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絶園のテンペスト 第24話 それぞれの物語 [TVアニメ]

あっけない終わり方だね。
日本神話の柱が断たれるだけかな。天X制が崩壊する予感。
全て夢的だったこと? じみんとうが選挙にかったも胡蝶の夢かも。


。。。御柱の前
♪~
(羽村)これが御柱。
(羽村・心の声)≪こんなに太陽が降り注いでいるのにとても寒く感じる≫
♪~



。。。避難をさせる鎖部
♪~
(左門)≪まだ鎖部の魔法が効く海域に入っていない艦があるが≫
守りきれるか?
♪~


(葉風)調査船が1隻逃げ遅れている!?
ドカン

(葉風)はっ!
ドカーン!

(葉風)ううっ!


(哲馬)姫様!
(葉風)問題ない!己の役割を果たせ!
 大事ではないか。
 敵としての神に祈るのは奇妙な気もするがな。

。。。駆逐艦の工芸
バシュー!
♪~



(真広)今度 下手なまねをすりゃ脅しじゃ済まないぞ!
。。。吉野生きている。腕を打たれただけ。

(真広)デモンストレーション用の火薬を仕込んでおいてなんとかなったな。
(吉野)ごめん。僕のせいで。
(真広)誰のせい? こんないかれた世界責任の所在なんて探るのはバカバカしいさ。
 大丈夫か?
(吉野)銃弾ってこういう痛みなんだなって。ちょっと新鮮。
(真広)余裕こいてっとうっかり死ぬぞ。
(吉野)羽村さんはもう御柱の前かな。
(真広)ああ。
 こっから先はあいつの見せ場だ。
 自分を信じろよ。羽村。


(羽村)
≪ここでは誰の助けもない≫
≪僕の僕だけの戦いだ≫
≪絶て遮るものすべて≫
。。。攻撃してもたいしたことなし。
力が足りない!? はっ!
♪~

くそっ!

ピュン!
バキン!

あっ。えっ!?
♪~

ちくしょ~~!

ピュン ピュン ピュン ピュン!
♪~

。。。海から出る枝。音の攻撃。
うっ うわっ。

ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ!

くっ! はぁ はぁ はぁ!
はじまりの樹の力がこの場を支配している。
♪~



。。。見ている船
(艦長)地獄の蓋が開いたのか?
 天国の門が開いたのか?

パリーン!

(乗員たち)うわっ!

(左門)早く艦を御柱から遠ざけろ!

。。。攻撃するはじまりの樹

(左門)艦には魔法防御を仕掛けてあるが何度ももたん!
 今のうちに退け!

(艦長)退避する! 周囲の艦に連絡を取れ!



。。。飛んで行く葉風
(吉野)葉風さん。

(葉風)≪すべてが終わるまでは助けんぞ≫

(吉野)はい。



バシーン!
(一同)うわ~!
。。。防御にでる葉風
(乗員)絶園の魔法使いが艦を守っている!?


(左門)≪一人でも多くここより生還させねば≫
 ≪急げ 羽村!≫

(夏村)≪羽村殿!≫
♪~


(葉風)≪羽村 まだか!≫



。。。羽村、苦戦。
ザシュ! くっ!
♪~

くっ。

バシャーン!

≪ダメだ。やっぱり はじまりの樹に 神に刃向かうだなんて≫



(真広)くそっ! 何かが足りない!
 決定的な何かが。

(吉野)だったら。
 愛花ちゃんだったら こんなときなんて言うかな。
(真広)愛花だったら。


(愛花・回想)《足りないんです》
《ん?》
(愛花)《率直に言って この本つまらなかったです》
《なんだよ。お前、シェイクスピアばっかりで》
《少しは ほかの本にも目を向けた方がいいぞ》
(愛花)《だって この作品には光が存在しないんです》
《光?》
《ええ 光》
(愛花)《人と人の気持ちが重なる場所に生まれるささやかな光》



・絶園の樹に異常発生!

(指揮官)退避だ!機材は放っておけ!
 絶園の樹から距離を取れ! 急げ!

おい。早く逃げ うわっ!
(指揮官)あっ!
あっ。

。。。守る者達



。。。出てくる光の剣・・・草薙? 絶園の樹が変化
(愛花)《その光は幸いも憎悪も罪も喜びも抱き強烈に輝いて》

あぁ。

。。。転送される。次元転送。
(愛花)《すべての真実を照らし出す》
♪~


。。。落ちる羽村
(羽村)≪ごめん みんな≫
≪やっぱり 僕には≫
♪~

。。。やってくる光。
あ?
ああ。
。。。光
(羽村)来い!! ・・・ラインバレル
♪~


。。。海の中の異変
(真広)あれは。
♪~


。。。出てくる光の剣


(葉風)絶園の 剣!?

