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三国演義 第32話 張松の地図 の感想 [三国演義]

。。。馬超にみつかった密会
(2人)あっ!!
(馬超)やはり裏切ったな!
覚悟しろ!
(どよめき)
(馬超)ぬぉ~~~!!
ぐふっ
(2人)あぁっ!うおおお。
。。。打ち合う。逃げ出す。


(馬超)待て!
。。。馬に乗ってにげる韓遂
(馬の鳴き声/かけ声)
(馬超)逃がすな!追え!

。。。背後からものを投げられて馬かららくごする韓遂
(韓遂)ぐあぁっ!!

。。。戦い。
ぐおぉっ
うおぉぉ~~~~!!

。。。ここぞとばかりに攻め込んでくる曹操。
(気合/馬の鳴き声)
兄者 やりだ!
(口笛)

。。。混戦に
(馬超/許チョ)ぬぅぅ…!!

(兵士たちのかけ声)

(許チョ)ハハハハ…おい!馬超!
お前の陣営は火の海だまだ降参せぬか!

(馬の鳴き声)
ヤァ~~~~!!
。。。戦いに

。。。かこまれる馬超
打ち合いに

ヤァ~~~~!!

(馬の鳴き声)
(矢が飛ぶ音)

将軍!撤退を!
(矢が飛ぶ音)


(許チョ))逃がすか!
(馬超)ぬおぉ~~~!!
(馬の鳴き声)
。。。逃げ出す馬超


(許チョ)ぬぅぅ!

。。。大敗する馬超




。。。韓遂、曹操の元に
(韓遂)助けていただきありがとうございます。
(曹操)君に西涼を治めてもらおう。
これで失ったその腕も無駄にはなるまい。
(韓遂)馬超を信頼していたわたしが愚かでした…
(曹操)義理堅いことは悪いことではない。
やつはそれに値しなかったのだ。
わしはこれから許都へ戻る。
君は長安で ゆっくり休みたまえ。
(韓遂)恐れ入ります。



<敗れた馬超はホウ徳 馬岱らと隴西の地へ逃れた>
<韓遂は曹操の配下となり。曹操は劉備や孫権が動き出すのを怖れ許都へ戻った>



。。。荊州
(劉備)軍師どの荊州領内の視察ご苦労でした。
(孔明)恐れ入ります。殿。鳳雛先生は到着されましたか?
(劉備)鳳雛?龐統と名乗る人が来ただけだ。
ただし誰の紹介で来たかも分からなかったゆえ、ひとまず耒陽県の県令に任じておいた。
(孔明)その鳳雛こそ鳳雛先生ですよ!
(劉備)そうなのか?だが彼は県令さえもまともには務まらん。
もう1カ月になるが、酒ばかり飲んで仕事は何もしていないそうだ…
(孔明)鳳雛先生にはそんな細かい仕事は向きません。
ですが、才能はわたし以上。
(劉備)なに?報告を受け怒った張飛が昨日会いに行ったところだ。
(孔明)なんと!もし張飛どのが督郵の時のように鳳雛先生に乱暴を働いたら面倒なことに…
なりますぞ!
(劉備)さて、どうしたらよいものだろう。
(孔明)あれは…

。。。帰ってくる張飛
(笑い声)
(孔明)宝だ。宝を見つけたぞ!

(劉備)張飛。耒陽へ行ったのでは?
(町費)行ったさ!龐統はまさしく天才だよ!
(劉備)えぇ!?
(孔明)フッ

(張飛)役所へ行ってみたがホウ統は酔いつぶれていた。
(劉備)そこではり倒してやろうと思った。
(劉備)はり倒したのか?
(笑い声)


・・・こうむいんでもこんなのはいないですね。できないれんちゅうですもの。

。。。
《(張飛)あぁ?》
(いびき)
(いびき)
《給金泥棒め!この1カ月間飲んで酔いつぶれるほかに何もしていないだろう!》
《慌てることはない。》
《こんな豆粒みたいな役所の事務など一時もあればできてしまうわ。》
《できなかったら どうする!?》
《できないはずがない。ハハハ…》


。。。仕事を始める龐統
(ざわめき)
(張飛)フン…優に百件以上はあるぜ。どうするつもりか見物だな…
。。。積み上げられている対応する巻物。
♪~


。。。あっさりこなしてしまう。
いろいろなことを
へっていく陳情書

《うう~ん…》
《いいっ!?》
《張飛どの!全部解決したぞ、》


(張飛)それはもう見事なものだった。
(劉備)それは素晴らしい!鳳雛先生を早くお招きしなくては!
(龐統)いや。もう参りましたぞ。

(龐統)どうも。またお会いしましたな!
(劉備)鳳雛先生…先日の失礼をお詫びします。
(龐統)とんでもない。
(孔明)殿。先生の才能はわたし以上…
ですから軍師の地位をお譲りしたいと思います。
(龐統)君は立派にやっているではないか。
(劉備)では副軍師 兼 中郎将の職に就いていただけませんか。
(龐統)はい。お受けいたしましょう。

