SSブログ
ハヤテのごとく!! ブログトップ
前の10件 | 次の10件

ハヤテのごとく!!  #15 下田温泉湯けむり旅情 の感想 [ハヤテのごとく!!]

どこが、旅情だよ。思い切り、欲望丸出し。
伊豆の下田に隕石が落ちて、温泉に効能が
なぜか特定すぎる効能!!
・成長が促進される。 ・・・ナギ
・胸が大きくなる。  ・・・ヒナギク
・数学とかが出来るようになる。 ・・・西沢
・霊能力が戻る。   ・・・伊織

下心隠して、下田にいくもの達。
・ナギらはお忍びで三人で電車で向かう。・・・専用車でいけ!
   ---> 大人になりたい。
・西沢さんは、ちゃりで向かう。・・・無謀!
  ---> 頭をよくするため。
・ヒナギクは、庶民らしく電車で。
---> 恋愛の悩み?いやいや。ない胸を大きくするため
マリアにずばりとそれをつかれる。
それで、伊澄は?いけるわけがない。迷子になる。
咲夜につれられて、いくのか。

当然、ナギとマリアは、世間しらず。
・・・おかしいなあマリアは、そうでなさそうだが、早熟で
   普通でないためか。
さっそく、電車の乗り方も知らないし、駅弁で、
ナギが外に降りてしまい、おいてきぼり。駅は「ない」
すぐに迷子になる。・・・子供だからOK。

ハヤテ、ナギを追うことを考えるが、マリアが気になる。
そこにヒナギクが。それではと、ナギを探しに飛ぶ降りるが!
降りるのに成功。やっぱり不幸が?トラックにひかれる。

ヒナギク「わたしとは、一緒にいたくない訳ね」
と誤解を招く。
その後は、マリアをどこにいくのの話。
ああ、そうかとマリアに胸をロックオンされる。
違うわよとヒナギク。・・・そうでしょう?ないチチ。

ナギは、迷子になるが、なんとか腹をラーメンで満たし、
ハムスター(西沢)に出会って、二人乗りで、熱海に向かう。
・・・なぜか二人のりはOK。さりげなく三千院家の私道と表示。
西沢の携帯で、マリアと電話する。
その際に、ハヤテと西沢のプリクラを見て、
ハヤテは、わたしのものだぞ。手を出すな!!
電話で、マリアと連絡がとれ、それがハヤテにと伝わる。
「ハムスターのハイヤで線路沿い移動している。」


ナギと西沢に、物騒な連中が近づく、人殺しだああ。
メモにターゲットの容姿が、どちらかわからんが、
両方とも殺しちゃえ。
で、西沢、もうスピードで逃げ出す。
・・・とんだ、とばちり歩ちゃん。
ナギが携帯を落としてしまう。・・・ああ、連絡が。
・・・で、マリアは、祭りのときみたいに追尾装置はなし?

---------------------------------------------------------

三千院家
マリア「へえ。いいお天気ですね。ナギ。
    行きますよ。準備はできましたか?」
ナギ。不審げな顔
「いやいや。マリアも寝間着を着替えて、メイド服の準備を」
マリア、汗!
「このおしゃれ服が、寝間着に見えますか?」

。。。ま、ここにいたる話をするてえと



流れ星が。。。
伊豆の下田に落ちる。
すごい爆発をする。
。。。こいつが、数週間前の出来事


。。。そして、昨日の夜
ナギが、おしゃれをする。
「どうかな?この服は?」
「うはあ。とってもお似合いですよ。お嬢さん。まあ」
「そんなとってつけような感想はいい。
 ハヤテの個人的な意見を聞きたいのだ。個人的な意見を」
「えー。僕の意見をですか。」
マリア、紅茶をいれている。
「いんですか。」
「かまわんといてるだろう。いちいち聞くな。」
「えっと。だったら、そうですね。
 あえて言うなら、僕は、お嬢様にはもっと子供らしい服が。」
ナギ、ハヤテに座布団を投げる。
「わたしの着るものになにか文句があるのか?文句が?」
「いえないです。まったくもって全然ないです。」
言えといったじゃない?
・・・ナギはもっとほめて欲しかった。
マリア。。。ジャイアニズムでは?


持って行く服と装飾品を出している。
「でお、どうしたんですか。急に。
 こんなに洋服出しちゃって。」
「う、そりゃ。明日から旅行にいくので。それで着て服などを
 考えているのではないか。」
ハヤテ、高価な時計をみる。ナギ、詳しいなハヤテ。
これくらいは一般常識ですよ。見れば、わかります。
・・・ヒナギクには、猫に小判。
「て、ええー。明日から旅行?」
「遅い。そんなんだったら、敵は火星から月までくるぞ。」
・・・敵とはなに?
「て、いうか。いったい、どこに行くんですか?」
「うん。伊豆半島だ。」
「伊豆。ですか?」

ニュース
「ここ伊豆半島に、隕石が落下して、一週間たちましたが。
 現在、下田半島の温泉では、隕石の影響か。特殊な効能が
 現れているようです。
 どんな効能かといいますと。」

ヒナギクも聞いている。

ニュース
「まず女性は、胸が大きくなります。」

ヒナギキ「あ!」・・・ないチチ

「あたまがよくなります。主に数1を中心に理数系がアップします。


西沢「うん」

「なにかの事情で神秘の力が使えなくなった人は、
 その力が回復したり。」
お茶を飲んでいる。
伊織「ああ」

「なによりも成長が促進されてですね。」
ナギが真剣に見ている。「ああ」

TVで、胸と尻がどーんと大きくなった女性?
なにか、変な女性。
「大人らしく。こういう服も着こなしてですね。
 見てください。彼女。こう見えてもまだ6歳なんですよ。」
コメントを聞く。なにを言ってるか?
・・・誇大サギでないの?

ハヤテ、これは?といやな予感。

ナギ、必死に弁解するが。
「ぼくは、そのう。お嬢様には、年相応の服のほうが。」
「だから、違うといてんるじゃないか?」

。。。ていうことで、3月12日早朝貧乏旅行。

あほの西沢が、チャリで、下田に
弟が、こんな早く自転車で出ていくことにいぶかる。
う~ん、ちょっと下田まで。
あの下田まで?
今から行けば、夜までに着くし。一泊して、速攻で帰ってくるわ。
弟、自転車より、電車でいけよ。
お金がない。とめるのも親戚のおばさんち。
はあ?
平気平気、体力に自信あるし。
弟は、ほっといて、伊豆に向かう。


東京駅!!
「はあ。人がいっぱいですね。電車旅行と聞いて。
 お嬢様達のことだから、駅をまるごと借り切ってしまうかと
 思いましたよ。」ハヤテ
「そんな無粋なまねはしないよ。
 今回は、普通の旅がしたいのだ。普通の。
 だから、当然SPもついてきていない。」ナギ
「え。」
「本当ですよ。ちょっと、特別の旅行なので。
 ですから、この旅行は、ハヤテ君だけが頼りです。
 よろしくお願いしますね。」マリア、ウインクをする。
ハヤテ。。。お嬢様とマリアさんをつれて、旅行。
     な。お嬢様の世間知らずだけど。
     マリアさんだって、庶民の生活感なんて皆無だぞ。

「ところでこのグリーン車ってなにかな」ナギ、マリアに。
「な」ハヤテ
「きっと、緑色の電車だからですよ。」
「しかし、本当に人がいっぱいなあ。」
「これだけ、電車があるのですから、あっちのすいているのに
 のりましょう。」
ハヤテ、慌てる。
・・・これは、責任重大。僕がしっかりしなくては。
ナギを引っ張る「ほ」
マリアを引っ張る「あ」
ハヤテ「こっちでです。あと、全席指定なんで、切符さえなくさ
    なければ、大丈夫です。」
ナギとマリアは、訳がわからない。


電車が出る。
ナギ「うわああ。なかなか気持ちいいなあ。」
マリア「それもいいですし。とってもいいかんじですね。」
「お、ところで、ハヤテ、それはなんなのだ。」
「これは、駅弁ですよ。
 車内で食べられるように作られたお弁当で、
 お嬢様達が、おなかをすかしてはと思って。
 お二人の口に合うかは、わかりませんですけど。」
「へえ、駅弁というのはどこでも売っているのか?」
「ええ、たいていの駅で売っていると思いますよ。
 駅によって、特色があって。
 旅の楽しみの一つなんです。」
「う~ん。なるほどなあ。じゃあ、ちょっと買ってくる。」
なぜか電車の外に出ている。ナギ、買いに走る。
ハヤテ、唖然とする。
「ええ、ちょっと、お嬢様。いつのまに降りてるんですか?」
「ていうか。ナギの財布はここですから。車内に戻ってえ。」
「な、わかった。わかった。なにをそんなにうろたえているんだ。
 ハヤテに言われたとおりにちゃんと切符は持っているし、
 なんの心配があるといいうのだ。」
電車のドアがしまった。
ナギ「あ」
電車が走り出す。
ナギ「ほえ」

。。。といことは、
ナギ「迷子になってしまたあ。
   ハヤテもいない。マリアもいない。
   携帯もない。お金もない。
   知らない土地の知らない場所であたし一人。
   ま。まあ、またにはこんなサプライズもある。
   なーに、問題ない。かえって免疫力がつく。
   それに、ハヤテにいわれた通りに切符は持っているのだ。
   これさえあれば、なんの心配も。」
・・・駅は名胃(ない)
風がふいて、切符が飛ばされる。
「あ。うわああ。待って。待つのだ。切符がないと。
 わたしは。
 えーい、待つのだ。」
切符を捕まえる。
「う」
****残念賞 
    前世からやりなおせ
「う、バカにしているのかあ。」
紙をたたきつけるナギ。
「は」
周りを見ると森の中、完全に迷子。
「どのだここは。」

・・・ますます迷子お。
   登山技術を磨いたヒマラヤの案内人。
   少数人族のXXXによれば、
   遭難されたときは、出来るだけ現場をうごかない方が
   いいという。
   どこに危険があるかわからないというのに
   ふらふら歩き回ることは危険なことだ。

「あ、ハヤテ、どのなのだあ。」
ナギ、ふらふらと歩き回る。

。。。ふらふら歩き回ることは危険なことなのだ。


そのころ、ハヤテは、電車のドアを開こうとしている。
開いた。・・・普通は、ここで電車が、危険を察知して
       とまるんだよね。
「ちょ。ハヤテ君」
「話してください。マリアさん。お嬢様が。お嬢様が。」
「だめです。だめですって。」
「大丈夫ですって。僕なら、こんなスピード
 飛び降りたって、平気ですから。」
「でも、だめですよ。そんな非常識なこと。
 テレビアニメで許されると思ってるですか?ハヤテ君」
・・・それはないだろう。
「お嬢様が、通常の3倍の早さで危険に巻き込まれるのは、
 マリアさんだって、わかっているじゃありませんか。」
「だったら、一旦電車を止めてもらって」
「なにいてるんですか。マリアさん。
 電車なんて、とめたら、それこそ、何千万という賠償金が?」
「え、それくらいで止められるのなら。」
「わあ」

。。。金銭感覚の根本的なちがーい。

ハヤテ。。。しまったあ。確かにお嬢様のことも心配だけど。
      マリアさんだって。世間一般の常識からずれている人
      だった。

。。。今まさに走っている電車からとび降りるという人間が
   語る常識論

   ・・・十分、おかしい。

。。。だめだ、マリアさんを一人にするもすごく不安だ。
マリア、なんとなく感じる。ふたりとも汗をかいている。
。。。なんかよくわかりませんが。いまなんかものすごく
   失礼なモノローグが流れた気がしますわ。


そこへ。ヒナギク
「さっきから、そこでなにしているの?」
「ええ、ヒナギクさん。」
「なんでこんなところに」
「へえ。なんでって。
 ああ、違うわよ。ただの家族旅行よ。
 別に隕石温泉の効能とかそんなの関係ないんだって。」
・・・ぺらぺら、自分でばらしています。ハヤテは聞いてないこと
   まで。言ってしまう。
「はあ?
 でも、助かりました。
 こんなところで、ヒナギクさんと会えるなんて」
「ええ。そう」頬を赤らめる。
「はい。でも、一緒にはいられませんので、
 マリアさんをよろしく。」
・・・また、誤解を招くような言動。理由を言わない。
ヒナギク、真っ白になる。それはわたしをさけている?
「へ」
「だああ」飛ぶ降りるハヤテ。
「うわああ」ヒナ
「ハヤテ君」マリア

。。。よい子のみんなはまねをしないでね。
   でないと死んじゃうぞ。

ハヤテ、体を丸めて、回転して着地する。

「うわああ」ヒナ、マリア。
ハヤテ、かっこをつけるが。やっぱり、不幸、トラックにひかれる。
黒猫のトラック
「だあああ」

「うわああ」ヒナ、マリア

ハヤテ、立ち上がる。
大丈夫と指を差し出す。
・・・なれていること。


マリア「ハヤテ君」
ヒナギキ「え」。。。ていうか、わたしといたくないのかしら。
白くなっている。不信感。誤解。すれ違うおもう。
・・・ていうか、ハヤテは鈍感。

。。。少女の悩みは深まった。


。。。一方そのころお嬢様は?
「はあ。おなかついたなあ。さっき、駅弁食べそこなったあ。」
いいにおいが。
「あ」
ラーメンロシア・・・あやしい。
「ラーメンや」
「う」
うううむ
「あのう」
「お嬢ちゃん。客だな。」
「だったら」
むりやりに店に引きづりこまれる。
「店にはいりやがれ、ころやろう。」
「は。いや。」
「今日は、塩ラーメンだなあ、塩ラーメンでいいなあ」
「あ。はい」いやおうなく。
。。。い、いかん思わず注文してしまったが、
   わ。わたし、お金もてないぞ。
   食事が来る前に逃げるか。
「へい。塩ラーメンお待ち」
「あ」
。。。早い。だめだ、もう逃げられない。
   な、そうだ。クレームはどうかな?
   前にテレビでクレームをいって、食いだおす人のことが。
箸をわって、ラーメンをすする。
。。。でも、そんな悪いことがわたしに出来るか?
   いや、でも、もうそれしか。
一口入れると、あー
。。。あ、う、うめえ。
   無理だ。こんなおいしいものにクレームなんて。
   だけど、お金もなしし、このままじゃああたし死刑だ。
泣き出すナギ。
「泣いてくれるのかい。おれのラーメンで。」
「うう」
「だったらお嬢ちゃんには、ただでいいぜ。」
ナギ、?


