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Phantom #25  決着  の感想 [Phantom]

美緒は、玲二の戻る場所だと言ってのける。
・・・ここにいつか戻ってきてか?

ああ、やっちゃた。玲二がキャルを殺してしまう。
望んでいたキャル。・・・自分で終幕をする。

それを外で援護して、ゴドウ組の介入を阻止する江連。

ついに最終雑魚キャラ、サイスが、最終兵器を連れて、
参戦する。

終幕とへ続く。


サイスの作り出した者達の協奏曲。
いいや、なんか、キカイダーとドクターギルの戦いに見えるぞ
ジロー・イチロウとハカイダー5人衆。
・・・サイスは生きているけど。
破壊じゃないとけ、殺人マシン。
サイス側は、6人だけど。
普通人になりたい。
玲二は、良心を取り戻そうと。江連には、良心感情が不足。
だから、サイスの声(悪のイェッサー)に従ってしまう。
サブローは、キャル。プロトタイプ。
戦い後には、最後は玲二だけになる?
そして、サイスを殺して終幕か?

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美緒、例の洋館にいる。
「ああ。玲二さん。あ」

足とが、志賀がやってくる。
「遅くなって申し訳ありません。」
「あなたは、だいすけおじさんの。」
ふっと気を失う美緒。
志賀に保護される美緒。


美緒は自宅で目が覚める。
「ああ」
自分の部屋
ため息をつく。
自分の縛られていた手の後を見つめて。
「うん」

だいすけおじさんの写真
美緒の母が仏壇の前にいる。
そこへ現れる美緒。
母は、娘と向き合う。
「あのう。お母さん。」
「お父さんのこと。」
「いろんな人が、お父さんや、だいすけおじさんのことで」
「いつか話すときが来ると思っていたわ。
 思いのほか、早かったけど。」
美緒、母の前に行く。
「お父さんが死んだというのは、嘘。
 あの人はまだ生きているわ。」
「あ。ええ」
「あたしには、想像できない。厳しくて残酷な世界で。」
「お母さんは、それで良かったの?」
「はじめは一緒に暮らしたいって、思った。
 そのためには死んでもかまわないって。
 でも。今はこれで良かったと思っている。
 彼はわたしを残していくことで思い出を守ったの。
 心の中でたった一つのよりどころに出来る大切なものを。」

美緒、億も出す玲二のこと。
玲二が虹を見ていたこと。

「あたしのいた場所は彼があこがれて、
 それでも一生届かない場所だった。
 遠く離れて思い出すことしか許されない。
 夢の中でしか戻れない場所だった。
 もし、わたしがわがままを言っていたら、
 そんなあの人の祈りさえ、壊してしまうところだった。
 あたしは、彼が夢に描いた生き方を
 彼のかわりにかなえている。
 一緒にいるだけが愛じゃないのよ。」

「おかあさん。」

「だいすけさんは、あなたの父親と前の奥さんとの息子。
 自分の分までしあわせでいてくれる妹がいるから、
 どんなことにも耐えられる。
 彼もそういっていたわ。」

「あたし。
 あなし。あの人に伝えならなければならないことが。」
美緒、出て行く。それを見送る母。

「まったくもう血筋かしらねえ。」



夜の街を江連を探してい玲二。
。。。だめだ、あてもなく探したところで。
   見つかるはずもない。
悔しいがる玲二。携帯が鳴る。
「藤枝さん?」
「江連が助けてくれました。
 いまは、もう家に戻っています。」
「よかったあ。」
「玲二さん。江連とキャルさんは殺しあおうとしています。
 2人が電話で話し合うのを聞いたです。
 夜中の三時に。場所は、なんだか2人とももう知っている
 口ぶりでした。」
「2人とも知っている?」
時間を見る玲二
「それから、キャルさん苦しんでいます。
 誰にも何も言えずに。
 玲二さん、2人子とお願いします。」
「わかった。大丈夫。かならず俺がなんとかする。
 藤枝さん、今回の事ほんとうにすまなかった。
 全部俺のせいだ。」
美緒はやさしく聞いている。
「いいんです。ぜんぜん気にしていません。
 明日になったら。全部忘れちゃいます。
 だから、玲二さんも何時だってここに戻ってきていいんです。


「あ」
「わたし、玲二さんが笑っている顔が大すきです。
 あんな風にしあわせな気持ちなれるなら、
 玲二さんはきっとここにいていい人なんです。」
「ありがとう。ほんとうにありがとう。
 藤枝さん。おれは。」
「待ってますね、あたし。
 いつかきっと玲二さんがなんに心配事も泣くなって、
 この街に戻ってくるのを。
 あたしずっと待ってます。
 だから。さよならじゃあ。ないです。
 いってらっしゃいです。」
「ああ。いってきます。」
・・・玲二、いきます。
携帯を切る玲二。なにおもう。

美緒、携帯を見つめる。
「ああ」
泣いている?


