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絶園のテンペスト 第14話 あけましておめでとう [TVアニメ]

。。。頼れる男吉野と、やわ男羽村。なんか戦いがない小康状態。
ためされる魔法使い。吉野は、Pさん?


♪~
(左門)不破真広お前は 滝川吉野を殺せるか?
(不破真広)な。ふっ。 なんだよ。それ。
ジョークにしても笑えねぇ。
(左門)好んで戯れ言を言う趣味はない。
くっ。
(左門)まあ。おいおいと説明しよう。着替えるといい。


あっ。
。。。傷が。
(左門)安心しろ。
傷は完治させた。
ついでに古傷や骨折痕も治してやったぞ。
で 今日は何月何日だ?
1月1日だ。あけましておめでとう。



。。。。愛花の墓へ
(滝川吉野)正月早々 お墓参りに行くのって僕たちくらいかも。
(葉風)2年後か。
ん?
(葉風)私が迎える由のなかった正月だ。本来2年前に私は無人島で朽ちていたはずだったのだからな。
あっ。そういうことになるのか。
(葉風)お前のおかげだ。
えっ?
いや 「真広とお前の」だな。



(左門)はじまりの樹がどう世界を変えたか。それを自分の目で確かめるため今
姫様はあちこち回っている。
なんで それに吉野が?
(左門)姫様が同行を許したのが滝川吉野だけだったのだ。
ふっ。随分と気に入られたもんじゃねぇか。
(左門)それが笑い事では済まぬ火種となりつつある。


。。。部屋へ。
あ?
(山本)待ってたのよ。さっ。座って。座って。

あっ。

楽しげなメンツだな。
(左門)私が命じぬかぎりは静かな男だ。
当たり前だ。 こんなとこで槍を振り回されてたまるかよ。

、、、食事。おせち。
(左門)胃腸も弱っておらんはずだ。気にせず食べろ。
そいつも魔法のおかげか?

あっ。初対面だった?
(早河)一方的にだが私は君を目にしている。
富士に向かう途中で軍のモニター越しだったがね。

あっ。

(山本)早河巧。 黒鉄病対策本部長補佐あの時点ではね。
過去形かよ。
(早河)あれだけの軍を動員し、結果がどうなったか。君が意識を失う以前の状況だけでもおおむね
見当がつくはずだ。
(山だ)今じゃ黒鉄病関連の統計資料作成係って閑職。
絶園の魔法使いのうわさをネットに流すくらいしかできないってわけ。
う。
絶園の魔法使い。そんなのが 本当にいるのか?
(左門)それをあぶり出すためにやっている。実在するとすれば
新たな混乱を避けるため、いち早く捜し出し。こちらの管理下に置かねばならん。



♪~
(羽村・心の声)≪メールまで拒否って そりゃないよ。ゆっちゃん≫
はぁ。
≪あの樹が現れたとき、大きな犠牲が払われたけど。
 それから 確かに世界は平和になった≫
≪樹のことを崇める人も少なくないけど≫

≪でも 一方でその樹を倒し、この世界を救う絶園の樹の魔法使いがいるってうわさも
 日ごとに広まっている≫
≪なんとなく みんな感じてるんだ。僕らは樹に支配されてしまったって≫




。。。吉野
≪愛花ちゃん君を殺した犯人を捜す旅だったのに。
 今じゃ とんでもなく大げさなことになってるよ≫
≪世の中も随分 変わってしまって≫
吉野。不破愛花とはどういう娘だったのだ?
えっと  ほら、あの真広の妹ですから。
たちが悪そうな娘ということか?

悪かったですね。
ん?

吉野。
ん?

愛花嬢の彼氏に私も一度会わせてくれ。
えっ?

あの真広の妹と隠れてつきあうとはなんとも命知らずなヤツだ。
顔が見てみたい。

≪僕がその命知らずの彼氏なんですけどね≫

不破愛花また改めて謝罪に参ろう。
事によるとお前を死なせたのは私かもしれん。いや私は一体どれだけの命を犠牲に
してしまったのだ?



