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クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第11話  血闘!頂上対決 [クイーンズブレイド]

ああ、レイナ、リスティに押される。
うらを引くアルドラ。
リスティ、一度倒れるも、アルドラの影に支配されて、レイナを苦しめる。
レイナのこえかけに、反応するリスティ。洗脳の力に勝てない。
ぶよぶよピンクがこれぞとばかりにアルドラを急撃する。
いけたかと思ったが、あっけない負け方、、聖乳もすくないものの
聞いたようで、リスティへの影響が弱くなる。
ぶよぶよピンク、粉砕される。・・・小さくなってしまう。軟体動物。

レイナの懇親の一撃で、リスティは、負けて、解放される。

最後の決戦時が迫ってくる。クローゼットが元気づける。
もう迷いの時は終わった。勝つ方法を考えろと

。。。もう、最終回は別の放送局でやってしまった。
   あっけないものだったようだ。

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トモエ「カトレアさん!やはり、ラナちゃんが言っていたことは。
 おぞましい。」
カトレアとオーエンが、石にされている・
「なんて、まがまがしいところでしょう。うっ。」
王座のまえにいる女王アルドラ「ふん。」
「甲賀忍軍を裏で操り、ヒノモトを張本人はあなたですね。」
トモエ、刀を手に。
「女王アルドラ!」
今までのことを回想するトモエ。

「女王アルドラ。わたくしは、武者巫女トモエ。大陸の東日出ずる国から
 やってまいりました。陛下にうかがいたきことがあります。」
「ゆうてみい。」
「なにゆえ、なにゆえ、ヒノモトを襲わせたか。巧妙に甲賀忍軍を操り、
 辺境とだかつするヒノモトを。お聞かせいただきたい。」
「ふん。よは、妹を捜している。」
「妹!」
アルドラが光り輝いて、まぶしい。
「これまで、何年もかけて妹を捜したが、みつからん。
 残るは、よの支配が及ばんヒノモトのみ。」
「そんな。それだけのことで、ヒノモトを!」
「それだけだと。それが、よのすべてだ。そのためなら。
 ヒノモト、ごとき灰燼に帰するとも、知ったことではない!」
トモエ、女王を直視できない。
「誰にも分かるはずがない。人と魔物の混血をいうだけで、うとまれ、
 そとぎせられ。人里から追われた。当てもなく放浪するだけの日々。
 それでもよが生きて行けたのは、すべて、妹を守るため、
 その妹が突然よの前から姿を消した。
 さらわれたのか、あるいは。
 だが、今も生きていることだけは分かる。この胸に感じるのだ。」
「ああっ。」
「武者巫女トモエ。よの配下となり、ヒノモトをおさめよ。」
手を差し出す女王。
「そして、よに変って妹の消息をつかむのだ。
 そうすれば、これ以上ヒノモトに戦火が及ぶことはない。
 悪い話ではあるまい。」
女王の諫言にひかれるトモエ。
足が女王の元に向う。「ああ。」
それを止めるように白い陰。シズカの霊。
「はっ。」と正気戻るトモエ。
「は。ああ。」
シズカの霊に抱きしめられるトモエ。
「ありがとう。シズカさん。
 ヒノモトをつかさしめるは、万世わが帝のみ!」刀が光る。
「うわああ~」一喝で女王の光を消し飛ばす。
「リスティさんも、いまの鬼道の技で。許せません!」
「ふふ。よを切るか?」
「いいえ、くちなわは、すでのとうひつにしまい。
 流浪の戦士レイナにおもいゆずりました。後は、クイーンブレイドの
 帰結一つ。」
「おもしろいことを。お前は、レイナがよの前にたどり着けると考えるか。」
「必定!」
「ふん。よかろう。」


ナナエル、空の上、天界に戻る。



メルファ「大天使さまあ。どこにいってしまわれたのでしょ。
  夜のお勤めをお忘れになってしまったのでしょうか?」
あられもない姿のあほ。
「はっ。まさか、天界にお帰りに。」これは、なんというかっこう。
ナナエル 天使長からもらったあの聖乳を、あのぶよぶよピンクにとられちゃ
たんだよお。このままじゃあ、天界にも戻れないよお。
「それは、ありませんわね。」
・・・なぜか分かっているメルファ。

ユーミルは、商魂で、武器を売る。
武者巫女トモエと戦った流浪の戦士レイナの愛用のエビンデルの剣。
とかたちが同じ剣。。。こごとでいう。詐欺師、保険外交員。
数が制限された販売とうそぶく。
みんな、ほしがる。

レイナ「いつのまに。」
ラナ「ふたりで、夜なべして作ったんだ。形が同じで安物だけどね。」
ラナは、店頭に剣を運ぶ。
「はあ、さすが、商魂たくましいね。」
ラナが働くのを見ているレイナ。
「ラナ、わたし、絶対女王に勝つから。勝って、あなたのお父さんと
 お母さんを助けてもあげる。必ず。あっ。」
ラナが、レイナに抱きついている。泣いている。
レイナがラナを抱きしめる。

それを見ているユーミル、優しい顔。


レイナは、武具を脱いで、湯につかる。
。。。クイーンブレイドも、いよいよ残っているのは、
   わたしとリスティ。そして、女王アルドラだけ。
   クローゼットお姉様がかなわなかったなんて。

クローゼットの言葉
「ヤツは、確実に命を狙ってくる。ひたすら、まっすぐに。」

   リスティ、いったいどうしっちゃったの?

湯から出て、お金を見るレイナ。
金貨を袋にいれて、気づく。裏表が同じの金貨。
「幸運の金貨だあ。」

思い出すレイナ
「ちょっと!これどっちも表じゃない?」
「おもしろいだろ。げんかつぎさ。」

「そうだね。リスティ。おもしろし。げんかつぎのお陰でこんなところまで」
そこへ現れる女王の使い。

「あっ!」

「こたび選ばれしは。」
「あ。ちょっと待って!」着替えをするレイナ。


対戦場所は、水のある場所。
レイナ「ここって?リスティ。」
すでに来て、待っていたリスティ。
「あっ。久しぶりだね。リスティ。」


ニクスは、酒場で働いている。


「エリナ様。始まります。」
「分かっている。」


メルファが心配そうに見ている。


ラナ、ユーミルと一緒に見ている。
「勝って。レイナお姉ちゃん。」


トモエも、観戦している。シズカの形見をもって。


クローゼット「レイナ。」


レイナは、リスティと戦う。
「リスティ。」
容赦ないリスティの攻撃にレイナは吹き飛ばされる。
「わたしの知っているリスティは、こんな冷たい目はしていなーい!」
剣をつきにいく。
水が吹き上がる。


「僕はこいつらのせいで、肉体を失った。そして、君は。」

アルドラの過去の回想
「森。あそこまでいけば。あ、しっかし、しっかりして。」

「待っていて。今水探しにいってくるから。」
水をさがしに走るアルドラ。
「水、どこにあるの?」
水を見つける。
「汲んできたわ。水よ。どこ?どこへいったの?」
探してもいない妹。
「そんな待っていてて、言ったのに。
 あなたがいなくなったら、わたし。わたし、生きていけない!」

「そう、君は妹を失った。僕たちは、絶望という暗い闇のふちで、
 出合うべくして、出合ったんだよ。」
アルドラとなにかが出合った。
「いとしのアルドラ。」

「そして、僕は君という美しい肉体を得。君は、僕の力と永遠の若さを
 手に入れた。僕たちは、ふたりでひとりなんだ。
 誰にも気をゆるしちゃいけないよ。
 君が信じていいのは、僕だけなんだ。」


リスティとレイナの死闘。
命を狙ってくるリスティ、かわすレイナ。
攻防を繰り返す。
レイナ、リスティの冷たい目にぞっとする。そのすきにやられる。

なぜか、金が舞っている?


「先立つものがねえんだから、しょうがねえ。」

「やっとたどりついた!」
「半端なヤツが、クイーンブレイドにでるだと。ふざけるな!」

傷ついたリスティ、金貨を持っている。

金貨が下に落ちる。

「お前が一人前になったら、受け取ってやるよ。」

金貨にてをのばして「リスティ。」
立ち上がる。
レイナに向ってくるリスティ。
「違う。違うよ。リスティは、そんなんじゃない。」
リスティが襲ってくる。


クローゼット「レイナ。捨て身か!」

エリナ「だめよ。お姉ちゃん。」

「リスティは、わたしにとって、戦う意味を教えてくれた大事な好きな人。」
・・・えー百合だったの?
「大切な友達だから、お願い。リスティ!思い出して!」
金貨を差し出すレイナ。
「あっ。」と反応するレスティ。・・・これが、エキドナが言っていたこと?
正気に戻りかける?
「リスティ!」
剣をふるうレイナ。光で見えなくなる戦場。


それを見ている女王アルドラ。


リスティ、レイナに倒される。
世界にひびが入って、あふれ出す水。
「帰って来て。リスティ。」レイナの思い。


リスティ、起き上がる。「ああ。」
そばに寄るレイナ。「リスティ。」
「レイナ」でも目が死んでいる。
「リスティ、そうだよ、レイナだよ。わかるよね。」
手を取るレイナ。


女王アルドラ
「おのれ。こざかしい人間が!リスティの魂が迷路をさまよい。
 苦しむ様を楽しむはずだったのに。おのれ。レイナめ!」
「逆効果だったようだな。」
「はっ。でも、心配は無用さ。」
アルドラの後ろの陰が大きく手をになる。
「愛しのアルドラ。」
手招きをする。・・・招き猫。


「うわあ。」リスティ。・・・猫招きでマリオネット。
「殺せ!なんにも考えるな!」
リスティの目が変る。
「目の前の敵を殺すのだ!」
「あっ。リスティ?」
「殺す!」
「えっ!」
リスティ、レイナの首を締める。目がいっている。
「殺す。殺す!。殺す!!ころーす!」
レイナが。。。。
「リスティ。あ、だめだよ。こんなの。」
涙をながすレイナ。リスティを見る、目が赤く輝くリスティ。
「殺す!殺す!」
レイナ、口がひらいて。息が。
「リスティ。リスティ。」

「リスティは、子供達のために戦っているんでしょ。
 こんな姿、あの子達に見せちゃだめだよ。」
「なっ。はあ。」
手がゆるむリスティ。
「惑わされるな。我が忠実なしもべ、リスティよ。」
「黙れ!だまーれー!」お叫びをあげるリスティ。
なおもレイナの首を絞める。
レイナ、手をぶらっと下に下ろす。


エリナ「お姉ちゃん。死んじゃう。」


ラナ「うわあ」
ユーミル「いかん!」


クローゼット「う!」


トモエ「あなたのその剣は、人を倒すものではなく。生かす剣。
 このわたしも、その剣のお陰で救われました。」
・・・活人剣
「リスティさんを救えるのは、あなただけです。」
シズカの形見を握りしめるトモエ。
「けっして。負けてはなりません。」
・・・ええ、無理だよ。


女王アルドラ
「終わりだね。」
メローナ「なんか、いんちき臭いんだね。」
「あっ。うわあ。」
メローナが、ぶよぶよ攻撃。縛り上げる。・・・まぶたのはは?
「貴様!」
「捕まえたっと。」
「なに!」
「おっと、これなんだ。」・・・聖なる水。
「うわあ。」
「そんなに動揺してるなんて、苦労のかいもあったていうもんさ。」


リスティ、レイナを締める手を離す。
玲奈、苦しいが、剣を手に取る。
苦しんでいるリスティ。
「まだだ。リスティ!」
リスティ、獲物をもって。目から血の涙を流す。
「このおお。」
攻撃をかわすレイナ
「リスティ、あなたの思いも、受け止める。」
「うわあ。」リスティを束縛する武具が壊される。顔が晴れるリスティ。

「勝者。流浪の戦士レイナ。」


ユーミル「やりおたあ。」
ラナ「勝ったあ。」


クローゼット、観戦。


「えりな様、おめでとうございます。」
「当たり前じゃない。レイナお姉ちゃんは、絶対に勝つんだから。」


トモエ「レイナさん。お見事です。」礼をするトモエ。


ニクスは、レイナの戦いを見ていた。
客が読んでいる。呼ばれて、戻っていく。


メルファにナナエルが
「メルファ。」
「大天使様。失敗しておりました。どこに隠れていらしゃるのですか?」
「ちょっと天界にいるのよ。」
「天界ですか?」
「そう。あんたに頼みごとがあるのよ。
 みみかぽじって、よーく聞きなさいよ。」
「はい!」


レイナは、リスティを助け上げる。
「リスティ。しっかしして、リスティ!」
「レイナ。。。」
「よかったあ。元に戻ったのね。」
「また、借りができちまったなあ。レイナ。」気絶するリスティ。
「ああ。」
寝てしまっているリスティ。
戦場は、空のように青色。
「リスティ。」


メローナ、アルドラを締め上げる。
「今後こそ、ジエンド。うふふ。そっちの影も残念だったね。ううん。」
アルドラ、不機嫌そうな顔。
「影とは、ご挨拶だね。
 たしかに不愉快にも肉体を失ってはしたがね。」
「知ってるよ。それで、カトレアと旦那が怖くて石にしただよね。
 僕はすべてお見通しさあ。」
聖乳を使おうとするメローナ。
「じゃあ。バイバイ」・・・バイバイキン。
「おろかものめ。」
アルドラのまわりから針が出る。
「うわあ。」メローナ
捕縛をとくメローナ。というか溶けました。
「うわあ。びっくりしたあ。」
「聖乳がないようだが。」
アルドラの背後にある聖乳。「おああ。」
「ミニアム。かかれ。」
こうもりの化け物に襲われるメローナ。
からだを食われしまう。
「やめろ。」
「お前は、いたずらが過ぎた。そのまま、食われてしまえ。」
「くそう。下等な魔物のくせに!」

「愛しのアルドラ、そろそろとどめを。」

「さしてあげるよ。」メローナ。

アルドラの頭から落とされる聖乳。
「うわあ。」
見上げると小さなメローナの分身
「あははは。切り札はこう使うのさ。せんてんの刺客とはいったものだろ。」
「うわあああ。」
「どうだい、聖乳の味は。」
「やったね。これで、クイーンブレイド、終わりさ。」
わらうメローナ、それを攻撃するアルドラ。
「殺すには、量が足りなかったようだなあ。」
「あ、ああ」

メローナ、攻撃される。
合体しするが、こなごなにされる。

アルドラは、苦しんでいる。


レイナは、リスティを連れて帰る。
ユーミル「ふうむ。こいつが、アルドラの手下ならば、
  城に戻るはずだかのう。
  それが、ふたりそろってここに来るとは?」
レイナ「とにかく、今は、以前のリスティに戻ってくれたことが、
 うれしいよ。」

都では、クイーンブレイドの賭が行われている。
現女王アルドラ 使う歯、デーモンズブレイド
挑戦者あのバンス家の次女流浪の剣士レイナ 使うなこれも知らないものは
ない。鋼鉄斬謹製その名も勝利の風エビンゼルの剣


クローゼットは、姉妹の絵を見ている。
レイナ「クローゼットお姉様。お体はもう。」
「ああ。問題ない。」
「よかったあ。あっははは。心配して、損しちゃたあ。」
「不安か?」
「う!はい。とても。結局、書きかけのままか。」

クローゼット「レイナよ。わたしは、我が国を。いや、この大陸を
 変えてみせる!」

「私じゃなくて。本当は、わたしなんかでなくて、お姉様が。」
「はっ。」
「ああ。」

女王の使いが来ている。

「ついにきたか。」クローゼット
うなづくレイナ。
後ろからレイナにだきつくクローゼット
「あっ。お姉様。」
「もう、迷うな、迷いの時は過ぎた。今は、今は、勝つことだけを
 考えろ。」
「はい。いって参ります。」
「うん。」


次回「大志!玉座を継ぐ者」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第10話  本懐!闘う理由 [クイーンズブレイド]

エリナは去って。
ナナエルは、メルファと鬼をメローナを思っていくが、トモエだった。
なんとか、レイナに勝ってほしいとナナエル。
ユーミルが来て、何していると。
ユーミルと3人で話す女王のこと。天界のものが憑いている女王。
メローナがラナに化けて聞いている。あほのナナエル。

ついに戦うレイナとトモエ。戦局は、トモエの優勢で、進み、
手足がでないレイナでも。ここで、逆転が、
レイナは、トモエのことも受け入れると、勝ってその想いを継ぐと
ついに勝ってしまうレイナ。
本気で戦ってもらってうれしいと言うレイナ。
トモエは、レイナ大きさに驚く。
・・・なにか、北斗の拳のケンシロウのぱくり?
   最終回を見たが、あれは、夢想転生?でないのか?
   戦ったものの技を使い出す。ぱくりだあ。

