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三国演義 第39話 三国鼎立 の感想 [三国演義]

。。。あらげる劉備。ますます年を取った孔明
(劉備)兵を集めよ!関羽の敵をうち孫権の首をとる!
(孔明)殿。今、出兵したら曹操と孫権に挟み撃ちにされます。
(劉備)敵がとれなければ、生きていてなんの意味がある。
(孔明)君子の復しゅうは10年後でも遅くはないと申します。
曹操と孫権が反目したときに出撃するのです。
(超雲)軍師どのの おっしゃるとおりです。
(劉備)ぬぅぅ…クッ!



(曹操)関羽がやられても劉備は出てこないではないか!
(司馬懿)諸葛亮に説得されたのでしょう。
(曹操)ううん
殿!
(曹操)どうした。
書状です。
(曹操)ん?
おお…ハハハ!!
(司馬懿)孫権は…一体 何と?
(曹操)わしに皇帝になれと勧めておる。
(司馬懿)それもよろしいかと…
(曹操)仮に天が本当にわしを皇帝にしようとしているとしても…
    わしの死後だろうな。



<紀元220年1月>
<中原地方を統一した曹操は洛陽で病死した>
<65歳であった>
<魏王の位を継いだ曹丕は献帝を退位させ、自ら皇帝を名乗り。国名を「魏」と定めた>
<一方 西川を占拠した劉備も丞相となる諸葛亮の勧めに従い国名を「蜀」とし
 皇帝となった>


(馬が駆ける音)
(張飛)アニキッ!
(劉備)おぉ…
(泣き声)
(劉備)張飛!
(泣き声)
(張飛)皇帝になったのにまだ関羽アニキの敵はとらないのか!?
(劉備)私も早く敵はとりたい。
だが情勢が複雑だからとみなが私を止めるのだ。
(張飛)ほかのヤツらにわれら3兄弟の心がわかるものか!
それならオレ1人だけでも敵をうつ
(劉備)よし!ではすぐにもどって軍勢をととのえろ。
江州で私も合流する。ともに敵をとろう!
(張飛)うぅ…おう!それでこそアニキだ!
(劉備)まて!張飛!
(張飛)なんだ?
(劉備)張飛…おまえは酒に酔うとすぐにムチでうつ。
それは後に災いをまねく。兵士たちには優しくしてやるのだ。
(張飛)ああ。わかった!
(劉備)うう。
。。。できない人でした張飛


(超雲)陛下
陛下。国賊は曹操であり漢王室をつぶしたのは曹丕です。
孫権ではありません討つなら曹丕を討つべきであり…
(劉備)孫権は私の弟を殺した!ヤツこそ不倶載天の敵だ!!
(超雲)お気持ちは察するにあまりありますが。
あだ討ちよりもどうか天下のことを重んじてください!
(劉備)たとえ天下をわがものにしても…
弟の敵をとることができなければ何の意味があろうか?
(超雲)はあ。。。。ためいき。

(孔明)陛下…文官・武官たちはみな今 孫権を討つのはよろしくないと
 考えております。
(劉備)フン!
(孔明)もし 曹操を討つならば、自ら出陣なさるのもよいでしょう。
 しかし江東には自ら行かれる必要はありません。
ふわ-。
(劉備)もう決めたのだ二度と言うな!
(孔明)はあ。。。。ためいき。



(張飛)今回の出陣は関羽アニキの敵をとるためだ!
全軍白旗を持ち白いよろいをつけろ!
はっ!
(張飛)出発は3日後だ!
それまでにかならず白旗と白いよろいをそろえよ!
おお。
将軍。それは無理かと存じます。
(張飛)命令にさからうつもりか!
とんでもありません
しかし3日以内ではとてもできません。あと数日延ばしていただけませんか?
(張飛)あ~~~~!
こいつらをつるしあげろ!!