そのころ、西沢
「え、まだ、こんなところ。はあ。う」
携帯に張ってあるプリクラ。ハヤテとのペア。

回想
「あ、ハヤテ君。いっしょにプリクラとらない。」
「え、でもぼく、自転車便のバイトで2時間以内に浜松に」
「すぐ済むって。ね、記念にさ。」
「記念って、なんの?」
「えっと、バイトいってしまう記念」・・・どさくさ紛れ
「とにかく一枚だけでいから」
「どわああ。西沢さん」
写真をとりながら「えへへへ」Vで笑っている西沢さん。

「ハヤテ君」
おなかが、すいた。
「はあ」

。。。腹がへっては、妄想もできなえ。


ラーメン屋
「で、お嬢ちゃんは、金をもたずにこんなところに」
「ああ」
。。。うう、伊澄じゃあるまいし。この年で迷子になったなんて
   でも、ハヤテだって、すぐにわたしを見つけるのだって
   むずかしいだろうし。
「ううん」
ナギ
。。。しかたない。ここは、恥を忍んで。
「ええっと。そのう。実は・・・」
そのときに西沢がはいってくる。なんで、そんなに鉄道沿いに近い
「あ」二人の目があう。
「ううん」
西沢「あなたは。」
ナギ「ああ、なんでもない。迷子になったとか、そんなこと
   全然ないから。っていうことで、ラーメンうまかったよ。
   じゃあ。」
・・・ナギ、その場をごまかしたあ。
西沢「あのう。」
ナギ「ち、バカハムスター」
「う」
「ちょ、なによ。バカハムスターって。ねえ、待ちなさいって。」
「うるさい、ついてくるなあ。バカ」


ハヤテ、切符を見つけた。ナギが降りた電車の駅。
「この切符は、お嬢様の。
 てことは、あの短時間で迷子に。
 まずいなあ。早く探さないと、どんなトラブルに巻き込まれる
 ことやら。」


西沢「へえ、つまり伊豆の下田に向かっている途中に、
  ハヤテ君とはぐれて、ひとり途方にくれていたと」
ナギ「まあ。まあ要約すればそうなる。」

注:ここは三千院家の私道です。

「ひとことでいうとドジッたと」
「ひところでいうな。ひとことで」
「まったくもうすこし早く言ってくれれば、前の駅で迎えを待って
 いたのに。」
「うう、うるさいなあ。」
「はい、携帯貸してあげるから、家の人に連絡しなさい。」
「う、おお。」
「なに。まさか番号もわからないのかな。」
「そうじゃなくて。だから、その。あー」
「あ」
「ありがとう」ナギ
「はあ、いつもそれくらい素直ならかわいげがあるのに。」
「な。なんだとう。
「ばかばか。後ろであばれないで。
 もう、騒いでないで、さっさと電話しなさい。」
「はん。いわれなくても。」
携帯を開ける。
「う。あ、なんあのだ。これは」プリクラに目がいく。
「あ。ああ。なに人のプリクラ勝ってみているの。」
「この際だ、ハッキリ言っておくが。
 ハヤテは、わたしのだからな。」
「ふ。ふ~んだ。どうせ、わがままお嬢様のことなんか。
 愛想をつかして出て行ってしまうんじゃないかなあ。」
「なんだと。だいたい、おまえ、なんだってこんなところで
 自転車に乗っているんだ。いったい、どこに行くつもりだ。」
「う。どこってそりゃあ。下田温泉」下にうつむきながら。
「おまえ、地図よめないのか。どんだけ遠いと思っているのだ。」
「大丈夫。そんなの楽勝よ。わたしが本気を出せば、夜には
 着いちゃうじゃないのかな。」
「無理だね。ハムスターなんかにつけるものか。」
「絶対につくよ。てか、さっさと電話しなさいよ。」
「いわれなくたって、するさ。」


電車、マリアとヒナギク
ヒナギク「こうして、マリアさんとお話するのむ、久しぶりですね。


「そうですね。ずいぶん、久しぶりですかも。
 ご家族で温泉旅行ですか?」
「ええ、お姉ちゃんは仕事で来られなんのですけど。
 誕生日のお祝いができなかったからって。
 お父さんがきかなくって。」
「うふふふ。あいかわらず子供みたいなですね。」
「ええ、似てるんですよ。お姉ちゃんに。」
「うふふふ。でも、よかったあ。ご両親とは、うまくやれている
 みたいですね。」
「えへへ。もう長いですからね。
 まあ。それとは別にちょっと深刻な悩みがあって。
 それでちょっと旅にでたくなったといか。」ヒナ、顔を赤らめる。


マリア「ああ」

マリアさん、思い出す。ニュースのこと。
伊豆半島に隕石落下?!下田付近の温泉で不思議な効能!!
「どんな効能かといいますと。まず女性は胸が大きくなります。」
視線が、ヒナギクの胸に向かう。

「だ、大丈夫ですよ。
 女性の魅力とかは、そんな発育とかはあまり。」
ヒナギク、胸を隠す。
「な、なんの話ですか。違いますって。そんなあ」
「いえ。わたしは別になにも。」平気なマリアさん。
「いやいや。いまあきらかに目線がわたしのからだのある一点を
 ロックオンしてましたよ。
 おほん。そうじゃなくてですね。
 その、恋愛がらみといいますか。」

ヒナギクの回想
西沢さんに「あなたを応援するわ。」
誕生日に、ハヤテの胸に頭をつける。「一年で一番大事な日なんだか

ら」
顔を赤らめるヒナちゃん
「えっと、これはあくまでもわたしの話じゃなく。
 友達。友達の話なのですが、その。」
「はあ。友達の話ですか?」マリアさん

・・・どちらも同じ問題?ないチチが、重要。

マリアの携帯に電話がかかる。

「あ」二人

「おお。マリアか。わたしだ。」
「あ、ナギ。あなた、いったいどこに?」
「わたしか。わたしは今線路をそって、
 そちらに向かっている途中だ。

注:もう一度いいますが、ここは三千院家の私道ですから!
・・・なにがいいたい。

 なーに心配するな。その電車次にとまるの熱海だろう。
 ハムスター印のハイヤーをひらったから、そこまでいく。
 マリア達はそこで待っていてくれ。」
「え。なに。わたしこのまま、あなたをつれて。熱海まで行くの?」
「な、なんだよ。わたし、ひとり置いていってしまう
 つもりだったのか。」
「もう、わかったわよ。ほんと、お嬢様は、わがままなんだからあ。


マリア「あ、でも。ハヤテ君があなたを迎えにいきましたよ。」
「う、なに、ハヤテがわたしを迎えに。
 なら、行き違いになったのかもしれん。」
「ああ、ちょっと待って、キャッチが入りました。
 ハヤテ君かもしれません。そのまま、待っていてください。」
「あ、さすがだな。ハヤテ」
西沢「え、ていうか。ハヤテ君くるの。」
「そりゃあ。来るさあ、なんといってもハヤテは、わたしの執事
 だからなあ。わたしのピンチに駆けつけるさあ。」
「っは。あ、そう」
。。。うう、どうしよう。会えるのはうれしいけど。
   わたしジャージだよ。ああ、もう。
   ホワイトデイの近いというのに。
   もうすこしましな服の時に会いたかったよう。

後ろから車が接近してくる。
ナギは、電話待ち。
西沢。。。はああ、軽く死にたい。ああ
西沢、近づく車をみると、車の窓が開く。
ナギ「はあ」
武装している集団が車に乗っている。

西沢とナギ、蒼白。
西沢。。。ああいや。びっくりするほど殺し屋ルックなんだけど。
     なんか仮装大会の帰りかなあ
ナギ。。。きっとそうじゃない。手に持った銃だけど。きっと
     手品の道具だよ。

「あのう。うかぬことをお聞きしますが。」
「は、はい」
「われわれ、殺し屋なんですけど。三千院ナギはどちらで。」
西沢。。。殺し屋って言ったあ

彼らは、メモを見る。

三千院ナギ
特徴  ツインテール
性格  思い込みが激しい

「特徴は、ツインテールと書いてあるぞ。」
「ああ」
「両方とも、ツインテールだしなあ。」
「ああ、とりえず両方ともいっておくか。」
     ・・・なんで、私道でこんなことが。親戚の差し金。
それを聞いて、西沢とナギがあわあああ。。。。
西沢、本気で逃げ出す。「うおおおお」
ナギ「うああああ」携帯を落とす。
ナギ「なにをする。携帯、落としちゃったじゃないか。」
西沢「電話なんかしている場合かあ!」


そのころ、ハヤテ。海岸の道路
「なるほど、この道をまっすぐですね。」
「はい。お願いしますね。ハヤテ君。」
「はい。お任せください。」
「うん」

。。。色とりどりの思惑、欲望を乗せて、列車と自転車と執事の
   温泉旅行は続く。

ハヤテのごとく!!  #14 鷺ノ宮家の一族 の感想 [ハヤテのごとく!!]

脈絡の無い、人気投票。
ナギは3位、ハヤテは、4位
ヒナギキは1位、マリアは2位
・・・ナギの夢オチでした。

その後で、鷺ノ宮伊澄の化け物退治、
その化け物は、ついた者を人気投票で3位にするという?
とんでもないもの。
。。。でも人気投票結果は本当。意味ないやん。
鷺ノ宮伊澄、不調で、退治失敗。取り憑かれるというか、
おちょくられる。


鷺ノ宮伊澄が、不調なので、ナギの指示で、見舞いに行くハヤテ。
・・・これが、不幸の始まり。
大きな邸宅にびっくり。
しかも、伊澄の母も天然ボケ丸出し、まわりがそうだから、
伊澄が、自分はしっかりしていると錯覚している。

伊澄の母が言うには、伊澄の力を元に戻すには、
名前をはっきり出さないが、ハヤテの生き血がいるそうだ。
なぜそうなるの。

化け物退治に協力するハヤテ。
えっと、見えているのは幻で、本体は、横でゲームをしている。
・・・これは、ナギと同じレベル。
ハヤテ、化け物を退治する。

こりゃあたまらんと、さっさと退散するが、
帰る途中で、罠がいっぱい。・・・伊澄の祖母の仕業
・捨て動物 。。。拾ってくれ
・マリアの迷子

マリア、伊澄の祖母にやらしいことをされて、
ハヤテ、仕方なくお仕置きをしに向かう、
相手は、式神ならぬ動物使い。
でも。執事は強いのであった。
・・・退魔師?は、イノベータに勝てない
   術がとけると、少女の風貌から、老女に。
   生き血で若返る。吸血鬼か?
伊澄の祖母は、伊澄のために血がと
ハヤテ、血を吸わせる。ぎりぎりまで、そしてそのときの血を伊澄
に提供。


ナギの元に返ったハヤテは、吸われすぎて、
へなへなになっている
・・・さんざんなハヤテ、さて、伊澄には関係なさそう。

--------------------------------------------------------

白皇学園
「第2回ハヤテのごとく!! 人気投票結果発表!!」
司会のナギとハヤテ
「みなさん。今回は特別企画です。」
「週間少年サンデー誌上で行われた
 ハヤテのごとく!! 人気投票結果をここでも発表するぞ。」

愛沢咲夜「うちら、何位なっやろなあ。」
伊澄「どきどき」

「第1回の人気投票はいつやったんだとか、
 どうしてこのタイミングなんて。
 視聴者の皆さんの声が聞こえてくるような気がしますが。」
「そういう細かいことには、目をつぶってくれ。」
「さて、気になるランキングですが。
 実は、僕とお嬢様も結果を知りません。」
「気になるあのキャラはランクインしているのか。」
「まずは第10から6位までの発表です。
 天の声さん。お願いします。」

。。。第10位437票 鷺ノ宮伊澄
   第9位705票春 風千桜  「そうですか。」
   第8位881票 愛沢咲夜  「ああ、もうちょっと上にいくと
                  おもったのいなあ。」
   第7位888票 西沢歩   「あ、わたし」
   第6位905票 瀬川泉   「どうも」

「まあ、だいたい予想通りの結果だなあ。」
「それでは、続いて第5位の発表です。」

。。。第5位1008票 謎の少女 本日都合により欠席


「謎の少女って誰やねん。」
「どうして後ろ姿なのかな。」

「詳細が気になる方は、少年サンデーやコミックを読みましょう
 とのことです。」
・・・商売上手。 7/8 日の少年サンデーで「天王州アテネ」で紹介
          ヒナギクも知っている?なぜ?

「では、第4位の発表です。」

。。。第4位1366票 綾崎ハヤテ 

「四位か。わたしとハヤテで1位、2位といきたかった
 んだが。」
「すみません。お嬢様。」
「まあ。仕方ない、次がんばればいいさあ。」

。。。第3位1776票 三千院ナギ

「な。なんですか。メインヒロインである。わたしが。わたしが。
 3位って」
「どああ。おめでとうございます。お嬢様。
 トップ3に入る事なんてすごいことですよ。」

。。。で、司会者の二人が動揺しているからして
   こちらでさくさくと進行
   では第2の発表

   第2位1814票 マリア  「あら」

「マリアだと」

。。。そして、栄えある第1は

   第1位4185票で 桂ヒナギキ 

「え。えっと。ありがとうございます」

「4000票」。。。ナギ、倒れる。
「うわああ。お嬢様、気を確かに。」
「あー、ばかな。そんなことって」

。。。以上、第2回結果発表でした。

ナギの悲鳴「うわあああ」・・・・・・・

そして、目が覚めるナギ・・・そう、夢オチ
「はあ。なんだ。夢か。
 そうだよな。わたしが、マリアとヒナギクに負けるなんて
 ありえないもんな。はあ」

。。。あ、残念ながら、ランキングの順位は紛れもない事実だったり
   するのよ

「まあ。いいか。寝よう寝よう。」

。。。というわけで、特別企画はここまで。
   ここから、おまちかねの本編スタート。


目玉の化け物
伊澄に退治される?
咲夜「くそう、ようやく片づいたみたいやなあ。」
伊澄「ごめんなさい。こんなに手こずるとは思わなくて。
   だいじょうぶ」
「まあ、人間、調子の悪いときもあるわなあ。で、あれはなんやたんや

。」
「あれは、夢の妖怪。眠っている人間をつぎつぎと自分の夢に
 取り込んで、食べてしまう。恐ろしい妖怪。」
「ほう。夢の中になあ。」
「そして、取り込まれてしまうと、
 第2回ハヤテのごとく!! 人気投票で、
 3位になる悪夢を見せられてしまう。」
「ずいぶん限定的な悪夢やなあ。まあ。とにかくもう帰ろう。
 こんなとこ、いつまでもおりたあないわ。」
「そうね。帰りましょう。」
妖怪は、退治しきれいない。
「う」
「ええ」
ドラゴンクエストの雑魚モンスターみたいのが出てくる。
「うわあ。まだ、生き残りが。」
「任せて、あれは、わたしが。」
妖怪に、伊澄が、お札を使うが、札が燃えてしまう。
「へ」
妖怪とがちんこの伊澄
「待ってえ。」
「あああ。えっと。任せてどうするん。」
伊澄、妖怪にちゃかされている。


朝。。。。
ナギは、ゲームをしている。
マリア「では、これ伊澄さんへのお届けものです。」
ハヤテ「了解しました。では、さっそく届けて来ますね。」
「なんか、伊澄のやつ、調子が悪いみたいだから、それを届けて
 元気づけてやってくれ。
 お見舞いはいいて言われたからさあ。」
ハヤテ「わかりました。ですが、お嬢様。」
「はああ。」
「女の子が、そんなはしない格好でゲームをしてはいけませんよ。」
お姫様だっこされるナギ
「うわあ。ばかばか。わかったから。さっさといけえ」
「はい。はい。では、いってきます。」


鷺ノ宮家。広大な邸宅
「しかし、相変わらず。伊澄さん家のおおきなだなあ。
 いったいどれくらいの広さがあるのだろう。
 う」
門の前に女性がいる。

「ふ~ん」インターフォンを見ている。
横に回って、横をみる。
「ふ~ん。ふ~ん。
 インターフォンってどのボタンを押すんでしたけ。」
ハヤテ、あきれている。
。。。ボタン、一つしかないですよね。