志賀「いいなあ。ガキだと思って、あまく見るんじゃなえぞ!」
美緒の母「殺すつもり。その子達を?」
振り向く志賀
「俺もすぐ向かう。」携帯を切る。
「もう二度と美緒さんに危害が及ぶことがないと。約束します。


「そんなことを美緒が望んでいるとでも。」
「こればかりが、だいすけの兄貴との約束です。」
「勝手なのね。あなたたちのやり方は、いつもそう。」
志賀はあたまを下げて、車でいってしまう。

「志賀さん、だいすけさんを撃ったのは?」
志賀、とまる。・・・ばれましたか?サイスの駒。
車は行ってしまう。


中華街
店は「香林」
キャルは、酒をあおっている。
・・・未成年はだめす。
幻影を見るキャル

「こんなことに」
「ううん。」
ジュディ「一体何の意味があるの?」
「意味なんかねえさ。やりたいからやる。それだけだよ。」
リズィ「なにが残るんだ。その後に。」
「なんも残りゃあしないよ。あいつは死んで。
 あたしは、燃え尽きて。それで、おわり。
・・・あしたのジョー
 それだけのことさ。」
ジュディ「それが本当にあなたの望む全て?」
机を蹴飛ばす。
「そうだよ。それ以外になにがあるというのさ。
 そういうあんた達は、どうなんだよ。
 生きているうちになにが出来た?
 死んだ後に何が残った?
 なんもありゃあしねえじゃないか。
 それって。みんな、ゴミくずみたいに死んでいくんだ。」
男「そうとも」
「あ」
「いずれ、おまえもそうなる。
 生きた証も、生まれてきた意味もなく。消えていく。」
「冗談じゃねよ。てめえらなんかと一緒にすんなあ!」
ジュディ、リズィ、男は、黙っている
「あなた無敵のファントムだあ!」
銃を抜いて、男を撃ち抜く。
「ふん」

「やっと見つけたんだ。
 誰よりもうまくやれることを。
 誰にもなめられない生き方を。」
ひさまつく。
「これが、あたしの全て。
 あたしが奪う。あたしが壊す。
 その逆はもう二度とごめんだあ。」
泣いているキャル。


学校
雪が降っている。
校舎
そして、寂れた教会。
そこで江連は神に祈っている。
ドアが開いて、誰かが入ってくる。
江連は気がつく。
玲二が来た。
振り返える江連「ああ!」
玲二は、江連のもとに歩く。
江連は立ち上がる。


玲二「きっとここだろうと思った。
 こんなのが最善の方法だなんて。本気で思っているのか?」
「そう、あなたにキャルは撃てない。」
「いや、俺があの子を殺す。
 あの子の怒りも悲しみも全て俺が負う。」
悲しそうな顔を吸う江連。
玲二「きっとあいつが死んだとき。
  この世で一番悲しむのは俺だろう。
キャルが苦しんでいる姿
  俺なら、キャルを悼むことができる。
  だから、俺が殺す。」
「いやよ」
「あ」
「あなたは、きっと負ける。
 あなたを失うなんてで絶対にいや!」
「江連」
「あなたにだけは、やらせたくない。
 あなた、やさしいもの。
 あの子を撃てるわけないもの。
 わたしも残る。2人がかりなら、きっと勝てる。」
「待ってくれ。俺の因果なんだ。
 ここで決着をつけないと。
 俺は一生過去にとらわれたままだあ。
 決して自由になんてなれない。
 江連、先に行ってくれ。
 俺も後から追いつく。」
「あなたなしで、どこに行けばいいの?」
「う」
「どこから来たのかもわからないのに。
 思いですらないのに。」
悲しい顔で玲二を見る江連。
玲二はそれを察する。

ブランコが揺れている。

「わたしは、なにをしたら、自由になれるの?
 人を殺してまで得られる自由ってなに?」
玲二は悲しい顔をする。
・・・それは決まっているでしょう因果のもとのサイスを殺す
   こと。プロフェッサー・サイスに制裁を

ブランコにのっている江連。

「教えて。お願い!」
涙を流す江連。
彼女を抱きしめる玲二
江連「あああ」
江連、玲二の胸に顔をうずめる。
玲二「探そう。2人で。そのために俺はかならず君の元に
   戻る。
「玲二」
・・・あああ、美緒の思いがああ。


志賀らの車が進んでいる。
沢山の舎弟を連れて。
・・・ばっかじゃないの?


