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咎狗の血  第2話  虚夢/LOST の感想 [咎狗の血]

なんとなくアキラ、ケイスケと会う。どうしてここまで来たか。子犬のよなケイスケ
つきそうイヌ?・・・車の後を走ってつけてきた?それともよく利く鼻か?

町をともに歩く二人、リンの狩りを横目に避けて。。。追ってくるリン。BL?
ここは僕の縄張り。でも今日はいいやとお節介をやく。二人に町の案内。

ケイスケにイグラへの参加説明へ。。。恐れて、辞める子犬のケイスケ

ではと、リンに連れられて、情報屋に会いに行くことに
・・・ゲームだね。ここでサーブてか?

知り合いになるアキラとケイスケ。
そして、外に出る。ケイスケ、ともにゲームに出ることを誓う。一緒に帰るために
???

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。。。雨が降っている。
♪~
(ナノ ナレーション)<染まる… 染められる>
♪~

。。。回想する。あの男。
(アキラ)あっ…。
♪~

(ナノ)<交わり かぶさり 飲み込み…>
♪~

<時には 内側から にじむ>
はぁ…。
♪~

。。。。起き上がるアキラ。
(ナノ)<色… 何色に染まる?>
♪~
<お前は 何色を選ぶ?>

。。。その場を去るアキラ
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~

。。。雨を避けに。。。
あっ…。
♪~

ガチャガチャ…
♪~

。。。中に入るアキラ。
はぁ…。
。。。雨宿り
♪~

ガタッ…(物音)

はっ…。

ギシ ギシ ギシ…(足音)

コツ コツ コツ コツ…(足音)

くっ!
はっ!?
ドカッ!
うわっ!
お前… ケイスケ!
(ケイスケ)げほっ。げほっ…。
うっ。うぅ…。
ア… アキラ!?
なんでこんな所にいるんだ?お前。
あっ…。アキラがここにいる気がして…。
そうじゃないだろ。
あっ…。
やっぱりどうしても心配で…。
後をつけたのか?
うん。
はぁ…。
よく無事だったな。
危ない目には遭ったよ。
でも走って逃げたんだ。
はぁ…。
ここはお前の来る所じゃない。
あっ… でも何か力になれることがあったら…。
これは遊びじゃない。助けは必要ない。
オレ。帰らないよ!
帰り方なんて分からないし…。
♪~

。。。間が開く。
オレは帰らないから。
勝手にしろ。
えっ…。うん!
♪~

。。。おちつく二人
ありがとう。アキラ。
♪~
はぁ…。
♪~



。。。朝?
あっ… アキラ?
行ってくる。
行くって… どこへ?
イグラに決まってる。タグも持ってる。
負けたら、死ぬかもしれないんだよな。
言っただろ。これは遊びじゃない。
オレだって人を殺すことになる。
あっ…。
殺さなければ殺される。それがここのルールだ。
頂点にいる王(イルレ)を倒さないかぎりここからは逃げられない。
オレも行く。
ダメだ。丸腰だろ。
一人で待ってるだけなんて嫌だよ!
ふぅ…。
持ってろ。
えっ…。アキラは?
予備のナイフ持ってるのか?
いいや。
でもそれじゃあ…。
ケイスケ!約束しろ!自分の身は自分で守れ。
うん。分かった。


あっ… 待って。アキラ。


ガタガタッ!
(リン)てやっ!
ドカッ!
♪~
へっ。
おらぁ!
くっ!
バキ!
うわっ!
アキラ、あそこ…。
♪~

ふん!
シュッ!
ちくしょう!くっ!


行こう。
あっ…。うん。


ドスッ!
ぐわぁ~!
せぇ~の!
ダン!
キン!
ううっ…。
今日はこれで勘弁しといてあげるよ。

バキ!
ぐわぁ!
♪~
♪~

。。。おっていく。二人を。
ちょっと!
(2人)ん?
(2人)あっ…。
あっ!君、さっきの女の子!?
ん?残念でした。付いてま~す。
なっ!? つ… 「付いて」?
ふふん。あっ…。
ん?
まっ。そんなことはどうでもいいけど。ここ、オレの縄張だし。
勝手に入ってこられちゃ困るんだよね。
えっ。縄張?
そう。人のシマに無断で踏み込んだヤツは通行料 払ってもらわないとね。
通行料って…。
ふふん。
そっちのいい男なにいさんはイグラに参加してんだね。
♪~

