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タユタマ 第12話  裕理 の感想 [タユタマ]

ましろとアメリの仲直り。
そして、応龍と裕理の戦いは、二人の女性に制止される。
応龍はそれでいいのかとアメリにいうが、
アメリは、裕理をたたくことで、精算する?
「もっと、正直になって、ケンカすべきでした。」

ましろ、応龍がしたことの後始末、壊したことをチャラにする
ために力を使い切る。それで、ましろ、もう後がない。

倒れて、また寝付く。

裕理は、どうしたらいいか。わからない。
相変わらず、アメリのバイクの修理をしている。
アメリがやってきて、裕理に自分の心の内をあかす。「好き」
そして、このにぶちんが。なんで、わからないのよ。
ましろを好きなんでしょう。

それで、裕理、ましろのもとに行き、二人っきりで
神前式の結婚式を上げる。

外では、みんなが待っていた。
自分達だけで、あげないでと。
みんなの祝福のもと、結婚式を上げる。
ここぞとばかりにおいしいところで出てくる裕導。
「まったく、バカ息子が、こんな時くらい親を頼らんか。
 ましろちゃんが、本当の娘になろうというのに
 わしが祝んでどうする。」
 人と神。いやあ、ましろちゃんよいう一人の女性の晴れ舞台じゃ。
 笑っておれえ。」
立派な結婚式を挙げる。うれしい、ましろ。
でも、もうだめ。

応龍は、裕理にいう。それだけの力があって、なんにもできないのか
情けない。おれに向けた力はそんなものか。
それに答えて、裕理は、八衢の力を使い、ましろを封印する。

裕理、今度目覚めるまで、生き続けてやる。

街は、以前の平和を取り戻す。
みんな、楽しそう。
ゆみなは、鳳と凰のヒナをかわいがり。
裕導は、鵺に将棋でやられている。

そして時がすぎ、街が水没した時代に、
裕理とましろは、バイクで通り抜ける。
・・・ああ、温暖化で、水位がやっぱりあがるか?
   裕理は、何歳だ。それとも、仙人にでもなっているのか?

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裕理、八衢の力を解放する。
応龍に直撃する。
「な、なんだあ。」
ましろとアメリが寄り添っている。
裕理が、なんと空を飛んでいる。
おどろくましろとアメリ。
「八衢、なにやりやがったあ。」
「応龍」
「八衢」
二人が激突する。
応龍に勝って、ましろらの元に降り立つ裕理。
「八衢の力。完全に自分のものにしやがったか。
 そのわけのわからねえ力を。」
再度、ぶつかり合う応龍と裕理。街が光に覆われる。
その二人の間に入って、止めるアメリとましろ。

「ましろ」
「てめえ」
「あんたにゆうは、殺させない。」アメリ
「裕理さん。この勝負、わたしに、
 いえ、わたしたちに預けてください。」
「どうして?」
「ここで、あなたと応龍が、傷つけ合うことは、
 人と太転依がともに滅ぼそうとする。
 その縮図に他なりません。」
「ああ」
「あんた達、そんなわけいたいわけじゃあないでしょうが。」アメリ
「何言ってやがる。てめえも八衢をぶっとばしたがったんだろう。」
「だ か ら」アメリ、裕理の方へいって
「う」
おもいきり平手を喰らわす「ふん」
「アメリ」
「はあ。ごめんね。ゆう。そして、助けに来てくれてありがとう。」
「え」
「に」アメリが、自分からキスをしにいった。
うしろで見ているましろと応龍。
「これで、ひとまずおしまい。」
「な。なにが。」
「いつまでも。もやもやとしていても仕方ないものね。
 ちゃんと、まろまろとうまくやるのよ。」
・・・おされてしまう裕理
「ううん」
「でも、これどうしたものかなあ。」アメリ
「さすがにちょっと骨がおれそう。」ましろ
「何のんきなこと行ってやがる。
 まだ、おわちゃあいねえ。
 アメリ、てめえ、そんなんでいいのかよ。」応龍
「まろまろとじっくり話したら気が晴れたの。」アメリ
「ええ、話あうこと。わかりあおうとすることが大事。
 その後に手を取り合って問題の解決に望めばいいのです。」ましろ
「なにが、わかり合うだ。
 そんな方便でおれのきが収まるわけがねえ。
 アメリ。来い。まだ、やるぞ。」応龍
「うっさいわね。本当はもうへろへろのくせに。」
「な。うっせえ。根暗女」
「根暗妖怪。」
「な。くく」
いがみ合う似たもの同士
裕理が、唖然としている。
・・・類は友を呼ぶ。


