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戦国BASARA弐 第3話 慶次対利家!手取川に咽ぶゆずれぬ想い! [戦国BASARA弐]

・・・なんともいえないいなあ。慶次が強いなんて。
   そういえば、三河のいなかもの、アホ康、死んでましたね。
   創作だからどうでもいいかあ。
   出てくる秀吉。自分ではでるやつでないでしょ本来。伊達と戦う?
   安土の亡霊お市。


ヒヒ~ン!(馬の鳴き声)
タタッ タタッ タタッ(馬の足音)
(慶次・心の声)≪利まつねえちゃん。やめてくれ。二人が謙信と戦うなんて…≫
(夢吉)キィ…
(慶次)はっ!
♪~

(謙信)ふん! はっ!ふん!
(かすが)謙信様。前田利家その妻まつ率いる軍勢が国境へさしかかろうとしております。
その数陣容ともにお見立てどおり。
鉄砲隊を含めた持てる兵力すべてを正面からぶつけてくるつもりのようです。
(謙信)律儀な利家殿らしきこと…。
慶次は いずこへ?
(かすが)はっ。
程なくその前田軍と 行き合うものと。
あの男のこと…進軍を止めさせるべく説得せんといたすのではないかと。
(謙信)そうですか。
♪~
(謙信)心苦しくはありますが手はずどおりに。
(かすが)はい。あっ…。
(謙信)毘沙門天の加護のあらんことを。
♪~


前田軍の前に出てくる慶次
(慶次)どう~! あっ。
キッ
♪~
(慶次)はっ!
ヒヒン!
(慶次)利~!まつねえちゃ~ん!
♪~
(まつ)あっ。犬千代様。慶次が…。
(利家)止まらんぞ まつ。
(まつ)えっ?
(利家)このまま行く。
(まつ)心得ましてございます。
(慶次)止まってくれ 利!まつねえちゃん!オレの話を…。
。。。すりぬけていく
ヒヒ~ン!
(慶次)はっ… 利!まつねえちゃん!
(夢吉)キッ。キキィ…
(慶次)問答無用ってわけかい…。
(かすが)謙信様に任せておけ。
(慶次)かすがちゃん。
(かすが)どこへなりと旅に出ろ。
この戦をお前が見てもつらいだけだ。
我々にとっても邪魔でしかない。
(かすが)できるだけのことはするとあのお方はおっしゃっている。
♪~

♪~
ヒ~ンヒヒン
♪~
。。。謙信が待っている。停止させる前田利家。
♪~
越後の軍神 上杉謙信公とお見受けいたす。
それがしは加賀国を預かる前田利家にござる。
その妻まつにございます。
お噂はかねがね。
いつも甥の慶次がお世話に。
犬千代様。今は戦のお相手なれば。
うむ。
上杉殿。よもや我らをたったそれだけの手勢で迎え撃つおつもりか?
軍神とうたわれるそなたとは申せ…。
(謙信)この越後の野を…戦の血に染めるつもりはありません。
(2人)あっ…。
(謙信)すぐに退きなさい。利家殿。まつ殿。
上杉の全軍を加賀へと差し向けました。
あっ…。なんと…。
(謙信)そなたらの城を陥とすことは無論。無辜の民を巻き込むことも致し方ありません。
それが 豊臣にくみし私の治めるこの地を侵さんとした報い。
今ここで 私を討たば越後はそなたらのもの。
されど その前に 加賀国が上杉のものとなりましょう。
(まつ)あっ。
(利家)我らと行き違いに加賀国へ兵を向けたと申されるか?
にわかには信じ難い。
(謙信)程なくそなたらの斥候が火急の知らせを持って駆けつけることでしょう。
ですがそれでは間に合いませんよ。
(まつ)犬千代様…。
(利家)退くわけにはゆかぬ。
秀吉殿と半兵衛殿は我らを信じ上杉討伐の大役を託してくだされたのだ。
♪~
すべては強き国をつくるため。
(まつ)なれど加賀の民が人質に。
(利家)無論、民も守る。上杉殿を倒しすぐに取って返すのだ。
≪相手は越後の軍神。甲斐の虎 武田信玄公が唯一無二の好敵手と認めるお方≫
≪犬千代様の豪槍をもってしても決してたやすくは…≫
ここはまつめがお預かりいたします。
何を申す!?
犬千代様は急ぎ加賀へお戻りを。ばかを申すな!
(まつ)ご心配は無用にございます。程なく伊達を破った蘆名や南部津軽の軍もここへ参じましょう。
(利家)しかし…。
カチャ
あっ。
(謙信)私の相手は奥方殿でよいのですね?
(まつ)はい。早うお行きくださりませ 犬千代様。
加賀の民をかような危険にさらすことだけは相なりませぬ。
(謙信)参りますよ。
(まつ)いつなりと。
♪~