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酒屋で、メルファを連れて、牛乳の自棄のみのナナエル。
出てくるニクス。
止めるメルファ。「ちょっとの過ぎではありませんか。
 こんなたくさん牛乳をお飲みなっては、おなかを壊していしまいますよ」
「天使長から預かったあの聖乳をあのぶよぶよピンクに取られっちゃった
 だよ。このままじゃあ、天界にも戻れないよ。
 のまずにいらすかっての!
 こらー。おかわりまだ!」
「お待たせしましたあ。」ニクス。
ずっこけて、ナナエルに牛乳をこぼしてしまう。ずぶ濡れの天使。
「ナナエル様」
「す、すいません。」
「ぶっ殺すぞ!」
ナナエルにせっかんをつけるニクスでした。


「怪物?」ナナエル。
「森の奥に角を生やかした怪物が出るとか。」
「まあ、恐ろしい。」
「頭から角を生やした怪物?」
思い浮かぶぶよぶよピンク。「もしかしたら、ぶよぶよピンクじゃないの?
 絶対にそうだわ。そうにきまりよ。」

エリナ達がいる場所。
クローゼット姉様を看病しているエリナ。壁に絵描きに書かせた絵がある。
戸締まりをするエリナ
「バンス領はよい貴公であった。」
「あ、なんだ。お姉さま。起きていらっしゃったの。」
「夢を見ていたバンスの中庭で、エリナがレイナの髪を結っていた。
 わたしは、父上と一緒にお茶を飲みながら、それを見ていた。」
「ねえ。お姉さま。クイーンズブレイドが終わっても、
 このまま、ここで暮らさない?また、みんな、一緒に。」
「バンス家に帰るのだ。エリナ。」
「えっ?」
「私は、もう戻ることはできないし。その意志もない。
 おそらくレイナも。」
「いや!絶対にいや!バンス家なんてどうでもいい。
 わたしは、お姉ちゃんのそばにいるの!」
「おぬししかいないのだ。
 私の代わりに父上のそばにいてやってくれないか。」
「あっ。」動揺する?
「それがなによりもレイナためなのだ。
 エリナ。おぬしもそろそろ大人になってほしい。」
「そんなのわかっている。わかっているけど。。」


山の庵
その奥の竹林。
ナナエルとメルファは、探しにやってくる。メローナを。
大声を張り上げるナナエル。
そのとき。竹を切り裂かれる。
怖く後ずさりする。
「ナナエル様。」
トモエ「お気をつけください。」
2人「おお」
「それ以上、近くにくると。切ってしまうかもしれません。」
中心でトモエが鎮座している。
「え、あんた。」
「トモエさん。」
トモエはシズカのものをつけている。それが鬼の角だった。
「森にいる怪物とは、トモエ様のことだったのですね。
 それにしても、随分熱心に修行されているのですね。」
・・・お前のほうの、修行はもっと大変。
「熱心なんていうものじゃないでしょ。尋常じゃないわよ。
 レイナってば、かなりやばいんじゃないの?」


レイナ、集中して。剣の練習。
「こたび選ばれしは、」
「はっ!」
「流浪の戦士レイナお姉ちゃん。」エリナが現れる。
「エリナ?」
いきなり抱きつく妹。
ビックリした顔というエリナ。あたりまえでしょうとレイナ。
「次の戦いにいつ呼ばれるか。わからないのだから。」
「大丈夫よ。お姉ちゃんなら、絶対に勝てるよ。」
「クローゼットお姉さまの具合は?」
「うん。全然大丈夫。もう、ぴんぴんしている。」
「そう、よかったあ。」
エリナは、レイナの胸に顔をぐりぐりしている。
「ちょっとなにしているの?」
「お姉ちゃん、ちょっとやせている?」
「くすぐったいでしょ。離れなさい。」
姉の体をさわって確かめる百合のエリナ。レイナのお尻のアップ。
「もう。エリナ、いい加減にしなさい。」
「もう帰って、次の戦いに集中したいから。」
「うん。わかったわ。
 あたしのこと恋しくなったら何時でも呼んでね。うふっ。」
「恋しくなりません!」
「じゃねえ。」

嵐のようにあっていくエリナ。バンス城に帰ることに。
「いくぞ!」
「よろしいのですか。エリナ様」
「ぐだぐだ言ってないで、さっさと出発だ!」
「あっ。はい!これよりエリナ様といっしょにバンス城に帰還する。」
「じゃね。お姉ちゃん。」

それを見ているレイナ
「ありがとう。エリナ。」
「こたび選ばれしは、流浪の戦士レイナ。」
「はっ!」
「なんつって、びっくりしたあ?」ナナエル
「当たり前でしょ。わたしは、次の戦いに。」
「わかったいる。みなまでいうな。
 今日は、そんなあんたにいい話聞かせてやろうかなと思ってね。」
「あっ。いい話?」

「いいから、早く来なさいよ。」ナナエル。
「いやだって、言ってるでしょう。もう!」
「なんでいやなのよ。」
「あたりまえでしょ!」
「トモエを闇討ちしようなんて。一体何を考えているのよ。」
「もう、決まっているじゃない。」目をきらきらとナナエル。
「それは、大好きなレイナちゃんに勝って欲しいから。」汗のナナエル。
「絶対嘘。」
「嘘じゃないよ。」
。。。レイナが勝たなきゃ。あたしのかっこうがつかないじゃない。
   ただでさえ、聖乳とられて、やばいんだから。
「まあ。とにかく。トモエのヤツ。
 目をつぶってずっと座っているだけだし。
 今頃疲れて寝ちゃってるから楽勝よ。」
レイナを引っ張るナナエル。
「楽勝とか。そんな問題じゃないでしょう。」引きとまるレイナ。
レイナは、ナナエルの手を払う。
「レイナ。あなたは、勝ちたくない?」
「勝ちたいわよ。」
「だからあ。あたしが、勝たせてあげるといってるんじゃない。」
「いやよ。そんな卑怯な方法を使ってまで、勝ちたくないって。」
庭の池に隠れているメローナ。
ちかづくユーミル。
「こい!」
「いやだあ!」
それを見つけるユーミル。
天使と人間のひっぱりあい。
あほらしく見ているユーミル。
「なにをしているのじゃ。騒がしいの。」

「ほうほう。で、それは苺味よりうまいのか?」ユーミル。
「聖乳は飲み物じゃないのよ。山羊の乳と一緒にしないでよね。」
「あれって、そんなに特別なもんだったんだ。」
「そうよ。あの聖乳には、天界の住民の力を奪う効果があるの。」
「そして、それを浴びたメローナが復活したと。」
「メローナがまた。」
「問題は、女王が聖乳を見て、びびっていたと、ぶよぶよピンクが
 言ってたことなのよ。ふむ、あたしのするどい推理によると、
 あいつには、たぶん。」「
「天界の何者かが。女王に取り憑いているとのことじゃのう。」
「まあ。せっかくの謎解きの答えいうなあ。」
ラナがいる?これは・・・
「誰でも、わかるわよ。」レイナ
ラナの目は、メローナの目である。化けてますね。
「でも、だからって、わたしがトモエを闇討ちしないといけないのよ。」
「だから、それは、レイナちゃんに勝って欲しいから。」
手をすりすりするナナエル。
「もう、いいって。たいたい。トモエは、闇討ちで勝てるような
 相手でないよ。」
「いやいや、後ろから行けば、やれるって。
 一人きりのトモエなんて。」
「えっ。」
「一人きり?」

トモエは、滝に打たれて、修練中。
服を着て、シズカの形見をつける。
そこへ、女王の使いが現れる。「うっ。」


レイナ「とにかく。そんな卑怯な手を使わなくても勝ってみせる。」
ユーミル「当たり前じゃ。勝ってもらわねば、困る出での。
 こっちは、商売あがったりじゃあ。」
「絶対よ。絶対かってよね。」
ラナ(メローナ)は、そのばを出て行く。
「あ、ラナ。どこへいく。」
「あ。えっと。ちょっとおしっこ。」
「小便なら、そっちではなかろう。」
レイナ、不思議そうに見ている。
「あははは。そうだったよね。」
女王の使い、現れる。「あっ!」
「こたび選ばれたのは、闘士は流浪の戦士レイナ。」
戦いの場所に向かうレイナ。
ラナは去っていく。メローナでしたあ。


レイナは、ヒノモトにいくことに。
鳥居を通って、階段を上る。
赤いもじみが舞っている。
「あっ。ヒノモト?」
まっているのは、トモエ。
「こは、わが故郷なり。多くの友や同胞が眠る場所。そして。」
「ああっ。」レイナ
トモエが白髪で、ジズカの形見をつけている。
「我が、戦う唯一の理。」
「トモエ」
もじみが舞う。
真剣なトモエ。


ニクス「あれが、角を生やした怪物。」


トモエとレイナ。レイナ、剣に手をやる。
そして、剣を構える。
「参る!」
トモエの猛勢いに押されるレイナ。「すごい。気迫。」


そのころ、レイナをさかなに武器を売るユーミル。
なんでか。クイーンズブレイドの解説を始めるユーミル。
流浪の戦士レイナの剣に注目せいと。
その名もエヴィンデルの剣。


レイナ「これがトモエの実力!」
劣勢のレイナ。
武者斬りで、吹き飛ばされる。


クローゼット、レイナを見守っている。「レイナ。」

エリナ「お姉ちゃん。」・・・なんという作画でしょうね?


女王「やはり武者巫女トモエのほうが、優勢のようだな。」
「とうぜんだよねえ。」
女王の王宮、嘆きの間、外は雲の上。


トモエは、レイナに近づく。
「あそこには、多くの亡霊達がいる。そう今騒ぎ始めた亡霊達が。
 トモエの腕に足に首に体中すべてに。」
トモエ、周囲を見回す。
「そして、心にからみつ、計り知れない苦しみとなって、トモエを
 苦しめている。」
「その苦しみ、心の痛みは、なによりも力を生むと言うことか。」
「そうさ。今のトモエが負ける事なんて、あり得ないよ。」


トモエのレイナへの猛攻。防戦のレイナ


ナナエル「うっひゃあ。歯が立たないじゃん。
 やっぱり真闇討ちしかなかったかもねえ。」

ユーミル「あー。わたしのエヴィンデルの剣!なんて、力強い造形。
 なんて優美でしなやかな剣心。」
「あほくさ!」
ユーミルは、剣の売り込みを続ける。ドワーフの剣
。。。うふふふ。いい感じじゃあ。
ラナが起きて出てくる。


トモエが、剣でつむじ風を起こす。
それを使って、レイナに斬りかかかる。レイナは、トモエの剣が見えない。
「風を操っている!」
「この風は、倒れていった同胞達。そして、この手で殺めたシズカさんの
 想い。」・・・妖怪になった。ドグちゃんに退治お願いしないと。
「えっ。殺めた!シズカを。トモエが!嘘でしょ。」
「命を落としてまで、シズカさんは、この私に教えてくれた。」

。。。これからの戦いは今のように非常に徹して行ってくれよ。
   シズカさん。
   泣いちゃだめだよ。
   はい。
   これで、思い残すことはなにもない。
     ・・・ああ、地球か。なにもなつかしい。

「わたしは、シズカさんに誓いました。鬼となることを。
 勝負の前には、いかなる迷いも情けも邪魔だけ。
 弱気こころも、己をも捨て、ただ、目の前の敵を斬る。」
立ち上がるレイナ。
「はあ」トモエ
友の想いをかけてトモエが奥義を出す。
武者巫女奥義 兜割り
レイナは、ドラゴンテイル!


ユーミルは、剣を宣伝している。
客は、戦いを見ている。
ラナ「ねえ。お姉ちゃん。大丈夫かなあ?」
気にせずに宣伝のユーミル。
ラナ「レイナお姉ちゃん。負けそうだよ。ねえ。」
「なんじゃあ。もう!うるさいのう。」
「だって!」


戦いで、倒れているレイナ。
ドワーフの剣のほうが倒れているといわれてしまう。
なげていてしまうユーミル。・・・ああ、宣伝ができなーい。
「そろそろ反撃しちゃおうかしら。」・・・おかしなヤツ。

トモエが立っている。
客はこれできまりでしょうと。
ユーミル、変に強がっている。ぼびぼち
「ええ、加減にせえ。なにをやっとるじゃあ。
 お主の剣が持っている実力はそんじゃそこらのものではなかろう。
 レイナ!」

レイナの剣。ユーミルの言葉で覚醒!光る剣でしたライトサーベル。
ジュダイの騎士の剣。
「あたしだって、負けられないんだ。」
「ああ。」
青に光るライトサーベル!

女王「はっ!」
「あ、あの輝きは!まさか?」
「どうしたというのだ。」
「そんな、はずは?」


トモエ、レイナを斬る。
「トモエ、あなたが、とんな想いで。
 どんな大きなものを背負って戦ってきたとしても。
 あたしは。あたしは。」
みんなの想いを背負っている。
「はっ!」・・・トモエ。見てしまうレイナの背後霊。
「私は受け止める。」
「はっ。」
「承知、戦いは勝つか負けるか。負ければ、死あるのみ。」
トモエの剣もピンクに光り出す。
「武者巫女秘奥義荒御霊旋風斬」
剣に火をまとって、斬りにいく。
前に進むレイナ。「あなたの思いだって、受け止めるからあ。」
・・・ああ、なんでも入る大きな入れ物だ。劉備かあ?
二つの剣が交差する。
吹き飛ばれるトモエ。・・・やっぱり主人公が勝つのか!

勝ったレイナは、トモエの元にいく。
黒髪に戻っているトモエ
レイナ「ありがとう。」
「ええ。」
「うれしかった。トモエと本気で戦えて。ありがとう。」
「レイナさん。」
「あなたという人がはじめてわかった気がします。」
日が昇ってくる。
クイーンズブレイドが終わって転送される2人。
・・・ええ、勝者の声明がなかったぞ!

「きっと許してくれますよね。シズカさん。」


ナナエル「ああ。まったくレイナのヤツたら。
 あぶなかしくて、見てられない!」

ユーミル、自分の剣を売り込みに入る。勝ち誇る笑顔。自分の剣の威力を
レイナの使っていたエヴィンデルの剣を大量に出して、売り出す。
大放出だあ。
ラナ「でも。これって、レイナお姉ちゃんのとは、材料が違う。」
ユーミル、ラナの口をふさぐ。

エリナ「やったね。レイナお姉ちゃん。」

クローゼット「やはりお主は大した物だな。レイナ。」


ユーミル、お金ががっぽり。
ラナ「よかったね。レイナお姉ちゃんが勝って。」
「ほんによかったのお。」
「ああ。」
「なんじゃあ。また、おしっこか?まったく小便たれじゃのう。」
「え?今日はまだおしっこいってないよ。」
「そんなわけあるか!ついさっき行ったばかりではないか!」
「だって、ずっと寝てもん。」
「はて?おかしなことをいうやつじゃ。」


ラナに化けていたメローナ。
女王の宮殿に近づく。
「あのアホ天使についていって正解だったね。
 アルドラ、君がなにものか大体わかったよ。
 今度は慎重に行かないとね。」


トモエは、嘆きの間に送られていた。
気づいて、起き上がると。
「ここは?」
「気づいたか。」
「あっ。アルドラ女王。」
「ようやく会えたなあ。ヒノモトの闘士武者巫女トモエよ。」


次回「血闘!頂上対決」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第9話  衷心!ヴァンス城の決闘 [クイーンズブレイド]

卑怯だぞ。女王、リスティに負けたふりをして油断させて、
バーンズ伯爵を誅殺しようとする。
バーンズは、クローゼットとの会話で油断している。
その好きにクローゼットの背後から、伯爵を殺そうとする女王。
それを、盾になって、助けるクローゼット。
戦いには、負けるが、亡きマリア様の約束を守るその意気よし。

それで、クイーンズブレイドで、リスティの勝ちとは、卑怯。
・・・前の政権党にみたいだぞ!

