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デュラララ!! #5 羊頭狗肉 の感想 [デュラララ!!]

首なしライダーと切り裂き魔の乱闘。
切っても無事なライダー。
でも聞こえる。化け物というこえ。

帝人と紀田は、杏里と知り合いに。なんかつれない杏里。
杏里は、張間美香を探している。でも、見つからない。
傷心旅行にいってるらしい。・・・帝人は杏里に役に立とうと

張間美香の好きな人は、運命の女性を見つけて、学校に来ていない。
なんて勝手な。

黄巾賊と遭遇する紀田、竜ヶ峰もきて、首なしライダーのどたばたで
逃げていくる男の乱入で逃げ出す二人。
残った黄巾賊は、切り裂き魔にやられる。わけわかんない。
・・・切り裂き魔って、ひょっとして宇宙人?でも女性にみえるよ。

複雑なピースがそのうちにつながる予感を語る。いつかは、わかる都市伝説
意外な顛末?

ドタチンの意味がわかる。門田の”どた”からきている。

------------------------------------------------------------------


(竜ヶ峰帝人)竜ヶ峰… 帝人です。
うわ~!紀田君!紀田君なの?

(紀田正臣)最近は カラーギャングも減ったよ。
埼玉と抗争やって何十人もパクられてさあ。

(杏里)園原杏里です。よろしくお願いします。
張間さん! 人違いでした!

(紀田)立派な池袋人になると誓ったのなら。この試練をこ乗り越えてみせるのだ!

(誠二)見つけた… オレの愛。



はぁ! うっ…。
うっ!
はっ!
首なしライダーに追われる男。
あっ… ごめんなさい。ごめんなさい!
返します! 返します!
ど… どうか。お許しを。
ザシュッ!はっ!
腕を刺される首なしライダー
♪~
あぁ… あっ…。
♪~
後ろを揺りむくと、赤い目の?切り裂き魔

(セルティ)まいった。本当にまいった。
(新羅)ああ… 僕のせいだ。セルティ。
僕がつまらない仕事を引き受けたせいで…。
(セルティ)仕事はすぐに、片づくはずだったんだ。
そこにたまたま あれが 現れただけで…。

刺した刀を引き抜く。そして、首を切るが、煙がでるだけ。
ブシュッ!
ザシュッ!
逃げていく切り裂き魔。
ああっ!
♪~
うっ… ひぃ~!
ジュラルミンをを置いて、逃げる男。

人間じゃない。化け物。化け物。化け物…。

(新羅)「傷口から 声が聞こえた」?
(セルティ)私のことを 化け物と言った。
(新羅)失礼なヤツだ。せめて、魔性の女と言ってほしいね。
(セルティ)あれは なんだ?
(新羅)ん?
端末で 宇宙人だったらどうしよう
(新羅)セルティ…それは 笑うところかい?
・・・妖精が宇宙人と。同類でないの??


逃げる男
うわっ! はぁはぁ…ば… 化け物~!
(一同)ん?
(紀田)ふっ…。 行くぞ!
(竜ヶ峰)えっ? ええっ!?
黄巾賊のものから逃げる。
(ナレーション)<この街は冗談と気まぐれと偶然で出来ているらしい>
♪~

掲示板が荒らされる。
(罪歌)人間
(罪歌)強者
(罪歌)望
(罪歌)愛
(罪歌)望愛人間
(罪歌)望ですを強者だから人間愛です。
    望ですですをだからだからだから。
(罪歌)私
(罪歌)私、だから、望む
(罪歌)。。。
(罪歌)強い、人間
(罪歌)望む
(罪歌)私、愛
(罪歌)だから

<このシチュエーションも神様の気まぐれか。冗談か…>
<入学式で、ひと目ぼれした37人の女子>
<そのトップ5に入る最上級メガネっ子とドラマみたいな展開で。
一緒に下校することになったってぇのに。とんだ野暮天に邪魔されるとは。
いや、参ったね>
(竜ヶ峰)あっ… この前は 大変だったね。
(杏里)あっ… うん。
(紀田)ああ~…。
(心の声)≪ダメだ こりゃ…≫
あんときは 驚いたぜ まったく~。
帝人に抜け駆けされるなんてな。
(竜ヶ峰)抜け駆けって。そんな…。

(杏里)<<<えっ?あっ!>>
(紀田)<<えっ?うそ!帝人~!>>

でも。助かったぜ。オレが、お前の立場なら、あんなチャンスは
逃しやしない。
今ごろ、二人は西口公園で愛を語り合う間柄。
ってことで。つきあって!

(2人)えっ?
(竜ヶ峰)ちょっ… 紀田君!
(杏里)あの… 私…。
(紀田)ああ~すぐ。返事しなくていいから。
今、返事待ちの子が7人いて。どの子とつきあうか調整中だから。
(竜ヶ峰)園原さん。まともに相手しなくていいよ。疲れるだけだから。
それに遊んでるようなこと言ってて、大したことないし。
ナンパしても。結局…。
(紀田)おい!こら!帝人!
(竜ヶ峰)えっ?
(紀田)にひっ!てやっ!
(竜ヶ峰)うわっ!
<こいつ竜ヶ峰帝人はオレの親友>
<池袋に出てきてまだ数日のお上りさん>
<純朴で世間知らずなくせに。妙に頑固なところもあって。
なぜかほうっておけない存在>
<そんなピュアボーイとオレが思わぬ三角関係>
<これが青春ってやつですか?>
(竜ヶ峰)わっ! 痛ぁ~!ちょっと 紀田君…。
(杏里)仲いいんですね。
(紀田)はい。いいんです。
(竜ヶ峰)腐れ縁ですけど。
(紀田)へへっ!
(竜ヶ峰)うわっ!ギブ ギブ ギブ!

<なんでこうなったかっつうと。話は、始業式までさかのぼる>

(誠二)矢霧誠二です。よろしくお願いします。
(北駒)さあ。矢霧。早く席に着きなさい。
(誠二)着きません。
(北駒)はあ?
(誠二)僕。学校にしばらく来れないと思います。
いやもう来ないかもしれません。僕にとっては一生のとても大事なことなんです。
あなたたちにつきあってる暇はないんです。失礼します。
(北駒)ああ… おい。矢霧待て…。待ちなさい。
<世の中にはいろんなヤツがいるもんだなぁと。
あとで帝人から聞いて思ったわけだが…>

(杏里)待ってください!矢霧さん
(紀田)<それがまさにフォーリンラブの瞬間!>
<キュートな笑顔にドキ胸~!>
<ははっ…いや。笑顔じゃなかったが>
(誠二)知らないったら!
(杏里)あっ。待って!
(紀田)あの~… どうかしました?
頭を下げて、切ってしまう杏里
<とにかくオレの彼女候補リストの最上位ランクに速攻記録された。
その子と。今日…>

キーンコーン カーンコーン(チャイム)
(那須島)おい 園原。
今 帰りか?
(杏里)はい。
(那須島)なあ。園原。何か困ってることがあるんじゃないか?
いじめとか。厄介事に巻き込まれているとか。
(杏里)いえ…。
(那須島)何かあったら、すぐオレに言うんだぞ。
(杏里)大丈夫です。
(那須島)そうか?
そういえば張間は、まだ学校に来ないか。
せっかく一緒のクラスになれたのになぁ。あれだって苦労したんだぞ。
お前と同じクラスにするの。中学の斉藤先生からくれぐれもよろしくと頼まれてな。
だから、お前も遠慮することはないんだぞ?
そうだ。今日はオレが送っていってやろう。
知ってるだろ?池袋でまた切り裂き魔が出たって。
(杏里)ああ
(紀田)那須島先生。セクハラっすかぁ?
(那須島)あっ!
(杏里)はっ!
(紀田)わっ!いたいけなメガネ委員長に声まで出させて。
本格的なセクシュアルハラスメントってやつっすかぁ?
むしろセクシーハラショーっすかぁ?
(那須島)くっ…紀田。ふざけるんじゃない!
園原。勘違いして変な噂流さないでくれよな。
(紀田)彼女がそんな軽薄な女に見えますか?
(那須島)ああ… そうだよな。頼むぞ。まったく。はははっ。
(紀田)むしろ、噂はオレが流すんで安心してくださ~い。
ガン!・・・ずっこけます。那須島先生。
(那須島)ああっ!

<さしずめ正義の味方ってところ?>
<今のオレ、格好よくねぇ?普通ほれちゃうだろ>

(竜ヶ峰)紀田君? 園原さんも。

<なんてタイミングで現れやがる…>
♪~

アイスクリームを買ってくる紀田。帝人と杏里にアイスを渡す。
(紀田)お待たせ~。ほい。
(杏里)ありがとうございます。
でもな。マジで気ぃつけた方がいいぜ。
那須島の野郎。噂は、大半が噂だけど。
教え子に手ぇ出したってのはマジだから。
(竜ヶ峰)ええっ!?
(紀田)贄川春奈って。2年の先輩でさ。
去年の2学期ごろ転校したんだが。
それが、どうも那須島とつきあってるのがバレそうになったってんだよ。
(竜ヶ峰)マジで!?
(紀田)自分から、やめたのか。那須島に脅されたのか。
学校が転校させたのかは分かんないけど。
まっ。なんかあったら。オレと帝人でなんとかするから。
なあ。帝人。
(竜ヶ峰)あっ… うん。
状況がいまいちこ飲み込めないけど。僕に、できることはなんでもするよ。
(紀田)バカだな。お前。
こういうときは「僕にできないことだろうが。愛の力でやってみせるよ」
くらいのこと言ってのけないと男じゃないぜ。
(竜ヶ峰)ええっ… 矛盾じゃん。
(紀田)ノリだから。
(竜ヶ峰)それより、この前のこと。
(杏里)えっ?
(竜ヶ峰)いじめてた子たち。同中なんでしょ?
(杏里)な… なんで 知ってるんですか?
(竜ヶ峰)えっ。いや。あの会話からしてそうとしか…。
中学のころは実力のある子に助けられてて。
その子がいなくなった途端に昔のヤツらがまた来たと。
(紀田)ああ~ なんだっけ?いなくなった友達。まだ、見つからないんだ。
(竜ヶ峰)うちのクラスの張間美香さんだよね?
(杏里)美香さん。学校には欠席ってことになってますけど。
入学式の前から一度も家に帰ってないんです。
(紀田)それ。思いっ切り。警察沙汰じゃん。
(杏里)私の携帯と張間さんの家には連絡が入ってるんです。
「ちょっと 傷心旅行に行ってます。気にしないで」って。
(竜ヶ峰)傷心旅行? 何かあったの?
(杏里)それは… あの…驚かないで聞いてくれますか?
(竜ヶ峰)この数日で 大抵のことには驚かなくなったから。
(杏里)張間さんはストーカーなんです。
(竜ヶ峰)ぶぅ!・・・驚いてます。
(紀田)うっ! ああ~…。なるほど。
つまりこの前君が詰問していた男だな?
あいつに付きまとっていた…いや。求愛していた美香ちゃんが、
振られたから傷心旅行に出たと。
そいつは家族に任せるしかないなぁ。
いよいよとなったら警察に言うだろ。
(竜ヶ峰)園原さんとは、仲よかったの?