「あの。ここです。ここを押すと家の人がでてきてくれますよ。」
「はい」
「あ」
ハヤテをみるご婦人
「残念ながら、それは嘘です。」
びっくりするハヤテ「え、なぜ。」
「だって、家の中の人は、もう外に出てきてしまっているので。」
「ええ」
門がひらく
「初穂お母様」
「お」
「帰りが遅いと思っていたら。また迷子になっていたんですか。」
「あら、伊澄ちゃん。ただいまあ。」
「ええ、伊澄さん。お母さまって」
「ね。だからいったでしょう。わたしが外にいるから、
 家の中の人はもう外にでていると。初歩的な推理なのだよ。
 ワトソン君」
「コナン君のまねは、いいですから、さっさと中に入ってください。」
「あらあ」
「ああ」
「ハヤテ様も中へ。」
「あ、はい」

「まあまあ。これが三千院家の新しい執事さんかい。
 あらまあ。これは、初穂にそっくり」
伊澄、汗。「それは、初穂お母様ですよ。おばあさま。」
「まさか。わたしが、三千院家の新しい執事さんだったなんて。」
「なにいてるの。初穂は、執事のはずないでしょう。」
伊澄とともにハヤテが見ている。「わあああ」
「すみません。ハヤテ様。うちの家族はぽーとしたかたが多くて。」
「いえいえ。そんなあ。」
。。。そういえば、以前。

「伊澄さんは迷子になるとわかっていながら、
 どうして一人で出かけるのですか?」
ナギ「そりゃあ簡単さ。本人はしっかりもののつもりなんだよ。」

   そうお嬢様はおっしゃっていたけど。

「あらあ。執事さんが消えたわ。」
「さっきまで、わたしにそっくりだったのにねえ。」
「もう。二人とももっとしかりしてください。」

。。。なるほどこの人達が家族なら、自分がしっかりだと思うのも
   うなずける。


「ごめんなさい。ハヤテ様。あんな親たちで」
「いえいえ。そんなあ。そういえば、伊澄さん。
 お嬢様から、体調が悪いみたいな話を聞いていたんですが。
 元気そうですね。」
「ええ。体は平気なのですが。そのう」
妖怪にとりつかれる伊澄
「お。はああ。」
「このようにですね。力が。もう」妖怪にもてあそばれて、怒る。
「待てえ」
「はあ。そういうこともあるんですね。」
「あの子は若いので、まだ力にむらがあるんです。
 それでもあたしやおばあさまよりも何倍も強いですけど。」
「でもどうすれば、もとに戻るんですか?」
「それが結構難しくって。
 わたしの占術によると。
 年齢が16才で」
「う」
「強くて、頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていし、
 生まれつき運が悪くて、執事をやっている。
 名前がハで始まる男の子の限界ぎりぎり追い詰めらたちときの
 生き血が必要なんです。」
それは、ハヤテとまあ限定的。
ハヤテ、唖然とする。「へええ」
「それさえあれば、元にもどるですけど。そんな都合よくは。」
。。。どうしよう。伊澄さんは。お嬢様の親友。
   やはり、ここは執事として名乗り出るか。
   でも、最後のぎりぎりになったときってなんですか。
   ものすごいやばいものをかんじるんですけど。
「え」
伊澄が、妖怪にもてあそばれている。
「待って」

「いや、でも
 あの伊澄さん。」
「それは、ダメです。これは、わたしの未熟さが招いたもの。
 むらがでる理由もわかったています。
 だから、ハヤテ様を危険にさらすようなマネは。」
「伊澄さん。ですが。」
伊澄、顔を上げる。
「ああ」
妖怪が大きくなっている。
「あれはどうしましょう。」
伊澄、汗。「はあ」
伊澄、妖怪に捕まる。
「伊澄さん」
「ハヤテ様。ああ」
「伊澄さん」
伊澄。。。力が使えないとこんなに。
「どうにかならないんですか。」
「武器があっても、わたしでは。」初穂が持っている。
「だったら。僕がやります。」
白髪の???が目をあげる。
妖怪の前へ
「とは、いったものの。こんなやつどうやって。」
変な虫が話しかける。
。。。あんなもの。あいつの夢。その力は幻。だから、目をこらせば
   見える。
「今の声は。て。目をこらせばって。」
ハヤテ。目をこらして、振り向くと、ナギが違った。
妖怪が、ゲームをしている
。。。見えたあ
ハヤテ、怒りの渾身で「必殺。コントロール・フラッシュ」
ゲームをしている妖怪を武器で蹴散らす。
なぜか爆発しているよ。

まぼろしの妖怪が消える。
「うわあ」
ハヤテ、伊澄をかかえこむ。
「おけがは、ありませんか。伊澄さん。」
「ハヤテ様」頬がぽっとする。うなづく。鈍感なハヤテは気付かない。


ハヤテ、帰ることに
伊澄「ありがとうございます。ハヤテ様」
「いえいえ。でも、本当にいいんんですか。そのう。
 結構限界ぎりぎりまでおいつめられるのは、なれてますよ。
 後は自分でなんとかして、みますので」
「では、なにかあればいつでもいってくださいね。」
「はい、ありがとうございます」
「それでは、失礼します。」

それを見ている白髪のお面をかぶった変なやつ。
「なら。手伝ってもらおうじゃないかい。」
猫を従えている。

・・・怪しい雰囲気をつづくなか。後半につづく。


ハヤテ、帰路の途中
。。。伊澄さん、力が使えないと大変なんだろうなあ。
   なんとか協力してあげたいけど。
   限界ぎりぎりまで追い詰められたときの生き血か。
   っていうか。限界ぎりぎりまで追い詰められたときって
   いったい。

猫の声
捨て猫が
****あなたが、拾わないと全員死にます。
犬と猿もいる。
「えー。なに、その脅迫染みた張り紙」
。。。無理だ。シラヌイ一匹だけでもたいへんだったのに。
 こんあ数なんとかできるはずがない。じゃあ、見なかったことに
 するか。でも、拾わないと死ぬといっているし。
 どうすれば。
後ろから、刃物が近づく。
「のあ。はあ」
すんでんで避けるハヤテ。
「ええ」
「ち。外したか。
 あと少しだったのに。惜しかったな。
 行くよ。みんなあ。」
ハヤテ、汗。なんだ。
「なに。今のは。」

マリア「ハヤテ君」
「え。あ。マリアさん」
「ハヤテ君。伊澄さんからのお帰りですか。」
「ええ、マリアさんは。」
「いええ。ちょっとお買い物に出てきたところなんですが。
 へんなんですよね。
 こんなところに来るつもりはなかったんですけど。
 気がつくとここに。」
「ええ。まあ、お疲れかも知れませんね。
 買い物は僕が、かわりに行きますよ。」
「ああ。そうですか。では、そこまで一緒にいきましょう。」
マリア。おしりを触られる。
「ああ」ハヤテから離れるマリア
「う。どうしました。マリアさん。」
マリア、顔が赤い。
「ハヤテ君。いくらなんでも大胆すぎではありません。
 こんな真昼の。そのう。道路もど真ん中でなんて。」
「え。なにがですか。」
「ですから。そのう。いきなり。お。お。おしりをさわってくる
 なんて。」
「はあ。違いますよ。僕。マリアさんのおしりなんて、さわって
 ないですよ。」
「で。でも。今、確かに手の感触が。」
。。。いかん。これすごくまずい。なんとかしなくては。
「ですから。それは。」
また、殺気が感じる。
「どわあ」
「ふん。また、外したか。しょうがない。」
マリア「ああ」
マリアのおしりをおもいきりさわって
マリア「あああ」
「次行くぞ。」屋根を跳んでいく。
マリアさん。はずかしい。
「あのう。大丈夫ですか。マリアさん。
 でも、今のでわかってもらえたとおり。
 僕じゃあ」
「わかりましたから、さっさと今のを何とかしてください。」
「うわあ。はい。」


伊澄「お母様」
「なあに。伊澄ちゃん。」
「げんかおばあさまの姿が見えないようなのですが。
 大おばあさまなら。さっき出かけたわよ。
 なんでも、伊澄ちゃんの力を取り戻すためにちょっとって」
「わたしのちからを取り戻すために。へ、とういうことは、まさか。」
「綾崎君を軽く殺そうと思ってるんじゃないかしら。」
「うわ。あたしちょっと出かけてきます。」
「がんばってねえ」手を振っているお母さん。


ハヤテ、なぞの女性を追いかける。
「待って」
「ふん。追ってきたか」

「だったら、話は早い。」お金を出す
「え」
「おまえにこれをやろう。」
「え」
「うそう」
火をつける。
「なんてことをしてるんですか。」
うわああ。火を消す。
「え、これ、子供銀行のお金」
「え」
ハンマーでハヤテをたたこうとする。
「そう何度も同じ手は食いませんよ。」
「ちぃ。こざかしい奴。死ね」ボーガンで撃ってくる。
ハヤテ取る・
「これならどうだあ。」1本くらいがまとめてやってくる。
ハヤテ、逃げる。
「お次はこれだあ。」
ナイフがたくさん投げられてくる。
ナイフの先は、猫が持っている。・・・追尾ナイフ?
ハヤテの後ろを取る「とったぞ。」
「やられてたまるか。
ハヤテの足の後ろけりで片がつく。仮面が飛ばされる。
「なんですか。さっきから。あなたは、いったい。」
仮面の下は、少女の顔。
「え。子供。」
「顔けられた。」
「はあ」
「顔けられた。ちょっと殺そうとおもっただけなのに。」
ハヤテ、なにこれ。
「いやいや。そりゃ、殺されそうになったら、顔くらい。」
「おまえはひどいやつじゃ。まったくひどいやつじゃ。
 もう、伊澄のことなんて関係ない。
 おまえみたいなひどいやつは、やつけてやるう。」
両手から、道具を繰り出し、付近の車やものを取り上げて、
「あれえ」
ハヤテに、投げに入る
「わああ」
「どわああ」

「うい」
目をつぶるハヤテ。なにもおこらない。
「あ」
持ち上げらいたものがすべて、落ちる。
「ああ。
あ」
さきほどの白髪の女性
「うう。こんなときに。」
「あ。あの。君、大丈夫。」
「はあ」振りける。
「あ。ああ」老婆だとハヤテ。
「はああ。」倒れる老婆
「のああ。本当に大丈夫ですか。
 大丈夫でないから、血。血をくれ。」
「へ」
伊澄「大ばあ様は、人の限界ぎりぎりの血を吸って、
   若さを保っているのです。
   ご心配なく。これが本来の姿ですから。」
「伊澄さん」
「すみません。ハヤテ様。ご迷惑をおかけして。」
「ああ」
「さあ、帰りますよ。大ばあ様。」
「うう。でも。血があ。」
「あのう、血を吸うと元に戻るんですか?」
「はい。ですが。わたしのためとはいえ。これは自業自得。
 どうかおきになさらずに。」
「あ。でも。僕も顔をけってしまったから。
 別に血くらいいいですよ。」
「でも」
「は、本当か?」
「はい。伊澄さんのために、おばあさんは、がんばってたわけですし」
「で。ですが。」
「あ。でも、限界ぎりぎりの血じゃないとだめのなのか。
 どうしましょう。
 問題ない。限界ぎりぎりまで吸うから。」
ハヤテ、これはまずい。暗くなる。「ええ」
老婆が、ハヤテにかぶりつく。ヒルのように血を吸う老婆。
伊澄「ほんと。大丈夫ですか」
「ハヤテ様。ハヤテ様」
・・・かすむ意識の中で、伊澄さんのことだけが聞こえている。


三千院家に帰ったハヤテ
相変わらずゲームをしているナギ。格闘ゲーム
ハヤテが帰ってくる。
「ただいま戻りました。」
「遅かったなあ。伊澄はどうだった。ああ」
ハヤテは、ぼろぼろ。ひからびている。
「ハヤテ。なんかちょっとやつれたな。」
「ええ、ちょっと献血で。ふふう」

。。。血のあげすぎにはくれぐれもご注意を

ハヤテのごとく!!  #13 FEELING OF FREEDOM の感想 [ハヤテのごとく!!]

ついに、ヒナギク、自分の心に素直になる。
ハヤテのことが好きだということ気づく。
。。。自分の本心を知るのは難しいものだな。神父
ナギの危惧が本当に、でも現実では気づいていない。
ああ、似た者どおしの二人。
ナギ、虎鉄(変態)に続いて、ライバルが現れる。
・・・でも、ハヤテは、そんなことないと思っている。
   昔のトラウマで彼女は作れない。


時計の最上階で時計が危機に瀕していた。
「女の子らしいところありましたけっけ」時計
うっかり本当のことを言って?また危機におちいる時計?
・・・時計はしゃべりません。

「お姉ちゃん。お母さんとお父さんはどこ?」
・・・いつの時かな。

11時半に来たハヤテに問答無用で斬りかかるヒナギク。
ハヤテ、素で忘れていた?ゆるせない。

伊織?幽霊神父なぜにいる。
武器では、ハヤテが勝てない。伊織さんは、変な妖刃をわたした。
感情が増幅されて、力が発揮される妖刃。
コントロールが出来ていたはず大丈夫。
・・・あの祭りの時にはどうしていたのやら。
   ちょんと、帰っている。

ハヤテ、ヒナギクと戦っているうちに
変な神様が出てくる。リスか。
・・・ルークってだれ?必殺技の天使。おかしなリス
   ヨーダのつもりか。

ヒナギク、感情のままにしゃべっている。
ハヤテに刀を寸止めで留めて、なみだをながす。
「一年で大事な日なんだから、それくらいおぼえておいてね。」


三千院家で、寝床のナギ
これは、いかん、ナギ。時系順訳でないと
訳ががわっからんことをいう。
・・・関係ないのか。実は、この後の説明のため。
   プレゼントを決めるときの話のため


二人だけの誕生日会
ヒナギク、はずかしい。なにに負けたかわからない。
彼女は、プレゼントを迫る。なんで勝負をする。
ハヤテ、クッキーを渡す。。。。悲惨なハヤテの記憶
ヒナギクにも悲惨な記憶が。ケーキで。
ヒナギクの本当の親は、今の親とは違う。
・・・え、ハヤテと同じ。

テラスにひっぱるハヤテ。
でも高いところが怖いヒナ。
ヒナが目をあけるときれいな夜景が・・・ここなどこ?
ヒナ。。。いまようやくわかった。わたしのこの人好きなんだ。
     この人のことが。
     でも、好きになるといなくなってしまう気がする。
     そんな思いがどこか怖くて。
・・・どこまでにぶちん。

「わたし、バカだな。この景色のようにそばにあったのに。
 怖くて見られなかったなんて」
「今も怖いですか。」
「怖いわ。でも、悪くない気分よ。」
・・・ああ、変な会話。


朝、ナギがハヤテとヒナギクのことを話す。
「万が一のヒナギクがハヤテことが好きだったら。」
「そんなことがあるわけがないでしょうが。」
ヒナギクの態度が一変している。あのつっかかりがない。
ナギは不機嫌?女の感?
ハヤテ「ぼくのことが、好きなわけないでしょう。」
ナギ「まあ。そうだなあ」

