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三国演義 第20話 長坂波の戦い の感想 [三国演義]

超雲、逃げる。赤ん坊を抱えて。
アホの曹操軍の兵が追っかける。アホのばっか。


命が惜しければ 馬から降りて降参しろ!
(趙雲)タァー!!
うわ~!!
(落ちる音)
はっ!てぇい!!
(馬の鳴き声)

(馬の走る音)
ハァ~~~!!
(金属音)
ぐわぁ!!
♪~


橋の所へ
(趙雲)…張飛!!
(張飛)趙雲!早く行け!ここは、オレに任せろ!
(趙雲)ヤァ!!
(張飛)うーん…
。。。橋で仁王立ちの大魔神


。。。やってくる曹操。
(曹操)ど~う!
(馬の鳴き声)

(曹操)あ…?
(張飛)ぬぅ~~~~!!
(曹操)あの男は見覚えがあるぞ…
(張飛)我は劉備軍の張飛なり!このオレと戦う気のあるヤツは出てこい!
(兵士たち)オォ…

(曹操)張飛!
(馬の鳴き声)
(張飛)腕に覚えのあるヤツは早く出てこい!
1人が恐いなら束になってかかって来てもいいぞ!
。。。夕日を背にする、光のマジック。
な。
あっ。向こうに土煙が!

(曹操)あれは、きっと伏兵だ…気をつけろ。諸葛亮の計略にかかるな!
(張飛)フン!やぁ~~~!!
戦うなら戦う!逃げるなら逃げる!
さっさと決めやがれ!
おお。
(うなり声)
(馬の鳴き声)
・・・・逃げ出す曹操。小心者の曹操。


(張飛)ん?ハハハハ…
よし!もういいぞ!
。。。出てくる部下
(掛け声)
(張飛)ようし!よくやった!
見事な作戦でしたな
曹操は何万もの伏兵がいると思い込んだことでしょう
(張飛)あぁ!
橋を落として戻りましょう
(張飛)よ~し!
(みんな)オ~ッ!!



。。。超雲、劉備の元へ
(馬の走る音)
(劉備)おぉ…
(趙雲)殿!
(劉備)趙雲!
(超雲)奥方さまは…足に傷を負われどうしても一緒に逃げようとなさらず。
井戸に身を投げられました。
(劉備)なに!?
(趙雲)申し訳ございません。しかし 阿斗さまだけはこうして無事に…
ここまでお連れしました
(寝息)
。。。阿斗を手に取る劉備。しかりつける。トラウマ?
(趙雲)おまえのせいで大事な将軍が1人命を落とすところだったんだぞ!
(趙雲)あぁ…!
。。。阿斗を投げ捨てる。
(劉備)フン!
(趙雲)あっ!
。。。それを受け取る超雲
(泣き声)
阿斗 いらっしゃい
(泣き声)

(超雲)ああ… あっ?
(馬が走る音)
(張飛)はあっ!!兄貴!曹操は恐れをなして逃げていったぜ
もう追ってはこない!オレが橋を落としてきた
(劉備)なんだと!?おまえは勇ましいが少々…考えが足りん
(張飛)えっ?…なんでだ?
(劉備)曹操は手強い。橋が落とされていることを知ったらおそらく追ってくるだろう。
(張飛)オレが一声 怒鳴っただけで尻尾を巻いて逃げたんだぜ?
今さら追ってくるものか!
(劉備)もし 橋がそのままなら、曹操は待ち伏せを恐れて追ってこないだろう。
しかし落としてしまった…
(張飛)じゃあ。どうしよう?
(劉備)裏道を選んで漢津へと行くしかない



殿!お待ちください!
(馬の鳴き声)
どーう!
(曹操)ハァ…ハァ…
殿。張飛1人ごときにどうして…逃げたのですか!?
わしは逃げたのではない!馬が勝手に走り出したのだ!
・・・でったあ。馬のせいにしたあ。あまん。
(兵士たち)殿!?
(曹操)なぜ 勝手についてくる!?長坂橋へ戻れ!
(兵士たち)ああ。わかりました
(曹操)張飛1人になんというザマだ


