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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #64 旅路の涯 の感想 [鋼の錬金術師]

・・・えっと、マンガとすこしちがうが、そのまま?
   にほんのホムンクルスはまだ健在。とくしゅほうじん。
   じ?うみん?とう?こ?め?とう。

ロイを訪ねるノックス。あやしい人と一緒に。

(ノックス)よう お嬢ちゃん。
(ロス)お久しぶりです。
あっ… そちらの方は?
(ノックス)ちょっと訳ありでな。まあ いわゆる奥の手ってやつさ。
(ノックス)どうだい?やっこさん 落ち込んでるかい?

目が見えてないロイ。イシュヴァール勉強会?信頼を得るため。
・・・イシュヴァールって、未来のN国か?

(ロス)大総統になる前にイシュヴァールの問題を解決するんですって。
(ノックス)解決って…。いやそもそも大総統になるって…。

目が見えてないとノックス。

(ロス)その声は、ノックス先生か?
(ノックス)よ… よう。なんというか 元気そうだな。
(ロイ)ああ。こいつらがうるさくてな。休ませてくれん。
(ノックス)いや、そうじゃなくてお前さん。目が…。
(ロイ)ん?ああ。
未来を夢見た者に真理が与えた罰だそうだ。
(ノックス)大丈夫なのか?
(ロイ)さあ。どうかな?
だが、私は立ち止まるわけにはいかんのだ。
大総統… いや、その前にイシュヴァールを?
(ロイ)イシュヴァール殲滅戦…あれがすべての始まりだった。
(ノックス)そうだな。あんたにとってもオレにとっても。
(ロイ)そのケジメをつける。
(ノックス)ケジメ…。
(ロイ)まず、イシュヴァール閉鎖地区を開放する。
そして各スラムにいるイシュヴァール人をその聖地に帰す。
やることはまだまだある。
(フュリー)今回の事件。スカーやイシュヴァールの人たちのお陰で乗り切れたんです。
その恩返しをしなくちゃいけませんしね。
(ファルマン)大佐。頼まれていた資料持ってきましたよ。
(ホークアイ)罪が消えるわけではないけれど、できることから始めたいんです。
(ノックス)ったく。どいつもこいつも…。
おい。マルコーさんよ。こっちから言う手間省けたようだぜ。
(ロイ)マルコー?ドクター・マルコーか!

マルコー、賢者の石で視力を取り戻せると
(マルコー)マスタング大佐。ここに賢者の石があります。
これで視力を取り戻せるのではないですか?
(ロイ)そうだな。
(マルコー)この石はかつて私がイシュヴァール人の命を使って作ったものです。
私が言うのはおこがましいとは思う。だが、彼らもイシュヴァール復興のためなら…。
あっ…。
(マルコー)いや。私は彼らの声を聞くことはできない。
だから、これは私個人の願いだ。
私はこの石であなたを治したい。イシュヴァールのために。
(ロイ)彼らは怒るかもしれないな。
あと、鋼のも。
だが、使わせてもらおう。そのうえで、私は全力を尽くす。
(ロイ)ただ その前に…。
(ホークアイ)ん?
(ロイ)私より先にその石が必要な者がいる。
私はその者の後だ。


電話。
ハボック。ブレダにセントラルに呼び出される。
・・・賢者の石での治療


オリヴィエは、スカーを助ける。
(オリヴィエ)傷の具合はどうだ。スカー。
(スカー)なぜ助けた?
(オリヴィエ)もともと錬丹術を得るためにと思って助けたのだが
状況が変わった。
マスタングのヤツがイシュヴァール政策のためにマイルズをよこせと言いだしてな。
(マイルズ)で。貴様も連れていこうと思った。
もちろんスカーとしてではなく。一イシュヴァール人としてだ。
(マイルズ)どうだ?イシュヴァラ教復興に尽力せんか?
(マイルズ)歴史ある宗教や文化を死なせてはならん。文化の死は民族の死だ。
お前の手で民族を死から救え。
(スカー・心の声)≪生かされている意味…。もう少し生きて探せということか。兄者≫
(スカー)分かった。協力しよう。この体どこへなりと連れてゆくがいい。
(オリヴィエ)ふっ。よし。マイルズ。あとは任せた。つつがなく執り行え。
(マイルズ)はっ!

(オリヴィエ)≪マスタングめ。スカーが生きていると知ったら、
さぞかし 肝を冷やすだろうよ≫
ん?
スカー。貴様、本当の名はなんという?
♪~
(スカー)オレは、二度 死んだ。この世にはいない人間だ。
名はなくていい。好きに呼べ。
・・・ななしでいい。
(オリヴィエ)そうか。また会おう。イシュヴァール人よ。


。。。ここであれから2ヶ月後
エドとアル。
家に帰る道。
まだ、足があるきづらい。
一緒に帰るさと。エド。
(アル)ありがとう。ん?
(エド)何が?
(アル)なんでもない。
(エド)んだよ 変なヤツだな。
リン達を気にするアル。

メイを回想するアル。
《メイ》
(メイ)《アル様》
《どうしたの?》
《あっ いえ…》
(リン)《おい!チャン家の皇女》
(メイ)《はっ! リン・ヤオ!》
(リン)《おいおいそんな怖い顔でにらむなって》
《お前も バカだなぁ》
《よその国のゴタゴタにつきあって、結局 賢者の石も手に入れられずか》
《あっ》
《次の帝位は ヤオ家のものだ》
賢者の石を見せる、帝位を手にするとリン。
《でも、心配するな》
《お前の家は ヤオ家が責任を持って守ってやる》

《ホムンクルス グリードですら受け入れたこのオレだぞ》
《チャン家もほかの家のヤツらも全部まとめて受け入れてやるさ》
♪~
ああと大泣きするメイとシャオメイ
《なんて顔してんだよ》
《心配すんな。シンの者は盟約を必ず守るだろ?》
《全部まとめてなんて強欲すぎよ。リン・ヤオ…》
《ああ~あいつのが、うつったかもなぁ》
。。。顔を見合わせてわらうエルリック兄弟
♪~
(リン)《さて、帰るかな》
(エド)《行くのか?》
《ああ。 早くフーを埋葬してやりたいしな》
《またな》
(リン)《おう。またな》
♪~


(アル)いろんなことがあったね。
(エド)ああ。
時にアルフォンス君。シンの皇女様 メイ・チャン様に随分と気に入られていたようですが?
(アル)ほんと。いい子だよね。
それより兄さん。ウィンリィのこといいの?
(エド)あ
。。。目の前にウィンリィの家。兄弟の第2の家
♪~

ウィンリィのうちへ
(デン)クゥン?
♪~
デン 僕だよ。
バウッ!

。。。ウィンリィ、外に誰かが来たかと
   声を聞くアルの声。

。。。三人の写真。中心にウィンリィ。
   外のドアに向うウィンリィ。
   外にいる元の体に戻った兄弟。

。。。再会するウィンリィとエドとアル。
ふたりに抱き付くウィンリィ。やっと帰って来た兄弟。
(ウィンリィ)バカ!おかえり!
(エド)おう!
(アル)ただいま!



屋根を直すエド。錬金術はもう使えない。
屋根にあがアルる。
なんか大人になった顔のエド。

(アル)アップルパイ焼けたからお茶にしようって ウィンリィが。
(エド)おっ。おう。
(アル)わあ~ 今日は一段と遠くまで見えるね!
(エド)ああ。
(アル)広いね。
(エド)ああ。
(アル)兄さん。僕、ずっと考えてたことがある。
(エド)たぶん オレも同じこと考えてる。
♪~


。。。2年後だよね?
(ブラッドレイ夫人)どうですか? 仕事の方は。
(グラマン)いやはや。問題が山積みで一気に老け込みました。
とはいえ、東はマスタング君、北はアームストロング君がしっかりやってくれていますので
この老いぼれもなんとか大総統のイスに座っていられます。有り難いことです。
(ブラッドレイ夫人)後進にお譲りにならないの?
(グラマン)まだまだ。若い者には譲れません。
(ブラッドレイ夫人)あらまあ。亡くなったブラッドレイみたいなことを言うのね。
あの人も仕事一辺倒だったのよ。
(グラマン)いやいや。私はこのうえなく…。
。。。ふりむいて、セリムの方を向くグラマン。
不まじめですよ。
♪~
(ブラッドレイ夫人)あら?セリム。どうしたの?
(セリム)小鳥さん、ケガしてるの。助けて。
(ブラッドレイ夫人)あらあら、大変。
じいやに獣医を呼んでもらいなさい。
(セリム)治る?小鳥さん、治る?
(ブラッドレイ夫人)大丈夫よ。さあ。お行きなさい。
(グラハム)優しい子に育ちましたな。
(ブラッドレイ夫人)ええ。
(ブラッドレイ夫人)あの子を育てると決めたとき
みんなに反対されましたけど。なんの心配もなくすくすくと。
(グラマン)まだしばらく見守らせてもらいますよ。
♪~

(グラマン)あの子に異変が起きたときは…。
分かっておりますな?
(ブラッドレイ夫人)私が起こさせませんわ。
・・・傲慢のかんりょうも再教育で従順に
♪~


≪ホムンクルスと人間≫
≪果たして真に心を通わせることができるのか≫
(グラマン)新たな可能性というやつは、いくつになってもワクワクするねぇ。
ほほほほほっ。



(グレイシア)エドワード君。左足のことで落ち込んでない?
(アル)大丈夫です。自分を戒めるためにも足はオートメイルのままでいいって言ってました。
(グレイシア)そう。
(アル)それに「これがないとウィンリィが嘆くだろ」って。
(グレイシア)なぁに?そのノロケ。
(アル)ふふっ。
(グレイシア)本当に元に戻ってよかった。あの人も喜ぶわ。
(アル)ヒューズさんをはじめいろんな場所でいろんな人にたくさん…
本当にたくさん幸せを頂きました。
だから、今度は僕らがお返しする番だと思うんです。
(グレイシア)錬金術師が言うところの等価交換?
(アル)いえ。10もらって10返すだけじゃ同じなので
10もらったら自分の1を上乗せして11にして返す。
・・・それくらいの仕事をしろ!公務員達!
小さいけど僕たちがたどりついた新しい法則です。
これから 証明していかなきゃいけないんですけど。
(グレイシア)何かやりたいことがあるのね?
僕たちが助けられなかった女の子がいました。
その子をずっと忘れることができません。


キメラをもとに戻す旅へいくとアル。シンへいくアル。
(アル)メイのところで本格的に 錬丹術を学ぶつもりだ。
シンだけじゃない。東方の国々を回ってさまざまな学問を身に付けたいと思ってる。
いろんなものを見たい。いろんなことを知りたい。
いろんな人に会いたいんだ。
っていうか。本当についてくるの?
(2人)当たり前よ!
(ジェルソ)おめぇについていきゃいいことがあるってな。
(ザンパノ)ささやくんだよ。
(2人)オレたちの 野生の勘がな!
ブヒブヒ!ケロケロ!・・・カエルとイノシシ  ぴょーごにいっぱいいるよ。
             あてになるのか?
(アル)あっはは…。あっ。
(ザンパノ)アルフォンス。オレたちは元の体に戻る方法を探す。
あきらめるなって言ったのはお前だぞ。
(ジェルソ)人に任せないで自分で動かないとな。
(アル)うん!


(ジェルソ)兄貴はシンに行かねぇのか?
(アル)うん。
僕は東回り、兄さんは西回りで知識を身に付けてくる。
そして、二人で東西の知識を持ち寄れば、ニーナみたいな不幸を繰り返さずに済むかもしれない。
でもね…。
(2人)うん?
兄さんも僕もそれだけじゃないんだよ。
見てみたいんだ!世界の広さを!



旅立つエド。世話焼きのウィンリィ
(ウィンリィ)毎日油をさすこと。
(エド)ああ…。
(ウィンリィ)ネジの緩みも チェックすること。
(エド)うん…。
(ウィンリィb)お風呂上がりに水分 ふき取ること。
(エド)おう…。
(ウィンリィ)ちょっと 聞いてるの?
(エド)ああ…。
(ウィンリィ)もう~。
・・・いうタイミングをはかれないエド。
ポーーッ(汽笛)
(ウィンリィ)あっ 来た来た。

シューー
(ウィンリィ)ほんと もう~そんなんじゃ すぐまた壊して戻ってくるはめになるわよ。
(エド)へいへい、分かってます。
(ウィンリィ)整備が必要なときはちゃんと予約の電話入れてね。
(エド)ああ。
。。。足が止まるエド。
(ウィンリィ)ん?
(エド)予約…。
・・・間が開く
(ウィンリィ)何?
(エド)ウィンリィ…。
(ウィンリィ)何よ。はっきり言いなさいよ。
・・・生唾を呑みこんでエド、言い出す。プロポーズ!!
(エド)等価交換だ!
(ウィンリィ)えっ?
(エド)オレの人生半分やるからお前の人生半分くれ!
。。。ウィンリィ、はっとする。
(ウィンリィ)はぁ~。
ああ~ もう!錬金術師ってどうしてそうなの?
「等価交換の法則~!」とかってバッカじゃないの?
(エド)なんだと!?
(ウィンリィ)ほんっと。バカね。
半分どころか全部あげるわよ。
あっ…。うっ。
。。。顔を真っ赤にするウィンリィ。
やっぱり全部はなし!9割… いや、8割かな?
7じゃないな… じゃあ、8.5?
そうよ。そのくらいならあげてもいいわよ。
(エド)ぷくくくっ!
(ウィンリィ)何よ!?
(エド)だははははっ!
(ウィンリィ)エド!
(エド)ああ~ 悪ぃ。悪ぃ。ふふふっ… くくくくっ!
(ウィンリィ)エド!
(エド)お前、やっぱすげぇわ。
等価交換の法則なんざ簡単にひっくり返しやがる。
(ウィンリィ)うっ。何よ。それ。バカにしてんの?
(エド)違ぇよ。
。。。ウィンリィを抱きしめるエド
(エド)元気もらった。ありがとな。
行ってくる。
。。。抱き返すウィンリィ
(ウィンリィ)うん。いってらっしゃい!
旅立つエド。


(駅員)おやおや。エドワード君も旅に出ちまったのかい。
ちっとは落ち着いたらいいのにねぇ。
(ウィンリィ)あいつらは、これでいいんです。
じっとしてる男なんてつまんないもの。


列車に揺れていくエド。
(ナレーション)<痛みを伴わない教訓には意義がない>
<人は、何かの犠牲なしには何も得ることはできないのだから>
<しかしその痛みに耐え、乗り越えたとき
 人は何ものにも負けない強靱な心を手に入れる>
<そう。鋼のような心>

・・・思いでの写真。
   皇帝になるリン。
   あわれな動物使い。
   大総統になるロイ。あっははは、ひげはやしているよ。
   あいからずのイズミ。
   ロイの部下達。
   最後にエドとウィンリィの子供達。それとアルとメイ。。。。
   旅に出る姿のエド
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #63 扉の向こう側 の感想 [鋼の錬金術師]

・・・ホムンクルス、元い無に帰る。所詮はホーエンハイムから
   作られた分身。なにが答えか目の前でわかっていたのに。
   グリードの方がましだった。
   こうして、変な組織体は消えていく
   (とくしゅほうじんもおなじようなもの)

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(ホムンクルス・回想)《自由と権利が欲しくないか? ホーエンハイム》
《人間としての権利を手に入れないまま奴隷で一生を終わる気か?
 それでは息苦しいフラスコの中にいるのと同じだ》
・・・ホーエンハイムとホムンクルスは実は同じであった。


現在
(エドワード・エルリック)うおお~~~!
バキッ!
素手でやられるお父様(とくしゅほうじん)
(お父様・心の声)≪なぜだ!≫
(ダリウス)よっしゃ~! 畳み込め。エド!
・・・メッタたたきに会うお父様。所詮借り物の体。
(お父様)≪なぜ 神を手に入れた私がたかが
人間の…錬金術師に素手で…≫
(エド)てや~!
(お父様)うわぁ~~!

(エド)はぁ はぁ はぁ はぁ…。
(兵士たち)おおっ!やった~~!
やった~!
やった~!
勝った~!
(歓声)
倒れているお父様
♪~

ドクン(鼓動)
(エド)はっ。

暴走するお父様。
(お父様)おぉ~~…。
(一同)うっ!
(グリード)ぐおっ…。
うわ~!
(グリード)しっかりしねぇか!何 飛ばされてんだ!
すっ。すまん。
(エド)くっ!
(お父様)石…。
(お父様)賢者の石~~!
起き上がってグリードを急襲するお父様

(グリード)ん!?
ドスッ!
(グリード)ぐわぁ~~
(お父様)賢者の石。よこせ!


リンの体内。
(グリード)ヤベぇ!
(リン)グリード!
。。。リン、グリードを引っ張る。
(グリード)バカ野郎!巻き込まれるぞ。放せ!
(リン)断る!オレが皇帝になるためにお前にはいてもらわなきゃならないんだ!
(グリード)無理だ!オレ様はもともとおやじ殿から生まれてんだ。
リン・ヤオの体よりあっちに引かれる力が強くてどうにもなんねぇ!
(リン)あきらめるな!グリード!
ふんばれ!
くぅ~…。
バチバチバチッ!
(リン)ヤバい!
はっ!?

(リン)体が…。
くぅ…。
(リン)こなくそ~~!!
。。。リン、グリードを引き留めようとする。
(グリード)ちっ。世界の王からかなりランクは下がるが
シンの皇帝も悪くねぇか。
(リン)あっ。
(グリード)一緒に戦おうぜ!相棒。
(リン)そうこなくっちゃ!
。。。リンを殴るグリード
バキッ!
(リン)へっ!何を…。
(グリード)ここでさよならだ。
お前までおやじ殿に吸収されるこたぁねぇ。
(リン)あっ。ちょっ。ちょっと待て!グリード!
一緒に戦うって言ったじゃないか!
こんな。だまし討ちみたいなことをして、お前!
お前は、ウソをつかないのを信条にしてたんじゃないのか!?
こんな終わり方…。
(グリード)が~っはっはっ!
まんまとだまされやがって。しょんべんガキが!
(リン)はっ
(グリード)けっ…オレ様の最初で最後のウソよ。
(リン)は!
(グリード)ランファンが賢者の石を持ってる。それ持って帰りな。ガキ。
(リン)待て…。
(グリード)ふはははっ!
(リン)待て!
お父様の方に吸収されるグリード
(リン)待て!グリード!

(グリード)来い ランファン!
ランファンが来て。

(グリード)あばよ。

。。。手を切り落とす。
ザシュ!

(リン)グリード!
(お父様)おぉ~…。

(エド)グリード!

(お父様)おのれぇ~グリード!

(2人)はっ!うっ…。
リンのウロボロスが消えていく

。。。グリード、父にはむかう
(グリード)が~っはっはっ!
うるさいガキからうまく分離できたぜ!
。。。グリード、体を変化させる。
(お父様)むぅ~… グリード。なぜ父に逆らう!
・・・おまえがわるだからだよ、かんりょう。
(グリード)遅めの反抗期だよ。おやじ殿。
(グリード)あんたのくれた。この炭化能力で
いちばんもろいボロ炭に変身してやらぁ!
(お父様)こざかしい!
。。。グリードのみを自分から引っ張り出すお父様。
(グリード)うっ!
(お父様)消えよ!愚か者!
ブチッ! 。。。食いちぎるお父様
(グリード)うぅ…。

(リン)グリード!
(グリード)ああ~。くそっ。ここまでかよ…。
うっ…。
・・・グリード、みんなの顔を見る。
ちっ。なんて目で見やがる。しょんべんガキが。
(リン)《仲間ってのは魂でつながってるんだよ!》
《忘れるわけないだろうが!》
(エド)《仲間になんねぇか?》
《行くとこないなら一緒に来いよ》
≪ったく。リンもチビも随分なめた態度とってくれたもんだ≫
。。。見ているみんな。
(グリード)≪十分だ…ああ。もう十分だ≫
≪もうなんにもいらねぇや。はははっ…≫
≪じゃあな 魂の… 友よ…≫
。。。グリードの最後。
消えていくグリード

怒りの鉄拳をエドがお父様に。
(エド)てやぁ~~~!
(お父様)うおぉ~~!
ガシャーン!
(お父様)ううっ!
ううぅ…。
(魂たち)うおおおっ…おおおおっ…。
出ていく賢者の石。
もうだめなお父様
♪~
(ホーエンハイム)みんな…。
(お父様)あぁ… ああぁ…。
石が…
賢者の石が…。
はっ!
。。。神の手が伸びてくる。
(エド)ん!?
(お父様)なっ。なんだ?なんだ!?
。。。黒い手が伸びてくる。
(エド)へ。生まれた場所に帰れフラスコの中の小人ホムンクルス!
(お父様)はっ!
うっ。うあぁ~~…。
うっ… なぜだ!
私は知りたかった。この世のすべてを!
(ホーエンハイム)ん?
(お父様)何ものにも縛られず、自由に広い世界に!
(ホーエンハイム)はっ。
(お父様)私は~~!
♪~

。。。引っ張って行かれるお父様



真理の扉の前のお父様

(ホムンクルス)なぜだ!なぜ私のものにならぬ!
神よ。何が気に入らないのだ!?

お前が己を信じないからだ。

(ホムンクルス)はっ!

他人の力を盗み。人から生まれたもののくせに。
神とやらにしがみついていただけだ。
お前自身が成長しておらん。
七つの欲を切り離せば、人を超えられるとでも思ったか?
笑わせるな!

(ホムンクルス)私は完全な存在になりたかった!
この世のすべてを知りたかった!
欲して。何が悪い!?
望んで。何が悪い!?
願い求めて。何が悪い!?
なんだ… なんだ!お前は!
なんだっていうんだ!
何様のつもりだ!お前は!

私は、お前たちが世界と呼ぶ存在。あるいは宇宙。あるいは神。あるいは真理。
あるいは全。あるいは一。
そして、私はお前だ。思い上がらぬよう、正しい絶望を与えるのが真理。

(ホムンクルス)はっ
(お父様)《人間が思い上がらぬよう正しい絶望を与える》
《それが真理だ》
・・・同じこと言われてんの。
(ホムンクルス)あぁ…。

だから、お前にも絶望を与えよう。

(ホムンクルス)ああっ… ああ~!
。。。扉が開く。
(ホムンクルス)戻りたくない… 嫌だ…。
。。。手が出てくる。
やめろ!そこに縛られ続けるのは嫌だ!
うわ~!ああ~~!
うわぁ~~!
嫌だ! 嫌だ! 嫌だ~~!

思い上がった者に絶望を。

(ホムンクルス)私は どうすればよかったのだ!

お前が望んだ結末だ。

(ホムンクルス)どうすればよかったのだ!
あぁ… うわぁ~~…。

扉が閉じる。
ガコーン!
・・・こうやって整理される。とくしゅぼうじん。

お前はその答えを見ていただろうに。


アルと見るエドとメイ。
(ロイ)なんだ?どうなった?勝ったのか?
(ホークアイ)はい。ですが、アルフォンス君があちらから戻っていません。
(メイ)ごめんなさい…
ごめんなさい…。
(エド)お前のせいじゃない。アルの判断だ。
(リン)エド。通行料ならある。
(エド)ん?
(リン)使え。賢者の石だ。これでアルを取り戻せ。
(エド)くっ… ダメだ。
オレたちが元の体に戻るのに賢者の石は使わないとアルと約束した。
。。。みんなが見ている。

≪方法はあるはずだ。必ず。≫
≪考えろ。考えるんだ。≫
≪思考を止めるな。≫

(ホーエンハイム)エドワード。
オレの命を使ってアルフォンスを取り戻せ。
(イズミ)あ。
(エド)ああ。
(ホーエンハイム)ちょうど1人分残ってる。
(エド)バカ野郎!そんなことできるわけないだろ!
オレたち兄弟が体をなくしたのはオレたちのせいだ!
アルを取り戻すのに人の命は使わねぇって、さんざん言ってるだろうが!
だいたいなんでてめぇが命懸ける必要がある!?
(ホーエンハイム)父親だからだよ。
(エド)あっ…。
(ホーエンハイム)必要とか。理屈とかじゃない。
お前たちが大事なんだ。幸せになってほしいんだ。
お前たちの体がそうなってしまったのは
ほったらかしにしてきたオレにも責任がある。

すまなかった。
もう十分生きた。最期くらい。父親らしいことをさせてくれ。
(エド)ああ。バカ言ってんじゃねぇよ。クソおやじ!!
二度とそんなこと言うな!張っ倒すぞ!!
。。。泣いているエド

(ホーエンハイム)ああ。すまない。エドワード…。
(エド)くっ!てっ。
≪考えろ!考えろ!≫
≪史上最年少の国家錬金術師だろ!≫
≪真理を見たお陰で、錬成陣なしに錬金術が使えるんだろ!≫
≪方法はあるはずだ。必ず!≫
♪~

エド、ロイとホークアイを見る。
思い出す。
(ホークアイ)《たくさんの人があなたたちが元の体に戻る日を待ってくれてるはずよ》
(ロイ)《そこに可能性があるならば前に進むべきだろう》

≪そうだ。あきらめるな≫
≪何かあるはずだ。何か≫
≪何か…≫
(エド)ん?
。。。自分の手を見るエド。
はっ…。
♪~


(メイ)うぅ… アル様…
アル様… アル様…。

≪メイ。アルのためにそんなに泣いてくれるのか≫
≪ザンパノ。ゴリさん。ブリッグズのみんな…≫
≪少佐。リン。ランファン。せんせい。おやじ…≫
(エド)くっ…。
立ち上がるエド
(イズミ ホーエンハイム)ん?