メローナ、ナナエルに接触する。そして、こっそりと聖乳を奪う。
そうとは、しらずメローナと一緒に話をするバカエル。
それとなく話すメローナの女王アルドラのやっていること。
人を石に変える目の話。でも、人間であるらしい。
大天使様も見極めがついていないと。
ナナエル、女王の聖乳への対応と悪魔でもなく人間?ということに
なにか、気になることがある。ひょっとして、ナナエルと同じ天使が
のり移っている?
でも、確信がないので、それとなくなにかありそうなふりをする。

トモエは、クイーンズブレイドに思いを長けて、特訓中。
レイナと戦うことになっても勝つつもり。


--------------------------------------------------------------

バーンス伯爵、女王を誅殺するために兵を出軍。

その伯爵の居城で、牙の暗殺団のリスティと雷帝の将クローゼットが
戦いを始める。

伯爵に場外へ避難することを勧める部下。しかし、彼は2人の
戦いを見届けたい。
「わたしは、ここで女王の思惑とやらを見届けてやる。」
「クローゼット将軍、貴様もつよさアルドラに見せてけてやるがよい。」

戦いも2人。


エリナは、クローゼットの戦いを見せに。
姉のレイナを訪ねるが、寝ている。それをいいことに布団にもぐり込む。
「ううん。えへ!」
なにやらもぞもぞしている。
「うん。誰?」
「あたし。」
「もう!エリナ、何処さわっているのよ。」
「起きないんだもん。それにしても柔らかったあ。ぽよぽよしていて
 もう、食べちゃいたーい。」
「もう、何やっているのよ。やめなさい。」
「えへへ。」
「ちょお。エリナ。」
「そうだ。大変なの。」
「えっ。」


リスティとクローゼット
。。。こやつ、以前とは。
クローゼット、迫っていく。


バーンス城で戦いをしていることに驚くレイナ。でっしょとエリナ。


女王エルドラは、王座に座っている。


リスティに押され気味のクローゼット。
雷鳴震撼で雷をリスティに落とすクローゼット。
それをものともせずに受け止めるリスティ。・・・嘘あ?
剣から、雷を出すクローゼット。それをはじくリスティ。
以前とは変わっている。


エリナ「うわあ。お姉ちゃんとの思いでお噴水があ。」
姉にべったりのエリナ
「あの猿。今度会ったら、殺す!」
レイナ「2人ともすごい!」


クローゼットは、リスティに追いつけられる。
単なる怪力バカマシーンとなっているリスティ。
クローゼット
。。。くっ。こやつ。あの気迫、力、迷いのない機械のような攻撃
   以前はこんな戦い方ではなかった。
・・・そうだよね、操り人形だもの。恐怖がない。

。。。だが、貴様がなにものであろうと、私は負けぬ。
2人は、武器を交える。
とどめの迅雷一撃で、リスティを倒す?

ふんという伯爵。「見事。」


レイナとエリナも見ている。
「なははは。」
「やっぱりお姉さまはつよい。」
「よかったあ。もう、お姉ちゃんとも思いでの場所が壊されずに済むわね。
 ね。お姉ちゃん。」
戦いの場を見て。。。


クローゼット、戦いに疲れる。
近づく伯爵。「大儀であった。相手を寄せ付けない戦いぶりは見事!」
「光栄に存じます。」


エリナ「なにを話しているのかしらねえ。」
レイナ「うん。」
笑いながら、お姉ちゃんをさわっているエリナ。


城から軍が出て行く。
「我らは、これより女王討伐に向かう。連合軍に参加せよ。
 クローゼット将軍。」
クローゼットは、こたえない。
ふりかえる伯爵。「よいな。」強制する。
行ってしまおうとする。
「お待ちください。伯爵。
 お言葉ながら、いまさら女王討伐なぞ。再び戦乱の世が始まるだけです。
 それで、民は。民は、しあわせになると。そうお考えですか?」
「ううん。」
「伯爵。お待ちください。これから、私がクイーンズブレイドに勝ち抜き
 女王となりましょう。それをもって、すべてを収め。」
「愚か者めが。貴様が女王になったとて、無意味。」
「はっ。」
「クイーンズブレイドそのもの。女王を倒さねば、この大陸に未来はない!


クローゼットは、膝まついて
「ああ。マリア様。」
「うっ。」
「私には、伯爵が、マリア様を奪われたお心にとらわれているしか
 見えませぬ。」
「ううん。」・・・そうだよ。「貴様が、その名を口にするか?」
「まだ、おわかりにならぬのですか!
 そのような伯爵のかたくなさが、マリア様をクイーンズブレイドに
 旅ださせたのです!」
絶句の伯爵。


アルドラは、リスティを見ている。
蔭が伸びる。
そして、女王の左手あたりが輝き出す。


倒されていたリスティが、身動きをし出す。


「貴様にマリアのなにがわかるというのだ!」
「マリア様が、旅立つ直前。
 幼いわたしに一度だけ話しかけてくれました。

 あれあなたは。
 はっ
 大丈夫よ、こちらにいっらしゃい。クローゼット。私と血のつながりが
 なくともあなたは、バーンス家の娘。
 これからも苦労をかけますが。お父さまと2人の娘をよろしく
 お願いします。
 マリア様。
 もしも。私が戻らなかった時は。
 えっ?
 クイーンズブレイドから、戻らなかった時は、あの人を苦しみから
 救って差し上げてください。
 苦しみ?
 そう、バーンス家120年の苦しみから

 以来、私はバーンス家と伯爵に忠義を尽くしてきました。
 家名を守ることが、マリア様のお言葉である伯爵を苦しみから救うこと
 だと。
 しかし、クイーンズブレイドを通して、気づいたのです。
 マリア様がなにを思い、なにを望んでいたのか。」
後ずさりする伯爵
「伯爵の苦しみは、バーンス家の栄光の呪縛。それから救うために、
 マリア様は、女王になろうとしたのです。」
「ならば、聞こう。お前は、クイーンズブレイドで、女王アルドラを
 殺せるのか?」
「うっ。」
「答えよ。ふん。女王を殺すこともできず。我が軍属さぬともうすか。
 もう、よい。忠誠をいとう家臣なぞいらぬ。
 二度とわしの前に姿を現すな!」
去っていく伯爵。
クローゼット、しゅんとする。
「はっ!」
リスティの攻撃。伯爵に直接アッタクだああ。
それを守るために、クローゼットが向かう。
・・・ああ、ボスキャラ。王手取り?


伯爵を守って、クローゼットが剣を交える。
アルドラが、リスティを制御している。・・・目が赤く。ターミネータ?
圧倒的な力でおされるクローゼット。
リスティは、伯爵。
迅雷一撃でリスティをおそうクローゼット。
伯爵を救出スルクローゼット。
雷が落ちてもうごけるロボットのリスティ。しつように伯爵を襲う。
橋を壊すリスティ。・・・もう、人間じゃないよ。
退路を断って、城の煉瓦を壊すリスティ。
仕返しに迅雷一撃を出すクローゼット。


女王アルドラ
「そろそろまとめて、かたをつけるか。」


城の中を逃亡する2人。
アルドラに制御されるロボットのリスティ。
城を破壊し出す。
クローゼット迎撃態勢。
また、赤く光ったリスティ。
伯爵をかばって、戦うクローゼット。しかし、リスティに蹴り飛ばされる。
伯爵につめよるリスティ。
えもので伯爵に。。。それをかばって、リスティが。
崩れ落ちる床。城が壊れていく。なんだよ、これはあ。

さらにつめよるリスティ

クローゼット「伯爵。おけがは?」
「クローゼット。」
ロボットのようにえものを上にあげるリスティ。
「ああ」
天上が落ちてくる。・・・これは、戦いじゃない。破壊工作。

「勝者。牙を統べる者リスティ」


エリナとレイナ
エリナ「そんなあ。お姉さま。お父さま。」
レイナ、絶句。


瓦礫のしたに、2人は生きていた。
クローゼットを呼ぶ伯爵。
気がつくクローゼット。伯爵は、無傷だった。
「伯爵。ご無事でなによりです。」
「そなたのお陰だ。忠誠心を疑いすまないかった。すぐに出してやる。」
「父上をお助けしたかった。私は、娘として。」
「あたし。ただ、父上をバーンス家も呪縛から救い出したかった。
 それだけなのです。マリア様がそうされたように。」
「クローゼット。輪が娘よ。」手を差し出す伯爵。
クイーンズブレイドの戦いが終わって、元場所に送られるクローゼット。
・・・おいおい。転送マシーン?
「あ、父上。」
親子の手が届かない。離される・・・にっくきアルドラ。
消えた娘に伯爵。凍り付いている。
なにを思う。軍は進む。」


アルドラ「バーンスは、死に損なったか。だが、目的は果たせたよ。」
「だね。結局は人間は弱いね。それだけのことさ。わらちゃうね。」
「あはは。」


3人の絵。
落ち込んでいるレイナ。
エリナ「負けるなんて。」
転送されてくるクローゼット。
「あっ」
クローゼットを手当てする2人。姉の無事を。。。
「レイナ。もはや、お前が知っている相手ではない。
 やつは、確実に命を狙ってくる。
 ひたすらまっすぐに。
 心して、かかれ!よいな。」
ねむりにつくクローゼット。
レイナ、姉の言葉を。。。


酒場にて。
ニクスは、しがないウェイター。
角を生やした怪物がでることを聞く。
どじっこぶりで。あられもないかっこうのニクス。
謝るためのニクス。元の生活に。


竹藪で、角を生やした怪物?
剣で竹を切っていく。鈴が鳴る。それは、トモエであった。
・・・ヤツ墓村のロウソク装束?
角は、ひょっといて、シズカの頭につけていたもの?


教会
「ああ。いいかおり。」ナナエル。
「いかったです、いろいろ調合したんですよ。」メルファ
メローナが言い寄ってくる。
「あ。うん。」と聖乳に手を伸ばす。
メローナにも、すすめるメルファ。
「おしいね。これ。」
「よかったあ。」
「なんで。こいつをお茶をしているわけ?」
「だって、ナナエル様のお友達あんですよね。」
メローナ、ナナエルの聖乳に手を伸ばす。
「天使と魔物が友達であるわけないでしょ。
 あんたも、なんとかいいなさいよ。」
「まあまあ、いいじゃない。そういうことにしておいても。」
「て、いうか、あんた、何しにきたの?」
「えっt。ああ。女王について、ちょっと気になることがあってね。」

「えっ。アルドラが人間じゃないって?」
「普通の人間が当然目が光って、人間を石にしたりすることが
 きたりする?」
「ニクスの杖のフニクラも石像になってる。けど、
 勝ったはずのアイリまで石にされそうになたんだ。」
「ああ。あのときは、めいどの苦し紛れの言い訳かと思っちゃったのよ。」
「君だった、もうちょっとで石にされっちゃのにさあ。」
手を聖乳に伸ばすメローナ。
「そう。えっ。そうだったの。」
手が届かない。
「それは。きっと、女王も私の偉大さがわかって手出しできなかったのよ。


もうちょっとだったとメローナ。不機嫌。
聖乳が。。。
「まあ。」
「大天使様のご偉功ですね。」
「ううん。」
「でも、さあ。武器屋のおっぱいママは、負けたからって、石にすること
 ないじゃん。」
「そんなことは、知らないよ。カトレアの亭主もだいぶ前に石にされていた
 そうだし。」
「まじで。そういえば、前に天使長が言ってたっけ。
 アルドラは歴代の女王達とは、まったく異質。
 わたくしを、もってしても人間とも魔の眷属ともいまだ判別できない。
 まあ。天使長さえ判別できないんだから、困りもんよね。」
「やっぱり魔族なんでしょうか?」
「いいや。それはどうかなあ。
 魔属は、あんなものを恐れないからねえ。
 じゃなきゃ、僕も復活できないよ。」
「そこよね。問題は?聖乳を恐れるってことは。もしかして。ああ。」
メローナ手が聖乳に近づく。
「なに。なんか。っているの?」
「えっ。魔族になんか教えられないわよ。」
「ふうん。じゃあ。ごちそうさま。」
去っていく。
「まったくう。なんなのよ。結局なにしに来たわけ!メルファ。おかわり」
「はーい。」
聖乳がなくなっている!


メローナ、あほ天使から聖乳を奪う。
やっぱりなにか知っているとメローナ。


その後で、ナナエル。聖乳をおお探し。
「どこにもない。やっぱりなーい。
 ぶよぶよピンクのヤツ。最初から聖乳目当てで。
 このままじゃあ。あたしは、破滅よ。」
ナナエルの悲鳴が。。。いいじゃないか。魔族になったら。


アルドラ、
「メローナとか言ったな。あの沼地の魔女の手下。」
「ああ。ここから逃げだした魔物だね。
 おそらく向こうからやってくるよ。
 ここにいるやつの仲間を助けにね。
 その時はまた。
 だから、心配しなくていいよ。
 君のことは、未来永劫。この僕が守る。いとしのアルドラ。」
男の影が映っている。
「ふっ。」


次回「本懐!闘う理由」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第8話  慙悸!戦いの天使 [クイーンズブレイド]

なにが、慙悸?拍子抜け!アホのナナエルまぐれで勝つ。
ナナエル、アイリにラッキーで勝つ。アイリ、エネルギー切れで消滅。
レイナは、ユーミルとラナによって鍛えられて剣絵を得る。
ナナエル、レイナと戦う。知らないうちに強くなっているレイナに
手も足もでなくなる。これまで、面倒見てやったのに、負けなさいよ。
それは、できないとレイナ。真剣勝負。
あまりに強くなったレイナに、ナナエルはたまらない。
水色パンツが見せて、転ぶ。・・・これは、???
ナナエル、あっさり負けましたと宣言・・・将棋かよ。お前は。

くやしいナナエル。その元に嘆きの間から逃げてきたメローナが現れる。
メローナ、ナナエルに用があってやってきたきた。
女王アルドラを倒すため。
・・・負け犬天使をけしかける。卑怯者どおしでお似合いか!

アルドラは、バーンスが動き出したことを知る、
次は、牙の将リスティと雷雲の将クローゼット。
流浪の戦士レイナと武者巫女トモエ。
「このまま、女王で居続ければ、あの子はかならず見つかる。
 安心していいよ。愛しのアルドラ」
と言っているもう一つの?

クローゼット、父伯爵が兵を送ってくることを知っている。
そのときには、覚悟を決めないといけない。
女王の使いがやってくる。

バーンス伯爵は、兵を女王の都ガイノスに向けて諸侯を決起させた。
兵士が伝令。
「大変です。このバーンス城で、クイーンズブレイドが。」
「くっ。女王め!」

クローゼット「なるほど、伯爵に対する牽制か。おもしろいことを考える。」
リスティがやってくる。
「ふん。おぬしとは、つくづく因縁がありようだな。」
リスティ、何も言わない。
2人、臨戦態勢にはいる。

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嘆きの間にて
ナナエル「さあて。冥土のメイド。気合い入れて行くからね。
覚悟しなさいよ。」・・・だじゃれ?
「あっ。」
「それえ。」
遠隔で刀を動かす。
「ちょっと、お待ちなさい!何度言えば、わかりますの!
 戦っている場合じゃあないんです。」
「あんたこそ、なに言っているの。
 さては、あたしの強さが怖いんでしょ。おののいているんでしょう。」
「物わかりの悪い方なんでしょ。
 ならば、戦うより仕方ありませんわね。」
「会ったり前でしょ。クイーンズブレイドなんだから。」
アルドラ「ふん。」・・・天使がアホでよかったわ。


メルファ、空を見上げていう。
「おかしいですね。せっかく大天使ナナエル様の戦いが見られる
 はずなのに。」

ラナ、アイリの無事を祈っている。
「アイリお姉ちゃん。」・・・きみきみ、アイリがガス欠なのは君のせい。


アイリ「では、遠慮なくいきますわ。」
「そうこなくちゃあ。」
戦いを始める。どこか、卑怯なナナエル。刀を遠隔操縦。
刀を打ち落とされて。ナエル「嘘?」
アイリは、ナナエルのすぐそばに来る。
斬られると思いきや、逃げる。ああ。聖乳がこぼれてしまう。
その聖乳が、石につく。・・・ここには、メローナが封印されている?
アルドラ、あっと反応。
ナナエル「やべえ。おっとと。」
「隙ありですわ。」
「うわあ。」
「あっ?」
何とか避けるナナエル。
「う。」思ったより早いじゃない。
刀が、霊力で上がらない。
「う?あれ?」聖乳を見ると少なくなっている。
「げ。こんなになくなっている。これじゃ、力が使えないじゃん。」
アイル。。。やはり力がでません。
      あの天使から、精気を頂くしかあしませんわ。
      天使の精気って死ぬほどまずいって噂ですけど。
ナナエル。。。こうなったら、一刻も早く
アイリ。。。勝負をつけなくてはなりませんわ。
「えい。はあ。」タイマン、ガチで戦う。
ナナエル「この一撃で決めちゃうからね。
  必殺。ホーリータイフーン。」
アイリ「低級霊達。」
「ふん。そんなの天使にきくわけないでしょ。えーい。」
「うわ!」
大衝撃が間で起こる。
アイリ、こたえた。
「ふん。ざまあ、見ろ!ほえ、うわあ。」
ナナエルもふらふら?「お。おお。」飛べなくなっている。
「あ、飛べない。」
アイリ「え!」でも、自分も力切れて、服が消えかかっている。
。。。次で決めますわ。
ナナエル「ほんと、もう。むかつく。」
アイル「ええーい」
「え!」
アイリ、下着姿。
「嘘!」
「勝負ありですわ。」
「はあ。。」
死に神のカマが落ちる。
「ううう。あれ?」
アイリが、消えていく。「どうやら、時間切れのようですわね。」
・・・ああ、光の国に帰っていく?

