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三国演義 第40話 劉備の遺言 の感想 [三国演義]

・・・劉備、死して、あほが皇帝に。(アホは芝居だったの?)
   ここぞとばかりに出しゃばって孔明の策で退けられる曹丕の5軍。
   最期の呉軍はとう芝によって説得させられる。
   煮油を前にしてやってのける持説。

   南部での孟獲の反乱。それを討伐に行く孔明。若者を起用。
   馬謖「武器でなく心で戦う。」。。。今のあの国ではあり得ない?
   起用されなお老兵超雲と魏延、かってに動いてしまう。
   。。。今で言うと日本では九州のことか?
   


。。。白帝城

<孫権軍にやぶれた劉備は白帝城に入った>
<離宮で陰うつに暮らすうちに劉備は病に侵されていった>

(劉備)うう…。おお。
陛下

(たいこの音)
(劉備)どこで戦いが始まったのだ?
そうではございません。
あれは日暮れを知らせるたいこをたたいているのです。

。。。桃の花が咲いている。
♪~

。。。外に出る劉備。
   太鼓を見て。
(劉備)ん?

。。。太鼓をたたく劉備
(たいこの音)

(たいこの音)

。。降り出す雨。涙雨。
(雨音/たいこの音)

。。。控えている馬謖。


回想
《われら天に誓う!生まれた日はちがえども死す時は同じ日同じ時を願わん!》》
《次弟 関羽!三弟 張飛!》
《アニキ!》 
《兄上!》

(たいこの音)

(劉備)おお…うう…
。。。倒れる劉備
おお…うう…
(馬謖)陛下!
(劉備)丞相に…丞相に会わねばならぬ…



。。。駆けつける孔明
(馬が駆ける音)



(馬謖)丞相がご到着です。

(孔明)諸葛亮。ただ今まいりました。
(劉備)おお。丞相。ちかくへ…
(孔明)陛下…
(劉備)わたしは丞相の助けで皇帝となった。
だが忠告を聞かず敗北してしまった。
それにもう残された日々は長くない。
(孔明)いいえ…漢王室の復興はこれからですよ。陛下。
(劉備)丞相。うう…
。。。見ている馬謖

(劉備)下がっていてくれぬか御意

。。。下がる馬謖

(劉備)馬謖をどう思う?
(孔明)得がたい人物です。
(劉備)そう見せているだけのように思えるが…
それよりも、今日は私の本当の思いを聞いてもらいたい。
(孔明)おうかがいしますとも、陛下。
(劉備)丞相の才能を持ってすれば…国を治め大事をなしとげることができる。
皇太子が皇位に足るなら補佐してくれ。
その器でないとしたらその時は丞相が。
(孔明)あっ…
。。。ひかえる孔明
陛下。私は最後までお仕えいたします。
(劉備)丞相…

。。。劉備の子供達が
父上!父上!

(劉備)いいか、成都へ帰ったらかならず兄上にこう伝えなさい。
私が死んだのちは丞相を父と思い。言う事をききなさいと…
でも父上は死んだりなさらないでしょう?
(泣き声)
(劉備)ああ。さあ。丞相をお父さまと呼びなさい。

。。。孔明に父と
(2人)お父さま
(孔明)肝脳 地にまみれようとも、ご恩にお応えする覚悟です。
(劉備)ああ…うう…

(超雲)陛下!
(劉備)艱難辛苦の時をきみと…ともに乗り越えてきたが
今ここで別れることになろうとは。
われわれの友情は忘れないどうか…子どもたちをたのむぞ!
(超雲)陛下。この趙雲!
命にかえても約束をお守り申し上げます。
(劉備)うう…
(泣き声)
(皇子たち)父上…父上!
(うめき声)
。。。ことつきる

<紀元223年4月劉備は62歳で世を去った>
<同年 長男 劉禅が成都において皇帝に即位した>
・・・あほが立つ。


。。。曹丕と司馬懿、稽古?
やりあう。。。。しばちゅう。

(司馬懿)おお…
(曹丕)ハハハハハ!
(曹丕)陛下の詩がすばらしいことは以前から存じておりましたが剣術も
これほど優れておいでとは初めて知りました。。
(曹丕)文武ともに優れていなければ天下は治められぬ。
(司馬懿)おおせのとおりです。

(曹丕)ん?
(司馬懿)ん?

