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三国演義 第33話 劉備、蜀に入る の感想 [三国演義]

・・・ああ、四川へ劉備。そのすきに孫権。はかりごと。
   引き離される孫権の妹。でも、戦いは出来ず、曹操と戦う孫権。
   バカ兄貴。自分で策をねらない。
   劉備、四川へいくが、ばれて、それで進軍。龐統、落鳳坡で死す
   もっと調べてからいけや。馬にも不吉がわかっていた?


♪~
(李恢)劉璋さま。張松が戻りました。
どうぞ。
(張松)殿。
(劉璋)曹操に会えたか?
(張松)はい。しかし曹操は張魯と同じく西川を奪おうとしています。
(劉璋)では、どうする?
(張松)劉備どのと同盟を結ばれては…
(李恢)劉備の野心も曹操に劣らぬではないか!
(張松)劉備どのは慈悲深く誠実で決して野心家ではありません。
ましてや殿と同族の間柄です。
(李恢)オオカミを招くようなものですぞ!
(劉璋)う~む…はぁ。・・・愚鈍なやつ。
(張松)殿。今、曹操や張魯と対抗できるのは劉備どのだけです!
    同盟を結ばなければ西川はどちらかの手に落ちてしまいます。
(劉璋)では、私に代わって西川に来るように劉備に書状を書け。
(李恢)殿、それはなりません。そうすることは取りも直さず西川を劉備に与えるということですぞ!
(劉璋)李。きみは同族同士ゆえの情というものがわからないのか?
(李恢)なんだと!
(劉璋)俗に戦争は親子で虎退治は兄弟でしろという。
まずは劉備に会ってみよう。



。。。劉備に書状
(足音)
(孔明)殿。劉璋が書状をよこしたとか。
(劉備)うむ。私は毎日 張松がくれた地図を眺めている。
    西川へは行きたいのだが。本当に私に譲る気があるのだろうか。
(孔明)西川を曹操に渡すより、同族に譲ったほうがいいということでしょう。
(劉備)そういうことであればいいのだが…
(孔明)殿。すぐにでも派兵するべきです。
(劉備)どちらが私と一緒に行ってくれるのだ?
(龐統)君が私を殿に推薦してくれたのだからな。譲ってくれるのだろう?
(孔明)そう言われては 仕方がない
(笑い声)
♪~


<その年の冬。劉備は龐統とともに5万の兵を率い。黄忠を先陣に魏延をしんがりにして西川に進軍した…>
。。。孫権の弓の練習。
(弓を引く音)
(弓矢があたる音)
まことに神のごとき腕前でいらっしゃいますな!
(孫権)いつになったら父や兄のように戦に行くことができるのやら。
(魯粛)殿。その機会が参りましたぞ!
(魯粛)劉備が軍勢を率いて西川に向かっております。
(孫権)ん? では留守に乗じて荊州を返してもらおう。
(魯粛)はい。しかし劉備はきっと守備兵を荊州に残しているでしょう。
    では、まず別働隊を派遣して劉備の本隊を足止めし引き離した上で
    荊州の守備隊を…
    叩きましょう!
(孫権)よい考えだ!
(呉太后)フン…おだまり!
(孫権)母上…
(呉太后)わたしの一人娘が劉備のところへ嫁にいっているのだ。
     お前たちが攻め込んだら娘はどうなる?
(孫権)それは…
(呉太后)孫権。お前は目先の利益に目がくらみ、自分の妹のことを忘れたか!
     なんと情けない…  ・・・そういうものですよ。左遷されている連中も
(孫権)私が…間違っておりました。
(足音)
。。。やってくる張昭。
(呉太后)おお。張昭!言い聞かせてやっておくれ!
(張昭)はい。
。。。さっていく大御所。
(咳)
(遠ざかる杖の音)
(張昭)難しいことではありません。
誰か遣わして姫君を連れ帰せば良いのです。
ついでに劉備の息子も連れてきてはどうです?
(孫権)よい考えだ…だが妹はなんといったら帰ってくるだろう?
(張昭)それも難しいことではありません。
。。。耳打ちする。・・・悪党ども。。。Sなんとかかい。
♪~



。。。なかむずましい。義理の親子?
いい?天…地…人
天…地…人
奥さま。江東から周善さまが参りました。
すぐにここに通しなさい。
はい。
姫さま。呉国太さまが病に倒れられました。
一刻も早くお戻りください。
母上が?どんな様子なのですか?
はい…呉国太さまはひたすら姫さまと若さまに会いたいと…
今、劉備さまはいらっしゃらないから、軍師どのにひと言相談しなくては…
軍師どのはきっと待てと言われるでしょう
もしかしたらそんなに長くは…
ああ。ああ。
姫さま。わたしの乗ってきた船が川辺にとめてありますすぐに一緒に帰りましょう。
ん?阿斗。行きましょう
♪~


さぁ!早く
うん。
ハハハハハ…

(趙雲)待て!