<なんだ?その疑問形は>

(杏里)いつも一緒にいたのは、確かです。

<こいつは妙なところで勘がいい>

(杏里)私はいろいろと不器用で、人ともうまくつきあえないんですけど。
それをいつも引っ張ってくれたのが美香さんで…。
わざわざ私と同じ高校を選んでくれて。私はそれが申し訳なくて。
(竜ヶ峰)それは…。

<君という引き立て役を手放したくなかったからじゃ…
なんてことは思っても口に出しちゃいけないよ。帝人君>

(杏里)分かってます。
(竜ヶ峰)えっ… 何が?
(杏里)私が美香さんの引き立て役だってこと。
それで私も彼女を利用してたんです。
依存して生きていく方が楽だから。
そうしないと生きていけないと思ってたから。
(竜ヶ峰)あっ…。
(杏里)でも。今は、それほど必要だとは思えなくなって。
慣れてきたんです。彼女がいない状況に。
クラス委員になったのも。クラス委員は張間さんがやりたがっていた役職で。
せめて、私が代わりにやらなきゃと思って。
クラス委員になれば、彼女を追い越せるような気がして。
ずるいですよね。こんなの…。
(竜ヶ峰)それを、わざわざ人に言うのがいちばんずるいと思う。
なんだかそれで誰かにゆる許してもらおうとしてるみたいだ。
張間さんより上を目指そうっていうのは正しい選択だよ。
だからもっと胸を張って、堂々としてればいいんじゃないかな。
あっ…。えっと…。
(杏里)そうですね。ありがとうございます。

<こいつのこういうところがオレは、結構気に入ってる>

(紀田)ふん。えいっ!
(竜ヶ峰)うわっ!
(紀田)ははっ! はははっ!
(竜ヶ峰)紀田君!
(紀田)格好悪ぃ!
(竜ヶ峰)格好悪ぃって…。


(陽子)ええ~ 池袋最強?
(贄川)そう。最強。
(陽子)おじさん。雑誌の人?最強って、何? 超ウケる。
(秋絵)そりゃ。最強っつったら。あれ黒いバイクのヤツ。
(陽子)知ってる。首がないんでしょう?
(晴子)うそ~。
(陽子)あとは、切り裂き魔とか?
(秋絵)ああ。あれね~。
(晴子)でも。今、この街最強ったら。ダラ-ズでしょ?
(贄川)ダラーズ?
(3人)そう ダラーズ!


(杏里)じゃあ。私、ここで。今日は ありがとうございました。
(竜ヶ峰)じゃあ。また明日。
(紀田)バイバ~イ。杏里ちゃ~ん。
(竜ヶ峰)思ったんだけど。やっぱり、矢霧君と美香って子は一緒にいるんじゃないかな?
(紀田)ストーカーと被害者が?
(竜ヶ峰)矢霧君がその子に誘拐されてるとか。
(紀田)なるほど。
(竜ヶ峰)人捜しか。どうすればいいんだろ?
(紀田)ほうっておけよ。彼女も、もういいっつってたじゃん。
(竜ヶ峰)やっぱり組織か何かがないと無理かな?ダラーズとか。
(紀田)帝人… お前。まさかダラーズに入りたいなんて思ってる?
(竜ヶ峰)えっ? いやぁ~ まさか。
(紀田)マジ。やめとけよ。
カラーギャングなんてのは若気の至りで。大抵あとで後悔するもんだ。
(竜ヶ峰)うん。でも僕らまだ若気の至りだし。

マジ。だりぃ~。
何が?
ん?

(紀田)
<帝人が、池袋に来る前オレは、マジで落ち込んでたんだ>
<今はなんとかこんな感じでやってけてんのは。
まあ、いろんな人のお陰なんだが。帝人のお陰でもあるわけで…>
<あいつは、今池袋に来たばっかでこの街の熱気にやられっぱなし>
<危なっかしくて見てられねぇ>
<冷や水ぶっかけてやることもできるが。
目を輝かせてるあいつを見てるとそんな気にもならない>
<だから、せめていつも一緒にいてやろうとしてるんだが…>
<できれば、あいつにはこの街の闇には近づいてほしくない>
<オレも…>

バ~ン!
ザバァーー!
噴水の後には誰もいなくなっている。

<もう二度とあっちには行かないと心に決めたんだ>

♪~

病院の前
ウウゥーー! ウウゥーー!(サイレン)
♪~

病室にいる女性
(沙樹)ふっ…。
紀田がきていたことに気がついていた。うれしそう。


切り裂き魔に迫られる男。
うっ… うぅ…。
うぅ… うわっ… ひぃ~!
♪~


(罪歌)もっと強い
(罪歌)強い、愛、望む
(罪歌)望は、は、欲しい
(罪歌)もっと、強い、愛が欲しい   ・・・ケンシロウ
(罪歌)愛したい、強い、人
(罪歌)望み、私、母、母
(罪歌)母、母、母母母

後は、母の乱立

そして出て行く。

(甘楽)もしかして荒らされてます?
(セットン)宇宙人みたい
(田中太郎)笑ってるのかも
(セットン)怖いですね
(田中太郎)ほら!母、母って
(セットン)いえ、宇宙人が怖いとか、
(セットン)アレでなく
あれでなく



(新羅)罪歌(つみうた)? それとも 罪歌(ざいか)かな?
(セルティ)罪歌(ざいか)?
(新羅)あとで調べておくよ。それより、セルティ。仕事だよ。
また、粟楠会の四木さんから。
筋がいい仕事じゃないけど。やってくれるかい?
(セルティ)また。運び屋?
(新羅)そう。運び屋。といってもブツを取り戻すところから
やらなきゃならないんだが。ブツが何かは聞いてない。
というか聞かないのがお互いのためだし。
(セルティ)分かってる。
(新羅)で、そのブツだけど。盗んだヤツが逃げ回ってるらしい。
だいたいの潜伏場所は分かってるから。すぐに追い詰められるはず。
(セルティ)了解。
(新羅)最近、切り裂き魔が出没してるらしいから気をつけてね。


(贄川)切り裂き魔?
そう。切り裂き魔。また出たらしいよ。
(ヒロシ)殺さずに、傷だけ負わせて。去っていくんだYO。
そりゃ。最強とは言えないな。この街で 最強っつったらやっぱり…。
(ヒロシ)「露西亜寿し」のサイモン。
今は新宿に移ったけど。情報屋のあいつ。
(ヒロシ)折原臨也。
それなら、やっぱ、あいつだろ。
(3人)平和島静雄!

静雄なにか感じる。犬が後ろをつけている。
ハッ ハッ ハッ…

(ヒロシ)カラーギャング最強?っつったら。今は、ダラーズYO。
ダラーズは色がないんだ。去年までは、黄色いのが幅を利かせてたけどね。
(贄川)黄色…。
(ヒロシ)ああ。黄巾賊っつってYO…。
去年、ブルースクウェアっつう別のカラーギャングとガチでやり合って。
共倒れしたって聞いたけどね~。
いや。それが最近、また復活したらしい。

(サイモン)さあ~。ドンドン。注文してネ!エンガ~ワ。ホタ~テ。安いヨ…。

(遊馬崎)そういえば最近 よく見かけません?
(門田)何が?
(狩沢)ん… 黄色いのでしょ?やっぱ、気がついてた?
(門田)黄色って。まさか…。
(2人)ひょうきん族。・・・古ううう。
(門田)黄巾賊だろ。
(狩沢)そう。それ。今のエルメスね。うん。
(門田)いや。黄巾賊はブルースクウェアとの抗争で壊滅したはずだ。
(狩沢)ああ~ そうね。あそこのボスは手を引いてるはずだから…。

ガラッ…(戸の音)

(サイモン)ヘイ ラッシャイ!
紀田がやってくる、相談しに。
♪~

(紀田)ダラーズについて教えてもらえませんか?
(門田)ああ?
(紀田)オレのダチが首突っ込もうとしてて。止めたいんです。
(門田)なんでオレたちに聞く?
(紀田)いや…ほかに聞ける人がいないから。
(狩沢)まさか。折原臨也に聞くわけにいかないもんねぇ。
(紀田)う
(門田)いや。ダラーズについちゃ。オレたちだって詳しいわけじゃない。
知ってることは全部話してやるがな。

<時々この街に飲み込まれそうになる>
<だが。帝人。お前をあっちには行かせない>

(竜ヶ峰)あっ…。
あっ!
探している二人を見つける。
追いかける帝人
♪~
(紀田)あっ。
(竜ヶ峰)はぁはぁ はぁはぁ…。
なぜか後を男が二人追っている。

(紀田)帝人?
うっかりして人とぶつかる。
(紀田)悪ぃ。
そりゃないんじゃないの?
オレたち黄巾賊だって。見たら分かるよね?

(竜ヶ峰)矢霧君!
えっ… あれ?
≪張間美香じゃない…≫
(張間)誰だか知らないが。僕たちの愛の逃避行を邪魔しないでくれ。
(竜ヶ峰)愛の逃避行って…。
(張間)行こう。
いってしまう。
♪~
(竜ヶ峰)あっ。でも、誰なんだ? あれ。
紀田を見つける竜ヶ峰。因縁をつけられている。
♪~
(竜ヶ峰)紀田君。


セルティが、男を。
切り裂き魔がその後ろに。
あぁ… あっ…。
♪~

(紀田)あんたら、本当に黄巾賊?
あん? 決まってんだろ。
(紀田)分かんないから聞いてんだよ。
こいつ…。
(竜ヶ峰)き… 紀田君!
助けにくる竜ヶ峰。

<おいおい、帝人なんでお前まで?>

切り裂き魔は、首なしライダーの首に切りつける。
ブシュッ!
ザシュッ!ああっ!うわっ!
はぁはぁ…ば… 化け物~!

(一同)ん?

(紀田)ふっ…。 行くぞ!
(竜ヶ峰)えっ? ええっ!?

二人を追うが、その間にわりこむ切り裂き魔。

(3人)うっ!
(3人)あぁ…。
ザシュッ!・・・切り裂かれてしまう。
(3人)うわぁ~!
♪~
逃げる二人。
(2人)はぁはぁはぁ… はぁ~。
(紀田)へへへっ…。
(竜ヶ峰)ふふふっ。
(2人)はははっ! ははははっ!
(紀田)お前なぁ。心配 掛けやがって。
(竜ヶ峰)そっちこそ。

<結局、依存してるのはオレの方なのかもしれない>
<帝人が来てからこっち空元気が本物になるような気がしてるんだ>
<今なら… 今度こそ。逃げずに彼女に会うことができるかもしれない>

コンコン(ノック)
(沙樹)はい。

<そんな気さえしてくるほどに…>

(沙樹)もう来てくれないかと思った。
    臨也さん。
(臨也)やあ。最近、彼どう?・・・彼って紀田君?
(沙樹)ええ…。時々 来てくれますよ。その前まで…。

携帯に二人の写真。
♪~

ガラッ…
(贄川)ただいま~。
春奈~。ちゃんと飯食ったか?
春奈~!
♪~
カタ。カタ。カタ。カタ…
・・・パソコンで書き込みをやっている。あっぶない女。

(甘楽)ああ、荒らしはアク禁にしました~
(セットン)これで平和になりますね。
(田中太郎)だといいんですが・・・・
(甘楽)そういいえば昨日。黄巾賊のメンバーが切り裂き魔にやられたとそうです。
(田中太郎)黄巾賊って、何ですか?
(甘楽)切り裂き魔はダラーズの手先ですかね?
(田中太郎)ええ?まさか!?
(甘楽)これは、戦争になるかも、ですね。

<この街で起こっていることは一見バラバラなようで、
きっとどこかでつながっていて。
オレたちには計り知れないいびつな真相を抱え込んでいるんだろう>
<だけど…>

(竜ヶ峰)あぁ…。
(紀田)お~はよ!
(竜ヶ峰)お… おはよう。園原さん。
(杏里)あ、おはようございます。

<今更、気づいたことだが。オレは、この関係が結構居心地がいいらしい>
<いつか点と点が、つながって。今は見えない何かが暴かれるとしても。
オレたちの関係は変わらずにいられると。今は、そう信じている>





(門田)ダラーズ? オレに聞かれても大したことは言えねぇ。
とりあえずもはや伝説と化したカズターノ事件のてんまつを聞かせよう。

次回 東奔西走

ただし、オレのことをドタチンと呼びなよ。
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デュラララ!! #4 形影相弔 の感想 [デュラララ!!]

新羅が語る首なしライダーの身の上話。

静雄と首なしライダーは持ちつ持たれつの関係。妖精と化け物男。
首なしライダー、やっぱり女性だった。
外国から、自分の首を探して、日本へやってくる。
妖精デュラハン。本来は、首があるのに頭を失って、半身。
もう半身の頭を探している?

