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屍鬼 第18話  第悼と夜話 の感想 [屍鬼]

夏野、辰巳に忠告されるが。。。。仲間になれと。人狼。それで昼間も動けるし
                呼吸もできる。

ついに計画を実行に入る敏夫。千鶴を祭りに誘っていく。
そして、さらに奥に進む。いやがる千鶴をむりに、そして住民にしらせしめる
起きあがり(いるのかな。ながたにも)。
知ってしまう村人。
。。。敏夫はすでに千鶴の支配から解けていた。夏野に噛んでもらって。
助けにいく千鶴の旦那正志郎と篤、篤のおやじに阻まれる。
追い詰められる千鶴。

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(夏野)この状況から逆転するチャンスはおそらく一度。

(小池)《皆 起き上がりだったのか…》

(律子)もう病院も辞めます。

(敏夫)俺は村が滅びるところを見たい。


(高俊)でも、死体の管理って葬儀屋の速見さんとこでやってんじゃなかったっけ?
(康幸)あそこがいっぱいになったから置ききれなくなった分を山小屋に持って
    きてるんだ。
(高俊)大変そうだな。
(康幸)そうでもないよ。俺が管理してる小屋は5カ所だけど様子を見て回るだけ
    だし。で、数日たって 起き上がったら山入に送って
    腐ったら こうやって土に埋めればいいだけだから。
(高俊)ふうん。
(康幸)仕事があるっていうのはいいよ。それなりに張りも出るし。
♪~


♪~
。。。辰巳、結城家に行く。

(チャイム)

♪~
。。出てくるおかしくなった父。
(結城)キエエエエエ!!

(結城)ヒャハハハハ!アハハハハ!アッハハハハ!
やったぞ。夏野。起き上がりを退治してやった。
アハッ!どうだ!父さんは頼りになるだろう?
小出工房 新装開店。起き上がりデスクには細かいアイデアがいっぱいだ!
(辰巳)やっ!
(結城)あっ!くたびれたらゆで卵の黄身になろう…。
(辰巳)お父上。上がってもいいだろうか?

(結城)ショールームは朝から営業中。
    どうぞ。

。。。辰巳、結城夏野と出会う。
(夏野)それで?何の用だ?
(辰巳)起き上がっていたなら教えてほしかったな。
(夏野)そんな義務があったんだ。
(辰巳)やっ!確かに義務じゃないかも。

(辰巳)君は人狼というのはご存じか?
(夏野)あんたや俺のことだろ?
(辰巳)やはり賢い少年だ。人狼とは屍鬼の亜種だ。
これまでに君を入れて4人しか見たことがない。
けうと言っていいだろう。人狼という名は沙子が付けたんだ。
映画なんかじゃ吸血鬼にたいがいおおかみ男が付き従っているものだろう?
(夏の)さあ?見たことがないな。

。。。コーヒーカップを潰す辰巳。
(辰巳)ところで君の少ない友人の1人田中 昭君。
最近あまり見掛けないがどうしたんだろうね?
(夏野)知らないな。

。。。手をかける辰巳。
(辰巳)やはり血を吸っていないな。
(夏野)うぐっ!
(辰巳)人狼は呼吸も脈拍もあり、昼間も出歩け。
ごく普通の食事でも持ちこたえられる。
身体能力も強化され、五感に至っては人の倍以上だ。
だが血を吸っていなければ本来の力は出せない。
どうする?このまま殺すこともできるぞ。

。。。閉めらて、離される夏野。
(せき)

(辰巳)僕個人としては君は殺しといた方がいいと思っている。
    だが、沙子は仲間が増えることを望んでいる。
    あと少しだけ考える時間をやる。俺たちの側へ来い。
    妙な態度を続けるなら、またあらためて殺しに来る。



。。。夜中。

(車の走行音)

(正雄)うん?
(クラクション)
(正雄)えーっ!! ダァ~!!

。。。篤が千鶴を乗せて車をとばしている。
(篤)ひゃっほ~!


(正雄)な…!? 何だ ありゃ!
(恵)酒屋の息子よ。
(正雄)えっ?
(恵)親父さんから解放されてはじけちゃったみたいね。
殺人の特権手に入れたって、喜々として人殺して回ってるみたい。
(正雄)何だよ。それ!新入りのくせに調子に乗り過ぎじゃないのか?
佳枝さんに言った方がいいんじゃねーの?
(恵)はぁ…。
あんたってホント。何もかも ちっちゃいわね。
(正雄)な…!!って、お前、年下のくせして「あんた」とか言ってんじゃねえ!!


