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DEVIL SURVIVOR 2 5TH DAY 驚愕の木曜日 [TVアニメ]

(響希)あっ。あぁ。

(アルコル)やあ。おはよう。輝く者よ。

(響希)ん。 はっ!
 ア アルコル!?

(アルコル)そう。 憂う者 アルコル。
(響希)な  なぜここにいるんだ!?
(アルコル)帰れって言われなかったのでね。
迷惑だったかい? 輝く者よ。




。。。居つく
(アルコル)緑茶はないのかい? 輝く者よ。
(響希)コ  コーヒーしかない。
(アルコル)そうか。 でもこれは君がせっかくいれてくれたものだ。
大切に飲もう。
(響希)セ  セプテントリオン でも お茶を飲むんだ。
(アルコル)小さなヤマトが私に教えてくれたんだ。
 人間はこういう形で談話の時間を持つのだと。
(響希)ヤマトが?
(アルコル)ふむ。
(響希)アルコル。ヤマトと君はどういう関係なんだ?
(アルコル)友達 だったと思うよ。
(響希)あっ。 だった?
(アルコル)生まれたばかりの頃、彼にはあまたな可能性、選択肢があった。
大きな力を持って生まれた彼はきっとよい選択をするだろうと思っていた。
(響希)今はそう思ってないってこと?
(アルコル)彼がほかの可能性を閉ざし、早々に選択をしてしまったことを
残念に思っている。
(響希)ヤマトの選択って。
(アルコル)有能な人間が管理する実力主義の世界。
それはそれでかまわないが。
(響希)かまわないわけないよ。
有能とか劣るとか そんなの誰が決められるんだ。
(アルコル)峰津院大和にはできるようだ。
ほかの人間のようなためらいはない。
私は人間が選んだ選択に対して、賛成も反対もしないつもりだが。
可能性を閉ざし、頑なになることは思考の停止だ。 美しくない。
(響希)ほかの道も考えろってこと?
(アルコル)そういうこと  かな。
ヒビキ。君は大きな力を持って生まれてきた存在だ。
(響希)望んだわけじゃない。
(アルコル)才能とはそういうものだ。
望む望まざるは関係ない。
そして 今それを悩み続けている。
(響希)あ
(アルコル)考え続けているかぎり選択肢はあり続ける。きっとよりよい選択もある。
♪~

(アルコル)ふむ。コーヒーとは苦いものなのだな。

(響希)味も分かるんだ。 砂糖入れてみる?
(アルコル)試してみよう。
。。。。入れる砂糖

(アルコル)ふむ。 こっちの方が好きだな。
ありがとう。ヒビキ。 ふふっ。
(響希)そんな大したことじゃないよ。
(アルコル)君が選択肢を与えてくれたおかげで私はこの飲み物も好きになれた。
ヒビキ。可能性とは そういうことだよ。
(響希)あっ。
ねえ。アルコルやっぱり人間を助けてはくれないのかい?
(アルコル)私はポラリスに創造された装置。直接逆らうことはできない。
そういう存在だ。
(響希)そうだったね。
(アルコル)ただ見守るだけだ。
(響希)それで俺の部屋にいるの?
(アルコル)私はどこへ行けばいいんだ?
(響希)知らないよ。
(アルコル)知らないか。
(響希)今まではどうしてたんだ?
(アルコル)憂えていた。何もできない私を。
装置である私が感情を持ってしまった。
私は何者なのだろうか?
(響希)アルコル。
♪~


(響希)君が敵じゃないというなら、邪魔をしないのなら、
ここにいてもいいけど。
(アルコル)あっ。君の私に対する認識が少し変わったようだ。
(響希)そりゃあ。話す時間を持つことができれば誰だって。
(アルコル)理解は関係を進展させる。
うれしいよ。輝く者よ。

(響希 心の声)う。≪何なんだ? セプテントリオンって≫
(響希)でも 絶対にほかの人に見つかっちゃダメだからな。
セプテントリオンがここにいるなんて知られたら、それこそ戦争になる。
(アルコル)感知されないように徹するよ。
(響希)はぁ。 そうしてくれ。


・(志島大地)ヒビキ、起きてるか?

(新田維緒)志島君 ノック ノック。

(大地)おっと まあ まあ。
これからのことをさ。 ん?

(アルコル)やあ。人間たち。

(大地)あっ! こっ これは。
そ そいつは!

