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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #44 バリンバリンの全開 の感想 [鋼の錬金術師]

ホムンクルスの陰謀を止めようとする動き。
ホーエンハイムとアルの再会。そして、父ホーエンハイムの過去の記憶を
話されるアル。そべてを受け入れる。

エドの逃走。アルとの合流を考える。

グリード、昔の仲間を殺して、リンに仲間の魂の絆を過去の記憶を
思い出させる。昔のものでも記憶が残っている強欲だから?
そして、仇敵ブラッドレイに遅いかかる


------------------------------------------------------------------

リオールの復興に手を貸すホーエンハイム。
手伝うアル達。
でも父が賢者の石とまだしらないアル。

ウィンリィの風呂姿。
・・・ううん。サービス!サービス!
仲がよくなるロゼとウィンリィ。
エドにおこられたとロゼ。
自分の足でたって歩けって。おかけで目が覚めた私もこの町も。
奇蹟に頼らず。


ビドー、セントラルにつく。
あの戦闘兵(巨人兵)の中に入る。
そこへ。ガードナーとオリヴィエが入ってくる。
不死の兵。
人の魂からうみあげる。


アル。ホーエンハイムに地下の穴のこと。
セントラルの地下にいた男のことを聞く。
脅迫する父。
俺を信用してくれてありがとうよ
話せば、長くなるなあ。エドにも聞いて欲しいなあ。
エドは行方不明なんだ。


ダリウスが代理でエドのお金を引き出す。
知らせる窓口。
医者にはらう大金。口止め料も入っている。
軍がかぎつけてきている。
軍が入ってくる。
チビと言われて怒っているエド。
・・・あっははははは。
バリンバリンの本調子。全開だよ・


エド、医者から出て行く。
エドをおとりに脱出する。
ゴリといわれる。・・・といえば、やっぱりラーだなあ。


車で逃げて、車を変形させる。
派手な車に。。。。センスに問題ありすぎ。


変なことところで足止め
どうすると。
情報が欲しい。アルと合流したいと。
エドは考える。


ホーエンハイムから説明を受けるアル。
あり得ないこと。
でもアルは信じる。
・・・自分もあり得ない存在。
死なないってどんな感じ。
いろいろと便利だけど大切な人が先に行ってしまうのはいやだなあ。
まっとうな人間か。俺は核となる部分は人間で普通だあ。
セントラルのあいつは、オレの革袋をかぶったもの。中をひきだせれば。
おお。ここまでしらべたか。これは。。。
やつらの錬成陣はとっくに完成しているなあ。
アルに下ばかりでなく。上を見ろ。


ビドー、逃げる。
グリードに追いかけられる。
なんかいうことは一致している。
ビドーに誰だというグリード。
俺はお前のことをしらねえとグリード。
リンに乗っ取りかけられているグリード。
なんでか記憶に残っている。前のグリードの記憶があるグリード。
仲間ってのは魂でつながっているんだよ。
体の中の魂の流れで争っているリンとその他大勢。
・・・ううん。ここにかんべびともいるかな。強欲だったあの95年時点の
   いまでもその性質はかわらんが。


グリード記憶を取り戻して、ブラッドレイに遅いかかる。

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リオールにて
(ホーエンハイム)久しぶりだな。アル。
(アルフォンス・エルリック)うん。
(ホーエンハイム)その… ピナコから聞いたよ。体のこととか。
この時に間が
あっ いたいた。
(2人)ん?
ホーさん。ちょっとか手を貸してくれないか?
(ホーエンハイム)ああ。はい。じゃあ。あとでゆっくりな。
(アル)あっ。うん。
ホーエンハイムお手伝いにいく。

あんたたちが直してくれたあのラジオ。あれから調子いいよ。
雑音も入らなくなったし。
(アル)ごめんなさい。僕たちがコーネロにちょっかい出したばっかりに…。
ああ~ 気にすんな。
不正を暴いてくれたお陰で、町は正気を取り戻した。
暴動やなんかもあったが。今は。ほら。
トントントン。カンカン(工事の音)
いい音だろう?町を挙げて復興に取り組んでいるんだ。
わだかまりを捨ててな。
(アル)僕も行ってくる。ロゼ。ウィンリィをお願い。
(ジェルソ)どれ。オレたちも手伝うか。
(ザンパノ)行くぞ。ヨキ。
(ヨキ)えっ。飯は?おわっ。
(ジェルソ)働いて食った方がうまいだろ。
(ザンパノ)おら。来い。
(ヨキ)おい。放せって!うお~!飯~!


ガン!
えっ?さっきの息子さん?
あら、悪かったかしら。ひさ久しぶりなんじゃない?ほっといていいの?
(ホーエンハイム)いや~何年も前に家を出ちゃったんで。
父親として信用されてないだろうし。何を話せばいいのやら…。
(アル)父さ~ん!
(ホーエンハイム)うん?
(アル)あの…僕も働く。
(ホーエンハイム)ん?
(アル)あっ。それ、運びます。
♪~
(アル)はい。
(ホーエンハイム)ふっ。


(ウィンリィ)う~~ん!
(ロゼ)ウィンリィさん。湯加減はどうかしら?
(ウィンリィ)最高です!ふぅ~。湯ぶねにつかったのっていつ以来だろ?
(ロゼ)着替え、ここに置いとくわね。
(ウィンリィ)ありがとうございます。
(心の声)≪はぁ~。 ロゼさん いい人だ~≫
(ロゼ)それにしても偉いわね。
その若さでオートメイル職人として自立してるなんて。
エドの足もあなたが?
(ウィンリィ)ええ。幼なじみのよしみっていうか…。
(ロゼ)すごいな~。
エドが立ち上がるための足を作った人か。
回りまわって、私を立ち上がらせてくれたんだから
ウィンリィさんは私の恩人でもあるわね。
(ウィンリィ)あっ。


風呂上がりのティータイム
(ロゼ)死んだ恋人を生き返らせてくれる…。
奇跡の業というのを信じて。私はレト教にこのめり込んでしまったの。
そんなときよ。エドとアルがこの町に来て教主のペテンを暴露したのは。
今まですがってきたものが突然消えて絶望したわ。
♪~
そしたら、エドに怒られちゃった。自分の足で立って歩けって。
(ウィンリィ)あっ… ごめんなさい。あいつ。いつもそうなんです。
なんで。もうちょっとやさ優しくなれないのかな~。
(ロゼ)優しかったわ。あれが、エドの優しさ。
あなたも分かってるんでしょ?
(ウィンリィ)えっ?
赤くなるウィンリィ
(ロゼ)お陰で目が覚めた。私もこの町も。
(ロゼ)奇跡なんかに頼らず。みんな自分の力で立ち直ろうとしている。
エドとアルのお陰よ。
(ウィンリィ)あ
≪エド…≫


(ビドー)軍のヤツらにくっついてきたはいいけど。
なんだかとんでもない所に迷い込んじまったなぁ。
ああ~。グリードさん…。ん?
(ビドー)んん~っ!
バタッ!
えっ? わあ~~!
人形がいっぱい~
(ビドー)ひっ!

(ガードナー)倫理などというものは時代や個人によって変わるものだ。
理由はそんなものではない。個人が強力な軍隊を持たぬようにするためだよ。
少将。
(オリヴィエ)人ではない…。人形ですか?
(ガードナー)そうだ。人の形をした入れ物に魂を定着させ、兵をつくる。
我々の命令のままに戦う最高の兵。いわば不死の軍団だ。
(オリヴィエ)質問してもよろしいでしょうか?
(ガードナー)なんだね?
(オリヴィエ)その定着させる魂とやらはどこから調達するのですか?
(ガードナー)我々が踏みにじった… あるいはこれから踏みにじる国の者たちからだ。
戦場は、大量の魂を手に入れる猟場となるのだよ。

(ビドー)ひっ…。
うわぁ~~!
セントラル怖ぇ!ひでぇ!どんでもねぇ!
こんな所にグリードさんがいるわけねぇ!
ん?
前に人影。
リンが立っている。


(ホーエンハイム)地下トンネル?
(アル)うん。この町の地下にあるか確認したいんだ。
もしあったら… いや。きっとある。それを…。
(ホーエンハイム)ちょっと待て。人目のない所へ行こう。
(ホーエンハイム)つまり。国土錬成陣の発動を阻止するためにリオールに?
(アル)うん。そしたら父さんがいて、びっくりしたよ。
と同時にラッキーだとも。
(ホーエンハイム)うん?
(ホーエンハイム)セントラルの地下で父さんそっくりな男を見たんだ。
父さんと無関係だとは思えない。
あいつが何者か知ってるんじゃないかって。
(ホーエンハイム)いいのか?アルフォンス。
(アル)えっ?
(ホーエンハイム)オレがあっち側の人間だったらどうする?
(アル)はっ。
(ホーエンハイム)こんなにしゃべって筒抜けになるとは考えなかったのか?
♪~
ゴン
(ホーエンハイム)オレを信用してくれてありがとうな。うれしいよ。
(アル)うん!
≪こんな男でも一父親とみて信じてくれてんのかねぇ≫
≪さて…≫
≪オレも息子たちを信じてすべて話すか≫
(ホーエンハイム)話せば長くなるな。エドワードにも聞いてもらいたいんだが。
(アル)あっ。
実は兄さん… 行方不明なんだ。


(窓口嬢)次の方。どうぞ。
(ダリウス)国家錬金術師エドワード・エルリックの研究費口座から金を引き出したい。
(窓口嬢)ご本人様ですか?
(ダリウス)代理の者だ。 委任状と署名もある。
お金を受け取るダリウス
(窓口嬢)ありがとうございました。
(支店長)バンクス銀行 北区支店です。
国家錬金術師エドワード・エルリック氏の口座から現金の引き出しがありました。
代理人だという男が。ええ。特徴は屈強な大男で…。


(ダリウス)ほらよ 治療費だ。
(医師)ふん。ふん。ふん。・・・奈良の鹿のフン。
はい。確かに頂きましたよ。
(ダリウス)ったくこんなにぼったくりやがって。
何言ってんだい。口止め料も含めりゃ妥当だろ。
まあ、オレたちのことを詮索しないでいてくれるのは助かるがな。
(ハインケル)ダリウス!
表に軍がきている
♪~

(ダリウス)ちっ。気づかれたか。
ドンドンドン
(医師)はいはい。おや 軍人さん。どこか悪いので?
(アイヴァン)人を捜している。患者は一人だけか。入院してる者は?
(医者)奥にもう一人… あっ。
♪~
(アイヴァン)入院患者は お前だけか?
(ダリウス)はあ。そうですが何か?
(アイヴァン)貴様。銀行にいた男だな。
動くな!
(ハリス)ん?
(ハリス)止まれ。この病院の者か?
食い物をもってくるちびすけ

(アイヴァン)布団からゆっくりと両手を出せ!

(ハリス)最近この病院に出入りしているよそ者を見なかったか?
特徴は…。

(アイヴァン)どうした!? 両手を上げろ!

(ハリス)赤いコートで金髪の三つ編みの…チビ。
バキッ!・・・切れた
ドカッ!

(アイヴァン)ん?なんだ!?
(コーエン)ハリス!しっかりしろ!誰にやられた!?おい。ハリ…。
後ろに影
ドカッ!
♪~


ダリウス、手を挙げている
(アイヴァン)コーエン!ハリス!何があった!? 返事をしろ!
バコン!
(アイヴァン)うわっ!うぅっ。うっ…。ううっ…。
うっ… あぁ…。
壁から出てきた腕に締められる。
♪~

(ダリウス)あぁ~あ全部一人でやっちまいやがって。
あんまり無理すんな。まだ体力が戻ってないだろ。
(エドワード・エルリック)病人扱いすんな。
もう バリンバリンの本調子。全開だぜ!


(ダリウス)世話になったな。先生。
(医師)礼はいいから早く行きなさい。
これ以上の面倒はごめんだよ。
って
≪赤コート三つ編みで捜索されてんのか≫
≪しばらくこの格好でいるのがよさそうだな≫
動くな!
ん!?
武器を捨てろ!
(ハインケル)ちっ。新手か。
手を頭の上に!早くしろ!
そこの君
危ないから離れて!
(2人)うん。
(ハインケル)そっちこそ動くな!
このガキの頭ふっ飛ばされたいか!?
(2人)あっ…。
(エド)んん~。
♪~


バキュン!バキュン!バキュン!
うわ~!


ダリウスに抱えられてのエド
(ダリウス)足を確保するぞ。
(ハインケル)おう。
エド達、車に乗る
♪~

(エド)ゴリさん。追っ手だ!
(ダリウス)ゴリ言うな!
(エド)追いつかれちまうぞ!
(ダリウス)あいつら北方軍だ。雪道じゃ勝てねぇ。
交差点で車が出てくる。
うわ~!
プップー!(クラクション)
(ハインケル)危なかったな。
(ダリウス)おい。どうだ?後ろは。
(エド)ダメだ!追いつかれる!
(ダリウス)くそっ!
(江戸)そこを 右!横に入って!
(ダリウス)何っ!?
(エド)なんでもいいから!
(ダリウス)ええい!なんだかよく分からんが!
(エド)入ったら、即反転よろしく!
エド、両手を合わせる。
パン!
逃がすな!


車が右に入ると
(2人)あれっ?
どっ。どこに行った!?
その交差点を曲がったんじゃないか?

言ってしまう軍の車
変な車が止まっている。・・・なぜに驚かない。
(エド)ふぅ。うまくまいてやったぜ。
(ハインケル)おい。もっと質素なのに錬成し直せ。
(エド)なんで!これめちゃくちゃカッコイイじゃん!
(ダリウス)いいから変えろ!頼むから変えろ!
(エド)んだよ!オレのセンスに文句あるってのかよ!?
(ダリウス ハインケル)ありすぎだ!


(ハインケル)またぞろ行き場を失ったな。
(ダリウス)ああ。
≪キンブリーの野郎に断したせいでとんだ足止めをくっちまった≫
≪アルのヤツ無事にウィンリィたちと合流できたかな…≫
(ダリウス)おい!鋼の。聞いてんのか?
(ダリウス)これからどうする?
(エド)ああ。
とりあえずなんでもいいから情報が欲しい。
アルたちと合流しなくちゃ。
(ダリウス)で。どこにいるんだ?
(ハインケル)どこへ行けば合流できる?
≪アルだったら、どこへ行く?≫
≪考えろ… 考えるんだ≫


ホーエンハイムから説明を受けているアル。
(ホーエンハイム)聞いてる?
(アル)はっ!
え~っと その…。
父さんが奴隷で賢者の石?
(ホーエンハイム)うん。そう。
やっぱり。信じられないか…。
まあ分かるよ。
いきなりこんなこと言われて納得するヤツは頭がどうかしてる。
(アル)でも僕はその頭がどうかしてるヤツみたいだ。
(ホーエンハイム)受け入れるの早いな。
(アル)正直びびってるよ。でも自分もこんな体だからかな。
(ホーエンハイム)ふっ。
(アル)ねえ、死なないってどんな感じ?
(ホーエンハイム)どうって…この体いろいろと便利だけど…
大切な人が先に逝ってしまうのが嫌だなぁ。
(アル)母さん?

(アル)ねえ、父さんは賢者の石でまっとうな体じゃないんでしょ?
だったら、僕たちは…。
(ホーエンハイム)果たしてまっとうな人間か?
(アル)うん。
(ホーエンハイム)大丈夫だよ。
賢者の石と魂が融合しているけれど。
核となっているのはあくまでオレという人間だから。
だがセントラルにいるあいつ…あれはオレを模した皮袋に入っているようなものだ。
(アル)皮袋?
(ホーエンハイム)ああ。だからその皮袋を壊せばあいつを倒せるはずだ。
(アル)倒す…。あっ。そうだ。
あいつら、この国を使ってクセルクセスの再現をやろうとしてるんじゃないの?
すぐにでも止めないと大変なことになるよ。
(ホーエンハイム)ほう~。やるな。ここまで調べたのか。
こっちは逆転の錬成陣だな。
(アル)手っとり早いのは地下トンネルを壊すことだ。
だから、ここの地下にある…。
(ホーエンハイム)やめておけ。
(アル)えっ?
(ホーエンハイム)地下にはプライドというとんでもないホムンクルスが待ち構えているぞ。
(アル)でも急がないと。ヤツらの錬成陣が…。
(ホーエンハイム)もうとっくに完成しているかもしれないな。
(アル)だったらなおさら…。
(ホーエンハイム)まだその日ではない。
(アル)えっ…。その日?
(ホーエンハイム)アルフォンス下ばかり見ないで上を見ろ。
(アル)あっ。
(ホーエンハイム)そうすれば見えてくるものもある。
(アル)上…。
空?太陽神レト?
(ホーエンハイム)あいつは来るべき日を待っている。


(ビドー)はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ!
なんだよ!オレが何したってんだよ!?
グリードが遅いかかる。
ガキッ!
うっ!
(ビドー)はぁ。はぁ…。
(グリード)がっはっはっはっ!いいぞ元気のいいヤツは大好きだ。
地下の番なんて退屈でよ。
お前みたいなのは大歓迎さ。が~っはっはっははははっ!
(ビドー)最強の盾…それにその口調笑い方…。
くそっ!グリードさんみたいなまねしやがって!
(グリード)そうだオレはグリード。よく知ってるな。
(ビドー)強欲の?
(グリード)そうさ。この世のもの、すべてオレのもの。
金も欲しい。女も欲しい。地位も名誉も…。
(ビドー)この世のすべてが欲しい!
(グリード)あっ?
(ビドー)そんな…。いやでも…。
(グリード)お前何者?ザザッ(ノイズ)
(ビドー)うっ…。グリードさん!
そうなのか!?なんだってそんな姿…。
(グリード)だからお前は何者なんだよ?
(ビドー)オレだよダブリスのビドーだよ!
仲間の顔忘れちゃったのかよ!?
(グリード)ダブリス!ああ~。そうかそうか。
(ビドー)思い出した!?
ドスッ!
(グリード)悪いな。それたぶん前のグリードだ。
(ビドー)そ…んな…。
(グリード)オレはお前のことを知らねぇ。
(ビドー)グリ…ドさん…。仲…間…。
ドサッ
(グリード)侵入者排除がオレの仕事だ。
悪いなほんと。
ザザッ
なんだ?
ザザザザッ
ザザーー…
記憶がもどってくる。
うぐっ!ごほっごほっごほっ!ごほっ…。
はぁ。はぁ。はぁ…。
(リンの声)おいおい。おいおい。
(リン)随分ゲスに成り下がったもんだなグリード。
仲間を手に掛けるとはどういう了見だ!ああ!?
(グリード)仲間じゃ…。ねぇ…。
ザザーッ
ううぅ~~!
(リン)じゃあ。この記憶は なんだ!
ビドーとやらが言ってたこともうそっぱちだというのか!?
(グリード)前のグリードの記憶だ!オレのじゃねぇ!
(リン)ならば。なぜそんなに苦しむ!?
しっかりしろよ。お前!フラフラしてるとオレの魂がこの体を取り返しちまうぞ!
(グリード)前のグリードの魂は記憶を消され浄化された…。
過去などすべて忘れている!
(リン)忘れるわけないだろうが!!
仲間ってのは魂でつながってんだよ!
魂に染みついちまっているものをすすいで落とすことなんかできないんだよ!見ろ!
魂が叫んでるじゃないか!お前は魂の家族を切って捨てやがった!グリード!
すべてを手に入れんとする強欲が聞いてあきれる!!
(グリード)ぐおおおぉ~~~~!!
・・・見ろ見ろ。それを見ろ。
♪~


(ブラッドレイ夫人)これなんかどうかしら?
私がちょうどあなたくらいのころに読んだの。
世界を旅する冒険家のお話よ。
ドサッ
(セリム)あっ。
(ブラッドレイ夫人)何!?
ブラッドレイ、立ち上がって。
ドアが開く
♪~
(ブラッドレイ夫人)誰?
はぁ。はぁ。はぁ…。
(グリード)うおおお~~~っ!!
グリード、ブラッドレイに襲いかかる。
剣で爪を受けるブラッドレイ
ガキーーッ!
♪~




(ナレーション)<戦いは始まった>
<もう誰にもこの怒りは止められない>
<生き残るのは己か彼か>
<そして決着の果てに見えてくる真実とは?>
次回  約束の日
<集え志を同じくする者よ>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #43 蟻のひと噛み の感想 [鋼の錬金術師]

エンヴィー捕獲されしたいびつなトカゲです。
バカですね。じゃるみたいですね。

キンブリーにはめられた敵の軍。
これが血の紋です。
・・・へーこにもある血の紋。永遠に繋がれた苦悩の魂

メイが、アルに錬丹術を教える。わからないと
ザンパノが電話をしたのは?
エンヴイーを引き入れる。

ホークアイが知るブラドレイとセリムがホムンクルス
妻だけは自分で選んだとブラドレイ

マルコー語る。みんなのことを。
マルコー、ザンパノがエンヴィーを。

罠にはまったのはエンヴィーだった。
マルコーがはめたと。
地雷式ではめた。エンヴィー。
ホムンクルスだけ反応する錬金術
メイが遠隔で術を使っている。
エンヴィーが本気を出す。
化け物の本来の姿を。

スカーが渾身の術を使う。
でも、やられないエンヴイー。
村一つ消してやるとエンヴィー。
エンヴィー、あの村を潰すと。何人か連れて行って賢者の石にしようかと
部下は賢者の石にしたと。

さんざん賢者の石をつくったでないかとエンヴィーに言われる。
作り方をしっているということは、壊し方も知っているということだ。
エンヴィーに術を使って反撃する。

エンヴィー小さくなる。
こんなことがあってはと。いやだと。
見下すなと。
小さくなってしまう。

勝ったぞ。マルコーと。

大けがをするマルコー。
エンヴィーは一体だけになる。

ウィンリイに無茶はしないでと言われる。

ヨキさんについた、エンヴィー。みんな、仲間でないから、どうでもいい
スカーもしらんと。

瓶に入れられるエンヴィー。
振り回されるエンヴィー。

エンヴィーは、エドのことを話す。行方不明だと。
しんみりするみんな。
アルは、エドのことを思って前に進むと。
スカーは、別行動をとる。この国を返すために。マルコーといこう、

メイに。ホムンクルスを渡して、帰れと。
メイのことを考えて話すスカー。
この国のことは、この国の人間で何とかするとスカー。

アルは、リオールへいくと、きっとあの穴があるはずと。
・・・ああ、いるよね、パパが。

みんな、別れることに。
メイは、アルに別れを。エンヴィーはシンへ?・・・トカゲ?]


