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三国演義 第34話 武将・厳顔 の感想 [三国演義]

・・・張飛、仁義の心を用い、厳顔を下す。。。。孔明の指示に従って。単純。
     ・・・これくらい単純なむかしのなんとかとう。
   張任、孔明に策で負ける。下らない男。忠義を。
   それで、成都への進軍が始まる。
   劉璋と張魯と同盟、出てくる馬超。張飛、孔明の手の上で踊らされ?
     ・・・でてくるあのしゅうきょう団体。


。。。張飛
(馬が駆ける音)
将軍。この畑をぬければ巴城です。
♪~

(張飛)う~ん…
《今回の出兵では軍紀を徹底しどうか罪なき民を傷つけないようにしてください》
(張飛)別の道はないのか。
え?これが一番の近道ですが…
(張飛)畑で農民たちが けんめいに働いているのが見えないのか!
あの山道も巴城に通じています。
しかし、道はけわしく、時間もずっとかかってしまいます。
(張飛)山道を行く!
♪~

。。。山道
(兵士)巴城の太守は厳顔という老将です。
弓矢にすぐれているそうで…一騎当千の勇者…とのことです。
(張飛)では、兵を送る前に礼を尽くそう。
厳顔に会いに行き、張飛がきてこう言っていると言え!
「もし投降しないなら巴城を攻め落とす」
「その場合、一人も生かしてはおかぬ」とな!
しかし、張飛さま…さきほどは民をいたわれと…
(張飛)これも作戦のうちだそれがわからんのか!
え… あっ。わかりました。将軍!
♪~

。。。城
(足音)
急報!
張飛が1万の兵を率い、10里足らずまで せまっています!
(厳顔)ん~?馬を引け!ヤツをむかえうつ。
将軍。張飛は勇猛な1万の兵を率いています。
わが軍はわずか6,000。むかえうっても勝てる見込みはわずかです。
(厳顔)張飛の兵なぞ恐るるに足らんわ!
城壁を補強し、ろう城しましょう。ひと月もすれば張飛の軍は食糧が尽きるはずです。
(厳顔)うむ…
そうなってからうって出れば…かならず勝利できます。
うむ。よしっ!
。。。そういしよう。


厳顔将軍。話がある!顔をみせろ!
わしが厳顔だ!話とは何だ!?
張飛将軍からの言づてだ!投降せよ!
さもなくば巴城を攻める!1人も生きて残さぬ!
ん~?フンッ
。。。弓をうてと
あっ
(掛け声)
(矢が飛ぶ音)
。。。馬に弓が。
(馬の鳴き声)
ああっ。おっと…
(落ちる音/笑い声)
(笑い声)
(厳顔)張飛に伝えよ!ここに来ても死ぬだけだとな!


すいません!
(張飛)おいぼれめ!礼を尽くして投降を勧めてやったのに。無にしやがって!
♪~


。。。張飛。
(張飛)出てこい厳顔!張飛が相手になるぞ!
(厳顔)若造めが!来られるものなら攻めてこい!
(張飛)おう!今すぐ行ってやる!
。。。弓がはなたれる。
(矢が飛ぶ音)
(張飛)うわっ。ハッ ハッ ウリャッ
(矢が飛ぶ音)
。。。下がる張飛
おろかなヤツだ少しからかってやろう。
(兵士たち)おい。張飛。臆病者!
(兵士たち)臆病者!
(張飛)なにぃ!?
いやあ。
(矢が飛ぶ音)
(張飛)ああ!?
(矢が飛ぶ音)
♪~


。。。張飛再び 2日目
(張飛)すすめ!
(兵士たち)わー!
(矢が飛ぶ音)
(気合)
(兵士たち)わー!
(矢が飛ぶ音/掛け声)
。。。城せめ。
(うめき声)
(張飛)おい。厳顔!そんな所にかくれてばかりいて英雄といえるか!
オマエに勇気があるなら、下りてきて正々堂々オレと勝負しろ!
(矢が飛ぶ音)
(うめき声)
♪~


3日目
(掛け声/弓をひく音)
(矢が飛ぶ音)
(張飛)必ずオマエをとっつかまえて、オレさまの前にひざまずかせてやるぞ!
(厳顔)フン!やってみろ!
(矢が飛ぶ音/気合)
(張飛)退却するぞ!
♪~


。。。夢でうなされる張飛
(張飛)うう…おいぼれめ。
どこへ逃げる気だ!オレの矛をくらえっ!!
はっ はっ うぅ~ くっうっ うぅ~ う~…あっ
あっ あぁ~夢か…

将軍。今日も挑発しに行きますか?
(張飛)挑発したところでヤツらは出てきやしない!
しかし、これ以上 長引くと食糧が心配です。
(張飛)なら…オマエが行ってヤツらをひっぱりだしてこい!
オレはここにいる!
はっ!!


