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STAR DRIVER 輝きのタクト 第15話 封印の巫女 [STAR DRIVER]

...
巣立ちしたカラスの雛。
思い出すタクトの思い出。タクト君のおかげと。
せまるミズノ。
診られている。男子トイレ。我慢する男子。禁断の惑星

自由にいきるミズノ。


舟が。。。
帰ってくるおばさん?

街でうわさのチュー。タクトの相手。すねているワコ。
ちがうとタクト。焼いているワコ。。。。鈍感なタクト。女心がわかってないと


ヘッドと会う姿。絵のモデルと
綺羅星十字団 第1隊 エンペラー代表の座。
せまるヘッド。王の印を求めるヘッド。。。。タクトがやられると。
タクトは殺しはしないと。仲間だからと。


帰ってくる。フジノ。
金がない。貸して欲しいと。

マリノ。おばちゃんから、母親が帰ってきたと。
関係ないと。ミズノのお話。。。タクトの話。マリノも好きな。。。
守ってあげるとマリノ。


バニシングエージのスタードライバーが集る。
日死の巫女を 捜し出してくれた。と。嘘が下手な女の子はいいよねと。

雨が降ってくる。
タクトを見付けるミズノ。。。鍛えるスガタ。
傘をさすワコ。3人がはいらないと。好きな方を選べばと
ワコのことで武術で賭をする。婚約のことで。
。。。気になるミズノ。。。。知ってしまう。傷心のミズノ。
タクト君は、ワコちゃんにことが。
学校にこないミズノ。。。そのままバスに乗って。


。。。その晩。風を引いて寝ているマリノ。
心配するマリノ。巫女のことを隠し通すと。
うそでつくられた世界は 幻だよ。
カタミ ワカチタヤガダンセ。
あっ。
大丈夫。
消えない幻は現実。

。。。帰ってくる母。開けない双子。
呪文で防ぐ?
会ってみて、別れるか。確認することで。
いやがるミズノ?。。。本当は?会ってみたいんでしょ。
僕のほんとの気持ちがなんで マリノに分かるわけ?
ううっ!お姉さんぶって分かったようなこと言うなよ!!
。。。寝込むミズノ。

いやがるミズノ。男を追って、置いていった母。


。。。朝。
起きるミズノ。
マリノはいない。。。。怒ったことを思い出す。
母のせいにする。

ミズノ、舟へ。
。。。本土へいくようですね。
メールをするミズノ。母をさけて、島から出ると。
・・・夢オチか!

繰り返す夢。
やっぱり同じ。
また。波止場に。
メールをする。。。はっとする。・・・予知夢。

繰り返す夢。
・・・巫女は島から出られない。のろい。残酷。


なんども繰り返す。本土へいこうと。今度は小舟で。
。。。でも、戻ってしまう。夢オチ。

一体 何なんだよ? これ!

。。。フェリー乗り場で
泣いているミズノ。ワコが見付ける。
気にするワコ。。。倒れるミズノ。あったかいものを出すワコ。
ワコに手を握ってもらうミズノ。
。。。これは夢でなくて本当のことなのかな?
やっぱり あなただったんだ。
えっ?
朝から 島の空気がざわめいてた。
だから 私 ここに来たの。
あっ…。
島を出ようとしたんだね?
あぁ…。

。。。あげはにいうミズノ。ワコは?と。
みそぎをしているワコ。
一緒に朝ご飯を。。。手をつけないミズノ。
あんた 日死の巫女かい?
うなずくミズノ。

ワコも島から出られないの?そのこといつ知ったの?
ずっと小さい頃。
警告するワコ。
知っているのはマリノとおばちゃん。
他言は無用だ。いいね?今度 何かあったら、まずうちに相談に来るといい。

・・・知ってしまうミズノ。出られないことを。ケイトがささやく悪のささやき
   封印を解いてしまおうと。

-----------------------------------------------------------------------

。。。カラスの巣を見ている。男子トイレの窓から。
♪~
(ミズノ)カースケのひながいなくなってる。
(タクト)巣立ちしたんだ。
もう大人になったんだよ。
(ミズノ)そっかぁ…。


(回想)《あぁ…》 
。。。助けにいくタクト。
《カァー!(カラスの鳴き声)》
《んん! おお~っと…。 おっ》
《オーケー。 イッツ ア セーフ》

(ミズノ)ふふっ。タクト君のお陰だね。
(タクト)違う。君だよ。
(ミズノ)あっ。
タクト君はまっすぐだね。
(タクト)まっすぐ?
(ミズノ)ふふっ。僕、初舞台の相手がタクト君でよかった。
(タクト)ん?
(ミズノ)ねえ…。
。。。せまるミズノ。
(ミズノ)えっ? えっ?
練習とかしてみる?

