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三国演義 第27話 南郡進攻 の感想 [三国演義]

三国演義 第27話 南郡進攻 の感想

・・・周瑜、憤死への第一歩へ。あかんさん?


。。。。関羽。曹操を
(馬の鳴き声)
こうなっては命がけで戦うしかない。
(うめき声)
曹操さま。戦おうとしても馬が言うことを聞きません。
ぬぅぅ!
(馬の足音)
関羽は武勇だけではなく義理人情を重んじると聞いております。
殿は以前恩を施されました。
ここは見逃してくれるよう頼まれたらどうです?
曹操さま。不本意でしょうが関羽の情けを乞うしかありません。
…ウム

。。。前に出る曹操
関羽将軍。お変わりないか。
我が軍師の命によりお待ちしておりました。
わしの軍勢は戦いに敗れた見るも無残な姿だ。
どうか見逃してくれぬか。
以前はたしかにご恩を賜りました。
しかし すでにご恩返しは済ませております。
今さら何で私情に走ることができましょう。
ハァ…関羽許都の郊外で別れた日のことを覚えているか?
ん…
♪~

。。。回想
《無事を祈る》
君は信義を重んじる男だ。
何より「春秋」を熟読し大義をよくわきまえているはず。
。。。情に甘い関羽。それが後の死を招く。恩を仇で返す曹操。
(うめき声)
道を開けろ!
あぁ…!
行け!
。。。。曹操と敗退兵が
関羽さま。ありがとうございます感謝いたします。
ぬうう…
(うめき声)
むぅぅ…ハァ…
♪~
何人残っている?
27人です
ハァ…
殿。あれを
おぉ…!?
ああっ!今度こそ絶体絶命か!


曹操さま!
曹仁がお迎えに参りました!
おぉ…!!フゥ…


(曹操)ううぅ…ん?
(泣き声/机をたたく音)
曹操さま。もう心配することはありません。
それなのに一体なぜお泣きになるのですか?
(曹操)郭嘉さえ生きていたなら…絶対にこんなひどい負けかたはしなかっただろう…
あぁ!郭嘉!
あぁ!郭嘉…
(泣き声)


許都へ戻って、軍勢を立て直し報復する。
これを渡しておく緊急のときに開けるのだ。
。。。曹仁に策を渡す曹操。
♪~



(趙雲)殿!今回曹操軍から非常に多くの戦利品を奪いました!
(一同)はい。大小の戦艦 三十数隻を奪い。弓矢など武器は数えきれません。
よし…いいぞ!
軍師どの。まことに神のごとき戦略!
(張飛)兄貴!やったぜ!
曹操の野郎。尻尾を巻いて逃げて行きやがった。
軍師どの。ハハハ…オレは本当に感服した。
こんなに痛快なことはない!ハハハハ…
あぁ。関羽将軍お待ちしておりました。
この度はよくぞ逆賊曹操を蹴散らしましたな。
お出迎えもせず、失礼いたしました。
(ため息)
将軍?どうされました?顔色がすぐれませんが
(関羽)私がふがいないばかりに曹操に逃げられてしまった。
(孔明)しかし戦利品があるでしょう。
いや 何もありません。
曹操への恩義を返さなければならないと思い逃がしたのですね!?
誓約書をお書きになった以上軍法通り裁くほかありません!
誰か!外へ出して首を切れ。
軍師どの。どうか。張飛!!
(張飛)関羽の兄貴を許してください!お願いします!
(3人)軍師どの。お許しください
軍師どの。関羽は軍法を犯した
しかし今回は過ちを記録するにとどめ…今後償わせてやってはくれまいか?
…フン
功績をたて償っていただきますぞ!
感謝いたします
…フン



<赤壁の戦いが終わるとすぐ周瑜は大軍を率い曹操が占領していた南郡を手に入れようとした…>
♪~

。。。まっている人たち
我が殿の命により贈り物を持参しました。
劉備どのは今どこにおられるのだ。
油江口です。
何?諸葛亮どのもご一緒か?
そうです。
君はこれから戻って御礼を申しあげてくれ。
私は改めて油江口へうかがう。
(魯粛)大都督。劉備はなぜ油江口などに?
(周瑜)南郡を狙っているのだろうな。
あ…我々が多くの兵力をつぎこんで曹操を追い払い。
ようやく南郡を手に入れようとしているのに漁夫の利を得ようとは…
私が彼らの立場でも漁夫の利を得ようとしただろう。
では どうするおつもりですか?
明日油江口へ行ってみよう。
事と次第によっては劉備を始末してやる



