SSブログ

妖狐×僕SS 第4話 妖館ウォークラリー [TVアニメ]

。。。空手の練習。
(卍里)はあ! やあ! うりゃ! たあ!ふん! はっ! やあ! とりゃ!

(残夏)あはははっ。渡狸。
    あんまり張り切り過ぎるとケガしちゃうよ。

(卍里)けっ! なめんな。今度こそあの野郎とケリをつけてやるんだ。
俺をバカにしたことを後悔させてやるぜ。
今の俺は 不良。

(残夏)いい天気だねぇ。

(卍里)遮るな!

(残夏)気持ちいいねぇ。こんなにいい天気だと。

(卍里)残夏。聞いてるのか!?

(残夏)何かやりたくなっちゃうなぁ。

(卍里)お前はいつも いつも!
♪~
♪~
♪~


。。。部屋の前、
(御狐神双熾)おはようございます。凜々蝶様。
(白鬼院凜々蝶)おはようございます。御狐神君。

(回想)
《こちらから依頼しよう》
《僕のシークレットサービスになってくれ》

(心の声)≪なんか 気恥ずかしい≫

(御狐神)昨日はうれしかったです。
凜々蝶様から契約していただけるなんて。
こうしてまたお仕えすることができるのですね。
(凜々蝶)ふん! もしものときにはシークレットサービスがいた方が便利だからな。
(御狐神)はい。
それでもとてもうれしかったのです。またおそばにいることができて。
なのに 学校にお送りするのがこんなに寂しいなんて。
罰が当たりますね。
(凜々蝶)学校どころか どこへ行くのも 寂しがってたじゃないか。
(御狐神)はい。
前より一層寂しくなった気がします。
せめて手をお引きしていってもいいですか?

(凜々蝶)よい。
(御狐神)ありがとうございます。
。。。腕をひかれる御姫様。
♪~
≪なんだろう≫





。。。お風呂にて

ふぅ。

今朝からのあの動悸。



。。。お風呂上がり。
≪なんだか落ち着かない≫



(メール着信音)
あっ。

≪御狐神君からの返信≫
ドクン(鼓動)

あ。
≪また動悸?≫
≪これはまさか世に言う不整脈≫ ・・・恋?
≪引っ越しやなんかで忙しかったからな。体調管理には気をつけないと≫


・ガコン(自動販売機の音)

あ。う。
≪ここの住人か?初めて見る顔だが≫

おい。お前何見てんだよ。
(凜々蝶)君が見ているからだろう。
ガンつけてんじゃねぇよ。そらせよ。
(凜々蝶)じゃあ。君がそらせ。
くっ!
♪~

。。。にらみ合い。目をそらした方がまけ。
ううっ。目が。
(凜々蝶)ふん。 口ほどにもないヤツだ。

さすがあの狐野郎のパートナーだな。
性格悪いぜ!
(凜々蝶)はあ?
俺は1号室の住人 渡狸卍里。
不良だぜ!

(凜々蝶)ふん。不良って自己申告するものなのか。
ずいぶんご親切だな。

なっ!

(凜々蝶)4号室の白鬼院凜々蝶です。

(卍里)お前も 俺をバカにしてんな。俺が。  俺が。
。。。化ける。狸。・・・これもあやかし。かわいい。ラスカル。
豆狸だからって~!

(凜々蝶)わざわざ変化してくれたのか。
本当にご親切なことだ。

うるせぇ!
安定感なくて変わっちゃうだけだ。悪ぃか!
こんなナリだからって甘く見てるとケガすんぜ。
俺は不良。
。。。触れようとする凜々蝶
なんだその手は!ヤキ入れんぞ この。

(残夏)女の子に乱暴な言葉使わな~い。

(残夏)ハロー!
(凜々蝶)ん?
。。。バニーの変人。

(残夏)はじめまして。僕が誰かって?
僕は夏目残夏。 渡狸のシークレットサービスさ。

()えっ? えっ。あっ いや シークレットサービス?