(エド)メイ。ちょっと離れてろ。
♪~

練金陣を描くエド
♪~

(リン)はっ… それは!
。。。陣が見える。
(リン)人体錬成の陣!
(エド)ちょっと行ってくるわ。
鋼の錬金術師、最後の錬成にな。
パン!
ビシビシビシッ
ビシビシビシビシビシッ!

(リン)エド!
(2人)エド!
(アームストロング)エドワード・エルリック!
見ているホーエンハイム。 はあ。ああ。
♪~


真理の扉のまえにエド行く。

弟を連れ戻しに来たか。だが、どうやって人間1人を引っ張り出す?代価は?
お前の肉体を差し出すか?

《エド)へっ。代価ならここにあるだろ。でけぇのがよ。
後ろの扉を指すエド
♪~

(エド)こいつはオレの真理の扉だ。
ってこたぁ。どう使おうがオレの自由だ。
違うか?

ふっ。ふふふっ… そうきたか。
はははははっ。しかし、いいのか?
真理の扉を失えば、二度と錬金術を使えなくなるぞ。

(エド)そうだな。
確かにこの扉の向こうには錬金術のすべてがある。
でも、お陰で踊らされたよ。
真理とかいうものを見せられて、錬金術ですべてを解決できると思い込んだ。
だけど、それは間違いだった。ただの傲慢だ。

錬金術の使えないただの人間に成り下がるのか?

(エド)成り下がるも何も最初っからただの人間だ。
キメラにされた女の子1人助けられないちっぽけな人間だ。

いいんだな?本当にそれがなくても。

(イズミ)エド
(ロイ)鋼の・
(ホークアイ)エドワード君!
(ダリウス ザンパノ)エド!
(アームストロング)エドワード・エルリック!
(リン)エド!
(メイ)エドワードさん!
(ピナコ)エド!
(ウィンリィ)エド

(エド)錬金術がなくても。みんながいるって。

ちぃ。正解だ!錬金術師!

うん。
パン!

お前は オレに勝った。

てやっ!

持っていけ!すべてを!

ビシビシビシビシッ!

。。。消えていく門番。エドの分身。
勝手口は、あっちだ。エドワード・エルリック。
♪~

アルと出合うエド
起き上がるアルを手で支えるエド。

(エド)ムチャしやがって。
(アル)えへへっ。兄さんこそ。
♪~

。。。かえりの門が開く
(エド)さあ。帰ろう一緒に。
(アル)うん。
扉をくぐって戻ってくる二人。
♪~


目が覚めるアル。
(ザンパノ)おお!!気づいた!
(ダリウス)大丈夫か?アルフォンス。
ザンパノさん。ダリウスさん。みんな…。
あっ。父さん。
(ホーエンハイム)よう。おかえり。
。。。手を差し出すホーエンハイム
(アル)うん。ただいま。
。。。エドが後ろで支えている。
   ホーエンハイムの手を取る。
(アル)うん。あったかい。
(ホーエンハイム)ふっ。
(メイ)アル様…アルフォンス様!
(アル)メイ!
(メイ)メイは… メイは…。うぅ~~!
(アル)そっか。ごめん。
つらいことさせちゃったね。
ありがとう。メイ。


。。。エドはブラッドレイ夫人にセリムのなりの果てを渡す。
□(キャスター)ラジオ・キャピタルをお聴きの皆様。
本日 アームストロング少将とマスタング大佐率いる部隊が
中央司令部、議会等を占拠しました。
これは 軍上層部の動きを阻止するためのもので
彼らは国民の大多数を犠牲にする錬金術の大実験を企てていました。
大総統閣下の留守を狙い悪逆非道の実験を行おうとした首謀者のうち
クレミン准将とエジソン准将は拘束され
両将率いる国軍も武装解除されました。

□ キング・ブラッドレイ大総統閣下とご子息セリムさんは
混乱のなかにその尊い命を落とされました。

□(キャスター)マスタング大佐は大総統閣下の遺志を継ぎ
国の安全を堅持。
今後の対策を関係各位と協議すると発言しました。
♪~

・・・ロイの目の後日談は?



ホーエンハイム、ホムンクルスのいたところに立っている

ホーエンハイム、ホムンクルスとの回想
(ホムンクルス)《君だろ?私に血をくれたのは》
(ホムンクルス)《自由と権利が欲しくないか?ホーエンハイム》
(ホーエンハイム)《じゃあ。お前の幸せってなんだ?》
(ホムンクルス)《そうだなぁ。ぜいたくは言わないが。
 このフラスコから出られる身になれば幸せかな》

(ホーエンハイム)そうだよなぁ。フラスコの中の小人 ホムンクルス。
お前はオレの血から生まれたんだ。
オレは…。
・・・実は根っこで同じだったかも。


(アームストロング)ホーエンハイム殿。
(ホーエンハイム)ん?
ご子息2人とも病院に無事収容しましたぞ。
(ホーエンハイム)ああ… ありがとう。感謝します。
(アームストロング)いえ。感謝するのは こちらの方です。
(ホーエンハイム)ん?
(アームストロング)エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリック。
あの2人の少年がいなければこの国は滅んでいました。
ありがとうございます。
♪~
(ホーエンハイム)ああ。ありがとう。
(アームストロング)ん?
♪~

去っていくホーエンハイム。泣いている。



トリシャの墓にいくホーエンハイム

墓を見ている。

墓の前でしゃがみこんで
(ホーエンハイム)ただいま。トリシャ。
ふっ。
エドワードがおやじって呼んでくれたんだ。
「クソ」が付いてたんだけどなぁ。
人より長く生き続けるなんてしんどいことばかりだと思ってた。
だけど君や息子たちに会えて、生きててよかったと心から思えるようになった。
充実した人生だった。
そうさ十分だ。
ありがとう。トリシャ。
ああ。でも…
やっぱり死にたくねぇって思っちゃうなぁ。
ほんとオレって、しょうがねぇなぁ。
。。。くずれていくホーエンハイム


ピナコが墓の前に行くとホーエンハイムが。
(ピナコ)ホーエンハイム!
なんだい帰ってたのかい。あっ!

バカたれが…。
なんて幸せそうな顔して死んでんだい。
・・・全てが終わった?



次回最終回「旅路の涯」
(ナレーション)<踏み出せ。人生という名の世界に>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #62 凄絶なる反撃 の感想 [鋼の錬金術師]

お父様、地上に出てくる。
賢者の石を作っていく。
邪魔をするホーエンハイム。

みんなが上に上がってくる。
(お父様)人間は、おとなしく石になっておればいい。
(ホーエンハイム)はぁ~。
なんで、そんなに下等生物扱いするかねぇ。
人間からは 賢者の石が出来る。
賢者の石からは人造人間が出来る
では、人造人間からは何が出来る!?何を生む!?
破壊しかもたらさぬ存在を神と呼べるのか!?
完全な存在になったつもりだろうがどん詰まりなんだよ。お前は!

(お父様)そうかね?ならば、人間を生もう。
(ホーエンハイム)ん!?

お父様、人間を生み出す。

(クセルクセス王)うっ… あああっ…。
(ホーエンハイム)はっ!?
(クセルクセス王)不老不死を手に入れた…。
私は まだ 生きている…。
(ホーエンハイム)クセルクセス王!

イズミに赤ちゃんが。

アルにからだといって寄ってくる。

お父様、罠にはめる。閃光が起る。



グリード、上にいきたいと。アレックス達に言う。
(グリード)お父様っつう親玉人造人間が暴れてんだよ。
こっから先戦えねぇヤツは置いてけ!ん?
おら!そこのカエルと女2人降りろ!ケガしてんだろ!
(3人)はっ!
(オリヴィエ)バカを言うな!私が隊を指揮せんで誰がする!
(グリード)知ったことか!さっさと降りろ!
指揮とかなんとか言ってる場合じゃねぇんだよ!
(オリヴィエ)貴様に指図される…。
(ブリス)閣下!本部から通信です。
(オリヴィエ・無線)作戦本部。私だ。そっちはどうなっている?
(カーリー)閣下。中央司令部が…
(オリヴィエ)そっちは どうなっている?
(カーリー)閣下。中央司令部が…半分 吹っ飛びました。
(アレックス)なんと…。
(カーリー・無線)北門と連絡がつきません。
(グリード)それがヤツの力だ。

お父様をいうグリード。神の力を使っている。
(グリード)普通の人間はここで降りな。
(オリヴィエ)私の部下が上でまだ戦っている。
私は彼らの指揮官なのだ。

オリヴィエ、部下から連絡を受ける。部下からそこで見守ってくれと。
アレックスにいけというオリヴィエ。
ロイも上に行くという。ホークアイを連れて。。
ランファンも一緒にいく。


アレックス、上にいく。何人か連れて。


オリヴィエ、ブラッドレイの死を見る。
ブラッドレイのことをスカーに訪ねる。
バッカニアが致命傷を与えたことを誇りに。


地上。大爆発後。
メイが目を覚ます。
壁になっていたアル。半分なくなっている。倒れてしまう。

エドは、オートメイルが破損している。
イズミは、なんとか生きている。
ホーエンハイムが壁となって。

ああ。お父様が後ろにいる。ホーエンハイムを殴るお父様。
イズミとエドをやるお父様?

兵達が撃ちまくる。

逃げるエドとイズミ。
兵達が撃ちまくる。
効いてないおとうさま。

反撃の隙を与えるなと指示がまわる。
ロイがお父様に火を与える。座頭市ロイ。ホークアイがそばに立つ。
アレックスは護衛?


ロイの攻撃。ホークアイが方向を合わせる。
跳ね返しも組み合わせる。
兵達も砲撃をする。
アレックスも攻撃。
攻撃にびくともしないお父様。
グリード、お父様の力をすごいという。

(リンの声)おい。グリード。
(グリード)ん?
(リン)貴様の言ってた世界を手に入れるってのはこういうことだったのか?
(グリード)おうよ。あれを手に入れれば世の中は全部オレのものだ!
オレの中の空っぽがこれで埋まるかもしれねぇ!
生まれてからずっと続いてきた渇きが治まるかもしれねぇ!
(リン)あさましいな。グリード。
お前が欲しいものはそれじゃないはずだ。
(グリード)黙ってろ。しょんべんガキが。
オレは、強欲のグリードだ!欲しいものは必ず手に入れる!

土で覆われたお父様。
ロイ、蒸し焼きだ。という

効いてないお父様。
まったく効かん。あの防壁をなんとかせねば…。
弾が足りん!もっと持ってこい!
(お父様)無駄なことを。
人間ごときは私に指一本 触れることはできん。
ん?
(グリード)人間がダメなら人造人間はどうだ!

(お父様)いいところへ来たな。グリード。親孝行な息子よ。
ちょうど賢者の石が欲しかったところだ。
(グリード)なっ!
(お父様)もらい受けるぞ。
吸収されかかるグリード。
(グリード)なんつってなぁ!
(お父様)ん?
(グリード)防壁外さなきゃ賢者の石は奪えないよなぁ。
だが、逆に自分が神の力とやらを奪われるとは思わなかったのか!
オレがすべてもらい受ける!ん!? うっ…

エドがやってくる。お父様に攻撃を。
アレックスとイズミ。
みんなが攻撃を加えるお父様
反撃の爆発を起すお父様。

エド、オートメイルを破壊される。
それでも攻撃をする

(ホーエンハイム)素手で… 防御した。
ぐお~!
うわっ!
ううっ!
(ホーエンハイム)ヤツの限界だ!
(お父様)おおおっ。ううっ…。
(ホーエンハイム)あいつは、もう神とやらを抑え込んでいられない!
(お父様)ああぁぁ~~~!
うおおぉぉ~~~!

大爆発するお父様。

起き上がるお父様。
(お父様)石… 石!賢者の石!
ぬぬぬっ… くっ!

エドに目をつける。
生身の腕が鉄骨に刺さって動けないエド。

(ホーエンハイム)逃げろ。エドワード!
(アル)兄さん。逃げて!
兄さ~ん!
(エド)くっ…。
ブシュー!

(アル)やめろ!くっそ~~!

(アル)くっ!
(メイ)アル様!
(アル)やめろ… やめろ!
兄さんを… 兄さんを…兄さんを… はっ!
・・・気がつくアル。
♪~

(アル)メイ。頼みがある。
兄さんは、右腕を犠牲にして僕の魂を戻してくれた。
だったら、逆も可能なはず。
(メイ)はっ!アルフォンス様…。
(アル)道を作ってくれるだけでいい。できるだろ?
(メイ)そんなことしたらアルフォンス様が!
(アル)時間がない!お願いだ。
こんなこと頼めるの君しかいない。
♪~

(お父様)石… 人間…
エネルギー…。
(ホーエンハイム)エドワード!
(お父様)よこせ~~!
カカカン!
・・・メイの錬丹術の手裏剣が右腕のところあたりにうたれる。
♪~
(エド)何をする気だ…。
やめろ… おい。アル!
(アル)勝てよ。兄さん。
パン!
(エド)やめろ~~!!
♪~

真理の扉の前。アルの肉体もとにいく。鎧のアル。
(アルの肉体)もう。いいのかい?
(アル)うん。あとは兄さんを信じる。

消えていくアルの鎧。

ふぅ~。
よう。魂、入ったんだな。あいつはお前を取り戻しに来るか?
(アル)来る、絶対に。
♪~
何を犠牲にするか楽しみだ。
♪~

腕が戻るエド。
お父様を叩きだす。

いけるぞ。
みんなの応援がこだまする。

(兵士たち)いけぇ~~~!

(リンの声)グリード。
お前が欲してやまなかったもの…。

(エド)てやぁ~~!

(リンの声)本当はこれだろ?

エドワードさん!エドワード!
(ロイ)いけ!鋼の!

(グリード)ああ。そうだ。オレが欲しかったのは…。

(エド)うおおお~~~!

(グリード)こいつらみたいな仲間だったんだな。

(お父様)ぐうっ… うう…。
(エド)てやぁ~~!
(お父様)うおぉ~~!
バキッ!
♪~

(エド)立てよ。ど三流!
オレたちとお前の格の違いってやつを見せてやる!
・・・まえのせいけんとうのまつろ。

・・・ほとんど最終話の前くらいなのか?
♪~
♪~
♪~
次回「扉の向こう側」
(ナレーション)<すべてを見届けてその者は逝く>
・・・漫画の最終回が2話に別れる?

----------------------------------------------------------------------

♪~
♪~
お父様、地上を歩く。
あっ…。
貴様!
手の裏を上に上げるお父様
バチバチバチッ
(兵士たち)うっ…。
うわぁ~!
ぐわぁ~!
。。。魂を吸収するお父様。
♪~
うがぁ~~!
ドォーン!
それを錬金術で作った槍で邪魔する。
(お父様)うん?
(兵士たち)はぁ はぁ はぁ!
後ろに出てきているホーエンハイム。
(ホーエンハイム)これ以上は、やらせんよ。
♪~

あらにイズミとアルとメイが下からあがってくる。
(メイ)ふっ!
(アルフォンス・エルリック)父さん!
(ホーエンハイム)こいつ。また賢者の石を作ろうとしていた。
(お父様)人間は、おとなしく石になっておればいい。
(ホーエンハイム)ふうん~。
なんでそんなに下等生物扱いするかねぇ。人間からは賢者の石が出来る。
賢者の石からは人造人間が出来る。
では、人造人間からは何が出来る!?何を生む!?
破壊しかもたらさぬ存在を神と呼べるのか!?
完全な存在になったつもりだろうがどん詰まりなんだよ。お前は!
(お父様)そうかね?ならば、人間を生もう。
(ホーエンハイム)ん!?
♪~
お父様、自分の腹から赤い人間を生み出す。ホムンクルス?
(一同)はっ!
うう~!
あぁ…。
おぉ~~…。
♪~

出てくるホムンクルス
(クセルクセス王)うっ… あああっ…。
(ホーエンハイム)はっ!?
(クセルクセス王)不老不死を手に入れた…。私は、まだ生きている…。
(ホーエンハイム)クセルクセス王!
あぁ~…。
おぉ…。
♪~

(イズミ)はあ。ああ
後ずさりするイズミ
足にしがみつく赤ん坊。
あぅ~ あぁ…。
(イズミ)ひっ!

(メイ)はっ!
体だ!体を手に入れた。
やっと体を…。
(アル)やめろ。やめてくれ。
こんなの… こんなの違う!

見ろ。肉体だ!
ホーエンハイム…。
(ホーエンハイム)みんな…。
(ホーエンハイム)貴様~~!!
上に上がってきたエド。
口があざわらうがごとくになるお父様
♪~

ビシューーー!!
体から光線を発射する。  ・・・ホムンクルス・ビーム!?
あ。ああ。
(ホーエンハイム)しまっ…。
ビシューー!
セントラルの中央府を貫く光

(兵士たち)うわ~~!
(カーリー)なんだ!? 何が起こってる!?


上から土砂が落ちてくる。
(グリード)くそっ!
(ダリウス)グリード!
(グリード)ゴリウス!
(ダリウス)無事だったか。
(グリード)ちょうどいい。オレも乗せてけ!状況分かってるヤツが必要だろ。
(ダリウス)そうだ!一体何が起こってるんだ?
(グリード)お父様っつう親玉人造人間が暴れてんだよ。
こっから先戦えねぇヤツは置いてけ!ん?
おら!そこのカエルと女2人、降りろ!ケガしてんだろ!
(3人)はっ!
(オリヴィエ)バカを言うな!私が隊を指揮せんで誰がする!
(グリード)知ったことか!さっさと降りろ!
指揮とかなんとか言ってる場合じゃねぇんだよ!
(オリヴィエ)貴様に指図される…。
(ブリス)閣下!本部から通信です。

(オリヴィエ・無線)作戦本部。私だ。そっちはどうなっている?
(カーリー)閣下。中央司令部が…半分吹っ飛びました。

(アレックス)なんと…。
(カーリー・無線)北門と連絡がつきません。
(アレックス)う。

(グリード)それがヤツの力だ。
(アレックする)一体そいつは…。
(グリード)見た目は、普通の人間だ。
ただし。ウン十万人分の賢者の石を体内に持っていて、
そのエネルギーで神の力とやらを取り込んでいる。
(アレックス)ああ。
(グリード)錬金術師ならこのヤバさが分かるだろ?
(アレックス)賢者の石…。
(グリード)普通の人間は、ここで降りな。
(オリヴィエ)私の部下が上でまだ戦っている。
私は彼らの指揮官なのだ。

(ブリス)閣下。本部が代わってほしいと。
(オリヴィエ)う。なんだ?
(カーリー・無線)ご心配なく。閣下。

(カーリー)我々ブリッグズ兵はボスが不在でも、
ひるまず動くことができる軍隊だということを
お忘れですか?
武器庫。イエロー隊、生きてるか!?
東門。ブルー隊、応答せよ!

(カーリー・無線)聞けば、ケガをしているそうではありませんか。
どうぞそこで見守っていてください。

(オリヴィエ)アレックス!
(アレックス)はいっ!
(オリヴィエ)通信機を持っていけ!
(アレックス)ん!?
(オリヴィエ)必ず勝て!
(アレックス)言われずとも!
(ロイ)よし。行くぞ。中尉。
(グリード)おいおい!2人ともケガ人だろうが!
(ロイ)ヤツの賢者の石を私が焼き尽くす。そのためには中尉の助けが必要だ。
(グリード)かっ!
(ダリウス)いいから、早く行こうぜ。
(グリード)い。
ランファン、リンのそばにやってくる。
(ランファン)私の仕事は若をお守りすることだ。
(グリード)くっ。


居残り組を下ろして。
(シグ)イズミを… みんなを頼む。
(アレックス)うむ!
それでは いきますぞぉ~~!
・・・無駄な動作が多いぞ!
ガン!
ビシビシビシッ!
。。。上がっていく。


見送っているこのされた者達
(オリヴィエ)ふぅ。
♪~

オリヴィエ。ブラッドレイの死体を見に行く。
(オリヴィエ)こんな所で死んだか。貴様が倒したのか?
(スカー)ここに来たときすでに満身創痍だった。
そうでなければオレも危なかった。

(ブリス・回想)《バッカニア大尉はシン国の者と協力しブラッドレイに致命傷を与え…》
♪~

オリヴィエ、ブラッドレイの顔をのぞき込むためにしゃがみ込んで。
(オリヴィエ)どうだ。ブラッドレイ。私の部下は強かったろう。
♪~


お父様にやられた地上では。
倒れているメイ。
(シャオメイ)キュ… キュ!
(シャオメイ)キュ~~!
キュキュキュキュ~!
(メイ)あっ…。
(シャオメイ)キュッ!?
・・・シャオメイ=種島ポプラ。小さいから。
(メイ)あっ。シャオメイ。無事だったのね… よかった…。
(シャオメイ)キュイ~!
(メイ)うっ!
(メイ)はっ!アルフォンス様!?
うっ…。
(アル)メイ… よかった。生きてた。
(メイ)アルフォンス様。体が…。
半分持っていかれたアル。
パキパキパキ…
ガシャン!
前にくずれる。
(メイ)アルフォンス様!
。。。はっていくアル。
そんな…。私をかばって…。アルフォンス様…アルフォンス様~!
♪~

(エドワード・エルリック)うわっ!
手が半壊れしている。
起き上がって。
♪~

(エド)はっ! せんせい!
せんせい! せんせい!
(イズミ)生きてるよ…。
(エド)あ
(イズミ)ホーエンハイムさんがギリギリ守ってくれた…。
(エド)はっ!
楯になって守ったホーエンハイム。・・・えっと、当麻みたい影の出来方?
(エド)ホ… ホーエンハイム!
(ホーエンハイム)ううっ…。
(エド)おい。しっかりしろ!おい… はっ!
後ろに来ているお父様
♪~

ホーエンハイムを払いのけて。
バシッ!
(ホーエンハイム)ぐわ~!
(エド)ホーエンハイム!
(お父様)まず2つ。
エドとイズミを賢者の石にしようとする。
(エド)ぐわっ!うっ…。
(ホーエンハイム)や… やめろ!
(2人)あぁっ…。
バキュン!(銃声)
。。。助かった二人。
(2人)ぶはっ!

(カーリー・無線)目標は金髪長髪の男!鋼の錬金術師と間違えるなよ!
(兵士たち)はっ!
(カーリー・無線)東門ブルー隊 急げ!西門 ホワイト隊は司令部西棟の陰に!
(兵士たち)了解!

(エド)せんせい!
底を逃げ出すエド。イズミを抱えて。
♪~

起き上がるお父様
♪~
撃て~!
ドシュ ドシュドシュ ドシュ!
ドシュドシュ ドシュドシュ!
♪~
ミサイルがお父様に打ち込まれる。絶対防壁でなんともないお父様。
ドォーーン!

逃げているエド、動揺する。
(エド)うわっ!
よう。鋼の!無事か?
(エド)ダメだ!これぐらいじゃビクともしないぞ!
うそだろ!?
(一同)うわぁ~!


ヤツに反撃の隙を与えるな!


アイ サー!
ダダダダダッ!
パン! パン!
ドシュー! ドシュー!
バシュー!
ドカーーン!


くそっ!涼しい顔してやがる!
(カーリー)了解!各隊へつなげ。


はっ!本当ですか!?
攻撃やめ!伏せろ~!
パチン
ロイが炎をお父様にくらわす。
ゴォーー!
ドォーーーン!
衝撃に耳をふさいでいる兵士達。
なんともないお父様。
♪~


ロイ、アレックス、ホークアイがいる。
(ロイ)当たったか!?
(ホークアイ)わずかにそれました。12時の方向に修正。
・・・銃をあやつるつもりでロイを指示する。
パン!
(ロイ)目が見えんから火加減が分からん。
(ホークアイ)加減する必要はありません!
距離50… いえ、53!
どうもこの手合わせ錬成はしっくりこん。
パチン
ドーーン!
♪~

お父様、炎を反転させる。
(ホークアイ)正面攻撃 来ます!
パン!
ビシビシビシッ!
手合わせ錬成で壁を作り出すロイ。
(ロイ)お見事!ほう~ こいつは便利だな。


ドシュ ドシュ ドシュ!
撃て撃て! 撃ちまくれ~!
(アレックス)反撃の隙を与えるな!
ヤツに賢者の石を使わせ続けろ!
とりゃ~!
ガン ガン ガン ガン!
岩をやじりにかえて、お父様に打ち込むアレックス。
♪~
ザンパノとランファンが攻撃を加える。
(ザンパノ)ふん!
(ランファン)はあっ!。。。爆弾を投げる。
ボン!
(ダリウス)うおお~~! どりゃあ!
岩をなげて、それにミサイルが当たって四散っする。
ドォン!
ドカン ドカン!
なんともないお父様。


上から見ているグリード。
(グリード)ははははっ。すげぇ!
あの力がありゃ。世界は全部オレのものにできるぜ!
(リンの声)おい。グリード。
(グリード)ん?
(リン)貴様の言ってた世界を手に入れるってのは。こういうことだったのか?
(グリード)おうよ。あれを手に入れれば世の中は全部オレのものだ!
オレの中の空っぽがこれで埋まるかもしれねぇ!
生まれてからずっと続いてきた渇きが治まるかもしれねぇ!
(リン)あさましいな。グリード。
お前が欲しいものはそれじゃないはずだ。
(グリード)く。黙ってろ。しょんべんガキが。
オレは強欲のグリードだ!
欲しいものは必ず手に入れる!