。。。つるし上げて。
(ムチでうつ音)自らむち打ちの張飛
(張飛)明日にでも出兵したいというのにオマエたちはグズグズしおってからに!!
(ムチでうつ音)
。。。酒を飲む
将軍!どうかお許しを!
(張飛)ぬ~!ならば今すぐ準備にかかれ!
3日後にすべてをそろえなければその首はないと思え!
(えええ。むりでごぜえますだ。。。。今でもしているお馬鹿な役員)



ウウ…
ん!?
張達どの…
やはりダメだ。仕立て屋とかじ屋を総動員したが…
3日間では半分くらいしかできあがらぬ。
張飛のせいでオレたちは死なねばならん!
張飛を殺して呉に寝返るしかない
…しかし!
何をためらうことがあるのだ?
ヤツかオレたちかどちらかが死ぬしかないんだ!
・・・昔、人形劇でこれをあの2人島田のふたりが。雲泥の差になっている。



。。。夜中に。寝首をかかれる張飛。・・・これからは注意しないとおえら方
(いびき)
。。。ころされる張飛

(馬が駆ける音)
。。。逃げます。



。。。朝。
(劉備)ん?…おっ!

おお。張苞か…
(張苞)陛下…
あ。ああ。父が!部下の范彊と張達に殺されました!
(劉備)な。なんだと!?…ウッ!
。。。倒れた劉備
(張苞)陛下!どうされました!?陛下!!
♪~


(劉備)うう。
陛下!
(劉備)今すぐ出陣だ。関羽と張飛の弔い合戦をするぞ!
われらを先鋒に…任じてください。

(劉備)おお…
おいたちよ!江東を平定し父親の敵をとれ!
おまえたちの父と私は…誓いを立てた兄弟!
それを忘れるな。
はいっ!



(劉備)丞相… 成都を守る任務はあなたにお任せする
(孔明)どうか。ご安心ください。陛下
劉禅さま。お父上に何か申し上げたいことは?
(劉禅)江東の石はおもしろいそうです。ねみやげにおねがいします。
・・・愚鈍?それともふり?



。。。呉にて
(韓当)劉備が70万の大軍を率いて白帝城に向かっています。
(諸葛瑾)殿
(孫権)ん?
(諸葛瑾)私が説得してまいります。
曹丕こそが彼らの敵であり。われわれは連合して曹丕に対処しなくてはならないということを
(孫権)よし。では頼むぞ!


。。。。諸葛瑾、劉備に謁見する。
(諸葛瑾)孫夫人は日夜陛下を思っておられます。
わが殿も夫人をおそばにお返ししようと考えておいでです。
(劉備)それはとっくに済んだことではないか!
(諸葛瑾)皇帝の位をうばった曹丕こそが敵。
今こそ われわれは連合しなくてはなりません!
わが殿は荊州をお返ししともに曹丕の魏を討とう と…
(劉備)私の考えはこうだ!
まず孫権を殺しそれから曹丕を殺す!
孫権に言え!首を洗って待っていろと!
(諸葛瑾)う。うん。



(孫権)劉備は和議に応じない。
この際 曹丕の臣下となり援軍を要請しよう。
(張昭)魏の軍が出てくるとしてもいささか時間がかかるでしょう。
やはりむかえうつ必要があるでしょうな。
(孫桓)…この孫桓にお任せを
(孫権)たのんだぞ。宜都で敵をむかえうて!



。。。
宜都
でやあ。
うわあ。

ウオォォォ~~!!

ヤァ~~!!

はあ。
(兵士たち)ワ~~!


(兵士たち)ワ~~~!
おおお。
やあ、


。。。攻め入って成功する。
オー!!
(兵士たち)オー!!オー!!



(劉備)私とともに乱世を戦った将軍たちはみな年老いた。
だが勇敢なおまえたちを得たからには何の心配もない。
はっ。

(黄忠)ん!?

