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シドニアの騎士 第九惑星戦役 #01 葛藤 [TVアニメ]

。。。訓練。戦い

うっ!

♪~
ドォン!

(谷風長道)ううっ!
くっ 多すぎる!
♪~

くっ。ううっ!
♪~

しまった!
♪~

うっ!
てやぁ!
ドォン!
♪~

。。。訓練終わって
はぁ はぁ はぁ。
はぁ。


・(訓練生)おお~!
・(訓練生)わあ~ すげぇ!
(拍手)

(勢威)よし 谷風。
 あっ。 はい。
(勢威)いいか? 自動化の進んだ 一八式衛人を使えば訓練しだいで お前たちにも
 同じ操縦ができるはずだ。
(訓練生たち)えっ。
(勢威)気を引き締めて訓練に励むように。
(訓練生たち)はい!
(勢威)谷風お前からも 何か言ってやれ。

えっ?
あ  あの 皆さん 頑張ってください。

(訓練生たち)はい。

はぁ。
♪~
♪~
♪~
♪~


(海蘊)はぁ はぁ はぁ はぁ!
海苔夫様!

(岐神)海蘊 お前は戻れ。
(海蘊)いけません 海苔夫様!その扉を開けたことが発覚したら岐神家は おしまいです。
(岐神)どうせ このままでは 俺は。早く行け。
あっ。
分かりました。
でも 私はどこへも行きません。
私は海苔夫様の分身。
最後までつきあわせていただきます。
♪~


。。。中へ

ここは一体。
落合の研究室。シドニアを滅ぼしかねない研究をしていたため 封印されたと聞いています。
♪~

(岐神)ああ。 なんだ? これは。
♪~

(海蘊)あっ。サボテン?
トゲが一本も生えていない。

シュッ

あっ!

えっ。 海苔夫様。逃げてください!

どうした!?

・(海蘊)きゃあ~~!!

海蘊 大丈夫か!?
はっ
♪~

海蘊。
シュッ

うっ!
♪~

(岐神)ぐわっ!うっ うぅ。 あぁ。
。。。はいよるなにか。にゃるこ?
♪~



(海蘊)だいぶその体にも慣れてきたようですね 落合様。
(岐神)ふっ。 その名前で呼ばないように。海蘊。
そうでしたわ。
岐神  えっと 海苔夫様。 ふふふっ。
。。。目に何か
♪~

(岐神)よし。
♪~
(岐神)ほう。この時代にもずばぬけた腕前の衛人乗りがいるのか。
ん?

ふっ。 ははははっ!
ははははっ!
はぁ。そうか こいつが斎藤のクローンか。
♪~



ピンポーン

(ヌミ)はっ!いけない 眠っちゃった。
(ヌミ)はい。
「岐神開発」です。胞衣標本の見学を させていただきに上がりました。
(ヌミ)えっ?そんな通知来てたかしら?
♪~

(ヌミ)ほんとだわ。許可が下りてる。あなた操縦士の岐神さん?
ええ。 そうです。



(岐神)よろしくお願いします。
(ヌミ)そう。「岐神開発」を継ぐことにしたのね。
(岐神)父が急逝してしまったもので。
あっ。そうだったの。 お気の毒に。
ふふふっ。
ん?
(岐神)衛人の生産は「東亜重工」に移行しましたが新たな技術開発という重要な職務を
操縦士のときと同じ気持ちで 命懸けで頑張るつもりです。
若いのにしっかりしてるわね。 こっちよ。
♪~


すばらしい。申し分ない出来だ。
(ヌミ)申し分ないって どういうこと?
(岐神)ああ。 いいえ。
(ヌミ)内臓や脳も見事に再現されているわよ。機能的にはほとんど人間と差はないわ。
(岐神)本来奇居子は 呼吸も食事も必要ない。
体は人間よりはるかに優れている。
それなのになぜわざわざ非効率な人間の生理機能まで再現するのでしょう。
僕は奇居子を見る度にいつも思うんですよ。
人間は生物としてのあり方を変えなければいけないと。

生物としてのあり方?

例えば 不滅の肉体を持った完全な生命が1つあればいい。

ああ。昔 よくそんな議論をしたわ。
私は個が肉体強化を追求して不老不死などになったら種族としてうまく機能しなくなると思うわ。

(岐神)はは  はははっははははっ! はははははっ!
そうか。一般船員は不死の船員会の存在を知らないのか。

何?

(岐神)種族なんて概念は時代遅れなんだよ。際限なく物を消費するだけのこんな原始的な生物が
宇宙のあちこちに伝播してしまったらと思うと吐き気がする。

何を言ってるの? あなた。

糞尿をそこら中に垂れ流して腐った残飯まみれの臭くてだらしない生き物なんだよ。お前らは!