殿!
(劉備)ん?
殿。西川の張松がたった今…あ…!
(劉備)言いなさい。この方は副軍師だ。
張松が境界を越えて許都に向かいました。
(龐統)劉備さま。許都に人をやり張松を見張るべきです。
(劉備)張松をご存じなのか?
(龐統)ハハハハ…世捨て人とはいえ天下の…形勢は存じています。
(孔明)先生のおっしゃるとおり張松の動向を見張るのです。
(張飛)張松って誰だ?オレたちの敵になるようなやつなのか?
(孔明)西川の領主… 劉璋の参謀ですよ。
劉璋が張松を許都に派遣したのはおそらく曹操に救援を頼むためなのだろう。



。。。曹操の元へ行く張松。
(足音)
ん~?
(張松)西川の張松です。曹操さまにお取りつぎください。
今なんどきだと思っているのだ?
曹操さまはもう仕事を終えられている。
(張松)大変急ぎの用事があるのです。
ん~
(張松)んん?う~ん…ふぅ
。。。わいろを渡してなんとかなかにいれてもらえう。・・・少し前の日本
よ~し。入れ。
♪~


。。。舞に興じている曹操。
(曹操)ハハハハハ…ん?
なぜ物乞いがここにいる!?
(張松)西川の特使 張松でございます。
(曹操)西川の…劉璋はこの数年どうして年貢を納めない?
(張松)中原では戦が頻発し、盗賊も暴れ回っています。
貢ぎ物も途中で奪われかねません。
(曹操)ううん。中原はわしが平定した。どこにも盗賊などおらん!
(張松)南に孫権、北に張魯、西に劉備。何で平定と申せましょう。
(曹操)うん
。。。後に残して。
♪~

(楊修)曹操さまにお願いがあって来たのだろう?
怒らせてどうするつもりなのだ?
(張松)我々 西川の人間は小人物にはへつらわないのだ。
(楊修)我々 中原の人間は小人物にへつらっていると言いたいのか?
(張松)あなたは丞相府の楊修どのですな?
(楊修)いかにも。
(張松)あなたの家系は代々 朝廷に仕える立派な将軍職だったと聞いている。
ところがあなたときたら皇帝陛下をお助けするでもなく、
丞相府で金勘定をしているとは。
(楊修)わたしは曹操さまの教えを受けている。
得るところは少なくない
(張松)ハハハハハ…
曹操さまは礼儀というものを知らず軍事的な知恵も策略もない。
そんな人間から一体何を学ぶのだ?
(楊修)お前は井の中のかわずだ。
(張松)ふん。

。。。楊修、書を持ってくる。
(張松)ん?
(楊修)曹操さまがお書きになった兵法書だ。
。。。
(張松)…これが「孟徳新書」か?ハハハハ…
戦国時代の兵法書の写しではないか。
これぐらい西川では子どもでも暗記しているぞ!
(驚きの声)おお
(楊修)何だと!
。。。そらんじはじめる張松。
(張松)兵は国の大事なり。将たる者は兵を用いるに善く更に兵を養うに善きなり。
(張松)兵を用いるのは一時にして兵を養うのは千日なり。
将の名常無からば兵の勢い常無し。


。。。曹操にいいにいく小役人楊修
(足音)
(楊修)曹操さま。あの張松には一度見たものは忘れないという特技があります。
何と「孟徳新書」を一目見ただけで全部覚えてしまいました。
(曹操)う~
(楊修)あぁっ
(曹操)昔の人もわしと同じようなことを書いていたのだろうよ。
こんなものとっておいて何になる!
・・・嘘です。レプリカですよ。知らないと思って、まとめただけ。
。。。いまいましいので燃やします。
(楊修)あっ
(曹操)あの不作法者め!明日 練兵場に連れて来い!
我が軍のすごさを見せてやる!
♪~


。。。練兵場にて
(兵士たち)曹操さま!曹操さま!
オォ~!
(ほら貝の音)

(曹操)西川にはこのような精鋭はいるかな?
(張松)西川には武器や馬はありません。
ただ「仁義」の二文字があるのみです。
(曹操)我が精鋭たちは…常に負け知らずだ。
いずれ南を平定した後には西川もわしに従うことになるだろうな。
(張松)曹操さまの強さは天下に鳴り響いておりますからな。
濮陽で呂布を攻め、宛城で張繍と戦い、
赤壁で周瑜にまみえ、華容道で関羽に会う。
潼関ではひげを切りひたたれをすて、渭水では船に隠れて矢を避ける。
いずれの戦いでも曹操さまは天下無敵です。
・・・全て知っているよのいいかた。黙っているのもいいかも。
(曹操)おのれ無礼者め!こやつを切り捨てよ!
はっ!
ほら来い。
(楊修)曹操さま!張松は切られて当然ですが。このことが漏れたら天下の人々は何と思うでしょう!
曹操さま。楊修の言うとおりです。
フン!ならば打ち据えて放り出せ!