ラナ、気づく「あ!お姉ちゃん。」
外に出ていく。

アイリ「精気を奪う力も残っていません。私の負けですわね。」
「うう。」
「まあ。石にされるくらいなら。」
ラナの顔を思い出すアイリ。
「あのおちびのせいで飛んだとばっちりですわ。
 さようなら。ラナ。」

ラナ「お姉ちゃん。アイリお姉ちゃん。」
・・・どこかで繋がっているものですか。

ナナエル「ああ。」立ち上がる。
「勝っちゃったのよねえ。」
対戦者消滅により、勝者はナナエルになる。
えらそうに威張り出すバカ天使。お調子者。帰ってブドウを食べようっと
という。

アルドラ  。。。「計算外だね。」
そして、ナナエルの聖乳を見る。「あれには、うかつに手を出せない。」
聖乳は、メローナに掛かっていた。

ラナ。アイリが試合の途中で消えたことを耳にする。
「お姉ちゃん。」

教会にもどって、意気揚々のナナエル。ブドウをだべて。
メルファに足をもんでもらう。
偉そうにするナナエル。
「もっともっと、あたしを敬いなさい。そしたら、救われるわよ。」
「はい。ナナエル様。それ、随分減っているようですが。」
「な、なんでもないわよ。もっと強くもんで!もう、疲れてぱんぱん
 なんだから。」
「あ、はい。」
女王になったら、男だらけのハーレムをつくってやるわと。
・・・おいおい、天使長に冥土に落とされるぞ。
メルファは、専属のお世話係にしてやると。
威勢がいいアホでした。


レイナは、ユーミルを探している。剣はどうなるのよ。
ユーミルは、火力がいまいちじゃのうと思っている。
鋼鉄斬の溶鉱炉ならなんとかできるじゃろうが。
戻っている暇はないし。
「うん。あれは。」
ラナ、ため息をついている。


ラナ、アイリが自分のせいで消えたことを悩んでいる。
ユーミル「やあ、ラナではないか。」
「はあ。」
「カトレアはどうした?迷子にでもなったのか?」
泣き出すラナ。
「な。なんじゃ。わしは、なにもしておらんぞ。」

ユーミルの家で、ラナは今までのいきさつを話す。
「なるほどそう言うわけじゃったのか。
 それで、カトレアの戦いは、中継されなかったのじぇなあ。
 女王アルドラなにを企らんどるのじゃあ。
 で、そうするじゃあ、おぬし。」
「え。」
「母いない。面倒を見てくれた女もいない。
 これから、どうするつもりじゃ。」
「ああ。どうするって。」
「あいにくだが、わしは、おぬしを引き取れん。
 わしには、わしの生活がある。」
「おぬしは。子供じゃし。同情はする。
 じゃが。男なら、これからは、自分で生き方を決めるがよい。」
「わるいが、わしは忙しいでな。
 され、どうにかして、レイナの剣を鍛えねば。」
「あ。えっ。」
ユーミル、出て行く。ラナ、決意する。
「やはりちょっと冷たかったかのう。はっ。」
ラナ「僕にも手伝わせてください。」
「なんじゃと。」
「あの剣は、お父さんとお母さんが作ったんです。
 レイナさんなら、2人を助けられるかもしれない。
 僕にも剣を鍛え治させてください。」
「おぬしの、覚悟本物か?」
うなずくラナ。


バーンス城
「負けたか。エリナ。例の手はずは整っているのか。」
「万事仰せのとおりに。しかし、レイナ様とクローゼット様は
 よろしいのですか。」
「かまわぬ。この好機を逃せば、次はない。よいな。」
「はっ!」

伯爵、噴水での亡き妻とのことを思い出す。
そのよろいは、。。。

「あれから12年。」
虎のマーク。


レイナの剣をみて、ユーミルとラナ。
「ううむ。問題は火なのじゃ。偉大なる錬金術師も鋼には、強い火で
 なければならん。このままではだめじゃ。」
「あのう。魔道石の粉は?」
「魔道石?なんじゃ。それは?」
「家では、魔道石の粉を足して、火を強くしてたんだ。
 錬金術師の鋼にはその方がいいって。あ、ちょっと待ってて。」
「はあ。」
「これ、お母さんの道具箱。
 いつでも、修理できるようにって、お母さんが。
 これが、魔道石の粉。」
ユーミル受け取る。
「ほおお。なるほど、これが。」
「このやりも使ってください。」
「あっ。じゃが、それは、カトレアの。」
「役に立つのなら、きっとお母さんも喜んでくれると思う。」
「はあ。うぬ、遠慮なく使わせてもらうぞ。」
「うん。」


夕日
トモエは、鋭気を養っている。
。。。シズカさん、あなたの思いは無駄にはしません。
   クイーンズブレイド、必ず勝ちます、

牙の暗殺団。
リスティ、「うっ。」記憶がプレイバックする。
部下からどうしましたと。
・・・復活の予感。」


嘆きの間にて。
聖乳の効果で、メローナが脱出に成功する。
「はあ、やっと出られた。さすがに死ぬかと思ったよ。
 悪いけど置いていくよ。メナス。
 それにしてもいいもの見ちゃった。使えるかもね。」


朝。
ラナが、レイナをユーミルのところに連れて行く。
レイナは眠い。
ラナ「出来上がった剣。早くみたいでしょ。」
「カトレアさんも、手伝ってくれたの?」
「ああ」暗くなるラナ。「お願いがあるんだ。」
「えっ?」


レイナ、出来上がった剣を手に取る。
「すごーい。」
「そうじゃろ。そうじゃろ。」
「ありがとう、ユーミル。」
「うぬ。ラナが手伝ってくれたお陰で、火力も強くなったしの。
 鍛錬の技術は、まだまだじゃが。
 これから精進すれば、立派な武器屋になれるじゃろう。」
ラナ、得意げ。
「ラナや、みんなの思いが詰まった剣だね。ありがとう、大切に
 使います。
 そして、必ずカトレアさんを。」
うなずくラナ。
その後ろに女王の使いが来ている。
決意するレイナ。


教会。
ナナエルに、女王の使いが来ている。
どんなメスザルでもこのナナエルさんが倒してやるからと言っている。
「おめめ、開いてよーく見てなさいよ。瞬殺だからね。」
「はい。信じてます。帰ったら、汗を流せるように、お風呂の準備して
 おきますね。」
「おお、気が聞くじゃない。んっじぇあ。行ってくるわ。」
「いってらっしゃいませ。」


ナナエル、扉を通ると、
「お。あれ、ここは教会の庭じゃん。」
レイナが待っている。
「あ。うそ。レイナじゃん。」
「ナナエル。まさか、あなたがクイーンズブレイドの相手。」
「やったあ。あんたなら、楽勝。」
起こっているレイナ。
「まあ。顔なじみだから、あんまり痛くないようにしてあげるわよ。」
剣を構えるナナエル。
剣が落ちるナナエル。。。ちっ。聖乳ないんだっけ。
「どうしたの?」
「なんでもないわ。」
「あっ。」
「いくわよ。」
「はいはい。わかりました。」
レイナ、構える「いくよ、ナナエル。」
スピードが違うレイナ、ナナエル、びっくり?
守り一辺とう。
レイナ。。。剣が軽い。まるで体の一部。
ナナエル。。。ななな。なにこいつ。いつの間になんな強く。
剣を叩かれて、座り込むナナエル。
「うう。まじ。」
レイナの攻撃に逃げるだけ。

メルファも気がつく。2人が戦っていることを。
「ナナエル様」

ナナエル、レイナに恐れを抱く。「ちょっと。待った待って。」
「何言っているの?クイーンズブレイドでしょう。」
「今まで色々面倒見てやったじゃん。
 剣ぐらい拾わせてよ。」・・・うそだーい。面倒見たのはレイナの方?
「あ。ああ。」。。。しかなないなあ。・・・それがあまいのです。
「どうぞ。」
ナナエル、剣をつかむ。
。。。あぶねえ。油断したあ。これはいよいよもってやばいかも。
   チャース・・・おいおい。あんたは悪魔か?
「はあ。」
ナナエル、不意打ちをねらう。「くらえー。」
「ドラゴンテール。たああ。」
「きゃあー。」

メルファ「ああ」

ナナエル「うう。」剣を向けられる。「ええ。」
「どうする。続ける。当たり前でしょう。
 あんたなんかにエリート天使がやられてたまるかっての。」
「相変わらずね。状況わかっていっている。
 この恩知らず。おとなしく負けなさいっての。」
「それは、無理。正々堂々と勝負しましょう。」
「ないよ。メスザル。わたしを本気にさせたら、後悔するわよ。」
ナナエル立ち上がる。
レイナの澄んだ目。
「うう。」悪賢い小悪魔の目。
「参りましたあ。」・・・え、これって将棋か?
「えっ。」

メルファ「ナナエル様が、負けた。」・・・ああ、掛け金がぱあ。

教会の音が鳴る。


剣を前して
レイナ「ありがとう。ユーミル。ラナ。
 この剣で、もっと強くなれるよう気がする。」
「当然じゃ。錬金術師の鋼に鋼鉄斬の鍛錬のわざを集結させた最高傑作。
 なずけて、エビンゲルの剣じゃからなあ。」
「それてどういう意味。」
「ドワーフ語で、勝利の風じゃあ。
 この名の通り、これからもおぬしに勝利をもたらすじゃろう。」
「うん。次もでったいに勝つ。」

くやしいナナエル。
「あんなのわざとよ。わざと。そのその天使のわたしが女王になっても
 意味がないっていうか。レイナのことは、最初から、認めていたから
 わざわざと分けてやったのよ。」
メルファ「さすがは、ナナエル様。なんと慈悲深いお方なのでしょ。」
「でしょ。時には天使も汚れ役になってやらないとね。あっははははh。」
・・・いつもでしょう。
メルファは、美人だあ。
ナナエル。。。あたしがあのメスザルに負けるなんて、もうほんと
       あり得ない。
「うっ。」
聖乳は、残り僅か。
メローナ「探したよ。天使様。」
びっくりするナナエル。おぼれかかる。
「なんなのよお。」
メローナが出てくる。「なんだ。ぶよぶよピンクじゃん。」
「違う。僕はせんぺんの刺客メローナ。」
「そうそう、あたしのこうごうしさで初戦で逃げちゃったのよ。」
「逃げたじゃない。そういう、君こそ、
 今日の戦いひどかったじゃないか。
「あ。う」
「ま、そんなこと、どうでもいいや。
 僕、君に用があって来たんだ。」
聖乳がクローズアップ
「女王アルドラを倒すためにね。」
・・・負け犬天使をけしかける。卑怯者どおしでお似合いか!

アルドラは、バーンスが動き出したことを知る、
「バーンスが動き出したみたいだね。」
「そのようだな。」
「所詮は小者。なのに自らの力を誇大に見せようとする人間は、
 滑稽だが、興味深い。」
「ふん」
「次は、牙の統べる者リスティと雷雲の将クローゼット。
 邪魔な小者ともども消してしまおうよ。」
「ふん。そして、流浪の戦士レイナ。武者巫女トモエか。
 あのヒノモトの女には、一度あって話したいことがある。」
「あと少しだ。
 このまま、女王で居続ければ、あの子はかならず見つかる。
 安心していいよ。愛しのアルドラ」

クローゼット、父伯爵が兵を送ってくることを知っている。
「クイーンズブレイド終盤の機に乗じて、伯爵はこのガイノスに兵を
 送ってくるだろう。その時は覚悟を決めなければなるまい。」
女王の使いがやってくる。

バーンス伯爵は、兵を女王の都ガイノスに向けて諸侯を決起させた。
「伯爵。御旗の元に諸侯が決起いたしました。」
「うむ。」
兵士が伝令。
「大変です。このバーンス城で、クイーンズブレイドが。」
「なに!くっ。女王め!」

クローゼット「なるほど、伯爵に対する牽制か。おもしろいことを考える。」
リスティがやってくる。
「ふん。おぬしとは、つくづく因縁がありようだな。」
リスティ、何も言わない。
2人、臨戦態勢にはいる。


次回「衷心!ヴァンス城の決闘」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第7話  氷結!計算外の事態 [クイーンズブレイド]

イルマとリスティが、地下の水晶のある場所で戦う。
リスティを女王の犬
イルマを捨て猫と
言い合う。
イルマは、リスティにいぞみかかる。
昔、エキドナに鍛えられた記憶のイルマ。
でも、リスティには、かなわない?
「もっとしっかり回り込まなきゃだめだ。」
。。。「回り込みが足りなかったけど。なかなkすじがいいじゃないか。
    頑張れば、あたしのパートナーになれる。」
そんなつもりはなかった。真に受けるなんてとエキドナ。
2人の戦いを見ている
「本当に牙の暗殺者の称号を当てられるまで、成長しちゃとはさあ。
 計算外もいいとこ。」

リスティ、イルマを目で追っている。
「一撃一中だ!これが外れたら後がない。」イルマ

「それが仇になってしまった。」エキドナ。

エキドナに、仇討ちだと語るイルマ。兄が、女王と貴族の争いにまきこ
まれて。
「この手でアルドラを。」
「やめときな、返り討ちに遭うだけ。」
「でも、あんたに教わった暗殺術がされば。」
「やめときな。そんなもの、自分のために使うものじゃない。」
・・・仕事人ですね。エキドナ。

イルナ、俊足でリスティを翻弄する。
リスティ、一瞬水晶に写る自分に本来の自身を思い出すが、
水晶を破壊する。「なんだ。今のは!あ!」
本来の自分が水晶に写り出される。唖然とするリスティ。
「あ。わたし!」

エキドナが、2人の戦いを見ている。
「あ!?なるほどねそう言うことか。私はもっと早くに気づいていれば、
 勝ち目があったかもね。」
・・・リスティを正気に戻す方法が。。。
そうとも知らずにイルマは、リスティに一撃を与える機会をうかがう。
「は。今だ。」
背後から、襲いかかるイルマ。
「もらったあ。」イルマ、リスティの胸に剣を突く。。。

エキドナ「すまなかったね。イルマ。
 あんたの人生を狂わせたのは、この私だ!」

イルマの攻撃は。間一髪で外され、がら空きになるイルマをリスティが
襲いかかる。リスティに、上からたたきつぶされる。
悲鳴を上げるイルマ。
リスティの背後に、異常な気配を感じながら、血を吐いて、倒れる。
死に際に、エキドナの幻影をみるイルマ。
リスティの勝ち。


アイリとラナ。
アイリ「今のあの方は、ある意味最強ですわ。魔につかれ、魂を奪われて
 いるものは、恐れや痛み死ぬことすら躊躇しません。」
「じゃあ。僕たち、運がよかたっだね。」
「前から、おちびちゃんにお尋ねしたかったんですけど。」
「な~に?」
「どうして、あのとき私を助けてくださったのです?」
「お母さんが石にされたとき、僕をかわいそうに思ってくれたから。」
「えっ?ああ。あれは、趣味の悪さが鼻についただけで。別に。あ!」
ラナ、アイリに抱きつく「ありがとう。アイリお姉ちゃん。」
「あの。えっと。どう致しましてですわ。」
丸くなるアイリ。
力が減少して、服が透明になるアイリ。なんとか、気力で服をとり戻す。
「どうしたの?」
「なんでも、ありませんわ。」笑ってごまかす。
「ああ、見ちゃあいけません。」
。。。こんなこと、全くの計算外ですわ。
   私は、沼地の魔女様の使命を果たすだけ。
   それだけでしたのに!


