において、招かれざる客。俗に化け物と呼

ばれる存在だと
認識しているのかね?
(セルティ)もちろん。
(森厳)もちろんって。君…。
(セルティ)それが?何か問題でも?
(森厳)ふ~む。相手の非社会性をついて優位に立つ作戦は見事に失敗

したようだ。
(セルティ)お前に言われても説得力のかけらもない。それに…。

端末で見せるセルティ
 新羅は今のままの私が
 好きだっていってくれている

(森厳)ふん!しかたない。交際を認めよう。代わりに今後私のことは

…お義父様と呼ぶように!
  義父 と書いてつきつけるじじい。
(セルティ)黙れ!!
(森厳)それはそうと、セルティ君。首なしのままじゃ昔の記憶も戻ら

んよ。
君が故郷のアイルランドで首を持つデュラハンだったころの記憶はね。
(セルティ)それは… しかたがない。
(新羅)なくした記憶の代わりに、これから二人でたくさんいい思い出

を作っていこう。
セルティが、影をあげる。
(セルティ・心の声)≪新羅…≫
(新羅)手始めに結婚式を挙げよう!
ウエディングドレスのサイズを測るから、とりあえずその影の服を脱い


ぐはっ… 。。。セルティに影でつねられる。Sの新羅。
ひひひひっ…。
(森厳)思えば 昔から解剖をするとうれしそうに笑う変態的な子供だっ

た…。

端末を見せるセルティ
 あきらかにあんたの
 影響だろ!!

じじい、義父の紙をかかっげる。アナログ。
(森厳)あんたではなくお義父様であろう!
(森厳)まったく…さっき言ったばかりなのに。相変わらずセルティ君

は粗忽だな。
そんなことだから私が首を盗んだときも気づきすら…。
(セルティ)えっ?
(森厳)あっ…。
ああ~!しまった~~!
(セルティ)お。おっ。おっ。お前、今なんって言った!?
(森厳)どうしよう。大事な秘密をうっかり口にしてしまった~。
まあ。だが、大丈夫。セルティはドジっ子だから気づかない。
(セルティ)はっ?
(森厳)ドジっ子セルティ。ドジっ子セルティ~。
(セルティ)黙れ!なんで2回言う!
(森厳)ははははっ!逆上したドジっ子の攻撃など簡単に先が読める…
ああ~!
(新羅)父さんでもセルティをバカにすると許さないよ。
(森厳)ああ~ 分かった。分かった。ちゃんと説明する。
こうなっては隠しても、しかたあるまい。確かに君の首を奪い製薬会社

に引き渡したのはこの私だ!!
(セルティ)開き直るな!
(森厳)いいだろう。ついてきたまえ。見せたいものがある。
バサッ!
♪~

ついていくと家の出口
バタン(ドアの音)
家の外に逃げ出す森厳
(セルティ)ん?
(新羅)あれ?逃げた。
(セルティ)なっ…。あの変態野郎!逃がすか!

バイクにのって追いかけるセルティ
ブオォーー!キュルキュルキュル…
ヒヒィーーン!

階段にかくれていた森厳。出てくる。おちゃめ。
(森厳)行った?
ははははっ…。とりあえずエレベーターのボタンだけ押す作戦は成功だ


荷物はいずれ取りに来る。じゃあな。
ポチッ。
下へのボタンを押す森厳


(セルティ)くっそ~ どこ行った?ん?
・・・ドジッ子セルティ
セルティ、竜ヶ峰をみつける。
(竜ヶ峰)あっ。セルティさん。
(セルティ)どうかしたのか?こんな所でぼんやりして。
(竜ヶ峰)ああ… ちょっと考え事してて…。
(セルティ)言ってみろ。
(竜ヶ峰)えっ?
(セルティ)その考え事。雰囲気が暗い。
(竜ヶ峰)へへっ…。
斬り裂き魔のことなんですけど。ネットの掲示板とかで妙な噂が広がっ

てて…。
(セルティ)妙な噂?
(竜ヶ峰)ええ。斬り裂き魔はダラーズの犯行じゃないかって…。
(セルティ)バカな…。そんな噂を信じているのか?
(竜ヶ峰)もちろん信じてませんけど。
このまま噂が一人歩きしたら、何か危険なことが起こりそうで…。
ただでさえ、ダラーズと黄巾賊の緊張関係が高まってるときに…。
(セルティ)<確かにこの街のバランスは今危うい淵にある>
(セルティ)帝人。私も斬り裂き魔のことを調べてみるよ。
(竜ヶ峰)セルティさん…。
(セルティ)だから、早く行け。こんな所でぼんやりしてたら、お前み

たいなの絡まれるだけだぞ。
(竜ヶ峰)ああ… そうですね。ありがとうございます。
礼をいって後にする竜ヶ峰
♪~


(静雄)斬り裂き魔なぁ…。悪いが心当たりねぇな。
(セルティ)そうか…。
(静雄)お前。ダラーズのためにそんなに肩ひじ張ることねぇんじゃね

ぇか?
(セルティ)ダラーズのためだけでもないさ。私とあいつはちょっとし

た因縁があってな…。
やりあったことを語る。
(セルティ)ふっ…私が首なしじゃなかったら死んでいたところだ。
(静雄)バカ野郎。
(セルティ)ん?
(静雄)バカって言う方がバカっつうけど。オレはバカでいいから言わ

せてもらう。
バカ!先に言えよ!
よし。殺す!絶対。殺す!
確実に殺す!めらっと殺す!
(セルティ)いや。ほら…私は、首なしライダーだから全然平気だから


(静雄)いやいやいや。もうそういう問題じゃないから。
刃、向けたイコール、万死だろ普通は。
殺す殺す殺す…。
(セルティ)仕事は?今、休憩中だろ?
(静雄)いいよ。そんなもん。
(セルティ)おいおい。私のためにクビになるなんてこと許さないぞ。
それに斬り裂き魔を捜すには、まだいろいろと情報が必要なんだ。
とりあえず準備を済ませるから待ってくれ。

(静雄)分かった。だが、なるべく早くしてくれよ。殺す殺す殺す殺す

…。

(セルティ)<静雄といったん別れたのには理由があった>


セルティ、臨也に情報を聞きに
(臨也)やあ。君から会いに来てくれるなんてうれしいよ。
ところでどう?首は、見つかった?
(セルティ)首のことはいいんだ。単刀直入に言うぞ。斬り裂き魔のこ

とを知りたい。
(臨也)3枚でいいよ。
財布から3枚さしだすセルティ
(臨也)それにしても服も財布も影なんだねぇ。
ひょっとして強い光を当てたら、影が消えて素っ裸になっちゃったりす

るのかなぁ?
(セルティ)見たいのか?
(臨也)別に。オレはどこかの闇医者や学生みたいな変態とは違って、
首なしとか首だけに欲情したりしないからさぁ。
。。。影を臨也に巻き付けて威嚇するセルティ
(セルティ)私はいい。次に新羅をおとしめたらただじゃおかない。
(臨也)ふふっ。愛し合ってるねぇ。
影を戻すセルティ
(臨也)でもさ。もしほかのデュラハンが現れて誘惑されたら案外ころ

っと
心を奪われたりして…。
(セルティ)それは、ないと思いたいけど。それならそれで…。
(臨也)新羅を殺して、君も死ぬ?
(セルティ)いいや。近づけないだけさ。私以外の首なし女をね…。
今は私もあいつのことが好きだから。
(臨也)ぷっ…あはははっ!こりゃ。驚いた。また、随分と人間らしく

なったもんだ。
でも、気をつけなよ。
君が人間に近づくほど、首を取り戻したときのギャップは大きくなるか

もしれないんだからさ。
(セルティ)そんなのは首を取り戻してから考えればいい。
いや… 正直もう別に首はなくてもいいとさえ考えている。
そんなことより、今は斬り裂き魔の情報をよこせ。金を受け取っておい

て何もないとか言うなよ。
(臨也)大丈夫だって。警察やマスコミやネットにも流してないとって

おきの情報がある。
実は君が来るのを待ってたんだよ。
(セルティ)どういうことだ?
(臨也)ふっ…今回の事件は魑魅もうりょうの世界だからさ。
罪歌ってひと振りの刀を知ってるかい?
(セルティ)罪歌?
(臨也)信じ難い話だけど。罪歌はかつてこの新宿に実在した妖刀でね

…。
(セルティ)妖刀?ムラマサブレードみたいなのか?
(臨也)そう。妖しい魔力を持つ刀…。
♪~


帰って来たセルティ
(新羅)どうしたの?
(セルティ)臨也から罪歌っていう妖刀の話を聞いたんだ。
罪歌には心を持っていて。人間を乗っ取るという伝承があるらしい。
それに斬り裂き魔に襲われた被害者は、皆襲撃者が赤い目をしていたと

言っているって。
(新羅)それが罪歌の仕業だと?
(セルティ)ああ。斬り裂き魔が現れた夜。
決まってネットに罪歌というハンドルが現れてるんだ。
(新羅)ふ~ん。
(セルティ)でも、以前襲われたとき。私は近づいてきたヤツの存在に

気づかなかった。
罪歌が人外の類なら、何か気配を感じるはずなんだが…。
(新羅)罪歌は、意識を支配するだけで実際に動いているのは人間の体

だからね。
君の言う気配そのものが存在しないってことも考えられる。
(セルティ)新羅。罪歌のこと詳しいんだな。
(新羅)えっ? あっ。いや。ほら前に調べてくれって言ってたからさ。
んじゃあ。早くベッドにおいで。
♪~

(セルティ)<新羅は何かを隠している>
<そう思った>
♪~

カチッ
(波江)はっ!? 。。。じじいに銃をつきつけられる。

臨也が帰ってくる、待っていた森厳
ガチャ
(森厳)やあ。おかえり!「ネブラ」が「矢霧製薬」を吸収合併した後
波江嬢の行方を独自に調査していたら、頻々と君の部屋に通っているの

が見つかったわけだ。
そこでちょいとこのモデルガンで脅して一緒に入らせてもらった。
(波江)えっ… モデルガン!?
(森厳)おや?言わなかったかな?
パン!
(波江)こいつ警察に突き出すべきじゃない?
(森厳)おっと。そんなことをしたら、困るのは君たちの方じゃないか

ね?
私の証言に基づいて捜索すれば、部屋から若い女の生首が~!
なるほど 斬り裂き魔に代わる一大センセーションにはなりそうだ。
(臨也)やっぱり。新羅の歪んだ性格はあなた譲りだ。
(森厳)褒めても何も出んよ。まあ、正直な話、首をすぐに取り戻す必

要はない。
(臨也)ほう?
(森厳)我が社の上層部は先ごろテレビで放映されたセルティ君の様子

に少なからず驚いていてね。
首よりも先に体を研究すべきだという結論が出たのだよ。
そういうわけで首の行方は、私の独断で目下捜索中ということにしてあ

る。
何しろ、君は首に対して実に興味深いアプローチを試みているようだか

らねぇ。
ヴァルキリー イコール デュラハンという説に基づき首をある種の勢力

間抗争下に置いて
独自に目覚めさせる。なかなかユニークな発想じゃないか。ん?
(臨也)まあ。いろいろ試してますよ。
いざとなれば、紛争地域にでも持っていくしかないかもしれませんがね


とりあえず、そちらとは協力態勢ということにできれば、うれしいです

ね。
(森厳)よかろう。もとより、君には興味がある。
神話的な視点から実験をしようなどという者は、周囲にいないものでね


私を含めてだが。
(臨也)そりゃ。どうも。
(森厳)さてと一つアドバイスしておこう。
もしも、この東京で擬似的な抗争を引き起こして、
セルティ君の首もしくは魂を刺激しようというのならば
他者の争いに彼女を巻き込むのではなく彼女の体を中心として
周囲の方を災厄に投げ込むのがよいのではないかね。

ガチャ。バタン(ドアの音)
(臨也)そのつもりだよ。
ってか。オレが思ったよりも早く事はそっちに転がりだしてる。


学校にて
(那須島)杏里。
(杏里)あっ…。
(那須島)体育祭の準備なんかして、もう大丈夫なのか?
(杏里)えっ… ええ…。
(那須島)心配したぞ。
斬られた生徒たちとなんで一緒にいたんだ?
もしかして、またいじめられたんじゃないのか?心配だな。本当に心配

なんだ。
斬り裂き魔にまた狙われるかもしれないし。一人じゃ危ないぞ。
。。。すかさず杏里の肩に手をおく。
(紀田正臣)また。セクハラっすか?
いけないな~。先生。
(那須島)私は、杏里を心配しているんだよ。
(紀田)うわっ。呼び捨て。デンジャラス~!
あんまり心配すると。杏里も、贄川先輩みたいに転校しちゃいますよ~


(那須島)はっ!?
(紀田)先生。確か去年担任だったんですよねぇ。贄川春奈さんの。
(杏里)≪何?≫
(紀田)贄川を知っているのか?はい。名前だけ~。
そんじゃオレら生徒は下校しま~す!
。。。退散する紀田と杏里


(杏里)≪贄川春奈さんって。一体…≫
(紀田)あのさぁ。杏里。
(杏里)あっ…。
(紀田)帝人。まだ告白とかしてないでしょ。杏里に。
(杏里)えっ?
(紀田)やっぱな~。
けど、帝人がマジ惚れしてるのは気づいてんだろ?
(杏里)竜ヶ峰君はいい友達だから。
(紀田)へへっ…オレの親友が杏里のこと本気で愛してるっぽいから
オレはとりあえず様子を見させてもらおう。
それにオレは世界中の美少女とよろしくやらなきゃいけないからね~。

へへっ…。
(竜ヶ峰)正臣~!
園原さ~ん!
(紀田)ほ~ら。意気地なしの登場だ。
(竜ヶ峰)ごめん。待った?
(紀田)待ちすぎて化石になるかと思ったぜ。
(竜ヶ峰)ええっ? ルート3点。
(紀田)ルート?ルートって何?せめて、マイナス20点とか分かりや

すいつっこみにしてくれよ~。
じゃあな!
(竜ヶ峰)また明日ね!
(杏里)また明日。
帰路でわかれる三人

紀田、黄巾賊をみて、思い出す。
♪~


コンコン(ノック)
(沙樹)あっ…。
ガラガラ(戸の音)
紀田が入ってくる。
(沙樹)ふふっ。やっと来たね。
♪~


杏里、帰り道、思い出す。切り裂き魔


カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
(新羅)セルティ。
(セルティ)ん?
(新羅)罪歌のことなんだけど、一時期父さんが持っていたことがあっ

たんだ。
数年前に知り合いの古物商に売り払ったらしいんだけど…。
(セルティ)森厳が?何の為に?
(新羅)罪歌は魂を斬れる刀っていわれてる。
(セルティ)えっ?まさか…?
(新羅)そう父さんは君の首を盗むために罪歌を使ったんだ。
首と体をつなぐ魂を断ち切るために。
(セルティ)あっ…新羅はそのことを知っていたんだな?
(新羅)うん。もちろん首を盗むために使ったことはあとから調べて分

かったことだけど。
せっかく君が首のことを忘れようとしてるから、もういいかなって…。

でも…。
(セルティ)ちょっと…一人で、考えさせてくれ。
♪~

バタン
(新羅)やっぱりね。
(セルティ)<愛は混乱を生む>


夜の街をバイクで走るセルティ
<同じ夜。妖刀罪歌も一人の少女を愛そうとしていた>
<この現実の中に自分の居場所を見つけられない少女… 園原杏里>
♪~
今日もどこかで切り裂き魔。。。。
♪~
♪~
♪~
♪~
(贄川)池袋…私はただ知りたかっただけなのだ。
このガラクタを詰め込んだような街のエネルギーの源を。
日々膨れ上がる欲望の街の真相を。

次回 愚者一得
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デュラララ!! #13 急転直下  の感想 [デュラララ!!]

あれから、半年たって。
切り裂き魔がたえない。

日常に戻っている竜ヶ崎達
町には、帰ってくる黄巾賊、ダラーズに対抗?

ダラーズと首なしライダーのせいにうわさされる。

誠二と美香のあられもない関係。
紀田、竜ヶ崎と杏里をくっつけようと策

そっけなくする杏里。誰かに依存しいるだけと

杏里、竜ヶ崎と別れて、同学年の3人組にねらわれる。
そこで襲いかかる切り裂き魔。。。。ここで、次回へ。

セルティは、堂々と動くようになるが、警察にしめられてしまう。
それでびびってしまう。
でも。新羅の父が帰ってきたときに、男達に影で威嚇して
ちょっと自身を取り戻す。
計算する新羅パパ。セルティは。彼が嫌い!

-----------------------------------------------------------------

♪~
♪~
♪~
♪~
臨也、竜ヶ峰に手を振りながら、
(臨也)じゃあ 頑張れよ!田中太郎君。

臨也、波江からセルティの頭部を頂く。
(臨也)これは、ダラーズの一員としてオレが預かる。

(晴子)張間美香が、いなくなったのにでかい顔してるみたいじゃない



解剖をする新羅の父
(森厳)こいつどうやったら死ぬんだ?

(那須島)知ってるだろ?池袋でまた斬り裂き魔が出たって。

(臨也)オレにしかできない戦を起こすまでだ。そうだろ?
駒がくずれる。

ビルからバイクで降りる
(セルティ)ふっ切れた!

♪~
♪~
♪~
夜の池袋
(サイモン)イラッシャ~イ!イラッシャイ!「ロシアズシ」ヨ~。
うまいヨ~ 安いヨ~。スシ 食いネ~。

斬り裂き魔…。
また出た。
何人目?

(レポーター)ここが、昨夜 斬り裂き魔が犯行を行った現場です。
半年前、池袋の繁華街で突如発生した大規模な集会。
斬り裂き魔が現れはじめたのも、ちょうど このころなんですよね。
(レポーター)また池袋の若者たちの間で首なしライダーなる存在が…


アメリカは、すでに首なしライダーと接触しそのテクノロジーを…。

斬り裂き魔?
首なしライダー。
怖~い。

(杏里・ナレーション)<街では、日々何かが生まれ消えていく。
それでも何も起きない>
<何も変わらない。それが、彼女の日常>
♪~

昼、学校の屋上
(2人)あっ…。
(3人)えっ…。
誠二と美香が抱き合っている。
(誠二)オレたちの愛は何もかも偽物だ。
(美香)でも本物よりも強いんです。
(誠二)オレは、お前の首の傷を愛する。その傷を通して本物の愛へと

つながるんだ。
(美香)私は、誠二さんを愛しています。誠二さんのすべてを全力で愛

します。
抱き付く美香

上から見ている紀田
(紀田正臣)ああ~何度見てもうらやましい。
(竜ヶ峰帝人)なら。見なきゃいいのに。
(紀田)きれいな女の子がいたら、見る!そして声を掛ける!
それがDNAに刻まれた我らチーム男子の宿命だろ!
(竜ヶ峰)一緒にしないでほしいな。
(紀田)だが安心してくれ。オレの体はみんなのものだが
心は杏里だけのものだから。
(杏里)えっ?
(紀田)オレはいつも思うわけだ。
杏里はどうしてそんなにエロかわいいのかって。
(杏里)えっ… ええっ!?
(竜ヶ峰)いや。エロはない。エロはないよ。正臣。
(紀田)なるほど。エロは、ともかくかわいいのは認めるわけだ。
(杏里)えっ?いや。それは…。
(紀田)ほ~う。ならば杏里はかわいくないと?
(竜ヶ峰)か… かわいいよ!かわいいけどさ!うっ…。
まずいと竜ヶ峰。杏里を見るが、直視をさける杏里。
(紀田)そうか。かわいいのは認めるか。
だが、オレは、杏里のエロさも認めている。
つまりオレは、お前よりエロの分杏里を深く理解し愛しているわけだ。
よってこの勝負。オレの勝ち!
(竜ヶ峰)何?そのオレ様判定。
(紀田)帝人の負け!

(杏里)<半年前ちょっとした騒ぎが起こった>
<街でも学校でも、しばらくはその話題で持ちきりだった>

<しかし、彼女には関係ない。興味もない>

(杏里)あっ…。
那須島と目があってしまう
(那須島)ふふっ…。
なんかこわってしまう杏里。そこへ出てくる紀田
(紀田)にひっ。
(那須島)んん…。
いってしまう先生。
♪~
(紀田)大丈夫?
(杏里)あっ… うん。ありがとう。
(杏里)<何も起きない。何も変わらない>
<それが、彼女の日常>

ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
♪~

(2人)ん?

(渡草)早くしろ。
(遊馬崎)ポイント、たまっててよかったっす~。
(狩沢)ゆまっち。あのポスターどうすんの?
(門田)ん?

ヒヒィーーン!

(トム)あっ…。
(静雄)飛ばしてんなぁ…。
(トム)なんかよぉ。最近前にも増して堂々と走ってねぇか?
(静雄)そうっすねぇ。
♪~

(遊馬崎)ああいう存在は、もうちょっとこっそりしていてほしいんっ

すよねぇ。
(狩沢)「お嬢様の秘密」みたいに、私たちだけが知ってるくらいがち

ょうどいいのにね。
(遊馬崎)「乃木坂春香の秘密」っすね!
(渡草)お前らなぁ~。
(門田)まあ。そう言うな。きっと、いろいろあんだろうよあいつにも


(渡草)はぁ…。

堂々と入っていくセルティ

あっ!
おい 見ろよ!
首なしライダーだ!
うわぁ~!
♪~

白バイがセルティを追っかける。
ウゥーーー!!(白バイのサイレン)
ウゥーーー!!
(杏里)<これがセルティ・ストゥルルソンの日常>
<いつもの慣れたことだった>
♪~
逃げても追ってくる白バイ
しつこくおいつめる。
♪~
駐車場で待つセルティ、やってくる白バイ
♪~
セルティ、不思議な影を出す。・・・プライドよち安全。
(杏里)<非日常に引きずり込まれた人間はパニックを起こす。
その隙に悠々と脱出する>
<それがセルティ・ストゥルルソンのやり方だった>
<だが…>
白バイの警官達には効かなかった。くびをかしげるセルティ

(□原)いつも思ってた。
オレたちはお前みたいなのが出てくる漫画や映画の中で
いつだってかませ犬だ。超能力者の主人公様が現れたときにゃ。
いつだって血だまりの中に倒れていて相手の強さを演出していた。
それは、いいんだ。
それだけオレたちが強い存在と思われてるってことだからな。
演出としてしようがないことだ。
だけど、ひと言、言いたいと思っていたんだよ。
本当に怪物とか悪のサイキッカーとか人造人間とか忍者が現れたら
ひと言だけ…
ひと言だけなんだよ。オレが言いたいのは。

ブォン ボゥン ブォン ボゥン…

(□原)交機を なめるなよ… 化け物。
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
(□原)もう一度、言うぞ。化け物風情が交機をなめるな。
ブォン ボゥン ブォン ボゥン…・ウウゥーー!
ブォン ボゥン ブォン ボゥン…ウウゥーー!
白バイとパトカーがセルティを威嚇する。
・・・国家権力の横暴?


