SSブログ

とある科学の超電磁砲 第18話 あすなろ園 の感想 [とある科学の超電磁砲]

例のごとく寮則を破って、寮監にしめられる黒子でした、
最後にも虚しく元の木阿弥で、しめられる黒子。
・・・あんたが寮則を破るのが悪い
ああ、黒子への体罰は続く。これがまた快感なのでした。

黒子、寮監のことを愚痴る。生き遅れ、行かず後家。
・・・寮監督って29才だったんだ。アラサーだあ。
   アラファーの女性は終わりだね。

寮監が、おめかしして、外出するのをみつけて、後を追う黒子と御坂。
13学区のあすなろ園。木山春生を思い出す御坂。
寮監のうれしそうな視線の向こう側があすなろ園の醍醐先生あることを
知る黒子。。。。これはと

帰ってくた寮監に、黒子。
おもむろに、なにかありませんか。相談にのりましょうか?
全部見てました。ギックと寮監。
この百戦錬磨の私が。・・・・嘘しょう。100人倒しでしょう。
本当かと寮監。こいつもヤンキー気質かあ

寮監と彼女が気をよせる醍醐先生と橋渡し。
猫をかぶって、しおらしい寮監。
・・・ああ、いましたそういう人。相手で態度がころころ変わります。
しかし、女性らしくない寮監。なにをやってもだめ。
だから、男が寄りつかない年齢イコール彼氏なし。
料理できない。お使いもあぶなかしい。なぜかドジをする。
・・・ええい、練習くらいしろ!!
でも、地震の時の対応で、醍醐先生に尊敬されます。
・・・いつものことですから、体に身についている。教官。
そして、寮の監督も優しくなる。
尊敬されて、醍醐先生に呼び出されて、告白と思いきや。恋愛の相談!?
勘違いする寮監でした。

最大のおめかしをして醍醐先生を訪ねる勝負時の寮監先生。
醍醐先生。ビックリ。手に持っているプロポーズのものを見せて。。。
寮監とは、違いましたね。やっぱり。
醍醐先生、園長のほうに告白を決意。
お幸せにと寮監
・・・ええい、まだチャンスが告白にONとは出ていない。
   黒子にお任せを。邪魔をしてくっつける!!

青田勝ちですよ寮監。今の子供を手懐けて、懐柔すれば。。。。

-------------------------------------------------------------------

しめられる黒子
御坂「黒子」
唖然とする御坂
ああっと首根っこを取られて運ばれる黒子。
寮の外にたたき出される。
「寮内での能力の使用は禁ずるとなんどいったらわかるんだ。
 なあ。御坂」
うわずる御坂
・・・おお…怖い行き遅れは!


ファミレスにて
黒子「まったく。口を開けば、規則規則。」
御坂「まあ、それが寮監の仕事だし。」
「どうにかなりませんの?あの女!
 昨日だって、ほんのちょっとお姉さまと戯れていただけなのですのに。
 なんでいつもあたくしばかりが、あのような目に。
 行けず後家のヒステリーですわ。」
「行けず後家って。」
「本当のことではありませんか。
 だいたい女子寮の寮監なんて、男っ気にない仕事をしているから、
 行き遅れになるんですの。その鬱憤を私たちではらそうなんて。
 いい迷惑ですわ。」
「あ!」
「うっ」
前を寮監が通り過ぎていく。
反射的に身をかがめる2人。
御坂「噂をすれば。」
黒子「おかしいですの?」
「え?」
「あの寮監がおめかしして出かけるなんて。」
「そういえば、最近。休みごとにどこかに出かけているらしいよ。」
「う。男ですわ。」
「はあ?」
「こうしてはいられませんわ。お姉さま。」駆け出す黒子。尾行だ!
「ちょっと。黒子。」

寮監の後を追いかけるくそガキ2人。
「ねえどうするのよ。」
「あの女の弱みを握るチャンスですのよ。」
「弱みって。」
「きっとお見合いですわ。あんな血も涙もない人でなし行けず後家に
 デートする相手なんているわけありませんもの。
 もっとも見合い相手も相当のギャンブラーですわねえ。
 よりにもよって賞味期限切れの目前の女なんかかと。
 罰ゲームじゃあるまいし。」
「そこまで、いわなくても。」
・・・怒られるよ。三十路の女性達に。そうだとしても。