。。。橋まで戻る。壊された橋。
殿…
(曹操)ハハハ…我々の追撃を恐れてこうしたのだろう
張遼。すぐに浮き橋を造れ。
(張遼)うむ。
(曹操)それを渡って夜のうちに劉備を追撃する。
これは罠ではありませんか?渡っては危険なのでは。
(曹操)心配ない。張飛は力だけの男
罠を仕掛ける知恵などない


。。。追撃する曹操。
張遼将軍がすでに劉備に追いつき戦闘が始まっています!
(曹操)よし!今や劉備は袋のネズミだ
何としてでも今夜倒さねばならぬ
みなの者。心してかかれ!
決して取り逃がすな!
(兵士たち)ハッ!

(金属音)
(曹操)劉備の首を取った者には存分に報奨を与える
    よ~し かかれ!
(兵士たち)ウォ~!!
(曹操軍)ワ~!

(張飛)オラァ!!
(金属音)
(趙雲)フン!やぁ!
(金属音)
。。。後ずさりする劉備

(関羽)関羽。参上!
(馬の鳴き声)
(関羽)ハァ~~!!
。。。曹操の背後から関羽。
(曹操)うぉ!?
(関羽)ハァッ!!
(曹操)あぁ…
・・・斬っちゃえばよかったのに。義があるから?

(張飛)ん?やぁ!!
(関羽)ハァ!!
(劉備)おぉ…

殿!これは諸葛亮の待ち伏せです
これ以上 戦うのは…不利です
(曹操)ぬぅ…
(曹操)退却だ~!
(曹操)タァ!!
ハッ!
。。。逃げ出す曹操軍。

(関羽)兄上!



。。。船で来る諸葛亮
(張飛)ん?何だ!?
あ~?ん?
(劉琦)劉備どの。江夏にお迎えにあがりました
(劉備)劉琦どの…
。。。船でいく。



江東の地
孫権。。。
(扉の開く音)
♪~
父上 兄上 私は必ずお二人の遺志を継ぎ江東の地を守ります。
どうか私を見守ってください。
<孫権の父が治めていた江東は一度うばわれた後兄の孫策が取り戻した>
<孫策が若くして死んだあと孫権が江東の最高統治者となっていたのである>

(魯粛)殿。今とどいたしらせによると曹操は荊州を占領し、
劉備は劉きの守る江夏に退いたようです。
我々には不利な状況です…
(孫権)うむ。


(曹操)江東の孫権は、青い目に紫のひげをしているそうだな
それは一体どういうことだろうか
(荀攸)孫権の父は西涼にいたことがありました。
金髪 碧眼の女が住んでいます
(曹操)劉備が江夏へ逃げた今 心配なのは劉備が孫権と手を結ぶことだ。
(荀攸)ごもっともですですが…1つ妙案がございます。
(曹操)聞かせてくれ。
(荀攸)孫権にともに協力して劉備を捕らえようと持ちかけるのです。
そして荊州の地を分け与え同盟を結ぶのです。
孫権さえこちらにつけば何の心配もありません。
かなり手間も省けます。
(曹操)はっはっはっはっは!
それは良い考えだ。しかし孫権も簡単には乗ってこないであろう。
やはり大軍で攻め込むか。
(荀攸)御意。


