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デュラララ!! #20 黄天當立  の感想 [デュラララ!!]

さんすくみを動かし出す。臨也が楽しそう。
友達の絆を壊そうとする悪の臨也。セルティ、それを知らない。


紀田雅臣、ドタチンに相談しにいく。その昔に沙樹を救ってくれた恩人。
ダラーズに所属しているドタチンに、誰がリーダーか?
門田は、知らない。でも、それを知っている人なら知っていると紙い書いて
教えて。紀田雅臣、それを見て、唖然。またしても今回も関わっている

  折原臨也

そして、紀田は、臨也にあいにいく。そして、世間話がてらに、話が進んで。
竜ヶ峰帝人は、元気か?。。。。それとなくほのめかす。
彼が、ダラーズのリーダーだということを。
知ってしまった紀田。????
。。。うそだろうと。


いつもの掲示板で、帝人、臨也、セルティーが話をしている。
切り裂き魔が黄巾賊を襲撃したこを。参加してくる杏里。セルティ。アドリブで
ごまかし、それに帝人も合わせる。

次の日、なんとなく感じが悪い紀田と竜ヶ崎。
そこに、滝口がやってきて。ダラーズが、黄巾賊に襲われていて、自分もあぶないと

集会にいく紀田。いざこざは禁止するというが、聞き受けられない。
自分がリーダーを調べているがまだと嘘をつく。
中に入っている連中は、紀田が把握出来ていない危険分子達。
セルティにからかわれたこともあり、これを機に鬱憤をはらすつもり

そうこうしているうちに、黄巾賊の中の旧ブルースクエアのヤツらに
滝口襲われてしまう。
そして、カラーペイントで襲撃したことを示すメッセージを書く
  「黄天當立」

ああ。やちゃったあ。
次の日、そのことを知った紀田。竜ヶ崎にいって、病院に滝口を見舞いに向かう。

・・・ああ、曹操(臨也)にコマのように動かされる。雑魚のコマ。
   今の政治家のおばさん大臣の行動もおなじようなものか?

次回 「五里霧中」
・・・怒ったことは見えているが、真実が見えていない。

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(紀田正臣)オレは逃げたんだ。足がすくんで、動けなかったんだ。

(臨也)過去ってやつはお構いなしに君のことを追い回す。

(紀田)それ どうして…。
(杏里)ちょっと。斬り裂き魔に…。

(遊馬崎)というわけでバンザ~イ。
(門田)急げ!

(紀田)ダラーズに入りたいなんて思ってる?
(竜ヶ峰帝人)いやぁ~。まさか…。

(沙樹)正臣は 過去から逃げられないよ。

杏里に投げつけらる鉄の棒。
(紀田)よせ!
ガキーン!

