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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #34 氷の女王 の感想 [鋼の錬金術師]

エド、北の備えもなしにやってきていた。
通常のオートメイルでは、やっていけない。
それじゃあ。死ぬぞと言われるわけだ。

アームストロング少将に、一部しか話さず、錬丹術を使うメイを
捜しているという。真実は言えないから。
・・・しかし、弟が元気って聞いて「ちっ」はないだろう。
少将は、お前の手伝いはしない。我らが、捜そう。その錬丹術は使え
そうだ。
エド達にお前達は、ここで働け。働かざる者食うべからずだ。

ここブルッグズには訳ありの人たちがいる。それでも、やっていけるのは
ここでは、どんな力でも利用したいから。役に立つと思えば、使うだけ。

マイルズに仕事を任される。下働きのつらら取り。
そこでファルマン少尉と再会する。階級は上がったが、出世コースから
離れたねと。体にブス刺さることを言われる。

ファルマンに中を見せてもらう。
最下層にいった。そのときに、地下をほっているものがいることに
ホムンクスルのスロウスがやってきた。
掘るのも。死ぬのもいやと掘っている。怠慢ホムンクルス。
・・・たいまん、めんどくさい。それじゃあ、すすまないはずだ。
   エンヴィーが何か言っていたなあ、進んでないって。

ブルッグズの砦に入ってきて、うろつくスロウス。
エドが話すが、なんにも意味が通らない。
・・・そもそもなにも知らない。掘ってばかりで、なにも聞いてなーい。
   もぐらの世間知らず。

砦内を移動するスロウス、なにもしてないのに。軍に攻撃される。
銃は効かない。
少将に、戦車で攻撃されるが、意味なし。
エドにあれななんだと聞くが、答えられないという。察してくれと。
・・・すべて語ると、偉い目に遭うから。
   アームストロングの紹介でも読めばすこしはなにかあったかも。
体の構成が人間と同じと聞いてなにかとんでもないことを考える少将。
生きながら燃やすのか?

-----------------------------------------------------------------


ブルッグズの砦
エド。しもやけになりかかっていた。
エド「ひょ。。。表在性?」
「いわゆるしもやけ。もうすこしで、凍傷になるところだったわね。
 こんなオートメイルで、長時間、吹雪の中、歩いたら、
 接続部分の肉が、凍傷になるのよ。
 潤滑油も変えなきゃ。動きも鈍るし」
バッカニアは、違う?
「バッカニアとかいうヤツのオートメイルは違うのか?」
バッカニア「だめだ。先生。この頭、絡まって取れん。」
アルの頭が付いている。
「ここのオートメールはね。柔軟性と軽量性、加えて、寒さに強いもの
 でなくてはならないの。
 試行錯誤の結果。生み出されたのが、ジュラルミン、炭素繊維、
 ニッケル、銅などを組み合わせたオートメイル。
エド「普通の鉄だと思ってた。どおりではかいできねえはずだあ。」
・・・構成を理解していないと分解できない。
バッカニア「先生、なにもかも話しちまうつもりじゃねえだろうな。」
女医「あら、いいじゃない。こちら、天下の国家錬金術師よ。」
バッカニア「本物か?」
銀時計を見せる。
「銀時計、持っているって。」
バッカニア。。。こんなのが、少佐相当官?
・・・ちびっこですから。
エド「にひっ!」
女医「北に長くいるつもりなら、寒冷地仕様のオートメイルへ、付け替え
 なさい。専属の技師は?」
エド「ラッシュバレーにいるよ。」
「客が北国に来るってのに、説明も付け替えもなし?」
北に行くといわなかったエド。
「ああ、いや。北にいくって話して、なかったから。ん?」
コーヒーをもらうエド。・・・これが間違い。
「死にたくなければ、出張してでも、付け替えてもらうことね。」
エド「へい。」
コーヒーを飲む。
「コーヒー代100センズ。」
ふきだすエド。
「汚ね~。東方司令部のより、まずいし。」
コーヒーは有料。
「油断する方が悪いのよ。」
バッカニア「で、そんなノーマルオートメイルで、
 何しにここへ来たんだ?司令部も通さずに、単身で。」
エド「そうだ!アームストロング少将に力を借りようと、紹介状
 持ってきたのに、あの女将軍、人の話も聞かんで、
 俺のアンテナをむしるだなどと。。。」
そこに入ってくる少将。
「読んだか。赤チビ。」
エド「あっ。赤。。。。」
天敵登場
「なんだ?文句があるのなら、さっさと言え。」
アル「ぎゃあ!毛、毛が。」
頭を取り付け、鏡を見る。毛がへなへなになっている。
「あっ。かっちょ悪い。」落ち込んでしまう。

アームストロング少将、椅子にどかっと座る。
「さて、お前達。弟のアレックスと親しくしていると聞いた。
 ヤツは元気か?」
アームストロング少将が、弟のことを聞く。
エド「あっ。ああ。」
アル「相変わらず。筋肉もりもり。」
エドとアル「元気いっぱいですよ!」
少将「ちっ!」
「ちっ!?」
・・・実は気に入らない弟。
「まあいい。それより、司令部を通さず、私に会いに来た理由を
 聞かせろ。
 その鎧が、からっぽな理由も、包み隠さず、すべてだ。」
兄弟目を合わす。
「なるべく、人に聞かれたくない話しなんだけど。」
女医「気にすることはないわよ。ここのメンツは訳ありが多いもの。
 人に聞かれたくない話しなんて、珍しくもないわね。」
エド「でも、知られたら、軍法会議ものの話とか、あるんだけど。」
「それくらいのことは、わたしもやっている!」
エド「なっ。」
アル、エドに声を掛ける。
  話さないとゆるして、くれないと思うよ。
  でも、ウィンリィが人質なんだ。あっ、よし。
  大総統や、ホムンクルスのことは、言わない方でいこう。

「なにを話している?さっさとせんか!」

  じゃあ、あくまで、元の体に戻るための旅ってことで。
  うん。エド

エドは、少将に話しをする。

パンダの絵を見ている少将。
「なるほど。それで、この白黒猫を連れた娘を捜しているのか。」
・・・白黒熊です。
「うんうん。」
「よくわかった。」
エド、前にからだをだす。
「じゃあ、協力してくれる?」
「貴様らが、深く物事を考えず、うかつに行動で、騒ぎを広げる粗忽者
 であることは分かった。
 そんなものを私の城に置きたくない。
 まったく。  中央のヤツらはなぜ、こんなのを、野放しにして
 おくのか。
 さっさと、出て行け!」
エドとアルは引かない。
「と言いたいところだが、錬丹術には、興味がある。
 貴様ら、その錬丹術術の娘とは知り合いなのだな?」
アル「ええ。まあ。」
「この国にはない技術だ。欲しい。
 技術は、いくらあってもいいものだ。
 特にドラグマという大国と、接しているこの地ではな。
 使い方によっては、錬丹術もよい武器になりそうだ。」
アル「ちょっと待って下さい。
 錬丹術は、医学に特化した技術ですよ。それを。。」
「やまかましい。
 国の内側で、キャンキャン吠えるだけの犬めが。
 貴様らの生活の安寧は、」
 国境を守る者あってこそだということを忘れるな。
 北の国境線は、私が引く。
 その力になるなら、どんな技術でも頂く。
 
 錬丹術の娘捜しは、我々に任せろ。
 貴様らは、要塞を出るな。」
部屋を去っていく少将。
「それと、マイルズ少佐。」
「はっ!」
「こいつらを、働かせろ。」
エド「えっ!?」
「働かざる者食うべからずだ。」
エドとアル「ごもっとも。」


バッカニア「なかなか、ハードな経歴を持つヤツらですな。」
少将「そこそこ、修羅場慣れしていそうだが、
 中身はまだ甘ちゃんだということがよ~く分かった。
 それと、我々に話せない秘密があるということもな。」


マイルズ少佐につれられるエドとアル。
エド、仕事のことで聞く。なにも答えないマイルズ。
エド「ここの連中が訳ありなのが、多いって言っていたけど、
 あんたもなにかあるのか?
 俺たちの秘密だけ、根掘り葉掘り聞かれて、フェアじゃねえよ!」
マイルズ少佐立ち止まる。
「知りたい?」眼鏡を取る。そして、エド達のほうに振り返る。
エド「赤い目!」
アル「イシュヴァール人!?」
「なぜだ。イシュヴァール出身の軍人は、殲滅戦の前に、
 粛正されたって。。。」
「私には、確かにイシュヴァール人の血が流れている。
 だが、祖母、父、ちなみに妻も違う民族だ。
 この肌と目の色は、祖父の血が濃く出ている。
 アメストリス人よ。
 我が先祖の地イシュヴァールでは、ずいぶんやってくれたな。」
エド「はっ。」
なにもいえない?
エド「ふう~。
 イシュヴァール人こそ、うちの田舎を焼いてくれたり、
 俺たちの幼なじみの両親をよくも殺してくれたな。」
アル「ちょっと 兄さん!」
沈黙が。。。
マイルズ「ふっ。」笑い出す。
「すまない。
 そういう切り返し方をしてきたヤツは始めてだったからね。」
「俺を試したな?」
「いや、失礼。あの内乱の後。
 やたら、哀れみの目で見られることが多くてね。
 正直うんざりしてたんだ。だが、君は違った。」
エド「まあ、イシュヴァール人には、命狙われたり、誘拐されそうに
 なったり、和解したり、こゆ~いおつきあい、してっからなあ。
 それに、人と人なら民族を超えて、対等に話し会えるはずだ。」
マイルズ「ふっ。」
さあと行き先を指し示す。

エド「マイルズ少佐は、殲滅戦のときも軍に在籍していたのか?」
「ああ。
 当時から、アームストロング少将の補佐だった。
 ここに赴任して、すぐに殲滅戦が始まり、
 祖父をはじめ、イシュヴァール人の親族は東の地で殺された。
 私は、軍の粛正規約に、わずかに外れて助かった。」
「軍を憎んだりしなかったのか?」
「君は、本当になんでも聞くんだな。」
「無知は自分がいやなんだ。
 気に障ったんなら謝る。」
「国家錬金術師が、無知ねえ。」
25階にエレベータがついて、開く。
「軍のやったことは、憎んだよ。
 それと同時に私を補佐として使い続けた少将に疑問を持った。
 イシュヴァールの血を引く、私がいることで、ここにいる兵達の間に
 波風が立つかもしれない。
 だのに、なぜ追放もしないのか。
 少将に食ってかかったことがある。

 「ここビリッグズは何があっても、落とされてはならぬ地。
  末端の兵一人一人が、主である私の意志の下、強くかつ柔軟に
  それでいて、何事にも動じない屈強な一軍であらねばならない。
  つまり、差別などやってる暇はない。」
  貴様の中に流れる多様な民族の血は、多様な価値観で、
  様々な角度からこの国を見ることができる。
  生まれも育ちも、アメストリス人である私が、上に立つには、
  貴様のような者が必要だ。四の五の言わずついてこい。
  マイルズ!

 実に合理的。
 そして、ごまかしのない言葉だった。
 それでも、もし、私の中のイシュヴァール陣の血が国軍を許さぬと
 騒いだら、どうするかと聞いたら。
 少将は、なんと言ったと思う?

 「よろしい。かかってこい。
  国軍の代表として、いつでも決闘を受けてやる。

 だとさ。」
エド「うえ~、やな女。後ろに部隊を並べといていうかよ。」
「いや~。あれは、マジで。
 
 「サシで、ぶった斬ってやる!!」
・・・目が赤く光る。女ターミネータ。

 って、目だったね。」
二人「ううう。」・・・びびり上がる。


外のろうかを歩く 
「ここの掟を知っているか?」
エド「弱肉強食だっけ?」
「そうだ。ちからなき者には死に。力ある者は生き残る。
 24時間365日、変ることのない真理。
 実にシンプルだ。
 そこには、下っ端もボスも人種も民族も男女の違いもない。」
エド。こけて滑る。
うしろでつららが落ちて、命拾いする。
エド「えっ?」
「これも、弱肉強食。君が運が強い物だから、生き残った。」
エド「ははっ。」
「つらら落としのヤツら、サボったな。君達の仕事だ。」
上を見上げる兄弟。
「これが、終わったら、中を案内するよう部下に言っておこう。」


二人で、つららを切って落とす。
エド「くそう!届かん!」
ファルマン少尉と再会する。
「あれっ?さまか!」
「あっ!」
エド「ファルマン准尉!」
「エルリック兄弟!なんでここにいるんだよ!」
エド「そっとこそ、北部司令部勤務じゃなかったけ?」
「いや~。北部司令部から、さらにここに飛ばれてね。」
ある「少尉になったんだ。」
「ああ。」
エド「そっか。昇進おめて。。
 でも、なんで、つらら落とし?」
「こんな超下っ端の仕事してるってことは。」
「えっ。。。」
兄弟「出世コースから外れたね?」
・・・ああ、兄弟の目が怖い。
「言うな~。」泣いて逃げ出すファルマン。


兵器開発をしているところを見せられる。
「ここが開発層だ。」
エド「おおっ!なんだ、こりゃ?」
「アームストロング少将の意向でね。
 国内最先端の技術を集結して、兵器開発を行っている。」
エド「戦闘用のオートメイルも?」
「そう、次こっちね。」

ブリッグズの最下層。地下は頑丈で暖かい。
「ここがブリッグズの最下層だ。」
エド「あったけえなあ。上とは大違いだ。」
「要塞内の生活ラインが、ここに集まっている。
 要塞上部が攻撃されても、地下にあるこの心臓部は屁でもないのさ。」
エド「ふ~ん。」

整備の者が押しのけていく。
地下から何かがやってくる。
「地下からだよ。」
「何っ。」
「なんか岩を掘っているような。」
「まさか、ドラグマのヤツら、要塞の下に地下道を!?」
「おお、近いぞ!」

スロウスが、掘っている。掘るのめんどくっせえ。
めんぞくさくて、死にそうだ。
けど、死ぬのも、めんどくせえ。・・・怠慢、引きこもり。

地下からなにかが出てくる。
エド「はっ。」


少将「ゾルフ・J・キンブリー?」
マイルズ「ここにくる貨物列車で、重傷を負い、
 ふもとの病院に収容されたそうです。
 ブリッグズ支部で、全面協力してくれと。」
「紅蓮の錬金術師は、受刑中ではなかったのか?」
「釈放されたそうです。大総統の命令で。」
「気にいらんなあ。」
警報が鳴る。
「ん?」
「何事だ?」
「侵入者あり!地下からです!」
「何っ!?」
地下から侵入者。スロウス参上。ホムンクルス。
みんな見ているだけ。
肩にウロボロスの入れ墨が。
エド「ホムンクルス!」
。。。くそっ!
   俺たちがホムンクルスに対抗する方法を探しにきたことを
   お見通しかよ!
スロウス、立っている。
エルリック兄弟。
スロウス。。。。寝てしまう。立ち眠り。・・・器用だなあ。
「寝るなあ。」
・・・ほっとけよ。
「ん?何?」
エド「えっ?いや  ほら、セントラルのお父様から話は聞いてんだろ?


アル「そっ。そう。
 僕たち、ただ、元の体に戻る方法を探しに来ただけで。」
スロウス「お前ら、誰?」
エド「えっ。」
「穴、掘る。
 めんどくせえ。ああ、めんどくせえ。」
エド「こいつ、ひょっとして。」
アル「うん。
 お父様や、大総統から、僕たちのことを聞いてないのかも。」
エド、銃で狙われる。
「うぎゃあ。」
バッカニアに撃たれる。スパイ。
「貴様!やはり、ドラグマの密偵だったのか!」
兄弟「誤解だ!」
「じゃあ、なぜ、侵入者と親しくしゃべっている。」
エド「親しくねえって!」
「うそをついても、だまされんぞ!」
スロウス「邪魔。」
エド「嘘なんか、ついてねえ!俺たちはただ。」
「あっ。うわああ!」とんでくるどかん。

スロウス
「ここ、広い。どこ。ここ。
 もう、掘らなくてもいいのか?」

バッカニア、部下に銃撃させる。
「銃が効かんだと!?」

スロウス、移動する。手に移動機触れて上に上がる。「おっ。」

バッカニア「まずい!開発層に上がっていくぞ!追え!」
「開発層に連絡をいれるぞ。」


エド「俺たちも追うぞ!」
アル「うん!」

スロウス、上に上がっていく。

警報が鳴り響く。

開発層では、避難している。


開発層でバリケートを。。。
すろうす、上がってくる。
なすすべもない、作業者

スロウス「あったかい。」
作業員の行動を止める少将。「動くな。」
・・・だたのでくの坊?
少将がロケットランチャで攻撃。
燃えるスロウス。
「消化。」
「はっ!」
「んっ!」
なんともないスロウス。間を歩き出す。
「当たったはずだが。」
バッカニア「ボス。だめです!ヤツに、銃のたぐいは効きません!」
「なんだと!?
 非戦闘員は、即時退却。警報も止めろ。
 ドラクマのヤツらに、ここの騒動を悟らせるな。」
「ボス、持って記やした!」戦車を準備する。
「試運転は、済んでいるのか?」
「んなもんいらねえですよ。開発班の自信作ですぜ。」
「砲弾から、信管を抜け!」
「アイ、マム!」
戦車に乗り込む少将。戦車は方針をスロウスに向ける。
戦車で対抗する少将。
第一弾直撃。
スロウスは、再生する。
「痛え~。痛いのも、めんどくせえ。」
少将、次弾も準備させて、撃たせる。
撃つがスロウズの体にめり込んで、スロウスは弾を抜き取り、
投げ捨てる。
何弾撃っても効かない。
「痛っ。そうさ、仕事。穴、掘る。」
バリケードを壊して、全身。
エドは、錬金術で壁を作り出す。それで、作業員たちを救う。
端で見ている少将。


エドとアルは将軍のところにいく。
エド「無理だ。将軍!。あいつは、いくら殺しても死なない!」
「死なない!?」
バッカニア「どういうことだ!
 貴様。なぜ、あれのことを知っている!」
エド「うっ。そっ、それは。」
「とろくさいのは、好かん。
 私の質問に答えられるところだけ答えろ!
 貴様、なぜ、あれのことを知っている!?ドラクマの密偵か!?」
エド「違う!」
「では、あれは密偵か!?」
エド「たぶん違う。」
「あれは、お前を知っているか!?」
エド「たぶん、知らない。」
「あれの正体は、なんだ!?」
エド「うっ。答えられない。」
「あれは、誰の命令で動いている!?」
エド「答えられないんだ!」・・・大総統がらみとはいえない。
「なぜ、こたえられん?」
エド「うう。察してくれ。」
「最後の質問だ。
 貴様ら、我々の味方をする気はあるのか?」
エド「ここの人たちがやられるのは、見たくない。」
「あれの体がどうなっているか教えろ。」
エド「たぶん。体の構造や構造要素は、人間と同じだ。」
「人間と同じか。
 バッカニア。戦車用の燃料を持ってこい。ヤツに浴びせる。」
バッカニア「はっ!」
エド「だから、むだだ。将軍!
 あいつは、火をつけても簡単には。」
「殺せんのは、先の攻撃でよくわかっている。
 ならば、機能停止させてやるだけだ。
 火炎よりもきついのを、食らわしてやる。
 ブリッグズ流を見せてやる。」


ぶつかりあう肉体
さく裂する砲弾。
北の守りを脅かす
ホムンクルスとの大激戦
この戦いを制するのは
我か、それとも

次回 この国のかたち

立ち上がる者は排除する。それが北の掟。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #33 ブリッグズの北壁 の感想 [鋼の錬金術師]

スカーを追っているキンブリ-、いろいろ情報をあつめ、
北に向かったこと知る。
その後、軍用列車に乗ったらしいことを知って、
列車を止めさせずに自ら手を下しにいく。

スカーと中男年が、その列車に乗っている。
スカーは、何かに気づいて、外の様子を見るがなにもなし。
・・・どんな動物的カンだよ。
再度出ると隣接する線路を列車が並行して走ってくる。
それに気づいたスカー、隠れて。。。
キンブリー、スカーを探しに、列車に飛びうつる。
中年の男を見つけるが、ヨキであった。マルコーでなくて。
スカーは、キンブリーを狙って襲いかかる。お前は、だれだ、もしかして
スカーは、キンブリーが家族、兄の敵であることを知り、
怒りで戦い出す。
キンブリー、自身の戦いのブランクと体力不足を悟って、
不利であることを知り、それでも強行するが。
スカーに、兄にしたこと同じケガを受け、逃げることを優先する。
列車の接合部を破壊して、スカーを最後の車両に乗せて、難を逃れる。
運転者には、さっさと列車を動かせという。


エドとアルは、北の地につき。まずは、町を見て回る。
雪が降っていることに感激する。
ところかわって、ウィンリィは、エドのことを気にする。
そして、北にいったことを知る。なにかまずいらしい。
・・・オートメイルが北向きにできていないらしい。油かベアリングが
   具合がわるくなるということ?
ウィンリィの師匠に、あいつら死ぬぞと言われる。


ブリッグズへの道まで送ってもらって、なにか言われるが、
そのまま、ブリッグズの砦までいく。
道から外れたらまずいらしい。
吹雪の中をエドとアルは、強行して歩く。
・・・八甲田山かいな。
そしたら、国軍のオートメイル男に襲われ、誤解をとこうとするが、
失敗。
しかも、頼みの錬金術が、オートメイル・クロコダイルには効かない。
そうこういってるうちに砦まで着いたみたいで、
スパイがごとくに軍に包囲される。
アームストロング少佐に紹介されたアームストロング少将を見るが、
彼女は、アームストロングの紹介状を無残に破り捨て、
人の判断は、自分でするという。
高い壁におどろくエドをよそに、少将は早く中にはいれという。
エドは、熊に魅入られたウサギになってしまった。


メイとマルコーは、スカーの示した場所にいき。
山小屋にたどり着く。研究書を掘り出す。
そして、研究書の解読に乗り出す。

-----------------------------------------------------------------


前振り
錬丹術の秘密を探るため、シンの国のメイを捜すエドとアルは、
彼女が北へ向かったとの情報を手に入れる。
一方、セントラルを出発し、西へ向かうスカーを
紅蓮の錬金術師キンブリーが追う。
だが、スカーは、夜陰に紛れ、こつ然と姿をくらますのだった。