「なぜか。応龍のこのような姿を見ることになるとは、
 思いもしませんでした。あれも、また共存の一つなの
 でしょうか?」ましろ
「ええ、まさか?」裕理
「互いを知った同志なら、友達のように、親子のように、
 夫婦のように、互いに気兼ねなく本音をぶつけ合える。
 押しつけではない思いを」
「お
ましろ、神気を使い出す。
「太転依と人もそのようにすべきだったんです。」
「あ、ましろ。なにを」
「この戦いは、終わりです。」
白い光につつまれる彼女。東京タワーを覆う白い光
「むちゃだ。ましろ、一人でこんなことを。」
「当然のことです。この戦いの傷跡を残してはなりません。」
「まろまろ」
「綺久羅美」
裕理が、ましろの手を握る。
「裕理さん。」
「うん」
街が光に包まれ、そしていつもの日常に戻る。

学園でも、元に戻り。三九郎が「お。おお」

平静に戻る街
「はあ」ましろ
「けんかして、仲直りして、それが当たり前なんですね。
 そんな当たり前のことがむずかしい。」
ましろ、裕理に話すが、疲れて倒れる。
「あ、ましろ」
「まろまろ」
「バカが。残っておった神気を根こそぎ使いよったか。」鵺
「ましろ。ましろ」


今までのましろの活躍が流れる。
太転依への命令。裕理とのキス。
裕理のなきかたみの母の服を着るましろ。
裕理とましろの二人だけの会話、寄り添ううましろ。
大昔のましろ
「どうか、わたしを一人にしないでください。」


神社に戻ったましろ。
本殿には、太転依が集まっている。
ましろは、苦しそうに寝ている。
そのまわりを太転依達が、見守っている。


裕理うなだれている。ゆみなと美冬、鵺。
「おぬしは強うなりすぎた。
 八衢の力が、体からあふれるようにのう。
 白い獣わかっておった。
 そんな毒気に当てられては、魂がぼろぼろになると」鵺
「ぬうう」
「その上あの大いくさと街の修理のために、
 あいつは神気を根こそぎ消耗してしもうた。」
「なんとかならないでしょうか?」ゆみな
「わたし達にも、多少は神気があるといっていたなあ。
 それを集めて与えれば。」美冬
「その程度では、気休めにしかならん。」
「あ、うう」
裕理、いってしまう。
「ああ」アメリ
裕理、部屋を出る。
そんな裕理をアメリは気にする。
鵺、ゆみな、美冬、アメリと。
美冬英語で語る。
ゆみな訳す「愛の病を癒すには、さらに愛するほかにない。」
ゆみな、泣き出す。
「ああ」アメリ。裕理を追いかける。
それを見ているゆみなと鵺と美冬。

裕理は、バイクいじっている。
「あ。それ」自分のバイクを見つける。
「僕には、なにもできない。共存も、夫婦も、
 どっちも中途半端なまま、なにもしてあげられないなんて。」
「ちょっと、あんたのことが好きでしかたなくて、
 なんども大騒ぎを起こした相手に、そういうこという。」アメリ
「え」
「う」
「ああ」・・・やっと、わかる。にぶちん。
「ふん。」
「お」
「ああ、あんたどうして、わたしも、まろまろも、
 こんあにぶちんを好きになったんだろう。」
「あ、ごめん。でも、僕。」
「あ。今は、まろまろのそばにいたいんでしょう。」
「あ、アメリ。」
「まろまろに、何かしてあげたい。
だったら、そうすればいいじゃん。
 あたしなんて、やりたい放題だったんだからさあ。
 ゆうだって、後悔しないように」
裕理、アメリにいわれて気付く「う」
「ありがとう。アメリ。バイクかならず直してやるから」
「うん」うれしそうに返事をする。
「え」
裕理は、ましろのところへいく。
アメリは、自分のバイクの所へいく。
「だから、わたしにまで気を遣わなくてもいいでの。
 もうあきらめたんだからさ。
 いっそ、嫌いにさせるのも、やさしさのうちなのよ。
 バカ」アメリが涙を流す。なし崩れる。


