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フラクタル 第11話  楽園 の感想 [TVアニメ]

。。。おわる僧院。フラクタルシステム再起動。
でももう二度と再起動はできない。僧院壊れたから。あれも一種の宇宙エレベータ
そして、あの戦後の党とあやしい団体もふたたび政権をとれないのであった。
めてだしめでたし。システムは衰退するもの。MSもね。


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(クレイン)フリュネ。
(フリュネ)ネッサ。行きなさい。クレインの方へ。
(ネッサ)で。でも。
(フリュネ)行きなさい!
ああ。
。。。ネッサはクレインの方へ


(バロー)これで聞こえるかい?
坊や。
フリュネと今まで仲良くしてくれたご褒美にこの世界の真実を教えてあげよう。
なーに。受講料は無料だ。
(クレイン)フリュネを。フリュネを放せ!
(バロー)これを聞いても君はまだフリュネとお友達でいてくれるかな?
われわれが「神」と呼ぶ少女。
オリジナルフリュネの生体データ。
その守護を強化するためフラクタル・システムを生み出した当時の科学者たちは
神を肉体と魂とに分けて「鍵」とした。
それから、700年。いざ邂逅の時が来てみるとなぜか鍵は鍵穴にはまらかった。
そこで、神に再び降臨していただくことにした。
フラクタル・システムを再起動するために。
神の魂は10歳のものだったので、われわれは肉体のかけらから10歳の「器」を
再生し、魂を入れ込む作業を行った。
しかし、これもうまくいかなかった。
何度 試しても、神は目覚めなかったのだ。
多くの肉体。すなわち、フリュネが犠牲となり廃棄された。
幾年も過ぎ。わたしにこの役が託された。
だが、わたしも人の子でね。
れんびんの心でもって何体かわたしの元で引き取ることにしたのだよ。
そのうちの1体がこの子だ。
神の魂が入る前の純粋無垢なわたしのいとしい娘。
ねえ?フリュネ?

しかし、わたしは本業を怠っていたわけではない。
わたしは見つけたのだよ!
先達が見つけられなかった。神とフリュネの秘密を。
わたしは驚愕し、納得した。
先達が解けぬのも無理からぬこと。神の年齢は10歳ではなくこのフリュネと
同じ16歳だったのだから!

(クレイン)えっ?

(バロー)そう神は10歳の人格を自らつくり出し、そこに逃げ込んでいたのだよ。
ある経験を味わったことによってね。
♪~


。。。通路をさがすスンダ
(スンダ)どこへ行った? あいつら。
(タカミー)兄貴!

。。。撃ってくる僧兵  ・・・あのS会。
(スンダ)エンリ。タカミー。戻って、別のルートを探せ!
(エンリ)えっ?
(スンダ)二手に分かれて、クレインたちを。アラバスターより先に!
(タカミー・エンリ)イエッサー!



(ディアス)中枢の道はまだ見つからないのか?
(ディアス)頼んでおいた増援はどうした?
何? つながらない?
いざとなったら、尻込みする腰抜けどもが!



。。。えらそうに話すエロじじい。
(バロー)そう。神と同じ経験をこのフリュネも味わった。
だからこそ神のデータの揺らぎを持つことができた。
(クレイン)そ その経験って?
(バロー)フリュネは愛を知ったんだよ。
(クレイン)愛?
フリュネ。どういうこと?
(バロー)フリュネはわたしのものだということだよ。
そして、フリュネだけが救えるこの世界はわたしたち2人だけのもの。
君が夢中になるのもよく分かる。
何しろ、フリュネはわたしによって熟成された最高級のヴィンテージだからね。
うらやましいだろ?
でも残念だったね。
坊やにはフリュネも世界も手に入れるには1,000年くらい早かったということ
かな?
分かったなら、泣きべそかきながら、とっととおうちに帰りな!
勘違い冒険少年。バイバイ!
アハハハ!
アハ。アハハ。
。。。さすフリュネ。・・・DVオヤジを。
(刺す音)

(バロー)はっ?
。。。倒れるバロー


(ネッサ)キャッ!