(篤)最高だぜぇ!! アハハハ!
(クラクション)


。。。佳枝、徹と一緒に居る、
(佳枝)もう…。千鶴さん大川 篤に好き勝手させて。調子に乗り過ぎだわ。
(徹)沙子は何も言ってないの?
(佳枝)沙子は千鶴さんに甘いの。
(徹)甘い?
(佳枝)特別なの。
まるで母子のよう。
千鶴さんが子供の方よ。


こんばんは佳枝さん。
(佳枝)それから沙子はあなたのことを買ってるわ。幹部候補ね。
だからというんじゃないけど東山の起き上がり小屋の巡回に付き合ってちょうだい。



。。。めかされている律子
♪~
。。。起き上がる律子。
(律子)《やっぱり脈がない…》

(ドアの開く音)

(佳枝)おはよう!物音がしたからもしやと思ったけど。
(徹)律ちゃん!

(律子)《そうか。わたし呼吸してないから…》
(律子)はー!
あ… あなた… たちも起き上がったのね?
おんや?まだ説明していないのに分かってるんだ。
(律子)《やっぱり…》
(律子)自分がどうなったかぐらい覚えてる。ひどい過呼吸だったの。
自分で処置しようとして袋、探したんだけど近くには見つからなかったわ。
ほかに探しに行こうとして意識を失ったの。
わたしはあれで死んだのね?
(佳枝)まっ。そうでしょうね。
何が起こったか分かってるなら話が早いわ。
徹君。最低限のことを教えて食事させて。
(徹)俺が?
(佳枝)今夜はほかにも起き上がりそうなの。ここは任せるわ。
着替えのぞいたら、駄目よ!
頼んだわよ!

(徹)と… とにかくこれに着替えてくれ。俺は外に出てるから。
(律子)いらないわ。わたしは死んだんだから経かたびらで十分。
それに食事もしたくないの。誰も殺したくないから。

(徹)みんな最初はそう言うんだ。
でも、結局飢えに負けて襲ってしまう。本当に苦しい飢えなんだよ。
(律子)家族もきっともう死んでるわね。最後に見たとき お母さんも緑もそんな顔

してたもの。取りあえずできるかどうかやってみるわ。
自分を嫌いになりたくないから。

そういう選択の自由はないのかしら?


。。。朝
(笈太郎)タツさん!タツさん!
武子さんが ゆうべ…。

。。。バスで行ってしまうタツ。

死んだって…。

。。。サニーハウスにいく?
♪~


。。。病院。自分に輸血をする敏夫。
血を千鶴に吸われた敏夫
(千鶴)《わたしに絶対に従うこと》
《この村では誰も死んでいないの》
うっ… ぐっ… うっ…。

うぅ…!

あっ! うっ うぅぅ!

。。。苦しむ敏夫。



。。。夜。祭り。
♪(神楽)
♪~

♪~
。。。病院で敏夫の仕事を確認する千鶴。
(千鶴)完ぺき!ご苦労さま。
    これだけの数を書き直すの大変だったでしょ?
(敏夫)そうでもない。君の指示どおりに何かをしようとするとき
    取りつかれたように進めることができた。
(千鶴)沙子もこれを見たら喜ぶわ。沙子は役に立つ者には寛容なの。
(敏夫)せいぜい役に立って、生かしておいてもらわないとな。
(千鶴)お祭りなの?
(敏夫)ああ。霜月神楽だ。
(千鶴)早く村が屍鬼だけになればいいのに。そしたらホントに自由に歩けるわ。
    買い物をして立ち話をして…。ウフフフ。
    おままごとみたいね。
(敏夫)それがあんたらの望みか?
(千鶴)そうね。安全な拠点が欲しいの。隠れなくていい安全な場所。
    もう少しだわ。もうじきそれが手に入る。
(敏夫)そう簡単にいくかね?
(千鶴)沙子は最後の詰めが難しいと言うけどね。ここまできたら成功したも同然
    でしょう?
    一番の脅威だったあなたももう敵ではないわけだし。
(敏夫)フッ。「敵ではない」か…。
(千鶴)ウフフフ。
(敏夫)千鶴…。
(千鶴)うん?
(敏夫)デートしよう。
(千鶴)えっ?
    ブッ!どうしたの?先生。
(敏夫)俺はもうじき死ぬんだ。
    最後ぐらいいい目に合わせてくれよ。
    それにあんた神楽に興味津々じゃないか。
(千鶴)そうだけど…。
    駄目よ。神事は。
(敏夫)肝心の場所に近寄らなきゃいい。

(敏夫)それに表に出た方が村の連中の不信感もなくせるぞ。
(千鶴)そういうもの?
(敏夫)ああ。

。。。祭りの方を見る千鶴
(千鶴)そうよね。せっかくのお祭りなのにこそこそしてるのもつまらないわね。
(敏夫)よし!そうと決まれば…。
(千鶴)あっ…。 えっ?