キャルは、バイクのタンクにナイフを刺して、
ガソリンを出して、爆破する。
戻る手段をなくす。


そして、機関銃をもって、教会に押し入る。

中には、玲二がいるだけ。

キャル、近づく「うん。」

玲二は振り返る。
「江連はこない。」
「なんで、あんたが?」
「おれの務めだからだ。」
「ふん。あの子を守るのがかい?」
「違う。
 キャル、おまえを殺すのがだ。」
「ああ」
「今日まで多くの人を犠牲にしてきた。
 数えきれない人を騙して、利用して、殺してきた。
 ただ俺が生き残るためだに」
「よくもまあぬけぬけと。」
「おまえは正しい。キャル。その怒りは正義だ。
 だれに訴える必要もない。
 その銃で俺を裁け。
 誰にも委ねず自分にかけろ。
 おまえが俺より強いなら、俺は報いを受けるだろう。」
「上等じゃねえか。」


志賀部隊が車が到着する。
舎弟を向かわせる。
・・・なにもそんな部隊を行かせる必要も。
江連の洗礼をうける部隊。殺される。
「邪魔は。  させない。」

志賀「やれ。」

江連、軽やかに銃を避けて戦闘開始・


中では、玲二とキャルが
「本気で白黒つけようってんなら、
 やっぱりこいつがおあつらいだ。」
「それは?」
「えー。覚えているんだ。
 これがあんたとわたしの因果。
 今日までのわたしの道標さ。
 誰を憎んで、誰を殺せばいいのか、
 いつだって、こいつが教えてくれた。」
懐中時計に手をかえるキャル。
玲二はそれを見ている。
時計は開かれ、オルゴールが流れる。
「拳銃勝負だ。曲が終わったらぬく。いいなあ。
 この曲を聴かせて殺してないのは、
 そういえば、あんた1人だよ。玲二。」
2人の戦いが始まる。


外では、江連が志賀の舎弟を殺している。
銃を避けながら、機関銃を拾って、敵を撃ち殺す。
圧倒的な江連の能力
江連に殺される志賀の舎弟


中では、玲二とキャルが勝負
オルゴール

玲二のキャルの思いで?、。。。

車の中で目が覚める玲二「はっ」
横には、オルゴールが鳴っている。
キャル「なによ。寝てたの?ああ」
キャルが、大人の女になって運転している。
「夢を見ていた。まだ。ロスにいた頃の。」
「へえ。どんなあ?」
「隠れ家吹き飛ばされたとき、
 それきり別れ別れになっちまっていたら、
 俺たちどうなっていたのかな?」
「あははは。ばっかみたい。
 玲二がそんなそそっかしいまねするわけないじゃん。
 ありえないよ。そんなの。
 あたし達が離ればならなんて。
 もし、そうなったら、あたし方から玲二を探しに行くよ。
 地の果てまでだって。ね。あははは。」
車は荒野を走る。
「あり得るわけない。
 本当に俺は救いようもないバカだ。
 この期に及んで、こんな。」
「いいじゃないの。たまにはさあ。」やさしいキャルの顔。


メロディーが終わって、銃を抜き取る2人。
2人、銃を向けある。
キャル。。。いいじゃないか。せめて、夢の中くらい。
      あり得ない救いがあっても。
銃声が鳴る。
下に落ちる懐中時計。割れる。因果は終わる。

ロスの街。。。。。

キャルの顔

花束

「ジュディ・ディベンスが死んだのはここかい?」

キャルの顔

懐中時計が、鳴っている。
「なんでそんなに強いのかなあ。」
「俺はおまえに、こんな方法でしか答えられなかった。」
「そっか。なんだ。うふ。
 じゃあ、あたし最後の最後にあんたのこと、
 独り占めできたんだ。
 なら、それでいいや。
 もう、なんにもいらないや。」
「そんなことのためにおまえは。
 命を捨てなきゃならなかったのか?」
「そんなことってなにさ。それ以上のなにがあるのさ。」
キャル、手を玲二の顔に向ける。
「あたし達、違う生き方が会ったと思う。」
「あ」
「違う出会い方をして、どこか遠い場所に行けたと思う。」
「ああ、俺たちはただほんの少しどこかで間違えただけだよ。
 きっと」
「うん。
 玲二と会えてよかったあ。
 それだけで、もうじゅうぶん。
 玲二」
息絶えるキャル
玲二、悲しむ。そして、抱きしめる
「キャル」
・・・サイスの舞台


外では江連が志賀の舎弟を全滅させていた。
志賀「ファントム。化け物め。」
「うん」
志賀は傷を負って、生きている。
志賀「うん」後ろを見ると「あ」

サイス
「まったく理解に苦しみますなあ。ミスター志賀。
 あなたはもっと理知的な人物と見込んでいたのだが。
 なぜ、われわれに万事まかせていただけなかったです。」
「きさまあ。今の今まで、黙って見てやがったのか!」
サイス「舞台はいよいよ最終幕だあ。
  無粋なエキトラの出番なぞありません。」
志賀は怒っている。
「是非にでもというのなら、そこから見ていても
 かまいませんよ。
 栄誉と思ってください。
 この講演は、最高傑作となるのだから。」
6人の。。。
「最強の亡霊達の協奏曲。
 それじゃあ。カーテンコールに答えてくれるのは、
 どれなのか。」


中では、キャルをみかまる玲二
懐中時計をおき、キャルの手を置かせる。
キャルの顔に手をやる。
そして、機関銃にタマをこめて、
「俺は、殺す。
 生きるために殺す。」
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