キンブリー、彼らがどこへ向かったかがを考える。
「列車から飛び降りるのなら、カーブの多い、この辺でしょう。
 機関車が減速しますからね。
 問題は、ここからどちらに向ったですが。
 スカーの目的情報?」
「それがようとして」
「変ですね。
 ここに来るまでは、派手に動き回っていたのに。」
「報告します!南へ200メートルほどいった川沿いで小舟が一艘
 盗まれたとのことです。」
「スカーか?」
「今のところ目撃情報はありません。」
「調査しろ。」
「はっ!」
「報告します!近所に住む老人が西へ向った怪しい二人連れの男を
 目撃したとのことです。」
「今度は西か。すぐに兵をやり、その二人連れを捕らえろ!」
「はっ!」
「どうかしましたか?」
「いえ、ただ、、、
 この地図、北に向う山道があるんですが、これなんですか?」
地図にバッテンマークが書かれている。
「ノースエリアに抜ける林道でしたが、落石が絶えず。
 今は、通行そのものを禁じています。これがなにか?」
キンブリー、その方向があやしいと。。。

兵を連れて、北の林道にいってみる。
目の前に岩が崩れたっところが。
「この先数カ所ここと同じように、巨大な落石が道をふさいでします。」
キンブリー、それを調べる。
水が流れた後。
「水の流れが変っていますね。」
「そのようですが。それが何か?」
「ふっ。
 破壊を得意とする錬金術師にとって、この程度の障害物を排除すること

 なぞたやすい。」
「はっ?」
「同様に山肌を破壊し、落石で再び道をふさぐことも、またしかり。」
「えっ。」
「錬成の跡?」
「兵を北へ。」


エドたちは、北に着く。
「雪だあ。」
「うわあ。」
雪が降っている。
駅の階段を下りるときに、ころんでしまうエド。
「もう。兄さんは、落ち着きがないんだよ。」
「うっせえなあ。ちょっと滑っただけだろ。」
「でも、ほんと、すごい雪だな。」
「ああ、リゼンプールじゃ、めったにお目にかかれない。あっ
 そうだ。アル。
 ちっちゃいときのリゼンプールの大雪、覚えているか?」
「大雪?」
雪の記憶が。。。
「覚えてる。覚えてる!みんなで雪合戦した!」
「ははっ。雪だるまも作ったな。」
「うん!」
「子供の頃は、自分が、こんな北の果てに来るなんて、
 思ってもみなかったけど。」
「ああ、来ちまったな。」

ブリッグズ電車が出るまで、時間があるので、
とにかく腹ごなしにいく?
腹は減ってないが、とにかく行ってみることにするエド。


キンブリー、情報収集。
「何か情報は?」
「全力で捜索中でありますが、申し訳ありません。」
「一つ先の駅の操車場で、スカーらしき男が目撃されました。」
「間違いないのか?」
「間違いありません。
 ブリッグズ行きの軍用列車に乗り込んだところを目撃したとの
 ことです。」
「同行者は?」
「中年男性で髪は黒。報告書どおりです。」
「ふっ。」
「すぐに列車を止めさせます。」
「その必要はありません。
 また、飛び降りされても困りますから。
 さて、ここからは、私の仕事です。
 あなたたちは、邪魔をしないように。」
現場に向うキンブリー。


北へ向っている列車
「うう。」
スカー「眠っておけ。北の寒さの中では眠りたくても眠れんぞ。」
スカーなにかに気づいて、目が覚める
スカーは後続の貨物を見る。別に異常がない。
「あっ。」なにかに気づくスカー
再度見ると別の列車が。。「あっ!」
キンブリーが列車を併走させる。
「飛び移ります。速度を合わせて下さい。」
「了解です。」
キンブリーが飛び移ってくる。
そして、列車の操縦者に礼をする。下がれと。
スカーは、貨物の方に進む。
そして、中をあけて、中を進む。
「ん?ドクター・マルコー。
 お迎えに上がりました。もう逃げられませんよ。
 お一人ですか?スカーは、どこに?」
逃げようとする男
「往生際が悪い。
 逃げられないと言ったでしょう。ドクター・マルコー」
顔が見えると、
ヨキ「ああ」
キンブリー「誰?」
スカー「ふん!」
中に入ってくる。
ヨキは逃げ出す。
スカーが、キンブリーにいぞみかかる。
キンブリー「あなたが、噂のイシュヴァール陣ですか。」
暗闇が、月で照らされる。
「ん?」
「はっ!」
スカー、思い出す家族を惨殺した錬金術師のこと。
キンブリーも。。。
スカーは怒りをあらわにする。錬金術で破壊をする。
ヨキは恐れて、
「あんな化け物どもに、つきあってられるか!
 飛び降りるなら、今のうち。
 無理。」
キンブリーは、無傷。
「ふん。」
「ゾルフ・J・キンブリー。紅蓮の錬金術師。俺を覚えているか?」
「ええ、よく覚えていますよ。
 あなた、イシュヴァールのカンダ地区にいた。
 あのとき、あなたの周りにいたのはご家族?」
「うっ。」
「あなたそっくりで、眼鏡を掛けた方がいましたっけね。
 左脇腹から大量の血を流し大層な苦悶の。」
スカー、キンブリーに向っていく。

キンブリー。。。まずいですね。
     こちらは出所したばかりで、体がなまっているのに、
     あちらは、内乱の後も戦い続けてきた。
     体力的には、こちらが不利。
     だが、しょせんは、壊すことしか

スカー、キンブリーに棒状のものをなげつける。
キンブリーの左脇腹に刺さる。そして、前の車両に押しつけられた。
スカー、やってくる。
「左脇腹だったな。」
「ぐっ。」
「神に祈る間はやらん。」
「くっ。残念 ですね。
 同じイシュヴァール人を、二度もしとめ損ねるとは。
 ふっ。」
錬金術を使う。
そして、連結器を破壊する。
スカー「なあっ!」
スカーの車両は、切り離され、後に残される。

キンブリー「この私が逃げとは、とてつもない屈辱ですよ。
 次は必ずけりをつけましょう。イシュヴァール人!」

スカー、後に残される。「くっ!  キンブリー!!」


操縦者は、後ろの車両がないことに気づいて列車を止めて、見に行く。
最終車両にキンブリーがいる。ケガをしている。
「おっ。おい、あんた、何があった!?おい!」
キンブリー「だれが止めていいと言った。」
「はっ?」
「このまま走らせろ!北に向かえ!」
「うっ!」
「いいぞ、そうだ、死が迫ってくる。
 死を築く者は、死に追われるのだ。
 常に死と隣り合わせ。
 魂を懸ける仕事こそ美しさがある。
 なんと、やり応えのあるわたしの戦場!」


メイとマルコーが、雪道を歩いている。
「スカーさんとヨキさん、大丈夫でしょうか?」
「私たちに追っ手がないということは、うまく憲兵の目を引いてくれて
 いるのだろうねえ。無事だといいが。
 う。うう。」
「マルコーさん?」
「いやあ。
 治りかけの皮膚に、北の風は、こたえる。」
「ごめんなさい。
 もうすこし格好のいい顔に治せればよかったんですけど。」
「いやあ。私には、分相応な顔だ。満足している。
 メイちゃん。見てごらん。」
「うわあ!」
「プリッグズ山脈だ。
 北の大国ドラクマとの国境になる山々だよ。
 そろそろ、スカーが示した場所に近いはずだが。」
「えっと。
 あっ!もう、すぐそこです!」
目的地に進む二人
顔の傷が痛むマルコー。


ラッシュバレー
ウィンリィが、エド達の居場所を確認する。
「えっ。ホテルを引き揚げちゃったんですか?」
「はい。昨日のうちに。」
「どこにいったかわかります?」
「確か、北に行くと、おっしゃってましたが。」
「そうですか。お世話さま。」
電話を切る。
「はあ~。あのバカ。」
「どうしたの?兄弟は元気だった?」
「あのまま、北へ行ったって。」
「あらまあ。それは。
 死ぬわね。」目をきらっと光らせる師匠。


くしゃみをエド。うう、寒い、さすが、ブリッグズ。
「ここだよ。あんちゃんたち。」
「ん?」
入り口がある。
「この山道を、道なりに行けば、プリッグズ要塞に出る。」
エド「ありがとう。」
「あっ。そうだ。君。」
アル「ん?」
「そう君。それ、オートメイル?」
「いいえ。」
「ああ、そう。だったらいいんだ。」
エド「どうした?」
アル「さあ?」
「その柵の向こう側は、軍の所有地だから、
 道から外れたら死ぬよ。」
「はい?」なんでーと二人?
エド「行くか?」
「うん。」


すごい吹雪を歩くエドとアル。
「山の天気は変りやすいっていうが、こんな急に変るとは。」
・・・雨男ならぬ雪男。
「どうしよう。兄さん。完全に道を見失ったよ。」
「安心しろ!イズミ師匠は修行時代に冬のブリッグズで1ヶ月
 ほうり込まれても生還したらしいぞ。」
「うそだ!
 こんな中で1か月も生き延びられるわけがない!」
「でも、熊も倒したって。」
「ブリッグズの熊は、立ち上がったら、2メートルを越えるんだよ。
 そんなの倒せるわけないじゃ。」

後ろになにかが出てくる。
うしろをこわごわと振り返る兄弟。
大きな熊に見える。
「熊~!」

錬金術で剣にするエド。
振り上げた腕が大きなワニのようなもの。
エド「はっ」
バッカニア「うりゃ!」
「熊じゃない!」
「うっ!」
アルがお縄にかかる。
エド「アル!」

エド「おい。待てって!国軍の軍服じゃあねえか!」
バッカニア「むう?貴様もオートメイルか。。ただの平凡な。」
「ああ?そっちこそ、趣味悪いの付けてんじゃねえか。」
「この機械美が分からんとは愚か者め!
 戦闘用オートメイル M1913-Aクロコダイル。
 かみちぎられたくなかったら、おとなしく捕まれ、
 ドラクマの密偵め!」
「密偵?何いってんだ。俺は。」
「うお~!」
「この。
 話、わかんねえ、デカ物だな!
 うっ!なんだ?この痛みは。
 オートメイルが、うまく動かねえ!」
「うお~!取ったり!」
エド「うわ~」
アル「兄さん!」
「この野郎。人の話、聞けって!」
「まだ逆らうか!」
クロコダイルを電動鋸のように動かす。
エド「えっ。うそ!
 待て。待て。待て。待て!待てって!」
「なまくらオートメイル、もらったあ!」
「この。。。もらうのはてめえの腕だ!!」
錬金術が効かない。
「何かしたか?」
エド「うわあ!
 ちょっと。たんま、たんま、たんま。マジ、たんま!
 なんで、錬金術が効かねえんだよ!?
 これ、鉄じゃねえのかよ。」
アル「兄さん!えい!」
兜をエドに投げる。
エド「サンキュー。アル!」
クロコダイルに、兜を突っ込む。
「うん?」
アル「大丈夫?」
エド「野郎。
 雪山で死ぬ前に、ウィンリィに殺されるじゃねえか。」
バッカニア「やるな。小僧。
 ノーマルのオートメイルで、よく頑張った。だが、ここまでだ。」
エド「ああ?」
「はっ」
兵士に囲まれる。銃を向けられる。
アル「ブリッグズの山岳警備兵!?」
エド「おいおい、また、銃を突きつけられよ。」
壁が。。。
アル「兄さん。」
エド「壁?」

アームストロング少将が出てくる。
「どうした。バッカニア大尉!」
「は!お騒がせして申し訳ありません。
 アームストロング少将閣下!」
アル「あっ。」
上にアームストロング少将がいる。

エド「あっ。」
アル「アームストロングって」
「あれが、アームストロング少佐が紹介するって言ってた。
 オリヴィエ・ミラ・アームストロング。
 アームストロング少佐の姉ちゃん!」
アル「でも。。。」
アル。。。似てない
エド。。。でかくない・・・そういうもんかい。

オリヴィエ「貴様、何者だ?」
「鋼の錬金術師 エドワード・エルリック。
 セントラルのアームストロング少佐の紹介でこちらの少将閣下に
 会いに来た。
 まず、この警備兵をどけてほしい!」
オリヴィエ「ボディーチェックをしろ。」
エド「んなっ!怪しいもんじゃないって。」
オリヴィエ「知らん。
 有名人の名をかたることなど、誰でもできる。」
「うおっ。空っぽ!?」
エド「にゃろう。」
「ん?これは。」

「閣下!」
手紙を少将に持っていく。
エド「それは、アレックス・ルイ・アームストロング少佐からの紹介状だ
 呼んでくれれば。
 俺たちが俺たちが怪しい者じゃないとわかる。」

紹介状

My Sister
alex

・・・・なんと簡単な。

裏を見るとみつろうで家紋のはんこ

「ふん。確かにアレックスだ。」
紹介状を破り出す。

エド「なっ!?読んでくれねえのかよ!」

オリヴィエ「紹介状など。私には無意味だ。
 私以外にの他人がつけた評価なぞ。いらん。
 私は、私の目で人を評価する。」
紹介状をこなごなにして、飛ばしてしまう。

エド「はっ。」
高い壁
アル「うわあ。」
エド「すっ。すげえ。
 でっけえ。なんだ。これ!?」

オリヴィエ「入れ。鋼の錬金術師。」
エド「すげえ!高え!でけえ!」
「とっとと歩かんか、グズども。
 頭の上のアンテナむしり取るぞ!」
オリヴィエが、熊に見える。
エド「ひい~。」小動物のウサギ。
オリヴィエ「先に言っておくが、子供扱いはせん。
 ここは天険の地。ブリッグズ。
 弱肉強食の世界だ。」


メイとマルコ、スカーの示した場所でものを掘り起こす。
スカーの兄の研究書を見つける。「あった!」
マルコー「これが、スカーの兄の研究書。」
メイ「シンの錬丹術と、アメストリスの錬金術を融合させたものですね。
 不老不死の法は、載っているでしょうか?」
「載っているといいね。」
マルコー、本を手に持って
「これが希望の書となるか。はたまた、絶望の書となるか。
 さあ、解読をはじめよう。」


ブリッグズの将軍オリヴィエ・ミラ・アームストロング
激しく強く北を統べるアメストリスの守護神
恐れはない。恐れられることはあっても

次回 氷の女王

ブリッグズ流を見るがいい。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #32 大総統の息子 の感想 [鋼の錬金術師]

エド達、シャオメイでメイの行方を捜すが、見つからないので、
中央図書で、錬丹術を探す。

ロイは、グラマン中将をたきつけて、野望をいだかせる。
そのグラハムは、変な女装でやってくる。
・・・えっと、死に神の??のように見えました。いるよねこんな
   おばさん。
笑いを隠せないロイ。グラマンは、メイとシャオメイを見つけて
ウエスト経由で北にいくことを知ってた。
・・・中将って、変人それとも策士。

それで、デカ物アームストロングから、エドに伝えられる。
紹介状をもらうエド。アームストロング少将への。
それで、エドはアルと共に北に向かうことに。

中央図書で、アルは、サリムと出会い。
大総統の息子サリムであることが。
二人は、サリムに尊敬される。
エドは、サリムに小さいと言われてかちんとくる。
そして、大総統の家に招かれる。
サリムの、父への話。
妻におのろけばなし。
間合いを計ったように帰ってくるブラッドレイ。
・・・ねんをおしにきたような。
ちょっとの間、話を下の後に、ホークアイを連れて公務に戻る。
エドとアルは、大総統宅をでる。
あの二人は、大総統がホムンクルスだってしっているのだろうか。
・・・こどもができない理由?
   サリムは、父のことを尊敬している。人間でなくても。
   ホムンクルスだから、激務にも耐えられる?

スカーとマルコーは、軍の注意を引きつつ移動し、
電車に乗り込み、その後追跡を巻いてしまう。
追っ手のキンブリーは、北か南かと?

エドとアルは、初めて、北に向かう。
雪見られるかなと
・・・大雪でこごえるだろうに。砂漠とはちがう。

------------------------------------------------------------

エド、シャオメイにそっくりなものを見つける。
「確かに」エド
「これそっくりだけど」アル
・・・これは猫か?
「うちの子、かわいいでしょう?」
「にゃ~お」
「絶対違う!」
「わかってるよ!」
「てかいうか。俺たち、こんな細かいギャクにつきあっている
 ひまねえんだよ。」
「はあ。ほんと」
二人で「どこにいるんだろう。」


メイは買い物を済ませて、シャオメイとともに駅へ向かっている。
・・・これは、かわいいショットだあ。



メイが走っていく。
兵隊が、スカーのことを言っている。それをさけるようにいくと、
ある婦人(グラマン)にぶつかる。そして、食料とシャオメイを落として
しまう。
「あらあら。ごめんなさいねえ。」
メイ「いえ、よそ見していてすいません。」
「めずらしい衣装ね。外国の方?」
「シンから来ました。」
「あら、まあ、観光かしら?イーストシティって、見るところが
 ないでしょ。」
「いえ、乗り継ぎで寄っただけで。
 これから北へ行くんです。」
電車がでると放送。
「あっ。いけない!
 おばあさん、ありがとう!」
「気を付けてね。」
メイは、男を連れて、シャオメイをともにいく。
・・・これが、マルコーか?
「うん?」グラマン
シャオメイもふりむく。・・・野生のカン?
首をかしげる。「変った猫ちゃんねえ。」


地下にて
スカーと男が歩いている。
それを追いかける兵士。
スカーを見つける兵士達。攻撃を加えようとしたら、スカーが
錬金術で上の壁を壊してしまう。
兵士を足どめにする。
そして、男と逃げ出す、。


司令部
キンブリー「黒髪の中年男と、一緒にいたのですね?」
「はい。そう報告を受けています。」
キンブリー地図で位置を確認する。
「ここが昨日。」
地図をたどって
「西ですか。」
状況を報告する兵士
「スカーも、ひっしなのでしょう。
 それにしても、目立ちすぎですね。」
考えているキンブリー
「さて、仕事に出かけましょう。」
部屋からでるキンブリー

駅へむかうキンブリー、老女とすれ違う。
立ち止まって、振り返る。なにかに感づいた。
「ふっ。まあ、いいでしょう。わたしには関係ない。」
・・・依頼されてないし。
部下をつれて、イーストシティへ向かう?


墓地にて
ロイが、ヒューズの墓前に来ている。
そこへ老女がやってくる。
「お葬式ですのね。」
「うう。はあ、そのようですが。」
「嫌なものよね。この年になると、いつ自分がああなるかばかり
 考えてしまう。」
「なにをおっしゃいますか。、ご婦人。
 見たところ、またお若い。」
投げキッスをするご婦人。
はっとするロイ。絶句。
想像して、変装をとるとグラマンの顔がうかぶ。
それは、あのグラマンだった。
「グラマン中将閣下!?」
「ほほほほっ。待ち合わせは、ヒューズ准将のお墓でしたよねえ。」
ロイ、後ろを向きわらいをこらえる。
「最終手段を使ったと言うことは、ただ事ではないと思ってね。
 念には念をいれ、変装してきたのよね。」
「いやあ。さすが、変人と名高いグラマン中将。
 予想外の変装です。」
「変人?
 ほめ言葉として、受け取っておきましょ。
 で、なんの用?」
グラマンは、用を聞く。


中央図書で、錬丹術術を調べる。
「錬丹術。
 中央図書館でなら、なんかわかるかもね。」アル。
「ああ。豆粒女が見つからない以上、自分たちで調べるしかない。」
「すこしでも、手がかりが見つかるといいいね。」


グラマン「なるほど。セントラル上層部は、すべて黒か。
しかし、情報と引き換えに失ったもの多すぎ。
信用できる部下を引きはがされちゃったら元も子もないでしょ。」
「はっ。返す言葉もありません。」
「はあ~。レイブンまでもか
 少し昔わしが、セントラルにいたころにね。
 レイブンに聞かれたよ。
 「完全なる不死の軍団に興味はないか?とな。」
「不死の軍団?」
。。。ホムンクルスのことか?
「「不死などとくだらん」と一蹴してやった。
 そしたら、その後すぐにわし
 東方司令部に飛ばされちゃった。」
「左遷ですか。」
「お陰でごたごたと、うるさい東部問題の尻ぬぐいをし続けるはめに
 なったよ。」
「ごたごたといえば、
 リオールの暴動を覚えておいでですか?。
 レト教尾のえせ教主の陰謀が鋼の錬金術師によって暴かれた事件です。


「ああ、覚えとるよ。」
「リオールが大混乱に陥りましたが、初期の段階で東方軍が迅速に
 行動して暴動を抑えることができました。」
「が、セントラル軍が出張ってきて、東方軍は、お払い箱にされた。
 だったけな。」
「ええ。
 リオールの治安が、急激に悪化したのは、セントラル軍が、
 入ってきたからです。」
「セントラルのやつら、な~んかたくらんでいるよねえ。
 ああ~。やだやだ。
 わしの引退まで、平穏無事でいてくれんもんかのう。」
「またまたご冗談を。
 グラマン閣下ともあろうお方が、地方の長で満足する気なぞ、
 かけらもないのでしょう?
 イシュヴァールを経験した屈強な兵を擁する東方軍を持っておられる
 というのに」
笑うグラマン中将。
「極秘連絡用メモを使うのは、わしに泣きつくときだと思っていたが。
 わしをたきつけるために、ここに呼んだか。
 やれやr。
 セントラルが、おもしろいことになってきたお陰で
 消えかかっていた野望の火種がまた燃え上がってきたわい。」
目が本気になる。
「本気を出すと、化粧が崩れますよ。ご婦人。」
「あら、いけない!ほほほほっ。」
「はははっ。この後、お暇ですか?
 よろしければ、どこかでお茶でも。」
「まあ、ごめんなさいね。お誘いはうれしいけど。うん?」
ロイの持っている絵が目にとまる。
「んん~。」。。。見たなあ。その猫。


錬丹術を探すエド。うなっている。
錬丹術の記述が少ないと嘆いている。
本を返す。
「いっそ、シンに渡って、本場物を学ぶかと
 いや、しかし。オートメイルであの砂漠越えは。」命取り
急に暗くなる。・・・う~んようかいぬりかべ。
「ん?うわっ!うわ~」
図書棚の上からのぞいている例のあの。
アームストロング「ふっふ~ん。」
「見つけたぞ。エドワード・エドリック」
棚をうごかして、エドの方にやってくる。・・・大魔神
抗議するエド。大声をだすエドに。
「しっ!図書館でFは、お静かに  ってある。」
アームストロングがやってくる。
アームストロング、口を近づけて
「お主、白黒猫を連れたシンの少女をおっておるらしいなあ。」
「ああ。って、なんで知ってるんだよ。」
「マスタング大佐に聞いた。今日、我が輩は大佐の使いだ。」
「ん?」
「その少女、北へ向かうらしいぞ。
 目撃者の話によると、イーストシティから、北へ行くと
 言っていたとか。」
「北か。よし、そんだけわりゃあ。動ける。
 少佐ありがとうな。大佐にも、礼言っといて。」
「待て待て、焦るな。」
「ん?」
アームストロングがふところから手紙を出す。
「持っていけ。」
「な。なんだ。これ?」
「紹介状だ。役に立んかもしれんが、まず会え。」
「会えって、誰に?」
北の地、・・・ここは、辺境。山陰
「北方指令部より、更に北。ドラクマとの国境を守り、
 「ブリッグズの北壁」の異名を持つ将軍。
 アームストロング少将だ。」
・・・親戚でないの?