(維緒)きゃあ~~!!

(響希)待って 新田さん。話を聞いて!

(維緒)で でも。

(大地)ヒビキ。そいつ こないだの変な男だよな!

(響希)ダイチも落ち着いてくれ!

(大地)そ  それともあれか!?
ヒビキを殺しに来たのか!? 悪魔め!

(アルコル)だから、悪魔じゃないと言っているのだが。



(大地)ええ~っ!?
(維緒)セプテントリオン!?
(響希)らしいんだけど。
(大地)侵略者の手先か!?
(維緒)人間じゃないんですか!?
(大地)ああ~。


。。。ぼけとつっこみ
(アルコル)そもそも 敵か味方かという概念は視点や捉え方によって。
(響希)アルコルは黙っててくれ。
(アルコル)なぜだい?
(響希)ややこしくなる。
(アルコル)そうかい?
(響希)彼はひとまず俺たちが倒すべき敵じゃない と思う。
(アルコル)そうだよ。
(響希)アルコルは黙っていてくれ。
(アルコル)そうかい?

(大地)マジかよ。
(維緒)ヒビキ君がそう言うのなら。
ほかのみんなには?
(響希)まだ 俺たちしか知らない。
いたずらに混乱を広げたくない。
(維緒)う うん。
(響希)ダイチも正確な判断ができるまでは俺に任せておいてくれないか?
(大地)お  おお。

(アルコル)ヒビキは賢明だね。
(響希)君はバカだろ。

(大地)なんか仲いいな お前ら。

(維緒)あ あの。
(アルコル)なんだい? 新田維緒。
(維緒)あっ。 えっと その ちょっと浮いてるんですけど。
(アルコル)ん? ああ。そうだね。つい浮いてしまうんだ。
(大地)本当に人間じゃないんだ。
(響希)アルコル。人前では地面に足を着けるんだ。
(アルコル)君が言うのならそうしよう。
大丈夫かい? 顔色が悪いが。
(響希)だ  大丈夫。

(大地)ほんとに大丈夫なのかな? あの赤いの。
(維緒)私たちが しっかりしないと。


(アルコル)ふむ。地面を歩くとは難しい動作だね。

(大地)こんなのがセプテントリオンだなんてな。
(維緒)う うん。

(アルコル)右足と左足どちらから 歩みはじめたらよいか悩むところだね。

(維緒)そこはどちらでもいいと

(響希)≪選択 可能性≫
≪早計にならず最も正しい道を選ばないといけない≫
≪でもこんな状況で何が正しいかなんて≫
。。。メモリ




(ヤマト)≪あと3体。それでこのくだらない世のすべてが終わり≫
うっ うぅ。
。。。胸がいたいヤマト。 沖田艦長?
(ヤマト)≪そして 始まるのだ正しい世界が≫

(ケルベロス)ウウゥ。





。。。。呼ばれる

・(ヒナコ)よっ。伴ちゃん!ふふふふっ。

(アイリ)九条さん。気安いわね。
(ヒナコ)じゃあ。バン子ちゃん?
(アイリ)もっと気安いわね。 何よ?
(ヒナコ)そんな怖い顔せんとき。美少女が台なしやないの。
(アイリ)こんなときにあなたみたいに笑ってられる方がおかしいわよ。
(ヒナコ)こんなときこそ笑いは大切なんやけどね。
名古屋のことは残念やったね。
(アイリ)あなたが気にすることじゃない。
(ヒナコ)伴ちゃん。気ぃ落としたらあかんよ。
(アイリ)ふん。誰が。



(アイリ)来たわよ。
(ヒナコ)なんや。マコトさん。 呼び出されたの私らだけ?
(マコト)ご苦労。今回の作戦には君たちの力が必要になる。
(ヒナコ)作戦?
(マコト)間もなく第5のセプテントリオンが出現する。
(アイリ)敵。
(ヒナコ)で? それは私と伴ちゃんやないとダメなことなん?
(マコト)そうだ。まれに特定の悪魔を召喚するために個人の適性が必要な場合がある。
(フミ)昨日の身体検査で得たデータから本作戦にはあんたたち二人が最も適していること
が分かったわけ。
(ヒナコ)やらしいなぁ。目的を明かさんと私らを検査してたっちゅうわけね。
(フミ)言う必要ないから。
(アイリ)むっ。 ふん。 自分の手で敵を倒せるのなら、むしろ好都合だし。
で どうすればいいの?