昔、彼女を見た似顔絵師、デュラハンの顔を思い出せない。
頭を絵に描けなくても、それで完全だよという新羅。
首なしライダーより、先回りしている新羅。

新羅は、彼女に夢中?失いたくない。20年も一緒に暮らす関係。
でもねえ。年をくわないし。人間の体をしていても、血もない。
解剖人形みないなのになんで好意をよせるかな?
不死身の体!?切っても自然と修復される。ああ、ホムンクルス?

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(竜ヶ峰帝人)都市伝説って。何?
(紀田正臣)黒バイクだよ。首なしライダーだよ!

(ハンドルネーム「甘楽」)黒いバイクに 乗ってる男にはね首から上がな

いの。
きれいになくなってるのに動いてるんだって。

(新羅)そんなにむずか難しい仕事じゃないみたいだけ。一応気をつけてね


(臨也)オレ。あんたが正義の味方になったなんて聞いてなかったけどなぁ

~。

あなたが考えているほど世界はひどくないから。と携帯のメモで

(浅沼)何なんだよ。 何なんだよ~~!!
♪~
♪~
♪~

ジィーー(録画をしている音)
ヒヒィーーン!(エンジン音)
首なしライダー?聞いたことがある!友達が走ってるの見たって!
さあ? あんまり関心ないですねぇ。
それだったらと写真に撮りました。ほら!
首なしライダー?こいつっす。こいつ!
うがぁ~!
(晴子)聞いたことあるよねぇ。
(秋絵)サンシャイン近くで見たかも~。
(陽子)マジ~?
(晴子)よく分かんないけど。みんな騒いでたから。きっとそうなんじゃな

い?
(新羅・ナレーション)<みんな。じょう舌だ>

(甘楽)また出たみたいですね~。例のバイク。
(田中太郎)でも、首がないんなんてホントなんですね。
(セットン)ただの趣味の悪い噂ですよ。
(甘楽)でも、結構ホントらしいって噂も聞きますよ~
(田中太郎)へ~
(セットン)首がないなんてあり得ないですよ。
(甘楽)人間じゃなかったら。。。
(甘楽)あり得るじゃないですかねえ。


(新羅)<本当にかかわりあいになった人は寡黙になるらしい>
(莉緒)ごめんなさいよく分からないんで。
(新羅)あなたは、どうかな?あの伝説の首なしライダーにどんな印象を抱

いてる?
かっこう怖い?格好いい?実は、なんだかいい人そう?
いや やっぱり…どう受け止めたらいいのか分からない?
ビデオを切る。


(新羅)<今日は首なしライダーについて、僕が知っていることを教えよう


<縷縷綿綿とした話になるが希有壮大な心で聞いてほしい>
<まずは、自己紹介しよう>
<僕は 岸谷新羅。24歳>
<この街でもぐりの医者をやっている>
<あえて言えば、出張闇医者だ>
<非合法な武器で傷ついた人たちの手当てとか。
顔を変えなきゃならない人たちの整形手術とか>
<こう見えても。腕もいいし。信頼もあるんだ>
<さて。いよいよ。本題だ>


(新羅)ただいま~。
バタン(ドアの音)
(新羅)ん?
ジャーー(シャーワの音)
♪~
(新羅)<そう…僕は、あの首なしライダー・セルティ・ストゥルルソンと
同居している>
(新羅)帰ったよ セルティ。
こっちはよくある簡単な仕事だったよ。
そっちは、どうだった?

中を覗こうとする。
(セルティ)のぞくな。
(新羅)ああっ。ごめん ごめん。
なんというかいやらしい意味じゃなく。つい、うっかり…。ああっ。
♪~
(新羅)ああ~なんか。イラついているようだね。
カルシウムの摂取が必要かな?
バン!
端末で「卵の殻でも食えとでもいうのか。」
(新羅)ああ。いいんじゃないかな?
もっとも僕は、あれだ。
栄養学には疎いから、卵の殻にいかほどのカルシウムが含まれているのか。
どれだけ吸収効率がいいのかいった類のことは分からないけどね。
そもそも君の脳みそがどこにあるかも分からないのに。
カルシウムがどれだけ有用かってこともあるけどさ。
携帯で「黙れ!」
バン!
ふぅ…。
♪~
(新羅)なあ。セルティ。何度も聞くけど
眼球の存在しない君には一体この世界がどんなふうに見えるのかな?
♪~
(セルティ)自分で理解できないものを他人に教えることはできない。
(新羅)<彼女には首がないけど。
視界もあるし。音も聞こえるし。においも感じてる>
<ただ首がないからって全方向が見えるわけじゃないらしい>
<普通の人間より少し視野が広い程度みたいだ>
(新羅)これは僕の推理に過ぎないけど。君の体から絶えず染み出している
その影のような不思議SFとんでも物質。
その粒子が光の代わりに周囲に放たれ、跳ね返ったところを吸収し、周囲の

情報を
得ているというのはどうかな?当然 遠くのものに対しては情報が不鮮明に

なる。
(セルティ)興味ない。見えて、聞こえればそれでいい。
(新羅)セルティ…君はいつだって、そうだ。
君の感じる世界は果たして、僕が感じてる世界とどれだけ差異があるのか。
僕はただそれが気になるだけなんだよ。これは何も視界だけの話じゃない。
価値観の問題でもある。人間としての価値観ではなく。
この街に具現化したただ一人の妖精…。

デュラハンとして見た世界の価値ってやつをさ…。

寄ってくるセルティ
(新羅)ん?どうしたんだい?よかったら、話してくれよ。何があったのか




(新羅)今日の仕事。折原君は簡単だって言ってたけど。
(セルティ)仕事自体は何事もなくあっさり終わったんだ。
(新羅)で?


(臨也)ほんとに運びやさまさまだね。
あんたあってのオレ。オレあってのあんた。
(セルティ)後のほうは認めたくないなあ。
(臨也)そういわないで。これからもよろしく頼むよ。
あんたとは仲よくやっていきたいんだからさ。この先もずっと…

報酬を受け取るセルティ。
(セルティ)不気味さを感じるのは気のせいか?
(臨也)おっと!間違いなく気のせいだよ。
ところでさ。あんたデュラハンって知ってる?
(セルティ)あ。
(臨也)アイルランドの首がない妖精のことらしいんだけど。
最近代々木公園に流れてきた似顔絵描きのじいさんが昔それを見たって言っ

てんだよねぇ。
そのじいさんがさぁ「首がない 首がない」って騒いでたらしいんだ。
それって要するにデュラハンってヤツの首のことかな?
(セルティ)まだ、そこにいるのか?
(臨也)さあ?ちょっと分かんないけど
ヒヒィーーン!
キキィーーン!
フオォーー!
捜しに行くセルティ
(臨也)ふっ・・やっぱり気になるんだ。
♪~
(新羅)<セルティ・ストゥルルソンは人間ではない>
<俗にデュラハンと呼ばれるケルト伝承などにうたわれる妖精の類である>
♪~
公園へ
(セルティ)似顔絵描きを知りませんか?
ああ・・あの人なら、もういないですよ。
ねえ! あの人 横浜へ行くって言ってなかった?
ああ?

バイクで捜しに行く
(新羅)<デュラハンは、切り落とした自分の首を脇に抱え、
コシュタバワーと呼ばれる首なし馬に引かれた二輪の馬車に乗ってやってく

る>


♪~
<彼らが訪れるのは死期が迫った人間がいる家だ>
♪~
<もし、うっかりと扉を開けてしまったら最後…>
うわああ。
バッシャ
<たらいいっぱいの血液を浴びせかけられる>

うわああ。
<そんな不吉で死のにおいに満ちた伝説と現実の彼女の姿は簡単には結び付

かないね。
首がないことを除いては…>

<彼女がなぜこの日本、この東京、この池袋にやってきたのか。
なぜ、こんなにも自分の首にこだわっているのか。
それをこれからお話しよう>
自分をビデオに撮る新羅


(新羅)<今から20年前のことだ>
<彼女がある山の中で不意に目を覚ますと。いつの間にか首がなくなってい

た>
<その瞬間に気づいたのはさまざまな記憶が欠落していたこと>
<それは自分の行動の理由であったり。ある程度さかのぼった過去の記憶で

あったり>
<けれど自分がデュラハンであること。
名前が セルティ・ストゥルルソンであること。
自分の能力の使い方に関しては確実に記憶していた>
<そして彼女がまず驚いたのは…>
(セルティ・心の声)≪私は頭で物を考えていたわけじゃなかったんだ…≫
<ということだった>
<それに続いて自分の首とおぼしき気配を感じることができるのにも気がつ

いた>
<状況を考え。彼女は一つの推理をした。自分の意思はもともと体と頭で共

有していたものであり。
欠落した記憶は頭の中に含まれているのではないかと>
<そして、彼女は決意した。己の存在意義を知る首をもど取り戻すこと。
それこそが今の自分に与えられた存在意義だ>
<もしかしたら、頭が自らの意思で体のもとを離れたのかもしれないが。
そうだとしても結局は手にしてみなければ分からない>


(セルティ)横浜にはもういなかった。次は多摩。その次は千葉。
どこへ行っても行き違いだった。
(新羅)また明日にでもすればよかったじゃないか。
(セルティ)必死だった。自分の首がそこにあるかもしれないんだ。

(セルティ)どうしても取り戻したかった。一日も早く。
このまま…自分の記憶もあいまいなままいや生きていくのは嫌だ。

(新羅)<周囲に残るわずかな気配をたどりここまでやってきたものの。
首はどうやらわた海外に渡ってしまったようだ>
<船の行き先は 日本らしい>
<密航して、後を追うと決めたはいいが。問題はこの馬だ>
<これは馬の死がいに憑依させたデュラハンの使い魔のような存在だ>
<いざとなれば消し去ってしまうこともできたのだが。
果たしてその後にどこへ行ってしまうのか?>
<その記憶はたぶん頭の中だ>
<そう思うと消し方が分かっていてもなかなか踏み切ることができない>
♪~
ヒヒィーーン!ヒューー!(風の音)
<そんなとき…>
<彼女は
 それに出会ったんだ>
バイクに。。。


(セルティ)結局どこにも見つからなかった。けど…。
(静雄)ああ~。その似顔描きなら、知ってるぜ。
(セルティ)えっ?
(セルティ)おとといくらいから南池袋公園に来てたんだ。
(静雄)ああ、そうだ。一緒に行ってやろうか?
(静雄)そんなんじゃ不便だろう?なっ?


(老画家)さあ、出来たよ。
(亜梨沙)うわぁ~。すっごい!
亜里砂より美人に描けてる
(亜里砂)ん?ちょっと~!
おじさん。さすがですね!
(老画家)いやいや、まだまだ 描きたいものもまともに描けない有様でね
(亜梨沙)ありがとうございました。、
(老画家)どういたしまして。また おいでよ
(亜里砂)あ、はーい。
そこへやってくる静雄とセルティ。
(老画家)ああ、すまんが、もう暗いんでな、今日はこれで終わりだ
(静雄)デュラハンを見たってのは、本当か?
(老画家)わか
間違いなく この目でな
首がどうしても決まらない
♪~
(老画家)ああ~?ううん
ああ。ああ、本当だとも。
私が若いころアイルランドの山の中で見た。
間違いなく、この目でな。
(セルティ)首をなくしたとは、どういう意味だ?
(老画家)「首をなくした」?
     はははっ。そうじゃない。
     首がないんだ。首がどうしても決まらない。
(セルティ)ん?
(老画家)ほれ。
スケッチを見せる。
絵を見るセルティ。どの絵にも首がない。
(老画家)女だった。それも、ひどく美しい女だった。
霧の深い夜、山道ですれ違った。ものすごい勢いで走り去っていった。
恐ろしくも美しい姿だった。この世のものじゃない…そう直感した。
宿に帰って話をすると。それはデュラハンに違いないと言われた。
古くからその地に住んでいるんだそうだ
(セルティ)なぜ、あなたのデュラハンは、首を抱えてないんだ?
(老画家)描けないんだ。描けば描くほど、間違って見える。
あの日の記憶は、確かなのに。どうしてもあの女にたどりつくことができな


(セルティ)その女の髪の色は?目の色は?表情はどんなだった?
(老画家)ふっ・・。それを口にできるなら、
絵にしようとは思わなかっただろう。そういえば、最近妙な男が訪ねてきて