(ヌミ)ちょっと なんなの?人を呼ぶわよ!?

プスッ
あっ。
♪~

残念だが君はもう二度と自分の意志でその体を動かすことはできないだろう。
俺が作った「シドニア血線虫」だ。このサイズに人間の脳や人工知性を丸ごと転写できる。
新たな人格が宿主の脳を乗っ取り体を操作するんだ。
♪~

(ヌミ)あぁ あっ ああっ!
ううっ うぅ。 あっ あっ。あぁ。
♪~



(科戸瀬イザナ)久しぶりの母校はどうだった?
緊張したよ。何しゃべっていいか分からなくて。
みんな こっち見てるし。
当たり前だよ。今や 長道は操縦士訓練生の憧れだもん。
この前の小惑星戦闘のこと聞かれたでしょ?
あ  ああ。

(回想)あっ。 田寛さんほ 星白はどこにいるんですか?
谷風操縦士 星白操縦士は死亡しました
ここにあったのは 胞衣標本です
あっ


どうしたの?
いや なんでもないよ。
うん。
♪~



熱つつ。
ふぅ~。
ごちそうさま。
えっ もういいの?
(ララァ)珍しいね。おかわりしないのかい?
あっ はい。今日は これで。おいしかったです。
あっ。
♪~



。。。回想
星白!
(エナ星白)ワー。
あっ。
♪~
ほ  星白?
あっ あっ。
あぁ ああっ!
。。。と襟込み
うぅ うわっ!
はぁ はぁ はぁ。
♪~

・・・夢だった。




あっ。田寛さん!

ちょうどよかった。この間のこともう一度。
胞衣標本のことか?
岐神。どうしてお前がそれを?
あの標本は我々「岐神開発」が外生研から譲り受けた。
えっ?
詳しくは話せないがシドニアのために有効利用される。

ちょ ちょっと待ってくれ。どういうことだ?
まさか切り刻んだりとか。

(岐神)谷風操縦士 アレは ただの胞衣だ。
お前は 星白閑に特別な思い入れがあったようだが。
そんなことを 気にしていちゃ駄目だ。

あっ。

(岐神)紅天蛾との戦い見事だった。応援してるぞ。
♪~
。。。ああ、


(ララァ)ふぅ このくらいでいいかしら お弁当。
たぶん。長道も このごろそれほど食べないみたいだし。
やっぱりあの胞衣標本のことかしらね。
ちょっと前まであれほど頻繁に外生研から呼ばれていたのに今はさっぱりだし。
そのことは長道に聞いても 詳しく教えてくれないんです。
ほうっておけばいいわよ。食事は 一応食べてるんだから。
そうですね。
明日は 楽しんでおいで。
ありがとうございます。ヒ山さん。


ええ!?
ごめん。できるだけ早く戻ってくるから。
んん! お弁当 作ったのに!
あぁ。
電話じゃ駄目なの?
うん。
纈が 胞衣標本のことで話をしたいって言ってるんだ。
んっ! もういいよ。僕一人で行く。
あっ イザナ! あぁ。



纈!
(纈)あっ。急に呼び出してごめんなさい。実は例の胞衣標本のことで
艦長から 指示がありました。
なんて?
もうあの胞衣には関知するなと。
あっ。
艦長は谷風さんをとても心配しているようでした。
ん。
操縦士として 期待している証しだと思います。
うん。分かった。もう二度とあの胞衣の行方を捜したりしないよ。
きっぱりと忘れます。緑川司令補。
(纈)はい。そうしてください 谷風操縦士。以上です。
はぁ。
どうかしましたか?
あっ いや その。
ん?



。。。1人で参拝するイザナ
はぁ はぁ はぁ はぁ。

はぁ。 まだまだ先だなぁ。

。。。お昼
はぁ~。全然 楽しくない。
あぁ~あ。 んん。

・ゴォー

ん?

・ゴォーー

うわっ!
イザナ!
な。長道! どうしたの それ?
上位船員用の避難装具だよ。
纈が使わせてくれたんだ。
纈が。
あっ。よかった!おにぎりがまだ残ってる。
ん? はははっ。
僕一人で食べられるわけないじゃない。
♪~


パン パン
♪~

(纈)はぁ。
どうして 私があの二人のために協力しなくちゃいけないのよ。




(丹波)この前の小惑星戦闘で融合個体から作った人工カビはほとんど使い果たしちまったんだぜ。
ところが「岐神開発」はあっという間に増産しやがった。
今じゃ奇居子本体貫通弾は余るほどある。一体どんな魔法を使ったんだ?
(佐々木)新しい生産方法を見つけたんだって。
新しいって?
一体どうやって?誰だってそう思うよね。

ビィー ビィー(警報) 
(2人)ん?