(イズミ)ふん!
ビシビシビシッ!
うちの壁をまわりにつくりあげる。
(ロイ)蒸し焼きだ!
パチン!
。。。炎が出される。
ドォーーーン!!
(一同)うわっ!
♪~
なんともないお父様。


(アレックス)まったく効かん。あの防壁をなんとかせねば…。

弾が足りん!もっと持ってこい!

(お父様)無駄なことを。
人間ごときは私に指一本触れることはできん。
ん?
(グリード)人間がダメなら、ホムンクルスはどうだ!
ガキン!
お父様の顔に拳をめりこませるグリード。
(グリード)へっ!ん!?
(お父様)いいところへ来たな。グリード。親孝行な息子よ。
ちょうど賢者の石が欲しかったところだ。
(グリード)なっ!
(お父様)もらい受けるぞ。
。。。吸収を始めるお父様。
(グリード)ぐおっ… ああ~~!
ぐわ~! ううっ…
ぐわぁ~~~!
なんつってなぁ!
(お父様)ん?
(グリード)防壁外さなきゃ賢者の石は奪えないよなぁ。
だが、逆に自分が神の力とやらを奪われるとは思わなかったのか!
。。。逆に力を吸収するグリード。
オレがすべてもらい受ける!
ん!? うっ…くっ… ぐぅ~~!
。。。そうはいかずにそれも逆になる。

(エド)グリード!
エド、壁に阻まれる。
ガン!
(エド)ぐわっ!
周りからの攻撃も壁が楯となって無効かされる。
ガンガン!
(アレックス)うおお~~!
拳をむけるアレックス。よけるお父様。
(イズミ)はあっ!
楯をすべり降りてくるイズミ。
パン!
二刀流で戦う主婦。
(イズミ)はっ! はっ! はっ!
ガキン! ガキン!
(エド)てあぁ~~!
(アレックス)ぬおお~~!
(お父様)かああぁ~~~っ!!
体全体から光を出して退けるお父様。
(エド グリード)うわぁ~!
バキバキッ!
。。。エドのオートメイルがすべて壊れる、
(エド)はっ!
くっ!
あきらめるな!
バシン!
(イズミ)はあ~っ!
(イズミ)ぬおお~~!ぬああ~~!
ドクン(鼓動)
(エド)でりゃ~~!
。。。エドのけりを手でうけるお父様。
ドカッ!

(ホーエンハイム)素手で… 防御した。

(お父様)ぐお~!
(エド)うわっ!
(お父様)ううっ!
頭をかかえだす。
(ホーエンハイム)ヤツの限界だ!
(お父様)おおおっ ううっ…。
(ホーエンハイム)あいつはもう神とやらを抑え込んでいられない!
(お父様)ああぁぁ~~~!
。。。口から神がのぞいている。おぞましき存在。
うおおぉぉ~~~!
。。。また、爆発をさせる。お父様。


(ダリウス)うっ!
(ロイ ホークアイ)うわっ!
(メイ)ううっ!
(エド)うわっ!
♪~


破壊をした後。
♪~
(お父様)うううっ…。
立ち上がるお父様
♪~
(お父様)石… 石!賢者の石!
ぬぬぬっ… くっ!

。。。見渡して、一番近いエドを見つける。
エドは、右手がなく、左手は鉄骨で貫かれている。
見ているお父様。
エドの方に歩き出す、
♪~
(ホーエンハイム)逃げろ!エドワード!
(アル)兄さん。逃げて!
兄さ~ん!
(エド)くっ…。
。。。逃げようとするが手が抜けない。
ブシュー!

(エド)やめろ!くっそ~~!
くっ!
(メイ)アル様!
(アル)やめろ… やめろ!
兄さんを… 兄さんを…兄さんを… はっ!
。。。アルの魂の定着の印がクローズアップされる。
♪~

(アル)メイ 頼みがある。
(メイ)あ!
(アル)兄さんは、右腕を犠牲にして僕の魂を戻してくれた。
だったら、逆も可能なはず。
。。。自分の魂を代償にエドの右腕を元に戻すつもりのエド。
(メイ)はっ!アルフォンス様…。
(アル)道を作ってくれるだけでいい。できるだろ?
(メイ)そんなことしたら、アルフォンス様が!
(アル)時間がない!お願いだ。
こんなこと頼めるの君しかいない。
(メイ)あ。ああ。ああ。
。。。泣き出すメイ。
♪~

(お父様)石… 人間…
エネルギー…。
(ホーエンハイム)エドワード!
(お父様)よこせ~~!
カカカン!
・・・メイの錬丹術の手裏剣が右腕のところに刺さる。
   あっと目をやるエド。
♪~

振り返るお父様。

(エド)う。ああ。
。。。アルは術を始める、
(エド)何をする気だ…。
やめろ… おい。アル!
。。。泣いているメイ。
(アル)勝てよ。兄さん。
パン!
(エド)やめろ~~!!
アル、自分の魂で錬成を始める。
きえていく魂。
♪~

真理の扉にいく鎧のアル。
(アルの肉体)もう。いいのかい?
(アル)うん。あとは兄さんを信じる。
♪~
肉体うなづいて、手を差し出す。鎧のアルも手を。
手をつなぐと、鎧のアルの目の輝きがなくなる。
そして、くずれゆく鎧。
其れを見ているアル。
♪~
ふぅ~。

よう。魂、入ったんだな。
あいつはお前を取り戻しに来るか?
・・・真理の声にエドの声が重なっている?
   自分自身ってことか?
(アル)来る。絶対に。

真理の右腕が消えていく。ことのエドの元へ帰って行く。
♪~

何を犠牲にするか楽しみだ。
♪~

ああと見ているエド。
自分の右手が戻ってきたことに気づく。
♪~
(エド)バカ野郎~~~っ!!

おどろくお父様
(お父様)ん!?
右腕が戻ってきているエド。
パン!
錬金術を使って、お父様をやっつけるエド
ガン!
(お父様)うわ~!
。。。左手の鉄骨を抜き去るエド。すごい形相。
(エド)うおらぁ~~~!

(お父様)ぐわっ!
パン!
ビシビシビシッ!
ドカドカドカドカドカ!
照ったうちにされるお父様
(お父様)うおぉ…。

唖然とした目で見ているグリード。

(エド)てやぁ~~~!
。。。槍を投げるエド。
ザシュ!
。。。それがお父様の顔に貫く。
(お父様)おおぉ…。

効いてる。
(アレックス)いける。 いけるぞ!
(ザンパノ)いけ~!
(ダリウス)小僧~!
(3人)いけ いけ~!
やったれ。チビ助!
・・・ちびは、禁句では。
突っ込め~!
(ホークアイ)エドワード君!
(イズミ)エド!
(アレックス)エドワード・エルリック!
(兵士たち)いけぇ~~~!

応援している声、それを見ているグリード
(リンの声)グリード。
お前が欲してやまなかったもの…。

(エド)てやぁ~~!

(リンの声)本当はこれだろ?

(メイ)エドワードさん!
(ホーエンハイム)エドワード!
(ランファン)いけ!
(ロイ)鋼の!


(グリード)ああ。そうだ。
オレが欲しかったのは…。

(エド)うおおお~~~!

(グリード)こいつらみたいな仲間だったんだな。

(お父様)ぐうっ… うう…。
(エド)てやぁ~~!
(お父様)うおぉ~~!
バキッ!
。。。生身でどつかれるお父様。効いています。倒れます。
   こいうふうにかんりょうもどつけたら、すか-とするだろうね。
♪~

(エド)立てよ。ど三流!
オレたちとお前の格の違いってやつを見せてやる!
♪~
♪~
♪~
♪~
次回「扉の向こう側」

(ナレーション)<すべてを見届けて
その者は逝く>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #61 神を呑み込みし者の感想 [鋼の錬金術師]

太陽と月

(お父様)そうだ!来い!もう貴様に縛られ続ける私ではない!
地に引きずり下ろし、我が身の一部にしてくれよう!

人が生きていない地上

セントラルの地下。
人柱は無事。
神を手に入れたお父様。
みんなを賢者の石にした。

エド、立ち向かうが通じない。
(お父様)術は封じたよ。さらばだ。諸君。
バチバチッ
お父様に手の上に太陽を作り出す
(ホーエンハイム)お前。それ…。
神を手に入れた私は今や手のひらで太陽をつくることさえ可能なのだ。

なにか不協和音が出ている。
逆転劇が始まっているとホーエンハイム。
(ホーエンハイム)長い年月を掛け、計算に計算を重ね。
この日のためにオレの中の賢者の石を、仲間を、この国全土に配置しておいたのさ。

・時が来た
・あやつめはやってはならぬことをしたのだ
・我らに戻る体は もはやない
・だが、アメストリスの人々には戻るべき体がある
・そうね。彼らの魂を元の体に戻してあげましょう
・ホーエンハイムの頼みだし

勝手に発動する円があるというホーエンハイム。
(ホーエンハイム)日食によって大地に落ちる月の影さ!

先に行くよ。ホーエンハイム!
♪~

(お父様)どうあっても邪魔をするか!ホーエンハイム!!
(ホーエンハイム)そのためにここに来たんだよ。
フラスコの中の小人ホムンクルス!!

お父様、効いている?
放出される人々の魂。
すべて帰って行く。
・・・やったね。

元にもどる人々。

ウィンリィとピナコも生き返る。

お父様、中をなくしてしまう。
お父様、苦しい。
(お父様)うおぉ…賢者の石は また作ればいい。
1億でも!10億でも!人間というエネルギーはいくらでもある!
・・・それってある意味エコ!?


(メイ)地の力の流れを読み利用するのは、錬丹術師のおはこ!
しかも、向こうの力が大きければ大きいほどこちらが利用できる力も大きくなるんです!
はっ!おじ様。正面!

押されるホーエンハイム。
みんなで踏ん張らせる。子供達の前で男を見せる。

スカーを頼みにするホーエンハイム。


スカーは、ブラッドレイと戦っている。
ブラッドレイ、しつこい。
ひかりに一瞬ひるむブラッドレイ。スカーと同士討ち。

日食が終わってきている。
ランファン、祖父の敵討ちにやってくる。
とどめを刺すが、愛するものはいないのか?言いたいことは?
(ブラッドレイ)愛だの、悲しみだのとくだらぬ言葉をたれ流すな!小娘。
なめるなよ。あれは私が選んだ女だ。
私とあれの間に遺言などいらん。王たる者の伴侶とはそういうものだ。
ふっ…くだらぬ問答をしているうちに敵を討ち損ねたな娘よ…。

老いていくブラッドレイ。
(ブラッドレイ)用意されたレールの上の一生ではあったが、
お前たち人間のお陰でまあ多少…やり応えのあるよい人生であったよ…。
こと朽ちる。
・・・ジエンド!


スカー、ランファンにあそこまで連れて行ってくれと。
(スカー)かまわん!中心なのだ あそこが。
≪兄者…。正直、オレの中の憎しみは消えていない。なのにその憎しみの相手を
 アメストリスを助けようとしている≫
≪兄者は正の流れと負の流れと言ったが。
 矛盾したその両方を抱えているオレは…≫
≪どこへ流れていくのだろうか!?≫

逆国家錬成陣が発動される。

待ってましたとホーエンハイム。エドが動き出す
(エド)ざまぁみやがれ。
偉そうにふんぞり返ってたイスが粉々だ。
好き放題やってくれやがったな。この野郎。
クソ真理と一緒にてめぇも、ぶっとばす!
・・・権力なんて民なくして存在し得ない。
   はぎ取れてしまったものは、もう裸の王様  まえのせいけんとう


(ランファン)今のは?
(スカー)兄が作り出したもの。
錬丹術は大地の気の流れを利用する術だ。
この国の錬金術は地殻エネルギーを利用する。だが、兄は気づいたのだ。
錬金術師はそれを十分に使いきれていないと。
地殻エネルギーと術者の間に何か阻害する要素がある。
この国に入ったときに感じた地下を人がはいずり回っているような感覚。
そうだ。おそらく国中の地下に張り巡らされた賢者の石。


攻撃するエド。
(メイ)おじ様はみんなの魂を元に戻す錬成陣を?
(ホーエンハイム)ああ。うまくいった。
スカーがやった逆転の錬成陣はこの国の錬金術を正すものだ。
スカーの兄は、長い研究の結果この国の錬金術に疑念を抱き更に国土錬成陣の存在にたどりついた。
そこでそれをベースに錬丹術で上書きし賢者の石の力を無効にする逆転の錬成陣を編み出した。
これで賢者の石によって阻害されていた地殻エネルギーを存分に使える。


ホーエンハイム、エドにガンガンいけ。賢者の石を使い果たせろ。
上にあがるお父様。
・・・魔神のお父様上に上がる


出てくるお父様。兵士をもとに賢者の石を作る。

みんなで追いかけることに。
エドは、プライドと戦う。
イズミたち、先にいくと。


上にあがって、ロイを渡して
イズミ、お父様を倒しにいく。

ロイ、自分より、ホークアイのほうを気にする。

グリードも上に行く。
ラースの死を知る。


(プライド)グリード。ホムンクルスの矜持を捨てるとは情けない。
(エド)なんで、お前らあんな父親に服従してるんだ?
(プライド)つまらないことを聞きますね。
生みの親に従うのは当たり前じゃないですか。
(エド)へっ!つまんねぇのはそっちだ。当たり前だって?
自分の頭で考えようとしない思考。

(エド)分っかんねぇ。
なんで お前があいつの言いなりになってんのか。
お前がそんなボロボロになってんのに気にも留めないんだぞ。
(プライド)はっ。
だから、どうしたというのです。
君たち人間の常識を私たち人ホムンクルスに当てはめないでください!

(プライド)この入れ物はもうもちません。
ですが。父上と同じくホーエンハイムの血を引くあなたは我らが兄弟も同然。
エドワード・エルリック。私に入れ物を肉体をよこしなさい!


プライドに吸収されたキンブリー反撃する。
(キンブリー)いただけません。実にいただけませんね。
ホムンクルス プライド。
(プライド)キンブリー!まさか!
この魂の暴風雨の中で自我を保っていられるわけが…。
(キンブリー)暴風雨?笑わせないでいただきたい。
怨嗟の声など私にとっては、子守歌に等しい。
(プライド)くっ… なぜ邪魔をするのですかキンブリー!
(キンブリー)ええ。まあ、あなたがホムンクルスの矜持を持ったまま戦っていれば
何もしなかったのですがねぇ。ホムンクルスの誇りだ 矜持だと
のたまっておきながら、我が身に危険が訪れた途端。
下等生物と見下していた人間の入れ物に逃げ込もうとする。
あなた、美しくない。

(プライド)≪殺される!≫
(キンブリー)あなたはエドワード・エルリックを分かっていない!
(エド)うおおお~~~!!
(プライド)うわぁ~~!
(エド)セ~リム~~!!
(プライド)バカな…。自身を賢者の石にして逆に私に侵入してくるだと!?
(エド)てやっ!はっ…。
捕らえたぜ!セリム!
(プライド)やめろ…。
(プライド)やめろ!
やめてくれぇ~~~!!
ビシビシッ!グシャッ!
・・・プライド。くずれてしまう。胎児になってしまったセリム

(エド)お前の本体か。
全部終わったらブラッドレイ夫人に謝りに行かなきゃな。
そこで待ってろよ。バカセリム。
♪~
(セリム)ママ… ママ…。
・・・本来の姿戻るブライド

----------------------------------------------------------------------

(エドワード・エルリック 回想)《太陽は 雄 男性を表し…》
(アルフォンス・エルリック)《月は 雌 女性を表す》
《太陽と月が交わるということは雌雄同体》
《つまり 完全な存在を表す》
《完全な存在って不老不死のことかな?》
《う~ん…もっと すごいもんじゃね?》
《もっと すごいもの?》
《例えば… 神様とか》
♪~

月の裏側に大きな目
引っ張るお父様
(お父様)そうだ。来い!もう貴様に縛られ続ける私ではない!
地に引きずり下ろし我が身の一部にしてくれよう!

そして怒る大爆発。
♪~

日食が起っている。
その地上では、いきている人はいない。


セントラルの中央司令部の地下深く
倒れているエド達。
(イズミ)ごほっ ごほっ! ごほっ!
はっ! ん?
(アル)うっ…。
(ロイ)みんな。無事なのか?何があった?
(お父様)ご苦労だった。人柱諸君。
(ホーエンハイム)ん!?
(ホーエンハイム)ああ
(ホーエンハイム)やりやがったな…。
(お父様)ああ。手に入れたよ。神を。
若返っているお父様
(エド)神だと!? そんなことが…。
(ホーエンハイム)できるんだよ。膨大なエネルギーがあればな。
(エド)エネルギー? はっ!賢者の石!
(アル)まさか!じゃあ、もうみんな賢者の石に!?
(メイ)一体 何人が犠牲に…。
(ロイ)この国の人口はおよそ5000万人だ。
(メイ)ああ
ふてぶてしいお父様
♪~

(エド)野郎!
トン
ゴォーー!
打ち消される錬金術
(エド)うわっ!くそっ!
(お父様)術は封じたよ。さらばだ。君。
バチバチッ
お父様、手の上に太陽を作り出す。
(ホーエンハイム)お前、それ…。
(お父様)神を手に入れた私は今や手のひらで太陽をつくることさえ可能なのだ。
(エド)う。ああ
(アル)ああ。
(ホーエンハイム)う
♪~

(お父様)解き放ってみようか?ここで。
ドクン(鼓動)
(お父様)ん?
(プライド)ん?
(ホーエンハイム)お前が神とやらを手に入れたときからすでに逆転劇は
始まっているんだよ。
(お父様)う。うう。
ドクン(鼓動)
(お父様)うう
(ホーエンハイム)長い年月を掛け、計算に計算を重ね。
この日のためにオレの中の賢者の石を、仲間を、この国全土に配置しておいたのさ。
ドクン(鼓動)
(お父様)おお

・時が来た
・あやつめはやってはならぬことをしたのだ
・我らに戻る体はもはやない
・だが、アメストリスの人々には戻るべき体がある
・そうね。彼らの魂を元の体に戻してあげましょう
・ホーエンハイムの頼みだし

ドクン(鼓動)
(お父様)賢者の石を打ち込んだだけか…。しょせんは、点。
円がなければ術は発動せん。錬金術の基本だ。
(ホーエンハイム)円ならあるさ。
オレにもしものことがあっても勝手に発動してくれる。
とびきりでかくてパワーのあるやつがなぁ!
宇宙からみた地球のアメストリスの場所が。
(ホーエンハイム)日食によって大地に落ちる月の影さ!

・先に行くよ ホーエンハイム!
術を発動させる賢者の石達。

ドクン
♪~

(お父様)どうあっても邪魔をするか!ホーエンハイム!!
(ホーエンハイム)そのためにここに来たんだよ。
フラスコの中の小人 ホムンクルス!!

練金陣が発動する。
♪~

(お父様)うう… うっ おおぉ…
うおぉ… あぁ…。
うなだれるお父様。
♪~
(エド)う。ああ
♪~
(お父様)うっ うううっ…
ぐおおぉぉ~~~!
魂がお父様が出ていく。
(魂たち)あああっ…
うおおおっ…。
♪~
地上でたちこめる魂の雲
そして、元の場所に帰って行く。
♪~
赤ん坊のところに戻る魂。
おぎゃ~~! おぎゃ~!
目を覚ます母親。
うっ… ごほっ ごほっ!

(ヒース)ごほっ ごほっ! ごほっ!


ウィンリィ達の家
(ウィンリィ)ごほっ ごほっ! ごほっ ごほっ!
(ピナコ)ウィンリィ。大丈夫かい?
(ウィンリィ)何… 今の…。
(ミック)オレたち、意識が飛んでたのか?
(リアム)ピナコさんたちも?
(ピナコ)そのようだね。
(ミック)しかし、今のは…。
(リアム)なんていうんだろう… こう…。
(ウィンリィ)うん。苦しみの渦の中にいるような感じだった。


お父様、アメストリス国民の魂を失う。
(お父様)ぐっ… ぬぅ…。
(エド)やったのか?
(ホーエンハイム)アメストリスの人々の魂はそれぞれの体へ還った。
元から持っていたクセルクセス人の魂だけでは
ヤツが神と呼ぶものを押さえ込んでいられないだろう。
バキバキッ!
(3人)ん!?
(お父様)うおぉ…
賢者の石は、また作ればいい。
1億でも10億でも!
人間というエネルギーはいくらでもある!
バシン!
(ホーエンハイム)ううっ… はあ~!
なにかを打ち出すお父様。それをどこかにとばすホーエンハイム


地下からあがってくるなぞの攻撃。
(ザンパノ)はっ!?
ドォーーン
(ブラッドレイ)ぬうっ…。
地上まえあがっていくその物体。

(お父様)うおぉ~~!
お父様、人柱を攻撃する。
メイの防御の錬丹術が発動する。
(アル)メイ!
(メイ)地の力の流れを読み利用するのは錬丹術師のおはこ!
しかも、向こうの力が大きければ大きいほどこちらが利用できる力も大きくなるんです!
はっ!おじ様。正面!
・・・合気道ですか?
バシーン!
(ホーエンハイム)うわっ!
ふんぬ~~!
(お父様)ぬう~~!
(ホーエンハイム)くそ~!エネルギーの相殺が間に合わん!
カタ カタ カタ…
(メイ)はっ!ふんばってください。おじ様!防御の陣が壊れる!
(ホーエンハイム)ぬぅ~~… ダメだ!
(アル)くっ!(エド)くっ!
(アル)父さん。ふんばって!
(エド)てめぇ!この野郎!気ぃ抜くんじゃねぇぞ!
(ホーエンハイム)参ったね。こりゃ。
ボンクラおやじだけど。いいとこ見せたくなっちまうなぁ!
うお~~!
(アル)早くしないと父さんの中の賢者の石が尽きる!
(エド)くっ… まだかスカー!


壮絶なブラッドレイとスカー戦い。
シャキーン!
(ブラッドレイ)イシュヴァール人よ。
錬金術は、物質の構築は万物の創造主たるイシュヴァラへの冒とくではなかったのか!
ビシビシッ!
ゴゴゴッ!
シャキン シャキン!
ドォーーン!
(ブラッドレイ)神を捨てたのか!
ザシュッ!
(スカー)くあ~!
ドカッ!
(ブラッドレイ)貴様らにとって 神とは!
(スカー)うわっ!ぐはっ!
(ブラッドレイ)しょせん、その程度の存在か!否!
ビシビシビシッ!
(ブラッドレイ)イシュヴァールの内乱で!
ガン!
ドーン!
(ブラッドレイ)絶望を知った貴様は!
ドカッ!
(スカー)おわっ!はっ。
(ブラッドレイ)心のどこかで思っていたはず!
神などこの世界のどこにもおらんと!
日食が終わって、隙間から太陽の光が
(ブラッドレイ)うっ!
(スカー)はあああ~~~!
スカー、ブラッドレイに致命傷を
(ブラッドレイ)んん~~!
口で刀をつかんで、スカーに刺す。
ブラッドレイの良いぇは下に斬られて落ちる。
ドスッ!
(スカー)ぐはっ!
(ブラッドレイ)ううっ… がはっ…。
ブシュー
(スカー)うっ…。
。。。相打ちの二人。
お父様が開けた穴から注ぎ込む太陽の光。
(ブラッドレイ)ふふっ…天運も神も信じていなかったが
こういうのを天は我に味方せずとでもいうのかね…。
・・・天はホムンクルスなんてどうでもいい。かんりょうもどうでもいい

ザッザッザッザッ(足音)
(ブラッドレイ)ふっ…。
天は粋な客をよこしたものだ。
ランファン、仮面を取る。
(ブラッドレイ)祖父の敵討ちか…それもよかろう。
(ランファン)言い残すことはないか?
(ブラッドレイ)ない。
(ランファン)悲しい人生だ。キング・ブラッドレイ。
貴様には愛する者はいなかったのか?友は?妻は?
(ブラッドレイ)妻か…。
(ランファン)その者に残す言葉は何もないというのか!
貴様がホムンクルスだと知ったら…。
(ブラッドレイ)愛だの悲しみだのとくだらぬ言葉をたれ流すな。小娘。
なめるなよ。あれは私が選んだ女だ。
私とあれの間に遺言などいらん。王たる者の伴侶とはそういうものだ。
(ブラッドレイ)ふっ…くだらぬ問答をしているうちに敵を討ち損ねたな。娘よ…。
老いていくブラッドレイ
♪~
(ブラッドレイ)用意されたレールの上の一生ではあったが。
お前たち人間のお陰で、まあ多少…やり応えのあるよい人生であったよ…。
かくんと逝ってしまうブラッドレイ。
♪~

ブラッドレイに近づいて。
(ランファン)はっ。命の気配?
それを取り上げる。
(スカー)賢者の石だ。
(ランファン)ああ。これが?
(スカー)ごほごほっ!ごほごほっ…。
(ランファン)大丈夫か!?
(スカー)はぁ はぁ。
あそこまで連れていってくれ。
(ランファン)錬成陣は壊れてるぞ。
(スカー)うっ… かまわん!
中心なのだ。あそこが。
(ランファン)分かった。
ランファン、スカーを連れて行く。
(スカー)はぁ はぁ はぁ。
(スカー・心の声)≪兄者…。正直、オレの中の憎しみは消えていない。
 なのにその憎しみの相手を
 アメストリスを助けようとしている≫
≪兄者は正の流れと負の流れと言ったが。
 矛盾したその両方を抱えているオレは…≫
ビシビシビシビシッ
練金陣を発動させるスカー
≪どこへ流れていくのだろうか!?≫

セントラルを中心に流れる青い光。

(イシュヴァール人たち)うわっ!ああ

光が伝って
逆国家錬成陣が完成する。

(ホーエンハイム)きたぞ!
(エド)て~やっ!
反撃をするエド達
後ずさりするプライド。
♪~
(エド)ざまぁみやがれ。
偉そうにふんぞり返ってたイスが粉々だ。
好き放題やってくれやがったな。この野郎。
クソ真理と一緒にてめぇも、ぶっとばす!
・・・真理?