な。
その男はこの絵はこれで完ぺきだと言うんだ。彼女は、首がなくていいんだ

とね。
変わった男だった
(静雄)なんで、そこまでこだわる。
(老画家)あの経験は、私の人生で最高のものだ。
あの夜が一生だった。取り戻したいんだ。あの瞬間。あのときの記憶を
♪~
(静雄)じいさん。ありがとな。

(新羅)なるほどね。
ところで君はそのおじいさんと会った記憶はないんだろ?
(セルティ)ない。
(新羅)そのデュラハンは君かもしれないし。
君じゃないかもしれない。あるいは単なる見間違いかもしれない。
(セルティ)あれは私だ。きっと、そうだ。
(新羅)そうか…。
(セルティ)私は、どこに向かって走っていたんだろう?
何を思いどんな目的で…。
(新羅)そんなに気にする必要があるんだろうか?
(セルティ)ん?
(新羅)君は、まさしく神出鬼没で斬新奇抜な存在だよ。
だからといって今のままでは君の望みの達成は前途遼遠だ。
(セルティ)何が言いたい?
(新羅)単純に言おう。 あきらめなよ。
(新羅)その変わった男の言ったこと当たってるんじゃないかな?
首。なくたっていいんじゃないかな?
(新羅)自分の首を捜すのはもうやめてさ。
二人でどこかに行こうよ。どこでもいい。
君が望むなら、僕はどんな手を使ってでも。君を故郷に帰してみせる。
僕もそこへ行くよ。それでずっと一緒に…。
(セルティ)お前のことは嫌いじゃないが。
今、こうしてここで暮らしているだけで十分だ。
(新羅)ふっ。 そんなこと言わないでさ…。
(セルティ)十分だ!
(新羅)うん。だったらさ。せめてもうちょっと。女の子らしく…。
(セルティ)もういい!
(新羅)あぁ…。

バン!

(新羅)はぁ…。
(新羅)<やっぱり僕の価値観と彼女の価値観には違いがあるのだろうか?


<閑話休題さっきの続きを話そうか>
<船に乗ってからの彼女の…いや 。彼女と僕の話を>
<船員に話をつけて、密航したはいいが。彼女は自分の姿がひどく目立つこ

とに
気がついた>
<彼女を知る今となってはなんてことない光景だけど…>
♪~
<初めて見たときはおどろ驚いたものさ>
<僕が4歳のときだった>
<僕は、父さんと一緒に日本へ帰る途中だった>
<父の森巌は、お世辞にも普通とは言えない人間だ>
<僕が見たことを聞いたら、親としては一笑に付すのが正しい態度じゃなか

ろうか>
<しかし、父さんは違った>
<医者としての性なのか。がぜん興味を持ったんだ>

(森巌)ご婦人。失礼だが、あなたには首がないというが本当かな?

<父さんは言った一度だけでいい。あなたを解剖させてくれれば
居場所を提供しよう>
<彼女は承諾した>
<打算もあればいろいろ不安もあったろう>
♪~
解剖されるセルティ。
<このときのことを彼女はあまり覚えていないらしい>
(セルティ)うっ・・・うぅ・・・
<人間用の麻酔は、あまり効かず。ショックが強かったのかもしれない>
(森巌)痛覚はあるようだが、人間かなり鈍いようだな。
(セルティ)くっ!はぁ・・
(森巌)心臓がない。どの臓器も形だけで
なんの機能もしていない。血管はあるのに、血は通っていない。
ただ 肉があるだけだ。
まるで生きている人体模型だな。
ただし、見ろ
♪~
傷が自然に治っていく。
(新羅)あっ・・・
(森巌)こいつ。どうやったら死ぬんだ?
(新羅)あっ・・・
子供にメスをすすめる父親
(新羅)<ひどい父親だろう?>
<4歳の子供に彼女の解剖をさせようっていうんだから>
<けど。こんな教育のお陰で医者の技能が身に付いたんだから。
何が幸いするか分からない>
(森巌)どうした?
(新羅)あっ1
<ひと目見たときから彼女に魅せられていた>
<その気持ちは一緒に暮らしたこの20年間まったく変わってない>
<そして、彼女は運び屋の仕事をしながらさがずっと自分の首を捜してる>
<首が戻ったら、彼女はどうするつもりなんだろう?>
<彼女はどうなってしまうんだろう?>
<彼女の意思はそのまま首の意思なんだろうか?>
<それとも…>

ビデオに撮る新羅
(セルティ)何を撮ってるんだ?
(新羅)ああ~、いや… なんというか。甘い日常の断面を。
一切合財 語り尽くして後世に残そうかと。
(セルティ)なんでもいいから。静かにしてくれ。眠れない。
(新羅)悪かったよ セルティ。
じゃあ このへんで。続きは また、いつか。
ビデオを切る新羅

(新羅)ああ~!完璧じゃないですか!
(老画家)んん?どこが完璧なんだ。
デュラハンは、首を抱えているのが本来の姿なんだぞ?
(新羅)別になくたって、いいんじゃないですか?
首なんて
(老画家)いいわけがない。実物を見てないから
そんなことを言うんだ。
世にも美しい女だったんだよ
(新羅)ですよね
(老画家)んん?
(新羅)でも、やっぱり首はない方がいいなぁ。
    その方が、チャーミングですよ。これで、完璧です。
    だから、おじいさんも悩むことはないんですよ。
    描けなくたっていんですよ。ずっと、このままで。
(老画家)ふむ・・・。だが、私は描く。
(新羅)いいんですって!これで。
(老画家)変った男だなぁ。あんた。
(新羅)いやぁ~。それほどでも。
(老画家)ふふふっ。ふふっ ふふふっ…
(老画家・新羅)ははははっ!



オレのラブラブゲッチューでハートブレイキンな日常を知りたいか?
なら。君のハートのチャンネルをこのシャイでクールな紀田正臣に
合わせてくれ~
次回 羊頭狗肉
300年に一度のチャンスを見逃すな!
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デュラララ!! #3 跳梁跋扈 の感想 [デュラララ!!]

よくもまあ。いろいろなことに巻き込まれますね竜ヶ峰。
園原杏里は、助けるが、なにもなく別れてしまう。残念。

化け物の戦いが目の前に見られて!?
三つどもえのでもない戦い。
楽しいやら、怖いやら。

静雄と首なしライダーは知り合い?

サイモンのナレーションはいったいなんだったんだ?

------------------------------------------------------------------

(竜ヶ峰帝人)ダラーズ?
(紀田正臣)オレも詳しいことは分かんねぇんだけどよ。
とにかく人数が多くて線が一本ぶち切れたチームらしい。

(杏里)初日から欠席なんて…。
(誠二)知らないったら!

(紀田正臣)とにかく平和島静雄ってヤツには近づくなよ。
おりはらいざや?
こいつはやばいからぜったい絶対にかかわるなよ。ああ~ サイモンってさ

そこのロシア人が やってる寿司屋の客引きやってんだ。



(サイモン)ハラショー。ハラショー!ロシアズシよ。ウマイよ。
ヤスイよ~!おにいサン。逃げないネ!ロシアズシよ~!ふぅ~…。
エクスキューズ ミーExcuse me.うわああ。
ロシア観光客に道を聞かれるサイモン。
(ロシア語・・・わかりますか?)
(えぇ。わかりますよ。)
(あぁ。良かった。)
(あの・・・ここなんですけど。どういったらいいんでしょう?)
(あぁ。ここだったらこの道をまっすぐす。
 ご旅行ですか?)
(はい。)
(ここはとても魅力的な街ですよ。
 きっと良い旅になるでしょう)
(ありがとうございます)
(よかったら店にも寄ってください)
手を振っていってしまうロシアの女性観光客


池袋・・東西に広がる繁華街
(サイモン ナレーション)<北には大規模な歓楽街があり1日に100万


の人が集まるといわれている巨大な街。池袋>
<この街は異邦人であふれている>
<彼も。そして、彼女も。何かを探し、何かを求め。この街にやってくる>
<何かを変えようと。この街に…>


学校ですね。
委員を決めている。
(北駒)うん。うん。うん。クラス委員がまだ 決まってないが。
誰か立候補する者はいないか?
(サイモン)<新しい街…>
<誰もかつての自分を知る者は いない>
<新しい自分になれるチャンス>
<だが…>
手を挙げる少女。
あっ…。
(北駒)ん… ああ~。園原… 園原杏里か。ほかはいないか?
じゃあ。女子は決定。園原。あとは頼むな。
教室を退出する先生

(杏里)あ…。あの…それでは男子でクラス委員をやりたい人いませんか?
あぁ。
(心の声)≪やってみたいような…でも、めんどくさいような…≫
≪でも、かの人に やられるのもなんだかしゃくなような…≫
あっ。
目があう竜ヶ峰と園原
♪~
お前、やれよ。
えっ? マジで オレ?
でも、めんどくさくねぇ?
あいつの相手するんだぜ。

はい。
(一同)あっ…。
え… えっと…。ははっ…。・・・笑ってごまかすな。
竜ヶ峰… 帝人です。


解散するクラス。
園原さん。 あ… あの…明日のほかのクラスとの連絡会だけど。
僕こういうのあんまり やったことなくて…。
(杏里)あぁ。すみません!用があるのでこれで。
あっ!
お前も隅に置けないなぁ。
小学校のときは幼なじみと噂を立てられただけで泣いてたお前が。
自分から積極的にラブラブランデブーでハンターチャンスとは。
はいはい。
だが最後のひと押しが甘い。
そんなこっちゃせっかく東京出てきたって。ウハウハの学園ラブコメ生活
は送れないね… っと。
うっ… 別にそんなんじゃ…。
というわけで。ナンパに行こう?
今こそオレ?今から。オレ?
今。オレ、モテ期到来みたいな~?


ひっぱていかれる竜ヶ峰
≪そりゃさ。高校生に誘われたってね…≫
(サイモン)<変化を求めこの街にやってくる者たち>
<だが、そう簡単に変化など起こりはしない>
<場所が変わろうともそこにいるのは確実に昔のままの自分だ>


ナンパ中
ええ~ 嫌だ。
私、彼氏いるから。
関係ない!ナンパされてお茶したって。
それはうわき浮気のうちに入らないから~。
あっ。ねえねえ 知ってる?ユミの新しい彼氏ダラーズなんだって。
ええ~。マジで~!?
怖くないのかな?
興味深いね~。お茶でも飲みながらゆっくりと~。
ダラーズって、暴走族みたいなもん?
ええ~?
(サイモン)<この街には徒党を組み時に暴力的な行為を行う者がいる>
<彼らはそれぞれの組織ごとに自分たちの象徴となる色を持っており。
カラーギャングと呼ばれている>
<しかし、昨今の勢力を伸ばしているそのチームは特定の色を持たない>
<強いていえば無色透明>
<それがダラーズのチームカラーだ>
<専用のウェブサイトを通じ構成員を増やしていく特殊なチームだといわれ

ている>
あっ。最近、起きてる切り裂き魔の事件もダラーズの仕業だって噂だよね。
えっ そうなの?
だから~詳しい話は、お茶でもしながら~。

(ハンドルネーム「甘楽」)ダラーズ? ええ、知ってますよ♪
(田中太郎)どんな人達なんですか?
(甘楽)ダラーズはすごいんっです!こないだチャイニーズマフィアと
話をつけたらしいし。
(甘楽)その前のヤクザ刺された事件も、そのダラーズの下っ端の仕業なん

だって!