(新羅・鼻歌)♪ ふふ~ん。ふん…
ガチャ(ドアの音)
(新羅)あっ。
セルティ!おかえり…
・・・帰るなり新羅に抱き付くセルティ
うわぁ!
何? どうしたの?
君に抱きしめられるなんて、僕にとってはまさしく山高水長の誉れ。
いや、使い方微妙に間違えているけど…。
ちょっと… なんか震えてるよ。
どうしたのさ?本当に。セルティ?

(セルティ)こ… 怖かった。怖かったぞ。新羅!
さ… 最近の警察は化け物だ!
(新羅)警察って…。
(セルティ)10台近い白バイやパトカーがまるで一つの生き物みたい

に私のことを
追い詰めてきて…。

ブオォーー!
ヒヒィーーン!
ガシャーン!
ウウゥーー!
♪~

ウゥーーー!!
ふふふっ…

(セルティ)うぅ…。
(新羅)そういえば、君に対抗するためによそからすごい白バイ隊員が

来たとか。
確か□原金之助って。相手を追い込みすぎて、よく事故らせる問題警官

らしいけど…。
(セルティ)怖かった… 本当に怖かった。慢心してた。
これからはつつましく生きていくから許してください。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
(新羅)誰に謝ってるのさ?そんな弱気なセルティセルティらしくない

よ。
僕に弱さを見せるのはベッドの中だけで… ぐはっ!
・・・みぞうちにパンチを入れられる新羅
(セルティ)こんな流れで恥ずかしいことを言うな。
(新羅)そう… それでいい…。
そ… それでさぁ。そんなところを悪いんだけど。
ちょっと人を迎えに行ってもらえないかな?いや、仕事じゃないんだ…


うん… 帰って来たんだよ。父さん。


迎えに行くセルティ。
(セルティ・心の声)≪まったく、タクシーにでも乗ってくればいいも

のを…。
昔から私にちょっかいを出してくるヤツだったが…≫

新羅パパを捜すセルティ

(法螺田)おいおいおい。
(比賀)なんだ?おら…。
(法螺田)なんか言ってみろよ。白いなぁ。

(セルティ)≪まさか…≫

(法螺田)なんだぁ?このおっさん。
(比賀)いかした格好してますよねぇ。法螺田さん。
ぷはっ! うへへへっ!
(森厳)君たち、東京は空気が汚い。そうは思わんかね?
(法螺田)はあっ!?
(森厳)もっともその汚い顔は立派な保護色となっているようだ
この汚れきった空気の中ではな。
(法螺田)おい。このおっさんどっかわいてるっぽいぜ。
まあいいんじゃないっすか?ひっひっひっひ~。
(3人)ぎゃはははっ!
(森厳)ふふふっ。どうやら大人の力を思い知らせてやるときが来たよ

うだな。
貴様らは自分たちが少年法で守られて好き勝手に人を殺すことができる
そう思ってるだろうがね。
覚えておきたまえ人を殺そうとするときにはその相手に殺される覚悟を

…。
・・・???かっこつけすぎ。撃つものは、撃たれる覚悟を。。。
(法螺田)おら!やっぱわいてんだろ!おっさん。
(森厳)うぅ…。オレはもう二十歳過ぎてんだよ!
ガン!
(森厳)あぁ…。ちょっと待ちたまえ。
本気で痛いし。靴踏まれてるから逃げられん…。
(法螺田)とりゃ!
(森厳)あぁ…。指刺さる。指刺さる。
あ痛っ。あ痛っ…。何をしてるんだね。セルティ君!
(法螺田)ああ?
(森厳)早く、私を助けたまえ!
(法螺田)あん?

立っているセルティ
(セルティ)≪助けたくないなぁ…≫
くびをかしげる。

(森厳)私が強気に対応したのは君の姿が見えて安心したからだという

ことに
気づかないのかね?

(比賀)あっ。法螺田さん。こいつ、黒バイクっすよ!
(法螺田)何? マジか比賀!
(比賀)マジっす。オレ、テレビで見たっす。
携帯に文字を打ち込んでいるセルティ、それをはらう法螺田。
(法螺田)ふん!
おめぇも半年前のダラーズの集会にいたそうじゃねぇか。
ったく、どいつもこいつもオレたちのシマででけぇ面しやがって。
どうした?なんか言ってみろよ。ああ?
ああ~~ん?
(比賀)おっ?あっ…。
セルティから伸びてくる影。
足から影が昇ってくる。
(比賀)あっ。あぁ…。うっ…。
(比賀)うわっ…。ああ~!
(法螺田)ああ?ん?
自分の足下を見ると、影が波打ってあがってくる。
(法螺田)なんだ。こりゃあ!?
(比賀)うわぁ~~!
にげるにげる
(法螺田)おい!まっ… 待ってくれよ~!
セルティ、影を引っ込める。

(セルティ)≪うん。これが正しい反応だよな≫
携帯をひらって確認する。
(セルティ)よかった。壊れてない。新羅がくれた大事なものだから。

(森厳)ははははっ!見たかこれが大人の力なのだ!ははははっ…。
・・・打たれてしまえ!じじい。

(セルティ)≪やっぱり… 好きになれない≫
♪~


臨也のところにいって、
タイムカードにハンをおさせる波江
カチャン
タイムカードをみつめる変な女
(波江)これ、本当に意味あるの?
♪~
部屋にいくと、臨也はいない。
将棋盤にあるオセロと将棋とチェスの駒
(波江)だから、一体 どういうルールよ。


「ロシアズシ」 「ロシアズシ」ヨ~社長~。オオ~ 臨也!
(臨也)よう。相変わらず よく働くなぁ。
(サイモン)最近、池袋よく来るネ。せっかくだから、店 寄るヨ。
今朝、カンヅメ開けたばっか~り。ネタは 新鮮ヨ。
(臨也)悪いね。これでもいろいろ忙しくって。
そのうち、また寄らしてもらうよ。
(サイモン)ヘイ!
錐は袋に隠せないぞ。
首つりした奴んちでロープの話はすんな
(臨也)だっけ?
♪~


(紀田)じゃあ。オレと帝人どっちが杏里を理解しているか。
杏里のいいとこを言いっこしよう!
まず、オレ… エロいとこ。
(竜ヶ峰)いきなりそこ?エロから離れようよエロから。
(紀田)エロを笑う者はエロに泣くのだぞ。
(竜ヶ峰)いや。意味分かんないし。
(紀田)杏里のいいとこ。
(杏里)<男子と仲よくなるのは初めての経験だった。
いや。正確には誰とも仲がよかったことなどなかったのかもしれない>
(竜ヶ峰)いや、それは。
(紀田)杏里のいいとこなんかねえよ。
(紀田)そんなこと言ってないじゃん!じゃあ言え。
すぐ言え。さっさと言え!
(竜ヶ峰)いや…。
<かつて、彼女は張間美香という少女の引き立て役でしかなかった。
でも、それでよかった>
<そこが、彼女の居場所だった>
<しかし…その場所を失った今。彼女は自分の立ち位置を見つけられず

にいた>
(紀田)3,2,1
時間オーバー

(紀田)よし!
(杏里)あっ…。
(紀田)杏里のエロかわいさを証明するためにこれから三人で
ナンパに行こう!
(竜ヶ峰)何?その理屈。
(杏里)えっ?ナ… ナンパって…。
(紀田)大丈夫。杏里は、いわば「女の子もいるからついていっても大

丈夫だろう」
と安心させるための罠だから、何もしなくてもオーケーだ!
(竜ヶ峰)えっ… ちょっと待ってよ!正臣!
(紀田)よし!行くぞ!者ども、ついてこい!
レッツラド~ン!あははは~。
行っくぞ~!

走って言ってしまう紀田

(杏里)き… 紀田君?
(竜ヶ峰)正臣~!
(2人)はぁ…。

二人きりにさせられる。

(杏里)本当によかったのかな…。
(竜ヶ峰)いいって。
どうせ一人でも、ナンパはするんだから。
(杏里)ふふっ…。
(竜ヶ峰)まったく…。
(杏里)ふふっ。

かってにいった紀田
(紀田)世話が焼ける。おくて君にはこれくらいのハンデあげないとね


ふっ。オレって、憎い男だぜ。
♪~
黄巾賊のあつらを見かける紀田。
♪~
いっぱいしる黄巾族・・・たちあがえれにっぽん
ったくよ…。
楽しんじゃおう。うん。

あの…。
・・・紀田、黄巾賊に声をかけられる。
♪~


竜ヶ峰、杏里を二人で歩く。
(杏里)<二人の少年が自分に好意を抱いていることには気づいていた

。しかし…>
(竜ヶ峰)うわっ。夕焼け、きれいだね。
(杏里)えっ?
(竜ヶ峰)あっ。でも、あっちに変な雲が…。
あとで 雨が降るかもしれないから気をつけようね。
(杏里)そうですね。

(杏里)あの…。
(竜ヶ峰)えっ、何!?
(杏里)私、ここで…。
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)それじゃあ。また、明日。
(竜ヶ峰)あっ… うん。また、明日。

(竜ヶ峰)はぁ…夕焼けはないよなぁ。夕焼けは。

(杏里)<たぶん今どちらかに告白されても何も答えられない。
彼女は今でも張間美香のことが好きだった>
<同じくらい二人のことも>
<彼女はまだ友愛と恋愛の違いは分かっていない>
<彼女にとって張間美香は…竜ヶ峰帝人は… 紀田正臣は…>
誠二と美香を見かける杏里


どうしてもダメですか?
オレたちやっぱりあんたがいないと…。
(紀田)だから言ってるだろ。オレはもう関係ねぇ。
ここはオレの居場所じゃねぇんだ。
戻る気はねぇんだよ。こっち側にはな。

紀田、戻ることを拒否する。

一人、家路についている竜ヶ峰。

黄巾賊がいく。
ははっ… マジで?
超ウケる~。
♪~
週刊誌を見る竜ヶ峰。切り裂き魔
♪~

ネットの記事
掲示板で切り裂き魔のことが。

ダラーズが街を牛耳る。
首なしライダーが襲っていると掲示板で

家に帰る杏里。
後をつける不良娘3人組

(田中太郎)最近、町に黄色い人たちが増えてきましたね
(セットン)黄色?
(甘楽)ほんとですよね-。はっきり姿が見える分、
 ダラーズより目立ってますよー
(セットン)ああ、黄巾賊ですか?
(甘楽)セットンさんもご存じですか?
(セットン)ええ、まあ・・・
(セットン)昔からいますねえ。あの連中。
(田中太郎)黄巾族って・・・・・・
(甘楽)昔、池袋にあったチームです
(甘楽)他のチームとの抗争がきっかけで姿を消したんですけどね~
(田中太郎)ああ、その話なら聞いたことあります

(ハンドルネーム「田中太郎」)復活したってことですか?
(ハンドルネーム「甘楽」)池袋も 物騒になってきましたね。
(ハンドルネーム「セットン」)ほんとに…。警察も怖いですし。
いや、本気で!
警察をなめないでください。
(田中太郎)うん。警察?


杏里、襲われる。
ドン!
(杏里)あっ!
(陽子)うわっ。転んでるよ~。ダサッ!
(晴子)軽くけっただけなのに。ほんと鈍くさいよね。
(秋絵)やっぱ。ギョウ虫だから。
(秋絵・晴子・陽子)あはははっ。
(陽子)なんだよ?その面は。

(甘楽)切り裂き魔の事件も解決しそうにありませんしねぇ
(甘楽)そういえば知ってます?
(甘楽)切り裂き魔の正体はダラーズだってうわさ
(甘楽)首なしライダーっていううわさもあるそうですよ?
(セットン)え!?誰がそんなことを!
(田中太郎)それはないと思いますよ?
(甘楽)冗談はさておき・・・
(甘楽)黄巾族には本気で気をつけたほうがいいよ
(甘楽)自分たちがいない間に勢力を伸ばしたダラーズ
    のことを、快く思ってない連中もいるからね
(田中太郎)そうなんですか・・・
(田中太郎)分かりました。気をつけます


(杏里)うっ…。
ガン!
(陽子)ったくよ。張間の次は竜ヶ峰と紀田にこび売って
おまけに那須島かよ。
(秋絵)何人に体売れば気が済むんだよ。この援交女!
(晴子)誰かに寄生しなきゃ生きていけねぇくせしてさ。ギョウ虫!
(陽子)ギョウ虫。
(秋絵)ギョウ虫!
(杏里)<少女は思っていた>
<彼女たちの言っていることは本当だと>
<自分は張間美香に依存していた>
<そして、たぶん今も…>
(陽子)何、黙ってんだよ!
(晴子)なんとか言えよ!
(秋絵)ギョウ虫には口もねぇのかよ!
<今も、二人の少年に依存しているのかもしれない>
<彼らの中に自分の居場所を見つけようと…>
(秋絵)臭ぇんだよ。ギョウ虫!学校 来てんじゃねぇよ!
(陽子)こっちは、あんたのせいで二人も彼氏やられてんだからね。
(晴子)何、ぼけっとしてんだ!ああ?
<こうやって彼女は、自分の身を心を守り続けてきた。何も起きない>
<何も変わらない。それが、彼女の日常>
あんたの部屋この近くなんだろ?
ちょっと上がらせなよ。ガサ入れタイムしてやっからよ。
ほら、さっさと案内しな。
♪~

視野がせまくなる杏里

後ろにやってくる切り裂き魔のが見える。
襲ってくる


掲示板

--罪歌さんが入室しました

(甘楽)キタ
(セットン)あ
(田中太郎)あれ?
(罪歌)斬た
(罪歌)斬るた
(甘楽)斬りたいのはこっちですよ。もー!
(罪歌)違た
(田中太郎)半年くらい前から、池袋関係の掲示板やチャットを
      荒らしてるやつですよね?
(罪歌)弱い、違う、
(罪歌)支配、出来ない
(セットン)まだアク禁にしてなかったんですか?
(罪歌)望む、は、欲しい
(甘楽)しましたよ!
(甘楽)でも、何度やってもだめなんですよ!
(罪歌)愛、足りない、愛
(セットン)ああ、そうなんですか
(罪歌)愛、したい、人間
(甘楽)リモートホスト単位でアク禁にしてるんですけど
    すぐに別のホストから入ってくるんです
(罪歌)もっと、強い、愛が、欲しい
(田中太郎)あ、プロキシーですか?
(罪歌)望み、私、母、母
(甘楽)んー、串でなさそうなんですよねー
(セットン)なんか、やっぱり怖いですね
(罪歌)母
(罪歌)母
(罪歌)母、母
(罪歌)母、母、母



杏里、その様子を。。。見ている。
切り裂き魔が、3人組を襲う。
♪~
(晴子)助け…。あぁ…。
ブシュッ!
(陽子)あっ!
ブシュッ!
切りつけられる。見ているだけの杏里
(杏里)<何も起きない。何も変わらない>
<それが、彼女の…>
♪~

♪~
♪~
♪~
♪~
(セルティ)この街のどこかに斬り裂き魔がいる。
事件が起こる度に不安に呼び覚まされた恐怖心が
重くよどんだ夜の風に無数の噂を巻き起こす。しかし…。
♪~
次回 物情騒然


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デュラララ!! #12 有無相生 の感想 [デュラララ!!]

なんだったんだろうね。
結局張間美香は、死んでなく、セルティに顔を整形されて、
誠二を騙していた。

誠二と竜ヶ峰の争いが、セルティに変わって、誠二を身をもって
守る美香。いきさつを語って。セルティ、気づいてしまう新羅の
やっていたこと。自分の首の有りかをしっている新羅のこと。

変わって、臨也が、誠二をバカにして。
そして、臨也が、竜ヶ峰に語り出す。非現実が欲しいなら進化する
しかない。・・・おいおい。ドラゴンゴールかよ。孫悟空?

新羅とセルティの不思議な関係。恋愛関係。

誠二と美香の似たような関係

竜ヶ峰は、臨也が、自分の事を田中太郎といったことで、まさかと
そう、甘楽は、臨也、セットンはセルティ、不思議なところで
繋がっていた3人

そして、いつもの日常が戻ってくる。
学校にいく誠二と美香、杏里は、昔のような関係はなくなる。

竜ヶ峰、杏里の関係が。。。それを語るセルティ。

最後に、臨也の元に来ている波江、矢崎製薬の動きは、臨也の手の上
で踊らされる。波江は、なにをしても後手に回る。
情報屋に翻弄される弟恋のバカ女。
セルティの頭を臨也に取られてしまう。
まさか、同じダラーズの元に頭があるとは、思わないだろうと臨也。

これで、何かを期待?自分でなにかをなそうとする意志。
セルティは、ヴァルキリ?聖なる勇者を天上に連れ帰る役目?
おいおい、ファンタジーになっているよ。
・・・アンダーグラウンドのやつが、語っている、

-----------------------------------------------------------------


(竜ヶ峰帝人)僕は数に頼る!
ピッ(操作音)

(遊馬崎・狩沢)来た~!
(渡草)これが… ダラーズ?
(波江)何これ? まさか?こいつら全員?

セルティに語る新羅
(新羅)例えば、僕と結婚すればいい。

(吉田)あれについても秘密を守ってくださっている。

セルティ「名前は?」
おんなは自分の名前をかたる。セルティ。

(臨也)思った以上だ。楽しいよ。

(セルティ)叫んでいるぞ!わたし私は 今 ここに生まれた!
赤い月

竜ヶ峰にせまる誠二
(誠二)セルティを返せ~!!

♪~
♪~
♪~
誠二、竜ヶ峰に向っていく。この前を遮るセルティ
グサッ!
(誠二)くっ!
(竜ヶ峰)ああ
(誠二)君には、感謝しなくちゃな。君がいなければ、姉さんはまた彼

女を
狭い研究室に閉じ込めてしまっていただろう。
(竜ヶ峰)矢霧君…。
(セルティ)うぅ…。
(竜ヶ峰)大丈夫ですか!?
(誠二)とにかく、セルティを返せ。警察が来る前に彼女とどこかへ逃

げないと。
(竜ヶ峰)だからって。こんな…。
(誠二)君に何が分かる?オレはガキのころから彼女をずっと見続けて

きた。
解放してやりたかった。広い世界に自由にさせて。
オレもその場所で一緒に暮らす。そんなことばかり
いつも いつも いつも いつも
いつも いつも 考えてきた。
(竜ヶ峰)あっ。
(誠二)やだなぁ~。愛の力は誰にも止められないんだよ?
それに引き換えお前はなんだよ。さっきも今も数だけに頼って…。
ドカッ! セルティ、ナイフを蹴る。
(誠二)うっ!
オレの愛は、この程度じゃ砕けない。
ガン! セルティがナイフをける。
(誠二)くっ!
ガン!
(誠二)効かない!痛みはあるが忘れる!
オレとセルティの生活に痛みは必要ない!
だから、今この場で受ける痛みに痛みを感じない!
(竜ヶ峰)むちゃくちゃだ!
セルティ、鎌を作って、誠二に向き合う。
♪~
鎌をふるうセルティ
(竜ヶ峰)あ
(誠二)くっ!
(誠二)はっ…。うわっ!
やめて~~!!
はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ!
走ってくる自称セルティ
誠二の前に立つ。
やめてください!誠二さんは、厳しくて乱暴で人と違うところがあるけ

れど
悪い人じゃないんです!でも。それで…この人はもう好きな人がいる…


(竜ヶ峰)(心の声)≪違う≫
(セルティ)≪まさか…まさか まさか まさか…≫
(竜ヶ峰)≪違う。この子は…≫
(セルティ)≪これは… 私の首ではない≫
(竜ヶ峰)≪この子は… この子の名前は…≫
(竜ヶ峰)張間美香さん?
そうなんでしょう?あなたは矢霧君に殺されたはずの。
張間美香さんなんでしょう?
(誠二)うそだ…。
なあ?うそだろ?
(美香)ごめんなさい!

過去とかさなる瞬間
(美香)ねえ ねえ ねえ いるんでしょう?誠二さん!
(美香)今日も来たんですよ!
大変!鍵を開け忘れてますよ!
これじゃ。私が入れません!
もしかして、寝てるんですかぁ?
美香、鍵開け機を持ち出して
覚えてますか?受験のときに誠二さんの隣にすわ座ってたんですよ。私


右に座った子が竜ヶ峰とかいうすごい名字だったから
左隣の人はどんな名前なんだろうと思ってちらっと見たら
ひと目ぼれで。
目が合った誠二さんも笑ってくれて…
(美香)だから、誠二さん顔を見せてください。
お願いです。お願いです。ひょっとして元気がないんですか?
だから、出られないんですか?だったら 私が開けてあげます。
待っててください!
今すぐ…
カチャ
(美香)私ね。受験の日からいろいろ調べたんです。
誠二さんの誕生日も家族も… ん?