陛下。韓当と周泰は10万の兵を率い先鋒の潘璋はコウ亭に近づいています!
(劉備)潘璋だと?来るなら来てみろ。
弟たちのためにこの私の手で血祭りにあげてやる!

(黄忠)ううん。




(足音)
(馬良)たいへんです!黄忠将軍が独断で出撃しました!
(劉備)なんだと!?
(馬良)将軍はわずかな手勢しか連れていません。
かなり危険です!
(劉備)わたしのせいだ!
年寄りあつかいしたせいで将軍の心に火をつけてしまった。
♪~



(黄忠)潘璋のこしぬけめ!出てこい!

(潘璋)だれか行って。相手をしてやれ
では。わたしが!ハッ!

ううん。
やあ。

(潘璋)ああ!?このおいぼれめっ!
。。。やりあう。

(黄忠)関羽将軍の敵!
(潘璋)は!

。。。にげる潘璋
(悲鳴)
(兵士たち)わー!
はあ。
ぎゃあ。
(悲鳴)

。。にげる潘璋
(黄忠)まてぃ!逃げる気か。潘璋!
…ん?

。。。挟み撃ちにあう黄忠。矢が飛んでくる。
(兵士たち)ワー!
やあ。

(矢が飛ぶ音)
うおっ!!


(劉備)黄忠将軍!!
(かけ声/気合)



今。医者を…
(黄忠)陛下。矢は深く…治療してもむだです
(劉備)このわたしが悪いのだ!あんなことを言わなければ!
(黄忠)…一介の武将にすぎぬわたくしが陛下にお仕えでき幸せでした…
(劉備)黄忠どの…
(黄忠)どうか王室を…漢王室を…復興してくだされ…!
(劉備)ああ。黄忠どの!?黄忠どの!
    黄忠どの~っ!!



やあ。
はあ。やあ。

はあ。
あぁっ…
(倒れる音)

(劉備)とつげき!
(兵士たち)ワー!
うわあ。
うわあ。

(劉備)関羽 張飛 息子たちはりっぱに戦っているぞ。



<呉軍は蜀軍の攻勢をくいとめることができず彝陵に退いて援軍を待った…>


(孫権)今、軍勢はどれだけ残っている?
(張昭)12万ほどです。
(孫権)それで70万に対抗できるのか!?
(張昭)曹操が100万と称して攻めて来たときも赤壁で一夜にして滅ぼしましたぞ。
(孫権)あのときには周瑜も魯粛もいた。今はどうだ…ん!?
    陸遜!
(陸遜)あっ…
(孫権)きみに…まかせよう!軍勢を率い、劉備をむかえうて!
(ざわめき)お。おお。
(陸遜)殿。すぐれた将軍たちが大勢おいでです。
私にはまだ務まりません
(孫権)はじめ呂蒙がきみを推薦したとき、きみの才能には目を見張るものがあった。
陸遜!きみを大都督に任命する。辞退してはならぬぞ。
(陸遜)しかし…
(孫権)命令をきかぬ者は切れ!
。。。剣をわたす孫権
(陸遜)わかりました。ご期待は裏切りません。


。。。兵を前に士気をたかめる陸遜
(ざわめき)
(徐盛)殿はなぜあの若造を選ばれたのだ?
(周泰)わからん。どうせ大した考えもないに決まっている。

(陸遜)劉備は破竹の勢いだ!おのおの固く要塞を守ってもらいたい。

(韓当)私は命をかけて孫家3代につかえ江東平定につくしてきた!
ここにいる将軍たちも同様百戦錬磨の勇士だ。そうであろう!?
(兵士たち)そうだ!!
(韓当)あ!?
(韓当)殿がおまえを大都督に任じられたのは軍に出陣の準備をさせるためだ。
。。。剣をかかげる陸遜
(陸遜)殿にいただいた剣だ!
だれであろうと命令をきかぬ者は切り捨てる!
(兵士たち)おお…
(韓当)うぅっ…
(陸遜)おのおのがた。要塞を堅守せよっ!!
♪~



。。。彝陵。
陛下 あそこが彝陵です
(劉備)よし。ここに陣をもうけ。明朝呉と決戦だ!
御意良いな!?
(一同)オー!!