♪~
♪~
♪~
(狩沢・ナレーション)<「世界は虚構だ」って 偉い人が言った>
<たぶん言ったはず。言ってなくても似たような言葉は誰かが言ってるに違いない>

(サイモン)ヘ~イ ラッシャ~イ ヒサシ~ブリ。 よう来たナ~。
安いヨ サービスするヨ門田シャチョ~。
(門田)誰が社長だ。誰が。
ああ~ いちばん安い握り5人前。
(デニス)あいよ。
(門田)で。オレらになんの用だ?黄巾賊のヘッドが。
(狩沢)<うちらにとって 虚構の世界は現実と同じぐらい大切な遊び場>
<虚構と現実は 等価であって…だから現実が 嫌いなわけじゃない>
(紀田)その黄巾賊のヘッドがダラーズのメンバーに話があると言えば分かりますよね?
(門田)まあ いいか。言っておくがオレらだって 詳しくは知らねぇし
斬り裂き魔にゃこっちの人間だって やられてんだ。
紀田にはむしろ そのへんの誤解を解いてもらえると助かるんだがな。
(紀田)それは…。
(サイモン)ヘ~イ!お茶 飲む。カテキン イイヨ~。
(門田)ははっ… 熱っ!
(サイモン)大丈夫 門田シャチョ~「心頭滅却スレバ火も マタ冷たい」
怒る ダメ。アッチッチヨ~。
(門田)お前… ほんとは 日本語分かってるんじゃねぇだろうな。
つうか。よくこんな熱い湯飲みを握れるよな。
(サイモン)ハハハハハッ…。
(紀田)それは… そう思っているのは門田さんたちだけかもしれない。
ああ?ダラーズは横のつながりも縦のつながりもないチームじゃないですか。 だからあなたたちの知らないところで勝手に斬り裂き魔を やっている派閥があるのかもしれない。
それこそほかのメンバーを斬れば疑いも掛からない。
(門田)なるほど。まあ。筋は通ってるわな。
で、動機は なんだ?名を売る目的でもなく金も動いてねぇ集団が
斬り裂き魔というかたちで黄巾賊を つぶすことになんの意味がある?
(紀田)それが分かれば苦労はしないし私怨だって ありえるかも。
(門田)私怨だぁ?黄巾賊が昔 ダラーズともめたって話は聞いてないが…。
(紀田)ダラーズとは… でしょ?
ブルースクウェア…。
(門田)紀田…。
(紀田)あのチームがオレらにやったことは忘れてないし。
例の事件で一応収まりがついたけど。それで恨みが消えたわけじゃない。
そう思っています。
(門田)それでオレのところに来たわけか…。
(紀田)なあ 門田さんなら分かるでしょ?
ダラーズのボスを 教えてほしい。
できるなら、ダラーズの中にあんたの昔の仲間が…
ブルースクウェアのヤツらが何人…。
バキバキッ
(遊馬崎)やだなぁ。紀田君。ダメっすよ。
現実と妄想をゴチャゴチャにしちゃ…。
(紀田)えっ?
(遊馬崎)ブルースクウェアなんて存在しなかった。
それでいいんじゃないっすか?
バン!
(紀田)沙樹は… 沙樹は存在しないヤツらにリンチされて
今も病院に…。
ガン!
。。。箸が紀田の指の間にたたきつけられる。
♪~
(狩沢)そうだよ。君の元カノは存在しない連中にやられたんだよ。
それでいいじゃん。
(紀田)狩沢さん 怒りますよ!
(狩沢)もう 怒ってるじゃない。それにゆまっちは君より先に怒ってるよ。
だから、これは イーブン。紀田君が彼女の件に怒りを感じているように
ダラーズを斬り裂き魔だなんて疑ってることに怒りを感じる人もいるってこと。
それを踏まえたうえでイーブンってことで収められないなら話を持ち出すべきじゃないよ。
(紀田)くっ!
お茶をすする狩沢
(狩沢)確かに私たちにも負い目はあるけどさ。
その沙樹ちゃんを助け出したドタチンに対して逃げた君がその過去を引きずり出そうっていうなら
そんな過去はいくらでも妄想の産物として別世界に追いやらせてもらうよ。
(狩沢)<現実と虚構が等価なら、いらない現実は妄想にしちゃえばいい。
それが うちらのやり方>
(遊馬崎)違うっすよ。狩沢さん。
(狩沢)えっ? 違った?
(遊馬崎)ブルースクウェアってチームが仮にあったとして。
あのエピソードのとき最初にリンチに遭ったのはブルースクウェアの方っすよ。
なのになんか一方的に悪者扱いされてるのに抗議してるだけっす。
(狩沢)あっ。そうかうわ~ 恥ずかしい~。今の私って超恥ずかし固め~!
(紀田)すいません… でした…。
(遊馬崎)いや、いや、こっちこそ 悪かったっすよ。
沙樹ちゃんの件は本当に申し訳なかったと思ってるっすから。
(紀田)いえ。あなたたちには むしろお礼を言わなきゃいけないのに…。
(門田)お前が恨んでたとしても構わねぇさ。
中学生のガキにオレたちはそれだけのことをやっちまったんだからな。
(遊馬崎)だから、門田さんは何も…。
(門田)どんなに消そうとしても、てめぇのかかわったことからは逃げられねぇさ。
で、あえて言わせてもらうけどよボスについてはオレも知らねぇし。
探るつもりもねぇ。
そして、もう一回言うが斬り裂き魔とダラーズは関係ないし。
黄巾賊といがみ合う理由もない。
(紀田)そうですか…。
(門田)う。そういや 一人いたなダラーズのボスを知ってるってヤツが。
(紀田)なっ… 誰ですか?
(門田)待てよ。だから聞いてどうする? って話だ。
お前がボスの名前をそいつから聞いたとして。
のこのこ茶ぁ飲みに行って話し合いでもするつもりか?
それとも黄巾賊 使ってガラさうか?
(紀田)オレは斬り裂き魔を追いたいだけです。
(門田)そりゃあよ。黄巾賊の総意か?
(紀田)えっ?
(門田)昔みたいにお前が下の連中しっかり仕切ってんならオレも信用して協力するよ。
だけどな。お前が離れている間にあいつら変わっちまった。
気づいてねぇとは言わせねぇぞ。
オレは、あいつらのことを…黄巾賊をまだ 仲間だと思ってるんです。
(門田)どうすりゃいいのか自分でもよく分かってねぇんだろ。
だいたいダラーズの仕業だとして、それこそ今のお前には関係ないことじゃねぇのか?
組織同士の抗争…そういうのが嫌でお前は…。
(紀田)逃げました。
(狩沢)<でも追いやったはずの現実は時にいびつな形で舞い戻ってくる>
(紀田)だけど今回は黄巾賊の仲間だけじゃないんですよ。
(門田)ああ?
(紀田)黄巾賊ともオレの過去とも関係のない大事な人が… 襲われた。
それが許せない。
(門田)それは。お前の…。そう。オレ個人の問題なんです。
(紀田)それを解決するためにあいつらを…
黄巾賊を言い訳に使っているだけなんです。
(門田)そこまで自覚してんなら何も言わねぇ。
あとはその…ボスのことを知ってるヤツとボスの判断に任せるとするさ。
(紀田)えっ?
(門田)ただし… だ。それでもお前らがオレたちダラーズを完全な敵と認めるなら…。
(紀田)認めるなら… なんですか?
(門田)売られたケンカは受けて立つぜ。お前もその覚悟はあんだろうな?
復讐ってもん旗印にする以上お前らの年によくやらかすガキのケンカとは話が変わるってことは
理解してんだろうな?
(紀田)オレは…。
。。。包丁が飛んでくる。
ビィーン!
(2人)あっ!
(3人)あぁ…。
(デニス)ほかの客が怖がる。そういう話は表でやれ。
(サイモン)出来たヨ~クレムリン握り5丁ネ~。シャチョ~さん!
ケンカするおなか減ってるからヨ~。スシ食っておなかイッパイ 夢イッパイ
人間サマの胃袋夢工場ネ~!
パン パン
(サイモン)ニィ~!
(門田)あっ。ああ…ありがとよ。サイモン。
(紀田)い… いただきます。
(遊馬崎)<ヤバス… 店長 ヤバス!>
(狩沢)ねえねえ。これって普通に殺人未遂じゃない?
(遊馬崎)いや~ 包丁ってこんなに深く突き刺さるんっすね~。
。。。寿司食って
(一同)ツ~ン!

