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ハヤテのごとく!!  #11 ヒナ祭りの頃に [ハヤテのごとく!!]

最初からヒナギクの夢のなか
ハヤテが、
ハヤテ「お誕生日おめでとうございます。ヒナギクさん」
「う、ハヤテ君」花束を持ってきている。
「ヒナギクさん、16歳の誕生日どんなプレゼントが
 いいかずっと考えていました。」
花束をもらう彼女
「あ。どうも」
「そして、考えた結果」
ハヤテが、ヒナギクに顔を近づける。
「ぼくからのプレゼントは」
「は」
唇がふれそうに。。。
そこで、目覚ましが鳴る。起されるヒナギク

   --3月1日--

。。。ま、とうぜんう夢オチなわけでしてね。

「ううん。我ながら、なんて頭の悪い夢なのかしら。
 まったく毎晩毎晩わたしときたら。」
・・・フロイトでは夢は、願望の表れ。

。。。そんな悩み多き少女ヒナギクの朝
   ヒナギクの誕生日はちかーい。

学園の生徒会へゆくヒナギク
。。。最近自分はどうかしていると思う。
   毎晩毎晩一人の男の子ことが気になっている。
   そうのせいかあらゆることが上の空で気持ちが
   落ち着かない。
   こんなことは今までになかった。
   もしかして、これは。恋
       なぜか、富士山と鯉が?
その鯉にパンチをくらわすヒナギク。
「なーい。ない。あるわけがない。そんなこと断じて。
 でも気にしているのは確かだ。
 そして気になる点があるとしたら。あの一点。」
。。。ねえ。お姉ちゃん。お父さんとお母さんはどこ?
「気になっていることに訳あるなら。」
ハヤテ「あれ。ヒナギクさんじゃないですか。」
「はあ。わたしの後ろをとるとはやるじゃない。」
かまえるヒナ。ナギとハヤテ、唖然。
ナギ「ああ」
ハヤテ「いやあ。国籍不明のスナイパーじゃあないんですから。」
「それにしては、あなたたちにしては、遅い帰りね。」
「ええ、お嬢様が実習室で僕の勉強を見ていてくれたん
 ですよ。」
「勉強って。綾崎くん、そんなに成績悪いの?」
「あ、はい。おはずかしい話なんですが、進級さえあやうい状況
 でして」
「ちょっと、それ大丈夫なの。かなりまずいんじゃない。」
「ええ。本当ですよね。」
ナギ「ああ」
「全然大丈夫でなくて、そうしましょう。」
「いや。どうしましょうって」
「ああ。あ」

ヒナギクがあつい闘気を出している。
。。。なんでわたしがこの人の夢を毎晩みているのかしら
   夢でうなされ気をとられ。
   頭を悩ましているというのに。

ナギとハヤテがびっくりしている。なに

   まったくこの男はたよりない
   しゃっきとしなさいよ。

ナギ「ハヤテ。おまえ、また何かしたのか?」
「した覚えないのですが。したのかもしれません。
 いや、きっとしたにちがいません。」

怒り最大ヒナギク
ヒナ「とにかく。落第なんかになったら、許さないわよ」
「はい」

「お嬢様。ぼく思うですが、このままではまずいきがするの
 ですよ。」
「おお。おお、そうだな。」
「ちょっと、謝ってきてもいいですか?」
「いいけど、なにをだ。」
ふたりで、謝る理由がわからずに凍っている。
「わかりません。わかりませんが、男として、
 なにをあやまるかは、どげさしてから、
 考えます。」
「おお、ハヤテがかっこいいかっこで、
 すごいかっこわるいことを言っている。」
ヒナギクを追いかけるハヤテ。

ヒナギク
。。。やっぱりわたしの思い過ごしだわ。
   ハヤテ君のことが気になっているなんてあるわけがないわ
おさないヒナギク ・・・・?
   いや、気になっていることがあるとしたら、
「う。綾崎君」
「ああ、あっと、えっと。その」
ヒナギク。。。気になっているとしたら一つだけ
「ねえ、綾崎君。一つだけ聞いていい。」
「え、なんですか?」
「あなたのご両親が借金を押しつけていなくなったとき、
 どう思った。」
「ええ、いや、どおって。ひどい親だなって。
 こんな人でなしほかにいないっていうか。
 人間失格ですよね。」
「理由が。理由があったんじゃないかって。
 思わなかった。」
「理由ですか?」
「そうよ。あんなにやさしかったのに突然しなくなるなんて、
 なにかしかたない理由が。理由が」
「そんなのないですよ。あったとしっても逃げたことに
 かわりないし。」
「そうね、ごめんなさいね。変なことを聞いて。」