スカーと男は、追われる。
「急げ!」
挟み撃ちにされ、銃を向けられるが。
いいタイミング汽車がくる。けむりに紛れて、
汽車に乗り込む。最後の車両の上にのっている。
「司令部に報告しろ!
 あれは、ウエストシティ行きの列車だ!」


アルは、錬丹術を探すが、みつからない。
「これといった錬丹術の記述は見つからないなあ。
 あのメイって子の遠隔錬成術、すごかったなあ。」
・・・シャオメイがまねているのがおもろいよ。
「あれ、使えたらいいなあ。
 ノックス先生のところにいるときにもっと聞いておけばよかった。」
うしろを少年が歩いている。
「リンは、医学に特化した技術って言っていたけど。
 ん?」
セリムが、アルをみつける。目がキラキラ。
「鋼の錬金術師さんの兄弟の大きい鎧さんですか?」
「そっ。そうだけど。」
「すごーい」
大声を出すセリム。
「どうも、っていうか。図書館ではお静かに。」
「あ、すみません。
 なんの勉強をしているのですか?」
「錬丹術だよ。」
「錬丹術?」
「シンの国の錬金術。」
「へえ、シンの国の。
 でも、エルリック兄弟は、この錬金術先進国のアメストリスで
 国家資格を取れるほどの腕利きなんでしょ?
 それが、なんで、他国のマイナーな錬金術を調べてるんですか?」
「えっ?」
。。。僕の体を取り戻すとか、
   ホムンクルスに対抗する方法を探ってる
   なんて言えないよなあ、。
「えっーと。
 錬丹術は、医学方面に特化してるというからね。
 人の命を救う技術として新たな可能性がないか、研究してるのさ。」
「うわあ。さすが、噂通りのエルリック兄弟だ!」
エドが走ってくる。
「アル!アルフォンス!支度して!いくぞ!」
「兄さん。図書館では、お静かに。。。
 って、どこ行くって?」
「詳しい話は、歩きながら説明する。
 とにかく出発だ。ホテルの荷物をまとめろ。」
セリムが、目を輝かす。
「ん!どこのガキだ?」
目がキラキラのセリム。
「鎧さんのお兄さんってことは、
 国家錬金術師のエドワードさん?」
「おう。」
「うわあ。噂通りちっちゃ錬金術師だ!」
エド「カチ~ン。
 ぬぬぬっ。おま  お前。
 もう一回言ってみろ。もっかい言ってみろ。
 飛ぶよ?海王星辺りいっとく~?」
「うわあ、噂通り、小さいって言ったらぶち切れるんだ。」
「うおおお~。」
銃をむけられる。
「ん?」
「セリム様から離れろ!」
「あっ!撃っちゃだめですよ!」
銃を下げる。
エド「もしかして、セリム・ブラッドレイ?」
「大総統の息子の!?」
「はい。そうです!」


セリムにブラッドレイ宅に招待される。
エド「なんでこうなるんだ?
 おれたち北に行くはずだろう。」
「そんなこと言われても。」
「ごめんなさいね。」
「あっ」
「この子、ずっと、エドワードさんにあこがれてて。」
「あ、。あこがれ?」
「セリム君は、錬金術が好きなの?」
「はい。僕も錬金術を習って、エドワードさんみたいな、国家錬金術師
 になるのが夢です。」
「俺にあこがれて」
「そして、お父さんの役に立ちたいんです。」
「あ。ああ。」
「お父さんは
 キング・ブラッドレイ大総統は好きか?」
「もちらんです。」
「お父さんって、どんな人かな?」
「立派な人です。普通の人なら音をあげてしまうような激務にも耐え
 毎日国民のことだけをお考えて行動してます。」
「そうなんあ。」
「大総統は、毎日忙しそうだものね。」
「はあ~。そうなのよ。
 あの人、まだ現役でバリバリ働くつもりなの。
 もういい歳なんだから、休めばいいのに。
 昔っから、仕事一辺の人でね。
 仕事はできるけど、女心の分からない唐変木だったわ。
 もう失礼な男で、私ビンタ張ってしまったの。」
エドとアル、それはまずいのではないのかと。
「まあ。それが縁で、おつきあいを始めて、最初のデートが、これまた
 。。。って。あら、いけない。
 のろけ話になってしまったわね。
 おほほほっ。」
エドは寝顔。・・・・天然だあ。
ドアの開く音
ブラッドレイが入ってくる。怖い顔で見ている。
エドとアルは、その目で。。。
「お父さん。」
「まあ!」
「お帰りなさい。」
「おお。セリム。」
「どうしたんですの?」
「めずらしく時間が空いたので、お前達の顔を見にな。
 すると、鋼の錬金術師君が来ていると聞いてね。」
エド「どうも」
アル「お久しぶりです。」
「中央司令部で、会ったばかりじゃないか、ん?
 はははははっ。」
それを見ているエド達。
セリムは笑顔でお父さんを見ている。

「そうか。図書館で出合ったのか。」ブラッドレイ。
「はい!」
エドは、不安そうに見ている。
「似てないと言いたいのかね?」
「いっ。いえ、そういうわけじゃあ。」
「この子と血のつながりはない。」
「私たち夫婦には、子供ができなかったの。
 だから、親戚の子を養子にもらったのよ。」
エドが見ている。
「親思いの優しい子に育ってくれた。」
「えへへへ。やめてよ。お父さん。
 恥ずかしいです。」
「本当のことだろう。」
エドとアルがそれを見ている。
仲がいい親子。
「何かね?」
「あっ。」
「い、いえ、いつも、司令部にいらっしゃる姿しか見ていないもので。
 やっぱり。ほら。ねえ。」アル
「イ。イメージがのギャップ。ってやつですよ。」エド
「そうか。
 私にも家族がいるんだよ。こんな私にもね。」
「ん!あ!」
「君たちの家族とは、少し違うが。」
「はっ。」エド  ばっちゃん、ウィンリィ、アルのことを
「ああ。うっ。。。
ブラッドレイ、席を立って、
「お父さん。もう、いっちゃうんですか?」
「ああ。そろそろ公務に戻る時間だ。」
「あっ。」
セリムは、父を。。。
「ゆっくりしていってくれたまえ。国家錬金術師君。」
笑顔で話すブラッドレイ
「うぬ。。」
「ああ。」
ドアを開けて、出て行く。

ドアが閉じる。
外には、ホークアイを待たせている。
「行くぞ。」
ブラッドレイ、ホークアイを連れている。


夕方になって
「また遊びに来て下さいね!」セリム
「ああ。またな。」エド

エド、アル話をする。
「奥さんも息子さんも、大総統がホムンクルスだってことを、」アル
「ううん。」
エド、走り出す。
「とにかく北だ!北に行くぞ!
 豆粒女。とっつかまえて、錬丹術の秘密を聞き出してやる!」
「うん!」


スカー、男はは電車の貨物部にいる。
「朝には着く。眠っておけ。」スカー
男は眠る。

朝、列車にがさいれを行う。中には、誰もいない。
軍はスカーを捕まえ損なう。
どこかでスカーとマルコーを見うしなってしまった。
キンブリー「そう。まんまと逃げおおせましたか。」
電話を切るキンブリー
キンブリー「これは、ウエストエリアの地図ですね?」
「あっ。はい。」
「最後に目撃されたのは、ここ。
 ウェストシティはここ。この間のどこかで、スカーとマルコーは
 消えた。」
山間部に目がいく。
「カーブでは、速度はかなり落としますね。
 飛び降りることは可能ですか?」
「できなくはないでしょうが。とても危険です。」
「そうですか。」
「さて、飛び降りて、どっちに逃げたんでしょうね。
 北か?南か?」北の方に目がいく。
「ふっ。」


山間部をスカーと男が走っている。


汽車で北にむかうエドとアル。
アル「北に行くのって、もしかしたら、始めてじゃない?」
「そうだな。」
「雪見られるかな?」
「雪か。
 リゼンプールじゃ。めったに積もらなかったからな。」
列車は、雪山へ向かう。



追う者、追われるも者
白い世界でぶつかり合う狂気と憎しみ
かつてない激闘は、新たなる世界への扉を開く

次回 ブリッグズの北壁

金色の髪、それは、氷で出来た炎

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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #31 520センズの約束 の感想 [鋼の錬金術師]

エド、ホークアイからロイの聞いて、思いを聞いて、
それにのることに、あのブラッドレイとの後でウィンリィへの
電話のために借りたお金を大佐の念願が叶うまで借りると
小銭の520センズで、約束をする。
ロイは、長くなりそうだなあその約束という。
・・・どんだけというかんじ。

エドは、お父様らに対抗するにはスカーとメイの錬丹術が
なにかをしるためにメイを探す。
シャオメイを手がかりにしたが、だめだった。
・・・逃げ足がはやいお子ちゃま達。豆女。

ロイの手駒は、すべてなくして、最後の手を使うことに?
昔の上司に連絡か?イーストのグラハムへ?
・・・なにをするのか?

リンの部下のランファンとジイは、エド達とたもとをわかって
別行動へ。リンを取り戻して、国に帰ること。
リン?グリード?いまはどっちかは不明。

ノックス先生は、家族とのひとときの安穏な時を過ごす。

お父様は、人が足りないのでキンブリーを出獄される。
キンブリーは、マルコー達科学者たちが作った賢者の石を使うが、
返さないために、経緯を知っている科学者を殺す。
だが、マルコーはたまたまその場にいなかったからか生きている。
出獄するとエンヴィーから、依頼される。
マルコーが逃げたみたいだ。彼が死んだようにみせたが、身代わりを
作ったかもしれないので。
スカーとマルコーを探して、マルコーだけ生け捕りにして
連れ戻せと。そして、一つ町を消すと。
・・・お父様は、全能というわけではないようだ。

マルコーは、スカーに生かされていた。
スカーに命令される。
この国の錬金術がおかしいので、兄の研究と比べて欲しいと
そこために兄の研究書を隠した北へ向かうことに。
リンは、スカーの元に戻っていた。
・・・なにが違うのか。隠されたなぞ。それをエド達も追いかける?
   ホークアイの錬金術の陣ががなにかは不明?

---------------------------------------------------------------

復讐と文字が書かれている。
エンヴィー「復讐。くそう。スカーだ。マルコーが殲滅戦関わって
 いたことをしっていたのか!あっ。」
食事を投げ捨てる。


ホークアイ。エド。
ホークアイ「新しい情報が入ったら教えるわ。」
エド「大総統補佐ってえ、人質みたいなもんだろ。大丈夫かよ。」
余裕をみせるホークアイ。
ホークアイ「前向きに考えるなら、隙あらば大総統の寝首をかけるっ
 てことよね。」
「おっかねえ。あ、そうだ。」
 大佐に伝言。スカーがまだうろついてるって。」
「わかったわ。」
見送るホークアイ。
エド「中尉。」
「なに?」
「イシュヴァールのこと、教えてくれありがとう。」
手をふっておくる。

エドは、アルと出合う。
「アル!」「ん!、兄さんどうしたの?」
ホークアイからロイのことを聞いたとアルに。
「そうなんだ。イシュヴァールでf、そんなことが。」
「俺みたいなガキに全部話してくれたよ。
 錬金術師は、真理を追い求める者。
 でも、身近なことさえ、分かってなかった。」
「大佐は、目的を果たしたら、その先を見てるんだね。」
「目的を果たした先か。
 アル、お前、元の体に戻でた後、何がしたい?」
アル
「そうだなあ。まずは、ウィンリィのアプルパイが食べたいかな。」
「あはははっ。」
「兄さんは?」
エド「う~ん。元の体に戻るっつう目的で、いっぱいいっぱい
 だったからなあ。
 とりあえず、ばっちゃんとか師匠に
 戻りました って、あいさつ周りかな。」
「そっか、お世話になりまくりだもんね。
 みんな笑って迎えてくれるよね?」
「ああ。」
「みんなの笑顔、見られるね?」
「ああ。」
「状況は、厳しいけど、なんか元気が出てきた。」
「明るい話もあるぜ。」
「ん?」
「あのとき、俺たちの術は発動しなかった。
 同じ頃、地上でも、使えなかったらしいんだ。」
「じゃあ、あの女の子とスカーは。」
「そうだ。連中だけが使えた。」
「なにかあるんだ。あの二人の錬金術に。僕達の知らない何かが。」
「ああ。まだまだ、どんづまりじゃないぜ。」


エド「出てった?あの豆女が?」
ノックス「ああ、今朝早くにな。」
「で、どこ行くって。」
「さあなあ。」
電話を切るエド。
「ちっ、探すぞ。」
「セントラル中を?手がかりもなしに?」
「へっ。手がかりならあるさ。」
手がかりは、シャオメイ。

ロイの部下で、入院中のもの
ハボック「なんだこりゃあ?」
ブレダ「差し入れだ。」
「もっと、こう
 おねえちゃんが、いっぱい載っている雑誌とかよお。」
「俺たちが、いない間、さぼるんじゃねえぞ。」
「ああ。もう行くのか?」
「ああ。西部の名物料理でも、食ってくるわ。
 しかり留守番してろよ!」
「おう。またな。」



フュリー「ちゃんと食べて、強く大きくなれよ。
 留守の間、みんなを守ってくれ。」
ファルマン「フュリー曹長。、あっ。」
「よっ」
「ファルマン准尉。
 まだ出発してなかったんですか?」
「大佐に、借り物を返しに来たんだよ。」チェス盤を見せる。
上の大佐の部屋を見上げる。
「ああ~。短いセントラルつとめだったなあ。
 曹長は、南方司令部だっけ?」
「ええ、正反対ですね。」
「北方司令部って、寒いんだろうなあ。
 じゃ。またなフュリー軍曹。」
「はい。またお会いしましょう。」

ロイの執務室
ノックをして、ホークアイが入ってくる。
「失礼します。大佐。」
「中尉。」
「忘れものを取りに来ました。」
「そうか」
「スカーがまだうろついてるらしいですよ。」
「それは、気をつけなくてはいかんな。
 腕のいい護衛がいなくなることだし。」
「死なないでくださいね。」
「ああ。
 苦労をかけるなあ。
 付く人を間違えたかもしれませんね。」
「間違えたと思ったら撃ち殺せ。あの日の約束だ。」
「まだ、許容範囲です。」
「ははっ。中尉は、やさしいなあ。」
「では、大佐また。」
「うむ、また。」敬礼をしあうふたり。
「仕事、さぼらないでくださいね。」
「ああ。。」

ロイ、考える。
ファルマンから返されたチェス盤
「ボーンも  フュリー いや、趣味が高じてといいますか
 ビショップも  ファルマン はっ!光栄であります!
 ルークも    ブレダ どうも
 ナイトも    ハボック 頭、悪いから士官学校じゃ、
              苦労しました
 そして、
         ホークアイ お望みとあらば、地獄まで
 クイーンも取られた。」
チェス盤にならべるロイ。
「が、チェックメイトには。」
キングから、紙を取り出す。
「まだ、早い。」
  


エド達は、メイを探している。
「これ、こういう猫。
 こいつを連れた小娘を捜してるんだ。」下手な絵
「すみません。あっちのエイリアンは、無視してください。」
アルの絵の方がうまい。
夜になる。
エド「ああ。白黒猫の情報なし」
「もうセントラルにはいないのかなあ?」
ロイの車がくる。
「鋼の。」
エド「大佐!」
ロイ「なるほど、シンの錬丹術か。
 分かった。他の者にも聞いておこう。」
エド「本当は、大佐に借りなんざつくりたくねえんだけどよ。」
「そうだ。借りと言えば、金を返したまえ。」
ロイは、エドに手を差し出す。
「前、見ろ。前。」
あぶない運転。
「覚えてやがったか。いくらだっけ?500センズ?」
「520センズだ!ごまかすな!」
「んだよ!細けえな!
 そんなこっちゃ、大物になれねえぞ!」
アル「すみません。」
エド、お金を手に取るが、ふたたびにぎりしめる。
「やっぱ、まだ借りとく。大佐が大総督になったら、かえしてやるよ。」
「誰に聞いた?」
「ホークアイ中尉に。イシュヴァールのこともな。」
宿に着く
「鋼の。」
「ん!」
「金は貸したままにしておく。必ず返してもらうぞ。」
「んじゃ。そのときゃ、また、小銭借りるさ。
 民主制になったら返してやる ってな。
 それも返したら、また借りて、何か約束取り付けてやる。」
「つまり、わたしは、かなり長生きせねばならんということか。」
「そうだよ。中尉とかに、心配かけてんじゃねえよ!」
ドアを思い切り閉めてびっくりさせる。
「送ってくれて。どうもな。」
「あ。ふっ。ああ。またな。」


エドが帰ると、リンのじいが待っていた。
フー「遅かったな。」
びっくりする二人。
「待ちくたびれたぞ。」


ロイは、バーへにいく。
「よう。」
ヴァネッサ「あら!ロイサさ~ん。おひさあ!」
「元気そうだねえ。ヴァネッサ」
「久しぶりだね。ロイ坊。」
「こんばんわ。マダム・クリスマス。」
「元気だったかい?」
「いやあ~。全然だめ。
 景気づけに遊びに来た。」
「何飲む。」
「病み上がりなんでね。酒はだめなんだ。」
懐から紙を取り出す。
「特別なのを頼むよ。マダム。」
マダム、紙を取って「あいよ。」

イースト司令部
マダムからグラハムへの電話。
「グラマン閣下。セントラルのマダム・クリスマスという女性から
 お電話です。」
「ほう?」
「もう。一般人に極秘回線を教えないでください。」
わらってごまかす「わしもすてたもんじゃなかろう?
 この年寄りに、ご指名だよ。」


リンのじいが、ランファンにしかりつける。
フー「腕をなくし。若を守りきれず。この有様か。」
ランファンをなぐるじい。
ノックス「おい。なにすんだ!」
「それでも、ヤオ家に選ばれた一族の者か!恥を知れ!」
ノックス「やめろ。じいさん!けが人だぞ!やめろって」
「ないのか。ん?う腕、ないのか。」
ランファン「ごめんなさい。じいさま。ごめんなさい。」
フー「ばか者。    ばか者。」
ばかもの。ばかもの。

エド「ランファンとの約束。オートメイル技師を紹介しなきゃな」
フー「だめだ。」
「えっ?」
「おぬしらの好意だけ受け取っておく。
 これ以上の助けはいらん。
 オートメイル技師は、我々でなんとかする。」
アル「でも、ほっとけないですよ。」
「敵に、ランファンの顔を見られている以上、
 お主らの知り合いを巻き込むわけにはいかん。」
そうかとエド。
「分かった。ありがとう。」
ノックス「うん?」
「あなたのおかげで、孫娘が命を拾った。感謝する。」
「なっ!
 俺は、人に例を言われるような医者じゃあ。あっ?」
ランファン「ノックス先生。ありがとうございました。」
ノックス「と。。。とっとと出て行け!訳ありを長くおけるほど
 俺はおひとよしじゃあねえんだよ!ったく!」


フーとランファンは出て行く。
「皇帝陛下の体調は、悪化しているようだ。
 早く若を取り戻し、不老不死の法とともに、国へ帰らねばのう。
 いくぞ。」
ランファン「はい。」
ふりかえって、ランファン
「待っていろ。魔窟の住民どもよ。
 我々はまた戻ってくる。」


建物の上で、リン?グリード?が。。。



ひとりになったノックス。

ノックス先生、死体をいじっていたこと。

メイ「助けていただいた恩はわすれません。」シャオメイも礼。

ランファン「ノックス先生。ありがとうございました。」

「いまさら医者ずらかよ。」

ドアを叩く音。
奥さんと息子がやってくる。
「はいよ。どなた。」
「こんばんは。お父さん。久しぶり。」
「あなた、元気?」
「おう。」
「近くに寄る用事があったから。」
「でかくなったなあ。お前。やせたんじゃないか。」
「あなた、こそ。」
「仕事忙しいの?」
「ああ、相変わらず。死体の相手。。。
 あっ、いや、今週は生きた患者を、二人ほど治療したな。
 わられるよな。
 この俺が、人命救助だとよ。」
「父さん、おれ、医者を目指してるんだ。」
「はっ。」
「父さんが、イシュヴァール以来、ずっと苦しんできたのは
 知ってる。
 それでも、父さんは、医者をやめようとはしなかった。
 おれは、医者である父さんが好きなんだ!」
「バカ野郎が。
 上がれよ。あんまりい、うまかねえけどよ。
 コーヒーでも飲んでけ。」
コーヒーを入れるノックス。
「うわあ、散らかってるなあ!」
「さあ。お父さんが、コーヒーをいれてくれてる間に片付けましょう」
ノックス「もしも、神様ってのがいるなら、逃してくれよ。
 こんな俺でも家族とコーヒー飲むぐらいの幸せは願ってもいいよな?」


キンブリーが獄に入っている。そして、賢者の石を手に持っている。
。。。「これでイシュヴァールは、完全に国軍の管轄に入った。」
   「ご苦労だったな。キンブリー少佐。」
   「どうだった?賢者の石は?」
   「すばらしいです。
    等価交換を無視して、予想以上の錬成を行えましたよ。」
   「よろしい。詳細な文書にして提出したまえ」
   「石は返してもらおう。」
   「ふん。」キンブリーは、石を口に入れる。
   「なっ、なにをする。キンブリー!」
   「さて、これで、賢者の石の在りかはを知るのは、
    あなた方だけですね。」
   「貴様!」
   キンブリー、蹴り飛ばす。
   そして、術を使う。
   大爆発をする研究場所
   キンブリー、笑っている。
過去の記憶。賢者の石を返さない彼。
知っている物を殺してしまう。