(利家)待て。まつ。う。うん。
♪~

(利家)加賀へ戻る。


ピシャーン!(雷鳴)
雨が降り出す。
サァーー(雨音)
撤退する兵達。
あっ。んっ…。
待ち受けている越後の兵
♪~
立ち向かうよりほかはない。
はい。
♪~
ヒヒ~~ン!
(2人)あっ…。
♪~
(利家)囲まれたか。
♪~
犬千代様… もしや上杉殿は無血にて我らを降伏させんと…。
うむ。上杉謙信殿…
慶次より聞き及んでおったとおりの心ある武人。しかしながら…。
♪~
(利家)ここで この槍を置くわけにはまいらぬ!
上杉軍を打ち破れ!
(兵士たち)おお~!
でやぁ~~!
♪~

(兵士たち)うわぁ~!
♪~
(利家)ふん!えい!はっ!
(兼続)オレは無敵の主人公!1年掛けて名を上げた。上杉一番隊直江兼続!
貴様などに負ける気がしない…ぶわぁはは~!無敵なのに やられた~~!
ドボーン!
・・・へたれでした。
くっ…。 ん?
(2人)でやぁ~!
(太郎丸)ピィーー!
(2人)あっ…。
♪~

利家たち。越後の兵の囲まれる。
そこにわりこむ慶次。
(兵士たち)うおっ!?
♪~
(まつ)あっ。
(利家)慶次!
加勢に来てくれたわけではなさそうだな。
(慶次)ああ。そっちがその気ならオレも力ずくで止めようと思ってね。
(まつ)慶次!
(慶次)前田の勝ちは豊臣の勝ちだ。
オレは そいつをどうしても黙って見過ごすわけにはいかねぇんだ。
(利家)分かった。
(まつ)犬千代様!
(慶次)本気出してくれよ。利。
(利家)それがしはいつでも本気だ!

サァーー
うおぉ~!
キン キン キン キン…
(慶次)はぁ~~! てやっ!
くっ!
ガキン!
(2人)ぐっ!
(慶次)力で相手を ねじ伏せたって。いつかまた誰かに力でねじ伏せられちまう。
なんで分かってくれないんだ!
(利家)そうならぬために…力による理不尽を二度と繰り返さぬために…
それがしは今戦わねばならんのだ。
(まつ)慶次!犬千代様!おやめくださりませ。
何故二人が刃を…。
ドーン!
あっ…。
(利家)でやぁ~!
(慶次)やあ~あぁ~~!
(利家)豊臣は強き国をつくろうとしておる。
豊臣の天下がなればもう二度とあのような…。
(慶次)あいつがつくろうとしてるのは利が 願ってるような世の中じゃないんだよ!
ドカッ!
(利家)ぐはっ!
(慶次)でやっ!
(利家)うわ~!ううっ…。
♪~
うおぉ~~!!
キン!
♪~
でやぁ!うわっ!
わあぁ~~!
(慶次)うわっ!
くっ… ううっ!
♪~
ドゴッ!
(利家)うおっ! あっ…。ああっ…。
はぁ… はぁ…。
♪~
(利家)ぐっ…。 退けぬ!
うおぉ~~!!
くっ…。
ドォーン!
♪~


戦場に着く謙信
慶次。


(利家)はぁ… はぁ…。
(慶次)はぁ はぁ はぁ…。
犬千代様…。
(利家)はぁ はぁ…
はぁ はぁ… うっ…。
犬千代様~!
♪~
(利家)ぐっ! はぁ… はぁ…。
ぬおぉ~~!!
ガキン!
あっ!
(慶次)うわっ…。
おおぉ~~~!!
(慶次)ぐわっ!
うわぁ~~!
くっ… ううっ…。
。。。回想する昔。秀吉の影。
♪~
(慶次)秀吉!
♪~
(利家)それ… がしは…。
(慶次)利…。ふん!
ガシン!
(慶次)ごめんよ!うおぉ~~おぉ~!!
(利家)はぁ… うっ…。
♪~
ガキン
ドゴォーーン!
・・・なんだよ、この爆発?
(兵士たち)うわ~!
(まつ)くっ… うぅ…。
♪~
ドサッ
あっ…。
・・・倒れる利家。慶次より弱いのであった。
♪~
シャキン
(慶次)あっ…。
(まつ)構えなさい。慶次!