(敏夫)俺とあんたが一緒に歩いてたら不自然だろう?
あんたは子芋の皮をむこうとして包丁が滑ったんだ。
(千鶴)子芋?
(敏夫)ああ。親指の付け根を切った。そういう処置をしてある。
(千鶴)い… 意外と細かいのね。
(敏夫)それがリアリティーってもんさ。
(千鶴)ウフフフ。
    そうよね。子芋は滑るのよね。
    わたしも昔よく切ったわ。ウフフフ。
(敏夫)昔?どのくらい昔だ?
(千鶴)そうやって女性の年を探らないで。
(敏夫)アハハハハ!結婚はしてたのか?子供は?
(千鶴)夫は子供を与えてくれるほど長い間そばにいなかったわ。
    そして、南方で戦死した。
(敏夫)うれしそうだな。まるで特大の宝石が付いた指輪でも眺めてるふうだ。
(千鶴)そうね。気分的には近いわ。
    不思議ね…。わたし人間に戻りたいのかしら。そんなこともうとっくに
    どうでもよくなったと思ってたのに。
    ウフフフ。
    ねえ。行きましょ。
(敏夫)包帯を見せびらかしに?
(千鶴)ええ。そう!
    とても自慢でうれしいの!おかしいかしら?ウフフフ!
・・・罠にはまった千鶴。


♪(神楽)
(かず子)あら?
(敏夫)かず子さん。こんばんは。
(千鶴)こんばんは。
(和子)あっ。えっ…。こ… こんばんは。
(敏夫)こちらは兼正の奥さんの桐敷 千鶴さんだ。
(かず子)まあ。それはどうも。
(敏夫)奥さんが この にぎやかな音は何だって言うんでね。
(かず子)ああ。今日は お祭りなんですよ。
     別に外から見物客が来るわけでもないけど…。
(千鶴)わたし、お神楽ってそばで見たことないんです。
    都会育ちだったものですからお祭りや年中行事に 縁がなくて。

    あっ。やっだー!気付いちゃいましたぁ?
    子芋が手の中から逃げちゃったんですよぉ。
(かず子)ああ。わたしもよくやります。
(千鶴)根がおっちょこちょいなのかケガが絶えなくて。
    娘なんか料理してるんだかされてるんだか分からないって言うんですよ。
(かず子)まあ!アハハハハ!


。。。別の住民
(男性)お体が悪いって聞いたけど?
(千鶴)このところ調子がいいんです。夏の間はお天気が良くて体にこたえました
    けど。(男性)へぇー。
(敏夫)光線過敏症ってのがあるんだよ。大変なんだ。
(女性)まあ 大変!
(千鶴)家の中でおとなしくしていればいいことなんですけど
    お天気がいいとシーツなんかを洗って
    お庭にパーッと干したくなっちゃって!
(敏夫)こら!そういうことをするから寝込む羽目になる!
(千鶴)はーい。
(男性)まあ。楽しんでってください。


。。。犬を連れている屍鬼。
(康幸)さすがに今日は夜だってのに人がいっぱいだよ。
(高俊)だろうな。俺も祭り行きてーな。
(康幸)ああ 千鶴さんいたよ。
(高俊)えっ?
(康幸)何だか尾崎先生とカップルみたいに歩いてたな。
    めちゃくちゃ機嫌良さそうに話してたなぁ。


(千鶴)何て簡単なのかしら!
みんな 「何だ」って顔に書いてあるみたいだったわ。あっ!
。。。神社の鳥居。ああ。
(敏夫)行ってみるか?
(千鶴)行ってみたい。でも駄目。ホントに怖いの。もう     足がすくんでる


(敏夫)何か実害があるのか?
(千鶴)ないとは思うけど…。
(敏夫)怖ければつかまってればいい。
。。。手を引いていく敏夫。
(千鶴)ああ。これは何だかスキャンダラスじゃない?
(敏夫)構うもんか。
(千鶴)じゃあ。行ける所まで。でも、無理強いはしないで。
(敏夫)分かってる。だいたい俺はあんたの命令に逆らえない。
(千鶴)そういえばそうね。


。。。橋を渡る。
(宗秀)おや。若先生!
    そちらは桐敷さんの奥さんですかね?
(敏夫)そう。お神楽を見たことがないって言うもんでね。
    でもあまり体調が良くないらしい。引き返しますか?
。。。????
(千鶴)だ… 大丈夫。 もう少しだけ…。
(敏夫)分かった。宗秀さん。人込みがすごいから、よかったら一緒に歩いて
    そっちから盾になってくれないか。
(宗秀)ああ。いいよ。

(宗貴)あっ。若先生!
(武雄)一緒なのは兼正の…。
ああ。若先生!ことしの霜月神楽はいつもとひと味 違いますぞ!
ぜひ見てってくださいよ!