美香、首を見てしまう。
カバンをばたと落として。
♪~
後ろに来ている誠二。
(美香)はっ・・・。せ・・・誠二さん?
(誠二)見たな? ・・・見たなあ?ここはあみだ婆で
(美香)えっと。あの。私 その
 えっと… 誰にも言いませんから。えっと えっと… 大丈夫です!
 どんな趣味でも。私なら合わせてみせますから。
 えっと… だから、もう…
(誠二)いいんだ
(美香)誠二さん
(誠二)いいんだ
(美香)誠二さん?
(誠二)いいんだ
誠二、美香の頭をつかむ。
(美香)はっ!
(誠二)ふんっ!
グシャ!
(美香)ごめんなさい!
私、まだ死んでなかったんです!
そしたら誠二さんのお姉さんが…。
   改造手術
(波江)誠二に好きになってほしい?
(波江)いい子ね
(美香)そしたら…そしたら。お医者さんが来て。
少しだけ整形と化粧をすれば。あの首と…誠二さんの愛してる首とそっ

くりになるって。
君の名前は、セルティだ。それが、首の名前だからねって。
だから、誠二さんのためにセルティになろうとして…。
でも、波江さんはそれじゃ手ぬるいって。
私じゃすぐにバレるから手術か薬で私の情動か記憶を消し去るって。
でも、わたし、誠二さんの記憶を忘れたくなかったから。
(セルティ)≪私の名前を知っている者…。私が デュラハンであること

を知っている医者…。
そんな人間この街にたった一人しかいない≫

(美香)誠二さんといっしょ一緒にいたかったから!
だから 頑張ったんです!
そこをさるセルティ
(竜ヶ峰)ん?
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(竜ヶ峰)あ
さってしまうセルティ。新羅をたたきに。
(誠二)うそだ…。そんな…。
じゃあ。オレは…。
(臨也)まっ。君はに本物と偽者の区別すらつけられなかったわけで
あんたの愛はその程度ってことだねぇ。ご苦労さん。
臨也もさっていく。
たおれこむ誠二。
(美香)誠二さん!
(竜ヶ峰)えっと… 君が命を懸けて彼女を取り返そうとしたことはすご

いと思う。
僕は張間さんのことを誤解してました。
確かに彼女は性格に問題があるけど。決してストーカーじゃないです。
だって、君は矢霧君のために命を張った。
それは自分の身勝手な欲だけじゃできないことなんじゃないかな?
殺されかけた相手をまだ好きってのはすごいと思うよ。いろんな意味で


張間さんは、矢霧君とにすごく似てるんだと思う。


新羅のところに戻るセルティ
バタン!(ドアの音)
ガチャ(ドアの音)
(新羅)おかえり。
セルティ、新羅の首根っこをつかんで
(新羅)「どういうつもりだ?」って言いたいんだろう?
君は次にこう言いたいんだ。
「お前は知っていたんだな?私の首があの研究所にあることを。
 お前のオヤジもお前も最初から『矢霧製薬』に協力してたんだな?
 もしかして私から首を奪ったのは、お前のオヤジじゃないのか!?
 それなのにお前は私にそれを隠し。死にかけた女の顔を勝手に切り刻

んで!
 私も化け物だが。本当の意味で人をくらうお前こそが化け物だ!」
ってとこかな?ああ。誤解がないようにあらかじめ言っておくけど
オヤジが君の首を盗んだ犯人かどうかは分からないし。興味もない。
それとあのプチ整形は彼女が望んでやったことで…
「矢霧」の連中が誘導させたのかもしれないけど
そこまでは僕の知ったことじゃない。
「お前は、私の考えていることが分かるのか?かな?」
うん 分かるよ。
君のことが20年も好きだったんだ。これぐらいのことは分かる。
(セルティ)はっ…。何を今更…。
ならば、なぜ今まであだま首の在りかを黙っていたのだ!?
(新羅)君が好きだから。だからこそ首の在りかを黙ってた。
首を手に入れたら君がどこかへ行ってしまう。
それが僕には耐えられない。
君の幸せのためなら、あきらめるとは言わないよ。
これは君と僕との愛を懸けた戦いだ。僕は決して君を離しはしない。
そのためなら、他人の愛も死も僕自身も矛盾してるようだが、
君の思いすらも利用してみせる。
♪~
セルティ、新羅から手を離す、
(セルティ)私はたとえ首が戻ってもなお前のもとから離れたりは…。
(新羅)たとえそれが君の意思だとしても首の意思だとはかぎらない。
考えたんだ。なぜこの世界で妖精である君が人間の前に姿を現している

のか?
首を失ったからこそ君はこの世に具現化することができたのではないか

?とね。
ならば、首を手に入れて記憶を取り戻した君は
まるで今までのことが幻だとでもいうように
煙のように消えていくんじゃないか…それが僕は怖いんだ。
♪~

セルティ、かたずけて、パソコンを打つ
(セルティ)お前は、私の言うことを信じるか?
(新羅)僕は、君を信じてる。逆に言うと君しか信じていない。
(セルティ)私も怖いんだ
      私は、死ぬのが怖いんだ
(セルティ)私は、今の私を殺せるヤツなど存在しないことを理解して

いる。
これは、おごりじゃない。単純な事実として受け止めているだけだ。
そこになんの喜びも感動も存在しない。だけど… いや、だからこそ怖い


私の中に死をつかさどる核が存在してないんだ。私の首こそがその核な

んだ。
誰かが私の首を破壊する。すると今の私は自分の意思や状況とはなんの

関係もなく…。
(セルティ)お前は、信じるか?
      眼球も脳味噌もないこの私が悪夢を見るんだ。
赤い月
(セルティ)その悪夢を見て恐怖に震える私を信じるか?
それが怖いから、自分で自分の死を管理したいと思うから
首を求め続けていたんだ…そう言ったら、お前は信じるか?
セルティ、振り返って新羅を見る。
(新羅)言っただろ?僕は君しか信じない。
まさに五里霧中だ。僕たちは推測の域を出ない考えで意地になっていた

んだね。
(セルティ)ふっ… バカみたいだな。
(新羅)うん。
(セルティ)なあ。新羅。
(新羅)何?
端末に打ち込んでみせる
 一発殴らせろ
(新羅)いいよ。
バキッ!・・・まともに顔をなぐるセルティ
(新羅)うっ…。じゃあ。こっちも1回殴らせてよ。
うなずくセルティ
カン ・・・ヘルメットが飛ぶ。
(セルティ)えっ?
(新羅)ほらな、セルティは素顔がいちばんきれいだ。
今のパンチは誓いの口づけの代わり。なっ?  ・・・だきしめる新羅
ドスッ!・・・セルティが腹にパンチ
ぐあっ!あぁ…。
抱き合ってソファに倒れる。
(新羅)泣いてるのかい?
セルティ、端末を打つ「お前は本当にバカだ」
♪~


(臨也)しかし、すごいよねぇ。ん?
誠二と美香がつきそって去っていく。
(美香)あっ…。

(門田)よう。臨也。
(臨也)おお。ドタチン。久しぶり。
(門田)やめろ!その呼び方。
(臨也)ところでさ。ダラーズの名前の由来知ってる?
(門田)ドルをよこせとかそういうんじゃねぇのか?
(臨也)それが違うんだよ。この組織ってのは基本的に何もしない。
ダラダラしてるから、ダラーズ。
そんなもんなんだよ。
(狩沢)ドタチン。さっきの見た~?黒バイクがさ…。
(遊馬崎)いやいやいや。あれ、マジっすか?
っていうか、やっぱオレの目の錯覚じゃなかったんっすねぇ!
「じゃあひょっとして、CGなの?」みたいな。
(臨也)そのCGもダラーズの一員なんだけどね。
(狩沢・遊馬崎)ええ~っ!!
(門田)本当か?
(狩沢・遊馬崎)すっご~い!すっご~い!すっご~い!
そして、去っていく臨也。

竜ヶ峰は、メスを拾う。
♪~

(臨也)正直驚いてるよ。
(竜ヶ峰)あっ。
(臨也)ネット上で相当の人数が、ダラーズを名乗っているということ


分かっていた。だが、今日突然集会をやるなんて言って。
わざわざ集まるのがこんなにいるとはねぇ。
ああ…人間とは本当に想像以上だねぇ。
ただ、帝人君は日常からの脱却をゆめみ夢見ているようだけれど
東京の生活なんて半年も過ぎれば日常に変わるよ?
更に非日常に行きたければ、よその土地に行くか。
あるいはもっとアンダーグラウンドなものに手を出すしかないねぇ。
でも、そっち側も踏み込めば、たぶん3日で日常になってしまうんだろ

うね。
本当に日常から脱却したければ、常に進化し続けるしかないんだよ。
目指すものが上だろうが下だろうがね。
日常を楽しみたまえ。
ただ、君に敬意を表して、矢霧波江の電話番号のネタは特別にタダにし

ておいてやるし。
このダラーズの創始者が君だという情報は売らないでやろう。
君の組織だ。利用したいときは勝手にするといい。
(竜ヶ峰)あっ。
(臨也)ふっ…。
(竜ヶ峰)えっ? あっ…。
ガシャーン!
(竜ヶ峰)はっ!
(静雄)い~ざ~や~。
(臨也)あ。そろそろ引き揚げ時らしいね。じゃあ 頑張れよ! 田中太

郎君。
(静雄)てめぇ。待ちやがれ!
(竜ヶ峰)うわっ!
(静雄)い~ざ~や~!
(竜ヶ峰)はっ。


掲示板でのこと
(田中太郎)今日見ましたよ~!
(田中太郎)例の黒いバイク
(甘楽)えー。黒バイク目撃したの?>田中太郎さん

(甘楽)ああ、えっとね。。。ぶっちゃけ
(甘楽)化け物みたいなもんなんです。
(田中太郎)化け物って、どういう事ですか?
(甘楽)ドタチンなんかは死に神だって言ってる。


(竜ヶ峰)えっ。まさか…。ええっ!?
・・・そう、彼が甘楽。



(セルティ ナレーション)
<翌日あっけないほどいつもの日常が戻ってきた>
<彼にも。彼にも。あの少年にも>
(紀田正臣)あのな。帝人。ネットで見たんだが
昨日、ダラーズの集会があったんだってよ~!
それがさ。なんと、サイモンと静雄もダラーズの一員だったらしい!
しかも、あの黒バイクがなんか首がなくて。壁を走って大鎌を出して。
なんつうかぶわぁ~って感じですごかったらしいぞ!
(竜ヶ峰)ちっとも分からないよ。

(セルティ)<そして、彼らにも>
(誠二)オレはお前を愛していない。
だけど、お前を見ているかぎりオレは彼女への愛を忘れることはない。
だから、オレはお前の愛を受け入れる。いつか彼女を取り戻すまでは。
うんと寄り添う美香
♪~


パソコンをいれて、掲示板に書き込みを竜ヶ峰
--田中太郎が入室しました。
(田中太郎)こんばんは
(セットン)ばんわ~。待機してました
(田中太郎)どうもです。
(田中太郎)今日は眠いんで早めに退散させてもらいます
(セットン)あー、寝不足?徹夜でもしました?
(田中太郎)ええ、ちょっと
(セットン)甘楽さんはまだみたいですね
(田中太郎)甘楽さんは・・・
(田中太郎)来るんですかね
(セットン)あ、何か急用が入ったみたいです
(田中太郎)あ、そうですか
(セットン)すいません、お先に失礼します
(田中太郎)お疲れ様で~す
--セットンさんが退席しました。

・・・セットンはセルティでした。

(新羅)悪いね。お楽しみのところ。急な仕事だよ。
端末に
 問題ないよ
と打ち込むセルティ

(セルティ)<そして私の日常もいつもと同じだ>
<会いたくない人間に偶然出くわすのもまたいつもと変わらない>

(臨也)ふっ切れたみたいだね。
いや~幽霊ってのはコソコソとして突然ドロンと出るから怖いのであっ


あれだけ派手に登場したんだ。もうあんたを怖がるヤツはいないさ。
そういや結局誰も殺さなかったね。あの鎌って何?切れないの?
ひょっとしてあの女追っかけてる?
必要だったらいつでも力になるよ。電話して。
  。。。いってしまうセルティ
(臨也)またね。

(セルティ)<矢霧波江の行方は知らない>
<だが、どうでもいい>
<私は私。なんら不足はない>
<いつもどおりの日々。過度の希望も絶望もない日常>
<何も変わらない>
<だがなんという充実感に満ちあふれていることか>
<私はここにいる。あなたはそこにいる>
<私があなたの救いなら。あなたも私の救いだ>
♪~

学校での竜ヶ峰
<そして、少年は考える。折原臨也に言われたことを>
<ありえない現実にあこがれる自分が
 果たして新しい現実に永遠を求めることができるのだろうか?>
<そして、その永遠もまた日常になってしまうのだろうか?>
ん?あっ…。
(誠二)悪かったな。いろいろと。
(美香)ありがとね。
(竜ヶ峰)あぁ…。

(美香)よいしょ…。
えっ?
(美香)よいしょ。
ちょっ… ちょっと。そこ、私の席。
(美香)あっ。クラス委員の後ろが空いてますよ。
はあ?もう。なんなの?いきなり来て訳分かんない。
杏里が誠二と美香を見ている。
それを見ている竜ヶ峰
♪~

(セルティ)<きっと彼女は以前のように張間美香とともに行動するこ

とは
なくなるだろう>
<それがいいことなのか。彼女自身にしか分からないことだ>
<だが、本当にそうか?>
<結局人は人の心など分からないのだろうか?>
<「常に進化し続けるしかない」あの男の言葉が頭に響く>
<あれだけ大胆なことをやった後、自分にはなんでもできると思ってい

た>
<なのに少年はみじんも予測していなかった同じクラスの女子を
 遊びに誘うのがこれほど勇気のいることだとは…>
(竜ヶ峰)はぁ~… ふぅ~。
<少年が少女を見つけるまであと30秒>
<少年が少女を口説いている親友を見つけるまであと35秒>
<少年が親友をけり飛ばすまであと45秒>
<少年が少女にお茶を断られるまであと74秒>
<少年が少女に屋上での昼食を誘われるまであと78秒>
<少年が少女に恋をするまで あと…>
<少年が少女に告白するまで あと…>
(竜ヶ峰)へへっ。


パチン・・・将棋の駒をならす臨也
(臨也)しかし。あんたも、バカなことをしたねぇ。
(臨也)弟の歪んだ恋心のためにすべてをふいにして… っと。な。
オセロをおく

美香が携帯を見る
向こうと連絡とれてる限
り、君たちは永遠にふた
ちっきりにはなれないよ

それを見た。美香は、携帯を噴水に投げ捨てる。

美香の携帯
気をつけろ。きみはまだ
追われている。
いま、どこにいる?

・・・すべて、いざやのしたこと。

(臨也)いや、むしろ弟への歪んだ恋心かな?
でさ~ やばいんじゃないの?「ネブラ」と吸収合併でしょ?
あげくにこんなの持ち出しちゃったらさ。
マフィアとかもしくはすご腕のスナイパーなんかがあんたの眉間をパ~

ンと…。
パチン
(臨也)王手。

竜ヶ峰を会うときに一旦離れたときの電話
清掃車?
ええ、いつもの回収部門ですね。
分かった

呼び出し音

もしもし?なんか、いろいろややこしくなっちゃってさ~
今すぐ、その部屋を出てくれる?
・・・臨也、美香に連絡。先回り。
そして、出て行く美香。波江の邪魔をする。

(臨也)王将同士の一騎打ちってルールできないもんかね?
きっと、君の伯父さんもオレと同じだったんだと思うんだ。
あの世を誰よりも信じてなくて。誰よりも死を恐れ。誰よりも天国を渇

望する。
だけどね。オレも確信した。あの世はある。
そういうことにしておこう。
(波江)ん?
(臨也)デュラハンっていうのは基本的に女性しかいないといわれてい

るんだ。
なんでだか分かる?
(波江)いいえ。部下には神話を研究してたのもいたけど。
私は無駄だと思ったから。
(臨也)合理主義者なんだねぇ。まあ。それは置いといてヴァルハラっ

ていう天国…
正確には違うんだが、北欧神話にはヴァルキリーっていう鎧をまとった

女の天使が
ヴァルハラまで勇敢な戦士の魂を導くって話があるんだ。
女性が死者を迎えに行く…どこかで聞いた話だと思わないかい?
そのヴァルキリーたちが地上をさまよう姿こそデュラハンだっていう説

がある。
だとするならば、これはきっと待っているんだよ。目覚めを。戦のとき

を。
ヴァルハラに迎え入れる聖なる戦士を探すために。
これが生きているのに目を覚まさないのは、ここが戦場じゃないからさ


できることなら、オレもその戦士に選ばれたいな。
死の後にヴァルハラというものが本当にあるのならば、
オレはどうすればいい?
オレが紛争地域とかに行って活躍できるとも思えない。
ならば、オレにしかできない戦を起こすまでだ。そうだろ?
ははっ。オレは なんて幸運なんだろう。
天国を信じず。天国から遠い生き方をしてきたこのオレが。
それゆえに地上に落ちた死の天使に出会えるとはね。
  ・・・臨也、セルティの頭をもって、
(波江)そんな…全部 あなたの推測じゃない。
(臨也)信じる者は救われるよ。
それにこれは保険だって言ってるじゃないか。
それが、地獄だとしても。
苦しみしかないとしても。
そこにオレが存在するならかまわない。
だが、まあできることならほう天国の方がいいよな~。
  ・・・おいおい。セルティの頭をひさげっているよ。
ねえ、波江さん。みんなで天国に行こうよ。
これはダラーズの一員としてオレが預かる。灯台下暗し。
まさか、セルティも首が自分の所属する組織にあるなんて思わないだろ

うね。
そうだ。あんたもダラーズに入ればいい。
オレたちのボスは「来る者は引きずり込む」って方針でね。
もっとも途中から人を集めはじめたのはオレだけど。
地上に落ちた天使をオレたちの手で羽ばたかせてやろうじゃないか。ね

え?

  ・・・あったよね、地上に降りた最後の天使ってフレーズ
♪~
♪~
♪~

(杏里)彼女の日常そこでは 何も起きない。
何も変わらない。
街では、日々何かが生まれ何かが消えていくというのに。

次回 急転直下
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デュラララ!! #11 疾風怒濤 の感想 [デュラララ!!]

いやあ。ビックリしましたね。ダラーズの創設者は竜ヶ崎帝人だった。
セルティの捜している女のことも見つけて、
ダラーズのメンバーからの連絡で。
いつものは、ブラフはなんだったんですね。。
・・・でも、創設者は誰も知らない。大きくなっていてびっくりの組織

竜ヶ崎の矢霧波江に、真実を語れとお願いする。
波江が、力で対抗するのを見て、
ダラーズの場としてすでに準備済み、
携帯でメールを送って、指示を出す。
敵は、メールを見ていないやつらと、なにもせずに見つめろ!と

困惑する波江達。

今明かされる、ダラーズ誕生の秘話。
いたずらから始まった。でも、実在するようになって、
方向付けをいいほうに向けるように頑張った竜ヶ崎

セルティは、自分の首をつけた女に出合って、ハッスル、
自分の存在を明らかにして、今、ここに生まれたと。

その混乱に乗じて逃げる竜ヶ崎に、誠二がナイフをもって
いぞみかかって終わり。
セルティを返せ!って
・・・あぶない高校生!?姉もたいがい。

--------------------------------------------------------------

♪~
♪~


(遊馬崎)この展開は、ビリビリヒロイン化の兆しだと思うんっすよね

~!


(女)きゃあ~!
(竜ヶ峰帝人)君は…。
(女)助けて!

(新羅)一人の人間として生きているらしい首をどうしようっていうの


(セルティ)私は。どうしてもあの子に会いたい。

(臨也)あれは、たぶん「矢霧製薬」の連中だな。

(波江)いいのよ。全部姉さんに任せて。

(臨也)正直疑い半分だったんだが。

(竜ヶ峰)駒は、私の手の内にあります。


♪~
雲の上の赤い月
♪~
♪~

研究所

(誠二)行かなくちゃ…彼女を取り戻しに行かなくちゃ。
姉さんなんかじゃダメだ。オレじゃなきゃ…オレじゃなきゃダメなんだ



(波江)いなかったですって!?
(吉田)はい。下の連中が行ったときにはすでに女はいなかったそうで

す。
(波江)その部屋の学生…竜ヶ峰といったわよね?そいつは?
(吉田)戻ってきたときに話を聞き。場合によっては同行してもらおう

としたそうですが
どうも連れがいたらしく…。
(波江)ちっ。その連れごと来てもらえばよかったでしょ。
使えないわね。
(吉田)ああ、いかがいたしましょう?
(波江)はぁ~。

ピッ(携帯の呼び出し音)
(波江)うん。
(波江)もしもし。
(竜ヶ峰)矢霧波江さんですか?
(波江)どちらさまですか?
(竜ヶ峰)私は、竜ヶ峰帝人といいます。
(波江)はっ
(竜ヶ峰)取引をしませんか?
♪~


雲の上の赤い月
♪~
セルティが。。。ビルから下を伺っている。

池袋の街

♪~
ん?
ああっ?
ん?
ん?
あっ…。
(3人)ん?
♪ オレの~


(サイモン)イラッシャ~イ。イラッシャ~イ。
「ロシアズシ」うまいヨ~ !安いヨ~!
(静雄)「人生ってなんだ?人はなんのために生きている?」
そう問いかけられて、オレはそいつを死ぬ寸前までなぐ殴ってやったわ

けよ。
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)ポエマーな中学生ならともかく
二十歳過ぎたヤクザが言うのは犯罪だろう?
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)っていうか。サイモンさんよぉ。オレの話よく分かってねぇだ

ろ?
(サイモン)んん~。そうダネ~。
(静雄)ぬうぅ~~!!
バイクを持ち上げて、静雄、サイモンになげ。。。しっかりと受け止め


怪物達。
ガシッ!


(セルティ・心の声)≪私は変わってしまったのだろうか?
20年間この街で暮らして…≫

(新羅)無駄なんかじゃないさ。
君が生きてきた20年は無駄なんかじゃない。
これからの人生に生かせれば、どんなことだって無駄じゃないさ
(セルティ)生かす?一体何に生かせというんだ!?
(新羅)例えば・・・
僕と結婚すればいい

(セルティ)≪新羅…≫
キキィーー(ブレーキ音)
♪~
車から降りてくる矢霧製薬のもの達
♪~
そして、最後に降りてくる波江
♪~
そして、電話の主を捜す。
♪~
待っている少年。
そこへいく波江
(波江)あなたが 帝人君?
(竜ヶ峰)あっ…。
♪~
前にいる波江
♪~
(波江)ふっ。 想像していたよりずっとおとなしそうな子ね。
それとも今はこういう子が危ないのかしら?
♪~
まわりに男たちが見張っているのを見る竜ヶ峰
(竜ヶ峰)うっ
(波江)それで、取り引きって何かしら?
(竜ヶ峰)ああ
♪~
(竜ヶ峰)私は、あなたの捜している人を預かっています。
(波江)そう。いくら欲しいの?
(竜ヶ峰)いえ。お金はいりません。
(波江)じゃあ。何がお望み?
(竜ヶ峰)真実です。
(波江)あっ…。
今、なんて言ったのかしら?
(竜ヶ峰)あなたの弟が、張間美香さんにやったこと。
そして、あなたたちが美香さんの体にやったことを認めてもらいたいん

です。
残念なことに状況証拠しかないので。
♪~
(竜ヶ峰)率直に言います。自首してください。
♪~
(波江)ふふふっ…
そう。あなた、そういう人なのね。
ふ~ん。
(竜ヶ峰)あっ…。
(波江)許せない!弟の邪魔をするなんて。
いけないのよ…
弟の邪魔をする人はいたらいけないのよ!
(竜ヶ峰)≪あっ…。そうか。この人は、こういう人か≫


また、赤い月

研究所にて
(誠二)ねえ、教えてよ。姉さんはどこ?
行かなきゃいけないんだよ。
彼女には、オレが必要なんだ。
せまる誠二
(吉田)うっ…。
(誠二)オレが、いなきゃいけないんだ。
顔をそむける吉田
(誠二)ねえ。教えてくれよ!


(竜ヶ峰)≪そんな理由か…≫
≪そんな理由で、人が死んで。
 その体を使ってあんなことをして…≫
≪僕のことまで、狙って…≫
♪~
(竜ヶ峰)ふぅ~…。
♪~
街の人たちをみまわす竜ヶ峰
♪~
(竜ヶ峰)そんな理由で人の命を?
あなたの自己満足で、矢霧君を不幸にさせるつもりなんですか?
(波江)今更何言ってんの?
その年になってこんな世界に足を突っ込んで…。
≪大丈夫だよね?≫
(波江)その不快な口を閉じなさい。
(竜ヶ峰)確かにきれい事かもしれません。
だから、なんだっていうんですか?
人を殺した反省をしろっていう今更以前のことも理解できないのは
そっちじゃないですか!?
(波江)ドラマの見すぎよ。
お約束な予定調和ばかり。ここは、現実なのよ?
映画や雑誌の中でない
≪うまくいくよね?≫
(波江)あなたは、英雄なんかでもない。身の程を知りなさい!
(竜ヶ峰)それの何が悪いっていうんですか!
予定調和も、お約束も、ご都合主義も、無理やりのハッピーエンドだっ


大好きですよ!
それを目指して、何が悪いっていうんですか!
・・・ポケットに手をとっこむ竜ヶ峰
人のためだとか、世界のためだとかそんなことは言いません。
ただ僕が見たいんです!
僕が信じたいんです!
≪そうだ!信じる。僕は信じる≫
池袋の人たち
≪みんな。きっと…≫
・・・ここに仲間がいる。
(竜ヶ峰)確かに、こんなのありふれた考えかもしれません。
でも、ありふれてるっていうことは、それだけ
みんながそのことを考えてるってことなんですよ!
。。。携帯のボタンを押そうと竜ヶ峰
(竜ヶ峰)くっ…。
(波江)ふっ…。
言いたいことはそれだけ?
。。。手を上げて部下を呼び寄せる。
(竜ヶ峰)理屈の通じない相手に挑む力も知恵も僕にはありません。
努力する時間さえも与えてもらえない。
だから!
。。。携帯のボタンに指が
僕は、数に頼る!
ピッ・・・メールを送る。手を高く上げて。
。。。携帯のメール 送信中
          送信しました
なにも起らない?
(波江)ふっ。 ・・・勝ち誇る。

メール送信音

メール送信音

わあ~!
(波江)ん?