ヒナギク去る。
。。。どんなこたえを期待していたのだろう。
   聞いたところでしかたないのに。

。。。こととき少年は思った。今、全力でこの少女に言わなければ
   ならないことがあると。
   ここで言わなければなにもかも終わってしまうと。
   いう予感が少年にはしたあから。

「ヒナギクさん」
「な。なに。」
「へ。いや、その、あの。ですから。」
「ですから?」
。。。ぼくが言うべきこと。ぼくがここで言うべきこと。
   どげさでなく。いま、ヒナギクさんにいわないといけない
   ことそれは。
「あ」
「う」
「あ、なに」ヒナ、顔が赤くなる。
「う」
見つめあう二人。ヒナギク、顔をそむける。
「う」
「くじらといるかの違いは大きさだけなんですよ。」
ちいさく隅にたたずむヒナギク「へ、だからなに」
「え、いや、だからその。励まそうとしたんですけど。」

。。。言うべきこととはトリビアではなかったあ。

「励ます手段が豆知識だったんだ。」
「うわああ。そんな人が殺せる冷たい視線を浴びせないでくださう。」
いじいじするハヤテ。
ヒナギク。。。気になるわけはなにか?
「う」
「あ」
ヒナギク。。。そんなことさえどうでもいい気がしてきた。
ハヤテ「うう」


   --3月2日--
咲夜「なんやこれ。あしたがひな祭りだから、かざるんは
   わかるけど。これおヒナ様が二つあるぜ。」
伊澄「むやみに触ってはだめよ。咲夜
   それは呪いのひな人形。へたにさわって封印が解けたら
   たいへんなことになるわ。」
すでに咲夜は、ひな人形をさわりにいく。首を触っている。
「ううん。呪いのひな人形ねえ。うわあ」首をもぎ取る。「あれ」
伊澄「特に首をもいではだめよ。」・・・言うのか遅かった
  「首をもぐと、封印が解けて、この辺で一番運のない人に
   恐るべきのろいがかかるから。」
・・・一番運のない人とは? ハ ヤ テ
伊澄の目が、咲夜の手元のもがれたひな人形の首に
伊澄「もおおお」
咲夜「ごめーん」なみだを流している。


三千院家にて
高級時計が目にとまるハヤテ「う、なんすか。この時計は?」
マリア「ヒナギクさんの誕生日プレゼントにと。ナギが」
ナギ「執事のお前がわたすのに。
   主のわたしが、わたさんわけにはいかんだろう。」
ハヤテ「ちなみにお値段は?」
「ほんの30万くらいだよ。」
「す、すみません。ほんとうにぼくのせいで」
「本当にな。
 ハヤテのせいで。
 たいした額ではないとはいえ。
 ほんとうに余計な出費だ。」
ナギの顔が、ハヤテにあっぷになるまでちかづく。
マリア「まあまあ。ハヤテ君がプレゼントをあげるのが
    気に入らないから、そんなにいじめなくても。」
ハヤテ「ああ」
「まあいい。でも忘れるなよ。ハヤテなんてわたしがいなかったら
 宇宙一運のないおとこなんだから。」

宇宙の情景が。。。
そして、どこかの星が崩壊する。

ハヤテ「え、なんですか。今の効果は」
「さああ、演出ミスかなんかではないか。」
マリア「あははは」

ハヤテ「じゃあとりあえずぼく。」
メイド姿のハヤテ。「掃除に戻りますね。」
ナギとマリアの目が点になる。ドキドキする。
ナギ「あ」
マリア「ええ」
ナギ「マリア、今何かおそろしいものが。」
マリア「えっと、ちょっと疲れていんでしょうか?」

ハヤテ「あははは」

。。。突然変身してしまったハヤテ。
   その姿はメイドのごとくっていうかメイドそのもの
   マニアックなことを期待させつつ後半に続く。


ハヤテ、メイド姿で窓を拭いている。
ナギとマリアがそれを隠れて観察する。
ナギ「どう思う。マリア」
「どうって。そりゃあ。ハヤテ君のなにかでなにかが目覚めたと
 しか。」
ナギが顔を赤くする。
「似合っているので、問題ないといえば、問題ないが。」
「うへえ。とにかく込み入った話になりそうなので、ナギは部屋に」
「うむ。たのむ。ただ、わたし的にはありだと伝えといてくれ。」
マリア、???・・・そんな趣味もあるのか。
「まあ、わかりました。」