寮監の後を尾行する2人。
ピザ屋にはいって、大量に買い込む寮監。
「ううん。」
御坂「ピザ屋でお見合い?」

出て来た寮監
「なるほど見合いの相手はイタリア人。
 名前は、マルコですわ。」
「なんで、そこまでわかるのよ。」

モノレールで移動する。

同じ車両で気づかない寮監。よほど気がいっている。

御坂「13学区」

「こんなところに。いったい、なんの用が。」

まだ追っている2人。・・・ミラーがされば、ばればれ。

御坂「ねえ。一体何処までついて行く気なの?」
黒子「マルコをこの目で確かめるまでですわ。」
「マルコねえ。」
「おっ」
「あっ」

あすなろ学園に入っていく寮監

2人「ううん?」


園内では
「ああ、おばちゃんだあ。」
「おばちゃんってだれのことかなあ。お姉さんといわないとあげないぞ。」
やさしくこえをかける寮監
「うわあ。ピザだ。」
「ほらほら。そんなにあわてなくてもいっぱいわるから。」

外から中の様子をうかがう御坂と黒子。

御坂「うそ」
黒子「児童擁護施設あすなろ園。ここ、チャイルドエラーの施設ですわ。」
「え!チャイルドエラーって。あの身よりのない子達の?」
2人「ううん。」

寮長「いつも、ありがとうございます。」
「あ。いいえ」
「子供たちも、楽しみにしているんですよ。
 お姉さん、いつ来るかなあって。」
「あたしの方こそ、あそんでもらってますから。」
「あなたみたいな方が、ボランティアに来てくれて。本当に助かっているん
 ですよ。これからもよろしくお願いしますね。」
「あ。はい。」

「お姉さんも一緒に食べようよ。」
「ええ。もちろん。」
「やったあ。早く早く。」

覗いている2人
御坂「寮監のあんな顔初めて見た。」
「わたくしもですわ。まさか、こんなところでボランティアをなさって
 いたなんて。」
「ううん。」
「ちっとも知りませんでしたわ。寮監様が、こんなに心根の優しい方だった
 よは。」
「様?」
「それに比べて私たちは、行けず後家だの、人でなしだの。
 自分がはずかしいですの。黒子。」
「いや。あんただけでしょ。」御坂、しらんぷり。

「え!」
初春と佐天を見つける


佐天「ああ。いくらテストの点がわるかったからって、
 ボランティアだなんてなあ。」
掃除をしている。
初春「なにごとも経験ですよ。佐天さん。
それにこども達と遊べてたのしいじゃないですか。」
「まあ。それもそうね。」

醍醐「ああ、2人ともちょっといいかかな。」
「あっ。」
「まだ、だま挨拶してなかったね。
 こちらが、園長のしげのもり和子さん。」
「この達が、醍醐先生の生徒さん。」
「はい。」
「今日一日よろしくお願いします。」
2人「よろしくお願いします。」
「ところであちらの人たちはお友達?」
「え?」「はい?」
そちらのほうをみる2人。
「ああ。」
黒子が手を振っている、微笑んでいる御坂。

黒子「こんなところが会うなんて奇遇ですわね。」
「お二人もボランティアですか?」
御坂「あ、いいやあ。まあ。」
佐天「あのう。あれって、白井さんとこの寮監さんでじゃないですか?」
初春「一緒に来たんですか?」
黒子「いや、これには、よんどころのない事情がありますのよ。」


寮長と醍醐先生が挨拶
「こんにちは。また、あいましたね。」
「こ、こんにちわ。」頬を赤らめる寮監。
「今日はうちの生徒と一緒なんですよ。
なんかいたらないことがあったら、遠慮なく注意してくださいね。」
笑顔でいう醍醐。
うわづった口調でいう寮監「だ、醍醐先生の生徒さんを注意だなんて
とんでもない。寮生をしかったこともありませんのに。」
こっそと様子を外からうかがう。お邪魔虫たち。
びっくりする黒子。。。嘘!