将軍!やはり 出てきません!
(張飛)厳顔め!
。。。酒を飲む
(割れる音)
。。。見回りに行く
(足音)
(薪を割る音/火をおこす音)
(足音)
(張飛)あぁっ。う~む
ああっ!
ちょ。張飛将軍…な、なにかご用でしょうか?
(張飛)いや。おかげで思いついた!
巴城の近くで柴を刈り、ついでに裏道を探ってこい!
はっ!
(張飛)待て!
(ひそひそ話)
。。。罠を張る。
♪~


今日も来ないようですな。
(厳顔)ここ数日なぜ張飛は来ないのだ。一体ヤツは何をたくらんでいる?
退却したのではないでしょうか?
(厳顔)張飛が…兵を引くはずがない…
将軍!張飛軍が城の西で柴を刈っています!
張飛軍は柴刈りと見せかけて、裏道を探し背後から不意打ちをする気ではないでしょうか?
(厳顔)ウム。探ってみよ。もしオマエの言うとおり見せかけだったとしたら
こちらからヤツをはめてやろう。


(密偵)フン
。。。観察している。
♪~
ようし。今日はこのくらいでいいだろう。
陣にもどるぞ。
♪~

。。。追ってくる未定
(酒をつぐ音)
将軍。もどりました。
(張飛)おお。ご苦労だった
どうだ。裏道は見つかったか?
城の裏門に通じる小道を発見しました。
(張飛)…ウ~ム。それはよかった!
全軍に伝えよ!今夜夜更けに出発し、巴城をとる!
はっ。将軍!
。。。聞いている密偵


将軍。報告します。張飛が今夜裏山から攻めてきます。
(厳顔)ハハハ…ついにがまんできなくなったな!
ヤツらがくる前に我々はあらかじめ竹林でまちぶせ。先手を取ってヤツらをせん滅する!
わかりました!



。。。夜中
♪~
。。。待ち伏せの厳顔。

。。。やってくる張飛。
ムフフフ…フン!
(厳顔)(太鼓の音)
(兵士たち)ヤアー!
(厳顔)張飛!オマエを包囲したぞ!
ほう…だれを包囲しただと?
お。オマエは…だれだっ!?おっ!?
(兵士たち)ああっ
。。。囲まれている厳顔。
ああ…しまった!うむう…!!
(張飛)やっと出てきたな!待っていたぞ!厳顔!
かかれ~!!
やああ。
(兵士たち)ウワァ~!!
やああ。
(張飛)うおおお~!!うっ!!
(厳顔)くっ…
。。。まかされる厳顔
(厳顔)フン!うう…若造めが!


。。。入場する張飛
(扉が開く音)
(張飛)絶対に民を傷つけるな!略奪することも許さん!
♪~


。。。張飛の元にひったてられる厳顔
(足音)
。。。兵士をはらう厳顔。
(厳顔)ぬああ~!フン!フン!
(兵士)うわっ!
(張飛)オマエは負けたんだぞ!ひざまずけ!
(厳顔)われらの西川には首を切られた将軍はいても投降した将軍はおらん!
(張飛)それなら首を切ってやる!
それでもまだ何か言えるか見てやろう!
(厳顔)フン!くだらんことを言うな!この期に及んで命ごいなどせぬ!
さっさとやれ!
(張飛)う~ん…フン!
はっ
。。。人払いする。そして縄を着る。
(厳顔)ん?う~ん…
(張飛)フン!やあ~っ!!
。。。縄を斬る張飛
(厳顔)おお…
(張飛)フン!
(厳顔)おお…
(張飛)ハハハハハ!
さあ。こちらへ!
厳顔将軍。これまでの数々の無礼をお許しください。
(厳顔)すべては…投降させるための芝居か。
張飛将軍のような英雄に負けたのなら満足だ。
わしはよろこんで服従する。
(張飛)いや、オレでなく厳顔将軍こそ本当の英雄です。
(笑い声)


。。。地図で示す関所
(厳顔)将軍。この関所はみなわしが管理している。
わしが行って張飛将軍に投降するよう勧めよう。
(張飛)それはありがたい!感謝します将軍!
(厳顔)ウム