「ハヤテ君」
「あ、はい。なんですか。マリアさん」
「えっと、ハヤテ君は自分は人と違うなって思ったことありません。
 たとえば、その。ご自分の趣味とかあ」マリア、視線を背ける。
「は、趣味ですか。う~ん、そうですね。
 ぼくは至って普通だと思いますけが、けどたとえ人と違った趣味でも
 自分がすきなら胸をはって、やるべきだと思いますよ。」
マリア、それに困った顔。・・・すでにそんな固い決意とは
「ま、まあ、ナギもわたしも全然平気ですから、そのう。
 ハヤテ君がそういう服をきるのが趣味でも。その。は」
ハヤテ、満足そうな笑み。

なぜか、アルプスにいるメイドのハヤテ。
・・・かわいい。

ハヤテ、やっと気づく。「ぬわあああ。なんですか。これは?
マリアさん、どうしてぼくにメイド服を?」
マリア「わたしじゃありません。わたしじゃ。」
「ひどいですお。」
咲夜「あははは。遅かったようやな。」
伊澄「ですね。」
ハヤテ「伊澄さん。それに咲夜さんも。」あせあせ。


ハヤテ「はあ、ひな人形ののろい」
伊澄「ええ、むかしむかい女装にあこがれる人形職人が、
 城に使えていたんですが、あるとき、
 気がついたときにお内裏さまに十二単を
 怒る殿様
 それがちょーきもいと話題沸騰、そして運悪く横領事件も
 発覚し、職人は斬首。
  ああ、一度でいいから女の着物を着たかった。
 そして、そのお強いおもいが呪いとなって、運の悪いものを
 女装させるようになったのです。」
「ああ」
マリア「横領って、あまり同情できる話じゃありませんね。」
「ああ
 でも、なんでよりによってメイド服なんですか?」
伊澄「それはおそらくその職人の趣味です。」
「うう」
「たぶんハヤテ君には似合うと思ったんですよ。」
咲夜「確かにええセンスではあるな。」
伊澄「でも、見とれているばかりでは困ります。
   ひな祭りがおわるまでにのろいをとかないと」
「とかないと」
「一生女装が好きな男の子になってしまいます。」
隅に小さくなるハヤテ「微妙な野呂ですね。」
「ええ」
・・・・・・・・・・・・・べつにどうでもいいんじゅあない。
「呪いを解く方法はあるんですか?」
「はい。それは、ひな壇のおひな様。つまり、このへんで一番の
 高い建物の主を倒すことです。」

学院の時計の上段の生徒会室。その主
ヒナギク
。。。たとえば、たとえばの話だ。
   そんあことは100歩、200歩、いやもっともっとずっと
   ゆずってあり得ないことだけど。たとえの話の一つとして
   わたしが、ハヤテ君を好きだとしょう。
    (かあああ。)
   だから、あくまで仮定。仮定の話として
   もし億が一そういうことだとしても
   わたしは約束した。応援すると
   だから。

幽霊神父「ずいぶんと悩んでいるようなね。」
「う。ああ。あなたは。あのときの神父さん。」
「わたしの姿が見えているのなら、せっかくなので
 神父らしく相談にのるが。」
「そんなあ。そうだんなんてえ。」
「人は一生にできることはそう多くないから、
 悩みより行動する方がいい。」
「なああ。」
「それでもなにを悩んでいるかわからないときは、
 目を閉じて考えてみるといい。
 自分の心に素直になれば、なすべきことは
 見えてくるはずだ。」
ヒナギク  神父の言うことを聞き入れる
。。。自分の心に素直になれば (目を閉じる)