ランファン、スカーに聞く
(ランファン)今のは錬丹術なのか?
(スカー)いいや。兄が作り出したものだ。
兄は錬金術の研究をしていた。
そこから発展してシンの錬丹術も研究しはじめた。
錬丹術は大地の気の流れを利用する術だ。
この国の錬金術は地殻エネルギーを利用する。
だが、兄は気づいたのだ。錬金術師はそれを十分に使いきれていないと。
地殻エネルギーと術者の間に何か阻害する要素がある。
(ランファン)この国に入ったときに感じた。地下を人がはいずり回っているような感覚。
(スカー)そうだ。おそらく国中の地下に張り巡らされた賢者の石。


砲撃で攻撃するエド。
(エド)おら おら おら おらぁ~~!
ガン ガン ガン ガン ガン!
バチバチバチバチッ
(メイ)おじ様はみんなの魂を元に戻す錬成陣を?
(ホーエンハイム)ああ。うまくいった。
スカーがやった逆転の錬成陣はこの国の錬金術を正すものだ。
スカーの兄は、長い研究の結果。この国の錬金術に疑念を抱き、
更に国土錬成陣の存在にたどりついた。
そこで、それをベースに錬丹術で上書きし、賢者の石の力を無効にする逆転の錬成陣を編み出した。
これで賢者の石によって阻害されていた地殻エネルギーを存分に使える。
(アル)はあっ!
(お父様)ふん!
ガシャン!
(エド)おわっ!
前に出て楯になるホーエンハイム
(ホーエンハイム)このままガンガンいけ!ヤツに賢者の石を使わせるんだ!
いつかエネルギー切れを起こす!
(エド)いつかって。いつだよ!
(ホーエンハイム)分からん!分からんがやるしかない!
(イズミ)くらえ!
ビシビシッ!
バシン!
ドン!
♪~
バシン バシン バシン!

(グリード)懐かしいねぇ。前のオレが入った風呂じゃねぇか。
おやじ殿も入って…。
ガキン!
(グリード)ちぃっ!
(エド)どけ!グリード!
熱湯をお父様に流すエド。
なんともないお父様。干渉帯を作って、地上に逃げ出す。
♪~

(エド)あっ!

とんでもない飛び上がり方。



(ブリビィ)動くな!そのまま ゆっくり…。
走ってくるオリヴィエ一行。
(アームストロング)うん?ホークアイ中尉か。
(ホークアイ)少佐!はっ!

地上に出るお父様

ブリッグズ兵がいる。
な… なんだ?
おい…。
(兵士たち)うっ… ぐわ~!
お父様、直に賢者の石を錬成する。

(ホーエンハイム)ヤツめ。賢者の石を作りに行ったな。
あがっていくホーエンハイム

グリードも上に上がる。
(グリード)くっ。


(イズミ)追うよ。
(アル)はい!
(イズミ)ついでに あんたを安全な所に。
(ロイ)すまない。肝心なときに 役に立たんとは…。
(アル)兄さん!
(エド)アル。先に行ってろ!
(アル)あっ。
(エド)こいつはオレに用があるらしい。

(イズミ)アル。行くよ。負けるんじゃないよ。エド!
(エド)はい!


同じように上に上がるイズミとアル・ロイ。


(イズミ)ん? あんた!
(シグ)おおっ!イズミ!
抱き合う二人。
(イズミ)って。ゆっくりしてる場合じゃないのよ。
大佐をお願い。
(シグ)おう!

(ホークアイ)大佐!


(イズミ)やっつけなきゃならないヤツが上にいるから 行くわね!


(ホークアイ)ケガですか?大佐。
(ロイ)目をやられた。
(アームストロング)ぬおお。
(ロイ)中尉。君の傷の具合はどうだ?
(ホークアイ)また、あなたは…。
ご自分の心配をなさってください!目が…。
(ロイ)君はまだ戦えるか?
(ホークアイ)あっ…。
はい!


ランファンがイズミがあがっていったのを見ている
グリードがあがってくる。
(ランファン)はっ。
(ランファン)若!
(グリード)グリードだよ。
ったく。お前こんなとこまでついて… ん?
はっ!ラース!
そうか、死んだのか…。

(グリード)満ち足りた顔しやがって。腹の立つ。


(プライド)グリード。ホムンクルスの矜持を捨てるとは情けない。
(エド)なんで、お前ら。あんな父親に服従してるんだ?
(プライド)つまらないことを聞きますね。
生みの親に従うのは当たり前じゃないですか。
(エド)へっ!つまんねぇのはそっちだ。当たり前だって?
自分の頭で考えようとしない思考停止野郎が!
ドン!
(エド)うわっ!うっ…。

(エド)分っかんねぇ。
なんでお前があいつの言いなりになってんのか。
お前がそんなボロボロになってんのに気にも留めないんだぞ。
(プライド)はっ。
回想するプライド
(プライド)だから、どうしたというのです。
君たち人間の常識を私たちホムンクルスに当てはめないでください!
肉体のなかでうごめくプライドの本体。
プライド、エドを固定して、せめる。
(エド)うわああぁ~~~!
(プライド)この入れ物はもうもちません。
ですが。父上と同じくホーエンハイムの血を引くあなたは我らが兄弟も同然。
エドワード・エルリック。私に入れ物を肉体をよこしなさい!
(プライド)うっ!なっ。何!?
(魂たち)うおおおっ…。
(キンブリー)いただけません。
実にいただけませんね。ホムンクルス プライド。
(プライド)キンブリー!まさか!
この魂の暴風雨の中で自我を保っていられるわけが…。
(キンブリー)暴風雨?笑わせないでいただきたい。
怨嗟の声など私にとっては、子守歌に等しい。
(プライド)くっ… なぜ邪魔をするのですか。キンブリー!
(キンブリー)ええ、まああなたがホムンクルスの矜持を持ったまま戦っていれば
何もしなかったのですがねぇ。ホムンクルスの 誇りだ 矜持だと のたまっておきながら
我が身に危険が訪れた途端下等生物と見下していた人間の入れ物に逃げ込もうとする。
あなた、美しくない。
・・・生存に固執するのがあざになるプライド
(プライド)はっ!
(エド)うおおお~~~!
腕をプライドの頭にあてて。
パン!
ビシビシビシッ!
(プライド)≪殺される!≫
(キンブリー)あなたはエドワード・エルリックを分かっていない!
(エド)うおおお~~~!!
(プライド)うわぁ~~!
エドが中に入ってくる。
(エド)セ~リム~~!!
(プライド)バカな…。自身を賢者の石にして、逆に私に侵入してくるだと!?
(エド)てやっ!
(プライド)はっ…。
(エド)捕らえたぜ。セリム!
(プライド)やめろ…。
回想するブラッドレイ夫妻
(プライド)やめろ!
やめてくれぇ~~~!!
・・・ばいばいとキンブリー
ビシビシッ!
グシャッ!
。。。セリムの頭が砕ける。体がちりじりになっていくプライド
そして、エドの腕に残るプライドの本体。小さな胎児。
(エド)お前の本体か。
胎児を自分のマントの上に置いて
(エド)全部終わったらブラッドレイ夫人に謝りに行かなきゃな。
そこで待ってろよ。バカセリム。
♪~
(セリム)ママ… ママ…。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
次回 「凄絶なる反撃」

(ナレーション)<何かを得るためには同等の代価が必要>
・・・他人の命でもいいってことだよね。
   弱者、社員を犠牲にしてのしあげてもいい?使い捨て!?
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #60 天の瞳、地の扉 の感想 [鋼の錬金術師]

ついに扉が開いて、力を得ようと神を取り込むお父様
・・・ホムンクルスのくせに。 かんりょうのくせに


ラジオ局。
兵士が交渉にいく。
ロスの知っている人物。ブロッシュ。

ブラッドレイ婦人、会いに行きたいと。
行けないと。


お父様。そろったと。
エド。反抗するが。
逃げられるか?
ああ、逃げられないよ。お父様の腹の中。

上からお父様の方を見ている。
ホークアイ達、気にしている。気にするホークアイ。


メイが前に出る。
不老不死?否定しませんか
あれはわたしがもらいますというメイ。
エド達にちいさいほうのホムンクルスをまかせると。

プライドを襲うエド達。逃げ出すプライド。
対価を使い過ぎたプライド。
ききそうなかんじだと
ぶろぶろと崩れだしているプライド。


メイは、お父様を襲う。
錬丹術で襲う。
ホーエンハイム、忠告する。
しかし、メイは。。。


地上では日食がはじまる。
兵達は気にする。
イシュヴァール人が出てくる。
行動を始める。設計図を持って、場所を探して。
錬成陣を始める。スカーにお願いする。
逆国家錬成陣の張る。


ブラッドレイ、スカーと戦っている。
純粋に戦いを喜んでいるブラッドレイ。
何もいらん。何ものにも縛られず誰のためにでもなくただ戦う。
なんと心地よい。
ああ。やっと、たどりついた。


ブラッドレイにおれるスカー。
スカーを言い立てる。もっと本気を出せと。
本気で押していくブラッドレイ。
しかし、歳に勝てないブラッドレイ。それでも追い詰める。
最後か思われたとき。
錬成陣でブラッドレイをかわすスカー。

片手に再構築の錬成陣を書いて、対抗するスカー。
(スカー)信じられん… といった顔だな。そうだろう。
オレがこんなものを使うなど…。
少し前までオレ自身も想像していなかった。
(スカー)自分に何ができるかをずっと考えていた。
そして、これにたどりついた。
左腕に刻んだ錬成陣。
(スカー)我が兄の研究書から得た再構築の錬成陣だ!
(ブラッドレイ)どこまでもあがきよるわ。人間め。


メイ、倒れる。

エド、アルにメイを助けにいけと、一人で十分だと

メイ、反抗する。
お父様、銃で撃つ、アルが楯になる。

エド、プライドにかかっていく。殺せないとプライド。

やられるエド。

アルは、お父様をどつく。

エド、プライドを攻撃する。

イズミ、おとうさまに攻撃

そろそろ時間だと
固定される4人

(お父様)遊びは ここまでだ。働いてもらうぞ 人柱諸君。

日食が始まる。

ああ 真っ暗だな。

(クレミン)早く…。ん?
(クレミン)早く 錬成陣の中心へ行くんだ…。
早く! ここでは ダメだ!
暴れるな!
(クレミン)ううっ!私を中心へ連れていけ!早くしろ! 飲み込まれる~!早く!!

日食が始まる


(お父様)時は来た!
ドクン(鼓動)
♪~
(お父様)お前たちは、この惑星を一つの生命体と考えたことがあるか?
いや。生命というよりはシステムと言うべきか。
お前たち人間一人の情報量などとは比べようもない。
膨大な宇宙の情報を記憶するシステム。
その扉を開けたら、一体どれほどの力を手に入れられるか考えたことがあるか?
(エド)はっ!
(お父様)その扉を人柱諸君を使い、今ここで開く!


グリードがお父様に攻撃する。
(グリード)中心は そこかい!
(プライド)グリード!
グシャ!
(グリード)世界の中心は オレのものだ!オレは 世界を手に入れる!
(エド)やった

(お父様)来ると思っていたよ。我が息子 グリード。
(お父様)お前は私から生まれた強欲だからな。
(お父様)私が欲しいものは。お前も欲しいものなぁ。

5人を固定するお父様
ホーエンハイム、お父様に攻撃をするが
笑うお父様。
(お父様)世界の中心はここだ
錬成を始める。

人柱に目が開く。

プライド似ているだけ。

お父様に集る情報?
包み込むすべてを。

(お父様)そうだ。扉同士、戦え!反発し合え!
ふははははっ。すばらしいエネルギーだ。
この私が抑えるだけで精一杯ではないか。
♪~
この力をもってして、この惑星の扉を開ける

ついに扉が開いて、力を得ようと神とがtたしようとするお父様


国家錬成陣が発動される。
人を描く国の表面
地面からでが手が出て、わめき出す人。

国中から手が出る。

魂を持っていかれる人間。

ウィンリィとばあちゃんにも
(ウィンリィ)うっ!
(ピナコ)ウィン… リィ…。
(ウィンリィ)何… これ…。
(ピナコ)ホーエンハイム… 戻ったら殴ってやる…。
(ウィンリィ)エド…。 エ… ド…。

扉が開いて、出てくる巨人。
出てくるお父様

(お父様)おおっ。神よ~!
我が魂に応えよ!
来い!

月の側の扉が開いて、引っ張りあう。
・・・天の瞳、地の扉

(お父様)そうだ。来い!
もう貴様に縛られ続ける私ではない!
地に引きずり下ろし、我が身の一部にしてくれよう!

そのとき、大きな爆発が!?


次回「神を呑み込みし者」
(ナレーション)<神は寄る辺なき人の つくりしもの>

---------------------------------------------------------------------

♪~
ラジオスタジオ
(ロス)どうしたの?
(レベッカ)外のヤツらが交渉したいって。
一人だ。 そっちに行く。
いいか。撃つなよ。
(レベッカ)手を頭の上に。
怪しい動きをしたら撃つからね!
(ロス)はっ。
(ロス)大丈夫よ。
(レベッカ)あっ。
(ロス)通してあげて。信用できる人物だわ。
♪~

(ブロッシュ)あっ!
(ロス)あはっ。うわっ!
泣きながら抱き付きに来るブロッシュ
(ブロッシュ)少尉~~!


(ブラッドレイ夫人)なんとか主人に会えないでしょうか?

(ブレダ)いけません!行けばどんな目に遭うか…。

いまだ軍が反ブラッドレイ派に掌握されている可能性はぬぐいきれていません。

今しばらく ご辛抱ください。

(ブラッドレイ夫人)そう… そうですよね。


♪~
(お父様)ほう~。真理を認めないとな?
(エド)ああ。そうさ。それにてめぇ。人柱をそろえて勝ったつもりだろうが
そう簡単に使われるオレたちじゃねぇぞ!
(お父様)益体もないことを言う。

(イズミ)立てるかい?逃げるよ。

(お父様)ああ~ 逃げられんよ。
     お前たちはすでに 私の腹の中だ。


上から下の様子をうかがっている
(ダリウス)うっ。
なんだ こりゃ…。
この中にあのお方だか父上だかがいるのか?
(ホークアイ)ああ
ホークアイの中の回想
(ブラッドレイ)《今ごろマスタング大佐は 父上のところだ》
《五体満足かどうかは保障せんがね》


メイ前に出る
(アル)メイ!
(エド)豆女!
(メイ)そこの目ん玉まみれさん!不老不死なのですよね!?
    否定しませんか。アルフォンス様。あれは私がもらいます!
(アル)えっ!? ちょっ ちょっと。あれは 一人じゃ無理だよ!
(メイ)いえ。私には錬丹術があります。
(アル)確かに錬丹術は錬金術が封じられても使えるけど。
(メイ)お二人には小さい方の人造人間をお任せします。
(2人)あっ…。

(エド)簡単に言ってくれるなぁ。おい。
はっ。
エド、プライドが崩れてかかっていたのを思い出す。
(心の声)≪強制的に大佐の扉を開けた?≫
そんな荒技使えんならなんで今までやらなかった?
(ロイ)鋼の。
私を錬成に巻き込んだとき。ヤツは
「この手は使いたくなかったがしかたない」と言った。
(エド)ヤツらにとって、ハイリスクってことか。
(ロイ)おそらく。
(エド)いってみっか。

パラパラ…
・・・崩壊の予感
(プライド)ん?
パン!(手をたたく音)
ビシビシビシッ!
(エド)よし!術は使える!
逃げ出すプライド
(アル)逃げた!? 今まで黒い影でかわしてきたのに。
(エド)いけっかもしんねぇぞ!
(アル)うん!
♪~

(お父様)また、私の家を壊してくれたな。困ったヤツらだ。
ドスッ
(お父様)うん?
(メイ)不老不死。頂きます!
(シャオメイ)キュ~!
(メイ)ふん。はあっ!
手裏剣が大きくなって返される。
ドスーン!
(メイ)きゃあ!
(お父様)お前はこの場所に必要のない人間だ。
消えろ。ん?
錬成陣で封じる術を使うメイ。
♪~

けりにかかるメイ
(メイ)はあ~っ!
ホーエンハイム、出てくる
(ホーエンハイム)ダメだ。お嬢さん!こいつは ノーモーションで…。
(メイ)いぃ~やぁ~~!
ドカッ!
力を使うお父様
バキン!
吹き飛ばれされるメイ。
(メイ)きゃあ~~!
うっ! ううっ!

(アル)はっ!メイ!




外の世界。

日食が始まっている。

一体 どうなっているんだ?
依然として、司令部との通信は途絶えたままです。
報告します!市内各所にイシュヴァール人が出没!数か所で憲兵隊と…。
ドカッ!
貴様!
バシッ!
(師父)失礼。説明している暇はないのでな。
許せ。
♪~

手引きする師父
手に地図をもっているイシュヴァール人


とある家にで
きゃあ~! 嫌っ! 嫌~!
助けて! 助けて~!
失礼。奥さん。何もしないから教えてください。
この家、この場所で間違いないですか?
うん!うん! うなづく


おおっ。みるみる暗くなっていく。
みんな うまくやってるかな?
ここでいいんだな?
ああ。間違いない。
。。。逆国家錬成陣の配置図を開く
よし。さ~て頼んだぞ。スカー。
♪~


(ブラッドレイ)こうして、死に直面するというのはいいものだな。
   純粋に死ぬまで戦ってやろうという気持ちしかわいてこん。
   地位も 経歴も 生まれも 人種 性別 名前…。

ビリビリビリッ

(ブラッドレイ)何もいらん。
何ものにも縛られず誰のためにでもなく。ただ戦う。
なんと心地よい。
ああ。やっと たどりついた。
♪~

かかっていくブラッドレイ
(ブラッドレイ)むん!
ビシビシビシッ!
カン! カン! カン!
♪~
戦う二人

ゴン!
(ブラッドレイ)どうした!
これが貴様の本気か!? 足りん!
まったくもって足りんぞ!
けりとっばすブラッドレイ
ドカッ!
(ブラッドレイ)私を壊してみせろ
名もなき人間よ!
(スカー)はあっ!うおおお~~!
(ブラッドレイ)ぬん!
(スカー)とりゃ~!
ガン!
(スカー)ふん!
(ブラッドレイ)むん!
2刀斬り
ブシュー!
(スカー)ぐわっ!
♪~

(ブラッドレイ)がはっ! うっ…。
(スカー)いぃ~やぁ~!
バキーン!
♪~

(ブラッドレイ)ふん!
スカーを腕を串刺しでとめる
ドスッ!
♪~

刀でとどめをさしにいくブラッドレイ
(ブラッドレイ)とおおお~~~っ!!
(スカー)ふんっ!
ブシュッ!
・・・構築するスカー
後ずさりするブラッドレイ
(ブラッドレイ)うおっ…。
(ブラッドレイ)はぁ… はぁ…。
(スカー)信じられん… といった顔だな。そうだろう。オレがこんなものを使うなど…。
少し前までオレ自身も想像していなかった。
スカ-、マントを脱いでみせるその姿。
(スカー)自分に何ができるかをずっと考えていた。
そして、これにたどりついた。
(スカー)我が兄の研究書から得た再構築の錬成陣だ!
(ブラッドレイ)どこまでもあがきよるわ。人間め。
・・・分解と再構築まで手に入れるスカー


(メイ)きゃあ~~!
(シャオメイ)キュ!?
(メイ)うっ! ううっ!
(アル)メイ!
(シャオメイ)キュ~!
(アル)くそっ!
(エド)アル。メイを助けに行け。
(アル)プライドは?
(エド)オレに任せとけ。一人で十分だ!
(プライド)うっ。
(アル)分かった!


キン キン キン キン キン!
(エド)てやぁ~!

(シャオメイ)キュ… キュ~!
(お父様)おっ? ふふふふふっ。
(ホーエンハイム)お嬢ちゃん!ううっ!
(お父様)おとなしくしていろ。ホーエンハイム。
拳銃を作り出して。攻撃する。
バン! バン!
(アル)くっ!
鎧で壁になる。
カン カン カン!
(お父様)ん? ふふん。
(メイ)アルフォンス様…。
(アル)ははっ…。


エドとプライドの戦い
キン キン キン キン
キン! キン!キン キン キン!
キン! キン!
(エド)て~やっ!

(エド)どうした!?どうした!?随分ぬるい攻撃じゃねぇか!
(プライド)勘違いしないでください。あなたは役目を終えるまで…。
(エド)生かしてやるってか!?だったら、その前にてめぇらをぶっ倒すまでだ!
(プライド)倒す?やってみてくださいよ。
君は小柄だから自分より大きい者とばかり戦ってきた。
つまり 自分より小さい者と戦った経験が少ない!
。。。プライドの影の下からの攻撃で身動きが
ブシューー!


(アル)父さん。当たったら、ごめん!
攻撃を加える。
♪~

ガン!
ガン!
♪~

空に逃げるエド
(プライド)うっ!
(エド)てめぇ…。
確かにオレはでけぇのとばかり戦ってきた!
だからこそ!
ゴツン!
。。。くずれていくプライド・・・今の変な法人の運命
(エド)チビの攻撃パターンは分かるんだよ!


イズミのお父様へ攻撃
バチバチバチバチッ!
(エド)あっ。せんせい!

(イズミ)ノーモーションで錬成とは厄介だね!
巨大ボーガンで狙う。
あっけなくさけるお父様。・・・寄生獣?
♪~

天井に大きな目
(お父様)そろそろ時間だ。

(エド)てやっ!
あっ!
(プライド)ふっ。
(エド)うわぁ~!
ドーーン!

お父様の触手に捕まって
(エド)うわあぁ~~!
(アル)うわっ!
所定の場所に固定される。
(4人)うっ!
(アル)うっ…。
(イズミ)くっ!
(ロイ)うっ…。
(エド)くっ…。
♪~

(お父様)遊びは、ここまでだ。働いてもらうぞ。人柱諸君。
♪~


あともうすこしで日が隠れる。
ああ。真っ暗だな。
(クレミン)早く…。
ん?
(クレミン)早く。錬成陣の中心へ行くんだ…。
早く!ここではダメだ!
暴れるな!
(クレミン)ううっ!私を中心へ連れていけ!早くしろ!飲み込まれる~!早く!!
♪~


日食になる
♪~
日食を観察しているエレシアと。。。
♪~


(お父様)時は来た!
セントラルの中心で
ドクン(鼓動)
♪~
逃げ出す鳥たち
♪~

(お父様)お前たちは、この惑星を一つの生命体と考えたことがあるか?
いや、生命というよりはシステムと言うべきか。
お前たち人間一人の情報量などとは比べようもない。
膨大な宇宙の情報を記憶するシステム。
その扉を開けたら、一体どれほどの力を手に入れられるか
考えたことがあるか?
(エド)はっ!
(お父様)その扉を人柱諸君を使い。今ここで開く!
♪~

セントラルの中心
ドクン(鼓動)
お父様の背後
(グリード)中心はそこかい!
(プライド)あ。グリード!
グシャ!
(グリード)世界の中心はオレのものだ!オレは世界を手に入れる!
(エド)やった。
♪~

アメーバ状になったお父様。
・・・へ。ホーエンハイムは?
(グリード)へっ!
(お父様)来ると思っていたよ。我が息子 グリード。
(お父様)お前は私から生まれた強欲だからな。
(お父様)私が欲しいものはお前も欲しいものなぁ。
(グリード)く。はっ!? うっ…。

(ロイ)うわっ!
(エド)うわぁ~!
(グリード)エド!

流れながら移動するお父様

後に出てくるホーエンハイム
(ホーエンハイム)ごほごほっ ごほっ…。

打ち付けられるロイとイズミ
(イズミ)うっ…。
(ロイ)うわっ!

