デュラララ!! #8 南柯之夢 の感想 [デュラララ!!]
セルティ2人みっけ。
製薬会社の女の首はだれのもの?
杏里の友達のもの?
へんな男女が2組。
竜が峰は、相変わらず空回り。杏里が困っているのをたすけるが
そっけない。杏里は、女友達が気になる。
首なしデュラハンのセルティ。首と一緒だった夢を見ます。
ああ、確かにそうですね。
ここで繋がったということか。
やっぱり近く首があるということ。
変な製薬会社。いかがわしいことをやってます。
ぴょーごにも、ありそうですね。インフルまきちらかしたかな?
今日、ぴょーご南東部は、インスマウス臭のくさった海のにおいで
いっぱいでした。
--------------------------------------------------------------
(紀田正臣)わっ いじめ。しかも。ものすごくベタな。
(渡草)右、曲がりま~す!キキィーー!(ブレーキ音)
(門田)さ~て 聞かせてもらおうかお前らがかたぼうかつ片棒を担いでる
人体実験の話。
(セルティ)わたしあれは私だ。きっと、そうだ。
私は、どこに向かって走っていたんだろう?
(誠二)見つけた… オレの愛。
(波江)言い訳は 結構よ。 それともあなたが素材になります?
(新羅)あきらめなよ。首 なくたっていいんじゃないかな。
♪~
♪~
♪~
(田中太郎)こんばんわ
(甘楽)こーんばんわっ
(田中太郎)大事なものに限ってなくしたりしますよねー
(田中太郎)買ったばかりの傘とか
(田中太郎)ビニール傘なんていつもであるのに・・・・・・
(甘楽)傘ならいいけど、当たった宝くじとか
(甘楽)大事にしまい込んでいて忘れたり
(田中太郎)探していると、余計なものばっかり出てきたり
(甘楽)みつからないもに限って大事な気がするんだったり、、、
-- セットンさんが入室しました。
(セットン)ばんわー
(セットン)なにか探しものですか
(セルティ ナレーション)<時々思う。こちらが眠っているとき
あちらでは目覚めているのではないか>
<記憶があやふやになってから。時間の流れもあやふやになっている気がする>
<いつからだろう。私は一つであった自分を。もう夢にさえ見ない>
<あちらとこちら>
<こちらとは違うあちらではどんな景色が見えるのか?>
<何を見ている?>
首が出てくる。顔が見えない。誓約会社の。。。
<何度も繰り返し見る同じ夢の中で私はそれを確かめようとする>
手をのばすセルティ。いやちがった。
きりきざれるカプセル。
♪~
ザシュ! ザシュ!パリーン!
<けれどいつも夢は同じ>
(セルティ)きゃあ~!
目が覚めるセルティ
♪~
(セルティ)はぁ~…。
カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
(新羅)ん?
起きて、居間にすわっているセルティ。・・・不気味です。
ガチャ(ドアの音)
(新羅)セルティ。すごいぞ~!
ゆうべ明日は仕事入ってないって言ってたよね?
今、計算したら。今日は君の265日ぶりの休日だ!
ん? んん~。
浮かない顔だねぇ。
(セルティ)<彼はこうして私のない顔の顔色を読む>
ああっ!
ひとが夢を見るのは
記憶の整理だと聞いたが
ほんとうか?
(新羅)なんだい? やぶから棒に。
人が なぜ夢を見るのか?それにひと言で 答えるなら
「分からない」だ。
医学には、まだまだ解明できていないことが多い。
特に ここについてはね。夢といえば レム。
急速眼球運動睡眠のときに見るというのは よく知られている…。
<彼は、医者だ。正確に言うと闇医者>
<でも、本当のところどんな仕事をしているのかよく知らない>
<彼にはここに住まわせてもらっていて。
私が運び屋の仕事を続けていられるのも。彼のお陰だ>
まあ。そもそも記憶とは何かというのも問題になるね。
聞いてるかな?
<感謝はしている>
<それに近ごろは、二人でいるとたぶんこれが恋慕という感覚なのだと分かるようになった>
<だけど…>
君は、記憶が自分の首にあると信じているようだが。
そいつは分からないぞ。ん?
(セルティ)あるに決まっていいる
って。そんなことより。まず着替えようよ。
二人でどこかへ出かけるんだ!
僕も今日は休みにするから。
ほら~携帯の電源も切るから。
ピッ
あっ。電話線も抜こう。メールなんか絶対に見ない!
天下安寧遊戯三昧だ!
さあ。どこへ行こう?
君の愛馬で海まで飛ばすか?それとも温泉か?
(セルティ)どこへも行きたいない。
(新羅)どうして?