(門田)じゃあな 紀田。くれぐれも半端な考え起こすんじゃねぇぞ。
(渡草)しっかしあの店長 マジで危ねぇよな。一歩ずれてりゃお陀仏だったぞ。
(狩沢)ごめん私はちょっと かっこいいと思った。
(遊馬崎)オレもっす。包丁をオモチャにするなといきりたつ料理漫画の主人公と
コマンドサンボで対決する姿が思い浮かんだっす。
(遊馬崎)<かくして我々の中では店長はマフィアと戦った元ロシア軍の格闘技の教官という設定に…>
(遊馬崎)世を忍ぶ仮の姿として寿司屋を営んでるのかも。
(渡草)だったら「露西亜寿し」なんて目立つ店を開くわけねぇだろうが。
(門田)ホラダ… ホラダ…。
(遊馬崎)なんっすか? 門田さん新手の呪詛っすか?
(狩沢)ドタチンはホ・ラダホ・ラダを唱えた!
(遊馬崎)束縛系か?召還系?
(狩沢)ふふ~ん。電撃系かも。
(門田)はぁ…さっき紀田が言ってたろ。
(門田)《まあ。さっきは ああ言ったが。
     ダラーズを探っても斬り裂き魔は 出てこねぇって》
《オレは… いやオレたちは そう思ってません》
(門田)《何?》
《例の黒バイクがダラーズだって噂があります》
(門田)《ああ?なんで 黒バイクが出てくる?》
《オレたちは ゆうべ信じられないものを見たんですよ》
(門田)《なるほどな。黒バイクが 日本刀 持ったヤツを逃がしたってことは
斬り裂き魔とグルだと…》
《それに… 法螺田ってヤツが前にも 黒バイクにやられたって》
《ホラダ? ホラダ…》
(遊馬崎)ああ~ それで ホラダ・ホラ。
(狩沢)どうしたのよ?変に考え込んじゃって。
(門田)大したことじゃねぇんだが…。そうだよな違うかもしれねぇし…。
(遊馬崎)何がっすか?
(門田)いや。昔の知り合いの中にそんな名前のヤツがいた気がしたんだけどな…。