(ホーエンハイム)ふん!
バチバチバチバチッ!
攻撃を仕掛けるが
ドカーン!
♪~

効かないお父様
ふははははっ
ふははははっ はははははっはっはっはっはっはっ!
あっはっはっはっはっ!
錬成陣がある。
(お父様)世界の中心はここだ!
手で陣の中心を押す。
ドン!
バチバチバチバチバチッ!!
。。。発動する陣。
(お父様)おお~~!
(ホーエンハイム)くっそ~!
腹に真理の目が開く
(イズミ)うっ…。
(ロイ)なっ!
(アル)はっ!
(エド)うっ!
其れを見えているプライド
(お父様)おおおっ!
♪~
上にあがるエネルギーの光
♪~

(ダリウス)なっ。なんだ!?
(ジェルソ ザンパノ)おお…。
(ホークアイ)はっ!うっ…。
黒いものにしずんでいく

(ブラッドレイ)むっ…。
(スカー)これは!? うっ!


地上まであがる黒いもの
(2人)うわっ!

黒いものにのみこまれていく
(人々のどよめき)
セントラルの中心から広がっていく
♪~

中心にいるお父様
(エド)うおおお~~~!
(アル)はっ!
(ロイ)うっ!
お父様に手がかかっていく
(お父様)ああ… あっ おおっ!
ドーーーン!!

(グリード)ぐう~! ぐわぁ~~!

(メイ)きゃあ~~!
(シャオメイ)キュ~!

(お父様)そうだ。扉同士、戦え!反発し合え!
ふははははっ。
すばらしいエネルギーだ。この私が抑えるだけで精一杯ではないか。
♪~

(お父様)この力をもってして、この惑星の扉を開ける!
♪~

セントラルの陣が活性化する。

地下の道を走るエネルギー
地上に赤い光が走る。
国をおおう大きな陣が完成する。

下から出てくる黒い手
きゃあ!
うわっ!
何これ!?
うぅ…。
。。。たおれていく人たち。昔のことの再来。
ぐっ! かはっ…。
♪~

町に悲鳴が。。。
がっ! ううっ…。
うっ あぁ…。
あぁっ…。
♪~
みんなが、命を失う。
♪~
山からあがる大きな黒い手
♪~
国に刻まれた大きな錬成陣、隅から大きなエネルギーが出る。
♪~
ゴオォーー!
♪~
東部でも、倒れていく軍人。
♪~
(ウィンリィ)うっ!
(ピナコ)ウィン… リィ…。
(ウィンリィ)何… これ…。
ガチャ(ドアの音)
(ミック)ピナコさん。これは…。
(ピナコ)ホーエンハイム… 戻ったら殴ってやる…。
(ウィンリィ)エド…。 エ… ド…。
♪~
セントラルの中心であがる黒いのもの
♪~
陣の真ん中を水平に線が走る。
そして、透明な大きな扉ができて
それが開かれる。
中心から出てくるおおきなお父様
せり上がってくる
♪~
(お父様)ううぅ~~…。
(お父様)うおおおぉぉ~~~~!!
・・・使徒?
♪~
(お父様)おおっ。神よ~!
我が魂に応えよ!来い!
♪~
月食側の黒い面が扉として、開いて。
大きな目が出てくる。
黒い手と黒い手が地と天とでつなぎある。
その手をひっぱるお父様
♪~
(お父様)そうだ。来い!
もう貴様に縛られ続ける私ではない!
♪~
(お父様)地に引きずり下ろし我が身の一部にしてくれよう!
♪~
天の目が近づいていくる。
♪~
(人々のうめき声)
地球上で大きな光が出て爆発する。
(うわあああ)
ドカーーン!
♪~
♪~
♪~
♪~
次回 「神を呑み込みし者」

(ナレーション)<神は寄る辺なき人のつくりしもの
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #59 失われた光 の感想 [鋼の錬金術師]

もっとも求めたものと交換に取り上げる真理の扉。
余計なことをさせないために。
ホムンクルスとは、不自然な存在。なぜ、存在できるか。
・・・行政の下部組織はいるのか?とくしゅな組織は不要。


ロイ、選択をする?人体錬成。
私は人体錬成はしないとロイ。
見すてる?
金歯医者、このいつらは感謝している。
医者、消える。
首をつられれて、反省しない。

メイとスカーが助勢に来る。

ロイは、ホークアイを気にする

メイ、賢者の石を手にしょうと、でもそれよりも命をたすけるのが
でもホークアイの治療をする。一時しのぎ。

ホークアイの合図に気づいて、お前の目が怖かったとロイ。

戦いが終わって、賢者の石を。。。拾うブラッドレイ。
傷を負っているブラッドレイ。
グリードとの戦いが効いている。
墜ちて、水門から中に入る。

ブラッドレイ、ロイに人体錬成にやるもと考えていた。
今の私には止めてくれるもの正しい道を示してくれるものがいるとロイ。

ブラッドレイ
ふっ。いつまでも学ぶことを知らん哀れな生き物かと思えば
君たちのように短期間で学び変化する者もいる。まったく 人間というやつは…。
思いどおりにならなくて腹が立つ。
・・・あんたももとは人間


メイ、なにか感じる。
下から、あがってくる。やばい。
下からあがってくる。

プライドが参上する。傲慢のプライド。

ブラッドレイが走って、ロイを捕まえる。

金歯喜ぶが、プライドに刺される金歯医者。

プライド、ロイを5人目にする。最後の一人だと。
金歯医者を犠牲にして、陣をはるプライド。
ロイを押さえつけるブラッドレイ。

日食が始まる。


錬成陣。プライド、時間がないから、強制的に扉を開けると。
金歯医者を使って開く。
どこをもっていかれるのかな。君は?

金歯医者に人体錬成はなされた。ごっちゃにされる。
ロイは、今ごろお父様の所に行っていると。


ブラッドレイ、みんなを相手にする。
下に行って欲しくないとわかる、
スカー、下を崩す。


さまよっているロイ。
真理の扉が開かれる。大きな目。


エドとイズミのもとに来るロイ。
5人そろったといいたいが、アルがここに来ていない。
ロイに、親玉の所だというエド。
ロイは、見えなくなっている。
目が見えない。・・・失われた光


プライド、それは好都合と。やっかいなたつだったと。
プライド、強制的に扉を開かせてもらいました。


お父様は話す。
真理は残酷だ。
身の程をわきまえず。死人をよみがえらせ、母のぬくもりを求めた者は
立ち上がるための足とただ一人の家族を持っていかれ。
もう一人は体を丸ごと持っていかれ、ぬくもりを感じぬ姿に。
亡くした子を求めれば二度と子を与えられぬ体に。
そして国の先を見据えた者は視力を持っていかれ、
その未来を見ることができなくなった。
人間が思い上がらぬよう正しい絶望を与える。
それこそがお前たち人間が神とも呼ぶ存在。
真理だ。

納得できないエド。筋が通らない心理は認めねえ。
・・・筋ってそんなものじゃありません。計算できないもの。
   この世は、微妙なバランスで成り立っている。


スカーとブラッドレイは戦っている。
ななしというスカー。
ブラッドレイ、奇遇、ななしどおしで殺し合おう。
ぶかりあう二人。


その隙にメイが墜ちてくる。
アルを気にするメイ。呼ぶ。


アルは、肉体と対面している。
ああ。体。僕の体だ。
ずっと待っていた。おかえり。

細い腕をとるアル。
戦えないので。。。。
僕と一つになるのがイヤなの?
そんなわけないだろ!
ずっと。ずっと。ずっと。元の体に戻ることを考えてきた!
それなのに…。
今はダメだ。そんな体じゃダメだ!
そんな体じゃダメなんだ…。・・・戦えない。
あっちに戻りたい?その体であっちに戻りたい?
行くなら止めない。

アル、魂のままで向こう側に戻る。
ごめん。また来るから。もう少し頑張ってて!
必ず来るから!絶対約束するから!
・・・守れるかどうか?


みんなと再開するアル。



扉の間のアルの肉体


仲間を助けるために長年捜し続けた肉体を置いていく。
気高い僕の魂よ。君の入れ物として誇りに思う。
けど、君が戻ることでこの世が絶望に満ちてしまうかもしれないんだよ。
アルフォンス。


お父様「五人そろった。」


---------------------------------------------------------------------

(ロイ)くっ
(ホークアイ)大佐…。
(ロイ)あっ。
(ホークアイ)人体錬成なんて…する必要は… ありません。
(金歯医者)するでしょ?マスタング君。
血が流れているホークアイ。
医者の持っている賢者の石
♪~
(金歯医者)さあ!
めくばりをするホークアイ
(ロイ)はっ。 ・・・それに気づくロイ。
♪~
(ロイ)くっ。分かった。
(金歯医者)おおっ。やってくれるかね!
(ロイ)分かったよ。中尉。
私は人体錬成はしない!
(金歯医者)ふう。見捨てるの? 冷たいねぇ。
(ロイ)見捨てる?
この者たちを捨て駒のように扱う貴様に言われたくないな。
(金歯医者)捨て駒でも彼らは幸せだろうよ。親に捨てられ。
そのままでは死んでいたであろう者たちに食事を与えた。
一流の教育を与えた。そして存在意義を与えた。
この者らは私に感謝しているさ。
(ロイ)そんなことだから貴様は足元をすくわれるのだ。
(金歯医者)うん?何を…。
消えてしまう医者。
♪~
(スカー)うっ。消えた?
♪~
賢者の石が上から落ちてくる。
上をみあげるじじい。
(金歯医者)うわ~!
(ジェルソ)ああ。感謝してるぜ。こうやっててめぇを捕まえられるんだからな。
(金歯医者)は… 放せ!
(ジェルソ)さっさと、みんなを解放しろ。さもないと…。
(金歯医者)い… 今…
この場で錬金術を使える医者は私だけだ!
私を殺せばあの女は助からんぞ!分かっているのか!?
(ジェルソ)へっ!セリフが三流だぜ。お医者様よう。
上から降りてくるメイとザンパノ
(メイ)はあっ!
(ザンパノ)ふん!
すかさず形勢を逆転させて
グサッ!
バキン!
ドスッ!
♪~
(メイ)賢者の石… あっ!
蹴られてしまう。
(ロイ)邪魔だ!
ボン!
スカーは戦闘中
♪~
ロイは、ホークアイに近寄って
(ロイ)中尉!しっかりしろ。中尉、目を開けろ!
中尉! 中尉! 中尉!
後ろからねらうじじい。
ドカッ!
(ダリウス)おりゃ~!
大丈夫か!?
メイは賢者の石を追う。
(メイ)あっ!
(メイ)あっ! あれさえあれば…。
(ロイ)死ぬな!
(メイ)あっ。
(ロイ)中尉。しっかりしろ!
(メイ)うん。
賢者の石を見る
♪~
(メイ)あ~。うう~~!
(シャオメイ)キュ~~!
(メイ)こっちが先です!ここは任せて。
錬丹術で止血を行う。
ガキッ ガキッ
(メイ)ふっ!
(ホークアイ)うっ…。
(ロイ)中尉!
(メイ)とりあえず出血は止めました。あとはちゃんと お医者様に。
(ロイ)すまない。ありがとう。
(メイ)う
ロイ、ホークアイの様子を見る
(ホークアイ)うっ…。
大佐。すみません…。
(ロイ)しゃべるな。休んでいろ。
(ホークアイ)私の目くばせによく気づいてくださいました。
(ロイ)ふっ。つきあいが長いからな。
それに人体錬成なんてしたら、撃ち殺してやるってな形相で君がにらむのでね。
すこしほほえむホークアイ。
♪~
(ダリウス)最後の1人か。
(ロイ)みんな。すまない。助かった。
(ダリウス)な~に。いいってことよ。
(メイ)そうだ。賢者の石!
ころがっている賢者の石
コツ コツ コツ(足音)
(一同)はっ。
石を拾う男。
♪~
(ロイ)キング・ブラッドレイ。
碧眼のブラッドレイ。
(メイ)うう。
♪~
(ロイ・心の声)≪傷口が再生してない…≫
(ブラッドレイ)久しぶりだな。マスタング君。
(ロイ)お久しぶりです。以前とお変わりないご様子…とは言い難いお姿ですね。

(回想)《ブラッドレイ くらえ!》
(ブラッドレイ)《ふん!》
《ぐわっ!》
《バン!(銃声)》
撃たれて、掘りに墜ちるブラッドレイ。
《バシャーーン!》
♪~
そして、気をとりもどして、水門に入っていく。
♪~
通路に入って。這い上がってくる。
《はぁ はぁ はぁ はぁ》
♪~

ロイとホークアイを見る。
(ブラッドレイ)君なら目の前で大切な者が倒れたら、
迷いなく人体錬成に走ると思ったのだがね。
(ロイ)少し前の私ならそうだったかもしれません。
しかし今の私には止めてくれる者や正しい道を示してくれる者がいます。
(ブラッドレイ)ふっ。いつまでも学ぶことを知らん哀れな生き物かと思えば
君たちのように短期間で学び、変化する者もいる。
まったく人間というやつは…。
思いどおりにならなくて腹が立つ。
(メイ)はっ。
(スカー)ど、どうした?
(メイ)この下に…真下の深い所にいます。
(金歯医者)この~!あのお方の邪魔はさせん!
(ジェルゾ)あきらめな。じいさん。お前は このオレが…。
(メイ)はっ!
メイ、振り返る。
ビチャッ!
(ジェルソ)うっ…。
(ザンパノ)ジェルソ!しっかりしろ!
(ジェルソ)に… 逃げろ…。
♪~
やってくる真打ち。
♪~

(ダリウス)やばい!
(メイ)来ます。恐ろしい何かが。
♪~
上からいっぱいの目がのぞく。
降りてくる影。
その上に乗っているセリム。
♪~
下に降り立つセリム。
目を開いて、見る。
♪~
(ロイ)すまん。中尉を頼む。
♪~
走ってくるブラッドレイ。
パチン!
ボン!
早く動いてさけるブラッドレイ。ロイの上に乗る。
ドカッ!
うっ!
そして、双剣でロイを固定する。
グサッ!グサッ!
(ロイ)あ!
(ホークアイ)ああっ!大佐!
(ロイ)ぐっ…。
(金歯医者)ははははっ!よ… よくやった。ブラッドレイ。
さす私が育てた…。
ドスッ!・・・プライドに刺される医者
(金歯医者)あぁ…。
ブシュッ!
(金歯医者)ううっ…。
プライド、医者と同化する。
(金歯医者)うっ。うううっ!
♪~

影が走って陣を作る。
♪~
(プライド)マスタング大佐、君が5人目。
(ブラッドレイ)最後の1人だ。
錬成陣が発動される。
ビシビシビシビシッ!


地上では。
ワン! ワン!
ワン! ワン ワン ワン ワン!
ワン!
ワン! ワン!
まただよ。
今日は、なんだってこんなに騒がしいんだ?
ん?
ああ。日食が始まったのか。
♪~


(ロイ)あ。ああ。
(プライド)この手は、あまり使いたくなかったのですが
しかたありません時間がないのです。
(ロイ)あ
(ブラッドレイ)強制的に扉を開けさせてもらうよ。マスタング大佐。
(ロイ)人体錬成など…。
(ブラッドレイ)君にその気がなくてもかまわん。
人体錬成の知識を持った錬金術師がプライドと同化済みだ。
(金歯医者)ううっ!
(ブラッドレイ)構築式は、彼が持っている。
(ロイ)おっ。
(プライド)固定しました。どいていなさい。ラース。
剣を抜いて、どく。ブラッドレイ
♪~

(ブラッドレイ)ごほっ。ごほごほっ。
(ブラッドレイ)され、君はどこを持っていかれるのかな。
(ロイ)うわぁ~!!
(ホークアイ)大佐!
(メイ)だめです!巻き込まれます!
(一同)うっ!
(ホークアイ)大佐!
♪~

術が終わって。
落ちてくる成果物・・・エビデンスという。
(ホークアイ)は!
(ブラッドレイ)人体錬成はなされた。
(ザンパノ)さっきの眼鏡じじいか?
(ホークアイ)大佐は?
(ブラッドレイ)安心したまえ。
今ごろ、マスタング君は父上のところだ。
(ブラッドレイ)五体満足かどうかは保障しないがね。
(ブラッドレイ)さて私は ご覧の有様なわけだが…。
アメストリス大総統を討ち取って名を上げるのは誰かね?キメラか?よそ者か?
スタングの犬か? それとも
全員でかかってくるか?
≪なんだ。これ…。ボロボロのおっさん一人に勝てる気がしねぇ≫
(ジェルゾ)真下… あの穴の下。メイが真下にいるって言った途端。
眼鏡じじいがうろたえた。あのお方の邪魔はさせんってよ。
どうやらこの下には行ってほしくないみたいだぜ。
(スカー)ほう。あれが中心か。
(メイ)そうです。真下にすごい気の塊があります。
(スカー)ならば…。
ゴキッ!
(スカー)ふん
(ブラッドレイ)むん!
(スカー)ぬうっ!
破壊する床を
ドーーーン!
♪~

真っ白なところをさまようロイ
振りかえると、白い影
ひひひっ。
真理の扉が開いて
(ロイ)あ。ああ。
目がのぞいている。
♪~

ビシビシビシビシッ!
頭上でに錬成陣。
落ちてくるもの
(エド)あっ!
♪~
ドサッ
(エド)大佐!
ロイに駆け寄るエド

そして、降りてくるプライド。
(プライド)5人目です。父上。
(お父様)ふむ。5人そろった…と言いたいところだが。
アルフォンス・エルリックがこちらに来ていない。
(ロイ)うっ…。
(エド)大丈夫かよ。大佐!
(ロイ)鋼のか…。
(ロイ)どこだ?ここは。
(エド)はっ。
(エド)親玉のところだよ。大佐、一体何があったんだ?
(ロイ)真っ白い空間の大きな扉の前にほうり出されて…。
(エド)あ。扉!? まさかどっか持ってかれたんじゃ…。
    いや。手も足も…。
(ロイ)鋼の。この暗闇の中でよく私の姿が分かるな。
(エド)何、言って… はっ!
(ロイ)真っ暗で何も見えん。
(ロイ)う、明かりは?明かりはどこだ?
歩くがつまずいてしまうロイ。
(ロイ)うわっ!
(イズミ)あっ。
(エド)まっ。まさか…。

(プライド)目が見えないのですか。それはいい。
正直、今の国家錬金術師の中ではあなたの能力がいちばん厄介ですから。
すこし崩れかかっているプライド。
(プライド)そこで打ちひしがれていなさい。
(エド)大佐…人体錬成、やっちまったのかよ…。
(ロイ)は、鋼の。私がそんなことをすると思うか?

(プライド)強制的に扉を開けさせてもらいました。
(エド)なっ。
(プライド)結果オーライというやつですね。
これでいちばん厄介なマスタング大佐の戦闘力はゼロに等しくなりました。
(お父様)真理は残酷だ。
身の程をわきまえず死人をよみがえらせ。
母のぬくもりを求めた者は立ち上がるための足とただ一人の家族を持っていかれ。
もう一人は体を丸ごと持っていかれ、ぬくもりを感じぬ姿に。
亡くした子を求めれば、二度と子を与えられぬ体に。
そして、国の先を見据えた者は視力を持っていかれ。
その未来を見ることができなくなった。
人間が思い上がらぬよう正しい絶望を与える。
それこそがお前たち人間が神とも呼ぶ存在。
真理だ。
(エド)納得いかねぇ!
オレたちみたいに自発的にやらかしたのは納得するさ。
だが、する気のないヤツが無理やり人体錬成に巻き込まれて視力を持ってかれて
それが正しいっていうのか?
そんな筋の通らねぇ真理は認めねぇ!
♪~

みんなが下に進む。
(ブラッドレイ)父上の邪魔をするつもりか。
背後からいくスカー
(スカー)ふん!
赤い目をしてブラッドレイ。さける。
♪~

(スカー)ぬあ~!
バシン!
♪~

なんとかさけるブラッドレイ
(ブラッドレイ)はぁ~。
♪~

かがんでいるスカー、そして、ブラッドレイの方を見る。
(ブラッドレイ)貴様。本当の名は、なんという?
(スカー)名はない。
捨てた。
(ブラッドレイ)う。それは奇遇だな。私も己の本当の名を知らん。
名なし同士、殺し合うのもおもしろかろう。
♪~
構えるバカども。
♪~
(ブラッドレイ)ぬお~~!!
(スカー)うお~~!!
ガシーーン!
ドカン!

エド、上での爆発を見る。

降りてくるメイ。
軽々とさけてエドの元へ。
(エド)メイ!
(メイ)いました。
(お父様)私の家に穴を空けるとは。あの娘…。
(メイ)外見は変わってますが。その気配不老不死の親玉さんですね!?
はっ!
アルフォンス様!?
どうしたんですか!?
(エド)分からない。目を覚まさないんだ。
(アル)そんな!
アルフォンス様!アルフォンス様!目を覚ましてください!
アルフォンス様!
♪~


魂と体が対面している。
♪~
(アル)あっ…。
♪~
寄っていく。
(アル)体…。
(アル)僕の… 体だ。
♪~
じざまつく。
たちあがるアルの体。
♪~
(アルの肉体)ずっと待ってた。
♪~
手を差し出す体。
♪~
(アルの体)おかえり。
♪~
手をつかみかかる。。。
♪~
が、か細い腕をつかんで、
(アル)なんだよ。この細い腕。
骨と皮ばかりで、立っているのがやっとじゃないか。
こんな…
こんな…
こんな体で戦えるわけない!
ダン!
みんな戦っているのに!

僕と一つになるのがイヤなの?
そんなわけないだろ!
ずっとずっとずっと元の体に戻ることを考えてきた!
それなのに…。
今はダメだ。そんな体じゃダメだ!
そんな体じゃダメなんだ…。

あっちに戻りたい?
その体であっちに戻りたい?
ああ。
行くなら止めない。
扉が開く。
はっ。
扉から手が伸びてくる。
♪~
自分の体を見るアル。
♪~
くっ!
♪~
ふりかえっるアルのからだ。アルはいう。
ごめん。また来るから。
もう少し頑張ってて!
必ず来るから!絶対、約束するから!
♪~

こっちに帰ってくるアル。光がともる。
(エド)アル!
(アル)ぷはっ!
(エド)アル、大丈夫か!?
(メイ)アルフォンス様!
(イズミ)アル!
(アル)はぁ…。
師匠。兄さん。メイ!
って。ここは… あっ!

お父様とプライドを見るアル。


(アルの肉体)仲間を助けるために長年捜し続けた肉体を置いていく。
気高い僕の魂よ。君の入れ物として誇りに思う。
けど、君が戻ることでこの世が絶望に満ちてしまうかもしれないんだよ。
アルフォンス。
・・・なにが怒るか知っていたアルの体。因果律?


(お父様)5人 そろった。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
次回 「天の瞳、地の扉」

(ナレーション)<世界は 闇に包まれた>


次回 「天の瞳、地の扉」
   天地人? 人の役割は?
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #58 ひとばしら の感想 [鋼の錬金術師]

鋼の。
消えたエド。
金歯医者。なにかいう。


エド、送られている。似ている、真理の扉を開けたときと同じと

セントラルで陣が展開される。


ブラッドレイとグリード。ブラッドレイを外に出すが、足を取られるリン。
ランファンがリンの手を引っ張る。傷がひろがる。オートメールでは無理がある。
ブリッグズ兵に応援を頼む。
ブラッドレイは、外に落とされる。
リンは、戻るが、フーは重傷。でも、誰も助けられない。
賢者の石があっても、医術を使える錬金術師がいない。
・・・メイがいれば。。。
リンを射撃するセントラル兵。
討たれても死なないリン。
・・・不死になっても、部下を助けられない。


正門では戦いが続いている。
リンは、バッカニアにお礼をする。
なにもできないとリン。

弾が切れるブリッグズ兵。
小競り合いになる。


バッカニア、頼みをする。この扉、あけないことを少将と約束した。
守ってくれと。リンに頼む。
兵が信頼をする。
ランファンもついている。
リン、グリードに力を借りる。いいぜとグリード。
リンは、約束すると。
シンの人間は盟約を守ると。
・・・どこかの人は守らない。まえのせいけんとうは、自分たちの利権守り
   ちゅごくじん、かねとけんりょくのためならうそつきあるね。


リンが、正門の下に降りていく。
警告をする。助かりたければ、退けと。女とは戦わないと。
セントラル兵を倒し出す。
専門のエレベーターが破壊される。セントラル兵の暴発。
後ずさりするセントラル兵。


地上に降りるグリード。体表を硬化した炭素で覆い地上の兵と戦う。


すごい。リン。ホムンクルスかあ。
かたずにのむブリッグズ兵。味方につけるとなんと頼もしいことか。

バッカニア、これで安心してくたばれると。
大熊、息が続かない。
先にいっているぞ。ブリッグズの峰より少し高い所へ…。
・・・おおぐま座になる?


さっきのひかりはなんだったんだと
どこの局もながさない真実を。。。


グレイシア、エリシア。外で出れないと泣いているエリシア
もうすぐ始まる日食。ここで見ましょうね。
・・・ああ、最後になるかこの日食。曹操はこの日食を使って士気を高めた?