陛下。劉備は病死し、息子の劉禅が皇帝に即位したとの知らせです。
(曹丕)そうか!ハハハハ…劉備が死んだか。フン。
(司馬懿)劉禅が足場をかためる前に攻撃すれば蜀を一挙に平定できますぞ!
(曹丕)私も同じ考えだ。だがきっと賈クが反対するだろう昨日も言っていた。
「劉備が死んだとしてもまだ諸葛亮がいます」
「決して…軽々しく攻撃してはなりません」と…
(司馬懿)わたしには攻撃すべき時は来ていると思われます。
(曹丕)では諸葛亮の策略にはどう対処するのだ?
(司馬懿)中原の軍隊だけでは勝算は少のうございます。
そこで5つの大部隊を編成し、四方から攻め諸葛亮を幻惑するのです。
だが5つもの大部隊をどうやって編成する?
1つは遼西の羌族。もう1つは南蛮王 孟獲の軍勢。
この2つは金銭で動かせます。
(曹丕)フン。ヤツらは節操がないからな…で3つめは?
(司馬懿)孫権の軍勢です。
(曹丕)私の説得を聞くだろうか?
(司馬懿)蜀を征服したら領地を半分わけてやると約束すれば必ず聞くでしょう。
(曹丕)ふん…4つめは孟達か?
(司馬懿)はい。孟達は…投降してから手柄をたてる機会をまっています。
(曹丕)ハハハハ…まさにそのとおりだ、では最後の一部隊は?
(司馬懿)曹真を大将とし陽平関から攻め込みます!
(曹丕)よし。気に入った!実行せよ!
♪~


。。。五軍が攻め込む
羌族軍
孟獲軍
孫権軍
孟達軍
曹真軍



(劉禅)あ…ん?。。。あほがお。
陛下。丞相府へ行って参りましたが丞相には会えませんでした。
具合が悪く参上できないとのことです。
(劉禅)敵が5方向から攻めてきていることを言わなかったのか?
申しましたし、こう聞きました。
「劉備さまは丞相に陛下をたくされた」
「敵が5方向から来ているのに何をしている?」と
(劉禅)なんと返事したのだ?
「何も言うことはない」と…
(劉禅)丞相はなぜこの緊急事態に病気になるのだ…?ああ。



<劉禅は何度も諸葛亮を呼びに行かせたがみな門前払いされてしまった>
<あせった劉禅はついにみずから丞相府へおもむいた>

。。。丞相府の前に
ん?
陛下
(劉禅)シ~!ついてくるなわたしひとりで行く。
はっ

。。。
(劉禅)父上
(孔明)陛下…
。。。臣下の礼を孔明
(劉禅)父上。立ってください!あ…
ご病気ではなさそうですね
5つもの部隊が攻めてきたというのになぜ応えてくださらないのです?
(孔明)ハハハ…
(劉禅)ああ?
(孔明)4つはわたしがすでに退けました。
あとは孫権だけですがこれも退ける策がございます。
まだ誰をやって説得するか決めてはおりませんが…
フッ…


(孔明)羌族は馬超を尊敬しています。
そこで西平関には馬超を派遣しました。
ですから羌族兵については心配いりません。
(劉禅)…うん
(孔明)孟獲については魏延に陽動作戦をさせていますから軽々しく動かないはずです。
さて、陽平関を守っているのは趙雲将軍です。
ここは地形が険しいので守備をかためていれば、曹丕軍は撤退します。
また李厳は孟達の友人なので参戦しないよう手紙を書いてもらいました。
(劉禅)では 呉へ行って孫権を説得する役は誰にする?
(孔明)ううん。トウ芝です。