<厳顔の説得により城塞の守備隊は次々と投降し、
 張飛は無事らく城に向かい劉備と合流した>
♪~


。。。川から孔明。
(劉備)軍師どの
(笑い声)
(張飛)やはりオレの方が軍師どのより早かった!
今回の一番手柄はこのオレがいただいたぞ!
(孔明)山道は難所が多くとちゅうにはたくさんの関所もあったはず。
どんな神様に助けてもらったのです?
(張飛)こちらが厳顔将軍だ。将軍の助けで兵も失うことなくいくつもの関所を越えられた!
将軍。感謝いたします
(厳顔)おそれいります
(孔明)張飛が仁義の心で厳顔将軍を味方につけたことは大変な幸運でした。
(劉備)まさにすばらしい功績だ。これで張飛を見る目が変わった!
(張飛)アニキ!もう昔のオレとはちがうって!
だから前から言ってるじゃないか
(笑い声)
(劉備)だが、まだ張任がらく城の要塞を死守している。
もう何日も攻めているが落とすことができない。
(厳顔)張任は知恵と勇気をかねそなえています。
(孔明)まず張任をとらえ、らく城をうばいましょう。
(劉備)軍師どのには何かいい計略があるのか?
(孔明)少しらく城のまわりを見てからお話ししましょう。
♪~


。。。調査する孔明
(孔明)うん…


さっさと出てこい!そんなところに隠れていてそれでも英雄か~!
(張任)ヤツらはなぜ今日に限ってこんなに早くから挑発に来た?
諸葛亮が来たので勝負に出たのでしょう。
。。。先頭に先頭が来ている
(張任)ほう。あれが諸葛亮か。
(卓膺)そのようですな。
(張任)馬とヤリを用意しろ!ヤツを生け捕りにしてやる!
将軍。ヤツの策略にお気をつけください。
(張任)卓膺。見てみろあのバラバラの陣形を。
諸葛亮の名声などいつわりにすぎぬ!
しかし。張任将軍!
(張任)フン!
あっ


(扉が開く音)
。。。張任、うってでる。
(馬が駆ける音)
(張任)諸葛亮。覚悟ーッ!
(孔明)曹操ですら、私をさけて逃げるものを何が悲しくてわざわざ死ににくるのだ!
(張任)フハハハハ!ほざけ諸葛亮!

(孔明)フン。ハッ!
。。。その場を逃げ出す。
(馬が駆ける音)
(張任)諸葛亮を捕らえた者には褒賞をあたえる!
(兵士たち)わー!
(張任)これは!!
。。。待ち伏せされた。
(兵士たち)わー!
(張任)退却!
(兵士たち)わー!
(馬が駆ける音)
(張任)ああっ!?
。。。橋を壊されて。
フン!(馬の鳴き声)
♪~

(張任)わしに続けぃ!!
(馬が駆ける音)

(張任)ん!?
。。。張飛が待ち伏せ
(張飛)フン…やあ~!!
(兵士たち)わあ~!!
いやあ。
フン
♪~

(張任)ん!?
うわあっ!(馬の鳴き声)
(張任)うう!


。。。つかまる張任。
(足音)
(張任)うう…はなせ!劉備!オマエが西川をうばおうとしていることぐらい
すでにお見通しだ!
(劉備)将軍。それは誤解だ。聞いてくれ。
(張任)フン。味方に引き入れようとしてもむだだ!
死んでも投降はしないぞ!
(張飛)きさま!無礼な!
(劉備)よせ!あっ…
張任をつれていけよく見張るのだぞ。
(張任)さっさと殺せ!オマエら強盗に投降などするか!
(劉備)忠義に厚い男だ…味方にできないものか…
(厳顔)張任将軍の家は代々劉璋を補佐してきました。
投降することはないでしょう。すでに覚悟をしています。
(劉備)ならば、やむをえんな…ふう…残念だ。
♪~


(孔明)殿。成都に進軍するときがきました。
。。。川を流れる落ち葉。
(劉備)落ち葉は流れに逆らえないのだな…
(張飛)いや。それはちがうぜ。アニキ!フン!
「落ち葉はオレの石に逆らえない」というべきだ
(劉備)ウム…出陣だ!成都へ向かう!
(兵士たち)はっ!

。。。斥候の報告
劉備さま。報告します!劉璋と張魯が同盟を結びました。
張魯は劉璋軍の増援として馬超を蜀に派遣したそうです!
(劉備)馬超だと!?どこまで来ている!
すでに葭萌関に達しています!
(劉備)そんなにはやいのか…
軍師どの。馬超はかなりの強者と聞いているどうしたものか?
(劉備)アニキ!オレがやっつけてやるよ!

(孔明)馬超にとっては川の流れも投げた石も敵ではありません。
関羽どのを荊州から呼ぶしかないでしょう。
。。。たきつける孔明。。。おまえなんかだめだめ!
(関羽)軍師どの!それはどういう意味だ!
このオレじゃ無理だと言うのかよ!?
(孔明)曹操でさえ馬超にやられ、ひたたれをすてひげを切って、
逃げ命まであやうかったのです。
関羽どのでさえ対抗できないかも…
(張飛)うううう~!!
アニキ!オレに兵をくれ!もし勝てなかったらその時は処罰を受ける!
オレにやらせてくれ!
・・・好敵手になる二人の前の話。


次回「陰謀の宴」
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