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CASSHERN Sins  第13話目 過去は目の前に満ちる の感想 [CASSHERN Sins]

エンディングのミュジックが変わった。作詞・作曲「世良公則」
11話目前から入っていた挿入かが使われている。

今回はついに、キャシャーンとブライキング・ボスとが出会った。
そして、オージが、キャシャーン、ディオ、レダを子孫を作れる
ロボットとして作った秘密が明かされる。しかし、オージは、
失敗作という。オージにも、キャシャーンが不死身なったのは、
わからない。ルナを殺した後だろうという。

また、わからないのは、リンゴが手から血を流すことだ。
キャシャーンと同じようにオージが作ったからか。
リンゴもキャシャーンも自己修復ができるナノマシンをもっているのか。
それと前降りでキャシャーンは悪くないとリンゴが言っていたが
ルナを殺した場所にリンゴもいたのか?

今はは、オージら、キャシャーン、ブライキング・ボスが
ルナと語っているものに会いに行こうとしていること。

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ルナの血が流れる。
リンゴが紫色の涙を流す。
リンゴ「キャシャーンは悪くない。キャシャーンは悪くないんだから。
    キャシャーン。」


ルナに会って戻ってくるロボット。

リューズ「キャシャーン。」

「滅んでゆく。いや、きっとルナが滅びを止めてくれるはずだ。
 ルナを信じれば、今にも滅びが。ほら見ろ。見ろ。滅びが止まった。
 滅びが止まったぞ。もう、さびなんてひとつもない。
 死にたくないやつは、ルナのところへ行けえ。」

「ルナ」

「ルナの癒しを受けろ。」

リューズもその言葉をきいて「ルナが生きてる。どうして。」

ルナの元に向かうロボット達の列。

「癒し。この世界にどんな癒しがあるの。」
崩れ落ちるロボット。子供のロボットが残される?

キャシャーン、ふさぎこむ。足を進める。
リューズ「ルナのところへ行くの?」
キャシャーン「ああ。」
リューズ「ありえない。ただの噂よ。ルナはあんたが殺したんだから。
     それで滅びが始まったんだから。
     生きてれば、あんたの罪が帳消しになると思ってんでしょう。
     でも無理。ルナは死んだのよ。」
キャシャーン「君はルナに生きていてほしくないのか。」
リューズ「あ。そうじゃないけど。それじゃ、姉さんはなんのために。
     あたしは、なんのために。
     復讐を。」
キャシャーン「僕はルナに会ってみる。話はそれからだ。」
キャシャーンを見送るリューズ。

リューズ、剣を出して、引っ込める。キャシャーンの後を追う。


「脱走者は死あるのみ。なにが滅びを止めるルナだ。
 世迷言をはきよって。」
「ディオ様だけを信じればいいのだ。」

レダ「あのルナが生きていた。」
ディオ「ロボットにも人にも癒しを与えるか。同じだなかつてのルナと。」
レダ「そう。ただあのころには滅びなどなかったけど。」
ディオ「あのときなぜブライキング・ボスがルナ抹殺を命じたのか。
    理解する気のなかった。」
レダ「でも、今のあなたにはわかるはず。
   王者は一人しか存在できないと。」
(両雄会い立たず。)


ブライキング・ボス「ルナか。ふん。」
(へーん。滅びがはじまっているぼろロボット!!)

雨が降り出す。ルナに会いに行く列に併走して、オージとリンゴの車が通る。
リンゴ「オージ、ルナってなに。みんな、ルナ、ルナっていっているよ。」
オージ「ええ。ペテン師か。頭の悪いおかしなやつか。それとも亡霊か。
    そんなところだろう。本物のはずはないからな。」
リンゴ「ううん。」
オージ「ルナは、キャシャーンが殺した。あのキャシャーンが。」
リンゴ「ああ。オージ、笑ってえ。笑ってえ」
ほほがさびているのかリンゴ。
オージ、微笑む。
オージ「疲れたろう。リンゴ。」
リンゴ「うーん。」
オージ「どっかで一休みするかあ。」

リューズも、ルナに向かう一団の中にいる。
「ルナに会ったとして。全てがわかったとして。私がいった通りだったと
 思い知るだけよ。怖くないわけ。」
キャシャーン「前の僕なら、でも今は違う。僕は滅びを見てきた。
       それを止めたいと思っている。」
フレンダーが。。。
リューズ、空を見ると、雷がなっている。「あ。」
キャシャーン「気をつけて、そこは足場がもろくなっている。」
リューズを気遣う。