メール送信音

(波江)はっ…。

メール送信音

(波江)あぁ…。

メールの送信音。
みんなが携帯を見ている。

メール送信音

(波江)はっ!何っ!?

メール送信音
メール送信音
メール送信音
その場所にいる人の携帯が鳴っている。

対峙している竜ヶ峰


キキィーー
やってくる遊馬崎達
(遊馬崎)すっげぇ~!これ全部そうなんっすかねぇ?
(狩沢)すっご~い!なんだかまるで「Missing」の怪奇現象じ

ゃん!
自分たちにもメールが届く。
(閻魔あい・メール着ボイス)いっぺん 死んでみる?
(2人)来た~!
(渡草)マジかよ。
(メール着信音)あっ。おっと・・・。
ピッ(メール着信音)
門田もメールを見て、
(門田)さてと。渡草 あとは頼んだぞ。
(渡草)おっ。おう。
(門田)行くぞ。


セルティ
ビルから下を伺っている。

警備にもメールが
メール着信音
ん?あっ・・・。
ピッ
メールを見る。

動揺する波江
周りの人たちのことを


セルティは、ビルの屋上でそれを見ている。
ガチャ(ドアの音)
セルティにむかってくる足音
♪~
赤い月
♪~
門田は、女を連れている。
振り返るセルティ
♪~
ご対面、自分の首をつけた女と
うつむているな女。顔を上げる。
女を見ているセルティ


(狩沢)一体何人いるんだろう?
(遊馬崎)いやいやいや。初集会でここまで集まるなんて。驚きっすね

ぇ~。
(渡草)これが… ダラーズ?
♪~
老若男女いっぱいいる。
♪~
(アイザック)ああ~。
(アイザック)んん?
(ミリア)う~ん…。
ねえ アイザック~!
(アイザック)なんだ~い?ミリア。
(ミリア)この人たちもダラーズってのの 一員なの?
(アイザック)ああ。そのとおりだ。ミリア。
(ミリア)おお~~!
(アイザック)いいか~?よく聞け。
これでオレたちも巷で今いちばんナウなヤングに話題の…。

(波江)何これ?
まさか、こいつら全員?
うそ… うそ~!

(アイザック)どうだ!フランチャイズだぞ~!
(ミリア)なんと!今日初めて出会ったばっかりなのに!?
すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!
・・・どっかん!


(竜ヶ峰)
(ナレーション)<地元の空は、高くて広かった>
<でも…何もなかった>
チリン チリン(自転車のベル)
<子供のころはこの町も冒険にあふれていた>
<いつからだろう?こんなふうになってしまったのは>
<何かを変えたかった>
<でも、飛び出す理由も勇気もなかった>
<そんなときだった…>
パソコンを手にいてる。
よっ!あぁ…。ええ~…。
電源を入れる。
あがってくる。OSが、wbunte?
♪~
おお~!
説明書を読む。
♪~
えっと~2回…2回。
カチ。カチ。
YOHOO JAOAN  Ameoba  Amezon.shop
<そこには、いろんな世界が広がっていた>
楽大 Lovedoor nixi 
<僕の知らないとど僕が届かない世界>
<東京に引っ越した紀田君とまたやり取りもするようになった>
おお。へへっ。

<新しい知り合いもできた>

<あるとき、ふと思いついた>
<最初は単なるネタに過ぎなかった>

(ハンドルネーム「閣下」)チーム?
(ハンドルネーム「田中太郎」)そう。
(田中太郎)東京には、いろんなチームがあるって、
      聞いたことがあるんです。
(GC)ネットの中でチームを作るって事?
(田中太郎)違います。本当に...
      現実にある事にするんです。
(田中太郎)池袋にあるチームって設定で
      ネット上にその噂を広めて...

<自分たちがダラーズのメンバーだとは名乗らない>
<いかにもよそから聞いたというふうに噂話を流し、名前を広める>
<チームのサイトも作ってみた>
<完全パスワード制。パスワードはメールやいろんな掲示板を使って流

した>
<掲示板にメンバーの書き込みも大量に用意した>
<もちろん信用しない人も多かった>
<そのうち擁護する人たちも現れて。みんな大喜びだった>

<嫌な予感はしていた…>

あれ?ダラーズのしわざ?

あっ…。
<現実の世界にダラーズを名乗る人たちが現れはじめた。それだけじゃ

ない>
<知らないうちにメンバーも増殖を続けていた>
<もうパスワードを流すことはやめていたのに
 まるでどこかで誰かが。情報を流しているように…>

みなさん見てますか?
おーーーい

<怖くなったのか。一緒にダラーズをつくったみんなはいなくなってし

まった>

<僕は、それでもやめなかった>
<いや。やめられなかったんだ>
<なぜだか自分でも分からない>
<けど…>

掲示板で
(田中太郎)そんなことありません。
(田中太郎)悪い人もいるかも知れません。
      でもそうでない人もいっぱいいるはずです。
(田中太郎)僕らで ダラーズを良い集団にすればいいんじゃないでしょ

うか?
悪い事をしている人達の印象を消せるくらい良い事をするとか?

うん。
カチ!

例えば?

あっ。
うん。

(田中太郎)例えば、街のゴミを拾うとかかべ壁の落書きを消すとか…



きれいごと

ガキ

はぁ…。


朝起きるとテレビにて
(レボーター)ということで、住民も大変不思議がっております。
こちらにあった壁の落書き。
昨日の深夜まで確かにあったそうなのですが。
このようにきれいに消えてしまいました。
大がかりな落書きだけに一人で消したとはとても思えず
近隣住民も困惑している状態に…。
(竜ヶ峰)へへっ まさかね…。


<紀田君に誘われて東京に出てきた。そこで…>
(紀田正臣)ダラーズ?
(紀田正臣)ああ。オレも詳しいことは分かんねぇんだけどよ
とにかく人数が多くて。線が一本ぶち切れたチームらしい。
カラーギャングらしいんだけど。どんな色なのかも分からねぇ。

(門田)興味本位で近づかない方がいい。
余計な詮索はよしておくことだな。

(晴子)でも。今この街最強ったらダラーズでしょ?

(紀田)で。ダラーズってさ。どんなチーム?
(滝口)う~ん。あえて言うと無色透明って感じかな。


ズルズル…(ラーメンをすする音)
ダラーズ? 知ってるぜ。
っていうか。オレ。ダラーズ。


ダラーズに入って、彼女ができました!


くだらないことを掲示板に書き込んだり…。


誰かがなんかレスしてくれるし。


サラリーマン
この年になると仕事以外の人間関係なんて出来ないしねぇ。


知ってるか!?
例の人間狩りにさらわれそうになったヤツをダラーズが助けたんだって

よ!
ダラーズ。最高~!


別に…楽しいし。いいんじゃない?


♪~

池袋の駅前の竜ヶ峰

♪~


現在
メール着信音
みんながうけとっている、知った顔のものたち。
(臨也)ふふふっ。思った以上だ。楽しいよ。
    ふふふふっ。楽しいよねぇ。

携帯のメールには

今、携帯のメールを見て
いない奴が敵だ。
攻撃をせず。
ただ静かに見つめろ。

波江ら、かれらに見つめられる。不信に思う。
(波江)何っ!? なんなの?こいつら。なんなのよ!
見上げている竜ヶ峰。
♪~

(狩沢)ねえねえ。ダラーズの創始者ってどの人だろう?
アラブの石油王っぽい人いる~?
(遊馬崎)いないっすねぇ。
渡草さん、オレたちにレスくれたのって本物の創始者なんっすよねぇ?
(渡草)ああ。って話だが…。


前回に暴走した渡草
(門田)渡草!信号 赤 赤 赤! 赤~!!
あっ・・・
はっ・・・
前に女をみる。
(3人)うわぁ~!
ききぃーー!
急ブレーキ-


話をすう門田と渡草、女と。
(渡草)はあ~。だんまりかよ。ふぅ~。
(狩沢)あっ。ドタチン。ドタチン!
(門田)だから、その名前で・・・
(遊馬崎)これ、ダラーズの掲示板にレスきた。

ウォーカー
 首に傷のある女の子を、
 保護しやした。
 心当たりの方、ご連絡を

admin
 詳細を教えてください。


(カチカチ カチカチ)
(竜ヶ峰)手はずは整いました。彼女と会わせます。
そのかわり、あなたも私に協力してください。
♪~
セルティ。。。
♪~
赤い月
♪~


セルティ、女に近づく。
待っている門田と女。
三人になって。セルティ、端末をたたく。
カチャ(端末機を開く音)

名前は?

♪~
(門田)う。
(女)セルティ。
♪~
そうかというようなかんじ
携帯を身に隠して
走り出す。そして、ビルから降りる。


(波江)はっ。いない…。何をぼやぼやしているの!
さっさと捜しなさい!

はい!どけ!
どこに行った!
くそっ!
どけ!
どこだ!?

ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)

(波江)くっ…。えっ?

ヒヒィーーン!
ヒヒィーーン!!

あっ!
おい!

(セルティ)ふっ切れた!

バイクでビルをかけおりるセルティ

(波江)えっ… 誰の声?

(セルティ)ああ。私には首がない!
私は化け物だ!多くを語る口も。相手に情熱を伝える瞳も持たない!

何か聞こえる。なんの声だ?

(セルティ)だが。それがどうした!それが、どうしたというのだ!

(静雄)セルティ…。

きゃあ~!

♪~

キキィーー!!

製薬会社の連中ところに降り立つ。

♪~

(セルティ)私は、ここにいる。確かに、ここに存在する。

なんだ!てめぇは!?
この~!
ドカッ!
こいつ!

♪~

(セルティ)目がないというのなら、我が行状のすべてを刮目して見る

がいい!

でやぁ~!
死ねえ!

(セルティ)化け物の怒りに触れた者の叫びを存分に耳にするといい!

うおぉ~~!
カン!
ヘルメットが飛ばされる。

あっ…。
あっ!

ころがるヘルメット

唖然とする人たち。

(2人)あっ… あぁ…。
(渡草)ああっ…。

上から見ている門田とセルティ。

(静雄)あぁ…。
(サイモン)あっ…。

(臨也)ふっ。

また、赤い月

あっ…。

あぁ…。

く… 首なしライダー…。

首なしライダー!

あれが…

首なしライダー!?

カシャ! カシャ!(携帯のシャメの音)

(セルティ)私はここだ。ここにいる… ここにいるのだ。
私は、すでに叫んでる…叫んでいるぞ!私は今ここに生まれた!
私の存在をこの街に刻みつけるために!

手を空にさしのべるセルティ、ビルの上には赤い月が
♪~

それを背にその場を遠ざかる竜ヶ峰
(誠二)お前が 竜ヶ峰帝人か?
(竜ヶ峰)あっ…。
     はっ!
振り返ると、誠二がナイフをもって、
(誠二)セルティを… セルティを返せ~!!

ナイフで竜ヶ峰を押そう誠二。
♪~
♪~
♪~


(セルティ)そう。私はこの街で、一つの真実を発見した。
あまりにもあっけなく。あまりにもありふれたものをさが探し当てた。
たぶんあの少年もまた…。
♪~
次回 有無相生
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デュラララ!! #10 空前絶後 の感想 [デュラララ!!]

竜ヶ崎、騒ぎ巻き込まれる。
あってしまう運命のピース。首に傷のある女。
今までことが、つながり出す。・・・なぞが解けた?
そして、セルティの正体を知ってしまう。
おもしろがって一緒に居る臨也。人間的に怖いヤツ。やりたい放題。

門田達は、例の製薬会社をはっているが、
出て来た車に、石がはじかれ、傷がついて、かっとなる渡草。
車で追っかける。暴走だ。

竜ヶ崎は、例の製薬会社の連中にやられかかるが、セルティと臨也に
助けられて。ついにやる気に。
って。なにを。パソコンをさわり出す。

(竜ヶ峰)お願いです少しの間私に協力してください。
<人とは違う生き方をしてみたかった>
(竜ヶ峰)駒は私の手の内にあります。
<だから…>
(臨也)大当たりだ。
<僕は…>

謎を解いてやると。・・・金田一なんとかのまね?

--------------------------------------------------------------

(門田)どうしてダラーズのことなんか。聞くんだ?

(紀田正臣)お前。まさか、ダラーズに入りたいなんて思ってる?

(静雄)なんだぁ。そりゃあ~~!?

(セルティ)そもそも、なんでわたし私の首に私以外の体があるんだ!?
(新羅)出来たてホヤホヤの死体があったとか。

(臨也)楽しみだなぁ楽しみだなぁ 楽しみだなぁ!

(波江)もし、あれがけ警察の目に触れでもしたら私たちはどうなると思う?
生死は問わないわ。場合によってはそのまま処理してしまいなさい。


♪~
♪~

前回のあの場所でのこと。買い物中の竜ヶ峰
(竜ヶ峰帝人)う~ん。やっぱり、今月はちょっときついなぁ。
あとは台所のスポンジと。
(店員)ありがとうございました~。
店を出てきた竜ヶ峰
(竜ヶ峰)はぁ…。
ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(竜ヶ峰)黒バイクだ!
くっ… はぁ はぁ はぁはぁ はぁ はぁ はぁ はぁ…。
ないているほうに走る。
(心の声)≪あの角を曲がったらいるはず≫
ドン!
首に傷がある女とぶつかる。
(竜ヶ峰)うわっ!あっ… 痛っ!
痛ててて…。あっ。
す… すみません。大丈夫ですか?
(女)あぁ…。
(竜ヶ峰)あっ。君は…。
(女)はっ!
助けて!
(竜ヶ峰)えっ? はっ…。
ええっ!?
やってく黒バイク。
(女)お願い!
(竜ヶ峰)はっ!
セルティを見て。。。。
♪~
手を取って逃げ出す。
♪~
行く手をふさぐセルティをかわして。
人混みにまぎれてにげていく二人。
(竜ヶ峰)はぁ。はぁ。はぁ。はぁ…。
♪~
また、セルティと接触。
♪~
ヒヒィーーン!
♪~
地下に逃げていく女を見るセルティ。
♪~
ヒヒィーーン!
きゃあ~!
♪~
そして、地下鉄に入っていく。
♪~
(晴子・秋絵)きゃあ~ 。黒バイ!
(秋絵)何これ!超カッケ~!
(晴子)写メるっしょ!
写メるっきゃないっしょ!
(秋絵)マジパネェんっすけど~!やっべ~!


夜、竜ヶ峰の下宿
(紀田)ほほ~う。つまり。道の角でぶつかった美女がバイクに乗った悪党に
追われており。しかも、記憶を失っており、オレが駆けつけた段階では
疲れて眠っている。
そんないろいろな意味でドリーマーな夢物語をオレに信じろと?
(竜ヶ峰)事実なんだからしかたないよ。
(紀田)これで時間が朝の遅刻ぎりぎりタイムならベターだったんだがな。
あと、その女が転校生ならマーベラス。
そのうえ、どっかの王女で、実はお前の幼なじみなら、パーフェクトだ。
あっ。今のかベタとベター掛けてることに気づいた?
(竜ヶ峰)それを、わざわざ人に言うのがいちばん寒いと思う。
はぁ… 記憶がないうえに警察はダメだって言うもんだから。
僕、どうしたらいいか分からなくてさ。
(紀田)ん~。まあ。様子見るしかねぇだろ。

帰ることにする紀田。

ガチャ

(紀田)とりあえず。明日まで待って。
それからのことは彼女の話をじっくり聞いてからだな。
(竜ヶ峰)うん。
(紀田)んじゃ。明日な。
(竜ヶ峰)うん。夜中にありがとう。

バタン

(ナレーション)<黒バイクに顔を覚えられたかもしれない>
<都市伝説と呼ばれる黒バイク>
<あれを敵に回して僕に何ができるんだろう>
<普通のことが嫌いだった>

♪~

朝、学校にて
<人とは違う生き方がしてみたかった>
<そんな気持ちから、彼女をかくまってしまったのかも>
<一つだけ紀田君の知らないことがある>
<彼女の傷のこと>
<まるでノコギリで一度首を切ってから無理やりつなぎ合わせたような…>

売店より、お知らせです。
本日のジャンボメロンパンは売り切れました。

(紀田)おう!帝人~!眠れるアパートの美女どうなった?
(竜ヶ峰)紀田君…。しぃ!しぃ~!
何よ?何よ?美女って。
オレ。そういうの反応早いよ~。
(紀田)実は~。帝人が道を曲がったら、悪漢に追われる記憶喪失の美女と
ぶつかって~。今、こいつは美女と暮らしてるってわけよん。
なんだよ 霧ヶ峰の願望かよ~。
(竜ヶ峰)あっ。いや…。竜ヶ峰…。
ああ~誰か。余った食券 買わねぇ?
(杏里)ふふっ。
はははっ…。
(紀田)なっ?誰も信じないから大丈夫だって~。
で。どうしてる?美女。
(竜ヶ峰)朝、出るときは、まだ寝てた。
(紀田)美女、爆睡だな~。
まっ。そんじゃあ本題に入ろう。
(竜ヶ峰)本題?
(紀田)このオレが4限に早弁までして。
昼休みを有効に使おうとしている理由は。ずばりこれなわけよん。
(竜ヶ峰)うっ…。
ん?「ダラーズ度予想」…。
(紀田)今。うちのクラスでちょっとしたブームなんだな。これが。
ダラーズの全貌は謎に包まれている。
そこで、学校の中で「あいつ 雰囲気がダラーズっぽくね?」ってヤツに
一票を投じるお遊び。
(竜ヶ峰)へえ~。結構票がかたまってるんだ。
(紀田)一人で何人でも投票できるからな。
(竜ヶ峰)あれ?この1ーDの滝口って人一票しか入ってない。
(紀田)気づいてくれた?その一票。誰あろうこの紀田正臣の一票。
オレ。体育でそいつのクラスと一緒なんだけど。
滝口亮は、間違いなくダラーズだと思う。うん。
(竜ヶ峰)なんで、そう思うの?
(紀田)勘。
(竜ヶ峰)ははっ…。
(紀田)ってことで~。今から確かめに行く。
(竜ヶ峰)ちょっと!

(紀田)すみませ~ん!滝口亮君、いますか~?
ん? いないよ。
(紀田)って。食堂?
さあ?屋上じゃねぇ?あいつ、昼休みはよく上行ってるみたいだから。

(紀田)亮君は上でスモーキングタイムかな?
(竜ヶ峰)や… やめた方がよくない?
怖そうな人とかいるかもしれないし。
(紀田)冗談だよ。昼休みに屋上でスモーキングなんて。
昔のベタな漫画じゃん。けど。いきなり「ダラーズですか?」なんて
聞いてもほんとのこと言ってくれないと思うし…。
(紀田)まか任せときなって。考えがある。

(紀田)え~っと…。
滝口を捜す
おおっ?
(竜ヶ峰)ス…。スモーキン…。
(紀田)ふふっ。
(紀田)お~い!滝口~!
うぃっす。
(滝口)やあ。
(紀田)おっ。へえ~。滝口って曲作るんだ。
(滝口)ん? まあな。で。どうした?なんか用か?
(紀田)聞きたいことがある。
(滝口)言ってみな。
(紀田)こほん…。あなたはダラーズですか?
(竜ヶ峰)ちょっ…。紀田君。何を!
(滝口)ああ。そうだけど。
(竜ヶ峰)ええ~っ!?
(紀田)やっぱりな~。
絶対そうだと思ったんだ。
なっ?オレの勘、百発百中~。
ん?
ああ。こいつ、オレの幼なじみ。
(竜ヶ峰)えっ?あっ。ああ… 竜ヶ峰帝人です。
(滝口)あんたが あの有名人か。
(竜ヶ峰)えっ 有名人?
(紀田)名前がな。
(竜ヶ峰)ああ…。
(滝口)食う?
ポテトを差し出す滝口
(竜ヶ峰)えっ?ああ。どうも。
(紀田)ん。サンキュー。
(竜ヶ峰)あの~。滝口君。
(滝口)ん~?
(竜ヶ峰)どうして、ダラーズに入ったの?
(滝口)あっ?
う~ん…そう改めて、理由を聞かれると困っちゃうなぁ。
半年くらい前かな。知らないヤツから誘いのメールが来てさあ。
ダラーズには、なんのルールも拘束もないっていうんだ。
最初は、そんなチームあるわけねぇって思ったんだけど。
でも、もし、ほんとにあるならおもしろいかなって。
オレさ。誰かに命令するのも、されるのも好きじゃねぇんだ。
(紀田)で、ダラーズってさ。どんなチーム?
(滝口)う~ん。あえて言うと無色透明って感じかな。
(竜ヶ峰)無色透明…。
(滝口)ああ。黄布賊とかブルースクウェアみたいに同じ色の群れを増やして
勢力を競い合うってこともないしな。
(竜ヶ峰)ブルースクウェアって?
(滝口)オレが、中学のとき全盛だったカラーギャング。
オレも、よく知らないけど。なんか事件を起こして壊滅したらしい。
(竜ヶ峰)紀田君?
(紀田)あっ!ああ~。じゃあ。滝口はダラーズが気に入ってんだ?
(滝口)ああ。
(竜ヶ峰)ほかのメンバーとかにも会うの?
(滝口)メンバーっつっても、ハンドルしか分かんねぇしな。
けど、何人かには会ったぜ。バイト先とか街とかで。
偶然だけど。なんとなくっぽいなって思ったらそうって感じかな。
(竜ヶ峰)例えば、どんな人?
(滝口)それは、そいつのことだから。
聞いてみろよ。オレに聞いたみたいに。
大抵答えると思うぜ。
(竜ヶ峰)ふふっ。
昼がおまる鐘
(滝口)ああ、やべえ。
(紀田)ふふん。おっ先~!
(竜ヶ峰)ああっ!


授業が始まる前に戻ってくる。
<僕は、滝口君が本物のダラーズだと分かったときから
 誰にも言わずにおこうと思っていた>
<そういうことで騒がれるのは滝口君もきっと嫌だろうと思う>
<聞いた人だけが知ってればいいと思った>

起立。
礼。



(生徒)以上で代表委員会を終わります。
(竜ヶ峰)紀田君。風紀委員の方まだやってるかな?
(杏里)う~ん。たぶん、もうすぐ終わるんじゃないでしょうか。
(2人)あはははっ。はははっ。
ふふふっ。待ってよ。

<矢霧誠二君のストーカーだった張間美香さんは
 入学の前日から失踪したままだった>

(竜ヶ峰)その後張間さんのこと、何か分かった?
(杏里)いえ。何も…。

竜ヶ峰~!
ん?

