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絶園のテンペスト 第8話 魔女を断つ、時間 [TVアニメ]

。。。謎は解けた。時間さえも越える魔法。絶園の樹、なんかぶきみ。
がっかいいんみたいなのが、戻れと呼ぶ。


♪~
。。。現場。大きな。左門。見ている軍隊。
♪~
(左門)早いな。 それに多い。本格的な攻勢はあってもまだ先だと思っていたが
政府に切れ者がいたか。
それとも これもはじまりの樹がもたらす姫様の強運か。
ならば 姫様。今日でその運 尽きさせましょう。
♪~


。。。飛んでいるヘリ。
(不破真広)軍の連中、そろそろおっぱじめるつもりらしいぜ。
(葉風・通信)始めたところで 通常兵器では結界を破るまで何週間かかるか分からんぞ。
その前に弾薬が尽きるだろうがな。


(葉風)お前たちは魔具を10個ほど準備しろ。それで なんとか結界内に侵入できるだろう。
(葉風)雌雄を決するときが来たな 左門。



。。。銃を手に真広
(滝川吉野)真広。
ん?
今日で何かが変わると思うか?
んなもん。俺には どうでもいいことだな。
(心の声)≪いまだに いまだに思い出すたび何もかもが疑わしくなる≫
≪一体 なぜ信じられるのか  これで愛花が死んでいると≫
。。。椅子のに寄りかかって死んでいる愛花
♪~
。。。触って。
(回想)《どうして 冷たいんだ?》
♪~

行くぞ。愛花を殺したヤツを突き止めにな。
♪~



《(アナウンサー)防衛省によりますと今回の富士山麓における
国防軍の演習は初の陸・海・空 3国防軍による大規模なものとなっており
報道関係者 および 一般人の立ち入りは厳しく制限されております。

。。。山本、その場に。

《(アナウンサー)防衛省は今後も 軍の統合運用を念頭に置いた演習を
実施していく考えのようです。

(山本)ふっ。これが最後にならなきゃいいけど。


。。。指揮するもの。
(通信)観測ヘリの映像 回せ!
(通信)目標上空到達まで2分!
(通信)CIC指示の目標!
(通信)発射弾数 2つ!



第1 第2 第3中隊 効力射 用意!

。。。ヘリのもの。


。。。時間を見ている山本。
(山本)撃て~!
なんつって。
♪~


ドカーーン!
ドカン! ドカン ドカン!
。。。始まる総攻撃。



始まったみたいだ!
急ぐぞ!
。。。山道を絶園の樹の元へ



(山本)さあ。魔法使いどもその殻の中から出てきなさい。



(左門)哲馬、軍の攻撃に対する指揮を任せる。
復活の儀式を続けつつ。絶園の樹の安全を優先。
結界の迷彩効果を切ってもいい。
その活力を衝撃防御に回せ。
絶園の樹の姿もはや隠すこともない。
♪~


。。。晴れてくるけむり。
ヘリから
(宇津井・通信)目標に変化あり。

(早河)あれが。

・なんだ!?
・確認 急げ!


。。。断っている木。
(山本)出たわね 絶園の樹。
♪~

。。。その古きもの。
♪~



。。。結界を破壊しようと二人。


(哲馬・通信)左門殿。何者かが結界に干渉。侵入を図っています。
姫様 勝負は¥これからです。
♪~


。。。通り抜ける。
うわっ!
結界を抜けたぞ。葉風。
(葉風・通信)ああ。


(葉風)これで左門に 完全に気付かれた。だが逃げ隠れする必要はない。
まっすぐ絶園の樹に向かえ。
あと一手 それで詰みだ。




(通信士)各部隊 第1次攻撃 終了!

(指揮官・通信) 目標への効果 確認!

(宇津井)指揮所へ目標への効果 確認できず。戦車および戦闘車による近接攻撃に移る。

(通信)送れ!
(通信)了解!