セントラル
グリードさんと
泉を捜しに来ている軍。
グリードにあうためについていく。


アームストロングが、姉にきつくされる。
この国の安寧。圧倒的に倒すと。
グズとアームストロングにいう。

オリヴィエ、連れいかれる。ある場所。
そこには、平気のような人型があ。
最後のあれは、なんだ。不死の軍団かあ?


例の場所に行くと
そこには、ホーエンハイムがあ。
まだ、いたの。というかどれだけ狭いの国は?

---------------------------------------------------------------------

ボゥン ボゥンボゥン
ボゥンボゥン! ボゥンボゥン!
(兵士たち)うわぁ~~!
ボゥン ボゥン ボゥン ボゥン…
ボゥン!
ぐわっ!
(司令官)どこだ!キンブリー殿!
ドーン
(司令官)ぐっ
ドーン
(司令官)ぐっ!話が違う!
我々が攻め込めば、必ずうらぎブリッグズから裏切りが出ると…。
ヒューー
あっ!?
ドカン!ドカン! ドカン!
撃ち方やめ~い!
圧倒的に負ける隣国の敵北のドラクマ・・・あほです。じゃるです。

(バッカニア)圧勝でしたな。
(マイルズ)ああ。
(マイルズ)これが…。

(キンブリー)血の紋です。


(メイ)だ~から。錬丹術は龍脈の流れを読むんですって!
(アルフォンス・エルリック)だ~か~ら~それが分かんないんだって!
(メイ)感覚を研ぎ澄ませるんですよ。さん はい! ほら 感じた。
(アル)ムリだって!
(メイ)できますって!
(アル)もっと 理論的に教えてよ!
にぎやかだねぇ。
(スカー)すまないな かくまってもらって。
気にするな。こちらも助かってるし。

え~いっ!
(ヨキ)うわぁ~~!かみうっ… 髪はやめろ!
子供たちも遊び相手が増えた。
ブチッ
(ヨキ)ぎゃあ~~! ひぃ~…。
(ジェルソ)まき山へ 薪を取りに行ってくるとザンパノにそう伝えてくれ。(スカー)うむ。
(ヨキ)くっそ!あちっ!ひどい目に遭った。みんな働いてるっつうのに
ザンパノの野郎はどこ行きやがったんだよ!?


(ザンパノ)はぁはぁ… お~い!
化けれているエンヴィー。
(ザンパノ)こっちだ。 案内する。
頼むよ ザンパノ。
♪~


セントラル・ブラッドレイ執務室
(ブラッドレイ)セリムのこと、知ったそうだな。
(ホークアイ)はい。
(ブラッドレイ)私の正体も。
(ホークアイ)はい…。
(ブラッドレイ)国のトップと息子がホムンクルス人造人間であるというのは
一国民としてはどんな気分かね?
(ホークアイ)信ずるべき家族までもが虚構であるというのは
悲しいことだと思います。
(ホークアイ)家族ごっこです。愚か者とあざける人間のまねをした…。
(ブラッドレイ)確かに あれは上から与えられた息子だ。
大総統の地位も部下もすべて与えられた。いわば 権力者ごっこだ。
(ブラッドレイ)だが、妻だけは 自分で選んだ。
お茶は まだかね?
(ホークアイ)あっ… はい。
(ブラッドレイ)う~ん。うまい。


(ジェルソ)へえ~ ドクター。あの第五研究所のお偉いさんだったのか。
(マルコー)偉いわけではない。部下が 何人かいただけだよ。
(マルコー)みんな、今ごろどうしているだろうか…。

(ザンパノ)お~い!
(マルコー)あっ。
あっ…。 そちらの方は?
(ザンパノ)今朝 知り合った流れ者だ。
ドクターに診てもらいたいって…。
(エンヴィー)もういいよ ザンパノ。
三文芝居は ここまでだ。
バチバチッ…
(マルコー)はっ。
こんにちは ドクター。こんな所で何やってんのかな?
(エンヴィー)ゴミ虫どもが。我々をぬあま出し抜こうなんて考えが甘い。
ドスッ!
(エンヴィー)いっ!? なんだ こりゃ!
ザンパノ!
(ザンパノ)ははははっ!
三文芝居はもうおしまい! だろ!?
(マルコー)最初から、貴様をここに誘い出すのが目的だったのだよ。
えげつない貴様のことだ。私が生きていると分かれば自ら追ってくると思ってね。
(エンヴィー)へん!ゴミ3匹で 何ができる!?
何人集まろうがゴミは ゴミでしか…。うわっ!
(ザンパノ)へへっ。
(マルコー)地雷式だよ。錬金術は 日々進化している。
(エンヴィー)そんな錬金術があるわけ…。
ビシビシッ!
(エンヴィー)うわぁ~!
パキーン!
(エンヴィー)くっそ~!地雷だってんなら…お前たちの足跡をたどればか引っ掛からないだろ。
ビシビシッ!
(エンヴィー)うわぁ~~!
なんでだ~!?
ホムンクルスにだけ反応するのだ。雪のせいで どこに何が待ち構えているか分かるまい。
どうだ!? カスだ ゴミだとあつかわれわれ扱ってきた我々になぶり者にされる気分は!
(エンヴィー)くっ!
(メイ)ふふふっ。だまされてますね。ただの遠隔錬成ですのに。
(エンヴィー)こっ… この~!クズはクズらしく言うことを聞いてりゃいいものを…。
ゴミカスどもが調子に乗るなよ!うおぉぉ~~~!
本来の姿になる。・・・じゃるもこれとおなじ。かいぶちだった。
♪~
ガアアァ~~~ッ!!
♪~
バシーン!
ドクター!
♪~
(ジェルソ)危ねぇ。危ねぇ。
(マルコー)すっ すまない。
ちっ! デブのくせに 素早…。
ドスドスッ!
(ザンパノ)ゴミカスをなめるなよ!
(エンヴィー)ぐっ… くそが~!
(メイ)ふっ!
(エンヴィー)うわっ!
バキバキバキバキッ!
(エンヴィー)こんなしょぼい攻撃効くかよ!
空から飛ぶ降りるスカー、エンヴィーの上に載る。
(スカー)そうか。
(エンヴィー)はっ!
(スカー-)ならばこれでどうだ!ぬおっ!!
ビシビシビシビシッ!
(エンヴィー)うわあぁぁ~~~!!
ドシーーン!
(マルコー)やったか!?
(2人)はっ!
(マルコー)うわぁ~~!
(スカー)あっ!
(エンヴィー)はっは~! 捕まえた。
(ジェルソ ザンパノ)ドクター!
(エンヴィー)おっと。動くなよボキッとやっちゃうよ。
さて。お仕置きしないとね。
(マルコー)うっ…。
(エンヴィー)言っただろ。ドクター。余計なことしたら村一つ消してやるって。
(マルコー)えっ。そんなことはさせん!
ぐわ~!
(ザンパノ)くっ…。
(エンヴィー)まだ抵抗するの?ほんとバカだね。
(マルコー)はぁ… はぁ…。
♪~
(エンヴィー)よし!あのスラムをぶっつぶしてやる。
(マルコー)くっ!やめろ…。
(エンヴィー)ただつぶすだけじゃ面白くないな。
何人かセントラルに連れてって賢者の石の材料にしちゃおうかな。
(マルコー)貴様…。
まだ、あそこでそんなものを作らせているのか!
研究者たちを…私の部下を解放しろ!
(エンヴィー)はあ?ム~リ!だって、あいつら全員賢者の石にしちゃったもん。
(マルコー)私の部下までも…。くっ…。
(エンヴィー)あれ~?言ってなかったっけ~。
でもドクター、今更悲しむ必要なんてないよね。
だって、今までさんざん賢者の石を作ってきたじゃないか。
人の命を使ってさ。
はははっ あはははっ ははははっ!はっはっはっはっ!
静観する仲間多達。
(マルコー)そうだ…。私は多くの人を犠牲にして賢者の石を作った。
この国の誰よりも賢者の石の作り方を知っている。
作り方を知っているということは壊し方も知っているということだ!!
マルコー手に描いた錬成陣でエンヴィーを攻撃する。
ビリビリビリビリッ!!
(エンヴィー)うわあぁ~~!あっ あっ ああ~~!ああぁぁ~~~っ!
ビリビリビリッ!
(エンヴィー)ぐああぁ~~ああぁぁ~~~ああぁぁっ…。
(マルコー)ぐうぅ~~!
ドーーーン!!

丘のほうで赤い光があがっている。
・・・あの世に解放される魂。ラブリーボーン
(ウィンリィ)あっ!
(ヨキ)おっ?
なんだ? あれ。ドクターたちのいる丘の方からだ。
うっ…。
(エンヴィー)うう~! ああぁ~~!ううっ おぇっ… あぁ~…。
痛い痛い… 痛い 痛い 痛い…。嫌だ…。
(エンヴィー)こんな…。うぅ…。
あぁっ…。
(エンヴィー)嫌だ… こんな… こんなことが…。
このエンヴィーが…貴様ら下等生物にやられるわけ…。
嫌だ… キメラまで…。見るな…。オレを… 私を見るな…。
見下すなよ 人間が~~っ!
バチバチッ
頭から出てくる本体!?
(エンヴィー)見るな 虫ケラが…。
くそが… 見るな…。
体がちりとかす。
スカーが取り上げる。
(スカー)こんなヤツにオレたちは踊らされていたのか。
(マルコー)はぁ… はぁ… はぁ…。
(スカー)勝ったぞ。マルコー。
♪~


(ヨキ)う~ん。おっ。帰って来た!
(ウィンリィ)あっ!
(ウィンリィ)マルコーさん!どうしたの!? そのケガ!
(マルコー)はははっ…。
スカーが持ってものに目をやるヨキ。
(ヨキ)ん? それは?
(エンヴィー)ぎぎぎっ…。
(ヨキ)ほう~。知らない間にそんなすごいことやっていたのか。
へへへっ。 人間様に逆らうからこうなるのだ。
この!この!
(ウィンリィ)マルコーさんなんでそんなムチャなことを…。
(マルコー)私は、今まで言われるがまま動いてきた。
だが、これだけは自分でケリをつけたかったんだ。
自分で考えて、自分で決めて…。
君のご両親のように。
(ウィンリィ)あっ。
でも やっぱり ムチャはしないで。
(マルコー)ああ。
(ヨキ)痛ぁ~!痛たたたっ!どっ どっ… わあ~! ぎゃあっ!
(シャオメイ)キュ?
(メイ)ヨキさん?
(ヨキ)たっ 助けて…。
(エンヴィー)へっへ~! こいつの体は頂いた。
三下のヨキにとりつくエンヴィー
(ヨキ)ひぇ~!ややっ。やめろ~ 化け物!かっ、体が 言うこと聞かない!
(エンヴィー)ムダ!ムダ!さあ。お前たち!こいつを助けたかったら…。
(ジェルソ)いや。好きにしていいぞ。
(ザンパノ)そいつ。仲間じゃないしな。
(2人)えっ!?
(メイ)ヨキさん。短いおつきあいでした。
(シャオメイ)キュ~ キュ~…
(アル)君のことは忘れないよ!
(ヨキ)だあ~~っ!
スカーの元に走るヨキ。・・・あれ?エンヴィーに支配は?
傷のだんな!だんなは私の味方ですよね!ねっ!?
スカーは目をそらす。。。。しらん、おまえはなんか。
(ヨキ)目ぇそらすな!こら~!!
(エンヴィー)なっ。なんで?こいつ。仲間なんじゃあ…。
(マルコー)無駄なことはするな エンヴィー。
もはや、なりふり構っている我々ではない。
邪魔するなら、その男の体ごと滅ぼすぞ!
(エンヴィー)くそ…。
エンヴィー、ヨキから離れる。
(ヨキ)取れた。ほんと?
(ジェルソ)ナ~イス演技。
(マルコー)うぅ…。
ハ… ハッタリとか。得意じゃないんだよ。
(ヨキ)ちくしょ~!貴様らなんて、友達じゃないやい!
絶交だ!縁、切ってやる!
・・・えっと、元々悪者ですよね。

(エンヴィー)くっそ~…。
(ザンパノ)じゃあ。そろそろお前らの計画について
聞かせてもらおうか。
(エンヴィー)知らないね。
(ザンパノ)なん~~だと。こらぁ!やろう吐け!吐きやがれ
虫ケラ野郎!
(ジェルソ)いけ!やっちまえ。ザンパノ!
ふん!
はけっ!
(エンヴィー)吐いたらあとは殺されるだけじゃねぇか。
だれ誰がしゃべるか。バ~カ!
くっそ~!
(エンヴィー)あっ。そういえば、鋼のおチビさんはいないのか?
(アル)兄さん?今は、ブリッグズにいるはずだよ。
(エンヴィー)ん?オレは行方不明って聞いてるけど~?
アルとウィンリィがよっていく。
(アル)何それ!?どういうこと!? 詳しく!
(エンヴィー)バズクールで坑道が崩落したらしいからね~。
生きてるかな~?
(アル)はっ!
(ウィンリィ)そんな…。うそ…。


♪~
(ジェルソ)どうする?いったんバズクールへ戻るか?
(アル)いや。兄さんなら、こういうとき、
きっと相手の無事を信じて前に進もうとするはず。
だから僕らも前へ進もう。
(マルコー)ああ。
(アル)希望はまだある。
国家成錬金陣
(エンヴィー)けっ!
(スカー)オレは一度別行動を執る。
(一同)えっ?
(スカー)少し前から考えていたことだ。
イシュヴァールを否定したこの国をただ憎むのではなく変えるために。
そのためにはマルコーお前の力も必要だ。
(マルコー)ああ、分かった。一緒に行こう。
(スカー)うむ。
(メイ)この国を変えるため…。
(アル)実は僕もちょっと行きたい町があるんだ。
(ジェルソ)おっ。どこだよ?それ。リオールって町。
予想どおりなら、そこにもあのトンネルがあるはずだ。
(スカー)あっ。メイ。お前はこれを持って国へ帰れ。
(メイ)えっ?
(ヨキ)ちょっと。だんな…。
(スカー)殺しても死なないホムンクルスの成れの果てだ。
これでお前の一族が助かるかもしれん。
(メイ)でっ。でも私が帰ったら 錬丹術のことが…。
(スカー)人の国に構っている場合か!
(メイ)はっ。
(スカー)そんな覚悟でこの国に来たのか?もし権力争いに負けたら。
お前は命運を託してくれた者たちによその国に構ってて助けられなかったとわけ言い訳するのか!?
(メイ)はっ…。
(スカー)行け。この国のことはこの国の人間でなんとかする。
メイ、みんなを見る。あっ。
(アル)うん。
(メイ)ありがとう… ございました!
♪~


各自、別の道を進むことに。
(アル)メイ。元気でね。
錬丹術。ひと段落したらまた学びに行くよ。
(メイ)アル様…。
(アル)あっ。
(メイ)アル様。 メイは… メイは…。
♪~
(アル)皆さ~ん 本当にありがとう!さようなら~!
(ウィンリィ)元気でね~!

(アル)行っちゃったね。
(ウィンリィ)うん。
(マルコー)それじゃあ。我々も。
(ザンパノ)ああ。
♪~
三つに分かれる。


ニャー
(ビドー)はあ。グリードさん…うっ…。ん?
だめだ。イズミ・カーティスはだんなと旅行に行っていて
いつ戻るか分からんらしい。
う~ん。しかたない。いったんブラッドレイ大総統のところへ報告しに戻るか。
(心の声)≪ブラッドレイ!?≫

(ブラッドレイ)ふん!ドスッ!
(グリード)ぐっ・・・
(ブラッドレイ)一緒にきてもらうぞ!グリード。

代わりの者をよこしてもらおう。
そうだな。

(ビドー)≪あいつらについていけばグリードさんに…≫
≪でも…≫
ブォン ブルルル…(エンジン音)
ビドー、車の下にへばりついていく。


セントラル
(オリヴィエ)トントントントントン…
(アームストロング)あの…足をどけていただけませんか。姉上…。
(オリヴィエ)ここでは少将と呼べ!
(アームストロング)アイ… マム…。
(オリヴィエ)ちっ。相変わらずふぬけた面をしおって。
(アームストロング)さ… 先のドラクマ戦では圧勝であったとか。
(オリヴィエ)当たり前だ!
耳打ちするアームストロング。、
(アームストロング)国土錬成陣が完成してしまうのでは?
(オリヴィエ)かまわん。
今、我らにとって守るべきはこの国の安寧。
それを一瞬たりとも脅かす敵あらば、圧倒的で完ぺきな敗北を与えてやらねばならん!
(アームストロング)いやはや まっこと猛々しい。
これではいつまでたっても嫁のもらい手が…。
弟を蹴り飛ばす
ドカッ!
(オリヴィエ)お前は 闘争心が足らんのだ!
ふん!グズが。お前といると、臆病がうつるわ!

(ガードナー)おっ。ここにいたか 少将。弟かね?
(オリヴィエ)ちっ。弟と思いたくありませんな。
イシュヴァールから逃げ帰るような臆病者。
(ガードナー)うん。来なさい。見せておきたいものがある。

(ガードナー)国家錬金法の三大制限を知ってるかね?
(オリヴィエ)確か 「軍に逆らうな」「金を作るな」「人をつくるな」だったかと。
(ガードナー)そのとおり。「軍に逆らうな」は言わずもがな。
「金を作るな」は経済の混乱を避けるため。
では「人をつくるな」は?
なぜ、国家は人をつくることを禁止している?
(オリヴィエ)倫理にもとるからでしょう。
錬金術師らの間でも神への冒とくと暗黙のうちに禁じられていると聞きますし。
ある扉を開くガードナー
(ガードナー)違うな。倫理などというのは時代や個人によって変わるものだ。
(オリヴィエ)ああ
(ガードナー)理由はそんなものではない。
(オリヴィエ)ああ
(ガードナー)個人が強力な軍隊を持たぬようにするためだよ。少将。
・・・お父様が作っている軍隊


リオールの町に着くアル達。
(ザンパノ)ひでぇな こりゃ。
(ジェルソ)こんな所に飯食える所があるのか?
(アル)え~っと。確かこの辺に…。
あっ。ロゼ!元気だった?
(ロゼ)アルこそ!なぁにまだ旅してるの?
(ジェルソ)なんだ。知り合いか?
(アル)うん。まあ。ちょっと。
(ロゼ)アル。エドは?一緒じゃないの?
(アル)あっ…。にっ、兄さんは今日はいないんだ。
(ロゼ)そう。残念ね。すごく会いたかったのに。
ウィンリィ、あっああ。
(アル)おや~?
(ウィンリィ)あっ。何よ!
(アル)いや~ その微妙な顔は何かと思いまして。
(ウィンリィ)変なこと言わないでよ!

(ホーエンハイム)お~い。ロゼ、鍋洗い終わったよ~。
ほかに仕事…。 あっ。
(アル ウィンリィ)ん?
(アル ウィンリィ)あっ!
(ホーエンハイム)あっ!
・・・賢者の石のパパに会いましたとさ。


(ナレーション)<再会 復活 決意>
<魂を燃やすときは来た>
<生きているかぎり人は進み続けるのだ>
<たとえ、どんなにつらい道のりだとしても>

次回 バリンバリンの全開

<目覚めよ!人間>
<今こそ始まりのとき>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #42 反撃の兆し の感想 [鋼の錬金術師]

スカー兄の研究書から、国土錬成陣を見つける。
表と裏をかえすと、別の錬成陣ができあがる。

キンブリーは、プライドと出合う。
先にブリッグズに血の紋を築けとプライド。

砦で、マルイズ語る。行方不明。

国境戦で、流血を起している軍。

スロウスが穴をつなげる。
プライド、プライド、報告する。
お父様「もうすぐだ。その日はすぐそこだ。」
・・・昔と同じことをするお父様。さあに大きなエネルギーを。。。


ロゼが頑張っている。
行き倒れのホーエンハイム。・・・なさけない。不死人なのに。
教会にいくホーエンハイム。地下に降りる。
下には毒の水。普通の人間は勧めない。でも、ホーエンハイムは道を
作れる。調べに行くホーエンハイム。


そして、地下道を見つけた。
ホーエンハイムとプライドがあたり。
プライドのいれる範囲が決まっている。引きこもりのプライド。
・・・あるエリアのみいけるフラスコの中のようなプライド。

人の7つの罪

プライドにいう。お父様に宣誓布告すると。

帰ってくるホーエンハイム。
一般人には近づかないでと。道をふさいでしまう。


ブリッグズ砦、ドラグマ軍が進軍してくる。
開戦宣言!!
キンブリーが、手引きする。裏切り者。
・・・お父様の計画通り。


ザンパノが、エンヴィーに知らせるマルコーの居場所。
喜ぶエンヴィーに。
・・・罠を這っているのか?どうか?

--------------------------------------------------------------------

一軒家に泊まる一行
アルがでくの坊状態
(ウィンリィ)はぁ~。

(ヨキ)はっ。はっ。は~くしょん!

(マルコー)また、この表現だよ メイちゃん。
(メイ)確かに、それも金を意味する言葉ですね。
(ウィンリィ)何してるの?
(メイ)あっ。
(マルコー)隠された暗号がないか調べているんだよ。
(ウィンリィ)暗号?
(マルコー)錬金術は、一般人が簡単に解読できないよう。
比喩や寓意を用いて内容を秘匿するものなんだ。
しかし、この研究書の場合一見。それがない。
(メイ)そこで、金とか不老不死を意味する語句がたくさん出てくることに
着目して調べ方を変えてみようかと。
(ウィンリィ)それで、何か分かりそう?
(メイ)さっぱりです。

(アルフォンス・エルリック)うっ…。
(一同)あっ。
(アル)あっ ここは?
(ウィンリィ)アル!
(メイ)アル様!
(ウィンリィ)よかった!あのまま、意識が戻らなかったら
どうしようかと…。
(アル)あっ… ごめん。心配掛けちゃったね。
ところで、僕なんでバラバラなの?