看守かがくるので。
「おっと。」
賢者の石を飲み込む。

「出ろ。キンブリー。釈放だ。」
獄から出される。キンブリー。
「どういうことですか?」
「余計なことは聞くな。」
「上からの命令ですか?」
「うるせえよ。だいたいなんで、士官5人殺して、
 死刑になってないんだよ。お前。どんなて、使った?」
「いえ、何も。人徳じゃあないですか?」
「笑わせんなあ。爆弾狂があ!
 こんないかれたヤツを釈放するなんて、
 なにを考えているんだ。お偉いさんは。」
外にでたキンブリー
「ふん。
 看守さん。長い間お世話になりました。」
手を差し出すキンブリー。
「もう戻ってくるなよ。」手を差し出す。
手をつかむと錬成される。
看守の左手に時限爆弾が付いている。
「ほんのお礼です。」おじぎをする。
「まさか。ちょっと待て。
 やめろ!はずしてくれ!キンブリー!」
目盛りが時間を刺す。ひよこが出てくる。ピヨピヨピオヨ
「つまらないおもちゃです。おこさまにでもあげてください。
 では、さようなら。」
看守達、腰が抜けた。

しゃばにでるキンブリー
「さてと」
車が待っている。
「うん!」
車に乗り込むキンブリー。
エンヴィー「ひさしぶりだねえ。キンブリー。」
エンヴィー、すがたをあらわす、
エンヴィー「出所、おめでとう。」
「あなたたちの命令でしたか。そっ。人手が足りないんでね。」
「ということは、仕事を下さると?」
仕事をもらえるキンブリー。
エンヴィー「ドクター・マルコーを覚えているかい。」
キンブリー「賢者の石を作っていた研究者ですね。
 よく覚えていますよ。」
「そのマルコーが逃げた   かもしれない」
「かも?」
「まだ、はっきりしていないんだよ。
 番犬がわりに置いといた合成獣一頭いなくなっっていた。
 マルコーは、生体錬成に秀でた錬金術師だ。
 あれは、身代わりかもしれない。
 そして、やっかいなことに、スカーと呼ばれるイシュヴァール人と
 逃げている可能性がある。」
「うっ。」
「どうだい?」
「イシュヴァール殲滅を命じられた紅蓮の錬金術師としては。」
「そうですね。
 自分が取りこぼしたイシュヴァール人だとしたら、
 許し難いことです。」
エンヴィー「スカーは、見つけたら殺していい。
 だけど、マルコーは連れてこい。」
「それだけのために私を?」
「きひっ。マルコーを捕まえたら、見せしめに町を一つ地図から
 消してやるんだ。いい仕事だろう?」
「えげつないことをしますねえ。」
腹から賢者の石をはきだす。
「久しぶりに使えますね。」
エンヴィー「町一つ消すんなら、それじゃあ足りないかもよ。」
「うん。」
エンヴィー、手に賢者の石を持っている。
「これは、 また、イシュヴァール人を使って?」
「ドクター・マルコーの部下で、石の研究をしてたヤツらだよ。」
「ほんとにえげつない。」


スカーに助けされるマルコー。
マルコー「なぜ、わたしを逃がした?私は。」
スカー「貴様には、まだ聞かねばならんことがある。
 キンブリーという錬金術師のこと。
 それと兄が残した研究書に、俺では理解できん部分があった。」
「研究書?」
「兄は、死ぬ前に
 ”この国の錬金術は、おかしい”と言っていた。
 そのことが書かれているはずだ。
 貴様は、やり手の錬金術師。解読できるな?」
「この国の錬金術が、おかしい?」
ヨキ「だんな。あの娘、戻ってきましたぜ。」
メイ「スカーさん。ご無事でしたか!
 あれ?お仲間さんが増えました?」
スカー「仲間ではない。名は、マルコー。
 賢者の石を作り、イシュヴァール殲滅に加担した男だ。」
メイ「賢者の石って  不老不死の!?
マルコーさん。石の作り方を知っているんですか!?
どうやって!?教えてください!」
「いや、それは。」
スカー「よせ」
「あ!」
「そんなもの。求めるな。」
メイ「ああ」
スカー、マルコーに近づき、手を顔に当てる。
術で顔を焼いてしまう。
悲鳴を上げるマルゴー
スカー「顔の表面だけ破壊した。
 こいつの血を止めてやってくれ。」
メイ「はっ?はい!」
スカー「顔は、本人だと分からぬくらい崩れていた方が都合がいい。」
メイ「大丈夫ですか?マルコーさん。」
スカー「出発するぞ。」
ヨキ「えっ。どちらへ?」
スカー「俺が兄から受け継いだ研究書を隠した場所。北だ。」


隠れていた姿は微笑みとともに現れ
新たな火種が、錯綜するセントラルに降りかかる

次回 大総統の息子

知らない方が幸せか、それとも
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #30 イシュヴァール殲滅戦 [鋼の錬金術師]

昔のイシュヴァール殲滅戦についての語られる。
ロイとホークアイの関係も。ホークアイの父が、ロイの先生。
でも、結局は、誰から炎の扱い方をならったか?
リザ・ホークアイに最高・最強の錬金術を背中に描いている?
スカーといい、入れ墨して残すんだよなあ。
・・・なんかキカイダー01のギルの子供を思い出すなあ。

昔のイシュヴァールでの件で理由について、語るところがあるが。
軍人には、分からず。
今となっては、お父様の差し金。賢者の石の錬成の実験に使われただけ?
マルコーが錬成した賢者の石は、キンブリーの口の中。
その力でスカーの家族を惨殺する。

イシュヴァールの大僧正が、ブラッドレイに和平を申し出るが、
人間よ、お前一人のお命で10万人の代わりにはならないと。
そうだよね。等価交換だから割に合わない。
いくらえ偉くても、官僚でも役員でも、所詮は一人分の命。
価値は、それ以上でもそれ以下でもない、福沢諭吉かいな。
ブラッドレイ、上位種だから、人間をばかにしたいいかただあ。
たしか、お父様は、人間をありに例えていたか。踏んでも気がつかない。
・・・気を付けよ、宗教に傾倒している人たち、所詮は同じ人間。
   相手が、人間でないならとにかく。それに神様は人間が作るものでは
   ない。いいように人をあやつるために宗教が作られている。

ロイが、しようとしていることは、国を平和にすること。
できたとしたら、逆に悪人にされてしまう?
しかし、国民のためには必要?
日本では、そういうものは、戦後にごまかされましたね。
いまでは、戦争をおこしたやつらは、悪者でなく、
英霊として合祀している大馬鹿な国。
戦争をおこした連中と子孫が非日本人だあ。
・・・戦争をおこすに米国にはめられたところはあるが傲慢なものが
   上に立ってましたね。あれだけ、戦争を回避しようと裏で動いて
   いたというらしいのに。

-----------------------------------------------------------------

マスタングの過去。ホークアイ先生。
ホークアイの父「結局、軍人になったのか。やはり、まだ、お目に、
 炎の錬金術は早いな。」
ロイ「まだ、ですか?
 結局、、今日まで錬金術の基礎しか教えてくださいませんでした。」
「当たり前だ。軍の犬に成り下がるようなヤツには基礎を教えることで
 すら、もったいないわ。」
咳き込むホークアイの父。
ロイ「錬金術は、大衆のため  ですか?」
「ううん。」
「先生、周辺諸国の脅威に、さらされている今、軍の強化こそ急務です。
 国民を守るために、錬金術は。」
「そんな言い訳は、聞き飽きた。」
「なあ。」
咳き込む。
ロイ「わたしには、耐え難いです。
 先生ほどの方が、こんな極貧にあえいでいるなんて。
 国家資格を取ってください。
 そうすれば、更なる研究が。」
「研究は、とうの昔に完成している。」
「え!何ですって?」
「最高・最強の錬金術だ。使い方によっては、災厄になりうる。
 それ完成させ、そして満足してしまった。」
「うん」
「錬金術師は、生きているかぎり、
 真理を追い求めずにはいられない生き物だ。
 考えることをやめたとき、錬金術師は死ぬ。
 私は、とうの昔に死んで」
 ・・・咳き込む
「先生!」
むせびだす。
「先生!ホークアイ先生!」
「娘を頼む。私の研究はすべて、娘が。」
遺言をいって、先生は死んでいく。


墓地にて
ホークアイ「すみません。何から何までお世話になってしまって。」
ロイ「気にしないでいい。弟子として当然だ。
 何かあったら、いつでも、軍部に尋ねてくるといい。」
ロイは、居場所を書いた紙をホホークアイに渡す。
ロイ「君も、私が軍人になったことを軽蔑するかい?
 確かに、いつか路頭で、ゴミのように死ぬかもしれない。
 それでも、この国の礎の一つとなって、」
 みんなをこの手で守ることができれば、
 幸せだと思っているよ。」
「あっ。」
「おっ。いや、青臭い夢を話してしまった。」
「いいえ。すばらしい夢だと思います。」
「う。」
「みんなが、しあわせに暮らせる未来、信じていいですか?
 父の夢を託していいですか?」


現在にもどって、ホークアイ、シャワーを浴びている。
背中に父が刻んだ錬金陣が描かれている。

ハヤテ号が泣いている。
ハヤテ号が、エドにおおいかさっている。
・・・拳銃を返しに来たエド。

ホークアイ「はやて号。だめ。」
ハヤテ号、仕方なしにエドから離れる。
「ごめんなさいね。」
エド「いや。よくあることだから。
 聞いたよ。大総統付きだって?」
「ええ。」

ホークアイ
「かなりハードだったみたいね。」
拳銃を整備するホークアイ。
エド「人は、撃ってないよ。撃たずに済んだ。」
拳銃の手入れをするホークアイ
「いや、撃てなかったんだ。」
「うん。」
「だめだよなあ。
 覚悟がないから、迷惑かけてばかりで。」
「なんかあったの?」
「スカーがウィンリィの両親の敵だったんだ。」
手が止まるホークアイ。

スカーを撃とうとしたウィンリィ
エド「あのとき、心底イヤだと思ったんだ。
 急に銃が怖いものに見えてさ。
 気がついたら。」
ウィンリィから、身を挺して、スカーの前に立っていた。
エド「あいつ、スカーを殺したいくらい憎かったと思うんだ。
 後で見たこともないぐらい。
 わんわん泣いてたもの。
 ほんと、だめだ。
 あいつのこと、すこしもわかってなかった。」
「生きて、帰って来たからこその悩みね。」
「なあ。」
「でも、生き延びなきゃだめよ。
 大切な人のために。
 守ってあげてね。」
ハヤテ号がエドをみている。
「ん。」
「大好きなんでしょう?ウィンリィちゃんのこと。」
コーヒーをを吹き出すエド。はやて号の顔に直撃。動揺するエド。
わんちゃん、目が痛い。
「いや。いや。そのう。
 あ。あれは、ただの幼なじみで、
 か、家族みたいな。
 守るとかなんとか。あ、当たり前。っちゅうか。あの。」
大人の女の貫禄で受け入れるホークアイ。
「ごめんさいね。これ、重荷に鳴っちゃたわね。」
無口で反応するエド。
エド「中尉はさあ、重荷に思ったことないの?」
「重いとか軽いとか、今更言う資格。私にはないもの。」
「うん?」
「過去に、人の命をたくさん奪ってるから。
 そして、この道を行くって、決めたのも自分だから。」
エド、つばを飲み込む。
「イシュヴァール?
 イシュヴァールの話、聞いていいかな?」
ハヤテ号、そばで不思議そうにないている。
ホークアイ。銃の整備が終わる。


スカーがマルコーにきく。
スカー「話してもらおう。
 イシュヴァールで、お前達が何をしたか。」


ホークアイ、イシュヴァールのことを話す。
「イシュヴァールは、岩と砂だらけの厳しい土地。
 そんな土地だから、戒律の厳しい宗教と強靱な民族が生まれたのは、
 無理からぬことでしょうね。
 でも、アメストリスに、併合されたことで、
 一部の人々は、不満を募らせていた。
 そんな折。
   。。。。将兵が、イシュヴァールの少女を銃殺する。エンヴィー。
 一発の銃弾により不満は怒りとなって、イシュヴァール全域に広がったの
   。。。暴動がはじまる。
 暴動は、やがて内乱となり、7年もの長きにわたって続いた。
 そして、一枚の書類が、すべてを決定したの。
 大総統令3088号。
 イシュヴァール殲滅戦の開始を告げた その紙切れが。
    軍隊が、イシュヴァールに進攻する。
    砲弾の雨。
    アームストロング。
    手に錬成陣
    鋼鉄 グラン
    キンブリー
    ロイ
    イシュヴァールでの銃撃戦
 まさに地獄だった。
 空気は、腐臭と硝煙のにおいで満ち、
 砂は、流れた血で重く湿ったわ。」
唖然として聞いているエド
狙撃でイシュヴァール人をねらう。それがホークアイ
「普通の兵なら、弾を乱射して、その一発が偶然に人の命を奪うことも
 ある。でも。狙撃は違う。引き金を引けば、必ず人が死ぬ。
 原因と結果がこれほど明確に結びついているのは、
 狙撃兵と国家錬金術師だけだわ。」

   グランが
   「我が名は、鉄血の錬金術師バスク・グラン。
    鉄と血。すなわち兵器と兵士。
    この身こそ、戦の先駆けにならんでなんとする!」
   錬金術で建物を壊す。

   ロイが、炎で焼きつくす。

   アームストロングが壁を作って逃げ道を封じる、
   逃げ道を失ったものを射撃する兵士達。

   アームストロングは、遺憾な顔をしている。
   兵士達に惨殺されるイシュヴァール人。

アメストリスの駐留キャンプ
ヒューズが休んでいる。
ロイを見かける。
「ロイ。ロイ・マスタング?」
「ん?」
ロイ・マスタング。ヒューズと出会う。
ヒューズ「おまえも来ていたのか?久しぶりだなあ。
 しかし、目つきが変わっちまったな。」
殺し屋の目をしているロイ。
ロイ「そういうお前もな。人殺しの目だ。」
「う。ああ。」
ヒューズ「士官学校で、この国の未来について、
 みんなで語り合ったっけな。」
ロイ「ああ、美しい未来をな。」

「大尉、お手紙です。」
ヒューズ「おう、ありがとうよ。うわ~!」
ロイ「なっ。なんだ?」
「俺の美しい未来さ。グレイシアっていうんだ!
 セントラルで、ずっと、俺の帰りを待っててくれてる!」
ロイ、なにか引いている。
「一人でずっと。
 うああ。他の男が、ちょっかい出したらどうしよう!!
 いや、俺みたいないい男を置いて、グレイシアが、浮気するわけが
 ない。
 いやいや、しかし。」
「ヒューズ。一つ忠告しておく。」
「え?」
「映画や小説でよくあるパターンだ。
 戦場で恋人の話を持ちだしたヤツは、すぐ死ぬ。」
「お前なあ!」かちんとくるヒューズ。
ヒューズ「ふっ。これで、明日まで生きていけるんだ。」
「ううん。」
「この手紙だけが、明日を夢見させてくれるんだよ。
 いつ終わるともしれない。この戦場で。」
「まさに、出口の見えない戦争だ。
 国がどれだけ、兵力を投入しようとも、
 この砂漠は水のように吸い込んでいくだけだ。
 苦労して、制圧して、何が残る。
 やっぱり、砂だけじゃないか。」
「ああ、内乱の鎮圧にしちゃあ。徹底的すぎる。」
後ろから足音M気づいた二人。
「あ?」
「ん?」
そこへホークアイが、来ている。
「お久しぶりです。マスタング少佐。
 覚えておいでですか?」
ロイ。。。なんてことだ。この人も、人殺しの目になってしまった。

ホークアイが、ロイに教えをこう。
「教えてください。少佐。
 国民を守るべき軍人が、なぜ、国民を殺しているのですか?
 人に幸福をもたらすべき錬金術が、なぜ、人殺しに使われているの
 ですか?」
ロイは、悲しい顔をしている

キンブリ-「それが、国家錬金術師の仕事だからです。
 なぜ、国民を守るべき軍人が、国民を殺すのか。
 それが、兵士に与えられた任務だからです。
 違いますか?」

ロイ「割り切れというのか。この惨状を!」
キンブリー「そうですね。例えば、お嬢さん。
  「私は、いやいややっている。」
 そういう顔ですね。」
「うう」
キンブリー「相手を倒したとき、「当たった。よし!」と、自分の腕に
 うぬぼれ、仕事の達成感を感じる瞬間がまったくないと言い切れますか?
 狙撃手さん。」
ロイ「それ以上言うな!」キンブリーの首もとをつかむロイ
キンブリー「私からすれば、あなた方の方が理解できない。
 戦場は、そもそも敵を殺す場所です。」
「うう。」
「その覚悟もなしに、軍服を着たのですか?
 死から目を背けるな。前を見ろ。
 あなたが殺す人々のその姿を正面から見ろ。
 そして、忘れるな。
 敵も、あなたのことを忘れない。」

鐘がある。仕事がはじめる。

キンブリー「おっと。時間ですよ。仕事に行かなければ。」
ヒューズ「俺もいかなきゃな。じゃあば、ロイ。」
「ヒューズ。お前は、なぜ戦う?」
「簡単だ。死にたくねえ。ただ、それだけだ。
 理由はいつだって、単純だよ。」
ロイ、この言葉に?

ロイ、ふたたび、攻撃を始める。
。。。では、この戦いの理由はなんだ!?



マルコー「理由。
 あったんだ。おそろしい理由が。」
ある施設でイシュヴァール人が撃たれる。、
錬成を始める。
それを見ているマルコーら、研究員。
イシュヴァール人が犠牲になる。
マルコー、それを見ている目が、悲しい。叫び声で目を背ける。
その後には、赤いものが、陣の上に浮かんでいる。
「ああ!」
賢者の石ができあがる。

スカー「我らの血を使って、賢者の石を作ったというのか!
    その石をどうした!」
マルコー、賢者の石を手にする。

マルコー「ゾルフ・J・キンブリー少佐。
 紅蓮の錬金術師の手に。」
スカー「長い黒髪を束ねた冷たい目の男か?」
「ああ。」

スカーの家族を襲った例の男。

スカー「そして!」
マルコー「せっ。戦局が、たった一つの意志で変わった。」

爆音を聞いている。
キンブリー「ああ。いい音だ。
 体の底に響く、実にいい音だ。
 脊髄が悲しく踊り、鼓膜が歓喜に震える。
 それも、常に死ととなりあわせのこの地で感じることのできる喜び。」
キンブリー、賢者の石を口に入れる。
「なんと充実した仕事か!」
両手を合わせて、錬成する。
下には、スカーの家族達がいる。みんなを惨殺する。
キンブリー「うん。いい音だあ。
 すばらしい!賢者の石!」


コーヒーを降ろすホークアイ
「殲滅の完了は、時間の問題だったわ。
 そのとき、イシュヴァール教の大僧正ローグ・ロウが、同胞のために
 大総統の前に立ったの。

ブラッドレイ「ほう。貴様一人の命で残り数万のイシュヴァール人を
 助けろと?」
ロウ「いかにも。わたしは。」」
ブラッドレイ「うぬぼれるな。
 貴様一人の命と残り数万の命とで同等の価値があると?
 大概にせよ。人間。
 一人の命は、その者一人分の価値しかなく。
 それ以上も、それ以下にもならん。
 代えは利かん。殲滅もやめん。」
「この人でなしが!神の鉄槌が下るぞ!」
ブラッドレイ「神だと?さて不思議な。
 この状況で、いまだ、私に鉄槌はくだらぬではないか。
 あと何人いや何千人イシュヴァール人を殺せば、下るのだ?」
「貴様!」
ブラッドレイ「神とは所詮、人間によってつくりあげられ
 人の手によるものに過ぎん。
 私に鉄槌を下したくば、神など借りずに、自らの手で行え、人間!」
・・・あああ、自分が人でないことをいっているようなもの。
   確かに人間にあがめらた神なぞ、偶像で存在しない。残留思念でさえ
   もありえない。どこかのあほ教祖なんてくそくらえ。

エドは、ホークアイのいうことを聞いている。

ホークアイ「やがて、戦いはおわり。
 私たちは、故郷にかえれることになったわ。

ヒューズ「結局、俺たち兵隊は、ゴミみたいなもんか。」
ロイ「ああ、一人の力など、たかがしれている。
 ならば、私は、自分で守れるだけ。ほんのわずなでいい。
 大切なものを守ろう。
 下の者が、更に下の者を守る。
 小さな人間なりに、それくらいはできるはずだ。」

頂上には、キングブラッドレイがいる。
足下の人間を見ている。・・・自分は、上位種。


ロイの執務室に入る物音。
「うん」
ロイの前に、ホークアイは入ってくる。
「イシュヴァールで、あんな思いをしたのに、結局、この道を選んだのか。


ホークアイ「はい。錬金術がいうとおり、この世の理が、等価交換ならば、
 新しく生まれてくる世代が、幸福を享受できるように、
 その代価として、我々は、屍を背負い、血の川を渡るのです。」
ロイ「君を、私の補佐官に任命する。
 君に私の背中を守ってもらいたい。
 分かるか?背中を任せるということは、
 いつでも、後ろから撃てるということだ。
 私が、道を踏み外したら、その手で撃ち殺せ。
 君には、その資格がある。
 ついてきてくれるか?」
「了解しました。
 お望みとあらば、地獄まで。」

ホークアイのコーヒーが空になっている。

エド「でも、大佐が軍人のトップになっても、
 この国が軍事国家であることに変わりがないじゃないか!」
ホークアイ「そうね。今は、ほぼ軍の傀儡と鳴っている議会を
 あるべき型に戻して、民主制に移行する。
 軍事国家時代の膿を、すべて絞り出しさないと、
 この国は新しくならない。」
「膿?」
「例えば、イシュヴァール殲滅戦の戦争犯罪人を裁くことに
 なるかもしれない。」
「な。はあ!」
「そう。乱世の英雄は、平和の世において、ただの大量殺戮者よ。」
「大佐は、それを承知で、上を目指してんのか?
 そんなの自滅の道じゃないか?
 あの内乱の裏で、糸を引いていたのは、ホムンクルスだろ。」
「原因が、ホムンクルスだとしても、実行したのは、私たちよ。」
「ああ」
「死から目を背けてはいけない。
 殺した人々を忘れてはいけない。
 なぜなら、彼らは、殺した私たちのことを決して忘れないから。」
「くっ。でも。」
「私たちの心配をする前に、やることがあるでしょ。
 アルフォンス君もあなたも、元の体に戻ること。
 たくさんの人たちが、その日が来るのを持ってくれてるはずよ。」
エド「うん。
 絶対戻ってみせる。アルと一緒に。」