ん~。まあいいや。見たとこ初心者っぽいし今日の通行料は免除してあげるよ。
にいさんの顔に免じて。ついでに何か 聞きたいこととかある?
武器が手に入る所はあるか?
ん~。武器ねぇ。こんなのはどう?
これだったら初心者でも扱いやすいよ。
お前は?
しばらく貸しとくからいつか返して~ か・ら・だで。
はあ!? なんだよ。それ!
君、男だろ!?
へへっ。
や~だなぁ。冗談だよ。
オレ。リンっていうんだけど。にいさんたちは?
アキラだ。そっちは ケイスケ。
アキラとケイスケね。ふ~ん。
で、ケイスケ。参加しないの?イグラに。
えっ?
こいつは…。
この街じゃ。いつ死んだっておかしくないんだよイグラに参加してようとしてなかろ

うとさ。
だったら楽しんだ方がいいじゃん!
まっ。とりあえず。説明だけでも聞いてみたら?
えっ…うん。
よ~し。じゃあ行こうよ。
えっ… どこへ?
城だよ。城。アルビトロんとこ。
アルビトロ? えっ?
ほら、早く早く~!びびってんの?



。。。城の前まで走る三人。
はいは~い!正面に見えるのが悪の麻薬組織ヴィスキオの巣
通称「城」でございま~す。
でかいなぁ。
確かね~。大戦前は多目的なイベントホールとして使われてたんじゃなかったかな。
演劇とか コンサートとかそういうやつの。
へえ…。
で、大戦後、幅を利かせてたヴィスキオ一味が占拠しちゃったってわけ。
城の中はね もう カオスよ。カオス。
カオス?
行けば分かるって。
♪~

お勤めご苦労さまで~す。
(警備員)なんの用だ?
イグラ参加希望で~す。
(警備員)お前はすでに参加しているようだが?
オレじゃないって。後ろ。後ろ。
青いツナギ着てるおおらかそうなにいちゃん。
よろしくお願いします。
(警備員)いいだろう。通れ。
♪~

バーン(扉の音)
♪~


。。。中に入る。
はぁ~。何度、来てもほんと趣味悪いよ。ここ。
アルビトロってヤツの趣味なのか?
そういうこと。
♪~

。。。案内のものが出てくる。
イグラ参加希望の者は?
オレ… です。
まずこれを着けるように。
。。。仮面をわたされる。
♪~

ふふっ。
こっちだ。
じゃあ話聞いてくる。
♪~


。。。外で待つことに
心配?
別に…。
うっそだ~。顔に書いてあるし。
嫌なんでしょ。ケイスケが イグラに参加するの。
う。あいつが決めることだ。
ふ~ん。


バーン
ん?
あっ。ケイスケ!おっかえり~。
あれ?タグは?
あっ…。
あっ。ひょっとして参加は断念したとか?
うん。その… ごめん。
謝る必要はないだろ。戻るぞ。
あははっ。やっぱりね~。そんなへっぴり腰じゃ無理だと思ってたのよ。オレ。
ははははっ。
はぁ…。
♪~


ねえねえ。オレさ。これから知り合いに会うんだけど一緒に行く?
知り合い?
うん。ちょっと頼まれてるものがあってね。
いろいろ詳しいオッサンなんだけどさ。紹介してあげるよ。
知り合っといて損はないと思うよ。
♪~

ん?
あの…どうしてそんなに親切にしてくれるの?
オレはさ~結構長いことイグラやってるから、退屈してきちゃったわけ。
飽き気味なのよ。
余裕だな。
そうだよ~。だってオレ強いもん。
タグ欲しければ そのへんの雑魚やっちゃえばいいんだしさ。
別に今は二人のこと狙う気もないしここのこといろいろ分かればアキラたちも得っし

ょ?
分かった。
んじゃ。こっちね。



ザシュッ!
ぎゃあ~!はぁ はぁ…。
(グンジ)へっ。
ん?


げっ… 処刑人かよ。
ああっ…。
(グンジ)はっ!はあぁ~!ぎゃあぁ~~!


処刑人って?


うっ。うぅ…。
まあ見てれば分かるよ。
あっ!


ひぃ…。
(グンジ)逃げても無駄だっつうの。
うわっ! うっ…。
ブシュッ!
(グンジ)はいはい。残念。ゲーム オーバー。ひゃ~はっはっはっ!
よがってんじゃねぇよ。こらぁ。


あの金髪がグンジ。
ドサッ!
あっ…。
(キリヲ)飛んだなぁ。ミツコさんよ。へっ。



そんであの黒いのがキリヲっての。
あいつらには気をつけなよ。気まぐれだし。いいかげんだし。
違反してなくても言いがかりつけて殺しちゃうとき あるから。
あれは!?
アルビトロの狗だよ。
い… 狗?



