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三国演義 第31話 馬超起つ の感想 [三国演義]

<曹操は周瑜の死を知るとふたたび南へ攻め込もうと考えた>
<だが、その前に反乱の可能性がある西涼の馬騰を許都へ誘い込んで殺害した>
<馬騰の子 馬超はその知らせを受けると父のかたきをとるべく西涼の全軍を率いて立ち上がった>
<馬騰の義兄である韓遂も馬超とともに挙兵した>

(曹操)韓遂をたぶらかし馬超を叩く計画を立てたのだが。
義理堅い男よ思い通りには動かぬようだ
ともかくまず南への出兵を延期して、馬超の反乱をくい止めなくてはなりません。
(曹操)ウム…
曹操さま!
曹洪将軍より急報です
韓遂と馬超が20万の連合軍となり潼関に迫っているとのこと!
(曹操)ウム…韓遂めとうとう馬超と手を組んだか。
防ぎきれないのでは…
(曹操)潼関は堅固なところだ。そう簡単には落とされまい。
守りに徹し決して打って出るなと伝えよ。
10日後にわしが軍を率いていく。それまで潼関を守り抜くのだ!
(みんな)はっ!
(曹操)挙兵して潼関へ向かうぞ!
♪~


ん!?(馬が走る音)
(曹操)…曹洪!?
(曹洪)潼関をうばわれました!
(曹操)守りに徹すれば落とされるはずはない!
(曹洪)守って9日目に敵にゆるみが見えたので、打って出ましたが待ちぶせされました。
(曹操)大将のくせにだまし討ちの戦法も知らぬのか!

(曹操)ふん!!
うわっ!うわっ!うう…
(曹操)こやつを引きずっていって切れ!!
(兵士たち)おお…
曹操さま!曹洪将軍は武勲を上げようとなさったのです。
どうか今一度機会をお与えください!
お願いします!曹操さまどうかお慈悲を!
(曹操)フン…!
・・・後で命拾い。。。
♪~


。。。城の前に
(曹操)馬騰の兵はよく鍛えられておるな…ん?
ヤツらは何者だ?
(賈ク)あの連中は匈奴の一部族で、投げヤリが得意だと聞いておりますが。
あの装束からするとローマ軍の末えいではないでしょうか。
(曹操)ローマ軍の?
(賈ク)はい。かつてローマ軍がペルシャの攻略に失敗し一部隊だけが包囲を突破して逃げました。
その部隊が匈奴軍に編入されてしゃけん城に住むようになったと聞いています。
(曹操)ん?
(馬の足音)


。。。馬超を見る曹操
(曹操)あれが馬超か父親より男前だな。
(馬超)曹操!父と兄のため貴様を血まつりにあげてやる!
やあ!!
(馬が走る音)

ウオォォォ!!
ふん!!うおおおおおおお!!
。。。将軍とやり合う。
ああっ!!
どあ~!!
(悲鳴)
はあ~!!

(掛け声/ヤリが飛ぶ音)
(ヤリが飛ぶ音/悲鳴)
ぬおおおおお~!!うおおおお!!


はっ!!はああああ!!
うおおおおおおおお
。。。違う将軍とやり合う。
やあっ!!うわあああ~!!
うう…
(馬超)ふんっ!!
(気合/悲鳴)
(兵士たち)ワーーー!!
う…うわあ!
♪~


・・・敗退する曹操軍。
(掛け声/馬が走る音)
うあああああ!!
てやあっ!!うおっ!?
。。。曹操を守る将軍。
はっ!!
(馬が走る音)
♪~

(馬が走る音)
(馬超)あの赤いひたたれが曹操だ!
(馬超)とらえた者には褒賞をあたえるぞ!
うう…
ん~…ああっ!
(曹操)ふん!。。。ひたたれを捨てる。
(馬超)ひたたれを捨てたぞ!
(馬超)逃がすな!

