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鉄のラインバレル #17 機械じかけの呪い 感想 [鉄のラインバレル]

矢島の生還になんの問題も無く集まる2家族。
理沙子と浩一は。。。。

JUDAは、マスコミから暴徒扱いを受けて、JUDAとみさき町は
世界から孤立してしまう。アメリカの支援を受けて、物資補給
ができる。ジュリーの妹に出会う浩一。

浩一が、幼馴染のところに戻っていたことに、
シズナから指摘を受けて、
反応を示す絵美と九条、正直ですね。(嫉妬ですか。)

石神社長は、こも自体を予期しており、加藤機関からの攻撃に
守るための電気式バリヤが、町ごと改造するな、
アホ社長。
それで、加藤機関の侵攻に一時的に逃れることが出る。

ジャック・スミスは、森次と戦うために、加藤機関を離脱する。
裏切りも個人の理由。

夜、矢島と理佐子は二人町をあるく。
変わってしまった街。
矢島は、浩一と理佐子を守るという。
そのとき浩一から携帯電話が。。。


シズナのJUDAイメージアップライブ作戦。カラオケボックス
で仮装コスプレして歌を歌って、それてJUDAのことを
世界に配信してアピールする。所詮は、子供の考え?

矢島は、自分が場違いであることを思いなやむ、
そして、自分のせいかとも
でも、城崎がこの世界に来たからおかしくなったといい。
ついに自分の正体をあかす。
「俺を。アパレシオンのファクターにしたのは加藤久嵩」
総司令の命令どおりに元々の原因の城崎を拉致する。
そして、浩一に城崎を助けたければ、ここに来いと、
場所を記録したディスクを放り投げて、アパレシオンに
乗っていってしまう矢島。

理沙子の矢島を呼ぶ声が悲しい。

浩一と矢島は敵味方に分かれたのか。

次回は、メメント・モリ  死をおそれよかな。


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人気のない街
「先日、三浦市みさき町にて行方不明になった桐山前代表に
 かわり、住友官房長官が新政権暫定代表に就任しました。
 これにより新政権は一時停止していた諸外国との交渉を
 再開する模様です。」
美菜「お兄ちゃん。醤油とって。」
浩一「ああ。」
理沙子「矢島。おかわりいえる。」
矢島「もらおうかな。」
理沙子「浩一は。」
浩一「俺もおかわり。」
理沙子「うん。」
千里「あらあら、ご飯5合じゃたりなかったかしら。」
紗希「明日はうちからもお米持ってきます。」
千里「いいのよ。久しぶりに英明君と紗希ちゃんが
   来てくれたんだもの。」
美菜「ねえ。英兄ちゃん、いままでずっとどこに居たの。」
浩一、理沙子「な」。。。葬式したでしょう?
矢島「ちょっと体の治療していてな。
   学校のみんなは変わりないか。」
理沙子「ああ。ううん。」
理沙子、下で浩一を蹴飛ばす。
理沙子「ふん。」
浩一「ああ。」
浩一「矢島。」
矢島「なんだ。浩一。」
浩一「治療って、それどこで受けていたんだ。
   今になって急に戻ってきたのて、どういうこと。」
矢島「浩一。俺は帰ってきたんだ。それじゃだめなのか。」
紗希「ほんと、よかった。お兄ちゃん。」
矢島「心配かけてごめんな。紗希」
浩一「あ、は。」


JUDA
アメリカの物資輸送機
レイチェル「五郎、ひっさしぶり。」
牧「よ。JUD USAからの物資もってきたぞ。」
「がんばってくれよ。あんた達は、あたしらの希望なんだ。」
サトル、九条、レイチェル「あ」驚く。
ジュリーか?
「ジュリーの妹の最後は立派だったか。」
サトル、九条「あ、はあ。」
帰っていくアメリカの輸送機。

サトル「人の運命ってなんなだろうね。
    ジュリーみたいに死んでしまう人も居れば、
    早瀬の友達みたいに生きて戻ってくる人も居る。」
警報が鳴る。
レイチェル、九条「あ。」
レイチェル「今まず。私たちが生き延びないとね。」
タンポポが揺れている。

