青の祓魔師 第２２話 悪魔狩り の感想

悪魔を狩って、その血でゲヘナゲートをひらき、
ゲヘナを破壊する？

悪魔を躊躇なく狩ることに疑問をもちだすものたち。
一方的な戦い。雑魚が狩られる。

人柱にされる燐。最後に死す？　かわる雪男。
燐と雪男は鏡の両店のような補完関係？
開いてしまったゲヘナへの道。。。燐の倒れた姿と雪男の姿。青い炎？



。。。朝、起きない燐。クロにおこされる。　猫自身もする起しの行動。

（クロ）ねえ。燐。　 燐ってば！
（奥村燐）んん。
バシ バシ

（クロ）ふぅ。ニャー！
あっ！ んん。

（クロ）ふふっ。

はぁ～。

。。。いない雪男

（クロ）帰って来なかったね。雪男。

あの野郎。
連絡も入れないで　どこをほっつき歩いてるんだか。
。。。携帯で時間を
やべぇ！ 遅刻だ！

・・・ひとりではなにもできない？弁当は？
♪～



。。。学園。

・なんだよ。

・せっかく来たのに。

。。。本日、臨時休校とする


なんだ？
（三輪）あっ。奥村君。
（志摩）おはようさん。
おいっす。どうなってんだ？ これ。
（勝呂）おととい立てこもり事件あったやろ？
その責任取るかたちで理事長が解任されたんやて。
えっ？
（三輪）おかげで、学園は一時閉鎖。僕ら生徒は校舎に入れへんようになってるんや。
（神木）それだけじゃないわ。
（志摩）出雲ちゃん。おはよう。
（神木）ヴァチカンのトップが更迭されて新しい教皇が就任したそうよ。
（三輪）このタイミングで？
（志摩）理事長の解任となんか関係が？
（勝呂）ともかく これまでと大きく変わることは間違いない。
祓魔塾も正十字騎士團もな。




（足立）というわけで、我が祓魔塾および正十字騎士團 日本支部もヴァチカン本部の直轄として
再出発ということになりました。では、本部から任命された新支部長よりご挨拶を賜りたいと思います。

（エクソシストたち）あっ。

（奥村雪男）この度 正十字騎士團　日本支部長に任命された奥村雪男です。


（湯ノ川）どうして 奥村先生が。
（椿）彼はまだ学生ですよ。階級だって 私と同じ中一級。
支部長が務まるわけが。

（奥村雪男それから 本日付けでパラディンになりました。
以後 よろしくお願いします。


（椿）あっ。

（エクソシストたち）あぁ。




何!? 雪男がパラディンに!?
（シュラ）おまけに日本支部長だとさ。新しい教皇ってのは一体何を考えてるんだか。
ちくしょう。先を越された！
俺の方が先にパラディンになるはずだったのに！
（シュラ）お前が引っ掛かるのそっちかよ。


兄さんが僕に追いついたことなんてあったかな？
雪男！
本当なのか？ パラディンになったって。
そうだよ。父さんと同じ最強のエクソシストに与えられる称号だ。
お前なぁ。できる弟だし。見えないところで死ぬほど努力してるのは知ってる。
けどな。そういう大事なことをどうして 俺に言わないんだ？
急な辞令だったから。
それでもメールぐらいできるだろ！
ごめん。兄さん。これからは気をつけるよ。
ふっ。分かればいいんだ。

僕がパラディンエ任命された理由はただ一つ。
ヴァチカンで計画された作戦を実行に移すため。
作戦？



（エルンスト）諸君。我々は有史以来悪魔の存在におびえて暮らしていた。
だが、その歴史も今日で終わる。文明の灯が闇を駆逐したように
あまねくすべての悪魔どもを打ち払い物質界（アッシャー）を我々人類の手に
取り戻そうではないか。

《 教皇 エルンストより全世界のエクソシストに命じる。ジェイコブズ・ラダー作戦を
　　開始せよ！
《 パチ パチ パチ（拍手）

ジェイコブズ・ラダー？
僕は、この作戦の指揮官に任命されているんだ。
兄さんも力を貸してくれるよね？
お。 　おう！
それじゃあ。僕は会議があるから。


おう！ 頑張ってこいよ！
♪～



。。。作戦の武器

（勝呂）なんですか？これ。

（エクソシスト）ヴァチカン謹製の降魔武器だ。倒した悪魔の力を吸収して
祓魔の能力を向上させる。
（志摩）こんなもん持つとその気になりますね。
（三輪）志摩さん。おもちゃやないんですから。
（神木）私たち テイマー志望なんですけど。
（エクソシスト）では、あちらのグリモアを使いたまえ。