アル、医者から出て行く。
「ノックス先生。おじゃましました。」
メイ「あの。。鎧さん。」
アル「ん?」
メイ「いろいろ助けていただいて、ありがとうございます。」
アル「鎧でじゃなくて、アルファンス・エルリック」
メイ「エルリックって。」
「エドワード・エルリックっでいったでしょう?
 小さい錬金術師。」
・・・それはないでしょう。アル。エドが怒るよ。
「僕、あれの弟なんだ。
 訳あって、体を持っていかれちゃったけど。」
メイ「あれの弟ということは。あれにそっくりなのかしら。」
「失敬な!
 兄さんより、うんと、身長も高いに決まってるだろ!
 顔だって、あんなにきつくないし、けんかだって、兄さんより強い!
 でも、短気じゃない!ジェントルマンさ!」
メイ「ああ」
。。。アルフォンス様!
・・・また、脳内錯覚している、豆女。
「うん」
メイ「早く体が元に戻るといいですね!」
「うん。そうだね。」


地下。エンヴィー、マルコーのところへ。
「マルコー先生、ご飯ですよ。」
扉をひかけてみると
「あれ~。静かだねえ。
 また、イシュヴァールのことを思い出して泣いてんの?えっ。
 はっ!」
殺されているマルコ。スカーが殺したあ。



白い悪魔は野に放たれた。
ここから始まる新たなる戦い。
だが、少年はひるまない。
希望を目印に再び歩きだす。

次回 520センズの約束

共に戦った者だけが分かる世界がそこにある。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #29 愚者の足掻き の感想 [鋼の錬金術師]

エドとアルは、エンヴィーにブラッドレイのところにひき出される。
エドは、錬金術師にあかしを返して、やめるよというが、
ブラッドレイは、おまえの大事なものたちがどうなってもいいのかと
しかたなしに、やめることを撤回する。
ロイ大佐は、果たしたい野望があるのでと受け入れる。

エドは、ウィンリィにすぐに電話して、無事であること知って
安心する。ウィンリィは、電話がめずらしが、うれしい。あるがとうと

アルは、シャオメイとメイと医師のもとへ
エドは、グリードから、リンからの伝言をランファンへ渡す。

ランファン、リンの役に立つために、はやく戦えるようになつことを
メイと出合って、内戦?医師の脅迫に屈する二人。
医師には、患者にしかすぎない。

ブラッドレイが、グリードとグリードの調子を聞きに来る。
グリード、リンと体の奪い合いをしている。たまに出てくるリンの意識

エドは、軍に協力して、錬金術を使う。
そして、午前中は、術が使えなかったことを知る。
しかし、スカーとリンが使えた。その理由を知りたいと。
銃を見て、ホークアイへ帰さないと。。

マルコーは、スカーとであって。殺してくれと嘆願する。
スカーは、イシュヴァール殲滅戦で知っていることをすべてを話せと。

--------------------------------------------------------------

エンヴィーに連れられて、エレベータの前にいくエドとアル。
エド「おい。一体どこに?」
エンヴィー「乗りな。」
それに従う二人。
エレベータは、軍の司令部に、エンヴィーは兵士に化ける。
エド「な、ここは!」
アル「軍司令部。どいういうこと?」
エンヴィー「おい。」
エド「な!」
エンヴィー「おまえら、汚いんだよ。」

エドは、シャワーをあびる。
アル「ホムンクルスの根城が、司令部の地下深くにあったなんて。」
エド「大総統だけじゃなく。軍自体も関係してたってことか。
   だがな、悪い話ばかりでもないぞ。」
真理の扉でアルの肉体があった。
アル「本当。本当に僕の肉体が?」
エド「ああ。」
   君は、僕の体じゃないから、一緒に行けない。って
   言われたけどな。」
アル「そうか。体はあるんだ。よし!よし!」
エド「よしっと。」毛を立てる。・・・むだ毛。
  「俺たち、また一歩、目的に近づいたってわけだ。」
エド、アルを見て。。。
「おい、なぜ、その白黒熊がいる?」
アル「ああ、これ。実はここに。」中を指出すアル。
エド「なんだと!あの豆女が~!」
「兄さん!声がでかい!
 っていうか。早くパンツ、はきなよ!」
エンヴィー「なにやってんだ。早くしろ!」
中をのぞく。
エド、アル「いや~ん!」


エド「ったく。なんで、そんなヤツを連れてきたんだっよ。」
アル「しょうがないじゃないか。ケガしてるんだよ。」
エンヴィーに注意される。びびる二人。
「後のことは、ラースに任せてある。入りな。」
エドとアルは、ラース・ブラッドレイに合う。二人は驚く。
エド「ラース。大総統。キングブラッドレイ!な、大佐!
   なにがあった?」
ロイ「いろいろあったぞ。
 ヒュリー曹長は南、ファルマン准尉は北、
 ブレダ少尉は西へ飛ばされた。
 ホークアイ中尉は、大総統付き補佐だそうだ。」
エド「なっ!」
。。。なんだ、そりゃあ?体のいい人質じゃねえか。
ブラッドレイ「座りたまえ。」
エド。。。今この部屋には、俺たちと大総統だけ。
アル。。。武器は剣一本のみ。
ロイ。。。それでも、勝てる自信があるというのか。
4人が顔合わせ。
アルの中から音がなる。アルとエドびくつく。
アル、咳をする。・・・意味なし。
エド「大総統!
  以前俺が入院したときに、見舞いに来てくれましたね。
  まんまとだまされました。」
ブラッドレイ「首を突っ込むな。軍内部は、すべて敵だと思え
 そう命じたはずだよ。
 君たちは、我々にとって、貴重な人材だ。
 余計なことは、知らんでいい。
 だが、時がくるまで、おとなしくていろ。
 そうすれば、悪いようにはせん。」
エド「そのときが来たら、
   俺たち人柱と呼ばれる者以外の一般人はどうなるんですか?」
ブラッドレイ「余計なことは、知らんでいいと行ったはずだ。
   鋼の錬金術師。」
エド「ふっ。鋼の錬金術師か。
 元の体に戻るために、軍の犬になる道を選んだ。
 だが、国家錬金術師制度自体が、
 おそらく人柱とやらを選ぶためのもの。
 このうえ更にあんたらに利用されるというのなら。」
国家錬金術師のしるしの時計を大総統に投げるエド。
「俺は、国家錬金術師をやめる!」
ブラッドレイ「犬のしるし。血にまみれておるわ。」
エド「あんた達の企みも。それがあんであれ必ず頓挫させてやる。
 他の術者達に言いふらして、そして。。。」
ブラッドレイ
「なんといったかな?あの娘。
 そう。ウィンリィ・ロックベル。」
エド・アル「はっ!」
ブラッドレイ「リゼンブール生まれ。
 君たちの幼なじみで、家族にも等しい存在。
 腕利きのオートメイル技師。
 今は、ラッシュバレーで働き、客にも仲間にも恵まれている。
 素直でいい子だ。」
エドは、テーブルをたたく。
「あいつに手を出すな!周りの人たちにもだ!」
ブラッドレイ「で。そうするね?」時計を指出す。
国家錬金術師の証をわたす。
「いらんというのなら、切って捨てるが?」
エド、うなる。
証をとって、ポケットに入れる。
ブラッドレイ「よろしい。」
アル「あの。。。
   話はだいたいわかりました。それで、その。
   今までどおりに、そちらの監視下にいるかわりに、
   元の体に戻る旅を。僕らの旅を続けさせてください。
   お願いします。」
ブラッドレイ、お茶を飲む。
「かまわんよ。余計なことをさえしなければね。
 マスタング大佐はどうする?
 まさか、軍を辞めるなどと、いいださんだろうな?」
ロイ「そうですね。飼い犬になっても、負け犬になるには、
 耐えられませんな。何よりも私の野望のために軍服を脱ぐことも、
 これを捨てることも、今はできそうにありません。」
ブラッドレイ「よろしい。皆、下がっていいぞ。」と言う。
3人は立ち上がる。
ロイ「一つ、聞いてもよろしいでしょうか。閣下。」
「なんだね?大佐。」
「ヒューズを殺したのは、あなたですか?」
エドとアルは、振り返る。
ブラッドレイ「いや、私じゃない。」
「では、誰が?」
「一つという約束だ。」
「失礼します。」
ブラッドレイ、アルファンス君を引き留める。
剣をつきさすが。なにもなし。ばれていた。メイ。
エド、アル「あっ!」
アル「あっ。あの。なにか?」
「いや、いってよろしい。」


エドとアル「うわあ。危なかったあ!」
メイ「頭の上を剣が。。。」
エド「そうだ、大佐。」
「ん?」
「金。小銭を貸してくれ。」
「なんだ。いきなり。」
「いいから!」
財布を奪うエド「けっ。しけてやがんなあ。」
「チンピラか。君は!」
「まあ、いいや。じゃなあ!」
「あ。おっ。おい!」
アル「ごめん。大佐!後でいろいろ報告する!」

ロイ「なんだ。一体。はっ!いかん。中尉が!」
自分のことを思い出す。
ロイは、中央司令部の入り口へ。走っていくと、アームストロングが。
「中尉」
・・・あははあはは
アームストロング「いかがなされました?大佐。
 顔色が悪い出す!」
ロイ「女性との待ち合わせ場所に、筋肉ひげだるまが立ってて、
 血色よくなる男がいるか。」
あるいてくるホークアイ
「大佐。」
ロイ「あっ。中尉。」
「ご無事でしたか?あっ、すみません。ホークアイ中尉、ただいま
 お手洗いから戻りました。
 アームストロング少佐のご好意に甘え、少しの間交代を。
 ありがとうございました。少佐。」
アームストロング「なんの。なんの。」
ロイ「逃げなかったのか?」
ホークアイ「なにがあっても、あきらめるなって言ったのは、
 どこの。どなたですか?」
ロイ「あとで、逃げた方がましだった。なんて言うなよ。中尉。」
ホークアイ「何を今更。」


エドは、ウィンリィに電話。
無事であることを確認。
「はい。もしもし。エド?どうしたの?急に。また、オートメイル
 壊したの?」
「違ぇよ。お前、無事か?元気にしてるか?」
「う。」
「変わったことないか?
 やしいやつにつけられたとかしてないか?」
「エド。」いおらしいウィンリィ
「なんだ。」
「気色悪い。」
づっこけるエドとアル。
「んだと。こらあ。」
「だって、エドが電話してくること自体めずらしいのに。
 おまけに、人のことを心配だなんて。
 やだあ、ちょっと、何これ?雪降るわ。」
「てめえ!人がどれだけ。」
「ありがとね。電話うれしい。ありがとう。」
「あ。おう。ほんとに大丈夫だんだろうだな?ああ。うん。じゃあな。」
電話を切るエド
エドとアル
「はあ。とりあえず無事だった。」

グリード「こういう必死さが、つけ込まれる隙になるんだよな。」
「うわあ」
エド「リン!」
「グリードだっつうの。」
「いい、何の用だ!」
「お前のダチに頼まれた。」
「リンに?」
受け取るエド
「シンの言葉か。なんて書いてあるんだ?」
「知らん。読めん。
 こいつを待っている女に渡してくとよ。」自分を指さすグリード。
「ランファン。後をつけてきて、その女を殺すとかじゃないだろうな?」
「んな。せこいまねするかよ。それに女と戦う趣味はねえ。」
「う。ええ。」
「俺はおれは嘘はつけねえのを、信条にしている。じゃあなあ。
 頼んだぞ。」
エド「おい、リン!」
「グリードだ。」


スカーは、地下にいる。キメラと戦っていた。地下をさまよう。
。。。あれは、何者だ?
   この国を疲弊させてまで内乱をおこす必要が、なぜあった。
マルコー「誰だ?」
「うっ。」下を見るスカー。
「誰か、そこにいるのか?」
スカーの血が落ちる。
「ケガをしているのか。下りてきてくれないか?
 外の状況を知りたい。
 大丈夫だ。しばらくは見回りも来ない。
 それに私は医者だ。君のケガも見よう。」
スカーとマルコーがであう。
「イシュヴァール人か。
 その額の傷。まさか、お前がスカー?」
スカー「貴様は、何者だ?ここで何をしている?」
マルコー、笑う。
「神よ!」
スカー「うん?」
「私も。私も。イシュヴァール殲滅に加担した錬金術師だ!」
「なあ。」


ロイの知り合いの医者ノックスの家。
メイを見てもらう。シャオメイが、気にしている。
「大丈夫だ。命に別名はない。
 しばらく安静にしてりゃあ。治るだろう。」
アル「よかったあ。」
「よかねえよ!
 勝手に患者を増やしやがって!
 ベッドとソファ-占拠されて、
 今日から俺は、どこに寝りゃあいいんだ!ええっ!」
アル「ごめんさない。ごめんなさい。」
「だいたい。ホムンクルス。。。
 二人も家の中。」
アル「ランファン。
 だめだよ。まだ寝てなきゃ!」
ランファン「若は。若は、一緒じゃないのか?」
アル「だ、大丈夫。生きてる。伝言を預かってきた。」
「ああ。はっ!ああ」
アル「ああ、ランファン?」
ランファン「賢者の。賢者の石を手に入れたと。
 これで、我が一族は。
 そうだ。一刻も早く国に帰って、皆にこのことを知らせね!
 若は?若はどこだに?」
アルは、なにもいえない。
ランファン「なんだ?なぜ、黙っている。まさか、若の身に何か。
  答えろ。アルフォンス。若は、どこにだ?」


ブラッドレイが、グリードの調子を聞きに来る。
ブラッドレイ「体の調子はどうだ?グリード。」
「あんたが、ラースか。調子はいいぜ。
 聞いたか?この体、シンの皇子だってよ。
 皇帝になる力を手に入れたくて、自ら俺を受け入れやがった。
 おもしろい野郎だ。」
ブラッドレイ
「真の王とはなんぞやと、その皇子に問答したことがある。
 王は、民のためにあるもの。民なくしては、ありえない。
 などとぬかしておったが。
  バカめ、欲をかいて、すべてを失ったではないか。」
リン「やかましい!人間をなめるな!」
ブラッドレイ、キョトンとする。
グリード「つうわけよ。
 こいつ、隙あれば、俺を乗っ取ろうと虎視眈々だぜ。」
ブラッドレイ
「ふっ。化け物すら、飲み込もうというのか。
 どこまでも強欲な人間よ。」


アームストロングが、大総督がホムンクルスと知ってしまう。
「大総統がホムンクルス!
 我が輩は、この国の弱き人民のために戦いたいと思っていました。
 多くの者が、そう思い、軍を信じ、籍を置いております。
 なのに、その軍が。」
ロイ「軍をやめてはどうだ?」
「ん!」
「君の性格では、いてもつらいだけろう。」
アームストロング、考える。昔のことを思い出す。
「イシュヴァールで、我が輩は、戦いから逃げました。
 軍のやり方は間違っている。そう、思いながら。
 ですが、その間違っているものとこそ戦うべきだった。
 あれから、今日この日まで信念を曲げ、逃げた己を、恥じなかった
 日はありません。
 今また、軍が戦場というのなら、我が輩一人どうして、しっぽを
 巻いて、逃げられましょうか!」
ホークアイ
「大佐は、これからどうなさるのですか?」
ロイ「大総統には、野望があるから、まだやめんと言ってやった。」
アームストロング「おお」
ロイ「大総統が、自らホムンクルスであることを、私に明かしたと
 いうことは、自分を倒してもまだ後ろがいると、暗示したという
 ことだ。
 試されている。光栄じゃないか。」
ホークアイ「意外と余裕ですね。」
「どうかな。
 ただ、ラストとかいうホムンクルスと戦ったときも、そうだったが、
 兵器だ、化け物だ といわれる自分だが
 本物の化け物と戦っているときにこそ、己が、ただの人間であること
 を実感できるよ。」


ランファン、リンのことを知る。
「そうか。若は自ら、賢者の石を受け入れたのか。」
アル「ごめん。僕たちが、止めていれば。」
「謝る必要はない。
 護衛の役目を果たせなかった自分に腹が立っているのだ。
 若は。若は、まだ。
 そのグリードというヤツの中にいるんだな?」
アル「あっ」
「アルファンス。腕が欲しい。今すぐに。」
「そんな。すぐったって。」
「オートメール技師を紹介してくれ。頼む!」
「あっ。」
ランファンの決心は強い。
アル「わかった。なるべく早く紹介するよ。
 でも、その前に体力をつけないと。
 ノックス先生にご飯をもらって。おっ」
メイが来ている。
「もう起きて大丈夫なの?えっと、メイ・チャンだっけ。」
ランファン「メイ!」
メイ、武器を出す。ランファンに攻撃、かわすランファン。
アル「えっ。何?」
メイ「ふん。さすが、ヤオ家の番犬。」
ランファン「そういうお前は、チャンの後継。」
メイ「いかにも。」
アル「えっと。あの。」
メイ「第17皇女メイ・チャンです。」
ランファン「この国に来たということは、狙いは不老不死。」
メイ「あなたたちにだけは、渡しません。」
ランファン、ベッドから出てくる。
「お前は、たどりつくことすらできん!」
アル「ちょっと待ってよ!なんだか知らないけど、
   けんかはやめてって!」
ランファン「人の国の事情に口を出すな。!」
メイ「口を出さないでください!」
ランファン「手負いだからって、なめるなよ。」
メイ「そのセリフ。そのままお返しします。」

ノックス先生の怒った顔
「なにやっとんじゃ。こら~!!」
食事で頭を叩く。
二人、頭が痛かった。
「病人は、おとなしく寝てろ!」
メイ「ひ・・・、人の国の事情に。」
「てめえの国の事情なんざ。知るか。
 バカ野郎!!」大声で叫ぶ。・・・近所迷惑。
 ったく!病人は、万国共通で病人だ!」
メイとランファン、いがみ合う。
それをみて、ノックス先生。
「これ以上うちをちらかしてくれるってのか?
 ほう。医者の家から、未知の病原菌が出て、全員死亡。あるよな!」
メイとランファン、恐れる。


アルが掃除を先生と一緒にする。シャオメイもお手伝い。
アル。。。ほんとに散らかり放題だ。
     誰か片付けてくれる人は、いないのかな? 
     あっ・
「先生。これっ」
「ん?ああ、こんなところにあったか。」
ゴミ箱に捨てる。
「ちょっ。家族の写真じゃないんですか?」
アルは、ゴミ箱から写真を取り出す。
「別れた女房と息子だ。
 なんだよ。俺の物をどうしようが、俺の勝手だろうが。」
アルは、写真を、返さない。
「ちっ!
 片付けたら、コーヒーでも飲んでけ。」
家族の写真。ほってしまおうとする。


エドは、錬金術を使って、直す。
修復がすべて完了。
エド「あれ。術が使えている。」

エド「う~ん」
軍人に感謝される。
実は、午前中、近所の錬金術師に、復旧を手伝ってもらったんですが
そいつらの使えないことときたらもう。
自信満々で現場に入っておきながら、術が使えないってなあ。
エド。。。午前中 俺たちが地下にいたころか

エド、感謝される。

エド、思い出す。
ありがとう。

。。。エンヴィーの言ったこと本当に信じていいのか?
   あれが肉体も精神もないただのエネルギー体だって。
   しっかりしろ!これから先のことを考えるんだ。
   あのとき、俺とアルだけじゃなく、他の錬金術師達も
   錬金術が使えなくなっていた。
   でも、あの豆女とスカーは使うことができた。
   どういうことだ?

   俺たちとは違う錬金術、その秘密を聞き出せば、
   あるいは、賢者の石を使わなくてもアルの体を取り戻し、
   あのひげ野郎に対抗することが

「あっ。」
ポケットには、ホークアイから借りた拳銃が。
「これ、中尉に返さなきゃ。」


マルコー「私は、やつらに協力させられてきた。
  賢者の石を作り、多くのイシュヴァール人の命をうばった。」
グラトニーがおとうさまから再生した。パンダのようなグラトニー。
「そして今、私は、更に多くの犠牲を出すであろう実験に
 協力させられようとしている。
 だから。だから頼む。私を殺してくれ。今ここで。
 私は、死をもって、やつらに一矢を報いる!」
マルコーは嘆願する。
それを見ているスカー。
「私には、君が神のように見える。」
スカー「ふん。
 まだ、イシュヴァールの話をすべて聞いていないぞ!」
 貴様らは、あの地で何をやった!?
すべてを話せ。マルコー!
 この右手が貴様を破壊せぬうちに!」



暴力。それはやむことのない蹂躙。
大地は、赤い血を吸わされ
大気は、焼けた肉のにおいに、むせかえる。
イシュヴァール
それは、忌まわしき記憶

次回「イシュヴァール殲滅戦」

真実を語る。たとえ、一人になっても
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #28 おとうさま の感想 [鋼の錬金術師]

現世に帰ってきても、所詮は、お父さまの手の上で
踊らされている。
結局は、捕まって、人柱として扱われてしまう。エドとアル。
リンは、ブラッドレイと同じようにホムンクルス・グリードに
なってしまう。
おとうさまの力が意味不明。
神のごときか、それともそれに近い存在。


グラトニー、アルとシャオメイ。お父さまのところにいく。
そのときに、グラトニーの中から、エンヴィーとエド、リンが、
グラトニー腹から戻ってくる。

お父さまに、尋問を受ける。エド達。
まあ。いい、リンは、不要。食べていいと。
エド達は、納得がいかないので、お父さまに戦いをいぞむ。

体勢不利で、エドとアルは、錬金術がつかなくなる。

リンが、捕まり、お父さまに実験される。
賢者の石を使って、合成?
リンはグリード(別の)になってしまう。

その場に、グラトニーを追ってきた。
スカーとメイが入ってくる。
リンは、シャオメイと再会する。
スカーとメイは、術が使える。
あこがれのエド、その実物を見て、乙女のこころをもてあそんだと
逆恨み、それとシャオメイの誘拐犯で、エドに術を使う。
エンヴィーに拘束されたエドは、自由になって、
再度、戦うが、エドとアルは術が使えない。
スカーが、お父さまにいぞむが、やっぱり歯が立たない。
メイを助けるアル、スカーにメイをお願いするが、彼は、
連れて行くほどの力が無いし、地上に出る気はないで。
水を分解して、爆発させる。
結局は、スカーは、メイを連れて逃げた?