(セルティ)休みなら日頃世話になっている礼に料理を作る。
(新羅)手料理!
(セルティ)
なにが食べたい?
レシピを探そう
♪~
ネットでレシピを探す。
(新羅)感激だよ!セルティ! ははっ!
何がいいかなぁ?
♪~
(竜ヶ峰帝人)借りるね。ほんと、ごめん。
助かったよ。朝、ちょっと寝坊しちゃって。
(紀田)ドンマイ青少年。そろそろ東京に出てきた疲れが出てくるころだ。
ってか。こういうときはハンターチャンスだ!
隣のすてき女子と肩寄せ合って教科書見せてもらうんだよ~。
で。なんだ?ネクタイはあえてなのか?
それも?
(竜ヶ峰)えっ?あっ!
(紀田)大丈夫かぁ?財布なんかも忘れてないか?
(竜ヶ峰)まさか…。あれ?あれ?
あれ~?
(紀田)ふぅ…。
・・・困ったもんだ。
♪~
狩沢、人捜し。
(サイモン)ウマイよ~ 「ロシアズシ」…。
(狩沢)サイモン。ねえ。ゆまっち 見なかった?
(サイモン)オオ~ 狩沢。スシ食う?それがないネ~。
(狩沢)いないか…。
今日 電撃文庫の「アクセル・ワールド」の発売日じゃない?
二人でゲットして茶飲んでお疲れ~って。
(サイモン)仕入れに行けなかったネ~。
(狩沢)そしたら、お店のメイドさんが私を追いかけてきて…。
(サイモン)ネタが全然ないヨ。
(狩沢)携帯。これ、ゆまっちので…。
(サイモン)ただいま探し中ネ~。
(狩沢)えっ?なら、客引くなよ。
(シリ)ハロー!スミマセ~ン。
アナタ 何を さがしてますか?
(狩沢)だから、ゆまっち!えっ… 誰?
さがしものの看板をもった外人。
(狩沢)「さがしもの」?
(シリ)はい。アナタのさがしものココに書いてクダサ~イ。教えて。
(狩沢)ああ~!あなた、この辺でずっとそれやってるのかな?
(シリ)皆サンにお願いしていま~す。
狩沢、書いている。
携帯を探している遊馬崎。メイド喫茶に。
・・・まだ、いったことないよ。
(遊馬崎)はぁはぁはぁ!携帯!
(一同)ん?
(2人)おかえりなさいませ。
本を見ている門田
(門田・心の声)≪オレは何を探してるんだろうな。
カズターノが無事だっただけでいい。探るのはよしとこうって。
狩沢や遊馬崎とは約束したのに。「矢霧製薬」…。
裏では粟楠会と関係してるとか、北米の企業「ネブラ」とつながっているという噂もある。
けど、まあこうしてたって何が見つかるはずもないよなぁ≫
そこを去っていく門田。かわりに学生が向っていく。
ちらと門田をみて、懐から花火を出す。
ライターで火をつけて、走って、製薬会社に投げ込む。
・・・なたがには、こんな会社ありそう。
♪~
遊馬崎
くっ! はぁ はぁ はぁ…。
♪~
(遊馬崎)はぁ…。はぁはぁ。はぁ…。
狩沢さん。見なかった?
(サイモン)ないネ~!
・・・会話がかみ合っていない。
(遊馬崎)そう…。
(サイモン)さあ~「ロシアズシ」 いかがデスカ~?
セルティが通り過ぎる。
♪~
まな板にネギ。
セルティが、煙で剣を作る。
(新羅)ん?
(新羅)わあ~。セルティ!普通に包丁で切ろうよ。普通に。
ぽんと消してしまう。・・・えっとそれ切れるんでしょうか?
あじのきざみ?味噌汁。
(新羅)う~ん。おいしい。おいしいよ~!
うん。おいしい。
(セルティ)待った。なぜ、泣いている?
(新羅)えっ?泣いてる?
いや… 感激のあまり。すばらしいよ。実に。
この激甘のきんぴら。味噌汁の苦じょっぱさ。
(セルティ)何か、妙だな。いや、君の料理は斬新奇抜。
まさに君と同じだよ!
(セルティ)それは褒め言葉じゃない。分かった。
また、味付けを失敗したんだ。もういいっ。無理して食べるな!
(新羅)何が、無理なもんか。こんなにおいしいのに。
ああ~…。
(セルティ)食べるなったら!
あっ?
セルティ、影をだして、食べものにおおう。
バン!
(新羅)わあっ!何するんだ!あぁ…。
すいこまれていく食べ物。
♪~
黒い球体が浮かんでいる。・・・ガンツ?
