C #09 COLLAPSE (破綻) の感想

東南アジア金融街のシンガポールが破綻して
波紋が広がる東南アジア。壮一郎、それを守るために日本で防衛を
どんどんひろがる波紋。　　上海も半分消える？
なんとか浮上したと思った日本、しかし、下落して安定化。
なんとか、荒野にならなくてすむ。・・・向こう側が荒野。

での結果、使用したミダスマネーの精算をせまる真坂木。
。。。これは、前の政権がひぱれが起こったこと？
　　　今でも起こっていること？どこかで精算しないといけない現実
　　　あの前の党のざいさん没収でいかがでしょう。
それで、おかしくなる日本。未来が奪われる。

その変化に気づいた公麿。。。羽奈日も悲惨にくれる。やるきがうせる
消えるコンビニのバイトのおっさん。。。。存在感がうすっ！
竹田崎に知らさせれる父のこと。傍らにいたのは真朱とよく似たアセット。
同じ思いで戦っていた。
真朱には、未来にあるべき姿になって欲しいと。
キスを求められるが。。。おでこにするだけ。親愛の情。
そして、決意する。サトウが手を貸そうかと？

。。。IFの世界？裏にある不思議な世界　「C」の意味？

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３時間前
「ワシントンＤＣ　ＩＭＦ本部
　Ｇ２０臨時首脳会談[非公式]」


。。。現在、東南アジアの一部で
　　　起きている市場の変動が
　　　世界規模の
　　　金融危機に繋がる可能性が非常に高い
　　　各国に追加出資をお願いしたい

　　　今回の変動は
　　　アレのせいではないのか

　　　我々も情報としてしか
　　　その存在を知る術が無いが

　　　金融街･･･

　　　。。。実は、我が組織の財務官僚の一名に
　　　そこに入り込める者がおりまして･･･

　　　以前。カリブ共和国という国が
　　　あったのはご承知の事と思いますが･･･

　　　話としては聞いている
　　　しかし、誰の記憶の中にも
　　　存在してない様だが･･･

　　　消失の原因は
　　　南米金融街の破綻によるものであり
　　　リーマンショックも
　　　その連鎖によるものでした
　　　金融街に出入りする者は達は
　　　それをこう呼んでいます

　　　『Ｃ』

　　　その『Ｃ』がまた起きるというのか？

　　　いつ起きてもおかしくありません
　　　確実は事は言えないのですが･･･

　　　。。。議長に耳打ちする男。

　　　なんだと！

　　　。。。皆が見ている。

　　　その時が･･･
　　　･･･来るかもしれません･･･



「東南アジア金融街」

。。。崩壊を始めるシンガポール・・・そんな国あったけ？
　　　０になる貸し金額。
　　　消える街。。。。それは現実に連動して。

　　　金融街が崩壊を始める。。。。現実世界も。
　　　巻沿いをくらう天然の人達。すっと消える。
　　　事務所も。。。あの港も。
　　　市場も。。。
　　　消えていくビル。
　　　シンガポールという狭い地域がそのまま。

。。。アセットは金になって、回収される。
（アセット）ギャー！
（悲鳴）

。。。すべて無になる金融街。
　　　すべてを担保に回収する。
♪～

。。。現実のシンガポール。。。。そっくりと無かったことに。
　　　ああ。何とか湾。

「極東金融街の果て」
。。。連鎖反応が襲ってくる。

（真坂木）フッ　フフ。
♪～


１１時６分前
（真坂木）お待ちしておりました。
（壮一郎）これを使いたい。
（真坂木）ほう。　ダークネス。

。。。パッチと
（真坂木）しかし、よろしいのですね。まずあなたの未来も２０年分頂戴すること
になりますが。
（壮一郎）構わん。
（真坂木）あれを回した後起こることにつきましてもご承知いただけますかな？
（壮一郎）急いでくれ。
こうしている間にも連鎖は広がっている。


　　　　　　　　COLLAPSE
　　　　　　　　　　　　　　　　破綻

。。。見ている海外市場。
（サトウ）ん？

『Ｃ』日本到達まで残り１時間半

ダウ平均株価指数３２％下落

「香港証券証券取引所」

ムンバイSENSE 48%

STI･･･

嘘だろう！？
STI?
ああ。シンガポールSTI･･･

「香港金融街」
。。。影響が。
STI ---> DAX

シンガポール？　。。。。みやぎ？あったけ？

（サトウ）「シンガポール」
消えたか。　。。。。ぎりしゃもきえるかな？


あれ･･･！？　なんだっけ？

CSI

上海深センCSIも急落！

。。。回収するなにか？
　　　消える上海のビルの一部。高層ビルはなし

（サトウ）香港はかすった程度で済んだか。次は。




（進藤）日本の直撃は免れそうにありませんね。
（壮一郎）追加の投入は予定どおりに進んでいるか？
（石動）ええ、順調です。
（進藤）資金の出所は絶対につかめないようにしてあります。
（堀井）小さい連鎖もまだ　二度　三度と来そうですね。