紀田が先に帰ってくれってよ~!

(竜ヶ峰)ええ~。紀田君。どうかしたの?

なんかさ。風紀委員会で大激論をく繰り広げてるらしいぜ。
それじゃあな~!

(竜ヶ峰)あぁ…。
えっと…。じゃあ。行こっか。
(杏里)はい。

ふたりをうらめしそに見ているセクハラ教師

♪~

(竜ヶ峰)ああ~紀田君。何を激論してるんだろうね。
あっ。やっぱり服とか髪とかかな。


窓から、竜ヶ峰に伝言する紀田。
(紀田)帝人~!
美女の話。よ~く聞くんだぞ~!
今度。オレのことも紹介しろよ~!
びしっ!じゃあね!

(竜ヶ峰)あぁ… ええ~…
ビ… ビジョウさんって
「露西亜寿し」で会ったフランスの人で…
えっと
は… は… 鼻…鼻に ピアスをして~
紀田君は、きっと鼻ピアスについて激論してるんだね~。
ははっ。ははっ。はははっ…。
・・・おおごまかし。
(杏里)私、本当はずっと前から、竜ヶ峰さんのこと知ってたんですよ。
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)入学届を出すときに受付に名前をチェックする一覧表みたいなのがあって
そこで格好いい名前だなって思ってたら、ちょうどそこにチェックした人がいて。
そうしたら、その人と一緒にクラス委員をやることに…。
≪ちょっと待った。これって張間美香さんと矢霧誠二君のにパターンに似てない?≫
≪まずいよ。ストーカーなんて≫
≪いや、こんなかわいい子ならありなのか?≫
≪いや。待て待て。なしだろう≫
≪下手すれば…≫
妄想がはじまる竜ヶ峰
≪さ… さささ… 刺される!?≫
≪あっ。いや放火されるかもしれないし≫
≪待て待て。家族を人質に取られたら…≫
≪でも、いい性格だったらストーカーでもいいんじゃ…≫
≪いや、待て。ストーカーする時点で性格よくないし!≫
(杏里)冗談ですよ。
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)私みたいなのに付きまとわれたら、迷惑ですよね。
(竜ヶ峰)ええっ。いや…。
(杏里)安心してください。
私は、ストーカーじゃないですから。
(竜ヶ峰)ああっ… あっ。いや。その…ごめん。
(杏里)えっ?あっ。いやからかったのは、私なんですから謝らないでください。
(杏里)あの…。
(竜ヶ峰)いや…。
あ。その…こ…これからもよろしく。
(杏里)あっ。私の方こそよろしく。
(2人)ふふふっ。


校門前でまっているヤンキー男女。
(陽子)んん? ああ~~!
(2人)はっ。
(陽子)タケシ!こいつだよ!こいつ!
(タケシ)あぁ~ん?
≪誰だろう? 「こいつ」って。僕じゃないよね?≫
♪~
手が竜ヶ峰が先を指し示す。
(陽子)お前だよ!お前!何、シカトしてんだよ!
(竜ヶ峰)えっ?あ… あの~どちらさまでしょうか?
(陽子)お前の知り合いのお陰で私は新しい携帯を買ったんだ!
(竜ヶ峰)え~っと。ちょっと意味がよく分かりませんが…。
はっ。
♪~
思い出す竜ヶ峰。臨也が、携帯をふっみこわしたことを。
♪~
(竜ヶ峰)はぁ~…。  顔が真っ青。とんでもない知り合い?
(タケシ)おめぇ。オレの彼女の携帯ぶっ壊したヤツのダチなんだってなぁ?
(竜ヶ峰)いや…友達というほどの間柄では…。
(ダケシ)じゃあ、なんだよ?親か?連帯保証人か?
(竜ヶ峰)そ… その推理には偏りがあるかと。
(タケシ)あぁ~ん!?お前、オレに 説教する気か?ああ~!?てんめぇ。
上下関係ってものを教えて… ああ!?
(竜ヶ峰)はっ。
後ろに黒バイクの人がいる。回し蹴りをくらうヤンキー
ドカッ!
(タケシ)うがっ!
(臨也)よっと!
その上にのる臨也。
(2人)はっ。
(臨也)ははははっ。ははははっ!
(タケシ)うげっ!うげっ!うげっ!
・・・臨也。うれしそう。楽しいね。
(臨也)ふふっ。ふふふっ。
オレが女の子を殴る趣味がないからって
なんて殊勝なんだろう。彼女にしたいけど…ごめん。
君タイプじゃないから帰れ!
(陽子)うっ…うわ~ん。ひどいよ~!
泣いて帰る陽子
(臨也)まったね~。
さて。竜ヶ峰帝人君。オレは君に会いたくて、校門の所に隠れて待ってたんだ。
(竜ヶ峰)あっ。
(臨也)ちょっと用があってね。ところでさなんで黒バイクがいるの?
(竜ヶ峰)えっ… ええっ? はっ。
≪彼女を捜してるんだ≫
(竜ヶ峰)ああ~ 忘れてた~!
す… すみません。今日はちょっと急ぐので。
じゃあ。園原さん。僕は、これで。
(杏里)えっ?

帰る竜ヶ峰。
後を追う臨也と黒バイク。
(臨也)ブルン。ブルン。ブルルル~ン。
ブルン。ブルン。ブルン。ブルン…
ブルルルル~ン。
・・・ご機嫌な臨也。
(竜ヶ峰)
≪シュールすぎる≫
≪でも。このままじゃ間違いなく。この人たちは家まで ついてくる。
 そしたら…≫
(竜ヶ峰)あ… あの… その~
用件があるなら、ここで伺いますが。
携帯がなる臨也。
(臨也)オレの用は、黒バイクのがす済んでからでいいや。
ピッ(操作音)
(臨也)もしも~し。ああ~いつも お世話になっております。
電話で離れる臨也
(竜ヶ峰)お… お聞きしたいことがあります。あっ。
(セルティ)なんだ?
≪意思の疎通ができるんだ≫
(竜ヶ峰)あの…。あなたは何者なんですか?
♪~

行方不明になった親戚の
娘を探しているんだ。
昨日見つけたが、娘はなぜか
逃げてしまった

≪う… うそが下手すぎる≫
・・・ぴくぴくする帝人
(竜ヶ峰)す… すみません信じられないです。
(セルティ)あぁ…。
君は、私のことをどれだけ知っている?
(竜ヶ峰)あの…あなたは、都市伝説の一種で。
エンジン音がしないヘッドライトのないバイクに乗っています。
それで…
あなたには首がないと。
(セルティ)君は、それを信じているのか?
(竜ヶ峰)あの… 見せてくれませんか?そのヘルメットの中を。
(セルティ)えっ?
<自分でも、そんなことが聞けるなんて。思ってもいなかった>
(セルティ)絶対に、悲鳴を上げたりしないか?
<でも。もうずっと以前から
 こんなふうな瞬間が来るのを待っていたような気がした>
(竜ヶ峰)はっ。あぁ…。
・・・なにもないヘルメットの中。
<そのときの気持ちをなんて言えばいいのか今も分からない>
<僕は、胸の中で、ただああ…。やっぱり。やっぱりとく繰り返していた>
(竜ヶ峰)あ… ありがとうございます。

おもしがって見ている臨也。
♪~

<その後、伝説の黒バイクは昨日あの人を追っていた本当の理由を話してくれた>
<自分が、セルティという名のデュラハンであること>
<奪われた首を追って日本に来たこと>
<首に縫い目のある人がセルティさんの顔と瓜二つなこと>
<普通なら、何もかも信じられないような話だけど
 僕は、不思議とその言葉はすべて真実だと思えた>
(セルティ)君は、あの子の友達なのか?
(竜ヶ峰)いえ。僕も昨日知り合ったばかりなんです。
いろいろ聞いたんですけど。彼女記憶を失ってるみたいで。
あっ。セルティさん?
(セルティ)その子に、会わせてもらえないか?
(竜ヶ峰)たぶん。いきなり追いかけられたせいだと思いますけど
彼女はセルティさんのことを怖がっています。
(セルティ)私はどうしてもあの子に会いたい。
なんとかして誤解を解いてもらえないか?
(竜ヶ峰)はあ。分かりました。


牛乳を飲んでいる男
(渡草)ぷは~!ふっ…
昼はフルーツ牛乳に限るぜ。
(遊馬崎)やっぱ。オレ、この展開はビリビリヒロイン化の兆しだと思うんっすよね~!
(狩沢)いやいやいや。むしろヒロインは姫神で決まりっしょ!
ピシッコン
製薬会社から出てきた車が、タイヤで石をはじいて、彼らの車にあたる。
傷がつく車
キュルルルル!  車を発進だ。
(門田)うっ!
(渡草)≪くっそ…なめてんじゃねぇぜ≫
キュルルルル!
(狩沢)うわぁ~!
ドォーン!
(門田)何やってんだ。お前!
(渡草)あの野郎、小石を…。
(門田)へっ?
(渡草)小石をぶつけやがった~!!
キュルルルル!
(門田)落ち着け。渡草!
(渡草)許さねぇぞ!あの野郎~!
(門田)うわっ!信号、赤、赤!赤~!!
キキィーー!(ブレーキ音)


(竜ヶ峰)ここで、少し待っててください。僕が彼女に事情を説明します。
先にセルティさんの姿を見られて、僕が裏切り者だと思われるのは嫌ですから。
(セルティ)了解した。
(臨也)結構 慎重な坊やじゃないか。

ガチャ・・・家の中に入る。
(竜ヶ峰)あっ… あれ?
彼女がいなくなっている。
ガン!
(竜ヶ峰)うわっ!

石をバイクに当てる臨也
コン
(臨也)オレ、あんたの名前初めて聞いたよ。
外国人だとは思わなかったなぁ。
(セルティ)≪うそつけ≫
(セルティ)こんど、私の馬に石をなげたらただではおかないぞ。
(臨也)へえ~ 馬なんだ~ それ。
それにしてもさ。ちょっと遅すぎないかなぁ? 彼。
家の前に清掃会社の車が
(セルティ)≪こんなボロアパートに清掃業者?≫
(セルティ)≪まさか!≫

(竜ヶ峰)うっ…。
だからよ。にいさんが、かくまったっつう女がどこ行ったのか
それが知りたいわけよ。
布団にあったこの髪の毛。女のもんだよなぁ?
(竜ヶ峰)ほ… ほんとに知らないんです。
か… 勘弁… 勘弁してください…。
お前には顔、見られちまったしなぁ。
この場で始末してやってもいいんだぜ。
(竜ヶ峰)ひっ!
カンカンカン…(足音)
はっ。おい!誰か来るぞ。
(臨也)よっ!ガン!
(竜ヶ峰)た… た…助かった。

車で逃げる男達
ブロロロ… ブォーー!

(臨也)追いかけなくていい。出どころは分かってる。
バンに見覚えがある。あれは、たぶん「矢霧製薬」の連中だな。
(竜ヶ峰)矢霧… 製薬?
(臨也)そっ。最近落ち目で外資系に吸収される寸前のでく会社。

≪いなくなった首の女≫
≪デュラハン≫
≪行方不明≫
≪張間美香≫
≪矢霧誠二≫
≪人買い≫
≪そして、ダラーズ≫
(竜ヶ峰)くっ!
カチッ
パソコンでネットにつなげる。
♪~
(セルティ)≪何を始める気だ?≫

<普通のことが嫌だった>

(臨也)正直疑い半分だったんだが。

カチ!

(竜ヶ峰)お願いです少しの間私に協力してください。
<人とは違う生き方をしてみたかった>
(竜ヶ峰)駒は私の手の内にあります。
<だから…>
(臨也)大当たりだ。
<僕は…>

・・・ネットオタクの竜ヶ峰

♪~
♪~
♪~

普通のことが嫌だった。
人とは違う生き方がしてみたかった。
たった、それだけのことが
こんなに大勢の人たちの運命にかかわってくるなんて。

次回 疾風怒濤
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デュラララ!! #9 依依恋恋 の感想 [デュラララ!!]

見えなかったパズルがうまっていく。
静雄の豪快さには、スカッとする。
刺されても痛くないのか。おい。神経とおってないのかも。
さっさと、新羅の所でも行け!
非現実が、ありふれる池袋。

なぜに首を繋いで、動ける?おかしなものだよ。
フランケンシュタインでもないし。人間と妖精でなあ。
妖精の頭と人間の体、たましいは心臓にあるから、こころは二つかも。
元がもとだけに誠二に恋している。

天然の竜が峰。巻き込まれる。トラブルメーカー?
次回は、2つの勢力に追われてしまう。

波江と首に傷のある女が、誠二を愛して、取り合う?
おかしな女の波江。弟会。ブラコン!?
姉さんは、さっさと男捜しな。美人なんだから。

--------------------------------------------------------------


(誠二)僕にとっては一生のとても大事なことなんです。

(セルティ)私は、自分の顔もわす忘れてしまいそうなんだぞ!

(竜ヶ峰帝人)あの…。
いやぁ~!いやっ!
(紀田正臣)ああっ おい!

(門田)「矢霧製薬」ねぇ…。
(遊馬崎)ほんとに ここなんっすかね~?人体実験してるの。

(竜ヶ峰)張間美香じゃない…。
誠二と連れだっていく首に傷がある女性。

(波江)お金は、いくらでも好きなように使えばいいのよ。
首が浸されているようき。

誠二は、首に傷のある女性と。
(誠二)今の僕らが永遠なんだ。愛してるよ セルティ。
微笑みかえすセルティ

♪~
♪~
♪~

車を運転する波江
携帯で呼び出している。
(波江・ナレーション)<みんな。みんな。偽物>
<世の中にあふれてる>
<愛してるとか。好きとかいって。束縛するだけ>
<こっちを向いて。そばにいて>
留守番電話にかわる。
<求めるだけ。甘えるだけ>
<私の愛は違う>
♪~
<もっと広くて。もっと完全なもの>
♪~
噴水の所にいる首に傷の女。
(誠二)うん。
うん、分かってるよ。姉さん。
振り込みありがとう。じゃあ。また。
電話して戻ってくる誠二
(誠二)何か飲み物でも買ってこようか?
ほら。すぐあそこに見える自販だよ。
♪~
(誠二)待ってて。
走って買いにいく。
♪~
(首に傷の女)あっ…。
携帯に手を伸ばす?
そして、噴水に落とす。
♪~
戻ってくる誠二。
(誠二)はぁ。はぁ。はぁ。
ふふっ。
♪~
抱き付く首に傷の女
(誠二)おっと…。 。。。手をまわす
かわいい人だな。
♪~

いらいらする弟愛の波江
(波江)まだ。見つかってないの?
(吉田)はっ!申し訳ございません。
(波江)一体監視役は何をしていたの?
(吉田)昨晩の担当が言うには。
このところ同じホテルにとお泊まりだったのが。
誠二さんが夜中になって、急に場所を変えたらしく…。
(波江)7時ごろにはまだ携帯も通じていたのよ?もし、何かあったら

…。
(吉田)池袋から離れない約束をしていただいてますから
すぐに見つかるかと。
(波江)いい?
もしあれが警察の目に触れでもしたら、私たちは どうなると思う?
(吉田)それは…。
(波江)もういいわ。あなたたちを待ってられない。
(吉田)主任。
外にでていく波江
(波江)すぐに戻ります。

(波江)<私にとってあれはただの人形だった>
<伯父が昔よく買ってくれたような舶来の高価できれいな人形たち>
<幼いころから私は人形が好きではなかった>
<たぶん。伯父は私を喜ばせるためではなく。ただ自分が気に入ったも

のを
 贈り続けていたのだと思う>

(波江)((ん?))
(誠二)((ん・・・ んん~))
(波江)((ん?))
(波江)((ほら、誠二。見てごらん))
(誠二)((ん?))
(波江)((きれいでしょう?))
人形をみせる波江。
♪~
人形を手に取る誠二。振り回す。
♪~
(波江)((さあ。こっちは、何かな?))
(誠二)((うん。何?))
(波江)<家の中は静まり返っていて。私と誠二はいつも二人きり>
<弟が生まれる前から。私は伯父の家に預けられることも多く
 書斎にも自由に出入りしていた>
叔父のところでなにかを
♪~
<あれはそこにあった>
カプセルにいれられた首だけ。
<外国から密輸入したというあれを。伯父は魅入られたように眺めては


 時々話しかけたりもするのだった>
<確かに美しかった。伯父がくれたどんな人形よりも>
<不思議と残酷さは感じられず。まるで首だけで一つの生き物であるよ

うに思えた>
<でも私にとってはそれだけ>

<だから、あの日 弟を書斎にこっそり招き入れたのは。
 ただいつもの遊びのつもりだったし。
 秘密を共有したかっただけかもしれない>

二人で首を見る。セルティの首。
(波江)((ねえ。きれいでしょう?))
(誠二)((わあ~))
(波江)((ふふっ)) ((はっ))
誠二は首に魅入られてしまった。
(誠二)((うわ~))
(波江)((あっ・・・))
(波江)<それがすべての始まり>
<私のたった一つ…そしていまだに続く後悔>
・・・二人は出合ったのであった。
♪~

波江、臨也に会いに出かける。
(臨也)会うのは初めてだよね?
不法入国者とかのリストは役に立った?矢霧波江さん。
(臨也)うれしいな~。「矢霧製薬」第六研主任にわざわざこんなむさ

い所まで
おいでいただけるとは。どうぞ。その辺に適当に掛けて。
波江、弟との二人の写真を見せて、
(波江)緊急なの。弟の居場所を突き止めて。
(臨也)はあ?
(波江)報酬はいくらでも払います。
昨日の夜から連絡が取れない。池袋のどこかにいるはず。
(臨也)まだ。そんなに時間がたってないじゃない。
なんでそんなに心配なの?
(波江)女と一緒にいる。きず首の周りに傷あとがある女。
(臨也)女?はは~ん。そういうお年ごろだよ。
(波江)すぐ動いて!
(臨也)ちょっと待ってよ。
ほかに調べた方がいい。大事なことがたくさんあるんじゃないの~?
おたくの会社。外資系の「ネブラ」って大企業に吸収されちゃうかもっ

て噂だよね?
そうなったら。あんたの立場も…。
(波江)折原臨也さん。おしゃべりしている暇はないの。
(臨也)ふ~ん。意外だな。あんたのような優秀な女性が弟愛とはね。
(波江)私の何を知ってるの?
(臨也)オレの知ってる矢霧波江さんはえら偉い女だよ。
だって。いくら同族会社だからって、あんたのオヤジさんはヘマやって

失墜しちゃったし。
現社長の伯父さんは随分クールみたいだしね。だから、波江さんは自分

の力で
会社に入って若くしてここまでの立場になったんだ。
しかも。こんな美人で。
(臨也)さすが、よく知ってるのね。
あなたなら、弟を捜すのもわけないわね。
(臨也)弟ねぇ…。あんまり干渉しすぎるのはよくないよ。
(波江)干渉なんかじゃないわ。あの子を守るのは私しかいないの。
(臨也)自分だけは気づかないらしいよね。ストーカーってさ。
守ってやってるつもりなんだって。
バン!
(波江)私を、ストーカーなんかといっしょ一緒にしないで!
(臨也)怖っ!冗談じゃな~い。よし。協力しましょう。
ただし。オレのやり方でね。警察と情報屋は違うんだから。
オセロとチェスと将棋が入り交じっている盤をみる。
(波江)どういうルールなのよ。
(臨也)一つ聞くけど。その首に傷がある女に焼きもちやいてんの?
(波江)どうして?
(臨也)うんうん…。ふふっ。
(波江)<あの子に嫉妬するはずない>
<私の胸をやく。赤くさび付いた嫉妬は…>

(誠二)((姉さん・・・俺、好きな子がいるんだ。))
<誠二の様子がだんだんおかしくなっていったのは分かっていた>
<やたらと伯父の書斎に行きたがり。書斎に忍び込んではあれを夢中で

見つめていた>
<誠二が愛したのは人ではない>
<心もなく。体さえなく…>
♪~
<誠二の目から遠ざけたくて。入社してすぐ。私は伯父に頼み込み。
 あれを研究対象として社に置いた>
研究書に隠したというわけだ。
♪~
<それからだ。「ネブラ」の接触が始まり、研究を漏らさないよう
 私が躍起になっているときに。セキュリティーカードが盗まれた>
<私だけが持っていたカードが>
(波江)((はっ!))
((ピピッ))非接触で認知
部屋の中に入ると
♪~
おれが盗まれていた。
(波江)((はっ。ああ・・・))

その後で、誠二から電話があった。
(誠二)姉さん。俺。人を殺しちゃったかもしれないんだ。どうしよう


(波江)<そのとき私の胸に浮かんだのは。恐怖でも怒りでもなく。
     果てしない喜びだった>
<誠二が必要としているのは私>

研究員が来たときに、血の海が。倒れている女。
(2人)((ああ・・・))
♪~
カップヌードルを食べている誠二。
・・・おかしいよ。こいつ。
♪~
(波江)((ああ。あなたは、なんにも心配することはない))
    ((全部姉さんに任せて。ねっ?))
(誠二)((あの女じゃなくて。彼女のことなんだけど))
(波江)((やっぱり。誠二が連れ出していたのね。))
(波江)大丈夫よ。彼女のことも私に任せなさい。大丈夫。絶対…
(波江)<そのころ誠二に、張間美香という頭の悪いストーカー女が
付きまとっていることを私は知らなかったのだ>
<勝手に部屋に侵入されあれを見られた誠二は…>
・・・殺してしまった。杏里が捜している友人。ストーカー?怖い!
<どんな手を使ってでも。私があなたを守る>

(臨也)ああ~。はいはい。
(波江)はっ。
(臨也)そう慌てることもないみたいよ。警察が保護してもうじきあん

たに
電話が掛かってくるんじゃないかなぁ。
(波江)あっ…。
(臨也)ああ。いや、警察ったって。平気。平気。
大したことないって。たぶん~。
(波江)ふざけないで!
携帯が波江にかかってくる。
ピッ。
電話に出る波江
(波江)はい。 はい。そうですが…。
(臨也)ふふっ。
外に出て話をする波江
♪~
将棋の駒をとる臨也。そして、おく。おおっ!矢印に。
♪~


携帯のメール
気をつけろ。きみはまだ追われている。いま、どこにいる?
♪~
見ている首に傷のある女。
メールの返事をする。
♪~
(誠二)何?どうしたの?
えっ。行くの?。でも まだ…。
あっ。待って。ああっ…。
女にせかされて出て行く二人。
♪~

公園に行く二人。
(誠二)君が僕をそんなに愛してくれていて。うれしいよ。
僕も君を愛してる。ずっとず~っとね。
(女)怖いの…。
(誠二)何が?
(女)お願い。どこか遠くへ…。
(誠二)僕だって君と二人きりでいたいよ。
だけど。どこへ…。うっ…。

(静雄)なんだ? あれ。痴話ゲンカか?
静雄、セルティと一緒にいる。前回のことの続き?