(新羅)どうなってんの?これ。
ねえ、君には間違いなく料理の才能がある。
なんだよ。スイカ細胞がないくらい…。
(セルティ)なんだ?スイカ?
(新羅)味覚のこと。DNAに刻まれていない味は脳には分からないのさ。
君は食事の必要がないんだし。脳も関係ないみたいだけど。
そうしょげないでくれよ。
ねっ。ゲームでもやろっか。
(セルティ)子供扱いするな。そういうのがいちばん腹が立つ。
(新羅)別にそんな…。
(セルティ)確かに。おまえにはいろいろと教えてもらっているが
私におぼろげに残った記憶は。百年ほど前のものがある。首にはもっと。
(新羅)何百年もの記憶なんて必要?
(セルティ)ううん、どういう意味だ?
(新羅)だから。いつも言ってるだろう。
君はそのままでいいよってことだって。
(セルティ)おまえにわかるのか
(新羅)えっ?
(セルティ)私は、自分の顔も
忘れてしまいそうなんだぞ!
セルティ、出て行ってしまう。
(新羅)あっ…。待ってくれ!僕が悪かった!
バタン!
あぁ…。
ピーンポーン(インターホン)
(新羅)はっ!
ガチャ!
(新羅)あっ。セルティ!帰って来てくれたんだね!あっ… あぁ…。
(吉田)困りますよ。先生。
急患なのに連絡が取れないんでは。
学校
カチャ
杏里が、落ち込んでいる。
(竜ヶ峰)ふぅ~。
あっ 園原さん。どうかした?
(杏里)ないの。
(竜ヶ峰)ない?
(紀田)何ぃ~!?今度は何がないんだ?帝人~。
(竜ヶ峰)園原さんの靴が…。
(紀田)またか~。陰湿だなぁ。
だいたい分かるよ~。こんなことやる連中は。
(杏里)紀田君?
(紀田)よし!
(竜ヶ峰)はっ!
(杏里)ああっ!
(竜ヶ峰)ちょっと… 紀田君!?
♪~
靴を一緒にさがしてあげる竜ヶ峰。
(杏里)紀田君。いつもと違って。なんだか少し怖かったね。
(竜ヶ峰)そう? 突っ走っちゃって。困ったもんだよね。
教室室でも探す。
♪~
(杏里)ふっ…。小さいころ私、よくなくし物をして。
半べそをかきながら「ないよ~ ないよ~」って
お母さんいつも一緒に捜してもらって…。
(竜ヶ峰)優しいお母さんだね。
(杏里)うん。お父さんもお母さんも。
あっ…。
(竜ヶ峰)ん?
(杏里)もう平気。私、このまま帰ります。ありがとう。竜ヶ峰君。
一緒に捜してくれて。
(竜ヶ峰)えっ… ああっ…。
走って帰る杏里。
(竜ヶ峰)もういいよ。紀田君。犯人なんか。
ううん。園原さんはもう帰ったよ。
えっ?分かんないけど。
僕?まだ捜してるよ。もちろん。
とにかくまた明日。
♪~
そのまま探していると靴をみつけた。
(竜ヶ峰)はっ!あった!
投げ捨てられいた。
♪~
ああっ。 あっ…。
(セルティ)<私は何をやっているのだろう?>
静雄を一緒になにもなくなった跡地を見ている。
♪~
(静雄)なっ おかしいだろ?
思い出せないよなぁ。変だよなぁ空き地って。
なくなってみると何があったか忘れちまう。
こないだまであったわけだろう?なんかそれなりにでっけぇやつがさ。
ふ~ん。
♪~
(セルティ)<何をやっているのだろう?>
<首を捜すのはあきらめろと新羅が言うと私は怒る>
<でも、仕事をしたり。友達のようなものができたり。
まるで人間になった気でいるのか?>
(静雄)っていうか。お前なんか用事あったんじゃないの?オレに。
ないないと手を振るセルティ。
♪~
思い出した。
ここは細長い
青いビルだったんじゃ
(静雄)ふっ。
ああ~。あのボロいのか。
1階にタバコ屋のばあさんがいたな。
さすがだわ運び屋。
バシッ
<確かにこの街に首の気配はあるのに…>
靴ももって家路につく竜ヶ峰
(竜ヶ峰)ん?
(シリ)ハロー。コンニチハ~。
(竜ヶ峰)ええっ。僕?
(シリ)ワタシさがしてます。美しい日本語。
アナタの心からさがしているもの教えてクダサ~イ。
(竜ヶ峰)はあ…。あの~それ見せてもらっていいですか?
(シリ)オッケー。
♪~
あっ。 ・・・狩崎の伝言
会えたのかな?