「上海証券取引所」

TOPIX･･･200, 190･･･
下落が止まらない


「上海金融街」
。。。消える華やかなもの。本当の上海。やったね。


（サトウ）上海は少し持ってかれたか。
次は。



『Ｃ』日本到達まで残り３０分

（進藤）珍しいですな。
そういう姿は。
（壮一郎）フッ。
（進藤）これ以上の連鎖がなければ主要な銀行と国内上位の企業８０％までは
持ちこたえさせる資金を集められました。
（壮一郎）そうか。
お前たちもよく頑張ってくれた。
（進藤）いえ。しかし最後の追い込みであれだけ大量のマネーを
一気に調達されたのは驚きでした。
あれがなければこれからの防衛戦、勝負にならないでしょう。
いったいどうやって？



。。。１１時間６分前

（真坂木）どうぞご入り用の額を遠慮なく。
お好きなだけ刷って差し上げます。

。。。金融街の造幣局が横になる？
　　　そして、始動するなにか？
　　　天から伸びる鉄槌。悪魔の心臓？
♪～
　　　流れ込む光の洪水。
♪～
（輪転機の心臓の鼓動音）

（輪転機の叫び声）

（真坂木）こちらへどうぞ。
いかがです？こちらがミダス銀行の輪転機になります。
お近くでご覧ください。

手を前へ。
。。。でてくる金の玉。

（真坂木）額にかざしてください。

（壮一郎）うっ！これは！？

（真坂木）見えたようですね。ミダスマネーの発行と引き換えに消えていく
未来の姿が。

（輪転機の叫び声）

（真坂木の笑い声）




。。。帰る公麿

（真朱）痛っ！何？


（Ｑ）痛い。

（輪転機の叫び声）
。。。未来がミダスマネーに変わる。

（真坂木）さて、フフフ。いつもの口座に振り込んでおきます！
（真坂木の笑い声）
。。。金を振り込むふしぎな真坂木の手。



（壮一郎）つまらんことを聞くな。
守りきる。
そのために動いているんだ。



『Ｃ』日本到達
。。。襲ってくる影響。
　　　下落する株式相場。

。。。東京株式取引所。
（職員）そんなバカな。

（サトウ）来たか。


（アナウンサー）東京市場は連日のストップ安。値幅制限の拡大借置が
取られていますが午前の取引で、すでにこの制限も超える勢いで下落が
続いています。


（職員）あ。　あ。

（壮一郎）買え！
買って　買って　買いまくれ！資金はいくらでもある！日本を！
一つでも多くの企業を買い支えるんだ！

ん？
おお！

（石動）そっちはもういい。
こっちを買いだ！
はい！


（職員たち）おお！


（壮一郎）気を抜くな！
（男性）はい！

（進藤）何とか守りきれますかね？
（壮一郎）当然だ！



。。。ＰＣで見ている株式相場
（サトウ）持ちこたえるのか？
このまま。


。。。回復したかのように見えたそれ。一気に落ちる。もとの暴落。
　　　失う未来。あしかせ。

（サトウ）三國。お前は越えてはならない　一線を。
・・・未来を売ってしまった。取り返しの聞かない１０年？
　　　あほのじ？んとう？



。。。金融街への余波
（壮一郎）消えたか。

（真坂木）パチパチパチ。
止まりましたね。
おめでとうございます！
守ったのですよ。あなたは。
今を。

（真坂木）ちなみに決済はこちらの規定の日時に一括で。
それで　　構いませんよね？


（壮一郎）決済？

（真坂木）もちろん。
今回の見返りの。
（壮一郎）うっ！

。。。代償が多かった押さえ。




。。。やる気のなくなっている日本。
（公麿）じゃあ。その「Ｃ」って現象が日本をこんなふうに？
（サトウ）いや、連鎖を止めた結果。
実質　ＧＤＰはほぼ半減。
８０年代初頭くらいの数値にまで落ちた。
（公麿）そんなに。
（サトウ）よくこれで済んだものだと、たぶん三國はほくそ笑んでいる。
（公麿）え？
あの人が何を？
（サトウ）想像はつくでしょう？
彼が莫大な金額のミダスマネーを投入した。
結果、今の形で取りあえず収まった。
数年　　もしかしたら、１０年以上に当たるこの国の未来と引き換えに。
（公麿）でも、それで「Ｃ」ってやつが止まったんじゃ？
（サトウ）そうかもしれない。
けど、三國が行ったことの影響でこれから何が起こるかは
誰にも分からない。
（公麿）ああ。