おい!早く帆を上げよ!
♪~

(かけ声/馬の足音)
ふん!(馬の鳴き声)
ヤァ!
(超雲)うう…奥方さま!
なぜ…お見舞いに若さままで!?
お前は一介の武将なぜ私のことに口を出す?
奥方さまがお帰りになるならご随意に…が若さまは私が連れて参ります。
私に逆らうつもりなのか?
かつて10万の敵の中からお救いした若さまです。
ここで連れて行かせるわけには参りません。
生意気な!
う。
あっ!
。。。超雲、若(ばか)さまを救出する。
(泣き声)
♪~


無駄だ。まわりに船などない
おとなしく阿斗さまを渡す以外ないぞ
。。。それでも戦う超雲。
(超雲)ウゥゥゥ…
。。。戦いの中でなくあと。これで戦いがいやになった?
(泣き声)
(超雲)うーむ…
♪~


。。。近づいてくる船
(超雲)あっ
あっ。張飛!
。。。船に上がる張飛。
(張飛)とーう!・・・どしり。
(超雲)うっ…
(張飛)オレに任せろ!早く行け!
(気合)
(張飛)やっ!!
ウム…ん?
…どうして こんな無礼なことを?
(張飛)兄貴の留守中に勝手に若君を連れ出すのは無礼じゃないってのか?
どうなんだ!?
母の病が重いので帰らなくてはならないの。
(張飛)若君は置いていってもらいましょう!
待て!
(張飛)ふん!出せ!
。。。永久の別れ。
♪~


(ため息)。。。孫権の妹
すぐに出兵する!周善の弔い合戦だ!
はっ…!。。。騙された?お兄様の嘘つき。


殿。
(孫権)ん?
曹操が自ら40万の大軍を率いて江東へ向かっています。
(孫権)はっ!う~む…
。。。策がずれた。犠牲にされる女。




(曹操)ど~う!
(馬の鳴き声)
♪~
(曹操)さすがの大艦隊。だが赤壁の時のようにはさせぬぞ。
。。。応戦する呉軍。
(呉軍)ワ~~~~!!
(角笛の音)
(水をかき出す音)
。。。押される曹操軍。
(どよめき)
(曹操)落ち着け!
。。。激化する戦い。
(張遼)殿。こちらへ!
(馬が駆ける音)
あぁっ!
(呉軍)ワ~~~!!
ぬぅ!
。。。呉軍が優勢で押してくる。

(兵士たち)ワ~~~!!


。。。へまっつまった!
(曹操)あぁ…
(程イク)曹操さま。そろそろ…兵を引かれては?
(曹操)わしは少し休むから外に出てくれ
はっ…
♪~


。。。正夢を見る曹操。。。こうしておざわぼけどもにくるしめられる。
(激しい波の音)
(多くの馬が駆ける音)
♪~
。。。三つの太陽
うわぁ!!
(爆発音)
あっ!
(爆発音)
(曹操)ハァ…ハァ…ハァ…
夢だったのか…
一度に3つの太陽が天に現れるとは。
まさか…
誰か。馬を引け!



。。。夜明けに。同じような場所に
(曹操)ああっ!!
《これは夢で見たのと同じ光景では?》・・・孫権は太陽。
(馬が駆ける音)
(孫権)曹操。何のためにわが江東を攻めるのだ!?
(曹操)皇帝陛下の命を受けておぬしを討ちに来たのだ!
(孫権)笑わせるな!お前が皇帝を私物化していることを知らぬ者はおらぬわ!
(曹操)フンッ!こやつを生け捕りにせよ!!
(孫権)ハハハハ…!!私がお前を生け捕りにする。
(呉軍)ワ~~~~~~!!
。。。おされちまった。
(曹操)退却だ!
(矢が飛ぶ音)
(両軍)ワ~~~!!


。。。雨が降る
(雨音)
(曹操)この雨は何降れば気が済むのだ!
(程イク)春雨が続くのには理由があります。・・・どういう?

孫権の使者が書状を持って来ました。
(曹操)和睦を求めてきた。
(程イク)裏に何か書いてあるようですが…
(孫権)お前が生きているかぎり私に安寧はない。
(曹操)孫権は実に正直者だ。ハッハッハ…
兵を引くと伝令せよ。
呉から来た使者に褒美をとらせよ。



殿はお前を厚遇してくださったのに、なぜ西川を売り渡す!
(張松)フン!
<張松は劉備と結託して西川を奪う計画をめぐらしていたが
 れが明るみになって処刑された>
<そして劉璋は劉備を西川に入れまいと道路を封鎖した…>