僕は、滅びをみてきた。それを止めたいと思っている。

キャシャーン「そのためには、まず何があったのか知らないと。」
(とことん記憶がない。)

リューズ「たとえルナが生きていたとして。それでもこの世の滅びは、
     あんたの責任よ。」


オージ「こんな雨の中でパンクとは、ついてないもんだ。」
リンゴ「オージ、大丈夫。」
オージ「ええ、すぐ終わる。」
リンゴ「ふうん。」
リンゴ、雨の中で遊ぶ。
「雨。雨。」
オージ「リンゴ、濡れるぞ。中入ってろ。」
リンゴ「へいき。へいき。あたし、雨って大好き。
    だって、世界が輝いて見えるんだもん。
    それに雨の音も好き。」
雨の音を聞く。どこかで、キンとなる。
リング「あ。」
リンゴ、足元にガラスのビンを見つける。
リンゴ「なにこれ。」
ガラスのビンを引っこ抜いて見てみる。
リンゴ「はああ。きれい。そうだ。うーん。望遠鏡のように覗いてみる。
    見える。見えーる。見える。見えーる。あ。キャシャーンだ。
    キャシャーンがいる。」
オージ「リンゴ、行くぞ。」
リンゴ「オージ。キャシャーンがいる。」
オージ「どこに。」
リンゴ「あそこに。
    キャシャーン。」
オージ「あ。待て。リンゴ。」
リンゴ「オージも、来て。」
オージ「ええ。まったく。へえ。本当にいやな雲行きだ。」
リンゴ「キャシャーン。は、は、は。キャシャーン」
こける、リンゴ。ずぶぬれだ。
キャシャーン「リンゴ。」
リンゴ「へへへ。こけちゃった。」
キャシャーン「リンゴ、大丈夫か。」
リンゴ「へいき、それよりほら。とってもきれいでしょう。」
キャシャーン、おどろく。
リンゴ「そこで拾ったの。」
リューズ「どうしたの。リンゴ。あなたびしょぬれじゃない。」
リンゴ「へいき。」
リューズ「へいきじゃないよ。コートもはおらないで、さびたらどうするの。
     はああ、どこかで乾かさないと。」
オージ、車でやってくる。
4者、近くの洞穴で雨宿りする。

火をたいて、乾かす。
キャシャーン、まきを集める。
キャシャーン「もうすこし。火のそばに来たほうが。」
オージ、てぶりでいいと。
リンゴの笑い声。
リューズ「リンゴ、じっとしてて。」
リンゴ「はーい。」
キャシャーン、リンゴの頭のさびを見て「リンゴ。」
まえより滅びが進んでいる。
リューズ「こら。腕を上げて。」
リンゴ「ほーい。」
リューズ「う、リンゴ。これ血なの。」
リンゴ「あ、ほんとだ。でも痛くないよ。へいき。」
リューズ「でも、あんた、さびが。」
オージ「さあ、もう乾いたろ。服を着なさい。」
リンゴ「はーい。」
リューズ「う。」
リンゴ「お洋服着ようをと。あ。」

キャシャーン「な。」
だれかがはいってくる。黒い影。
「邪魔して悪いが。おれにもちょっとばかり、雨をしのがしてくれ。
 滅びの体にこの雨はこたえる。」
オージは気づいている。
「うん。うふふ。」


リンゴ、ガラスのビンを拾うために水の中にはいる。
リンゴ「ああ。冷たくて、気持ちいい。」
(五感があるのか。)
リンゴ「リューズ見て。リューズたらあ。」

男はキャシャーンを見ている。。
リューズ「なんで、彼をそんな風に見るの。」
男「ううん。」
リューズ「入ってきたときから。ずっと、キャシャーンを見てる。」
男「そうか。」
リューズ「あんたも、ルナのところへ行くの。」
男「ふ。」
リューズ「偽物かもよ。」
男「なぜだ。」
リューズ「だって。」
男「だって。だって、キャシャーンが殺した。」
リューズ「う。」
リューズ「なぜ、なぜ知っているの。」


リンゴ、ガラスのビンに水を入れる。
リンゴ「この小さな貝殻をいれ。こうすると、きっと。ほら、やぱりきれい。」

男「今いるルナが本物かどうかあってみりゃば、わかることだ。
  癒しがなんなかもな。」
リューズ「う。キャシャーン。」
キャシャーン「そんな。まさか。」
男「う。」
キャシャーン「お前は。」
キャシャーン、男のコートを取る。