理沙こと浩一の痴話はなし。
理沙子「なによ浩一。あんなはっきりしない。聞き方して。
    あれから何日経っていると思ってるの。」
浩一「だって、お前死んだはずだろうって聞けるか。
   紗希ちゃんだってあんなに喜んでいるのに。」
理沙子「そりゃ。そうだけど。生きててくれたんだから、それだけで
    いいのかな。」
浩一「う」そのときのことを思い出す。
おれもラインバレルにつぶされたけど、生きかえたんだ。なら、矢島だって
そこへ、浩一へ携帯電話が鳴る。
浩一「な、なに。ええ。わかった。すぐ戻る。」
理沙子「城崎さん。」
浩一「え、ああ。」
理沙子「ネクタイ曲がってる。最近いつもじゃない。
    JUDAの仕事が忙しいのはわかるけどさあ。」
(嫁さん気取りの理沙子。)
理沙子「さ、サンキュー。終わったら、すぐ戻ってくるから。」
美菜「正義のお仕事、しっかりね。」
紗希「がんばれ、浩一。」
浩一「ふん。まかせろ。」
理沙子「は、浩一の馬鹿」
それを後ろで見ている、矢島。

街にはひとっこひとりいない。
「みさき町を占拠し、日本国からの独立を宣言したJUDA称するという
 暴徒集団は、アメリカと独自に安全保障協定を結んだと発表しました。
 また、特殊自衛隊の脱走兵が、暴徒と合流したとみられ、
今後、治安の悪化が懸念されます。」
道明寺、警備に当たる。「うん。」

浩一「悪い。遅くなった。状況は。」
絵美「相模湾の沖合いに加藤機関のアルマ部隊を確認。
   40分くらいで当社ビルに到達する見込みです。」
浩一「またかよ。昨日も追い払ったばかいなのに」
絵美「こんなときに新山さんとところですか。」
(絵美、やきもちやいてるね。顔が怖い。)
浩一「あ。ああ」
絵美「心配なのは、分かりますが、自重してください。」
(違うでしょう、あの女のところへは行かないででしょ。)
  「あなたの肩には多くの人の運命がかかっているんですから。」
浩一「わ、わかっているての。まったく。
   あいかわらず厳しいなあ。」
絵美「あの、お友達の様子は。」
浩一「あ、矢島の。おかしいよな。生きててくれてうれしいはずなんだよ。
   けど、なんか。薄情なのかな。俺」
社長室に入ると、シズナのけりが、浩一に入る。
シズナ「おそいわあ。」
浩一「どわあ。な、なにすんだ。いきなり」
シズナ「どうせ、あの幼馴染といちゃいちゃしとたんやろ。」
絵美 / 九条 ピク と反応する。嫉妬のオーラがでてます。いいねえ青春は。
ストレートなシズナ。
浩一「ば、ばかいうな。」
シズナ「じゃなにしとたんや。」
シズナに足蹴にされる。それを止めようとするイズナ。
シズナ「このへたれ、あほ、ぼけ」
イズナ「姉さん、やめてえ」
シズナの浩一へのゆがんだ愛情表現。

牧「はは、相変らず、元気そうだな。」
緒川とれチェルをつれて牧入ってくる。
浩一「牧さん。」
牧「では早速はじめようか。
  石神社長最後のプロジェクト。」
(え、まだあるの石上のおっさんの悪巧み。)

牧「社長の遺言だったのさ。自分になにかがあったときに
  地下の封印を解けてね。」
地下-1005mmに降りる。
地下にすごい設備がある。JUDAは、石神の秘密基地だ!!
(ついてに細胞修復装置もあったりして。)
浩一「あ、ああああ。JUDAの地下にこんな場所があったなんて。」
牧「この奥に封印されているのが、石神社長の遺産だ。」
(かくし落とし穴ではないよね。)

カードと諮問認証をする。
えー、秘密の入り口から入るときには、あんなにステージがあったのに
やっぱり特務部のメンバーをおちょくっているんだ。

部屋があき、例の如く石神社長のほろグラフが投影される。
石神「君達がこれを見ているとき。私はすで死んでいるだろう。」
サトル・シズナ「それはもうええ。」
石神「残された君達のためこれよりプロジェクトJUDAの封印をとく。
   JUDA本社ビルとみさき町その新の姿をお目にかけよう。」
装置のスイッチがつく。
「あああ。」
地上では、地表が反転して太陽パネルが。
みさき町のギビルが沈んで、装置がでてくる。
(アバンゲリオンか?早乙女研究所か?そんな改造して、よく国に
許されたよな。)