<周瑜は劉備に礼を言うという口実で油江口まで兵を進めた>
<そして劉備を倒す機会をうかがった>
(周瑜)乾杯!
(劉備/諸葛亮)乾杯!
劉備どのはなぜここにおられる
南郡を奪おうとお考えなのでは?
いいえ。私は大都督の助けになろうと来たまでです。
大都督がいらないとおっしゃるならいただきますが。
フハハハ…南郡はすでに私の手の中にある。
いらないとは言いません。大都督。曹操は逃げるにあたり曹仁を南郡に置きました。
何か策略があってそうしたのではないでしょうか。
それに曹仁はかなり手強い武将。
これは かなり難しい戦になります。
(周瑜)もし 私が負けたら、そのときはご自由に お取りください
(魯粛)あっ…ああ。
(孔明)魯粛どの。軍師どの周瑜どのの今の言葉を聞きましたね?
    大都督。決して後悔なさいませんように
    男が一度口にしたことは…守ります。
    さすがは大都督。まずは…呉の軍勢が攻撃し
    万一失敗したときは我々が攻めるということですね。
(周瑜)うむ。そう取り決めよう。
(孔明)では大都督が南郡をお取りになれるよう…
(周瑜)心から願ってくださるとは思えませんが…
(諸葛亮/周瑜)乾杯
(笑い声)

(魯粛)大都督。なぜ劉備と諸葛亮に南郡を取らせてもいいと約束をしてしまったのです?
(周瑜)気にするな。私が南郡を手に入れることは確実だ。


(劉備)私はそろそろ安住の地を見つけたいと思う。
もし周瑜に南郡を取られてしまったら…再びさすらいの身となってしまう。
(孔明)殿。心配は無用です。
周瑜と曹仁を戦わせておきましょう。
南郡は殿のものになります。
ウーン…



周瑜が軍を率いてもう漢江を越えたそうだ
(曹仁)二手に分かれ、一方はまっしぐらに南郡へ向かっており、
    もう一方は甘寧が先鋒となりイ稜へと向かっている。
曹洪。君はイ稜へ向かってくれ。
(曹仁)そうすれば南郡と同じ位置関係になり援軍を送りやすい。
はっ!
南郡を守り。こちらからは手を出さないようにする。
ですが。曹仁さま。我が軍は負けたばかりですから一度 戦って士気を上げるべきです。
五百の軍勢をお貸しください
呉の軍と戦ってお見せします
よかろう!


(兵士たち)ワ~
よ~し。止まれ!
(扉が開く音)
(気合)
(刀のぶつかりあう音/気合)
あっ。あぁっ
あぁっ…
(気合)
(兵士たち)ワ~
あっ
ワ~
あぁっ
ワ~
ワ~
(悲鳴/気合)
(馬の鳴き声/気合)
ワ~
(悲鳴)



曹仁さま。イ稜を奪われました。曹洪将軍が援軍を求めています。
イ稜を奪われたら、南郡を守ることもできませんぞ。
すぐに援軍を送り奪回しましょう。
そうだな。あぁ!?


いけ~っ!
(兵士たち)ヤ~!



<曹仁はイ稜に向かう途中で周瑜の猛烈な妨害に遭い南郡へ追い返された>
《イ稜を奪われ、南郡も明日には落ちようとしている》
《曹操さまにいただいた袋を開ける時が来た》
おっ。あぁ…
殿の計略はすばらしい!



見ろ。城壁には旗がさしてあるだけで守備兵はいない
腰に荷物をつけた兵士もいる。
逃げようとしているのでは?
逃げようとしているだと?
目前で取り逃がしてなるものか突撃!


(兵士たち)オ~
(扉の開く音)
(気合)
(武器がぶつかりあう音/気合)
フン!
(気合)
ハッ!
(馬の鳴き声)
(武器がぶつかりあう音/気合)
ハッ!