(アルコル)見張られているのだろうか?
(大地)そういうわけじゃないけどさぁ。
(維緒)何か放っておけなくて。
(アルコル)そろそろ時間だけどここにいていいのかい?
(維緒)時間?
(大地)なんの?
(アルコル)過去も未来も すべては摂理の上に定められているんだ。
・・・そうそうとーでんが崩壊するのもお約束だった
♪~



(響希)ヒナコさんとアイリだけが出撃で俺たちは待機ってどういうことなんですか?
(マコト)第5のセプテントリオン アリオトは 電離層に出現する。
君たちが使役している悪魔では攻撃が届かないのだ。
(響希)電離層

(ヤマト)超長距離での迎撃戦だ。人間の手で神話を再現してやろう。
・・・イカロス  ラーゼフォンめいているな
(響希)ヤマト。

(オペレーター)報告!セプテントリオンの顕現反応を確認!
(オペレーター)敵質量 測定中! 今までと桁が違うようです。
どれほど巨大なんだ?
アリオト 出現します!
高度 約130キロメートル!
出現位置は。

(ヤマト)かまわん。場所は分かっている。
敵は札幌上空だ。
・・・お約束。Xクシマと同じ
♪~


。。。大きい アリオト




。。。ジプス札幌支部 シヴァ召喚システム 当別会場

(ヒナコ)うう。 寒っ。さすが 北海道は冷え込むなぁ。


。。。北海道 開拓記念公園

(アイリ)うぅ。


。。。カーマ召喚システム 特別会場

(レギオンたち)オオォ。


(オペレーター・通信)こちら ジプス札幌支局作戦準備 完了です!
(響希)札幌?
(ヒナコ・通信)準備オッケーや。
(アイリ・通信)こっちも。
(響希)ヒナコさん。アイリ!


(ヒナコ)おっ? ヒビキちゃんか。こっちは任せとき。

(アイリ)今日はあんたの出番はないわよ。私がカタをつけるから。


(オペレーター・通信)作戦開始します。 通信遮断。
(ヒナコ)よっしゃ。ほな行くで!
(アイリ)晩ご飯 用意してなさいよね!
(響希)マコトさん!
(マコト)二人の身は心配ない。
すぐに転送ターミナルで退避できる位置にいる。二人の身はな。
・・・意味深。犠牲者はでること前提


(ヤマト)状況開始だ。


(マコト)シヴァは通常では制御不能の強力な破壊神。
だが 舞いを好む特性がある。
(フミ)九条緋那子は日本舞踊 九条流の一人娘。
ジプスで用意していた舞踏家よりも彼女の方が圧倒的に適性が高いと診断された。
。。。召喚される
♪~


(マコト)もう一体のカーマは生娘を好む色香の魔王だ。
(フミ)適性審査では伴亜衣梨が選ばれた。魔王の好みは分からないもんだね。


(アイリ)これぐらいのことどうってことないわよ!
。。。へそだし で召喚

(アイリ)えっ?
。。。出てくるカーマ。・・・おっさん?
♪~

(オペレーター)カーマ 召喚成功です。

(オペレーター)シヴァ 召喚成功です。

(マコト)シヴァとカーマを定位置へ誘導。


(レギオンたち)オオォ。
♪~

(オペレータ)アリオト 魔力増大!攻撃反応!

(マコト)札幌支局 防御結界 全開! アリオトの攻撃に備えよ。
(オペレータ)了解!
龍脈回路 全開放!
防御結界 全開!
♪~

。。。空にあげられるカーマ
   シヴァの前に

(オペレーター)カーマ、シヴァの射程に固定!
(ヤマト)シヴァよ。貴様の瞑想を邪魔する快楽と色香の魔王だ。
さあ その怒りで貫け!
♪~

(オペレーター)シヴァ、パスパタを発動!
♪~

(シヴァ)ウオォ!!
。。。うつ。

(カーマ)グオォ~。
。。。そのまま吹き飛ばされて電離層

(オペレータ)パスパタ、電離層に達します!
♪~

(オペレーター)コア直撃!
パリン!

♪~
(オペレーター)コアの反応消滅。 成功です!

(オペレーターたち)おお!

(マコト)成功か。
。。。見ているヤマト

(アルコル)あっ。そうか そういうやり方か。
(大地)あぁ。 ん?
(維緒)ん?