♪~
≪富士に現れたのがほんとに絶園の樹だっていうんなら
 完全に復活させれば世界が元に戻るかも≫

≪僕がやれるのかな?≫
≪でも、それができたら彼女が戻ってきてくれるかもしれない≫



(葉風)この街で暮らしていたのだな。
ええ。まあ。
(葉風)思い出すことはいろいろあろう?
思い出したくないことの方が多いかも。

ん?
≪今の葉風さんはおそらく誰よりもはじまりの樹の力を恐れている≫
≪僕たちが倒れたあと、絶園の樹を抑え、
 はじまりの樹の活動を止めたのも葉風さんだという≫
葉風さんのせいじゃありませんよ。
こんなことになるなんて誰も予想できやしません。
お前は眠っていたから 実感として分からぬであろうが。
たった7日だ。破壊の跡が僅かに残るだけで1週間で世界の大半が元に戻ったのだ。
金属化した死体もはじまりの樹が吸収して消え去り、社会生活にもほとんど問題がなくなったと聞く。
むしろ そのことの方が恐ろしい。
私ははじまりの樹の力を見誤っていた。
ただ一部が目覚めただけで、これだけのことが起きたのだ。
完全覚醒すれば どうなるか。

中途半端に目覚めたせいで変に犠牲が出たのかもしれませんよ。
(葉風)ああ。だが私は見れば見るほど何が正しいか分からなくなる。
お前の故郷も友人たちもこうして奪ってしまった。
ほかにもきっと。

ここを離れましょう。

お正月なんですからおいしいものでも食べましょうよ。




。。。真広と左門
葉風が吉野にほれた!?
(左門)それがどういう感情であるか、おそらく姫様は気付いてないだろう。
姫様はあれで 箱入り娘なのだ。
はじまりの樹に守られた姫宮。だからこそあの富士山麓での窮地は
姫様が初めて味わった逆境だったと言える。
お前がその状況に落とし込んだんだけどな。
(左門)そこを救ったのが滝川吉野だ。
スルーかよ。
(左門)姫様さえ絶望した状況に果敢に立ち向かい、見事道を切り開いた彼は
姫様にとって初めての頼れる男だったと言える。ほれん方がおかしい。
だとしてもどっから それが吉野を殺せって話になるんだよ。



(葉風)吉野。
ん?
(葉風)お前にだけ 旅に出たもう一つの目的を教えておく。
絶園の樹を完全に復活させるには残りの果実を吸収させねばならない。
その所在を確かめるためにも各地を回る必要があった。
葉風さん。
あっ。
万一のためだ。



(左門)姫様は揺れておられる。

。。。初詣
パン パン

(左門)己の力を恐れ、この先どうするべきか迷っておられる。
吉野の意見でこの先どうするか決めるとでも?
大きく左右されような。滝川吉野がはじまりの樹を覚醒させるべきと言えば
そうされるだろうしべきでないと言えばそうされよう。
ふっ。ほれた弱みってやつか。
(左門)心を奪われるとはそういうことだろう?
今や姫様は滝川吉野を中心に物事を考えているのだ。
はぁ~。 つまり。
世界の命運は吉野が握っちまったってことか。



。。。駅
(葉風)吉野。少し待っててくれ。
はい。


・(羽村)ごめん。
ん?

ちょっといいかな?
ふ。



。。。葉風
≪なっておらん≫
≪また 吉野の前で情けないところを見せてしまった≫
≪そもそも吉野が私に従う義理もすでにない≫
≪いまだ巻き込み余計な負担ばかりかけているのも反省せねばならん≫
≪いや。吉野も吉野だ≫
≪あやつは人がよすぎる≫
≪断るべきところは断れ≫
≪そんなんだから私や真広などに振り回されてひどい目にも遭うのだ≫
≪聞けば あやつ彼女もいるというではないか≫
≪私に付き従っている場合ではなかろう≫
≪振られても知らんぞ。うらなりめ!≫
≪しかし、吉野ほどの男の彼女だ≫
≪よくできた娘なのだろうな≫

ふん!
≪私の知ったことか!≫



・(羽村)あっ。行き方は分かりました。
でも、今は動いていないはずですよ。

あ?

そうですか。
はい。ん?


。。。。とっばちり
(葉風)えい!
(羽村)ううっ!
うわっ!

誰だ? あの男は。
えっ 誰って。
知らないのに蹴ったんですか?

(羽村)なっ。なんで?