(劉備)ひどく暑いな。兵士たちを苦しめぬよう木の下に天幕を張るのだ。
おおせのとおりに
。。。アホです。学習できません。応用できません。なりあがりです。じみん
♪~


(馬良)陛下
(劉備)ん?
(馬良)私の部隊は40にわかれ七百里先に駐屯しました。
布陣の様子を丞相に報告し、ご意見をうかがいましょうか?
(劉備)その必要はない。私とて何十年も戦い続けている。
陣の敷き方ぐらい知っている。
(馬良)しかし 丞相のお仕事は、後方にあって作戦計画をたてることです。
ご意見をうかがったほうが良いのでは?
(劉備)それでは布陣の様子を描いて丞相の所へ持っていくがいい。
。。。なんねんたっても戦が弱い。(日本人もね)
♪~


これは…なんという数だ!
(陸遜)だが陣の敷き方が良くない。
もし諸葛亮がいれば、このような布陣にはならないはずだ。



曹丕さま。劉備が彝陵の密林に大々的に陣営を展開しております。
(曹丕)密林の中に天幕だと!?これは劉備の負けだ…
(曹仁)なぜです?
(曹丕)もし孫権に…火攻めにされたら、劉備の軍はひとたまりもない。
(曹仁)あっ…
。。。ここにもバカの曹仁が。バカほど生き残る?



丞相!陛下より彝陵の布陣図が届きました。
(孔明)これは…
急いで陛下にお伝えしてくれ。
すぐに陣形を変えて敵の火攻めに用心なさるようにと!
(孔明)はっ
う~ん
すぐに趙雲をこれへ!!
♪~



(陸遜)早く出陣するようみなから責められてきたが
 今夜こそ われわれは劉備と戦う!
(周泰)どのような作戦で戦うのですか?
(陸遜)韓当 周泰 きみたち2人は劉備の天幕に火を放て。
ほかの者たちはその火が見えたら一気に出撃し劉備を捕らえるのだ!
♪~



放て!(矢が飛ぶ音)
。。。火矢が飛ぶ。

(悲鳴/ざわめき)
(悲鳴)
はあ。
(悲鳴/ざわめき)
はあ。
ああっ!

。。。逃げる劉備

いたぞ!劉備だ!追え!

は!
は!

。。。おいつめられるこまっちゃん。行く手を陸遜
劉備!もう逃げ場はないぞおとなしく投降するんだな!

(趙雲)投降するのはおまえだ
(ざわめき)
(超雲)趙雲。ここにあり!!
はあ。

趙雲だ!まずい。逃げろ!
引け~~!!逃げろ~



(超雲)陛下。ご無事で何よりです。
丞相の命を受けここに参りました。
(劉備)ああ…感謝せねばな。
(超雲)この近くに白帝城があります。しばらくはそこでお休みください。
(劉備)ううん


。。。陸遜に連絡が
報告します!劉備は白帝城に退去しました!
白帝城は攻めやすく守りにくい劉備もおしまいだ。
(陸遜)…全軍に伝えよ。撤退する。
(ざわめき)。。。なえだと愚兵達。
(陸遜)曹丕は父親の曹操同様 腹黒い。。。じみんとうもね。
われわれが劉備を追っていると知ったら…
すきをついて江東に攻めてくる。・・・深追いは禁物。
まさか
(ざわめき)
そんなに早く来るのか…
そんなはずはない
♪~


。。。退却する孫の軍
大都督。曹丕の軍が江東に向かって南下しています!
(ざわめき)な。あ。
(陸遜)…フン
・・・先を見る眼があった。でも。その後が。
   これがマネージメントの能力。もしドラでんな。


次回「劉備の遺言」
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