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Phantom #12 亡霊  の感想 [Phantom]

ファントムが東海岸で効果を出す、功績をあげる。

クロウディアは、日本のヤクザと取引をするが、
その現場には、すでに現金が奪われ、4人が射殺されていた。
建物の壁には、女性の影が、なんかエレンを思わせる影。
ツヴァイは、気づいていないが、なにか、おかしいことには..
亡霊とは、エレンのことか?

一人の女性の死に、キャルという少女をしょいこむことになる
玲二(ツヴァイ)、やっかいごとなりそう。

クロウディアが、日本のヤクザとサイスを手を組んで、
影で暗躍しているのでは。それで、今回の事が起きているのか
雌狐は、おそろしい。

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Six minths Later

きれいな街の光。舞台。
そこで暗殺が行われる。一発の銃弾

下でガラスを割る音。
「ジュディ」
「ほっときなさいキャル。また酒が切れたんでしょう。
「うん、あ」
「行ってくるわ。いつも通り、朝には戻るつもりだから。」
「気をつけてね。」

暗殺をして、逃亡するファントム。かっこいい。
「インフェルノのファントムだ。」
・・・めっちゃ男前。以前とは感じがやっぱり違うね。

(始まりの絵が変わっている。人形のファントム)


ニュースで流れる20人の大物の粛正
一連の暗殺は、「ファントムアサシネート」と呼ばれている。

「相変わらず派手にやってるみたいだな。あの姉ちゃんの
 ところはよう。へへへ」
「笑いごとじゃあ、ないです。兄貴」
「ああ」
「明日は我が身ってやつです。」


クロー「うふ。」グラスを傾ける。


朝、マグワイア
ガンビーノ一家の無力化。
東海岸も手中に修めたと彼は言う。
「これも。ひとえにファントムの功績だ。以前のファントム
 にも、舌を巻いたが。あの少年は輪をかけて優秀だな。
 クロウディア」
「うふ」
「これ程の成果を上げるとは。そら恐ろしいほどだよ。
 よくここまでてなづけられたな。」
「てなずけた訳ではあるません。
 彼のインフェルノへの献身は、彼自身の意志です。」
「ええ、そうなのか。
 おれは、てっきりおまえのバストに吸い付きたいと
 思ってがんばっているかと思ったぜ。」
「とこで、Mr.マグワイア。」
「うん」
「ち」
「例のゴトウ組の件、調査が済みました。」
「新たに加盟する予定の日本の組織か。」
うなずく。クロウ。
・・・計画通り?
「日本国内に独自の市場を開拓し、かなりの収益を
 上げています。ですが、商品の供給源であった
 東南アジア系のディーラーが壊滅的な打撃を受け。
 現在、ゴドウ組には在庫商品がありません。
 いまここで、ゴドウ組とのビジネスを確立すれば、
 われわれは日本に独占的に商品を落とすことが出来る
 ようになります。」
「ふん」
幹部は、酒を飲んでいる。
「今週末、若頭のMrだいすけゴドウと500万ドルの取引を
 セッティングしました。
 まずは。最初の親善の意味として。」
幹部「ちょっと待てよ。交渉までおまえが仕切るって
   のは、どういう了見だ。俺たちの考えなぞおかまえ
   なしか。」
「ふん」
「ええ」
マグワイア「やめておけ。」
「けどよ。う」
「ふ」
マグワイア「円滑に交渉を進められるというのなら、
   あえて別の人間を立てることもないだろう。」
「では進めさせていただきます。」
退出するクロウ
それを見ているマグワイア。

外では、リズィが待っている。「お疲れ。」
「はあ、なあ最近無理しすぎなんじゃないか。」
「そう」
「あんたには、考えがあるんだろうけど。
 一つの組織に肩入れしすぎると、
 いらない面倒をしょいこんでしまうぜ。」
「大丈夫よ。うまくやてるわ。うふ」