エキドナ、猫とともにイルマをみかまいにいく。
「長生きなんてするもんじゃない。まったくさ。」
イルマを葬りに抱いていく。捨て猫は、拾われた。


エリナとトモエの極寒の地での戦い。

ジズカ「この御姫様は、最悪の相手かもしれないよ。トモエ様。」

エリナとトモエ戦う。
エリナは、心でトモエを動揺させる。
「きれい事いたって、相手を傷つけることは同じゃない。」

クローゼット「刃を交えることなく、相手の心を挫く技。」
レイナは見ている。
シズカ「トモエ様の弱点。それは。」

エリナ、さりげなく言葉攻撃。
言葉で相手の戦意をそぐ攻撃、話しながら、詰めていく。
トモエが本当に気に入らないエリナ。
「私は、そのようなことを思ったこてゃ一度も。」
「一度も?」

シズカ「素直で正直で優しすぎるから。」

「今だって、あたしを倒して踏み台にして。使命とやらを果たすん
 でしょう。さあ、遠慮なくその刀で私を血祭りにすれば!」
エリナ、アッパアカット。トモエ倒れる。
「いつまでいい子ぶっているのよ。この期に及んでその態度って。最低」
「いい子ぶってなど。しかし、あなたのお姉さまとはお友達。
 それ故、あなたと剣を交えることに戸惑いもあります。ですが。」
「ちょっと待ってよ。お姉ちゃんとどういう関係なの?」
「今回の旅で親交を温めました。寝食を共にしたことがあります。」
「寝食!寝食!」ああ、なんていう百合の発想。妄想。
「じゃ、じゅああ。あんたあ、お姉ちゃんと。
 あんなことや。こんなことも。」
「ああ?」
エリナ、変なスイッチが入りました。
「許さない。絶対に許さないんだから。」
急に暴走を始めるエリナ。猛烈に攻撃をする。
トモエ「あたし、なにか失礼なことを。」
冷静に攻撃をしていないエリナ。あり得ないバーサー化。
「いつかは、逃げれたけど、今度は逃げられないからね。ヒノモトの
 野蛮人!」

レイナ「すごい。こんな気迫のエリナははじめて見た。」
・・・あんたが、原因。

シズカ「トモエ様。凌ぎきったみたいだねえ。
 防御にもまったく隙がない。本当にトモエ様は強い。でも。」
 傍らに何かが届いている。
・・・トモエ、暗殺の指示?


トモエとエリナは、激闘は続く。
パンサークローが、エリナから来る出される、後ろに宙返りして
避けるトモエ。エリナ、着地時に足を絡め取る。転かしてしまう。
「お姉ちゃんを渡さない。」ソーセージを食べる。・・・なぜ。

クローゼット「見事だ、エリナ。後はつめを謝るな。」
・・・何故しったら、どう思うのでしょう?冷静でないですよ。


ソーセージを食べながら、トモエを引き寄せる。
「お姉ちゃんは、私だけのものなんだから!」・・・私情を挟みすぎ。
槍で突きに行く。トモエ、それを防御して、両足でエリナを蹴り上げる。
武者巫女奥義らしい。三弦武者蹴り
ごきっとなって、エリナ蹴飛ばされる。
エリナ何とか立つが。
「あんたなんかに、あたしのレイナお姉ちゃんを」横転するエリナ。
・・・レイナお姉ちゃんにこだわったのが敗因。あほ!
「か、勝ったあ。」

クローゼット、詰めがあまいか。

レイナ「エリナ。ふう、トモエの強さは底知れない。頑張らないと。
 あ、そうだ。あたしの剣。ユーミル大丈夫かな?」

ユーミル「おお。もおお。やはりないかが足りぬ。」
・・・いつになくきれいに写っている。
「ううん。」
・・・どうしたらいいかわからんべえ。


ナナエルとメルファは、相変わらず。
おなかが空いているのに、聖なるポーズにせいをだす。
「こんなの夕食のあとでもいいじゃんと。」
なんとも隠微な姿をしている。これって、意味があるの。
・・・男をたぶらかす技でしかない?
「めっそうもありません。食事の後の過激な運動は、大天使様の
 ご健康にもかかわります。」
「いいなにがなにだか。どれだけ計算違いよお。」
・・・レイナに寄生したほうがまし?

「はっ」
女王の使いが、ナナエルを迎えに来ている。
「あ!大天使様。」
「ふん。ようやく、本命の登場ね。」


ラナが食べている、
そこに女王の使いが
アイリ「お呼びがかりましたわ。」
「お姉ちゃん、がんばってね。」
。。。相手の精気を吸い取れば、なんとか力を取り戻せますわ。
   もし、お強くて、その隙がなれれば
「アイリお姉ちゃん。」
「すぐ帰ってきますわ。いい子でお留守番してくださいませ。」
「ねえ。僕も一緒に連れて行って!」
「それは、あなたのお母様だけの特権ですわよ。」
額にキスをして、アイリは戦いに行く。
「ああ。お姉ちゃん。」


トモエ「シズカさん。ただいま戻りました。」
シズカはいない。
「シズカさん。」
置き手紙がある。



ナナエルは、空腹で戦いにいく。しまったあ。なにか食べてくるんだった
・・・草をですか?
アイリも空腹で来ている。こっちは、精気がほしい。空腹ですわ。
二匹がはらをすかせて、戦えるの?
嘆きの間で
「あ!」と敵味方を確認する。
「冥土のメイドじゃん。あんたが相手。」
「失礼ですわね。あたくしは、冥土へいざなうもの。ですわ。」
アルドラは笑っている。「よくぞ参った。」
「アルドラ」ナナエル。
「聖なる天界の使いが、クイーンズブレイドにご参加とあらば。
 予自らが立ち会わなければ、礼を失するというもの。」お辞儀をする
ナナエル、偉そうにする。「さすが、女王ともなるとわかっているね。」
「違いますわ。アルドラは、わたし達をまとめて石にするために。」
「でも、本音は、このナナエルさんの強さへのあこがれ。
 そして嫉妬ね。」
「じゃなくて。」
「あたしの可憐な戦いを網膜ひん向いて、網膜のすみかたすみまで
 焼き付けなさい。」
・・・おいおい。その水色パンツのパンチラは、なんだ。お子様かよ。
「さあて、今まで持されていた分。気合い入れていくからね。
 前みたいにこてんぱんにしてやるから覚悟しなさいよ。」
「人の話を聞いてくださいまし。」
・・・かみ合わない2人。
アルドラは、笑っている。。。。バカなやつら。


トモエは、シズカに飛び出された場所に行く。
墓場で待ち合わせ。
「まよわずこれたみたいじゃん。」
「シズカさん。」
「地図でなく、文字で説明したのがよかったみたい。」
ここまでの来たことを話すシズカ。
ねえ、なんでわたしがここまでお供して来たと思う。笑うシズカ。
唖然とするトモエ。
「だから、甘いっていうんだよね。
 さっき、あたしのところに、これが届いたんだよ。」
「そ、それは。甲魔忍軍の!」
「もう、暗殺の手はつきたらしい。そうなれば、頭領のあたしの
 出番となるみたいだ。」
「ああ」
「わかる?つまり、あたしは、トモエ様暗殺の最後の刺客ってわけ。」
トモエには意味がわからない、そう言う冗談はやめてください
「命を奪うのであれば、機会はいくらでもあったではないですか?」
「トモエ様は、ご自身の強さをわかっておれない。
 特に不意打ちは、逆にやばい。見境なくなるからね。トモエ様は。
 で、あたしは草になったんだ。」
「は?」
「甲魔忍術友愛そうしんり。敵の友となり、弱点をつく。
 知ってるだろ。」
「あ、では、ジズカさんがわたくしに示してきた友情は、いつわりだった

 のですか?」
「この術は、こころのそこからなりきるんだ。
 トモエ様はためならこの命はいらない。今でもそう思っている。」
「じゃあ。」
「だけど、これだけはだめだ。」
「何故です?」
「それは。あたしが、甲魔忍者だからだ。」
火薬で、トモエを攻撃するシズカ。
2人が戦う。
「あれ?抜かないの。刀。」
「シズカさん。もう、辞めてください。
 私には、シズカさんと戦うことはできません。」
「そうでなきゃあ。打ち明けた意味が無い。情にもろい。それこそが、
 トモエ様の弱点だ。
 心技体に飛び抜けているトモエ様が、こころに通わせたものには弱い。
 あまい。あまいね。」
がんじがらめにするシズカ。
「それで、ヒノモトを救おうなんて、笑わせる。」
トモエ、剣を抜いて、シズカと交える。
「抜いたね。」
目に涙を流し出すトモエ。「護国の御ためとあらば。」
2人の戦いが見えないほど早い。
。。。そうさ、トモエ様は、敵に対してはどこまでも強い、
   だけどね。トモエ様。今度の戦いの相手は、敵ばかりじゃない
   そんな戦いにトモエ様は自らも命をかけた。
   決して負けることが許されない使命を帯びて、いぞんでしまった。
   だから、こうするしかなかったんだ。
   わたしが、ここまで人を好きになるなんて、とんだ計算違いだった
   
シズカ、トモエに倒される。
「ねえ。トモエ様。これからの戦いは、今様に非常に徹していぞんで
 おくれよ。」
「シズカさん」
「泣いちゃだめだよ。」
「はい。」
「これで思い残すことはなにもない。」
シズカの手を取るトモエ。
ジズカの名前を呼ぶトモエ。
。。。トモエ様は、私にやられるはずは絶対にない。
   そう信じられるからこそ。戦いをいぞむ。
   あの日、トモエ様があたしに与えくれた命。
   今、お返しします。この命をもって、トモエ様の弱点を断ち切る。
   トモエ様の命ながらえんことを。
   それが、あたしが見つけた戦う理由ってやつだから。
   それで、あたしもトモエ様のいう闘士ってやつになれると思う。
   たぶん
トモエは、目に涙をためる。
激しく泣き出す。
トモエとシズカの思い出が流れる。

次回「慙悸!戦いの天使」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第6話  錯綜!変わりゆく予感 [クイーンズブレイド]

砂漠で戦うクローゼットとメナス。
クローゼットは。敵が見えない。
でも。砂漠の民のアマラ王国のメナスには、絶好の場所。
クローゼットを捕まえて、ひれ伏せさす。

レイナは姉を見ている、姉がおされているなんて。

クロゼットは、砂嵐の中戦っている。
隙を煮付けられて「王家の頭突き」・・・それって技か?
クローゼット。倒れる。アホな杖がまたいやらしさをだす。
「そうですね。ぜひ、この人も私の僕さんになっていただきましょう。」

そうこういううちにクローゼットが立ち上がり、雷を呼ぶ。
「えい」とメナス、砂の盾を出す。
「砂が電撃の邪魔をするだと。」
メナスは、無傷。クローゼットはああと崩れる。
「言い忘れてましたあ。」
「お嬢の呪いの一撃は、うければうれるだけ体力がなくなっちまうぜ。」


ラナ「メナスお姉ちゃんは、さっきからなにを叫んでいるの?」
「あまら王国の偉功にひれふしてください。
 とかいってるんでしょうね。」手を上にもばすアイリ。
「相変わらずですわ。それが、メナスの強さかも。何千年もの月日を
 貫く通した一途な思いには、敬服しますわ。」
ラナ「お姉ちゃん。おしっこ。」
「あなた、トイレも1人でいけませんの?」
「だって、暗くておバケがでそうで怖いんだもの。」
「言っときますけど、あなたの目の前にいるわたしも、死霊ですのよ。」
トイレにいくきたくてもじもじしている。
「お化けなの?」
「死霊!」・・・えっと、同じでないの!


「シャイニング・ピラミッド!」メナス攻撃
・・・えっと単なる膝蹴りか?足跡から光り?
クローゼットものにくらう。
「あなたもおとなしく何千年もの歴史ほこる偉大なるアマラ王国に
 仕えなさい。」
「ふっ。そなたと同じよう人間を私は知っている。
 愚かなまでにかつての栄光にしがみついている人間をな。」
自分の父の顔がよぎるクローゼット。「ふっ!」
「何ですって!」
天気が曇ってくる。


ガイノスでは、イルマがリスティに追われている。
イルマ。かつての仲間に襲われる。
ある酒屋に逃げ込む。そこへリスティが追撃してきて、
イルマに鉄球を喰らわす。倒れてしまうイルマ。
リスティが、イルマに近づく。
店に来ている客が逃げだした。


クローゼットの方は、雨が降り出す。
しめた砂はつかえなくなる?
「呪いのピンタ」・・・それも攻撃か?
砂が、クローゼットに衝撃波になる。
「国とは民のもの、民によるよりよきくらしがなくて、
 なにが国の繁栄か?」・・・おお旧与党にいってやれ。
「前にも聞いたような話だなあ。」
「はて?」
「異国の嬢ちゃんの話だあ。」
「ああ。あの生意気なトモエとシズカでしたっけ。
 思い出しただけで、むかむかしてきます。」
「うははは、シズカはいかした女だぜえ。」

「強くなって来やがった。」
「そうですね。終わりにしましょう。」
雷が落ちる。
クローゼットは、タイミングを計っている?
「ただ闇雲に古き権力を守ろうとする愚かしさ。間違っている。(旧与党)


「いくぞ。お嬢。」
メナスは、クローゼットに向かっていく。
クローゼットに手で斬り付ける。「これでおしまいです。」
砂が、クローゼットに
「砂がおもてえ、雨にせいか?」
クローゼットは砂を斬る。
「アマラ王国の偉功に。」
「迅雷」
「ひれ伏してくださーい。」
「一撃~」
・・・言葉と、雷?どちらも攻撃をだす。
感電するメナス、悲鳴を上げる。クローゼットは無傷。
「変わらぬのなら、変えてみせる。
 このあたしが、国を変えるために女王となる。」


レイナ「やったあ。お姉さまの勝ちだわ。」
おしりをふる。・・・なんと、ああいい。


イルマとリスティ
「終わりだ。」
なにかを投げつけられる。
エキドナがすみにいる。「ちょっと見ないうちに趣味がかわったじゃない
 か?あたしのかわいい弟子を帰してもらうよ。」
余裕で酒を飲んでいる。
「ふん」リスティ、投げつける。
エキドナは、素早く飛んで移動して、イルマを助け出す。
煙に隠れて逃げだす。
「リスティ、女王の犬になるとは。見下げ果てたヤツ。」
部下が追いかける。


嘆きの間では、メナスが、石にされつつある。
「うう。セトラ。なんだか私。ちょっと疲れちゃったです。」
「いいぜ、お嬢。俺がそばにいてやるから、安心してゆっくり眠りな。
 一眠りしたら、また。。。」
「はい。そして、アマラ王国を」
石にされてしまう。

「過去の遺物は。遺物らしく、静かにしとくべきなのさ。」
・・・ああ、官僚もゼネコンも建築会社もそうだね。

メナスに僕にされていたものたちの封印が解ける。
そして、テントは、荒れ果ててしまう。魔法でもたせていただけ。
正気にもどって、家に帰る。
それを見ているアイリ。。。メナス。


クイーンズブレイドの賭け事が始まる。
ナナエルが、出てくる「出ました。大本命登場。」・・・不戦勝なのに。
誰にも見向きもされないバカエル。
「たかが、賭け事で本気になって、人間でバカなもんね。」
おやあ。光明の戦士ナナエルに、誰も賭けないのかい。
「え」
みんなによく思われていないバカエル。
あんまり強そうないし。あたまもいいようでないしなあ。
たいたい、なんで天使が出場しているんだあ。
怒っているナナエル。後ろにこれまたおつむの弱いのメルファが。
「ナナエル様」
「はあーい。」
「こんなとこでなにを?」
メルファにお金を出させる。「私の威信が関わっているの!」

「よかったですね。」メルファ
「まあね。」

大金を出して、ナナエルに賭けるナナエル。
「一気にナナエルが一番人気に躍り出たあ。」

机には。草が盛られている。
「これで、ナナエル様の威信が保たれたのですね。
 わたくしもうれしいです。」
「それは、そうと。これ夕食?」
「はい。全財産つかってしまわれましたので。」
「まさか。これから、毎日?」
「ご心配には、及びません。庭にたくさん生えてますから。」
「ええー」・・・威信なんかより、食べ物でないの?