あぁ~あ。まったく~お前が暗い顔してるから逃げられちまったじゃないか


あぁ。
(狩沢)紀田君~!
(2人)ん?
こんちは~っす。
(遊馬崎)ええっと~名前が漫画みたいな…帝人君っすね!
(狩沢)「とらのあな」一緒に行く?
(遊馬崎)今日は… スージー安田先生のサイン会っすよ~!
(門田)そういう話を大声でするな。
(遊馬崎)ええっ。なんで?スージー先生の話して…。

(ハンドルネーム「セットン」)ダラーズ?はい、名前くらいなら…。
(田中太郎)今日友達からう噂を聞いたんですけど
(セットン)う~ん。
(セットン)実際に見たことはないんですけど、本当にあるんですかね?
(田中太郎)ネット上の虚構だと?
(セットン)いや、判りませんけど・・・
(セットン)本当にあるチームでも、あんまりそう言うのに近付かない方が

いいですよね。


(遊馬崎)ダラーズ?
サンシャイン60の地下に封印されたフレイムヘイズと
日夜戦いをく繰り広げているんっすよね!?
(狩沢)違うよ。ゆまっち。パンツを見せながら、空を飛ぶぴぴるぴるぴる

天使だよ。
(門田)どうしてダラーズのことなんか聞くんだ?
あっ… どうしてって言われても…。
さっきの話、聞いてて。びびっちまったのか?
(門田)オレもいろいろ噂は聞いている。かなり危ないヤツらだってな。そ

うなんですか?
(門田)興味本位で近づかない方がいい。余計な詮索はよしておくことだな


門田さん。格好いい~!大人なムードの主人公の兄貴分キャラって感じ?
(狩沢)おやじ好きな女子に人気なタイプ~?

(サイモン)<街には足を踏み入れてはいけない場所もある>
オナカ、壊さないネ~!
一回試しに食べてみるヨ~。
一回くらいナラ死なないヨ。


(トム)腹 減ったなぁ。
(静雄)そうっすね。
(トム)次の回収 行く前に 軽く…。

ヒヒィーーン!(エンジン音)
首なしライダー!
うそ!?
ブオォーー!

昼間っからオカルトかよ。
頑張るなぁ。

(サイモン)<時に街に飲まれ、姿を消す者もいる>
<そんな誰かを必死に捜す者も…>

(誠二)≪会える。必ず見つかる。オレの愛が彼女を呼び寄せてみせる≫
♪~

(杏里)あっ…。
張間さん?
はぁ… はぁはぁはぁ…。
張間さん! ふふっ。あっ…。
・・・人違いでした。
♪~
あっ。あっ…うっ…ひ…人違いでした!失礼しました!
♪~

(サイモン)<そして街は危険であふれている>
(杏里)はぁはぁはぁ…。

コツコツ…(足音)
(陽子)ちょっと。

<ここにも…>

ねえ とりあえず お茶しない?
はぁ~。
<そこにも…>


竜ヶ崎紀田と
(サイモン)<変化を求めていたはずだった>
ふぅ~。
あはははっ!マジかよ! あははっ! はははっ!
<新しい街で何かが変わるような何かが起こるような気がしていた>
<だが、自分を待っていたの一見きらびやかな街の陰に潜むやみ深い闇>
<足がすくむ>
<本当に自分はこの街で生きていけるか…おじけづく>

お前の気持ちは分かる。えっ?
電車に乗れば痴漢扱い。街を歩けば怪しげな勧誘。
家に帰ればご近所トラブル!
おまけにダラーズ。首なしライダー。
それが東京コンクリートジャングル!
だが!乗り越えろ!
立派な池袋人になると誓ったのならこの試練を乗り越えてみせるのだ。帝人


竜ヶ峰… 帝人!!
うっ…。
ふっ! まっ。オレが ついてっから心配すんなって。
ふっ… 紀田君…。
それからナンパのときは明るく笑顔。笑顔だ。
でも、社会人をナンパするのはさすがに無理だと思うけど。
何、言ってんの?話しかけるの自体が目的だからいいんだよ。
あっ…。ああ。


委員長が囲まれている。
(晴子)あんたさ。張間美香がいなくなったのに。
でかい顔してるみたいじゃない?
(陽子クラス委員になったんだって?

わっ。いじめ!しかも ものすごくベタな。
ここまでコテコテだとこわさすがに怖くないかも。

(秋絵)陽子の彼氏。ダラーズなんだよ。
(陽子)ヒロシ!

あっ…。

(ヒロシ)YO。ユー! オレのダラーズブラザー呼んであるから。
ワックワックしよ~ぜ。ナ~ミン!

(サイモン)<この手の輩がやることは万国共通である>

かぁ~!ここまでベタだとすがすがしいね。
≪やっぱり 助けるべきだよな≫
≪でも どうやって?≫

人形劇風
君たち。やめたまえ!
(ヒロシ)ひゃっは~!
≪ダメだ やられる。じゃあ…≫

やあ。園原さん。偶然だね。
じゃあ。
(杏里)ああ… 格好いい。
≪これだ。これしかない≫

(臨也)いじめ?
あっ…。
(臨也)やめさせに行くつもりなんだ。
ああ。

(サイモン)<そして、この街では想像を超える出来事が度々起きる>
(臨也)ふっ。あっ。あの…。えっ?えっ?
竜ヶ峰ひっぱていかれる。
えっ? なっ 何? えっ? あっ…。
(5人)ん?
ちょっ… ちょっと待って。
うわっ! とっとっとっと… と?
(陽子)何?
え… えっと…。
(臨也)いじめ。格好悪い。
(6人)ん?
実に よくない。
(晴子)おっさんには関係ねぇだろ。
(臨也)ああ。君たちが ここで 殴られようが。のたれ死のうが。
関係ない。オレが君たちを殴っても。君たちがまだ23歳のオレを
おっさんと呼ぼうが、君たちと オレの無関係は永遠だ。
(陽子)はあ?
人間って希薄だよね。まあ。オレに女の子を傷つける趣味はないけど。

一瞬で切ってしまう。
シュッ!

(陽子)えっ? あっ…。
(晴子)あぁ…。

(臨也)だから、女の子の携帯を踏みつぶすことを趣味に…するよ。
(3人)あっ…。
・・・携帯を踏んでいる変なヤツ。
(臨也)ははははっ!ふははっ! あはははっ!
はははっ! ははははっ!

(秋絵)うっ… ちょっ…。

(臨也)あはははっ! あはははっ!

(秋絵)何こいつ。

(臨也)あはははっ! ははっ…。飽きちゃった。
携帯を踏みつぶす趣味はもうやめよう。

(秋絵・晴子)ひぃ~…。
(陽子)ヒ… ヒロシ~!
(ヒロシ)YO YO YO!ヘイ。メ~ン!
(臨也)暴力?おお~ 怖い 怖い!
(ヒロシ)てっ。てめぇ!

シュッ!

(臨也)おっと~。降参~!

ヒューー(風の音)

髪の毛が飛んで行く。まるはげだあ!!

(ヒロシ)ああっ!? うわぁ~~!
(晴子・陽子・秋絵)い… いやぁ~!
その場を逃げ出す女子。
(ヒロシ)ああっ 待て!待ってくれ~!くっ! ううっ!
覚えてろよ~!
・・・悪者のいいぐさだよね。

(臨也)ふふふふっ…。
妖怪かまいたち 参上。
(臨也)いやぁ~。本当に偉いよね。いじめられてる子を助けようとするな

んて。
えっ?
あっ…。へへっ。
ひさ久しぶりだね。紀田正臣君。
ああ… どうも。
(臨也)その制服、来良学園だね。入学おめでとう。ええ。お陰さまで。
珍しいっすね。臨也さんが池袋にいるなんて。
≪この人が敵に回しちゃいけない折原臨也?≫
あっ…。ああ。こいつはオレのただの友達です。
(臨也)ふ~ん。オレは折原臨也。よろしく。
あっ りゅ… 竜ヶ峰帝人です。
(臨也)ははっ。エアコンみたいな名前だね。
あっ はあ…。
なんで。池袋に?
ちょっと人に会いにね。
えっ…。
もう会えた。
えっ?

コンビニのゴミ箱が飛んでくる。
ガシャーン!
うわっ!
≪うそ…あれ、コンビニのゴミ箱?≫
≪今、飛んできた?なんで?≫
やべぇ~…。
うっ…。

(静雄)い~ざ~や~く~ん。
♪~
≪バーテンさん?≫
(静雄)池袋には二度と来るなって言わなかったっけか?
い~ざ~や~君よ~!
シズちゃん…。君が働いてるのは西口じゃなかったっけ?
(静雄)とっくにクビさ。それにその呼び方はやめろって言ってんだろ?
オレには平和島静雄って名前があるってよ。
≪平和島静雄?≫
≪またまた敵に回しちゃいけない人≫
やだなぁ。シズちゃん。君に罪をなすりつけたことまだ怒ってるのかな?
怒ってないぞ。
ただぶん殴りたいだけさ。
・・・それは根に持っているということです。
シズちゃんの暴力ってさ。理屈も言葉も通じないんだから。苦手だよ。
困ったなぁ~。
。。。ナイフを出して
見逃してよ。
(杏里)あぁ…。
あっ。
♪~
そこへ、カラーズが仕返しにくる。
(ヒロシ)いた!あいつだ!
♪~
囲まれる。。。。
(ヒロシ)てめぇ。よくも恥かかせてくれたな!
ダラーズをなめるとどうなるか… ああっ?ってか。バーテン服?
(ヒロシ)うそ!? いや。さっきはいなかった。
へ… 平和島静雄!?
なんだ てめぇら!?
(5人)うっ…。

(サイモン)<恐怖を前に人は冷静な判断力を失ってしまう>
うわぁ~~!!
ガン!

(2人)はっ!
(一同)あぁ…。
(静雄)うっ うぅ…。ううぅ~!
(静雄)お前。今、頭狙ったな?打ち所が悪けりゃ。死んじまうって分かっ

てるよなぁ?分かってて。やったってことは殺す気だったってことだよなぁ


じゃあ何をされても文句はねぇよなぁ?

バキッ!
。。。殴り飛ばれる男?それだけ飛ぶかあ空想科学か?なぜに服が脱げる。
(一同)ああっ!

(サイモン)<圧倒的な力を持つ者は、人に本能的な恐怖を抱かせる>
<暴力が服を着ているような。暴力だけで生きているような。
 いや、彼そのものが暴力… そんな男>
(静雄)ううっ!
くっ!
バキッ!
ドカッ! ドカッ! ゴン!うぅ…。
バキッ! ドカッ! バキッ!
ひぃ~!
あっ!バカ 逃げるな! 相手は…。
ドカッ!
(ヒロシ)うぎゃ~!!
じゃ。お疲れ~。
ちっ!くっ!
うおぉ~~。
バコッ!

(静雄)逃がさねぇ。お~らぁ~!!
自動販売機を投げる。
(サイモン)とう~!・・・スカイライダー
ガシャーン!
。。。受け止めるサイモン。

≪なんで?どうして上から?≫
(サイモン)<つっこみ所が間違っているが念のため答えると。
ビルの最上階に住むお得意さんのところに出前に来ていたのだ>
・・・それは、説明になりません!!

(静雄)サイモン てめぇ…。
(サイモン)静雄。ケンカ、よくないネ~。
うるせぇ! 邪魔すんな!おお~!!
ガッ!
うん!
・・・怪物達の供宴。
♪~
あぁ…。あっ。
おい。帝人。今のうちに…。
くっ!
(杏里)えっ? あっ!
えっ? うそ! ~!帝人!
杏里を連れて逃げる竜ヶ峰。
♪~
はぁはぁ… はぁ… はぁ…。
助けたつもりが、走るのが速い少女。
えっ?
あっ。待って… ちょっと。うっ… 息… 苦しい…。
♪~

公園に行く。
はぁはぁ。はぁはぁ…
はぁ~。ん? ああっ ご… ごめん。
(サイモン)<街が贈り物をくれることもある>
<とても小さな…だが、大きな奇跡を>
<望んでいた冒険>
<新たな物語が始まる可能性>
<そして…>
♪~
あ。あの…。
ありがとうございました。
えっ?失礼します。
えっ? ああっ!
走り去ってしまう。
<何も始まらないこともある>


(誠二)あっ。
誠二に振り向く女性。
♪~
(誠二)あっ…。見つけたオレの愛。
♪~

つないでいた手を見る竜ヶ峰
ブオォーー!
あっ。・・・また、例の首なしライダー。

また、ダラーズがやったって。
知ってる~。
平和島静雄って人と真っ昼間から大乱闘でしょ。
ダラーズが、ケンカ売ったらしいぜ。
静雄とダラーズの抗争勃発。

(甘楽)らしいですよ~
(田中太郎)いや、違いますよ。
(田中太郎)私。偶然見ていてたんですけど、あの人たちはダラーズの
偽物だったんです。
(甘楽)それじゃなくって~。
(甘楽)ついさっき、ダラーズと名乗る人たちが、通行人を襲ってお金を
奪ったって。
(田中太郎)え?
(甘楽)怖いですね~。ヒドイですね~。ダラーズって。
(甘楽)気をつけたほうがいいですよ~
(田中太郎)・・・どうも
(甘楽)本当に怖いですね
(甘楽)ダラーズって

(静雄)ふぅ~。臨也が池袋に来ててさ。
今度こそ息の根を止めてやろうと思ったら。サイモンに邪魔された。
しかし あいつ…何しに来やがったんだ?
。。。静雄は、首なしライダーに話している?

