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Phantom #13 偽装  の感想 [Phantom]

ファントム(玲二)、問題が増えるだけ。
キャルを抱え込むと共に500万ドルが転がってくる。
これでは、組織に言い訳が、組織での弁明にお芝居をする。
これが、偽装。
キャルには、才能が、あれの相棒になるほどの。
リズィ、自分にも非があるので、口裏を合わせる。
。。。実は、そうなのかもしれない。扱いにくい関係
おもしろいお芝居だったわ。玲二。とクロウディアは思う。
とんでもないつじつま合わせが、歯車を変えていく。
 襲撃犯。、500万ドル。ジュディの復讐
ここでの襲撃犯には、サイスが関わっているのではないか。
クロウディアは、誰かに裏切られている?

意外と才能があるキャル。時計を直す。
武器と機械いじりは必要な技術。どこかにそんなコンビもいた。
何とか警視の事件簿


あの子は、おそらく天才だ、俺と同じ道を進ませていいのか。

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アイザック「500万ドルだあ。俺の縄張りが荒らされて、
500万ドル盗まれた。許しておけるわけねえよなあ。
犯人をつかまて、かならず俺のまえにひっぱってこい。
いざとなりゃあ殺してもかまわねえ。」


バーガーショップ
キャル「ありがとう。玲二。
    あたし、昔からの夢だったんだよね。
    こうやって、ハンバーガーの山を作って。
    おなかいっぱい食べるの。」
玲二、冷静
「それで、キャル。さっきの話なんだが。
 ジュディを撃ったやつ。見たのか?」
「そのことなんだけどね。どうしようかなあと」
「どう。本当にジュディの仇取ってくれるの?どうやって。
 マシンガン撃ちまくる相手なんだよ。」
「信用できないか?」
「う~ん。だって強うそうじゃないし。」
「う。そうか。信用できないか。でも、心配はいらない。
 実際に手を下すのは、俺じゃなくて。友達に頼むつもりだ。」
「友達?」
「ああ」
「そんな友達がいるの?」
「こう見えて、顔は広いんだ。犯人の人相や身なりが別れば、
 後は、俺の友達が探し出して、やってくれる。
 だから、撃ったやつのことを。」
「わたし、見とどけたい。」
「なに」
「ジュディの仇を討つとこ。この目で見たい。
 玲二、その友達に合わせて。」
「だめだ」
「どうして?その友達に頼むの、一緒に連れて行って。
 いいでしょう。」
「知ろうとが関われる世界じゃない。」
「でも」
「だめなものは。だめだ。」
「う。うん。」
「あ、悪かったキャル。だが。うん」
キャルはそっぽを向く。
バーガーをのにぎりしめる彼女
玲二「OK。わかった。俺の負けだ。
   会えるかどうか、友達に聞いてみる。」
「本当に」顔が明るい。
「ああ、ただ。」
「じゃあ。話は、友達に会えるようになってからだね。」主導権を
握る彼女。「はむ。ううん」食べ始める。
やられた玲二。


「ただ、ああいう連中はすぐに連絡がつけられる訳じゃない。
 今夜わたりをつけてみる。明日、もう一度話し合おう。」
「ううん。明日かあ。」
「なにか都合でも悪いのかあ。」
「ジュディの部屋、家賃ためまくっていたから、
 今朝追い出されちゃって、今晩止めてくれない。」
玲二、車に乗り込む。
「のおお。」
ジュディが助手席に乗り込む。「ふん。うん」
「え」


クロウディアの自宅
クロウ「どう。リズィ?調査は順調に進んでいる。」
「例の娘は、ファントムがあたってるよ。こっちは、こっちで
 調べている。ま、もうすこし待ってくれ。」
「いい知らせを期待ているわ。」
マネキュアをぬっているクロウ。
「いったい誰が取引の邪魔を。ゴドウ組の存在は、
 インフェルノで立場を固めるのに必要不可欠。
 こんなことで、つまずいてはいられない。」