あの障壁らしきものをどうにかせんかぎりは弾の無駄だろうがな。
魔法の力これほどとは。


(山本)軍の連中 焦ってきてるな。でも、魔法使いっていってもヤツらに
攻撃魔法みたいなものは存在しない。
だから 今はひたすら攻めてりゃいいのよ。



。。。がっかいいん?
(男たち)戻れ 戻れ 戻れ戻れ 戻れ 戻れ。

(哲馬)今は外の攻撃を無視しろ!結界はまだ安定している!
その間にできるだけ儀式を進めておくのだ!

(哲馬)≪とは言っても想定以上の攻勢だ≫
≪あまりに受けすぎれば、復活後の絶園の樹の制御に支障が出てしまう≫


。。。。攻撃。演習という名目
ボゥン! ボゥン! ボゥン!
バシューー!



。。。樹のもとへ、樽が目の前に。
あっ!

樽?

・ザッザッザッ(足音)

。。。出てくる左門
♪~

葉風 髪が長くて、刀持った詰め襟野郎が出てきたぞ。
(葉風・通信)左門で間違いなかろう。そのまま近づけ私の声が届く所まで。

(左門)よく来た。少年。我が名は鎖部左門。古き一族 鎖部に連なる者を代表して
今ここに立っている。
少年、お前たちに 名乗る名はあるか?

へっ。少年Aとほか一名でいいさ。
話があるのは俺らじゃないからな。
(葉風・通信)久しいな。左門。4か月ぶりになるか。
変わりなくやっているようだな。
姫様こそ


(通信)遠く隔たっていてもお変わりなく。

左門、すでに分かっていよう。

(通信)この者に持たせてある魔具はすでに我が魔法の効果範囲だ。
使用すれば、すぐさま 絶園の樹の制御は狂い、結界は破れ
私でなければ収拾できぬ破壊の嵐がその一帯に発生しよう。
そうなれば 貴様は私をそこに戻すしかなくなる。降伏しろ。左門。


魔具を発動させる前におとなしく私をそこに戻せ。


(通信)私が私の魔具を持つ者をそこに送り込めた時点で勝負は決した。
貴様はよくやった。なのに往生際も悪くいらぬ被害を出してもしかたあるまい。
降伏するのはプライドが許さねぇっていうならすぐにこいつを引いてやるぜ。
(左門)引いて世界を滅ぼすのか?絶園の樹なくしてこの世は守れんぞ。
世界を滅ぼすのはあの絶園の樹の力でしょう?
現にどれだけのものが壊れ、どれだけの人が死んだと思ってるんです?
(左門)聞いてないのか?それらの現象ははじまりの樹が絶園の樹を復活させぬため
果実を集めようとすれば大きな被害が出るよう仕組んだものだ。
(吉野)えっ?
(左門)この世界を滅ぼすのは絶園の樹の復活ではない。はじまりの樹の覚醒だ。
それを防ぎこの世界を救えるのはただ絶園の樹のみ。
あの大樹こそが我らにとって たった一つ希望の剣なのだ。
ああ。
♪~


。。。攻撃を見て、見える結界。
(潤一郎)この世界ははじまりの樹が眠っている間に生まれたある意味不完全な世界だ。
はじまりの樹の力が及んでいるとはいえ、その理には隙があるし。
不安定なのも否定できない。つまり この世界は正しくない。
だから、はじまりの樹が目覚めれば、まずこの世界を完全で正しいものに造り直す。
そのためこの世界は一度消滅する。



(左門)はじまりの樹がその力を発するのに何が必要か知っていよう。
力の代償に捧げるものを。

(吉野)「高度な文明の産物。
(左門)そう。この世界を完全に造り直すために必要とされる文明の産物は想像を絶する量に上ろう。
はじまりの樹が目覚めれば今地球上にある文明という文明を食い尽くすぞ。
そうなれば 人類は1億と生き残れまい。そのうえ 生物のあり方そのものが
書き換えられ、現存するすべての種族は滅びる可能性もある。