突撃!
(兵士たち)ワ~!
ワ~
(悲鳴)
。。。もぬけのから。
(どよめき)
フハハハハハ…放て!
(弓矢が飛ぶ音/悲鳴)
ウッ。アァァァ…
(弓矢が飛ぶ音/悲鳴)
ドォォォォ…
♪~


フハハハハハ…フン
ん?あぁっ!?あぁっ!?
大都督~っ!
ワ~
(気合)
(気合/悲鳴)


ウゥゥゥ…
あっ。
矢には毒が塗ってありました。
治すには絶対安静にして養生するしかありません。
さもないと傷口が開いてしまいます。



ハッ。おい。周瑜!お前のとりえは火攻めと船だけか。
(牛金)馬も弓矢も知らぬのか。矢じりには毒を塗っておいた。
(牛金)お前はもう長くはないぞ。
えぇ?フッ

(足音)
(周瑜)あの太鼓はどこから聞こえるのだ?
演習を行っているところです。
嘘をつくな!曹操の兵が門前で騒いでいる。
なぜ我慢しているのだ?
軍医どのが安静にして傷を治さなくてはならぬとおっしゃいました。
それで大都督の傷がよくなってから…
(周瑜)何だと!
(一同)あぁ…
武将たるもの。戦場で死ぬのは当然ではないのか!?
(一同)あぁ…
(足音)



。。。出て来る周瑜
周瑜!お前はもうおしまいだ。
ほざけ!オレをよく見るがいいどこも痛くないぞ!
奴をののしれ!傷口が疼くように悪口を聞かせてやれ!
くたばっちまえ~(ののしる声)
呉へ帰れ。死に損ないが!
小僧!往生際が悪いぞ!
ウゥ~突撃せよ~
ウッ…ウゥ…アッ…
(一同)アァッ…
(馬から落ちる音)
突撃!
(兵士たち)ワ~
ワ~
(気合)



。。。わざと落ちた周瑜
あっ。
君たちも あれが芝居だとは気づかなかったのか。
ハハハハハハ…


(寝息)
ん?どうだ…周瑜は死んだのか?
死にました。呉の兵士数人が投降しましたが、
うち2人は捕虜にされていた我が軍の兵士です。
彼らが言うには、今日周瑜は砦の前で傷口が開き砦に戻ってすぐ息絶えたそうです。
ハッ。今夜は越せないだろうと思っていた。
だから、まだ鎧を脱がずにおいたのだ。
将軍。今夜、夜襲をかけるのですか?
もちろん。
♪~


。。。夜襲。
ウゥッ
♪~
。。。はめられた曹仁。
これは!?いかん。撤退だ。急げ!
(弓矢が飛ぶ音)
あぁっ!
(悲鳴)
あぁ!?
(兵士たち)ワ~!
あっ
ヤ~ッ!
ワ~
(悲鳴)
逃げるぞ!早く!逃げるぞ!
ハッ
(気合/悲鳴)
♪~



(曹仁)我が軍は大部分を失い。南郡はもう保てない。
まず襄陽へ戻って後のことを考えよう。
ウム。


大都督。またも曹操を破ることができました。
ウム
。それではすぐに劉備と諸葛亮を呼び寄せ我々の祝勝会に参加してもらわねばならんな。
ん?あぁっ?
んん?
(超雲)大都督。申し訳ありません。
軍師どのの命で南郡はいただきました。
そんな話があるか!突撃~っ!
♪~


フッ
ウゥ~ッ
うーん!南郡を取り返す!どんなことがあっても!
大都督。この南郡はすぐには落とせないでしょう。
まずは部隊を派遣して荊州と襄陽を奪いましょう。
大都督。やつらと小競り合いする必要はありません。
よし。いいだろう。程普。君は急いで八千を率いて…襄陽を取れ!
甘寧も急ぎ八千を率いて荊州を取れ!
いいな?すぐかかれ!
(程普/甘寧)はっ!


大都督!荊州は張飛に…襄陽は関羽に取られました。
何!本当か!?
はい。諸葛亮が曹仁の割り符を使って荊州と襄陽の兵をだまし南郡救援に向かわせたのです。
張飛と関羽はまったく戦わずして荊州と襄陽を手に入れたわけです。
なぜ諸葛亮が曹仁の割り符を持っている?
曹仁の割り符を管理していた陳矯が諸葛亮の手に落ちたということです。
ウッ。ウゥ…
大都督!
大都督!
。。。体もなおってないので倒れる周瑜。。。かーそのいっちゃんの運命。



次回「劉備の結婚(前編)」
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