「ずいぶん、早かったわね。」
ツヴァイ「ただいま戻りました。ミズ・マッケネン」
「ツヴァイ、ニューヨークの件は、リズィから聞いているわ。」
「ふん」
「上首尾だったようね。」
「恐縮です。すぐに車を回します。運転を」
「任せるわ。」
クロウの後にツヴァイ従う。
「様になってきたじゃねえか。ファントム」


クロウ邸
酒を注ぐツヴァイ。
シャーワを浴びる彼女。
「どうだった。ニューヨークは?」
ツヴァイ。クロウを急に引き寄せる。キスをする。
「うふ」
「寒いだけだ。」
「アイザックがってたわ。あなたは、あたしの体が当てで、
 ファントムを続けているって。」
「やつの言いそうなことだ。」
「男として的を射ている。」
「さあ。」
ツヴァイ、クロウを抱きしめる。
「理由なんて忘れた。」
「そうね。そんなのどうでもいいわ。あなたは自分の意志で
 ここに。ああ」

夜の街
ツヴァイのかつてのアジト
。。。「あなたは自分の意志でここにいる。」
「まさか。」
意志なんかない。
サイスを撃った時のこと、エレンを殺してしまう。
椅子に手をかけ、こけてしまう。
・・・ナイスボケ
今のおれにはなにも(ない)
そのうちあなたもなにも感じなくなる、エレンの言葉。
過ぎたことも先のこともんなにもない。
「君の言うとおりだったよ。エレン。」
床にだらしなく横たわるツヴァイ。


車で移動中。交渉の場所へ。
クロウ「ハンドリングが堅いわよ。」
「そりゃあ。25キロのコカインのお客様だからな。」
だった二人で交渉に向かう。信頼を取る目的の取引。
相手は、ツヴァイと同郷の方々。例のヤクザ。
ツヴァイは知っている。
ツヴァイ、クロウの真意を見かねている。
「こんな場所で取引するのか。」
「ここはね。昔から、ブラディーズの縄張りだった地区よ。」
「アイザック・ワイズメル」
「そ、ここでやっかいごとを起こして、
 ブラディーズにケンカを売るバカは。もういないわ。
 だから、インフェルノの取っ手は一番安全な場所。」
・・・ということは、あの幹部の支配地域。
「あれか?
 合図がこない。妙だ。」
ツヴァイ、降りて様子を。。。「あ」
「ツヴァイ、中にいろ。」
周りを経過して、車に近づくツヴァイ。
車には誰も乗っていない。
横には、殺されている男。
。。。襲撃者は単独。武器はサイレンサー付きのピストルと
   大型ライフル。暗闇で混乱する相手を一人づつ狩ってい
   ったのか。
   たいした手並みだ。
「う」
クロウが近づく。
ツヴァイ、振り向き銃を向ける。クロウ「ああ」
「車を降りるなといっただろう。」
「どういうこと。これは」
「今夜の取引は、ご破算っていうことだ。」
「一体誰のしわざ。」
「さあ。ここで考えていても仕方がない。
 先に一人で戻ってくれ。おれもすぐいく。」
「あなたは?」
「事後処理だ。」
クロウ、退散する。
それを見ている女の影。
ツヴァイは、死体を車に積んで、周りをみると女性が倒れている
先ほどの女性の影は消えている。
倒れていた女性は、殺されていた。目撃者?
しかし、撃たれたのに。両手を胸に合わせている。
後で手を加えたか?

パトカーがやってくる。
さっさと退散するツヴァイ。



アイザック、クロウに抗議をする。自分のなわばりを。。。
「それは責任逃れのつもりですか?
 Mrワイズメル。」
「なに」
「縄張りを守る責任は、あなたにある。
 あなたの庭で、あたしの客は現金500万ドルを奪われ、
 しかも4人も殺された。
 罵倒されるべきは、誰なのか。
 よく考えていただきたい。」
「てめえ、いつからそんな口を」
マグワイア「見苦しい。クロウディア。ゴドウ組の反応は?」
「激怒していますが、押さえは聞いているようです。」
「よし。連中の接待は任せる。
 できるだけ機嫌を取っておけ。
 客人の金は早急に戻してやらねばならん。
 奪った奴らの死体を添えてな。
 君の仕事だぞ。アイザック。」
「待てよ。あのアジア人どもが客人だと。
 おれはまだ納得してねえぞ。」
マグワイア、グラスを彼に勧める。
「お」
それを渡す前に手を離し、下に落とす。
「おお」
「沽券の問題だ。
 インフェルノの門をたたいたものが、襲われた。
 それが客であろうと物乞いであろうと違いはない。
 われわれの門前でそんな狼藉を許す気か!」
「う、OK。当たってみるよ。」