初春「へえ。寮監さんもボランティアやっているんですね。」
御坂「醍醐のボランティア仲間か。」
黒子「おっ。あの方、醍醐先生っていうのですね。」
初春「あっああ。はい。あたし達の担任で。」
黒子「お相手は、あの方でだったんですのね。」うんうんとうなずく
御坂「えっ、お相手って?」
黒子「寮監様は、あの方に恋をしているのですよ。」
みんな「こ、恋!」
・・・黒子は、そういうところには敏感。小悪魔ですから。

寮監、醍醐先生をちょっとみて、頬を赤らめる。

黒子「その恋。私が実らせてさしあげますわ。寮監様」拳を握る。
「ちょ、ちょっと。黒子。」
佐天「ううん。なんか、楽しそうですね。」
初春「わたしも、手伝いますよ。白井さん。」
御坂「もう、二人とも、おもしろがって。
それにそんなに簡単にいくわけないでしょ。」
初春「そこを強引にやってしまうのが、白井さんの恐ろしいところなん
ですよ。」
ゴリ。初春、黒子に殴られる。
 一瞬、初春が、佐天を叩いている場面が。
痛そうな初春。
黒子「殴られないんですの。」
初春「叩いてからいわないでください。白井さん。」
黒子「さあ。こうしてはいられませんわ、作戦会議ですの。」
・・・黒子の悪巧み。
御坂「あ。あああ。」


口笛を吹いて帰ってくる寮監。
寮の扉を入ると、黒子がおしぼりを
「お帰りなさいませ。寮監様。」
うしろで御坂がわらいをこらえ。

「なんのまねだあ。」
「タオルはご不要ですの?では、荷物をお預かりしますわ。
 あらら、今日は発泡酒でなくて、ビールですか。
 ないかよいことでも。」
「うん」とさける寮監。
「いったい。なんの冗談だ!また、首をかられたいか。」
とまった空間。
「あたくし、寮監様のお力になりたいんですの。
 悩みなり、相談事なり、なんなりとこの黒子におしゃってくださいまし。」
「わたしが、おまえに相談。あるわけないだろう。ばかばかしい。」
「わたくし、寮監様にお役に立ちたいんですの。」
「なにを企んでいる。白井!」・・・そう、企みです。女らしくする。
御坂は静観。目を細める。
「企むだなんて。わたくしは、子供たちと遊ぶこころやさしい寮監様の
 お姿を拝見して、尊敬の念を抱きましたのに。」
「うう、なぜそれを!」
「醍醐先生のことも存じておりますわ。ねっ!お姉さま。」
「えっ。は。はは。」なぜ、ふると御坂
がしっとつかむ寮監
「だ、だ、だ、醍醐先生がなんだというのだ。」
首をしめようとする寮監
「是非、わたくし達だけに。」
「達に?」
「恋のキューピットをやらせていただきたいのですの。」
「ええい。いらん。」
「おお。」
「キューピットなんか。第一、わたしは、醍醐先生のことなんか。」
「どうかご自身のこころに素直になってください。・・・悪魔ささやき
 寮監様。
 本当は、あのお方とお近づきになりたいのですわよね。
 黒子はすべてお見通しですの。」
「な、な、なにを勝手なことを。」メガネを正す寮監。
「苦節29年。いまこそ恋の花を咲かせるときおおもいになりませんか?」
「ああ。知らん!」
「一生、行けず後家でもかまわないというのですの。」
御坂「く。黒子。」
「これを逃したら、もう次はないかもしれませんのよ。
 ここは、一つ百戦錬磨のこのわたくしにお任せくださいですの。寮監様」
御坂「も。もう、そのくらいで。ねえ。」
「本当か?」
「うぇええ。」
振り返る素直な寮長の顔。・・・かわいいなあ。
「本当に相談にのってもらえるのか?」
「もちろんですわ。」
御坂「ええ?。ええー!」
・・・落ちました。寮監、黒子の手にしたに。あっはははははは。
   なさけない。こんな小娘の口車にのるなんて、本当に機会がなかった?
   初春のいうのは別として。


あすなろ園
「今日一日みんなさんと一緒に遊んでくれるお姉さんたちですよ。」
よろしくおねがいします。

醍醐「偉いですね。先生の所の生徒さん。自分から進んでオランティアだ
なんて。」
寮長「え。ええ。本当に。」
醍醐先生と園児に呼ばれていく。
そのすきにそっこうで黒子を拉致って話す寮長。
「で、この先どうすればいいのだ。白井」
「ご安心ください。寮長様。大船に乗ったつもりでこの黒子に
 お任せくださあい。」
・・・ああ、悪代官と悪商人みたいだあ。あっはははは。

