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刀語 第7話  悪刀・鐚 の感想 [刀語]

鑢七実、死霊山で悪刀・鐚を奪う。最強の刀の彼女。
刀の使い方を見て知る。足止めをする老女を足蹴する。
目立つ場所で七花を待っていようと。
・・・こわい姉ちゃん。女って怖い?これが本性。

七実、幽霊を呼び出す。これは父?母?あなたは楽に死ぬこともできず生きることも
出来ず。死霊山の降霊術。ただの記憶じゃないと。
刀の聖地で坊さんをあっけなく殺す。
降霊術。。。消えろといって消滅する。
あなたたちに言われるまでもないのよ。そんなこと。


退治している七花と七実。
えもんざえもんととがめ。
七花、何故戦わないといけない?自分も成長したという七花。
あまいことを言っている七花。ゆるくなったのね。まったく。とがめに預けたから?
すなおに刀をわたしてくれば。
剣士と剣士が向かい合っているのよ。戦わない理由があるの?
姉ちゃんは剣士じゃないだろう。そうかもしれないわ。わたしは、刀では、
あなたもそうでないのかしら。
あなたに戦う理由がいるから刀を見つけて来てあげたんじゃない。
刀がほしければ、わたしを倒すしかない。とてもわかりやすい方程式でしょ。
父さんの育て方をいう姉。

合図をとがめに言わせる。

戦いが始まってあたらない七花の攻撃。早すぎる2人の動き。
姉は、真剣勝負なにですが、ひさしぶりに教育してあげましょうと。
七花の間違いを指摘する。自分の目をことをいう。一度見たことを自分の力にする
・・・うん?伝説の勇者の伝説の目と同じ?
どんな技もどんな動きもどんな弱点も。

ただ見ているだけで虚刀流の技を身に付けている。そんなことがありうるのか?
いや、現に七花は翻弄されいるではないか。

離れる七花。
ひらりと降り立つ七実。

七花、最終奥義を繰り出す。
はあ。現時点でも半年目と変わらずあなたは、わたしよりもずっと弱い。

吹き飛ばされた七花。びっくりもの。
なにをしたと。放り投げたのよ。
馬鹿なこというなよ。

蝦夷の粉雪のこと。怪力を知らないはずはないと。

そう、七実は、いてぞら一族の村を葬った。
大人の怪力を会得している。見るだけで手にいれる。
死霊山の壊滅。村の壊滅。
どうして、壊滅させる必要があった?ねえさんがそんなことをしたので粉雪は
変わったことをいうようになったわね。七花。・・・人間味がない姉。
人間を雑草扱い。。。。雑草は、かんりょうだあ。
草むしりはあたしの趣味なのよ。それとも、七花、刀が切る相手を選ぶというの。
とがめさん、あなたに七花を預けたのは失敗だったのもしれませんね。
筋違い、あたしの刀をどうするかはわたしがどう使おうと勝手だ。そうではないか。
その通りですねえ。確かに筋違いの逆恨みでした。

ここまで切るまでそれなりの死線をくぐりぬけていると七実。
これまでの八つ裂きにしたものたちのことをいう姉。
いろんな人達と戦ったわ。その全てを吸収したわ。この目でね。
七花はビックリする。
あなたの最終奥義なら一度見れば十分。弱点は一度自分で使ってみるまで
わからなかったけどね。
え?
やっぱり気づいていなかったのね。よかったわね。
七花、これまでの相手がよわかって。こんな明白な弱点を誰も気づかなかったのね。
弱点ってなんだよ。
それをあなたに教えてあげるためにあたしは島を出て来たのに、不抜けたあなたを
見て、気が変わったわ。教えてあげるものですか。
安心しなさい。あなたに対して、真剣勝負だなんて、大人げなかったわ。
今のあなたは、わたしと立ち会う資格さえない。あなたを相手にするには、
この小指一本で十分よ。

思い上がるのも大概にしろ!