(ヒロシ)あの~…。

(タクト)えっ? えっ? あっ…。
(ミズノ)あっ。
(タクト)んん…。 はぁ~…。

(ヒロシ)トイレ 使いたいんだけど…。
(男子生徒)あっ! ああ~…。


(ルリ)2組の魔女っ子ちゃん今朝も禁断の惑星でバードウォッチングだって~。
(アゲマキ・ワコ)禁断の惑星?
(ルリ)男子トイレよ。男子トイレでウォッチングよ。
(ワコ)あっ ううっ…。
(ルリ)いいわよね。あの子。なんか思いのままに生きてて。

。。。キツネとたわむれるミズノ
(副部長)キュー 
(ミズノ)えへへへっ。
(副部長)キューー



ボォーー…(汽笛)

ああ~。 

着いたぜ~。

はぁ~。 
ああ。




。。。店の前。
(ナンバラのおばちゃん)タクトちゃんが学芸会でチュウする相手って
ワコちゃんかい?
(タクト)うっ!
(ワコ)違うよ。
(おばちゃん)違うの?じゃあ、誰?
(ワコ)すご~く かわいい女の子。
タクト君 モテモテなんだから。 あむっ。 んん… んん…。
(タクト)違うでしょ。
(ワコ)ん?
(タクト)ミズノちゃんはカラスとか副部長みたいに僕のこと 面白がってるだけだよ。
(ワコ)んん~!
(タクト)ん?
。。。ワコがアイスを食べてしまう
(ワコ)あぁ… はむっ!
(タクト)わっ! はい!?
(ワコ)んん! んん!
。。。いってしまう。
(ナンバラのおばちゃん)ほんとにモテモテだねぇ。タクトちゃんは。
(タクト)はあ~?
意味が分かんないんだけど。
(おばちゃん)ん?女心が分かってないわね~。タクトちゃんは。
(タクト)んん…。
(おばちゃん)でも、ワコちゃんがあんなんで、シンドウの坊ちゃまは
 どうするんだろうねぇ?
♪~


。。。景色のいい場所でヘッドとスガタ。
(ヘッド)君に二つ提案がある。一つは前にも話したが絵のモデルになってほしい。
いや、これは絶対なるべきだ。もう運命だと思う。
君はそのために生まれてきた少年だ。
(シンドウ・スガタ)もう一つは?
(ヘッド)綺羅星十字団 第1隊 エンペラー代表の座は君のために空席にしてある。
我々はいつでも君を迎える用意がある。
。。。手を上げるスガタ
(ヘッド)まさかここで王の柱を使うつもりかな?
(スガタ)才能は何か意味があって神様が 与えてくれたんだろ?
(ヘッド)戦士のシルシを持つということはすなわち大きなリビドーを持つということだ。
あるいは野心と言ってもいい。そして、そうであるがゆえに。
戦士のドライバーは誰もオレには勝てない。
まっ。君の胸に刻まれているのは戦士ではなく 王のシルシだが。
間もなくあの銀河美少年は敗れる。命まで奪うつもりはないよ。
むしろ 彼も仲間だと思っているからね。
。。。やめるスガタ。
♪~



キィーーッ(自転車のブレーキ音)
(ニシモリのおばちゃん)フジノちゃん?
(フジノ)ああ~ おばちゃん。ちょうどよかった。
(ニシモリのおばちゃん)戻ってきたのかい?
(フジノ)ねえ。おばちゃん。お金  貸してほしいんだけど。
(ニシモリのおばちゃん)あんた 何言ってんの?



