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三国演義 第26話 赤壁・勝敗決す の感想 [三国演義]

・・・曹操を逃がすんだよね。関羽。
   ここは殺さないと。徳川のあのバカやすをね。実は関ヶ原か大阪夏の陣で。。。

   東の風、これはと程イク。黄蓋の寝返りを拒否しようと。。。失敗。
   船に火をつけてぶつけて燃え上がる曹操の船団。ここぞとばかりに呉の水軍の猛攻。
   惨敗するバカの曹操軍。ていていで逃げ出す曹操。慌てふためく。
   孔明のおはこの火計で負けて、本拠地へ逃げ出す。
   その道すがら、孔明が配置した伏兵に追われて。あたふた。
   最後に出てくる御大 関羽。。。。


。。。対戦が始まる

(曹操)みごとな月だ。
まるで我々を祝福しているようではないか。
この一戦にさえ勝てば、天下はもうわが手の中に入ったも同然だ。
みなの者!完璧な勝利を得ようぞ!
(兵士たち)オーッ!オーッ!オーッ!オーッ!…
(曹操)たとえ諸葛亮にたぐいまれなる才能があっても、わが100万の精鋭にはかなうまい!
(笑い声)

(曹操)ときどきわしはおもしろいと思う
数十万人の生死を決めるのがこんな小さな旗だとはな。
程イク、じつに おもしろいなはぁ…
(程イク)それよりも今私が考えていたことは…
その旗のなびく方向つまり東の風が吹いています。
なのに黄蓋が…投降してくるというのはおかしい。
わなではないでしょうかわな?
・・・鋭い!
(曹操)ハハハハハハ…
黄蓋が風向きを自由にあやつれるとでも言いたげだな。
(程イク)曹操さま。油断するのは禁物ですぞ。
(曹操)フン。風向きがどうであれ、この旗をひと振りすればわが軍は敵を打ち負かす!

(鳥の鳴き声)
(曹操)ん?
あぁっ…あぁっ…
♪~

。。。やってくる黄蓋
(曹操)黄蓋!おぉ

(曹操)呉の水軍はすごい!もし黄蓋が投降してこなかったら我々は攻めようがなかっただろう。
見ろ!天はわしに味方しているようだ!
♪~

(程イク)だめです!あの船を近づけてはいけません!
(曹操)程イク。おまえは何度わしと戦を経験しても、まだ…
    びくびくしてばかりだな…
(程イク)もし本当に食料や武器が積んであるのなら船は重く沈んでいるはずです。
しかし船は軽々と浮いています。
(曹操)では何が積んであるのだ!?
・・・わらだよ。あまん。
(程イク)船に何が積んであるかはわかりませんが。
とにかく今東の風が吹いています。
もし わなにかかったとしたら…
(曹操)あぁっ
あの船を止められる者は!?
水には慣れております!私が!
(曹操)うむ。
旗をお借りします。
♪~

(曹操)おい!旗をもどせ!…ああ
みなを動かすのはわしではなく。旗か…
♪~


曹操さまのご命令だ。
呉の船は陣営に近づいてはならぬ!
すぐに帆を下ろせ!
呉の船は陣営に近づいてはならぬ。すぐに帆を下ろせ!
曹操さまのご命令だ!
。。。弓を撃ってくる。
(曹操)あぁっ。あぁぁ…
♪~


戻るな。戦うのだ!戦え!
(おびえた声)
(曹操)あぁぁぁ…
(黄蓋)よし!火を放て!
(爆発音)
♪~

(曹操)あぁぁぁ…あぁぁぁ…
鎖をはずせ!
(旗が海に落ちる音)
(張遼)がんじょうすぎてはずれません!
♪~

。。。黄蓋の船が、曹操軍の船にぶつかる。
(衝突音/悲鳴)
(爆発音/衝突音)
(悲鳴)
(弓矢の飛ぶ音)
(悲鳴)
(爆発音/悲鳴)
(弓矢が飛ぶ音)
(悲鳴)
♪~