（公麿）真朱のことを竹田崎が？
（サトウ）以前から、見覚えがあるような素振りだったよ。
（公麿）以前って？
（サトウ）それ以上は聞いてない。君が直接聞いた方がいい話のように思えた。

《ねえ。あれ？カップ麺。》
（公麿）ん？　ああ。
《あたしのは？》
（公麿）は？
（サトウ）君のお父さんも金融街にいたそうね。
（公麿）あっ。ええ。
破産して追放されたそうです。
（サトウ）それも竹田崎から？
（公麿）あ。
（サトウ）そっか。そのことに関係してくるとも取れなくもないニュアンスだった。
（サトウ）で、しょうゆとカレー　どっちがいい？
《しょうゆ　ん》
ん？
（笑い声）
（サトウ）今度、持ってってあげる。
《ほんとう
　約束ね》
（サトウ）はいはい。



。。。竹田崎にあいにく公麿
（竹田崎）余賀さんのアセット？
（竹田崎）見たい？
（公麿）見たいって何を？
（竹田崎）写真が趣味なもんでね。
（公麿）ハッ。
見ます！見せてください！
（竹田崎）ヘーッ！
ヘヘヘ。
（公麿）ああ。
いやぁ。
。。。支払う公麿

（竹田崎）これだ。

（公麿）これって。
￥
（真朱）私じゃん！

（竹田崎）いや、うり二つだが髪は黒かったし。違う名前だった。
確か。ムア。
（公麿）ムア。
（竹田崎）強かったよ。
それも似てる。

（真朱）今はどうしてるの？

（竹田崎）消えたと思うよ。親父さんが追放されたのと同時にね。

（公麿）そっくりってことはさ。何か意味があるんだよね？
（竹田崎）まあ。そうなんじゃないの。
親父さんとあなたの未来が同じだってことになるのかね。
あ。
欲しい？
（公麿）えっ。いや。別に。
（竹田崎）今なら、これもサービスしとくよ。
（公麿）あ。

（公麿）あっ。
（真朱）あ。

。。。払う公麿
（竹田崎）毎度



。。。
（サトウ）かなう夢。かなわぬ夢。かなわぬと知りつつも見る夢。
どちらにせよ。未来があるから抱くことが許される。
未来が消えて行き場を失った命が同じように行き場のない夢に姿を変えて
私たちの前に現れる。
それが。
（公麿）アセット？
（サトウ）飛躍した考えかもしれないけど、ただ君のお父さんと君のアセットが
そっくりと聞いて面白いと思った。
まるでそのアセットが親子のつながりの象徴のような。
（公麿）親子のつながり？
（サトウ）君とお父さんの求めるものが一緒だったから。
（公麿）そんなのただの想像で。
（サトウ）少なくとも君のお父さんが君を愛していたことは証明できると思う。
（公麿）え？
（サトウ）アントレとして破綻すれば君や君の家族に影響が出る。
それを何としても避けようと最後のディールを前に金融街から逃れようとしたに違いない。
（公麿）でも逃げられるはずは。

（サトウ）だけど今君はここにいる。
ここにいるじゃないか。
（公麿）ああ。
（サトウ）それが何よりの証しだと思わない？
お父さんはあがいた。それがどんなに大変なことか今の君になら分かるでしょ？

（公麿）俺は　俺は　何を守れるのかな？

（サトウ）周りをよく見ること。
そのうち嫌でも守らなければならないものが見えてくるよ。

。。。飛んでくるカップ麺に真朱。
わお！
。。。ピースを送る二人。

（サトウ）《ジェルジュ。頼む》
《今の青年のにおいを覚えておいておくれ》



℡（呼び出し音）
。。。でない羽奈日。

。。。羽奈日の家に
（羽奈日の母）そうなの。
（羽奈日の母）わざわざ来てくれて悪いわねぇ。
羽奈日。まだ？
余賀君よ。

。。。降りてくる
（羽奈日）聞こえてる。

（羽奈日）何？
（公麿）何って。珍しく休んでたし電話にも出なかったから。
（羽奈日）ごめん。
風邪気味で寝てたから。
（公麿）そう。
他に何もなかった？
（羽奈日）他って？
（公麿）いや。
。。。やつれていた。