《ダラーズに黒バイクを仲間とする派閥があってそいつらが 黄巾賊を狙い撃ちしていると
 したらつじつまが合う》
(狩沢)《ねえ。ゆまっち今の話って おかしいよねぇ?》
(遊馬崎)《何がっすか?》
(狩沢)《斬り裂き魔って。前 あの黒バイクが始末してたじゃん》
(遊馬崎)《渡草さんも 車ではねたし…》
(狩沢)《最後はシズちゃんに つぶされて…》
((でも その後 ひと晩に50件も 同時に起こったのは…ああ でも そいつらも…))
(門田)((どっちにしろ斬り裂き魔は もう出てこねぇよ))
((えっ?))
((ヤツらは 平和島静雄にケンカを売ったんだと))
《どうなったかは 分かるな?》
《あっ でも…》
《これが ダラーズのボスを知ってるヤツの電話番号だ。あとは 好きにしろ》

電話をかけようとする紀田
(紀田)はっ…。

(デニス)元気を出さねえか
(デニス)辛気臭い面は 客が逃げる。それでも食って明るい顔で店出てけ。
(紀田)あ… ありがとうございます。
(サイモン)ダメヨ~ ケンカ。君ら 十分幸せダカラ人の幸せ取っちゃダメ。
分けてあげると イイヨ~。ネエ。最近覚えたヨ「情けない人は ダメナマズ」!
(デニス)「情けは人の為ならず」だろうが。
(サイモン)紀田の坊チャンナマズなの? ネエネエ。ネエ!
(紀田)うまいっすね これ…。



(臨也)退屈だ。何もやることがないというのは実に退屈だ。
(波江)殴っていい?
(臨也)いいじゃんその分給料払ってんだから。
(波江)この粟楠会に送ったチョコレートって 何?
(臨也)拳銃だけど。何か?
(波江)えっ?
(臨也)いやぁ。ほら半年ぐらい前粟楠会から拳銃 盗んで逃げたヤツがいたろ?
(波江)ああ~ 忌まわしいデュラハンが追っかけてたヤツね。
(臨也)ああ。そのときの拳銃はほとんどセルティが回収して事なきを得たんだけど
まだ1丁 見つかってないんだよね。だから…。
携帯が鳴る。
(臨也)ん?
携帯が鳴る。

