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戦国BASARA弐 第1話 乱世再び! 裂界武帝・豊臣秀吉降臨! [戦国BASARA弐]

真田幸村、伊達に破れる。
信玄と謙信、戦いをやめる。

やってくる豊臣秀吉。半兵衛が語る。
包囲される信玄と謙信の軍。
弓を秀吉に放つが、返り討ちに。

(秀吉)我が名は 豊臣秀吉。我の前に屈し我のもとで
一つとなれ。強き兵としてこの国を 富めんがために!

正宗、秀吉と戦う。

(半兵衛)希代の名将。甲斐の虎 越後の軍神そして 奥州の独眼竜…。
少しもったいないけどつぶすしかなさそうだ。
(秀吉)かまわぬ。我らが欲するは 兵のみ。

いく正宗。秀吉に。。。加勢する小十郎。

撤退を始める三軍。

(半兵衛)追わなくていい!

天へのひかりが閉じる。

タタッ タタッ タタッ タタッ…(馬の足音)
(ナレーション)<今また 乱世の幕が上がる>
<天下を狙う兵たちがより熱き心と裂き刃を携え今 戦場へと帰って来た>

(慶次)くっ… オレってやつはまた肝心なとき
秀吉…お前!
<時は群雄割拠の戦国時代>

・・・長いんだよ前ふりが。
   へたれのアホ家康は?(さっさと早く死ね)


慶次と利家
(慶次)どうして豊臣なんかに付いたんだ? 利。
(利家)んん…。
(慶次)京で噂を聞きつけててっきり川中島にいるものと大慌てで
駆けつけたんだ。もしあの骸の中に二人がいたらオレは…。
♪~
(利家)秀吉殿に共感したのだ。
あっ…。
(利家)日ノ本は弱き国となってしまった…
天下布武を掲げた織田信長様の忌むべき所業によって…。
♪~
(利家)そこには我々もいた。
豊臣は日ノ本を強く豊かにしようとしておる。
国同士が争い合うのではなく。皆が一つとなって頑張ろうというのだ。
お前の帰りを待っていた。
あっ…。
(利家)力を貸してくれ 慶次。お前は 秀吉殿とは 旧知の仲親友であろう。
(慶次)昔のことだよ。いつか こんな日が来るんじゃないかと思っていた。
けど、まさか利がそんなことを言いだすなんて思わなかったよ。
まつねえちゃんはそれでいいのかい?
日ノ本を強くするったって。そのために秀吉が今やってることは…。
(まつ)中立を貫く道もあったでしょう。けれど 犬千代様はそれを潔しとしなかったのです。
利が決めたことには従うってことかい?
(まつ)それが武門の妻のあるべき姿。
(利家)秀吉殿は愛する人を失っても悲しみにくじけることなく一途な志を胸に…。
それがしとて もしも まつを…。
秀吉殿はまつを失ったそれがしだ。
(慶次)くっ…。
(まつ)犬千代様…。
慶次。分かってくれ。あっ…。
・・・たちあがる慶次。
(まつ)あっ。どこへ行くのです?慶次!
せめて夕げを食べていきなさい。あなたの好きな物ばかり作ったのですよ。
(慶次)食いたかったけど…またにさせてもらうよ。
(利家)慶次…。
(慶次)利。豊臣は次にどこを攻めるんだ?
(利家)それは… 言えん。
(慶次)ふっ… そりゃそうだ。


甲斐
(佐助)豊臣が潜伏侵略を発動させました。面目ないっす。完全に欺かれました。
やつらはかなり前から周到に各軍に伏兵を。
(信玄)宇都宮と小田原を取られたか…。