（神木）あっ。 こっちでいいです。
（しえみ）ふふっ。

（エクソシスト）武器の帯同を許可されたとはいえ、諸君はまだ経験が浅い。
ほかのエクソシストの足を引っ張らぬよう十分注意して任務を遂行するように。
（一同）はい。

。。。なにか違和感のあるものをみ勝呂
ん？
♪～



。。。悪魔狩
バン バン バン バン バン（銃声）
ダダダダダダ

（小鬼たち）グルルル グルルルル

（エクソシスト）くっ！

グルルル

グオォーー！

（一同）黒の霧より生まれし、シルフよ。
乳と蜜の流れる土地へ集へ。
水晶の翼を広げ天に舞え。

（山椒魚）グオォーー
・・・消える悪魔。吸収される。
♪～


・バン！ バン！ バン！ バン！
・バシュン！ バシュン！（銃声）

（エクソシスト）うっ！
（エクソシスト）うわっ！

（志摩）うっ。 あっ！
（三輪）志摩さん！ はっ！
♪～

（三輪）うぅ　 あっ。
グオォーー
グオォーー　
（三輪）うわっ。

（勝呂）このっ！

グオォー

（エクソシスト）今だ 撃て～！
バン バン バン バン バン

・バシュン！
♪～

（エクソシスト）よくやった！ 我々の勝利だ！

（勝呂）あっ。
。。。印が光っている。
んん？



・ゴオォーー（火炎放射器の音）

ゴオォーー　ゴオォーー！

（神木）何よ？ これ。一方的じゃない。

（しえみ）ねえ。燐。これが エクソシストの仕事なの？
これじゃあ。私たちまるで。
。。。なにもいわない燐。



（エルンスト）状況は？
すでに ４４万３５５６の地域で浄化が完了しています。
ですが 一部の地域では反発も起きていて。
（エルンスト）すべてのエクソシストに徹底しろ。
これは聖戦なのだ。多少の犠牲なくしては我々の理想は成しえないと。
どうした？ まだ何か？
いいえ。



。。。雪男回想
《兄さんを人間に戻す？》
《可能なのですか？そんなことが！》
《燐の青い炎はふだんは倶利加羅によって封じられ、虚無界（ゲヘナ）にある。
　人間の住む世界 物質界（アッシャー）、悪魔の住む世界 虚無界（ゲヘナ）
　この二つは合わせ鏡のような存在だ》
《虚無界（ゲヘナ）そのものを破壊すれば悪魔の力は失われ、
　燐はただの人間に戻る》
《無理ですよ。　虚無界（ゲヘナ）を破壊するなんてできるわけがない》
《いいや、できる》
《はっ》

（エルンスト）《我々が１５年の歳月を費やして開発した究極兵器 メサイアがあれば。
　私の指示があれば。メサイアはいつでも飛び立つ。
　だがそのためには 虚無界の門（ゲヘナゲート）を創り出さなくてはならない》
《虚無界の門（ゲヘナゲート）？》
《文字どおり　虚無界（ゲヘナ）と物質界を結ぶ時空の扉だ。
　我々はサタンにしか開くことができないといわれていた虚無界の門（ゲヘナゲート）を
　人工的に創ることに成功した。しかし門を長時間維持するためには悪魔の血が
　大量に必要なのだ》
《虚無界（ゲヘナ）を破壊すれば、本当に兄を人間に戻せるのですか？》
《燐だけではない。お前自身もな》
《はっ》
《この私が孫であるお前のことを知らないとでも思っていたのか？》
♪～




。。。野営。

（勝呂）はむっ。

・ちょっと お前ら、何 食ってるの？

（三輪）お疲れさま。
（勝呂）配給の食事。お前の分もなくなる前にもろといた。
ああ！ サンキュー。

（クロ）燐。俺にも！
心配すんな。ちゃんと分けてやるって。

（神木）あんた、よく食べられるわね。
えっ？

。。。悩んでいるしえみ

しえみ。


・ドドドドド

あっ。

グホッ グホッ グホッ

（足立）山鯨だ！
（椿）退避！ 退避！

。。。出てくる雪男

あっ。

・ドスン ドスン ドスン（足音）

雪男。

グホォーー

バン！

バキ！ バキ！　ドシーン！

（山鯨）許さないぞ。人間ども。よくも仲間を傷つけてくれたな。
・・・シシカミサマ？
２０００年もの間 私と共にこの森を守り続けた仲間を。

こいつこの森の主か？


・コツ コツ コツ（足音）

おい。待てよ！ そいつは。

バン バン バン
バン バン バン バン
・・・殺す雪男
♪～


何やってるんだ!? 雪男！
何って、悪魔狩りだよ。
うっ。　こいつは森の主だった。
俺たちに仲間を殺されて、怒っただけだ！
僕はこの地上からすべての悪魔を排除しろと命令されている。
すべて？
クロやウコバクや出雲のお稲荷さんだっているだろ。
そいつらも皆殺しにしろって言うのか!?
そうだね。兄さんの言うとおりだ。
。。。銃を向ける雪男
ん？
ニャー？