道明寺「な、なんだそれは。」

浩一「すげえ。」
イズナ「は、あれは。」
加藤機関のアルマ部隊の接近
浩一「加藤機関」
九条「そんあ予測より早い。」
石神「敵が接近しているようだね。だが、安心しままえ。」
装置が稼動する。みさき町にバリヤが張られる。
加藤機関のアルマの侵攻ができない。
石神「とはご覧のとおりだ。ほかにもディーソイルの機能分析や
   それを応用したオプション装備の開発などリアルタイムで
   進行させているからね。遠慮なく活用してほしい。」
レイチェル「え、おもしろいじゃない。」
絵美、シズナ、九条
九条「これが社長の遺産。」
浩一「おっさん。あ。」
また最初からのナレーションが流れる。録画かやっぱり。
一同のテンションダウン。
浩一「おっさん。」
サトル「まるで社長は自分の死を予想していたみたいですね。」
サトル、森次さんの手紙をさわっている?
シズナ「かもしれへんなあ。」

浩一「さあて、エネルギーは復旧したし。
   援助物資も届いた。
   今度はこちが攻める番だ。
   やつらの本拠地を直接たたく。」
「おおお」
イズナ「それで加藤機関の本拠地ってどこなんですか。」
(.........)
「ああああ」
シズナ「空気読め。あほ。」
イズナ「へえ。」ハリせんでたたかれるイズナ。
   「でも、早瀬さん。すごっく自身ありそうだから、
    当然知っているのかと。」
レイチェル「浩一ぐらいに見つかるくらいならだれも苦労しないわよ。」
浩一「うるせえ。」
九条「まずは情報収集しなくちゃだけど。今の私たち孤立無援だもんね。」
絵美「たとえ本拠血を見つけたとしても、世界中を敵に回した状態では。」
浩一「どうにかして俺達の正義が分かる味方を増やさないと。」
シズナ「まかせとき。そんなときは。この作戦できまりやで。」
カラオケのマイクを出す。シズナ

JUDA社員寮
青沼、サトル、ジャック・スミス
青沼「なるほど。君が加藤機関を抜けてきたのは、このJUDAに身を
   おきたいからだね。ジャック・スミス君。」
ジャック「俺が加藤機関に入ったのは、おのれを鍛錬するため。
     あらたな道を別に見出したときには、袂を分かち、
     遺恨は残さずと」
管理人からの水を飲み干す。
(森次さんと、同じ武術家?)
    「そういう約束だったのだ。」
青沼「つまりあれかい。加藤久嵩は部下の裏切りを容認していると
   いうことかい。」
ジャック「裏切りではない。これも森次玲次と決着をつけんがため。
     同士討ちはおれの主義に反する。
     やつが加藤機関の一員であったのならば、おれはそこを
     抜ける。それだけのことだ。」
サトル「森次さんは。」
ジャック「うん。」
サトル「森次さんは、本当に加藤久嵩の。」
ジャック「古い盟友らしいなあ。」
サトル「ああ」
知ってしまる悟る。森次さんの過去を。


矢島と理沙子
矢島「の」
理沙子「ああ。ここは。」
むかし三人で来て、お菓子を食べたお店。
矢島「とんでもないことになったなあ。」
理沙子「うん。正直わけわかんないよ。街はこんなになっちゃうし。
    浩一はずっと戦ったんだって。大きなロボットに乗って。
    今も。うん。知らなかったよ。あたし全然。」
矢島「理沙子、お前今幸せか。浩一を連れて行ったのも街をこんなに
   したのも全部JUDAの仕業だ。お前はそれでいいのか。」
理沙子「浩一が信じて、がんばってことだもん。
    なにがあったとしてもそれを信じるよ。」
矢島「う。」
矢島「おれが、幸せにしてやる。」
理沙子「え。」
矢島「なにも心配しなくていい。俺がお前と浩一を助けてやる。
   今度こそ必ず。」
理沙子「矢島。」
理佐子の携帯に浩一からの電話がかかる。