(サイモン)<この街は異邦人であふれている>
<何かを探し。何かを求め。この街にやってくる>
<何かを変えようと。この街に>

イラッシャ~イ イラッシャ~イ!
<かくいう私も…>
(サイモン)スシ食いネェ~!




(新羅)僕の話を聞いてくれ。他に類のない僕と彼女の話をどうか。最後ま

で聞いてほしい。

次回 形影相弔

きっと あなたは戦戦慄慄。心神喪失になるだろう。
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デュラララ!! #2 一虚一実 の感想 [デュラララ!!]

前回の経緯と経過が。なぜこうなったか。
世の中を不信に思った少女の心をもてあそぶ情報屋。
それとなく自殺幇助をする。
自殺を救う謎の運び屋ライダー。女ですよね。化け物?
命は大事にね。決められたその日まで生きて生きていかないとね。
少女は、その後にがらっと見方が変わる。そんなもんなんですかね。
まあ、震災の場所にいたら、変わるかな。私は、その場にいました。
    ・・後になれば、茶番かもしれない。決められた運命。
      クジのようにように決められていたのでは。
でも、戦争と同じで何年もたつと風化するもんですよ。
・・・おお、阪神大震災解放記念日。また、ありますよ。
   封印があと三カ所?誰が地雷を踏むかな?

情報屋と運び屋の会話。なにがどうや、わかりません。

------------------------------------------------------------------

(竜ヶ峰帝人)すごい…。上桜町銀座より すごい。
(紀田正臣)オレも半分 知ったかだから 正確なことは分かんねぇんだけど

さ。
(静雄)お~らぁ~~!!
あぶほかにも 危ない連中山ほどいるし 気ぃつけろよ。
(ハンドルネーム「甘楽」)そういや 今日見ましたよ~ 例の黒いバイク♪

(金沢)久々に おいしいっすね10代女子。
(浅沼)情報屋様様だな。
(ナレーション)<僕は そのとき 自分の体が震えているのに気づいた>


<あなたが見ている現実は本当に現実なのだろうか?>
<見慣れた風景はいつもと変わらず>
みなさん、ご入学おめでとうございます。
今 日本は少子化 格差社会などと暗い話題が 多いですが…。
ふっ。へへっ。
こうしてみなみさんがたのすがたを見ているとこの国の未来は明るい。
日本はまだまだ 大丈夫だという気持ちになってきます。
励まされてきます。本日は 皆さんにとっての晴れの日ですが
それは同時に…。
<どこにでもある日常が今日ここにも広がっているのだと信じてはいないだ

ろうか?>


新学年でクラスで自己紹介
りゅ… 竜ヶ峰帝人です。
<東京に出てきたばかりの内気な少年>
(杏里)園原杏里ですよろしくお願いします。
<少し 浮世離れしたような少女>
紀田正臣です!
ちょっと 大人っぽく見えるかもしれないけど中身はみんなと
おんなじもろくて傷つきやすい15歳です!・・・古い言い方。
<一人だけ 幸せそうな少年>
(莉緒)神近莉緒ですよろしくお願いします。
<どこか陰のある少女>
<あなたの周りにいくらでもいるような人々>
(北駒)張間…みか張間美香はいないか?
あっ…。
(北駒)欠席と。
<どこかで見たようなありふれた光景>
(北駒)ああ~ 初日から遅刻か?今 自己紹介中だ
その場でしなさい。
(誠二)矢霧誠二ですよろしくお願いします。
<けれど、ふとしたきっかけで現実は見知らぬもう一つの現実を
 垣間見せることがある>
(北駒)さあ、矢霧 早く 席に着きなさい。
(誠二)着きません。
(北駒)はあ?
(誠二)僕、学校にしばらく来れないと思います。
いや、もう来ないかもしれません。
(北駒)ん?
(誠二)それを 言いに来たんです。失礼します。
(北駒)おいおい。矢霧 それは 一体…。
(誠二)そういうことです。僕にとっては一生のとても大事なことなんです

。あなたたちにつきあってる暇はないんです。失礼します。
(北駒)ああ… おい 矢霧待て… 待ちなさい。
<平穏な日常に不意に生じた亀裂は人々を 動揺させる>
<そして、ここにも 亀裂をのぞいてしまった少女が 一人…>
<彼女は、本当なら2日前に 死んでいたはずだった>
<少女は、どこにでもある普通の家庭に 生まれた>
<なんの問題もなくなんの不自由もない毎日>
<けれど彼女が中学生になったとき不意打ちのようにそれが
 送り届けられたのだ>


(ハンドルネーム「奈倉」)何が入ってたんですか?
(ハンドルネーム「マゼンダ」)写真です。父が 浮気をしてたみたいで
女の人といるところの。あと、手紙。
こんなことが許されるのか?みたいな。
送ってきたのは女の人の関係者みたいでした。
(奈倉)お父さんも ひどいけど。その人もひどいですね。
(莉緒)あぁ…。
(マゼンダ)私 どうしたらいいのか分からなくて。
とりあえず それを隠しておくことにしました。その日からなんだかいつも

の風景がとても気持ちの悪いものになってしまって…。
(奈倉)つらかったでしょう?

ん? どうした? 莉緒。

(マゼンダ)我慢できたのも半年くらいです。いっそ。全部 明らかになっ

た方が楽だと思って…。

(奈倉)言いづらいことなら無理しないでいいですよ。
僕も、なかなか話せないことがありますし。
(マゼンダ)平気です。 知ってほしいんです。

(マゼンダ)何も変わりませんでした。母が 黙っていたのか。
私が、知らないところで両親が話し合っていたのか分かりません。
父のつまらない冗談も母の甘すぎる煮物の味も。
とにかく何一つ変わりませんでした。

(マゼンダ)なら。試しにいなくなってみようかなって。

(マゼンダ)ここ最近ずっとそんなこと考えてます。

(奈倉)僕も 同じような感じだな。マゼンダさんほど深刻じゃないかもし

れないけど。
(マゼンダ)なにが あったんですか?
(奈倉)つきあってた子が いたんだけど僕の父親とできちゃって。
(マゼンダ)ひどい…。
(奈倉)でも、いちばんゆる許せなかったのは母親で。
(マゼンダ)なんて言われたの?
(奈倉)よくあることだし世間体もあるからさわ騒ぎ立てるなって。
自分がどう思ってるかなんてひと言もなくて。ほうそれって。
僕より体面の方が大事だってことだなぁって思って。
でも、僕の将来のこととかも考えてくれたからなのかもしれないけど。
(マゼンダ)違うと思う。
(奈倉)そうかな?
(マゼンダ)奈倉さんのことなんてなんにも考えてないのよ。
自分のことしか 考えてないのよ。

コンコン(ノック)
ご飯 出来ましたよ。
はい。
トントン…(足音)

マゼンダさん
よかったら一緒にいなくなりませんか?

(奈倉)僕とマゼンダさんが一緒に死んだら彼らも嫌でも分かるんじゃない

かな。本当に大事にすべきなのはなんだったのか。

<今思っても愚かなことだったがそれなりの気持ちで少女は出かけた>
<奈倉の言葉に力を感じたから>
<自分と同じようなことを考えている人間の顔をひと目見てみたかったから

だった>
<仮に それがウソだったとしても自分が失うものは何もない>
<そのはずだった>

はい。
(森田)マゼンダさん?
はい。 あっ奈倉さんですか?
(森田)よかった~!
<顔を見た瞬間 思ったこの男は奈倉ではないのではないか>
<それでも、ついていったのはにここで逃げ出す自分がゆる許せないと思っ

たからだ>
ふっ。。。。上から見ているヤツ。

少女は連れて行かれる。
人気のいない道の一台の車。

<だから実際 こうなったときも…>

(金沢)どうも。
(莉緒)どうも。だいじょうぶ
(金沢)周り 大丈夫?
(森田)人っ子一人いないし。
(金沢)じゃあ。だましちゃって…。

<驚きと抵抗と後悔とさまざまな思いが去来したが気を失う寸前には
こう思っていた。これが運命なのだ。この期に及んで自分を大事にする
必要がどこにある?>
<す~っと世の中からいなくなるのだ>
<このまま誰一人知らず>
<だが…>

。。。それを見ていたヤツ。
ここに 一人いるっつうの。

<少女が意識をなくしている間も世界は動く>
(新羅)まあ。そんなにむずか難しい仕事じゃないみたいだけど一応
気をつけてね。

首なしライダー出撃。・・・女性?

<彼女の思いや意志とは無関係に>


ブオォーー!
。。。バイクは出て行く。
ヒヒィーーン!(エンジン音)

(静雄)ああ?うっ うぅ…。ダメなんだ…。
どうしても金が 集まらなくてなぁ…。
あぁ… 返さないとは言わないよ。
でも。オレに 何かあったら粟楠会の四木さんが黙ってないんじゃないかな

ぁ。
(静雄)おっさん。オレには 時間がねぇ。忙しいわけじゃねぇ。
オレの人生でさあんたに割く時間はあと2分半くらいしかねぇんだ!!

バコッ!

もう一人は…。

バコッ!
ガン!

あぁ…。

ガシャーン!うわっ! うぅ…。

ライダーに電話が入る。
よお。あんたみたいな優秀な運び屋について
わざわざ言うまでもないことだけどさ。
頼んだ以上のことはしなくていいから。
向こうの連中は適当にあしらってくれりゃいいんで。
そんじゃあ、よろしく。
<世界は動く>
<少女が運命と信じたこととは微妙に方向を変えながら>

(浅沼)おい。
(森田・金沢)ん?

ライダーがやってくる。
倒しにいったつもりが。
ガン!
(金沢)うわっ!