(バロー)フ。 フリュネ?
(バロー)どうしたんだい? フリュネ。 痛いよ。
パパはこんなこと君に教えこんだ記憶はないよ。
どこで覚えてきたんだい?
ねえ。フリュネ!?

(フリュネ)嫌~!

(バロー)フリュネさん? 痛いよ。


(ネッサ)フリュネ!
クレイン。フリュネが!


。。。立ち去るフリュネ
(ネッサ)あっ。
ネッサ。行くよ!



。。。血が手に。
(フリュネ)消えない!
消えない! 消えない!
消えない! 消えない!

ネッサ。どうして?

(ネッサ)フリュネはネッサが寒いときにね。こうやって温めてくれたの。
だから、お返しするの。

(フリュネ)わたしには温めてもらう資格なんて ない。
(ネッサ)資格?
(フリュネ)わたしは汚れているの。
汚れた心! 汚れた。
あ。

。。。キスをするネッサ。

(ネッサ)フリュネは奇麗。
きらきら、涙 宝石みたい。
(フリュネ)ネッサ。

。。。消えかかる。
(フリュネ)ネッサ!


♪(祝詞)

♪(祝詞)

(ネッサ)このお歌知ってる。

(フリュネ)行きましょう。

(ネッサ)どこ行くの?
(フリュネ)どこへ行くとしても、わたしたちは一緒です。
(ネッサ)クレインも?
(フリュネ)あっ。



。。。さまようクライン。思い出すバローのコトバ。
《フリュネは愛を知ったんだよ》
《フリュネだけが救えるこの世界。わたしたち2人だけのもの》
(クレイン)やめろ!
《フリュネはわたしによって熟成された最高級のヴィンテージだ!》
(クレイン)あ。やめろ!

。。。
(エンリ)わっ!
(クレイン)エンリ?
(エンリ)どうしちゃったの?
それより。フリュネは?
あの子、狙われてるのよ。アラバスターに!
(クレイン)えっ?
(エンリ)「えっ?」じゃないわよ!
ってか。ネッサもいないじゃない!
あんた。何やってんの!?

何、ビビってんのよ!
それでも。男?
守り通しなさいよ!
好きなんでしょ?
あの2人のことが!

(クレイン)好き。
そうだ。
俺はまだ伝えてないんだ。

(エンリ)えっ?
こっちよ!




トリスタンの守備隊全滅!
艦が占拠されました!
このままではここも持ちこたえられません!
早く増援を。
(ディアス)面白いニュースだ。
合流予定の3氏族が戦線から離脱したそうだ。
ええっ!?
(アラバスター)そんな。
(ディアス)人間は裏切る。
だから、人間なんだよ。
作戦をパターンEに変更する。
みんなに伝えろ。
君たちはダナンに乗せてもらいな。
(アラバスター)嫌です!
われわれはリーダーと共にあります!
(ディアス)ありがとう。




。。。逃げる3人。
   爆発が
(エンリ)何か大きかったわね。


(スンダ)エンリ!
(エンリ)兄さま!
(スンダ)クレインは無事か?
詳細はつかめないが。アラバスターが自爆覚悟でこの僧院をぶっ壊し始めたらしい。
(タカミー)ええっ?
(スンダ)ダナンが危ない!
すぐに戻って船を脱出させろ!

(エンリ)えっ?

(タカミー)じゃあ。兄貴は?

(スンダ)俺はまだやるべきことが残ってる。
クレイン。お前は?
(クレイン)え。 俺は。

(スンダ)エンリ、お前がダナンの指揮を執れ。
(エンリ)で、 でも。兄さまが!

(スンダ)エンリ。
お前はまだ甘えん坊のエンリか?
違うだろ?
(エンリ)兄さま。
(スンダ)大丈夫。 必ず戻る。
タカミー。エンリを頼んだぞ。

(タカミー)イエッサー!

(スンダ)クレイン。行くぞ!
(クレイン)あっ。



。。。奥へ。
(スンダ)たどりつくまでに木っ端みじんじゃ、かなわねえな。

♪(祝詞)

(クレイン)待って。 この歌は?
(スンダ)どっから聞こえてくるんだ?