<208年 曹操は水陸の両軍100万を編成し長江と陸路の両方から
 江東に迫り虎視眈々と江夏の地をねらっていた…>

(劉備)知っての通り。曹操は100万の大軍を起こし水陸両方から
江夏へ向かっているどうしたものだろうか?
(孔明)曹操の船が長江のどの港に駐留しても、それは孫権にとって脅威になるはずです。
(劉備)しかし 曹操はすでに孫権と手を結ぼうとしているぞ。
(孔明)もし曹操に江東に対する野心がないならば、なにもこんな大軍を出す必要はないはず。
孫権は3代にわたって江東を統治しており父や兄に背いてまで曹操と手を結ぶはずがありません。
孫権は今ごろ我々よりもっとあわてているはず。
今に様子を探るため誰かを遣わしてくるでしょう。
ああ。
もし孫権の使者が来たら我々は同盟を結ぶのですか!?
(孔明)孫権は、すぐに同盟を結ぼうとはしないでしょう。
状況を見極めてから決心するはずです。
(劉備)しかし 今の私たちにあるのは江夏という町だけだ。
食料も半月分ほどしかないし軍勢も数千足らず。
どうやって孫権と同盟を協議すればよいのだ?
(孔明)殿。ご心配なく。もし呉の使者がやってきたら、私が江東までついて行き。
あとはこの口で南の孫権と北の曹操を戦わせてみせますよ。
(劉備)おお。
(孔明)もし孫権が勝ったら我々も協力して曹操をたおし、
曹操が勝ったら我々はすきをついて江南を手に入れれば良い。
おお…
(劉備)それは…すばらしい計画だ!
(張飛)軍師どの!アンタはホント神さまみたいだな。
こんなにすごい軍師と知ってたら三顧の礼どころか180回ぐらい迎えに行ってもよかったぞ!
(笑い声/拍手)
(衛兵)劉備さま!
(劉備)うん。
呉の使者 魯粛どのが劉表将軍の弔問にみえました!
(孔明)なるほど これで事は半分成功しました!
以前 孫策どのが亡くなられたとき弔問をしましたか?
は?
孫策 孫権らの父親を殺したのは我々です。
お悔やみの使者など遣わすわけがありません。
(孔明)そうでしょうとも!魯粛が来たのは弔問に名を借りて様子を探るためです。
(劉備)では、なぜ半分は成功といえるのだ。
(孔明)魯粛という人については以前から聞いていますが温厚で謙虚な君子だそうです。
この魯粛こそ孫権と連合するためのコマなのです!
みなさん私の言うとおりに行動してください
(張飛)ああ~…
(劉備)つまり 魯粛に一芝居 打ってみせるわけだな?
(孔明)では、殿魯粛に何を聞かれても「知りたければ諸葛亮に聞け」とだけ言ってください
魯粛は私を江東へ連れて行きたいと言うでしょうが。
殿はそれを断って何度も頼まれてから許可を出してください。
(劉備)うむ。


(扉の開く音)
どうぞ お入りください
(魯粛)それでは…


<魯粛は予想通り同盟のことを話し合うため諸葛亮を江東へ連れて行きたいと劉備に申し出た>
<劉備は諸葛亮の助言に従い魯粛に何度も頼まれてからようやく許可を出した…>


(魯粛)諸葛亮先生の天下国家についてのお話、よく理解しました
劉備どのや諸葛亮先生のような優れた方々ともっと以前から知り合えなかったことを
この魯粛、この期に及んで後悔しているところです
(孔明)あ。わたしの方こそ今までずっと魯粛先生のような君子も知らずに
自分の殻にこもり世間を見てこなかったことを残念に思っております…
(魯粛)ああ。諸葛亮先生。江東へ いらっしゃいましても。
わが殿 孫権将軍の前では曹操軍の兵士や将軍が多いなどと決して言わないでください
殿の心に迷いが出ると困りますから
(孔明)そのことなら、私にも考えが
(魯粛)あ…
(魯粛)江東に着いたら、私が先に孫権将軍に大義を説いておきますので先生は あとから
(孔明)あ…!
あそこが石頭城ですか?
(魯粛)そうです!
♪~