。。。一緒に風呂の双子。落ち込んでいるマリノ
(ミズノ)マリノ?
(マリノ)あっ…。
(ミズノ)どうした?
(マリノ)さっきね。おばちゃんから聞いたの。
(ミズノ)あっ。

。。。回想を捨てた母を


(マリノ)あいつが帰って来たって。
(ミズノ)僕たちには関係ないじゃん。関係ないよ。
♪~
(ミズノ)それよりいつもみたいに楽しい話しよ。
(マリノ)またミズノのお気に入りの話?
(ミズノ)うん。
(マリノ)カースケのこと?
(ミズノ)カースケより好きかも。
(マリノ)じゃあ。例の副部長?
(ミズノ)副部長より好きかも。

(マリノ)確かにタクト君はカッコいいよね。
(ミズノ)もしかしてマリノもタクト君のこと…。
(マリノ)私はいつだって、ミズノの味方だよ。
あんたって私が付いてなきゃダメダメなんだから。
(ミズノ)なんだよ。それ。
♪~



。。。綺羅星の。。。
(室内BGM)
カツ カツ カツ…(足音)
カチ カチ(ジュークボックスの操作音)

(ヘッド)綺羅星!
(スティックスター)綺羅星!
(ソードスター)綺羅星!
(キャメルスター)綺羅星!
綺羅星!・・・えっとどれかが女性だったね。隠しキャラじか?
綺羅星!
綺羅星!
(キャメルスター)ようやくバニシングエージのスタードライバーがこうして
一堂に会したわけだ。
(スティックスター)マンティコールは結局一度もこの部屋に訪れることは
なかったな。
(ヘッド)彼女に感謝するんだな。
(3人)ん?
(ヘッド)彼女はアインゴットの眼を使って日死の巫女を捜し出してくれた。
(ソードスター)じゃあ。見つからなかったっていうのはうそだったの?
(ヘッド)ふふふっ。うその下手な女の子はかわいくていいよね。



。。。雨が降り出す朝。
ゴロゴロゴロ…(雷鳴)
(ミズノ)ん? あれ?

キキィー(車のブレーキ音)

(ミズノ)ああ~。

(ワコ)二人とも 傘は?

(スガタ)ない。

(タクト)ない。

(ミズノ)あっ。んん~?
サァーー(雨音)

(心の声)≪タクト君だ!≫

(タクト)まだ腕が痛い。 部活の後、更に呼び出して武術の稽古って
やりすぎじゃない?
(スガタ)今のお前には必要なことだ。
ゆうべは気合いが足りなかったぞ。
(ワコ)もう~ しょうがないな。二人とも。
三人、入れるかな?
。。。傘を差して
(タクト)無理でしょ。
(ワコ)んん~ どうしよ~?
(姿)ワコが好きな方、選べよ。
(ワコ)あっ。
また、そういうこと言う~。
(スガタ)よし次の稽古は賭け試合だ。
(タクト)賭け試合?
(スガタ)お前が勝ったら、ワコとの婚約は白紙に戻そう。
(ワコ)あ。はい?
(タクト)あっ。
(スガタ)これからはお前がその傘に入ればいい。
(ワコ)ええ~っと  どっからつっこめばいい?
(タクト)面白い!
(ワコ)はあ?
(タクト)その冗談、本気にするぜ!
(ワコ)「ぜ!」って…。
ちょっとタクト君?

。。。気づくミズノ。
(ミズノ)あっ。
ビリッ!

ザァーー!(雨音)
。。。そのまま乗って言ってしまうミズノ
ブォーーッ(車のエンジン音)
♪~

(ミズノ)≪そっか…タクト君はワコちゃんのことが…≫
。。。知ってしまう真実。
♪~

(マリノ)≪まだ来てない。どうしたんだろう?≫
♪~


。。。雨が降る。それをうけるミズノ。傷心の。
ザァーー!




。。。その晩
サァーー

(マリノ)風邪気味だったんなら、しょうがないけど。
休むんなら連絡くらいしなよ。
(ミズノ)うん。
(マリノ)心配した。
巫女であることが誰かにばれたんじゃないかと思った。
(ミズノ)本当に調子が悪かっただけ。
でも、そのことっていつまで隠しておけるのかな?
(マリノ)ずっとだよ。
うそをつき通せば、ほんとになる。
(ミズノ)でも、うそでつくられた世界は幻だよ。

(ミズノ)んん…。
(マリノ)カタミ ワカチタヤガダンセ。
(ミズノ)あっ。
(マリノ)大丈夫。
消えない幻は現実。

ピンポーン(インターホン)

(2人)あっ。

。。。下へ。
ドン ドン!(ノック)

(フジノ)私よ!

(マリノ)あっ!