玲二の隠れ家
「ええ、ここが玲二の部屋。なんか。寂しい部屋ね。」
「生活するには、十分過ぎる。」
「なにも入ってないね。」
「な」
冷蔵庫をあさるキャル。バーガーを詰め込む彼女。
「なにをしている。」
「食べ残したハンバーガー、もったいないでしょう。」
「まさか、それを食べ尽くすまでいるきじゃないだろうな。」
「なに?」
「いいや。寝室はこっちだ。」
寝室を見るキャル。
「ベッドは好きに使ってくれ。」
「昔、誰かと一緒に住んでいた?」
「なぜ?」
「う~ん。なんとなく。」
「昔 だ。」
「かえりたい。」
「いや。」
「あのさあ。」
「うん」
「シャワー借りていい。」汚れているといわんがばかりの彼女


リズィ「それで、その友達のふりをすれば、いいんだな。」
ツヴァイ「ああ、なんとか頼む。」
「いいさあ、あんたに貸しを作っておくのも悪くない。」
「う」
玲二、彼女の兄弟の写真を見つける。
シャーワで体を洗っているキャル。
彼女は泣いている。

「本当にその娘はなんか知ってそうなのか。」
「さあなあ。」
写真を元に戻す玲二。
「なんだーい。頼りない返事だねえ。」

「玲二。ごめん、タオル忘れちゃたあ。」
「なあ。今持って行く」
「うふふ。」
「なんだ。」
「いいや、天下のファントム様とあろうものが、
 小娘あいてに振り回されいると思ってね。」
「うう」
「あんたの部屋に泊めるからって、変な気を」
ツヴァイ、電話を切ってしまう。
リズィ「切られちゃった。」
肩をつかわまれるリズィ。「あ」
アイザックがやってくる。
「ひとの庭でなにをこそこそかぎまわっているんだ。ああ、リズィ」


鞄を床におく。
「本当に!」
「ああ、あってくれるそうだ。明日、連絡をくれる。」
「えへ、よかたったあ。」
キャル、飲み物を飲む。玲二も。
「ねえ。玲二。家族とかいる。」
「家族。天国だ。」・・・エレンのこと。
「そっか。」
「ああ」
「あたしと一緒だね。」
「ご両親は、もう。しらない。あたし、最低最悪のくそオヤジから
 逃げてきたから。それをジュディがひろってくれたの。
 じゃあなかったら、あたし。今頃、死んでいたよ。」
「だから、姉妹か。」
「そう。たった一人の家族。でも、そのジュディが死んで。
 えへへ。ごめんね。」
「いや」
「ジュディが、死んであたしどうしたらいんだろう。
 どこにいけばいいの?なにをすればいい?
 なんにもわかんないよ。」
「俺も、わからんなかった。」・・・玲二も同じ。
「ええ」
「死に方にだって、いろいろある。
 さんざん苦しむやつもいれば。
 誰にも悲しまれないまま、忘れ去られていくやつもいる。
 おまえが泣いてくれるぶん、ジュディはまだしあわせだ。」
「そうかなあ」
「ああ」
「そうかなあ」
「ああ」

シャワーを浴びる玲二

キャルは、ベッドで寝付きはじめる。ジュディとの写真を
見ながら。

玲二
「あたし、どうしたらいいんだろう。どこにいけばいいの。
 なにをすればいい。なんにもわかんないよ。」
玲二、その言葉をこころに止める。

玲二、シャワーから出てくるとドアをたたく音が「あ」
銃を持って、ドアに近づく。
窓をみて、開けると
アイザックとリズィが外にいる。
半分裸の玲二
アインザック「例の目撃者は、この奥か?」


「ずいぶんさっ風景なねぐらだなあ。ええ、ファントム」
「なんのご用ですか。」
「そうしゃちほこばるなよ。」
「リズィが街の鼠にこそこそ探らしているのが、
 目に付いたんで。いろいろとおもしろい話を聞かせて
 もらったわけさ。」
「う」
リズィが話してしまった。
「小娘としゃべらせろ。洗いざらい吐かせる。」

キャルは、なにやら逃走する様子。

「娘はそこか。」

入っていこうとするアイザックの前に、玲二は立つ。
「う」
「彼女は、なにも知らない。」
「うう、邪魔だ。」
「しろうとの女の子が、あんな暗い場所でなにを見る事なんて
 できない。撃ったやつを見たなんてのは、彼女の嘘だ。」
「どけ。どけ。」