(羽村)間に合った。何をどうすべきか分かったよ。
 偽りの楽園 閉じられた楽園。それを絶つのがすなわち 絶園!
 ここまでだ。
 そしてこれからだ!

 絶て!!
♪~
ガン!
♪~
。。。断ち切られるはじまりの樹
♪~
。。。光の矢が天に伸びる。
   なくなる樹・・・理、屁理屈。序列。
   世界中から消えるはじまりの樹。蝶が舞う


(吉野)きれいだ。
(真広)蝶ってのは昔から死者の魂が飛ぶ姿とか。
 不吉の前兆とかいろいろ言われている。
 なら この蝶は 何なんだろうな。
 樹によって死んだ人間の数か。
(吉野)胡蝶の夢とも言うよね。
(真広)そうだな。
 この世は夢かうつつか分からねぇ。

。。。見ているだけの葉風

 これまで俺たちが見ていた世界は都合のいい偽物だって言ってるのかもな。

。。。海に浮かぶ羽村

 これで魔法もなくなるだろうよ。
 夢は終わりだ。
(吉野)ああ。
 夢みたいな力に頼らず現実に立ち向かおうか。




。。。終わった戦いの後
(山本)私、ねぎだく。 あっ。あと持ち帰り3人分 牛W大盛りで!
。。。たべぷりがとんでもない。

・ウウーー!

(山本)まだ1か月しかたってないのにぐんと犯罪率が上がったわね。
(左門)樹が現れる前にあった問題が戻ってきた。
 それだけだ。

 ただ 今のところ、大きな混乱は避けられているようだがな。
(山本)まあね。いきなり二つの樹が消えてその理由がはっきりしないんじゃ
 様子を見るしかないしね。
(左門)早河が混乱を抑えているのもあるが
 不破真広の作戦が功を奏した部分もあるだろうな。

(店員)はい。牛W 持ち帰り!



(山本)早河は真広君を自分の後継者にって考えてるみたいよ。
 あいつ ほんと抜け目ないんだから。
(左門)まあそう言うな。魔法を失った鎖部一族を調査室のメンバーとして
 引き取ってくれた恩人だからな。
(山本)恩人?
 哲馬君とか相当ぶすくれてたけど。



。。。???
(哲馬)んん。
(早河)これからも長いつきあいになるわけだ。
 仕事はもっと楽しんだ方がいい。
(哲馬)言っておくが 俺は左門殿の命に従っているだけだ。
 もしお前の命を狙えと言われたなら。
(早河)ふっ。物騒だな。ほかの鎖部の人間はもう少し扱いやすいといいが。



はははっ。
ふふふっ。
待ってよ~。
あははっ。



。。。村から逃げ出そうと葉風
(葉風)ていっ。

。。。上から荷物を落としながら」
むぅ。

姫様。

(葉風)わっ! うわ~!
ドサッ!


(老婆)どこ行かれるのじゃ?

。。。まずいなあと言う顔の葉風
(葉風)行かせてくれ! 魔法が使えねば 私はただの娘だ。
 この里に必要ないだろう!

(老婆)やですね。
だからこそですよ。

(葉風)えっ?

(老婆)魔法を失えば、姫様はただの娘どころじゃない。
料理もできない。
一般常識もない。困ったじゃじゃ馬娘です。

(葉風)ええい。私は行く!

・(早河)どうやって?

(早河)魔法が使えなければ飛ぶこともできない。
 いざというときに守る術もない。 

(葉風)哲。

(哲馬)あっ。先に言っときますが俺は早河の運転手です。

(葉風)くっ  ふん!
 歩いて バスに乗って 電車を乗り継いでいく!

(早河)どこに? 

(葉風)うっ。

《老婆》そりゃもちろん。 決まっとるがや。

(葉風)言うな!

(老婆たち)ひゃっひゃっひゃっ。

(葉風)はぁ~。
。。。不便さに滅入る




。。。対策室
(山本)ただいま。 

(羽村)あっ。おかえりなさい。

(山本)何してんの?

(羽村)この部屋とももうお別れだなって。
 お世話になったから最後に きれいに。

。。。山本のピンタ
(羽村)痛っ!