♪~
首
♪~
今日が僕いろんなものを捜したんです。
で、見つかったり見つからなかったりして。
♪~
そして、文字を書く竜ヶ峰。
帰って来たセルティ
♪~
カチャン
♪~
コンコン
(セルティ)<かばんがなかったから仕事だとは思った>
<だけど…何かがいつもと違う気がして…>
♪~
また出て行く。
製薬会社にて
(新羅)花火?
(吉田)ええ。大暴れで。大人数人掛かりでやっとですよ。
(新羅)たかが花火で…。
随分手荒な社員たちがいるんだね。
(吉田)迷惑な話ですよ。おかしな言いがかりで。
「自分の彼女が拉致された。彼女はここの場所だけは覚えていた。
何をしたのか言え」と。
(新羅)それは言いがかりじゃなく。事実だろう?
(吉田)その少年、目が覚めたら
うちのことはなんにも思い出せないようにしといていただけませんかね?
先生。
(新羅)そんなに都合よく記憶を消す方法なんかない。
それに僕がこの子を覚えてる。
(吉田)ちゃんと帰しますよ。
まあ。うちに帰るかどうかは知りませんが。
(新羅)うっ。
(吉田)先生。主任も私先生のことは信頼していますよ。
あれについても秘密を守ってくださっている。
そうそう。先生はまた随分風変わりな方と同居されているようで。
バイクではしる。
(セルティ)<そのとき私は忘れていた。首のことも。
そこにあるデュラハンとしてのきおく数百年の記憶についても>
<何も考えていなかった>
<ただ… ただ…>
竜ヶ峰とすれちがう。
♪~
♪~
セルティ、新羅を見つける。
(新羅)ねえ。つきあってくれないか?
僕が2人前頼めば。店も文句ないさ。いい所がある。
お願いだ。セルティ。一人で食事するのはわびしいもんなんだ。
出てくる変な寿司。仕込みにしっぱいのサイモン。
(新羅)なんだ? この複雑怪奇な料理は。
♪~
ありあわせで作り出す斬新な寿司。ちがいまーす。すしでないです。
どこかの回転寿司も似たようなものだけど。
(新羅)あっ…。
(サイモン)カラアゲ寿司。チーズ寿司。マーボー寿司。ボルシチ寿司。
こっちはサワークリーム寿司ネ~。
(新羅)寿司にしなくてもいい!
(サイモン)ナニを言う!スペシャルセット!大サービスよ!
・・・いいわけだあ。
(新羅)で。デザートはフォーチュンクッキーか。
やれやれ…。
これはね中におみくじが入っていて。
要するに占いだ。どれ割ってやろう。こっちが君のだ。
♪~
見せて。
ああ~これは捜し物が見つかるってことだ。
ん?んん…そう喜ばれるとな…。
♪~
新羅はあけると、恋は叶わないと
♪~
(セルティ)うれしいぞ。新羅!
(新羅)あっ。
(セルティ)お前のはどうだった?
(新羅)ん?いやぁ~入ってなかったみたい。
紙と一緒にだべてごまかす。
(セルティ)<私は涙を流せない>
(遊馬崎・狩沢)ふふふっ。
カシャ(携帯のシャッター音)
(遊馬崎)ふふっ。
(2人)んん~。
踊っている二人
♪~
シリが一人
<こちらが悲しいとき、あちらで涙は流れるのだろうか?>
シリ、去っていく。
♪~
竜ヶ峰、杏里に靴を返しに行く。
ガチャ
(杏里)あっ…。
(竜ヶ峰)ふふっ。
(杏里)ありがとう。
(竜ヶ峰)えっ…。
バタン(ドアの音)
・・・あっさりと閉められる。いれてやれよ。
(セルティ)<そうでなくていい>
♪~
<ほほ笑んでくれているといい>
あっ。
(誠二)どうしたの?
あっ…
(誠二)またおびえる。
誰もいないよ。二人きりじゃないか。
ああ
(誠二)何か思い出しそうなの?
首を振る女。
(誠二)うん。何も思い出さなくったっていい。
言っただろう?僕は君の過去も未来もいらない。今の君だけでいい。
今の僕らが永遠なんだ。
うん。え。
(誠二)愛してるよ。セルティ。
・・・ああああ、ここに首が!!では、あのカプセルの首は?
♪~
寝床につくせるティ
(セルティ)<その晩、久しぶりに私が一つであったころの夢を見た>
森の中。
<<ヒヒィーーン!(馬の鳴き声)>>
首を持っているセルティ
私はここにいる
♪~ ここにいる
(波江)私の愛は違う。求めるばかり甘えるだけの愛とは違う。
それはもっと完全なもの。
次回「依依恋恋」
誠二が必要としているのは私。
製薬会社の女の首はだれのもの?