(曹操)あぁ。あ。あ。あぁぁぁぁ…
(悲鳴)
(曹操)あぁぁぁぁ…うぅっ
(悲鳴)
♪~

(悲鳴)
♪~


(曹操)うわぁぁぁぁぁ
(衝撃音)
(気合)
(黄蓋)曹操!
(曹操)あぁ…
(黄蓋)曹操!かんねんしろ!もう逃げられんぞ!
(黄蓋)悪党め!命はもらったぞ!
(気合)
エイヤ~!!
(曹操)あっあぁぁぁぁ…
    うぅ…う~ん。あぁ…

(曹操)張遼!
(張遼)殿。ここにいては危険です。
    殿!早く
。。。船から逃げ出す曹操


(叫び声)
(悲鳴)
(張遼)さあ。早く!
(曹操)あぁっ
。。。黄蓋をたたく曹操
    あぁぁぁぁ…


。。。撃ってくる呉の船。
(砲声)

(曹操)あれは…敵の主力艦隊か!?
(悲鳴/爆発音)

(曹操)わしの軍が!100万の兵が!
(兵士たち)あぁ… あぁ…ううっ…


あっ!黄蓋将軍!しっかり!
(黄蓋)曹操がいたぞ!

さあ乗って!
(黄蓋)ああ…ぐぅぅ…


曹操の悪党め逃がしてなるか!
ご安心を!わたしが行きます!

(馬が駆ける音)
(曹操)はぁ はぁ はぁ…
    ん?
(矢が飛ぶ音)
(曹操)あぁぁぁぁぁぁ…
うぅ…

。。。曹操の後を追う呉の将
うぅぅん
リョウ統将軍!
曹操を逃がすな!

徐晃ここにあり!曹操さまをお助けにまいった!
(掛け声)
(気合/金属音)
(徐晃)ここはおまかせを!
(掛け声)
(気合)
(金属音)
(徐晃)フッ
(掛け声)


(徐晃)撤退!


わが軍はこの先に伏兵を置いているのか?
いや!もともと徐盛と丁奉がこの先でまちぶせすることになっていたが
2人は急に諸葛亮暗殺にかりだされ作戦には間に合わなくなったなっ…
くっ!しかたない。リョウ統将軍!我々ももどるとしよう。
このまま曹操が許都へ帰ったとしても、もうやつにかつての力は残っていないだろう。


。。。逃げていく曹操

(曹操/張遼)ん?
(遠くの火災のような音)
(曹操)ハァ…
(曹操)ここは?
(張遼)烏林の西 宜都の北に当たります
用心してください。ここはまだ呉の領土です。
(笑い声)。。。曹操
(張遼)殿。どうされたのですか?
(曹操)ここの地形は実に素晴らしい
まるで天がわしを捕らえるためにつくったようではないか!
わしが笑っているのは周瑜と諸葛亮ヤツらが愚か者だからだ!
わしなら必ずここに伏兵を置いておくぞ!

趙雲ここにあり!
(曹操)あぁ?
(曹操)なに?趙雲だと?
(趙雲)逆賊曹操!覚悟!
(曹操)あぁぁ…!
(馬が駆ける音)
(張遼)ハッ!
(馬の鳴き声)
(気合/金属音)
(張遼)ウオォ!!
(趙雲)ハァ~ッ!!
(気合/金属音)
(ヤリを回す音)
(気合/金属音)

。。。曹操逃げる
立ち会う二人。超雲と張遼


ハァ…ハァ…
フン!


(荒い息遣い)
(曹操)100万という大軍をたった一夜のうちにすべて失ってしまったというわけか…
(張遼)曹操さま言うまでもないことですが戦の勝ち負けは時の運です。
・・・そうあんたもね。
ですから、この程度のことで一喜一憂していてはなりません。
たとえ何があろうとも許都に帰りさえすれば、また初めからやり直せるのです。
(曹操)はぁ…
    これが悪い夢なら早くさめてほしいものだ。
(雷鳴)
(雨音)
(張遼)あそこに村があります。ひと息ついて英気を養いましょう。
(曹操)よし
♪~