カラオケルーム?
ミラーボールが頭の上に輝く。
シズナ「え、てなわけで。JUDAイメージアップライブ作戦の
    開始や。うちらが世間で言われている極悪テロ組織やなく
    チョーフレンドリーで、バリバリアットホームな平和的団体や
    いうことを世界中にアピールしてゆくんや。」
絵美ちゃん、どれを歌うか必死に探しています。
「手始めにうちらと地元の皆様がなかようやっとるところ
 全世界に発信するさかいやな。ほんな、
 みんな、準備はいいか。」
フルヤ「矢島。」
矢島「久しぶりだな。フルヤ。」
フルヤ「お、お、おまえ。死んだんじゃなかんのかよ。」
一同「あああ。」
矢島「おれが生きていたらこまるのか。」
フルや「へ。ああ。いや。」
矢島「相変らず、好き勝手にやってるのか。道明寺を味方に抱え込もうが、
   おれが変えてきた以上お前の自由にはさせないぞ。」
フルヤ「あああ。えーと。その、俺は別に。」
浩一「空気読めってゆうの。」
フルヤ「いや、でも、だても。」
道明寺「いや。いいじゃないか。生きてたんだったらめでたい話だろう。」
道明寺「矢島もそんなにかりかりすんなよ。早瀬は、フルヤ達の
    パシリだったことろは違うんだからさあ。」
矢島「う、あ」
道明寺「早瀬は、俺達栄光の早瀬軍団の軍団長なんだぜ。
    ささ、軍団長。パーティ開始の挨拶。よろしく。」
浩一おれが挨拶をすんのって態度
浩一「おれかよ、まあ、しょうがねえか。」
矢島、なんかいつもとちがうと
浩一「じゃ、適当に始めるぞ。」
シズナ「こら、早瀬、適当じゃ困るぜ。これにはJUDAの未来がかかとるん
    やらなあ。」
浩一「はいはい。それでは、JUDA特務室Specailコスプレカラオケ
   大会始めます。みんな、ジュースあるよなあ。」
「おおお」
浩一「ようし、かんぱーい。」
道明寺「いやあ。俺達も読んでくれてあるがとな。シズナちゃん。」
シズナ「う。べ、別に地元の面子がほしかっただけや。
    勘違いせんといてな。」

道明寺「お粗末さまでした」
道明寺「次はおかっぱちゃんだんたけな。」
シズナ「誰がおかっぱちゃんやねん。」

九条「浩一くん。なに歌うか決めた。」
浩一「あ、いや。おれ、そういうのは。」
九条「そっか。実は私もあんまり歌うのは得意じゃないんだよね。
   あ、じゃ。一緒に歌おうか。」
そこへ押し込み女房の理佐子が怒って割り込む。」
理佐子「あのねえ。本当は浩一、アニソンとかちょお歌いまくるんだよ。」
浩一「な、理佐子。」
理佐子「昔は、私と矢島と三人で行ってたんだあ。」
理佐子と九条の間に電気がどびちる。
理佐子「矢島は。バラード系とかあなりうまっくってね。」
九条「へえ、負けてらんないわよお。」
矢島、一人蚊帳の外。
理佐子「あんたも、バッシとバラード系で対抗しなさい。」
浩一、二人の女性に困っている。
歌詞を探す二人。
浩一「んなこと、しないちゅうの。」
レイチェル、楽しそう。

道明寺「城崎、なに悩んでんの。」
絵美ちゃん、真剣です。
城崎「あのアニソンってという歌はどこに載っているんでしょうか?」
道明寺「アニソン」
絵美「早瀬君が得意にしているのなら、私もそれを歌うのがいいかなと
   思って。だって」
(絵美の世界にはアニメがなかったのか。不思議少女ですね。)
一同「え」あきれかえる。
浩一「な」
絵美「え」自分が浮いていることを知る。
絵美「は、そういう意味じゃありません。早瀬君でも歌える歌なら
   きっと難易度が低いんだろうなと思って。それだけで」

浩一「俺はどうせへたくそだよ。」

レイチェル「はいはい。それじゃ、絵美と浩一。アニソンでジュエットね。
      ほらほら、これに着替えてえ。」
絵美「うわあ」
浩一「うわあ。こら、やめろお。」
道明寺「いいじゃん。いいじゃん。」
「おおお」

レイチェル「絵美、かわいい。」
フルヤ「よお、団長、色男。」
道明寺「きまてるぜえ。団長。」
矢島、驚いて居る。

歌が始まる。
額を光らせてないて怒っている理佐子、九条もカンカン。
(なんで、九条さんが怒っている。)

フルヤ「うらやましいよなあ。女の子も選ぶ放題だもんだ。
    いいよな、正義の味方は。」

あっけに取られる矢島(こんなんだけ浩一って。)
にかバラードを歌うんですか。」
矢島「ああ。おれは別に。そもそも俺は部外者なんだし。」
イズナ「そんなことありませんよ。
    矢島さんの事故は獏たちの責任ですし。
    早瀬さんだって、あなたのことがあったから
    JUDAに入ったんですよ。」
驚く矢島。