悪魔はすべて排除しないと。
やめろ！

。。。銃を撃って。
バン！

。。。銃をつかむ燐。

ニャーー！

てめぇ 本気か？
放して。兄さん。
悪魔と名の付くもんは全部皆殺しにするつもりなのか？
エクソシストは殺し屋じゃねぇだろ！
放せって言ってるんだ!!

あっ！ うっ。
うぅ。

（クロ）燐！ 燐に何をした!?
あっ。
♪～

ウゥ
ニャー！
。。。逃げ出すクロ

（しえみ）クロ！



ピッ（携帯操作音）
奥村です。
はい。 分かりました。
ピッ

ブルギニョン。
（ブルギニョン）はい。
奥村燐をヴァチカン本部に連行しろ。
（ブルギニョン）はっ！


（しえみ）あっ。
♪～




。。。ヴァチカン本部ないへ。
雪男を見ているシュラ
♪～


。。。シュラ、雪男の腕の変化を見て
いつからだ？検査では 陰性だって。
あれはうそだったのか!?
バシッ
あなたには関係ないことです。
雪男！
この作戦が終わればみんなが 救われるんだ。
邪魔をするならパラディンの名において、あなたも逮捕します！
救われる？
なんの話だ！
あっ。 おい！
くそっ。ビビリ眼鏡のくせに。




。。。調べさせていた勝呂

（勝呂）吸血武器？なんや？ それ。
《（吉国）文字どおり人の生き血を吸う魔剣の類いや。送ってもらった写真
　　調べてみたんやけど。どうやらトランシルバニアの公爵が所有していたものらしいんよ。

《（勝呂）なんで 俺らがそないなもん持たされとるんや？
　うちが知るわけないやろ。とにかくそんなけったいな武器
　あんまり関わらん方がええよ。

おおきに。朝っぱらからすまんかった。
ピッ

（心の声）≪なんや？このモヤモヤした感じは≫
（勝呂）くそっ！
（三輪）坊。どこ行かはるんですか？
（勝呂）若先生んとこや。あの人 責任者なんやから聞けばなんか分かるやろ。
（神木）教えてくれるわけないでしょ。もっと口の軽そうな先生じゃないと。
（志摩）口の軽い。
（三輪・しえみ）椿先生とか。
（勝呂）それや！
・・・バカ椿
♪～




（燐）んん。

・（メフィスト）お目覚めですか？

んん？

（メフィスト）はむっ。

メフィスト！ ここは どこだ？

（メフィスト）ここはヴァチカン本部中枢 最下層。コキュートスと呼ばれる監獄です。

監獄？

（メフィスト）まさかこんな所で会えるとは思いませんでした。
もしよろしければ、あなたがここに来た経緯を教えていただけますか？
ほほう。奥村先生がパラディンに。
しかも、悪魔狩りに興じるとはなかなか興味深いですね。

で、お前はどうして 捕まってるんだよ？



。。。いつもの魔法で紙芝居をだすメフィスト
１　 ２　 ３。
（メフィスト）５００年ほど前のことです。
か、 紙芝居!?
（メフィスト）私、ヨハン・ファウストは当時 最先端の科学、
すなわち人工生命の研究をしていました。
それ似てないとかって　レベルじゃねぇぞ。
（メフィスト）黙って聞きなさい。生命をこの手で生み出す行為はヴァチカンが全面的に
禁止しています。私はすでに研究施設を弟子に譲り渡していたのですが。
弟子たちはこの研究を連綿と続けていたようです。
それって。
（メフィスト）はい。ポーランドにある人工生命研究所です。
ネイガウスは私の弟子のそのまた弟子の　とにかく　そんな関係だったわけです。
待てよ。ネイガウス先生は誰かが勝手に死んだ奥さんをよみがえらせたって言ってたぜ。
（メフィスト）おそらくその誰かにはめられたんでしょう。
誰かって誰だよ？
（メフィスト）もちろん私の存在を疎ましく思っている人物ですよ。

。。。化けるメフィスト
んん。

貴重なお話、ありがとうございました。
私はそろそろおいとまするとしましょう。


おい。ちょっと待て！　俺も連れていけ！
（メフィスト）お断りします。 聞こえるでしょう？
開幕を告げるベルが。
これから始まるすてきなショー。一瞬たりとも見逃せませんからねぇ。
それではごきげんよう。