ビィー ビィー
(纈)はぁ はぁ はぁ はぁ。
奇居子は!?
(管制官)ガ549すでに第二次警戒線を通過しました。距離36万キロ単位。

(管制官)分析結果 出ます。

(纈)おっきいわね。連結型?
(管制官)いえ。推定本体数は1個体です。
1個体? 質量は前に遭遇した連結型奇居子の倍はあるわ。これよりガ549を討伐する。
衛人隊 出撃用意!



もうちょっと待って!操縦士への申し送りが済んでないの。
外見は あまり変わってねぇが。これまでの継衛とは別の機体だ。
えっ?
(佐々木)ったく。ほんとは 試験飛行してから出すつもりだったのに。

無理しちゃ駄目よ。
継衛改、壊したら承知しないからね。
はい。


(纈)攻撃目標は1体。本体数も1個体。だけど とても質量が大きい。 油断しないで。

(通信)遅れました。 谷風機 出撃します。
♪~

。。。出撃シーン
♪~


(勢威)谷風機 一機にしては速いぞ。四機掌位の我々に追いつきそうだ。

(弦打)うわっ! なんだ この出力?

谷風機 先行します。
♪~


(管制官)各機 貫通弾の有効射程圏内に入りました。
敵は大質量よ。作戦要綱のとおり 距離を取って。
谷風機は有効射程限界からの狙撃を開始。ほか 各班は前翼陣形へ展開して 援護。

了解!
(サマリ・勢威・弦打 通信)了解!
谷風機 狙撃開始します。


ピピッ
ドォン!

ドーン!
ピピピピッ…(警告音)

あっ!変だ。

(管制官)ガ… 奇居子本体破壊できていません!本体貫通弾 奇居子表層部で食い止められています!
なんですって!?

(操縦士)どういうことなんだ?
(操縦士)何かの間違いでしょ?


そんな。
(管制官)構造解析 できました。
あっ これは。
(管制官)通常の胞衣と本体殻状に変化した胞衣が交互に重なっています。


(勢威)こんなに早く本体貫通弾対策をしてくるとはな。
(弦打)くそっ! どうやって本体を破壊すればいいんだ?
(煉)できるだけ 同じ場所を全機で撃ち続ければいいと思います。

(通信)胞衣の 回復速度を破壊速度が上回ればいつか本体を貫通するはずです。
それしか 方法はなさそうね。管制官。奇居子表面から本体までの最短到達距離から着弾地点を分析。
各機に伝送して。
(管制官)了解!


(纈)全機攻撃をこの1か所に集中して。
(長道・サマリ・勢威 通信)了解!

(管制官・通信)各機 着弾点への射角に注意。二列梯陣による波状攻撃を維持せよ。

ドォン ドォン ドォン ドォン
ドォン!

(管制官)最短到達点への着弾 多数。本体殻状胞衣を突破。


(心の声)≪胞衣の回復が思った以上に早い≫
≪一気にカタをつけないと弾切れになるぞ≫

(管制官)奇居子本体までの到達度 60%!
あとひと息。
♪~


(管制官)ガ549、ヘイグス粒子密度 急上昇!
はっ 各機 散開!

バシュー バシュー バシュー!
(操縦士・通信)うわぁ~!
♪~

(サマリ)くっ! あれをよけながらこちらの攻撃を1か所に集中させるのは無理だ。

(管制官・通信)着弾地点の胞衣再生していきます!

何!?

(管制官・通信)攻撃部隊 本体貫通弾 残弾20%。

(サマリ)谷風!
(勢威)単機で敵の胞衣砲台をたたく気か!?
♪~

(煉)谷風!

バシュー!
ドォン! ドォン ドォン!

(管制官)胞衣 更に再生。本体までの到達度 20%に下降!
待機中の全部隊 出撃用意。
全機に奇居子本体貫通弾を装備。

ビィー ビィー ビィー
あっ これは 新たな奇居子? 出現位置が 最終防衛線内。
(管制官)出現した奇居子 急加速。どんどん増速していきます。衛人の通常速度の数十倍です。
(管制官)2体目の奇居子の目標軌道谷風と煉の方向です!
谷風さん 煉! そこから逃げて!
奇居子 もう一体 そこに向かっているわ!


(煉)くっ! 今は それどころじゃ。

(管制官)新たな奇居子が 超高密度のヘイグス粒子反応。
なんですって!?


(煉)あっ。
くっ!
ドドーーン!

あっ。

あっ。
♪~


(岐神・念信)ふっ うまく当てたな。いい子だ。
(白羽衣つむぎ・念信)はい お父様。
♪~


(煉)何。 あれ?
なんなの?

(イザナ)あぁ。
♪~

(通信)はじめまして 皆さん。私の名前は白羽衣つむぎです。よろしくお願いいたします。
♪~
・・・岐神開発の人外兵器。
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