結局は、エドとアルは、ホムンクルスらに捕縛されてしまう。
ラースのところにやれと。ブラッドレイ。

----------------------------------------------------------


地下室。
グラトニーが入っていく。
アルもいっしょに入っていく。シャオメイを肩につれて。
・・・鉄人と金田少年みたい。
アル。。。気味悪いところにきっちゃたな。
グラトニー「お父さま。人柱連れてきた。」
アルは、驚く。
アル「お父さまって。いきなり。はっ。」
男が出てくる。
「誰だ?」
アル「あっ!」
。。。写真の父。ホーエンハイムに似ている。
グラトニー「えっ?」
腹から目が飛び出てくる。苦しむグラトニー。
グラトニーの中から、エンヴィーが出てくる。
エンヴィー「うう・・・。」
お父さま「エンヴィー。」
アル「エンヴィー?これが。」
エンヴィーの体に、人の顔がたくさんついている。
出ようとする人のようなもの。
アルは、エドを見つける。
アル「兄さん!」
エド「アル?
   鎧のアルってことは。。」
手を会わせる2人。
リン「戻れたな。」
エド「ああ。」
アル「兄さん!」
エド「痛たたたっ!」
アル「よかった。無事だったんだね!」
エド「痛えよ。アル。鎧の角ゴリゴリって!」
リンは、周りを観察する。
アル「だって、兄さんが生きていた。」
エド「そうだよな。悪い。」
アルの頭に手をやるエド。「心配かけた。」
シャオメイ怖がって隠れる。「ひっ」
エド「それにしても、ここはどこだ?」
お父さま「これは、驚いた。腹から人間が。」近づいてくる。
エド「ホーエンハイム?」
お父さま「鋼の手足。鎧。う~ん。」
お父さまは近寄ってくる。
エドとアル「うわあ!」
お父さま「エドリック兄弟か?」
エド「ヤツじゃない?」
お父さん「誰かと間違えていないか?待て。。。
  ホーエン。。。
  もしかして、ヴァン・ホーエンハイムのことか?
  ヤツとは、どういう関係だ?」
アル「一応父親。」
お父さま、エドの顔をつかんで「父親?
 驚いた!あいつ。お子供をなんぞ、つくりおった!
 あはははは。あ~っははっ!」
エドは気分が悪い。アルは?
お父さま
「あっ。でも、確か。お前達の姓は、エルリックではなかったか?」
エド「エルリックは、母方の姓だ!」
お父さま「なるほど。で、やつは今どこに?」
エド「知らねえよ。それより、あんたの方こそ何者だ!
   ホーエンハイムそっくりじゃないか!」
お父さま「あれが、死ぬはずはない。しかし、子供までつくって。。」
エドのことを聞いていない。
お父さま「おっ?けがをしているのか?
     そっちは、左手がないな。」
アルの左手に手を添えると手を錬成する。
アル「はっ」
お父さま「これで、いいかな?」
エドは見ている。
父様は、エドの左手を引っ張る。
エド「痛っ」
お父さま「骨折か。それも直してしまう。」
エドの骨折を治す。「な。。。治った。」
エドの体を調べてるお父さま。
エド「おい!痛っ。」
お父さま「後は、肋骨だな。」
お父さまは、肋骨を治す。
お父さま「お前達は、大切な人材だからな。
    体は、大事にせねばいかんぞ。」
エド、アルに向かって
「こいつ、なんのモーションもなしで、術を発動させた。」
「いかも、装甲を薄くせずに。」
2人「つまり、等価交換じゃない。」

リン「なんだ、お前は?
   ありえない!なんだ。その中身は?」
お父さま「そのまま、返そう。なんだ。お前は?」
リン、反応に困っている。
お父さま「食べていいぞ。」
グラトニー「は~い。」
エド「ちょっ。ちょっと待て!こいつは、俺の仲間だ!
   人柱である俺の顔に免じて、ここはほら。なっ?」
お父さま「知ったことではない。私には、必要のない人間だ。」
お父さま、去る。グラトニーが代わりにエド達に近づく。
エド「なんだと?」
アル「兄さん。あいつ。ホムンクルスに「お父さま」って
   呼ばれてる。ヤツらをつくった張本人だよ。」
エド「何?」
アル「体を治してくれたけど。。。」
リン「きにいらないな。うっ。。。
   その態度。人間を愚か者と笑うヤツらと同じだ。」
お父さま「お前は、地を這いずる虫を愚か者と思うか?
   虫けらがあがいてもレベルが違いすぎて、なんの感慨も
   わかないだろう。
   私が、お前達人間に思うのは、それと同じだ。」
エドは、お父さまを倒そうという術を使う。
お父さまには効かない。
エド「ケガは治してもらったけど、やっぱ。相いれねえ!
   どうやら、諸悪の根源はてめえらしいな!
   一気にカタをつける。この際、雑魚は構ってらんねえ。」
エンヴィー「雑魚とは言ってくれるねえ。おちびさん。」
グラトニーも参戦
エド「ちび~!」
術を使って、エンヴィーに攻撃を加える。
そして、その先をお父さまに。。。
エド「親玉、取ったり!」
お父さまには、それをすぐに破壊する。
エド「あっ!」
エンヴィーが、エドに向かってくる。
アルもお父さまに攻撃を加えるが破壊される。
リンが、剣でお父さまに斬り付けにいく。錬金術で跳ね返されるリン。
アル「リン!」
アル「どうなってるんだ!」
エド「なぜ、ヤツはなんのモーションもなしに錬成ができる?」
お父さま「はあ~。時間の無駄だな。」
歩き出す。
2人「うっ!」
術を使うお父さま。エドとアルに赤い光が当たる。
リンにも。


スカーがキメラ達と戦っている。
スー「ん?」
メイ「はっ。」


ホーエンハイム
山道を歩いている。立ち止まり、セントラルを見ている。


錬金術が発動しない。エドとアル。
「練金術が、発動しない!?うわ」
リン「エド!アル!」
助けにいくリンを、グラトニーに襲う。
剣を喰らうグラトニー

エド「あのヒゲなにを。」
アル「なんで、なんで、術が使えないんだ。!?」
エンヴィー、笑う。
「本当に、この下等動物どもときたら、大きな力を得た途端に
 浮かれやがって。
 それが、どんなものか知らずに。
 今の繁栄が、自分達の力だけで成し遂げられたと。
 思っているのか?
 滑稽だ。愚か者どもめ。」
エド「どういうことだ?
  戻ってきたら、教えるって約束だったろうが?」
「はあ?お前ら虫けらとした約束なんで、覚えてないなあ。」
「てめえ」
お父さま「しゃべりすぎだ。エンヴィー。」
「はいはい。」
お父さま「素材としてはわるくなさそうだな。」
リンを見るお父さま。
お父さま「使える駒を増やせるかもしれん。」
お父さま、額に手をやって、身を開く。
目から出てくる血?
アル「あれは。賢者の石!」
リン「何っ?」
エンヴィー「あれをやる気だね。」
エド「あれ?」
エンヴィー「ムンクルスを作るんだよ。」
エド、アル、リン「はっ!」
エンヴィー「賢者の石を流し込む。
  うまくいけば、人間ベースのホムンクルスが出来上がる。」
お父さま、手に賢者の石を取って。
リン「痛っ。はっ。」
お父さま、リンに近づく。
エンヴィー「まっ。大抵は、石の力に耐えきれずに¥、死ぬんだけどね。」

エド「そんなことさせるか!うお~」
アル「話せ。エンヴィー!」
エド「くそう。どうなってんだ。
   なんで、術が発動しない!」
両手を叩いてもなにも起きない。アルも同じ。
エド「てめえ。これっ!ヒゲ!やめろ!」

お父さま、グラトニーにとらわれているリンに、賢者の石を

エド「そいつには、待っているヤツがいるんだよ!話せ!」
エド、銃を引き抜き、エンヴィーに向ける。
エンヴィー「こうすれば、撃てないんだよね。人間は。」
エド「てめえ。」

リン「いいんだ。撃つな!余計なマネはするな。
   俺は、これでいい!」
エド「何?」
リン「賢者の石を探しにこの国に来た。
   それを、わざわざくれるというんだ。願ったり、かなったりだ!」
エド「お前、何言ってんだ」
お父さま「ほう。おもしろい。
     ならば、望みどおり授けよう。」
リンに賢者の石を落とす。
エド「やめろ!」
リンのからだの中に入る石。
リン、耐える。絶叫。
エンヴィーは、それを見ている。
エド「リン!」
リン「手。。。手を出すなと言ったはずだ!ああ。」
エドとアルは見えいるしかない。
リン「いいから   どっしりと構えていろよ。
   俺はシンの皇帝になる男リン・ヤオ
   ううっ。
   ああああ。」

リンの意識?吸い込まれるリン。
グリードが出てくる。
「なんでガキがこんなところにいる?
 まあいい。お前の体。よこしな!
 俺様が使ってやる。」
「いいだろう。この体、くれてやる!」
「あっ」
「受け入れると言っているんだよ!」
「普通。拒絶しねえか?」
「俺は、シンの皇帝になる男だ。
 他人の20,30人や
 受け入れるだけの、でかい懐がなくてどうする!」
「ははははは!思い切りのいいやつは好きだぜ。
 だが、後悔するなよ。」
「後悔だと?
 手ぶらで帰ったら、腕ぶった切ってまで尽くしてくれた臣下に
 合わせる顔がないだろうが。
 欲しいんだよ。守るために。
 手に入れるために、絶対的な力が!
 危険はもとより承知!」
「その強欲さ、気に入ったぜ。
 どれ、お前の覚悟とやら、見せてもらおう!」
リンを、グリードがもらってしまった。
・・・ああ、そう。グリードって死んでなかったんだ。
エド「リン?」
グリード「んあ?ああ、この体の持ち主のことか?
  悪いな。この入れ物は、グリード様が、もらっちまった。」
手にウロボロスの入れ墨が入っている。」
アル「リンじゃなくて。。。」
エド「グリードだと!?」


エド「お前、あのグリードなのか?」
リンの体が近づいてくる。
「あっ?「あの」って。どのだ?」
エド「覚えていない!?」
アル「ダブリスの。。。」
「だから、そりゃ、どこのグリードだ?」
お父さま「お前の前のグリードだ。」
「ああ~。なるほど。ってわけで、
 俺は、お前らの知ってるグリードとは別物だ。」
エド「リンは?」
グリード「おもしろいガキだったぜ。
     ヤツは、俺をすんなり受け入れた。」
エド「嘘だ!あいつが、そんな簡単に乗っ取られるタマかよ!
   返事しろ!リン!リ~ン!」
グリードはみている。

ドアが開く音。
グリード「ん?」
キメラが入ってくる。そして、殺されて。
後ろにスカーがいる。そして、メイが。
メイ「あっ」
「どうした?」
「イヤだ。あの人イヤだ。」
メイ、嫌がる。「人だけど。人じゃない!」
スカーは、お父さまを見る。
「確かに。どれもこれも、人ではないな。」
シャオメイがメイの元に帰る。再会する。
「シャオメイ、よかった!よかった!心配したよ!」
拍手をするグリード
「おお~。なんか知らんが、感動の再会?」
エドとアルがエンヴィーに押さえつけられている。逃げ出せない。
スカー。。。ホムンクルスとグルではないようだな。
「鋼の錬金術師。」
「えっ?どこです?
 エドワード様は。どこ!?」
「あれだ。」
「どこにも。いないじゃないですか!」
「だから。あれだと言っている。
 あの小柄なのが、鋼の錬金術師だ。」
メイは見つめる。
「あっ」
メイの妄想。
ハンサムなエドの姿。
エド「あっ?」
メイ「うわあ!」
メイの妄想の中での背が高い貴公子のエド。想像が崩れ落ちていく。
なんていう勝手な想像をしているの?この小娘。
「乙女の純情をもてあそんだわね。この飯粒男!」
エド「だんだ。この飯粒女が!」
アル「兄さん」

グラトニー「あれ。食べて損ねた。イシュヴァール人だ。」
とお父さまにいう。
「まつろわぬ民か。
 確か破壊の錬金術師で、ことある事に、邪魔をしてきたヤツだな。」
エンヴィー「片付けろ。グラトニー。
 ヤツは、今術を使うことができない。」
グラトニー「はーい。」
グラトニー、スカーに襲いかかる。
スカーは、術を使う。
エンヴィー「何?」
メイ「許しません!乙女心を踏みにじり。
 おまけにシャオメイまで誘拐して!」
手裏剣を投げて
「みんな、ひとまとめに天誅~!」
大きな土の腕で、エンヴィーとエド、アルを叩く。
「うわあ~」
エド「でえ。ラッキー!」
エドとアル、再度術を使ってみる。何もできない。
アル「やっぱ。発動しない!」
エド「なんでだ!?」
エンヴィー「なぜ、ここで術が使える?」
スカー「なんのことだ?」
アル、隠れて
「ほんと、どうなってるんだろう?どうして、スカーやあの子は。」
エド「わかんねえ。わんねえけど。
 状況打開のチャンスかもしれねえ。
 スカー!」
エドは、スカー達の方に走って声が聞こえるところまでいく。
「イシュヴァールの内乱の真実を教えてやる!」
スカー「真実?」
エド「内乱のきっかけになった。子供の射撃事件は、そこにいるエンヴィー
 ってヤツが、軍の将校に化けてやったことだ!」
メイ「あっ」スカーもエンヴィーを見る。
エド「全部、そいらが仕組んだことだ!」
スカー、怒りを。。。
涼しいお父さまの顔。
スカー
「詳しく話を聞かせてもらわねば、ならんようだな。」
スカーの後ろにグラトニーが。メイが気がつく。
「はっ」
「はあ~」
スカー「ふん!」後ろ手に術を使う。
グラトニー「ああ~!」はじけ飛ぶ。
メイ、スカーを恐れる。
スカー「答えろ。なぜ、我らは、滅ぼされねばならなかった?」
お父さまの顔
「答えによっては、貴様らを神の。。。いや、我らイシュヴァールの同胞
 が眠る神のもとへは行かせん。
 安息も救いも、与えられぬものと思え!
 ねお~!!」
エンヴィー「うわあ~!」
エド「うわあ~!」
アル「うわっ!」
メイは、下がって難を逃れている。
グリード「おお~。すげえ!人間のくせにやるなあ。」
お父さま「グリード。部外者を排除しろ。」
「へいへい。」
グリード、スカーの方に走る。

その前に、エドが待ち受けている。
エド「俺は、信じねえぞ。リン!」
「グリードだ。」ウロボロスの入れ墨を見せる。
その手が、硬化する。

アルは、エドとグリードの戦いを隠れて見ている。

メイ「あれは、確か。ヤオ家のリン?」
後ろにグラトニーがいる。
「きゃあ~!」
「女に子~!」
「イヤ~!」
「軟らかいお肉~!」
お父さま「ふむ。」
エンヴィー「うわあ~。」
スカーの後ろにお父さまが
「おい。お前、なぜ錬金術が使える?」
「ぬう!」術でお父さまを破壊?
「うむ。本当に発動している。」
「なっ!」
「人体破壊・・・いや分解か。」
スカー恐れる。
お父さまから、赤い術が発動される。
スカー「うおっ!」
。。。後一瞬逃げるのが、遅かったら、こちらが
メイ「スカーさん!」
メイは、グラトニーにどつかれる。
メイ「うっ!」
グラトニー、勝ち誇っている。
シャオメイが、前に立つ。怖がっている。
メイ「シャオメイ。逃げて。」
グラトニー「頂き!」
アルに蹴飛ばされるグラトニー。
アル「大丈夫!?はっ!」
アルは、メイとシャオメイを抱えて外に逃げだす。
メイ「助けてくれなんて、言ってない。」
「何を甘いことを言ってんだ。君は!
 やつらは、自分たちに無益な人間には、容赦しない。早く逃げるんだ!」
前からキメラがやってくる。
アル「あっ。
   多すぎだろ。これ。」
スカーも逃げだしている。
「ん!?お前達、逃げたのではなかったのか?」
キメラが襲ってくる。
スカー「ちっ。」
後ろと前から襲ってくる。
アル「スカー、この子を連れて、地上に逃げられるか?」
スカー「俺を逃がすというのか?
 あの医者の娘にとって、仇であるこの俺を。」
「ああ、殴り倒してやりたいさ。
 正直お前なんかに頼むのはイヤだ。」
メイとシャオメイがいる。
「でも、今は、この子を逃がすのが先だ。」
スカー「貴様はどうする?」
エンヴィー「はは~」
アル「ヤツらにとって、僕たち兄弟は、貴重な人材らしい。
 ここに残っても殺されることはない。」
スカー「今の俺では、その娘を守りながら、ここを突破するのは、
 無理だ。それに地上に逃げる気は毛頭ない!」
エンヴィーを叩くスカー
「うわあ。」
アル「水を分解。あっ!」アルの頭が飛んで行く。
大爆発をする。
アル「うわあ。」自分の頭を捜している。
「もう。やるならやるっていってよ。ったく、なんてムチャをするんだ!」
エンヴィーの手が、アルの頭を捕獲する。
エンヴィー「水素に引火とはやってくれるな!
  どこだ?ヤツは。どこに行った。」
アル「知らないよ!」
エンヴィー「グラトニー。においで追え!えっ!」
グラトニー、ダウン。
エンヴィー「もう、再生力が残ってないのか!死にすぎだ。」

エドとグリードが戦う。
リンの腹を蹴るエド
「んん。まかなかいい蹴りだ。
 お前、思ったより楽しめそうだ!」
手合わせをしながらエド
「バカ皇子!」
「しっかりしろ。」
「グリードだ。」
「知るか!リンに体を返せ。」
「できねえ相談だ!」
グリードを放かす。
「スカしやがって、このアホが!
 おめえの国は。。。ランファンは、どうすんだ!」
一瞬グリードが。。。ひるんだ。
エドに殴られるグリード。
エド「なあっ。うわあ。」
グリードに腕をロックされる。
エド「あ。痛てててっ!」
グリード「オヤジ殿。捕まえたぜ。」
お父さま「上に、ラースのところに連れて行け。」
エンヴィーが戻ってくる。
「ったく。余計なことばかりしてくれて。
 お前らがおとなしくしていれば、こっちも手を出さないんだよ。」
アル「兄さん。」
エド「けっ。あいつ。リンは中にいる。」
・・・グリードの中にリンはいる?


グラトニー「うううっ」
それをを見て。
お父さま
「再生能力を使い果たしてしまったか。
 心配するな。息子よ。」
グラトニーから、核の賢者の石を取り出す。
グラトニーは、その体を分解させていく。
賢者の石を体に吸収するお父さま。
「また、作り直してやる。
 記憶もそのままにな。」



混沌とした人間たちよ。苦しみ。もだえるがいい。
それこそ、生きている証し
そして、足掻いて後、我が前にひざまつけ

「愚者の足掻き(あがき)」

手足をもがれた男は、立ち上がることができるのか。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #27 狭間の宴 の感想 [鋼の錬金術師]

ホーエンハイムが見る祭り。異なる世界のこと?
彼の内包世界か?
ああ、単なる今までの流れの説明、人間の強さをいっている。
観察者は、ホーエンハイム。
でも、お父様は、ホーエンハイムに似ている。
どこまで、関係しているホーエンハイム?
人間はどこまでもあがなって、立ち向っていくことを。
・・・一年ものになっている。ここで、中間?
   この時間帯は、6ヶ月だったのに。

----------------------------------------------------------


お祭り。
ホーエンハイムがいる。
お酒を勧められる。ピナコに。でも、彼女は若い姿。
ピナコ「ほら、飲めよ。」
ホーエンハイム「ピナコ。」
酒を受け取る。
ピナコ「一緒にいいかい?」
「ふっ。」
異なる時間軸。


(主題歌が変わる。)
もうひとりのホーエンハイム。
アル。真理の扉


祭りの場
ピナコ「たまには。こんなのもいいねえ。」
ホーエンハイム、お酒を飲む。
「のんきなもんだと、思ってるだろう?」
ピナコ、酒を飲み干す。
「いいじゃないか。こんなときぐらい。
 それでなくても、この国は、年がら年中戦いざんまいなんだ。」
ホーエンハイム、酒を飲む。
ピナコ「イシュヴァールといい。戦争ばっかりだね。この国は。」

ラスト「何度繰り返して、学ぶことを知らない。
  人間は愚かで悲しい生き物だわ。」


イシュヴァールでの暴動。
軍隊が暴動鎮圧にいく。
青い目の兵士達。

ヒューズ
「イシュヴァールやら、暴動やら。
 東部も大変だな。」
フォッカー「東部だけでなく、北も西も
 「暴動だ。国境線だ」と」


エド「今も、南のアエルゴや、西のクレタと国境付近で
  小競り合いが絶えねえし。
  北は北で、大国ドラクマが控えてる。」

ヒューズ「あっちもこっちも死体の山か。
 そのうち、国家転覆するじゃあ。」

リン「おお~。物騒な国だねえ。」

エド「こんなに軍事に傾いてきたのは、
   今のブラッドレイ大総統になってからかな。」


ホーエンハイムとピナコ
娘(トリシェ)がおどりを
「ねえ。踊ろう!」
ピナコ「おお!モテモテじゃないホーエンハイム!」
「1人で踊ってくるといい」。。。拒絶する。
「1人なんて、おもしろくないよ。」
ピナコ「このおじさん。ダンスなんて、
    しゃれたこと、出来ないのよ。
    ほら、あそこの子達と一緒に踊ってきな。」
「ふう。ぶぅ!」
言ってしまうトリシェ。

ピナコ「あれくらいだったね。
  人体錬成なんてもん。あの子らが考え始めたのは。
ホーエンハイム、厳しい目

エドリック兄弟、母親の墓前にいる。

現在、ホーエンハイムとエドリックが再会。

ピナコ
「親として、何か言ってやれば、よかったのに。」
ホーエンハイム
「言葉などかけたところで、
 償わなければならん現実に変わりはない。」
ピナコ「厳しいね。」
ホーエンハイム「罪は罪だ。」


人体錬成の場
エド「ちくしょ~!持ってかれた!
   母さ。はっ!」
錬成したものは、みにくいもの。
「嘘だ。違う。こんなの。
 こんなのを望んだんじゃない!
 アル。アルフォンス。
 アルフォンス!アルフォンス!
 俺のせいで。
 アルフォンス!」
鎧が近くに落ちてくる。
「ちくしょう。ちくしょ!
 返せよ。尾当なんだ。」鎧に刻む紋章。
「足だろうとが。腕だろうが心臓だろうがくれてやる!
 だから、返せよ!
 たった1人の弟なんだよ!」
両手で錬成を始めるエド。


ピナコの家
エド
「クセルクセスを一夜で滅ぼした天上の石。
 これが、あれば、アルの体を取り戻せるかもしれないのに。」
エドとアル

マルコーとアームストロング、エドとアル。
アームストロング
「ドクター。あなたが研究を命じられたものとは一体?」
マルコー「賢者の石だ。」
「ああ」「うっ」
マルコー「あんなもの、求めてはならん。
   あれは、悪魔の研究だ。知れば、地獄を見ることになる!」

エドとアルの調べたこと。
エド「悪魔の研究。求めてはならないもの。
 恨むぜ。マルコーさんよ。
 賢者の石の材料は、生きた人間だ。」

ホーエンハイムは、祭りを見ている。
火の前で踊る人達。
ピナコは、子供たちと踊る。
炎の影が、異常に歪む。
「脆弱なものだな。」
「ん?」
「闇に怯え。立ち向かおうともせず。
 ああして、一時的に忘却し、逃れようとしている。
 とても弱い生き物だ。人間は。
 まっ。我々の貴重な資源として大いに役立ってもらおうじゃないか。
 なあ。ホーエンハイム。」
二人のホーエンハイム?