。。バイト先。
（島田）変わったこと？
（公麿）ええ。
（島田）いや～　代わり映えしないねぇ。毎日。毎日。
（島田）何かあった？
（公麿）あっ。そうじゃないっすけど。
何だい？　変なの。
（公麿）あっ。そうだ。ごみ捨ても頼むわ。



。。。決済。
街の資産総額。あがって、うれしい真坂木。
（真坂木の笑い声）

。。。ゴミ捨ての公麿。
（ため息）

・（子供たち）回せ！回せ！

そっち行ったぞ！

。。。変化が訪れる時間軸効果？
（公麿）何だ　今の。
はっ！

。。。テント小屋であふれる、ひがしにほん。

（公麿）うぅ。何だよ。
。。。ほぞぼそとなってしまう。さきぼそり。
変だよ。これ。


（公麿）島田さん！
ああ。

（島田）あ～。客、来ねぇな。こんな店畳んじまえばいいのに。
ん？　余賀！
。。。決済で消えるおっさん。


（公麿）はっ。



。。。羽奈日のトコロに
・（チャイム）
（公麿）たびたびすみません。
あの羽奈日さんは？
（羽奈日の母）どちらさま？
（公麿）えっ？　あの余賀です。
余賀　公麿。
羽奈日は？
羽奈日って、お嬢さんはいらっしゃいますよね？

よかった。
呼び出してもらえませんか？

（羽奈日）そう。羽奈日。
変わった名前だけど覚えやすいでしょ？
今日から楽しく。



（サトウ）《三國が行ったことの影響でこれから何が起こるかは
誰にも分からない》

（公麿）
《起こったのか？
　本当にそれが》


。。。荒れ果てた日本。未来を代償に。
（壮一郎）《これが決済か》
《そして俺が守りきった現実だ》




（公麿）できることがあるのなら何だってする。
今、起きてることがあの人の仕業なら「Ｃ」よりももっとひどい！
（サトウ）待っていたその言葉を。
かなり前から違法な手も使いつつ根回しを進めてある。
これまでに失った命は無理かもしれないけれど
これから行き場を失おうとしている命は救えるかもしれない。
一緒に取り戻そうよ。未来を！
（公麿）うん。



。。。金融街
（真朱）未来？
（公麿）そう。未来を取り戻すんだ！
お前の未来も取り戻せる！
（真朱）そしたらどうなるの？
（公麿）たぶん普通の女の子として。その普通に。
（真朱）普通にって？
（公麿）もしかしたらさ。俺の娘として何つうの　ハッピーにやれんのかも。
（真朱）あんたの娘なら、ハッピーなの？

（公麿）大事にすっから。もしそうなったら、俺　絶対。
（真朱）娘として？
（公麿）えっ？
。。。見ている真朱。
（公麿）ああ。絶対。


（真朱）う。いいじゃん。今のままで。
（公麿）え？
（真朱）う。今のままじゃ何で駄目なの？
（公麿）駄目に決まってるだろ。
（真朱）だって、一緒にいられなくなるんじゃないの？
（公麿）いや。だからまた未来で。
（真朱）今の一緒と違うじゃない！
（公麿）真朱。

（公麿）おい。真朱。
（真朱）ねえ。あれして。
（公麿）あれ？
（真朱）だから　キス。
（公麿）えっ！　あ。
　　　　だからさぁ。
（真朱）絶対３０倍は好きだよ！
だって、公麿なんか私のことほんのちょっとしか考えてくれないんだから！
（公麿）そんなこと。
（真朱）だったらしてよ！
（公麿）うううう。

（公麿）ああ。

（真朱）うううう。

（公麿）いいよ。
（真朱）うっ。
うっうっう。
♪～

。。。額にキスをする公麿

（真朱）あっ。
違うじゃない。
この前見たのと。
（公麿）大事な人へのキス。
（真朱）ものすごく好きなキスは？

。。。じっと見ている公麿
（真朱）はっ。


（アナウンサー）ここ１週間で生まれた新生児の数が全ての都道府県を合わせ
わずか３人という憂慮すべきデータが本日少子化対策相より発表されました。
これまでの少子化傾向とは比べものにならぬ極端な変動に
これが継続的なものとなるのか慎重にその動向を見極めたいと。


（真坂木）アハハッ！
♪～