ああ
≪魔法の説明を聞いたとき何か違和感があった≫
≪そうだ 鎖部の魔法は理を守るかもしれない≫
≪でも、引き換えに文明をリセットする恐ろしい力でもあるんだ≫
はっ。



(潤一郎)だから、近代になって鎖部一族のごく一部で考えられるようになった。
はじまりの樹が目覚める前に絶園の樹を復活させもう一度深いダメージを与えて
再び長い眠りに就かせることを。
まあ、本当にそれが実行されるとは思ってもみなかったけど。
軍隊を動かしてるお偉いさんたち、まさかこの攻撃が世界を滅ぼすことになるかもなんて
考えてないだろうな。



(葉風)左門。それは幾度となく 一族で論じた。



(通信)いくら この世が不完全といえはじまりの樹は世界を丸ごと書き換えはせん。
問題点のみを修正するだけだ。



そこへ 絶園の樹で深い衝撃を与えてしまっては
それによって 私でも制御できない暴走が起こりかねん。
それこそあらゆる生物が死に絶える。



ふ。姫様。あなただけがそう主張された。
ですが  もはや一族で答えは出ているのです。どのような犠牲を払おうと
我々は務めを全うしなければならない。
(葉風・通信)おごるな!



はじまりの樹の従者たる鎖部の民がその主に背いてなんとする!



この世界を守るためです!
従者たれど我らは樹の奴隷ではありません!



だから それでは 世界は守れん!



(左門)どうする? 少年。これを聞いてもまだ姫様の味方をするか?
判断を誤ればお前たちがこの世界を滅ぼすぞ。
≪どうするって いきなりそんなの≫
≪魔法について 詳しく知ってるわけでもないし。
 二人の人間性を知ってるわけでもないし。
 どっちが正しいなんて決められるわけ≫
。。。聞く耳持たんと真広
へっ! まあ。どっちが正しくてもいいや俺には関係ねぇし。
えっ?
おい。真広。

それにお前らの方が正しいかもって話はとうに葉風から聞いてる。
もう一回 聞かされても何も変わらねぇよ。
いや、そんな話 僕は聞いてないって。
そりゃあ。聞かせてねぇから。
えっ?
お前が聞いたら、ぐだぐだ迷って面倒だしな。
ああ。

(左門)お前は姫様の言葉を疑わなかったのか?

別にお前の言葉も疑ってねぇよ。
説得力はどっちもどっちだろ。



はぁ。人間的にどうかと思うが



(通信)その者はこの世のことなど気にしておらん。故に左門、貴様の負けだ。



(真広)
≪「おれはどん底に降り立っている。この世もあの世もあるものか」≫

≪「知ったことか。どうともなれ」≫
≪「ただ ただ 復讐さえすればいいのだ」≫
世界の心配はあとだ。
さあ。葉風を戻せよ。
俺はあいつに見つけてもらうヤツがいる。



さあ。葉風を戻せよ。

(左門)≪世界の命運を気にかけぬ者≫
≪そんな者が姫様とつながるとは。 いや、そんな者の存在自体世の理が姫様の味方をしている証しか≫

(左門)お前の望みはなんだ?世界を滅ぼす危険を顧みず誰を求める。

葉風がここに戻れば分かるさ。
お前はまだ知る必要ねぇよ。

(左門)姫様が戻れば  か。そうか。ならばやむをえん。


(葉風)これで詰みだ。
左門 終わったな。
ゴロゴロゴロゴロ(雷鳴)
≪とはいえ 真広の妹が1年前に殺されていなければ、真広は復讐を考えず
 私に手を貸すこともこうして 左門に揺るがぬ態度をとることもなかったろう。
 捉え方によれば、真広の妹は私のために殺されたとも言える。
 しかし 殺されたのは私がここに放り出される前だ。
 はじまりの樹が私のためにそう仕組んだわけはあるまい≫


(吉野)≪これでいいのか?葉風さんが世界を救うならいい≫
≪でも 左門って男の言うとおりだったら、葉風さんはこの世界を滅ぼしてしまう≫
≪それを真広個人の望みで決めていいのか?≫
真広。お前は世界を救ってやるって言ったろ?
下手すればその逆になるかもしれないんだぞ。
それは理にかなってるのか?