。。。移動する
(ジュンゴ)ジュンゴたちもすぐに転送ターミナルで東京へ退避する。
(オペレーター・通信)了解。 3番ゲートより進入せよ。

(アイリ)あっ。 えっ 何?

。。。落ちてくるあれ。

(オペレータ)札幌上空に大質量の物体を確認!
アリオトの残骸です!

(響希)えっ?

(オペレーター)札幌市に落下します!


(響希)アリオトは消滅したんじゃ。
(フミ)確かにコアは消滅した。だけどその残骸は失われず地上を襲う。
それが第5のセプテントリオンの特性。

(オペレーター)地上カメラが上空の残骸を確認。体積 500立方キロメートル!

(マコト)札幌支局の職員の退避状況は?
(オペレーター)館内職員はすべて完了!あとは特設会場のスタッフだけです!
(マコト)急がせろ!

。。。落ちてくるアリオト

(ヒナコ)あれが残骸? 大きすぎるやろ!
(隊員)九条さん。早く退避を!


(アイリ)街が 街が潰されちゃう。
。。。そのまま地下ゲートへ

(オペレーター)全員退避完了!
♪~
。。。隕石なみ

(オペレータ)アリオト 札幌市に落下!
(オペレーター)視認不可能! 魔力衝撃 来ます!


(響希)うっ!
(マコト)ああっ!
♪~


(ヤマト)タワーは無事か!?
(オペレーター)は  はい!札幌タワー反応あります!



(響希)街の人は?
(マコト)残念だが全住人を受け入れる方法はない。
(響希)くっ。
(ヤマト)状況終了だ。
(響希)ヤマト 分かっていたのに!!
(ヤマト)そうだ。敵の能力は分かっていた。
ほかに方法があるのなら言ってみろ。
・・・フクシマもそうされたトーデンに。同じこと

(響希)≪人間には もうどこにも逃げる場所はない≫


。。。ほろびた街
(アルコル)そう無は広がっている。
(響希)世界のどこにも逃げ場はない。あと2日、誰か1人でも人間は生き残れるのだろうか。
それとも 誰も。


(響希)≪約束の日 セプテントリオンの襲来 世界の変革≫
≪峰津院家は何百年も前から、このことを知っており
 そして それを為政者たちと隠蔽することで権力を欲しいままにしてきた≫
≪峰津院大和は約束された7日間を生き残り、
 政府が計画する国民洗練カリキュラムに従った新たな世界をつくろうとしている≫


響希回想
(ジョー)《俺たち庶民のことは見捨てるのかって》
《まっ。今の世の中、全然平等じゃないよねぇ》
(ロナウド)《ヒビキ君。どうか判断を誤らないでくれ》

(響希)≪俺はみんなの死の上に生きている≫
≪みんなを背負って生き残らなければならないんだ≫
♪~




。。。会食。静。

(ヤマト)どうした? せっかく用意させた晩餐だぞ。
(大地)晩餐って言い方、逆に怖くない?
(響希)最後の晩餐?
(大地)やめてよ。そういうの。

(ヒナコ)ねえ。局長さん。なんで急に晩餐会なんて開いたん?
(ヤマト)お前と伴亜衣梨のおかげでアリオトを倒すことができた。ささやかだが。

(アイリ)ご飯なんてそんな気分でいられるわけないじゃない。
目の前で札幌がなくなっちゃったんだよ!
こんなことなんのためになるっていうのよ。死んだ人が浮かばれない。

(ヤマト)背負いきれない か?
(アイリ)むっ。どういう意味?
(ヤマト)生き残るとは背負い続けるということだ。
その重圧に耐えられなくなったとき、次はお前が死ぬことになる。
(アイリ)そんなこと! ふん!明日も あさっても戦ってやるわよ。
(ジュンゴ)アイリ。じゃあ ご飯食べないと。
(アイリ)う。茶碗蒸しの方がいい。
(ジュンゴ)うん。あとで作る。

(響希)ヤマトはその重圧に耐えているっていうのか?
(ヤマト)無論だ。重圧だと思ったこともないがな。
(響希)人間には悲しみも怒りもある。
傷ついた心を癒やす時間だって必要だ。
(ヤマト)無駄な時間だ。
(響希)みんながヤマトと同じように割り切って考えられるわけじゃない!!
(ヤマト)では その弱さを認め、強き者に従えばいい。