(馬超)見失うな!ひげの長いヤツが曹操だ!
(馬超)絶対 逃がすな!!
♪~

。。。曹操ひげを切る。
(馬超)曹操!観念しろ!えやあっ!!
曹操 覚悟!でやあ~!!
。。。逃げる曹操達に場帳の兵が
。。。伏兵。
ああっ!?
♪~

やあ!!うおおおおおおおああ!
やあ~!!
ぬあ~!!
(曹操)…曹洪!!
(曹洪)早くお逃げください!

でやあ!!うおお~!!
(馬超)おぬしは敗軍の将ではないか!じゃまをするな!
。。。戦う曹洪
はあ~…たあっ!!
(気合)
やあ!!
♪~
。。。曹操、なんとか自軍の兵に帰る。

(馬超)うう…
。。。ここまでと馬超。



。。。その夜。
(曹洪)曹操さま。ご無事で!
(曹操)ウム。もし昨日おまえを切っていた、今ごろ わしの命はなかっただろう。
(曹洪)汚名返上の機会をいただきありがとうございます。

報告します!
(曹操)ん?
羌族の兵 2万が馬超軍に合流しそれにくわえ…
5万がこちらに向かっております!
おお…
(笑い声)
あっ…
(笑い声)
(曹操)敵が多いとはけっこうなことだ!
(曹洪)しかし。曹操さま。敵の軍勢はどんどん増えるばかりです。
許都から援軍を呼ぶべきでは…?
(曹操)分からんのか?…曹洪
(曹洪)え…?お教えください
(曹操)馬超の援軍が増えればそれだけ本拠地の西涼が手うすになる。
つまり敵の後方はガラ空きだこれは我々にとって好機なのだ!
(曹洪)さすがは曹操さま!ぜひ私を行かせてください!
馬超軍を迂回して西涼へ向かいます。
(曹操)よし。曹洪。2万の兵を率いて西涼に行きヤツらの本拠を突くのだ!
(曹洪)はっ!
(徐晃)馬超軍は全員関上に駐屯しています。
別の隊でヤツらの退路を断ち、曹操さまが渭水を渡って出撃なされば
敵は分断され窮地に陥ることでしょう!
(曹操)ウム。徐晃。わしも同じ考えだ。


。。。船で渭水を渡る準備。
(波の音)
(曹操尾)よし。わしらも船に乗るぞ…ん?
オーッ!!
オーッ!!
(矢が飛ぶ音)
はっ!!
(馬の鳴き声)
うわあ!
(悲鳴)
(曹操)あっ!ああ…
(馬超)曹操!今日こそ逃がさんぞ!!
(曹操)むう…
♪~


(ヤリが飛ぶ音)
はあ~っ!!
(兵士たち)うわ~!
放て!!
(矢が飛ぶ音)
(矢が飛ぶ音)
・・・逃げる曹操。



…ん?
(曹操)于禁…
(于禁)資材はすべて馬超に燃やされてしまいました。
土でとりでを築こうとしているのですが。
このあたりの土は砂が多くすぐにくずれてしまいます。
うむ…この寒さには兵士たちも たえられまい。
(曹操)残念ながら退くほか無さそうだな…

曹操さま。お伝えします。
曹操さまに提言があるとご老人がたずねてきております。
うむ…よかろう。お入りいただけ。


(曹操)…して。先生のお名前は?
この世では名前など単なる記号にすぎません。
(曹操)すでに世を捨てていらっしゃるのか。
何かお教えいただけるとか?
日が暮れて兵士たちは寒風のなかでふるえています。
なぜとりでを築こうとなさらない。
(曹操)築こうとしているのですがなかなかうまくできないのです。
ホッホッホッ… 兵法を熟知しておいでのはずのあなたがこれくらいのことをご存じないとは…
夜 気温が低いうちに土でとりでを築き、水をかければ凍りつくのが道理
(曹操)…そうか!
すばらしい!先生。どうかもう数日ここへとどまって、教えをたまわれませんか?
だれか金貨を持ってまいれ!
(老人)お言葉はありがたいが…
(曹操)ん?
(老人)曹操さま。私が来たのは、はやく天下を統一し、
民を救っていただきたいからです。
そのためにぜひ力を尽くしてください!
・・・ああ、はやく残党を排除して、誇りのある日本を作って下さい。誰が?
(曹操)ああ…
それでは