あらかたの説明をするウィンリィ。

(ウィンリィ)というわけなの。
(スカー)担いで移動しようにも貴様は大きすぎるからな。
それで分解させてもらった。
(アル)ごめんなさい。みんなに迷惑を掛けてしまって。
(ウィンリィ)今までもこんなことあったの?
(アル)うん。ここへ来る前にも一度。
(マルコー)いや、バラバラのままだと君も何かと不便だろう。
一度元の状態に戻そう。
(アル)はい。お願いします。
(マルコー)ちょっと持っていてくれるかな。
どれ。
これは…。
(ウィンリィ)そっちは 右腕ですね。
(マルコー)ああ。そうだね。組み合わせを間違えちゃいかんな。
(メイ)あっ。
バラバラ…。組み合わせ…。
・・・なにかに気づく。
♪~
メイは、研究書をばらばらにばらしてしまう。
(ウィンリィ)あっ。ちょっと!メイちゃん!?
(マルコー)ああっ。なんてことを!こんなにバラバラにしてしまって…。
(メイ)組み合わせを変えて…。
(3人)ん?
(メイ)金とか、不老不死とか、同じ語句の部分を重ねてみたらどうなるかと思って。
♪~
(マルコー)「金の人」…この単語はそっちにあったよ。
(メイ)「不死」は…こっちと重なりますよ。
(マルコー)「完全なる人」は…あっ。あった。あった!
(スカー)そのページをよこせ。マルコー。
(メイ)あっ。それこっちとつながります。
(スカー)「黄金の人」はないか?
(メイ)あります。これです。

(マルコー)これで最後。
♪~
(メイ)あっ。ひょっとして…。
。。。ペンで線を引いてみる。それを静観するみんな。
♪~
(マルコー)あっ これは…。
(メイ)あっ。。
(アル)国土錬成陣…。
(マルコー)今更、これを知ったところで…。
(ザンパノ)どういうことだ?
この研究書はまったく役に立たねぇってことか!?
(ジェルソ)冗談じゃないぞ!オレたちは… いやこの国はどうなる!?
(マルコー)すまない…。
この危機的状況を逆転する手立てを、人の研究に求めた私が甘かった。
(スカー・心の声)≪兄者。オレに伝えたかったのはこのことだったのか?
兄者ならもっと先までたどりついていたのではないのか?≫
(アル)まだ何かある。
(みんな)あっ
(アル)バラバラにも気づけなかったんだ。まだ何か…
隠された何かがあってもおかしくないよ!
(マルコー)うむ。

(ヨキ)はっ… はくしょ~ん!
(ジェルソ)わあ~!てめぇ。何、考えてんだ!
(ヨキ)こんなに寒いのが悪いんだ。それでなくとも私は冷え性で…。
(ジェルソ)知るか!
(サンバノ)ああ~!どっちが表か裏か分からなくなっちまったよ!
(アル)はっ!
(ジェルソ)ったく!派手にひっくり返しやがって!
(アル)それかも!
(一同)ん?
(アル)危機的状況を逆転させるんだよ!
表と裏。今あったのをそのままひっくり返して!
(一同)はっ!
その通りにしてみるみんな。
♪~
そして、戦を引いてみる。
(メイ)はっ。
(アル)どう?
(メイ)当たりです。
これは錬丹術を組み込んで発動する新たなアメストリス国土錬成陣です。



キンブリー、廃坑を進む。
(キンブリー)≪人が通った形跡はないようですし。道を間違えましたかね。戻りますか≫
(キンブリー)ん?あっ。
バッテンがつけられてふさがれている扉。
♪~
下に続いている。降りていくキンブリー。
♪~
(キンブリー)なるほど。
スロウスが掘ってたトンネルのがれきを出すために、
ここが使われていたのですね。
プライドが出てくる
(プライド)紅蓮の錬金術師ですね?はじめまして。私はプライド。
(キンブリー)何か私に用が?
(プライド)スカーの件は、どうなりました?
(キンブリー)今、追跡中です。
(プライド)あとにしなさい。先にブリッグズに血の紋を刻むのです。
(キンブリー)お言葉ですが。ブリッグズ兵の一枚岩っぷりと強さは相当なもの。
簡単にいきそうもありませんよ。
(プライド)その強さを利用するのです。
(プライド)なっ。

(スロウス)ふん!ふん!ふん!
・・・ふんふん。鹿のふん。ふんふん。鹿のふん

(プライド)スロウスが掘っているトンネルがもうじき完成します。
(キンブリー)ふっ。分かりました。
血の紋を刻んでご覧に入れましょう。
ブリッグズの砦に。
♪~


マイルズ、砦に帰る。
(2人)お待ちしておりました!
(マイルズ)何か変わったことは?
(バッカニア)特には。それよりキンブリーが行方不明と聞きましたが。
本当ですか?
(マイルズ)そうだ。坑道が崩れるほどの爆発があってな。
キンブリーほか数名が行方不明だ。さんざん捜索したが。
結局、誰の死体も出てこなかった。
(バッカニア)ほか数名とはブリッグズ兵ですか?
(マイルズ)いや。キンブリーの部下2名と…
鋼の錬金術師だ。
(2人)はっ!
♪~


℡(ブレダ)そうか 鋼の大将が…。無事ならいいが。
(ファルマン)ええ。西はどうですか?
(ブレダ)どうもこうもペンドルトンの国境戦はひでぇもんだったよ。
わざと戦死者を出してるとしか思えない戦い方をしてた。
(ブレダ)お前の言ったとおり軍が錬成陣を作るために、
率先してざた流血沙汰を起こしてるようだ。
℡(ファルマン)南のフュリー曹長からは連絡ありましたか?
(ブレダ)少し前に電話でな。フォトセット南部でアエルゴ軍とドンパチやってるそうだ。

ドカン!ドカン!ドカン。ドカーン!
(フュリー)はぁ はぁ はぁ!
ドカン!
(フュリー)うっ!
(フュリー)は… 走れ!トーマス!休むな!トーマ…。
トーマスは死んでいる。
(フュリー)くっ!ちくしょ~!
生き残ってやる!絶対、生き残ってやる~!!
ドカーーン!

(ファルマン)そうですか。
℡(ブレダ)オレたち、元マスタング組はそれでなくても憎まれっ子だからな。
大佐には連絡つけてるのか?
(ファルマン)ええ。アームストロング家ゆかりのメッセンジャーを使って逐一。
(ブレダ)そうか。北も大変そうだが気をつけろよ。
℡(ファルマン)大変… ですよね。
(ブレダ)ん?
(ファルマン)この国を地獄に変えようってヤツの手下が着々とその準備を進めてるってのに。
何一つ手出しできないんですから。


ゴリッ ゴリッ ゴリッ…(掘る音)
ん?
ガラガラガラガラッ!
ドスン!
つながった。
もう仕事しないでいいか?
プライド。
・・・準備が終わった。
♪~
プライドがお父様のほうをむく。
(お父様)もうすぐだ。その日はすぐそこだ。


ゴン!
おい。気をつけろ!トントントン。トントントン
(ロゼ)皆さ~ん!
ご飯ですよ~!
並んでくださ~い!
(一同)おおっ!
ロゼ。オレ、今度ミートパイが食いてぇな。
(ロゼ)材料が入ったら作りますね。
楽しみにしてるぜ。
私、働いてないけど、この子らの分だけでも分けてもらえないかねぇ?
(ロゼもちろんです。おばあさんもどうぞ。
おいしそうだ~。
ロゼちゃん大盛りでお願い。
(ロゼ)ダメですよ~ みんな平等です。

行き倒れの男?
(ホーエンハイム)あの… すみません…。
(ロゼ)あっ。
(ホーエンハイム)わ…私にも下さい…。
・・・なさけないホーエンハイム。
かき込むスープ。
(ホーエンハイム)いや~助かった!ありがとう。ごちそうさま。
お前さん。どこから来たんだい?
(ホーエンハイム)どこからでもないね。あちこち、ウロウロしているんで。
ううん。
何しにこんな所まで?
(ロゼ)ご存じでしょ?ここであった暴動のこと。
そのせいでここは何もない町になってしまったんです。
(ホーエンハイム)こんなにおいしい食事があるのに?
(ロゼ)そう言っていただけるとうれしいですけど…。
自分にはこれくらいのことしかできないから。
(ホーエンハイム)そんなことないよ。
(ロゼ)えっ?
温かい食事とお嬢さんの笑顔がみんなの力になってる。
うん!
(ホーエンハイム)そうだ。世話になったついでと言っちゃあなんだが。
教会を探しているんだが。
(ロゼ)教会?
(ホーエンハイム)そう。暴動の原因になったっていうレト教の本部。
♪~
ああ。 

ご覧の有様だ。いまさら今更入っても何もないよ。
(ホーエンハイム)地下に下りる通路はあるかな?
(ロゼ)えっ。ええ。あるにはありますけど…。
♪~
地下に降りるホーエンハイム。
(ホーエンハイム)これは?
(ロゼ)毒の水です。いつの間にかこうなっていたんです。
(ホーエンハイム)う~ん…。
普通の人間はこの先に進めないようになっているのか。
どれ。
(ロゼ)待って!
入ったら死んじまう!
ビシビシビシッ!
♪~
奇跡の業…。
(ロゼ)じゃなくて錬金術… ですよね…。
(ホーエンハイム)ちょっと奥まで行ってきますんで。
待っててくれます?
あ。ああ。
♪~

横穴をあける。
ビシビシビシッ
ドーン!
(ホーエンハイム)うん?おお~。
穴に入っていく。
(ホーエンハイム)でかいな。
ったく。大層なもの作りやがって。ん?
いきなり当たりか。
・・・大当たり!!!!
♪~
(ホーエンハイム)はぁはぁはぁ…。
うわ~!
っと!
ビシビシッ!
(ホーエンハイム)あら~。足止めにもならないな。
なら…。
ビシビシッ!
(ホーエンハイム)閉じ込めてみるか!
♪~
(ホーエンハイム)あらら…。
♪~
(ホーエンハイム)参ったね。こりゃ…。
♪~
自分で作った穴に潜り込む。
(ホーエンハイム)あっ。痛っ!
ガン! ガン! ガン! ガン!
(ホーエンハイム)どうした かかってこないのか?
うん?
(プライド)その姿、ヴァン・ホーエンハイムか。
(ホーエンハイム)どうやら、ここまでがお前の入れ物らしいな。
ここを出ると死ぬ… か?
(ホーエンハイム)一定ラインを越えると死んでしまうのだろう?
あのときのフラスコのように。
(ホーエンハイム)このトンネル内とセントラルの中心部でしか
動けないとみたが。
どうだ?図星か?
(ホーエンハイム)どうした?なんとか言ったらどうだ。
引きこもりめ!
ギリギリギリッ…
・・・はけんしゃいんおこる!?特定の技能しかないホムンクルス
(ホーエンハイム)怒ってる?
(プライド)怒りなど私の中には、存在しません。
(プライド)怒りだけではありません。
いらぬ感情は父上の中に置いてきました。
私の名は、プライドです。

(ホーエンハイム)プライド…。 なるほど「傲慢」か。
(ホーエンハイム)人には七つの罪があるという。
色欲、強欲、怠惰、暴食、嫉妬、憤怒、そして傲慢。
あいつが、最初に切り離したのがお前。プライドだったってわけだ。
ご丁寧にフラスコの中にいたころの姿と似せて、切り離すとは。
その姿こそが傲慢で自尊心の強いあいつ。
お前の父親の本質か。
(プライド)父上のところに来ていただこうか。
(ホーエンハイム)そう、焦るなよ。呼ばれなくても行ってやるさ。
あいつに伝えろ。
そのうち奴隷23号が会いに行く。
せいぜい。セントラルでふんぞり返って待っていろ… とな。

(お父様)ああ。待っているぞヴァン・ホーエンハイム。
♪~
錬成陣での配置。


あっ。
ん?
帰って来た。
何かあったかい?
(ホーエンハイム)うん。一般人は、近寄らない方がいいね。
危ないから。誰も入らないように言っておいてください。

ビシビシビシビシッ!

(ロゼ)奥で何してきたんですか?
(ホーエンハイム)うん?宣戦布告。
・・・ホムンクルスに戦いをいぞむ。


交代だ。
待ってました!
吹雪で大変だった~。
さ~て、まずいコーヒーでも飲んでくっか。
お疲れさん。おっ?
(3人)ん?
♪~

大軍が来ている。

おっ。おい!まさか あれは…。
ドラクマだ!

・・・警報が鳴る。

北のドラクマより開戦宣言あり!総員戦闘配備!
繰り返す!北のドラクマより開戦宣言あり!総員 戦闘配備!

♪~

(司令官)「ブリッグズの北壁」が不在とは有り難いことだ。
のう、キンブリー殿。
(キンブリー)それに加え。こちらの手の者が砦の中に多数います。
戦闘が始まれば、内応し砦を混乱に陥れるでしょう。
(司令官)ふふん。 我がドラクマが長く越えることのできなかったブリッグズを
今日こそ攻略してみせようぞ!
(キンブリー)さあ。宣戦布告ですよ。
派手に花火を打ち上げようじゃないですか!
全砲。撃ち方、用意!
♪~
撃て~~っ!!
ボゥン ボゥン ボゥン ボゥン!
ボゥン ボゥン ボゥン!
♪~


ザンパノ、中央軍のブラッドレイに電話をする。
(ザンパノ)ああ そうだ。オレの名はザンパノ。キンブリーの部下だ。
ドクター・マルコーがアスベック村のスラムに潜伏中だ。
(エンヴィー)よく教えてくれた。ザンパノ。お前の身は保障してやる。
(エンヴィー)くくくくっ…。 マルコー!
(エンヴィー)楽しくなってきたよ!



(ナレーション)<悪らつな魂は惨禍をもたらし。
決断する矜持はその身に傷を負う>
<だが、避けられない生まれ変わるためには>

次回 「蟻のひと噛み」

<雪原が赤く染まる>
<守るために流された血の色に>

・・・人を蟻と行っていたお父様。噛まれる?
   かんりょう・こくしも、こくみんにうらぎられる。
   んみじは、めつしょうする。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #41 奈落 の感想 [鋼の錬金術師]

ウィンリィとスカーを砦に向わすが、そこも安全でなくなる。
それで、アルを連絡に行かす。

キンブリーにそれを気づかれないようにするがあ、すべて分かっている。
マイルズが、キンブリーを始末しようとするが未遂に。
キンブリー。煙幕を巻いて、竪坑に向う。そして、どこに逃げたかを知る。
エドは、キンブリーの部下を倒すが、・・・臭い倒し方。動物はだめだよね。
キンブリーとの戦いは、自分の甘さで、爆弾魔のキンブリーにやられて、
ぼろぼろに。・・・始末すれば、いけたのに。ねんねだから。
奈落の底に落ちてしまう。
キンブリーの手下を救って、鉄筋を抜くが、そこまで。
体がいうことをきかない。気絶する。
キンブリーの部下達は、自分たちを死んだことにして、エドととも
地上に出ることに。

アルは、ウィンリィ、スカーらに砦のことを伝えて、
別のところにいくことに、近くの村のイシュヴァール人のスラムへ
行く途中で、アルは、自分の魂が、体に引っ張られて、身動きできなく
なることに。

ああ、ホーエンハイム、シンにも行ってたのね。
「なるほど。完全な人は金の人か。」
「一説にはシンに 錬金術を伝えた人物が、金の髪・金の瞳の不老不死の男
だったからそう呼ばれるようになったとか。」
そのままじゃないかあ。

--------------------------------------------------------------------

坑道を進む一行
(ジェルソ)まるで 迷路だな。
(ザンパノ)はぐれないよう気をつけろよ。
(メイ)はい。
(ウィンリィ)わっ… ああっ!いた痛ぁ…。 ・・・こけました
(マルコー)大丈夫かい?
(ウィンリィ)あっ すみません。
(メイ)ん?
(メイ)これは?
(マルコー)ダ… ダイナマイト!
(ウィンリィ)うそっ!?
(メイ)ひぃ~!
(ヨキ)あぁ~あこりゃ 完全に しけってんな。安心しな 爆発はしねぇよ。
(3人)ほっ。
(スカー)おい グズグズするな。いつ追っ手が来るか分からんのだぞ。
(マルコー)あっ ああ。


鉱山の町
(マイルズ)吹雪は 去ったようだな。
(マイルズ)準備しろ。
(リアム ミック)アイ サー。
(マイルズ)キンブリーとセントラルから来た部下たちすき計3名
隙を見て しとめる。
(2人)アイ サー。
それを聞いているえエド


下にキンブリー達がいる。
(マイルズ)作戦はここにいるメンバーのみで行う。
北方司令部の兵たちにも極秘だ。
(エドワード・エルリック)ちょっ… マイルズ少佐!
しとめるって。殺すってことか!?
(マイルズ)当然だ。
(エド)さんせい殺すのには 賛成できない。
術を封じて情報を吐かせた方がいい。
(マイルズ)あれが、素直に吐くと思うか?生かしておくのは危険だ。
(エド)じゃあ。ヤツの部下は?
あいつらも、キメラ化されて
しかたなく従ってるだけかもしれないじゃないか!
(マイルズ)そうだな。だがあくまでも 「かもしれない」だ。
(エド)疑わしいってだけで殺すのか?
レイブン中将の件にしたって。ほかにやり方が…。
(マイルズ)ブリッグズの掟を忘れるな。油断すれば殺られる。
君のその甘さが君や仲間の命をうば奪うことになるかもしれんのだぞ。
(エド)うな!?
(マイルズ)うかつ者は この地にいらん。キンブリーほか2名始末させてもらう。


(リアム)なんだかんだで 子供ですね。
(マイルズ)そうだな。この世界で殺さずを貫こうという考えが甘い。
(リアム)でも、私にもありましたよ。ああいう時期が。
(マイルズ)ふっ。 私もだ。この年になって いくつかの戦い経験すると分かる。
殺すことより生かすことの方が難しいとな。
エルリック兄弟はその困難な方を選んだ。
(リアム)ははっ。 物好きなヤツらですね。
(マイルズ)ああ。 だが、少しうらやましくもあるよ。
部屋でこおっているエド。


坑道にて
(マルコー)この「ラサーヤナ」というのは?
(スカー)長寿を得る霊薬のことだ。
(マルコー)う~ん…賢者の石のことかな? え~っと
「すべての金属を金に変え。老人を青年に変える」
この「アウレリアン」とは?
(スカー)金を意味する。
(マルコー)不老不死と金についてばかりだな。
(メイ)この書をかいたスカーさんのお兄さんがシンの錬丹術に影響を受けた
からですかね?
(マルコー)というと?
(メイ)シンでは 不死の人を真の人 「真人」と呼びます。
「完全な人」という意味なんですが
金も完全な金属であることから、真人のことを「金人」と呼ぶこともあります。
ウィンリィ達にはわからない。
(マルコー)なるほど。完全な人は金の人か。
(メイ)一説にはシンに 錬金術を伝えた人物が、金の髪・金の瞳の不老不死の男
だったからそう呼ばれるようになったとか。

ホーエンハイム、イズミと別れる。
・・・ああ、そうか、シンにもいったんだ。ホーエンハイム。

(ウィンリィ)へえ~。金の髪・金の瞳なんてエドとアルみたい。

(ヨキ)おい。みんな来い!出口だ!

ガンガン バキッ!(ドアを壊す音)
(ウィンリィ)わあっ! まぶしい!
(マルコー)無事に山を抜けたか。
(ジェルソ)いい天気だ。
(ザンパノ)今のうちに ブリッグズへ向かおう。

(ヨキ)よし。お前ら私に ついて… おわっ!?
雪にしずむあほのヨキ

(ジェルソ)結構。雪が深いな。
(ヨキ)ヘルプ ミー!
(ザンパノ)お嬢ちゃん。背中に乗りな。
(ジェルソ)オレたちが踏み固めて道を作るから
その後から来るといい。
(マルコー)ありがとう。

砦に進む一行。

(アルフォンス・エルリック)お~い…。
お~い ヘルプ ミー!

アルの足でけが見えている。

(ウィンリィ)ん?
(アル)誰か~…。
(ウィンリィ)アル!?
(メイ)アルフォンス様!?
メイと大熊猫がい心配そうに
(ウィンリィ)えっ!? アル 大丈夫!?
(メイ)大変! 大変!
アルを掘り起こす。
(アル)ぶはっ! 助かった…。
深みにはまって、そのまま埋まっちゃったよ。
(ウィンリィ)なんで アルが ここにいるの?
(メイ)えへへへっ!・・・おかしなシン人
(アル)山越えして 先回りしたんだ。
(マルコー)山越えって。あの吹雪の中を?
(ヨキ)よっ。なるほどねぇ。迂回せず。まっすぐ来たわけか。
(マルコー)なぜ、そんなムチャを…。
(アル)緊急連絡があって。
(ウィンリィ)緊急連絡?
(アル)ブリッグズ砦に中央軍が入った。
(ウィンリィ)えっ?
(アル)アームストロング少将もセントラルに呼び出しをくらったらしい。
だから今、砦に行くのは危険なんだ。
(ジェルソ)どうする?
(ザンパノ)戻るわけにもいかないしな。
どこかほかの場所に隠れるしかないよ。
(ヨキ)どこかって どこだよ?

山を見ているスカー、思いついて
(スカー)ついてこい。
(マルコー)どこへ行くんだ?
(スカー)ここからそう遠くない場所に、アスベックという村があるはずだ。
そこのスラムに同胞たちが身を寄せていると聞いたことがある。
(ジェルソ)イシュヴァールのスラムか…。
(ザンパノ)ほかに選択肢は、なさそうだな。
(ヨキ)さすが。だんな。行きやしょう!
そこへ向う一行、

(ウィンリィ)でも、大丈夫なの?何が?
(ウィンリィ)アルが 急にいなくなったら、キンブリーさんに怪しまれない?
(アル)大丈夫。大丈夫。 兄さんがなんとかしてくれてるから。


第3班 3名。
第4班 5名。
(マイルズ)よし。そろったな。
では。それぞれ担当地区の捜索を開始してくれ。
はっ!
了解!