レイナ達姉妹で絵を描いてもらっている。
エリナは、予定では、次はわたしとお姉ちゃんとで戦うの、
それで。私がかって、故郷に帰るのと
レイナ「結果はともかくわたしも全力と尽くすわ。」
「だめえ。」
クローゼット、エリナに動いてはだめと絵描きが困っていると
耳飾りが猫のように動く。
エリナ、レイナに襲いかかっている。


アイリは、低級霊を使って、「おいしそう。」
「悪霊退散」と御札で退魔。
トモエとシズカが、女性を助ける。
「人の食事の邪魔をするなんて。お行儀の悪い方ですわね。」
アイリは、2人を叩くつもり。
ラナ「だめだよ。お姉ちゃん。また人を。」
トモエ「あなたは!?カトレアさんの。」
「はあ。」アイリ。・・・死霊だいなし。


エキドナは、イルマを納屋で休ませる。おなかには猫が寝ている。
気がついたイルナ。
「よく眠っていたよ。とても、追われているとは思えないほど
 ぐっすり。子供みたいね。」エキドナ
「う、うるさい!」
「せっかくここまで運んで、手当までしてやったのにさあ。」
「頼んだ覚えはない。」
「うっ、つれないねえ。」
エキドナ、イルマの猫にさわろうとする。いかくする猫。
「それにしても落ちぶれたもんだねえ。」
「なにー!」
「牙の暗殺団から追われる身となっちゃあ。女王の首をねらおうなんて
 無理な話さあ。」
「だまれ、お前にさしずされる筋合いはない。
 お前は、もうわたしの師匠ではないんだ。」
だれかが探している。追手!?
上から疑うエキドナ。
なにかに気づくリスティ。
2階に目を向ける。
2階に向かうリスティ。部下から女王陛下から登城命令がきたと
伝わる。2階を開けずにいく。
その時に猫がなく。リスティ、その部屋に蹴破ってはいる。
でも。誰もいない。すでに逃げた後だけが。運河が下を流れている。


ラナ。食べている。
「新発見。死霊も子供育てられるんだ。」
アイリ、精気が減って、服が薄れる。
「別に育てているわけではありませんわ。ううん。」
服がもとにもどる。
「あっ。どっか具合でも悪い。
ラナ、おいしそうにご飯を食べる。「おお」
「おあいにく様。わたくしは、ぴんぴんですわあ。」
「とにかくラナちゃんは、わたし達で面倒を見ます。」トモエ
「えー!ああ」ラナ
「ちょっとトモエさまあ。あたしたちは、そんな場合じゃあ。
 人間の子を、物の怪に預け置くわけにはいきません。」
「でも、さあ。」
「うん。まあ、うれしい。やっと肩の荷がおりますわ。
 これからは、のびのびできます。」
なにか、意味深なラナの顔。
「それでは、みなさん、ごきげんよう」
ラナは、アイリを追って、立ち上がる。「ああ」
アイリは飛んで行く。
ラナ「待ってえ。お姉ちゃん。」
「おお」
「ああ。行ってはだめです。」
トモエは、ラナを追う。シズカも、それに従う。「トモエ様」

アイリは、久しぶりに解放されて、空を飛ぶ。
「ほんと。せいせいしましたわ。
 いつまでもあんな子供についてこられたんじゃあ。
 まともに食事もできませんもの。」
空から下りてくる。舌なめずりをして。
「さあって。久しぶりに新鮮な精気をいただきくとしましょう。」
そのアイリの服をひっぱるラナ。
「あ!また、あなたですの?なんどもいいましたけど。
 私には、あなたの面倒を見る筋合いは。」
アイリは、ラナをいる、ラナは、アイリを見つめている。
「まあ。またしばらくダイエットするのも悪くはありませんわ。」
「わあ」と喜んでそばによるラナ。
アイリとラナが連れ立っていく。
それを離れて見ているトモエとシズカ。
「不思議ですねえ。ああしてみると全然普通に兄弟に見えます。」トモエ
「かわってゆくものなにかもね。人っていう者とは。
 まっ。あいつは、人でなくて、死霊だけどねえ。」シズカ
「トモエさま」
「あっ」振り返ると、女王の使いが来ている。


レイナ姉妹がまだやっている。
エリナがレイナに甘えている。
「エリナ、さっきとポーズかわってない?」
「変わってない。」なぜに胸に顔をすりつける。シスコンエリナ。
「ちょっと、さっきからどこさわっているの?もう。」
クローゼット、ただ見ているだけ。
「あっ。どうされった。」絵描きが、指し示す。女王の使いが来ている。
「うん。」
「此度のクイーンズブレイドに選ばれしは、近衛隊長エリナ。」
「あたし、あたしー」猫耳エリナ。・・・猫猫
よろこんで戦闘服に着替える。「準備よし!」
「相手がレイナお姉ちゃんでないのは、不満だけど、いっってくるわね。


どこでもドアで、闘技場にいくエリナ。

レイナ「エリナ、頑張ってね。」
クローゼットは、絵のできを見る。
「なかなかよい絵だ。」
レイナも来て
「わあ、ほんとう!」
「レイナよ。私は我が国を。いや、この大陸を変えてみせる。」
「お姉さま。」
「いかなるこっとが、。あろうとも必ずや。
 あれらの歩む道は、それぞれ異なるものとなろう。
 しかし、忘れるな。われらは、姉妹だ。いつまでも変わることなく。」
「うん。」


雪が降っている。
エリナ、そのばしょに。さぶーいといっている。
「なんなのよ。ここ。聞いてないわよ。冗談でしょう。
 バカ女王。」
「お待ちしておりました。」シズカ
「あっ」
正座してまっている。・・・おおばかものだあ。
「武者巫女トモエ。
 あたしねえ。あんたみないないなかもん。だーい嫌いなのよね。」
エリナは、槍を。
トモエも刀を。
吹雪の中で戦いが始まる。


運河をゆくエキドナとイルマ。
エキドナ「ひとまず逃げ切れたみたいだね。そいつのせいでどうなるか
 と思ったよ。このまま運河を下ってガイナスを出るんだ。」
「なんだって!」
「あんたは、アルドラを倒せない。死んで欲しくないんだよ。イルマ」
イルマ、動揺する。
「ふざけるなよくも平気でそんなことを言える!
 お前は、師匠なんかじゃない。」
「うっ」
「お前は。お前は。あたしを見捨てたんだ。なのに、いまさら
 あたしのことに口を出すな!」
船の多いが取れて、女王の使いがそこにいる。
「此度選ばれしは、牙の暗殺者イルマ。」
・・・罠ですねえ。死亡フラグ立ちましたね!
「どうしても、いくのかい。」
「わたしは、このために生きてきた。
 ここで引き返すわけにはいかない。」
「イルマ。死ぬんじゃあないよ。」
「戻るまで、そいつを頼む。」エキドナは、猫を見つめる。
イルマはいってしまう。
エキドナ「人間と一緒にいると、いつもあたしが残される。
  寿命が長いから仕方が、ないんだけど。
  みんな。あたしの前から、どんな大切なやつも。みんな。」


アルマを待っているのは、リスティ。
「今度は逃がさぬ。」リスティ。
地下の闘技場所。
       

次回「氷結!計算外の事態」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第5話  策謀!嘆きの王宮 [クイーンズブレイド]

カトレアとアイリの戦い。
アルドラ「御前試合である。光栄でろう。」
カトレア「御前試合?」
「女王アルドラ」
「ここは、ガイノス城内のもっとも奥。嘆きの間である。」
「嘆きの間?、はっ」
琥珀に閉じ込められた戦士たちをみるカトレア
アイリ「これは、あなたの仕業ですよね。」
「ふん。」
カトレア「戦いは、あらゆる場所に導かれて行われると聞いていました
 が、なぜこのような。」
「じきわかる。さあ、はじめよ。もてる力のすべてを使い、
 相手を倒すのだ。」

「それでは。参ります。」
「あらあ。いきなりですの?」
ラナを抱えて、アイリに戦いを。
「もう。せっかちですわね。」といって、女王の方を見るアイリ。
。。。倒すべき相手がすぐそこにおりますのに。
カトレア、アイリに槍をついてくる。
「そんなお荷物を抱えたままでまともに戦えるとお思いですの?」
「おかあさん。がんばって、負けないでね。」
「ラナ、離れちゃだめよ。しっかり捕まって。」
「うん。」
「この私をおなめあそばすとは。大けがしまうわよ。」
カマを振り回すアイリに、避けて、足で払うカトレア。
「油断しましたわ。」
不利な体勢でも、カトレアの槍を避けるアイリ。
槍をつかんで、カマをふるうアイリ。その先にラナがいるのを
知って躊躇する。
「自分の子供を盾にする。死霊にもおとる鬼畜ぶり。
 見かけよらず強敵ですわ。っていうより、それやっぱり卑怯では
 ございません。」
「余計な気遣いはご無用。このことあたしは共に生き、共に死ぬる運命
 なのです。わたしを倒すなら、この子もろとも八つ裂きになさる
 覚悟でまいられろ。」

アルドラ「ふっ、やるではないか。カトレア。
 見事なものいいよのを。」


そのころ、レイナは、地下深くでユーミルと戦っていた。
ユーミルに押されているレイナ。
「す、すごい力。」
「見るがよい。鉄こそ力。わしらの武器は世界一じゃあ。」
レイナも負けずに剣を交える。
「見よ。剣の一撃なぞ、かるーく受け止める堅牢なつくり。」
・・・宣伝しほうだい。
「そして。」押してくるユーミル。
「うわああ。」
「そして、岩をも砕く破壊力。」岩にめり込むアックス。
。。。あっぶなあ。
「この鋼鉄斬きんざんバトルアックス。
 今なら無料でお好きな家紋をきざむキャンペーン実施中じゃ。」
「さっきから、何やっているのよ。」
「うるさい!引き立て役は黙っておれ!」
「引き立て役?」
「私の目的は、鋼鉄斬の武器のすばらしさを大陸中にしらしめること
 じゃあ。」
そして、アックスをレイナにぶつける。
「商売仇の武器をもつおぬしをかるーくあしらえば、
 世の闘士どもは、こぞってわしらに武器をもとめえうじゃろうって。」
「ふ~ん。なら、こっともなおさら負けられない。
 カトレアさんいは、すっごくお世話になちゃてるからねえ。はあ。」
「ちょこざいなあ。」
。。。まともにたちあちゃあだめだ。力も間合いも向こうが上。
   でも。これだけ不利だと。逆に燃えちゃうね。


ナナエル「あ~。おかしいなあ。」
「大天使様。どうかなさりましたか。」
「アイリとカトレアの試合全然うつんないんだよねえ。」
「あら、そうなんですか。」
「ちゃんと中継しろつうの!
 そもそも天使の仕事を女王がするなんて、職権乱用。不当弾圧なのよ」
ブドウを食べている。
レイナの戦いを見ながら。
「それにしても、レイナはしょぼいわねえ。」


レイナは息が続かない。
「ふん。岩場からもれるしょうきにまいっているようだのう。」
「あなたは  なんで  平気なわけ?」
「たわけ!わたくしは、灼熱の溶鉱炉と共におまれ育つドワーフ族じゃ!
 おぬしらと鍛え方が違うわ。」
「せっかくのクイーンズブレイドの戦いなのに。」
「さて、そろそろカトレアの武器もろとも、トドメをさすと
 しようかのう!ダブルスウィング。」・・・ダブルハリケーン?
「負けてたまるかあ。」レイナ

「だめおねえちゃん。」エリナ
「いや、まだた。」クローゼット

「ああ。たたき折れん。」ユーミル、不思議がる。

「なんというしなやかさ。あの一撃をうけても動ぜぬと」クローゼット
「すてき!おねえちゃん。こっちむいて!」エリナ


「ええ!」
「おのれえ。こんどこそお。」
「ダブルスウィング!」全開でするユーミル。
レイナそれを避けて、「はあ。」
「ドラゴンテイル!」レイナ。
ユーミル、それを受けて、吹き飛ぶ。・・・ちびっ子。
ユーミルの負け。いつもこんなんじゃないこやつ。

「やれやれ、体がうごかんわ。わしの負けじゃのう。」
「か。勝った。」
「ふん。わしが、負けたのは、おぬしではないわ。」
「え?」
「わしは、偉大なる錬金術師に負けたのじゃ。」
「偉大なる錬金術師。」
剣をかざして
「カトレアさん。」


アイリとカトレアの戦い。
互角に戦っている。
「べえ」
「いちいち気に障るおちびですわ。低級霊達、やっておしまいなさい。」
「はっ」
「おばけ!」
「なあ。」
ラナをつれていく。
「ああ、お母さん。」
「ラナああ。ああ。」
「今ですわ!」
「うわああ。」剛剣をふるうカトレア。アイリ、飛ばされる。
琥珀中に飛ばされる。
カトレア、アイリを地にふせさせる。琥珀の下敷きになって、
動けないアイリ。
カトレアとラナが、アイリの首に剣を向ける。
「負けを認めなさい。」
「そんなバカな。そんなこぶつきに、あたくしが。」
「うん。う。」
カトレアなにかに気づく。
アルドラ「ふん。」気づいたかといわんばかり。
「そんな、まさか。こんなことが、うそでしょう。」目を背ける。
「あ!」
オーエンが琥珀に閉じ込められている。
「ああ!」

「ああ」アイリ

「こんなあ。ああ。」泣いているカトレア。
「お母さん。」

「もう、急にどうしたんですの?よいしょ。」
アイリ、気迫にして脱出する。

「ああ、なぜ。なぜ、あなたがこんな姿に!
 ああ。あああ。」
「おかあさん。」
2人は泣いている。

アイリが背後に回る。
「悪く思わないで、くださいませ。」カマを構えるアイリ。
ラナが母親をかばう。
「おどきあそばせ。
 さもなくば、本気であなたの首もきりとしますわよ。」
カマをふるうアイリ。
カマにも恐れずに動かないラナ。
「ああ」アイリは、辞める。
「あの。戦う気がないのなら、あなたの負けでよろしいですわね。」
「かまいません。」
「お聞きになりました。女王様。」
「うむ、メイドへ誘うモノアイリ。そなたの勝ちだ。」
カトレナは泣いている。ラナがそばにいる。
「もう。勝敗なぞいみがありません。
 あたしたちの目的はこの人を捜すことだったのですから。」
「え?」
「女王様。なぜ、私の夫が、このような姿に?」
「何ですって?あなたの夫。」
アイリは、琥珀の中を覗く。
「これが?」
「僕のお父さん。オーエンだよ。」
「オーエン聞いたことがありますわ。竜を討つモノとか言う。」

アルドラ、笑う
「予が舞台にここを選んだ理由がわかっただろう。
 その驚くと絶望が入り交じった顔。
 これこそ、僕にとって最高の美酒。
 僕を楽しませてくれた褒美さ。
 君の夫となかよくそいとぐことを許可しよう。永遠にな!」
「ああ」アイリ
アルドラが目を開ける。アイリは、物陰に隠れる。
ラナも目を隠す。
カトレアはまともに見てしまう。「はあ。ああ」
「邪眼持ち人間なんて、はじめて見ましたわ。ああ。
 確かこれは、リビングウエポンのプニクラ。
 どうして、こんなところに。」
ラナはおかさんという。カトレアは、足から琥珀に覆われていく。
「おかあさん。おかあさん、でば。」
「ラナ。  ラナ。  ラ」
「はっ」涙をながしているラナ。
「おかあさーん。」

ラナの鳴き声がこだまする。
「悪趣味ですわね。さて、こんなまがまがしいところなど、
 とっとおいとまさせていただきますわ。」
アルドラ「ふふふ。メイドにいざなうものが、まがまがしいなどと。」
「趣味の問題ですの。」
「返すわけには、いかぬな。
 沼地の魔女の下僕めが。」
「うう」
「ふん。そばの石柱を見るがよい。」
「ああ!」メローナが、石にされている。「メローナ!」
「ふっ」
ラナが、アルドラに向かっている。
アルドラが、邪眼を開く。
「うわあ。」槍でアルドラに襲いかかる。
目から光が
「あ!」
それをラバが防いでいる。
「けっ。こっしょくな!」ラナを振り払う。
「低級霊。」アルドラに襲いかからせる。
「いまですわ。あなた。いったいなにを。」
「逃げてたほうがいいよ。」
「ふん。たかが死霊の分際で。」
アルドラ、死霊を破壊する。
「はっ。もうしかたないですわね。」
ラナを連れて逃げだすアイリ。
「バカめが、にげられると思うか!」
「いすれ、今日の御礼にまいりますわ。」
飛んで逃げだすアイリ。
「ねえ。おねえちゃん。」
「なんですの?」
「服が、服がなくなってゆくよ。」顔が赤いラナ。
「わかってますわよ。」
近衛兵に追われる2人。