第5研究所。
マルコー「君ならば、真実の奥のさらなる真実に
練金陣が描かれている。
エド「なんだこりゃ?
 ひょっとして、賢者の石を錬成するための。」
ナンバー48がエドに襲いかかる。
「どれ。手並み拝見。」
エドはなんとか避ける。
「義手で命拾いしたな。だが、我が愛刀は、鋼さえも貫く!」
エドとナンバー48の対決。
なんとか頭を切り離す。
「兄じゃ!」
「情けないが。われらの負けだ。」
エド「実は、3人兄弟でしたとか言わない?」
「言わん。言わん。」
「小僧。さっさと我らを破壊するがいい。」
エド「人殺しは、勘弁しろ。」
「こんな体の我らが人か?」
エド「あんたらのことを、人じゃないと認めちまったら、
 俺は、俺の弟を人じゃないと認めることになる。
 俺の弟は、人間だ。あんたらも人間だ。
 だから、殺しは嫌だ。」
「ふっ。ははははっ!」
「兄じゃ?」
「われら兄弟物心ついたときから、盗み。壊し。殺してきた。
 それが、こんな体となって、初めて人間扱いされるとは。
 おもしろい。
 小僧。置き土産だ。すべて教えてやる。
 賢者の石を作り、
 我らに、ここを守るように命じた者は。」
ラストが命を絶つ。カン。
エド「あっ!」
ラスト「危ない。危ない。
    だめよ。48。余計なことをしゃべっちゃ。」
ガキッ。
「ああ。あっ。」
エンヴィー「やかましいんだよ。このボケが!」
エド「ああ」
エンヴィー「おめえら!貴重な人柱を殺しまうところだったんだぞ!
   分かっているのか!ああ!」
エド「なんだ。貴様ら。
  計画ってなんだ。人柱って、どういうことだ。」


グラトニー「お前。人柱だもんね。」
アル「ああ。そうさ。僕は、人柱さ。」
。。。人柱ってなんだ?


ブラッドレイ
「2人の師匠も人柱になりうる人材かもしれん。」


ラスト
「ごめんなさいね。あなたは、人柱候補なんだけど、ここで死ぬのよ。


ロイの練金陣を書いた手袋をとってしまうラスト。


マルコー
「ずっと考えていた。人柱とはなんなのか。
 お前達は、私に何をさせようとしているのか。」


ヒューズ
「リオール。各地の暴動。賢者の石。材料は人間。
 イシュヴァールで、俺たちがやったこと。
 おいおい。どこのどいつだ。こんなこと考えやがるのは。」
地図にマークすると何かが浮かんでくる。

クセルクセスの壁の練金陣。

マルコー
「今お前達がやっているのは、
 この国と国民すべてを利用して巨大な練金陣を作ること。
 そして、それは、賢者の石を作るためのもの。
 違うか?」
賢者の石に、人によって作られる。


クセルクセスの惨劇
神殿を中心に真理の扉が開く。


ピナコ「知ってたんじゃないのかい?本当は。
    ホーエンハイム。
    なぜ誰にもいわなかった。
    ホーエンハイム!」
ホーエンハイム
「言ったところで、何か変わっていたか?。」
ピナコ「えっ?
ホーエンハイム
「長い間、俺は、見てきた。
 何度も同じ過ちを繰り返す人間の姿を。
 そして、その度に逃げるしかない非力な姿を。」

踊るところで死人が。

「人間はとてももろい。」

ラストとロイ。
ラストが、ロイを貫く。
ラスト「言ったはずよ。賢者の石が核だと。」

グリード。
「ホムンクルスだ。
 知ってるだろ?人工的につくられた人間。それが俺だ。」

エンヴィー。
「どうせ、ここで全員死ぬんだ。
 冥土の土産にいいものを見せてやるよ。」
エンヴィーが自身の正体をさらけ出す。
エンヴィーと戦うエドとリン。

ラスト、エンヴィー。グラトニー
グラトニー「食べていい?」

グラトニー「ぐおおお~」飲み込んでしまう。
「ぐわああ。マスタング!」
吹っ飛ぶ物置
リン「怪物が、腹の中に怪物を飼っていた!
 周りをばっくり飲み込みやがった!」
エド「こんなものまで、つくりだすのか、錬金術は。」

ブラッドレイが外から突入する。
グリード「誰だ?おっさん。」
ブラッドレイとグリードの戦い。
ブラッドレイ
「君に最高の楯があるように、わたしには最強の目があるのだよ。」
ブラッドレイ、グリードを圧倒する。

ロイは、軍がやばいことに気づいた。
ロイ。。。ああ、そうか。ヒューズ。
     軍がやばいってのは、
     軍に危機が迫っているのではなく
     軍そのものが、やばいということか。
怖いブラッドレイの顔。

グラトニーとアル。
アル「お父様?父親がいるの?」
グラトニー「いるよ。」
アル「ホムンクルスを作った人?」
グラトニー「作ったよ。」
地下にある施設。
ホーエンハイム
「人には最強の矛も、最強の盾もない。
 そのくせ、些細なことにすぐとらわれ、立ち直れなくなる。」
ホーエンハイムとピナコだけになっている。
「そんなやつらが、ホムンクルスたちに何ができると思うのか。」
ピナコ「それでもあきらめない!」
ホーエンハイムの悲しい顔。
ピナコ「あきらめるもんか。!」
ホーエンハイムの悲しい顔。

ホーエンハイム。。。それもお前達の姿だったな。


ロイは、ラストが立ち向かう。
炎でラストを焼き払う。
ラスト「あの傷で、なぜ?」
ロイ「焼いてふせいだ。2,3度気絶しかけたがな。」
炎でラストを焼く。


グリードにエドは立ち向かう。
エド「うわああ。」
グリード「何度やっても、お前は勝てねえ!」
エドを振り回すグリード。
グリード「さあって、秘密をはいてもらおうか!あっ!」
エド「ありがとよ。」
「あん?」
「頭に上がってた血が少し抜けて、脳みそがさえてきた。」
両手で錬成をする。グリードの手の構成を変える。
グリード「って。まだ、抵抗するかよ。
 これでもうおとなしく寝てろ!」
エド「とう」
グリードの手が砕ける。


アルとスカー。
アル「この体、不自由なことは、たくさんある。
   だけど、不自由と不幸はイコールじゃない。
   哀れに思われる理由はないよ。
   兄さんが、錬金術で、つなぎ止めてくれた命だ。
   今の僕を否定することは
   兄さんを錬金術を否定することになる。
   僕は、錬金術の可能性を信じてる。信じたい!


スカーの兄「国家錬金術師!」
両手を合わせて、錬成する。
スカーの家族が惨殺される。
「うわあ。」
兄じゃ「くっ。伏せろ~!うわああ。」

「しっかりしろ。死ぬな。はっ。
 くそ。血が止まらん!
 誰か。」
自分の手を見るスカーの兄。「はっ」
錬金術と使うスカーの兄。
「生きろ。死んではいけない。」
スカーを救う兄。自分を使って、スカーを救い出す。


ブラッドレイがランファンに迫る。
リン「ランファン。逃げろ!」
ランファン「きゃあ!」
リン「ランファン!」
ブラッドレイにランファンは、腕をやられる。
ランファンをおぶって逃走するリン。
ランファン「左腕が」
リン「どうした?」
ランファン「若!もう、お役に立てません。」
リン「ランファン。やめろ!」
ランファン、自分の左腕を自ら切り捨てる。
ブラッドレイ「見事なり。」
犬んにくくりつけられたランファンの腕。
ランファンは逃げのびる。


ピナコ
「踏まれたって、倒れたって、
 私らは、何度でも向かっていく。
 そして、いつかは。」
ホーエンハイム「ただの悪あがきだ。」
ピナコ「分かんないだろう!
    やってみなきゃ!知ってて動かないヤツよりましさ!
    あんたはいいのかい!
    エドやアルやみんながいなくなってしまっても!」
ピナコは、ホーエンハイムをにらむ。
後ろのホーエンハイム「何を、そんなに必死になってる?」
ピナコ「はっ!えっ!」後ろにホーエンハイムがいる。2人いる。
後ろのホーエンハイム「人間どものために動いたところで、
 結局、やつらは勝手に死んでいくではないか。
 こちらは、ただ徒労に終わるだけ。
 ならば、大事なものだけ抱え、とっとと、よそに逃げた方が
 賢明だとは思わんか?」
ピナコ「なっ!あっ。うっ!」
「良心の呵責か?くだらん感傷か?なあ、ホーエンハイム。」
ピナコの顔をはがすとホーエンハイムの顔が出てくる。
「なああ。はあ。」
「どれだけ思っても、今更誰もお前を受け入れはしないぞ!
 くっくっくっくっく。
 見ろ。自分の顔を!」
ホーンハイム「うう。」
「人間なぞ。ただの資源。
 ほうっておいても、勝手に増殖してくれる。
 お前が動く必要が、どこにある?
 そんなことで、何が変わるのか?
 この現実が!
 弱いままの人間の姿が!」

ホーエンハイム、思いなやむ。

トリシャ「変わるよ。変えられるよ。きっと。」
  わたし達、確かに弱いけど、
  でも、だからこそ、強くなろうってがんばれる。
  あなたには、むだに思える歩みでも、
  そのつど、何かを確実に、積み重ねていってるものよ。」

軍隊の行進。

ロイの語り。
「下の者が更に下の者を守る。
 小さな人間なりに、そのくらいはできるはずだ。」

リンの語り。
「いや。足りなかった。
 俺よりも、ランファンの方が覚悟があった。」

アルの語り。
「目の前で人が死んでいく。いやなんだ。たくさんだ。」
ホークアイが泣いている。
「もう誰も殺させない!守ってみせる!」

エドの語り。
「逃げてたまるか!」
アルを叩く。
「真理の野郎をぶっ飛ばして、
 あそこから、お前の体を引っ張り出してやる!」

前回のエドのあがき、アルを迎えに行く。
「アル!
 アル。来い!
 早く来い!アル!」
扉を無理矢理ひらく。
アル「はっ!」
エド「アルフォンス!」
アルの体は、エドを見る。
「アルフォンス!
 アルフォンス!
 待ってろ。」


トリシェ「だから、きっと変われる。
   弱いから、があるから。
   生きようって、あがいて、人は強くなれるのよ。」
ホーエンハイムは、彼女を見ている。
「それでも、まだ、あなたが心が迷うなら。
 (2人の大人と子供トリシャ)思い出してみて。
わたし達と過ごしたリゼンプールでの日々を。
過ごした日々の写真が出てくる。
ホーエンハイムに座っている。
「はっ」
みんなが、目の前にいる。過去の人達。
幼い頃のエドとアル。ピナコ。トリシェ。
ホーエンハイム、優しい目になる。
白鳥が飛び立つ。
・・・なにかの思い。どこなんだ。これは、
「はっ」

夢からさめるホーエンハイム。
目から醒めると白鳥が飛んでいる。
「夢か。」
どれだけ内包している。あんた。
立ち上がって振り返る。
酒に世話になったなというホーエンハイム。



目の前にある巨大な力に恐れを抱くのなら
臆病者よ。立ち去るがいい。
信じていた力を失うのなら
倒れるがいい。弱気者よ
今、決戦の時
力を尽くせ。人間よ。

次回 「おとうさま」
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #26 再会 の感想 [鋼の錬金術師]

1.エンヴィーに食われるエド。
2.グラトニーとアル、シャオメイが、エド達のために、
  ホムンクルスのお父様の元にいく。
3.メイとスカーは、シャオメイがアルといるのを見て、
  追いかける。途中で、番犬のキメラに襲われる。。
4.ブラッドレイが、自分の生い立ちを語る。元は人間だったが、
  賢者の石を注入されて、結合した合成人間だ。
5.エドは、エンヴィーに飲まれて、変える方法を気付く。
  それと、賢者の石が、遺跡の人間からできていることも。
  それで、エンヴィーに帰るためのことで協力を申し出る。
  協力して、自分の人体錬成をする。
  いつわりの世界から。現実へ戻れるだろうと。
6.エドは、真理の門につく。
  門が二つ。
  そこにアルの肉体があった。やっぱり、残されていた。
  ★★★これが本話の再会か!
  自分の魂でないからいけないよというか、エドは
  絶対に連れ戻しにくるぞと。
  ・・・やっぱりあったアルの肉体。やせこけていた。
     心がないのにしゃべるのはおかしいなあ。

----------------------------------------------------------


エンヴィーとエド。リンが戦う。
エンヴィーを構成するんのは、人の魂。
・・・デビルマンのジンメンか?

エド、エンヴィーにむかうと。
「殺して。」
唖然とするエド。
「助けて!お願い!殺して!お願い!」
人の声が聞こえる。賢者の石にされたものの叫びが聞こえる。
リンは、躊躇なしで斬り付ける。「なにをためらっている!」
「人が、中に人がいた。助けを求めている。」
「違う!化け物だ!」
「でも。」
「割り切れ。あれは、化け物だ!」」
構成されている人々の声が聞こえる。
「うるさい。やめろって」
「おにいちゃん。遊ぼう。」
ああとエドが。・・・そんなはずはないが。
エンヴィー「遊びは終わりだ。」
エド、ひるんださきに食われてしまう。
リンがおきろと言うが、エドは食われてしまう。


メイが、シャオメイを捜している。
「ばんかでかい鎧が連れて歩いていたなあ。」
「鎧。はっ。もしや、昨日の!」
メイには、アルが悪の化身に見える。・・・ひんそな図柄。
シャオメイは、アルと一緒、
「許せません。あの鎧。シャオメイをさらうなんて。
 鬼、悪魔、ふんどし」
アルとグラトニー見つけるが、スカーは。。。止める。
「待て、あの太いやつ。 ・・・IGS
 確かホムンクルスと呼ばれていた。」
「ホムンクルス!」
「不死身に近い再生能力を持っている。
 うかつに手出しはできん。」
「不死身?願ってもない。追いかけましょう!」
「言っただろう。簡単にいく相手ではないぞ。」
メイは、後を追いかける。スカーは不信を覚える。
。。。なぜあの2人が一緒に。
・・・事情をしらないからね。
地下への門で、メイは不安を感じる。
「どうした?」
「ここへんです。 ・・・ここ=かすみがせき
 この国に入ってからずっと違和感があったのですが!
 これは。
 足の下をたくさんの何かが這いずりまわっている。


アルとシャオメイ、グラトニーの後を続く。
不安なシャオメイ。アルが気を遣う。
グラトニーがいざなう。「こっち」

セントラルの地下の巨大通路。
下には、人骨が、いっぱい。
門番が、人間を殺している。
「なんだよ。これ?」
「ああ、門番の仕業だよ。」
「門番?」
「おでといれば、殺されないよ。」

天井には、赤く光る無数の目。
「なにかいる。」
シャオメイは、震える。

グラトニーとアルの会話。
「まだまだ先?」
「まだまだ先だよ。」
「お父様だっけ。
 飲まれた人達の行き先をしっているいよね。」
「お父様なんでも知ってる。」
アル。。。兄さん生きているよね。兄さん
シャオメイ、こんなところにいたくなさそう。


エドは、飲み込まれて、エンヴィーの中。
中心に赤い石。気がつく。
。。。なんだ。赤い石?そっかエンヴィーの核。賢者の石だ。
   あれだけ捜したのに、こんなところにあるなんて
遺跡のことを思い出す。なにかに気づくエド。
「はああ!
 でやっ!」
エンヴィー「うっ!」
「出せ、エンヴィー!臭せえんだよ!」
「ええ」
「ここから知られるかも知れねえ!」
エンヴィー・リン「あっ」
「協力しろ、エンヴィー!」


後を追いかけるスカーとメイに門番のキメラが襲いかかる。
退治をする2人。
「これは一体」
「キメラというやつだ。」
戦う2人
「きりがないなあ。」・・・あまくだりさき
「いやだ。
 やっぱり下になにかいます。」
「キメラか?」
「違います。これは。。人?」

グラトニー下に行く。
「お父様みんな作ってもらった。
 おでもラストもエンヴィーも。」
それを聞いているアル。

地下には、歯車が、
そして、装置がある。
お父様「何やら、騒々しい。
    誰か来るな。」
・・・なんとなくホーエンハイムに似ている。


ブラッドレイの過去。
自分の名前がなかった。捨てられたか。売られたか。
   (じみんとういんもむかしはくにのことをおもっていた。いまは)
「この国を背負って立つのは、誰かな?」「君かな?」
大総統候補、我々はそう呼ばれた。・・・え、最初は人間だった。
そして、1カ所に集められ、さまざまな教育を受けた。
帝王学 人間学から軍隊格闘、射撃、剣術に至るまで。
ブラッドレイ、仲間を剣で射ぬく。
「気にするな。彼は、君が目的を遂げるまでの駒だったんだ。」
自分がこの国を動かす人物になる。
そう信じ、わたしは、どんな訓練にも耐えた。
人体実験。みんなが死んでいく。こぼれ落ちる賢者の意志
・・・う~ん。こういうの仮面ライダーにもあったような。
ブラッドレイは12人目。
「これは?」
「楽にしていたまえ。すぐに終わる。」
隣の部屋には死んだ候補達が見える。
「何をする気ですか。あの死体は?」
注射器を持っている異様なもの。
お父様「12人目か。
    わが憤怒を受け入れるのは君か。」
ブラッドレイ、お父様を見る。こちらからは、顔がよく見えない。
注射される。
賢者の石は、多くの人間の魂が含まれた高エネルギー体だ。
人間の体に入る、拒絶反応で暴れ回り肉体を乗っ取ろうとする。
石による破壊と保守は、元の体が死ぬか、
賢者の石にうち勝つまで、繰り返された。
やがて。。。
「すばらしい。」「新たな人類だ。」「おめでとう。」
「君は、この国を導くリーダーとして選ばれたのだ。
 あのお方が、必要なすべてを用意してくださる。
 君の名は、今日からキング・ブラッドレイ!」
ブラッドレイの左目にウロボロスの紋章が。。。
残ったのはたった一つの魂と憤怒の感情のみ。
この魂が、賢者の石にされた誰かのものなのか元々の己のものなのか
もうわからんのだ。
ブラッドレイ、ロイに語る。

ロイ
「元は人間だというのなら、ホムンクルスとしてでなく
 人間として生きることは出来ないのですか?閣下。」
「人間にに戻れと?無理だな、この体は、人間を超越した。
 はるかに優れた品種だ。
 君たち人間が、人間であることに誇りを持っているに
 我々にもホムンクルスとしてのブライドがある。
 あの女も、そのプライドを持って死んでいっただろう。」
ロイは言い返せない。


リンに応急処置をされるエド。
エンヴィーが石を集める。
「これみんなクセルクセスの?」
「ああ。遺跡の神殿にあった大壁画の一部だ。
 初めてあの壁画を見たとき
 第5研究所地下にあったのと同じ賢者の石の練金陣かと思った。
 だが、違う。
 太陽は魂。付きは、精神を表す。
 そして、壁画の描かれた石。これは、肉体を表す。」
・・・三位一体
リン「おいおい。   わかりやすく説明してくれよ。」
「つまり、あそこで描かれていたのは人体錬成の陣だ。」
「人体錬成?ってこといは、死者をよみがえらせるための。」
「いや、錬金術の原則は、等価交換だ。
 この世に存在しない魂を錬成によって生み出すことはできない。
 そのことは、確かめた。
 で、ここを出る方法を、ひらめいたんだが。
 生きている人間を。
 俺が俺を錬成し直すってのはどうだ。」
リン「錬成し直す?」
「ああ。
 俺がこの錬成陣を使って、自分を分解し、
 また、元通りに再構築する。これも人体錬成だ。
 きっと、扉が開く。
 グラトニーが、偽りの真理の扉だというなら、
 正しい扉をくぐれば正しい空間に出られるんじゃないだろうか?」
リンとエンヴィーがきいている。
「俺が扉を開け、お前らはそこに飛び込む。」
エンヴィー「失敗したら、どうなる?」
「リバウンドだ。・・・もとに戻る。
 術の失敗は、行使した者にすべて跳ね返る。
 この場合は。俺にな。」
リン「俺は、錬金術に関しては門外漢だ。任せよう。」
「よし。
 で、エンヴィー。てめえに、聞いておきたいことがある。」
「んっ?」
「俺が見たクセルクセスの大壁画。ざっとこんなかんじだ。」
地面に描いてみせる。
「気になるのはこの記号。
 神を表す文字を上下ひっくり返したもの。
 そして、2頭の竜。
 これは完全なる存在を示す。
 つまり、神を地に落とし、
 自らが完全なる存在となるって意味だ。」
リン「だいそれたことを考えるものだな。」
「考えただけならいい。問題は、欠けていたこの部分だ。
 太陽を飲み込む獅子の図。
 これは、賢者の石を示す。
 賢者の石の材料は生きた人間。
 そうだな。?エンヴィー。」
「ああ。そうだよ。」
「あれほど栄えたクセルクセスの国が、一夜にしてんぜ滅んだ。
 国民の行方は?
 ここに遺跡の一部があるのは、証拠隠滅のためじゃないのか?
 お前ら、クセルクセス国民全員、賢者の石にしちまったな!」
リン「なあ」
遺跡の国に真理の扉が開かれる。
「誰がやった?
 自身を錬成したのは誰だ。
 国民全員を賢者の石にして、その巨大な力を手に入れ、
 神をも越える存在になろうとしたのは、誰だ!
 お前の言う「お父様」か?
 そいつは。お前らホムンクルスを使って、この国で
 クセルクセス滅亡の再現をやろうとしているんじゃないのか?」
エンヴィー「ここから出た時に教えてやるよ。」
黙ってしまうエド。
エンヴィー
「回りくどい話はやめようよ。鋼の錬金術師。
 扉を開けるとなれば、必要なのは通行料だろ!」
エンヴィー、ベロを出して、賢者の石を差し出す。
「使えよ。」