。。。張松を打ち据えて放り出す。人が見えない曹操
(悲鳴)


。。。。外に出される張松
(足音)
(張松)ウァァァ…
(笑い声)
(張松)ウァッ ウ~ウ~

情けないやつめ。曹操さまに追い出されたようだな。
二度とここへ来るな!

(張松)ウ~ウ~

《場合によっては西川を献上してもよいと思ったが。
 曹操は仁義を軽んじる人間だやつに天下は任せられぬ。》

何を見ている?出て行け!

《だが…殿の前で大口をたたいて出て来たのだ。》
《これで帰ったら笑い者だ。》



。。。帰り道
荊州へ道

(張松)おぉっ
劉備は誠実で温厚な人柄だと聞く…
荊州に行って会ってみるか…ん?


(張雲)張松先生でいらっしゃいますか?私は趙雲と申します。
我が殿 劉備の命によって先生をお迎えに参りました。
どうか荊州でお休みください。
(張松)あぁ…
♪~


。。。その夜。丁重なおむかえ
(関羽)関羽と申しますお迎えにあがりました。
♪~

(関羽)遠くからよくおいでになりました。粗末な酒ですが。どうぞ!
(張雲)遠慮なくお飲みください。
(張松)はぁ…
《劉備が人を重んじるという話は本当なのだな。》
♪~


。。。張雲と関羽に連れられて、劉備に会う。
(張松)…おぉ
(劉備)かねてからお名前はお伺いしておりました。
先生…ゆっくりとご滞在ください。
いろいろとお教えいただきたいことが…
(張松)ご丁寧なおもてなし…恐れ入ります!



(足音)
(劉備)先生。聞くところでは呉と蜀の間では交易が盛んだそうで。
(張松)はぁ
(劉備)どんなものを売り買いするのですか?
(張松)はい。呉の人は…蜀の絹が蜀は呉の漬物が好きです。
(劉備)蜀の絹は天下一品ですな!
(張松)そのほかにも…我が西川には天下に聞こえる唐辛子もございます。
(劉備)もちろん知っていますとも!
(張松)そうですか。
唐辛子は西川という温暖で豊かな土地であってこそ育ちます。
別の所では育たないのです。
(劉備)ハハハ。蜀は人材も土地も豊かなところですな!
さぁ。もう一杯!
(張松)あぁっ。ああっ。
(笑い声)
♪~


。。。宴もたけなわ


(劉備)先生。どうぞ…
(張松)心からのもてなし感激です。
昨日も思ったのですがこの酒はどうして甘いのですか?
(劉備)酒に荊州特産の百花蜜を加えてあるのです。
荊州は農産物に乏しいゆえ、山海の珍味をそろえるというわけにはいきません。
先生、どうかご勘弁ください。
(張松)とんでもありません。わたしは劉備さまの人柄に本当に感激しているのです。
ところで…荊州にはいくつの郡や県をお持ちでしょうか?
(劉備)荊州は孫権さまから借りている土地です。
毎月 呉から誰かが来て荊州を返せと言われる始末です。
(張松)なんと!劉備さまのような偉いお方がご自分の領地をお持ちでないとは。
(劉備)領地はなくとも民が安心して暮らせるならば。
(張松)劉備さまは…本当に仁義に厚いお方だ!



(張松)1つ お聞きしたいのですが。劉備さまはここで満足しておいでですか?
北には…曹操がおり、東には…ご存じのとおり孫権がいます。
失礼ながらこの荊州は長くお住まいになる土地とは思えないのですが…
(劉備)とはいえほかに行くところもないのです。
(張松)西川は肥沃な土地で民の数も多うございます。
劉備さまのものになさってはいかがですか?
(劉備)劉璋どのはわたしと同族の兄弟だ。
どんな事情があろうともそんなことは…できない。
(張松)主人を売って出世しようというのではありません。
ただ劉璋さまでは国は守れません。
曹操と張魯が西川を奪おうと狙っている今、劉備さまが西川に入ってくだされば
民もみな喜びます。
(劉備)その件はいずれまた…
(張松)明日の朝には西川に帰ります。
(劉備)いや。せっかくだからもうしばらく滞在なさればよい。
(張松)張魯が近づいています。猶予はありません。
。。。Sなんとかかいが乗っ取りを。なんとかでなければ、人でなしというところ。
(劉備)ん~
♪~


。。。帰る張松
(張松)劉備さま。またお会いしましょう先生…お元気で!
♪~
。。。すぐ戻ってきて
(劉備)ん?
(張松)差し上げたいものがございます。
(劉備)お?
(張松)西川の地図です。
(劉備)おお…
(張松)どうか漢王朝再興を念頭におかれまして、お納めください。では。
(劉備)う~ん
♪~

。。。帰る張松

。。。孔明。にやり。
ふん。・・・(うまくいきました。)



次回「劉備、蜀に入る」
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