キンブリーたちがやってくる。

(マイルズ)行くぞ。
(ミック)アイ サー。
(エド)おいおい アルフォンス君。そこは 「は~い」だろ?
(ミック)うっ…。いや。しかし、これ動きづらいよ。エドワード君。
(エド)そこをなんとかよろしく。ほら、キンブリーが見てる。
(ミック・裏声で)待ってよ。兄さ~ん。
(エド)早く歩け。
キンブリー、後ろを見ている。

行進する一行。
(マイルズおい。キンブリーたちはどこの捜索だ?
町の中心にでかい竪坑があるでしょう。
あそこから入って坑道を調べるそうです。
北の兵は 信用できないからセントラルから連れてきた部下だけで行くそうです。
(マイルズ・心の声)≪ちっ。 ヤツめ 気づいたか≫
(マイルズ)先回りだ。 竪坑近くに狙撃のポジションを確保する。
(リアム)はっ。

先を急ぐエド。

竪坑のある場所、
(キンブリー)坑道の入り口を探しなさい。複数の足跡があれば間違いない。
(2人)はい。

上からねらっているマイルズの手下。
(マイルズ)いけるか?
(ミック)ええ この距離なら。
あっ。
(マイルズ)どうした?
(ミック)エドワード君が…。
(マイルズ)何?

エドは、キンブリーに近づく。
(エド)キンブリー。坑道を調べるんなら、ブリッグズ兵に任せた方が
よくないか?
中は相当入り組んでるみたいだし。
(キンブリー)あなたがわざわざ引き止めに来るということは
ここで当たりですね。
(エド)なんのことだ?オレは、さっさと。スカーを…。
(キンブリー)それとも狙撃手を配置するまでの時間稼ぎですか?
(エド)あっ… 気づいてたのか。
(キンブリー)これだけ周りに殺気が満ちていれば気づきます。
だてに、イシュヴァール戦を生き残ってませんよ。


(ミック)何か話してるようですがどうします?
(マイルズ)キンブリーだけを狙えるか?
(ミック)はい。
(マイルズ)撃て。慎重にな。
(ミック)アイ。サー。

引き金を引く。
キンブリー両手を広げる。

バチバチバチッ! ボン!
うわっ!

(ミック)あの野郎。雪で目隠ししやがった!


(エド)くそ~! あっ!
キンブリー、竪坑に行く。
(エド)キンブリー!
(キンブリー)ふっ。
(エド)この~!
ガキン!
(エド)おわっ! はっ!
ガン!
くっ!
エドは、キンブリーの部下に襲われる。ああ、ごひょうじんだ。
(ダリウス)グウゥゥッ!
(ハインケル)ガルルルッ!
(エド)ちっ!おっさんたちも。キメラかよ!
・・・おっさんたちも亜人かよ。日本の山間にすんでいて、最近町に出ている。


キンブリ-下に降りる
ん?
足跡がいっぱい。行った方向を確認する。
ふっ。
そっちに進む。


相手は、みえない中を走る。
エド≪にゃろう… なんも見えねぇ≫
≪まっ 向こうさんも見えないってことで五分と五分≫
手に捕まる。
(ハインケル)おとなしくしていろ。鋼の錬金術師!
この視界の悪い中では鼻が利くオレたちからは逃げられんぞ!
(エド)うっせぇ!
ビシビシッ!
グサッ!
(ハインケル)うおぉ~!
(ダリウス)ぬお~!
(エド)はあっ!
なんとかさけるが。
(エド)ちっ!


(マイルズ)鋼の! はっ!
何が起こっている!?
どこだ! 返事をしろ!
(エド)マイルズ少佐か!キメラがいる!
視界の悪い場所での戦いに慣れてる!
雪煙の中、入ってくんなよ!
うっ!わっ…。
足場がないところを下に落ちる・
うわあぁ~~!
ドスン!
(2人)へへへっ。

(エド)痛ぇ~。 ちくしょう 背ぇ縮む…。
・・・これ以上?
「DYNAMITE」? さっすが 鉱山!
降りてくるキメラ・・・ううん、どこかの人間にそっくり。ゴリとラー。
ダン!ダン!
(エド)お~っと 近寄るなよ!
これが なんだか分かるよな?
(ハインケル)バカめ!
(ダリウス)そんなものしけってて使いものにならんわ。
(エド)おっさん方。ダイナマイトの原料を知ってっか?
(ハインケル ダリウス)あん?ニトログリセリン?
ニトログリコール。木くずに…硝酸アンモニウムとか?
(エド)じゃあ。その硝酸アンモニウムは何で出来てんのかなぁ~?
(ハインケル)簡単だ!硝酸とアンモニア…。
(2人)うっ!?
(エド)へへへへっ!
エド、楽しそう。
(2人)アンモニア~!?  顔が真っ青。
ボゥン! 分解する。
(2人)くっさ~~!
ああ~!
ドォーン!
(2人)ううぅ…。
(キンブリー)なんのにおいですか!?
(エド)アンモニア。
鼻が利きすぎるってのも困りもんだな。
こいつらもう使いもんになんねぇよ。
(キンブリー)ふっ。人質の心配がなくなった途端これですか。
(エド)なんのことかな。オレは、おめぇの知ってることを
洗いざらい吐いてもらおうってだけだ。
(キンブリー)やれやれ。血の気の多い。病み上がりで若者の相手をするのは
骨が折れそうですね。それにあなたにつきあってる暇もない。
(エド)はっ!
(キンブリー)これを使わせてもらいましょうか。
賢者の石を取り出す。
≪自分から出してくれやがった≫
(エド)ふっ!
(キンブリー)ん!?
≪速い!≫
(エド)てやぁ~!
ドカッ!
賢者の石が落ちていく

ううん。
(エド)遅い!
ザシュ!
ブシュー! ・・・手のひらを傷つける。
エド≪賢者の石はなし!錬成陣も使用不可!≫
(エド)これで!
(キンブリー)勝った… と思うでしょう?
殺さない覚悟と立派なポリシーです。
だが それは 戦場において、すきつけ込まれる隙になる。
今さっきの一瞬に とどめを刺しておけばよかったものを。
口からもう一つの賢者の石をだすキンブリー
(エド)はっ!
(キンブリー)その甘さが、あなたの敗因です。
賢者の石が、キンブリーの手の裏に降りる。
バチバチバチッ!!
(エド)うわぁ~~!

バチバチッ!ドカーン!
(マイルズ)おわっ!?

(ダリウス ハインケル)うわぁ~!

竪坑で爆発を起すキンブリー
。。。これくらい非常でないといけないよ。検察!!


エドに腕に石が落ちる。
コツン
うっ… くっ…。
≪竪坑を落ちたのか…≫


(ダリウス)うっ…。
(ハインケル)ひでぇ。オレたちまで…。


(エド)痛て…。くそっキンブリーのヤツ どこへ…。
ビチャビチャビチャビチャ  ・・・血を吐くエド。
あっ。
はっ!うそだろ!?おい!
うっ…くっ…。がはっ!
くぅ… ぐはっ!
鉄筋が脇腹に刺さっている。
・・・気が遠くなる。


(ウィンリィ)えっ?
ガタン!
(ウィンリィ)アル! どうしたの!?
(メイ)アルフォンス様!?
(ウィンリィ)アル!?
(アル)うっ…。ヤバい。 また 引っ張られて…。
(ウィンリィ)えっ!? 何? 引っ張られてって。
(ジェルソ)おい。どうした?鎧の。
(ウィンリィ)アル?
(アル)魂が… 向こうへ…。

真理の門の前にいる体。

ガタン!(倒れる音)
(ウィンリィ)アル! アル!?
(スカー)魂が引っ張られる?
(マルコー)お嬢さん 今までこんなことがあったのかい?
(ウィンリィ)分からない!
(メイ)アルフォンス様~!
(ウィンリィ)アル? アル 起きて!やだ…。 アル! アル!
どうしたら… どうしたら!エド!!



なぜか聞こえたような
エド、再起動。
あっ… くっ…。
ゴツ!
こんなんで…泣かせるわけにはいかねぇよな…。
パン(手を合わせる音)
ビシッ
はぁ…。
パン
ビシビシッガラガラガラ!
(ハインケル)えっ?
(ダリウス)あぁ…。
(ハインケル)くそっ。キンブリーめ…。
亜人見合わす。
(ダリウス)おい。鋼の。生きてるか?お前 なんで オレたちを助けた?
(ハインケル)お前の方が重傷じゃねぇか。
(エド)勘違い… すんなよ…。
この… 腹に刺さってるのを抜いてくれるヤツが… いないと。
困るんだよ…。
(ダリウス)オレたちにその鉄骨を抜けってのか?
一応敵なんだぞ。
(エド)ああ。頼む…。
(2人)う~ん…。

(ダリウス)まあ。お前を殺せという命令は出てないしな。どれ。
(エド)痛っ…。
(ハインケル)でも、お前それ抜いたら、即大量出血であの世逝きだぞ?
(エド)抜いた瞬間、大出血する前に錬金術で… ふさぐ…。
(ハインケル)なっ!? お前、医療方面の錬金術の経験あるのか?
(エド)昔… 人体錬成しようとしてひととおり研究した…。
(ダリウス)ひととおりって…これ、たぶん内臓ズタズタだぞ。
キンブリーさんみたいに賢者の石でもなけりゃ…。
(エド)賢者の石の代わりにオレの命を使う…。
(ダリウス)えっ!?
(エド)がはっ!寿命がちょいと縮むかもしれねぇけどな…。
(ハインケル)いいのか?
(エド)迷ってる場合じゃねぇし。
自分の甘さが招いた結果なら。ケツは自分でふかなきゃ… な。
(ハインケル)はぁ~。
何か分からんが迷ってる暇はないな。抜くぞ。
(エド)うん…。すぅ~~。
(エド)ふぅ~ 抜いてくれ。
≪自分の命を一種のエネルギー体と考えろ≫
(エド)うおお~~~!
≪賢者の石と… 同じだ!≫
(エド)ぐああぁ~~!
≪そうだ!オレは今、魂一個分の賢者の石!≫
(エド)うわあぁ~~!
≪思い出せ。あのときの感覚を!≫
≪あの命を使う… 感覚~~!!≫
ブシュッ!
(エド)くっ!
ビシビシビシッ!

(ハインケル ダリウス)はぁ~~。

(ハインケル)死んだか?
むだ毛が立つ。
(エド)勝手に殺すな…。
(ダリウス)おっ。成功か?
(エド)完全に治したわけじゃない。
無事な組織をつなぎ合わせて。
とりあえず血を止めただけの応急処置だ…。
(ハインケル)じゃあ。医者に診せないと。
(エド)いや。そんな暇ない…。
エド、立ち上がって進もうとする。
(ダリウス)おっ。おい!
(エド)キンブリーを追わねぇと。
みんなが危… ない…。
がたとくずれたおれるエド。

(ダリウス)ったく…。
(ハインケル)アホが。こんな状態で戦って勝ち目ないだろうに。
うん?
(ダリウス)なんだ?
(ハインケル)おっと。
(ダリウス)賢者の石か。
キンブリーさんが持ってたやつだな。
(ハインケル)「さん」なんて。いらねぇよ。あの変人。
オレたちまで巻き添えにしやがって。
(ダリウス)そうだな。あの野郎とはこれでおさらばとするか。
(ハインケル)ああ。ここで死んだことにして。オレたちは自由の身だ。
(ダリウス)で。こいつはどうする?
(ハインケル)死なせるわけにはいかねぇだろ。
オレたちの命の恩人なんだから。
(ダリウス)そうだな。外へ出たら、真っ先に医者を探さないと。
(ハインケル)ああ。



(ナレーション)
<こう着した状況を打開し道を開くのは意外な発想と行動力>
<隠された真実に気づく者が勝利への鍵をつかむ>
<だが、それは日々の積み重ねあってのこと>

次回 「反撃の兆し」

<今、戦争が始まる>
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #40 フラスコの中の小人(ホムンクルス) の感想 [鋼の錬金術師]

アームストロング、レイブン中将殺害容疑でセントラルに呼ばれる。
はっきりと殺したというアームストロング。
言ったことを話すアームストロング。席をもらい受けるために。
席を与えるとブラッドレイ。
気に入るブラッドレイ。
アームストロング、セントラル勤務となる。

砦では、少将が虎穴にはいったと。
熊と虎のくらいあい?

ロイとホークアイが食堂で再会。
話をする。さぼらないという上司。
それとなく、スカーとエルリック兄弟のことを話す。

ロイ。トイレで、人のことを話す。
暗号を解いて、セリムがホムンクスルであることを知る。

昔を思い出すお父様。
フラスコの中での黒い霧。フラスコの中の小人。
23号の血で生まれたもの。
ヴァン・ホーエンハイムでどうだろう。と名付ける。
ドレイにいう。フラスコの中のもの。

師に教えてもらうホーエンハイム。
ホムンクルスに。。。

ホムンクルスに礼をするホーエンハイム。
人間の幸せをかたる彼。
ホムンクルスの幸せ、このフラスコから出られれば幸せかな。

不老不死。
王は、不老不死を望む。
クセルクセスの法を教えるホムンクルス。

工事が始まる。
殺される村の人たち。
陣を刻ませる。
王の不死のために刻ませる。市民の死。

念願の錬成陣が完成する。
玉座で行う儀式。
世紀の瞬間!
死んでいく王。

錬成陣の真の中心は、ホーエンハイム。
目が開く。
国を覆う目と手。
ホーエンハイムは、分解される。

朝。
ホーエンハイム、目が覚める。
ご主人も死んでいる、。
市民は死んでいる。
だれも、生きていない。

皆、魂を抜かれていると。
俺がいる。
ホムンクルスは、ホーエンハイムの肉で体を作る。
知識と朽ちぬ体を与えた。
自分の体に、すべての人間の声が聞こえるだろうと。
泣く、ホーエンハイム。

目が覚めるホーエンハイム。
イズミと出合う。
師匠と話をする。
イズミの体を見て、真理をみたねと。
なにを犠牲にした。お腹を持っていかれた。
死んだ子供を生き返らそうとして。
ホーエンハイム、イズミの体に手を入れる。調整をする。

イズミに聞かれたあなたは誰?
私はヴァン・ホーエンハイムという人間の形をしたけんじゃ賢者の石だ。

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ブルッグズの砦にて
(副官)アームストロング少将がレイブン中将失踪に関係していると?
(ゲルトナー)おそらくな。だが、証拠を残す愚は犯すまい。
(副官)確かに。
(ゲルトナー)まあいい。我々の仕事はこの砦を掌握することだ。
あの女狐がセントラルで虎の群れに囲まれている間にな。


セントラルにて
大総統の元に行くオリヴィエ・アームストロング。
(オリヴィエ)ん?
(ロイ)あっ。これはこれは少将閣下。
(オリヴィエ)ちっ。 貴様がセントラル勤務とはな。どんなコネだ?
(ロイ)いや 実力じゃないですか?
(オリヴィエ)青二才が よく言う。
(ロイ)今日は どのようなご用事で?
(オリヴィエ)大総統閣下に 呼ばれて来た。
北へは しばらくもど戻れんかもしれんな。
(ロイ)戻れない…。では ぜひ一度 食事でも。
(オリヴィエ)おごりか?貴様が破産するまで食べていいなら行ってやるぞ。
・・・大食いでもするのかあ。家系かあ?
(ロイ)食事はあきらめます…。
(オリヴィエ)なんだ。肝と財布の小さい男だな。
(ロイ)代わりに花などいかがでしょう?
(オリヴィエ)ふん。
(ロイ)セントラルにはいい花屋が多いですから。
・・・それって、アームストロングお抱え花屋?
(オリヴィエ)そうか。
後を見送るロイ。


コンコンコン(ノック)
(ブラッドレイ)入りたまえ。
(オリヴィエ)はっ。
ガチャ。バタン(ドアの音)
(ブラッドレイ)さて、アームストロング少将。
レイブン中将行方不明の件について聞こう。何をした?
(心の声)≪これは、隠しきれんな≫
閣下ともあろうお方があのような粗忽者を傍らに置いておかれるとは
どういうことでしょうか?
(ブラッドレイ)だから。始末したのかね?
(オリヴィエ)いらんでしょう。あれは。
あのような口の軽い輩がいては、閣下のためになりません。
(ブラッドレイ)レイブン中将は、君に何を言った?
(オリヴィエ)不死の軍団。この国の成り立ち。閣下の正体。
聞きもしないことをいろいろ教えてくれました。
(ブラッドレイ)うむ。君はそれを聞いたうえで呼び出しに応じたというのかね?
(オリヴィエ)はい。 あのアホが座っていた席をもらい受けるために。
(ブラッドレイ)ふふっ。ふふっ。ふははっおもしろい。それでこそだ。
よろしい。 君に席を与えよう。
代わりに ブリッグズ砦は、わたし私の手の者が治めるがよいな?
(オリヴィエ)どうぞ ご随意に。手塩にかけた 屈強な兵たちです。
       必ずや 閣下のお気に召すでしょう。
(ブラッドレイ)気に入ったぞ。したたかにあがけよ。人間。


ブリッグズ砦
(ヘンシェル)「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。少将は自ら虎穴に入られましたか。
(バッカニア)ああ。 ここも連中のものだ。
(ヘンシェル)ですが。ヤツらは知らない。主が不在であろうと
一つの意志の下に動くことができる巨大な一枚岩。それが ブリッグズ砦。
(バッカニア)うむ。ここからは熊と虎の食らい合いよ。


ロイ、ホーエンハイムの前にすわる。
(ロイ)そこ、空いているかね?
(ホークアイ)うん。どうぞ。
(ホークアイ)お仕事はどうです?
(ロイ)見てのとおりだ。食事中もやっておかないと追いつかんよ。
そっちは どうだ?
(ホークアイ)覚えることが多くてそれなりに忙しいです。
でも。閣下は仕事が早いので助かります。
何よりサボりませんし。
(ロイ)あっ…。おもしろくない話になりそうだ。
ホークアイの影。
(ホークアイ)そういえば…。
カップで、トントン
(ロイ)ん?
(ホークアイ)スカーが今、北にいるとか。エルリック兄弟も北ですよ。
(ロイ)そうか。
ロイも、ペンで合図を送る。コツコツ
(ホークアイ)北には今同期のルーシーとイアンがいていろいろ教えてくれます。
(ロイ)へえ~。確か春には北と東の合同演習があるな。
(ホークアイ)ええ。マイルズ少佐とバッカニア大尉には何度もしてやられましたよね。

トイレでメモを解析
(ロイ)≪マイルズ バッカニア≫
≪ヨークもアイダとシュガーも声を掛けられてと…≫
頭文字を取る。
≪ハボック。オスカー。マイク。ユニ。ノラ。チャーリー。再度。ユニでルーシー…≫
≪ユニが来て最後は、スターリング!≫
唖然とするロイ。
(ロイ)≪「セリム・ブラッドレイはホムンクルス(人造人間)」≫
パチン!ボッ!
紙を燃やしれしまう。
≪ありえないなんてことはありえないか≫
・・ああ、強欲のあいつのことば。前グリードの言葉。
(ロイ)≪一体 このセントラルで何が起きようとしている…≫


お父様の回想。
少年。ねえ、そこの君。
(ホーエンハイム)あっ… いけね!
大丈夫。
(ホーエンハイム)ん?
こっち。こっち。
(ホーエンハイム)うん?
なんだ。おいおい。君ね。ちょっと驚くとか何かしたらどうかな。
(ホーエンハイム)驚いたらなんかくれるのか?
う~ん… ものおじしないのは気に入った。君の名前は?
(ホーエンハイム)23号。
番号じゃなくてほんとの名前を教えてくれよ。
(ホーエンハイム)ねぇよ。奴隷だもん。
奴隷…。権利や自由は与えられず。所有物として譲渡売買される人間。
(ホーエンハイム)譲渡?
財産、権利等を他人に譲り渡すこと。
(ホーエンハイム)ふ~ん。
君。頭悪いんだな。
(ホーエンハイム)ほっとけ!
なぜ、こんなのから私が生まれたのかさっぱり分からない。
(ホーエンハイム)うん?
君だろ? 私に血をくれたのは。
(ホーエンハイム)あっ。
そういや実験に使うってかなり…。
(ホーエンハイム)君が血をくれたから私はこの世に生まれ出た。
ありがとう。え~っと…やっぱり23号では素っ気がない。
私が 名前を付けてあげよう。
(ホーエンハイム)何様だ。お前は。
立派なのがいいだろう。そうだなぁ。
う~ん…テオ…テオフラストゥス・ボムバストゥス。
(ホーエンハイム)長ぇよ。
えっ? あっ。そうか長いのは、覚えられないんだね。頭悪いから。
(ホーエンハイム)頭悪い言うな!
それじゃあ。ヴァン。ヴァン・ホーエンハイムでどうだろう。
(ホーエンハイム)ヴァン・ホーエンか…。それくらいなら 覚えられるな。
つづりは… 。ってそうだ。君、文字の読み書きは?
(ホーエンハイム)そんなものできなくたって仕事はできる。
奴隷の仕事。
(ホーエンハイム)あっ…。
自由と権利が欲しくないか?人間としての権利を手に入れないまま奴隷で
一生を終える気か?
それでは、息苦しいフラスコの中にいるのと同じだ。
知識を与えてやろう。ヴァン・ホーエンハイム。
(ホーエンハイム)なあ… お前は、なんだ?なんと呼べばいい?
(ホムンクルス)フラスコの中の小人ホ ム ン ク ル ス
とでも呼んでもらおうか。
・・・なにが、西洋の妖怪。鬼太郎の敵に似ているかなあ。


時間を示すなにかが。。。
主人に従って、学んでいるホーエンハイム。
(主人)すべてのものは一からつくり出され一へと還っていく。
(ホーエンハイム)すなわち、一は全。
(主人)一により全があり…。
(ホーエンハイム)一の中に全がある。一が全を含まなければすべては無なり。
(主人)合格だ。もはや、立派な錬金術師だな。ホーエンハイム。
(ホーエンハイム)まだまだ助手の域は出ません。ご主人様の腕前には程遠いです。


ほう~。
(ホーエンハイム)感謝しているよ。
(ホムンクルス)何が?
(ホーエンハイム)知識をくれたお陰でこうしていい暮らしができている。
ご主人様の覚えもめでたい。
いずれ。誰かと結婚し、家庭を持つことだって夢じゃない。
家庭ねぇ…。
人間は不便だな。
そうやって、コミュニティーを持って繁殖せねば、種を存続できない。
(ホーエンハイム)繁殖とか言うな。
お前から見たらバカバカしいかもしれないけど家庭とか仲間とかそういうものに
幸せってのがあったりするんだよ。オレたち人間は。
(ホムンクルス)そんなものかねぇ。
(ホーエンハイム)じゃあ。お前の幸せってなんだ?
そうだな。ぜいたくは言わないがこのフラスコから出られる身になれば幸せかな。


王様に読み出されるホムンクルス
(ホムンクルス)不老不死…。どうして権力と栄華を極めたヤツはそっちにいく
のかねぇ。
(主人)口を慎め!陛下の御前であるぞ!無礼を働けば、
そのフラスコたたき割る!
(ホムンクルス)君たちが知りえない知識の源を壊すのかい?
(2人)なっ…。
(クセルクセス王)無駄口はいい。不老不死できるのか、できないのか。
(ホムンクルス)老いによる焦りか。悲しいね。クセルクセス王。
(王)むぅ…。
(ホムンクルス)いいよ~。不老不死の方法を教えてやろう。


なんの工事なんだ?
灌漑用水路だよ。国王の命で国中に水路を張り巡らせるんだ。
さすがクセルクセス王。わしら下々のこともよくお考えだ。
そうだな。


その晩
いいか一人残らず始末しろ。
(兵士たち)はっ!
う~ん…。ん?うっうわ~!
ザシュッ!