バチバチ!
(森田)ん!?
(浅沼)ひぃ~…。

逃げた男がひいたが
(浅沼)なっ… 何なんだよ~~!!
飛びかかるが。黒いカマで切られる。
メットをかぶって、ライダーは、少女を救出する。

はぁ~。 うっ…。
カチャ(端末機を開く音)
あっ…。
端末機 大丈夫?
うなづく、少女。
<そこには 「あなたをとどほある場所に 送り届けて欲しいと言われている

。」と書かれていた>
<バイクは 音もなく走り。時折、馬のように鳴いた>
<まるで現実ではないような感覚だった>
<けれど。この体の感触は紛れもない現実だった>
<少女はぬくもりの向こうにあるものを思った。
何を考え 何を知りどのように生きてきたのか。
この人の目に自分はどう見えているのだろうか>

端末機 この屋上であなたを待っている人がいる。
分かりました。

端末機 私の仕事はここまで
    だから。

お礼をする少女。

建物に入る少女。
いってしまうライダー。

屋上にて
屋上への鍵は壊されている。・・・ファイナルトラップ。
屋上に出る少女。
端にいく。

マゼンダさん!
はっ…。
。。。出てくる男。
はじめまして。奈倉です。
ほんとに。奈倉さん?
す~っといなくなりたい奈倉です。
あぁ…。はじめまして。ひょっとして助けてくれたの 奈倉さんですか?
はい 僕です。
(莉緒)ありがとうございました。
怖かったですか?
(莉緒)はい…。
大変でしたね。
ええ…。でも どうして分かったの?
だって。彼らにマゼンダさんを拉致するように言ったのは僕ですから。
えっ…。
それを わざわざ助けるように言ったのも僕です。
どういうこと?
死のうと思ってたのに拉致なんかされちゃってここでびびってる自分は何な

んだろうかと思ってくやちょっと悔しいとか思ったりして。
でも、抵抗したら死のうとしてた自分を否定することになるから
ここは運命だと思って素直に受け入れようかと思ったりもして。
でも、いざ助けられたらホッとしちゃったりとかしてる。
そんな君の顔が 見たかったから。
あああ。
ひと言で言うとすべて見透かされちゃって絶句してる君の顔が
見たかったから。
あ、ああ。どうして?
どうして?そうだねぇ。それに対する答えは、君にとってとても哲学的に
聞こえると思うよ。
それでも、あえて説明すると人間が好きってことかなぁ。
人間ってものがおもしろくて興味深くてしかたないんだよねぇ。
ああ あくまで好きなのは人間であって君じゃないから。ここ 重要。
あ、ああ。

全部 ウソだったの?
自分の立場。分かってきた?おいで。
(莉緒)あぁ…。
ファンスを越えて、下が見えるところにやってくる。
ここ、何人か人飛び降りてるんだよね。名所とまではいわないけどさあ
ここからなら確実に死ねるんだって。
ほら 見てよ。あそこの染み。

下に血のあとがある。

あ、ああ。

君さ。自分だけ特別だと思ってない?
あ。
そんなことないから。いっしょみんな一緒だから。清廉潔白なだけで、
生きていけるヤツなんてどこにもいないんだからさ。
君だって秘密の1つや2つ あるでしょ?
自分は よくてな~んで 親がダメなのか考えたことある?

それは…。

結論を言わせてもらうとね。浮気しても、浮気知ってても誰だってつまんな

い冗談に笑って。甘すぎる煮物を食べて生きてるんだと思うんだよね。

下に落ちかけた少女を少しだけ支えている。
あっ。あぁ…。
ご覧。 どんな悩みがあろうが。今や、みんなただの染みだよ。染み。例外

なく誰でも神のもとに平等に。放してあげようか?
あっ…。

引っ張り上げる。
ほ~らね。
うっ…。
まっ。今日一日君の気持ちがぶざまに揺れ動いたのが見られただけで
よかったよ。オレがほんとに興味あるの君のお悩みとかじゃないからさ。
悩んでる君の生態だから。ついでに言うと君の生態は予定どおりで、
退屈だったよ。
最初から死ぬ気ないのは分かってたからね。
それじゃあね!楽しかったよ。マゼンダさん。

去っていく男。
残された少女。

フェンスを乗り越え、端にいく少女。
<少しだけ迷った>
<こうすることであの男を傷つけてやることができるだろうか?>
<だが、思った自分はきっかけを待っていただけなのかもしれない>
<それがあんな男の。あんな言葉でも>
少女は飛び降りた
それを見ているあの男。
<だが少女の知らないところで…>
影が動いて少女を助ける雲の糸になった。
影を操るライダー。
出てくるライダー。

あぁ…。
手を差し伸べるライダー。助け起こされる少女、
あの…。
どうして?

端末機 あなたが考えているほど
    世界はひどくないから。

さっていくライダー。

男、見ている。
また余計なことを…。
数を刻む。4人。

<少女は父と母のことを思った>
<父と父の愛人父と母。それぞれ自分の知らない時間を思った>
<それは自分が考えていたほど悪意や打算や憎悪でいろど彩られたものでは

なかったかもしれない>
<妥協や弱さで隠されたものではなかったのかもしれない>
<家路を捜しながら少女は彼らを許そうと思った>
<あの日以来世界が変わって見える>
<人の数だけの思い。人の数だけの秘密。それが当たり前のことだと実感で

きる>

どこ行こうか?どこでも案内してやるからきょう今日はおごれ。
そうだな~。じゃあ 本屋とか。
ああ~。本屋だったらいろいろあるけど…。

<どこにでもいるようなかれ彼らにもきっと秘密はある>
<誰にも言えない思いがある>

(杏里)待ってください!
(2人)ん?
(杏里)矢霧君・ほんとは、何か…。
(誠二)知らないよ。
で… でも 初日から欠席なんて…。
(誠二)知らないったら!待って!

あの~… どうかしました?

どうしたんだろう?
ふふっ。オレも、罪な男だ。
えっ?
めがねあの眼鏡っ子。オレにほれたな?
これから始まる危険でデンジャラスなリスキーデイズに不安を感じてる
ようだったぞ。・・・アホです。
ごめん日本語でしゃべってくれる?・・・何語かわからない。

<彼にも、そして、彼女にも見えているものが現実とは かぎらない>
<少女は思う。自分もいつか誰かに伝えることができるだろうか?>
<世界はあなたが考えているほどひどいものではないのだと>


ライダーと昨晩の男が対面する。
オレ。あんたが正義の味方になったなんて聞いてなかったけどなぁ~。
優秀な運び屋に仕事を頼んだはずだったんだけどなぁ~。
ライダー端末機で 前に降りた子もおまえのせいか?
まさか~!情報屋の折原臨也はそこまで悪人じゃないと思うよ。
死にたがってるヤツを引き止めるほど善人でもないと思うけど。

言ってしまうライダー。

楽しかったぜ。優秀な運び屋さん。



(サイモン)<池袋…彼も 彼女も 私も あなたもさが何かを探し何かを求

め 何かを変えようとこの街に やってくる>
次回 跳梁跋扈
<スシ食う? イイヨ。おにいサン ヒサシ~ブリ!>
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デュラララ!! #1 開口一番 [デュラララ!!]

不思議物語の始まり。首なしライダー?走るばあさんでなくて。
誘拐犯を助ける死に神とはなあ。


りゅうがみね みかど(竜ヶ峰帝人・ナレーション)
<今思っても不思議だけど
でも なんだか それは不思議じゃないような気もして>
< とにかく それはぼく僕の人生が変わってしまうようなことで
実は何一つ変わっていないような…
とても とても奇妙でけれどけいけんどこにでもある経験をしたこの
いけぶくろ< この池袋の街で>

ドン!
あっ! すっ すっ すみま… せん…。

はぁ… 帰りたい。

<笑わないでほしい>
<小学校も 中学校も修学旅行は欠席して地元から
一歩も出たことはなく初めての東京にとまどさい戸惑っている
15歳の少年>
<それが 僕 竜ヶ峰帝人だ>
<そんな僕がなぜ東武東上線の改札前で目を回しているのか>
< この4月から 東池袋にある私立来良学園に入学することになったから

だ>
<偏差値は 中の上ぐらいできれいだし 設備も整ってる>
< っていうより小学生からの親友に誘われたことが大きい>
<親には 地元の公立校に行くよう反対されたけど東京にも あこがれてた

し>
(紀田正臣)み~かど!えっ?
えっ? あれ?
紀田君?疑問形かよ~。
ならば 答えてやろう。三択で選べよ?
1 紀田正臣。
2 紀田正臣。
3 紀田正臣!
うわ~! 紀田君! 紀田君なの?
あぁ…かあオレの3年掛けて編み出したこん身のネタは スルーかぁ?
ひっさしぶりだなぁ おい!
全然 変わってるからびっくりしたよ。
かみそ髪の毛 染めたりしてるとは思わなかった。
あと そのネタ 寒い。
そりゃ 4年も たてばなぁ~。ってより帝人は 小学校のときから全然 変

わってないじゃんよ~!
っていうかさりげなく 寒いとか言うな。
<そうこれが 大の親友 紀田正臣>
<小学校のときかれ彼が 転校して以来だったけど見た目以外は
 なんにも変わってなかった>
じゃあ 行こうぜ。とりあえず 外に出よう。
気分は まさしく ゴー ウエスト!西口と見せかけて西武口へ向かう
トリッキーな案内人…。
<ギャグは 寒いけどほんとは いいヤツなんだ>
<紀田君とは毎日 チャットで話していたから時間も距離も意識したこと
 はなかった>
<けれど こうして4年ぶりに会ってみるとはなやっぱり 離れた場所で
く暮らしていたんだなぁと実感する>
すべああ~ くそっ。 一度 滑ったネタのかいせつ解説をするオレ…。
< けど ギャグの寒さも含めて中身はほんとに 何も変わってない>
行きたいとこあるか?え~っと…サンシャイン60とか。今から?
行くんなら 彼女の1人でもほう連れていった方がいいぞ。
じゃ… じゃあいけぶくろ池袋ウエストゲートパークとか。
ふつう普通に 西口公園って言えよ。えっ?
でも 池袋人はよみんな そう呼んでるんじゃ…。
なんだよ 池袋人って。あっ 何? 行きたい?
えっ? いや… でも…。ああっ ちょっ… ちょっと!
や… やめようよ。 もう夜だよ?
カラーギャングってのに殺されちゃうよ。
マジでこまそんなこと言われても困る~。
つうか まだ6時だぞ?
ったく…おくびょう臆病なのも 相変わらずだなぁ。

(田中太郎)こんばんはー
(セットン)ばんはー
(田中太郎)あーセットンさん
      実は私、明日から池袋に住むことになりまして・・・
(セットン)へぇなんだー
      もしかしてご近所かもじゃないですかー
(田中太郎)かもですね
      今はまだ実家からつないでますけど、明日からは、
      サンシャイン近くのアパートに住むことになってます。
(セットン)池袋にようこそ・・・


(心の声)≪すごい…≫
≪ネットや 漫画でしか見たことのなかった世界が目の前に 広がってる…


上桜町銀座より すごい。
はははっ! じゃあ 今度、渋谷に 連れてってやるよ。
あっ人込みが珍しいんなら競馬場に 連れてってやろうか?
ははっ…。
最近は カラーギャングも減ったよ。
去年あたりは目立つの多かったんだけど埼玉と抗争やって何十人も
パクられてさそれからは 同じ色の服着た連中が少しでも
集まろうもんなら速攻で 警察が飛んでくるようになっちまったのよ。
じゃあ今の池袋は 安全なの?
あっ…いや オレも半分知ったかだからせいかく正確なことは分かんねぇん

だけどさ。
ほかにも危ない連中山ほどいるし気ぃつけろよ。
そうなんだ…。
ちなみに ここは 60階通りで別に サンシャイン通りってのもあるから。
≪やっぱりほうサンシャイン通りの方が先に 出来たのかな?≫
うわっ! すっ すみません!
えっ…。
(狩沢・遊馬崎)ん?
(狩沢)あっ 紀田君じゃん。
あっ 狩沢さんに 遊馬崎さん。どうもです。
(遊馬崎)いやいや 久しぶり。
(渡草)う~す。
(門田)元気か? 紀田。
ごぶさたで~す。
そっちの子は 誰? 友達?
ああ こいつは 幼なじみで今日 池袋にこ引っ越してきたんですよ。
(狩沢)へえ~ そうなんだ。この人は 狩沢さん。
あぁ…。
こっちが 遊馬崎さんであっちが 門田さんと 渡草さん。
あっ。 えっ… え~っと竜ヶ峰帝人っていいます。
(遊馬崎)ん? んん~?
≪何か まずいこと言っただろうか?≫
(遊馬崎)ペンネーム?
(狩沢)なんで 高校生がペンネーム 使うのよ。あっ ラジオとか雑誌投稿

とか?
いや あの… 一応 本名です。
(狩沢・遊馬崎)ん?
うそ~! 本名なの!?いや すごい!
格好いいじゃないっすか!いやいやいやまんが漫画の主人公みたいだ。
そんな~ てれるじゃないですか!
≪どうしよう…話の展開に ついていけない≫
買い物帰りっすか?
(狩沢)そっ!
(遊馬崎)電撃文庫の新刊が出たもんで全部で 30冊ぐらい買ったんです