(維緒)そんな優しさのない世界。
(ヤマト)新田
(維緒)あ
(ヤマト)優しさとはなんだ?
停滞し、傷をなめ合うことが優しさか?
そうして無自覚に足踏みしている間に無能なクズどもが世界を腐らせていることを
考えたことがあるか?
・・・じみんこう こうむいん いまは? 
(維緒)あっ。
(大地)や、 やめろよ。
(ジュンゴ)でみんなを集めた本当の理由 何?
(ヤマト)ふん。 ここまで生き残ったお前たちに選択を問うためだ。
(響希)選択?
(ヤマト)あと2日で敵の侵略は終わる。
(2人)あっ。
(維緒)あと2日。
(ヒナコ)そうしたらやっと家に帰れるんやね。
(大地)そう願いたい。
(ヤマト)問題はそれからだ。
(大地)あ
(ヤマト)最後のセプテントリオンを倒した後
生き残った人間はポラリスと邂逅できる。

(大地)ポラリス?

(響希)≪摂理をつかさどる万能の存在≫

(アイリ)何? 敵に親玉がいるの?
(ヤマト)ポラリスとは過去 現在 未来を見通す因果の管理者。
(大地)神  様?
(ヤマト)志島。お前のくだらない脳みそならその認識でいい。
(大地)なんだよぉ。
(アイリ)そいつを倒せば平和になるの?
(フミ)管理者にそんなことをしたら、それこそ世界がカオスとなるだけ。
まっ。私はそれも面白そうだけど。
(響希)ジプスの目的はポラリスと邂逅して世界を形づくる係数や数式に
介入し、望ましい新たな秩序をつくり出すこと。
(フミ)そっ。あんたはバカじゃないみたい。
(大地)ど どういう。
(アイリ)こと?
(響希)世界の仕組みを自分たちの都合がいいように書き換えようとしているんだよ。
ロナウドはそれを知っていてジプスを止めようとしていたんだ。
(維緒)最後まで生き残った人の願いをかなえてもらえるってことなんですか?
だったら 死んだ人も。
(フミ)どうかしら?それを ポラリスに有益な選択だって
知らしめることができればだけど。
もともと今のこの世界を不要だと思ったから攻撃されてるわけだし。
(維緒)そんな。
新しい世界なんて怖いよ。
(大地)新田さん。

(響希)世界のアップデートは介入した人間の意思に左右される。
そうすることで何百年も計画されてきた政府と峰津院の計画が完成する。
そういうことなんだろ!? ヤマト!

(ヤマト)ヒビキ。峰津院の計画など関係ない。
(響希)えっ。
(ヤマト)私は私の意思で今日まで生きてきた。クズどもにポラリスへの介入はさせん。
世界の摂理は私が書き換える。有能な人間が統治する新たな世界にな。
(響希)うう。
(ヤマト)これでここにいる者だけがすべてを知ったことになる。あと2日
私に従えぬ者は好きに死んでいけ。
ではな。諸君。今夜はゆっくり考えればいい。



。。。去って行くヤマト
ビィー(エレベーターの音)

(響希)・ヤマト!

・タッタッタッタッ(足音)

(響希)ヤマトの理想は正しいのかもしれない。
でも 頑なすぎる!そんな冷たい未来、人が幸せでいられるとは思えない!
(ヤマト)分かる必要はない。私がそうすると言っているだけだ。
逆らう者は不要。
私を敵だというならかまわない。
力でねじ伏せてみろ。
(響希)君は どうしてそんなに人を受け入れないんだ?
(ヤマト)ふん。 何もかも背負っているさ。
(響希)背負うのと受け入れるのとは違うよ。ヤマト。
(ヤマト)ふ。甘いなお前は。

(ヤマト)ヒビキ。お前は最後のときまで私のそばにいろ。 私の存在が罪だというのなら
お前が裁け。
久世響希。約束できるか?

(響希)約束だ。ヤマト。




。。。部屋で維緒
(維緒)≪あと2日。生き残ることができればすべてが終わる≫
≪でも 私は新しい世界なんかいらない≫
≪帰りたい≫

・コンコンコン(ノック)

(維緒)あっ。はい。

。。。入って来るマコト

(維緒)マコトさん?

(維緒)ああ。用件を言ってください。
(マコト)明日の作戦が確定した。
新田維緒。君には明日死んでもらう。
あ。ああ。

・・・ええ~~~~~~~  ほんとに最後の晩餐だった。
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