ヒナギク
。。。お父さん、お母さん。わたしね。
   好きな。好きな人がいるの。大好きな人が。
   それってすてきなことだよね。
   きっとそうよね。


時計塔の最上階にて
相変わらず高いところは怖いヒナ
「何してるんだ」
「(高所恐怖症)直っているかと思って。」

・・・相変わらず高いところが苦手なわれらが生徒会長であった。

瀬川虎鉄の後日談。。。捕まって絞られて。ハヤテは帰ってくるなと


虎鉄が、ハヤテにあいに来て、はっきり拒絶するハヤテ。
背筋が凍るきもちわるい虎鉄。

----------------------------------------------------------

。。。ヒナギクに誕生日のプレゼントを渡すと約束すたハヤテ
   だが、人形の呪いでメイドになったり
   ややこしい男に好かれたり
   さらわれている主を救出しているうち、
   ヒナギクとの約束をコロとわすれてしまった。

白皇学園の時計台
最上階にあげっていくハヤテ
。。。待ち合わせが9時、もう11時半だし、さすがにもう。
最上階の部屋のドア、扉は開いている。
「う。開いている。えっと、ヒナギクさん。」
ソファで眠っている少女
目をさますヒナ「あ」
「な。あ。ヒナギクさん。」
「あ、綾崎君。」

。。。賑やかな祭りが終わり、静まりかえった夜。
   だれもいない校舎の片隅で、
   二人きりの誕生日会が始まる。

。。。時は少しさかのぼる。静けさを取り戻した白皇学園
   少女は一人、白皇学園生徒会室で一人待っていたあ。
   約束の時間は9時。しかし、時刻はすでに10時。
「っていうか。何で来ないのよ。」
。。。ハヤテが遅れたことで、無関係な時計が死の危機に瀕していた


ヒナギクにみぎりしめられる時計。なぜか汗をかいている。
「10分前行動って学校にならわなかったの。
 9時に約束したら、8時50分に来るのが常識でしょう。
 ねえ、聞いている。ねえ」
。。。そういわれましてもねえ。
「もう来るならさっさと来なさいよ。バカ」
。。。この時点で彼女の怒りどっきくりしていたあ。 ??
   が、さらに一時間後
「うん、なによ。もう。もしかして本当にこないつもり。
 はあ、失敗したなあ。携帯の番号も知らないし。
 ってか、ハヤテ君て携帯持っているのかしら。」
・・・執事には、必須アイテムです。

。。。では、すてきなプレゼントを考えて置きますよ。
   もおお。いいって言っているのに。
「あんなこと、言っておきながら会いにもこないなんて、
 もしかして、あたし嫌われているのかしら。
 ま、好かれるようなことした思えもないし、
 女の子らしいかわいいところも見せたこともないし。
 ま、嫌われるのは当然かな。」
。。。女の子らしいかわいらしいとことってありましたっけ?
かちんとくるヒナ
「なぜかしら、今この時計にものすごい殺意がわいたんだけど。」
。。。ひー、なもなもいってません。
時計が汗を書いている。・・・ギアスの一種か?

ハヤテ
。。。言ってくれれば、助けにいきますよ。
「なによ。はじめ会ったときにあんなこと言ったくせに。
 結局、ほったらかしじゃない。
 どうせ、わたしと会ったときのことなんか。
 忘れて、」こっくりし出す。

昔のことを思い出す。
子供のときのヒナギク。しめられている喫茶店。
「ねえ、お姉ちゃん。お母さんとお父さんはどこ。」
雪路がいる、なにも話さない。
走って探し奥に行くヒナちゃん。
「お父さん。お母さん」

「ヒナギクさん」ハヤテに起される。
目を覚ますとハヤテが目の前にいる。
「う」
「あの、ヒナギクさん」
「あ、綾崎君。あれ、あたしいつのまにか寝ちゃって。
 っていうかいまは。」
時計は11時半をしめしている。
「11時半」
「あ、ははは」
ヒナ、木刀でハヤテに斬りつける。剣を両手で挟む。
「9時に来るって約束じゃあなかったかしら。」
「すみません。すみません。」
「ま。ようするに。宮本武蔵きぶんてわけよね。」
「ええ」
「わざと遅れて、敵の油断を誘うって」
「いやあ、そうじゃなくてですね。
 えっと、どういったらいいかなんですが。
 ちょっと、素で忘れていたというか」
ヒナちゃん、ピキッと切れる音
「あれ、あの、ヒナギクさん」
妖刀が、力を解放する。ヒナギク、切れている。
「素で わすれていた。」
「あ、はい。ちょっといろいろあってですね。その。
 すごくめんどくさいことにことに巻き込まれて」
「めんどくさい。」ヒナの髪が風がないのにたなびく。
「違いますよ。めんどくさいことに巻き込まれたんです。」
「勝負してほしいだっけ。
 武器早く持った方がいいわよ」ヒナの妖刀が、髪と同じ色で輝く。
「ええ。あーと。あの。勝負はもういいっていうか。あの
 ぼくの負けでいいですから。」
ハヤテの顔が刀に写る。
それを聞いてさらに怒り出すヒナ
「あなたがよくても。わたしの気が収まらないのよあ。」
「うああ」
「待てえ」


悠長にお茶を飲んでいる二人・・・こんな晩に
神父「そういえな、あの果たし状、なぜ、武器持参なんだ。」
伊織「だって、武器勝負なら、相手の武器をおとせば簡単に決着が
   つくじゃありませんか。」
「ほう」
「それにその。それだとほらくんずほぐれずというか。
 その。肉体的接触が。そのう。」
「う~ん、君はいがいと」
「いがいとなんですか。いがいと」
「しかし呪いもとけたようなので、あの二人が戦うことが
 なさそうだが。本気で戦うとどちらが勝つと思う。」
「そうですね。武器での戦いになれば、ハヤテさんが不利です。」
「それは、女性あいてだと戦いににくいからか。」
「まあ。それもありますが。生徒会長さんには、木刀正宗を
 預けたままにしてあるので。
 あれは持つものの潜在能力を極限まで引き上げる鷺ノ宮の宝具。
 生徒会長さんほどの人が持てば、ハヤテ様の動きは
 すべて見えます。」

ヒナギク「はああ」
ハヤテ、逃げるのみ。
「すみません。ほんと、すみません。」
ヒナが、切りかかかる。


伊織「まあ。その分感情もたかぶりやすくなるのですが。
   生徒会長さんは、それも完璧にコントロールできて
   いたので。たいじょうぶでしょう。」
「そのコントロールが、なんらかのひょうしで、できなくなったら」
「ハヤテ様がピンチです。が、心配無用ですよ。」
「ほんとうにだいじょうぶか?」
「もう。心配いりませんて信じなさい。」


ヒナギク。「まったく、あんたのご主人様は、ちゃんと覚えてくれて
 いたというのに、ずいぶん借り物の執事さんね。」
ハヤテ、ヒナギクの攻撃をかわすが。少女は、構える。
。。。いかん。このままでは、まずい。どうすれば。

「こんなときこそ、必殺技じゃよ。ルーク」
「って、あなただれ。」
リスが木の実を食べている。
「ほれ、漫画的な心理描写で天使と悪魔がいるじゃん。あれあれ。
 わし、天使。もしくは、必殺技の化身」
ハヤテ、あやしいやつ。
「もうすこしましなデザインの天使はいなかったのですか?」
「細かいことはおいといてこんな時はこそ必殺
 いいだしアタックをつかうのじゃあ。」
ハヤテ、どん引き「いやいや、なに勝手に名前をつけてんだよ。
 天使」
「合い言葉は、ビー」ねぐらにもどるリス(天使)
「わかったのなら、がんばるのじゃぞ。ビー」
「いやいや、おまえそれいいたかっただけじゃん。
 つけるんだったら、もっとましな名前を。」
「むねの大きさが、戦力の決定的な差であるじょとを教えて
 やるのじゃ。」
・・・えっと、それって、ない胸のことか?
「むああ。なに、余計なことを」
「とああ」
寝床を切られる天使、びっくり。
「うわああ。天使!」

ヒナ「勝負の最中、なにごちゃごちゃ、いてるのかしら。」
「ああ、必殺技も倒されて、本当にピンチだああ。」
「だいたい誕生日の約束をしたのは、綾崎君じゃあない。
 ここ数日、わたしがどんな思いでいたかしらないで。」
。。。あれ
「すみません。すみません。ですがそのう、ほんとうに
 いろいろあってですね。」
「いろいろあってからってなんで。」
。。。ねえ、ちょっと
「わたしとの約束は?」
。。。いったいなにを口走っている。
「そりゃあ女の子らしくなてかわいくないかもしれないけど」
。。。感情が押さえきれない。
ハヤテに上段の構えでうちかかるヒナギク
「すみません。ほんと、すみません。」
寸止めでとめるヒナギク。
「う、て。ええ」
涙がこぼれている。
「うう」
ヒナちゃん、刀をはなす。
「一年で一番大事な日なんだから」
ひなちゃん、ハヤテの胸に頭を当てる。
「それくらい覚えおきなさいよ。バカ」・・・ああ、親密な関係?
「ああ、すみません。ほんと、すみません。」


ナギ「これはいかん。」寝床からおきる。
マリア「え、ええ、どうかしたんですか。ナギ」
「むうう。これは少し注意が必要かもしれん。時系列に
 収録されるより、放送順に収録されたほうがよかったかも
 しれん。」
「はあ」
「でないと、ビデオで見た友人とテレビで見た自分と印象が
 かわっている気がする。きをつけなくちゃあ。」
「うう。あの眠りませんか。」
「うむ、そうする。」

。。。こうして眠れぬ夜は最終局面へ


。。。話は、数日前にさかのぼる。
ナギ「それで、ヒナギクへの誕生日プレゼントはきまったのか。」
ハヤテ「ええ。まあ、たいしたプレゼントはできませんけど。」
「でも、ちょっと心配だな。」
「ないがですか。」
「いや、プレゼントなんかやって、それがヒナギクがハヤテの
 ことを好きになったりしたら。」
「いやいや。なに、いってるんですか。お嬢さま。
 そんなのあるわけないですか。ねえ」
マリア「ええ、そうですよ。ヒナギクみたいな才色兼備の美少女が
 ハヤテ君のことを好きになるなんて。
 そんな非科学的なことはあり得ませんわ。
 ですよね。ハヤテ君」
・・・そこまでいうかこの若年寄マリア、だから、恋人ができん。
   恋に科学はない。錯覚の一種でもあるから。
「ああ、はい。まあ、そうなんですけど」
「しか、ほんとうに心配ないのか?」
「ありえませんわ。」
「ああ。はい。まあ。そうなんですけど。」

。。。でなことがあって、現在。

紅茶を飲む二人。
ハヤテ「はい、紅茶が入りましたよ。
    ああ、すこし、おなかすきませんか?
    材料もあるみたいなんで、ぼく。
    軽く作りますよ。」
ヒナギク。。。不覚、一生の不覚。
涙を流した。
       あんなこと。わたしとしたことがあんなこと。
「ヒナギクさんにも、ああいう乙女チックな一面もあたんですね。」
不覚で、汗のヒナギク。
。。。いっそわたしを殺してえ。
がたがたしている。
「あ、あれ。ヒナギクさん。」
。。。いかん。このままではわたし負け放しだわ。
   なにに負けたか。しらないけど。
   このまま負けてはいいわけないのよ。
   どうにか勝たなければ。
   なにに勝つかは知らないけど。
落ち込んでいるヒナちゃん。
「で、プレゼントは。プレゼント。すてきなプレゼントやらを
 くれるんでしょう。」
切れた口調で言い放つ。
「あ。え」
「ちなみに、あなたのご主人様はこの。あ、えっと。
 ブル。。
 なんか読めないけど、かわいい時計をプレゼントしてくれたわ。
 果たして、これに勝てるかしら。綾崎君。」
勝負にこだわるヒナギク。
「あ、どういうルールの勝負なんですか。あ。まあ。
 ルールはよくわかりませんけど。」
ハヤテ、プレゼントを探してごそごそする。
「あ、来る気ね。」まだ、勝負にこだわっている。ヒナちゃん。
「あ、はい」
ヒナギク???「おお」
手作りのクッキー
「これは?」
「クッキーですよ。僕の手作りの。」
ヒナ、ハヤテから受け取るクッキーを。
「ケーキにしようかと思ったのですが、他の人がもっと豪華な
 ものを用意するかなとおもったので
 ヒナギクさんちも。まわりのおともだちもみなお金持ちですし。
 あえて裏を狙ったみたいなかんじで。」
「ああ」
ハヤテの誕生日の映像が映される。
「ちなみに、僕の家はばかみたいに貧乏だったから、
 ケーキのかわりにクッキーひとかけらみたいな絶望感たたおう
 誕生日もありました。」
「これは、なかなか悲惨な絵図らね。」
「うう、あのう。ヒナギクさん。」
そとを上の空でみている少女。
「え、あ。なに」
「ルールはわかりませんが。これはもしかして、負けでしょうかあ?


「ああ、いや、そんなことはないわ。ありがとう。」
ハヤテのプレゼント見えるヒナちゃん。
「ただ、ちょっと思い出しただけ。
 わたしにもあったわ。」
「ええ」
「ケーキのかわりにクッキーひとかけら。
 プレゼントは、小っちゃなヘアピン一つなんて
 誕生日が。」
「う、以外ですね。あんなお金もちなのに。」
「ええ、だってあの親は、」わたしの本当の親ではないから。」
「う」
「わたしの本と両親はね、わたしの6歳の誕生日前に
 8千万の借金をこども押しつけていなくなってしまったの。
 まあ、借金は、あのお姉ちゃんの性格でなんとかしたんだけど
   ・・・えっと、ゲリラから盗んで
 その後引き取ってくれたのが今の桂家の人たち。
   ・・・雪路が強引にいいよって、強制的に
      「あなた」
      「おまえは」
      「約束通り、養子にきてやったわ。」
 わたしのお父さんは、お姉ちゃんの小学校の先生だった人よ。
 今は、先生やってないけど。ずっと、おねえちゃんのこと
 気にしてくれていて。」
ハヤテ。。。ヒナギクさんにそんな過去が。
ヒナギク
「前にも聞いたけど、理由があったとは思わなかった。」
「ええ」
「一緒に連れて行ってもらえなかったのは、
 なにか仕方ない理由が。」
「あのヒナギクさんは、今のお母さんことを」
「好きよ。大好き。大好きだけど。
 本当のお母さんのことも大好きだったから。」
寂しい顔をするヒナギク。
ハヤテ、ヒナギクを見つめる。
「あのちょっとこっちに来てもらえます。」
「え、うあああ。だめよ、テラスは。わたし。」
「だいじょうぶから。」
「だめよ。知ってるでしょうわたしが高いところが苦手なことを
 」目をつぶるヒナギク。
ハヤテ、肩に手をやって
「僕がしっかりつかんでいますから」エスコートするハヤテ。
「目を開けて見てください。」
クッキーを引き寄せて、ハヤテのてを握りしめる。
「お。う」
おそるおそる目を開けるヒナギク。「う。おお」
きれいな街の光が見える。・・・ううん、エコでない。
ヒナギクの肩に手をやっているハヤテ。
「すごい」
「この風景は、初めてあったときにヒナギクさんが僕に
 見せてくれたものなんですよ。」
ヒナギク、ハヤテを見る。
「え」
「理由はあったかも知れないし。なかったかもしれません。
 人から見るとずいぶん不幸かもしれませんし。
 心に深い傷もあるかもしれません。
 でも、今いるここは、それほど悪くはないでしょう。」
「あ」・・・ラブラブモード
ヒナギク、プレゼントをしっかり持つ。
。。。今ようやくわかった。わたしのこの人好きなんだ。
   この人のことが。
   でも、好きになるといなくなってしまう気がする。
   そんな思いがどこか怖くて。
・・・どこまでもにぶちん。

「わたし、バカだな。」
「えー」
「この景色と同じ。そばにあったのに。
 怖くて見られなかったなんて」
「今も怖いですか。」
「怖いわ。でも、悪くない気分よ。」
ヒナギク、ハヤテの手をきちんと取る。高所恐怖症直った?
・・・ああ、変な会話。


朝、ナギがハヤテとヒナギクのことを話す。
「で。結局ヒナギクにプレゼントを渡したのか?」
「ああ、でもクッキーですよ。」
「しかし。しかし、万が一のヒナギクがハヤテことを」
「またまた。お嬢様たら。」
「そんなことがあるわけがないでしょうが。」
ヒナギクの態度が一変している。あのつっかかりがない。
「おはよう。」
「お」
「相変わらず。朝から冴えない顔をしているねえ。」
「ヒナギクさん。」
「朝からそんな景気の悪い顔をしていたら、いいことないわよ。」
微笑んでいるヒナちゃん。
「ハヤテ君」・・・あああ、綾崎君から戻った。
「じゃあ。またね。
ナギ「う」ナギは不機嫌?女の感?
ハヤテ「ね、ぼくのことが、好きなわけないでしょう。」
ナギ「まあ。そうだなあ」でも、そうでもないかな?