黒子「では、さっそく作戦を実行しますわよ。」
3人「うん」
寮長「作戦って。」
御坂「さあ。」笑ってごまかす。
・・・黒子みしま作戦開始。


厨房で2人きりにさせる戦術。・・・古典的
おざなりの寮監


佐天「寮監さん。厨房に連れて行きましたよ。」
黒子「ご苦労様ですの。これで第一段階完了しましたわ。後は。」
黒子の目が醍醐先生に向けられる。
佐天「これで、寮監さんと醍醐が二人っきり。」
黒子「共同作業をすることで、おのずと距離も縮まりますわ。
 これぞ名付けて『愛の結晶作戦』ですの。」
佐天「うわあ。愛の結晶って。なにかいやらしいですね。」
黒子「あっ?」
御坂「ほんとうにうまくいくのかなあ?」

園児がお姉さん、遊ぼうとやってくる。
黒子「では、お姉さま、お願いしますわ。」
御坂「え!」
「打ち合わせしましたでありませんの。」
「ああ。まあ。いいけど。」

御坂「じゃあ。みんな行こうか。」
「うわあ」


佐天と黒子、見合わす。


厨房に1人の寮監。
入ってくるだれか
「白井、わたしはいったい。。。」
醍醐先生「お待たせしました。」
「うわああ。だ、だ、だ、醍醐先生。どうして?」うろたえる寮監。
「ケーキ。僕も手伝いますよ。」
「え?」
「それにしても。誕生会に手作りのケーキをつくろうだなんて。
 さすが、先生ですね。」
「ええーっと。」
「じゃあ、僕クリーム作りますね。こう見えても結構やるんですよ。料理。」
「は!」・・・わたしは苦手。
「でも、手作りだなんて、家庭的ですね。」
「い。いえ。」
「いいですよね。家庭的な人って。」
「え?」
卵を落として、すかさず拾うすごい人の寮監
「はあ。」
「そう言う人、僕好きなんですよ。」
卵をぐしゃとつぶしてしまう。
「なんかいいですね。、こういうの。僕、結婚願望が強いんで、
 結婚したら、奥さんと一緒にキッチンに立つのが夢なんです。」
寮監、たじたじ、


サボっている黒子、初春、佐天。御坂にすべておまかせ。
・・・御坂、つかいぱしり。
初春「うまくいってますかね。」
佐天「そういやあ。うまくいくことしか考えなかったですけど。
失敗したら、どうすんですか?」
黒子「それは。」


厨房で寮監の悲鳴「うわああ。」


初春「今の寮監さんの声でしたよね。」
佐天「いったい。なに?」
黒子「心配ご無用ですの。不測の事態に備えて、ちゃんと策は
練ってありますわ。」
2人「ええ」


3人は、厨房に行ってみると粉まみれ。
黒子「あら。まあ。なんてことでしょう。」
佐天「うわあ。なにこれ。」

寮監「あ、あたしがいけないのだ。小麦粉を開けようとしたら。」

佐天「開けるだけでこんなことに。」
・・・あきれるほどに不器用ですね。

寮監「う。ううう。」
醍醐「う、大丈夫ですか。やり直せば。ね。先生。」
寮監、振り返る。その哀しそうな顔
「あ。ああ、醍醐先生」

すかさず間に入って止める黒子
「それでは、とてもお誕生会に間に合いませんわ。
 さっさ、いますぐケーキを買ってきてくださいですの。」
醍醐「そ、それもそうだね。じゃあ。」
「お待ちくださいな。
 寮監様がおいしいケーキ屋をご存じですのよ。」

「白井!」
「大丈夫ですわ。この2人がついていきますですから。」
黒子、初春と佐天を指で指す。
2人「え!」
・・・あっははは。しらないよという2人。
「本当か?」
2人「も、もちろんです。」なぜか敬礼をする。・・・軍隊か?
・・・ああ、なさけない女だなあ。白井も前もって伝えろよ。
   訓練しないとね。

外では、こどもと遊ぶ御坂。
・・・やっぱ、レベルが一緒だから。能力者だけど、趣味は子供と一緒。
<<なにやってんだろう。わたし。>>
あ。捕まえた。
ああ。捕まっちゃたあ。今度はお姉ちゃんが鬼か。ほら、速く逃げないと
鬼になっちゃうぞ。

なぜか木山の思い出と交差する風景。
子供たちを救うためだったらわたしはなんだってする。
この町のすべてを敵にまわしても、やめるわけにはいかないんだ。

<<チャイルドエラーか。>>
・・・こーべのながたちくか?