キャルは、窓から下をのぞく。
下には、アイザックの手下がいる。
「ああ」
鞄がおちそうになるので、足で食い止める。
むちゃでんな。
ああ、だめ。落としてしまう。音がした。

「な」
アイザックらが、銃に手をしのばせる。
「う」
玲二も銃を持ている。
リズィ「ファントム」
「ほう。血の雨ふらせても、守らねえといけねえ女というわけか。」
玲二が威嚇のカッコウをとる。
「ますます会ってみたくなったぜ。」

キャルは、扉の横でちじこまっている。

「こっちの読み通りだったわけだ。
 おまえとクロウディアがなにかを企んでいる。」
「誤解だ。」
「明日、10時だ。」
「あ」
「本部にきな。
 マグワイアの前で洗いざらいしゃべってもらう。
 そこでわかるだろうぜ。誰が裏切り者かってな。」

アイザックはひきあげていく。
リズィ「すまねえ。ファントム。しらをきりとおせなくて。」
「いいさ」
「しかし、まずくないか?明日はどうやって納得させる。」
「帳尻はなとかして、あわせるよ。」
「それで本当にあの子は。」
「ああ、何も知らない。」
「う。そうかい。」
リズィ、玲二に肩をかけて、去ってゆく。

玲二「なにもしらない。だろう。キャル」
窓がバタンとと開かれる。「うん」
「話、聞かせてもらおうか。」
「ううん」

玲二とキャル
「う」
「あれは」
ジュディとキャルが逃げている。
通りでは銃撃戦が始まっている。
その弾が、ジュディに当たる。「ああ」
キャル「え」
さらに何発か。
「あ。ジュディ。。ああ。ジュディ」

「後はもう」
「やっぱりか。」・・・相手を見ていない。
「あたしの嘘、見抜いていたんだね。
 さっきの男、アイザック・ワイズメルでしょう。
 あのブラディースのリーダーの。」
「ああ」
「どうして、あたしのことかばってくれたの。
 みんな、あんたのことファントムって呼んでいたね。
 ジュディの仲間から聞いて知ってるよ。
 アメリカ中のギャングを殺し回っているって。
 あなた本物の殺し屋なのね?殺し屋なのね?
 殺し屋ファントム。」
「ああ、そうだ。」
「あ」
「キャル。」
鞄を持て来る。中は取引のお金が入っている。
「あああ。これは。」
「やくざの奴らが持っていたお金。数えたら500万ドルあった。」
「おまえが盗んだのか?」
「盗んでなんかない。こんな汚い金。あたしは1セントだって
 使ってないよ。探していたの、玲二みたいな人を。
 お金で手伝ってくれる人を。
 玲二、ファントムなんでしょう。」
「あ」
「お願い。これで全部殺して、夕べあの路地に来たやつ。
 あそこで銃をうったやつ。
 この金を受け取るはずだったやつ。」
「あ」・・・それはできねえなあ。
「ジュディを死なせたやつらを全部一人残らず殺して。」
「あ」
「やってくれる。」
「殺しの報酬は見積もってやる。話は明日だ。」
「嘘ついて、ゴメンね。」
「お互い様。」
時は過ぎていく。
ジュディの写真を胸に抱いてキャルは寝ている。

玲二
・・・状況は、悪い方に転がっている。
   襲撃犯は見つからない。
   500万ドルだけが転がってきた。
   この金が組織に見つかれば、言い訳はできない。
   
ジュディを死なせたやつらは、全部一人残らず殺して。

   どうする。どやって、キャルと組織の両方を納得させる。


クロウディアとアイザックが、対面で向かってきている。
アイザック「ふん」
ファントムが、クロウディアに手を捕まれる。
「どういうことなの。玲二」
「説明は、ここじゃあ、まずい。二人きりで、話していると、
 また、ワイズメルに疑われる。
 なにもかもみんなの前で話す。」
手を離すクロウディア。