杏里の友達のもの?
へんな男女が2組。
竜が峰は、相変わらず空回り。杏里が困っているのをたすけるが
そっけない。杏里は、女友達が気になる。
首なしデュラハンのセルティ。首と一緒だった夢を見ます。
ああ、確かにそうですね。
ここで繋がったということか。
やっぱり近く首があるということ。
変な製薬会社。いかがわしいことをやってます。
ぴょーごにも、ありそうですね。インフルまきちらかしたかな?
今日、ぴょーご南東部は、インスマウス臭のくさった海のにおいで
いっぱいでした。
--------------------------------------------------------------
(紀田正臣)わっ いじめ。しかも。ものすごくベタな。
(渡草)右、曲がりま~す!キキィーー!(ブレーキ音)
(門田)さ~て 聞かせてもらおうかお前らがかたぼうかつ片棒を担いでる
人体実験の話。
(セルティ)わたしあれは私だ。きっと、そうだ。
私は、どこに向かって走っていたんだろう?
(誠二)見つけた… オレの愛。
(波江)言い訳は 結構よ。 それともあなたが素材になります?
(新羅)あきらめなよ。首 なくたっていいんじゃないかな。
♪~
♪~
♪~
(田中太郎)こんばんわ
(甘楽)こーんばんわっ
(田中太郎)大事なものに限ってなくしたりしますよねー
(田中太郎)買ったばかりの傘とか
(田中太郎)ビニール傘なんていつもであるのに・・・・・・
(甘楽)傘ならいいけど、当たった宝くじとか
(甘楽)大事にしまい込んでいて忘れたり
(田中太郎)探していると、余計なものばっかり出てきたり
(甘楽)みつからないもに限って大事な気がするんだったり、、、
-- セットンさんが入室しました。
(セットン)ばんわー
(セットン)なにか探しものですか
(セルティ ナレーション)<時々思う。こちらが眠っているとき
あちらでは目覚めているのではないか>
<記憶があやふやになってから。時間の流れもあやふやになっている気がする>
<いつからだろう。私は一つであった自分を。もう夢にさえ見ない>
<あちらとこちら>
<こちらとは違うあちらではどんな景色が見えるのか?>
<何を見ている?>
首が出てくる。顔が見えない。誓約会社の。。。
<何度も繰り返し見る同じ夢の中で私はそれを確かめようとする>
手をのばすセルティ。いやちがった。
きりきざれるカプセル。
♪~
ザシュ! ザシュ!パリーン!
<けれどいつも夢は同じ>
(セルティ)きゃあ~!
目が覚めるセルティ
♪~
(セルティ)はぁ~…。
カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
(新羅)ん?
起きて、居間にすわっているセルティ。・・・不気味です。
ガチャ(ドアの音)
(新羅)セルティ。すごいぞ~!
ゆうべ明日は仕事入ってないって言ってたよね?
今、計算したら。今日は君の265日ぶりの休日だ!
ん? んん~。
浮かない顔だねぇ。
(セルティ)<彼はこうして私のない顔の顔色を読む>
ああっ!
ひとが夢を見るのは
記憶の整理だと聞いたが
ほんとうか?
(新羅)なんだい? やぶから棒に。
人が なぜ夢を見るのか?それにひと言で 答えるなら
「分からない」だ。
医学には、まだまだ解明できていないことが多い。
特に ここについてはね。夢といえば レム。
急速眼球運動睡眠のときに見るというのは よく知られている…。
<彼は、医者だ。正確に言うと闇医者>
<でも、本当のところどんな仕事をしているのかよく知らない>
<彼にはここに住まわせてもらっていて。
私が運び屋の仕事を続けていられるのも。彼のお陰だ>
まあ。そもそも記憶とは何かというのも問題になるね。
聞いてるかな?
<感謝はしている>
<それに近ごろは、二人でいるとたぶんこれが恋慕という感覚なのだと分かるようになった>
<だけど…>
君は、記憶が自分の首にあると信じているようだが。
そいつは分からないぞ。ん?
(セルティ)あるに決まっていいる
って。そんなことより。まず着替えようよ。
二人でどこかへ出かけるんだ!
僕も今日は休みにするから。
ほら~携帯の電源も切るから。
ピッ
あっ。電話線も抜こう。メールなんか絶対に見ない!
天下安寧遊戯三昧だ!
さあ。どこへ行こう?
君の愛馬で海まで飛ばすか?それとも温泉か?
(セルティ)どこへも行きたいない。
(新羅)どうして?
(セルティ)休みなら日頃世話になっている礼に料理を作る。
(新羅)手料理!