外ではツヴァイが控えている。
リズィ「中の様子は相変わらずかい。例の死体、調べが付いたよ

。」
「う」
「遺体の名前は、ジュディ・ディヴェンス。26才。
 あのへんじゃ古顔だったらしい。
 きなくさいつながりは一切無い。
 仲介人には頼らず自立してやっていたそうだ。
 部屋は?」
「あたらせたよ。はじきもナイフの一切なし。
 ルームメイトがいたようだが、こっちはまだつかまらない。
 なにか、引っかかるのかい。」
ツヴァイ「うん。
    リズィ。ここまかせる。ふ」
「まったく注文の多い男だね。いいよ、いってきなあ。
 警察もマスコミの引き払った頃合いだ。」


ツヴァイ、昨晩の取引だ場所にいく。
お悔やみの花束を持って。
女性の死んだ場所に少女がいる。ルームメイト。
ツヴァイ、彼女を見る。
花束と彼女。
ツヴァイが彼女が見ている。
彼女が振り向き、ツヴァイを見る。
「ジュディ・ディヴェンスが、死んだのは、ここかい。」
「あんたは?」
花束を供える。
「誰なの。あんた。」
「そういう君は、ジュディの知り合いか。」
「なあ」
「君も、ジュディの友達だったのか。」
「妹だよ」
「あ」
「なにさ、色違う妹がいちゃおかしいの。」
「いいや」
「はあ。」
「誰が、ジュディを殺した。」
「あたしが知ってるとでも思うわけ。」
「こころあたりさえないか?」
「撃たれる理由があたっていうの?ジュディに。」
「ばかなことを聞いたな。」
「ええ」
ツヴァイ、そこを去る。
「待って、撃ったやつを見つけて。あんたどうするつもり。」
「ジュディを撃ったやつには、相応の報いを受けさせる。」
「できるのそれが。あんたには。」
「まあなあ。」
「それなら。それなら、あたしも連れて行って。
 あたし、役に立てるよ。」
「だめだ。」
「はああ。うん」
ツヴァイ、車で帰る。
「あ」
車の上に乗る彼女。
「あたし、ジュディを死なせたやつ、知ってるよ。」
「あ」
「見てたんだ。全部。夕べここでジュディが撃たれたとき、
 あたしジュディと一緒だったんだ。」
車から、降りるツヴァイ。
ツヴァイと彼女が顔を合わせる。
「酔っぱらったジュディを迎えに行って、
 二人で帰る途中だったの。
 でも、ジュディは。
 わたしをかばって。」
ツヴァイ、彼女を見ている。
「ねえ。連れて行ってくれる。」
「名前は?」
「キャルだよ。キャル・ディヴェンス。あなたは?」
「おれは、吾妻玲二」
「ふうん。日本人なんだ。OK。玲二。
 じゃあ。あなたとわたしはこれからパートナーよ。」
「パートナー?」
「そう、ジュディの仇を討つ一心同体のパートナー。
 あたし、きっと役にたつよ。」
拳を出すツヴァイ。
「あ」
「いいだろう。これから、俺たちはパートナーだ。
 ほんのしばらくだろうけどなあ。」
「はあ」
拳をこつんとする。
。。。小さな出会いであった。
   そしておれは過ちを犯しつづける。
   人生を狂わされたおれが、
「うん」キャルが乗っている。「えへ」
。。。その渦の中で、人の人生を狂わせてゆく。
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