トイレにて
今までのことを回想する。
イズナ「早瀬さんだって、あなたのことがあったからJUDAに入ったんですよ。」
矢島「俺のせい、なのか。」

浩一「まったく。歌はにがってだっていうのに、あいつら。くそう。」

矢島「浩一。それがおまえがなりたいと思っていた正義の味方なのか。」
浩一「う。」
矢島「特務室に、早瀬軍団か。俺には、今のお前が祭り上げられて
   調子にのっているようにしか見えない。」
浩一「帰って来るなり。説教かよ。」
矢島「浩一」
浩一「そりゃ、おれは馬鹿で、考えなしで。お前を死なせるようなことにも
   なったよ。そりゃ本当に申し訳ないと思っている。
   けどなあ、いろいろあったんだよ。
   お前が死んでから、いろいろ。」
矢島「そうみたいだなあ。
   世界はえたいのしれない連中に支配されて、街がゴーストタウン
   当然。助けはどこからも来ない。
   お前達に協力してくれる人はだれもいない。」
浩一「う。」
矢島「なのに、お前は女の子に囲まれて、へらへらして、
   なにが正義の味方だ。お前はなにもできていない。
   なにひとつ守れてやしないじゃないか。」
浩一「矢島、おれは。」
矢島「そんな中途半端なやつに理佐子は託せない。」
浩一「な」
矢島「正義の味方を気取ったところで、
   実際に世界を救えないのならなんの意味もない。」
浩一「はああ」
森次さんのことを思う出す。
森次「人の痛みを感じたところで、その痛みから救ってやれなければ、
   なんの意味もない。」

浩一、拳を握る。

矢島「浩一。無理する必要なんて、どこにも無い。
   元々おまえは巻き込まれただけじゃないか。
   俺の敵討ちなんてどうでもいい。
   ラインバレルを降りて、理佐子の元に返っておくれ。」

浩一「黙れ。」

みんな「おお。」

浩一「お前になにがわかる。いっぱい死んだんだぞ。
   俺の前で米軍の連中も社長もお前も。
   敵討ちじゃない。俺が戦っているのは、もうそんな理由じゃないんだ。」
矢島「浩一、落ち着け。」
浩一「なんだよ、いきなり帰ってきて偉そうに。
   俺にまた何もできない昔に戻れって言うのか。」
矢島「そうじゃない。おれはただ現実を見ろって言ってるんだ。」
浩一「正義の味方にならなくちゃいけないんだよ。俺は。」

道明寺「なんだ。なんだ。いきなりけんかか。」
理佐子「いったいどうしたの。」
矢島「考え直せ。浩一。その力はお前を殺したんだぞ。
   そんなものが世界を救えるわけがない。」
絵美、その言葉に傷つく。「ああ。」
九条「やめろよ。二人とも。は、絵美ちゃん。」
絵美「私は。」

絵美の声で、浩一と矢島、取っ組み合いをためる。

浩一「城崎」

絵美「私は。」

矢島「君のせいで全てがくるい始めた。
   城崎絵美さん、君がこの世界にたせいで。俺達は」

絵美「はああ。」

矢島「君のせいで。」
浩一「よせ、矢島あ。」
浩一の拳を矢島受け止める。

一同、それを不信がる。

浩一「な、矢島、お前。違うよな。」

矢島の目が赤くファクターのマークが出ている。

浩一「違うっていってくれよ。」

フルヤ「なあ、ほら。落ち着けって。
    矢島も事情が見えなくて、テンパルのもわかるけどよ。
    今の早瀬は結構あれよ。
    ぶちゃけ俺たちのヒロー。」
フルヤをとばす矢島。
部屋が壊れる。
道明寺「フ。フルヤ。」

絵美「うわあ。」

浩一「城崎」

理佐子「浩一」

浩一「や、矢島、ど、どうして。」

矢島「う、アバレシオン」
マキナ・アパレシオンが転送されてくる。

理佐子「や じ ま」

矢島「おれをアパレシオンのファクターにしたのは加藤久嵩。
   その引き換えに与えられた任務は、城崎絵美を拉致すること。
   どうやら、総司令は正しかったようだ。

   浩一。理佐子。

   彼女を取り戻しかったえら、ここへ来い。」
矢島、ディスクを投げてよこす。

浩一「矢島 待て、矢島」

理佐子「矢島。矢島あああ」
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