レイナは、疲れて、ベッドで横なる。
「うええ。疲れた。」
笑っている。「やったああ。勝っちゃったあ。
 トモエ見ていてくれたかなあ。」

レイナ、トモエの別れを思い出す。

「一緒にお祝いしたかったなあ。後、リスティにも。報告したいし。」

宮殿、リスティが歩いている。

レイナは、寝込んでいる。

アイリは、近衛兵達をすべて倒す。
ふらふらの彼女。ラナが横にいる。
「おねえちゃん大丈夫?」
。。。こんなお荷物抱えていては、体力が持ちませんわ。
   あの女の恐ろしさがようやくわかりましたわ。
「ごめんあそばせ、あなたの精気をいただきますわ。」
口から吸い込む。ラナ、みないようにする。
「ああ」
アイリの服が元通りになる。
「ああ、生き返った心地ですわ。死霊の私がいうのもなんですけど。
 さあ。いきますわよ。」
そこに剣が飛んでくる。カマで防ぐアイリ。
「どなたです?」
前にだるリスティ
「あなたは、荒野の義賊リスティ。なぜ、あなたがここに?
 ああ。」
目が虚ろ。
「あなた、魂を。」
わかりをかこまれ、敵を戦うアイリ。
リスティに攻撃されるアイリ。ラナが割ってはいって
「だめ!」
「うわあ。」リスティ、孤児達のことを思い出す。キカイダーか?
頭をかかえて苦しみ出す。
「リスティ殿」
「今ですわ。」
アイリ、ラナを連れて、外に逃げだす。


トモエ「レイナさん。おめでとう。
  あ。お帰りなさい。」シズカが帰ってくる。
「市場で見ていたけど、勝ったね。」
「そのようですね。」
「うん」
「もう一つ戦いがあったみたいですが。」
「それが中継されてなくてさあ。」
「中継されていない?」
「結果発表だけなんだよ。
 アイリとか言う沼地の魔女の手下とかが勝って、
 負けたのは、ほらのあの子持ちの武器屋。」
「カトレアさんが?そうでうか。
 あの元気な男のこが、さぞや悲しんでいることでしょうね。」


アイリ、広場に降り立つ。
「さあ、ここまで来れば、お一人で逃げられますでしょう。」
「おお」不安なラナ。
「じゃあ、ごめんあそばせ。」
「あ!」
手を振って、アイリはいってしまう。
「あ」
アイリ、歩きながら。
。。。まさかメローナがあんな姿にされてましたなんて。
   それにあのリビングウエポン。
   あれも一族こそ違え、わたくしものと同じ古き魔の者。
   もしや、アルドラは、クイーンズブレイドに参加した魔属を
   ことごとく石にしようと。
スカートにまろわるつくものを、ふりはらう。ラナが手を伸ばしている。
   それならなんで人間とカトレアと夫まで。
   それにあの盗賊女がアルドラの部下って
「ああ、もう考えるだけで頭が破裂しそうですわ。」
「なんですの。さっきからうっとうしい。」
振り返ると
「って、おちびちゃん。」
「うっ。」
「なんのつもりですの?」
「う。うう。」
つぶらな瞳であいがんする。
「そんな目で見ても、わたくしは、あなたとは関係ございませんわ。
 とっととおゆくなさいませ。」・・・なんかかわいいアイリ。
「どこへ?」
「知りませんわ。そんなこと。」・・・こども弱い。
「うう」
。。。でも、逃げられたのは、このちびっこのお陰。むげに捨ててしま
   うのも。
ラナに見つめられる。
。。。いえいえ。冥土にいざなうものたるこのアイリが、人間の子供に
   情なぞ。
「ああん。はあ。」かがんで困ってしまう。


レイナは、寝ている。
寝言。「勝ったよ。リスティ。」
レイナを起こす音。
「ああ。入ってます。」・・・なにが?
「ああ」
「レイナあ。おらんのかあ。」
「ユーミル?」

「あのケガはもう?」
「見てのとおりじゃあ。ドワーフ族の回復力を甘く見る出ないわ。」
「それで、わたしになにか?」
「うむ、おぬしの剣をわしに預けよ。」
「そ。そんなことできるわけないじょう。」
「カトレアが敗北した今。」
「え?カトレアさんも」
「もとはなんじゃ。もとは。」
「ああ、つい。」
「なんだおぬし、カトレアが負けたこともしらなんだのか?
 ずっと寝てたから。」
「カトレアは、そのまま姿を消しおった。
 おそらくボスクにもっどたのじゃろう。」
「そう、ひとこと御礼がいいたかったなあ。」
「偉大なる錬金術師の精製せし、聖なる鋼を素材とするこの剣。」
「あっ。」
「あきほどの戦いでのう。わしは、ある思いにとらわれてしもうた
 のじゃあ。」
「思い?」
「うむ。この剣にドワーフの技術を加え、そさに至高ののものへと
 高めたいというおもいじゃ。」
「ええ。それって、あなたが、錬金術師の剣を鍛え治すってこと。」
「鋼鉄斬も錬金術師もない。これは、武器職人としてのさがじゃあ。」
剣をレイナに向ける
「うっ」
「ドワーフ一族王女の名にかけて、悪いようにはせぬ。」
「ユーミル」
「レイナ。この剣をわしにあずけよ。」
「うん。」


エリナ「さすが、レイナお姉ちゃん。ぎりぎりのピンチで大逆転だ
 なんて。ますます楽しみになったわ。うふ。
 きっと、次はクローゼット姉様の番よね。」
「ああ。そのようだ。」
女王様の使いが来ている。


メナスは、僕を使っている。マッサージをさせている。」
「だいぶ増えましたわね。」ラナがついている。
「まだまだですわ。」
「そんななんきなことをいってる場合ではありありませんわ。
 次はきっとメナスの番ですわ。」
「その時は、そのときですわ。」
「メローナみたいに石にされても知りませんわよ。」
「それより、アイリさんはいつ出産されたんです。」
「出産?」
「知りませんでした。そんな大きな子供がいたなんて。
 あ。失礼な!」
「そんなに怒らなくても。」
「あら。」
「あっ。」
女王様のお使いが来る。
「いっらしゃーい。うふ。」

砂漠にて
クローゼット「来たな。」
メナスが前にいる。「まあ。あなたでしたか。」


アルドラの前にて
リスティ「申しわけありあせん。死霊は必ずこの手で。」
「それより先にやって欲しいことがある。
 家出した飼い猫の始末だ。」
猫にミルクを与えるイルマ。昔の事を思い出すイルマ
「あっ」
リスティが、イルマを始末しに来る。
「そういうことか。」
「女王アルドラの名により、貴様を殺す。

次回「錯綜!変わりゆく予感」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第4話  対決!呼び合う絆 [クイーンズブレイド]

ノアとエキドナ、挨拶をする。
エキドナとアレインは知り合い。
師弟と師弟との対決。女王もいい趣味をしてるとエキドナ。
戦士長に気を付けろと言われるが、すでに隙だらけ。
ノアに、かかっていくエキドナ。
アレインが、防ぐ。戦いは、もう始まっている、緊張感がたりない
ノア25点。
ノア、戦士長に迷惑ばかり、ノアに葉っぱをはけという。
エキドナ、笑っている。おもいろいヤツらだ。
ノアを誘惑するエキドナ、エッチなエキドナ。
無駄口がおおい20点冗談だよ。
ノア、アレインと戦っているエキドナのよこはらをたたいて、沼に
沈める。
エキドナは、怪魚と遭遇する。
ノア「どうなったかな。」
「来るぞ。」
怪魚を倒して、水面に上がってくるエキドナ。
「あたしを食べなんて、500年早いんだよ。
 すっかり濡れちまった。気持ち悪る。
 ああ、一時休戦。場所を変えるよ。」
・・・イルマはどこ?
「見事な手際、不敗神話は破られてないようだな。」
「ああ?」
「ワイルドエルフ・エキドナ。
 あのとき、我らの森に逗留していたときと変わらぬ。
 圧倒的な強さ。」

昔、エルフの森で、エキドナ。暴れている。
アレインと戦うが、同じ力。

ノアも頑張るから、勝とうと。
アレインは、弟子のノアに敵2人が別々なので、各個撃破。
遅れをとるなよと。ノアははいという。


女王の城で、メナスがインチキ商売をしている。
よくある何人目商売。
アイリ「そんなこと、している場合ではないのですが。」
あきれている。


レイナは、対戦を見ている。やっぱりエキドナが強いなあ。
ノアを見る、はいている、やっぱり葉っぱだよね。なんで?

エキドナ、対戦場所を変えて、再開。
そこには、イルマもいる。
傍観するイルマをよそに2対1で対戦。
ノアを犠牲に、戦士長が、エキドナに一撃を浴びせる。
あっとイルマはいうが、目を背ける。
「あんな裏切り者。」
エキドナ、アレインの力を利用して、食虫植物にはめる。
「しまった!」
「思った通りなかなkお似合いだよ。」
ノアに私に構うな戦えというアレイン。
「あ。はい。」
「やっと2人きりになれたね。たっぷり個人レッスンといこうか。」
ノアの杖をあっさり、飛ばす。

レッスン1 攻撃ばかりしていると防御がおろそかになる。
イルマ「ああ」
昔を思い出す。
 。。。攻撃は最大の防御。だけど攻撃ばかりをしていると
    自分の身を守りきれなくなる。覚えておくんだね。
    あ、はい。
    あ。
    イルマ、あんたはあたしにとって、一番の弟子だよ。
「もう、師ではない。」

ノアに上段の剣で振りかざすエキドナ。

レッスン2 当たり前だけど、人間は上から下へ押す力の方が、強い。
   でも、こんなことにある。
足で杖を蹴り飛ばすエキドナ。

レッスン3 これからどうする?

アレイン、ノアを気遣うが、でれない。

エキドナ、ノアに剣を突くつける。蛇がたどっていく。

ノアは、蛇に接近される。ルーがこれを撃退。
エキドナ、動揺する、それをノアが腕を持って、投げ飛ばす。

「はあ、今のは意外に聞いたね。」蛇が、エキドナのまたに帰る。
「ああ、燃えてきたあ。」
「あっ」
エキドナ、ノアを投げ飛ばし、木にたたきつけて、剣で動きを封じる。
「さあって、なにを教えてあげようかね。」

「ハリケーン・キュリエリ」
アレイン、植物を破壊して、そとに脱出して、石つぶてをエキドナに
絡ませる。
「ノアの教官は私だ。勝負だ。エキドナ」
・・・光であれを隠してます。
「そうこなくっちゃ。」

2人で決着
ノア「戦士長」
イルマが見ている。
「いつかの決着つけようでないか。」
「望むところだ、」
激戦が始まる。
「防御から攻撃へ移るところは、見事。だが、僅かにツメが甘い。
 85点。」
「あんたの説教があのときから、うざくてうざくて。」
「説教ではない。指導だあ。」
「何様のつもりさあ。」剣で傷つけるエキドナ。
「ふん。」
エキドナに、植物のつだが絡んだのをみて、アレインが攻撃。
剣を吹き飛ばして、エキドナののど元に槍をつくつけるアレイン。
「勝負あったな!」
「どうかなあ。」
イルマが、助ける。そして、ノアを人質にする。
「ノア!」
「戦士長!戦って!ノアのことはいいから。痛!」

エキドナ「さて、どうする?」
アレイン「敗北を認める。」

ノア「ああ。戦士長。」
イルマは剣を収める。

「勝者、エキドナ、イルナ」


レイナがそれを聞いている。

トモエとシズカも。

アレインは、弟子ノアを気遣う。

イルマに近づいて
エキドナ「ありがとさん。」短剣を渡す。
「別にお前のためじゃない。
 お前が、負ければ、わたしも負けるから。」
「もう素直じゃないね。
 ほんとは、わたしが好きで好きで仕方がないんだろう。」
「だれが、絶対に、負けられないだけだ。」
「まだ女王の首、ねらっているのかい。」
「うう」
「やっぱ、師弟の絆より、兄弟の絆ってわけ。」
「黙れ、お前には関係ない。」
去っていく。
「無茶するんじゃないよ。」


帰途にいるアレインと、ノア。
ノアは、謝る。「ノアのせいで、ノアが足をひっぱったから。」
「我が弟子ノアよ。問いただして見るがよい。
 本当に大切なことが、なんなのか。」
「ああ」
「クイーンズブレイド に勝つ以外にも、森を守る方法があるのではないか

?」
「戦士長。」
「わたしも、この年になってやっとわかった気がする。
 森へ帰るぞ。ノア。」
「はい!」目から涙のノア。


レイナ
「すごかったな。今日のクイーンズブレイド。
 早くわたしも戦いたい。」
剣を振るう。
「あ。ちゃあ。やっぱぼろぼろだあ。」
剣をカトレアに見てもらう。「ううん。」
「あのですか。」
「随分消耗が激しいですね。」
「もっと早く見てもらおうと思っていたのですけど。」
「前とは比べものにならないくらいによく使っております。
 それだけ、レイナさんも強くなっているということですよ。」
カトレア、笑顔でいう。
「そ、そうですか。」
「さっそく鍛え治しましょう。」


夜の街。
ユーミルが、商売に励んでいる。
「4年に一度のクイーンズブレイド。この期を絶対に逃せん。
 売り上げ5倍をめざすのじゃあ。」
売りつける。
そこへ、レイナとカトレアがやってくる。
「なんだ、お主らか。」
「あのう、鍛冶場をお借りできないでしょうか?」
「わたしの剣をカトレアさんに鍛え治してもらいたいの。」
「裏にあるからあってに使うがよいが。わしは、今忙しいんじゃ。」
客が、カトレアの方になびく。不機嫌なユーミル。
客は、ガイノスで、カトレアさんの武器を扱っている店はないのか?
と聞く。
カトレアの剣は好評、すねているユーミル。お子様顔でアップ。
・・・あはははは。
「邪魔だあ。わしの商売の邪魔するな。」
ユーミルの鍛冶場で、レイナの剣を鍛えるカトレア。
「あんなに怒らなくても。」レイナ
「それだけ自信を持っているのでしょう。
 本当に鋼鉄斬の腕はすばらしですし、先祖代々受け継がれている
 のですから。
 はあ、そんなふうぶ誇りを持てることはいいことですよ。
 わたしの主人、オーエンもそうでした。」
オーエンのことを聞くレイナ。優しくて、強い人でした、
この剣のように。
主人のやっていたことを受け継いでやっていこうとカトレア
でも、本当は、ラナとオーエンと家族みんなで守っていきたい。
家族の絆を見るレイナ。
「受け継いで、守る。」

「ありがとうございました。レイナさん。」
「え!」
「あのときレイナさんが、武器を渡してくれなかったら、
 今だ覚悟もできないまま、夫を待つ日々が続いたでしょう。
 でも、それじゃあなにも変わらない。」
「ああ。」
「クリーンズブレイドに参加すれば、オーエンが見てくれるかもしれない
 家族の絆を取り戻したいんです。」
レイナ。。。


帰る道で、レイナ 
 家族の絆を取り戻したいんです。その精神を受けついで守りたいと
 思っています。
剣を見るレイナ。
「お母様。わたしも、強くなります。この剣を受け継いで。」
レイナの前にクイーズブレイドへの誘いが。
「ああ。」
エリナ「来たあ。おねえちゃんの番。」


灼熱の地下に通されるレイナ。
「なははは。誰かと思えば、おぬしが相手か!ふん。」ユーミル。
「ユーミルなの?」
「そうじゃ。
 クリーンズブレイドで大活躍して、鋼鉄斬の名を大陸中に知らしめるの
 じゃあ。
 そのためにまずおぬしに勝つ。」
「私だって、負けないわ。」
一騎打ちが始まったあ。


カトレアとラナが見ている。
「お母さん。勝つよね、お姉さん。お父さんの剣、持っているし。」
「どうかしら。」
「う?」
「ユーミルちゃんのバトルアックスもお父さんの剣も、すばらしい武器。
 どちらが優れているかは、わからないわ。あ。」

カトレアの方にも、クリーンズブレイドへの誘いが。


「メローナもいなくなり、メナスも当てにならない。
 ご主人様のお言いつけを守れるのは、この私1人。
 こうなったら、わたくし1人でもクリーンズブレイドを」
クリーンズブレイドへの誘いが。。。


ラナ「僕もつれていって」
「ラナ」
「お母さんと一緒にいたい。それにお父さんに見て欲しい。
 戦っているところ。」
「うん。いっらしゃい。一緒に戦いましょう。」
親子で戦いの場に向かう。