何やら胸騒ぎがしてな。まずかったか?
はぁ。 まあ。しかたありませんか。

(羽村)≪しっ しかたないんだ!?≫


(葉風)で、誰なんだ?
乗り換えを聞かれてただけですよ。
富士山に行くって。
(葉風)はあ?
貴様はバカか!
あの周辺は立ち入り禁止なのを知らんのか?
う。うう。


≪確かにあの地に残った絶園の樹は異変の原因の一つと目され
 許可された者以外接近は禁じられている≫
≪もっともあの周囲には葉風さんが半永久的な結界を張ったのだから
 各国から送り込まれた調査団も絶園の樹に接触できていないはずだ≫


(羽村)立ち入り禁止なのは知っています。
でも 行かないといけないっていうか。
あの  絶園の魔法使いのうわさって知ってます?

あっ。

知っているどころか、そのうわさを流したヤツも知っているぞ。
えっ!? じゃあ。話は早いのかな。とにかく僕がその絶園の魔法使いみたいなんですよ。
。。。見せる能力。

(2人)あっ。


。。。お店。バーガー屋。
(葉風)羽村といったな。
(羽村)めぐむです。 羽村めぐむ。
いつ。その力に気付いた?
え。1年くらい前です。
急に体から変な力が出せるようになって、そしてあの絶園の樹とかいうのが現れたころから
もっと強く はっきり使えるようになったんです。

(葉風)≪1年くらい前≫
≪左門が絶園の樹復活を本格化させたころか?≫
(羽村)そこに絶園の魔法使いのうわさを知って、
あっ。このための力だったんだって思ったんですけど違うんですか?
(葉風)違うと言えば信じるのか?
(羽村)えっと  困ります。
(葉風)困るな。貴様の力はこの店 丸ごと半瞬で消し去れるほどのものだぞ。
えっ!? そっ。そんな。
(葉風)≪こやつ本当に自覚がないのか?≫
≪自分が世の理さえ砕く力を持っているのを≫
(葉風)まあ。そう硬くならず食べたらどうだ?
(羽村)あっ。はい。

。。。さわれない食べ物。
なっ 何?

(葉風)貴様 魔法使いは自分一人だけだと思うか?
(羽村)えっ?
絶園の樹側の魔法使いがいるなら、今この世界を支配している樹の側の魔法使いも
いるはずだろう。
それが私だ。
(羽村)う。 うそ!
どうだ 魔法使い同士ひとつ手合わせしてみんか?
(羽村)えっ?



(左門)幸い滝川吉野は姫様の恋心に気付かず。世界の命運を握った自覚もない。
だが、あの少年。何かしら信じることがあればあらゆるものを犠牲にして
突っ走りそうな怖さがある。
(左門)何かあれば、彼は迷わず 姫様の背中を押すだろう。
だから、そうなる前に吉野を殺して排除しようってのか?
そうならぬよう協力を頼んでいる。長いつきあいだと聞いた。
はぁ~。 あっ。
吉野の彼女は!?そっちは無事なんだろうな!?
そう聞いている。関わらせたくないのか名前一つ教えてくれんがな。
そうか。
≪好きな女が生きてんなら、吉野もむちゃはしねぇだろう≫
≪心配ねぇか≫

(早河)どうだ? 協力してくれるか?


。。。山本の回想
(回想)《僕の彼女のこと誰にも話さないでください》
《知ってる人が増えると真広の耳にうっかり入る可能性も高くなります》
《この状況で知られるといかにも面倒でしょう?》
≪確かに今は誰も知らない方がいいかもしれない≫
≪ただそんな吉野君の心の内は実際どうなっているんだろう?≫

吉野対策に手を貸すぜ。
そのかわりあんたらは愛花を殺したヤツを見つける。
その取り引きでいいか?
ああ。
分かった。あんたらの思いどおりに動いてやるよ。

≪吉野。恩に着ろよ≫
≪ついでにお前を守ってやるよ≫

(早河)いつまで不破真広に隠しておく?
(左門)いずれ彼も気付くだろう。滝川吉野が絶園の魔法使いである可能性に。



。。。学校
(葉風)羽村、少し離れろ。その方がお前も魔法を使いやすかろう。
(羽村)あっ はい。

いきなり手合わせって危なくありませんか?
あやつがどれほどの力と知識を持つか。結局 魔法を使わせてみなければ
分からんのも事実だ。それに人を殺せるかどうかもな。
案ずるな。はじまりの姫宮が負けるようなら、この世であやつに勝てる者はいないぞ。
え?


(葉風)ルールは簡単だ。魔法を使って、私の片膝でも地面に着けさせろ。
そうすれば貴様の勝ちだ。

勝てば、貴様の知りたいことすべて教えてやろう。

(羽村)えっと じゃあ。どうなれば僕の負けでしょうか?