イズミが消えて、シグ捜している。
アレックス、兄弟から、心理の扉に入った時の様子を聞いたことがると
これに似ているらしい。
無線で連絡を、本部は無事、イズミさんの情報はない。
正門を守っていたバッカニア大尉が死んだと。ブラッドレイに致命傷を
与えて、外に落としたと
正門は守られいると。グリードが味方について。
うるさいエジソンのバカ。
バッカニア大尉は笑って死んでいった。
ならば、我らもいこうとオリヴィエ猛将。
なぜか後にしたがっているバカのエジソン


エド、転送される。
イズミも。
そして、アルの落ちてくる。
人柱が落ちてきた。
お父様、4人か。後一人は作っているところか。
・・・え、ええ。ロイですか?5人いないと術が成就されない。
ホーエンハイム、へんなかんじになっている。
ホーエンハイム、お父様のなかにはまっている。
お父様と呼ばれていたやつだというホーエンハイム。
なかに吸収されるホーエンハイム。
ひとばしら諸君、歓迎するぞと
アルは起きない。
・・・魂が真理の扉の中だったりして



金歯医者、仕事が足りてないと。
ロイとホークアイ、スカー押さえつけられる。
よくやったと医者。
マスタングにお願いする。
彼を誘惑する医者。人体錬成を勧める医者。扉だけあけてやってくれればいい
ロイ。拒否する。
医者、時間がないと。ホークアイを殺させる医者。
・・・ひどい医者だね。赤い血流れてないじゃあないの?
むりやり開かせるようと。。。
強制させる医者。ホークアイが死にかけていると。
医者はわたしは賢者の石を持っている救うことも出来る。
ホークアイ、大人しくなる。

大佐、人体錬成なんてする必要ありません。
するでしょう。マスタング君。
迫られるロイ。
わかったというロイ。・・・はめられて、奈落に落とされるってわけか。


次回「失われた光」

---------------------------------------------------------------------

♪~
♪~
ビシビシビシビシッ!
。。。分解されて消えていくエド。
   ・・・えっへへへ。これって転送の魔法版?分解して再構成。
      あれって命題がありましたね。転送に失敗したら、丸焼けとか
      同時に二つ存在する可能性とか。
(ロイ)鋼の!
(ホークアイ)消えた。
(ロイ)何をした!?
ブラッドレイ候補が走ってくる。
(金歯医者)くっくっくっくっ。
パチン(指を鳴らす音)
バンバン!(銃声)
(金歯医者)君いずれ赴くべき所へ運ばれていっただけだ。
・・・君(ロイ)が運ばれる場所。
♪~


(エドワード・エルリック)あぁ…。
(心の声)≪なんだよ これ≫
≪この感じは… そうだ!≫
≪真理の扉を開けたときと同じだ!≫
うおお~~~!


セントラルが練金陣に光る
ビシビシビシビシッ!
その光を見ている
♪~


ランファン、フーじいさんを見ている
グリードとブラッドレイは戦って、追い詰めている。
(グリード)て~やっ!
キン!
ドカッ!
(グリード)ぐっ!
ドカッ! ドカッ!
ドォーン!
♪~

ホムンクルス、二体、外に落ちかける。
(グリード)ぐっ… くっ! くそっ 貴様!
ブラッドレイがグリードの手を握っている
ガラガラ…
(グリード)はっ!
今まさにおちてしまいそう。
(グリード)ぐぐっ… ううっ…
うう~~…。
崩れる壁。手を差し出して握るランファン
(ランファン)くっ…。
(グリード)お前!バカ野郎! こっちは、ほっとけ!
(ランファン)若をお守りするのが…我らの仕事…。
(グリード)はっ。オートメイルでこの重さを支えるのは無理だ!
お前はじいさんの心配を…。
泣いているランファン。
(ランファン)もう間に合わない…。
(グリード)お
涙がランファンから落ちる。
(ランファン)ブリッグズ兵、手を貸せ!
お… おう!
銃をブラッドレイに向けて
ブラッドレイ。くらえ~!
(ブラッドレイ)ふん!
。。。刀をなげるブラッドレイ
ぐわっ!
バン!
。。。ブラッドレイの右肩に当たる。そして、ほりに落ちるホムンクルス
バシャーーン!
。。。血を流しながら下に沈む。

(リン)フー!
リン、上に上がって駆け寄る。腕を押さえるランファン
(リン)フー!ああ
重体のじいさん。
♪~

(リン)ああ。誰か。医者を!
錬金術を使える医者はいないのか!?
ここに!賢者の石がここにあるんだ!
いくらでも使ってくれ!
(リン)誰か。頼む!ここは錬金術大国アメストリスだろ!
誰かいないのか!? おい!
。。。誰も答えない
なんでだ…。
リン泣いている。
♪~
(リン)なんで…。
セントラル兵士、グリードに銃を向けて撃つ。
バキュン!(銃声)
・・・こめかみを打ち抜かれるグリード
(ランファン)若!
(セントラル兵士)化け物め…。うっ…。
(リン)なんでだ…。
不老不死を手に入れても臣下一人救えないのかよ…。
くっそ~~!!

(バッカニア)うっ…。
ごほっ ごほっ… うっ!
(ヒース)大尉!大尉!気をしっかり!大尉!
大尉!
大尉!


(ファルマン)撃て!
ダダダダダダッ!
うわっ!
ぐわ~!


(バッカニア)はぁ… はぁ…。
バッカニアにいうリン
(リン)あなたのお陰でブラッドレイに致命傷を負わせられた。
(リン)フーの死がムダではなくなったというのにオレはあなたに何もしてやれない…。


ダダダダッ!
パン! パン!

カチカチカチカチッ
あっ!弾をくれ!
それで最後だ!
カチカチカチカチッ
ん!?
くそっ!こっちも弾切れです!
(ファルマン)あっ。各自、銃で応戦しろ!
(2人)はい!
パン! パン!


(バッカニア)はぁ… はぁ…。
(バッカニア)リン・ヤオ…。
(リン)はっ。
(バッカニア)グリード… どっちでもいい。恩義に思ってるなら一つ頼まれてくれんか?
(バッカニア)この扉…うちの女王様の命令があるまで開けられんことになってんだ…。
頼む。守ってくれ…。
ごほっ。ごほっ…
お前の力なら、やれるだろう…。
いや…お前にしかできないから頼む…。
♪~
(リン)は。あt。
ブリッグズ兵を見るリン
見返す兵士達
そして、ランファンを見るリン。
強いまなざしで見返すランファン
そして、フーをみるリン。
♪~
(リン)グリード。
(グリード)あん?
(リン)力が欲しい。貸してくれ。
(グリード)いいぜ。こっちの予定まであと少し時間がある。

(リン)ランファンはここの者たちを守れ。
(ランファン)はっ!

(バッカニア)やって… くれるか?
(リン)ああ。約束する。
シンの人間は…。
(リン)盟約を必ず守る!
・・・日本の為政者は、守らない。筋くらい通せ。沖縄くらい犠牲でもいい。
♪~


撃て撃て~!
ウィーーン(昇降機の音)
。。。降りていくリン。リン・ヤオ、行きます。ガンダム?
はっ!
♪~

なっ。なんだ。あいつは!?
ちっ!
(リン)いいか!よく聞け!
ケガをしたくない者。家族、恋人のいる者は下がれ!
(グリード)あと。女!オレは女と戦う趣味はねぇ!
パン!
パン パン! パパン!
♪~

バシュー!
ミサイルを撃ち込む。
ドカーン!
♪~

降りてくるリン。・・・鉄男?
はっ!
バカな…。
♪~

うわぁ~!
(兵士たち)ぐわ~!
うわぁ~~!
ガキン! ガキン!
バシュー!
ドカーン!
♪~

自らミサイルを撃って、中へのケーブルを破壊する。
ドォーーーン!
通路が崩壊。
(兵士たち)うわ~~!
(兵士たち)ぐわぁ~!
(2人)あっ!
♪~
迎え撃つ準備をしているセントラル兵(まえのせいけんとうの残党)
♪~
出てくるグリード
撃て~!
パン! パン!
♪~
車が横からひいてくる。
(リン グリード)うおおお~~~!
車のエンジンに手を突っ込んで破壊する。
ドスッ!
ボン!
そして、車同士を衝突させる。
ガン!
ドカーン!
(兵士たち)うわぁ~!
走って攻撃を繰り返す殺戮のグリード
(兵士たち)ぐわぁ~~!


上から見ているファルマン達。
(ファルマン)すごい… リン・ヤオ。
いや。ホムンクルスか?


(リン グリード)はぁ はぁ はぁ
ふぅ~ ふぅ~
ふぅ~ ふぅ~。


(兵士達)味方に付けると なんと頼もしい。

(バッカニア)ごほっ。ごほっ…。
(ヒース)大尉!大尉!
(バッカニア)はぁ… はぁ…。
(ファルマン)大尉!しっかりしてください!
(バッカニア)あいつは味方になってくれたのか?
(ヒース)はい。
(バッカニア)うむ…。これで安心してくたばれる…。
(ヒース)何を言ってるんですか。大尉!
もうすぐアームストロング少将が勝ちます!
あと少しです!
大尉には
セントラルで、今まで以上に活躍していただかないと!
虫の息のバッカニア
(バッカニア)ふん… セントラルのすすけた空は肌に合わん…。
さらばだ同志…。
先に… 行ってるぞ…。
(バッカニア)ブリッグズの峰より少し高い所へ…。
・・・巨星落ちる
(ヒース)バッカニア大尉~~!
。。。敬礼する、ファルマン。



市民達
さっきの光は、なんだったんだ?なんの発表もないな。

どうなってるんだ?軍司令部は。
ラジオ・キャピタルの続報はないの?
ないねぇ。
ほかの局は?
外出禁止を呼びかけてるだけだよ。
ニャ~ン


(エリシア)ママ~!
(グレイシア)外に出ちゃダメってラジオで言ってるから
タバサちゃん家はあきらめましょうね。エリシア。
(エリシア)ええ~っ!
(グレイシア)ここからでも見えるわよ。
もうすぐ始まるからママと一緒に見ようね。日食。
・・・さあ。最後の日食となるか?


(シグ)イズミ!
どこだ~!イズミ~!
(オリヴィエ)アレックス。どういうことか分かるか?
(アレックス)むう… 以前エルリック兄弟に聞いたことがあります。
人体錬成をしたとき、黒い手によって真理の扉に引きずり込まれたと。

(回想)《うわぁ~~!》

(オリヴィエ)真理の扉とはなんだ?
(アレックス)分かりません。
(ブリス)えっ… なんだって!?
(オリヴィエ)連絡がついたのか?
(シグ)はっ!
(ブリス)閣下!本部は無事です。
(オリヴィエ)よし。で イズミさんに関する情報は何かあったか?
(ブリス)あっ…。いえ…。
(オリヴィエ)そうか。ほかには?
(ブリス)正門を守っていたバッカニア大尉が部下数名とともに
キング・ブラッドレイとの戦闘において…死亡しました。
(アレックス)うう
(ブリス)大尉はシン国の者と協力しブラッドレイに致命傷を与え
堀に突き落としたそうです。
(エジソン)バカな…。
バカな バカな バカな!
あのキング・ブラッドレイがそんな簡単に死ぬものか!
あれは人外の…。
バキッ!・・・ウルサイナマゴミは殴られました。
(オリヴィエ)正門はどうなった?
まだ守られています。
グリードとかいうホムンクルスが味方に付き、正門中央兵をなぎ倒しました。
(アレックス)ホムンクルスが?
(エジソン)バカな。ホムンクルスがあのお方に刃向かうなど…。
バッカニア大尉は笑って逝かれたそうです。
(オリヴィエ)そうか…。
ヤツが笑って逝ったのなら、我々が泣くわけにはいかん。
進もう。
(兵士たち)はっ!
(オリヴィエ)シグさん。行きましょう。
(シグ)あっ。
(オリヴィエ)あなたの奥方も捜さねばならない。
(シグ)あっ。ああ。
下に下がりに降りる猛将オリヴィエ
下へと続く深い階段。



ビシビシビシビシッ!
。。。一瞬二重らせんが出たような
(エド)うわあぁ~~~!
ドサッ!
(エド)痛っ…。
ドサッ
(イズミ)あ。痛っ…。
(エド)せんせい!
(イズミ)ん? エド!
(エド)大丈夫ですか?
(イズミ)ああ。なんとか。
(エド)なんでせんせいがここに?
(イズミ)こっちが聞きたいわ。で、ここはどこなんだ?
(エド)分かりません。いきなり飛ばされて…。
ガシャン!
。。。落ちてくるアル
(エド)うっ!
(エド)アル!
(イズミ)アルまで? もしかして人柱が集められたのか?
(エド)おい!
ドシン!
(お父様)1 2 3…。
(お父様)4人か…。1人足りんな。
(二人)ああ
(お父様)ふ~む。あと1人は今 つくっているところか…。
・・・これって百目?
(イズミ)なっ。何なんだ この化け物は。
(エド)ホーエンハイム!
(ホーエンハイム)うっ… エドワード。アルフォンスまで捕まったのか…。
おや?イズミさんも。こんな情けない姿ですまないね…。
(イズミ)一体どういうこと?
(ホーエンハイム)どうもこうも…。
(お父様)おとなしくしていろ。
お前の中の賢者の石はあとでゆっくり吸収してやる。
(エド)ホーエンハイムその真っ黒いヤツは何なんだ!?
(ホーエンハイム)オレの分身。
ホムンクルスたちにお父様と呼ばれていたヤツだよ。
(エド)こいつがあのヒゲ野郎だってのか?
(ホーエンハイム)そうなんだ。皮袋は壊せたんだが…。
。。。お父様、ホーエンハイムを中に入れ込む。
(お父様)余計なことはしゃべるな。ホーエンハイム。
さて、歓迎するぞ。人柱諸君。
(お父様)ようこそ。私の城へ。
(エド)アル。起きろ。こいつはヤバそうだぞ。
アル?
おい。アル。アルフォンス!
・・・アルは、ふしぎの国に行ったきり。
   これじゃあ、人柱になれないのじゃあないの?


(金歯医者)まったく上のヤツらは当てにならんな。
この日に合わせてたった5人の人柱も用意できんとは。
(スカー)くっ…。
ゴキッ
(金歯医者)まあ。不老不死とかそんな小さい餌に食いついてきた輩ばかりそろえたのだから
仕事ができなくても当たり前か。
バン バン バン!・・・ホークアイの銃。さけるブラッドレイ候補。
バン バン!
ガリッ
(ホークアイ)うっ!
・・・押さえつけられてしまうホークアイ。
(ロイ)この!
ビリッ。。。炎の紋章が斬られる。
(ロイ)なっ!
スカーも二人がかりで押さえつけられてしまう。
(ロイ)ううっ… くっ!
・・・みんなあ捕まってしまう。
パチパチパチ…(拍手)
(金歯医者)よ~し。いいぞ。そのまま。
さてと。マスタング君。時間がないんだ。
進んで協力してくれると有り難い。
君、ちょっと人体錬成して扉を開けてくれないかね?
(ロイ)なんだと?
(金歯医者)誰でもいいよ。
(ロイ)お
(金歯医者)亡くなった親、恋人、友人。
君と仲がよかった…なんといったっけ?ヒューズ君。あれでもいいよ。
段取りはこちらでしてあげるから。
(ロイ)あ。人柱… というやつか。
(金歯医者)そう。扉を開けた者が人柱になれるんだ。
(ロイ)だからエルリック兄弟が選ばれたのか。
(金歯医者)そうだよ。
(ロイ)人体錬成は成功しないと彼らから聞いた。
失敗すると分かっていてやるバカがいるか!
(金歯医者)うん。そうだね。
だから、扉さえ開けて戻ってきてくれればいい。
(ロイ)断る!人体錬成はせん!扉も開けん!

(金歯医者)言ったよね。時間がないって。
ブシュー!
。。。ホークアイが斬られる、致命傷。
(ロイ)はっ!
(ロイ)中尉!
中尉!? 中尉!
(金歯医者)さあ。扉を開けてみようか。マスタング君。
(ロイ)貴様~!!
(ロイ)う。中尉。聞こえるか!?返事をするんだ!
(ロス)う。
(金歯医者)さあ。人体錬成をやって5人目になりたまえ。

(金歯医者)ほらほら、早くしないとこの女の命がなくなるよ。
ああ、そうか。この女が死んだら錬成するのかね?それでもいいよ。
(ホークアイ)死なないわ…。
(ロイ)は。
(ホークアイ)私はね… 命令で死ねないことになってるのよ…。
そんなので死なない体が手に入るなら、人間苦労しないよ。
マスタング君。どうするね?君の大事な女が死にかけている。
ほうっておけば、すぐ失血死。
だが私は錬金術が使える医者で、なんと賢者の石まで持っている。
つまり 私ならこの女の命を確実に救うことができるということだ。
(金歯医者)まあ。君が決断する前に死んでしまえば
私にもどうすることもできないけどね。
(金歯医者)おや?
おとなしくなったね。
死んでしまったのかなぁ?

(ホークアイ)大佐…。
(ロイ)あっ。
(ホークアイ)人体錬成なんて…する必要は… ありません。
(金歯医者)するでしょ?マスタング君。
(ロイ)くうう
♪~
血が流れる
金歯医者の持っている賢者の石
ロイの思い詰めた顔
♪~
(金歯医者)さあ!
ホークアイの見つめる目
(ロイ)はっ。
わなわなするロイ
♪~

(ロイ)分かった。
金歯医者、にやっとする。・・・いやだねえ。悪の手下は。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~

次回 「失われた光」

(ナレーション)<終わりの時が始まる>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #57 永遠の暇 の感想 [鋼の錬金術師]

フーじいさん、ブラッドレイに一矢報いずに死んでいく。
リン、それをいかりにブラッドレイに戦いを続ける。
ついに国家錬成陣が発動し出す、分解され出すひとばしら。


ランファン、地下を進む。
廊下で大総統が帰って来たと、兵士達。
それをきくランファン。

フーじいさん、ブラッドレイを。。。

イズミ、エジソンから聞く。
一度滅べって。
一度死んで、再構築するとバカの高官。
・・・自分たちのことしか考えない、それもだまされいるが。
イズミ、怒って殴る。兵士達、上官のことを従わないと。
(オリヴィエ)この期に及んでまだ迷っていられるとはな。
信じられもしない上官に付き従っていてもそれは忠誠とは言わん。
ただの自己欺瞞だ。
(イズミ)自分を信じなよ。
(兵士たち)えっ?
(イズミ)自分自身の魂に恥をかかせない生き方を選べばいいじゃない。
。。。官僚になるものいつもこうでないと。でないとあくにみちにすすむよ。
兵士達がもうやめると。

オリヴィエの方に兵が踏み込んでくると、
そうなると。
地下に降りて、逃げ出すとイズミ。
一生にどうとイズミ。


エドとスカー達、予感が。近いな。
行くと変な男。ブラッドレイを作った男。
手をあげて、部下を出す。人形兵?動きが違う男達。
余りものの男たち。
男は、錬成陣を描き出す。
・・・これはシナリオ通りなのか?


上では、ブラッドレイとグリードが戦っている。

正門は、セントラル兵がすすめない。

気がつくバッカニア。
ブラッドレイとブリードが戦っている。
かわってフーじいさんが。ブラッドレイ、刀をとられてしまう。
フーじいさん。ブラッドレイにととめを刺されかかる。止めるリン。
(ブラッドレイ)前に腕を斬り落とした女のときと同じだな。
また、そうして捨てられないもののために己の命を危険にさらす。
(フー)若… この戦えぬ老いぼれなど捨てなされ。
(リン)バカ言うな!
オレに あの男と同じになれというのか!?
王は民のためにあるもの。民なくして王はありえない。
あいつは、自分の国の民をも見捨てようとしている。
あれは、オレの目指しているものとは違う!
・・・まえのせいけんとうなんて、過去をもとめるものたち。

フーじいさんは、ブラッドレイに最後の永遠の暇を。。。自爆を
導火線を斬られて、殺されてる。
あっけない最後。バッカニアに串刺しにされるブラッドレイ

リンが怒って、ブラッドレイの目を狙う。

見ているランファン。


バカのヨキ事故ばっかり。
アル達が向う。急ごう。


エド達、ブラッドレイ候補と戦う。
・・・所詮は人間殺せば死ぬ。

博士、陣を書いている。


イズミ。真理の扉のことを言う。イズミも自分もしたと。
人体錬成なんて成功しないってことだった。
会いたいと思える人はと。
死なせないために戦うのですとオリヴィエ。すこしわかったとオリヴィエ
エドの達のことを。

(オリヴィエ)強いて言えばこれ以上何があっても
大切なものを失うまいとする…。
(イズミ)聞き分けのない子供の目?
(オリヴィエ)ふっ。あのまっすぐな目に心動かされなかったと言えばうそになる。
しかし、その愚直なまでの思いが果たしてこの戦いで活路を開くのか
あるいはあだとなるか。


男、番号で5人呼び出す。
錬金術で発動する。
五芒星の陣が光り出す。
セントラルが大きな錬金陣になる


ハインケル、地下になにかが走ることを知る。


イズミ、どうやらここらがいいみたいね。
ここでお別れねととオリヴィエ。
握手してさよならを。


扉を開ける男。
人柱が分解され出す。
エドとアル、イズミ。


次回 「ひとばしら」

-----------------------------------------------------------

♪~
排気口をを進んでいるランファン
大総統が戻ってきた!?
(ランファン)あっ!
正門でブリッグズの戦車を破壊したそうだ。
ざまぁみろ!ブリッグズの山猿め!
残りの兵士を集めよう。作戦本部の奪還だ!
(兵士たち)おう!
(ランファン・心の声)≪大総統が正門に?≫


ブラッドレイの顔
(フー)ほう~。生で見るのは初めてだわい。
。。。震えているフー。
こやつが我が孫娘の腕をちぎりよった男か!
♪~


怖いおばさんたち
(イズミ)へえ~
「一般人を犠牲にしてあんたら、高官が不老不死を得て世界を統一する」ねぇ。
(エジソン)うぅ…。
(アームストロング)ブラッドレイ大総統も分かってやっているのですか?
(エジソン)そのためにつくられたこの国のリーダーだ。
(兵士たち)えっ…。
(エジソン)何をためらう!?戦いのない世界をつくるのだ!
(イズミ)そのために一度滅びろって?
(エジソン)おお。滅びではない。再生だ。お前たち錬金術師の言う再構築だ。
一般国民に与えられるのは死ではない。
我々の中で永遠に生き続けられるのだ!そして共に世界を一つに統べる!
全は一!一は全!我々アメストリスの選ばれし者が一となりすべてを…。
。。。いかりがこめるイズミ、バカ高官を殴る。
パシン!
(エジソン)ううっ…。・・・あんたも石にされるんだよね。
(イズミ)だってさ。あんたたち、どうする?
こいつらだけいい思いしようとしているのよ。ほっとくの?
(エジソン)お… お前たち。私についてこい。
そうすればあのお方に口利きして…。
。。。まだいうかと。イズミ、トイレのスリッパで殴る。
(イズミ)ふん!
カーン!
(エリック)自分は、軍人ですから上官の命令には従わなければなりません。
しかし、正直もう何を信じたらいいのか…。
(オリヴィエ)この期に及んで、まだ迷っていられるとはな。
信じられもしない上官に付き従っていても。それは忠誠とは言わん。
ただの自己欺瞞だ。
(兵士達)う。うう
(イズミ)自分を信じなよ。
(兵士たち)えっ?
自分自身の魂に恥をかかせない生き方を選べばいいじゃない。
(兵士達)あ。ああ。
バカの高官(かんりょう)をみくだす。
(エジソン)あぁ…。

(エリック)町に家族がいるんだ。
(カスパー)オレもだ。
(グスタフ)自分もです。
♪~

うなずく兵士達。
軍の紋章をとって、高官にかえす。
(エジソン)あぁ…。
(カスパー)准将殿。
(エリック)これが 我々の答えです。
うなだれるバカ高官。おわった。
♪~


(オリヴィエ)作戦本部。状況は?
(カーリー)芳しくないですね。各所で中央兵が息を吹き返しています。
閣下は今どちらで?
(オリヴィエ・無線)大総統執務室だ。
(カーリー)生存者は?
執務室周辺の味方と連絡が取れなくなっています。
そこは中央兵に囲まれている可能性が高いですね。
(オリヴィエ)分かった。そっちも危険が迫ったら逃げろ。
私のことは捨てていけ。
(カーリー)くっ… アイ マム。
(オリヴィエ)さて。再びここは敵だらけになった。
中央兵が隊を整えてここに踏み込んでくるのも時間の問題だ。
(アームストロング)となると…。
ふりかえって地下への扉を見る。
♪~


地下への道
(イズミ)ある程度下りたら、来たときみたいに脱出用の横穴を掘るわ。
(オリヴィエ)脱出…。
(イズミ)一緒にどう?
あなたたちもいったん態勢を立て直した方がいいでしょ?
(オリヴィエ)うぬ
♪~
♪~


進むエド達
(スカー)近いな。
(エド)やっぱ。そう思うか。
(ホークアイ)あなたたち、気配で分かるの?
(エド)イヤな予感ってやつだよ。
手ひどくやられた古傷がうずくっつうか。
♪~

先に行くと
(エド)あっ。
(金歯医者)おやおや。こんな所にギャラリーが来るとは緊張してしまうね。
へへ~。
パン!
(エド)誰だ!?
(金歯医者)私かね?
う~ん。キング・ブラッドレイをつくった男…。
(一同)はっ!
(金歯医者)といったところかな。
(ロイ)大総統を…。
ということはそっち側の人間か。
(金歯医者)おや?君は…。
ラジオ局にいるものと思っていたが。わざわざ出向いてくれるとはね。
手間が省けて助かるよマスタング君。
手を上げると出てくる手下。
♪~

(金歯医者)お前たち少し相手をしてやりなさい。
(エド)なっ… なんだ こいつら!
(ロイ)人形兵!?
(スカー)いや…あれとは明らかに動きが違う!
(金歯医者)キング・ブラッドレイになっていたかもしれない男たちだよ。
錬金陣を書いている金歯医者
(2人)はっ!
(ロイ)≪生まれて、すぐに集められ大総統になる。
   ただ、それだけのために専門の教育と訓練の中で育てられた者たち。
   そして、12番目の実験でキング・ブラッドレイが誕生した≫
(ロイ)では、この者たちは…。
(金歯医者)余り物だよ。もっとも、彼らはずっと戦闘訓練を積んできた。
キン! キン! キン!
(ロイ)くっ!
ドカッ!
(金歯医者)キング・ブラッドレイほどではないが強いぞ~。
ホークアイ、銃を出す。
バンバン バン バン!