エンヴィーの賢者の石の人の魂が、殺してくれと言っている。

エド「これ。みんなクセルクセスの人達なんだな?」
エンヴィー「肉体も精神もとうの昔に朽ち果てて、エネルギーとして
 消費されるだけの存在さ。
 自分がどんな姿だったかも、覚えちゃいないよ。
 同情か?くだらん感情だなあ。
 魂だけの弟を、人間と認めたいから、似たようなこいつらを
 人間と思いたいだけだ。
 大昔に滅んだ木が、かわいそうだからって、
 石炭を火にくべるのをためらうのか?
 こいつらは、もう人間には戻れない。
 感情じゃなくて、理屈で人間の定義の線を引けよ。錬金術師。」
・・・う~ん、医学にもあるよな。脳死と心臓死、どこまでが
   いきているか?どっちも死んでいるよ。

エドは、練金陣を描く「よし。」
エドは、リンにお願いをする。
「リン、俺にもしもの事があったら、この連中の企みを
 外のやつらに伝えてくれ。」
リン「アメストリスが、どうなろうと。
   おれの知ったことじゃない。」
「お前な。」
「お前を待ってる大事な人達がいる国だろう?
 生きてここから出て、自分で伝えろよ。」
「ううん」

エドは、エンヴィーの魂らを見る、
「すみません。使わせてもらいます。」
エドは、始める。「いくぞ。」
リン「うっ」
。。。あの手を合わせるポーズ。
   なにかに似てると思ったら、
   まるで、神への祈りじゃないか
自分を分解して、錬成する。
「久しぶりだな」
目が開く。
。。。こんなかたちで、また開けることになるなんて。

「リン、飛び込め。」
うなずくリン。「信用しているぞ。錬金術師!」
陣に入ると。「どわあ」
。。。グラトニーに飲み込まれた時と同じ。
エンヴィー、構成要素の人間の魂が使用される。
  ありがとう。ありがとう、・・・これで死ねる。
それを見ているエド。「ああ」
グラトニーの偽りの扉の中が光で覆われる。

エドは真理の扉へ
。。。肉体と魂は、精神によって、繋がっている
   俺の肉体の一部は、真理の扉の前にある。
   精神の導くままに、すべてを委ねて扉に

扉にいるもの。
へえ~体を取り戻しにきたんじゃないのか。
エドの体を持っている。



グラトニーとアルは、お父様のもとへの扉
アル「この中にお父様がいるんだね?」
「いるよ。」
アル。。。ここに兄さんの手がかりが
グラトニーが扉を開く。


エドは、真理の扉の前にたおれる。
なんかくるしいエド。
「よし。来たぞ。
 ん?」
振り返ると扉が
エドは、扉が二つあることに。
「なんで扉が二つあるんだ。
 はっ」
そこには、アルの肉体がいた。
「はああ。」
アルの肉体がアップされる。
振り返るアル。
「はっ」
アルの肉体の元に行こうと走っていく。
しかし、真理の扉が開かれて、目が開く。
無数の手がエドをとらえて、引っ張り出す。
「アル!
 アル。来い!
 早く来い!アル!
 アル~!」
アル「だめだよ。」
「なあ」
「君は、僕の魂じゃない。一緒に行けない。」
唖然とするエド。くやしい。
「ああ~!うわあ~!」
エドを引きずり込んで扉は閉じる。

Adonai

それを見ているだけのアルの肉体

再度扉が開く。エドが無理矢理。
アル「はっ」
エド「アルフォンス!アルフォンス!アルフォンス!
   いつか必ず迎えに来るぞ!
   待ってろ」
指さして言い放つ。
  「待ってろ~!!」



幻影は、炎の揺らめきに似て
その形をとらえることは難しい
そして炎は時として残酷であり
また、希望でもある。

「狭間の宴」

自らの中にある闇を、恐れてはいけない。


かんちょうは、おにのえんだ。
とびらをひらくと、光の世界にかえってこれなくなる。
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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #25 闇の扉 の感想 [鋼の錬金術師]

エドは、例の空間で歩き回る。リンと出会う。
さらに、探すが、井戸は、そこはないし。歩いても果てがない。
腹が空く二人、しかたなく革靴を煮込んで食べる。
エンヴィーと出合うが。ここのようなところに来たことはないか?
と言われて、思い出す。真理の門のこと。
エンヴィー、そうか門があるのか。ここは、お父様が作ったのだが
やっぱり本物とは違うのか。
そして、語り出すイシュヴァールの内乱の真実。
引き金を引いたのは、エンヴィーが穏健派兵士に化けて、子供を
射殺した。
・・・すべては、計画どおり。軍の動きも予想通りか?
それを聞いて、怒るエド。
エドとリンで、エンヴィーにいぞむが、エンヴィーが真の姿を
でかーい恐竜もどきの化け物。
・・・こんなものと戦えるのか?
   でも、でっかいなあ。


リンは、シャオメイを探している。
シャオメイとの出会いを話すメイ。
生い立ちがと立場が。。。
スカーは、立場が似ているので、リンを手伝うことに。
・・・アルといるから、しばらくむり。


軍の会議でだ誰が、真理の門を開くのだともめている。
・・・変な会議だ。目的は?

マスタングは、ブラッドレイに尋問を受ける。
ブラッドレイは、自分に弱点はない。
おまえには、あるなあ。あの女か。

ロイの仲間に移動命令が下される。
ホークアイに下される移動命令、大総統付き。ブラッドレイ
の下に付かされて、ロイが反抗を出来なくさせる。


アル(シャオメイ付き)は、グラトニーという。
どうしようというグラトニーに。
なにかないのか?お父様ならとグラトニー。
それなら連れて行けと、グラトニーはうんといって、
歩いて行く。その行き先は、やっぱりセントラル。

----------------------------------------------------------


エドは、腹の中。
「おーい。誰かいないのか!
 アル、返事しろ!どこなんだよここは?くそっ。
 リン。バカ皇子!」
「バカとは、なんだ。バカとは。」
「おっ。リン・」
リンとである。
「一国の皇子になんたる言いぐさだ。」
「無事だったか。」
リンを疑うエド。
「おめえ。」
「なんだ?」
「エンヴィーが化けたりしてねえよな?」
「あのなあ。なんなら、ホテルのルームサービスのメニュー全部
 いってやろうか?」
「よし、本物だ。」
「そっちこそ。偽物じゃないだろうな。この豆。。。」
「誰が豆粒どちびだあ」
「よし、本物だ。」
リンもエドを本物と認識する。
・・・程度の低い確認方法。食いしん坊とちびというトラウマ。

グラトニーの腹の中。
「しかし、ここはどこだあ。」
「確かあのときグラトニーにぽっかり飲まれて。」
「奴の腹の中がこんなに広いわけねえだろう。」
「だけど。」
「見ろよ」
「ん?」
さっきまでいた廃屋
中尉の車
そこらじゅうの火は、おそらく大佐の火
「ああ、ってことは、グラトニーの腹の中?」
「わからん。
 ろくでもい場所だってことだけが、確かだろうけど。」
「借りるぞ。」
「どうした?」
アルの手だけある。
「リン。これ」
「アルのか?」
「手だけってことは、アルは飲まれてないんだ。よかったあ
 心配しているだろうなあ。アルのヤツ。
 ここがどこかもわかんねえし。
 ねおお。都合よく目覚めよ。俺のテレパシー能力!
 エルリックテレパシー!うお。弟よ!
・・・おほらし
リン「1人でやってろ。」

二人でまわりをさがす。
「いろんな建物や白骨死体が転がっているけど
 時代がばらばらだ。」
「そもそも出口はあるのか?ここ。」
「知らん。なけりゃあ作る!」
「作るって、どこに?」
とりあえず井戸を作ってみる。
「よし、火をくれ。」
「なるほどな。
 どれ、」
カラン、たいまつが落ちていく。
エド「底に当たる音がしない。」落ち込む2人
リン「壁だ。壁を捜そう!」
走り出す2人。
「そうだ。どんだだっ広い空間でも、まっすぐいきゃあいつか
 橋にたどり着く。
 出口だって見つかるはずだあ。!」


メイ「みつかりませんでした。
   はあ、どこ行っちゃったの。シャオメイ。」
ヨキ「野良犬にでも食われたんじゃないのか?」
「野良?」
メイ、泣き出して、たき火を消してしまう。
「うそ、ごめん。」
メイ「あの子。シャオメイは生まれつき病気で大きくなれなかった
  大熊猫なんです。
  親に捨てていかれたのをわたしが拾って。
  以来姉妹のように育って来ました。」
・・・えー。メスだったの?
  「わたしの一族チャン族は、シン国の中でも、権力なんてないに
   等しい最下層の一族なんです。」
メイは、シャオメイを見つける。「おっ」
  「だからですかね。
   立場の弱いのもの同志、引かれ合ったというか。
   うん、最初は同情だったmpかもしれません。
メイは、シャオメイを拾う。かみつく、シャオメイ。「がぶっ」
メイは、面倒を見る。
  「でも、家族同然に暮らしてきて苦労を一緒にしてきて
   わたしのとって掛けがいのない存在になったんです。
   あの子がいたから、絶えられたこともいっぱいありました。
   砂漠越えもあの子がいたから、乗り越えられたんです。」
スカーが聞いている。
ヨキ「いやあ。そもそも越えてくる必要ねえじゃあ。
   なんで、不良不死だんて、訳分からないもののために
   わざわざ。」
「不老不死の法を持ち帰らないと。
 皇帝陛下に献上し、信用を得ないと。
 我が一族は、このままでは滅びてしまいます。」
 だから、この国へあの子と。
 あの子。」
また泣き出す。「シャオメイ~」
ヨキは、たき火を除ける。
「もう泣くな!頼むから!」
ヨキはやけどする。「とほほほ。あ、だんな。」
スカー「日の出までまだ時間がある。
  今なら、憲兵も少ないだろう。」
ヨキ「えっ」
スカーが、シャオメイを探すのを手伝う。
メイ「捜すの手伝ってくれるんですか?」
無言でスカーはいく。
メイ「いい人ですね。」
ヨキ「あいつの一族は、先の内乱で滅んでしまったんだ。」
「ああ」
「だから、お前のところの弱小一族の存亡ってのに
 思うところあるんじゃねえの?」
「ああ」
スカー「どうしたあ!捜さんのか?」
「はい。行きます。」
メイは、喜ぶ。


エドとリンは、中を歩きつづける。
リン「足もとこんなだと。すげえ疲れるなあ。」
「ああ、しかもずっと出口ねえし。」
「腹減った」
「出られたら、好きなだけ飯食わせてやるよ。
 好きなだけ食って。好きなだけ寝て。」」
リン、生きだ折れる。
「リン?」
「もうだめだ。」
「おうおう、リタイヤかよ。だらしねえなあ。
 こんな所まで、生き倒れる気かよ1立て!歩け!
 先行くぞ、こらあ!」
「行けよ」
「けっ!
 この根性なし。俺は行くぞ!
 こんなところでくたばるわけにはいかないからな。
 本当に俺1人で行っちゃうぞ!」
リン、反応なし。
「本当に、本当だぞ!」
エド、しかたないから、リンをおぶっていく。
リン「行くじゃあなかったのか?」
「おめえと、共倒れなんて、まっぴらだ。
 けど、おめえにも持っているヤツがいるんだろ?」
「なあ」
「つうか、しゃべる体力が。。うおっ!」
こけてしまう。
2人、円床で休むことに。
疲れ切っている。
リン「せめて、食い物だけでもあれば。」
「知ってっか。リン」
「あっ」
エドは靴をぬぐ。
「革製品って、食えるんだぞ。」
靴をゆでる。
エド「そろそろ。ほれ」
受け取るリン。「うん?水虫ないよね。」
「あるようにみえるか。ボケー」
エドは、鋼の足を見せて言う。
エド「ふぅ~。食った食った。」
「すまないな。」
「なにが?」
「俺をおばったばっかりに」
「別に。
 ガキのことの修行に比べりゃあ。大したことねえし。
 ここが、どこだか、わかんねえのは、困るが。
 とりあえずピンシャンしているお陰で出口は探せるし。」
「前向きだなあ」
「生きていることにねちっこいだけだ。
 ちょっとでもあきらめたら
 アルの鉄拳と怒号が飛んでくるからな。」
「ふ~ん。ん?」
「どうした?」
リンは、なにかに気がつく。
「なにか来るぞ。うっ、これは。」
エンヴィーと出会う。
エンヴィー「あらら。お前達かよ。」
リン「やはり、エンヴィー」
エド「出口教えてくださあい。」
「えっ?」
リン「美しくないぞ。エドワード。エルリック!」
エド「うっせえ!人間、生き残ってなんばじゃい!」
リン「軽蔑!」
エンヴィー「残念だけど、出口なんてないよ。」
「えっ?」
エンヴィー「本当に余計なことをしてくれた。
 このエンヴィーまで芋づるだよ。」
リン「lここは、どこなんだ?
 やっぱり、グラトニーの腹の中なのか?」
エンヴィー「腹の中であり。腹の中じゃない。
 鋼のおチ。。錬金術師さんは、
 ここが、どこか気づいるんじゃないのかい?。」
「そういや。グラトニーに飲み込まれた瞬間。
 あの感覚。どこかで。」
エンヴィー「覚えがあるだろう?
 あんたm過去に経験してんだから。」
「うわあ。はっ」エド。
人体錬成で開いたあの目。
それとグラトニーの腹の目
「はっ!真理の扉!
 でも、あそこは、こんな感じじゃなかった。
 真っ白い空間に扉があって。」
エンヴィー「へえ~。本物は、そんな場所なんだ。」
「えっ。本物?
エンヴィー「グラトニーは、お父様が作った真理の扉の失敗作さ。」
「なん。。だと?」
エンヴィー「お父様の力をもっていても、つくれなかった
 真理の扉の出来損ない。
 ここは、現実と真理の狭間といったところかな。」
「狭間?」
エンヴィー「出口も出る方法もありはしない。
 力尽き、寿命が尽きるのを待つだけだ。
 みんな、ここで死を待つしかない。」


エド「そんなあ。
 そんなことあってたまるか?
 さけたことを言ってんじゃねえぞ。エンヴィー!おい!」
リン「出口がないだと?ここで死ぬ?」
エド「おい。  おい。
 待てよ。俺が死んだら、アルはどうするだよ。
 約束したんだよ、2人で元に戻るって。
 えっ、ちくしょう!
 扉だとか作るだとか。そもそもお父様って誰だ!
 ブラッドレイ大総統か?」
エンヴィー「ふん。
 ブラッドレイ?へっ違うね。
 あいつは、ただのホムンクルスさあ。」
エド「なはっ」
リン「やはりか。」
エド「第5研究所。
   人の命を使った。
   賢者の石。
   ホムンクルス。
   大総統もということは、イシュヴァール戦も、貴様らが。」
エンヴィー「イシュバール?
   はははは!あれほど、ゆかいな仕事はなかったねえ!
   知っているかい?あの内乱を起こったきっかけを。」
エド」「う。なっ。 
 確か軍の将兵がイシュバールの子供を謝って殺したって。」
エンヴィー「そう。
 このエンヴィーが子供を撃ち殺した張本人。」
エド「ええ!」

回想
赤い目をしたイシュヴァールの子供
拳銃を持っていた将校。にやっと笑って、銃を子供に向ける。
赤い目をした将校、にやっと笑う。子供は恐怖を覚える。
銃をひく将校。銃声。


メイとスカーが。。。
メイ「あのう」
「ん?」
「ヨキ様から聞きました。イシュヴァールのこと。」
スカーはなにもいわない。
メイ「うん」


エンヴィー「気持ちよかったねえ。あれは、弾丸一発でみるみる
 内乱が広がっていって。」
エドの怒った顔
エンヴィー「いや~。本当に爽快だったよ1
ああ~ちなみにね。
 このエンヴィーが化けていたのはイシュヴァールへの軍事介入に
 反対していた穏健派の将校。
 そいつさあ。
 言い訳すらできず。軍法会議で裁かれちゃってね。
 ほんとに人間ってやつは、あやつりやすい生き物だよ。
 へへっ。はははは!」
エドがエンヴィー近づく
「てめえだったのか。
 なんの罪もない子供を撃つ殺したのは。
 俺たちの故郷も壊して、イシュヴァール人も追いやって、
 スカーという復讐鬼を生み出して
 あいつの。ウィンリイの両親を奪った元凶!
 てめえ!」
エドは。エンヴィーに拳を。。。
びくともしないエンヴィー。
エド「なんだと?」
。。。こいつびくとも
エンヴィー「やるか?ガキとも。」
リン「エド。退け!」
エンヴィーとエドとアルが戦う。
エンヴィー「どうせ、ここで全員死ぬんだ。
 冥土の土産にいいものを見せてやるよ。」
エンヴィーが、姿を変える。
リン「ああ。
 森で戦ったとき、やつの足下を見たか?」
エド「いや。」
エンヴィーの足が地面にめり込む。
エド「ってことは。」
リン「あんななりで、半端じゅない体重ってことだ。
 あいつ本体は、かなり。」
「のおおお」見上げる2人
化けものエンヴィーの姿。
エド、下がる。「くそう。」
リン「なんだ。こりゃあ。
  これのどこが、ホムンクルスだ。」
  つくられし人間なんだよ。!」
トカゲのばけもの。


アルとシャオメイがそれとグラトニーが。
朝になっている。
困っているグラトニー。
アルに近づく。
グラトニー「う~ん。おで、どうしたらいい?」
アル「知らないよ。」
グラトニー「う~ん。どうしよう。おで。
 お父様に叱られる!」
アル「う。お父様?父親がいるの?」
グラトニー「いるよ。」
アル「ホムンクルスをつくった人?」
グラトニー「つくったよ。」
「あ?」
アルは、グラトニーをさわる。はずかしいグラトニー。
アル「飲んだ質量はどこに。
 なにかからくりが?
 考えろ。考えろ。
 2人で絶対に元に戻るって決めたんだ。
 僕があきらめてどうする。
 グラトニー。僕を連れて行け。その父親のところへ。」
グラトニー「う~ん。  いいよ。」
「あ!」
グラトニー「お前、人柱だもんね。」
アル「ああ。そうさ。僕は人柱さ。」
。。。人柱ってなんだ?
・・・橋とか岬にうける人間のこと?


軍の会議で
「その件について、現在確認済みなのは、
 エルリック兄弟の2人。」
「マルコー医師はどうだ?」
「そろそろ。」
「キンブリーもいるが。」
「あれは、扉を開けるような、神経は持ち合わせとらんよ。
 そういえば、もう1人の人柱候補であるマスタング君は?」
レイブン「大総統がゆっくりと話したいと。おっしゃらてな。」

ロイとブラッドレイが2人きり
ロイ「なぜ。わたしを生かしておくのですか?」
ブラッドレイ「君の立場を理解させるためだ。」
「いつから、軍はホムンクルスに、こうべをたれたですか?」
「この国が生まれたときから仕組まれていたことだよ。」
「ずっと、我々のあがきをみて、ほくそ笑んでいたわけですか。
 ヒューズ准将の葬式で震えていたあなたの手
 あれは、偽りだったのですか?」
「たかが、軍人1人の死にだれもかれも騒ぎすぎる。
 軍服が死に装束になる可能性があることぐらい分かっていた
 ことだろうに。」
「なっ。う」
「ヒューズ准将の子。葬儀の最中にやかましいこと。
 この上なかった。」
コピーを持つ手が手が震えている。
「実に腹が立ったよ。」
「あなたにも、子供がいたはずだ。
 よくもそのような。」
ブラッドレイ「セリムのことか?
 あれはよくできた子だ」
「尊敬すべき父親が、ホムンクルスだと知ったらどうなるか。」
「脅しかね?
 無駄なことだ、
 あれは、わたしにとって弱点にはなりえんよ。
 だが、君は違う。
 彼女は、君の弱点になりうる。」


中央司令室の門前
「ホークアイ中尉。」
「うって。どうしたの?」
「さっき、人事局の人が来ました。」
「自分南方司令部勤務を言い渡されました。」
「ええ!
 なんですって?」
「自分だけではありません。
 ブレタ少尉は西方司令部へ。
 ファルマン准尉は北方司令部へ転勤が決まったそうです。」
「うう」
足音が
「ん?」
人事局のものが。
「ホークアイ中尉だね?」
「はい。」
「人事局のヤコブレフだ。」
ホークアイ。。。人事局
「わたしは、大総統付き補佐のシュトルヒだ。
 受け取りたまえ。」
「おっ。異動命令ですか?」
「そうだ。」
受け取るホークアイ。「拝見します。」
あどろくホークアイ
「これは。
 なんですか?このありえない人事は!」
「どこに飛ばされたんですか?」
「リザ・ホークアイ中尉を明日より中央司令部大総統付き補佐に
 任命ずる。」
「なっ!」


ブラッドレイ「というわけだ。ロイ・マスタング大佐。」
ロイは、驚いてしまう。


エンヴィーと戦う。エドとリン。
「。ひゃははは。ぎゃあはははは!愉快。愉快。」
エド「くそっ、ちっとも、愉快じゃねえっての。」
リン「ああ、まったくだ。」
エンヴィー「ははははは。」
リンはエンヴィーに打ち付けられる。
リン「うわっ」
エド「リン!」
今度はエドの番
「うわあ。」
エンヴィーは、あざけっている。
リン「エド」
2人、なんとか合流する。
リン「武器、出せるか?」
エド「任せろ!この海だ。鉄分には不足はないね。」
両手で錬成する剣を。それをリンに渡す。
リン「趣味悪いなお前。」
エド「どこが?めっちゃいかしてんじゃねえか。」
エドは、自分の剣を錬成する。
エンヴィー「へへへへ」
エド「やれるか?」
リン「どうかな。  何せ、あのガタイだ。
 おまけにさっきの攻撃で肋骨2,3本やった。」
エド「俺も似たようなもんだ。
 ただ、こいつにはきっついのぶち込んでやんねんとな!」


アルとグラトニーが、お父様のところに向かう。
アル「グラトニー。本当にこっちでいいの?」
グラトニー「うん。」
アル「こっちって。これって。」
 お父様って。セントラルにいるの?」



暗躍する魂は未来への道しるべか
少年よ戦え
真実と邂逅し 闇の深さを知るならば
「再会」
さよならは、言わない
また会う日が来ることを信じているから
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