神社の鳥居の上の応龍
「ったく。本当にわからねえよ。人間ってやつわ。」

裕理、ましろの所へ行く。
太転依にかこまれているましろ。
「ましろ。僕が、ましろにしてやれること。」
応龍が見ている。


神社内
神前の結婚式の準備
ましろ「あ」うなされている。「あ、うん」
「あ、裕理さん。」
「ごめん。起こしちゃった。」
「あのこれは?」
「ぼくらの結婚式」
「え」
「神前結婚式なんかあまり引き受けたことがないから、
 うろ覚えだけど。」
「ああ」
「しないか?結婚式。」
「はい。あ」
「な、ましろ。あ」手から八衢の力が出る。
「出てくるな。引っ込め。」
「裕理さん」
「ああ、大丈夫。僕たちは夫婦なんだろう。」
「あ、はい。」
三三九度
「三三九度のやり方、わかる?」
「はい、500年前と変わってないのなら。」
三三九度を始める裕理
「あ、はい」
ましろ、杯をおとしてしまう。「あ」
「力が入らない。」
「す、すみません。」
「いいよ。大丈夫。」
。。。もう、こんな軽い物まで持てないなんて。
再度、杯にそそぐ。
「ほら、ましろ」
「う、ああ」
「はい。三三九度おわり。」
「夢だったです。」
「え」
「祝言。結婚式ってやっぱりあこがれていましたから。
 でも。無理だろうなあって。」
「ましろ」
「式場の予約とか。お客様のおもてなしとか。
 手間がかかって、ご迷惑を。」
「迷惑なんかじゃないよ。」
「ああ」
「もっと早く。もっと立派にしてあげれれば、よかったのに」
「わたしには、これでも十分過ぎるほどです。裕理さん
 ありがとうございます。裕理さん」
「ましろ」
太転依が集まってくる。「あ」
扉が開いている。
「うわあああ」

鵺、美冬、ゆみなが来ている。
「太転依達が、教えにきよった。」
「え」
「あなたたちが。」
多くが「ぐー」
「客もおらな、かっこつかへんやろ」三九郎
「勝手に始めないでよね。」アメリ
「アメリさん」
裕導「まったく、バカ息子が、こんな時くらい親を頼らんか。」
「オヤジ」
「ましろちゃんが、本当の娘になろうというのに
 わしが祝んでどうする。」
「父様」
「人と神。いやあ、ましろちゃんという一人の女性の晴れ舞台じゃ。
 笑っておれえ。」
「ああ、はい。」

応龍が眺めている。

裕導が、神式で行う結婚式
みんなが座って、臨んでいる。
裕理とましろ。

応龍が目を閉じて聞いている。

「さて、あとしてしておらんのは、指輪の交換と誓詞の奏上かあ。
 ないわな。この甲斐性なしめ。」
「う。ごめん」
「おきになさらないでください。それであの。誓詞とは?」
「誓いの言葉」
「う」
「僕が先にやるから、続けてやってみて」
「あ、はい

「わたし、泉戸裕理は、泉戸ましろを妻とし、生涯変わる事なき、
 いや。」
「あ」
「僕の妻は、ましろ以外の誰でもなくて、例え死に別れても、
 魂が消え失せうせても、僕の妻はましろだけで」
「裕理さん」
「僕は、人間だから、長生きしたところで、せいぜいあと数十年だし
 ちょっとだけだよ。」
鵺が神妙な顔をしている
「ちょっとだけだ。わかるのなんか。」
ゆみなが泣いている。
「ちょっとだけだから。」
美冬、さみしそう。
「そんなに長く待たせないから。」
アメリ、泣いている
「黄泉の川のあたりで先に待っていて」
アメリを三九郎がなだめる。「ああ。えへ」
「そして、あの世で千年でも万年でもいやになるくらい、
 ましろをずっと愛し続けて、夫婦仲良くやっていくことを
 誓います。」
「はああ。あたし、ましろは、裕理さんを夫として、
 夫として、」
「どうしたの?」
「夫が裕理さんで、わたしが妻で、10年も20年も
 そのさきも裕理さんの隣にいて、ずっといっしょに
 ずっと裕理さんと生きたい。」
「ましろ」
ましろ、涙ぐむ。
「裕理さんと出会えて、人と太転依の橋渡しをして、
 それだけで十分しあわせなはずなのに、
 わかってるはずなのに。
 生きたい。まだ、生きたい。
 生きて生きてもっと生きて、裕理さんと普通のみたいに
 デートして、手を繋いで、笑いあって一緒に過ごして。
 いやです。こんなの。
 こんな、はじまったばかりなのに」
鵺がそむけている。ゆみなが大泣き。鳳、凰がのっている。
「こんな。こんなの。う」
アメリと美冬が。。。
「うう、ごめんなさい。本当にすいません。うう
 わたし。わたし。あああ」
ましろ、裕理に抱きつく。
アメリは外に走り出す。三九郎「な。おーい。アメリ」
鵺とゆみな。鵺がだまって、退出する。
ゆみな、美冬、裕導、太転依達、外にでて、二人にする。