(残夏)聖マリア病院にて23年前に生誕。
3020グラムの男の子。
すくすくとおちゃめに育った乙女座 B型。
彼女はいませ~ん。
だけど百目という妖怪の先祖返りである僕はその目で視たくないものまで
視えてしまうそういう悲しい性をも背負っているの。
人間不信や孤独と闘いながら
西へ東へ。

(凜々蝶)あの。

(残夏)おっと! 僕のことがもっと知りたいって?
駄目。 ちょっとミステリアスな方がそそるでしょ。
だ・け・ど 君のことは全部知ってるよ。白鬼院凜々蝶ちゃん。
その不整脈の原因もね。過去 未来 そして 前世 来世 今日の下着の色までなんでも
視えたり視えなかったり  ってね。

(凜々蝶)君は。

(残夏)あっ。そうだ明日の勝負に君らが勝ったら、知りたいことなんでも教えてあ・げ・る。

(凜々蝶)勝負?

(卍里)うっ。 俺はあの狐野郎に決闘を挑みに帰って来たんだ。

(残夏)そういうこと~!。。。たぬきをつかんで。
(卍里)おい ちょっと! 放せ!

(残夏)じゃあ。明日は楽しみにしててよ。行くよ、ラスカル。
(卍里)ラスカルじゃねぇ。
(残夏・鼻歌)♪ ふっふふっふ。ふ~んふん



≪狐って、御狐神君のことか?≫
≪勝負って?≫



。。。朝。
(御狐神)おはようございます 凜々蝶様。
日曜日とはすばらしいですね。
これほど美しい凜々蝶様を一日中眺めて。
(凜々蝶)君、今日はそれどころじゃないだろう。
(御狐神)うん。
(凜々蝶)それで勝負の内容はなんだ?
(御狐神)と申しますと?

・(残夏)そーたん!

そーたん!
あ~ん! そーたんと一緒に働けるなんて思わなかった。
あっ。ちよたん 昨夜ぶり~。

(凜々蝶)し  知り合いなのか?

(残夏)旧友だよ。 ねっ!
(御狐神)お久しぶりです。
ご無沙汰しております。夏目さん。

(凜々蝶)ずいぶんな温度差だな。

(残夏)あっ。 そーたんって相変わらずドライ。
でも僕、そーたんになら抱かれてもいい。
(御狐神)光栄です。
。。。BL?

(凜々蝶)光栄なのか?


(野ばら)何あれ?男同士とかキモッ!ありえなくない?
(連勝)まあ。食指も人それぞれだからなぁ。
。。。野ばらの幼女趣味。


(御狐神)夏目さんは以前の主の友人で親しくしていただいておりました。
旧友と言っていただけたように、古くからおつきあいさせていただいております。
(残夏)じゃあ。抱いて そーたん!

(凜々蝶)幼なじみみたいなものか。

・(卍里)おい!敵となれ合うんじゃねぇよ。

(凜々蝶)あっ 昨日の。

(卍里)今日こそケリつけてやんぜ。
久しぶりだな。九尾の妖狐。
ここで会ったが百年目ってやつだ。
首洗って待ってたか。宿敵!
(御狐神)お久しぶりです。ご無沙汰しております。渡狸さん。

(凜々蝶)ずいぶんな温度差だな。
・・・いい。この温度差。たぬきだけに。

(残夏)彼も幼なじみーズの一員だよ。
(卍里)幼なじみなんかじゃねぇ! 俺は。
お前らにいじり倒されただけだ。

。。。回想。
(少年)《散歩だ 散歩》
(残夏)《ラスカル お~いで》

(卍里)でも、それ自体はいい。ガキの頃だ。弱肉強食で当然だ。

《主人の命とはいえ お助けできず申し訳ありません》
《俺。自分が情けねぇ》
《そんなことはありませんよ》
《とてもかわいらしかったです》

(卍里)あのとき俺のプライドは粉砕されたんだ!
(御狐神)言葉が適切ではなかったのですね。申し訳ありません。
(卍里)簡単に謝るな!
もうかわいいなんて言わせねぇからな!
昔の俺と思うなよ。 今の俺は不良。

(残夏)はいは~い。では、ルール説明で~す!勝負の内容は妖館ウォークラリー。
現在 妖館にいるすべての住人、従業員からサインをもらって早くここに戻ってきたチームの勝ち。

(御狐神)では、不戦敗ということで。
。。。くらくらと凜々蝶。

(卍里)空気を読め~!