(臨也)やあ。そろそろ掛かってくると思っていたよ。
(波江)はったり?
(臨也)ああ。いいとも。


(紀田)はい。じゃあ すぐ伺います。
(狩沢)<結局 過去から逃げられないのは 自分だけ>



(遊馬崎)<「世界は記号だ」って偉い人が言った>
<たぶん言ったはず。言ってなくても似たような言葉は誰かが言ってるに違いない>
(臨也)懐かしい表情だね昔の君の顔だ。
中学生だったのにその表情は大人そのものだった。
そのころを懐かしみながらオレはあえて君にこうあいさつしよう。
おかえり。
聞きたいことは分かってるつもりだよ。まあ、電話で答えてあげてもよかったんだけど
そんな軽い話にはならなそうだったからねぇ。
君の友達が斬られたんだって?名前は、確か…園原杏里ちゃんだったっけか。
黄巾賊の子たちより君にとってはこの女の子の方が重要みたいだね。
(遊馬崎)<昔むかし漫画とドラマに感化された少年が黄巾賊っていうグループを つくりました>
(狩沢)<黄巾賊は青色を旗印にするもう一つのグループと抗争になり窮地に立ちました>
(遊馬崎)<そこに颯爽と現れたのが天才軍師…>
(門田)おいなんで 全部 美少女なんだ?
(狩沢)<ところが それは諸葛孔明ではなくむしろ曹操?>
(遊馬崎)<そうこうするうちに追い詰められた一方のグループは少年の大切なお姫様を
さらい少年は助けに行こうとしましたが途中で怖くなって…>
(臨也)もし黄巾賊の抗争に巻き込まれて君の好きな女の子が大ケガをしたんだとしたら
なるほど なるほど 確かにこれは沙樹ちゃんの件と同じ状況だね。
君は こう思ってるんじゃないか?
「自分は 確かに沙樹のことが 好きだったはずだ。だけど 怖くて 彼女を助けることが できなかった。
 自分の愛は 偽りだったのか?彼女の体が目当てだったのだろうか?
 自分は 自分が思っているほどに彼女のことが好きじゃなかったんじゃないか?」ってね。
(波江)よくも まあ ポンポンと…。
(臨也)やがて、それは むしろそうであってほしいという願望に変わった。
ならば本当に好きな子のためなら自分は命を懸けて戦えるはずだ。
その試金石なんだろう?園原杏里って子は。
(紀田)臨也さんが そう思ってるならそれでいいっすよ。
(臨也)おっ。
(紀田)それでも オレはやり遂げたいだけなんです。
(臨也)斬り裂き魔への復讐?それとも ダラーズの壊滅?
(紀田)臨也さんの答えしだいじゃ両方になります。
(臨也)いい覚悟だねぇ。
分かった! 君が 前に進むためだ。
だから オレは喜んで君に 事実にして 真実そして どうしようもない現実というものを
教え込んであげよう。
本来この三つは 異なる存在だが時には同一になるという例だ。
ところで 帝人君は元気かい?
(紀田)はあ?
(臨也)ほら~ 今年の春に紹介してくれたじゃないか
君の友達 竜ヶ峰帝人君だよ。
(紀田)なんで ここで帝人の名前が 出てくるんですか?
(臨也)いやぁ。彼も今の状況をすごく心配してるんじゃないかと思ってね。
(紀田)あいつは関係ないでしょう。あいつには黄巾賊のことは話してないし
いつもどおりおくてだけど超元気っすよ。楽しそうに毎日を生きてますよ。
(臨也)へえ~そんな平和な日常を送る彼に嫉妬しちゃったりしてる?
(紀田)だからあいつには関係のない話だから…。
(臨也)関係あるとしたら?
(紀田)はっ?
(臨也)いや~ そうか。そうか。帝人君は元気か。
友達がこんなに苦しんでるのにその原因になってる彼は楽しく人生を謳歌してるわけだ。
(紀田)ちょっと待て!どういうことっすか?臨也さん。
(臨也)もう分かってるくせに。ダラーズのボスは君の大事な大親友竜ヶ峰帝人君さ。
もっとも親友と思ってるのは君だけかも…。
(狩沢)<現実は いつも やっかいだ>
<やっかいな現実に辟易としてうちらは世界をつくり直すことにした>
<壁をつくって大切なものとゴミを峻別してうちっかわには大好きなものだけを集めて
 ほかは 全部 追いやった>
<やってみたら案外平気だった>
<世界は萌えとツンデレとボーイズラブだけでつくれる!>
<すごい発見!>
<それが唯一虚構と現実の折り合いをつける上手なやり方>


(甘楽)知ってます?
(甘楽)また黄巾族とダラーズがやりあったそうですね。
(田中太郎)どうですか…
(セットン)怖いですね
(田中太郎)でもいつもの小競り合いでしょ?
(甘楽)それが今度は黄巾賊のアジトを直接襲ったそうなんです♪
(セットン)なんて大胆な
(甘楽)ほら
(甘楽)例の首なしライダー
(甘楽)あいつが切り裂き魔と君で、黄巾族の
    機密基地を襲撃したんだとかwww

はっとするセルティ。

(セットン)あ……
(甘楽)どうしまた?セットンさん
(田中太郎)またまたアw
(田中太郎)いくら甘楽さんでも信じられませんよ
(田中太郎)そんな荒唐無稽な話(’・w・’)