(フジノ)いるんでしょ? ミズノ。お母さんよ。

タッ タッ タッ タッ…(足音)

ドン ドン ドン!

(マリノ)あっ…。

(フジノ)いるんでしょ? 開けて。

(フジノ)お母さんが帰って来たのよ。

ドン ドン! ドン! ドン ドン ドン!

(マリノ)カタミ ワカチタ ヤガダンセ。カタミ ワカチタ ヤガダンセ。
カタミ ワカチタ ヤガダンセ。カタミ ワカチタ ヤガダンセ。
ねえ 会ってみない?
(ミズノ)えっ?
(マリノ)別れるなら、別れるで。ちゃんと会ってきっぱり言った方がいいと思う。
この人が子供を本当に捨てたのかどうかちゃんと確認しないと
前に進めないんじゃない? 私たち。
。。。手を握るミズノ
(マリノ)あっ。 ん? うぅ…。
あぁ…。
(ミズノ)ううっ…。
(マリノ)ほんとは会ってみたいんでしょ?
(ミズノ)うっ…。「ほんとは」って… なんだよ…。
僕のほんとの気持ちがなんでマリノに分かるわけ?
ううっ! お姉さんぶって分かったようなこと言うなよ!!
。。。手をほどいて。
♪~

。。。下に1人にされるマリノ。


。。。布団の中へミズノ
(ミズノ)ううっ… うぅ…。
あいつ、なんで今になって島に戻ってくるんだよ…。うっ… ううっ…。
♪~

。。。雨が降っている。
外に出ているマリノ。

サァーー
。。。蛍が。



。。。朝になって。
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ(目覚まし時計のアラーム音)
ピピピピピピッ… カチッ
(ミズノ)んっ… んん~…。
あぁ…。おはよう。マリノ。
ん?
。。。いない。
マリノ…。

前の日の回想
《ううっ!お姉さんぶって分かったようなこと言うなよ!!》

(ミズノ)もう。やだ…。
全部、あいつが帰って来たせいなんだ。


。。。フェリー乗り場にミズノ

ブォーーッ…

(マミ)ミズノ?
(ミズノ)ん?マミちゃん。
(マミ)とれたてのさざえだよ。どう?
(ミズノ)おいしそうだね。でも、また今度。
(マミ)本土へお出かけ?
(ミズノ)まあ。そんなとこ。
(マミ)いいね。
(ミズノ)それじゃあ。

。。。携帯メールを打つミズノ。
ピッ ピッ ピッ ピッ… 
(ミズノの声)「マリノへ。ひどいこと言ってごめんなさい。ゆうべの僕は
少し変だった。でも、あの人がここにいると思っただけでほんとに
僕は変になりそうです。
だから、あの人が島にいる間僕は島を出ることにしました。
あの人が島を出てったらすぐ戻るつもりです。
追伸。考えてみれば本土に行くのは初めてで
ちょっと ドキドキします」。

。。。舟で島を出る。



ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)ん?


ピピピピッ ピピピピッ
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
ピピピピピピッ… カチッ
(ミズノ)んっ… ああ~。なんだ?今の。夢?おはよう
マリ… ノ…。
。。。いない。


。。。フェリー乗り場へ。

ブォーーッ…

(マミ)ミズノ?
(ミズノ)ん? あっ。
(マミ)とれたてのさざえだよ。 どう?
(ミズノ)あっ。

(マミ)ミズノ?

(ミズノ)あっ!
(マミ)ん?

。。。メールを打つ。
ピッ ピッ ピッ ピッ…
(ミズノ)あっ。んん…。

ボォーー… ボォー ボォー
(ミズノ)あれは予知夢みたいなものだったのかな。


。。。繰り返される。
ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)あっ。


ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)あぁ…。
ピピピピピピッ…
ピピピピピピッ… カチッ
(ミズノ)うっ! ああっ!
な… なんだ? これ…。

。。。フェリー乗り場へ。

ブォーーッ… 

(ミズノ)はぁ はぁ!

(マミ)あっ。ミ…。

(ミズノ)んん… はぁ! はぁ!