よ。
電撃文庫って1か月に そんなに出るんですか?
(狩沢)いや~ねぇ 違うわよ。私の分と 彼の分を 1冊ずつとあとは…

まあ いろいろ用に10冊ぐらい見繕ったの。
いろいろ用にね!
(2人)えへへへっ。
≪いろいろ用って なんだ?≫
≪保存用とか業務用とか 鑑賞用とかそういうことだろうか?≫
じゃあ そろそろ 移動するから。
また近いうちに。
はい。 それじゃあ!
(狩沢)あっ じゃあ これ 頭から…。
(門田)またな。
・ガン!
(渡草)お前ら 車に当てるんじゃねぇよ!
まあ あの人たちも変わってるけど仲よくしてさえいりゃあ普通に
いい人たちだから。
へ… へえ~。 紀田君ああいうタイプの人とも知り合いなんだね。
オレはいろんなとこにつこ首 突っ込んでるからなぁ。
店の場所や 安い古着情報…。
<4年の間に 彼は どれだけどんな経験をしたんだろう?>
<僕が 地元で 一人萎縮していたころに>
ま、あらゆる話題に通じてれば大抵の女と話 合わせられるから。
<不純だ>
(森田)いましたよ~。
(浅沼)間違いねえの?
(森田)頭の上から足の先まで言われたとおりでまちが間違いないっす。

(浅沼)ふっ… ラジャー。行きまっせ。
(金沢)うぃ~す。
(浅沼)お前 量 間違えんなよ。目 覚まさなかったら 上がりがガクッと

下がるんだからな。
(金沢)いいじゃないっすか。10代女子なら 5割増しでしょ?
(浅沼)2割だ 2割。(金沢)久々に おいしいっすね10代女子。
(浅沼)ああ。 情報屋様様だな。

かんら

(ハンドルネーム「甘楽」)こんばんわ~。
(ハンドルネーム「田中太郎」)甘楽さん! いたんですか!?
(甘楽)ちょっと電話してたからーあ 今、ログ読みましたぁ。東京に来る

んですかぁ?おめでとうございま~す今度、オフ会でも やりますかぁ。
(田中太郎)あ、 オフ会、いいですね。
(甘楽)ね~~♪あ… オフ会と言えば、自殺オフってあるじゃないですか

ぁ。
(ハンドルネーム「セットン」)あぁ、 流行りましたよねネットで知り合

って、心中…。
(田中太郎)いやな話ですよねぇでも 最近はあまり ニュースになってま

せんよね?
(セットン)未遂で終わってるのか…。
(甘楽)あるいは たくさんあるんだけど誰も 気づいてないだけかもしれ

ませんよ~。

(甘楽)まだ死体が見つかってないとか?
(田中太郎)うわああ
(セットン)不謹慎ですよ
(甘楽)そういや、最近失踪事件多いし
(田中太郎)そんなニュースが?
(甘楽)えっと
    たいてい不法滞在してる外国人とか
    地方から家出してきた子とか
    池袋から渋谷の周辺で、多いみたいだよぉ


(森田)あの…。
(莉緒)はい。
(森田)マゼンダさん?
(莉緒)あ、なくらはい。 あっ 奈倉さんですか?
よかった~!やっぱり そうだったか。
(莉緒)はじめまして。よろしくお願いします。
こちらこそ。 じゃあ 行きますか。
はい…。
(森田)すぐそこなんで。ほかにも 2人 来てますから。
(莉緒)はあ…。
あれです。

コンコン

どうも。
(莉緒)どうも。だいじょうぶ
(金沢)周り 大丈夫?
(森田)人っ子一人いないし。
(金沢)じゃあ まあ…だましちゃって すんません!
(莉緒)わっ! きゃあ~~!・ううっ! きゃあ!
(金沢)くっ!

人さらい。。。

ここに 一人いるっつうの。


<紀田君はよどみなく しゃべり続けた>
<僕は ちょっと疲れていた>
<歩くのに 疲れたのか紀田君の寒いギャグにつっこみを入れるのに
 疲れたのか。たぶん 両方だった>
まだ 話し足りないなぁ。
そ… そうだね。
オレの中では まだ全体の400分の5くらいしかしゃべってない感じだよ

~。ちなみに400分の4は狩沢さんたちのことな。
<ここでつっこもうか迷っていたときあらわ目の前に それが現れた>

(サイモン)おねえサン ヒサシ~ブリ。
<板前の格好をして 客引きを…いや 板前の格好をした黒人がき巨漢で…

いや 客引きが板前の衣装をしているがそれは なぜか 黒人で…>
(サイモン)おにいサン ヒサシブリ~。
えっ?
(サイモン)んん~。
よう サイモン!ひさ久しぶりじゃんよ~!
(サイモン)ん~ 紀田 スシ食う? イイヨ。安くスルヨ。 スシは イイヨ


あっ 金ないから 今日は 勘弁。
バイトして 金 入ったら食うからサービスしてよ。
オオ~ ダメ~。それしたら ワタシロシアの大地のモクズに消える~ヨ。
大地なのに 藻くずかよ。
そいじゃあな。

おにいサン ヒサシ~ブリ。

今の人も 知り合い?
ああ。 サイモンってさけいロシア系の黒人でそこのロシア人が
やってるすし寿司屋の客引き やってんだ。
えっ…。
ごめん どこから つっこむべき?
いや マジなんだって。
ほんとはサーミャっていうんだけどよ。みんな 英語読みでよサイモンって

呼んでるんだ。
よく知んねぇけど両親がぼうめいアメリカから 亡命したとかなんとか。
で、知り合いのロシア人がすし寿司屋 始めたから客引きになったんだって

よ~。
あいつは敵に回しちゃいけないからな。
あいつが前に ケンカ止めたときよぉ同じくらいのヤツをかたて片手で 持

ち上げてたし。
ああ あと ついでに敵に回しちゃいけないヤツのもう一人は…。

バコッ!
ガン!
ガシャーン!

えっ 何? 何なんだ?

(静雄)お~らぁ~~!!
うわぁ~~!
うわさああ… 噂をすればだな。
えっ?
まっ とにかく平和島静雄ってヤツにはふつう近づくなよ。 普通に生きて

りゃ話しかけられることもないだろうけどな。
≪い… 一体どういう人なんだ?≫


ガチャ(車のドアの音)
(金沢)あれ? まだ来てねぇや。おっかしいな。
(森田)上もいいかげんだなぁ。もっとし気を引き締めてもらわねぇと。
(浅沼)まっ いいじゃん。 オレら暇だし。
(金沢)そうっすね。
(金沢)ふぅ~。やっぱ こういう時間は大事っすよね~。
さんだ日常につかの間 潤いのひととき。

ブオォーー!
(2人)ん?

(甘楽)そういや 今日見ましたよ~ 例の黒いバイク♪
(田中太郎)黒いバイク?
(セットン)あー。
(甘楽)知らないんですか~ 最近、新宿とか池袋で 話題のやつ
むかしから 都市伝説みたいな感じだったらしいけどここんとこ、
写真 撮った人とかが多くて…。
(セットン)あー、 知ってる知ってるって言うか、あれはふつーの暴走族

って言うかむあ、別に 群れて珍走してるわけじゃないんだけど。
(甘楽)二輪なのにライトつけないで走ってるなら、十分 アホだって。
人間だったら、だけど。
(田中太郎)それって、どういう意味ですか?
(甘楽)ああ、えっとね。。。。ぶっちゃけ、化けものみたいなもんなん

です。

ブオォーー!

(浅沼)おい。
(森田・金沢)ん?

(金沢)あの~ 上の人っすか?
(森田)つか どう見ても違わねぇ?だれ
(金沢)じゃあ 誰っすか?

(森田)つうか なめてねぇ?

僕たち、ちょっとお取り込み中なんで邪魔すんだったら死んでもらえます

~!!

ガン!

(金沢)うわっ!

(浅沼)マ… マジかよ!あぁ…。
へへっ へへっ へへへっ…。
(浅沼)やべぇ!
(森田)ちょっ… ちょっ ちょっ!
うわっ!やめ… やめろ! やめろ~!

バチバチ!

バチバチ!
だ~から やめろっつったのに。

(森田)ん!?

ドカッ! バキッ!

(浅沼)ひぃ~…。

(浅沼)やべぇ! やべぇ! やべぇ! はっ!

(浅沼)なっ… 何なんだよ。
(浅沼)何なんだよ~~!!

(田中太郎)化け物って、どういう事ですか?
(甘楽)ドタチンなんかは、死に神だって言ってる。
(田中太郎)ドタチン?
      ドタチンって誰?
(甘楽)黒いバイクに乗ってる男にはね。。。
(田中太郎)てゆーかドタチンはスルー???

… うぅ…。

ちきしょうが~!!

キキィーー!

ン!

ガシャーン!
(浅沼)へへへっ へへっ…。 ひゃっは~!
ざまぁみろ! こんちくしょう!
あっ?

(甘楽)首から上がないの。。。

(浅沼)うっ… うぅ…。

(浅沼)あっ あぁ…。

(甘楽)首がね。。。きれいになくっているのに動いているんだって。

(浅沼)うっ… うぅ…。

首から、カマを取り出す。

(浅沼)つ… つうか なんなの? お前。
    なっ… 何なんだよ~~!!

カマで胴を切られてしまう。

(浅沼)あぁ…。

カマが消えてしまう。

ヘルメットをかぶってバイクに向かう。



あのさ ほかにも近づいちゃいけない人っているの?
う~ん… ヤーサンやギャングみたいなのは言うまでもないとして…。
折原臨也って人がいるんだけどよ。
おりはらいざや?変わった名前だね。
お前が言うな。 こいつはやばいから 絶対に かかわるなよ。
まっ 新宿主体の人だからまず会わないだろうけど。
ああ あとな ダラーズって連中にもほうかかわらない方がいいぜ。
ダラーズ?
おお。 ワンダラーズのダラーズ。
≪ワンダラーズって何?≫
ああ オレも詳しいことは分かんねぇんだけどよとにかく
人数が多くて線が一本ぶち切れたチームらしい。
カラーギャングらしいんだけどどんな色なのかも分からねぇ。
まっ 今は うかつに集会はできねぇからそいつらも いつの間にか
解散しちまってたりしてな。
そうなんだ。 あっ…。
ドン!
うわっ!
ああっ!
おい 大丈夫かよ?
うぅ…。
君 大丈夫?
うぅ…。
ああ あの… すみません。
だいじょうぶ大丈夫ですか?
あっ…。
あの… はっ…。
はっ! いや… いやぁ~!いやっ!
うわっ! ああっ おい!
なんだ ありゃ…。 礼もなしかよ。
何が あったんだろう? あの人。
さあ? なんでも起こるのがこの街だからな。
お前 運がいいよ。
えっ?
今日だけで門田さんたちや サイモンに会えて
静雄が投げた自販機や人間も見れて
あんな美人にぶつかった。
それ 運がいいって言うのかな?
うれしいよ。えっ?
この街で お前と学校に行って、また一緒に 遊べるなんてさ。
僕もだよ。

ブオォーー!

お前 ほんとに運がいいぞ!
えっ?
おまけに 都市伝説を目の前で 見られんだから!
紀田君!
(甘楽)えー、 黒バイク 目撃したの?田中太郎さん。
(セットン)ひょっとして夜の9時過ぎくらい?
(田中太郎)あ、知ってるんですか?セットンさん
(セットン)ん、まあ。私もそこにいたから・・・
(田中太郎)!?


はぁ… 都市伝説って何?
黒バイクだよ。首なしライダーだよ!

黒バイク通り抜けていく。

<僕は そのとき 自分の体が震えているのに気づいた>
<怖かったんじゃない>
<たぶん 感動していたのだ>

< すごいものを見た>
<僕は ここで この街でよそでは到底できないような経験をした>
<今まで 決してとど手が届かないと思っていたありえない現実が
 目の前に広がっているんだと感じていた>
<最初に言ったことと矛盾するみたいだけど少なくともこのときは
 そう思っていた>
<僕は僕の新しい現実が始まる予感に震えていた>


(田中太郎)本当ですか!じゃあ、知らないうちにすれ違ってたかも
 知れませんね!
(セットン)そうかも。
(田中太郎)ところで… ドタチンって誰?



<どこか陰のある少女が自分の見知らぬ現実を垣間見る>
<誰もが出会いそうで出会わない現実>
<本当なら 死んでいたはずの少女が見たものは…>
次回 一虚一実
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