タッタッタッ…(足音)
(幸村)お館様!
このうえは大坂を攻めるよりほかございますまい!
川中島では不意を突かれましたが。我らが最強の武田騎馬軍団、万全を期して
臨みさえいたせば十分に勝機はござい… うぅ~!
ゴン!
(信玄)ばか者が!
ぐわぁ~!
旧宇都宮… 北条領を奪われた今うかつに甲斐を留守にいたせばどうなるか
たやすく察せられよう。
な… なればこそ豊臣が油断いたしておるところを…。
ぶわぁ~~!
(信玄)それこそが 豊臣の思うつぼ!
みすみす乗らば破滅を招くであろう。
では、ただ座して豊臣に責められるを待てと申されるのですか!?
(信玄)はやるでないわっ!
うわぁ~~~!!
ドスン!
ぶほっ!ああぁ~…。
(信玄)幸村よ。貴様の心中は察しておる。独眼竜に不覚を取り。
また豊臣の出現がなければ、彼奴に完全なる敗北を喫していたであろうこと。
二重の屈辱であろう。
はぁ…。
申し訳ございませぬ。お館様。
それがし。ばん回と更なる精進の場を求めるあまり…。
(信玄)その心をまず抑えることこそが肝要。
一度、死んでいたはずの身ならばなおのこと煩悶を捨て、しかと目を見開くがよい。
心得ましてございます。
(信玄)西の動きはどうじゃ?佐助。
(佐助)安芸の毛利と豊臣方が接触を重ねているようです。
(信玄)んん~ 同盟か…。
(佐助)おそらく。大所帯となって身動きが取りにくい毛利と
手っとり早く勢力を広げられる豊臣の利害は一致する。
毛利としては、そろそろ四国の長曾我部と雌雄を決したいところでもあるでしょうし。
(信玄)となれば…。
(幸村)やはり大坂を攻め落とす以外ございませぬ…。
(信玄)たわけがぁ!
おわぁ~~!
ふん!
(信玄)なぜ狭い視野でしか物を見ぬ!その時点ですでに豊臣に敗北しておるぞ!
毛利領を統合いたせばはや豊臣の所領は…日ノ本の半分にまで達しまするぞ!
(信玄)んん~!むん!ばか者がぁ!しょせんはいまだ半分に過ぎぬわぁ~!どわぁ~~
あぁ~…。
・・・星になっても帰ってくる。ギャグか?
(信玄)貴様はせんだっての敗走から何も得ておらぬ。
囲まれた中に活路が見いだせぬときはなんとする?
囲みの… 外へ?
(信玄)うむ。西へ向かうのじゃ。
西とは瀬戸内… いや、更に西へでございますか?
(信玄)うむ。九州はいまだ豊臣の手に落ちてはおらぬ。
最南端の薩摩にその侵略を阻む勢力があると聞く。
なんと…。
わしの名代として薩摩へ赴きその者たちとともに九州の地を守り。
しかる後に西から豊臣・毛利を攻めよ。
あっ…。お館様!
我らを囲んだと思い込んでおる豊臣を逆に挟み撃つのでございますね。
(信玄)事が成るまでわしは甲斐を動かぬ。
すべてはお前の働きしだい。
お館様!この幸村。必ずやご期待に応えてみせまする。
(信玄)さして暇なきことも忘れるでないぞ。
はっ!心得ておりまする!
幸村ぁ~!
お館様ぁ~!
幸村ぁ~~!
お館様~!
(信玄)幸村~!
お館様!
(信玄)幸村~!
・・・根性のいれ合い。耳に栓をする佐助。


伊達
宇都宮と小田原が陥とされるたぁ。武田のおっさんは何してやがったんだ。
(小十郎)甲斐の虎の目が直接届かぬ武田領を伏兵が同時多発的に攻めたものと。
加えて安芸の毛利元就が豊臣と手を結ばんとしているとの由。
ええっ?
えっ…。
(小十郎)しかしながら、我々にとって目下の懸案は平定した周辺国に不穏な動きがあることです。
その潜伏侵略ってやつがこの奥州でも始まりやがるってことか。
(小十郎)さよう。すぐにでも大坂へ攻め上りたいお気持ちは察しまするが
留守に足もとをすくわれてはかないませぬ。周辺国の動きを見定め
事によっては再度平定の戦をせねばなりますまい。
Troublesome.まどろっこしい連中だぜ。
あるいは、伏兵はすでに…。
(兵士たち)あっ…。
(小十郎)武田・上杉の動向のみならず。
再び川中島へ割り込まんとした伊達の動きまで豊臣はつかんでおりました。
この軍議の場におらぬかぎり得られるはずのない情報です。
(良直)んん~?
(孫兵衛)オ… オレじゃねぇし!
(良直)んんっ!
(文七郎)えっ!? 違いますって!
豊臣は川中島で事を決するつもりでいやがった。
スパイ野郎の役目がひとまずそこまでだったとすりゃあ…。
(小十郎)いえ。おそらくあの竹中半兵衛という男。ならぬ場合を見越してもおるはず。
引き続き紛れ込ませておるものと。
だったらあぶり出すか?
(小十郎)身内に手荒なまねは気が引けまするが…早速、明日にでも。
はぁ…しかたねぇな。
(兵士たち)ひぃ~…。


(小十郎)夜陰に乗じて逃げ出す者はなしか…。
思い過ごしか腹をくくっていやがるのか。

(半兵衛)随分、優しい顔をするんだね。僕たちの完ぺきな包囲を破り
窮鼠の群れに等しかった三国数万の軍勢に見事退路を開かせた伊達の軍師。
竜の右目のそれが素顔というわけかい?
(小十郎)ああ。竹中半兵衛。
(半兵衛)国もとにいるときの君は夜床に就く前に必ずここへ来る。そうだろう?
政宗君と君の日課はひととおり彼から聞いているんだよ。
(伊達兵)ふん!
(2人)片倉様!
(小十郎)おめぇ!
♪~
(小十郎)竹中!てめぇ…。
(半兵衛)取り引きをしよう。片倉君。
(小十郎)なあ。ああ。
(半兵衛)君に豊臣の一員になってもらいたい。
(小十郎)何?
(半兵衛)ふふっ。


次回「失われた右目 切り裂かれた竜の背中!」
(半兵衛)お別れの時間が来たようだ。次回もまた見てくれたまえ。
そして君たちも豊臣の前にひざまずくがいい。
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