殿!?
(曹操)ハァ…
    うあ…ああ…ハァ…ハァ…
(張遼)飯を炊くぞ!火種をさがしてこい!
(曹操)アァ!!火…火…
。。。トラウマになっている曹操。
(張遼)曹操さま。しっかりしてください。ここまで来れば大丈夫です。殿!
(曹操)ハァ…ハァ…ハァ…
(張遼)ん!?あああ…
(馬が駆ける音)
(馬が駆ける音)
。。。兵が集ってくる。
(曹操)あぁ…
    程イクは?
    曹操さま。程イクどのは大やけどを負われて…
(曹操)どこにいる。程イクはどこにいる?ハッ…!?
    アァ…!!程イク。程イク…
(曹操)ああぁ…うぅ…クッ…
    わしのためにみんなをこのような目にあわせてしまった。
(泣き声)


(曹操)ん?
    ん~?ハハハ…
    ハハハハハ…!。。。笑い出す曹操。バカです。
(どよめき)
(張遼)どうされました。曹操さま。今度は一体何を?
(曹操)これが初めてのことではないのだ。
(張遼)どうされたのですか?
(曹操)この地形からすると我々は袋のネズミだな!
(2人)ハッ!?
(曹操)さっきは諸葛亮の作戦にやられた。
    ヤツは周瑜に比べると少し頭が良いがそれだけのことに過ぎぬ!
    もし わしがこの作戦を立てたならきっと、ここに伏兵を置いて待ち伏せした。
    そうすれば羽があっても逃げられぬわ!ハハハ…

(張飛)ハハハハ!本当に羽があっても逃げられぬわ!

(曹操)わしの口まねしたのは誰だ!

(張飛)イヤァ~!!我は張飛 ここに見参!
    ヤァ~~~!!
(曹操)オォ…
。。。張遼が張飛と戦う。
(張遼)フン!!
(気合)
(気合)
(気合/馬の鳴き声)
(兵士たち)アッ!?
(張遼)曹操さま!?
(馬が駆ける音)
(張飛)待てぇ。曹操!逃げるか…グァ!!
(気合)
(逃げ惑う声)


曹操さま。道が二手に分かれています。
広い方は比較的平坦ですが五十里ほど遠いようです。
細い方は華容道に繋がる近道ですがかなり険しい道です
(曹操)フム…
(張遼)殿。どちらの道を行くべきでしょうか?
(曹操)普段のわしなら決して遠まわりなどしないのだが…
(張遼)細い道にはところどころ煙が見えます
    広い方には何も見えません
(曹操)ん?
諸葛亮め。捕らぬタヌキの皮算用とはいえなかなかうまい計算だ細い道におとりを仕掛けたか?
では、裏をかいて細い道を行ってやろうではないか。
・・・わなにはまるまえのせいけんとう。
(張遼)殿。ご覧ください!
(曹操)ん?
。。。虹が見える。
(曹操)これはいい兆しだ。
    華容道を越えればもう我々の領地。
(張遼)はい。
(曹操)よし先を急ごう!
(張遼)ハッ
♪~


お待ちを!
(曹操)何だ!?どけ!
(張遼)曹操さま。ここは…
(曹操)あ?
・・・曹操(あまん。。。ほしがき)の墓
(2人)ハッ…!!
(曹操)諸葛亮がまたおとりを仕掛けてわしを脅かそうとしているのか?
    こうしておけば引き返すとでも!?
。。。おこるバカの曹操
(曹操)ぬぅ~~!!
(張遼)ああっ
(曹操)ハァッ!!
(馬の鳴き声)
(曹操)わしの墓をたてるにはまだ早いわ!
    行くぞ!
(兵士たち)はっ!
♪~


。。。また、その地形をみて笑い出す曹操。
(曹操)ん?うん?…
ハハハハハ…!!
(張遼)おぉ…!?殿。もう笑うのはよしてください。
・・・こまったちゃんだね。バカ殿。
(曹操)ハハハ…張遼。これを笑わずにいられるものか。
    墓をたてて、諸葛亮はしてやったりと思っているだろうが。何の役に立つ?
    この道はこんなに狭い!
    もし、ここに一隊を潜ませておけ、ばわしは本当におしまいだったのに。
    ハハハ…
    諸葛亮よ。上手の手から水が漏れるとはまさにこういうことを言うのだ。
    ハハハハ…
(関羽)そうですかな!?
(曹操)アワワワ…
♪~


(曹操)関羽。
(関羽)お待ちしておりました!
(曹操)あぁ…あぁぁ…
(関羽)あのとき以来お変わりありませんかな?…フッ
・・・王手!



次回「南郡進攻」
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