ヒナギク
。。。お父さん、お母さん。わたしね。
   好きな人がいるの。大好きな人が。
   それってすてきなことだよね。
   きっとそうよね。


時計塔の最上階にて
相変わらず高いところは怖いヒナギク
「何してるんだ」
「いいや、(高所恐怖症)直っているかと思って。」
はあ。

・・・相変わらず高いところが苦手な我らが生徒会長であった。


瀬川虎鉄の後日談。。。特別おまけ
。。。本来ならこのままエンディングが流れるところだが、
   今回は語っておくべきエピソードがある。
   前回12話において、ナギを誘拐し、あげく
   ナギの一撃によって撃沈したこの男。瀬川虎鉄。
   その後、彼がどうなったかというと

   普通に逮捕されました。
瀬川泉「えー、虎鉄君。逮捕されたの。
    びっくるだよ。」幕の前に出るな泉
ハヤテ「そりゃあ。そうですよ。」
「はあ」
「いくら、ギャグで流しても、誘拐は誘拐。犯罪をギャグで
 見逃すほど、法治国家日本はないです。」
マリア。。。自分は以前ギャグで流したくせに

。。。まあ。初犯と言うことと心優しいナギお嬢様の温情で
   軽くなったようだが。

ハヤテ「一生捕まっていれば、よかったのに」
ナギとマリア
「マリア。なんかハヤテが黒い。」
「まあ、あの姿を大観衆にさらしてしまいましたから、
 恨みが。」

。。。そして、各方面に平謝り。罰金の他、大量の反省文と
   社会奉仕活動により。
   学校も退学にならずにすんだ。

ハヤテ「ち」
ナギ「マリア。ハヤテが」
マリア「まああ。心に深い傷が残ってしまったんですよ。」
虎鉄「そんな冷たいことをいうなよ。綾崎!」
ハヤテ「どああ。なに、脱獄してきてるんですか。」
「違う、執行猶予だから、合法的に出てきたんだ。」
虎鉄、ハヤテの手を両手で取る。
ハヤテ、ピンチ
「そのおまえに会いたくて。」
ハヤテ、ピキー「不気味なことをいうなあ。」

ナギとマリア、唖然として見ている。
ナギ「うわあ。ハヤテが。ハヤテがあんな大暴れを。」
マリア「よほど、いやだったんでしょうね。」

ヒナギキ「ま、そんなわけで次回もお楽しみに。」
ナギ「はあ、持って行かれたあー」
瀬川「はあい。」

。。。ではエンディングはぐはぐ。

ハヤテのごとく!!  #12 残酷な大馬鹿野郎のテーゼ の感想 [ハヤテのごとく!!]

あははは、もうわちゃくちゃのハヤテ。
男に好かれて、逃げ回る。ばらす瀬川もなんだかなあ。

やけくそになってコテツナギを誘拐するが。
ナギは、誘拐相手を説教されて改心。
それでも、男同士で結婚したいってか・・・バカ野郎だ。

ヒナギグは、ビックリ誕生日会。一曲歌わされる。
ハヤテの対決は待ちぼうけのシンデレラ。
「残酷な天使」って、エンヴァンゲリオンか。もうする劇場版の。
う~ん。確かにあっているような。

ハヤテは、
(1) ナギの誘拐・・・引きこもり姫ナギ自力で解決
          でも、ひな祭り祭りで横断する。
          ばれてないのか?学園の七不思議になったりして
(2) 女装の呪い・・・ナギの一喝で終了。。。一番強いのはナギだった
ヒナギクでの対決での呪いをとくのは不要に
(3) ヒナギクへの誕生日プレゼント ・・・忘れている
疲れてベッドへ、忘れんぼ。
一日の最後の時間に向かう

ハヤテ、対決の約束と誕生日プレゼントのために、
時計塔の最上段に向かう。お姫様のヒナギクは、待ちぼうけで
眠りこけている。二人だけのイベントだあ。

なんとも、話が繋がってゆくなあ。長い3月のひな祭りイベント。


-------------------------------------------------------------

。。。3月3日。白皇学園ひな祭り祭りかいさーい
   人形師の呪いにかかったハヤテは、
   麗しきメイド姿に、
   呪いをとくには生徒会長のヒナギクを
   倒させねばならなーい。
   しかし。相変わらず不運な女装執事は、
   突然現れた男から熱烈な告白を受け、
   足止めをくらっていたあ。
   呪いをとく、期限は祭りが終わるまで、
   タイームリミットは刻々と迫っていた。

「あなたの事が好きになってしまったんです。」
「ちょっと、なにいてるんですか。冗談をやめてくださいよ。」
・・・声が男だって
「冗談でこんなこというわけないでしょう。
 本気なんです、わたしは。」
ハヤテ、困る。「そ、そんなあ。困ります。
   そんなこと急にいわれたって。僕は。お」
なぜか、顔を赤くする。・・・おいおいおまえは男だ。
横には、わくわくして見ている瀬川さんがいる。
「うわあああ」
「あーーー」ハヤテ
「うわあああ」
「せ。瀬川さん」
「う、お嬢」
「にひゃひゃ。ごめん。邪魔して、わたしのことは
 気にせず続きを。」
「では。」
「ではじゃあなくて。」
瀬川「いやあ。ハヤタ君にそんな趣味があったとはねえ。」
ハヤテ、顔を赤くして否定する「ち、違うんです。これは、」
「ハヤタ。なんですか。お嬢。そのハヤタ君って。
 この人はハーマイオニという女の子で」
「男の子だよ。」
彼は、汗を流す。・・・・????
「は」
「だから、ハヤタ君は、男の子なんだって。綾崎ハヤテ君」
「僕の本名知ってたんですね。」
「ははは、なにいてるんですか。お嬢。」
「男の子。えー。こんなにかわいいのに。え。」
瀬川、なにやらごそごそしている。
「ほおら。」と学生証を取り出して見せる。
「ぐわああ」・・・ああ、わかったちゃたあ。
ハヤテ「うわああ。どうして、僕の生徒手帳、瀬川さんが
 もっているんですか?」
「なんでだろう。みゃはは。」
「勝手に勘違いしたのはそっちなんですから。僕は」
虎鉄「裏切ったなあ。」
「う、えー」
「おまえもまたいままでの女みたいに
 わたしを裏切ったなあ。」
瀬川「うちの執事の虎鉄君は、ぜんぜnもてないんだよ。
 ちょー強いけど。思い込み激しいし。
 切れるとたち悪いし。
 鉄道オタクで、時刻表ばっかり呼んでいるからあ。」
ハヤテ「あ」
「おまえみたいなやつがいるから」 。。なにやら棒を取り出す。
「うわあ」
「戦争がなくならないんだあ。」
「知らないですよ。そんなの。」
「ぐう。」窓から逃げるハヤテ
「逃げたか。ハーマイオニーさん。」
「ハヤタくんだよう。」瀬川さん、にこにこ。後で言いふらす?


外はひな祭り祭り
ナギとマリアがSPと共に来ている。
ヒナギクを探している。
「それが、ひな祭り祭りか。なかなかにぎやかでないか。」
「ですねえ。」
「あら。めずらしい。」
「あ、ヒナギク。」
「あなたが、こんな人の集まる場所にわざわざ来るなんて。」
「人を引きこもりみたいにいうな。」
マリア、あなたそんなこというんですかの表情。
「違たんですかあ。」
「今日は、おまえの誕生日会をここでやるって聞いたから、
 わざわざ来てやったのだ。」
「え、う~ん。あのわたしそれ初耳なんだけど。」
「ほお。生徒会の他の人が。」
「ううん」
「まあいい。とりあえず。だい、これ。」
「お、なに」
「誕生日なんだから、プレゼントにきまっているだろう。」
「開けてみろ。」
「ああ」
開けると時計が、・・・高級時計
「うわああ、なんだかずいぶん高そうな時計よ。これ」
。。。ふーん。そういうのは知らないんだ。ナギ
「別に安物だよ。気に入らないっていうのなら、
 受け取らなくてもいいけど。」
マリア、ちょっとナギそれはという顔。
「いや、そうじゃないわよ。
 うん、ありがとう。大事にする。」微笑むヒナ
「どうせすぐに壊すに決まっている。」
「な!」・・・花菱と同様によくわかっているヒナの本質。
「そんなことないわよお。」必死に弁明する。・・・男気があるから
「どうだか。とりあえずようも済んだし。
 帰るぞ。マリア」「うふふ。はい。」
「ナギもちゃんと学校に来なさいよ。」
「ああ、気が向いたらなあ。」
「ううん。えへ」喜ぶヒナギキ。何とかに真珠。


ナギ、学園内を帰って行くが。
「しかし、ハヤテはどうしたのだ。
 伊澄たちと先にいてるのではなかったのか。」
マリア「一緒に迷子になっているんじゃないですかね。」
「まったくしょうがないやつだ。ハヤテは。」
虎鉄「ハヤテ」
「は」
「おまえ、綾崎ハヤテの知り合いか?」
「あああ。まあハヤテはわたしの執事だからなあ。」
「ほう。なんば来い。」
「な。うわああ」
「ナギー」
かっこいい虎鉄、スザクみたいな身のこなし。
「ハーマイオニもとい綾崎ハヤテに伝えろ。
 執事だったら、主を迎えに来いと。
 そこできさまの姿を衆目にさらしてくれるわあ。」
「ナギー」


咲夜とワタル、目的をわすれて祭りを楽しんでいる。
「ほお。あたった。あたったぜ、おっちゃん。」
「はは。じょうずじゃあねえか。お嬢ちゃん。
 ほらかわいいお嬢ちゃんには、もういっこサービスだあ。」
「あわはあ。ありがとう。おっちゃん。」
ワタル、横に隠れている。
「へへ。みてみいワタル。
 おまけしてもろたぜ。かわいいから。
 うちがかわいいから」
「お。そこを」
「おまけ」
「強調すんなあ。」
「でも、ええ学校やなあ。白皇学園ちゅうのは、おおらかで」
「お」
「こんなええ学校って知っとたら、
 ナギらと通うのはわるうなかやんもしれんな。」
・・・いえいえ、ナギは登校しないから。
「うわあ。」

。。。わたるは、白皇学園への入学権利を咲夜から
   譲ってもらっていたあ。
   なのでここ一番のところで咲夜に頭があがらないのよ。

ワタル、咲夜に綿菓子を勧める。おごってやるよ。
ほしいほしい。
あとはあっちで金魚すくいしたくねえか。おごってやるよ。
なんなんや、今日自分ふとぱらやなあ。


ナギのSPがナギを探している。ばたばたしている。
すましているマリア。
「っていうか皆さん少し頼りなさすぎやありませんか。」
「ドキ。しかし、マリアさま、SPが執事に勝てないのは、
 超兵がイノベータに勝てないのと同じ理由で」
・・・なせにガンダムダブルオーと例える。
「ナギみたいなたとえ話はやめてください。
 仕方ありません。ここは、わたしが何とかして見せます。」
SPたち、マリアを止めるが。一体どうやってお嬢様の居場所を
・・・ナギとハヤテには、GPS付きの探知機をつけている。
マリア、携帯でナギに直接電話する。・・・なーに
「あ、もしもしナギですか。
 あなた、いったいどこにさらわれてしまたんですか。」
唖然とするSP。頼りない。「電話」
「おお、マリアか、すまんなあ、心配かけて。
 ああ、あんまり心配はなさそうだけど。
 おい、おまえ目的はなんだとマリアが聞いているのだが。」
「安心しろ。おまえは綾崎をおびき出すためのえさに過ぎん。」
「ハヤテを。ハヤテを呼び出してどうするつもりなのだ。」
「わたしは、あいつのことが好きだ。」
ナギ、?「なああ」
「マリアかあ、危ない目にはあってないが、危ないやつはいる。
 いますぐSWATに射殺の準備を」
「うわああ。ばかにするな。わたしは本気で。
 本気であいつのことが。」
「まあそんなわけでハヤテを呼ぶと危険そうなので。
 ハヤテをよぶなあ。じゃあ」電話を切るナギ。
慌てる虎鉄。「ああ。おまえ」


SPら安心している。
マリア「それでもSPとしてなにかすべきことが
  あるでしょう。お給料へらしちゃいますよ。」
「お嬢様の居場所を確認して来ます。」
「はあ」
・・・それにしてもハヤテ君は一体どこに。


ハヤテは、崖の下に落ちていた。
「うわあ、いたたた。まずたなあ。まさか、崖から落ちるなんて。
 でもどうにかあの人をまくことが出来たし、これでよかったあ。」
自分の姿が。。。首に鈴が付いている。
「あ」
・・・おおお。もっとかわいくなっている。バニーちゃん。
「うわああ、なんだこれ、さらにはずかしい服になってますけど。」
。。。どうしよう服を隠すマントもなくしちゃったし、
   こんなミニスカート。

「げへへへ」変な幽霊が浮かんでいる。

。。。どうすれば

蹴飛ばすハヤテ

「なんですか。あなたは一体誰ですか。」

「く、この時代のやつはかかと落としを決めてから、
 名を尋ねるのか。ガク」

「ええ」
「まあいい。しらぬなら教えてやろう。
 辛抱たまらず出てきてしもうたが、わしこそが、
 おまえにさんざん女装させているひな人形の呪い。
 人形師のゼペットじゃあ。」
・・・うさんくさい。日本人じゃない。ピノキオか?