女王の間?
「おいしろそうなステーキが1個半。
 まったくこぶつきとは、この私をバカにしているいらっしゃいますの?」
「いいえ。この子も立派な闘士です。」
「なんか納得いきませんわ。」
「ならば、アイリ。お前の負けということで、」アルドラ現れる。
「なんですって!」
「女王アルドラ。」
「御前試合である。光栄であろう。」


次回「策謀!嘆きの王宮」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第3話  炎情!燃え上がる因縁 [クイーンズブレイド]

なんか、作戦勝ちでしたねエリナ。
なにが、燃え上がる因縁?感情的にして、杖を手放させただけじゃん。
アホなニクス。もっと考えろよ。所詮、いわれるように1人では
戦えないあまちゃんでした。正義ではありません。
その後は、師弟の絆で2対2で対決。女王に翻弄される闘士達。
絆なんて、幻想だよと。


エリナとニクスが、戦う。
正義の炎の使い手、ニクスよ。
炎で焼かれるエリナ。


悔しいかい。そりゃくたしいだろう
近衛隊長のエリナお嬢ちゃんが。元使用人に踏まれているんだから。

昔、エリナにいじめられていたニクス。
わがまま貴族にしいたげられていたニクス。
もう、昔の私じゃない。
フェニキア魔族プニクラかとアルドラ。

エリナは、ニクスに足で顔を踏まれている。

「この戦い。エリナにとってあからさまにふり。」クローゼット

「やはり、気になりますか。妹さんのたたかいですもね。」
カトレアが、クローゼットにいう。
「お察しします。勝利をねがうも、いずれ、剣を交える運命。」
「戦地においては、姉も妹もない。」
敵になるやもしてないカトレアに武器をお願いしていた。
ラナは、父を捜している。
わたしも見つかるように祈ろう。


エリナは、ニクスに憎まれ口。
気に入らない。
ばれているへたれ女。1人ではなにもできない。
ほんと、使えないわね。
・・・精神攻撃。
プニクラにいたぶられるニクス。


エリナ、杖がないと戦えないでしょうと、
素手で戦うことを要求する・
杖を奪うエリナ。杖にツメを立てる。
「参りました。」


昔のこと、
エキドナが助けていた。・・・だれのこと。

ニクス「正義が敗北するなんて、こんな理不尽なこと。」


アルドラ
「そうだよ。古き魔族なんて、この大陸に不要さ。
 僕たちも邪魔になるものは、まだまたいる。」
影が男に見える。
「安心てはいけないよ。愛しのアルドラ。」
「分かっている。」


エリナ、入浴シーン
「あん。あざになっている。
 あんなものと戦わずに、レイナおねえちゃんと戦いたい。
 早く私の物にしたいのに。」

クローゼット
カトレアのことばを、思い出す。
「ふん。わたしも、あのように単純であらねば、ならぬのかもな。父上」


レイナ、トモエの戦いを祝いに、贈り物をあげる。
「トモエ。おめでとう、すごい戦いだった。これを。」
「ありがとうございます。」
「お祝いにケーキをもってきたの。」
「お気遣いはうれしいです。
 ですか、今後このようなことは無用に願います。」
「え。」
わたし達は、戦う物どおし、このようななれ合いは無用。
レイナは、それを理解する。
シズカ「これでいいだよ。これからの戦いに情けは邪魔になるからね。」
「今のわたしは、使命を果たすのみです。
 あ、シズカさん?」
「あ、なに。この頂き物ですが、なにやら、良い香りが。」
「う、確かに。とっても甘くておいしそう。」
・・・ケーキをしらないヒノモトの田舎物でした。


ノワは、店を見て歩く。
戦士長とルーをはぐれてしまうのでした。
3人の男に、いたぶられてる。
エキドナに助けられるノワ
「ケガはないかい。」
「ありがとう。」
股間の蛇を見て。。。
ルーもやってくる。
「ノアから、離れよ。」
「戦士長。」
ノアに近づくな消え失せろと、アレインはいう。エキドナ、退散する。
「じゃあね。ノア。」
「戦士長。あの人と知り合いなの?」
「あれほど、私から離れるなといっているのに。
 ノア15点。」
「ごめんなさい。でも戦士長。
 あの人と知り合いなの?」
「行くぞ。」


教会
メルファ、懺悔する。
食いしん坊のナナエル、夕飯の支度はと飛んでくる。
「メルファ」
ナナエルの手をとって
「大天使様。どうかお元気で。」
「え!」
「ここを出て行く。」
「クイーンズブレイドで負けたのも、わたしの信仰心が足りなかったため
 修行の旅に出て。1からやり直すことに決めました。」
「この根性なしが。」ナナエル、メルファを叩く。?
「あっ。は。」
「あんた、信仰心とかしって、ホンとは敗北という事実から逃げている
 だけじゃん。」
「ああ」
「修業の旅だあ。だったら、まずは教えを請うのが道理でしょうが。
 この大天使ナナエル様に。」
・・・出だ、堕天使の戯れ言。
「ああ」
メルファには、ナナエルは大天使に見える。涙する。
「大天使様の仰せ通りです。敗北から逃避しようとしてました。
 ありがとうございます。大天使様」
「そう。わかればいいのよ。わかれば。」
「よりいっそう私をあがめなさい。」
「はい。」
。。。あなたがいなくなったら、明日から身の回りの世話をするのよ。

下心ありすぎですバカエルさん。

「あ、なにしているの?」
「さっそくですが。ふがいないわたくしめにご指導をお願い致します。」
・・・ああ、あの変な本を持っているのでは。
「そ。それは。エロ本。」
・・・それは、言ってはいけない。禁忌ですよ。
「参ります。聖なるポーズ。じゅったい」
一緒にするナナエル。はずかしい。
。。。ど、どうしてわたしがこんなマネ~。
・・・耐えるのですナナエル。しもべを引き留めるため。


アイリととメナス
メローナは、どこか行って帰って来ない。
脳天気な姫、人材を集めようと。勢力拡大です。
アイリは、アホさ加減にあきれている。
「メナスは、この調子ですし。
 このままでは。
 確実にご主人さまにお仕置きされちゃいますわ。はあ」
広大な街を見るアイリ。


猫をなでている女の子。
エキドナが連れてきた。
エキドナと一緒にずっと働く。
「ずっといっしょだよ。」

「わたしを裏切らない。」
猫が、顔を上げる。そして、いってしまう。
そのときに女王の使いが来る。
クイーンズブレイドへ誘われる。


エキドナは、風呂に入っている。
酒を飲んでいる。
そのときに女王の使いが来る。
クイーンズブレイドへ誘われる。
「いらっしゃい。」


ノアとアレインのところにお、
そのときに女王の使いが来る。
クイーンズブレイドへ誘われる。
「戦士長とノアが戦うのかなあ」
「これもまた運命。我が弟子ノアよ、鍛錬の成果見せてみよ。」
「ノア、戦士長相手でもめいっぱいやるよ。」
「その意気や、よし。ノア95点。」
・・・やったあ。


アルドラ
「牙を統べる者よ。
 この者達が、お前の手足となる。牙を統べる者、リスティ。」
リスティ、洗脳されて、出てくる。
「ふん。」
クイーンズブレイドの戦いの場を見るアルドラ。


「うん」
「あたしの相手はあんたかい。うれしいねえ。」エキドナ
「ついに剣を交えることになったな。」
「どれほどの腕になったのか。楽しみだね。」
「いまだ。師匠を気取るか!」えものをなげる。
それを指でとらえて
「おや。随分と嫌われたもんだあ。
 あんなにかわいがってやったのねえ。
 昼も夜も。」
「あ、お前は。お前は。牙の暗殺団を去り。私の前から消えた。
 お前は、わたしを裏切った!」
「まあだ。根に持っているのかい。
 そういうところが、たまんなくかわいいねえ。」
「だまれ!うわあ。」飛びかかっていく。
戦いが、木々の中で見えないよ。


戦士長とノアが戦っている。
ノアは、冷静。
戦士長は、うかない。
。。。よくぞ。育った。あの日、泣きながら迷い込んできた幼子が、
 「弱気者よ。泣くよりも、これを使い。己の道を開くがいい。
  この森で生きる覚悟があるのなら、そのすべは、わたしが
  教えよう。」

「流れるような攻撃。俊敏にして、自在。
 ノア、85点。」
戦士長、ノアに攻撃をする。
ノアは、うっていく。
「ノア、負けないよ。戦士長を安心させたいから。
 1人で大丈夫だって。だから。」
「ノアよ。それでこそ我が弟子。」
2人、戦う。


エキドナ達も、
「なんだ?」
「他にも、戦っているヤツがいるみたいだね。」
ノアと戦士長が、そばに来る。
「あんた達は?」
「え?なになに。」
「落ち着け。ノア。40点。」
・・・まだ、採点するのかよ。


「これより、クイーンズブレイドを開始する。
 歴戦の傭兵エキドナ牙の暗殺者イルマ。
 対するは、戦闘教官アレイン。森の番人ノア。
 それぞれ協力して戦うのだ。
 これは、女王陛下のご意向である。」


アルドラ
「師弟のきずなのつながりが勝敗を決めるなぞ、幻想に過ぎない。
 見ていてごらん。愛しのアルドラ。」


次回「対決!呼び合う絆」

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第2話  破邪!思いがけない闘 い [クイーンズブレイド]

レイナ、宿が、見つからない。
クイーンズブレイドの名を出したとたんに、
態度を変える宿屋の主人。
宿には、エキドナがすでにいた。宿屋の主人を叩く部屋の中。


レイナとエキドナ、再会で話がはずむ。
久しぶり。
夜の特訓が残っていたんだねとエキドナ。
宿屋の主人からサービス。それをいぶかるレイナ。
「どんなヤツだって表と裏があるにのさ、」エキドナ。
レイナ、その言葉に。。


街を見て回っていて、迷子になって、雨が降て困るトモエとシズカ。
教会の軒で雨宿りをする。
その教会には、メルファが。会う2人。
「迷える人達を救うのは、わたし達の役目です。」
着替えもらって、食事を頂く。
その時にナナエルと出会う。
メルファ「あら。まあ。お二とも大天使様とお知り合いでしたか。」
・・・違う、アホエルだ。(アホ天使)
2人、唖然。ナナエル、偉そうにする。
ナナエル、食べてすぐに寝る。・・・牛になるよ。


メルファ、神に仕えている?
クイーンズブレイドに出れば、私の仕えているものを広めることが
できると。

トモエ、メルファがしっかりした服装をしていると褒める。
「ありがとうございます。しかし、外見だけが、
 その方のすべてを表しているとは、限りませんよ。
 人の心の奥底にこそ、その人の本質があるのものです。
 あの女王陛下も。幼い外見から、想像もつかないほどの
 強さをお持ちです。うちに秘めたる力は計り知れない。」
トモエは、女王を倒さないといけないと思う。ヒノモトのために
宿に帰ろうとシズカ。


ニクスが登場。
エリナとの昔の関係が。バンス家の使用人だったニクス。


リスティ、王宮に入り込む。待っていた女王。
リスティは、アルドラに。。。
女王は、戦わない。
深い因縁のあるものどおしで、戦わせようという。
アルドラの光で、リスティは、体が動かなくなる。
「お前の秘めた優しさ。それが、怨念と転じたら強い力。
 おぬしこそ、予の手足となるものにふさわしい。」
「てめえ、なにを!」
「そろそろ、はじめようとしよう。クイーンズブレイドを」


メルファ、ナナエルが、クイーンズブレイドに出ることを
知って驚く。
そのときに女王の使いが来る。・・・妖怪じゃないのか?
クイーンズブレイドへ誘われる。


エリナとクローデット
レイナを自分のものにしたいと、クイーンズブレイドをはじめろと。
姉妹だなあと、クローゼット。異母姉妹の自分には。。。
女王の使いが来る
クローゼット、エリナを助ける?
エリナが、選ばれた。
ゲートの向こうへ、クイーンズブレイドに。


トモエとシズカ
シズカ。トモエのこと怒っている。敵なのに親しくしすぎ。
クイーンズブレイドへ誘われる。
武者巫女トモエが、選ばれた。
ゲートの向こうへ、クイーンズブレイド。戦いの場所へ。


トモエが、闘技場に。
最初と最後の戦いが、この場所でおこなれるのですとメルファが。
トモエ驚く。
トモエとメルファの戦いが始まる。


エリナとニクスが対戦。
おねえちゃんでないのでがっかりとエリナ。
ニクス、あの私こと覚えてないのですか?
ああ、誰だっけ?
ニクスです。昔、あなたにひどい目にあわされた。バンス家の使用人
だった。ニクスです。
ああん、うちの使用人だったやつがここでなにしてるのよ。
クイーンズブレイドに!
なにか冷たいものを持ってきて。
昔の体に染みついたことが、反応してしまう。
エリナ、笑ってしまう。
あはは。おかしい。使用人はいつまで経っても使用人ね。
ニクス、はずかしい。
杖にいたぶらかしている。


アルドラ「やがて見える。人が持っている暗い部分が」


アホエル、おなか減って、ふらふらしている。
そしたら、上から本が落ちてくる。
なにこれ。エロ本。・・・メルファの教義らしい。


トモエとメルファが、戦いを。
遠慮している。メルファ、本気で行かせてもらいます。
「聖なるポーズ」
「なに?」
「束縛」
・・・ふざけた攻撃!!


ニクスは、杖にいたぶられいる。
エリナは、遊んでいるじゃないわよと。
ニクスの様子が変。なにか変。
態度を豹変させるニクス。性格が変わる。


アルドラ
「さあ。お前も解き放つがいい。」
リスティ「ああ。やめろ」
「お前の心底に眠る闇黒の魂を!」
リスティ?豹変?


ニクスは、エリナが相手で願ってもないねと
過去の恨みを晴らすと。
使用人が誰に向かって口をきいているの?
ニクスが、エリナを攻撃。


アルドラ
「人の奥底にあるのは闇。
 しかし、それそこが、人の真実の姿。」


トモエ、メルファのあられもない攻撃を受ける。
「聖なるポーズ。苦行。」
・・・なんで、そんなもので攻撃になる!
「いったい。なぜ、いちいちそんなはしたない格好をするのですか?」
「これこそが、教典に記されし作法ですから」
「教典?」


ナナエル
「うひひひ。
 メルファもあんな顔して、好きだね。」
・・・教典だって、エロ本として見ている。


メルファ
「この聖なるポーズを取ることにより、
 神聖なる力が使えるのです。
 これこそが、教典に書かれし、神の教えなのです。」
「これが、この人の言っていた。
 世に広めるべき信仰?」
レイナとシズカで想像するトモエ。
「この人は、このようなハレンチな教えを世界に広めるつもりだった
 のですか。」


アルドラは、リスティを
「ふん。それでいい。抵抗などむなしいだけ。
 人は必ず心の奥底に別の顔を持つ。
 それは卑しく。醜く。狂気に満ちている。
 所詮あらがうことなどできはしないのだ。
 人が持つ心の闇にはなあ。」
リスティ、崩れ落ちる。


トモエ
「持つべきは、いかなることにも揺るがない強き心。
 メルファさん。あなたの言っていた通り、時として人は
 見た目とは思いも知れない本性を持っているのかもしれません。
 しかし、外見で迷わされるも。
 その真の姿に戸惑うも。
 おのが心の未熟さが故。」
メルファ
「覚悟してください。聖なるポーズ。テンポツ」
神聖魔法攻撃・・・おいおい、それは攻撃か?
トモエ
「心頭滅却すれば、恥もまた涼し。カツ」
・・・なんで?恥ずかしくない、そんなこといって。
剣に手をやり、光を切ってしまう。
クロスカウンターで、術者に押し戻される。
あらもないかっこで倒れているメルファ。
・・・剣術ではないではない?魔法?呪い?

「勝者。武者巫女トモエ」

シズカの元に帰ってくるトモエ。
「シズカさん。あなたの言っていたことは正しかった。
 忘れてしまっていたようです。
 この戦いに向かうための心構えを。
 どうか、こんな私を。。。」
「お疲れ様。やったじゃん。トモエ様」
「ええ。ああ。」


ニクスに追い付けられるエリナ。
「さあさあ。どうしたあ。バンス家のお嬢ちゃん。」
「うう。」
「ふん。」
いじめられて惨めな日々を送っていた私は。あの日このフニクラ様
と出会い。大いなる力を授かった。
そう、私はニクス。この世の悪を焼き尽くす正義の炎の使い手ニクスだ
誇ったように笑う。
エリナ、手がない?
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