ふっ。
この世界がおおむねでも正しいなら、葉風を戻しても滅びやしねぇよ。
でも どうしようもなく間違ってれば、一度 滅んで造り直した方がよっぽど正しくねぇか?
(吉野)≪そうか≫
≪真広にとって、愛花ちゃんを殺したこの世界はとにかく気に入らないんだ≫
≪どんな形であれ修正されるなら、筋が通ってるって考えてるんだ≫
≪無理だ≫
≪僕が真広をどうこうできるわけがない≫
≪愛花ちゃんのために何ができるか僕には分かりもしないのに≫

ほら、鎖部左門さっさと葉風を戻せよ。




。。。軍隊の攻撃
ドシューー! バシューー!
ボゥン ボゥン ボゥン!



。。。魔法使いのほう
(部下)結界の第1層に変化!
(男たち)戻れ 戻れ 美しい。
(部下)現状が続けば結界の消失は時間の問題です!
夏村!ヤツらの兵器を塵にしてくれ!
3割だ。それで軍は立ち行かなくなる!
(夏村)委細承知。



(左門)少年、一つ問う。
姫様がお前の望みをかなえられなければどうする?
例えば姫様がすでに死んでいるとすれば。

ふっ。例え話はリアリティーがあるのにしろよ。

(左門)十分リアルだ。



(通信)姫様は すでに死んでいる。 ん?



(左門)見るがいい!
樹の中の樹。大樹の中の大樹。我が言葉において聞き届けよ。
♪~

。。。。出てくる骨。

(左門)姫様はこのように骨となっている。
お前の望みをかなえる力はない。
我々の邪魔をしても、お前が得るものは何もないのだ。



。。。回想
(潤一郎)《僕は彼女の遺体を確認したんだ》
《直感的に分かったこれは葉風ちゃんだって》
≪あれが葉風さんの骨?いやいや そんなわけないって≫
(葉風・通信)左門。こうして 今。貴様と話している私が死んでいるわけなかろう。



よもや貴様 この私を幽霊とでも言うのか?
(左門・通信)いえ。



しかし、これはあなたの全身骨格です。
私がこの手でこの樽と共に孤島から持ち帰りました。



ゴロゴロゴロゴロ
(葉風)左門。貴様、何が言いたい。
ザァーーー(雨音)
♪~

≪潤兄さんが見せられたという骨か≫
≪あれをここで持ち出して何を≫



姫様今は何年です?



何?


(左門)その島で過ごされて4か月ほどだそうですが
今 西暦で言えば何年です?
♪~


今は西暦。
ピシャーン!(雷鳴)
♪~



う。
あ。



(葉風)どうした。



(通信)何かおかしなことを言ったか?
(吉野)葉風さん。それ



(通信)2年前の西暦ですよ?
????。。。。唖然とする葉風
♪~

(葉風)2年?2年過ぎている?
バカを言うな。私はこの島で4か月ほどしか過ごしておらんぞ!
いくらなんでもまるまる2年も勘違いするか!



(真広)どういうことだ?


(左門)姫様
そこは我々にとって 2年前の世界です。
姫様からすればこちらは2年後の世界。
(左門)魔法による交信方法でなければ



(通信)まず こんなことは起こらなかったでしょう。
ゴロゴロゴロゴロ



(左門)魔法によって、今現在と2年前のその島が時間を越えて



つながっているのです。
(葉風)時間を越えて!?
ピシャーン!
♪~

。。。過去が未来を変える?
♪~
♪~
♪~
♪~


(山本)姓は山本 名はエヴァンジェリン。

(真広)ああ。そこで勝手に死んでろ。

(左門)なんだ? 何がどうなっている!?

(愛花)私のせいで真広と吉野さんが殺し合う展開ですね。

(葉風)信じられん。

(吉野)真広!お前に愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる。

      彼  氏

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