-- 罪歌さんが入室しました

(罪歌)みなさんなんのはなしですか?
(セットン)アニメの話です。(笑)
(甘楽)違うでしょ。セットンさんwww
(田中太郎)今度の特撮映画の内容ですよ、罪歌さんw
(罪歌)ああなるほど
(甘楽)田中太郎さんまで~…


(セットン)面白いですよ。
(セットン)今年のは 特に プロデューサーが二度 変わって
      脚本家が 総入れ替えになったとか。
(罪歌)じゃあこんどみてみます
(甘楽)ところで
(甘楽)これはあくまでも噂なんですけどね
(田中太郎)なんですか?
(甘楽)黄巾賊の将軍がダラーズのボスに
    直接対決を申し込むって話があるんです。
(罪歌)えっ 本当に?



下校時間
(竜ヶ峰)正臣~!
(紀田)ん?
(竜ヶ峰)うちのクラス 寄らずに帰るなんてどうしたんだよ?
(紀田)ああ ちょっとな…。
(竜ヶ峰)昨日も 休んだし…。
(杏里)あっ…。
(紀田)すっかり よさそうだな。
(杏里)あの… 紀田君…。
(滝口)あっ。いた いた!
(竜ヶ峰)滝口…。
(滝口)竜ヶ峰。オレがダラーズだってこと誰かに言った?
(竜ヶ峰)えっ?
(滝口)紀田も!
(紀田)なんだっての?
(滝口)ああ~ 知らない? ダラーズが黄巾賊ともめてるって…。
今日よそのヤツが オレのこと聞きまわってたらしいんだ。
(竜ヶ峰)僕は誰にも言ってないよ。
(紀田)オレもだ。
(滝口)なら いいんだ。 じゃあな!
(竜ヶ峰)あっ うん。
(滝口)バ~イ!
(紀田)じゃあ。オレもここで。
(竜ヶ峰)えっ?
一緒に帰ろうよ。
(竜ヶ峰)ちょっち。ヤボ用でな。
熱烈な女性ファンたちがオレを自由にしてくれないんでな。
察してくれ。 じゃあな~。
(紀田)正臣…。
寄り添う杏里


(紀田)いいか。小競り合いは禁止だ。
あおられても我慢しろ。
でも 将軍…。
(紀田)相手につけ込まれる理由を与えるな。
斬り裂き魔がダラーズだってんなら証拠を集めろ。
(法螺田)将軍。ダラーズのボスについて知り合いを当たってみるっつってましたが
何か分かりましたか?
(紀田)いや。
おとといの件でなめられっぱなしは我慢できねぇって連中もいます。
もしそいつらが暴走しちまったら…。
(紀田)そんときはオレも腹をくくるよ。


黄巾族に囲まれる滝口
(滝口)はぁ はぁ はぁ はぁ…。
待て!こらぁ~!
(滝口)うっ!あっ…。
へへへっ。
おい。どうした?
ガン!
(滝口)うわっ!
やっちゃってよ!
グシャ!
おりゃあ!
(滝口)うわぁ~!
ボキッ
(滝口)ああっ…。
ドン! ドン!
(滝口)うっ…。
おら おら!そりゃあ!
(法螺田)なんでこんな目に遭うか教えてやろう。お前ら色がないからだ。
色がないのは安全だと思ってたろ?甘いんだよ!
色がないヤツなんて現実じゃ誰も助けてくれねぇ。
お互い縛りのない組織…。
すぅ~
はぁ~。
なんてぇのは
しょせんネットのお遊びでしか成り立たねぇんだよ!
んなもん
現実からは駆逐してやる!オレら黄巾賊がな!
スプレイで書かれる声明文

  黄天當立

(遊馬崎)<現実は 時々 下手くそな二次創作みたいな展開に成り下がる>



(竜ヶ峰)正臣?
(紀田)滝口がな…。
(竜ヶ峰)えっ?
(紀田)黄巾賊にやられた。
(竜ヶ峰)滝口君が…。
(紀田)見舞い行ってくる。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(竜ヶ峰)
あのとき どうして僕は やめなかったんだろう?
僕は ダラーズの何を知ってるっていうんだろう?
こうしていれば日常に変わりはない。でも…。

次回「五里霧中」
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