(山本)何言ってんのよ。君のおかげで世界は救われたんだからさ
 もっと踏ん反り返ってなさいよ。
(羽村)そんな。

(左門)昼食だ。 紅ショウガは得意か?
(羽村)あっ。ありがとうございます。
(メール着信音)
ピッ
あっ。

。。。のぞき込む潤一郎
(潤一郎)ん? 「ゆっちゃん」?

(山本)ゆっちゃんって  あっ 。振られたって彼女!?
(羽村)あっ。はい。思い切って手紙を送ってみたんです。
 そしたら返事が来てこれから会うことに。よかったら 夏村さん。
。。。牛丼わたすことに。
(夏村)頂きます。

(羽村)じゃあ、いってきます。

(左門)健闘を祈る。

(潤一郎)頑張れよ。

(羽村)はい!

・バタン



(左門)よかったな。
(夏村)そうですね。
(山本)ああ。 なんかすてき! 羨ましいこと!
 私も春を探してみようかしら。
(潤一郎)あっ! 
(山本)身近なところから春を
(潤一郎)を?

。。。スルーする左門達
(左門)春とはいえまだ寒さは厳しいな。
(夏村)そのとおりです。気を引き締めないと。

(山本)ちょっと何 無視してんのよ! 

(左門)紅ショウガは得意か?

(潤一郎)あの 山本さん。僕のこと無視してるよね。
♪~



。。。待ち合わせ
(羽村)ゆっちゃん。
≪君に教えたいことがあるんだ≫
♪~

。。。振り返るといる。
≪一度は何かを失ったように見えた者たちが集まって何かを手に入れた話≫




(吉野)はぁ。 世界を救うために大学受験から始めるって。
《真広)ん?
 学歴はあった方が何かと都合がいいことが多いぞ。
 人脈作るにも 役所入るにも 会社起こすにも。
(吉野)世界を救うためにも?
(真広)壊すのは派手で一瞬だが作るのは地味で退屈で長いんだよ。
(吉野)ふふっ。前は根拠もなく言い放ってたくせに。
(真広)それよりお前。傷は?
(吉野)ん? ああ。
 山本さんの治療のおかげでだいぶよくなってきたよ。
(真広)あいつ、ほんと何者なんだろうな。
(吉野)ちょっと不安だったけど、傷の原因が原因だし。
 病院に行くわけにいかないから。
(真広)樹が消えて 魔法もきれいに消えちまったからな。
 なんだ それ?
(吉野)ん?
 全部終わったら見ろっていう愛花ちゃんからのメッセージ。
(真広)ふ~ん。
 ああっ! 何勝手に見てんだよ!
(吉野)真広。危。

《(愛花)ちゃんと映ってますか? 
(2人)あっ。
。。。調整

(吉野)映像データだ。

《ふぅ。改まって何か言い残すのもなんですが、
 残さないと真広あたりがうるさそうなので
 こういう形で最後のメッセージとさせてもらいます。
 すでに はじまりの樹は倒せたかと思いますが。
 いくつものイレギュラーが起こっている状況ではそのあとが大変かもしれません。
 まあ そこは吉野さんと真広が状況を乗り越える助けとなってください。
 ええ、それが可能と思うからこそ私はこれから死ぬんです。
 吉野さん。私とのつきあいには苦労をかけたと思います。
 私の性格があれなうえに真広みたいな兄がいたんですから大変だったでしょう。
でも 私はおかげで楽しい毎日を送れました。
あなたみたいに 私を恐れずいつも味方になってくれると思わせてくれる人が
いてくれたことに感謝します。
あなたはたとえ私が絶園の魔法使いと知ってもまったく変わらず愛花ちゃんと
呼んでくれたでしょう。
真広も。 あなたといるときは普通の妹のようでいられて
それにも感謝しています。あなたはいつも私を気遣い心配してくれました。
そんな必要はまったくなかったのですが。
 それはとても心地よいものでした。
 真広。私とつきあってたからって吉野さんをいつまでも責めないでくださいね。
 隠さないとつきあえそうにないから隠してたんですよ?
 腹は立つでしょうから3発だけ吉野さんを殴るのは許可しますが。
(吉野)あ  愛花ちゃん。
《私の死を悲しむ必要はありません。私は絶園の魔法使いです。
 舞台上の役者はシナリオを無視して勝手に動くわけにはいきません。
 美しく退場してこそ役目を果たせたと言えます
 だから二人ともいつまでも私の死にとらわれないで
 愉快に日々を過ごしてください。
 絶園の魔法使いとしてとても得られなかった時間を二人のおかげで得られました。
 それだけで私はこのあとの死を快く迎えられます。

(真広)愛花。

《では 最後に特典映像として私の全裸をお見せしましょう。
。。。見せつける?