♪(祝詞)



。。。奥の間?

♪(祝詞)

(スンダ)これは?
(クレイン)うわっ。

。。。見つけるクレイン
(クレイン)フリュネ! ネッサ!
(スンダ)あっ。

。。。銃を向ける僧兵。スンダも、


(モーラン)双方。やめなさい!

(モーラン)神聖なる儀の最中です。
狼藉は許しません。


(クレイン)フリュネ!
どうして!?
(モーラン)フリュネは自ら選んだのです。
世界の鍵となることを。

(スンダ)はあ?

(クレイン)どうして勝手に?
ねえ。フリュネ!?
フリュネ! フリュネ。
あっ。

(モーラン)あなた方も1,000年に一度の瞬間に立ち会いましょう。
いとしい娘たちを「空の屋根」へと導くのです。
もはや敵も味方もありません。
思想の垣を越え、世界に祝福を与えるのです。

(ディアス)では、わたしも参列させていただきましょうか。

(スンダ)ディアス!

。。。入って来るディアス
(ディアス)素晴らしいですね。
わたしたちが世界に祝福を与えるとは望外の喜びです。

(巫女)祭司長さま。危険です!排除を!


。。。祭司長の前に出るディアス。
(ディアス)お目にかかれて光栄です。
祭司長。
(モーラン)立ちなさい。
あなたにはわたしと同じにおいを感じます。
もし、生まれ変われば良きお友達になれるかもしれませんね。
(ディアス)ありがたきお言葉、胸に染み渡ります。
(モーラン)もうこの部屋にも仕掛けたのですか?
(ディアス)ええ。そのためにわたしの最後の親友が2人死にました。
(モーラン)哀れみを。
(ディアス)ありがとうございます。
。。。だきつくディアス。
(モーラン)あっ。

(巫女)祭司長さま!

(スンダ)ディアス!?


(モーラン)寂しいのですか?
(ディアス)かもしれません。
祭司長。共に死んではいただけないでしょうか?
(モーラン)この命、決して惜しくはありません。
ただ世界は絶対に渡しません。

。。。爆発。
(一同)うわっ!

(スンダ)突っ込むぞ。クレイン!
(クレイン)ああっ!

(スンダ)これは?クレイン。跳べ!
(クレイン)えっ?
(スンダ)いいから跳べ!


(クレイン)フリュネ!
(フリュネ)クレイン!


(スンダ)くそっ!

(クレイン)スンダ!

(スンダ)早くエレベーターの中へ!とっとと行け!

(クレイン)どうやったら動く?
(フリュネ)脇のボタンです!
(クレイン)これが「空の屋根」とやらとつながってるのか?
(フリュネ)ええ。
(スンダ)クレイン。お前が行ってこい。
(クレイン)えっ?スンダは?
(スンダ)今のうち お前にちゃんと答えておこう。
俺も正直世界がどうなったらいいかよく分からん。
ただ、俺たちは今まで自分の信じる道を生きてきた。
それに後悔はない。
クレイン。今こそお前の信じる道、選んでみろ。
仲間の選択はグラニッツの総意だ!

。。。撃ってくる僧兵。

(スンダ)お姫さまに向かって発砲かよ!

(クレイン)スンダ。君も!
(スンダ)運が良けりゃ。また、会おうぜ!
行けー!


。。。壊れる僧院。


。。。逃げ出す飛行船
(エンリ)ぎ。ぎりぎり!
(大ジジ)安全空域までは油断するな! 両舷全速!
(タカミー)えっ。でも、それじゃ。兄貴たちが!
(エンリ)行くのよ。タカミー!
(タカミー)お嬢。
(エンリ)命令に従いなさい!