七実、虚刀流を使って、連携技。打撃技混成接続。
吹き飛ばされる七花。

ああとえもんざえもんととがめ。

姉は、足で七花を踏みつける。
ちなみに忍法足軽応用編。打撃からすべて重みを除いておいたわ。
わたしが、そのきだったら、あなたは、272回死んでいる。
どうしたの。七花、言いたいことがあればいっておいていいわよ。
なにが小指一本しか使わないだよ。
それは、あなたが聞き違いしたのよ。わたしはこの小指一本以外をすべてで十分と
いったのよ。
ふうん。姉ちゃん。今のどういうことだよ。
はい。
どぼけるな!あんな技、姉ちゃんの体力で繰り出せるわけないだろう。

七実の唯一に弱点は、体がよわいこと。体力、持久力がないこと。

はあ、まだ話してなかったわね。こういうことよ。
ああ。
七実の胸に刀が刺さっている。

なんだと。
姉さん。
そう取り乱さないでください。これが悪刀・鐚の正しい使いかたよ。
雷をうけたこのくないを体の中央に差し込むことによって、あたしの病は強制的に
癒される。
無理矢理人体を活性化させるそれが悪刀・鐚。

そう、悪刀・七美というべきでしょう。
わたしには、もう弱点も死角もありません。顔をあらって出直してきなさい。

唖然とする3人。

。。。なんでかここまで来たいきさつが語られる。
   蝦夷からの移動のこと。そして、土佐に。
   待っていた、そうだえもんざえもん。
   へんな会話をするえもんざえもん。
   下手人のいるところを教える彼。隠れず、剣士の聖地清涼寺に居座っている。

   なんかゲーム調で描かれるバカな状態。ラスボスを倒して、寺に居座る
   鑢七実
   ビックリする七花ととがめ。

そして、寺での対戦。負けてしまった七花。


尾張
変態姫。えもんざえもん、帰ってくる。噂はすべてほんとうだったと。
七実、虚刀流の姉は化け物。


まにわ忍軍の方に情報が。虚刀流の姉のこと。すべて彼女。全日本最強鑢七実。


尾張の姫、いてぞら一族の全滅!はなから化け物だったということ。
はあ。みるのはけっさくだけど、こっちまでまきぞいをくるのは敵わないわねと。
なーに、この計算違い、虚刀流を表に引っ張り出したのはいいけど、ついでに
とんでもないものまで引っ張り出してきちゃったわけか。
実際の所どうだった。七花君のほうにもすこしは勝ち目があるのかしら。
ありません。


まったくもて錆白兵どころの話ではないなあ。
護憲寺もいまごろは彼女の制圧下でしょ。
あの奇策師はどうするのか?奇策だろうと、本物の天才相手に通用しないだろうに
奇策師は戦うものではありませんが、なにかいい手を考えるかもしれません。
というより、僕たちとしてはそう願うしかないでしょう。
鑢七実に立ち向かえるものは鳳凰様を含めても1人もいないかと。
うふふふ。はっきりというではないか。しかし、お主の言うとおりだな。
真庭忍軍頭領が今は4人だ。さすが、これ以上あぶない橋は渡れない。
化け物退治は、奇策師に頼る訳か。


冗談じゃないわねよね。ちなみにあんたなた、鑢七実相手にどう戦う。
戦いません。
なるほど、それでも戦わなければならない状況におちいったらどうする?
時間を稼ぎますね。あなたが逃げられる時間を。
はなまる。でも、鑢七実が悪刀・鐚を所有している時点で無視できないわよね。
ところで元気だった。あの女。
はい。偶然をよそおって何回か蹴られました。
子供みたいなまねをするわね。


七実。胸の所を気にする。
食事をすすめるが、いらないと。
かまわないの今の自分にはひつようないことですもの。


寺の悲惨さ。ふさわしい天才が君臨するか。戦うことを人生の目的とする聖地と
しては、確かに今のありさまのほうがただしく。鑢七花によって、聖地はより
聖地らしさを獲得したものをいえるが。しかし。
死屍累々。