(誠二)落ち着いて…。
くっ!
(誠二)ああっ!
♪~

走り出す女性

それを見ているセルティ。前を通り過ぎる。
(セルティ)はっ!
そして、追いかける。
しかたなく静雄も後をおう。
(女)うっ…。はっ!
いやっ!いやぁ~~!!
いやっ!
やめて!いや… いやぁ~!!
(静雄)ああ~。落ち着いてください。
オレたちは、別に怪しい者じゃないから。
(女)いやっ!いやぁ~!
(静雄)話を聞いて…。
パシッ
(静雄)ちょっ…。てめぇ…。うっ!
。。。ペンを刺されます。
いやっ!ああっ!

誠二がペンを刺す。あほです。
(静雄)ん?
グサッ!
(静雄)ああ?
(誠二)彼女を放せ!
誠二が、無謀にも静雄にいぞみかかる?バカです。
セルティが、女を捕まえている。
♪~
そして、逃げ出す女。
♪~
(静雄)ああ。オレは大丈夫だから。痛くないし。行って。
なんだか分からないけど追っかけなきゃ、やばいんでしょ?
(静雄)はははっ!一度、言ってみたかったんだ。
「ここは、オレに任せて先に行け」ってな。
後を追うセルティ。
女、振り返る。

(誠二)待て!

(女)はっ!
♪~
セルティ、バイクで追いかける。
うわっ。危ない!危ない!
ヒヒィーーン!(エンジン音)

バイクが追う。
♪~
必死に逃げる女。
♪~
ドン!
。。。竜ヶ峰とぶつかります。
(竜ヶ峰)ううっ!うっ…。
女が倒れている。
(竜ヶ峰)あぁ…。 す… すみません。大丈夫ですか?
あっ 君は…。
ええっ!?

首なしライダーにびっくりして、女を連れてにげる竜ヶ峰。


(誠二)待て~!
セルティを追う。青春バカ。ペンを前に出して
♪~
(静雄)いや。お前が待て。
捕まる誠二。
(誠二)ああっ!くっ!うぅ…放せ!放せったら!
(静雄)あの子。君の彼女?
(誠二)そうだ。オレの運命の人だ!
(静雄)彼女。なんで、あんなんなの?
(誠二)知るか!
(静雄)なんだぁ。そりゃあ~~!?。。。えっと振り回してます。人間


(誠二)うわぁ~!
(2人)ん?
(誠二)うわぁ~~!
ガシャーーン!
ううっ!
女が逃げるのが目にはいる誠二。

♪~

静雄にネックを捕まれる誠二。
(静雄)好きな相手のことを知らないってのはよぉ。
ちょ~っと無責任じゃねぇのか?ああ?
(誠二)人を好きになるのに。そんなこと関係ない!
(静雄)ああ?じゃあ。なんで。どういう理由で運命の人なんだ?
(誠二)オレが愛してるからだ。ほかに答えなんかない!
愛を言葉に置き換えることなんか。できやしない!
(静雄)うう。
(誠二)だから。オレは…。
。。。ペンをもって、

女をかばう竜ヶ峰
ヒヒィーーン!
きゃあ~!

地下鉄に逃げ込む竜ヶ峰。
♪~
さすがに追ってこれないセルティ。。。ここは、映画もののように追う

べきです

(晴子・秋絵)きゃあ~。黒バイ!


(誠二)オレは、行動で示す!
彼女を守る。それだけだ!
グサッ!。。。顔をねらって、静雄の手に突き刺さるペン。
(静雄)臨也よりは、ずっと気に入った。だからこれで勘弁してやる!
ゴン!。。。頭突きで。
(誠二)あぁ…。
ジエンドの誠二。去ってしまう静雄。

(静雄)ああ~。抜いたら、血が出るよなぁ。これ。
ばんそうこう買ってから抜こう。いや。瞬間接着剤の方がいいか。
・・・医者にいいけよ。


起き上がる誠二
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
ガチャ。バタン(パトカーのドアの音)
警官がやってくる。


その晩。
(新羅)つまり、君の首が体をくっつけて歩いてて。
捕まえたら、高校生に邪魔されて。追いかけたら、今度は別の高校生が

現れて
君の首を連れ去っていった…。そんな世まい言を信じろって?
(セルティ)無理に信じろとは言わない。
(新羅)信じるよ。でも。なんでそこに静雄君が?
(セルティ)ああ…。すっかり忘れていたけど、臨也からの仕事で公園


待機していたんだ。そこに静雄が通りかかって。
ちょっと話を。結局、その仕事はドタキャンになったって。
あとから連絡が入ったからいいんだ。
。。。波江からの仕事。
(新羅)ふ~ん。折原君か…。
(セルティ)ともかく、新羅と話がしたくて。
(新羅)まだ混乱中だね。話相手ならいくらでもするよ。
(セルティ)そもそも、なんで私の首に私以外の体があるんだ!?
(新羅)まあ。実際に見ていない僕が何を言っても、白河夜船だが。
推測でもよければ。例えば…体格の合いそうな女の子を見つけて。
適当にか首をすげ替えたんじゃないかな。
(セルティ)ああ。おぞましいことを。
(新羅)出来たてホヤホヤの死体があったとか。
・・・ピンポン!
やめてくれ!
(セルティ)ああ…。でも。そ… そんなこと…。


(波江)<私がしたことは間違ってなかったはずだ>
<あの事件の後。誠二のためにあの子をつくり出したことは…>

(誠二)行かなきゃ。
(波江)大丈夫よ。もう大丈夫だから。
(誠二)いかんきゃ。彼女が…。
(波江)怖かったわね。でも。何も問題なかったじゃない。

(波江)<あの子がここを逃げ出して。誠二と一緒になったときも、
     私の愛は何も揺るがなかった>
<私の愛を踏み台にして、誠二の愛があり。誠二はそれを知っていて
 知っていることを私も知っている>
<何もかも歪んでいてそれでも…>

(セルティ)くそっ 来良学園の制服…。
誰だ?あいつ。
(新羅)分かってるから、任せて。


(セルティ)ともかく来良の子を見つけ出す。それから首と会って。
話すしかない。
(新羅)君を見て悲鳴しか上げなかった首と?
一人の人間として生きているらしい首をどうしようっていうの?
君のためにその首を体から切り離すとでもいうのかい?
(セルティ)はぁ…。
(新羅)セルティ。
(セルティ)認めたくないんだ。私の首と私の記憶は失われたと。
自分のしてきた事がこの20年間が全て無駄だったなんて。
(新羅)無駄なんかじゃないさ。


(波江)絶対に彼女を取り戻してみせるから。
あなたはここで待ってて。
♪~

(波江)あっ ねえ 携帯は?落としたの?
(誠二)分からない。なかった。かばんにしまったのに。
(波江)えっ?
(誠二)彼女は。オレがいなくちゃダメなんだ。二人きりじゃなくちゃ


(波江)そう… そうなのね。
いいのよ。全部姉さんに任せて。
♪~

(波江)はぁ~。
(波江)<なんて、ずうずうしい>
<人形は。人形らしく。おとなしくしていればよかったのだ
 私の愛を邪魔せずに>
<決めた。もう後悔だけはしたくない。二度と…>

(波江)いい? 下の連中全員にすぐ連絡を回して。生死は問わないわ。
場合によってはそのまま処理してしまいなさい!

♪~

竜ヶ峰の部屋。
♪~
そこにいる例の女
竜ヶ峰が先が見る。
目をはなすと竜ヶ峰を見ている女。
。。。改造人間なのだ。魂が二つ。
携帯のメール

無事かな?
いまどこにいる?

返事を返す女。

ノートに
1-A 竜ヶ峰帝人


携帯でメールを見ている臨也。そうか、そうなのか。
(臨也)ふふふふっ。ふぅ~。なるほど~。皆さん。お忙しい。
楽しみだなぁ。楽しみだなぁ。楽しみだなぁ!
この街は、情報屋のオレでも知らないことがまだまだまだあふれ生まれ

消えていく。
これだからはな人間の集まる街は離れられない。
人ラブ!オレは人間が好きだ!
愛してる!だからこそ!
人間の方もオレを愛するべきだよねぇ。
。。。歩を囲いの中に入れる。檻に入れられたカナリヤ。

臨也って人間?


竜ヶ峰、おんなに飲み物を出す。
(女)ありがとう。
(竜ヶ峰)少しは 落ち着いた?
質問に答えられる?
(女)うん。
(竜ヶ峰)なんにも覚えてないって言ったよね?
つまり。それは…。え~っと。記憶喪失ってこと?
う~んと…もう一度言うけ。警察とか病院に行った方が…。
(女)ごめんなさい。
あっ…。
あっ!ごめんなさい!ごめんなさい!
(竜ヶ峰)いいの。いいの。 謝らないで。

(女)
(心の声)≪行かなきゃ…あの人が邪魔する前に≫

(波江)<ずっと。ずっと…>

(女)≪行かなきゃ…≫

(波江)<誠二…>

(誠二)≪誠二さん…≫

(波江・首に傷の女)あなたを愛してる。

♪~
・・・ばかやろう。二人で取り合うな!

♪~

(竜ヶ峰)え~っと。首なしライダーに。折原臨也。
首に傷のある女の子がまた現れて。
おまけに隣のクラスの彼は、ダラーズで…。

次回 空前絶後

普通じゃない生活を夢見てた。けど…。

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デュラララ!! #8 南柯之夢 の感想 [デュラララ!!]

セルティ2人みっけ。
製薬会社の女の首はだれのもの?
杏里の友達のもの?

へんな男女が2組。
竜が峰は、相変わらず空回り。杏里が困っているのをたすけるが
そっけない。杏里は、女友達が気になる。

首なしデュラハンのセルティ。首と一緒だった夢を見ます。
ああ、確かにそうですね。
ここで繋がったということか。
やっぱり近く首があるということ。


変な製薬会社。いかがわしいことをやってます。
ぴょーごにも、ありそうですね。インフルまきちらかしたかな?

今日、ぴょーご南東部は、インスマウス臭のくさった海のにおいで
いっぱいでした。

--------------------------------------------------------------

(紀田正臣)わっ いじめ。しかも。ものすごくベタな。

(渡草)右、曲がりま~す!キキィーー!(ブレーキ音)
(門田)さ~て 聞かせてもらおうかお前らがかたぼうかつ片棒を担いでる
人体実験の話。

(セルティ)わたしあれは私だ。きっと、そうだ。
私は、どこに向かって走っていたんだろう?

(誠二)見つけた… オレの愛。

(波江)言い訳は 結構よ。 それともあなたが素材になります?

(新羅)あきらめなよ。首 なくたっていいんじゃないかな。

♪~
♪~
♪~

(田中太郎)こんばんわ
(甘楽)こーんばんわっ
(田中太郎)大事なものに限ってなくしたりしますよねー
(田中太郎)買ったばかりの傘とか
(田中太郎)ビニール傘なんていつもであるのに・・・・・・
(甘楽)傘ならいいけど、当たった宝くじとか
(甘楽)大事にしまい込んでいて忘れたり
(田中太郎)探していると、余計なものばっかり出てきたり
(甘楽)みつからないもに限って大事な気がするんだったり、、、

-- セットンさんが入室しました。

(セットン)ばんわー
(セットン)なにか探しものですか


(セルティ ナレーション)<時々思う。こちらが眠っているとき
あちらでは目覚めているのではないか>
<記憶があやふやになってから。時間の流れもあやふやになっている気がする>
<いつからだろう。私は一つであった自分を。もう夢にさえ見ない>
<あちらとこちら>
<こちらとは違うあちらではどんな景色が見えるのか?>
<何を見ている?>
首が出てくる。顔が見えない。誓約会社の。。。
<何度も繰り返し見る同じ夢の中で私はそれを確かめようとする>
手をのばすセルティ。いやちがった。
きりきざれるカプセル。
♪~
ザシュ! ザシュ!パリーン!
<けれどいつも夢は同じ>
(セルティ)きゃあ~!
目が覚めるセルティ
♪~
(セルティ)はぁ~…。

カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
(新羅)ん?


起きて、居間にすわっているセルティ。・・・不気味です。
ガチャ(ドアの音)
(新羅)セルティ。すごいぞ~!
ゆうべ明日は仕事入ってないって言ってたよね?
今、計算したら。今日は君の265日ぶりの休日だ!
ん? んん~。
浮かない顔だねぇ。
(セルティ)<彼はこうして私のない顔の顔色を読む>
ああっ!

ひとが夢を見るのは
記憶の整理だと聞いたが
ほんとうか?

(新羅)なんだい? やぶから棒に。
人が なぜ夢を見るのか?それにひと言で 答えるなら
「分からない」だ。
医学には、まだまだ解明できていないことが多い。
特に ここについてはね。夢といえば レム。
急速眼球運動睡眠のときに見るというのは よく知られている…。
<彼は、医者だ。正確に言うと闇医者>
<でも、本当のところどんな仕事をしているのかよく知らない>
<彼にはここに住まわせてもらっていて。
 私が運び屋の仕事を続けていられるのも。彼のお陰だ>

まあ。そもそも記憶とは何かというのも問題になるね。
聞いてるかな?

<感謝はしている>
<それに近ごろは、二人でいるとたぶんこれが恋慕という感覚なのだと分かるようになった>
<だけど…>

君は、記憶が自分の首にあると信じているようだが。
そいつは分からないぞ。ん?

(セルティ)あるに決まっていいる

って。そんなことより。まず着替えようよ。
二人でどこかへ出かけるんだ!
僕も今日は休みにするから。
ほら~携帯の電源も切るから。

ピッ

あっ。電話線も抜こう。メールなんか絶対に見ない!
天下安寧遊戯三昧だ!
さあ。どこへ行こう?
君の愛馬で海まで飛ばすか?それとも温泉か?

(セルティ)どこへも行きたいない。

(新羅)どうして?

(セルティ)休みなら日頃世話になっている礼に料理を作る。
(新羅)手料理!

(セルティ)
なにが食べたい?
レシピを探そう      

♪~

ネットでレシピを探す。

(新羅)感激だよ!セルティ! ははっ!
何がいいかなぁ?

♪~


(竜ヶ峰帝人)借りるね。ほんと、ごめん。
助かったよ。朝、ちょっと寝坊しちゃって。
(紀田)ドンマイ青少年。そろそろ東京に出てきた疲れが出てくるころだ。
ってか。こういうときはハンターチャンスだ!
隣のすてき女子と肩寄せ合って教科書見せてもらうんだよ~。
で。なんだ?ネクタイはあえてなのか?
それも?
(竜ヶ峰)えっ?あっ!
(紀田)大丈夫かぁ?財布なんかも忘れてないか?
(竜ヶ峰)まさか…。あれ?あれ?
あれ~?
(紀田)ふぅ…。
・・・困ったもんだ。


♪~
狩沢、人捜し。
(サイモン)ウマイよ~ 「ロシアズシ」…。
(狩沢)サイモン。ねえ。ゆまっち 見なかった?
(サイモン)オオ~ 狩沢。スシ食う?それがないネ~。
(狩沢)いないか…。
今日 電撃文庫の「アクセル・ワールド」の発売日じゃない?
二人でゲットして茶飲んでお疲れ~って。
(サイモン)仕入れに行けなかったネ~。
(狩沢)そしたら、お店のメイドさんが私を追いかけてきて…。
(サイモン)ネタが全然ないヨ。
(狩沢)携帯。これ、ゆまっちので…。
(サイモン)ただいま探し中ネ~。
(狩沢)えっ?なら、客引くなよ。


(シリ)ハロー!スミマセ~ン。
アナタ 何を さがしてますか?
(狩沢)だから、ゆまっち!えっ… 誰?

さがしものの看板をもった外人。

(狩沢)「さがしもの」?
(シリ)はい。アナタのさがしものココに書いてクダサ~イ。教えて。
(狩沢)ああ~!あなた、この辺でずっとそれやってるのかな?
(シリ)皆サンにお願いしていま~す。
狩沢、書いている。


携帯を探している遊馬崎。メイド喫茶に。
・・・まだ、いったことないよ。
(遊馬崎)はぁはぁはぁ!携帯!
(一同)ん?
(2人)おかえりなさいませ。


本を見ている門田
(門田・心の声)≪オレは何を探してるんだろうな。
カズターノが無事だっただけでいい。探るのはよしとこうって。
狩沢や遊馬崎とは約束したのに。「矢霧製薬」…。
裏では粟楠会と関係してるとか、北米の企業「ネブラ」とつながっているという噂もある。
けど、まあこうしてたって何が見つかるはずもないよなぁ≫
そこを去っていく門田。かわりに学生が向っていく。
ちらと門田をみて、懐から花火を出す。
ライターで火をつけて、走って、製薬会社に投げ込む。
・・・なたがには、こんな会社ありそう。
♪~


遊馬崎
くっ! はぁ はぁ はぁ…。
♪~
(遊馬崎)はぁ…。はぁはぁ。はぁ…。
狩沢さん。見なかった?
(サイモン)ないネ~!
・・・会話がかみ合っていない。
(遊馬崎)そう…。
(サイモン)さあ~「ロシアズシ」 いかがデスカ~?

セルティが通り過ぎる。


♪~


まな板にネギ。
セルティが、煙で剣を作る。
(新羅)ん?
(新羅)わあ~。セルティ!普通に包丁で切ろうよ。普通に。
ぽんと消してしまう。・・・えっとそれ切れるんでしょうか?


あじのきざみ?味噌汁。
(新羅)う~ん。おいしい。おいしいよ~!
うん。おいしい。
(セルティ)待った。なぜ、泣いている?
(新羅)えっ?泣いてる?
いや… 感激のあまり。すばらしいよ。実に。
この激甘のきんぴら。味噌汁の苦じょっぱさ。
(セルティ)何か、妙だな。いや、君の料理は斬新奇抜。
まさに君と同じだよ!
(セルティ)それは褒め言葉じゃない。分かった。
また、味付けを失敗したんだ。もういいっ。無理して食べるな!
(新羅)何が、無理なもんか。こんなにおいしいのに。
ああ~…。

(セルティ)食べるなったら!

あっ?
セルティ、影をだして、食べものにおおう。
バン!
(新羅)わあっ!何するんだ!あぁ…。
すいこまれていく食べ物。
♪~
黒い球体が浮かんでいる。・・・ガンツ?

(新羅)どうなってんの?これ。
ねえ、君には間違いなく料理の才能がある。
なんだよ。スイカ細胞がないくらい…。
(セルティ)なんだ?スイカ?
(新羅)味覚のこと。DNAに刻まれていない味は脳には分からないのさ。
君は食事の必要がないんだし。脳も関係ないみたいだけど。
そうしょげないでくれよ。
ねっ。ゲームでもやろっか。
(セルティ)子供扱いするな。そういうのがいちばん腹が立つ。
(新羅)別にそんな…。
(セルティ)確かに。おまえにはいろいろと教えてもらっているが
私におぼろげに残った記憶は。百年ほど前のものがある。首にはもっと。
(新羅)何百年もの記憶なんて必要?
(セルティ)ううん、どういう意味だ?
(新羅)だから。いつも言ってるだろう。
君はそのままでいいよってことだって。

(セルティ)おまえにわかるのか

(新羅)えっ?

(セルティ)私は、自分の顔も
      忘れてしまいそうなんだぞ!

セルティ、出て行ってしまう。

(新羅)あっ…。待ってくれ!僕が悪かった!
バタン!
あぁ…。


ピーンポーン(インターホン)
(新羅)はっ!
ガチャ!
(新羅)あっ。セルティ!帰って来てくれたんだね!あっ… あぁ…。
(吉田)困りますよ。先生。
急患なのに連絡が取れないんでは。


学校
カチャ

杏里が、落ち込んでいる。
(竜ヶ峰)ふぅ~。
あっ 園原さん。どうかした?
(杏里)ないの。
(竜ヶ峰)ない?
(紀田)何ぃ~!?今度は何がないんだ?帝人~。
(竜ヶ峰)園原さんの靴が…。
(紀田)またか~。陰湿だなぁ。
だいたい分かるよ~。こんなことやる連中は。
(杏里)紀田君?
(紀田)よし!
(竜ヶ峰)はっ!
(杏里)ああっ!
(竜ヶ峰)ちょっと… 紀田君!?
♪~
靴を一緒にさがしてあげる竜ヶ峰。
(杏里)紀田君。いつもと違って。なんだか少し怖かったね。
(竜ヶ峰)そう? 突っ走っちゃって。困ったもんだよね。

教室室でも探す。
♪~
(杏里)ふっ…。小さいころ私、よくなくし物をして。
半べそをかきながら「ないよ~ ないよ~」って
お母さんいつも一緒に捜してもらって…。
(竜ヶ峰)優しいお母さんだね。
(杏里)うん。お父さんもお母さんも。
あっ…。
(竜ヶ峰)ん?
(杏里)もう平気。私、このまま帰ります。ありがとう。竜ヶ峰君。
一緒に捜してくれて。
(竜ヶ峰)えっ… ああっ…。
走って帰る杏里。


(竜ヶ峰)もういいよ。紀田君。犯人なんか。
ううん。園原さんはもう帰ったよ。
えっ?分かんないけど。
僕?まだ捜してるよ。もちろん。
とにかくまた明日。
♪~

そのまま探していると靴をみつけた。
(竜ヶ峰)はっ!あった!
投げ捨てられいた。
♪~
ああっ。 あっ…。


(セルティ)<私は何をやっているのだろう?>
静雄を一緒になにもなくなった跡地を見ている。
♪~
(静雄)なっ おかしいだろ?
思い出せないよなぁ。変だよなぁ空き地って。
なくなってみると何があったか忘れちまう。
こないだまであったわけだろう?なんかそれなりにでっけぇやつがさ。
ふ~ん。
♪~
(セルティ)<何をやっているのだろう?>
<首を捜すのはあきらめろと新羅が言うと私は怒る>
<でも、仕事をしたり。友達のようなものができたり。
 まるで人間になった気でいるのか?>
(静雄)っていうか。お前なんか用事あったんじゃないの?オレに。
ないないと手を振るセルティ。
♪~

思い出した。
ここは細長い
青いビルだったんじゃ

(静雄)ふっ。
ああ~。あのボロいのか。
1階にタバコ屋のばあさんがいたな。
さすがだわ運び屋。

バシッ
<確かにこの街に首の気配はあるのに…>


靴ももって家路につく竜ヶ峰
(竜ヶ峰)ん?
(シリ)ハロー。コンニチハ~。
(竜ヶ峰)ええっ。僕?
(シリ)ワタシさがしてます。美しい日本語。
アナタの心からさがしているもの教えてクダサ~イ。
(竜ヶ峰)はあ…。あの~それ見せてもらっていいですか?
(シリ)オッケー。
♪~
あっ。  ・・・狩崎の伝言
会えたのかな?
♪~

♪~
今日が僕いろんなものを捜したんです。
で、見つかったり見つからなかったりして。
♪~
そして、文字を書く竜ヶ峰。


帰って来たセルティ
♪~
カチャン
♪~
コンコン
(セルティ)<かばんがなかったから仕事だとは思った>
<だけど…何かがいつもと違う気がして…>
♪~
また出て行く。