(クセルクセス王)急げ。 早く!早く、血の紋を刻むのだ。


北の村が 襲われたんだって?
一人残らず殺されたって。
この前は、西の村だ。
何者の仕業なんだろう…。

ひどい話だ。大変だねぇ。

惨劇が進む錬成陣が作成されていく。


ホムンクルスもって、王の元にいく主人。
(主人)陛下!念願の錬成陣が完成いたしました。
うむ。長かった。ようやくだ。
これで よいのだな?
(ホムンクルス)ああ。不老不死になれるよ。

満月の夜。
錬成の議を行う。
血を手から流す王。

(ホーエンハイム)すごいな。国王が 不老不死になるんだ。

(王)おお…。

世紀の瞬間ってやつだな。

黒い手が出てくる。
あぁ…。
(王)おおっ。これが、不老不死…。

うわっ!うう~…。うわぁ~!

(王)どういうことだ!? ぐわっ!われわれ中心にいる我々にはおよ害は及ばないと…。
うぅ…。

(ホーエンハイム)なんだ?何が起こっている!?おい ホムンクルス!
(ホムンクルス)錬成陣の真の中心は君が立っている。ここだよ。
(ホーエンハイム)何っ!?
(ホムンクルス)私の中の君の血を使って扉を開けさせてもらった。
血を分けた家族ホーエンハイムよ。今、君と私がすべての中心だ!
真理の目が出てくる。飲み込まれるホーエンハイムとホムンクルス。
(ホーエンハイム)はっ!うわっ… うわっ!

首都が目に覆われる。
(人々のうめき声)

(ホーエンハイム)
うおおぉ~~!

ホムンクルスも解放される。
ホーエンハイム、分解される。
うわあぁ~~~!!

一晩で死の都になる。


朝になり、気がついたホーエンハイム
うっ…。
ん? はっ!
陛下!
ご主人様!
脈を見る。
はっ!
死んでる。

外に出るホーエンハイム
(ホーエンハイム)はぁ はぁ…。だれ誰か、いないのか?
(ホーエンハイム)ウィラード!メヒティルト!ラインマイル!トーニ!
メイヨー!

町の方を見て。
(ホーエンハイム)はっ!
住民が死んでいる。

(ホーエンハイム)誰か… 返事をしてくれ。
(お父様)無理だな。皆、魂を抜かれている。
(ホーエンハイム)はっ!?国王陛下!ご無事でしたか…。
(お父様)どうだ?その体 具合はいいか?
(ホーエンハイム)オレが… いる…。
(お父様)君の血の情報をもとに入れ物をつくらせてもらったよ。
ふぅ~。やれやれ。やっと自分の足で歩ける。
(ホーエンハイム)お前。ホムンクルスなのか?どういうことだ!何をした!?
(お父様)血をくれた礼に名を与えた。知識を与えた。そして、朽ちぬ体を与えた。
(ホーエンハイム)朽ちぬ?
(お父様)自分の中に意識を集中してみろ。

(人々のうめき声)

(お父様)聞こえるだろう?お前が不死身になるための引き換えになった
この国のすべての人間の声が。
まっ。半分は私がもらったがね。
(ホーエンハイム)うっ…。
(お父様)協力感謝するよ。ホーエンハイム。
(ホーエンハイム)うっ… うわああぁ~~~!!

目が覚めるホーエンハイム。
(ホーエンハイム)はっ!
はぁ~。
(イズミ)ホーエンハイムさん?
(ホーエンハイム)ん?
(イズミ)やっぱり!
(ホーエンハイム)うん?
汽車が駅に着く。


(イズミ)いや。まさか エドとアルの親御さんだったなんて。
(ホーエンハイム)そちらこそ息子たちの師匠(先生)だったとは…。
大変世話になったようで。
(イズミ)いえいえ。気にしないで。ごほっ…。
(ホーエンハイム)イズミさん?
(シグ)イズミ。大丈夫か!?今 薬を…。
(ホーエンハイム)診てあげよう。私は、医術を少しかじっている。
(シグ)おお…。
(イズミ)ごほっ ごほっ。
(イズミ)大丈夫。いつものだから。
(ホーエンハイム)ん!? これは大丈夫じゃない。シグさん。
車を拾ってきてください。
(シグ)えっ?
(ホーエンハイム)急いで!
(シグ)わ… 分かった!
(ホーエンハイム)イズミさん。あなた、真理を見たね?
(イズミ)はっ…。
(ホーエンハイム)何を犠牲にした?
(イズミ)あっ。
(ホーエンハイム)ごまかさないでくれ。
(イズミ)中を持っていかれた。死んだ子供をよみがえらせようとして。
(ホーエンハイム)そうか。うん。そうか…。
(ホーエンハイム)ああ、ちょっと失礼。
ドスッ!
腕をイズミの体にいれるホーエンハイム。
(イズミ)はっ…。
ブシュッ!
(イズミ)ぶはっ!
見ていたシグ。
(シグ)うおぉ~~!バキッ!
ホーエンハイムを殴る。
(シグ)イズミ。しっかりしろ!イズミ!
(イズミ)あんた。落ち着いて。大丈夫だから。
(シグ)腹、刺されたんだぞ!
(イズミ)でも、呼吸が楽になった。
(シグ)あっ。見せてみろ。
(イズミ)傷ないよ。
(シグ)そんなバカな…。

(ホーエンハイム)持っていかれた臓器はあなたの罪の証しだから、
戻せないけど。腹の中をちょいと整理して血の流れをよくしといた。
イズミさん。あなたは、まだ倒れちゃいけない人だ。
(イズミ)ああ、ホーエンハイム。あなた一体何者?
(ホーエンハイム)私はヴァン・ホーエンハイムという人間の形をした賢者の石だ。


廃坑の町にいるエド達
(エドワード・エルリック)哲学者の石。天上の石。大エリクシル。
賢者の石にいくつもの名前があるように。形状は石であるとはかぎらない。
マルコーさんが持っていたのは半液体状だった。
キンブリーのは鉱石みたいなやつで大きさはこれぐらい。
(マイルズ)ものすごいエネルギーって言うからもっと大きなものと思っていたが…。
(エド)オレは小石サイズよりでかいのは見たことがない。

ホーエンハイムがイズミと話をしている。

(エド)もっとも、バカでかい賢者の石となるととんでもない数の人間を材料に使ってそうで…。
できることならお目にかかりたくないね。



(ナレーション)<何かを得るためには同等の代価が必要>
<それが錬金術の理>
<そして人の世の道理>

次回 「奈落」

<甘さは代価としての痛みを少年に求める>

・・・繁栄の甘さは、代価として、市の落日を求める。サブプライムも同じこと
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #39 白昼の夢 の感想 [鋼の錬金術師]

3クール目かあ。曲が変わったね。

スカー、マルゴー、メイ、ウィンリイを逃がすために一計を立てる。
でも、砦はすでに安全なくなってしまって、それを知らせに向かうアル。
そこで、一瞬見る白昼の夢。
アルは、自分の肉体と心理の門を見ることに。
もう時間がない。それとも、一瞬の夢?
拒否反応が見せて。パーソナルリアリティ?
人を手駒のように錬成陣の要を決めているお父さま。


スカーとキンブリーの再会。
キンブリーの術を止めさせるエド。
ためらいなく術を使うスカー。
逃げてしまうスカー。

芝居?
ウィンリイとスカーの会話。
仇の手当をするウィンリイ。両親がしたことをするウィンリイ。
許すのではない!と
エドは、スカーに。。。。

マイルズとスカー。
同胞というスカー。
マイルズ。中からイシュヴァール人への意識を変えるため。
・・・あんたは、スザク?死ぬよ。
マイルズ、指令にスカー発見の報を連絡をする。


マルゴーがやってくる。メイといっしょに。
そして、スカーを捕まえることを止めるために。

現場に向かうキンブリー。

マルゴーの願い。マイルズにお願いする。
マイルズ、スカーとマルコーをかくまうことを考える。
キンブリーに泥をかぶせて、みんなをかくまうことを画策。

キメラを殺そうとするマイルズ。
止めるエドとアル。
戻れる可能なんか。。。キメラ達。
アルは、自分を見せて。何年かかっても諦めたりしない。

ヨキ、坑道で逃げればいいだろうと。
砦まで逃げることに決まる。

ウィンリイの扱い。キンブリーを騙すことに。
ウィンリイ自分から言い出す。
「私が、スカーに連れ去られるって。どうかな?」
エルリック兄弟がビックリする。

マイルズ、すぐに決めろと。

スカーに任せることに。

キメラも連れて行ってくれと。
マルコー、話をする。今何が起ころうとしているか。
それに驚いて、話を聞くキンブリーの手下。
・・・キメラは前政権党の使い捨てとおなじかな。


みんなで逃げることに。
スカーにウィンリイのことをまかさせる。

ピアスをエドに渡すウィンリイ。


それで、幕開けの爆発へ。

エド達は、キンブリーと合流する。
マイルズにブリッグズから通信。


マルコー、ウィンリイが坑道をいく。
スカーの回想。ウィンリイ、師匠、兄者。
キメラになったものたちの希望。
メイの不安。


砦が安全でなくなったということに気づく。
アームストロングが捕まったことが。
ウィンリイ達をかくまうことが難しくなる。
エドは、ウィンリイ達にそれを知らせに。。。
アルがいくことに。死なない体。
・・・中身のない鉄の体。


歩くアル。
なにかを見るアル。
自分の肉体と心理の門。
拒絶反応が始まった?とアル。


お父さん様は、手牌をうつ。
あと1人。。。。
・・・駒が足りない?

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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #38 バズクールの激闘 の感想 [鋼の錬金術師]

エド達は、キンブリー達を別れてメイをさがしてあっさりと出合う。
アルは、メイに誤解される。二股をかける男として。
ヨギには、エドとの因縁。あったねえ、そういえば。
マルコーニも出合う。
錬金術と錬丹術のことに対する謎をといた書
解読するには、スカーが必要と。

その等のスカーは、キンブリーの部下のキメラと戦う。
遠隔で攻撃さてて、プロファイリングされてしまっているスカーは不利。

そこへあらわれるエド達。
キンブリーの部下であることを知りつつも知らんぷりで、
キメラを攻撃する。
聞く耳もたず。あたらしいオートメイルを試し使い。
豚たちを捕まえる。

スカー、体制を持ち直し、エド達が不利に。
そこに入ってくるウィンリィが声をかける。一瞬が命取りに。
エドたちに負けるスカー。

そして、マイルズが、拘束に。
軍に連行されると思いきや、手にしたスイッチで爆破を。

そして、ウィンリィが捕虜に。。。。。

アームストロング、先遣隊の捜索と救出にいったバッカニアに
こころづけをする。鬼ではなかった。氷の女王。

-----------------------------------------------------------------

ホークアイ。
家に帰ると。不気味な目?
犬がお迎え。こころの緊張がとけるホークアイ。
プライドのことで悩む。
 わたしは、いつでもあなたの影から見ていますからね。
・・・役所について欲しいなあ。
電話がなる。はっとするホークアイ。
おそるおそう電話を取ると。
「はい。」
ロイから、
「ありがとうございます。ごひいきの花屋です!」
「ああ。なんのご用です大佐!」
「いや、すまん。
 酔っぱらって、花を大量に買ってしまってね。少し処分してくれると
 ありがたいのだが。」
少し間が開く。気にするロイ。
「どうした?」
「はっ。何かあったのか?」
「いえ、何も。」
「本当か?」
「ええ、なんでもありません。
 花は結構です。うちには、花瓶はありませんから。
 わざわざ声をかけていただいきありがとうございます。では。」
電話を切るホークアイ。
「はあ。」はやて号を抱きしめる。
「なんで、こういうタイミングは、いいのかしらね。」
受話器を持っているロイ。不安そう。
なにかを察する?


スカーらしきものを見つける。
マイルズ「近くの山で、スカーらしき男が目撃された。
  向うとしたらここだろう。」
キンブリー「廃坑ですか。」
「そうだ。
 ここバズクールは、今はゴーストタウンになっている。
 隠れるには申し分ない。」
「やっかいですね。」
「だから、手分けして捜す。
 各部隊。スカーを見つけたら、すぐにこちらへ連絡を回すように。」
「はっ!」


エド、うしろを振り返ると。キンブリーの部下が二人。
「エルリック兄弟には、我らが同行いたします。」
空返事のエド。
アル、こそっと「僕たちの見張りかな?」
「おそらくな。」

エド達にキンブリーの部下が同行する。
。。。さ~て、
。。。どうやって、こいらをまこうか。
「あっ!今、人影見えた!」
「何!?」
アル「こっちこっち!」
「おい、ちょっと待て!」
「ちぃ!」
走るエドとアル。
「こら、待て!ん!?」
行き先には壁が。
「いない!」
「どこへ行った!」
「そっちの部屋に入ったんじゃないか!?」
「くそっ!ちょろちょろと!」
逃げ出すエド。壁を作る。
エドとアルは、まいてしまう。


エド「なんとか、うまくまいたが。
   しかし、これは。
   広すぎだ!」

アル「スカーもあの子もどこにいるんだろう。」
エド「こりゃあ、向こうから出てきてくれねえと。
   捜すのは、とても。」
メイ「アルフォンス様!」
声が聞こえたエド。
メイ「アルフォンス様~!」
エド「おい。」
アル「まさか!」
メイ「アルフォンス~!」
ダイビングで抱きつくメイ
アル「うわあ。!」
エド「マジで来た。」
メイ「こんな所で、何をしてるんですか!?」
アル「メイ!よかった。本当に会えた!」
「ああ。まさか、アル様、私を追って?」
「うん!君に会いにたかった!」
メイ、ズッキュ~~ン!・・・・どこかでの?
「アル様。」恋する乙女。
「君にあって、錬丹術のことを詳しく。」
「どうしよう。夢かしら。」聞いてない。
「って、あれ?」
エド「おうおう、小娘!」
「ん?」
「会いたかったぜ~。」悪魔に見えるメイには。
「きゃあ~。」
「もう逃がさん!とっとと、お前の錬丹術を教えやがれ!」
「ううん。兄弟で私を巡って略奪愛!だめよ!エドワードさんは、
 わたしの好みじゃないもの!」
「とぼけてんじゃねえ!」
アルの中でゴンゴンゴンと
ウィンリィ「ちょっと、アル。」
アル「あっ。ごめんごめん。」
鎧をはずして、
メイ「んまっ!」
アルから、ウィンリィが出てくる。
「あ痛たたっ。頭、打った。」
メイ「なんですか。アルフォンス様、その女!」
アル「へっ?」
メイ「ひどいわ。アル様。私というものがありながら。」なく豆女
・・・なんでそうなる。思い込みはこわい。
アル「いや。この子は単なる幼なじみで。
 って、なんで。二股かけてる男みたいな言い訳を。」
マルコー「メイちゃん。あまり一人で先にいっちゃだめ。
 ああ、エルリック兄弟!?」
アル「えっ?」
エド「誰?」
「わたしだよ、私だ。マルコーだ。」
アル「えっ。マルコーさん!?」
エド「その顔どうして?」
「君たちこそ、どうしてここに?」
ヨキ「うん?ああっ!エルリック兄弟!」
アル「えっ?」
アル「誰だよ?」
「忘れたとはいわさんぞ。
 このユースウェルの偉大なる炭鉱主のヨキ様のことを!」
エド「忘れた。つか、お前なんざしらん。」
「えっ!?ひどい!あれだけのことをしておいて。」
「えっ?」

ヨギは、昔のことを話す。
1914年ユースウェル
なんか説明している。町のものは幸せに暮らしていた。・・・うそじゃん。
給料をピンハネしている子悪党ヨキ
ヨキには、悪ものように見えていたエド。銀時計でひかえおろう。
エドが出てきて、金塊で炭鉱の権利書を売ってしまう。
だまされたヨキ。その金塊は、石ころに変ってしまう。
エドは、権利書を労働者に渡す。唖然とするヨキ。
あったね、こんなことも。
労働者にフルボッコにされる悪党ヨキ。
炭鉱をだまし取られたヨキは、住民どもにひどいめに合わされ、
軍部には、あらぬ汚名を着せられた。
再起を図り、各地で事業を展開したが、すべて失敗。
頼みの投資(これは、ギャンブル)もすべて失敗。
最後の手段。大富豪に盗みに入る。
アームストロング家に?かわいい娘にあうヨキ。なぜかうれしそう。
その娘はやっぱり怪力の持ち主、ピアノを投げつけられる。
そして、自業自得でヨキは星になる。
・・・あはははは。どこかのなんとかチルドレンみたい!!
指名手配が残っているだけ。
あほでした。
へたばっている。
それをひらうイシュヴァールの民。・・・野良犬ですね!!
「あいつらさえ。エルリック兄弟さえ、いなければ。
 そのとき、わたしは、誓った。
 そうだ復讐してやる。
 この姿を、こんな目に遭わせたあいつらに。死よりも恐ろしい復讐を!」

・・・雷?左右の二人は誰?