誕生日会
お誕生日、おめでとう。
寮監と醍醐先生が拍手

初春「もう大変でしたよ。」
佐天「道は間違えるわ。犬に追いかけられわ。川に落ちそうになるわ。」
御坂「ケーキ買うだけでなんでそんなことになるの?」
黒子「ま。結果おーらいですわね。」

園長先生「さあ、じゃあいただきましょうね。」
はーい

醍醐「よかったですね。みんな、喜んでくれて。」
メガネをふいて
「すいません。わたし、ちっともお役に立てなくて。」
「あれ?」
「はい。」
「ないほうがいいですね。メガネ。」笑顔でいう。
「え!」寮監、頬を赤らめる。・・・ううん。本当に。かけない方がいいや。
「あ、いや。メガネも似合っているけど。
 かけてない先生もすてきだなあって。」
「ああ」と目をうるませる寮監。・・・人生初めてか?

うわあ。
「え!」
お姉さんと醍醐先生ラブラブだ。
ラブ・・・・
うふふふふ。
みんなに笑われる。

寮監「あ。大人をからかわないの。」
醍醐「そうだよ。
 第一僕なんか相手じゃ先生に申し訳ないよ。」


すかさず黒子
「では、醍醐先生は、どんな方が理想でいっらしゃいますの?」
「あ。ううん。そうだなあ。尊敬できる人かな。」
・・・それは、園長先生?
寮監「あ」
黒子「尊敬といいますと。具体的には。」
「ううん。自分の事より他人のために行動できる人かな。」

後ろで寮監は、それを聞いて、頬を赤らめぱなし。
黒子「ええ」

地面が揺れる
寮監「あ」
地震?
うわあと子供たち。

御坂「ああ」

あわて出す子供たち

醍醐先生「みんな。落ち着いて」

寮監「動くな!」
醍醐「う。あ」
寮監「落ち着くて。テーブルの下に。」
指示に従う子供たち、その後を黒子達。
「よし、そのままおとなしく。」

うわああと走る子供。こけて、ポッドが頭から落ちてくる。
醍醐「あ、危ない」
寮監「う。」走って、子供をかばう。


ああ。
佐天「止まった。」
初春「最近多いですよね。よかったですね。小さくて。」


醍醐「先生。」
黒子「あ。」
「あ。ああ」
醍醐「先生。大丈夫ですか。」
「こらあ。だから、落ち付けっていったでしょう!」
醍醐「あっ」
こども「ごめんなさい。」
「あ。どこかいたいところはない?」
「うん。」
醍醐「先生」
振り返る寮監「うん。」
「さすがです。尊敬します。」
「ああ。醍醐先生。」頬を赤らめる寮監先生。


寮での寮監。20時をすぎている。
今日の余韻に浸っている。
((さすがです。尊敬します。))
あの情景を思い出す。
((醍醐))
結婚式姿
((だから、結婚してください。いっしょに料理を作るましょう。))
((はい。))
祝福される。
・・・プロポーズと結婚式が同時だ、矛盾だ。妄想だ。黒子と一緒だ。
「あっ。はっははは。」

「す、すみません。門限すぎてしまって。」
「うん。」と立ち上がる寮監。怖がる寮生
「しかたないなあ。今度から気をつけるように。」
恋する乙女の顔。許してしまう。

それを見ている御坂と黒子
御坂「信じられない。あの寮監が規則やぶりを大目にみるなんて。」
「恋は、人を成長させるんですのよ。」


寮監に携帯で電話が
御坂「あ」
黒子「うん?」

電話に出る寮監
「もしもし。だ、だ、だ、醍醐先生。へえ、相談にのって欲しい。
 わたしでいいんですか?
 わたしでなきゃあだめ。わかりました。」
「はあ。」恋する乙女。
・・・論理的に判断できません。
   相談にのってくれっていうのは、違うでしょ