ハヤテの目が赤くなる。アホのゼペット、ハヤテに捕まる。
「ほほう。つまりあなたを絞め殺せば、このばかな呪いも
 とけると。」
「ぐ。待て。待てはなさんか。ほれ、電話がなっておるぞ。」
携帯電話が鳴る。
「はい、もしもし、え。お嬢様がさらわれた。」


ヒナギク、建物に入る。
クラッカーが鳴り出す。
「お誕生日おめでとうございます。」
ヒナギク「なにこれ。」
花菱「なここれって、ひなの誕生日会だよ。」
「誕生日会って、なんでこんな派手に。」
朝風「お」
「この前、誕生日会はどうするか聞いたでないか。
 そしたら
 
 誕生日会、そうね派手なのは苦手だから、
 家族と静かに食事とかかしら。

 なので、可能な限り派手にしてみました。」
ヒナ「どこまで天の邪鬼なの。」

雪路「まあ。いいじゃない。」
「お」
「こっちの方が楽しいし」
「ああ、お姉ちゃん。はい、これ、あたしからのプレゼント
 お誕生日おめでとう。ヒナ。」
「え、ありがとう。お姉ちゃん。
 お姉ちゃんから、プレゼントもらえるなんて。なにかな。」
雪路、にこにこしている。「うふふ」
がーん、”肩たたき券”せこい。1回1分、有効期限4月1日まで
「あ、ううう。」
「肩たたき券よ。大丈夫、あたし肩たたきには自身があるの。」


「でも、いきなりこんな大規模なパーティして大丈夫なの。」
花菱「問題ない。政治家の娘だ。パーティは得意。
   問題なのは、吾妻宮の坊ちゃんみたいに
   一方的な好意ならいつものことでよかったんだけど。
   万が一二人きりでパーティになったら、」
・・・彼女は、ヒナとハヤテの関係の進展を気にしている。
「うん」ヒナギク、?
「で、ハヤテ君からのプレゼントは?」
「え、そんなのは。全然。そういえば。」

。。。ヒナギクの回想
   ハヤテ「では、なにかすてきなプレゼントを考えておきますよ。」
   あ
   伊澄からの手紙
   だったらあの手紙、もしかして遠回しに二人きりになりたいって
   いう。そういう手紙なのかしら。

   え、いや、そんな。ええ、そうだったら。

顔が真っ赤になっているヒナ。自分の世界にのめり込んでいる。
「どうしよう。そんなの」

花菱は、そんあヒナに気にせずに朝風と話している。
「では、主役も登場したところで」
「そろそろまいりましょうか。」
「え」


朝風「それでは、まずわれらの生徒会長様から、
   一曲歌っていただきましょう。」
「うわあああ:」
ヒナ、唖然とする。
「えー、ちょ。なによ。それ」


崖の下のハヤテ  ・・・崖のしたのポ???ではありません
ハヤテ「それでお嬢様はどこにとらわれいるんですか。」
マリア「えーっと、わたしが取り付けているハヤテ君とナギの
  発信器によると」
「待ってください。いつそんなの取り付けたんですか?」
「ちょうど、お祭りのど真ん中を脱けるのが最短かと。」
「わかりました。安心してください。
 お嬢様は、わたしが必ずぼくが助け出して見せます。」

ゼペット「そのなりでか?」
「う」
「さっきの蹴り、ちょー。痛かったし。
 もっとはずかしいかっこうもいいかもなあ。
 一目避けて回り道したほうがいいんじゃねえの。」
「うん。ゼペットさん。これは、呪いではなく。天罰なんです。」
ゼペット、?「はあ」
「呪いとか、借金とか、勉強とか、最近の僕はいつも自分のことばかり
 そのせいでお嬢様が危険な目にあうなんて。
 だから、一番恥ずかしいのはこの服ではなく、ぼくのこころ。
 たとえ、メイド服を着ていても、こころは執事!」


ヒナの誕生日会。
無理矢理に着替えさせられるヒナ。
舞台上でスポットライトを浴びせられる。
「ちょ、どうやって着替えさせられたの。あたし」
・・・それはアニメだからどうでもいいじゃないの。
「てか、ここどこ。」
朝風「では。歌っていただきましょう。歌は
   残酷な天使のテーゼ」
歓声が
「え、いやいや。ちょっとまってよ。わたし、歌なんて。」
朝風「それでは、ミュジックスタート。」
「え。ああ。もう」
ヒナ、諦めて歌い出す。エヴァンゲリオンの主題歌を
・・・コスチュームが、すこしラクス・クラインぽいなあ。
   髪の星飾り


それに併せて、ハヤテがコラボで、祭り内を走り脱ける。
・・・大馬鹿野郎


ヒナの歌。。。
祭りでは、咲夜とワタルが、ハヤテを目撃する。
・・・ところで伊澄はどこ?


ところどころで、ヒナとハヤテが重なる。
なんでかマルチビューで二人が映る。


「少年と神話になれ。」
・・・神話になっちゃったよハヤテ。学園の不思議に?


ハヤテ、お嬢様のところに行き着く。


朝風「さすが、ヒナ。空気が読める女だ。あの状況でうろ
   覚えの歌を熱唱できるとは」
朝風、花菱、瀬川
瀬川「ヒナちゃん、すごーい。」
「う」、怒っているヒナ。「ううう」
「それでは、お次は生徒会メンバー三人による時をかける少女。
 はりきってどうぞ。」

三人「え」
「がびーん」

。。。ヒナちゃんの逆襲がはじまったあ。


時をかける少女を歌う三人

ヒナママ「いやあ。こういうにぎやかな誕生日もいいわねえ。」
「これじゃあ。たんなるカラオケ大会よ。」
「いいじゃない。かわいかったわよ」

三人は、あせあせで歌を歌う。

「海外から帰って来られなかったパパの悔しがる顔が、
 目に浮かぶわ。」
「パパには、内緒だから。」
「ううん。そういえば、綾崎くんの姿が見えないわね。」
「お、ああ」
待ち合わせを思い出す。
「お母さん。お母さんは、先に帰ていて。」
「え」
「わたしは、決着をつけなくてはいけないから。」


ナギ「違う。何度言ったらわかるのだ。
   わたしがコーヒーといったら、カフェラヘを持ってくるのだ。
   おまえはブラックが飲めない主人を衆目前で
   たっぷりのミルクと砂糖をいれるという屈辱をあたえるというのか


コーヒーを差し出すナギ。
「で、でも」
「でも、じゃない。今日までどんな教育を受けてきたのだ。
 おまえ、それでも執事か?
 よいか、主人がガムを所望するなら、銘柄は聞かず、
 まずは、ミント。押さえで梅とブルーベリー。
 万が一に備えてレモンとスィーティーをそっとパッケに
 忍ばせておくのだ。それが一流の執事のたしなみ。」
「う、そこまで気がまわせるか。」
「ハヤテなら、できるぞ。」
「な、くうう」
「ハヤテなら、さらにグミや素昆布まで忍ばせ、あらゆる状況に」
「あ、うるさい。うるさい。うるさーい。
 おまえは、綾崎をおびき出すための人質なんだぞ。
 人質が誘拐犯にだめ出しをするなあ。」
「わたしは、自分をを誘拐したすべての誘拐犯にだめ出しを
 している。」
「なんていやな人質だ。」
ナギ、座る。「はあ。しかし、ハヤテを呼び出して一体どうすると
 いうのだ。」
「おまえにいってもわからないだろうが。
 もてないわたしが、背一杯の勇気を出して、あいつに告白したんだ。
 一目惚れだったんだ。本当に、本当にかわいらしい女の子だと
 思って。」
「ほう」・・・ここにもバカ野郎が
「わたしは本気だった。本気だったのに。
 なのに、あいつは男で、わたしの気持ちを裏切ったんだ。
 だから。わたしはあいつを捕まえて、ギタンギタンに」
「なるほど。
 男とわかったとたんに手のひら返してか。
 まったくずいぶんと薄ペラい愛だなあ。」
「な、なにー」
「だって、そうだろう。それは所詮、姿形が好きだというだけ。
 こころはどこにもないではないか。」
「うわあ。」
「そんな薄ペラい愛しかないから、おまえはもてなのだ。」
ナギに指差される虎鉄。「うわああああ。」
「たしかに、その通りだ。」

ドアを開いてハヤテ「お嬢様!大丈夫ですか?」
「ハヤテ、来るなといっても来るとは。しょうがないやつめ」
「虎鉄さん。お嬢様になにかしたら、そのときは絶対に」
「彼女は帰そう。」
「確かにその通りだ。
 男とわかったとたん逆上して、本当に愚かだな。わたしは」
「う。どうしたんですか。」
「まあ。それほど悪いやつではないということだ。」
「ありがとう。君のおかげで目が覚めたよ。」
「なーに、たいしたことは、してないさ。」
虎鉄、ハヤテに迫る。
「うわあ。」
「だから、今改めていわせてくれえ。」
「ええ」
「同性婚が認められているオランダに移住して、わたしと
 結婚してくれえ。綾崎」
ナギ「アホか。おまえは。」ナギのハイキック。
「なあ。にいー」
「ハヤテはなあ。心も体も全部わたしのものなのだ。
 おまえになんかに髪の毛1本でもやるものか。
 ばかたれ。」
「っていいうか。わたしを説得したのはあなたでありません
 でしたっけ。」
ナギ「不愉快だ。帰るぞ、ハヤテ。」
「ええ、でも、僕は、まだ、この人形師がかけたひな人形の呪いが?」
ゼペット「え」
ナギ、怒り頂点「うぬぬ。なに。おまえもわたしのハヤテになにか
   ちょっかいを出す気か!!」
ゼペット、言い返せず。「すいませんでしたあ。」消えてしまう。
一番つよいおひな様は、ナギでした。
ハヤテの呪いはとける。「お。おお」
「なにをずくずくしている。さっさと帰るぞ。」
「あ、はい。」


三世院家
ハヤテ、ベッドでばったりと
。。。ああ、なんか今日はくたくただなあ。
   こんな日はなんにも考えずに、さっさと寝てしまおう。

時間は、11時28分
寝ているハヤテ。
。。。でもなんかこう忘れていること。
   ヒナギクにお世話になったことが。
「ある」


白皇学園の時計塔
執事服で最上階に向かうハヤテ。
。。。待ち合わせが9時。もう11時半だし。
   さすがにもう。
生徒会室を開くハヤテ。
「ぬあ。あいている。
 えっと、ヒナ ギクさん。」
返事がない、入っていくと、ソファで寝ているヒナギク。

ヒナギク「う。ああ」目を覚ます。
おどろくハヤテ。「なあ。ヒナ ギク さん」
「あ、綾崎君」

祭りは終わっている。

。。。にぎやかな祭りは終わり、静まりかえった夜。
   誰もいない校舎の片隅で二人きりの誕生日会が始まる。

ハヤテのごとく!!  #11 ヒナ祭りの頃に [ハヤテのごとく!!]

最初からヒナギクの夢のなか
ハヤテが、
ハヤテ「お誕生日おめでとうございます。ヒナギクさん」
「う、ハヤテ君」花束を持ってきている。
「ヒナギクさん、16歳の誕生日どんなプレゼントが
 いいかずっと考えていました。」
花束をもらう彼女
「あ。どうも」
「そして、考えた結果」
ハヤテが、ヒナギクに顔を近づける。
「ぼくからのプレゼントは」
「は」
唇がふれそうに。。。
そこで、目覚ましが鳴る。起されるヒナギク

   --3月1日--

。。。ま、とうぜんう夢オチなわけでしてね。

「ううん。我ながら、なんて頭の悪い夢なのかしら。
 まったく毎晩毎晩わたしときたら。」
・・・フロイトでは夢は、願望の表れ。

。。。そんな悩み多き少女ヒナギクの朝
   ヒナギクの誕生日はちかーい。

学園の生徒会へゆくヒナギク
。。。最近自分はどうかしていると思う。
   毎晩毎晩一人の男の子ことが気になっている。
   そうのせいかあらゆることが上の空で気持ちが
   落ち着かない。
   こんなことは今までになかった。
   もしかして、これは。恋
       なぜか、富士山と鯉が?
その鯉にパンチをくらわすヒナギク。
「なーい。ない。あるわけがない。そんなこと断じて。
 でも気にしているのは確かだ。
 そして気になる点があるとしたら。あの一点。」
。。。ねえ。お姉ちゃん。お父さんとお母さんはどこ?
「気になっていることに訳あるなら。」
ハヤテ「あれ。ヒナギクさんじゃないですか。」
「はあ。わたしの後ろをとるとはやるじゃない。」
かまえるヒナ。ナギとハヤテ、唖然。
ナギ「ああ」
ハヤテ「いやあ。国籍不明のスナイパーじゃあないんですから。」
「それにしては、あなたたちにしては、遅い帰りね。」
「ええ、お嬢様が実習室で僕の勉強を見ていてくれたん
 ですよ。」
「勉強って。綾崎くん、そんなに成績悪いの?」
「あ、はい。おはずかしい話なんですが、進級さえあやうい状況
 でして」
「ちょっと、それ大丈夫なの。かなりまずいんじゃない。」
「ええ。本当ですよね。」
ナギ「ああ」
「全然大丈夫でなくて、そうしましょう。」
「いや。どうしましょうって」
「ああ。あ」

ヒナギクがあつい闘気を出している。
。。。なんでわたしがこの人の夢を毎晩みているのかしら
   夢でうなされ気をとられ。
   頭を悩ましているというのに。

ナギとハヤテがびっくりしている。なに

   まったくこの男はたよりない
   しゃっきとしなさいよ。

ナギ「ハヤテ。おまえ、また何かしたのか?」
「した覚えないのですが。したのかもしれません。
 いや、きっとしたにちがいません。」

怒り最大ヒナギク
ヒナ「とにかく。落第なんかになったら、許さないわよ」
「はい」

「お嬢様。ぼく思うですが、このままではまずいきがするの
 ですよ。」
「おお。おお、そうだな。」
「ちょっと、謝ってきてもいいですか?」
「いいけど、なにをだ。」
ふたりで、謝る理由がわからずに凍っている。
「わかりません。わかりませんが、男として、
 なにをあやまるかは、どげさしてから、
 考えます。」
「おお、ハヤテがかっこいいかっこで、
 すごいかっこわるいことを言っている。」
ヒナギクを追いかけるハヤテ。

ヒナギク
。。。やっぱりわたしの思い過ごしだわ。
   ハヤテ君のことが気になっているなんてあるわけがないわ
おさないヒナギク ・・・・?
   いや、気になっていることがあるとしたら、
「う。綾崎君」
「ああ、あっと、えっと。その」
ヒナギク。。。気になっているとしたら一つだけ
「ねえ、綾崎君。一つだけ聞いていい。」
「え、なんですか?」
「あなたのご両親が借金を押しつけていなくなったとき、
 どう思った。」
「ええ、いや、どおって。ひどい親だなって。
 こんな人でなしほかにいないっていうか。
 人間失格ですよね。」
「理由が。理由があったんじゃないかって。
 思わなかった。」
「理由ですか?」
「そうよ。あんなにやさしかったのに突然しなくなるなんて、
 なにかしかたない理由が。理由が」
「そんなのないですよ。あったとしっても逃げたことに
 かわりないし。」
「そうね、ごめんなさいね。変なことを聞いて。」

ヒナギク去る。
。。。どんなこたえを期待していたのだろう。
   聞いたところでしかたないのに。

。。。こととき少年は思った。今、全力でこの少女に言わなければ
   ならないことがあると。
   ここで言わなければなにもかも終わってしまうと。
   いう予感が少年にはしたあから。