メイ「私、あなたみたいな泥棒猫に絶対に負けませんことよ!」
ウィンリィ「いや。あの。泥棒猫って。」
アル「だから、僕たちはなんでもないんだって!」
エド「つうか。早く錬丹術のことをだな。」

ヨキ「って、お前ら。話、聞け!」
適当に合わせるエド。ああ、はいはい。つかかったなあ。おっさん。
わかるよ。その気持ち
「適当にあわせんじゃねえ。」泣き出すへたれ大人。


キンブリー「ウィンリィさんがいない?」
 まったく、何をやっているにですか。
「すみません。」 後ろを向いてべえーとする将兵。
マイルズ「わたしが、捜そう。」
キンブリー「マイルズ少佐。」
「分かっている。スカーだろ?
 そちらも見つかりしだい連絡する。」
後を怖い顔で見ているキンブリー。


廃ビルで、スカー、ものを探す。
足音が聞こえる。
スカー「ん?」
キンブリーの部下二人が入ってくる。
「スカーだな?」
「キンブリー様がお待ちだ。われわれと一緒にきてもらおう。」
「随分と鼻が利く。だが、だった二人で俺をどうにかできると
 思っているのか?」
「まあ、並の人間では無理だろう。」
並の人間でない部下。変化する二人。メタモルフォーゼする。
・・・これは、ごひょうの豚人とイノシシ人?
   インフルで遺伝子操作実験中。かんべにて。
キンブリーの部下は、キメラだった。
「並の人間ならな!」
スカー「キメラか?おもしろい。」
・・・父様の回し者。


エドとメイ達。
エド「あれから、いろいろと知ったよ。
 まず賢者の石の作り方。
 そして、この国の成り立ち。錬金術がおかしいこと。
 だから、シンの国の錬丹術に、可能性を求めて、
 この子を追ってきた。」
マルコ-「さすがあだな。
 実は、そのことにいち早く気づいていたものがいた。
 これは、その者が残した研究書だ。」
エド「えっ!?」
マルコー「我々は、この書物に解決の糸口があるとにらんでいる。」
エド「じゃあ、そいつを読み解くことができれば。」
「ああ、あるいは。
 だが、それには、スカーの力が必要だ。」
「なあ。だんで、あいつが。」
爆発の音を聞く、
「はっ。」
メイ「何の音ですか?」
マルコー「あそこは、スカーがいる場所!軍の連中か!?」
エド「ウィンリィとマルコーさん達はここに隠れていろ。
 俺とアルで様子を見てくる。」
ウィンリィ「スカーが。うっ。」険しい顔。


スカーは、キメラと戦う。
。。。
ちっ!デブのくせに素早い!
ハリネズミの攻撃。
つばをはく。・・・汚いなあ。
「知ってるぞ!貴様。
 肉体にふれななければ、破壊できないんだろう?
 この距離から、ねちねちと攻撃させてもらう。」
「うう。」
卑怯な鬼畜達。
遠くからの攻撃に体を傷つけられるスカー。
足下を破壊しようと。
「状況が悪くなると、足下を崩しにかかる癖もリサーチ済みだ。」
「ズタボロにして、キンブリー様に渡してやるよ!」
「くっ。」


エド達はやってくる。
「お~っとっと。」
振り返るキメラ
「こりゃまた、いいタイミングで、来たっちゃったなあ。おい。」
「あっ。エルリック兄弟か?」
アル。。。この声。
「兄さん、こいつら、セントラルから来たキンブリーの取り巻きたち
 だよ。」
「何?なるほどね。」
「そこでおとなしく見ていろ。
 スカーは、今我々が取り押さえ。」
エド達は、無視。攻撃する。
アルが、イノブタを殴る。・・・丹波産
エドもけっとばす。
「ぎゃあ~!ゲテモノ~!」
「ななっ。何をする!?我々は味方。」・・・こんなのは軍にはいません。
                    人間でないです。
アル「こんな人間離れした味方なんて、知りません!」
エド「怖あ。味方の振りをして、俺たちを食おうとってんだぜ~!」
「後ろのデブも、口でかいよ!僕、丸飲みされちゃうよ!」
「このガキが!おとなしくしてろ!」
エドは、豚をいたぶる。軽く動いて攻撃できる。
。。。こいつ、スカーより早くねえか!?
にやあとするエド。
「ひひひひっ」
「えっ、兄さん?」
「何が、おかしい!」
口からつばを吐く。
笑いながらよけてせまるエド。殴りつける。
「軽い。軽いぞ!
 手足がまるで羽のようだ1
 すばらしきかな。寒冷地用オートメイル!」
「おのれ、なめやがって。」ごひょうわめく。
「ありゃ?パンチも軽くなってる?」
つばをつけられて、動けなくエド。
「俺の唾液は、簡単に取れんぞ!」
エド「よだれかよ!汚ねえ!」
「くらえ。」
「唾液ってことは。」
またを通り抜けて背後に回る。
「分解すりゃ。ほぼ。水じゃねえか!」
ばっしゃ。

スカー「ん?」

「うわあ~。つ、冷た~い!」
エド「くらえ!」アルの背後にまわって、嫌な気がするアル。
アル「うわっ!うっ。」

アル「何すんだよ。兄さん!」
「痛てててっ!やめろ!皮膚がはがれる!」
エド「必殺、
 ぬれた手で冷えた金属に触ると凍り付くアタック!!
 うわあ。」

「邪魔をするな。鋼の錬金術師!
 お前はこっち側の味方だろうが!」
「うっせえ。イノブタ!・・・丹波産。かんべ飼育。
 お前達みたいなヤツ!知り合いにおらん!
 だいたいどう見ても、敵キャラだろうが!
 味方だっつうなら、証拠見せろやあ!」・・・やくざな主人公。
「おお!今、変身をとくから、ちゃんと見てろ!
 むぅ~ん!」
「だっはは~!このときを待っていたぜ!」
・・・ごひょうの鬼畜はおむつがわるいです~。
エド「ふっ。敵前で、武器を収めるとは、愚かな。」
「くそっ!離れろ、この。」
アル「はいはい。ちょっと寝ててね。」
ゴキと締めるアル。・・・豚さん、おやすみなさい。


スカーは、復活。
エド「復活しちまったよ。
 いいかげん、捕まっちまえ。」
アル「出るとこ出て、裁きを受けるんだ、スカー!」・・・前の利権者も
「邪魔する者は、排除するのみ、」
エド「ふ~ん。」
2対1で攻撃
スカー。。。何も考えず、まっすぐ突っ込んでくるとは。
「そのハガネの右腕もらうぞ!」
激突する拳。なにもおこらない。エドとバッカニアに再現。
エド「残念。もう鋼じゃねえんだよ!」
「はっ!」
「てやっ!」
「うわっ!くっ」
「おとなしく」
「ふん!」
「うわあ。」・・・学習しない兄弟。
エドに遅いかかるスカー
ウィンリィ「やめて!」
エド「はっ!」
そばでウィンリィが見ている。
スカー「なっ!」
兄弟のアタックを受ける。
アルによって捕縛される。
エド「ばかやろう!なんで来た!」
「うっ。」いこうするウィンリィを引き留めるマイルズ。
マイルズ「下がっていなさい。」
エド「マイルズ少佐。」
兵士「うわっ。なんだ。こいつら。」
マイルズ「セントラルの連中。とんでもない実験をしているようだな。
 そこの柱に縛っておけ。」
「アイ。サー!」
「さて、スカーよ。
 同族を裁くのは、つらいが、貴様のようなヤツをのさばらして
 おくわけにはいかんのでな。」
スカー「同族だと?
 エルリック兄弟。後は我々が。」
エド「あっ!」
アル「ウィンリィ!」
エド「バカ!近寄るな!」
ウィンリィ「離して、大丈夫だから。」
「大丈夫なわけあるか!」
マイルズ「お嬢さん。離れていなさい。」
ウィンリィ「話、させてください。
 ちゃんと向かい合って、話がしたいの。」
エド、ウィンリィをスカーの元に。
ウィンリィがスカーの前に立つ。スカーのにらみ
「なんで、お父さんとお母さんを殺したの?」
「なにをいっても、いいわけでしかならん。
 俺がロックベルをいう医者夫婦を殺したのは事実だ。」
ウィンリィの顔のアップ。
スカーの顔

爆発が起こる。


「何事か!?連絡のあったビルの方向です!」
その方向を見ているキンブリー。


ブルッグズの砦の地下。
バッカニア
「うっ。まずいなあ。約束の24時間を過ぎちまった。」
ライターの火を出口に向ける。
「あの女王様のことだ。本当に出口を封鎖してるだろうな。」
「しょうがないですよ。
 ランタン消して、手探りで進んだんですから。」
「「明かりをつけたら、化け物が来る」の一点張りだったからな。」
バッカニア、出口にノックをする。
叩いてみると、だめかと思いきや。
開いて、救助される。「おお」
「あっ!」
「お帰りなさい。」
「助かったあ!二人を早く医務室へ!」
「すまない。」
「謝ることはない。」
バッカニア「24時間だったら、穴をふさぐように言ったはずだが?」
「はあ。でも、ほら。
 まだ、24時間だっていないもので。」
「ん?」
「あっ!」
壊れている時計。
「ちなみにこの時計ね。
 アームストロング少将がくれたんだけどね。」
「あっ。」

砦から外を見えいる少将。
バッカニア、少将に報告に。「閣下!」
「先遣隊は無事だったか?」
「なんとか、二人だけ。」
「そうか。」
「こんな所で何を?」
「山を見ていた。ここの冬はいいなあ。
 色と黒しかない。非常にはっきりしていて好きだ。」
「そうでしょうか?」
「うん?」
そらを見上げるバッカニア
「見上げれば、青もありますぞ。」
見ている少将。
バッカニア「人のこころと同じですなあ。
 この度は、お情けをかけていただきありがとうございます!」
感謝をするバッカニア。
「さあ?なんのことかわからんな。」

砦に車がやってくる?
バッカニア「なにか来ましたな。」
敬礼する少将。
「久しぶりだな。
 早速で悪いが、何か我々に申し開きせねばならないことが
 あるではないのかね?」
なにか疑われているアームストロング。
けわしい顔をする少将。


「近づくな!全員さがれ!」
キンブリ-、建物を見ている。
建物の破壊が始まっている。
建物から出てくるエド。「くそっ。」
キンブリー「鋼の錬金術師?」
「なっ、キンブリー!
 てめえ、なんでちゃんと、ウィンリィを見てなかった!」
「なっ。」
「あっ!キンブリーさん。屋上に。」
「うっ。」
屋上に、スカーがウィンリィを捕まえている。
・・・人質?それともエド達にメリットあり?



悲しみを伴う出会いだとしても
出合ったことには、意味がある
去来する感情にこそ、進むべき道が記されている

次回「白昼の夢」

すべては大いなる存在の手ひらの上か?・・・お父様とホーエンハイム?
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #37 始まりの人造人間 の感想 [鋼の錬金術師]

ウィンリィが、エド達に会いに来る。すべて、ブラッドレイの手の上。
なにもしらないウィンリィ。エドのオートメイルを寒冷地用に交換する。
キンブリーをいい人だというが、エドはそんなことは。
・・・あいつは、人殺し。
エド、ホークアイいわれたことで、ウィンリィにドキドキする。
バッカニアに女性のオートメイル技士でむかむかさせて、どつかれるエド。


バッカニア、先遣隊の生き残りの捜索。
2人を見つける。その時に怪しい影が襲うと見られたが。
引いていく。・・・これが、プライドか?


ロイは、アームストロング少将からのことづけを知らされる。
ほしいのは、東方司令部。マスタングはいらない。


ホークアイは、大総統にもとに書類の判をもらいにいくが、
いない。そこに急に現れるセリム。不思議。
ブラッドレイの妻は、セリムをブラッドレイの遠縁というが。
でも遠縁はいないはず。じゃあ。

ホークアイのそばに出てくるセリム。自分は始まりのホムンクルス。
グラトニーとは違うと。お前をいつでも襲えると。
ホークアイに自分が人質でしょうといわれると。
賢いなあ。わかったよ、でもいつでも影から見ていますからね。
・・・ああ、穴にいた目のようなものが影に這っている。
   影がないと移動できない?

エドは、キンブリーから、大総統の仕事を手伝えと。
そしたら、代償をあげようと。賢者の石を見せる。
アルとウィンリィの2人と相談させてくれと。
余計なことを話さないかのために同行するとキンブリー。

エドは、ウィンリィが足手まといになっていることを話してしまう。
それを気にするウィンリィ。
アルは、協力を反対する。でも、それは、目的が他にあることを
カムフラージュするための方便。

キンブリーのスカー捜索に連行するエドとアル。
無理矢理にいいわけを考えて同行するウィンリィ。
オートメイルに問題があってはいけないからと。
キンブリーに了解される。

今回は、スカーもエンヴィーらの登場なし。
錬丹術って、龍脈、血脈、経絡、錬金術と利用するものが違うじゃん。
北斗の拳のトキの得意分野?

------------------------------------------------------------------

ロックベル嬢の護衛でキンブリーが兵をいれる。
警備員になんですと言われる。
マイルズ「ロックベル嬢の警護という名目で、中央軍から派遣されてきた
 キンブリーの部下達だ。」
。。。このブリッグズで何をする気だキンブリー。


ウィンリィとエドの会話。ウィンリィは、エドの装備を交換中
「北に行くなら。そう一言言いなさいよ。」
「しょうがねえだろう。急ぎだったんだから。」
「あんた達は、いつも急ぎでしょ!
 だいたい、なんで牢に入ってんの?」
キンブリー「単なる手違いですよ。」
エド「うっ。」
キンブリー「すぐに出られますよ。後で手続きをしておきますよ。」
「はあ。ありがとう。キンブリーさん。
 こいつらのこと、よろしくお願いしますね。」
「ええ。」・・・いいひとふり
エドが、工具を引っ張る。
振り返るウィンリィ。ちょっとつらをかせとエド。
エド「おい。あんまり、キンブリーを信用すんなよ。」
「えっ。なんで?いい人だよ。」


ウィンリィ思い出す。車で来るまでのこと。
キンブリー、ウィンリィと話。
「ロックベルさん。あなたのご両親はイシュヴァールで命を落とされた
 医者様ですね?」
「ああ。はい。」
「やはり。
 遺体を収容したのは、私の部隊です。」
「えっ?」
「あと一歩、間に合わず。私たちが現場に着いたときにはすでに。。。」
「そうですか。」

「医の倫理に従い、最後まで医師を貫き通す心から敬服します。
 ご存命のうちに、お会いしたかった。」
ウィンリィ、なにもいわない。
「かわいらしい娘さんと、一緒に写った写真を大切に持っておられました。」
「あっ。」
「あなたの存在が、心の支えだったのでしょう。」
「うっ。」
笑顔で見返すキンブリー。
「お会いできて光栄です。ウィンリィ・ロックベルさん。」
・・・芝居が上手だなあ。これくらいでないと世間は渡れない?


エド「お前、あいつが、イシュヴァールで何をやったか。
 はっ!」
ホークアイから聞いたことを思い出す。
。。。俺はまだ、中尉の話ででしか、イシュヴァールのことを
   知らないんだ。
思い出す中尉の話こと。
ホークアイ「大好きなんでしょ?ウィンリィちゃんのこと。」
「うっ!」
緊張するエド。「うあああ!だああ!」
キンブリーは外でコーヒーをすすっている。

エド
。。。落ち着け!何か違うことを  違うことを考えるんだ。俺!
ウィンリィを正視できないエド。
科学の元素のことを口ずさむあほのエド。
「エド。」
「はあ~。」ため息のウィンリィ。
小言で「なんでこんな変なのほれたんだろう。」
エド「なあ?なんか言ったか?」
「あ、なんでもないわよ。」
締め付けるウィンリィ
エド「痛え~!
 て、てめえ。、神経をつなぐときは、言ってつうてんだろ!」
「はい。はい。次は足ね。」

エド、オートメイルの感じを確かめる。
「おっ。軽っ!こんなんで、強度大丈夫なのか?」
「うん。前のより全体の強度は落ちるけど。
 要所要所は、強化してあるよ。」
「おっ。」
バッカニアが入ってくる。
「ん?貴様、なんで牢を出ている?」
「さあね。これが、国家錬金術師の力ってやつ?」
「ふん。今ごろ、寒冷地用に換装か。」
「そちらさんも?」
ウィンリィ「あっ!」
「ふふん!やはり、これが1番しっくりくる!」
バッカニア、するどい手を見せる。
ウィンリィ「うっは~。軽戦闘用オートメイルM1910!」
・・・変な乙女の姿になる。変人!
「えっ!?つめの先だけ強化してある!もしかして、ダイヤ素材!?」
「ううん。」なんか調子が狂うバッカニア。
「おう!M1910改マッドベアGだ!」
・・・なんで改がはやるのかな。
「うわあ!ちょっと!
 エドもこういうの付けない!?」
エド「断る。」
「おい。誰だ?このかわいい娘は。」
エド「おれの整備士。」
頭をさげるウィンリィ。
「ふふっ。」とほほえむ。
バッカニア、むかっときて。エドを殴る。
「何すんだよ!」
「なんか、むかついた!」
部屋を出て行く。
オートメイルおたくのウィンリィが見ている。
「ひっでえな。」
「初めて見た北国用!感激だなあ!」
「そっかか!なんなら、俺の仕事場を見る!」
「見る。見る!見ます!」
エド「おい!」
「うん、何よ?」
「あっ。いや。
 あんまり浮かれて、その辺うろちょろすんじゃねえぞ。
 砦の中、いろいろ危ねえから。」
「うん。わかった。
 よろしくお願いします!」
「これなんか珍しいよ。」
「うわあ。すごい!クロコダイルですよね!」
キンブリー「ご両親に似て、仕事熱心ですね。」
「うん。」

「こいつの特徴は、材質の膨張率を考慮して、設計。」

キンブリー前に立ちふさがる。
キンブリー「さて。オートメイルの換装も無事に済んだことですし、
 仕事の話をしましょう。鋼の錬金術師殿。」
「う~。」

アルは、出してもらえない。
「あのう。なんで、僕は出してくれないのかな?」
「キンブリー様の命令だ。
 今は、鋼の錬金術師殿だけ出すように言われている。
 貴様はおとなしく。。。」
アル。。。キンブリーの部下
     一緒に行動させないなんて。徹底しているなあ。
     わざわざウィンリィを連れてきて。
     我々の手の内だって、強調してるし。
     それだけ、僕たちのことを、警戒してるてことか。
     焦っちゃだめだ。チャンスを待つんだ。


アームストロング少将。
先遣隊の気にする部下。食料は3日分だけ、もう1週間もたっていると
オリヴィエ「ぎりぎりだな。」
「精神面も心配です。暗闇で1週間となると。」
「彼らの精神力を信じよう。」
穴に入る部下達。
バッカニア「閣下。穴の奥で、何が起こるか予想できません。
 24時間だっても、戻らなかったときは、穴をふさいでください。」
「わかった。そうしよう。」
「ううん。」
上に荷物をおいてがまかす。
オリヴィエ「今のうちに、みんなに言っておく。
 レイブン中将の件は、わたしが個人的にやったことだ。
 諸君らには、何も見なかったし。聞かなかった。
 事が露見した場合は、わたしにすべての責任を吹っかけろ。」
「アイ。マム。」

地下の穴。
そこへ先遣隊を捜査しにいく。バッカニア達。
「行くぞ。」


セントラル
ロイは、オリビィエのことを聞く。
ロイ「なるほど。随分、北も物騒になってきたようだな。」
「ああ、これからは、先手先手を取らないとね。
 ブリッグズは守りに長けた集団。
 先手必勝は、攻守共に秀でた者だからできること。
 だから、攻めに長けた東方軍と組むのは最善。
 というのが、オリヴィエ様の考えだよ。」
「タッグの相手に選んでいただけるとは光栄だ。」
「いいや、オリヴィエ様が、欲しいのは東方軍の力だから、
 マスタングは、むしろ消えろってさ。」
「ああ。そう。
 一つ聞くが、もしわたしが保身のために、この情報を大総統に売ったら
 どうする?」
「ありえない。マスタングは、そういう男ではないってね。
 ほれ、3万5000センズ。」
「ふっ。光栄だね。」
金をわたすロイ。
ロイ「ご婦人。あなたは?」
「アームストロング家に代々仕えし、花屋のおばちゃんさ。」
あたまのおおいを取ると。例のごとく、毛がはねあがっている。
「おっ。ははっ。」

「ヒューズよ。理解して、支えてくれる人間ってのは、
 結局のところ、共に戦ったことのある戦友から出てくるものなんだな。
 さて。
 この花どうしよう。」
「なにあれ。変な人ね。
 やだ。こっち見てる。」


バッカニア、捜索する。
死体が転がっている。
バッカニア、部下に警戒させる。
生存者を見つける。
「誰かいるぞ!」
2人を見つける。
「大丈夫だ。わかるか。俺だ。」
「ヘンシェル少尉?」恐れている。
「よく生きててくれた。お前達だけか?他は。」
「他は?みんなバラバラに!」
暗闇で目が開く。
「ああ、早く、早くここを出ないと、あれが来る!」
「あれ?」
「あ、明かりはだめだ!影が、影が来る!」
「落ち着け!おい!」
「影!」
「おい!しかりしろ!」
「影が!ううう。」
影が寄ってくる。
なにかに気づいて、影が引いていく。
「立てる?」
バッカニア「行くぞ。
 背負えるだけ背負っていけ。」
引いていく影。


ホークアイが、大総統に会いに。急ぎの書類を届けに参る。
婦人が、主人は出かけているという。
明日までに目を通しておいて、いただきたいのですが。
明日までね。分かりました。お預かりします。
では、よろしくお願い。はっ!
なにかの気配を感じるホークアイ。振り返る。
そこにセリムがいる。
「あっ。」
「セリム。まだ起きてたの?」
「はい。玄関の音がしたから、お父さんが帰って来たのかと。」
「この方は、ホークアイ中尉よ。」
「こんばんは、ホークアイさん。」
「はじめまして。」
「こんな時間まで、お仕事なんですか?」
「はい。閣下に書類を届けに来ました。
 お休みのところ起してしまって申し訳ありません。」
「さあ。セリム様。お休みにならないとお。
 明日寝坊してしまいますよ。」
「はい。」
礼をして、さがるセリム。
「聡明なご子息ですね。」
「うふふっ。そうでしょう。自慢の息子よ。
 実の子なら、親ばかと言われるけど、養子だから、
 遠慮なく自慢できるの。
 まあ。ブラッドレイの遠縁の子だから、出来がいいのは、あの人の
 血筋なのかもしれないわね。」
「え。奥様の遠縁では?」
「いいえ。」
ホークア、不思議に思う。「あっ。」

帰る途中のホークアイ
。。。大佐の話によると、キング・ブラッドレイは、。幼少のころから
   実験体として育てられ天涯孤独の身
   親戚など、1人もいない。
   それにさっきのあの感覚。あの子は?

「気づいちゃいました?」
「あっ。」
後ろで赤い目が光る。
「困りましたね。
 うちのお母さん。おしゃべりが好きで。」
「さっき、一瞬、奇妙な殺気を感じました。
 以前にもどこかで。
 けれど、はっきりと思い出しました。
 グラトニーというホムンクルスに、背後を取られたときの殺気です。
 セリム・ブラッドレイ。あなたは、何者ですか?」
「この状況で、わたしの正体を聞くとは、大した度胸ですね。
 ホークアイ中尉。」
後ろで影が伸びてくる。
「得意の銃を抜かないのも、よい判断です。
 あなたにでは、わたしに勝てません。」
「あなたも、グラトニーと同じホムンクルス?
 いいえ、グラトニーとは、比べものにならないプレッシャーを感じるわ。」
「やつと同じレベルだと思われるのは、心外です。」
ホークアイに近づくなぞの影。
「わたしの名は、プライド。・・・ルシファ?
 始まりのホムンクルス」
大きな影がまわりをおおっている。


ホークアイとセリム。
「始まりのホムンクルスと言ったわね。それはどういう意味?」
「言葉通りです。」
「うっ。」
「少しでも情報を引き出そうってわけですか。
 本当に度胸がありますね。
 あなた。こちらの仲間になりませんか?」
「仲間?駒が欲しいだけでしょう。」
「そうですか。残念です。じゃあ。」
「うっ!」
影が喉をすこし切る。
「むだな脅しは、やめてくれないかしら。
 人質は殺しては、意味がないでしょう?」
「ふふっ。よく分かってますね。」
影を引き揚げるプライド。
「でも、ホークアイ中尉。
 私は、いつでもあなたの影から見ていますからね。」
「はっ!」
振り返るが誰もいない。
「えっ。あ。ああ。」
ホークアイの影に仕掛けが?