(セルティ)
なにが食べたい?
レシピを探そう
♪~
ネットでレシピを探す。
(新羅)感激だよ!セルティ! ははっ!
何がいいかなぁ?
♪~
(竜ヶ峰帝人)借りるね。ほんと、ごめん。
助かったよ。朝、ちょっと寝坊しちゃって。
(紀田)ドンマイ青少年。そろそろ東京に出てきた疲れが出てくるころだ。
ってか。こういうときはハンターチャンスだ!
隣のすてき女子と肩寄せ合って教科書見せてもらうんだよ~。
で。なんだ?ネクタイはあえてなのか?
それも?
(竜ヶ峰)えっ?あっ!
(紀田)大丈夫かぁ?財布なんかも忘れてないか?
(竜ヶ峰)まさか…。あれ?あれ?
あれ~?
(紀田)ふぅ…。
・・・困ったもんだ。
♪~
狩沢、人捜し。
(サイモン)ウマイよ~ 「ロシアズシ」…。
(狩沢)サイモン。ねえ。ゆまっち 見なかった?
(サイモン)オオ~ 狩沢。スシ食う?それがないネ~。
(狩沢)いないか…。
今日 電撃文庫の「アクセル・ワールド」の発売日じゃない?
二人でゲットして茶飲んでお疲れ~って。
(サイモン)仕入れに行けなかったネ~。
(狩沢)そしたら、お店のメイドさんが私を追いかけてきて…。
(サイモン)ネタが全然ないヨ。
(狩沢)携帯。これ、ゆまっちので…。
(サイモン)ただいま探し中ネ~。
(狩沢)えっ?なら、客引くなよ。
(シリ)ハロー!スミマセ~ン。
アナタ 何を さがしてますか?
(狩沢)だから、ゆまっち!えっ… 誰?
さがしものの看板をもった外人。
(狩沢)「さがしもの」?
(シリ)はい。アナタのさがしものココに書いてクダサ~イ。教えて。
(狩沢)ああ~!あなた、この辺でずっとそれやってるのかな?
(シリ)皆サンにお願いしていま~す。
狩沢、書いている。
携帯を探している遊馬崎。メイド喫茶に。
・・・まだ、いったことないよ。
(遊馬崎)はぁはぁはぁ!携帯!
(一同)ん?
(2人)おかえりなさいませ。
本を見ている門田
(門田・心の声)≪オレは何を探してるんだろうな。
カズターノが無事だっただけでいい。探るのはよしとこうって。
狩沢や遊馬崎とは約束したのに。「矢霧製薬」…。
裏では粟楠会と関係してるとか、北米の企業「ネブラ」とつながっているという噂もある。
けど、まあこうしてたって何が見つかるはずもないよなぁ≫
そこを去っていく門田。かわりに学生が向っていく。
ちらと門田をみて、懐から花火を出す。
ライターで火をつけて、走って、製薬会社に投げ込む。
・・・なたがには、こんな会社ありそう。
♪~
遊馬崎
くっ! はぁ はぁ はぁ…。
♪~
(遊馬崎)はぁ…。はぁはぁ。はぁ…。
狩沢さん。見なかった?
(サイモン)ないネ~!
・・・会話がかみ合っていない。
(遊馬崎)そう…。
(サイモン)さあ~「ロシアズシ」 いかがデスカ~?
セルティが通り過ぎる。
♪~
まな板にネギ。
セルティが、煙で剣を作る。
(新羅)ん?
(新羅)わあ~。セルティ!普通に包丁で切ろうよ。普通に。
ぽんと消してしまう。・・・えっとそれ切れるんでしょうか?
あじのきざみ?味噌汁。
(新羅)う~ん。おいしい。おいしいよ~!
うん。おいしい。
(セルティ)待った。なぜ、泣いている?
(新羅)えっ?泣いてる?
いや… 感激のあまり。すばらしいよ。実に。
この激甘のきんぴら。味噌汁の苦じょっぱさ。
(セルティ)何か、妙だな。いや、君の料理は斬新奇抜。
まさに君と同じだよ!
(セルティ)それは褒め言葉じゃない。分かった。
また、味付けを失敗したんだ。もういいっ。無理して食べるな!
(新羅)何が、無理なもんか。こんなにおいしいのに。
ああ~…。
(セルティ)食べるなったら!
あっ?
セルティ、影をだして、食べものにおおう。
バン!
(新羅)わあっ!何するんだ!あぁ…。
すいこまれていく食べ物。
♪~
黒い球体が浮かんでいる。・・・ガンツ?