ブラッドレイがグリードと戦っている。
カキン!
カキン!
(グリード)くぅ~!たあ~!
フーじいさんもいれかわえりに
キン キン
(グリード)てやっ!


正門の内部から機関銃
ダダダダッ ダダダッ!
ダダダッ ダダダダッ!
♪~

はぁ はぁ はぁ。
くそっ 反乱軍め!
。。。近衛兵の雑魚がほざいて。


(バッカニア)うっ… いかん。気絶しておったわ。
(ヒース)大尉!
(バッカニア)そうだった…。
ぐっ…抜くとかえって失血死するか。
んあ?

キン キン
ブラッドレイとグリード・フーで戦闘中

(バッカニア)ブラッドレイ!

(グリード)いぃ~~やっ!
ガッ!
♪~

ガキーッ!
(グリード)あでっ!危ねぇな じいさん!
(フー)わざとでは ありま… ないわい!
ダン!ガキッ
あっ! この…。
キン キン キン
キン! キン!
カチャカチャ
(フー)おおっ!?
刀をあげられてしまう。短剣をブラッドレイが投げてよこす。
刀を手にするブラッドレイ。
(ブラッドレイ)ふん!
ガシッ
キン! キン! キン!
(ブラッドレイ)やはりこういう得物の方がしっくりくる。
バキン!
バサッ。。。フーじいさんのたすきが切られてしまう。
さがるフーじいさん。額から血が吹き出る。
ブシュッ!
気がつくとおブラッドレイがすぐそこで斬りかかる。
(フー)おっ!?
(ブラッドレイ)私より年寄りなのによく動いたものだ。
だが、これで終わりだ!
ザシューー!
(フー)ううっ!

(グルード)じいさん!
(リン)くっ!

(ブラッドレイ)ぬん!
刀を振り落とす。
すかさず助け出すリン。

(リン)うっ ううっ…。
(ブラッドレイ)シンの皇子か。
(グリードの声)てめぇ。リン!
(グリード)勝手に出てくんな!
(ブラッドレイ)前に腕を斬り落とした女のときと同じだな。
また、そうして捨てられないもののために己の命を危険にさらす。
(フー)若… この戦えぬ老いぼれなど捨てなされ。
(リン)バカ言うな!
オレにあの男と同じになれというのか!?
王は民のためにあるもの。民なくして王はありえない。
あいつは、自分の国の民をも見捨てようとしている。
あれはオレの目指しているものとは違う!
(フー)王としてあるまじき男… ですか。
それは倒さねばなりません…。
うっ!
(リン)しゃべるな!休んでろ!
大量の出血。
(フー)あぁ…。
♪~

(フー)そうですな。
休みを… 暇を頂きましょう。
ドカッ!
リンをどついて
(リン)なっ!
(フー)硬化しろ。グリード!若の体を守れ!
(グリードの声)お… おう!はっ!
(フー)≪若。王になりなされよ≫
この老いぼれはここで永遠の暇をちょうだいいたす!
爆弾に火をつけて、ブラッドレイにいぞむ。
(リン グリード)バカ野郎~!!
(フー)地獄へつきあってもらうぞ!
ガシッ!
(フー)ブラッドレ~~イ!!
ブシューー! ・・・火のつきどころを斬られてしまう。
≪この命懸けても傷一つ付けられぬというのか…≫
ブラッドレイ見ている
≪若。面目… ありませぬ…≫

フーをつらぬいてブラッドレイを剣でつらぬくバッカニア
ドスッ!
(バッカニア)たとえ神のごとき目を持っていようとも
見えない所からの攻撃は防ぎようがあるまい!
(ブラッドレイ)ぬっ!?
(バッカニア)じいさん。地獄への道行き…つきあってやるぜぇ!
(フー)おおっ。かたじけな… い…。
(ブラッドレイ)ぬうっ!
ドカッ!
足でとけばす。
(ブラッドレイ)てあ~!


(ブラッドレイ)うん
(リン)うあああ~~~っ!!
バキン!
。。。刀をくだいて、左目を爪をすべらせる。
うおっ!?
(ブラッドレイ)うう~~!くっ!

死したフーじいさんとバッカニア
♪~

上から見ていたランファン
(ランファン)爺様~!!


車が街灯にぶつかっている。
(ハインケル)ったく!溝にはまるわ。街灯に激突するわ。
つくづく運転ヘタだな。チョロひげ!
(ヨキ)うるさい!あんなボロ車でここまで来れただけ有り難く思え!
(アル)こんなとこまで来てケンカしない。
とにかく早く地下に入る場所を見つけるんだ。
はぁ はぁ はぁ。 あっ あれは!
。。。セントラルの中央での煙。
♪~

(マルコー)マスタング大佐だろうか?
(ハインケル)うまくやってりゃいいが。
(アル)兄さん…。
急ごう!
。。。走っていく。
♪~


ギギッ!
キン! キン!
(エド)こいつら、人間離れしてるにも程があんだろうがぁ~~!
ゴキッ!
(スカー)ふん!
ドン!
(スカー)くっ!
バキッ!
バキッ!
バキッ!
(ホークアイ)ううっ!
ゴン!
バンバンバン!
バン! バン! バン!
♪~

ロイとホークアイが背中を会わせる。
ホークアイ、うらがえって、ロイの方に銃を撃つ。
バン バン バン バン!
(ホークアイ)背中ががら空きですよ。大佐。
(ロイ)任せている部下がいるのでついね。

。。。錬成陣を書いている金歯医者。
   おかしな目。
♪~


(イズミ)真理の扉。錬金術の禁忌とされる人体錬成。
それを試みた術師は真理の扉を開くことになる。それ相応の通行料を払ってね。
(オリヴィエ)エルリック兄弟が己の肉体を犠牲にしたというあれのことか。
あなたも?
(イズミ)中を少し持ってかれたわ。
けど、そこまでして分かったのは、結局人体錬成なんて成功しないってことだった。
あらやだ。こんな話、軍人さんには興味なかったかしらね。
(アームストロング)なんの。
その真理の扉とやらを開けた人間こそ彼奴らの言う人柱。
敵の企みを知る手がかりになるかもしれません。
(オリヴィエ)その真理の扉を開けてまで…自分の肉体を犠牲にしてまで
再会したかった相手があなた方にいたと。
(シグ)ううん。
(イズミ)あなたには?どんな代償を払ってでももう一度会いたいと思える人。
(オリヴィエ)ふっ。それこそ軍人には無縁の話。
死んだ者への未練など無意味。死なせないために戦うのみです。
(イズミ)そりゃそうだわね。
(オリヴィエ)ですが…少し分かったような気もする。
(イズミ)えっ?
(オリヴィエ)エドワード・エルリック。
初めて会ったとき、知っていることを何もかも話せと脅しましたが
あの少年は幼なじみを人質に取られていることを決して口にしなかった。
ただひと言「察してくれ」と。
あの目は我々軍人のそれとも、ましてや軍の狗と呼ばれる錬金術師のそれとも違った。
(オリヴィエ)強いて言えば、これ以上何があっても大切なものを失うまいとする…。
(イズミ)ふっ。聞き分けのない子供の目?
(オリヴィエ)ふっ。あのまっすぐな目に心動かされなかったと言えばうそになる。
しかし、その愚直なまでの思いが果たしてこの戦いで活路を開くのかあるいはあだとなるか。


練金陣書き終える。
(金歯医者)これでよし。さあ。そろそろ始めようか。
(ホークアイ)くっ!
バンバンバン!
(金歯医者)16号。17号。21号。23号。26号おいで。
(エド)なんだ!?
医者の足下に練金陣が。
(エド)はっ!
(金歯医者)いくよ~~!
発動する陣。
♪~

(エド)何をした!?
(金歯医者)何。ただの第1段階だよ。このセントラルに大総統府直轄の錬金術研究所が
いくつあるか知っているかね?
(エド)今 使われているのは市内に4か所…いや!
第五研究所… 5か所!
5つの頂点を持つ… 錬成陣!
(ホークアイ)まさか。あのカーブした地下通路、研究所をつなぐ円を描いていたというの!?
♪~

。。。各研究所の地下の陣が活性化される。
第5研究所
ビシビシビシビシッ!

ゴゴゴゴゴッ!
ゴゴゴゴゴッ!
ゴゴゴゴゴッ!
きゃあ!
なんだ!?

(ハインケル)はっ!
どびのく野生の勘。
(アル)どうしたの?ハインケルさん。
(ハインケル)あぁ…。

ワン ワン ワン ワン!

ヒヒーーン!

♪~


地下通路を降りるイズ達
(シグ)イズミ。
(イズミ)うん。どうやらここらがいいとこみたいね。
(イズミ)この壁から脱出用の穴を掘るわ。ちょっと離れてて。
(オリヴィエ)では。ここで、お別れだ。
(イズミ)えっ?
(オリヴィエ)我々はまだここに残って戦わねばならん。
(アームストロング)ここから先こそがおそらく敵の中枢。
みすみす急襲の好機を逃すわけにはいきませんのでな。
(イズミ)あなたたち…。
イズミタチ、兵士達を見る。頼りがいのある兵士達
♪~

(オリヴィエ)いろいろ世話になった。
ありがとう。イズミ・カーティス。
(イズミ)こちらこそ アームストロング少…。

。。。ついにはじまる国家錬成陣。セントラルが陣で光る。
ビシビシビシビシッ!


(エド)はああ
術が発動されて出てくる黒い手。5人を代償として分解を始める。
(金歯医者)ふふふふふっ…。
ふはははははっ!

エドの下に目が開く
《エド)うわっ!


イズミの下にも
(一同)なっ!?

アルの下にも。
(アル)はっ!
(マルコー)おお…。


目が出たものが分解されていく。
(3人)何っ!?
(イズミ)ううっ!
(アル)うわぁ~!うっ… あっ!
(エド)くっ… ううっ…。
(アル)うっ! ああ~!


アルが消えてしまう。
(マルコー)アルフォンス君!


(イズミ)うっ!
(シグ)イズミ!?
(シグ)イズミ~~!
消えて、目が閉じる。


(エド)ぐわっ!くぅ~!
(スカー)なっ!

(ホークアイ)あぁ…。
(ロイ)は… 鋼の…。
金歯医者、術を使っている。
(エド)くっ!ううっ…。
くぅ~~…。
このぉ~~~!
。。。分解させられしまう。

♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
次回 『ひとばしら』

(ナレーション)<死してなお守り続けるがその本懐>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #56 大総統の帰還 の感想 [鋼の錬金術師]

無敵のブラッドレイ(ラース)、ブリッグズ兵を圧倒する。
グリードが出てくるが、両目で押されてしまう。
お父様は、人の肉体がなくても生きていけることに。進化している。
形だけだけでも、中身を持つようになる。
こうむいんせいどのようなもの強固となる。
・・・じぎょうしわけはむずかしい。


ホーエンハイム、砂漠をさまよう。
自分の中の人と話をする。
シンの人に助け上げられる。
行き場のないホーエンハイム。


現在にもどって。
上での戦闘。
地下で語るホーエンハイム。昔の人々のことを語る。
お父様に一致報いるために侵入した魂。倒すというための目的のために。
ありえんとおもえんか?時間はたっぷりあった。
対話を下だと!
お父様がなしえなかったこと。ホーエンハイムは、全てと対話をしている。
入れ物をこわっしてもらうとホーエンハイム。
入れ物からでてくるホムンクルス。肉体をくらう。
見下しているのはそちらの方ではないか。ホーエンハイムよ。
皮を捨てても生きていけるのか。
進歩してるのは自分たちだけだと思うなよ。
完全な存在になるといっただろう。
・・・効きませんでした。黒い影になっている
   元フラスコの中の小さなホムンクルス
   とくしゅほうじん、歳をふると中身を持つ。


ブラッドレイ、正面から入っていく。
ブリッグズ兵を殺して、戦車も効かない。破壊をするブラッドレイ。
上に上がってくるブラッドレイ。バッカニアと戦うことに。
二閃でバッカニアを倒して。
ファルマンに門を開けまたえと。ブラッドレイ。
グリードが出てくる。仇を倒すために、
バッカニア「男の意地ならこっちも負けてられねぇんだよ。
オレは まだ戦えるぞ!」
ブラッドレイ「くだらん。人は、それを 蛮勇と呼ぶのだよ。」
・・・それは呂布で、一人でけの無敵
グリード「そのとおり。激情に任せて吠えたところで得なことなんて
ありゃしねぇ。
だけど なんでかねぇ。そういうの見捨てる気持ちになれねぇんだよなぁ。」
・・・人情に、仲間というのを信じるグリード


正門で抵抗するブリッグズ兵


放送局にブラッドレイの無事がつたえられる。
でも、外にはセントラル側の兵士が。。。
マスタングのために相談する仲間。
首謀者を変えるアームストロング少将に罪をかぶせる。
外にはセントラル軍がいる。
不安なヒュリー。


グリード、ラースと戦いを
バッカニア、援軍なのか?
列車事故のこと。目がよいので逃げ方がわかった。歳できつかったがな。
個人的なこだわりで戦いをするグリード。
目の死角をとると。ならばとブラッドレイ、眼帯をとる。
両目で死角がない、押され出すグリード。
バッカニア、剣をうばってしまうが。短剣をとって2刀。


正門の前を占拠するセントラル軍。
ブラッドレイの様子を知らせる兵士。
正門の奪取を始める。


正門の機関銃をエレベータに設置して、虐殺する。
無線で中へ連絡するが。人形兵がいて、開けれないと返答が。
フーじいさんが、倒してあがってくる。
グリードに手を貸して。
リンを助けたのだと。フーはいう。
グリード「ふっ。 あらそう。」
フー「若の体で 気色悪い気を放ちおって。
まあ だからこそ見つけられたのだがな。
で、わしや貴様の腕をもってしても傷一つ付けることのできぬこやつはなんだ?」
グリード「キング・ブラッドレイだよ。」
「はっ!
 ほう~。
 生で見るのは初めてだわい。
 こやつが我が孫娘の腕をちぎりよった男か!」

-----------------------------------------------------------
♪~
♪~
砂漠。放浪する
(ホーエンハイム・回想)
《はぁ… はぁ… はぁ… はぁ…落ち着いて…。オレは君と話がしたい…》
《とにかく話を聞いてくれ…。そして、君も話してくれ…。そう… そうだ》
《君は、一人じゃない…》
倒れて、砂漠をすべりおちるホーエンハイム
♪~
シンの商人がとおりかかる。
♪~
ホーエンハイムを見つけて。
《金の髪…。 西から来たのか》
《どれ。埋葬だけでもしてやるか》
(ホーエンハイム)《うっ…》
《わっ。生きてるよ!》
《うそだろ!?》
《しっかりしろ!》
《おい!大丈夫か!?水だ!水を持ってこい!》
(ホーエンハイム)《うっ…》
《一気に飲むなよ。少~しずつだ》
《言葉は分かるか?私たちは シンの商人だ》
♪~

シンの商人につれられて、質問されるホーエンハイム
《どこに行くつもりだったんだ?》
(ホーエンハイム)《帰る所がない…行く所もない…。
クセルクセスにいるのが怖くて逃げた…》
(ホーエンハイム)《だよな…。すまない。オレが止められなかった…》
(ホーエンハイム)《すまない…すまない。サージェンス…》
♪~


現在
ダダダッ ダダダダッ(銃声)
そして、地下。
(ホーエンハイム)大工の棟梁だったサージェンス。宮殿修理によく来ていた。
覚えてるか?その息子ドズルは、父親を尊敬し後を継ごうと頑張っていた。
花屋の娘カイヤ。優しくて思いやりのある子だ。
馬飼いのサリは、大層な酒好きだ。オレと話が合う。
タミィ少年の夢は学者になることだった。
ギダルーシュは、料理人。金のない旅人にタダで飯を食わせてクビになったことがある。
奴隷仲間のアンダルは、主人にうまく取り入ったオレを目の敵にしていたなぁ。
ズールは、どうにもならん極悪人で死刑を待つ身だったが、最後にお前に一矢報いたいそうだ。
(お父様)一矢報いるだと?はっ。
(ホーエンハイム)今、お前の中に侵入した魂たちだよ。
(お父様)あ。ああ。
ドクン ドクン
《ドスッ!》ホーエンハイムに腕を差し込んだ際に、お父様に侵入した。
手の震え。
♪~

(ホーエンハイム)お前を倒すというただ一つの目的のためにオレに協力してくれている。
(お父様)賢者の石が個々に意思を持って協力しているだと?
ただのエネルギー体が?
(ホーエンハイム)ありえん…と思うか?
確かに荒ぶる魂一人一人を相手にするのは気が狂いそうだったよ。
だが、こいつらと対話する時間はたっぷりあった。
お前のくれたこの死ねない体のお陰でな。
。。。ホーエンハイムの長い時間。
(お父様)対話をしただと?
(ホーエンハイム)そう。それこそ、お前がしなかったこと。
オレは自分の中にいる53万6329人全員と対話を終えている。
。。。ホーエンハイムの中にいる魂。ホーエンハイムが黄金に輝いている
(お父様)おおっ…。
お父様のなかでうごめいている魂達。
(魂たち)うおおっ。あああっ…。
ブシュー!。。。お父様の額を貫いて出てくる。
(お父様)ううっ!
おっ… おのれ…。
むん!
(ホーエンハイム)生まれたところに帰るんだ。
フラスコの中の小人ホムンクルスよ。
悪いが入れ物を壊させてもらう。
。。。わるいが、こうむいんせいどを壊させてもらう。そうぶだいじんいわく
ブシュッ!。。。突き出る侵入した魂達。
(お父様)うう~っ!。。。血を吐き出す。
(ホーエンハイム)皮袋が破ければフラスコが壊れたも同じ。
お前は塵になる。
(お父様)おっ… うぅ…。
(ホーエンハイム)お前が見下したものたちの思いを知れ。
はっ!
飛び出したものを吸収するお父様。
♪~
そして出てくる黒いもの。
♪~
(ホーエンハイム)あ。ああ。
♪~
。。。真理のものの中にいたようなものの姿になるお父様
(お父様)うはぁ~… おおぉ~~!
人の肉体を食べ出す。人の皮を食べてしまう。
(ホーエンハイム)ああ。
♪~
(お父様)見下しているのはそちらの方ではないか。ホーエンハイムよ。
(ホーエンハイム)皮を捨てても生きていけるのか。
(お父様)進歩してるのは自分たちだけだと思うなよ。
目が開く、たくさん。そして、システムの天井にも目が開く。
(ホーエンハイム)はっ!?
(お父様)完全な存在になると言っただろう。
(ホーエンハイム)う。うう。
♪~


地上のブラッドレイ。
戦車を前にして。
(バッカニア)なんだと!?
(ファルマン)正面から!?
(ブラッドレイ)自分の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?
(バッカニア)うっ。歩兵!下がれ!
ダダダダダッ!
キン キン キン キン!
(操縦士)なっ!バカな!
ボゥン!
ギィーーン!
(兵士たち)うわぁ~!
ドカン!
戦車が下がる。
(操縦士)ひぃ~!くっ!
向ってくるブラッドレイ。
ガシャーン!
(兵士たち)うわぁ~!
♪~
ザシューー!
♪~

逃げる戦車。後を追うブラッドレイ
ダダダダダッ!
ダダダダダッ!
。。。砲弾を撃つ。
バシュー!
ドカン!
やったか!? あっ!
。。。とんでくるブラッドレイ。ガンダムデスティニーか?刀が。
ドスッ!。。。操縦者を刺し殺す。
わあ~~!
♪~
操縦、代われ!
はっ。はい!
♪~
。。。戦車の車輪を破壊するブラッドレイ。
ガキン!ガキン ガキン
♪~

くそ~!どこだ!
ザシュ!。。。首をきられる。
うっ!
中に落とされる手榴弾
ドカン!ドカーン!
♪~


下がるバッカニア
出てくるブラッドレイ
銃を向けるブリッグズ兵
前進する大魔神ブラッドレイ
(バッカニア)野郎。戦車をたった一人で…。
うらぁ~~~!
(ブラッドレイ)ふん!
ザシュ!
大尉!
はっ!
(バッカニア)うおお~~~!
バキーン!。。。バッカニアのオートメイルを壊してしまう。
(バッカニア)ぐっ…。
ガシャッ
ひっ!
(ファルマン)バッカニア大尉!あっ…。
(ブラッドレイ)どうした?主が帰ったのだぞ。門を開けたまえ。
(ファルマン)あぁ…うっ…。
(ブラッドレイ)開けたまえ。ファルマン君。
(ファルマン)ううっ…。
うぅ…すみません。マスタング大佐…。
オレ、ここで死ぬかも…。
。。。震えながら、大総統に銃を向けるファルマン
(バッカニア)おいおい。情けない面でカッコつけてんじゃねぇ。
(ファルマン)えっ?
ガン!
(バッカニア)男の意地ならこっちも負けてられねぇんだよ。
オレはまだ戦えるぞ!はぁ… はぁ…。
(ブラッドレイ)くだらん。
人は、それを蛮勇と呼ぶのだよ。
(グリード)そのとおり。
激情に任せて吠えたところで得なことなんてありゃしねぇ。
(グリード)だけど。なんでかねぇ。
そういうの見捨てる気持ちになれねぇんだよなぁ。


パン パン パン パン(銃声)
パン パン パン!
ピシュン!(銃声)
うっ… くそっ!
大総統が戻ってきた途端、盛り返してきやがった!うっ!
ここを抜かれたら正門を取られる。なんとしても持ちこたえろ!
ドカン! ドカン!
(兵士たち)うわぁ~!


ラジオキャピタル
(プロデューサー)はい。はい!本当ですか!?
(プロデューサー)ブラッドレイ夫人!大総統閣下は無事です!生きておられます!
(ブラッドレイ夫人)うっ。ううっ…。
うううっ…。うぅ… よかった。
(キャスター)大丈夫ですか?
(ブラッドレイ夫人)ええ。私は大丈夫です。
よかった。あの人が生きていてくれた。
あっ!ケガはしていないのですか?
(プロデューサー)それは、まだ分かりません。
閣下は中央司令部にてブリッグズ兵を掃討中とのことです。

(ブレダ)ブリッグズになすりつけるか。
(ロス)でも…。
(ブレダ)マスタング大佐を守るためだ。
(ブレダ)うん。
(プロデューサー)ん?おおっ。
(ブレダ)まずは、閣下が無事で何よりです。

(ブラッドレイ夫人)ええ。セリムも無事ならいいのですけど。

(ブレダ)ブリッグズ兵と戦っているということは
アームストロング少将がクーデターの首謀者のようですね。
(プロデューサー)アームストロング?
ああ~少し前にセントラルに来た女将軍だね。
(ブレダ)問題は、どれくらい上層部が巻き込まれているかということです。

ロス、スタジオから出て、ヒュリーのところへ
(フュリー)生きてましたか。さすがホムンクルス… というところですか。
(ロス)大総統の側に付いた振りをしたのが裏目に出たわね。
(フュリー)アームストロング少将を悪者にしなきゃならないなんて…。
(フュリー)ここも危なくなってきましたね。
(ロス)そうね。
(フュリー)僕たち、どうなるんでしょう。
(ロス)分からないわ。一応大総統側の人間だと主張してるから
向こうもそう簡単に攻撃してこないでしょうけど。
(フュリー)ブラッドレイが全権を掌握し直したら…。

(ロス)すぐにつぶされるかもね。
(フュリー)夫人がいてもですか?
(ロス)連中にそんな情があると思う?
(ヒュリー)あ。ああ。


(ブラッドレイ)久しぶりだな。
あのまま黙って逃げておればよかったものを。
(グリード)あいにく底なしの強欲なんでねぇ。
(グリード)お前の命も欲しいんだよ。ラース。
下に落ちてくるグリード。
ズドン!
(兵士たち)うっ!
(グリード)へっ!
(バッカニア)援軍… なのか?
(グリード)列車事故で死んだって、町中の噂になってたぜ。どうやって生き残った?
(ブラッドレイ)目がよすぎるのでな。
。。。ブラッドレイの回想
ドカーン!
(ブラッドレイ)がれきの中のどこをどう走れば逃げられるのか
一瞬で判断できるのだよ。
(ブラッドレイ)しかし、やはり年だな。昔ほど体がついてこんわ。
(グリード)ちっ。
(心の声)≪身体能力がピークじゃないのにこれかよ≫


(ファルマン)リン・ヤオ… だな?
(リン)おお~!
ボロアパートにかくまってもらって以来かな~?
久しぶりだねぇ。ファルマン准尉。
(ファルマン)少尉だ!
(リン)あなたには、一宿一飯の恩がある。ちょっと手伝うよ…。
(グリード)へっ!とか言って。
ほんとは、オレもこいつも個人的なこだわりなんだけどな!
(ブラッドレイ)ふん!
(グリード)うお~!
ガキン!
(グリード)ふっ!たあ~!
キン!
(グリード)ぐっ!
キン! キン! キン!
(ブラッドレイ)とうっ!
(グリード)はあっ!
グリード、ブラッドレイの死角に回り込む。
♪~
(ブラッドレイ)私の死角に入るか。
(グリード)へへへっ!
中の相棒にお前との戦い方を教えてもらったんでねぇ。
(ブラッドレイ)そうかね。ならば、こうだ。
眼帯をとるブラッドレイ
目にウロボロスのしるし。
♪~
ついてくるブラッドレイ。
(グリード)うっ… くっ!
ドカッ!