マグワイア「釈明を聞かせてもらおうか。ファントム。」
「は、まず、はじめに。
 誤解を解かせてください。」
「ほう、誤解とは。」
「俺は確かに目撃者とされる少女をかくまっています。
 ただ、彼女はまきぞいを食った通行人の身内とだけで、
 なにも知りません。」
「なせ、そういいきれる。」
「おれは、ファントムです。その手の技術はこころ得ている。」
アイザック「くだらねえ、言い訳だ。」
「わたしのも、そう聞こえる。証拠がなければ、なんの意味も
 なさない。」
ファントム・・・
マグワイア「自白剤は、使ったのかね。いえ、録音データは?
      ありません。」

キャル、時計を見ている。とまったままの時計

「つまり、君の言葉だけを信用しろと。」
「あ、はい」
アイザック「もう、あきらめろよ。ファントム。」
「ミズ・マッケネン。君からは。」
「う、他にはなにも」
「自白剤を使わなかったのには、理由があります。」
「ほう、それはアイザックに銃を向けるほどの理由かね。」
「はい」
「聞かせてもらおうか。」
「彼女。壊したくなかったからです。」
アイザック「ふ。は。いまさら、人道主義か。」
玲二「違う。俺はあのこの中に別の可能性を見いだした。
   それを壊されたくなかった。」
「可能性?」
「そうです。あの子には、めずらしい素養がある。才能といっても
 いい。人をころそうとする強烈な動機。」
マグワイア、アイザック聞いている
クロウディアが見ている。
「地獄のような孤独。」
クロウ「あ」
「居場所のない亡霊。」
クロウ「才能。昔、似たような言葉を聞かされたわ。」
マグワイア「つまり。その少女もヒットマンとしてしたいと。」
「はい」


キャルは、時計を分解して、直している。
なにもしらない。でも境遇は、玲二らと同じ


「彼女は将来的に俺の片腕としてふさわしい腕前になるでしょう。」
マグワイア「その少女の才能に対する確証は。」
「俺のカンです。」
アイザック「げ。ふざけてんじゃねえぞ。てめえ。」
「これは、ことばで説明できることじゃない。
 疑心暗鬼で目の曇った相手には、わからないかもしれませんが。」
アイザック「ファントム」
マグワイア「ひとつ問うが。」
アイザック「う」
「そこまでして、あたらしい助手がほしいのか。
 現在のリズィともチームワークでは問題があると。」
リズィ「ま、確かに問題だらけだわなあ。
    あたしとファントムとじゃ無理がありすぎるんですよ。
    ファントムは天才様で、こっちは凡人。
    こいつのメガネに叶うパートナーがいるなら、
    是非ともかわってもらいたいですねえ。あたしゃ。」
クロウがそれを見ている。・・・ナイスフォロー、リズィ?
               それともこいつめ?
マグワイア「ヤクザ達と死んでいたそのジュディ・ディヴェンス
  とか娼婦だが、事件に関わりがないのは確かなのか?」
リズィ「はい。白も白。まっ白けですよ。
    もう、徹底的に洗いましたから。」
マグワイア「ふん。どうだ。アイザック」
アイザック「納得しろてか。レイ」
マグワイア「結果をだせなければ」
アイザック「う。ええ」ファントムの方を見る。
マグワイア「わかっているなあ。」
玲二「はい」
マグワイア「では、お手なみ拝見といこう。」
クロウディア。。。おもしろいお芝居だったわ。玲二。
アイザック。。。ごまされねえぞ。おれは、ごまされないぞ。
        雌狐の飼い犬が。

玲二とリズィが出て行く。
玲二「すまない」
「気にするな。元はといえば、あたしのミスだ。」
「だが」
「わかっているよ。あんたが同類を増やしたがっているわけがない。
 その子をかばう方便なんだろう。
 でも、あれほど売り込んだ以上。
 あんたは責任を問われるぞ。」
玲二「わかっている。」


キャル、時計を直す。
そういう才能があるというわけだ。
機械いじりの才能。「へへん」


ファントムは、キャルの元に戻る。車を飛ばしていく。
。。。結局なにも解決していない。
   襲撃犯。、500万ドル。ジュディの復讐
   どうすれば。
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