(御狐神)せっかく凜々蝶様と丸1日 一緒にいられる日曜日なのですから。
(凜々蝶)僕が言うのもなんだがもう少しつきあってやれ。

(卍里)不戦敗なんて認められるか。どうしてもってんなら代わりに10発殴らせろ!
(御狐神)はい それで済むのでしたら。
(卍里)なっ!?

(野ばら)おお~!

(御狐神)このような私事に凜々蝶様を巻き込むわけにはまいりません。
(卍里)かまわん。もう十分巻き込まれてる。
それに、今は僕が君のパートナーだ。
ふん。黙って殴られるなんて、みっともない姿をさらされては 逆に迷惑だ。
(御狐神)ああ。凜々蝶様。

(野ばら)じゃあ。私は凜々蝶ちゃんの味方する~。

(卍里)何っ!?

(野ばら)うふふっ。そのかわりニーソと太ももの間に指入れてもいい?

(凜々蝶)なっ。

(連勝)諦めてなかったんだ。

≪そんな恥ずかしいこと≫
≪でも負けたら御狐神君が≫
≪彼のために何かしたい≫

(野ばら)や~ねぇ。冗談よ。本気だけど。
(連勝)どっちだよ。

(凜々蝶)す。

(野ばら)えっ?

(凜々蝶)少しだけなら。
すぐ済ませろ。
(野ばら)ブ~~!  ・・・いい。幼女好き。

(野ばら)サイン? 書く 書く。何万枚でもなんの保証人でも。

(卍里)おい 俺にもサイン!

(連勝)じゃあ。お前らモノマネな。おもしろかったらサインしてやるよ。

(卍里)はあ!?

(凜々蝶)よし!
いいな やるからには勝つぞ。
(御狐神)はい。




。。。コック。
(丈太郎)おや?お嬢ちゃん。いらっしゃい。ん?俺かい? 俺の名前はジョー。

(丈太郎)場末のバーで働く子連れ狼さ。

(小太郎)お父さん。ここはバーじゃないよ。

(凜々蝶)も 申し訳ないがこれにサインを。

(丈太郎)ふっ。危ない話かい?いいぜ慣れてるさ。
(小太郎)それから 頼まれてもいないのにカクテル作らないでね。

(丈太郎)お嬢ちゃん。大人になったらまた来な。お嬢ちゃんに似合いのカクテル作ってやるよ。
(小太郎)お父さん。いいから 大根すりおろして。



。。。次に。卍里おもちゃに。
(凜々蝶)よし。サイン確保だ。ほかの従業員にも当たろう。
(御狐神)はい。


(卍里)はぁ はぁ はぁ!どっ どうだ!?
(連勝)う~ん まあまあかな。
(卍里)なんでだよ!

(残夏)まあまあかな。
(卍里)お前が言うな!

(野ばら)まっ。大目に見てあげるわ。はい。

(卍里)ふん!あっ。サインしてあるじゃねぇか!
(連勝)誰もサインしないなんて言ってないじゃん感想を言っただけで。
(卍里)お前ら。

(残夏)ほらほらっ。早くしないと負けちゃうよ~?
(卍里)覚えてろよ!
(残夏)ふふっ。



。。。
(凜々蝶)ほかの従業員たちは どこにいるのだろう?
(御狐神)順に回っていきましょう。


(ちの)うわっ!
(ちの)危なかった~。
。。。チビ娘。


(凜々蝶)なっ!

(ちの)よし。

(ちの)ふぅ~。踏まれるかと思った~。

(凜々蝶)ち  小さい。

(ちの)えへへっ コロボックルなんだ~。

(凜々蝶)あっ。

。。。メイド。
(ちの)狭いとこ掃除すんのに便利なんだよ~。
(凜々蝶)あぁ。
・・・ボインボイン。
(ちも)~あっ ちっちゃ~い。 ・・・・おっぱいが?
(凜々蝶)うっ!

(ちの)違うよ。ちっちゃいっていうのは胸のことじゃなくて。
・・・背のこと?