キンブリーから仕事に協力することを求められる。
エド「仕事だと。」
キンブリー「ええ、国家錬金術師として。
 大総統からの指示は三つ。
 まず一つ目。スカーの捜索。見つけるだけです。後始末は私の仕事。
 二つ目。同じく、スカーと逃げている可能性があるドクター・マルコー
 の捜索。」
エド「ドクター・マルコーが、スカーと?」
「これも見つけたら、あとは私の仕事。
 そして、三つ目は、このブリッグズに血の紋を刻む。」
「血の紋を刻む?はっ。」
「イシュヴァールと同じです。
 人々を殺め、憎悪と苦しみをこの地に刻む。」
テーブルを叩くエド
「んなこと、できるわけ。ん!?」
静かにとキンブリー。隣ではウィンリィがいる。
エド「はっ。はあ。くっ!」
キンブリー「人を殺す覚悟もなく。軍の犬になったにですか?」
エド「殺さねえ覚悟だ。」
「殺さない覚悟。  ふむ。
 それもまた貫き通せば真理。」
「あんた。連中がやろうとしていることをわかってて、協力しているのか?
 ヤツらは。」
「世界の変わるさまを見てみたい。」
「はあ?」
「覚悟と覚悟。意志と意志。命と命。人間とホムンクルス。
 どちらが勝つか。世界が何を選ぶか。
 進化した人間を名乗るホムンクルスに人間が滅ぼされるとしたら、
 それこそ、歴史的瞬間。
 わたしは、それを見届けたいだけのです。」
「なんで、人間であるあんたが、ホムンクルス側に付いてるんだ。」
「私の錬金術を遠慮なく使わせてくれるからですよ。」
「まともじゃねえな。」
「自分が異端であることは、知っています。
 しかし、私のような者が生き残れば。それは世界が私を選んだと
 いうこと。生き残りを。
 まさに存在を懸けた闘い。
 こんなやりがいのある人生は、ありませんよ。」
エド「おれには、わかんねえよ。」
「おや、残念。錬金術師とは、
 皆自己中心的ものと、思っていたのですがね。」
テーブルに賢者の石をおくキンブリー。
「では、あなたの自己中心的な部分に語りかけるとしましょう。」
「うっ。」
「のどから手が出るほど、欲しいはずです。
 仕事を引き受けるなら、差し上げましょう。」
賢者の石を見せるキンブリー。
「うあ。」。。。賢者の石!
ひかりかがやく命の結晶。
「アルとウィンリィに、話をさせてくれ。」
「ウィンリィさんにも?」
「あいつには、何もいってねえんだ。
 どんな仕事するにしろ。うそをついて、裏切りたくねえ。」
「いいでしょう。余計なことはしゃべらないよう同席させてもらいます。」

牢に入るエド、アルとウィンリィに話をする。
牢の外で聞いているキンブリー。
「ウィンリィ。今のお前は、人質状態だ。」
「う。」
「何、それ。どういうこと?冗談?」
「いいか。俺は、人間兵器として仕事しろって上から命令されている。
 だから、大量殺人に、手を貸すことになるかもしれない。」
「えっ!?そんなの断れば。」
「うう。」
「あっ。それで、私が。」
ベッドに腰を下ろすウィンリィ。
「やだ。わたし、あんたたちの足かせになってる。」
「なっ。」
「泣かないよ!ごめん。
 脳天気だった自分に、腹が立つ。
 なんで?あんたたちは、元の体に戻りたいだけなのに。」
「それなんだが、作戦に協力すれば、賢者の石がもらえる。」
アル「えっ?石って  でも!」
「キンブリーが持ってる。」
「そうじゃなくて、石の材料は。」
「わかってる!」
だまるアル。
にらむエド。
「勝手にしなよ。もう。」
「ああ。」
牢からでるエド。


エドはキンブリーに
「決まりだ。仕事、受けるぜ。
 まず、スカーの捜索から、やらせてくれ。」
「ほう。なぜです?」
「スカーはウィンリィの両親を殺した。仇を討ちたい。」
ウィンリィ「あっ。」
「なるほど。分かりました。」
「それとアルも一緒に連れて行く。
 あいつ、あのなりだから、スカーの人体破壊がきかねえんだ。」
「ほう。それは便利な。」
ウィンリィ「アル。いいの?」
アル「賢者の石って。
 たくさんの人の命を、犠牲にして作られたんだ。」
ウィンリィ「えっ?ああ。はっ。」
アル「大丈夫。
 兄さんは、そんなものを使うつもりはないよ。
 僕らは今、シンの錬丹術に元の体に戻る可能性を探っているんだ。
 その錬丹術使いの女の子がスカーと行動を共にしているらしい。」
ウィンリィ「じゃあ。スカーを追うと、見せかけて、その女の子を?」
「うん。たぶんね。」
「そっか。
 だったら、私ももっともらしい理由を考えなきゃね。」
「えっ?」
・・・決心するウィンリィ。


エドとアルが捜索隊に。
エドの隣に乗り込むアル。車がきしむ。
マイルズ「まず。スカーが最後に目撃された場所に向かう。」
キンブリー「いいでしょう。」

ウィンリィ「はーい。ちょっと、そこ詰めて!」走ってくる。
エド「うわあ!ちょっ。うう!」
エドが1番せまくなる。・・・アッチョンブリケ
「アル。もうすこしそっち詰めて!」
アル「えっ!」
「んっ!」
エド「お前、なんで!」・・・顔が蒼白だぞ。血の気が。
キンブリー「ウィンリィさん。砦で待っていてください。
 遊ぶではないんですよ。」
「分かってます!でも、オートメイル替えたでしょ?
 もし、作動不良とかあったら困るし。
 メンテナンスについていかないと。
 なにかあったら、ロックベルの名に傷が付いちゃうもの!」
エド「う。ああ。」
「お前、相変わらず、仕事熱心だなあ。仕事バカ!」
「当たり前でしょ。うちは、ひじちゃんの代から。」
キンブリーに同行を許される。
「はあ。いいでしょう。分かりました。同行を許しましょう。」
「知ってるよ。機械オタク。」
「機械オタク。結構。」
いがみ合う2人。
エド、キンブリーを去るのを見る。
スカーを捜索にいく、
それを見届けるオリヴィエ。


エド「何が起こるかわからんねえぞ。」
ウィンリィ「うん。」
。。。でも。待ってるだけなんて。もういや!



寒風吹き荒れる炭鉱の町を舞台に
キメラと人間の総力戦が、繰り広げられる
油断をするな。死力を尽くせ
激戦の果てに訪れる意外な結末とは?

次回 「バズクールの激闘」

勝利の瞬間 人は無防備になる
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #36 家族の肖像 の感想 [鋼の錬金術師]

あははは、痛快だああ。この国でもあるのかな?
・・・あの一家行方不明もこれと同じか?
アームストロング少将。レイブンを殺害するのに細工をする。
いうことを聞くふりをして。
ホムンクルスも穴に戻すし、穴も埋める。弱肉強食?
そして、おもむろにレイブンを殺して、セメントに埋める。
あ、哀れレイブン、不老不死になりたかったのにここにて退場!
ああ、出ないはなあ。行方不明にしてしまう。
キンブリーをマイルズで足止めする。

キンブリー独自に行動。
そして、エド達と面会。そのときにウィンリィを連れてくる。
なんでもお見通し。

最初のホーエンハイムの行動は意味不明。
ホーエンハイムも、お父さまと同じ存在。自分の分身を送り出す。
化け物だとわかっていても受け入れていたトリシェ。
過去の思い出が流れる。家族の写真。
化け物でなくなる方法を探して旅に出る。・・・3x3アイズ?

----------------------------------------------------------------


ホーエンハイム?化け物?
「ドナトゥス ポスウェル ラインマイル ジェンニ コラン
 トーニ ウイラード リブリー メヒティルト メイヨー。
 すまない。使わせてもらうよ。」
胸に指を突き出して、血を出す。
その血が生き物ように地面にしみこんで行ってしまう。

13年前
子供を見ているホーエンハイム。
トリシェ「なでてあげればいいのに。自分の息子でしょ?」
「化け物がうつったら困る。」
「もう。そんなことでうつんなら、あたしなんかとっくにうつってるわよ」
トルシャ知っている。
化け物のホーエンハイム。
「この体になってから。たくさんの死を見てきた。
 だが、それも大きな世界の流れの中の一つと思えば、
 悲しみは少しで住んだ。」
寂れたブランコ。

「美しいもの。不思議なものと出会う度。この体を受け入れて、
 生きていくのもいい。ずっとそう思っていたんだ。
 トリシャ。君と出会って。子供ができるまではね。
 俺は年を取らないのに。
 俺の子供たちは、みるみる年を取り成長していく。
 急に恐ろしくなったよ。
 俺は、本当に化け物なんだなって。」
トリシェはきているだけ。


「あなた!あなた!ちょっと来て!」
「なんだい? ん?」
写真や「どうもご主人さん。」
写真屋が来る。家族の写真を撮る。
「写真や?」
「はい。びしっとして。
 まだ、みんなで写真とってなかったでしょ。」
「そんな急に。ああ」
エドがズボンをつかみ。アルがはっている。
「はい。エド。だっこして。」
「ん?ああ。」
エドをだっこさせるトリシェ。
トリシェは、アルをだっこする。
「準備できました。お願いします。」
「参ったなあ。」
エドは、笑っている。
「うん?」
「はい。こっち向いて。動かないでね。」
4人の家族写真。
「私だってね。いつか、化け物みたいなしわくちゃのおばあちゃんに
 なっちゃうわをよ。でもね、どんな姿になっても。
 みんなで、一緒に笑って写真を撮りたいの。
 だから、ずっと家族でいて。
 自分から距離を置いて、遠い存在になったりしないで。
 化け物だなんて。そんな言葉で自分を傷つけないで。」
「なああ」ホーエンハイム。
「はい。撮りますよ。」
写真を撮る。
「あなた。笑って。」
カシャッ。
それが家族写真として残っている。
泣いているホーエンハイム。

ホーエンハイム。。。このままずっとこの体を受け入れて生きていく
 つもりだった。
 だが今は違う。
 俺はトリシャと子供たちと一緒に。一緒に老いて死にたい

エドが覗いている。

ホーエンハイムは、練金陣を描いている。町の地名を書いて。

ホーエンハイム「あの野郎。」
お父さまのやっていることに気づく。

ブランコを修理しているホーエンハイム。
「これでよしっと。」
落ちてしまう。けっこうドジなやつ。
「何やっていたの?」
「うっ。ブランコの整備。」
「ふふっ。慣れないことして。」
「あいつらに、なにもしてやれなかったから、これくらいはな。」
「ああ」
「トリシャ。俺行くよ。待っていてくれ。」
「はい。」

朝、服を着て
「子供たちには、俺のからだのとはいうな。」
「はい。起こさなくていいの?」
「うっ?顔見たら、俺。」
「バカね。泣いたっていいわよ。」
カバンを持つトリシェ、玄関まで。
カバンを受け取るホーエンハイム。
「はっ。」
「あっ。」
兄弟が廊下から見ている。
「あ。あら、どうしたの?こんな朝早くに。」

「アルがおしっこって。」
「そっか。アルの面倒を見てくれたのね。
 ありがとう。エド。」
「はっ。」
エドは、父を見ている。アルも。
それを見て、ホーエンハイムなんとも言えない顔。
兄弟の不思議そうな顔。
泣くのをこらえて出て行くホーエンハイム。目つきが怖くなる。
怖い顔で出て行くホーエンハイム

たき火の前で家族の写真を見ているホーエンハイム。
もう少しだ。
・・・長いよ。前振り。

(メイが欲しい不老不死。)



ブルッグズ砦

地下の先遣隊。
上と連絡がつけられない。どうします。進みますか?
彫った瓦礫を出すための出口がどこかにあるはずだ。
もうすこし進んでみよう
スミスを報告に戻らせる。馬に乗って、戻ろうとするが
なにかに馬がおそれをいだく。
穴からなにかがやってくる。警戒して散開する。
穴のまわりが、黒くなる。
目のようなものが出てくる。
銃を撃つまもなく串刺しにされる。
スミスは、惨劇をみて、逃げだす。
それに襲いかかるホムンクルス。
囲まれて、殺されてしまう。
ホムンクルスに殺される調査隊。


エド隊、盗聴している
レイブン「完全な不死の軍団に興味はないか?」
エド「なあ。くくらいついた。」

レイブン「死なず。朽ちず。君も興味あるだろう?」
少将の手をさすっているレイブン。
少将の目つきがぎらぎらで怖い。
オリヴィエ。。。ぶった斬ってしまいたい!
レイブン「ん?」
オリヴィエ「いえ。突飛な話でどう答えたらよいものか。」
「興味があるかないか。答えは2択だ。」
手を握っているレイブン。
ふしめのオリヴィエ。
「おもしろですね。
 その不死が夢でなくなる日が来たら、
 私だけでなく我が兵士達も、恩恵に預かれると?」
「その日が来たらな。」
オリヴィエ「それまでは、保証してくれんということか。
 こいつらの話に乗れば、このブリッグズでよからぬ事件を起こす手伝いを
 させられる。
 受け入れなければ、代わりの駒とすげ替えられ、私はおそらく左遷。
 さて、どう答えるのがベストか?」

ドアを叩く音。

「失礼。」

ドアを開いて部下と
「どうした?」
「失礼します。地下トンネル先遣隊が。」
レイブン「地下トンネルがどうかしたかね?」
「かまわん。言え。」
「はっ!先遣隊に異常ありと。」
「わかった。すぐ行く。」
レイブン「私も行こう。」


盗聴しているものも移動
バッカニア「よし。移動だ。」
エド「ちょい待ち!」
「ん?」
縄を錬成する。
「こいつがいるだろ?」


エドとアルを縄で縛って、連行するバッカニア。従うファルマン。
そこへ、、キンブリーとマイルズが鉢合わせ。

マイルズ「どうした?バッカニア。」
「はっ?エルリック兄弟を東牢から、西牢へ移送中であります。
 そちらの御仁は?」
「ゾルフ・J・キンブリー氏。レイブン中将の客人だ。」
エド。。。キンブリー。紅蓮の錬金術師
キンブリー「エルリック兄弟というと、鋼の錬金術師。
 なるほど、ふたつ名どおりの姿。」
「ん?」
アル「あっ」
3人が指出す。
キンブリー「あっ。こっちですか。」
エド。。。なんか久しぶりだな。このやりとり!
かちんとくる。
「よろしく鋼の錬金術師殿」
エド「どうも。」
勘違いされるエド。・・・笑える。


穴に向かった少将。
「閣下!」
「何があった?」
「トンネルの探査に入った部隊と連絡が途絶えました。
 直後、スミスの馬と彼のものと思われる腕だけ帰って来ました。」
「腕だけ。体は?」
「行方不明です。
 乗っていた馬は、興奮しすぎていて。使いものになりません。」
「ヘンシェル。救援部隊を。」
レイブン「それはいかんな。アームストロング少将。
 この穴は危険すぎる。
 例の不死身の生物兵器は、何処へやった?
 元に戻して、入り口をふさげ。少将。」
「中にまだ、」
「少将に話をしている?
 ここの掟だろう。強者に力で従え。アームストロング少将。」
・・・都合良く使われてるなあ。熊さん、牙を隠しています。
   前の政権党も今の政権党に従え!食っちゃうぞ。生け贄だぞ。


エドとアルは牢獄に。
レイブンと出会う。
「セントラルんのレイブンだ。
 大総統から話は聞いているよ。」
エド「どうも。」
「余計な事は、しゃべっておらんようだな。」
「約束ですから。」
「不服そうだね。」
「人質まで取られて、不満じゃない砲が、おかしいででしょ。」
アル「あの。いつ牢から出してくれるんですか?
 そちらの邪魔をしなければ、旅を続けてもいいって約束ですよ。」
「そのうちに出してやるから。心配するな。」手でまあまあをする。
エド「地下の穴。あれも、そちらさんの計画の一部でしょ?
 みんなにばれたら。」
「それも心配いらん。
 アームストロング少将は、ホムンクルスをトンネルに戻して、
 穴をふさぐそうだよ。」
2人「えっ!?」
「少将もこちら側の人間になった。」
びっくるする兄弟・・・演じる。


「閣下。行方不明の先遣隊の捜索は。」
アームストロング「黙れ。ヘンシェル。」
「まだ生きて、助けを求めているかも、しれないんですよ。」
「黙れと言っている!」
「くっ。」
「黙って従え。」
不服なヘンシェル。


それをキンブリーとマイルズは見ている。
キンブリー「力に従えねえ。難攻不落のブリッグズの北壁も権力に
 屈しますかと。まあ、その方が賢いやり方です。」
「ううん。」
スロウスを下ろす。
キンブリー「ほう、あれが噂の。」
スロウス、うめく。・・・前の官僚ちゃんでーす。
起き上がる。
レイブン「おはよう。スロウス。よく眠れたかね?」
「誰?まだ眠い。」
「おいおい。君には、まだ仕事がある。
 プライドにいわれているんだろう?」
「んあ?プライド?
 面倒。だけど。しょうがない。」
穴に向かうスロウス。
それを見送る少将。
「めんどくせえ、
 なんで。めんどくさかったんだっけ?
 思い出すのも、めんどくせえ。」
穴に戻るスロウス。
穴を掘り出す。・・・あああ、どこかの公務員と土建業者みたいだあ
レイブン「心配はいらん。
 こちは、中央軍のために、仕事をしているキメラだ。
 この国を更に強大にするために働いている。
 とはいえ、まだ極秘の作戦だ。
 さあ、早くこの穴をふさいでくれ。ブリッグズの諸君よ。
 君たちは秘密を分け合った同志だ。」
うさんくさそうに見ている少将とバッカニア。


山小屋にて
解読中。
マルコー「う~ん。肝心なところが古代イシュヴァール語に
 置き換えられていて、読めないようになっている。」
メイ「お手上げですか。」
「スカーがいれば、読めるかも知れない。イシュヴァールノ僧なら、
 古い言葉も知っている可能性があるからな。」
外を見るメイ。
メイ「スカーさん。何かあったんでしょうか?」

それを発見するブリッグズの兵士。
「見つけました!白黒猫を連れた娘です!」
「よし、いくぞ。」
うしろから殴られる。
また1人。
スカーとヨキがやってくる。


合流するスカー
「あっ!」
メイ「スカーさん!ヨキさん!」
「研究所はあったか?」
メイ「はい。確かに!」
「場所を移る。
 ここは、ブリッグズ兵に気づかれた。急げ。」


数日後
コンクリで穴を埋めている。
アームストロングとレイブンが見ている。
レイブン「これでよい。
 我々選ばれた者が、神に近い体を授かり、この世界を統べるのだ。」
「ふん。」
「スミスとかいったか?先遣隊については、しかたがない。」
「選ばれた者のために、下の者は犠牲になると?」
「そう、弱肉強食だ。
 弱気者が国の礎にとなり、強き者がその上に繁栄する。」
「もしや、イシュヴァールも。」
「そうだ。計画の一部だ。
 そもそも、弱気民は滅ぶ運命だったのだよ。」・・・北の国も。


キンブリーとマイルズ。
キンブリー「そうですか。それは、是非とも私に。はい。」
電話をしている。監視しているマイルズ?
「お待たせしました。一緒にいくマイルズ。
「随分とこまめに電話をしているじゃないか。」
・・・ああ、お父さま関連は、ホウレンソウがきっちりしている。
   人間以上だから。
「レイブン中将は何処ですか?話しておくことが。」
マイルズ、立ち止まる。
「ん?」
「瀕死の重傷だった貴様が、その日のうちに全快して、ここに現れた。
 どんな魔法を使った?」
「あなたには、関係ないことです。」
「そもそも、上官殺して、刑務所にいた貴様が、なぜ出所できた?」
「だから、言ってるでしょう。関係ないと。」


セメントで固めている。
オリヴィエ「この計画はいつから?」
レイブン「この国ができたときからと聞いている。
 それを今、私の代で完成させるのだ。
 ご協力感謝するよ。アームストロング少将。
 上に掛け合って、君の椅子を用意させよう。」
肩に手をかけるレイブン。・・・オリヴィエ、いやなのを見せない。
「ふっ。結構。」
「何?」
剣を出して、レイブン腕を貫く
「あああ」
オリヴィエ「スミスの腕は、左でしたか?右でしたか?」
「なっ。何を。」
「老いとは、本当に恐ろしいものですね。レイブン中将。
 あなたも、昔は、本気でこの国を思う若く気高い軍人で
 あったでしょうに。」
「こ、こんな。。。選ばれた人間になれるというのに。
 せっかくの椅子を。」
「新たな椅子なぞ不要。
 その腐りきった尻をのせている貴様の席をとっとと空けろ!」
「うっ。」銃をとろうとレイブン。
「老害が」
叩ききる少将。・・・次官クラスも誅殺だあ。
致命傷のレイブン。あほの最後。
兵士もやったあとガッツポーズ。
レイブン「不老不死が。  目の前のあるのに。」
コンクリに沈んでいくあほの中将。
オリヴィエ「この地で文字通り、国家の礎なられよ。レイブン中将。」
剣に血をぬぐってサヤに収める。
レイブン「私は、不老不死を」
血に濡れた手袋をばげる。
・・・あははは、埋めた埋めた!!
「バッカニア。マイルズに連絡してやれ。」
「はっ!」
「皆は、そのまま続けろ。」
バッカニア「閣下。」
「うむ。」あたらしものをもらう。
「コンクリ。きれいにならしておけよ。」・・・見つからないようにな。
「へい!」
立ち去るアームストロング少将
これで、人柱となったレイブン。国の役に立った。公務員はこうでなきゃあ


マイルズ、キンブリーにつつかかる。
「随分、つっかかるじゃないですか。
 私が、イシュヴァール線で活躍した国家錬金術師だからですか?
 あなた、どうすれば、満足するんです?
 同族が、どんな死に方をしたのか知りたいとでも?」
「黙れ。キンブリー!」
「お話しましょうか?」
「黙れと言っている!」

「少佐。よろしいですか?」

呼ばれたところにいくマイルズ
「アームストロング少将から、伝言です。
 作戦完了。時間稼ぎはもういい
 だそうです。」・・・・完了。官僚。管領。
「了解だ。」
「やれやれ。やっと、あれと会話しなくて済むか。
 演技とはいえ。しんどくてな。」
ガラス窓からキンブリーを見るマイルズ。