自分の考えがあまかったと七花。
昔の事を思い出す。勝てるはずがないのに。


七実ととがめ、兄弟での戦いはみたくないのでな。
刀を渡してくれる条件はないのかな。
おやさしいのですね。あなたは。
うらみごとではないでですけど。あなたがそうも七花を人間扱いしてくれるとは
思いませんでしたよ。
島でのことをいう七実。鋭い刀がさびた刀みたい。、
さびか。
いっそ、わたしが折ってあげるべきかしら。
ぶそうなこというでない。
なにをいうのですか?ぶっそうきわまりない。殺しあいをすると言うのに。
真剣勝負は避けられぬか。
避ける理由がないのですよ。


とがめにカツをいれられる七花。足蹴にされる。
動揺する七花。
こい、再教育だ。
七実の方が強いことをどうして隠していたと。
それは、俺がとがめの刀になりたかったからだよ。


・・・・・

すこしはとがれきたようね。けれどまだぬるいかしら。
あつくもなければ、冷えてもない。

これから繰り出すのは姉ちゃんが初めて見ることになる七花八裂だ。
一週間前見ないにはかわせない。
そうかもね。
ねえ。七花、あなた、父さんを殺したときのことを憶えてるかしら。
そりゃ、憶えてるけど。
あの時のお礼をまだ言ってなかったわね。でも、べつに感謝にしているわけでも
ないのよ。だから、今もいうつもりはない。
あたしは、あのとき父さんに殺されてもよかったんだから。殺されてもよかった。
生きていてもしょうがないんだから。
姉ちゃん。それは。
だから、ちゃんとあたしを殺してね。とがめさん。そういうことですから。
はやく合図をお願いします。
これが最後の会話になるかもしれないだぞ。
うふ、この期に及んでまだそんなことを。それとも時間をかせいでいるのですか?
あなたの奇策には時間が掛かるとか。
わかった。わかった。好きなだけ殺し合え。この刀兄弟。
・・・カウンダウン。
いざ尋常に。はじめ!

ロウソクがはかったように消える。

あっ。そういうことか。なにがいざ尋常にだ!本当にほれぞれする策。
300本のロウソクがまったく同時刻に燃え尽き同時に消える。
気の遠くなる計算と仕込みだった。
どうだ。みげいこやぶれたりだ。・・・見えないとコピーできない。

おお。いくぜ。姉ちゃん、虚刀流最終奥義

隙が多いりゅうごくかこう、ならば、それを一撃目にすれば、
それさえ決まれば、七花の混成いや、強制接続技が完成する。七花八裂改。
うたれる七実。
うわあっ。

ロウソクに火をつけるとがめ。
やったか?

七実が倒れている。

七花。

七花は、姉の胸から刀を抜き取る。
とがめ、これ。。。。なげわたす。
あ。ああ。
布でおおって取る刀。

七実はどうなったんだ。死んだのか?
いや。あんまり勝ったってかんじじゃないな。半分以上とがめの奇策のおかげみたい
なものだ。
うん。
医者を呼んでくれるか。
ああ。わかった。悪刀・鐚なしでは、七実の命はあぶないのであろうなあ。
。。。七実動き出す
ああ。目をそらすな。まさかとは思うが、
う?
ああ。
あ。
どうやら、わたしの考えがあまかったようね。
姉ちゃん、動いちゃだめだ。
悪刀・鐚なんて。そんなインチキな刀で自分の強さを調整して。
生命力を活性化させることで沈静化させ、見稽古だなんていって、他人の強さを
まとうことですこしでも弱くなろうとするなんて。
強さを沈静だと!
姉ちゃん、
より弱くあるために他人の技を見取ってきただと。
あたしが。あたしが、あまかったわ。すこしでも長きしようだなんて。
そんな有様で真剣勝負だなんて。ぬるかったのはわたしのほうね。わたしは、
まだ生きているわ。早く殺して頂戴。
姉ちゃん。
さあ。
やめろ!こんなことになんの意味がある。