。。。トウ芝、呉へ赴く。



(孫権)曹丕が蜀攻略の4軍にわれわれも加勢するようにと言ってきたが
陸遜はほかの4軍の動きを静観すべきだという。
なので兵を起こしてはおらぬ。
(張昭)さすがは殿。
情報によりますとほかの4軍はすべて退却したということです。
(孫権)陸遜には先見の明があるな。
出兵したらまた蜀にうらまれたであろう。

蜀のトウ芝という方がお見えです。

(孫権)ん…?
諸葛亮はわれわれと魏の仲を裂くつもりだな。
(張昭)ええ。諸葛亮はわれわれが蜀に攻め込むのをおそれておりますから。
(孫権)われわれはどう対処したらよかろうか?
(張昭)ウム。大鍋に油を煮立てよけいなことを言いにくる者はここへ放り込むぞ
と言っておやりになればよろしい。
(孫権)ハハハハハ!ちぢみあがってすぐに帰ることであろう。


 トウ芝どの。お入りなされ!

。。。進むトウ芝

。。。油がはいっているところを通る、
(油が煮える音)
(トウ芝)フン

。。。孫権の前へ礼をする
(孫権)なぜ。ひざまずいて拝礼せぬ!
(トウ芝)私は皇帝の特使です。
ひざまずいての拝礼はいたしません。
(孫権)ぬう~ おまえは…「れきいき」の話を知らぬか。
他国へ行き口がすぎて熱した油に入れられた男だ!
(トウ芝)もちろん知っております。
(孫権)そうか。ならおまえも同じようにしてほしいということだな。
(トウ芝)ハハハハ…呉には賢者が多いと聞いていましたが。
わたし程度の学者をおそれておいでとは…
(孫権)ぶれいもの!わたしがおまえなどこわがると思うか!
(トウ芝)では、なぜわたしの話をお聞きにならないのです。
(孫権)おまえの考えはお見通しだ。諸葛亮に言われてわれわれと魏との仲を
裂こうというのであろう。
(トウ芝)それは誤解です。わたしは国の利害を説きにまいりました。
呉の王ともあろうお方が、たった1人の使者のために油などわかして
おどすほど度量がせまいとは知りませんでした。
(孫権)うう~…
フッ…。
トウ芝どのにいすを!

(孫権)どんな内容ですかな?先生お話しください。
(トウ芝)孫権さまは蜀と魏どちらと同盟を結びたいとお考えで?
(孫権)蜀を選びたいが…
蜀の…あるじはあまりにお若く、信頼するにははなはだ不安だ。
(トウ芝)ご心配にはおよびません。
わが蜀には天下の諸葛亮がおります。
一方、孫権さまも天下無双の英雄。
もし…たがいが手をむすべば三国がかなえの脚のように並び立つでしょう。
(孫権)ウーム…もし魏と同盟を結んだらどうなる。
(トウ芝)孫権さまは魏の臣下となり、王子も人質となることでしょう。
(孫権)もし、それはイヤだと言ったら?
(トウ芝)魏はかならず攻めてきます。
そうなれば蜀も流れには逆らえませんから呉を攻撃します…
(孫権)ふむ。
(トウ芝)もし、わたしの言うことがまちがいならば…
説得は失敗です。私は死ぬことにいたします。

。。。自ら油の煮えたぎる方へ向うトウ芝
(油が煮える音)

(孫権)まてっ!

(トウ芝)ん?
(孫権)先生のおっしゃるとおりだ!
わたしは蜀と同盟を結び魏と戦うぞ!

(トウ芝)さすがは孫権さま!


。。。油湯をどけて孫権。
(孫権)まだ聞きたいことがある。われわれが同盟をむすび魏をほろぼしたとする。
その時は…天下を二分するのか?
(トウ芝)なりません。
(孫権)なぜだ。
(トウ芝)天に2つの太陽も…国に2人の国王もないのです。
(孫権)では、いったいだれが皇帝になるのだ?
(トウ芝)それは孫権さまやわれらの王 劉禅。あるいはほかの王子たちが実力でお決めになれば
よいことです。
(孫権)ん!?…ハッハッハッハ!
きみは正直でよい!