。。。メイド2
(あゆむ)ふぅ~。サインですって?
何よ?なんに使うのよ?
怪しいわね。嫌よ。だまされないわよ。私。
(御狐神)失礼いたします。
お仕事中このような遊びにおつきあいいただくのは忍びないのですが
悪用は決していたしません。この僕に誓ってお約束いたします。
ですから どうか。
。。。なんてことだと凜々蝶。ホストのような御狐神

(あゆむ)あ。しかたないわね。

(凜々蝶)「童辺」?
(あゆむ)そう。私、座敷童なの。私のこと置いてみる?
(御狐神)僕は十分 幸せですので。
。。。いらんいらんと首を振る凜々蝶。



。。。メイド3.無表情、
(幸蛇)ええ~? サインですか?はははっ。なんか芸能人みたいですねぇ。
(凜々蝶)メイド!?

(幸蛇)あっ。はい。メイドなんですよ。なぜか。 こりゃ参った ははははっ。
いや~ 会社員だったんですけど、クビになっちゃって。
不況の荒波にのまれちゃった? みたいな。 ははははっ。

(凜々蝶)原因は不況以外にもありそうだな。
この紙に サインをお願いします。

(幸蛇)はははっ。こりゃ辛口だ。妻にも言われましたよ。別居中なんですけどね?
 はははっ。あっ サイン? ん~ こんな感じ?

(幸蛇)いや~ 楽しそうだなぁ。私も交ぜて? なんちゃって。
「なんちゃって」って古いか。はははっ。ジェネレーションギャップ?
・・・おやじギャグ。マネキン?

(凜々蝶)明るい人だ。



(御狐神)凜々蝶様。当マンションのコンシェルジュを務めてくださってます。
猫月 誉さんです。

(凜々蝶)君たち、逆の方が合ってないか?

。。。壁に頭を猫月
(猫月)ドゴン!

(御狐神)とても奥ゆかしい方なので顔を見られるのが恥ずかしいそうです。

(凜々蝶)あの。
。。。サイン。
えっ。猫又!?

(御狐神)変化時には猫耳が付くそうです。
(凜々蝶)ええ~!?



(凜々蝶)あとは 髏々宮さんだけか。
そういえば、今朝から見かけないが。
(御狐神)とりあえずまだ見てない所を回ってみましょうか。
(凜々蝶)そうだな。



。。。探すが。
(凜々蝶)いない か。
ラウンジには やはりいないな。
(御狐神)3階へ上がってみましょう。



(凜々蝶)バーまであったのか。 って さっき下の階にいただろう!?

ふっ。大人になったらって言ったのにな。
気の早いお嬢ちゃんだ。

(凜々蝶)そして、話がかみ合わない。




。。。大浴場。
(凜々蝶)君は ここで待っててくれ。
(御狐神)はい。

・(野ばら)あら~? 凜々蝶ちゃん。

(凜々蝶)ん?

(ちの)あれ~?また会ったねぇ。

(野ばら)まだウォークラリー中?

(凜々蝶)そっ。そうだ!
髏々宮さんを捜しに。って じゃ  邪魔をしたな!

(野ばら)うふっ。そんなにてれなくてもいいのに。

(凜々蝶)いっ。いや しかし。




。。。屋上庭園。
(御狐神)凜々蝶様、お顔が赤いですが。大丈夫ですか?
(凜々蝶)大丈夫だ。 あっ。いた。

(御狐神)ん?
(卍里)あれは。




(残夏)そーたん!
?と凜々蝶・

(御狐神)先ほどぶりです。夏目さん。
(残夏)あぁ。 そーたんって意外とたくましい。

(凜々蝶)なっ。何をしているんだ。君! ウォークラリー中だぞ!?

。。。隠れる三人。
(残夏)しっ。 ちよたん。声大きい。
(凜々蝶)君も大きかっただろう。
(残家)のぞこうとしてんのがバレたら、渡狸 てれちゃうじゃな~い?

(凜々蝶)のぞく?

(残夏)んっふっふっ。




(渡狸)え~っと 帰って来ていきなりで悪ぃけど。ここに名前書いてくんねぇか。
(カルタ)うん。




(残夏)カルタちゃんにはあそこで待っててもらってたんだ。
(凜々蝶)待っててもらった?




(カルタ)こう? ん。
(渡狸)え~っとじゃあ。 
(カルタ)渡狸ずっと帰って来なかったから心配した。
(渡狸)悪ぃ。
実は土産がある。
。。。差し出す
もみじ饅頭。
(カルタ)はっ。



(残夏)渡狸、長く家を空けてたから心配かけちゃったって話しかけづらかったみたいなんだ。
何か きっかけでもないとね。
(凜々蝶)う。まさか。
(残夏)ところで 渡狸、家を空けて どこ行ってたと思う?
ぷぷ~! 修行だよ。修行!
好きな子守りたいんだって。
それは分かるけど。修行!? しかもカルタちゃん。守られなくたって強いのにね!ぷぷ~!