(新羅)どうなってんの?これ。
ねえ、君には間違いなく料理の才能がある。
なんだよ。スイカ細胞がないくらい…。
(セルティ)なんだ?スイカ?
(新羅)味覚のこと。DNAに刻まれていない味は脳には分からないのさ。
君は食事の必要がないんだし。脳も関係ないみたいだけど。
そうしょげないでくれよ。
ねっ。ゲームでもやろっか。
(セルティ)子供扱いするな。そういうのがいちばん腹が立つ。
(新羅)別にそんな…。
(セルティ)確かに。おまえにはいろいろと教えてもらっているが
私におぼろげに残った記憶は。百年ほど前のものがある。首にはもっと。
(新羅)何百年もの記憶なんて必要?
(セルティ)ううん、どういう意味だ?
(新羅)だから。いつも言ってるだろう。
君はそのままでいいよってことだって。
(セルティ)おまえにわかるのか
(新羅)えっ?
(セルティ)私は、自分の顔も
忘れてしまいそうなんだぞ!
セルティ、出て行ってしまう。
(新羅)あっ…。待ってくれ!僕が悪かった!
バタン!
あぁ…。
ピーンポーン(インターホン)
(新羅)はっ!
ガチャ!
(新羅)あっ。セルティ!帰って来てくれたんだね!あっ… あぁ…。
(吉田)困りますよ。先生。
急患なのに連絡が取れないんでは。
学校
カチャ
杏里が、落ち込んでいる。
(竜ヶ峰)ふぅ~。
あっ 園原さん。どうかした?
(杏里)ないの。
(竜ヶ峰)ない?
(紀田)何ぃ~!?今度は何がないんだ?帝人~。
(竜ヶ峰)園原さんの靴が…。
(紀田)またか~。陰湿だなぁ。
だいたい分かるよ~。こんなことやる連中は。
(杏里)紀田君?
(紀田)よし!
(竜ヶ峰)はっ!
(杏里)ああっ!
(竜ヶ峰)ちょっと… 紀田君!?
♪~
靴を一緒にさがしてあげる竜ヶ峰。
(杏里)紀田君。いつもと違って。なんだか少し怖かったね。
(竜ヶ峰)そう? 突っ走っちゃって。困ったもんだよね。
教室室でも探す。
♪~
(杏里)ふっ…。小さいころ私、よくなくし物をして。
半べそをかきながら「ないよ~ ないよ~」って
お母さんいつも一緒に捜してもらって…。
(竜ヶ峰)優しいお母さんだね。
(杏里)うん。お父さんもお母さんも。
あっ…。
(竜ヶ峰)ん?
(杏里)もう平気。私、このまま帰ります。ありがとう。竜ヶ峰君。
一緒に捜してくれて。
(竜ヶ峰)えっ… ああっ…。
走って帰る杏里。
(竜ヶ峰)もういいよ。紀田君。犯人なんか。
ううん。園原さんはもう帰ったよ。
えっ?分かんないけど。
僕?まだ捜してるよ。もちろん。
とにかくまた明日。
♪~
そのまま探していると靴をみつけた。
(竜ヶ峰)はっ!あった!
投げ捨てられいた。
♪~
ああっ。 あっ…。
(セルティ)<私は何をやっているのだろう?>
静雄を一緒になにもなくなった跡地を見ている。
♪~
(静雄)なっ おかしいだろ?
思い出せないよなぁ。変だよなぁ空き地って。
なくなってみると何があったか忘れちまう。
こないだまであったわけだろう?なんかそれなりにでっけぇやつがさ。
ふ~ん。
♪~
(セルティ)<何をやっているのだろう?>
<首を捜すのはあきらめろと新羅が言うと私は怒る>
<でも、仕事をしたり。友達のようなものができたり。
まるで人間になった気でいるのか?>
(静雄)っていうか。お前なんか用事あったんじゃないの?オレに。
ないないと手を振るセルティ。
♪~
思い出した。
ここは細長い
青いビルだったんじゃ
(静雄)ふっ。
ああ~。あのボロいのか。
1階にタバコ屋のばあさんがいたな。
さすがだわ運び屋。
バシッ
<確かにこの街に首の気配はあるのに…>
靴ももって家路につく竜ヶ峰
(竜ヶ峰)ん?
(シリ)ハロー。コンニチハ~。
(竜ヶ峰)ええっ。僕?
(シリ)ワタシさがしてます。美しい日本語。
アナタの心からさがしているもの教えてクダサ~イ。
(竜ヶ峰)はあ…。あの~それ見せてもらっていいですか?
(シリ)オッケー。
♪~
あっ。 ・・・狩崎の伝言
会えたのかな?