押されだしたぞ。
やばいんじゃないか?
♪~

防戦一方になるグリード。
キン キン キン! キン キン!
♪~

。。。援護する兵士達。
撃て撃て! 撃て~!
パン! パパパン!
(グリード)アホ!手ぇ出すな!
♪~

。。。素早く動いて、兵士を斬ってしまうブラッドレイ
ブシュー!ブシュー!
(バッカニア)おっ。おのれぇ~~~!!
ドスッ!。。。腹に剣をつきさすブラッドレイ
(ファルマン)大尉!
(バッカニア)ぐはっ…。
(ブラッドレイ)うん?。。。ぬけないな。
(バッカニア)うりゃあ~~~!!
バーーン!。。。ブラッドレイをたたきのめそうとするが空振り。
(バッカニア)へへへっ…。
(ブラッドレイ)丈夫な腹筋だな。
(バッカニア)へへっ…これで得意の剣術は使えまい。
(グリード)ムチャすんな。バカ野郎!だが、よくやった!
(ブラッドレイ)やれやれだ。

ブラッドレイ、短剣を二つ奪って襲い出す。
(グリード)おわぁ~~!うっ!
くっ!
(ブラッドレイ)この手の武器は使い慣れていないのだがね。
(グリード)やってくれるなぁ おっさん。うおおお~~~~!!


増援が正門に着く
キキーッ!

(ガムラン)閣下が戻られたと?
はい。正体不明の男と戦闘中であります。
ガムラン、双眼鏡で見る。
(ガムラン)直ちに兵力を投入して、ブリッグズの雑魚どもを蹴散らし
大総統をお救いする。武器、欠員を補充。正門を奪還せよ。
はっ!

いけ いけ いけ いけ いけ~!
♪~


(ファルマン)やばい!中央兵が息を吹き返した!
(グリード)くっ!
(ファルマン)はっ!
(グリード)くっ! くっ! うっ!すまん! こいつの相手で手いっぱいだ!
そっちは頼むわ!
(ファルマン)え。ええっ!?
頼むったってこの兵力差で、どうしろってんだ!
ガキッ!
(グリード)どうにかしろ!
(ファルマン)どうにかしろって…。
大尉。しっかり!
(ファルマン)やるしかないか…。
おい。お前たちは、バッカニア大尉を安全な場所に運べ!
はい!
機関銃に目をやる。
(ファルマン)それ。動かすぞ。
はい!


ダダダダッ!
(兵士たち)うわぁ~!
ぐわっ!
うわっ!

ダダダダダダッ!
ひぃ!うぅ…。

くそっ!たかだか2丁の機関銃に足止めをくらうとは!
この高低差は不利だ!
(兵士たち)おおっ。

(ガムラン)連絡の取れる隊は中にいるか?中から門をこじあけさせろ。
はっ!こちら、第3近衛大隊。中央司令部守備隊。応答せよ。
(無線)人形兵が、まだ東門に…。
なんだ?何を言ってるんだ?
(ガムラン)貸せ。
あっ。
(ガムラン)近衛隊のガムランだ。こちらは、正面ゲートにいる。
内部から司令部の門は、開けられないのか?
(無線)無理です!人形兵たちがいて、門は開けられません!
(ガムラン)人形兵?なんのことだ?
ボン!ボボボボン!。。。煙幕が張られる。
(ガムラン)ごほっ!ごほっ!どうした!何が起きてる!
(ガムラン)なんだ!? 新手か!?
どわっ!
♪~

(ガムラン)ガッ!
おわっ!
影が走っていく、。
♪~

下で一体何が起きてるんだ…。
ん?

素早く走る人影。
♪~

はっ!
。。。人影にきづいて、機関銃を撃つ。
ダダダダッ!
♪~

(ファルマン)あっ!
フーじいさん、ブラッドレイに向っていく。
キン! キキキキン!
ブシュッ!
ぐわっ!
♪~

(ブラッドレイ)ほう~。
(グリード)やるなぁ。じいさん。
サンキュー。助かったぜ。
(フー)貴様を助けたのではない。若の体を助けたのだ。
(グリード)ふっ。あらそう。
(フー)若の体で気色悪い気を放ちおって。
まあ、だからこそ見つけられたのだがな。
で、わしや、貴様の腕をもってしても傷一つ付けることのできぬこやつはなんだ?
(グリード)キング・ブラッドレイだよ。
(フー)はっ!
ブラッドレイの顔。オロボロスのしるし
♪~

(フー)ほう~。
生で見るのは初めてだわい。
♪~
こやつが 我が孫娘の腕をちぎりよった男か!
。。。ふるえているフーじいさん。
静かにみているブラッドレイ
♪~
♪~
♪~
♪~
次回 「永遠の暇」
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #55 大人たちの生き様 の感想 [鋼の錬金術師]

バカの将軍達、ブリッグズ軍に制圧される。不死のへ人形にくわれるへぼもいる
ついでに、にほんの役に立たない政治家と宗教結社も食って欲しいな。
いらないもの。お手本にならないじいさまがたには退場を。。。

帰還する大総統。なぜかいいいタイミングで、やっぱマンガだからね。
鬼神ブラッドレイ、反乱軍を鎮圧に。どっちが反乱軍でしたっけ。
ホムンクルスも後3体。
どこか抜け殻のようなお父さま。なにを考えているか意味不明。
完全な存在になりんたい。って。あほだろう。

-----------------------------------------------------------

エド達、さまよっている。
ロイのために迷っている。
おんきせがましい。

ホークアイ、スカーに礼をいう。
ロイが元の自分を取り戻せた。


セントラルの砲撃。連絡で終わり。
ブリッグズ軍が作戦本部が占拠した。
錬金術での穴掘りをかき消したため。


オリヴィエにも伝わって、連絡する。不死の人形を外に出すなと

バカのフランク出てくる。
大総統の椅子。。。
バカのフランクは、不死の人形に食われます。


オリヴィエ、不死の軍団と戦う。
復活するスロウス。きりがない。アレックスが迎え撃つ。
スロウスが、しつおうに向かってくる。しぶとい女将軍殺す!
兵士達が引っ張って逃がす。アレックス逃げるわけには、いかない。
出てくる壁。主婦が出てくる。
助っ人にきたイズミ。でためな主婦。投げ飛ばす。唖然とするアームストロング
旦那がどつく。
シグを。。アレックス張り合う。筋肉バカが握手する。

まだ、動くアロウス。そろそろ限界?滅び出す。
死ぬのも生きているのもめんどくせえ。
・・・終わった。

オリヴィエ、指揮をする。
イズミと話をする。主婦で錬金術師。エド達の先生。
エド達がここにきていると。


アレックス。若い者が戦っているのに。大人の生き様をみせんでなんとする。
イズミ達も手伝うと。
やばいのに捕まる前にとんずらさせてもうらうわとイズミ。
したにいるお父さま。。。。あくのしゅりょう。なんとか会。


ホーエンハイムとお父さま。
つまらんやつになったな。とホーエンハイムはいう。
七つの罪。切り離したことを聞く。
ホーエンハイムにケンカをふっかけるお父さま。
無言でやってくる。・・・・かんりょうみたい。
ホムンクルスを作った理由を聞く、人間用に家族がほしかったのではないのか?
逃げるお父さま。
貫かれるお父さま。人間でなく、完全な存在になりたいのだ。
ホーエンハイム、なにをしたと。お父さま。
感情を捨てて、大事なまのを捨てたと。


マルコーとヨキが困っている。車が脱輪する。


セントラル内では、不死の人形が兵士たちに襲う。
バッカニア。このまま正門をとると。

バカ将軍、不死の軍団に食われる。こんなところで死ぬ人間でないと。
あのお方の話ちょっと聞かせてもらっていいかな。


オリヴィエ。ここでは指揮はとれないと。
下への通路が。
バッカニア隊が正門を占拠したと。
待機を伝達される。
門をすべて制圧。
ブリッグズ軍が9割を制圧したと。喜ぶ兵士達。

ブラッドレイが帰ってくる。
反逆兵を排除する。
セントラル兵、控える。
正門の前に来るブラッドレイ。

----------------------------------------------------------------------
地下。。。
(エド)あれ~?おっかしいな。確か。こっち…。
いや あっちか?
(ロイ)迷子かね?鋼の。
(エド)まっ…。うるせぇ!
どこぞの無能がバカやってねぇか見に来てやったからこんな目に遭ってんだよ!
(ロイ)誰も見に来いなんて頼んでないぞ。
(エド)よく言うぜ!オレとスカーがいなけりゃてめぇ。絶対に道、踏み外してただろ!
(ロイ)恩着せがましく言うな。私があそこで踏みとどまれたのは中尉のお陰だ。
(エド)何ぃ~~!?

(スカー)やかましいな。敵に見つかるぞ。

(ホークアイ)スカー。今のうちに礼を言っておくわ。大佐の説得をしてくれたこと。
あなたたちイシュヴァール人は私のような者に礼を言われても腹が立つだけでしょうけど。
(ホークアイ)あの人。取り戻せたかもしれない元の自分を。
♪~
立ち止まるホークアイ。スカーに。
(ホークアイ)ありがとう。
(スカー)あ
♪~
(スカー)感謝の言葉など…。
♪~


正門を攻撃する戦車。ボゥン!ドカン!
はい!はい!了解しました!
おい。もう撃たなくていいぞ!砲撃、やめ!
(カーリー)中央軍兵士に告ぐ。中央軍兵士に告ぐ。作戦本部はブリッグズ軍が占拠した。
クレミン准将を含む13名を拘束中。繰り返す。
(カーリー・無線)作戦本部は我々ブリッグズ軍が占拠した。
(カーリー)中央軍兵士は即刻戦闘を停止せよ。
我々はクレミン准将を拘束中である。

(クレミン)くっ…戦車で派手に撃ってきたのは、錬金術による穴掘りの音をかき消すためか!
(イズミ)ふふん。そういうこと。


しゃぁぁ~~!
(グスタフ)ぐっ!
なんだって?よく聞こえなかっ…。
バシッ!バシッ!
何? ほんとか!?
(エリック)どうした?
作戦本部がブリッグズ兵に落とされました!
クレミン准将が拘束されたもよう!

(オリヴィエ・無線)作戦本部!バッカニアはいるか?
大尉!
(バッカニア)うん?
(オリヴィエ)人型をした一つ目玉の青っちろい化け物が大量発生している。

(無線)こいつら、なかなか死なないうえに人を食うぞ!

東西南北 全門何があっても開けるな!

(無線)一匹たりとも市街地に出してはならん!

司令部敷地内で殲滅しろ!

(バッカニア)アイ マム!



(フランク)まったく何をやっておるのだクレミンのヤツ。
これより私が指揮を執る。今からここが作戦本部だ。
・・・じみんとうのざんとう。
♪~
。。。変な音が聞こえる。
♪~
(心の声)≪大総統のイス…≫
≪この危機を乗り切ればこの私が!≫
(人形兵たち)うぅぅ…。
うがあぁぁ~~!
ボキッ!グチャ!
・・・おいしくいただきましたとさ。


不死の人形出てくる。
(アームストロング)むっ!?
まだわいて出てくるか!
(オリヴィエ)ふん!
ザシュッ!
(カスパー)しょ… 少将閣下。こいつら一体なんですか!?
(オリヴィエ)不死の軍団だそうだ。人の魂をでく人形にのせ換えてつくった
死への恐怖を持たない兵士たち。
ふん。貴様ら一般兵もいつかこれにされることだろうよ。
あ!

♪~

(カスパー)えい!
バシッ!・・・再生中のスロウス。
(カスパー)まだ動くのかよ!
何回殺せば死ぬんだ…。
(アレックス)ならばもう一発!
(スロウス)うらぁ~~!
(アレックス)くぅ~!
ドォーーン!
(アレックス)むう!なんという執念…。
いかん!ふん!
うん。
(一同)うわぁ~!
うっ!
特攻に倒れるアレックス。

少佐!
アームストロング少将!
走り寄っていく。
(アームストロング)来てはならん!
ヤツの狙いは我らだ!離れていろ!
くっ!
くっ…。ん?
。。。拘束具を見つける兵士。

(スロウス)しぶとい!女将軍 殺す!
姉をかばうアレックス。
(スロウス)んんっ…。
特攻をかける。
引け~!
ガシャン!
(兵士たち)うおお~~!。。。綱引き
(スロウス)んん~~!
(カスパー)ふんばれ~!

みているアームストロング姉弟

お二人とも今のうちに逃げてください!
(オリヴィエ)なっ!
早くこちらへ!
さあ。少佐殿!
(アレックス)逃げろというのか…。
我が輩にまた戦場から逃げろというのか!
そんなまねできるわけがなかろうが!
ゴツ!
むうぅ~~!
(スロウス)うう~~~…。
バキン!
鎖がきれてしまう。
(兵士たち)うわぁ~!
(スロウス)うお~~!
ドカッ!
壁からヘリ上がってくるげんこつ。
ドーン!
ビシビシビシッ・・・ドアが出来て、出てくる。
唖然として見ているアームストロング。
(イズミ)いいねぇ。逃げない覚悟。いい男じゃないの。
まっ。うちのだんなの方が数万倍いい男だけどさ。
ポキポキッ。ポキッ
(オリヴィエ)何者だ?
(イズミ)ふ~ん。女性の将校さん。
ってことは、あなたがアームストロング少将ね。
あなたの部下のモヒカンさんにこっちに助っ人に行けって頼まれたのよ。
(オリヴィエ)あいつめ。余計なことを。

(スロウス)めんどくせぇ~。
うおぉ~~!
(イズミ)うりゃ~!
(スロウス)うわ~!
一本背負いされてとんでいくスロウスの巨体。唖然とするアームストロング姉弟
(スロウス)ぐわぁ~~!
(イズミ)あんた 行ったよ!
(シグ)おう!
(スロウス)んん~~!
(シグ)うお~~!
。。。ふきとばされるスロウス。
ガシッ!
ドーン!
ふたりで見合うアームストロング姉弟。
(アレックス)あちらの御仁は?
(イズミ)うちのだんな。
ジグの勇士
(アレックス)おおっ!
(シグ)む~~~ん!ふんっ!
(アレックス)ぬおお~~~!ふんっ!
勇気百倍!筋肉千倍!
♪~
握手する二人
向ってくるスロウス
(スロウス)うらぁ~~!
(アレックス シグ)うお~~!
バコン!。。。ダブルアッパー。
(スロウス)ううっ!
(アームストロング シグ)ふん!
ドゴン!
ドカッ!
(2人)うおらぁ~~!
ほおりあげる。
(スロウス)うわ~~!
ドーーン!
スロウスをやって、握手をする。
♪~

バチバチバチバチッ。。。再生?
(スロウス)あ… 痛っ。
♪~
(スロウス)ん?
(アレックス)まだ動くのか!?
(スロウス)んん~~…。
ん?・・・腕が消えてきている。足も。やっときえるどくりつほうじん。
オレ。死ぬの?死ぬ…。
死ぬって、なんだ?考えるのめんどくせぇ。
生きてるのも、めんど… くせぇ…。
・・・四散するスロウスの体。

♪~

(アレックス)ふぅ~。うっ…。
やっとおわったとくずれるアレックス。
少佐!少佐!
シグが目で合図を送る。
送り返すアレックス。。。。あつくるしい。

(オリヴィエ)残りはガリガリの雑魚どもだけだ。
全力をもって殲滅しろ!
(エリック)はっ!
(オリヴィエ)うっ…。すまんが少し休む。
はっ!あとはお任せください!

(オリヴィエ)どこのどなたか存ぜぬが助太刀感謝する。
(イズミ)どういたしまして。
(オリヴィエ)さぞや名のある格闘家とお見受けするが。
(イズミ)私?いえいえ、主婦で錬金術師。
知ってるでしょ?エルリック兄弟って。
あれの身内みたいなものよ。
(オリヴィエ)ではあなたが、イズミ・カーティス?
(アレックス)うう
(イズミ)そうよ。
(オリヴィエ)エルリック兄弟もここに?
(イズミ)ええ。来てるはずよ。
♪~

(アームストロング)さて、残りの人形兵も片づけますか。立てますかな? 姉上。
(オリヴィエ)なんの。これしき。
(イズミ)ちょっと。ちょっと休んでなさいって。そんな傷で…。
(アレックス)ふっふっふっ。若い者が戦っておるのに我ら大人が寝ているわけにはいきますまい。
(オリヴィエ)これからこの世を背負っていく若者に、今この世を背負っている大人の…
我らの生き様を見せんでなんとする。
(イズミ)ふん。そんじゃ。私らも手伝いますか!
(アームストロング)おお~。有り難い。お二人がいれば百人力ですな。
(イズミ)いや…あまり期待しないでちょうだいな。
どうやら、私。人柱とかいうやつらしいんで。
ある程度戦ったら、とんずらこかせてもらうわ。やばいヤツに捕まる前にね。
♪~
地下で対峙しているホーエンハイムとお父様。
・・・伏魔殿のなんとかさんとおなじ。おやしい組織はつぶさないと
♪~


(ホーエンハイム)感動の再会なのに、むっつりか。

(ホーエンハイム)お前。つまらんヤツになったなぁ。
(ホーエンハイム)昔は。もっと感情が豊かでおもしろいヤツだったのに。
(ホーエンハイム)色欲 強欲 怠惰 暴食 妬 憤怒 傲慢。人には七つの罪があるという。
確かに過ぎた欲は、身を滅ぼすが。
その一方でそれらの感情すべてが人間を理解するためには欠かせぬものでもあるはずだ。
なぜ切り離した?

バチバチバチッ!
(ホーエンハイム)うわっ!うわぁ~!
バチバチバチッ!
(ホーエンハイム)ったく。危ないな。
♪~
ダーン!
(ホーエンハイム)うわっ!
人の話、聞け!
(ホーエンハイム)うそ~!?・・・ホーエンハイムふうじこめるお父様
出てくるホーエンハイム
♪~
(ホーエンハイム)やめてくれよ。
オレ。ケンカあんまり強くないんだからさぁ。
うおっ!?
ドォーン!
♪~
(ホーエンハイム)むん!
土の竜でどちらも戦う。
♪~
ガシーーン!・・・相打ち
(ホーエンハイム)答えろ!なぜホムンクルスをつくり、そばに置き。
父と呼ばせた!
ドゴーン!ドゴーン!
(ホムンクルス)フラスコの中にいたころ、お前は。
家族というコミュニティーを小バカにすらしていたのに!
(ホーエンハイム)お前、本当は人間のように家族が欲しかったのではないのか?
目を開くお父様
なにも口に出さない。
地面に潜り込む。
(ホーエンハイム)おっ!?
≪どこだ?まさか国土錬成陣が発動するまで引きこもる気か?≫
バチバチバチッ
背後からホーエンハイムの胴体をつらぬくお父様
ドスッ!
(ホーエンハイム)ううっ!
(お父様)私は人間になりたいのではない。完全な存在になりたいのだ。
。。。腕を手中に入れ続け。
(お父様)お前の中の賢者の石もらい受ける。
。。。吸収するお父様。
♪~
。。。違和感に気づいてひきぬく。
(お父様)ん!?
はっ…。。。。腕がしびれるお父様。
(ホーエンハイム)やっと表情が変わったな。
(お父様)何をした。
(ホーエンハイム)お前がしなかったことをしただけさ。
(ホーエンハイム)分からんだろうな。お前は、感情と一緒に大切なものを捨ててしまったんだ。
(お父様)大切なもの?
(ホーエンハイム)簡単に勝てると思うなよオレたちに。
にらんでいるお父様(かんりょう)


車のタイヤが、おちている。
(ヨキ)なぁ~~!もう~!
(マルコー)ダメだな。完全にタイヤがはまってるよ。
(ハインケル)何やってるんだ。チョロひげ!もたもたしてると日食が始まっちまうぞ!
(ヨキ)やかましい!さっさと車を引っ張り上げろ!
(マルコー)やれやれ…。
(アル)マルコーさんは離れててください。
僕とハインケルさんだけで大丈夫ですよ。
(マルコー)いや。しかし…。
(ハインケル)大丈夫だって。任せとけ。ほら、そんじゃあ。いくぞ!
(アル ハインケル)いち にの さん!


パン! パン! パン!
婦人兵に襲いかかる不死の人形
(人形兵たち)があぁぁ~~!
(バッカニア)うらぁ~!
ぐあぁっ!
バシッ バシッ バシッ!バシバシッ!
(バッカニア)作戦本部へ投降しろ。早く行け。
はい!
ありがとうございます!
(バッカニア)ふふん。しかし、まあ人形兵が 随分中央兵を倒してくれたとみえて制圧が楽だな。
♪~


(バッカニア)このまま一気に 正門を取るぞ。
(ファルマン)アイ、サー!


ぐあぁっ!
(シグ)ふ~~ん!
うあぁっ!
バシッ!
(イズミ)てあ~!
(エリック)なあ。オレら。出番ないな…。


バキュン! バキュン!(銃声)
(エジソン)この~!とりゃ~!なんでだ!?
お前らは我々の命令を聞くようにつくられてるんじゃなかったのか!?
あのお方は我々にうそを言っていたのか!?
(エジソン)く… 来るな!
バキュン!
カチッ カチッ
私は、こんなところで死ぬ人間ではないんだ!ひぃ~!
(人形兵たち)うあぁぁ~~!
ドサッ ドサッ ドサッ!
イズミに吹き飛ばされる不死の人形
(エジソン)おお…。
誰か知らんがよくやった。
この私の護衛に付け。そうすれば特別に…。
。。。イズミの腕がエジソンの溝撃ちに
ドカッ!
(エジソン)ぐおっ!
(イズミ)「あのお方」とやらの話。
ちょ~っと聞かせてもらっていいかな?



ブラッドレイの執務室に入るオリヴィエ
フランクがいたところ、大総統の椅子がある場所
(オリヴィエ)ひどい有様だな。
(ブリア)ここで指揮を執られますか?
(オリヴィエ)こんな狙撃されやすそうな場所に座るヤツの気が知れんわ。行くぞ。
(ブリア)はっ!
アレックス、地下への道を見つける。
(アレックス)姉上。
(オリヴィエ)どこへ行く通路だ?
(ブリビィ)かなり下までいっているようです。

(アレックス)人形兵が出てきた穴でしょうか?
(オリヴィエ)だとしたら、地下につながっているかもしれんな。

(ブリス)はい。はい、了解です。
閣下!バッカニア隊が正門を制圧しました。抵抗少なく当方の損害軽微。
正門エントランスも制圧。戦車を収容し陣地としているとのことです。

(カーリー・無線)バッカニア隊はそのまま待機よろしく。

敷地内の人形兵を一匹残らず駆逐するまで門を絶対に開けないようにお願いします。

(バッカニア・無線)了解した。

(無線)こちら西門。ブリッグズホワイト隊が制圧しました。

(無線)北門です。ブラック隊が制圧完了!

(無線)ブルー隊、東門制圧。

(無線)イエロー隊兵器庫を押さえました!

(カーリー)お聞きのとおりですアームストロング少将閣下!

(無線)中央司令部の9割をブリッグズ軍が掌握しました。

我々の勝利です!

(バッカニア)うおお~~~っ!
(兵士たち)勝ったぞ~~!
(歓声)
(ファルマン)ははははっ。あっ。大佐、間に合わなかったな…。
(兵士たち)エイエイ オー!エイエイ オー!エイエイ オー!
エイエイ オー! エイエイ オー!


(ブラッドレイ・無線)ただいま。諸君。

(オリヴィエ)はっ

。。。帰って来たおっさん。
(ブラッドレイ)私が留守の間に随分にぎやかになっているではないか。

(無線)これより、私自ら指揮を執り反逆者を排除する。
手の空いている中央兵は手伝いたまえ。

(オリヴィエ)ちっ!キング・ブラッドレイ…。

(バッカニア)生きていやがったか。

どこだ!? どこから攻めてくる!?

ファルマン、かけて、門のほうを見てみる。
♪~
(ファルマン)うっ!?


外では。。。。
大総統閣下に敬礼!
一糸乱れぬ。バカ兵隊ども。
剣を抜いて、前に進むブラッドレイ。正門をにらみつける、
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
(ナレーション)<王の剣がもたらすものは破壊と殺りく 蹂躙と絶望>
<圧倒的な力をもって立ちふさがるものを撃滅する>

次回 「大総統の帰還」

<私が帰る場所。それは戦場>
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