リンゴ、飛び跳ねている。
ガラスのビンを落として、割ってしまう。

キャシャーン「おまえは、ブライキング・ボス。」
リューズ「え。」
キャシャーン、苦しみだす。
リューズ「キャシャーン。」

ブライキング・ボス「どうれら、少しは思い出したらしいな。」
          どうせいつかは知らなきゃいけないことだ。
          この世界におとしまえつけるためにはなあ。
          そうだろう先生。」
リューズ「どういうこと。」
キャシャーン「先生。もしかして。」
ブライキング・ボス「その先生が。キャシャーンを作った。」

割れたガラスのビンを見ているリンゴ。
リンゴ「ああ。」
拾おうとして、手に傷をつける。手からは血が流れる。(なぜ?)
リンゴは、手をなめる。

ブライキング・ボス
「かつて、思い上がったロボットは神になろうと、いや、ばかげたことに
 神を作ろうとした。永久の命はねとっくに手に入れたからな。
 医学の進歩とやらで人間達でさえ、死ぬなんてよぽっど運の悪いやつだった。
 ロボットには逆立ちしたってできねえことがある。
 子孫を作ることだ。」

りんゴは、手を水につける。

ブライキング・ボス
「子孫を残して初めてロボットは人を超える。
 神になれる。」
リューズ「そんなことできるはずが。」
オージ「理論的にはできるはずだった。からだの組織からして従来のロボットとは
    違う。体内で自らの細胞を増殖させる男型とそれ体を受け入れて、ひとつの
    生命体として完成させる女型のロボット。それが、キャシャーンとディオ、
    そしてレダだ。」
キャシャーン「あ。」
リューズ「だから、キャシャーンは不死身なの。」
オージ「いいや、それはわしのせいではない。
    結局3対とも失敗作だったからな。
    所詮強靭な肉体を持った殺戮兵器としかしか使い道がなかった。」

キャシャーン「殺戮。所詮僕は、殺戮兵器でしかないのか。」
オージ「不死身になった理由はわからん。ルナを殺した後のことだろう。」
ブライキング・ボス「そうだ。ルナ。あの女が現れてから全てが始まったのかもな。」

キャシャーン「ルナ。」

リンゴが、隠れてみている。

ブライキング・ボス「月という名の太陽。そう呼ばれていた。
       永遠の時間を生きるのは誰だって疲れる。
       それを癒し、命に力を与える。それがルナ。
       だが、世界に君臨するものは一人。
       太陽は二つはいらねえ。
       だから、おれは命令したんだ。ルナを殺せ。」

キャシャーンにルナの死んだときの記憶が?

キャシャーンが苦しみだした。
キャシャーンのもとへ、リンゴがついいていく。
キャシャーン「殺せ。」
リンゴ「キャシャーン。」
キャシャーンのほうへ、リンゴ駆けていく。
キャシャーン、倒れる。
キャシャーン「ルナを殺せ。」
リンゴ「キャシャーン。」
苦しむキャシャーン。
リンゴ「だいじょうぶ。キャシャーン。」
キャシャーン「ルナをこ殺せ。」
キャシャーン、リンゴに手をかけようとする。
リンゴ、穏やかな顔をして、キャシャーンの左手に頬を立てる。
「キャシャーン、悪くないよ。」
リンゴに顔をさわられる。
キャシャーン、ルナになでられた記憶が?ルナの顔がでてくる。
キャシャーン「ルナ。」涙を流す。
キャシャーン「殺せ。」
リンゴを振り払う。
キャシャーン、自分で胸を突く。
キャシャーン「殺せ。殺せ。」
リンゴ「キャシャーン。そんなことしたら、キャシャーンが死んじゃうよ。」
キャシャーン「殺せ。」
リンゴ、キャシャーンの自殺行為をやめさようとがんばる。
リンゴ「だめ。だめ。キャシャーンは、悪くないんだから。
    キャシャーンは、悪くない。キャシャーンは、悪くない。
    キャシャーンは。」

それを見ている。オージとリューズ。
ブライキング・ボスはざまないという顔である。

リンゴ「やめて。こんなことしたら本当に死んじゃうよ。
    だから、だから、やめて。ねえ、キャシャーン。
    だめ、だめ。だめええええ。」
リンゴは、キャシャーンを必死で止める。
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