貴様の腕のどちらかが逆方向に曲がったらだ。

えっ!?

行くぞ。
樹の中の樹 大樹の中の大樹 我が名において聞き届けよ。

うっ。 うわっ!
あっ!

。。。防御する葉風。
(羽村)うわっ!
♪~
なっ 何? うわっ!

(葉風)私ほどになれば防御フィールドを自在に変化させ、遠距離の相手を倒すことも可能だ。

うっ!
≪こっ、これも魔法!?≫

(葉風)≪羽村、貴様が本物なら、これくらいの魔法たやすく破壊できるぞ≫
≪貴様に私を殺し、この世の理を変える力はあるのか?≫


(左門)滝川吉野という少年の存在ははじまりの樹の理からことごとく
外れた結果をもたらしている。
彼が富士にいなくても姫様は 現代に戻りえたのだ。

どういうことだ? 鎖部一族の中に不破真広の妹を殺した犯人は見つけられなかった。
その時点で姫様は絶園の魔法使い犯人説を導き出せたのだ。
滝川吉野がいようがいまいがな。そうなれば不破真広は再度 姫様と手を組み独力で
時間の檻を破る方法を見つけるか。あるいは魔具を発動させるかして姫様を戻す選択をしただろう。
はじまりの樹はあの少年を必要としなかった。逆にあの少年によって、
はじまりの樹に不利な現状がもたらされたのだ。
♪~




。。。なれてきた羽村
ん? ほうようやく魔法を使えるのを思い出したか?

≪そうだ。魔法だ≫
≪僕は魔法が使える≫
≪あの人は確かめようとしてるんだ僕に世界を救う力があるかこ。
 の先 戦う覚悟があるか≫
≪あの人はたぶん敵じゃない≫

すぅ~ ふぅ。
≪やれる気がしてきた≫
≪僕の遺伝子に組み込まれていたものが次々と目覚めているような≫
行きます!

さて、どこまで来れる?

(羽村)くっ!
ドォーーン!

《羽村》もうそれは通じません!
斬り裂け!
パキーン!

あっ。 葉風さん!
。。。右手がなくなる葉風


(羽村)はっ。 うわっ!うっ 腕が  腕が!
どうしよう!? 

(葉風)うろたえるな!
この私が腕一本再生できんと思うか?
肉が散ったくらいで取り乱すな。軟弱者!

。。。とばされる羽村
(羽村)うっ!
・・・ぐしゃ。


(葉風)ん? 本当に逆に曲がったか。
脅かさないでくださいよ。葉風さん。
(葉風)すまんな。砕けると同時に再生する魔法をかけておいたのだ。
あやつの反応を見るためにな。
力は確かに絶園のものだ。だがこやつに人は殺せんな。
えっ?
(左門)あらゆるものを破壊して揺るがぬ絶園の心をこの者が持つとは思えない。




(左門)滝川吉野はあえて状況を複雑にしそれらがなぜか解決される異常性を突きつけ
はじまりの樹への不信感を 姫様に抱かせた。
そして。 
その心まで奪っていった。
(葉風)はじまりの樹の物語を狂わせ、その理を曲げたイレギュラーな存在など
絶園の魔法使い以外まず考えられん。
(早河)彼が絶園の魔法使いだとすると見事な仕事をしていることになる。
魔法を使わずして、はじまりの樹の理をゆがめ、その命運をほぼ握ってみせた。
(左門)ああ。 だが。

。。。電話
ピッ
(山本)もしもし。

(左門)
≪だが彼が絶園の魔法使いなら、不破真広の妹を殺したのも滝川吉野となる≫
≪そこまで言い切れるか?≫

(山本)ちょっといい!?
(左門)うん?
(山本)吉野君から絶園の魔法使いが見つかったけどそっちによこしていいかって。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~

(羽村)高校2年のときからつきあってる彼女で
肌が雪みたいに白いからゆっちゃんって呼んでるんだ。

(夏村)呼ばんでください。

(真広)お前。ストーカーかなんかか?

(哲馬)禁断の言葉を。 

(山本)まずいじゃない。それ!
(左門)しっ。しかし、けっ 計画の詳細も知らないまま。

(葉風)いちゃいちゃしてるな。
よくやりますね。

  何やら企んでいるようであり
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