ハヤテ「しかし、この辺で一番高い場所って、もしかして、白皇の」
伊澄「ガーデンゲートでしょうね。」
「ってことは、ひな壇の主って」
「生徒会会長さんってことになるでしょう。」
・・・ヒナギク。
咲夜「よかったなあ。知り合いなら、事情を説明すれば、
   わざと負けてくれるだろう。」
「ええ。とてもいい人だから、大丈夫だと思います。
 まあでもこの姿であうのは、はずかしいですけど。
 他の生徒に見られるのもあれなので、夜にでも
 生徒会室に来てもらって。」
マリア「ですが、ハヤテ君」
「あ」
マリア「明日の夜は、白皇学園は5つの伝統行事一つ。
   ”ひな祭り祭り”があるので、夜も人がいっぱいですよ。」
ハヤテ「ああ、そんなに人が。」
「あ、はい。結構」
「ひな壇の上で倒さないと呪いは?」
伊澄「とけません。」
「ああ、でもいつまでもこんあかっこうをしているわけには
 いかないので、早く元に戻れるようにがんばります。」
咲夜「ううん。でもなあ。びっくりするほど似おてるんだから
  無理せんでもええんちゃうの。」
「いいわけないじゃないですか。」
「でも意外と好評だし。」
伊澄、うなずく。「うん」
マリア「まあ」
「マリアさんまで、同意しないでください。」
マリア「あはは」
咲夜「それに、さっきからうち、疑問なやけど。
   自分スカートの中はどないなてるん。」
ハヤテ、動揺する。ドキ
「なにがいいたいんですか。」
咲夜「いや、だから。ほらあ。ちょっといいからあ。」
咲夜、目が赤く輝く。スカートめくり。
「うわああ」
「いいやねんか」
「そんあことしたら。ぼくは。ぼくは。」
「ごめん。ごめん。うちが悪かった。
 まあ、これはうちのせいやし、手伝わせてもらうわ。
 な、伊澄さん。」
伊澄「ええ、生徒会長さんには、わたしから説明さして
  もらいます。」
「本当によろしくお願いいたしますね。」


屋敷
マリアとハヤテ
「はあ、とんでもないことになっちゃったなあ。」
「まあ、そうですね。とにかく、事情が把握できたましたけど」
「けど」
「あ、そんな非科学的ないいわけを考えなくても、
 女装がしたいなら、したいって言ってくれれば、
 わたしがそのう。」
ハヤテ、そんな趣味ないといわんばかり。
「いやいや、そのう。事情が把握できてませんよ。
 マリアさん」
「まあ。つかれているときは、気分転換も。ねえ」笑顔のマリア
。。。ねえって、じゃあなくて。
   これで明日、ヒナギクさんが負けてくれなくれば、
   ぼくは一生マリアさんに。
   いや、大丈夫。きっと、ヒナギクさんはきっと
   負けてくれるはず。


幽霊神父とヒナギク
ヒナギク「自分の心に素直になれば、この心のもやもやの
   原因がわかるの。」
「ああ。すべての迷いをとりされば、自ずと見えてくるはずだ。
 自分の心が本当に望むものが。」
ヒナギク。。。自分の心が望むもの。
       わたしの心が本当に望むものは。
ヒナギクの目が開かれる。
「う。あ。わかったわ。」
「わかったかね。」
「そうして今までこの簡単な気持ちに気づかなかったのかしら。」
「人は自分の素直な気持ちを認めるのは難しい。
 しかし、それが恋心という。。。」
「決着がついてないからよ。」
「決着」
「そう」
「あのうやむやにおわった勝負の決着。
 あの決着がついてなかったからもやもやしてたんだわ。」
ばあああとひかるヒナギク。
「斬新な結論だな。」
「そっかそっかおかしいと思ったのよねえ。
 勝ち逃げみたいになっているから、もんもんとなったのね。
 うん。」
伊澄「あ。あの」
「うん」
ヒナギク「あなたは、確か。」
伊澄「ハヤテ様からこれを。」
伊澄、手紙で差し出す。
「なに、手紙」
「はい。うまく説明できないので、要点を文章にしてみました。」
「へえ、どれどれ。ええ」
・・・あははは、単刀直入すぎて、果たし状。
   理由が書いてないよ。普通に会話して話せよ。
   伊澄さん。ハヤテを負けさせるつもりか。

明日夜九時
二人きりで
白皇学園時計塔
最上階んて待つ
勝負してください
(武器持参)
勝つのは
ハヤテ様

伊澄「えっと。そのう。くわしくは現地で」オロオロする
「なに。なるほど果たし状ね。さすが、三千院家の執事。
 こちらの心をすでにおみとおしだったとは。」
「え。いえ。そうじゃなくて。」
「でも勝つのはわたしよ。お互い正々堂々と戦いましょう。」
伊澄「え、いえ。負けてもらないと。そのう。」オロオロする。
神父「本心に気づくのも。伝えるのもむずかしいなあ。」
・・・うまいこと行きません本当に。