(劉備)こうなった以上は無理に攻めるわけにもいかない。
軍師どの何か良い策はないものか。
(龐統)ここに2つのとりでがあり。冷苞とトウ賢が守っています。
一番手柄をお望みの方は?
(黄忠)わたしが!
(龐統)黄忠将軍頼もしいですな。
(魏延)将軍はもう年老いておられる。ぜひ私に!
(黄忠)すでにわしが軍令を得ておる口出しをするな!
(龐統)冷苞とトウ賢は西川の大将。
    万が一 負けることがあれば殿の計画がダメになってしまう。
(黄忠)わしとやる気か!魏延!
(劉備)やめないか。
(龐統)そのとおりです。
(龐統)では、こうしましょう。2人で冷苞のとりでを攻めてください。
    栄誉は先に攻め落とした方のものです。
(黄忠/魏延)フン!
(劉備)や。これでいいのか?
(劉備)2人が功を競えば、とりでが落ちるのも時間の問題です。
(劉備)そういうことか…
(龐統)殿にも機を見て行動していただきます。
(劉備)機を見て行動する?
(龐統)ええ。そうです
♪~


魏延の思惑。
《黄忠はまだ出兵していないはず》
《私が先に冷苞とトウ賢のとりでを落とせば…》
魏延将軍。これは冷苞のとりでに向かう道です。
(魏延)わかっている!
どう!
(馬の鳴き声)
(トウ賢)お前がここを通ることはすでにお見通しだ。
馬をおりて投降しろ!
。。。戦いに。
(トウ賢)魏延!覚悟しろ!
。。。おされて、逃げ出す魏延。
(トウ賢)待て!魏延!!
(魏延)うわ!
(トウ賢)ぐお!
。。。ピンチの魏延。

(馬の鳴き声)
(黄忠)黄忠。ここにあり!
はああ。
。。。これはまずいと逃げ出すトウ賢。
(馬が駆ける音)



。。。砦に逃げ帰るトウ賢。
(トウ賢)ああっ…!?
(関平)お前たちのとりではわが軍が占領した!
すぐに投降しろ!
。。。逃げるトウ賢。
(龐統)関平将軍。追う必要はない。
魏延将軍があの道で待ち伏せしているはず…
だから冷苞のことは任せておけば良い。
♪~


(冷苞)あぁっ!
(魏延)いくぞ!
。。。まかされる冷苞。
(悲鳴)



<劉備軍はホウ統の指揮によって行く手を妨げる劉璋軍を撃滅した>
<さらに勝ちに乗じて前進し軍を2つに分けてラク城に迫ろうとしていた>
(龐統)殿。ここからは二手に分かれて進みましょう。
(劉備)私は狭い道を馬で走るのが得意だ。だから そっちへ。
(龐統)いや、殿は広い道を行ってください。
。。。なにか暴れ出すご主人思いの馬。いってはいけないと。
(ホウ統)おぉ…!?
(馬の鳴き声)
(ホウ統)あぁっ!
(劉備)軍師どの!けがは?
(興奮する馬の鳴き声)
(龐統)この馬はどうしたのだ?
私はずっとこの馬に乗っていますが。今までこんなことはありませんでした。
(劉備)私の馬はおとなしいこれに乗るといい。
・・・幻想殺しされてますこの馬。
(龐統)ありがたきご慈悲。
必ずや戦に勝って西川を殿のものにします。
・・・バカです。劉備の馬は縁起が悪い。劉備だから、なんとかなっていた。
   不幸好きで打ち消し合っていた?



(龐統)ここは何というところだ?
落鳳坡です
《地図にはそんな文字はなかった》
《私が鳳雛と呼ばれて、ここが落鳳坡だということは…》
(龐統)引け!引け!

あれは劉備の白馬だぞ!
(どよめき)
。。。弓で狙い撃ちされる龐統
(矢が飛ぶ音)
(うめき声)
(龐統)ああ。
・・・身代わりに弓で射られる哀れな軍師。



(馬が駆ける音)
西川からの知らせは?
(一同)ん?
(関平)軍師どの!鳳雛先生が落鳳坡で亡くなりました。
(どよめき)
(孔明)凰雛先生が亡くなった…!?
(関平)軍師どの。これは殿からの書状です。
(孔明)殿は今…困っておいでだ。私はすぐにお助けに…
(関羽)では、誰が荊州を守るのです?
(諸葛亮)あなたに守ってほしいということでしょう。
荊州の存亡を関羽将軍にゆだねます。
(関羽)関羽。命にかえてもこの荊州を守り抜く覚悟です。
(孔明)もしも曹操が来たら将軍はどうなさる?
(関羽)全力で戦います!
(孔明)曹操と孫権が一時に来たら?
(関羽)兵を分け戦います。
(孔明)もし、そうなれば荊州は危険です。
関羽どの。荊州を守るためにこれから言うことを覚えてください。
北に曹操を拒み、東に孫権と和す。
(関羽)そのお言葉、心に刻みます。
(孔明)張飛は1万を率いて陸路を先行せよ。
私は趙雲とともに水路を行く。
(超雲)はい。軍師どの!
。。。これが後のなんに。


次回「武将・厳顔」
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