。。。エレベータ。
(ネッサ)あっ。
フリュネ。
(フリュネ)寒くない?
(ネッサ)うん。
(フリュネ)ここは暖かくてよかったわ。
(ネッサ)フリュネのお膝もあったかい。

。。。外が見えるエレベータ。

(クレイン)鍵になるの?
(フリュネ)ええ。
(クレイン)どうして?
(フリュネ)ネッサは激しく損傷しています。
このままでは消えてしまう。
(クレイン)でも1つになったからといって。
ネッサも君も無事でいられるとは限らないんだろ?
(フリュネ)そうですね。
(クレイン)それって自殺行為じゃないか!
(フリュネ)そうなるかもしれません。
でも、むしろその方がいい。
わたしたちは結局。ただの「鍵」だったにすぎません。
元の姿に戻るだけです。
(クレイン)また、そうやって勝手に決める!
俺の気持ちはどうなるんだ?
(フリュネ)クレインの気持ち?
(クレイン)俺は世界のことが分からない。
僧院もスンダたちも正しいところがあって間違いがあった。
どっちかを選べって言われても今の俺には無理だ。
でも1つだけ言える。
今。君とネッサを失ったら、俺、悲しい。
死ぬのと同じくらいつらい。
(フリュネ)慰めはやめてください。
わたしはもうクレインに好きになってもらえる資格なんか。
あ。
。。。だきつくクレイン。
(クレイン)フリュネ。好きだ。
怒ったり。殴ったり。意味分かんないことばっか言ったり。勝手でわがままで。
腹の立つこともいっぱいあった。 でも、そんな君が好きだ。
ホントは俺これを言いたいために、ここに来たのかもしれない。
(フリュネ)クレイン。駄目! そんな。
(クレイン)だから、一緒に決めさせてよ。 最後まで2人で。いや3人で。

(ネッサ)クレイン。フリュネ。仲良し。
3人、ずっと一緒。



。。。飛行船。
(足音)

(エンリ)誰?安全空域に入ったからって油断できないわ。 配置に戻って。
(大ジジ)窓に情けない顔が映ってるぞ。

(エンリ)大ジイ。
。。。泣き出す。
(大ジジ)エンリ。強くなれ。
1つだけ教えておこう。
ロストミレニアムはなフラクタル・システムを破壊するために生まれたんじゃない。
(エンリ)えっ?
(大ジジ)人間が自由で本当に人間だったときのその面影をこれから先の世界へ
受け継いでいくためだ。



。。。最上階。楽園?

(ネッサ)奇麗。

。。。クレイン、歩き回る。
(フリュネ)クレイン。ここは聖域です。
あまり動かない方が。
(クレイン)ここからどうすればいいの?
(フリュネ)ここからはネッサの記憶が導いてくれるはずなのですが。

(ネッサ)フリュネだ。
(クレイン)んっ。
(フリュネ)わたしが何か?
(クレイン)あっ。

(クレイン)これは。
(フリュネ)神です。


。。。映像。
(オリジナルフリュネ)「映ってるかな?」
「えっと  わたしね。今からお仕事、行くの」
「あのね。フラクタル何とかってとこがね女の子を探してるんですって」
「何だっけ? データを取る?」
「ちょっと怖いけど。パパに怒られちゃうし。お仕置きは嫌だわ。
 ちょっと気持ち悪いんだもの」
「あっ。でも、ネッサと一緒だから平気だよ」
「平気だよ」
「ネッサがいると強い子になれるの。わたし、ネッサが大好き!」
「ネッサも、フリュネが大好きだよ!」
「ねえ~。ネッサは大好きが大好きなのよね」

・・・電波さんがうつくっておかしくなった世界?

(フリュネ)「大好きが大好き」

。。。音楽を鳴らす。
(♪『昼の星』)
「この歌も好き。ネッサは昼の星に何を願いますか?」
「えっとね。ネッサ。ケーキが食べたいの」
「わたしも食べたいな。ベリーいっぱいの」
「あっ。パパが来た。
 バイバーイ」


(クレイン)これが神。
(フリュネ)ただの少女です。わたしと同じ。
でも、彼女はわたしとは違う。
彼女はこんなにゆがんだ世界を受け止めて、そしてあんなに笑っていられた。
まるでネッサのように。

(ネッサ)フリュネ。行こう。

(フリュネ)クレイン。わたしは今ならこの世界を好きになれるかもしれない。
あなたがいてくれたから。
そして、ネッサがいてくれたから。
今こそ大切な人たちを守ってあげたいの。
クレイン。こんなわたしはまだ身勝手でしょうか?