(男性)みんな!若先生が来たぞ!

(男性)先生。どうも!
♪~

(千鶴)あ。ああ。。。。拒否????断崖の崖のイメージ。別の世界。

(敏夫)どうした?
(千鶴)か… 帰ります!
(敏夫)待って!
(千鶴)気分が悪いの。
(敏夫)戻るんじゃかえって大変でしょう。すごい汗だ。
    少し社務所でお休みなさい。
(千鶴)いいえ。帰ります!!これは命令よ!
(敏夫)そう…。 じゃあ清水さん。手伝ってくれ!
(武雄)どうしたんですか?
(敏夫)彼女が具合悪いらしくて。社務所まで運びたいんだよ。
(千鶴)えっ!?
(武雄)いいですよ。さあ。奥さん。
(千鶴)何を…!

。。。さわる恵の父。
(武雄)《何だ!?すごく冷たいぞ!》

(千鶴)先生!わたしは帰ると言ってるの!!
(敏夫)体温が下がって徐脈が出てるんだ。急いでくれ。
(武雄)ええ!
(千鶴)ちょっとどうしたのよ!
    聞こえてないの!?私が言ってるの!

。。。敏夫に自分が噛んだのと違う痕
    あっ…!

。。。自分が噛んだのは首筋。
   それを見せて、にやっとする敏夫

    あ。ああ。。嫌ぁぁ!

(武雄)わ… 若先生。彼女はいったいどうしたので?

(千鶴)あぁぁぁ!あっ…!

(武雄)何だか神社を怖がってるみたいだな。
(武雄)《この女のにおい…》
    《恵が倒れてから死ぬまでの数日間。
     部屋にはなぜか 大人の香水のような残り香があった》
    《そのにおい…》

(千鶴)あぁぁぁ!

(敏夫)逃がすな。起き上がりだ。
(武雄)え?
(敏夫)あんたの娘を殺した犯人だよ。
(武雄)ええ!?

(千鶴)あぁ…!!
。。。武雄をひきずる。
(千鶴)ヒィー!
(敏夫)清水さん。首。脈を診てくれ。救急車を呼ぶかどうか考えないと。
(千鶴)嫌ぁぁぁ!

(武雄)《ない…》
(武雄)こいつ起き上がりだ!
(宗貴)はあ?
(武雄)こいつがうちの娘を殺したんだ!
    うちの娘を殺したんだ!!
(富雄)あんた何をバカな…。
(武雄)バカなもんか!こいつには脈がない!
(千鶴)あぁ…。
(富雄)確かに脈がない。それに異様に冷たい。
(千鶴)あぁぁぁ!
(寛子)そんな…!

(寛子)ホントだわ!心臓の音がしない!

(ざわめき)

(千鶴)あぁぁぁぁ!

(男性)こいつ呼吸もしてないぞ。
(男性)嘘だろ?
(男性)何なんだ。こいつは!


。。。千鶴の旦那が銃で撃ってくる
(銃声)

。。。篤が車で乱入する。
(篤)うぉぉぉら!
   おらおらおらおらぁ!

(村人たちの悲鳴)
(衝突音)

(篤)えっ!

(富雄)ぬぁぁぁ!
    篤…。
(篤)お… 親父…。
(富雄)ぬぁぁぁ!!


。。。銃を富雄にむける
(正志郎)道を開けてもらえますか?

(富雄)篤ぃぃぃ!!
(篤)うわーっ!
。。。逃げ出す。やっぱ。オヤジはいやだ。

(正志郎)篤君!何をしている!
(篤)無理だ!親父に勝てるはずがねえ!!


(男性)ありゃあ…。
(男性)この間死んだ大川の息子だよ。
(宗貴)起き上がりだ。起き上がりが仲間を助けに来たんだ。

(千鶴)ヒッ!
。。。逃げ出す千鶴。

(武雄)あっ!おい。逃がすな!!
(男性)起き上がりだ!
(女性)起き上がり!

(村人たち)起き上がり!起き上がり!起き上がり! 起き上がり!
。。。石をがなげる村人。おきあがり(ひびと、そっか)に

(千鶴)あぁ…。 あぁぁぁ。
♪~
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