七実、七花に寄っていく。

すでに悪刀・鐚は収集した。もう終わったのだ。
そなた達がこれ以上戦う理由はない。

うるさい!
。。。とがめに使う七実。
うわああ。

七実の髪をきれいに切って、短くしてしまう。
あ。ああ。ああ。

灯りを落とすとがめ。それが髪の毛にうつって燃え上がる。
なにを。

次はもちろん首を落とすわ。

とがめの髪を。
よかったわね。戦う理由が出来たじゃない。
許さないぞ。たとえ、姉ちゃんでも。
髪の長い女が好みだったの?そういうところも父さんによく似ているわね。
はっきり言って不愉快だわ。だから、草のようにむしるのではなく。
花のように散らしてあげる。

まわりに火が回る。

やってみろ!但しその頃には、姉ちゃんは八つ裂きになっているだろうけどな。
やっと全力で戦ってくれるのね。

兄姉で対決する。
早い攻撃。

刀。


姉ちゃん!
(七花。あたしの弟。やっとあたしを殺してくれる)
姉ちゃん。
(う)
あ。 泣いている七花。
虚刀流最終奥義。七花八裂改
(あたしの体が、あたしの全力に耐えれるわけがないの。
 わかりきっていたいことだ。だから、これまで他人の技を見取ってきたの。
 か弱くあるために。すこしでも長生きするために。)
姉ちゃん!
(ああ。そういうこと。)
姉ちゃん。
(刀が、刀を使おうとするとこうなってしまうのか。)
七花、七実の胸を貫く。
虚刀流たんぽぽ
(なんだ。父さん。わたしもやっぱり虚刀流なんじゃない。褒めてあげる。七花。
 よくぞ、よくぞ、)
ああ。
よくもわたしを殺したわね。
(あれ?かんじゃったかな?)
七実を抱きとめる七花。

それを見ているとがめ。
(虚刀流は刀を使わない流派ではない。決して、刀を使えない流派なのだ。)


船着き場。
ちがめと七花。
七実は殺されたかったのだな。どうして、こんな意味のない戦いに身を投じ、
七花をも巻き込もうとするのかと思ったが、なんのことはない。
それだけだったのだ。殺されたいと願ったのだ。
姉ちゃんが最強だけど。最強過ぎて、やっぱり戦える体でないんだよ。その弱い体は
天才過ぎるせいなんだ。俺はそう思う。
七花八裂の弱点云々なぞ口実にすぎん。ただ、七実はそなたに殺してほしかったんだ
人として、当たり前に死にたかったんだ。
それでも、俺は姉ちゃんを殺したくなかったよ。オヤジにも。
あ。
姉ちゃんは、オヤジにも殺してほしいと思っていたのかな?
本人が言っていたとおりだ。殺されてもいいだよ。許容と希望は違うものだよ。
しかし、そなたが父を愛していたように、七実も父を愛していたのだろう。
それでも俺は。


船で帰る。
触っていいか?
すきにするがよい。この髪好きの変態め。
七花、とがめの髪をなぜる。
ああ。くすぐったい。
姉ちゃんは、髪切るのうまいんだよな。
確かに。
しかし、これで。俺もとがめと同じ天涯孤独の身の上となかったなあ。
天涯孤独?ばかなことをいうでない!そなた、いったい何時の話をしておるのだ!
うん。
わたしには、そなたがおるし。そなたには、わたしがいるであろう。
うふ。
ああ。今笑いおったなあ。笑ってあろう。
笑ったわけじゃねえけど、はずかしくねえか。そんなセリフ。
だまれ!チェリオ!

<こうして、ようやく2人いよいよやがり将軍家のお膝元尾張へと出発しました。
 残る刀は後5本。2人の旅のおわりが少しづつ近づいておりました。
 。。。。>
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