「キンブリー。」
「ん!?」
「レイブン中将の姿が見えないそうだ。
 どこか行きそうなところをしらないか?」
「行方不明?」
「参ったなあ。
 ここは素人が勝手に歩きまわれるほど、安全な構造じゃない。
 中将に何かあったら。」
「それはありがたい。」
「おっ?」
「レイブン中将に、なにか会った場合、私個人の判断で、自由に動いて
 よしと大総統から許可をもらっているんですよ。」
「な。」
「麓まで車を出していただけますか?マイルズ少佐。
 わかりますか?
 今や私の行動は、大総統の行動に等しいということです。」
「う。うっ。ううむ。」マイルズ。


「お待ちください。閣下!完全に穴をふさぐ前にスミス達の捜索を。
 うっ!」
バッカニアが待っている。
アームストロング「こんなこともあろうかと」
 鋼のが、抜け穴を作っておいてくれた。
入り口を開けるバッカニア
「ああっ。」


レイブンを殺したことを知らさせる。
エド「殺した!?」
アル「レイブン中将を!?」
「じゃあ。確かに伝えたぜ。」
エド「って。おい!
 俺たち、いつになったら、こっから出られるだよ。」
「さあなあ。少将に聞いてくれ。」
エド「くっそ。」
アル「焦ってもしょうがないよ。兄さん。
 今は、体を休ませた方が。」
「こんなにいろんなことが起こってんのにじっとしてらんねえよ!」


キンブリーが、エドに会いに来る。
「いやあ。どうも。
 鋼の錬金術師殿に面会をお願い。」
エド「はあ。」
嫌われている。
「おや。私。なんだか嫌われてますかね?
 今日は、お二人に、お客様をお連れしました。」
誰かが入ってくる。
エド「客?」
ウェンリーがやってくる。再会する2人。
「あっ。」
二人「えっ!?」
「ん?」
エド「あほ~。」
アル「なんて来たんだよ。」
「何でって、北国オートメイルに付け替えるんでしょ!?
 っていうか。なんで牢に入ってんの!」
エド「誰もよんでねえだろ!」
「ないよ。それ。
 心配してたんだからね!軍の人が連絡してくれたからいいようなものの。


エド「軍が!?」
・・・ばればれ。大総統に。
「あっ。」
キンブリー「まあまあ。お二人とも。
 大総統閣下が、大層心配していましたよ。」


ロイ、キンブリーのことを聞く。
ロイ「キンブリー?」
「そっ。ブリッグズのふもとで、看護婦やってる友達に聞いたの。
 大げがで入院してたのに、レイブン将軍が見舞いに来た後、
 すぐに治って、退院しちゃたんだって。」
「レイブンとキンブリー。」
「今日の情報はそんなとこ。あっ。」
「ありがとう。また、何かあったら頼むよ。」謝礼を払うロイ。
「また。お店に寄ってね!」
手を振って送るロイ。「ふう。」

「振られたね。おにいさん。」
「うっ。」
「花でも買って。追いかけたらどうだい?」
「あきらめはいい方でね。遠慮しておくよ。」
「振る女もいれば、拾う女もいるさ。
 オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将から、伝言があるよ。
 ロイ・マスタング大佐。」
唖然とするロイ。
「ふっ。その花、全部買わせてもらおうか。」


手足を縛る鎖は、意外な形をして現れる
少年よ。鎖をほどき、引きちぎれ
手繰り寄せ、敵の正体を暴け

次回 始まりの人造人間

策略と恫喝。それは、欲望への手段
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #35 この国のかたち の感想 [鋼の錬金術師]

この国ができあがったのが、すべてお父様の計画だとわかった今回。
つぎの流血は、このブリッグズ周辺だけと。
少将は、レイブン中将にかまをかけてみる
話してしまう。不老不死の軍団ことを。


あっさりではないが、ホムンクルススロウスを外に出して、
氷付けにさせるアームストロング少将。
エドとアル達にも協力させる。

燃料の油をかけて、気化する際に熱がうばされうことを利用する。
生きながらに凍りづけされるスロウス。しばらくは、動けない。

エドとアル達は投獄されてさんざん。
砦の兵士達に感謝される。一枚板の砦ない。
でも、兄弟は解放できないと。感謝しても、それも一致する。

マイルズ、キンブリーとあって話を聞く。
こちらで捜査させてもらうと。キンブリーに動くなと。

その後でやってくる。
レイブン中将、賢者の石で、治療のできる錬金術師をつれて、
これなら、すぐに治るだろうと。

アームストロング少将は、兄弟を連れて、スロウスのあけた穴を
潜っていく。
穴の中で、上では聞けなかったことをすべて話せと。
察してくれといっただろう。それには、例えば人質とかか?
すべてを話す兄弟。納得する少将。

そして、地下であることを調べる。今までの流血があった箇所。
それらを地図に示すと錬金陣を描いていることを知る。
それをヒューズがしったために、殺されたかと。

そして、後は、このブルッグズの砦あたりが残されていると知る
少将とエド達。
ここで、なにかことをおこすことが目的らしいと。
断固おこさせたくないアームストロング少将。

そこへやってくるレイブン中将とキンブリー。
マイルズが中を誘導する。

エドは。少将にレイブンにかまをかけてくれと。

少将は、レイブン中将と話をする。
エド達を牢につないで、化け物をこと聞こうとしたこと。
また、襲ってきた化けもんが、死なないからだで興味あると。
レイブン中将は、
「完全な不死の軍団に興味はないか。少将。」
とい話してしまう。
かまにはまったレイブン中将。

隠れて、盗聴しているエド達と少将の部下達。

しかし、ロイことは、どうでもいいといった、少将はすごいなあ。
競争相手は、早く目に始末したいと。

----------------------------------------------------------------


オリヴィエ「ブリッグズ流を見せてやる。」
エド「ブリッグズ流?」
バッカニア「そうだ。手伝え。錬金術師!」
バッカニア、エドをかついで、連れて行く。
「兄さん!」
「おまえもだ。」
「待ってくれ、俺たちは。」
銃を向けられるエド。
バッカニア「脅されて、無理矢理手伝わされた。
 これなら、文句はあるまい。ん?
 こいつは?」
「俺のまぶだち。」
「よし、手伝え。」
ファルマン「え~っ!」ひきずりこまれる。
「急げQ!こぼすなよ!」
マイルズ「バッカニア、8番ゲートだ!」
「はっ!」
銃を向けられてしずしず進むエド。それにしたがうファルマン。
オリヴィエ、戦車に乗り込む。
「突撃!やつをエレベータに押し込め!」
戦車で押し出すようにする。
スロウス、おしかえすが、「めんどくさせえ。」持ち上げる。
オリヴィエ「押せ!押すんだ!」
複数の戦車に押し出しをさせる。
「よし!いけるぞ!砲身、右旋回!」
エレベータにホムンクルスを押し込む。
「マイルズ、送れ!」
「はっ!」
スロウス、送られる。
「よし、いった!」

チーンと8番ゲートにつく。
出てくるスロウス。「ここ。どこ?」
バッカニアが投げて、
「今だ。!やれ!」
油をかける。
スロウス「ん?」
バッカニア「よっしゃあ!」
アル「で、この後は?」
エド「どうやって、こいつをゲートも外に放り出すんだ?」
スロウス「臭い」
チーンと、オリヴィエの乗っている戦車が下りてくる。
「どけ。あかち!」
砲弾で押し出されるスロウス。
「おい!もう一発!」
「弾切れですぜ!」
ファルマン「だったら。」銃を撃つ。
スロウス「いてえ。」
兄弟「うおお」スロウスを押し出す。
エド「おし!」
バッカニア「寒冷地用の混合燃料だ。」
エド「あっ。」
バッカニア「低温下でもお構いなしに、その気化熱であっという間に
 体温を奪う。加えてこのブリザード。
 脳みそまで即凍り付くぞ。」

スロウス、凍り出す。
「めんどくさい。」

オリヴィエ「そこで、春まで冬眠していろ。のろまめ。」
 バッカニア、こちらを連行しろ。
「はっ!」
「ええ~。」
バッカニアに捕まれて、エドとアルは、投獄される。
エド「俺たち、協力して。」
オリヴィエ「させられた。
 その方が都合がいいのだろう?
 それに、あの怪物がなんなのか判明するまで逃がさんから。
 そのつもりでいろ。」


朝、
エドとアルは、投獄されている。
エド、寒くて、いきがしろくなる。手を似見ると手錠がつけられている
アルがおはよう。兄さんと
ああ、そうだった。
ニールがお礼にくる。
「よう、よく寝れたか?」コーヒーを持ってくる。
エド「眠れたけどさあ。」
コーヒーを差し出す。
「仲間を守ってくれたんだってな。」
「サンキュー」
コーヒーは有料。「100センズ」
エド、ふきだす「お礼じゃなえのかよ!」
アル「あのう。、進展は?」
「先遣隊が、例の穴を調べに行った。
 そろそろ戻ってくるころだ。
 ああ~、あと、マイルズ少佐は病院だ。」
エド「病院?」
「スカーとやり合ってけがを」
お礼を言われるエド。
仲間思いだなとエドがいうした軍人のお見舞いだよ。」
「スカーが北に?」
軍人達がお礼をしにやってくる
「あんたら、結束固いっつうか。仲間思いだな。」
「俺たブリッグズ兵は一枚岩よ。
 仲間を助けてくれたお前も仲間だ。」
「じぇあ、その仲間を早くここから。」
「そいつは、できない相談だ。」
「確かに一枚岩だ。」


軍の病院
マイルズ「事故現場から、スカーの死体は発見されなかったそうだ。
 付近に潜伏している可能性があるな。」
キンブリー「ええ。」
マイルズ。。。やれやれ、このタイミングで白黒猫に加えて、
       スカーの捜索とは
「了解した。
 スカーの件は、我々に任せて、養生したまえ。」
キンブリー「待ちたまえ。」
「うん?」
「あなた方は、引っ込んでいてください。
 イシュヴァール人は、わたしの獲物です。」
「残念ながら、殺人鬼をのさばれせているほど
 ブリッグズの兵はぬるくない。ここの掟は、弱肉強食。」
眼鏡をとるマイルズ。
「わかるか、なめた口をきいていうと二度と退院できなくなるぞ。
 貴様の面倒は、こちらでする。おとなしくしていろ。」
「イシュヴァール人は、やっはりおもしろい。」

レイブン中将が、心配してくる。
「うん?」
「キンブリー、大丈夫かね。」
「これは、お早いおつきで。レイブン中将。」
「知らせを聞いて、すっとんできたよ。心配で心配で。
 あなたが心配しているのは、これでしょう。」
とキンブリー、賢者の石を出す。・・・うん、これはエンヴィーか?_
「よろしい。では、仕事だ。」
「しかし、わたしはごらん通り。うん。」
「錬金術を使える医者を連れきてた。そして、石がある。
 あっというまに全快だとよ。」
錬金術師の顔が笑う。


そのころ、マルコーと
「う~ん。錬丹術は、なかなか難しいね。
 特にこの龍脈とやらが、よくわからない。」
メイ「大地の気のことですよ。」
「大地の気?」
手裏剣をさして
「簡単に言うと、山の頂から噴出した後、地下へと入り、
 土地を潤していく力です。
 大地の中を流れる力の川とでもいいましょうか。
 その力の流れや。入り口、出口を理解して使うと」
龍脈を説明する。遠隔で反応する。五芒星。
「これは、万物に応用できる力なんですよ。」
「万物ということは、人体にも?」
「はい!」
人体で説明。
「例えば、腰!」
「うわああ。足が。」経絡ひこう?北斗神拳?
「あるいわ、ここ。」「ひいい。」
「首を押されて、なんで、目に衝撃が。」
「マルコーさん。体を大切にね。
 あっちこっち、力がよどんでますよ。」
「うっ。なっ。なるほど。
 これが、遠隔錬成の理屈か。」・・・いいや違う。錬成でないよ。
メイ「錬金術は、龍脈を使わないのですね。」
「ああ、地殻運動のエネルギーを使っている。
 地震や火山活動で、地中に放出される。莫大なエネルギー。
 それを使うのが、この国の錬金術だ。」
メイ。「でも、違うんですよ。この国に入ってきてから感じていた
 違和感。セントラルの地下でハッキリしたですけど。
 足下に流れているこの力は、地殻エネルギーというより。
 なんだか、たくさんの人がうごめいているよような。」
・・・本質は、人間の命?っていう違い。


穴を調べている。ちょっとした軍隊なら通れそうな穴。
それが緩やかなカーブを描いて、延々と続いています。
ただ、人の気配がまったくない。
オリヴィエ「馬を下ろせ!」
バッカニア「はっ!」

エド「すっげえ。ほんとに、でかいなあ。」
オリヴィエ「これほどの仕込みを気づかず、侵入を許すとは。」
「今までの入られたことはなかったんですか?」
「私が着任してからはな。」
 ただ、20年前近くに真冬に山岳警備隊が、襲われる事件があった。
 謎の女に一ヶ月、食料や装備を奪われ続けたそうだ。
エド、アル「うっ!」。。。あれだあ。イズミ師匠だあ。こえええ。

イズミ 真冬のブリッグズ山で、一ヶ月生き延びたぞ!
・・・おいおい。鬼かよ。

エドとアル「あれだ。」・・・少将にいったら、スカウトされるかも。

奥まで進むオリヴィエ「そろそろいいか。」
「降りろ。」
エド「えっ?」
「さて、ここなら、人目を気にすることはない。
 貴様らが知っていることを全部話せ。
 今度こそ、すべてだ。」
兄弟「あっ。」
「隠し立てはするな。
 あの怪物について尋ねたいとき、貴様は言ったな。察してくれと。
 それすなわち、私が察してくれると信じての言葉。
 切り捨てられてもおかしくない、あの局面で、
 貴様はあえてえ、その言葉を絞り出した。
 自分の命に代えても、守らねばならないもの。
 だとえば、人質。」
エド、う。
「嘘、偽り、ごまかしはいらん。真実を話せ。」
エド、うっと。
思い切って「力を貸して欲しい。」・・・力がほしいか、くれてやる。

すべてを告白したあと

オリヴィエ
「賢者の石。ホムンクルス。キング・ブラッドレイ。
 お父様と呼ばれる男。
 軍上層部は、真っ黒。」・・・日本の旧体制も真っ黒。
バッカニア「そして、やはり人質か。」
「幼なじみとオートメイル技師に、マスタングの部下。
 東方司令部とは、よく合同訓練をしていたから、
 ホークアイやハボックは、知っているぞ。
 失うには惜しいヤツらだ。なんとかしたいな。」
ファルマン「あの、  マスタング大佐は?」
「ああ。。。どうでもいい。
 いっそ、とっとと、失脚してくれれば、ライバルが減って、
 清々する。」・・・そうだろうな。
エド達3人「あああ。」
「それより、これからどうするかだ。
 この地下道。貴様ら錬金術師は、どう見る?」
「うっ。」エドとアルはみあう。
エドは線路の先をみてみる。

エド
「このトンネルは、おそらくドラクマから掘られたものじゃない。
 あくまでも仮説だが、こいつはとてつもなく大きな円を描く
 ように掘られている。」
バッカニア「円?」
エド「錬金術において、円は、力の循環をつかさどる重要な
 ファクターだ。あとは方程式。ん?
 ファルマン少尉、国内であった流血を伴う大きな事件って
 分かるかな?」
「流血?それが、なにか」エドのそばに寄る。
イシュヴァールに○をつける。
「ん?
 1558年7月 リヴィエア事変。」
エドは、言われた場所に○をつける。
「リヴィエア  っと」
「1661年10月 カメロン内乱。
 1799年2月 ソープマン事件。 場所は、フィクス。
 1811年3月 ウェルズリ事件
 1835年10月 第一次南部国境戦は、現在のサウスシティ北西。
 1911年5月から フォトセットの南で第二次南部国境戦。」
「西のペンドルトンは?」
「隣国クレタとの戦いで、兵をかなり死んでいる。
 そして、1914年リオールの暴動。死者多数だ。」
エド「ちょっ。。」
アル「暴動って、どうして。」
エド「リオールで偽教主の正体を暴いた後、すぐ東方司令部に報告
 したよな?」
「中央軍だよ。
 ヤツらが出張ってきて、東方軍をお払い箱にしたんだ。
 その後だ。リオールがめちゃくちゃになったのは。」
エド「そんな。くそっ!」
オリヴィエ「作業を続けろ。鋼の。」
エドは、少将をにらみつける。「分かってる。」
円を書いて「これで、各地をつなぐぞ。」
近寄ってよくみるみんな。
「なんてことだ。
 第5研究書の地下にあったという錬成陣とそっくりじゃないか!」
バッカニア「人の命を使うという賢者の石の陣か。
 こんな巨大なもので石を作ったら、一体何人が犠牲になるんだ。」


マルコー、賢者の石をエンヴィーに語っていた。
「この国を使って、賢者の石を作ろうとしているのかとエンヴィーに
 聞いたことがある。だがヤツは、笑っていった。
 おしい。いい線いっていると。
 以前私はエドワード君に、君なら真実の奥にある真実に気づくだろう
 といった。
 真実とは、賢者の石の材料が生きた人間であること。
 真実の奥とは、それを指導したもの達の存在。
 さらなる真実とは、国土全部を使っての、賢者の石の錬成。
 だが、そこで終わりではない。
 最終的にヤツらはなにをしようとしているのか?
 君が探している不老不死の法も。
 だから、賢者の石に求めてはいけない。」
メイ「うっ。」
「わたしの知識と君の錬丹術の知識とで、なんとしても、
 この研究書を読み解こう。」
「はい!」


エドは考えている。
「な。一番古いのは1558年。」
オリヴィエ「アメストリス建国後すぐだな。」
「宣戦布告なしに、当時隣国だったリヴィエラに戦争をふっかけ。
 あっ、ちょっと待て!」
地図を手にとって
「これは。すべての事件に軍が関係している。」
「えっ?」
ファルマン「クーデター。内乱。リオールもそうさ。
 中央軍が出てきて、ことを大きくしている。」
エド「建国の時から。」
オリヴィエ「我が国は、始め領土の小さな国だったが、
 周囲の小国を併合しながら、広がってきた。
 この円を作り出すため?」
エド「ヤツらは、この国を利用して、何かをしようとしているのでなく
 、何かをするために、この国を作り上げたのか。」
「我が国を」
アル「じゃあ、ひゅーずさんは。」
エド「ああ。殺される前に、賢者の石の錬成陣を見ている。
 それに軍法会議所勤務だったから、軍の事件を調べるのに
 ことかかない。
 この国が、おかしいってことに、いち早く気づいて。  はっ!」

アイザック 軍の犬 国家錬金術師よ。お前は、この国がなにを
      しようとしているのか知っているのか!

エンヴィー 今の繁栄が、自分たちの力だけで成し遂げられたと
      思っているのか?

アイザック 知れば、私のやろうとしていることが、分かるはずだ!

エド「ああ」

オリヴィエ「気に入らんぞ。これを見るかぎり。
  次に血を見るのは。
  残っているのは、このブリッグズ周辺だけではないかあ。
  セントラルのヤツら、私の城で何をしようとしている!」


「閣下!
 すぐにお戻り下さい。
 セントラルのレイブン中将が、お見えになっています。」
「ふん。考える間も与えれんか。」
エド「アームストロング少将。
 あなたに頼みたいことがある。」
「ん?」
「レイブン中将に、かまをかけてみてくれないか?」


レイブン中将とキンブリー
マイルズ「レイブン中将閣下。お待たせして申し訳ありません。」
レイブン「いや、気にするな。
 急に押しかけた私が悪い。」
「アームストロング少将はすぐに戻ります。どうぞこちらへ。」
「ああ。そうだ。客人を連れてきた。マイルズ少佐。
 彼に砦の中を見せてやってくれないか?」
キンブリー「よろしく。マイルズ少佐。」
「ううむ。」


少将以下、エド達は砦に戻ってくる。
アル「ウィンリィのアップルパイ。」
エド「ん?」
「元の体に戻ったら食べたいって。
 でも、もう、そんなこと考えてるだけじゃだめなのかもしれないね。」
「心配しなくても、たらふく食えるさ。
 体を取り戻して、この国で好き放題やらかそうとしているヤツらに
 吠え面かかせてやったらな。」
「うん。」


対談
オリヴィエ「バタバタして、申し訳ありません。閣下。
 敵の襲撃を受けまして。」
「襲撃」
「なんとか撃退しましたが、これが、まあいわゆる化け物というやつで。」
「化け物 というと。」
「殺しても死なないのです。」
「ほほう。それは、また。」
「ん?」
「たまたま、鋼の錬金術師とその弟を保護したのです。
 化け物について、何かを知っているふうだったのですが、
 なにもしやべらない。
 大総統府直轄の国家錬金術師が、ドラクマのスパイであっては、
 大問題ですから、牢につないでおきました。
 取り調べなさいますか?」
「ん?そうだな。なにもしゃべらないのだな?」

盗聴している

「ええ。
 ここに来た目的も、生体錬成の研究がどうのと。
 なんとも歯切れが悪く怪しいこと、このうえない。

 拷問してでも、吐かせようかと思いましたが。
 私も女の端くれ。あんな子供をいたぶるなんて。
 心が痛んでとてもとても。」

盗聴している、
バッカニア「言うねえ。心臓が、氷で出来ている女王様が。」
エドとアルが震えている。・・・怖い!

笑っているレイブン
「難攻不落の『ブリッグズの北壁』と称される君も子供には
 弱いか。」
「ふっ。私も本来なら子供の1人や2人はいても、おかしくない年
 なのにですが。
 すっかり行き遅れてしまいまして。」
「何を言う。君なら引く手あまただろう。」
「いえいえ。」
「まったく年は  取りたくないものですね。
 私は、老いが恐ろしい。
 あのドラクマの生物兵器。
 あれは、すばらしい体を持っていました。
 不死身の体。
 夢のようではありませんか。」
レイブン「夢でない日が近づいている。
 と言ったらどうする。」

エドとアル「あっ。」

レイブンは、オリヴィエに近づいて。
肩に手をやる。
「なあ。少将。
 完全な不死の軍団に、興味はないか?」

エド。。。食らいついた!




力に従え、それが弱肉強食
その言葉にしばられたくないならば
更に大きな力を持つがいい。
力には、力で対抗すべき瞬間があるのだから

次回 家族の肖像

男は決意を胸に旅に発つ
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