「ヒナギクさん」
「な。なに。」
「へ。いや、その、あの。ですから。」
「ですから?」
。。。ぼくが言うべきこと。ぼくがここで言うべきこと。
   どげさでなく。いま、ヒナギクさんにいわないといけない
   ことそれは。
「あ」
「う」
「あ、なに」ヒナ、顔が赤くなる。
「う」
見つめあう二人。ヒナギク、顔をそむける。
「う」
「くじらといるかの違いは大きさだけなんですよ。」
ちいさく隅にたたずむヒナギク「へ、だからなに」
「え、いや、だからその。励まそうとしたんですけど。」

。。。言うべきこととはトリビアではなかったあ。

「励ます手段が豆知識だったんだ。」
「うわああ。そんな人が殺せる冷たい視線を浴びせないでくださう。」
いじいじするハヤテ。
ヒナギク。。。気になるわけはなにか?
「う」
「あ」
ヒナギク。。。そんなことさえどうでもいい気がしてきた。
ハヤテ「うう」


   --3月2日--
咲夜「なんやこれ。あしたがひな祭りだから、かざるんは
   わかるけど。これおヒナ様が二つあるぜ。」
伊澄「むやみに触ってはだめよ。咲夜
   それは呪いのひな人形。へたにさわって封印が解けたら
   たいへんなことになるわ。」
すでに咲夜は、ひな人形をさわりにいく。首を触っている。
「ううん。呪いのひな人形ねえ。うわあ」首をもぎ取る。「あれ」
伊澄「特に首をもいではだめよ。」・・・言うのか遅かった
  「首をもぐと、封印が解けて、この辺で一番運のない人に
   恐るべきのろいがかかるから。」
・・・一番運のない人とは? ハ ヤ テ
伊澄の目が、咲夜の手元のもがれたひな人形の首に
伊澄「もおおお」
咲夜「ごめーん」なみだを流している。


三千院家にて
高級時計が目にとまるハヤテ「う、なんすか。この時計は?」
マリア「ヒナギクさんの誕生日プレゼントにと。ナギが」
ナギ「執事のお前がわたすのに。
   主のわたしが、わたさんわけにはいかんだろう。」
ハヤテ「ちなみにお値段は?」
「ほんの30万くらいだよ。」
「す、すみません。ほんとうにぼくのせいで」
「本当にな。
 ハヤテのせいで。
 たいした額ではないとはいえ。
 ほんとうに余計な出費だ。」
ナギの顔が、ハヤテにあっぷになるまでちかづく。
マリア「まあまあ。ハヤテ君がプレゼントをあげるのが
    気に入らないから、そんなにいじめなくても。」
ハヤテ「ああ」
「まあいい。でも忘れるなよ。ハヤテなんてわたしがいなかったら
 宇宙一運のないおとこなんだから。」

宇宙の情景が。。。
そして、どこかの星が崩壊する。

ハヤテ「え、なんですか。今の効果は」
「さああ、演出ミスかなんかではないか。」
マリア「あははは」

ハヤテ「じゃあとりあえずぼく。」
メイド姿のハヤテ。「掃除に戻りますね。」
ナギとマリアの目が点になる。ドキドキする。
ナギ「あ」
マリア「ええ」
ナギ「マリア、今何かおそろしいものが。」
マリア「えっと、ちょっと疲れていんでしょうか?」

ハヤテ「あははは」

。。。突然変身してしまったハヤテ。
   その姿はメイドのごとくっていうかメイドそのもの
   マニアックなことを期待させつつ後半に続く。


ハヤテ、メイド姿で窓を拭いている。
ナギとマリアがそれを隠れて観察する。
ナギ「どう思う。マリア」
「どうって。そりゃあ。ハヤテ君のなにかでなにかが目覚めたと
 しか。」
ナギが顔を赤くする。
「似合っているので、問題ないといえば、問題ないが。」
「うへえ。とにかく込み入った話になりそうなので、ナギは部屋に」
「うむ。たのむ。ただ、わたし的にはありだと伝えといてくれ。」
マリア、???・・・そんな趣味もあるのか。
「まあ、わかりました。」

「ハヤテ君」
「あ、はい。なんですか。マリアさん」
「えっと、ハヤテ君は自分は人と違うなって思ったことありません。
 たとえば、その。ご自分の趣味とかあ」マリア、視線を背ける。
「は、趣味ですか。う~ん、そうですね。
 ぼくは至って普通だと思いますけが、けどたとえ人と違った趣味でも
 自分がすきなら胸をはって、やるべきだと思いますよ。」
マリア、それに困った顔。・・・すでにそんな固い決意とは
「ま、まあ、ナギもわたしも全然平気ですから、そのう。
 ハヤテ君がそういう服をきるのが趣味でも。その。は」
ハヤテ、満足そうな笑み。

なぜか、アルプスにいるメイドのハヤテ。
・・・かわいい。

ハヤテ、やっと気づく。「ぬわあああ。なんですか。これは?
マリアさん、どうしてぼくにメイド服を?」
マリア「わたしじゃありません。わたしじゃ。」
「ひどいですお。」
咲夜「あははは。遅かったようやな。」
伊澄「ですね。」
ハヤテ「伊澄さん。それに咲夜さんも。」あせあせ。


ハヤテ「はあ、ひな人形ののろい」
伊澄「ええ、むかしむかい女装にあこがれる人形職人が、
 城に使えていたんですが、あるとき、
 気がついたときにお内裏さまに十二単を
 怒る殿様
 それがちょーきもいと話題沸騰、そして運悪く横領事件も
 発覚し、職人は斬首。
  ああ、一度でいいから女の着物を着たかった。
 そして、そのお強いおもいが呪いとなって、運の悪いものを
 女装させるようになったのです。」
「ああ」
マリア「横領って、あまり同情できる話じゃありませんね。」
「ああ
 でも、なんでよりによってメイド服なんですか?」
伊澄「それはおそらくその職人の趣味です。」
「うう」
「たぶんハヤテ君には似合うと思ったんですよ。」
咲夜「確かにええセンスではあるな。」
伊澄「でも、見とれているばかりでは困ります。
   ひな祭りがおわるまでにのろいをとかないと」
「とかないと」
「一生女装が好きな男の子になってしまいます。」
隅に小さくなるハヤテ「微妙な野呂ですね。」
「ええ」
・・・・・・・・・・・・・べつにどうでもいいんじゅあない。
「呪いを解く方法はあるんですか?」
「はい。それは、ひな壇のおひな様。つまり、このへんで一番の
 高い建物の主を倒すことです。」

学院の時計の上段の生徒会室。その主
ヒナギク
。。。たとえば、たとえばの話だ。
   そんあことは100歩、200歩、いやもっともっとずっと
   ゆずってあり得ないことだけど。たとえの話の一つとして
   わたしが、ハヤテ君を好きだとしょう。
    (かあああ。)
   だから、あくまで仮定。仮定の話として
   もし億が一そういうことだとしても
   わたしは約束した。応援すると
   だから。

幽霊神父「ずいぶんと悩んでいるようなね。」
「う。ああ。あなたは。あのときの神父さん。」
「わたしの姿が見えているのなら、せっかくなので
 神父らしく相談にのるが。」
「そんなあ。そうだんなんてえ。」
「人は一生にできることはそう多くないから、
 悩みより行動する方がいい。」
「なああ。」
「それでもなにを悩んでいるかわからないときは、
 目を閉じて考えてみるといい。
 自分の心に素直になれば、なすべきことは
 見えてくるはずだ。」
ヒナギク  神父の言うことを聞き入れる
。。。自分の心に素直になれば (目を閉じる)


ハヤテ「しかし、この辺で一番高い場所って、もしかして、白皇の」
伊澄「ガーデンゲートでしょうね。」
「ってことは、ひな壇の主って」
「生徒会会長さんってことになるでしょう。」
・・・ヒナギク。
咲夜「よかったなあ。知り合いなら、事情を説明すれば、
   わざと負けてくれるだろう。」
「ええ。とてもいい人だから、大丈夫だと思います。
 まあでもこの姿であうのは、はずかしいですけど。
 他の生徒に見られるのもあれなので、夜にでも
 生徒会室に来てもらって。」
マリア「ですが、ハヤテ君」
「あ」
マリア「明日の夜は、白皇学園は5つの伝統行事一つ。
   ”ひな祭り祭り”があるので、夜も人がいっぱいですよ。」
ハヤテ「ああ、そんなに人が。」
「あ、はい。結構」
「ひな壇の上で倒さないと呪いは?」
伊澄「とけません。」
「ああ、でもいつまでもこんあかっこうをしているわけには
 いかないので、早く元に戻れるようにがんばります。」
咲夜「ううん。でもなあ。びっくりするほど似おてるんだから
  無理せんでもええんちゃうの。」
「いいわけないじゃないですか。」
「でも意外と好評だし。」
伊澄、うなずく。「うん」
マリア「まあ」
「マリアさんまで、同意しないでください。」
マリア「あはは」
咲夜「それに、さっきからうち、疑問なやけど。
   自分スカートの中はどないなてるん。」
ハヤテ、動揺する。ドキ
「なにがいいたいんですか。」
咲夜「いや、だから。ほらあ。ちょっといいからあ。」
咲夜、目が赤く輝く。スカートめくり。
「うわああ」
「いいやねんか」
「そんあことしたら。ぼくは。ぼくは。」
「ごめん。ごめん。うちが悪かった。
 まあ、これはうちのせいやし、手伝わせてもらうわ。
 な、伊澄さん。」
伊澄「ええ、生徒会長さんには、わたしから説明さして
  もらいます。」
「本当によろしくお願いいたしますね。」


屋敷
マリアとハヤテ
「はあ、とんでもないことになっちゃったなあ。」
「まあ、そうですね。とにかく、事情が把握できたましたけど」
「けど」
「あ、そんな非科学的ないいわけを考えなくても、
 女装がしたいなら、したいって言ってくれれば、
 わたしがそのう。」
ハヤテ、そんな趣味ないといわんばかり。
「いやいや、そのう。事情が把握できてませんよ。
 マリアさん」
「まあ。つかれているときは、気分転換も。ねえ」笑顔のマリア
。。。ねえって、じゃあなくて。
   これで明日、ヒナギクさんが負けてくれなくれば、
   ぼくは一生マリアさんに。
   いや、大丈夫。きっと、ヒナギクさんはきっと
   負けてくれるはず。


幽霊神父とヒナギク
ヒナギク「自分の心に素直になれば、この心のもやもやの
   原因がわかるの。」
「ああ。すべての迷いをとりされば、自ずと見えてくるはずだ。
 自分の心が本当に望むものが。」
ヒナギク。。。自分の心が望むもの。
       わたしの心が本当に望むものは。
ヒナギクの目が開かれる。
「う。あ。わかったわ。」
「わかったかね。」
「そうして今までこの簡単な気持ちに気づかなかったのかしら。」
「人は自分の素直な気持ちを認めるのは難しい。
 しかし、それが恋心という。。。」
「決着がついてないからよ。」
「決着」
「そう」
「あのうやむやにおわった勝負の決着。
 あの決着がついてなかったからもやもやしてたんだわ。」
ばあああとひかるヒナギク。
「斬新な結論だな。」
「そっかそっかおかしいと思ったのよねえ。
 勝ち逃げみたいになっているから、もんもんとなったのね。
 うん。」
伊澄「あ。あの」
「うん」
ヒナギク「あなたは、確か。」
伊澄「ハヤテ様からこれを。」
伊澄、手紙で差し出す。
「なに、手紙」
「はい。うまく説明できないので、要点を文章にしてみました。」
「へえ、どれどれ。ええ」
・・・あははは、単刀直入すぎて、果たし状。
   理由が書いてないよ。普通に会話して話せよ。
   伊澄さん。ハヤテを負けさせるつもりか。

明日夜九時
二人きりで
白皇学園時計塔
最上階んて待つ
勝負してください
(武器持参)
勝つのは
ハヤテ様

伊澄「えっと。そのう。くわしくは現地で」オロオロする
「なに。なるほど果たし状ね。さすが、三千院家の執事。
 こちらの心をすでにおみとおしだったとは。」
「え。いえ。そうじゃなくて。」
「でも勝つのはわたしよ。お互い正々堂々と戦いましょう。」
伊澄「え、いえ。負けてもらないと。そのう。」オロオロする。
神父「本心に気づくのも。伝えるのもむずかしいなあ。」
・・・うまいこと行きません本当に。


   --3月3日--
。。。そして3月3日。ひな祭り祭りの当日がやってきたあ。
屋台が出ている学園内。
ハヤテ、咲夜、ワタル
ハヤテ「ううん。確かにこれはかなりの規模ですね。
    この中を誰にもみられずに時計塔に侵入するのは
    至難の業ですね。」
咲夜「せやけど、なんやねん。そのかっこうは?」
ワタル「それより、伊澄は?おれ、伊澄呼ばれて来たんだけど」
咲夜「ああ、一緒にきとんたんやとけど、ワンカットも一緒に
   いるまもなく迷子や。」
伊澄、どこかでオロオロしている。
ハヤテ「記録、更新ですね。
    しかし、このひな祭り祭りって、なんなんですか?
    前のマラソン大会と比べてずいぶん楽しそうですが。」
ワタル「そりゃあ5大行事のすべてが全部やばいこと
    じゃないだろう。
    バレンタインデーの逆でさあ。男が、女を誘って
    一緒に踊って思い出を作る祭りなんだとさ。
    まあ。学園末のお祭りでもあるから、
    最後の思い出づくりってわけさ。」
ハヤテ「最後」
ワタル「試験で赤点とって、退学になるやつも。」
ハヤテ「地味にいやな行事ですね。
    まあ、ここを突破しないことには、
    ぼくの明日がないので、なんとしても九時までに
    時計塔へ」
かっこよく、決めるハヤテ
瀬川「何してるの?ハヤタ君」
「なああああ。瀬川さん」
「あれ、なにそのコート、中のコスプレ。」
「な、なんでもないすよ。隠し事とかはなにもないので。」
・・・自分でばらしている。
「ほえ、隠し事」
「ええ」
「ううん。ああ」頭からタヌキの耳が出る。
「ハヤタ君、だめだよ。この真夏にコードなんか着ちゃあ。」
「いえ、今は3月なので。」
瀬川、ハヤテに速攻で走り出す。
「その下、どうなってんの。見せてえ。」
「うわああ。だめです。」
「なんでー」
それを他人事のように見ている咲夜とワタル。
咲夜「いってもうたなあ。」
ワタル「で、あの下どうなってんや。」


校舎内に逃げ込むハヤテ
「何とか逃げ切れたかな。」
虎鉄「くそ、男も女も祭りだからってうかれやがって、
 なあ、どこかに転がっていないのか。運命」
虎鉄、ハヤテをはね飛ばす。
「ああ、すいません。ああ」
そこには、メイドのハヤテが「痛い」
「運命がきた。うおおお。お名前はなんですか。お嬢さん。」
「え、名前は。綾崎は」
「綾崎は。なんですか。」
「だからそのう。ぬああ。あ」
「綾崎ハーマイオニです。」
「ま、魔法使いみたいな名前ですね。」・・・そういう時期だったか?
。。。う、いかん。この姿を人に見られとは。
   幸い女の子と見られているのでいいけど。
   男とばれたら

。。。女装とばれたら、夜な夜な学校にくる変態ってか。

。。。な、だめだ。そんな、勘違いを許すわけにはいかない。
   無難にごまかして。一刻も早くここを離れないと。

「じゃあ。ちょっよ忙しいで」
「な、待ってください。」
「なにか。」
「え、いや。わたしと一緒に踊ってくれませんか。」
。。。絶対にいやです。
「もう行かなくてはならないので、他の人をどうぞ。」
「ああ、そんなに冷たくあしらわなくても。
 だが、それがいい。」
「どっちなんですか。」
「ああ、わたしは本気なんです。わたしはあなたのことが
 好きになってしまったんです。」
「ええ」


時間が7時30分
ヒナギク、刀を身に備えて・・・聖剣エックスカリバー?
「もやもやした気持ちも今日が最後。
 決着をつけるわよ。ハヤテ君」
時計塔に向かう。

。。。はたして、ハヤテとヒナギクの対決の結果やいかに
   っていうか。ハヤテは、メイド服ままで戦うのか。
   波乱の夜はまだ始まったばかり。

ハヤテのごとく!!  #10 プレゼントの行方 の感想 [ハヤテのごとく!!]