ボォーー… ボォー ボォー

。。。島を出る舟。


ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)あっ!
ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)あぁ…。
ピピピピピピッ…
(ミズノ)うぅ…。
あっ!ピピピピピピッ…
ピピピピピピッ…
カチッ
(ミズノ)ううっ!
くっ。
♪~

。。。またフェリー乗り場へ

(ミズノ)はぁ はぁ…。


(ミズノ)ねえ。
(マスター)ん?
(ミズノ)どこまで行くの?
(マスター)本土に買い出し。
(ミズノ)乗せてってくれる?
(マスター)うおぉ~~!
逆ナン 最高~!ひゃっほ~~い!お嬢さん。本土に行くのは初めて?
安全運転で飛ばしますよ~!うほぉ~っ!


ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)あっ!
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
(ミズノ)うっ…。
ピピピピピピッ…
カチッ 
(ミズノ)くっ!
うっ。
ガチャン!

(ミズノ)うっ… うぅ… ううっ。一体 何なんだよ?これ!


。。。フェリー乗り場。
車のあいでしゃがみ込んでいるミズノ。

(ミズノ)うっ…。
うっ… うぅ…。

コツ コツ コツ…(足音)

(ミズノ)うぅ…。
(ワコ)ミズノちゃん?
(ミズノ)あっ。
(ワコ)あっ。どうしたの?
(ミズノ)うっ… うぅ…。
。。泣いている。
(ワコ)ミズノちゃん? 具合悪いの?
(ミズノ)ううっ。うぅ…。
。。。手が冷たい。
(ワコ)はっ。 すごく冷たい。
(ミズノ)んん…。
(ワコ)あっ。ミズノちゃん?


。。。待合所へ。
(ワコ)はい。あったまるよ。
(ミズノ)ありがと。
(ワコ)しばらく休んでた方がいいね。

プシュ(缶のふたを開ける音)
♪~

(ミズノ)ワコちゃん
もう一度手握ってもらっても あっ!

♪~

(ミズノ)あぁ…。
♪~

(ミズノ)ワコちゃんは、今 ほんとにここにいるの?
(ワコ)えっ?
(ミズノ)これって夢じゃなくて。ほんとのこと  なのかな?
僕にはもう何がなんだか…。
(ワコ)やっぱりあなただったんだ。
(ミズノ)えっ?
(ワコ)朝から島の空気がざわめいてた。
だから私ここに来たの。
(ミズノ)あっ…。
(ワコ)島を出ようとしたんだね?
(ミズノ)あぁ…。
♪~


。。。ワコの家。

ザッ ザッ ザッ ザッ… (ほうきで掃く音)

(ミズノ)あの  ワコちゃんは?

(アゲハ)今は禊の時間だ。巫女の務めだからね。
(ミズノ)巫女の務め?
(アゲハ)今日は朝から結界のざわめきがひどいと言っておった。
♪~

(ワコ)いただきま~す。
あうっ。
(アゲハ)んん。
(ワコ)はむっ。

(アゲハ)どうした?遠慮はいらないよ。まあ大したものはないけどさ。

(アゲハ)あんた日死の巫女かい?
今日まで島を出ようと思ったことはなかったんだね?
。。。うなずくミズノ
(ミズノ)ワコちゃんは巫女なんだよね?じゃあ。島から出られないの?
(ワコ)うん。
(ミズノ)はっ。
そのこといつ知ったの?
(ワコ)ずっと小さいころ。
(ミズノ)あっ。

(ミズノ)僕にも巫女の務めとかがあるの?
(ワコ)この島の四方の巫女は大きな力を持ってることいつも忘れちゃだめ。
(アゲハ)ほかに知っているのは?
(ミズノ)マリノ  あっ。 お姉ちゃんとおばちゃん。
ほかは誰も知らない。
(アゲハ)他言は無用だ。いいね?
     今度、何かあったら、まずうちに相談に来るといい。


。。。海辺で歌うミズノ
(ミズノ)♪ 透き通る季節が好き
(ミズノ)♪ 風がまた熱を連れてくる
(ミズノ)♪ 何千回も廻って 何万回も輝く
(ミズノ)♪ そうやって光が生まれる

(ミズノ)はぁ…。

(ケイト)いい歌ね。

(ミズノ)ん?

(ケイト)島を出る方法、教えてあげましょうか?日死の巫女さん。
♪~
♪~
♪~

(タクト)この島に来たのはやりたいことがあったからだ。
やるべきことがあったからだ。 だから、僕は戦う。
えっ? 君が日死の巫女だったの?

次回「タクトのシルシ」

叫べ、 アプリボワゼ!
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