(クレイン)うん。勝手じゃないよ。
俺、全力で君とネッサを守る。
2人が1つになって、その後どうなっても俺が2人を連れて帰る。
そして3人で暮らそう。
3人ずっと一緒に。
いってらっしゃい。
(フリュネ)うん。


(フリュネ)立てる?
(ネッサ)うん。
(フリュネ)さあ。ネッサ。隠れん坊よ。
(ネッサ)隠れん坊?
(フリュネ)2人でこの世界中を隠れん坊するの。
(ネッサ)それはすてきね。
じゃあ。最初の鬼はネッサね。
(フリュネ)分かったわ。
そうしましょう。

(ネッサ)クレイン。ありがとう。

(クレイン)ネッサ。 あっ!



。。。輝き出す2人。
(フリュネ・ネッサ)♪「昼の星に願いを捧ぐなら」
♪「クレインの笑顔よ。永遠にと」

《涙は 出なかった》
《こういうときは泣くんじゃないかなってちらっと思ったけど》
《でも、涙は出なかった》
《それは心が動かないからじゃない》
《きっと 僕のとわの笑顔を願ってくれる人たちがいるから》

。。。システムが再起動。





。。。再起動した世界。・・・でも、もうない僧院。・・・なんとか党も。あれも。

(チャイム)

(アナウンス)5時の祈りの時間です。フラクタル・システムの再起動が
果たされてから今日で1年が経過します。
さあ。祈りましょう。この世界の平和はフラクタルが存続するかぎり
永久に続くのです。


(エンリ)フンッ。
存続するかぎり永久にだって。
矛盾しまくりじゃない。
(大ジジ)言わせておけ。僧院が崩壊してはもう次の再起動はない。
(エンリ)まあね。


あの土がつめの中に入っちゃって。
(ゴーワン)はあ?
そんなことで畑仕事が。

(エンリ)こら。ゴーワン! ちゃんと教えてやんなさいよ!

(ゴーワン)すっ。すんません。お嬢!


(大ババ)すっかり。リーダーらしくなりましたね。エンリ。
(大ジジ)ああ。


(サンコ)おおっ。ミミズ!


(ダイダラ)何だ。そのへっぴり腰は?もっと こう腰を入れて。

あ。どこ触ってるのよ。エッチ!

(ダイダラ)あれ?
お前もエッチ入門か?

(ダイダラ)いや。

でも、あの半端ねえエッチ野郎にはかなわねえよ。

(エンリ)クレインどうしてるかな。





。。。クレインの自宅。

(ジャッキーの鳴き声)
(クレイン)欲しいの? これが? どうぞ。
(ジャッキーの鳴き声)
(クレイン)食べられなくてもうれしいのかな?

《あれから1年。
 僕の生活で変わったことは家で炊事をするようになったこと》
《そして…》

。。。ねている少女。
(クレイン)いい朝だね。フリュネ。ネッサ。

《あれ以来、2人はずっと眠り続けている》

(クレイン)さて。飯、食ったら、今晩のおかずでも取ってくるか。

うーん!
はあ。

(クレイン)あっ。フリュネ。

おはよう。 すてきな朝ね。

(クレイン)えっ? フリュネ?

お日さまは好き。 とっても好き。 好きがとっても好きなの!

(クレイン)うん。 本当にいい朝だ。
うん!

(クレイン)ネッサ?
えっ?
(クレイン)いや。そうだ。おなかすいてない?
おなか? この辺ぎゅーってするからすいたかも。
(クレイン)待って。
もうすぐ朝ご飯ができるから。
やったー!
クレイン。
(クレイン)んっ?
ありがとう。
(クレイン)えっ。


。。。もどていくクレイン
クレイン。わたしもクレインのことが好き。
出会ったときからずっと好きだった。
わたし 今、幸せ。

。。。だきつくクレイン。泣いている。
(泣き声)


おかしなクレイン。
まるで赤ちゃんみたいだわ。

(クレイン)ハハハ。

          おわり
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