応龍「ううん、にいー」

「大丈夫。大丈夫だから。僕が全部受け止めるから。」
。。。本当か受け止めるっていったって。
    なにもできない僕がいったいなにを?

応龍「いいかげんに、いやがれ。
   人間と太転依がなれあっても、結局こうなるんだよ。
   だから、俺たちは、永遠にあいいれないのさ。」
「違う。違う。違う。僕たちはわかり合えた。
 好きになれた。僕はましろを愛している。
 本当は離れたくない。
 でも。でもこの力が。
 この力があるから。」
「裕理さん」
応龍「ふざけんじゃあねえよ。」
「ああ」
応龍「てめえ。おれ相手に好きにあんだけ力を使っておいて。
   綺久羅美には、なにもできないのかよ。」
「え」
応龍「俺達は、なんのために生まれてきた。
   なぜこの世に目覚めた。
   てめえだって。そうだ。」
「おお」
応龍「なんのだめにこにいる。全部意味があるはずだろうがあ。」
「意味。僕たちの」

ゆみな
美冬
三九郎
アメリ、振り向く
ましろ、ああ
「あ」
「わたしは、裕理さんとひとつになるために生まれてきました。」
「あ。う、僕は。ましろとひとつになるために生まれた。」
「あ。ああ」

美冬。鵺。ゆみな
アメリ、三九郎
裕導
応龍、やさしい顔をしている。

裕理とましろが見つめ合っている。
手を重ねて。手から光を放ち出す。
神社から、黄金の光が出て、

美冬。鵺。ゆみな・鳳・凰
アメリ、三九郎、裕導

光の中の裕理とましろ、見つめ合う。
光が日本を覆うまで大きくてなって消える。

地球の裏側から、太陽が昇る。

朝を迎える。
美冬が書類を書いている。
ゆみなが、ヒナになった鳳・凰を見て、うれしそう。
裕導と鵺の将棋。裕導が、負けてしまう。ううん。
三九郎とアメリ。バンドの練習?
神社では、太転依がいっぱいいる。白い犬が吠えている。
裕理がそれを見ている。
「ましろは、また長い眠りについた。
 次に目覚めるのは。100年か。それとも1000年後か。
 でも、これは、永遠の別れじゃない
 永遠の別れにしちゃだめなんだ。」
例の誇りは封印されている。
「彼女のましろの願い」
桜が咲いている
「生きとしていけるものの共存。みんなが手を取り合って
 生きていける世界。
 それは、誰かの犠牲のもとにあったはならないもの。
 ましろも一緒でないとだめなんだ。」
横断歩道をわたる幼稚園児
「僕が行き続ければいい。今度は僕がましろを待ち続けるんだ。」
「あ」
少女が、裕理を見つめる。
「裕理しゃん」
「え。あ」
バイクの後ろにましろが。まぼろしが消えていく。
「ずっと。100年でも。1000年でも。」


ましろは、眠っている
目を覚まして、ましろの笑顔。「うふ。」
・・・そのときを待ち遠しくて。


ビルが水に沈んだ時代。
桜が咲いている。
滅んだ街を横にバイクが走り、止まる。
裕理とましろだ。
そして、裕理は、ましろに手を差し出し、ましろの手を引く。
鈴が鳴っている。
・・・いつの時代だ。
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