製薬会社にて
(新羅)花火?
(吉田)ええ。大暴れで。大人数人掛かりでやっとですよ。
(新羅)たかが花火で…。
随分手荒な社員たちがいるんだね。
(吉田)迷惑な話ですよ。おかしな言いがかりで。
「自分の彼女が拉致された。彼女はここの場所だけは覚えていた。
 何をしたのか言え」と。
(新羅)それは言いがかりじゃなく。事実だろう?
(吉田)その少年、目が覚めたら
うちのことはなんにも思い出せないようにしといていただけませんかね?
先生。
(新羅)そんなに都合よく記憶を消す方法なんかない。
それに僕がこの子を覚えてる。
(吉田)ちゃんと帰しますよ。
まあ。うちに帰るかどうかは知りませんが。
(新羅)うっ。
(吉田)先生。主任も私先生のことは信頼していますよ。
あれについても秘密を守ってくださっている。
そうそう。先生はまた随分風変わりな方と同居されているようで。


バイクではしる。
(セルティ)<そのとき私は忘れていた。首のことも。
そこにあるデュラハンとしてのきおく数百年の記憶についても>
<何も考えていなかった>
<ただ… ただ…>

竜ヶ峰とすれちがう。
♪~

♪~
セルティ、新羅を見つける。
(新羅)ねえ。つきあってくれないか?
僕が2人前頼めば。店も文句ないさ。いい所がある。
お願いだ。セルティ。一人で食事するのはわびしいもんなんだ。

出てくる変な寿司。仕込みにしっぱいのサイモン。

(新羅)なんだ? この複雑怪奇な料理は。

♪~

ありあわせで作り出す斬新な寿司。ちがいまーす。すしでないです。
どこかの回転寿司も似たようなものだけど。

(新羅)あっ…。
(サイモン)カラアゲ寿司。チーズ寿司。マーボー寿司。ボルシチ寿司。
こっちはサワークリーム寿司ネ~。
(新羅)寿司にしなくてもいい!
(サイモン)ナニを言う!スペシャルセット!大サービスよ!
・・・いいわけだあ。

(新羅)で。デザートはフォーチュンクッキーか。
やれやれ…。
これはね中におみくじが入っていて。
要するに占いだ。どれ割ってやろう。こっちが君のだ。
♪~
見せて。
ああ~これは捜し物が見つかるってことだ。
ん?んん…そう喜ばれるとな…。
♪~
新羅はあけると、恋は叶わないと
♪~
(セルティ)うれしいぞ。新羅!
(新羅)あっ。
(セルティ)お前のはどうだった?
(新羅)ん?いやぁ~入ってなかったみたい。
紙と一緒にだべてごまかす。
(セルティ)<私は涙を流せない>

(遊馬崎・狩沢)ふふふっ。
カシャ(携帯のシャッター音)
(遊馬崎)ふふっ。
(2人)んん~。
踊っている二人
♪~

シリが一人
<こちらが悲しいとき、あちらで涙は流れるのだろうか?>
シリ、去っていく。
♪~


竜ヶ峰、杏里に靴を返しに行く。
ガチャ
(杏里)あっ…。
(竜ヶ峰)ふふっ。
(杏里)ありがとう。
(竜ヶ峰)えっ…。
バタン(ドアの音)
・・・あっさりと閉められる。いれてやれよ。


(セルティ)<そうでなくていい>

♪~
<ほほ笑んでくれているといい>


あっ。
(誠二)どうしたの?
あっ…
(誠二)またおびえる。
誰もいないよ。二人きりじゃないか。
ああ
(誠二)何か思い出しそうなの?
首を振る女。
(誠二)うん。何も思い出さなくったっていい。
言っただろう?僕は君の過去も未来もいらない。今の君だけでいい。
今の僕らが永遠なんだ。
うん。え。
(誠二)愛してるよ。セルティ。
・・・ああああ、ここに首が!!では、あのカプセルの首は?
♪~

寝床につくせるティ
(セルティ)<その晩、久しぶりに私が一つであったころの夢を見た>
森の中。
<<ヒヒィーーン!(馬の鳴き声)>>
首を持っているセルティ

私はここにいる
♪~ ここにいる




(波江)私の愛は違う。求めるばかり甘えるだけの愛とは違う。
それはもっと完全なもの。

次回「依依恋恋」

誠二が必要としているのは私。
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デュラララ!! #7 国士無双 の感想 [デュラララ!!]

平和島静雄のことが語られる。
<オレは暴力が嫌いだ>
って、最強ではないですか?国士無双!!
暴力が嫌いだからってだから強くなるって。
・・・おら、強いヤツと戦いてぇの悟空ですか?
それになんでも投げれるって、あり得ない。
リミット解除!?実は宇宙人!?
なりたくなってなったのでないといいわけ。でも、強い!


頭と瞬発力でくる臨也に振り回される静雄。
・・・臨也、悪の魔王ピッコロ
誰彼と向かわせる策略家。卒業してヤクザに。

頭がおかしい新羅。静雄の体を見ていたい。
セルティにもからむが、弱いところをどつかれる。自業自得なやつ。
・・・マシリト

なんで、同じ学園で同学年?

静雄は、卒業しても定職につけない。適職かと思われたバーテンも、
臨也にはめられて、できなくなる。
ただ、弟からもらった服が。。。
それでいつもあの服装なのか。
きる弟にあたまが上がらない静雄。

今日も、ごねるやつらをやっつけてしまう。用心棒でないや。
破壊王だあ。
・・・スーパーマンも力を抑えないとこうなるのかな?


それと静雄とセルティの似たような関係。


------------------------------------------------------------------

(竜ヶ峰帝人)うそ…。あれ。コンビニのゴミ箱?

(紀田正臣)とにかく平和島静雄ってヤツには近づくなよ。

(臨也)シズちゃんの暴力ってさ。理屈も言葉も、通じないんだから苦手だよ


(静雄)池袋には、二度と来るなって言わなかったっけか?

(サイモン)静雄。ケンカ、よくないネ~。
(静雄)うるせぇ!

(陽子)ええ~ 池袋最強?
それなら やっぱ あいつだろ。
(ヒロシたち)平和島静雄!



会社が急にクビだって!
寮も出てけって。いきなりですよ。退職金もなし!
食費も生活費もあったもんじゃありません。
国もなんにもしてくれない。
(静雄・ナレーション)<うるせぇ…>
全部国が悪いんです。
(トム)で 借金してふうぞく風俗通いかよ。
愛です!わたし。ミントちゃんと私は本気であい愛し合っているんです!
(トム)はあ?
(静雄)<うぜぇ…>
お店でしか会えないし。携帯の番号も知りません。ぼく。でも僕たちには本当

の愛が…。
<むかつく!>
(静雄)店でしか会わねぇ?携帯の番号も知らねぇだぁ?
(トム)お…。おい。静雄!
(静雄)<最初に言っておく>
(静雄)何が本当の…。
交通標識を引き抜いて。
バキッ!
(トム)はぁ~。
(静雄)愛だぁ~~!!
ガシャーン!
<オレは暴力が嫌いだ>
・・・あはははは、スーパーサイヤ人

(甘楽)知ってます
(甘楽)なんだか最近平和島静雄って人が物凄く荒れてる
    らしいですよ~
(セットン)は?www
(田中太郎)あのバーテンの服着ている人ですよね<平和島静雄さん
(甘楽)ええ
(甘楽)元々怖い人だって話ですけど、このところ特に
    ひどいんですって
(甘楽)池袋は今、戦場のような有様だって!!
(田中太郎)僕も前に見たことありますけど・・・。
(田中太郎)やっぱ、怖い人なんですねえ・・・<平和島静雄さん。
(セットン)どうでしょうねぇ・・・
(セットン)あまり噂だけで判断しない方が良いと思いますよ。
(甘楽)おやセットンさん、平和島さんのお知り合い?
(甘楽)ひょっとして・・・その筋の人?www
(甘楽)怖いぃー!!助けてー!! !! !!
(セットン)違いますって!


トムにしかられる平和島静雄。、
(トム)ったく… どいつもこいつもぶっ飛ばされちゃあ。
回収になんねぇだろうが。
(静雄)すんません。
(静雄)<臭ぇ…>
取り立て先の家にはいる?
ドォーーン!
(静雄)くっ!
(トム)2~3日前から帰ってねぇとよ。ちっ… 最近多いなぁ。
噂の人間狩りってやつか?
(静雄)<臭ぇ…>


ピーポー ピーポー(救急車のサイレン)
おいおい。ケガ人出てるじゃねぇかよ。
切り裂き魔だってよ。
つい。さっきかよ!?
オレ見たぜ!にあっちの方に逃げた!
(トム)ったく… ブクロもまた騒がしくなってきたぜ。
切り裂き魔の目、気配を感じる。
(静雄)はっ!
でも、その方向にはだれもいない。
♪~
(静雄)<臭ぇ…>

静雄を追う男。

♪~
(静雄)<やっぱり臭ぇ。街中がにおいやがる>
(静雄)<なんのにおいだ?ああ~ うぜぇ!>
(サイモン)ハ~イ 静雄。トムさ~ん。
(トム)よう!サイモン。
(サイモン)静雄?
(トム)すまねぇ。最近機嫌が悪くってよ。
(サイモン)オオ~。静雄。思春期か?
(トム)つうか反抗期だな~。ありゃあ。
ハンコ?
(門田)おう。久しぶりだな。
無視の平和島静雄
♪~

映画の看板を見る。
横にはDark than Black 流星の双子
(贄川)また映画の主役ですか。大活躍ですね~。羽島幽平…か。
いや、平和島幽さん。
(贄川)お兄さんとしても鼻が高いんじゃないですか?平和島静雄さん。
(贄川)失礼。わたくし実は私こういう者でして。
名刺を見せるライタ
ルックスだけではなく演技もなかなかのものですからねぇ。
ああ…。デビュー作。なんていいましたっけねぇ?
ああ。そうそう「吸血忍者カーミラ才蔵」。
♪~
・・・なんだこりゃあ。
ザシュ!ザシュ!ドカーーン!!
♪~
あのころから大物になると思ってましたよ。
確かアクションもスタントなしでこなしてましたよねぇ?
お兄さんの指導があったとかなかったとか。
今日はそのあたりのことについてぜひお話を…。
静雄、たばこを捨てて。
(トム)静雄!
電灯をねじりとって
(静雄)うおぉ~~!!
♪~
ドスン!
(静雄)はぁ…。はぁ。はぁ…。
(トム)あぁ~。
(静雄)<オレは暴力が嫌いだ>
<そいつはうそじゃねぇ>
<オレだって初めからこんなだったわけじゃねぇんだ>

弟に自分のプリンを食べられてしまった静雄。
パキッ
<いちばん最初は弟の幽とケンカしたときだ>
<つまんねぇことでキレた。オレは冷蔵庫を持ち上げてぶん投げようとした>
ゴキッ
(静雄)あっ…。
ボキボキッ!
・・・骨折れた。

ミーン。ミン。ミン…(セミの鳴き声)
入院している静雄。
<持ち上がるなんて思ったわけじゃねぇ>
<ただ持ち上げずにはいられなかった>
<それから…>


(2人)や~い。静雄。お尻。ペンペ~ン!バ~カ バ~カ!
鉛筆を折って
バキッ
机をほりなげる
<自分を抑えきれねぇ>
<怒りがわくと体が勝手に動いちまう>
黒板にめり込む机。
ドォーン!
(2人)あぁ…。
倒れる静雄
(静雄)うっ。
うわっ!あぁ…。
<そしてその度に…>
うわぁ~!
ボキッ!
(静雄)おらぁ~!
ボキッ!
(一同)うわぁ~!
ボキッ!
ボキボキッ!ボキボキッ!
・・・骨を折る。


ミーン。ミン。ミン。ミーン…

(新羅)火事場の馬鹿力ってあるでしょ?
静雄君はきっとそれをつね常に使えるんじゃないかな。
脳が力をセーブするのは、限界を超えると骨や筋肉が破壊されてしまうからな

んだ。
でも静雄君の脳は力を爆発させてしまう。まさに生命の神秘!
瞠目結舌の驚きだね!
ねえ。君の体一度検査…あっ… 痛たたたた!痛い!痛いよ。静雄君。
(静雄)<細けぇことは分からねぇ>
<とにかくオレは怒りを抑えられねぇ>
<そして周りのもんをぶっ壊しオレの体もぶっ壊れる>
<それだけは分かった>
お茶の茶柱が立っている。
(新羅)ああぁ~~!!・・・なんかうれしそうな叫び声。
<そして…>
<オレは我慢をやめた>
なんでもとばしてしまう静雄。
<どうせできねぇなら初めっからする必要なんざねぇ>
<体が壊れる?知ったことか!>
ドォーーン!
(一同)うわぁ~!
<オレの体は何度もぶっ壊れた>
<そしてその度に強くなった>
<新羅が言うにゃ…ああ~めんどくせぇ!>
<とにかくオレは強くなり続けた!>
・・・悟空か、お前は。成長するってもんだ。


カン。カン。カン
<だけどよ…>
お姉さんに声をかけられる。
君…だいじょうぶ。いつもケガしてるね。大丈夫?ちょっと待ってて。
はい。牛乳、飲んで強くならないとね。はい。君にも。
(幽)どうも。
頭をなぜられる幽
♪~
ふっ。
♪~
ん?ふふっ
あっ…。

カン。カン。カン。カン…
カン。カン。カン。カン。カン…
カン。カン。カン。カン…
やさしかったお姉さんに、やくざが。
(静雄)あっ…。
カン。カン。カン。カン。カン…
バキッ
カン。カン。カン。カン…
・・・やってしまった。変身だ。
(静雄)はぁ。はぁ。はぁ…。
はぁ。はぁ…。
(静雄)<やっちまった>
<なんつうか
気がつくとオレは…>
お姉さんに顔をみられるが、困っていたようなで、逃げるようにその場を去る
♪~
<どうしてこうなった?>
<うちは普通の家庭だった>
<なんかトラウマがあるわけでもねぇ>
<なのによ…>
(静雄)幽…。
(幽)何?
(静雄)お前。オレのこと怖くねぇのか?
(幽)別に。


現在
ヒヒィーーン!(エンジン音)
(静雄)ん?
ブオォーー!
首なしライダーが走り去る。
(静雄)<来良に入学したころだった…>
(サイモン)オープン記念ネ~!サービスするヨ!
(新羅)また同じ学校に通えるなんてなんだか運命を感じるね。
(静雄)黙れ。
(新羅)どう?その後の体の調子は。
(新羅)そうだ。再会の記念に検査を…。
(静雄)うっ。
(新羅)あっ。ダメ?
じゃあせめて採血だけでも…。

キキィーー
(新羅)セルティ!
昨日はどうしたの?帰って来ないから心配したよ。
また首を捜してたの?
うなずくセルティ
(新羅)そんなこと言ってどこかにいい人ができたんじゃ…。
ドスッ!
ぐはっ!セルティ…。
ドスッ!ドスッ!
ぐはっ!ぶほっ!
(新羅)地味につみぞおち突っつくのは…
ぐはっ!ぶほっ!
(静雄)<変な感じがした>
<なんて言っていいのか分かんねぇけど「こいつは…」って>
(新羅)なんていうか。こいつは同居人っていうか。将来の… うっ!
<嫌なこと思い出しちまった>
<そうだ。そうだった…>
<あのノミ虫野郎がオレの前に現れたのもあのころだった>
♪~
臨也と目がある静雄。
<あいつが…折原臨也がよ!>
(臨也)ふっ。


学校で大暴れの静雄。・・・悟空。
ドゴォーーン!
(静雄)はぁ…。
ドォーーン!
(静雄)くっ…。はぁ。はぁ…。
パチパチ パチパチ(拍手)
パチパチ パチパチ
(静雄)<あいつのことは…>
(新羅)中学で一緒だった。折原臨也。まあ、いいやつではないけど。
<見た瞬間から気に入らなかった>
(新羅)かなり嫌なヤツ?
(臨也)ひどいなぁ。新羅。
(新羅)いやいや。悪い意味じゃなくって。
(静雄)気に入らねぇ。
(新羅)えっ?
(臨也)おや?
♪~
(臨也)残念。 君となら楽しめると思うんだけどなぁ。
(静雄)うるせぇ。
(臨也)そんなこと言わないでさ。静雄君。
(静雄)お~らぁ!!
(新羅)うわっ!
(静雄)はっ!
ナイフで切りつける臨也
ザシュッ!
♪~
(臨也)ほら。楽しいだろ?
♪~
(新羅)うん。・・・なぜに笑顔。
<会ったその日。オレと臨也は殺し合いのケンカをした。
 理由なんかねぇ。ただ気に入らなかっただけだ。でもよ…>
車にひかれる静雄。
ドーン!!
(静雄)うおっ!
ううっ…。
バタン!(車のドアの音)
大丈夫ですか!?
(臨也)大丈夫。大丈夫。彼、頑丈にできてるから。
ほ… 本当に大丈夫なんですか?
(臨也)大丈夫。大丈夫。ご苦労さん。
あぁ…。
<ああ…しくじっちまった>


ドガッ!
はぁ。はぁ。はぁ…。
セルティが、静雄を見ている。
(新羅)おっ?奇遇だねぇ 臨也も来てるよ。
(臨也)つうか。なんで無傷なわけ~?
(静雄)殺す!殺す!殺す!
まあまあとセルティ

<次の日かうぜぇ日々が始まった>
<次から次へと訳の分かんねぇ連中がケンカを売ってきた。
オレはなんにもしてねぇ>
<ただ静かにく暮らしてぇだけなのによ!>
うおおぉ~~!!
ガシャーン!
・・・なんやこれ?戦国時代か?


自分の家でくすぶっている。
(静雄)くそっ!くそっ!くそっ!くっそ~ むかつく!
うぜぇ。うぜぇ。うぜぇ。うぜ。うぜぇ。うぜぇ!うぜぇ~。
コト…
牛乳をおく幽。カルシウム。
♪~
(静雄)ちっ… 分かってるよ。
♪~
それをのむ。静雄、さらに強化される。


とう~~!
死ね~~!!
うおおぉ~~!!
ガキッ!
(静雄)くっ!
ドォーン!
(静雄)おらぁ~!くっ!
うわぁ~!
・・・剣に見えるよ。前田?

(新羅)わあ~!
ガン!
(一同)うぅ…。
♪~
(静雄)<臨也だ。臨也の野郎が裏で糸を引いてやがったんだ。
そいつを知ったオレは…>


来良学園卒業式
(静雄)い~ざ~や~!!
卒業式で破壊行動
ドォーーン!
<ここでヤツを殺しておけばよぉ!>
<くそっ!>
<来良を卒業してから…>


(新羅)どう?似合う?
<バカはこんな感じで
 ノミ虫はヤクザとつるんで何かやってた>
<とにかくしばらくは静かだった>
<でもってオレは…>

吉野家で。
(静雄)ぬう~。うおぉ~~!!
パリーン!
ガン!


ガソリンスタンドで窓をふきながらにらんでいる。
(静雄)ぬう~。
ガシャーン!
ものを持ち上げて投げる。


ショッカーの戦闘員。なぜにマスクをしない。
うわぁ~!
(2人)はっ!
(静雄)ぬう~。
<てな感じでどういうわけか…>


なんでか悪が勝っています。
バーテンダー。
カランカラン(ドアベル)
(静雄)いらっしゃい。
♪~
おい。見たか?
うそだろ?
ほら。俳優の…。
羽島幽平だ。
♪~
(静雄)よう。幽。どうしたんだ?
うん。
荷物を持ってくる配送人。
(静雄)バーテン服?
(幽)あまり仕事は替えない方がいいと思う。
(静雄)ああ。
(幽)いつまでも続けられるようにたくさん買っておいた。
(静雄)ありがとよ。まっ。頑張ってみるわ。
<それが…>

警察で捕り物。えっとなんでしたっけ。それはひどいなあ。
ガシャン!
(静雄)く… くっそ!
警官がいっぱい。そして、大人数に警察官。おかしいや。
♪~
(臨也)うっ。うぅ…。
♪~
(臨也)ふふふっ。
(静雄)くっ… 臨也ぁ~~!!
<ノミ虫野郎にはめられちまって…>
ウウゥーー!(パトカーのサイレン)
<ヤツはブクロから姿を消した>
<オレもすぐに無実と分かって釈放された。けど…>
(静雄)悪ぃ。約束守れなかった。
(トム)おっ。静雄じゃん。
(静雄)ん?
♪~

<トムさんはオレの中学の先輩で。借金の回収業を伝えって言ってきた>
<まっ。要は用心棒ってわけだ>
<初めは気が乗らなかった。トムさんは…>
(トム)別に無理に手ぇ上げるこたぁねぇって。
ブクロで平和島静雄って聞きゃあよ。逆らうヤツもそういねぇよ。
<つってくれたけど。なんつうかそのころから幽のヤツ忙しくなっちまって。
あれっきり会えてなかったからよ>

<あいつ怒ってっかな?>
きゃあ~!
(トム)なんだ?
きゃあ~!
幽平~!
(静雄)あっ…。
兄に気づく幽。
格好いい~!
なんとなくきまずい静雄。ちょっと礼をする弟。
(スタッフ)幽平さ~ん。お願いしま~す!
<なんだか分かんねぇが気が楽になった>
<でもって。オレは今もトムさんと働いてる>

ゲーセンであそぶあほ。
返済期限~?難しいこと分っかんな~い。オレたちゆとりだしぃ。
そうそう。学校、社会 み~んな悪いの。心の闇だっつうの。ひゃははっ!
(トム)あのなぁ…。
分っかんねぇっつってんの。消えろ。おっさん。
(トム)おっさんもお仕事なんでな。
ああ?なんだよ。その目は。
って。お… おい!
何、その格好?
バ~カ。執事だよ。執事。
(トム)お前ら静雄のこと知らねぇのか?
ははっ!誰、それ?有名人?
そうなの?執事さん。ぶはっ!吹いた~!
おかわり持ってきてくださいませんこと?執事さ~ん!
(トム)はぁ~。ブクロにいて静雄を知らねぇとは確かにゆとりだわな。
モニター(ファンファーレ)
(3人)あはははっ!
(静雄)オレの服を…。
弟からもらった服を…。
ガッシャ。
(静雄)うおおおっ。
バコッ!
大暴れする静雄。
(静雄)くっ!
(静雄)<それでもやっぱり暴力は好きじゃねぇ>
<オレはもっと強くなりてぇ。自分の怒りをおさ抑えられるほど強くな>


静雄、セルティを会う。
(静雄)な~んかお前と話してたらす~っとしてきた。
♪~
(セルティ)そうか。よかった。
(静雄)ここんとこずっとイライラしててよ。訳分かんねぇんだけど。
(セルティ)ああ。そんな噂を聞いて気になっていたんだ。
(静雄)そっか。悪ぃな。気ぃ遣わせちまって。ん?

お前は弟の事が
本当に隙なんだな

♪~
(静雄)けっ…。うるせぇな。じゃあな。

(静雄)<他人と距離を取りてぇくせに。一人じゃいられねぇ。
だから誰かとつながろうとしちまう。トムさんや幽と…>

ヒヒィーーン!
いってしまうセルティ

<あいつはオレと似てるんだ>
<あいつもきっと誰かを…>
幽のポスターの前を通る静雄。
  夢の瞬きは
   心の罪・・・・・・

♪~

(門田)よう。ん?
しかと。

(サイモン)静雄~。
(静雄)おう。
(サイモン)思春期終わったか?じゃあ。スシ、食うネ。スシはイイよ。
ウマイよ~!
(静雄)またな。
♪~
人混みのなかで静雄。


(静雄)ん…。んん~~。
ふっ。 はっ…。
臨也を目にする静雄。
(臨也)ふふふふっ。
(静雄)臨也…。そうか臭ぇ臭ぇと思ったら… お前の!
くっ!
臨也を見失う静雄。

<何をしている?この街で今度は何をするつもりだ!?>

♪~

いたところにいくが。
ガン!
(静雄)くっそぉ~~!!
い~ざ~や~~!!