♪~
首
♪~
今日が僕いろんなものを捜したんです。
で、見つかったり見つからなかったりして。
♪~
そして、文字を書く竜ヶ峰。
帰って来たセルティ
♪~
カチャン
♪~
コンコン
(セルティ)<かばんがなかったから仕事だとは思った>
<だけど…何かがいつもと違う気がして…>
♪~
また出て行く。
製薬会社にて
(新羅)花火?
(吉田)ええ。大暴れで。大人数人掛かりでやっとですよ。
(新羅)たかが花火で…。
随分手荒な社員たちがいるんだね。
(吉田)迷惑な話ですよ。おかしな言いがかりで。
「自分の彼女が拉致された。彼女はここの場所だけは覚えていた。
何をしたのか言え」と。
(新羅)それは言いがかりじゃなく。事実だろう?
(吉田)その少年、目が覚めたら
うちのことはなんにも思い出せないようにしといていただけませんかね?
先生。
(新羅)そんなに都合よく記憶を消す方法なんかない。
それに僕がこの子を覚えてる。
(吉田)ちゃんと帰しますよ。
まあ。うちに帰るかどうかは知りませんが。
(新羅)うっ。
(吉田)先生。主任も私先生のことは信頼していますよ。
あれについても秘密を守ってくださっている。
そうそう。先生はまた随分風変わりな方と同居されているようで。
バイクではしる。
(セルティ)<そのとき私は忘れていた。首のことも。
そこにあるデュラハンとしてのきおく数百年の記憶についても>
<何も考えていなかった>
<ただ… ただ…>
竜ヶ峰とすれちがう。
♪~
♪~
セルティ、新羅を見つける。
(新羅)ねえ。つきあってくれないか?
僕が2人前頼めば。店も文句ないさ。いい所がある。
お願いだ。セルティ。一人で食事するのはわびしいもんなんだ。
出てくる変な寿司。仕込みにしっぱいのサイモン。
(新羅)なんだ? この複雑怪奇な料理は。
♪~
ありあわせで作り出す斬新な寿司。ちがいまーす。すしでないです。
どこかの回転寿司も似たようなものだけど。
(新羅)あっ…。
(サイモン)カラアゲ寿司。チーズ寿司。マーボー寿司。ボルシチ寿司。
こっちはサワークリーム寿司ネ~。
(新羅)寿司にしなくてもいい!
(サイモン)ナニを言う!スペシャルセット!大サービスよ!
・・・いいわけだあ。
(新羅)で。デザートはフォーチュンクッキーか。
やれやれ…。
これはね中におみくじが入っていて。
要するに占いだ。どれ割ってやろう。こっちが君のだ。
♪~
見せて。
ああ~これは捜し物が見つかるってことだ。
ん?んん…そう喜ばれるとな…。
♪~
新羅はあけると、恋は叶わないと
♪~
(セルティ)うれしいぞ。新羅!
(新羅)あっ。
(セルティ)お前のはどうだった?
(新羅)ん?いやぁ~入ってなかったみたい。
紙と一緒にだべてごまかす。
(セルティ)<私は涙を流せない>
(遊馬崎・狩沢)ふふふっ。
カシャ(携帯のシャッター音)
(遊馬崎)ふふっ。
(2人)んん~。
踊っている二人
♪~
シリが一人
<こちらが悲しいとき、あちらで涙は流れるのだろうか?>
シリ、去っていく。
♪~
竜ヶ峰、杏里に靴を返しに行く。
ガチャ
(杏里)あっ…。
(竜ヶ峰)ふふっ。
(杏里)ありがとう。
(竜ヶ峰)えっ…。
バタン(ドアの音)
・・・あっさりと閉められる。いれてやれよ。
(セルティ)<そうでなくていい>
♪~
<ほほ笑んでくれているといい>
あっ。
(誠二)どうしたの?
あっ…
(誠二)またおびえる。
誰もいないよ。二人きりじゃないか。
ああ
(誠二)何か思い出しそうなの?
首を振る女。
(誠二)うん。何も思い出さなくったっていい。
言っただろう?僕は君の過去も未来もいらない。今の君だけでいい。
今の僕らが永遠なんだ。
うん。え。
(誠二)愛してるよ。セルティ。
・・・ああああ、ここに首が!!では、あのカプセルの首は?
♪~
寝床につくせるティ
(セルティ)<その晩、久しぶりに私が一つであったころの夢を見た>
森の中。
<<ヒヒィーーン!(馬の鳴き声)>>
首を持っているセルティ
私はここにいる
♪~ ここにいる
(波江)私の愛は違う。求めるばかり甘えるだけの愛とは違う。
それはもっと完全なもの。
次回「依依恋恋」
誠二が必要としているのは私。
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