御坂「なんだろう。相談って。」
黒子、なにかを、電話をかけている。最新型の電話かあ。
「男が、女に相談っていったら、あれに決まってますわ。」
「え?」


ファミレスで
寮監と醍醐先生。


それをめざとくみんな集合して観察。
初春「プロポーズかあ。いよいよ、大詰めですね。」
佐天「なんか、わたしまでドキドキしてきたよ。」
御坂「でも、なんでファミレスなのかな。」・・・それ、当然の疑問。
御坂「これだから、彼女いない歴イコール年齢の男は困るんですよ。」
初春「ですよね。やっぱ、プロポーズっていったら。
   海辺のきれいなレストランですよねえ。」
佐天「ああ。夜景のきれいなレストランでしょ。ねえ。御坂さん。」
御坂「そうね。それで、プロポーズをOKしたら、海から花火とかが
   上がるとかがいいかな。
「ええー。それは、ちょっと。」
「ええ!」
・・・どこかずれてますの。


寮監「ところで、わたしに相談というのは?」
御坂「おお」
醍醐「ええ、単刀直入に聞きますけど。」
「はい。」
「先生は、結婚相手が年下って、どう思いますか?」
「あっ。」
「け、け、結婚。相手ですか?」
「はい。」
「例えば、僕みたいな。」
「ああ。」

寮監の妄想
醍醐の帽子をかぶった寮監、バットをふる。
もらったあ
ボールをうつ。

「と、年は関係ないと思います。その人を尊敬できれば。」
すかさずメガネに手をやる。
「ああ、やっぱり。先生ならそう言ってくれると思いました。
 すいません。急に呼び出して変なことを聞いて。」
「いえ。」
・・・やっぱり、冷静に聞いていると相談じゃない。


喜んでいる黒子達。


寮に帰ってくる寮監、
クラッカーで祝福する黒子達。
「おめでとうございます。」
「見てたのか?」
黒子「やりましたわね。寮監様。
後は、ご両親へ紹介。
式場へ、選び。新婚初夜。」
「白井。すまんが、わたしの頬をつねってくれないか。」
「へぇ。」
「夢なら、はやく醒めて欲しいんだ。」
「わかりました。えい!」
頬をつねる黒子
「あっ。痛い、痛いぞ。白井。」

初春「あっ。」
佐天「うん。」
ぽかんとする御坂。

寮監「それと、もう一つ頼みがあるんだが。」
みんなで、寮監の服の買い物に手伝う。
コーディネート
<<ちゃんと。ちゃんと返事をしたいんだ。>>

女を磨く寮監。みんなからすてきといわれる。
・・・えっと、あれは相談でしょう。妄想でいきすぎ。
   じゃりんこチエのよしえさんじゃあるまし。
   決闘のつもりのここに来い果たし状で、
   デートの格好で行ったという


そして、寮監、決戦の日
園に醍醐先生を訪ねる。
「醍醐先生。」
「あっ。」
「ちょっといいですか。」
・・・おお、女を磨いた、これなら、お見合いパーティに行ける。


隠れて見ている御坂、黒子谷地
醍醐「今日はいつもと雰囲気が違いますね。」
寮監「あの。この間のはなしですけど。」
「ああ。ありがとうございます。
 先生のお陰でやっと決心がつきました。」
「え。」
指を見せる醍醐先生
「え、これ?」
うれしそうにみる寮監
「彼女にプロポーズしようと思って」
「あ。彼女?」
「ええ。」
「あ。」
見ている先は、園長。
「彼女って。」
「ええ。あの時、先生に年は関係ないって言われて、
 勇気が出ました。
 本当にありがとうございます。」
寮監は、バッグを握りしめる。
「いえ。よかったです。
 お役に立てて。」
笑顔で醍醐を見る寮監
「お幸せに。醍醐先生。」
令をいって戻る醍醐先生。

寮監は、カバンからメガネをとりだして、つける。
「さて。」


初春「あ~ああ。うまくいくと思ったのに」
佐天「なんだかなあ。」
御坂「そのうちいいことあるよ。」
黒子「寮監様。いい人ですもの。」

寮監、子供たちに加わる。
「さあ、今日はなにして遊ぶ。」
・・・さあ。次の恋を探そう。あっははははは


逃げる黒子
「たった1秒遅れただけじゃありませんの。」
寮監捕まえる。
「1秒だろうが。0.1秒だろうが。門限を破ったことにかわりはない!
 覚悟はできているな。白井。」
寮監はすてきな目を細める。
・・・けっこういけてると思うのですが。

御坂「黒子」

ゴキッとなる
御坂が黒子という。




寮監様の意外な素顔。すてきでしたわ、
ほら、あんなに大勢の子供たちが天使の笑顔で寮監様の方へ
なぎ払え
 
次回 盛夏祭
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0