。。。砦ができる。
曹操さま!!おもどりください!
危険です!おまちください!
(曹操)許チョひとりいればじゅうぶんだ!
(馬が走る音)
(馬超)また会ったな!曹操!!
(許チョ)お気をつけを!!
(馬の鳴き声)
(許チョ)殿。お逃げくださいここは私におまかせを!
(曹操)ここは我々の陣地だ。おそれることはない。
(馬超)むう~!
    やあ!!曹操!かくごはいいか!?
(曹操)わしには天の助けがある。
    これを見てみるがいい!一夜のうちにとりでを築いたのだ。
(馬超)だまれ!曹操!天はかならず父のかたきをうたせてくださる。
そして、おまえという悪党を地獄に落とすだろう!
。。。曹操、許チョにしんがりを
(曹操)たのむぞ!
(許チョ)殿を傷つけることはオレが許さん!
(馬超)ハッ!猛獣と呼ばれる。許チョか!
(許チョ)いかにも!おそろしくなったか!
(馬超)ハッ!ほざくがいい。オレに怖いものなどない!…あっ
(馬の足音)
。。。逃げ出す馬超
(許チョ)はっ!!
(曹操)追うな!
(曹操)馬超は無敵の勇者だ。おまえたちではかなうまい。
(許チョ)私が馬超の首を献上いたします!
(曹操)よかろう。」では明日 馬超に挑戦状を出そう。
ヤツと一騎打ちするがよい!


(馬超)うう…曹操のヤツ私をバカにしくさりおって!
(韓遂)おちつけ馬超よ。曹操の挑発になど乗ってはならぬぞ。
おまえは全軍の指揮官だ。軽率な行動はつつしまねばならぬ。
それが命取りになるぞ。
(馬超)おじ上。ご安心を私を負かすような人間はこの世の中には存在しません!
(韓遂)ああ…
・・・バカ息子でした。


。。。一騎打ち
(馬超)おい 飼いネコ!遊んでやるから出てこい!

(曹操)馬超の武勇は 呂布に劣らぬな!

ぬおおおおお~!!
ハハン!やあ!!
(気合)
ぬおお~!!はあ~!!
(気合)
♪~

。。。やりあい。

(馬の鳴き声)
(気合)
(うなり声)
(馬超)…おい 馬をかえて続きをやろう
・・・悠長なもの。


(掛け声/馬が走る音)
(兵士たち)おお…
(馬超)水を!

(許チョ)馬超!はやく出て来い!

(曹操)賈ク許チョは馬超に勝てるか?
(許チョ)いえ 許チョは勝てません。馬超に勝つのは曹操さまです。
(曹操)馬超は強いが策略を持たぬ。
呂布には陳宮という軍師があったが。馬超にはそれさえもない…ふふふ…
(許チョ)馬超にも韓遂がおります。しかし1たす1が2とはならぬもの。
(曹操)そのとおりだ…
・・・どこかの党もおなじ。雑魚が残ったあの党。


うあああああ!!
ん?

。。。一騎打ち
たあ~~~~!!
あっ!!おお!?

(うめき声)
やあ!!うおお!!


突撃~っ!
(兵士たち)ワ~!
(矢が飛ぶ音)
退却だ!
うわあ!
(兵士たち)ワ~!
(気合)
(許チョ)うわっ!
(馬超)フッ。ハハハハハ!



(許チョ)ううう…
(曹操)これは、裸で戦場に出たむくいだ。

曹操さま!
(曹操)ん?
曹洪将軍が西涼軍の封鎖線を越え西涼に進軍されました!
そうか!よし。次は韓遂と旧交をあたためよう。
ん?