   --3月3日--
。。。そして3月3日。ひな祭り祭りの当日がやってきたあ。
屋台が出ている学園内。
ハヤテ、咲夜、ワタル
ハヤテ「ううん。確かにこれはかなりの規模ですね。
    この中を誰にもみられずに時計塔に侵入するのは
    至難の業ですね。」
咲夜「せやけど、なんやねん。そのかっこうは?」
ワタル「それより、伊澄は?おれ、伊澄呼ばれて来たんだけど」
咲夜「ああ、一緒にきとんたんやとけど、ワンカットも一緒に
   いるまもなく迷子や。」
伊澄、どこかでオロオロしている。
ハヤテ「記録、更新ですね。
    しかし、このひな祭り祭りって、なんなんですか?
    前のマラソン大会と比べてずいぶん楽しそうですが。」
ワタル「そりゃあ5大行事のすべてが全部やばいこと
    じゃないだろう。
    バレンタインデーの逆でさあ。男が、女を誘って
    一緒に踊って思い出を作る祭りなんだとさ。
    まあ。学園末のお祭りでもあるから、
    最後の思い出づくりってわけさ。」
ハヤテ「最後」
ワタル「試験で赤点とって、退学になるやつも。」
ハヤテ「地味にいやな行事ですね。
    まあ、ここを突破しないことには、
    ぼくの明日がないので、なんとしても九時までに
    時計塔へ」
かっこよく、決めるハヤテ
瀬川「何してるの?ハヤタ君」
「なああああ。瀬川さん」
「あれ、なにそのコート、中のコスプレ。」
「な、なんでもないすよ。隠し事とかはなにもないので。」
・・・自分でばらしている。
「ほえ、隠し事」
「ええ」
「ううん。ああ」頭からタヌキの耳が出る。
「ハヤタ君、だめだよ。この真夏にコードなんか着ちゃあ。」
「いえ、今は3月なので。」
瀬川、ハヤテに速攻で走り出す。
「その下、どうなってんの。見せてえ。」
「うわああ。だめです。」
「なんでー」
それを他人事のように見ている咲夜とワタル。
咲夜「いってもうたなあ。」
ワタル「で、あの下どうなってんや。」


校舎内に逃げ込むハヤテ
「何とか逃げ切れたかな。」
虎鉄「くそ、男も女も祭りだからってうかれやがって、
 なあ、どこかに転がっていないのか。運命」
虎鉄、ハヤテをはね飛ばす。
「ああ、すいません。ああ」
そこには、メイドのハヤテが「痛い」
「運命がきた。うおおお。お名前はなんですか。お嬢さん。」
「え、名前は。綾崎は」
「綾崎は。なんですか。」
「だからそのう。ぬああ。あ」
「綾崎ハーマイオニです。」
「ま、魔法使いみたいな名前ですね。」・・・そういう時期だったか?
。。。う、いかん。この姿を人に見られとは。
   幸い女の子と見られているのでいいけど。
   男とばれたら

。。。女装とばれたら、夜な夜な学校にくる変態ってか。

。。。な、だめだ。そんな、勘違いを許すわけにはいかない。
   無難にごまかして。一刻も早くここを離れないと。

「じゃあ。ちょっよ忙しいで」
「な、待ってください。」
「なにか。」
「え、いや。わたしと一緒に踊ってくれませんか。」
。。。絶対にいやです。
「もう行かなくてはならないので、他の人をどうぞ。」
「ああ、そんなに冷たくあしらわなくても。
 だが、それがいい。」
「どっちなんですか。」
「ああ、わたしは本気なんです。わたしはあなたのことが
 好きになってしまったんです。」
「ええ」


時間が7時30分
ヒナギク、刀を身に備えて・・・聖剣エックスカリバー?
「もやもやした気持ちも今日が最後。
 決着をつけるわよ。ハヤテ君」
時計塔に向かう。

。。。はたして、ハヤテとヒナギクの対決の結果やいかに
   っていうか。ハヤテは、メイド服ままで戦うのか。
   波乱の夜はまだ始まったばかり。
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