おい。待て！
クソピエロ！待てって言ってるんだよ！


・ギギィー（扉の音）

・コツ コツ コツ

・ガチャ（扉の音）

あっ。
（ブルギニョン）猊下 メフィストが。
（エルンスト）オーギュスト卿。
（エンジェル）はっ！
（エルンスト）ブルギニョンと共に警備を強化しろ。これから執り行う儀式誰にも
邪魔をさせてはならぬ。
（エンジェル）かしこまりました。
♪～



。。。来るエルンスト
なるほどこうして見るとお前の方がユリに似ている。
誰だ？
私はエルンスト・フレデリック・エギン。
はじめまして。我が孫よ。




（勝呂）奥村が処刑!? なんで奥村が処刑されなあかんのですか？
（椿）彼の処分はエクソシスト認定試験まで保留ということになってたはずなんだけど。
はぁ。 とにかく本部も混乱しているらしいんだよ。
我々も 今 奥村支部長の指示を待っている状態なんだ。
（志摩）それで燐は 今 どこにいるんですか？
（椿）分からないが。処刑は正十字学園の最上部で行うと聞いているよ。
（志摩）最上部って。
♪～



。。。処刑。その場所へ連行される燐。

んん。
♪～

。。。見ている教皇

♪～
♪～

。。。勝呂達最上部へ

（一同）あっ。

（エンジェル）この先に足を踏み入れんとする者は生かして帰さん。

（一同）あっ。
♪～



。。。夕日。
　　　出てくるエルンスト
　　　
てめぇ！ 何をするつもりだ!?

エッセ リグヌゥム クルシス。

（一同）イン クゥオ サルゥス　ムンディ ペペンディト。
ベニーテ アドゥレムス。

あっ。

（エクソシストたち）ポプレ ミィウス　クイド フェシ ティビ。
アゥインコ コンティサビティ。
レスポンド ミィヒ。ハギオ テオス。
サンクトゥス ディウス。
ハギオス イスカリオス。
サンクトゥス フォルティス。
ハギオス アタナトス　エレジオン ヒマス。
サンクトゥス イモータリス　ミセレレ ノビス。
エッセ リグヌゥム クルシス。
イン クゥオ サルゥス　ムンディ ペペンディト。

。。。悪魔の血が流れされて

。。。剣を抜く教皇。燐、炎我出る

（エルンスト）呪われし悪魔の血よ！
我々に示せ。地獄の門の姿を！

ガン　ビリビリビリ

うわ～っ!!

ふふふっ。

ああ～～っ!!




。。。まかされる椿先生

（椿）うわっ！
（神木）先生！

（エンジェル）全員 直ちに持ち場に戻りたまえ。
作戦はいまだ継続中だ。

（勝呂）なんで、奥村が処刑されなあかんねん!?
あいつはなんもしてへんぞ！
（エンジェル）サタンの血を引く者など生きているだけで罪だ。

（しえみ）そんな！
（神木）それが正十字騎士團の掲げる正義なの？

（エンジェル）ヴァチカンの命令は絶対だ。
刃向かうというなら、この場で斬り捨てる。
はっ。

キン！
（神木）シュラ先生！


（エンジェル）残念だな。君が悪魔側に 寝返るとは。
（シュラ）そんなんじゃねぇよ。
ただ気に入らないだけさ。お前たちのやり方がな。
ここは私に任せて、早く行け。

。。。上に向う
（一同）はぁ はぁ はぁ はぁ。



（シュラ）くっ！
（エンジェル）んん！
キン！
（エンジェル）くっ！
この私を 失望させるなよ。
（シュラ）黙れ。ハゲ！





。。。処刑。

（燐）ああ～～っ!!

・タッ タッ タッ（足音）

・どういうことですか？ これは！

（雪男）兄さんをどうするつもりですか!?

（エルンスト）見て分からないか？
虚無界の門（ゲヘナゲート）を開くための生贄にするのだ。
あっ。 話が違う！
兄さんを人間に戻すと約束したから僕は！
燐は人柱となるのだ。
その行いは虚無界（ゲヘナ）を滅ぼした英雄として人々に語り継がれるだろう。
はっ。
♪～




。。。最上部へ。

（勝呂・志摩）はぁ はぁ はぁ。
（勝呂）あっ！
（神木）これは！
（勝呂）なんや？ これ。一体どないなっとるんや？
・・・穴が開いている。
♪～



（エルンスト）おお。見よ。メギドの丘に虚無界（ゲヘナ）の門は開かれた。
サタンよ。悪魔の王よ。

。。。倒れている燐。

人類の英知の炎で地獄そのものを焼き尽くしてくれる！

。。。雪男が悪魔化している。

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