<トウ芝は諸葛亮に与えられた使命をはたし。成都に帰還した>
<そのころ蜀の南では、南蛮王孟獲が反乱をおこしていた>
<南部の住民をまもり後方を固めるため諸葛亮は反対を押し切り、
 みずから大軍を率いて孟獲を征伐すべく出発した>


(音楽/笑い声)
大王!たいへんです!
(孟獲)ん?
わが同盟軍は諸葛亮に大敗を喫し投降しました。
現在 諸葛亮の…先鋒が接近しています!
(孟獲)なにっ!
大王。祝融夫人の料理をただ食いできません。
われら三洞元帥が諸葛亮をいけどりにしてきます。
(孟獲)ようし。では祝融にはおまえたちのために祝勝会の用意をさせておくぞ!
祝融夫人。わしらが諸葛亮をいけどりにしてきたら舞を舞ってくださらぬか?
(祝融夫人)いいわ。
(孟獲)なんでも諸葛亮は琴をひくのがうまいそうだ。
ちょうどいい祝融の横で伴奏させよう。
(笑い声)


。。。孔明の陣
(馬謖)丞相!
(孔明)馬謖か…
(馬謖)陛下のご命令により慰労の品を届けにまいりました。
(孔明)ご苦労。そこにすわりなさい。
いいところへ来た。このたびの遠征についてきみの考えを聞きたいのだが。
(馬謖)このところ孟獲はたえず反抗し、今日 鎮圧してもまた明日暴れるという
具合です。この状況はわれわれが曹丕討伐に向かうさまたげになっています。
(孔明)では、きみはどうすればよいと思う?
(馬謖)城を攻めるより心を攻めよ です。
武器でなく心で戦う。
孟獲を心で服従させれば反乱は起こりません。
(孔明)よくぞ申したな。この件はきみにまかせよう。
(馬謖)ご信任いただき感謝いたします。


。。。やってくる超雲と魏延
(2人)丞相!
(孔明)お二人そろって何事ですか?
(超雲)われわれを…先鋒に…任命されながら、なぜ…
王平と馬忠を孟獲征伐に行かせるのですか。
(孔明)お二人が百戦錬磨だということは承知していますが…
なにぶんお年をめされているゆえ、不案内な土地での戦いはさけた方が良いかと


。。。実力行使をする2人
(魏延)丞相はわれわれではなく後輩を用いようとされている。
こうなったら、われわれだけで山に入り敵兵を何人かつかまえて本拠地に連れていきましょう。
(魏延)われらの力をお見せするのです!


。。。夜襲。狙っている超雲
(超雲)あ?

敵が川沿いを

。。。出てくる魏延
うあっ!(馬の鳴き声)

(魏延)フン
アーイヤ~!!
やあ。
ああっ!!
ああっ!!
(うめき声)

。。。にげあどう敵兵
あっ!

。。。背後に超雲
(超雲)フン!


。。。敵を捕虜にして
(超雲)おまえたちはまだ孟獲の言うことを聞き反抗するか?
いいえ。わたしたちはみなただの農民にすぎません。
金環三結にむりやりつれだされて戦わされているだけなのです。
(魏延)で、その金環三結はどこにいる!
八臘山です。わたしたちは様子を探ってくるようにとそこから派遣されてきたのです。
(超雲)おまえたち、村へ帰りたいか?
そりゃあ。もちろんですよ。家族が待っています。
(超雲)よし!まずは腹いっぱい食え。その後金環三結の所へつれていけ。
ヤツをつかまえたらおまえたちにほうびをやる
家に帰って農民にもどるのだ。
将軍!
ありがとうございます。
ありがとうございます!

(超雲・魏延)…ウム


次回「南蛮王・孟獲」
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