(2人)ああっ!

《ふふっ。ふふふふっ。冗談ですよ。冗談。期待しました?
 では今度こそお元気で。

(2人)あぁ。

(2人)はぁ。

(真広)ああ。 くそっ。あいつは最後の最後まで。
 吉野。よくこんなのの彼氏やってられたな。
(吉野)うん。そこはもっと褒めてくれ。
♪~


。。。墓
(真広)愛花。お前にとって人生は誰かに決められたシナリオどおりに演じ
 そのとおり終わらせるもの。
 だから シェイクスピアのセリフをやたら口にしてたんだな。
 でも。愛花。俺はお前が間違っていたと言う。
 お前はやっちゃいけないことをやったし。やるべきことをやらなかった。
 誰かのシナリオをなぞるしかできなかったからお前は間違ったんだ。
 でも お前は俺の妹だ。
 お前の期待どおり世界を救ってやるよ。
 お前の彼氏は新しい恋人でもできりゃ完全に他人だが。
(吉野)あっ。
(真広)俺はずっとお前の兄だからな。
 愛花。俺は誰かの舞台劇をなぞるみたいな結末はつけねぇ。
 「ハムレット」でも「テンペスト」でもねぇ。
 何十年先になるか分からねぇが。俺の言葉で俺が決めた結末を描いてやる。
 それじゃあ いい区切りだ。
 もう一つ 片づけとくか。
(吉野)ん?
。。。殴りつける真広
バキッ!
(吉野)うわっ!
 僕を殴るのは理屈に合わないんじゃなかったか?
(真広)愛花の許しも出たし。
 それに羽村に説教されたからな。理屈。理屈。かっこつけるなって。
(吉野)右手にしてくれないか。肩の傷が痛むから。
(真広)ん? ああ。

。。。手で立たせる真広 
(吉野)まあ。愛花ちゃんと隠れて あれこれしててこれで済むなら安いものか。
(真広)あれこれってなんだよ。あれこれって。
 それなりに一生 根に持ってやるからな。
(吉野)そういうの愛花ちゃん嫌いだぞ。
(真広)はあ。嫌いでかまわねぇよ。
 俺はこういう自分に納得してんだ。
(吉野)好きな相手にどう思われようと?
(真広)ああ。変えてやるつもりはねぇ。
(吉野)だから お前にはみんな未来を託せるんだろうな。
(真広)ああ? っていうか。お前は愛花に言うことないのか?
(吉野)言うべきことは真広が言ったしね。
 それに恋人同士は言葉なんてなくても通じ合えるんで。

(真広)く。愛花は3発まで許すって言ってたよな!?
。。。飛んでいる蝶
(吉野)えっ? ちょっ。ちょっと!



。。。帰路
(吉野)家、戻らないのか?
(真広)どうせ帰ったってしかたねぇし。それに夜には約束がある。
(吉野)約束?
(真広)黒鉄病の被害があった地域でつい助けちまった子がいてな。
 流れでメアド交換して。
(吉野)あの非常事態のさなかに?
(真広)流れでって言ったろ。
 礼がしたいってしつこく聞かれたからさ。
 愛花が言ってたろ。いつまでも自分にとらわれるなって。
 お前も葉風 どうにかしてやれよ。
(吉野)なっ。
。。。春の風 。。。は風
♪~

。。。まう桜の花

(真広)雪みたいだな。
(吉野)≪雪≫
♪~


。。。いろいろあったこと
ふりかえる回想
♪~



(吉野)僕たち、随分遠へ来たな。
(真広)遠く?
 バカ言え。ここは始まりの場所だ。
 こっから歩きだすんだよ。
(吉野)そうか  そうだよな。
♪~

。。。なんかじゃじゃ馬娘が


(真広)吉野。
(吉野)ん?
。。。ほらとそっちに目をむかせる真広
(吉野)あっ。
♪~
。。。残念な女?
助けに吉野、駆けつける

出会う2人。
♪~

(愛花・ナレーション)<始まりは終わり。終わりは始まり>
<では、改めて始めましょう>
<それぞれが作る。それぞれの物語を>
♪~

。。。吉野に恋する葉風
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