♪~



(セルティ)私は夢を見る。繰り返し同じ夢を見る。
向こうが目覚めているとき、私は眠り。
私が目覚めているとき向こうは目を閉じているのだろうか。

次回 南柯之夢
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デュラララ!! #6 東奔西走 の感想 [デュラララ!!]

人間狩りにあったカズターノを、追っての門田達の大捜索ドタバタ事件。
自分らがダラーズであると語るが、組織のことは知らないと告白する。
臨也があやしいと思っている。

カズターノ、人体実験に売られそうになるが、助かって。
朝には、牛乳一気のみ。どこでもやるね、このネタ。

首なしライダー、別に必要ないのか思って、
でも、びびっていた人さらい達。この前にひどい目にあった。
切っても殺したわけでもないんだね。

人さらい達を追い詰めるどこからの依頼だと。
「矢霧製薬」
そこには、波江が。そして、誠二と繋がる。
波江が、持っている首だけ女の謎。
パズルが繋がり出す?

------------------------------------------------------------------


(遊馬崎)ダラーズ?
(狩沢)パンツを見せながら空を飛ぶ。ぴぴるぴるぴる天使だよ。
(浅沼)お前。間違えんなよ。目ぇ。覚まさなかったら上がりがガクッと
下がるんだからな。

(門田)ダラーズについちゃ。オレたちだって詳しいわけじゃない。
知ってることは全部 話してやるがな。

(紀田正臣)カラーギャングらしいんだけどどんな色なのかも分からねぇ。

(遊馬崎)電撃文庫の新刊が 出たもんで。
(狩沢)いろいろ用にさつみつくろ10冊ぐらい 見繕ったの。
(遊馬崎)いろいろ用にね。


2台の車が追いかけっこ。
(渡草)へへへっ!に逃げられると思うなよ~って!右 曲がりま~す!
(狩沢・遊馬崎)うわっ! あぁ…。
(門田)くっ!
キキィーー!
ドン!
(門田・心の声)≪男は 腹筋≫
(遊馬崎)いやいやいや。こんなことするのダラーズに入ってから初めてっす

ね~
門田さん!
(門田)おとなしく座ってろ!
(狩沢)ダラーズはパンツ見せながら 空を飛ぶぴぴるぴるぴる天使じゃない

よねぇ~ ドタチン!
(門田)だから その名前で呼ぶな!
(渡草)くっ!
(遊馬崎・狩沢)うわっ!
(浅沼)よ~し 振り切ったぞ!ガタガタガタ…
(森田)えっ?・ガタガタガタ…
(森田)げっ! 非常識だろ!
ガン!
(浅沼)おわっ!くそっ!
ガガガガ… ガシャーン!
♪~
(森田)くっ!
(浅沼)うっ…。
車から降りて、逃げ出す。
(静雄)うるせぇ。 うぜぇ。 むかつく。
いかおさ怒りを抑えられねぇと体が 勝手に動いちまう。
自分がかまどうなろうと お構いなしだ。
ぼうりょくきらだが オレは 暴力が嫌いだ~!!~
(浅沼)うっ! うわっ…。
ドン!
あっ… あぁ…。
(門田)さ~て。聞かせてもらおうか。
お前らが 片棒を担いでる人体実験の話。
(門田・ナレーション)<オレは門田京平>
<ドタチンと呼ばれるのは本当は好きじゃない>
<さて。事の起こりは8時間前にさかのぼる>

<これから語るの世に名高いカズターノ事件だ>

(田中太郎)失踪したのは、私のクラスメートなんです。
      正確には友達の友達ですけど・・・ ・・・
      私はそのコに一度も会ったことがないですから
(セットン)田中太郎さんの友達が失踪ですか・・・ ・・・
(甘楽)そういえば
    最近よく人が消えるってゆーか
    失踪事件のウワサ、多いですよね~♪
(セットン)甘楽さん、噂マニアですね。
(甘楽)あっははははは。


(ハンドルネーム「甘楽」)私が聞いた噂じゃ。消えてるのは、
地方から家出してきた子たちや不法滞在の外国人。
ええ~ つまり消えても跡が残らない人たちですけどね~。
♪~

(甘楽)そういう人たちが池袋から渋谷の間で大勢消えてるみたいですよ~。
しかも一度消えたら二度と見つからない。
(ハンドルネーム「田中太郎」)ほんとですか?
(甘楽)なかにはもっと怖い噂もありましてね…
絶対に見つからないのはダラーズがどっかで
人間の体を処理して食ってるからだって。
(田中太郎)えっ!?
♪~

ダラーズの人間狩り。
ガラッ(車のドアの音)
(ハシム)ん?

(金沢)ナイス。さび看板!
(浅沼)ここかぁ。情報屋が言ってた仕入れ先ってのは。
(森田)確かに不法滞在者がどっさり住み着いてそうっすね。
(金沢)よ~し。早いとこ飯の種、仕入れて、納品しちまおうぜ。
建物のなかに押し入る三人。
ガン!
♪~
カン!
(外国人たち)ん?
ううっ…。
うわっ!・・・騒ぎ出す。
♪~
(浅沼)へへへっ。
うっ! うぅ…。
♪~
カズターノ!カズターノ!はっ!・・・忠告いく人
うわぁ~!うぅ…。
(カズターノ)♪ ラ~ララ~ ラ~ララ~
(金沢)おら おら おら~!おもしれぇ~!ガン!
(金沢)おら! おらぁ~!
(森田)おっ!10代女子!
2割増しっすよ!
(浅沼)いや。今日は 堅実にいこう。
あの手を狙うとこないだみたく、あれが出るかも。
く… 首なしか。
今日のところはこのへんで手を打とう。
(金沢)ん? どうした?
(カズターノ)♪ ララ~~
(森田)なんかどっかに不具合あるんじゃないっすか?
(浅沼)まあ。あれも人間だろ。
(金沢)じゃあ。中年おやじ訳あり品。値引きも覚悟ってことで。
(カズターノ)♪ ララ~ ルル~…
(金沢)おい。
(カズターノ)ん?
(浅沼)よっ!飯の種。
(3人)ふふふふっ。
(カズターノ)ワタシは、日本人で~す。アナタたちと同じです。
でも。よく外人っぽい言われます。ネウンポコ悲しい。
たまにイジメありますネ。
♪~(ヘッドホンからもれる音楽)
あほらしいと見ている三人。ごまかしがきかない?
(カズターノ)くっ!
♪~
いっ!? うっ… ああっ!・・・逃げようとします。
(森田)飯代にもならないんじゃね?
(金沢)ってかなんだよ。ウンポコ悲しいって。


(狩沢)だからね~ 優太みたいな弟系のお助け妖精キャラがいないと
ただのドMな髪フェチウルフだと思うの。
(遊馬崎)弟系っていうか女装少年ですけどね。
オレは妹系お助け妖精キャラがほ欲しいっす。
あっ。お姉さん系でもオッケーっす。
(渡草)ちっ… 飯んとき、その話は許さねぇからな。
(狩沢)ドタチ~ン。ご飯行こ~!ご飯!ご飯~!
(門田)おう。
(遊馬崎)いやいやいや門田さん。
相変わらずすげぇ職人技っすね~。
(渡草)オレの部屋より広いトイレだ。
(門田)コンセプトは「穏やかなくつろぎを提供するワンランク上のキャバク

ラ」だそうだ。
(渡草)ふん…。
(狩沢)あっ!急いだ方がいいよ。今日は月に一度の日だからね。
(門田)おう。
メール着信音
(狩沢)誰?
(門田)カズターノからだ。「皿割れた」。
(渡草)買えよ 新しい皿。
(狩沢)100均!100均!

抵抗しているカズターノ
(カズターノ)うぎゃあ~!ワタシ。日本人~!ああぁ~~!
捕縛されて、携帯を取られてしまう。


(狩沢)ひょっとして「誰かに さらわれた」の間違いだったりして。
(渡草)はははっ。考えすぎだろ。


(カズターノ)うぎゃあ~~!!
(浅沼)やかましい。ねむ早く眠らせろ!
(金沢)うぃ~っす。
うっ… うがぁ~!ああっ!
あっ!
ああ?
クロロホルムをぶちまけるバカでした。


(サイモン)さあ。安いヨ~!ネタ新鮮ネ~!
(竜ヶ峰帝人)園原さんも聞いたんだ。あの噂。
(杏里)はい…。
(紀田)大丈夫だようわさあんな噂うそうそ。
(竜ヶ峰)そうだよ!張間さんは失踪したわけで
さらわれたと決まったわけじゃないし。
張間さんが拉致されて、処理されたなんてこと絶対ない…。
はっ。
(紀田)≪なぜに具体表現?≫
(竜ヶ峰)≪墓穴…≫
(サイモン)ハ~イ。握り3人前ネ~!大丈夫、うちのスシネタは魚ネ。
半額の日も人間出ナ~イ。
(3人)えっ!?
(サイモン)でもね…。
≪続くのか!? この話題!≫
(紀田)サイモン!表ののぼりがぶち折れてたぞ!
(サイモン)ノボリ!?
(竜ヶ峰)うん。のぼり!
直しに行こう!ねっ!?
(紀田)ねっ!? 直しに行こう!
サイモンを連れ出す二人。
(サイモン)角のスシ屋ネ。半額の日。魚出ナ~イ。人間ネ。人間。怖いネ~


(遊馬崎)渡草さん。車。イタ車にしません?
イタ車。いいっすよ~。イタ車。
(渡草)殺すぞ。
(門田)イタリアの車は値段高いだろ?外車だから。
(狩沢)瀬戸内のシャコ下さ~い!
(遊馬崎)ハマチとシマアジ~!
♪~


ねむくて車がふらふらしている。
(2人)あっ!
(トム)ちっ。 危ねぇな。
(静雄)危ないっすね。
(浅沼)普通 ひと瓶丸ごとぶちまけるか? しかも、自分に…。
(森田)ねむダメっすよ…。オレ、眠すぎっす。
(浅沼)納品するまで、寝るんじゃねぇ。
(森田)やばい。やばい…。ま… まぶたが~!あぁ…。
カズターノ、携帯を持っていると男が寝ていることに目をつける。
(浅沼)前、見ろ!
ああ~。スミマセン。
(浅沼)なんだ?
コノ人眠いのもとネ。ソノ辺に捨てると、ミンナよくなるネ。
(浅沼)はあ?
途中で下ろしていく。
(金沢)ぐぅ~。ぐぅ~…。
カズターノ、彼のポケットの携帯を見ている。
♪~


(狩沢)カズターノ。お寿司持ってきたよ~!
(渡草)お~い!「露西亜寿し」で古い皿もらってきたぞ~!
(遊馬崎)うおっ!なんだ。こりゃ!?ん?
(遊馬崎)さっきのメール皿が割れたんじゃなかったんすよ。
(門田)ああ。
(遊馬崎)どんぶり丼っすよ!
(狩沢)ドタチン。「カンタン 漢字変換」…。
(門田)カズターノのヤツ…。
パリン!
(3人)ん?
(渡草)カズターノは人間狩りの連中にさらわれたんだ。
もう二度と見つからねぇ…。
カズターノなしでオレはこの先 どうすりゃいいんだ!
一体何を支えに生きてきゃいいんだ!
(門田)<オレたちは皆。渡草にとってカズターノがどれほど大切な人間か
よく分かっていた>
<カズターノの代わりは誰にも務まらねぇ>
<狩沢にも。遊馬崎にも。オレにも>
<ちょいと寂しいがな…>
メールが来たときにさらわれたんなら、そう時間はたってない。
連中がカズターノをの納品しちまう前に見つけ出して取り戻すんだ。
けど、どうやって?
(ハシム)知ってるよ!
(2人)あっ…。
(ハシム)僕。ヤツらの車を見たよ!
(狩沢)ハシム!
(遊馬崎)来た~!最強弟系お助け妖精キャラ!


セルティ、宇宙人誘拐番組を見ている。はらはらもの。
(新羅)うんうん。分かった。見つけたら中の外国人を解放すればいいんだね


(門田)ああ、連中がいつどこで商品を上に引き渡すのかは分からない。
だが一刻も早く助け出したいんだ。
(新羅)オーケー。黒いバンね。ナンバーは分かる?
(門田)ああ、言うぞ。
(新羅)ああ、ちょっと待ってくれ。
(新羅)いいよ。あっ…。
(門田)ありがとな。ハシム。
(ハシム)うん。
(狩沢)寿司食べられる?
(ハシム)うん!
(門田)じゃあな!
(ハシム)これ、ワサビ?
(狩沢)入ってるよ。大丈夫。ロシアのワサビはから辛くないから。
(遊馬崎)うそ教えちゃダメっすよ。
(門田)行くぞ。
(渡草)おう!
♪~

セルティが出る。
(新羅)黒いバンでね。ナンバーはこれ。
気をつけてね~。
手を振るセルフィ
♪~
(新羅)実行部隊はどこかの悪徳企業の下請け。
まあ下っ端の下っ端だね
ヒヒィーーン!(エンジン音)
(新羅)消えても足のつかない人間をさらっては、
上の集団に引き渡すらしい。たぶんいろんなことに人間が素材として使われる

んだろうねぇ

(セルティ)≪まるで 共食いだ≫

(波江)今月は下請けの納入数が少ないわね。
(吉田)はあ…。最近は素材も用心深く…。
(波江)言い訳は結構よ。数字を上げられない下請けは切りなさい。
(吉田)ですが…。
(波江)それともあなたが素材になります?
(吉田)うっ…。
(波江)下がっていいわ。
吉田が下がっていく。
ガチャ バタン(ドアの音)
♪~
誠二を見る波江
≪誠二…≫
首がつけられている?誰のかな?
♪~

セルティが走る。
メモを見ると見当違い。
(セルティ)≪バカ新羅≫
(新羅)♪ き~らめ~く…
    ♪ お~どろう・・・
(門田)<オレたちはカズターノをさらった黒いバンを必死に捜した>
<きっと助け出すという思いを胸に…>
<思いつくかぎりのことを試したが。カズターノの行方はようとして知れなか

った>
<オレの心を不安がよぎった。もう二度とカズターノのあの懐かしいフレーズ


聞けないのではないか>
<ガキのころによく聞いたあの懐かしいフレーズ>
<大人になってもう聞くことはないと思っていたフレーズ>
(カズターノ)券ないか。券あるよ。
チケット家のダフ屋
(門田)<そう。カズターノはいまや絶滅しつつある。なりわいの男>
<そして渡草はそのカズターノに人生の最も大きな喜びを委ねていた>
<渡草の永遠の女神聖辺ルリ>
<渡草がまったく一方的に愛をささげている女神>
<カズターノは入手さえ困難な女神に最も近い席をゲットしてくれる渡草の魔

法使いだ>
((うぅ・・・))大喜びの渡草
渡草のためになんとしてもカズターノを救出しなくては。
(狩沢)ドタチン。何しゃべってんの?
(遊馬崎)しかも。誰と?
(門田)いや…。
・・・視聴者にしやべるっているのはなあ。
(狩沢)思ったんだけど。こっちからカズターノの携帯に掛けてみるってのは
どうかな?
(遊馬崎)向こうの連中と交渉できるかもしれないっすよ。
(門田)はっ!
呼び出し音
(4人)はっ。
(臨也)寿司ラブ。オレは 大トロが好き。
(門田)なんだ? お前。
(臨也)あはっ。その声、ドタチンだ!
そうそう!通りかかったら人が寝ててさぁ。
携帯 鳴ってるから代わりに…
えっ。ここ?南池袋「大勝軒」の斜め前。
ええっ? だってさ~。
今日「露西亜寿し」のサービスデーじゃん?
ドォーン!
静雄、臨也を襲撃。
(臨也)あっ…。
(静雄)臨也! 池袋に来るんじゃねぇ!
(臨也)あっ。シズちゃんに見つかった!じゃあね!
携帯をなぎすてる。
鬼ごっこが始まる
(静雄)い~ざ~や~!


門田らは、その場所にいく。
(渡草)起きろ!
おい。起きろ!おい。起きろ!
起きろよ!おい!
んん~ んん~。
ぶっそうなものを出す狩沢、遊馬崎。
(門田)そいつは、よせ。永遠の眠りに就くだろ。
(狩沢)けど、急がないとカズターノが!
(遊馬崎)そうっすよ。納品されたら処理されちまいますよ!
門田、金沢を宙づりにして、振ってみる。
(金沢)ううっ。うう~。
(渡草)うわっ。
(金沢)うう~…。
(遊馬崎)どうするんっすか?
(門田)オレがこいつの連れにカズターノの引き渡し場所をは吐かせてやる。


(森田)もうすぐ引き渡し時刻っすね。
(浅沼)上の人が来るからよく見てろよ。
(森田)ああ。
(カズターノ)ワタシ。日本人ですネ~。
アナタたちソロソロ間違いに気づくネ!
(森田)まだ言い張る?
(浅沼)そんじゃあ戸籍にも日本人って書いてあんだろうな?ええっ!?
(カズターノ)そこポイントね!戸籍は空襲で燃えたヨ!
(浅沼)年いくつだよ!おめぇは!
携帯がかかってくる。
(浅沼)はい。
はい、おれおれ、おれだけど。
(浅沼)あっ。金沢?目ぇ、覚めた?

(門田)悪ぃ。今からそっち行くわ。
ってかさ。引き渡し場所どこだっけ?
(浅沼)ったく~。しょうがねぇな。

(門田・「誰も寝てはならぬ」替え歌)♪ すごいよ~ オレたち~
(遊馬崎)きた~。これ~!
(門田)♪ やったよ~
(金沢)な… なんだ? お前ら。
(一同)オレたち…。
(一同)♪ ダラーズ
(金沢)ダラー…。ズ!
(遊馬崎)覚えとけよ!
バキッ!
≪眠い… 眠いよ…≫
(門田)行くぞ。
(門田)<オレたちがダラーズに入った経緯は実にシンプルだった>
<もともと渡草と遊馬崎と狩沢は。気がついたらオレの周りに集まっていた>
<オレみたいな人間のどこがいいのか。まったく… 奇特な連中だぜ>
<ある日オレの携帯に一通のメールが来た>
<「ダラーズに加わらないか?何の束縛もルールも無い。
ただダラーズと名乗るだけでいい」そんな奇妙な誘い>
<しばらく前からちょいと変わった組織だと噂になっていたダラーズ>
<最初は誰かのいたずらかと思ったが。試しに承諾してみると、
翌日URLとパスワードが送られてきた>
<ログインしてみればダラーズのサイトにオレのハンドルが表示されていた>
<オレも含めてメンバーの誰一人として、リーダーの姿を見たことがない>
<組織の中にはいくつもの小組織があり。それぞれが縦社会を形成しているの

に。
いちばん上だけが見当たらない>
<オレは上がいない以上。誰かの下についたという感覚はない>
<だが、この奇妙な組織体系をつくったのが誰なのか気にならないと言ったら

うそになる>
<ここだけの話実はあいつじゃねぇかと、疑っているヤツはいる。
オレのことをよ。ドタチンと呼びはじめたあの無礼な男…>
(臨也)んん~。やっぱ大トロ。ん?
ブオォーー!
首なしライダーを見つける臨也
(臨也)捜し物は そっちの方角じゃないんだけどなぁ。

(新羅)うわぁ~~!ごめん… セルティ。
コンビニで、メモを渡し間違えたことがわかる新羅。

(森田)あいつ。いくらで売れると思います?
(浅沼)まっ。お勤め品だろうなぁ。
(森田)かなぁ~。やっぱ。
♪~

臨也、セルティを呼び寄せる。
ヒヒィーーン!

キキィー!
(浅沼)あっ。
(森田)上の人かな?
(浅沼)たぶんな。
えっ?
ん?
(2人)ん!?
キキィーー!
なんだよ!?
(門田)カズターノ!あっ!
(渡草)カズターノ。今助けるからな!
(浅沼)そう簡単にいくかな?
(森田)しゃらくせぇ!
(狩沢)おお!レトロなセリフ。
(遊馬崎)「しゃら」って なんっすか?
(2人)くっ!
ブオォーー!
(4人)ん?
首なしライダー登場。
(2人)ああっ!
(森田)く… 首なし!
値引き覚悟で おやじにしたのに!
(浅沼・森田)うわぁ~!
(浅沼)もうしません!もうしません!
(門田)なんだ?
(渡草)くっ!
(門田)カズターノ!
(カズターノ)ドタチーノ!
(狩沢)あっ。逃げる!
(渡草)くっ!
♪~


車で追いかける
(渡草)へへへっ!逃げられると思うなよ~って!
右曲がりま~す!
キキィーー!
♪~
置いてきぼりのセルティ。
犬が寄ってくる。
ワン!
(セルティ)≪帰っていいかな…≫
(渡草)さあ商品をどこに納入してんのか。さっさと吐いた方がいいぜ。
(遊馬崎)いやいやいや拷問なしで吐かれちゃつまんないじゃないっすかぁ。
まっ。1冊 選んでくださいよ。
(狩沢)本の内容にちなんだ拷問にするから。
(渡草)あっ。おい、お前らなんでもいいが、こないだみたいに車ん中で
ガソリン使うなよ。
(浅沼)ガソ…。
買い物から帰ってくるカズターノ
(カズターノ)トクサーノ!朝の儀式するネ!
牛乳を一気飲み。さわやか牛乳。・・・え!どこかのと同じ?
♪~
車の中で拷問を受ける浅沼
(浅沼)言う! 言います!言わせてくださ~い!
♪~

(門田)「矢霧製薬」ねぇ。
(渡草)えらく立派なとこだなぁ。
(遊馬崎)ほんとにここなんっすかね~?人体実験してるの。
(門田)<オレたちは半信半疑だった>
<少なくとも表から見るかぎりは…>
<だが物事に大抵表と裏ってやつがある>
<殊にこの池袋って街には思いもつかないような裏が山ほどある>
(門田)さて。どっかで飯でも食ってくか。
(遊馬崎)そっすね~!
(カズターノ)「露西亜寿し」の朝定行くネ!
(狩沢)うわ~。いいね。行こ!行こ!
(渡草)よ~し。決まり~!

(波江)お金はいくらでも好きなように使えばいいのよ。
(誠二)ありがとう。姉さん。
(波江)じゃあね 誠二。
(誠二)行こう。
♪~

(門田)<これが世にいうカズターノ事件のてんまつ>
< まっ。今日のところは仲間が無事戻ってきたってことで。
オレたちはハッピーだぜ>
♪~




(静雄)うるせぇ。うぜぇ。むかつく。
怒りを抑えられねぇと体が勝手に動いちまう。
自分がかまどうなろうと。お構いなしだ。

次回 国士無双

だが。オレは暴力が嫌いだ~!!
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