(グンジ)あっ? 何?ひゃ~はっはっはっ!不正してねぇって。タグ全部あったっ

てさ~。
ああっ…。


(キリヲ)ん?
なんかあんのかよ?そいつに。
(キリヲ)お前さぁタマが反応してんだけど…。
(キリヲ)におうよなぁ。お前。
もう~。この浮気者~!まったく何やってんだよ!
早く行こうって言ってるじゃん。ほらもう処刑人のおにいさんたち怒らせちゃったら

大変でしょ~。
早く行かないとお邪魔になっちゃうから~。
ってことでほんとにすみませんでした~。
(グンジ)ウザッ!
(キリヲ)はぁ~あ…。
♪~


(キリヲ)まあいい。そろそろタマ連れて帰んねぇとビトロがキレる。メシの時間だ


(グンジ)ああ~。



危なかったね。
ほんとどうなるかと思った。
ふぅ…。さあ 早いとこ行こ。
目的地はもう目と鼻の先だからさ。
♪~


。。。たまり場。飲み屋。
ふぅ…。おお~。いた。いた。
オッサン!
(源泉)よう。遅かったな。
いや~。処刑人に引っ掛かっちゃってさ~。
犠牲者 約2名。
(源泉)違反者か?
さあね。
(源泉)言いがかりか。まあ2人で済んだんならよかったというかなんというか…。
で、例のものは?
持ってきたよ。はい。
よ~しよし。確かに。ん?なんだ知り合いか?紹介しろよ。
そのつもりだったの!
え~っとね。こっちがアキラで…で、こっちが ケイスケ。
どうも。
で、このさえないオッサンが源泉ね。
(源泉)「さえない」は余計だ。しかし、なんだってリンなんかと一緒にいるんだ?
うるさくってしょうがないだろ?
うるさいってなんだよ!来たばっかりって言うから親切丁寧に案内してあげてるのに


(源泉)そういうのがおせっかいっていうんだよ。
あんただって人のこと言えないっしょ?
おせっかい焼くの大好きなくせに。
(源泉)はははっ。まあな。
その写真は?
ん?ああこれか。仕事でなちょいと使うんだよ。
リンに頼んでたんだ。
仕事?
情報屋だってさ~。
うさんくさいったら、ありゃしないよねぇ。
情報屋…。
まあ。いろんな情報 仕入れてそれをネタに飯 食ってるってとこだな。
ふふん。ジャジャ~ン!
。。。デジカメを取り出すリン。
これでいろんな情報 撮りまくり~。
はい はい は~い!
アキラも一枚どう?
写真は好きじゃない。
分かった。その変なオッサンと一緒に写るのが嫌なんでしょ~?
あっ…。
えっ?
(源泉)んなことひと言も言ってねぇだろ。なあ?アキラ。
お知り合いになった記念に。なあ?
あっ。はい…。
じゃあいくよ~。はい。チーズ!
カシャ!

。。。ふりほどくアキラ
(源泉)あっ…。
♪~


へへっ へへへっ。
あ~っはははっ!ははっ あ~っはっはっはっ!

ありゃあ。「ライン」だ。
ライン?
(源泉)ここじゃ当たり前のように出回ってるリキッドタイプのドラッグだ。
使えば神経が高ぶり疲労感がなくなり体が軽くなる。
けどなラインは ほかのドラッグとは決定的に違う部分がある。
本当に身体能力と精神力が増幅されちまうのさ。
実際に強くなるってこと?
(源泉)んん…。そういうことだ。一時的なものではあるんだがな。
ところがこいつは依存性が高くてな。禁断症状も強く出る。
濃度が高けりゃ、効果も強いが。体になじまんと苦しむことになる。
ひどいときはあの世行きだ。
そんな危ないクスリ…。
イグラのルールにドーピング禁止なんて項目はないが…。
まっ。やめとけ。
ふぅ~。
♪~

そういや。お前さんはイグラに参加しないのか?
えっ?あっ…。
戻ろう。行くぞ。
あっ。うん。源泉さん。それじゃあ。
ああ。
ほんじゃ。まったね~!



。。。外に出て。
アキラ!
オレ、やっぱり アキラ一人をこんな危険なゲームに参加させるなんてできないよ。
だから オレ… イグラに参加する。
うっ。
止めても無駄だから。
♪~

勝手にしろ。
うん!絶対 勝って、一緒に帰ろうな。アキラ!
・・・地獄の一丁目?
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~

あのさ…。
何?アキラ。
お前、どうやってトシマに来たんだ?
えっ?
無我夢中で追いかけたからなぁ。
オレ、車に乗ってたんだぞ。
へっ?あっ。いや、とにかくそう…トシマに行って、アキラを捜そうと思ったんだよ


はぁ… だよな。なんか お前が走ってオレの後を追ってきたんじゃないかって気がし

た。
や… やだなぁ。もう。
よくオレのこと見つけられたな。
えっと… 無我夢中だったから。
それさっきも聞いた。

次回 「狂争/igra」
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