(韓遂)馬超よ!
(馬超)おじ上!しらせがありましたか?
(韓遂)今あった。曹操の一部隊が西涼に攻め入ったということだ。
(馬超)それは本当ですか!?
(韓遂)本当だ。曹操は許チョに決闘を申し込ませ、我々の注意をひきつけそのすきに乗じたのだ。
(馬超)なんと悪がしこい悪党なのだ!
(韓遂)ここから先はどうしたらよかろう…
(馬超)どうもこうもありませんこうなったら戦うのみです!
(韓遂)まだ曹操を倒してもいないのに西涼に攻め込まれてしまったのだぞ。
(馬超)わが軍の士気は高い。それなのに撤退するというのですか!
(韓遂)士気が高いだけでは戦えないのだ。わかるだろ!
(馬超)…わかります。
(韓遂)ここは曹操と講和をむすび来年の春を待つべきだ。
(馬超)もう一度…考えてみます。
・・・いや、バカにはわかりませんでしたね。


。。。次の日の合戦。
(曹操)韓遂将軍!出てきたまえ話がある!
(韓遂)ああ?


(曹操)私と将軍は同じ年に任官したが。あっというまに年月がたってしまった。
して、将軍は いくつになられた…
(韓遂)それがなにか?
(曹操)時の流れは早いな。
(曹操)あの時、洛陽で我々はまだ何も知らない若者だった。
(曹操)子どもはいるのか?
(韓遂)一男と一女がいるが…?
(曹操)それはけっこう!では。
(韓遂)お…
・・・話をすることが重要。内容はなんでもいい。バカの馬超を疑心暗鬼に
   させることがねらい。


(馬超)一体何を話したのですか?
(韓遂)ただの昔話だ。
(馬超)おじ上。なぜ戦いのことを話さないのです?
(韓遂)私にも わけがわからぬ…うう…
・・・仲たがいを。


(曹操)すでに韓遂の部下を買収した。
ヤツらが韓遂と馬超の決裂をお膳立てしてくれるはずだ。
では、フッとひと吹きするだけで大火事になる炎が燃え上がるわけですな?
(曹操)なにか妙案があるようだな。
ええ。あります
。。。文を書く。
(曹操)これを…韓遂に送ってどうするのだ?
おそらく馬超はこの手紙を見たがるはずです。
・・・バカだから、こういう上司もいるいね。人を信じない上司。
(曹操)それで?
韓遂が書き換えたと思うでしょう
(曹操)なるほど!それは妙案だ!
・・・バカにしかきかない策。けんさつもした?


(韓遂)うーん…
(馬超)おじ上!ん?  曹操から手紙がきたとか
(韓遂)うむ これなのだが…
(馬超)ん?このぬりつぶしは…なんです?
(韓遂)私にもわけがわからぬ。
まちがえて下書きを よこしたのだろうか…
(馬超)おじ上。曹操は慎重な男です。
まちがっても下書きを送ってくるはずなどありません。
きのう話したことは…なんです!?
・・・まじめですね。それがあだですね。匹夫の才とはこういうエリート的な
   バカのこと。でったいに筋を通して、罠もわからない。
(韓遂)あっ…馬超 誤解するな!
(馬超)フン!

(韓遂)馬超!まて!馬超!


(武将)馬超は、韓遂将軍のことをうたがっています。
(武将)今やらなければ不利になります。
(韓遂)馬超の父とは義兄弟のちぎりをかわした仲なのだ…
将軍。もはや迷っているひまなどはありません!
(韓遂)う~む…
(武将)ひと声、命令をくだされば、われわれがすぐに馬超をとらえて
曹操に送りとどけます
(馬超)いや。もうおそい!
(韓遂)ん!?
おお…
・・・曹操方のわなにはまる。。。日本でもけんさつがよくすること。
                隠匿。情報操作。けんさつは、まえの血脈


次回「張松の地図」 
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