(孔明)龍が伏せ、虎がうずくまっているような堅固な土地ですな!
ここにいれば恐れるものはない



(言い争う声)
ああ(ため息)
(魯粛)…あっ
…どうするのです!
ん?
(一同)ああ…
魯粛どの。いいところへ戻られた!
(魯粛)あっ
魯粛どの。曹操軍が迫っております。曹操と同盟を結ばなければ我々の江東は灰になってしまう。
。。。曹操からの書。
(魯粛)あっ。あぁ…
「ともに劉備を討ち土地を分けて永く同盟を結ぼう…」
(孫権)魯粛 劉備のところで実情を探ってきたのであろう?
(魯粛)あぁ…
。。。みんなに見られる。
(魯粛)多くの人材が集まっているようでした…
殿。劉備は長坂坡で曹操に負けて江夏という小さな土地に逃げ込んだのです。
敗軍の将のどこに抵抗の余地があるというのです?
それにあの諸葛亮とかいう劉備軍の軍師だが…
あんな者はまやかしに過ぎません。
劉備と同盟するなどもってのほかです!
(孫権)はぁ…
(魯粛)殿は、曹操と同盟を結ぶおつもりなのですか?
(孫権)いいや。まだ決めてはおらん。武将たちはみな言っておる。
曹操は江東をのみ込もうとしており。戦う以外にここを守る方法はないと
殿。父君や兄君の偉業を思い起こすべきです!
もし曹操を怒らせたら、この江東はつぶされてしまいます。
なに!?
もう一度言ってみろ!
何を言っておる!
(言い争う声)
ああ(ため息)
あっ…
(言い争う声)
(魯粛)あ…
♪~


魯粛の(足音)
(魯粛)もし 殿が曹操に降伏したら、とらわれの身として必ずや屈辱の扱いを受けるでしょう
曹操に殺された劉そうのことを思い出してください。
(孫権)曹操の軍門にくだるつもりはない。
しかし 曹操の勢力はあまりに大きい。
しかも皇帝を擁して諸侯に命令を下す立場にもある。
江東は、長江の地の利があるとはいえ。曹操を迎え討った日には…
一撃で潰されてしまうであろう。
(魯粛)挟み討ちという手があります。
(孫権)挟み討ちだと?
(魯粛)今回 私は江夏へ参り。劉備配下の武将や参謀に会ってきましたが
人材は実に豊富です。
趙雲は一騎当千諸。
葛亮は草庵から出てすぐに曹操軍を二度も袋のネズミにし…
張飛や関羽の強さは格別です。
(孫権)とはいえ 劉備の勢力は小さすぎる…
(魯粛)実は、殿劉備の軍師 諸葛亮が私といっしょに来ております。
諸葛亮こそ かの有名な臥龍先生であり。抜きんでた才を持つ天才です。
意見も聞かれてみてはいかがでしょうか?
(魯粛)臥龍先生だと?
ほう統とともに「臥龍 鳳雛」と並び称されている。あの臥龍か?
(魯粛)そのとおりです。
(孫権)フン!先月も「鳳雛」の ほう統に会ったではないか。
臥龍もいくら才が抜きんでているといってもあの程度のものだろう。
張昭の方がずっとましだ。
(魯粛)殿。ほう統はああみえても得がたい人材です!
(孫権)いずれにせよ。客人はもうおいでなのだ。
会わないのは不自然だろう。だが、会うのはあとにする。
(魯粛)殿。曹操軍は、もう長江に沿って動き始めています。
    どうか手遅れにならぬよう!
。。。蟻を見る。孫権
(孫権)もうすぐ嵐がやってくる…
だが、我々は最後まで落ち着いていなくてはならんのだ。
(魯粛)ああ。
。。。その場をさる孫権
(足音)

(孫権)諸葛亮には、まずわが精鋭と議論させよう!
(魯粛)ああ…おっ…



次回「赤壁・孔明の舌戦」
・・・口でいいまかす。周瑜をたきつける。孫権の血をたぎらせる。
   中国人が口がうまいのは昔から。
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