(凜々蝶)笑ってやるな。
ふん。つまり今回の勝負はこのために?

(残夏)んふふふ~。でもそれだけじゃないよ。
言ったでしょ。君のこと視えてるって。君はもっと他人と関わった方がいい。
ああ。

(残夏)まっとうに他人と関われる自分になるまではって言うけど
それは他人の中で傷つけたり、傷つけられたりして身に付くスキルさ。
(凜々蝶)君は。

(残夏)ん? 僕かい?
僕はちょっぴりおせっかいなみんなの残夏おにいさんだよ~!
モットーはみんな仲よく ってね。だから そーたん、もっと仲よくして~!

(御狐神)僕でよろしければ 喜んで。

(残夏)ほんと~?




。。。晩になって。
(ちの)かわいい子だよね。凜々蝶ちゃん。
(あゆむ)はぁ。 しゃぶりつきたいいい男。



。。。エレベータ
(御狐神)今日は私事につきあっていただき、ありがとうございました。
(凜々蝶)ふん。違うな。
夏目君の本当の目的は渡狸君と僕だ。
君につきあったわけじゃない。

≪ん? そういえば勝負は僕たちの勝ちということになったのに
 約束の知りたいことを聞いていない≫

《その不整脈の原因もね~》


ポーン(エレベーターの音)

≪不整脈の原因、詳しく聞きたかった≫

(御狐神)凜々蝶様。

(凜々蝶)えっ? あっ。

(御狐神)着きましたよ。
(凜々蝶)ふん。すまないな。


。。。閉まるドア。
(凜々蝶)なんのつもりだ?
(御狐神)心ここにあらずのようでしたので何か煩うことがおありなのかと。
僕でよろしければ伺いますが?
(凜々蝶)あ。ふん。煩うことなんてない。
(御狐神)そうですか。僕にはあります。
ほんの数日前までは一緒にいられるだけで幸せだったのに
日に日に、いえ、刻々と
わがままになってしまうのです。
夏目さんとなんのないしょ話をされていたのですか?
昨夜ぶりとはどういう意味でしょう?
なんて  犬の分際で嫉妬までしてしまうのですよ。
(凜々蝶)ち、  近い!
。。。慌てて下がる凜々蝶。
うわっ ううっ!
ドサッ!。。。こけるちびっこ。

(御狐神)凜々蝶様 大丈夫ですか!?



。。。家には行って。
・ガチャ(ドアの音)

(村井)キュ~ キュ~ キュ~!

・バタン(ドアの音)

。。。部屋の中へ。

ドクン
ドクン
ドクン


パチッ(スイッチの音)

「不整脈。不整脈と一般に呼ばれるものの多くは期外収縮のことを指すが
 それ以外にも頻脈性不整脈 除脈性不整脈」。

(村井)キュ~ クワ~

(凜々蝶)重い病気でなければいいが。

ドクン
♪~

。。。どきどきする凜々蝶。御狐神に。

ドクン
ドクン
ドクン
ドクン
ドクン




。。。気にする御狐神。

(御狐神)≪夏目さんが妖館で働いていたとは≫
余計なことを言わせないようにしないと。

・・・あやしいバニー夏目。
♪~

・・・夏目、渡狸をないがしろにしたED.
♪~
♪~
♪~



。。。屋上で、
ピピッ(メール送信音)
(蜻蛉)ふっ。



(丈太郎)夜のバーは人生のスクランブル交差点。
(小太郎)ここは朝の食堂だよ。お父さん。早く大根すりおろして。
(丈太郎)すり切れるほど疲れ果てた人間が一瞬のぬくもりを求めやってくるミッドナイトヘブン。
(小太郎)いいから、卵 ゆでちゃって。
(丈太郎)俺の卵は固ゆで卵。 ハードボイルドだぜ。
(小太郎) 次回 「妖狐×僕SS」 「春の蜻蛉」。
(丈太郎)ふっ。なんて、少しキザだったかな。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0