(謙信)退くのです。まつ殿。前田の大将は深手を負いました。
(まつ)上杉殿…。
(謙信)いとしき者のため、その明日のため剣を取る者。取らざる者…
そのどちらもが是。そなたの甥は取らぬことを選び。
そのかつての友は取ることを選んだ。
そなたの夫もまた…。
皆を一つに…万民太平を願う心は利家殿も慶次も同じ。なんと 皮肉な…。
キィ
♪~
(まつ)うっ… うぅ…。
うっ くっ…
(慶次)ううっ!
♪~


伊達の方
しかばねのやま。
(伊達政宗)Wake up.
Wake up guys!
♪~
うっ…。あぁ…。
♪~
(左馬助)筆頭…。
(良直)筆頭。
(文七郎・孫兵衛)筆頭!
All right.
おめぇら よくぞ生き延びた。
ひとまず奥州は取り戻したぜ。
(兵士たち)はい。
♪~
(左馬助)筆頭…。
グスッ…
(孫兵衛)ちくしょう…。
(文七郎)筆頭の背中は片倉様にしか守れねぇんだ。
戻って、出陣の用意をする。目指すは大坂だ。
豊臣をつぶす…小十郎を 連れ戻すついでにな。
(兵士たち)はい!
♪~

(正宗)ん?
(兵士たち)あっ…。
♪~
(兵士たち)あっ!
あ… ありゃあ…。
(良直)と… とと…。
♪~
(正宗)豊臣秀吉。
♪~
直接あいさつに来るたぁ。いい心掛けだ。
大坂まで行く手間が省けるってもんだぜ。
(秀吉)ふん…。蛇とは存外しぶといものよ。器の小さきにかかわらずな。
(正宗)Fum… そういうあんたの器こそ知れてるぜその図体の割にはな。
So easy. 部下に任せた蛇退治のてんまつをわざわざてめぇで確かめに来ちまうあたり…
あんたのその目にあいにくオレはしっかり竜に見えてるってことさ。
(秀吉)減らず口よ。我に刃向かうと申すか?うろこをすべてはがされ
右目をも奪われたその身で。
(正宗)ふっ… そうかい。あんたを買いかぶりすぎてたみてぇだ。
要は見分けがついてねぇ。そういうこった。
教えてやる。竜のうろこってのはくたばるまではがれねぇんだ。
一枚たりともな。

ドスン!
(4人)あっ…。
(秀吉)ついえて分を知るがよい。
(正宗)はあ~~あぁ~!!
(秀吉)ぬう~~あぁ~!!
キン!
ドゴォーーン!



(信繁)幸村殿。そろそろ夜営をいたす場を探させませしょう。
(真田幸村)そうでござるな。
ヒヒ~ン
ヒヒン

いかがされ申した?
(真田幸村)いや…近江へ入ってから人が皆朝も昼夜も問わず絶え間なく働きづめでおるような…。
それも女子やご老体年端のゆかぬ者たちばかりが…。
豊臣の徴兵によるものでありましょう。豊臣では兵となった者を一つ所に集め置き
想像を絶する修練を積ませているとの由。
(真田幸村)それはそれがしも佐助より 聞いており申したが…。
(老女)ああ~!あっ。
♪~
≪いかん…。今のそれがしはお館様よりお預かりした兵たちと共に豊臣の野望をくじくべく
 一路 薩摩の地を目指す身≫
≪民草の一人ひとりを気に掛けておっては…≫
♪~
(真田幸村)小山田殿。すぐに戻りまする。
ヒヒ~ン
。。。かけよる幸村、老婆の元に
♪~

(お市の声)ううっ…。
(真田幸村)あっ。
(お市の声)ううっ… うぅ はぁ…。
うっ うっ… あぁ…
はぁ… ううっ…。
ごめん… なさい…。
(真田幸村)あっ!
ゴロゴロゴロ…(雷鳴)
(真田幸村)この声は…。
♪~
(お市の声)みんな… みんな…
市のせい…。
♪~
。。。安土のお市の幽霊?あっははは。一部もおかしかったけど、今回も?
   お市の影に呑みこまれたものがいたものね。



次回「安土城の亡霊!?幸村を襲う嘆きと魔の咆哮!」
(お市)このお城は兄様の墓標。
だから静かに眠らせてあげて。
あぁ… 次回もみんな市のせい…。
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