ハヤテ、ヒナギクの誕生日プレゼントを買う。
いろいろハプニング。
ハヤテと西沢とのデート。クラスメイトの乱入。
ヒナギクの介入。中身は男だからといわれてカンカンになる。
ハヤテの幼少期の恋愛のトラウマ。変な幼女に調教、
  ・・・あるいみナギとヒナギクと会うのかも
屋敷に帰って、ナギとマリアへのプレゼント。
ナギには、ごまかしはきかない。女はわたしだけだ!

シラヌイの獲物でマリアがハヤテに抱きつくナイスな展開・
その後に語られるマリアの秘密。クリスマスイブに棄てられたから、
マリアと名前がついた。クリスマスにプレゼントをしますと
ハヤテ。・・・個人的には、コスプレにしてほしいな。(高いんだから)

---------------------------------------------------------

。。。1年前の4月
歩が、自転車で止まらないガードレールへ向かい落ちる。
「きゃああ。ブレーキが壊れているんじゃないかな。
 止まらないんじゃないかな。ああ
 あ、死んだ。」
目を開けるとハヤテが歩を支えている。
「自転車はちゃんと整備してないと、危ないです。」
夢からさめる歩。「それが、わたしとハヤテ君との出会いであった。」
・・・寝顔がかわいい歩。
「しかし、今日はなかなかいい目覚めじゃないかな。
 でもせっかくの夢だったらもっとロマチックな展開が
 あっても良さそうだけど。」
洗面の鏡を見ながら
「ハヤテ君どうしているかな。」


三千院家
「マリアさんて、なにをもらうとうれしいですか。」
「はあ」
「いえ、ほしいものとかあるのかなあって」
「ああ、ほしいものですか。そうですね。
 ひこもりととかニートに替わってあたらしい呼び名でしょうか。」
「ああ、そういうのじゃなくて。ねえ。
 なんというか。今時の女の子が欲しがるものというか。その」
「はあ、2月も終わりですし、春服とか欲しいですね。」
「え、マリアさんでもそういうのに興味が?」
「う、どういう意味かしら。ハヤテ君」
「いえ、その。」
「いったいなんですか。さっきから、もしか好きな子でも出来て
 気を引きたいとか。」
「え、いや、そういうのではなくて、そうだ。僕、買いものいかなきゃ。」
「あ、コラ。ハヤテ君。」
「あ、もう。わたしだって女の子なんですからね。」
・・・若年取りはどうかと


ハヤテ、街に
。。。う~ん、しかし服か?3月3日はヒナギキさんの誕生日
   この前泊まったお礼に気の利いたプレゼントをしたいけど。
   お、このキャミはなkなか
「すみません。これは。」
「3万3千えんです。」   チーン。
「ち」・・・買ってかないか。
。。。服はだめだ。女の子の服は高すぎる。
   まったくこんなところで女心がわからないから、だめなんだろうな。
   こんなとき同じ年の女友達でもいれば。
とここで西沢さんと出会う。・・・西沢さん、夢からの続き?
二人鉢合わせ
「ああ」
「ああ」
「うあああ。西沢さん。」
「あああ、ハヤテ君。」
「こんあところで何してんですか。」
「ハヤテ君こそなにをしてるのかな。」
「えーっと、ヒナギクさんの誕生日プレゼントを選んでいたのですが。
 何かっていいかわからなくて、アドバイスを苦レス普通の女の子が
 いないかなあって、思っていたところで。」
「お」
「あ」

。。。アドバイスをくれそうな普通の女の子ですよ。
   このとき、ハヤテは思った。
   確かに西沢さんは、マリアさんより、いいアドバイスをしてくれる
   きがすると

マリヤ、紙面を割いて「な、どういうこですか。こらー」
・・・そういうことです。特殊な女の子ということです。」

   いかし、バレンタインデーではこんな事があったし。
   (歩、ハヤテに抱きつく。本名チョコをあげる。)
   お互いどうしていいやら。

それを発見したクラスメイトの三人組
「見てご覧。いずみ。昼間からミニマムな異空間を形成して、見つめ合う
 時代遅れのバカプルがいるぞ。」
「煮え切らない感じだね。」

ハヤテ、その声に気づく。振り返る
「瀬川さん達。なんで、こんなところに」
「女の子向けの店の前に男の子がいるのが、不自然だ。ハヤタ君。
 しかし、罪におけないな。デートか?」
「ち、ちっがいますよ。僕は、そのヒナギクさんの誕生日プレゼントを買いに。」
「は、ヒナの誕生日プレゼント。ああ、そういえば、3月3日か。」
「そうですよ。いっぱいお世話になっているから、それで」
「ちなみにわたしの誕生日は9月9日。」
「わたしが6月21日」
「7月13日だ」
「あ。はい。覚えておきます。」
瀬川「ところでハヤタ君。そちらのかわいい女の子は?」
「お、ああ。彼女は西沢歩さんといって、前の学校のクラスメイトで。」
「う、じゃあ、歩ちゃんだね。」
「わたし、ハヤタ君の暮らすメイトの瀬川いずみ。よろしくね。」
「わたしは、花菱みき。よろしく。」
「わたしは、朝風りさだ。歩君。」
「ちなみは、私たちはハヤタ君のらまんぎみな愛人で。」
「いやーん」
「ああ」
「嘘ですよ。西沢さん。」
「じゃあ。ハヤテ君のお友達も来たことだし、あたしはこれで失礼するね。」
マウンテンバイクに乗る歩。
「あ、西沢さん。」

「追わないのか?」
「ええ」
「なんとなくだけど、追った方がいいんじゃないのか。」
「おれは」
「でないとけが人がですぞ。」
・・・なぜに?
「ええ」
西沢さんの悲鳴。ブレーキーが? あ、西沢さん。
「ああ、なんでまたブレーキーが壊れているのよ。
 しかもしきなりこんな急なあ」
なぜか石があって、バイクが飛び上がる。「きゃあ。」
「こんどこそ、死んだ。」
「西沢さん」
「は」
ハヤテをバイクげにする彼女。
「おお」「あ」
「ハヤテ君」

・・・西沢さんは、マウンテンバイクの運転がすこーしうまくなっていたみたい。

ハヤテ、倒れる。
「だいじょうぶかな。」
「ええ」
「でもだめですよ。」
「あ」
「前にもいいましたけど、ちゃんと整備しておかないと」
「あ。うん」・・・依然と同じ展開。
「ごめん」なんかいい雰囲気。
。。。はじめてあっったときのこと覚えていてくれたんだ。


マリア「うん。ところでナギはなにがほしい。」
ナギ「レアものの同人誌。」
「聞くんじゃなかったですう。」・・・ひきこもり。

ハヤテ、歩の自転車の整備をする。
「さあ、これで直りましたよ。」
「あ、ありがとう。ハヤテ君、
 はじめて会ったときのこと覚えてくれいたんだね。」
なにか、ばつが悪い歩。
「そりゃあ。あれだけ衝撃的なら。」
「まあ。そうだね。」

瀬川「おお、二人とも無事だね。」
「」ええ、何とか。」
「よかったな。では行こうか。」
「行くって。どこへ。」
「みんなでヒナの誕生日プレゼントを買いにだよ」


そのころ、ヒナギキは、補習のお手伝い。
「はーい。みんなプリントを集めて。」
京ノ介「わるいなあ。補習手伝ってもらって。」
「いえ、これくらいは。」
「桂姉だと、勉強教えずに野球していたりするからさあ。」
ヒナ、怒る
「いっそ首にしたらどうですか」
「そういえば、瀬川達も呼んだんだが。」
「あのこたちなら、開始5分でいなくなりましたよ。」
「じゃあ、見つけたら、勉強見てやってくれ。
 落第させるわけにはいかないから」
ヒナ困る。
「そういわれましても。」


ヒナも街に出る。
「とはいえ、ほうておけないし。
 まったくどこいったのかしら。」

花菱「でどうす」

ヒナ「あ、うああ」反射的に隠れる。
。。。おもわず隠れてしまったけど、なに。なんであの子達が一緒に

「まあヒナギキサンがどんなプレゼントを喜ぶかですよね。」

ヒナ「へ」
。。。あたしのプレゼント。まさか誕生日の。

「僕、かわいいぬいぐるみとかいいと思ったのですよ。」


ヒナ。。。ええ、ちょっようれしいかも。

「ほら、ヒナギキさん。子供ぽいところあるではないですか。」
「おお、あるなあ。」

ヒナ、カチンと来る。

瀬川「花とかどう、バラとかいいんじゃない。」
「いや、以外とうっかりものだから、とげで怪我しちゃうかもだぞ。」
朝風「ゲームとかはどうだ。」
「無理だきっとすぐに壊す。」

歩「それなら、やっぱり、服とか貴金属とかいいんじゃないかな。」
「確かに特攻服とかメリケンサックとか似合いそうだな。」
「ううん。確かに。」
「いや、そうじゃなくて。え。」

ヒナ、話を来て怒っている。

「じゃあ。とりあえず二手に分かれて探してみるとするか。」
「ハヤタ君達は、あっちを」
「了解いました。」
「じゃあ。よろしく。」


「いや、しかし、ヒナのプレゼントを選ぶのは難しいぞ。」
瀬川「ああ」と走ってゆく。
「そうだなあ。」
「わああ」服を見ている。
「やっぱ、以外とサッカボールトか喜ぶんじゃないのか。」
「あれで、実質中身は男の子みたいなもんだし。」

ヒナギク、怒って現れる。
「だれが、実質中身が男の子ですって。」
三人なにか。いやなオーラを背後に感じる。「うぐ」
「うわあ。ヒナ。違う。今のは全部カルガモのヒナの話で。」
ヒナ「うそをいいなさい。うそを。
   まったく補習をさぼってなにをしているかと思えば、」
瀬川「にひゃははは。ごめん」
「そういえば、綾崎君も板みたいだけど。」
「ああ、ヒナのプレゼントは、ハヤタ君が探していたんだよ。
 ま、ちかいいつつデートだ。なあ、あれは。」
瀬川」まあ。ハヤタ君も罪におけないね。
「うんうん。アー見えて意外とやるんだ」

ヒナ「え、デート。そうなんだ」
気になるヒナちゃん。

。。。そうはいっても気になるお年頃
   この続きはCMのお後でね。

歩がそばにあるく。
「すみません。なるゆきでつきあわせちゃって。」
「へえ、はあ。そんなことないよ
 どうせ不磨だったし。自転車も直してもらったし。」
。。。なんかこうしているとデートみたいだし。

「でも、こんないいこと続くわないと思っているのよ。
 きっとすぐ大爆笑のオチがつくことがわかっているのだから」
「は」
。。。そうよ。うかれちゃいけないわ。
   こんなしあわせが長続きするわけがない。
   そんな星の下には生まれてないのだから。
   きっとないかオチがつくのよ。
   さあ、十分なしあわせな目に遭ったわ。
   どうなるわたし。どんなオチがつくのかな。

「あ、ソフトクリーム食べます。」
「あはーん。ほら、やっぱりオチが。え、あれ、これ普通だ。」
ハヤテ、ソフトを食べながら歩く。「おいしいですね。」
「あ、うん」
。。。お笑い的には、なにもおいしくないけど。大丈夫
「でも、こうして二人きりで話すのって久しぶりですね。」
「へ、あ、そうだね。」
「ヒナギキさんのプレゼントも難しいですけど。
 西沢さんへのお返しもどうしていいか。」
「お返し?」
「いや、だから。バレンタインデーのチョコのお返しを」
ハヤテ、西沢に抱きつかれたことを思い出す。
ソフトクリームを落とすハヤテ。「すいません。僕」
「いや、きにしなで。気まずくしたのはわたしだし。」
「すみまさせん。ほんようにデリカシーがなくて。
 でも、縛、女の子にあんなこと言われたことなくて。
 だからどうしていいやら。」
「そんなこといったら。わたしだって。
 あんなことハヤテ君以外に言ったことないし。
 わたしちょっよソフトクリームが手についたから洗ってくるね。」
ちょっと場をはなれる歩?
「ああ、西沢さん。」

歩「やっぱりわたし迷惑かな。きっときらわれているよね。」

「西沢さん」

遠くで
「わからなあ。」
「ねえ」
ハヤテ「あ」
振り返ると、ヒナと3人組。
「あんなかわいい子にあんなに好かれて。ハヤタ君はなにが不満なんだ。」
「さああ」
ハヤテ「うわあ。皆さん。なんですか。ヒナギクさんまで。どうして」
「どうしてって言われても、帰り道だし。」
瀬川「道の真ん中でクラスメイトがラブコメ展開していたら
   そりゃあ気になるよ。」
「それにしても、やっぱりきみは男が好きなのか?
 おれのエクスカリバーが。って」
バラを手に出す朝風。
「いや。そうじゃないんですけど。
 僕はその西沢さんのこと嫌いじゃないんです。
 好きだって言われたのはうれしかったですし。
 一緒の高校に通っていたときいっぱいお世話になったし。
 いっぱい感謝していて。だけど」

ヒナ「だけど」

「今の僕には、女の子と付き合う資格なんてないんです。」

ヒナ「どうして」

「だって、僕にには、女の子を養う甲斐性がないから。」

「ぬううう。 
 えっと、なんの話。っていうか何時の時代の話なの。」

「わ。僕はまじめ話をしているんです。
 男が女の子とちゃんとおつきあいをしたいなら
 一生面倒をみる甲斐性をもてって。
 前の彼女に言われたんです。」

一同「はああ」
「あああ」
瀬川「ていうか、彼女がいたの。ハヤタ君。」
「え。でも幼稚園のころの話ですよ。」

女性陣「まぎらわしい言い方するな。」

「でも。その子にいつも言われてたんです。」

。。。いいこと、ハヤテ。女の子と本当に付き合うたいなら、
   強くなりなさい。そして誰よりも優しくなりなさい。
   さらにその子を金銭面で一生苦労させない甲斐性を持ちなさい。
   でも、あーた。それはすごく難しいんじゃ。
   それができない男に女の子と付き合うしはない。
   幼稚園時のハヤテが足蹴にされる。
   いい、わかったかしら。ハヤテ。
   ううん。
   おなかが痛い。
   それが愛の痛みよ。
   いや、おなか蹴られたからだと思うよ。

・・・なるほどそれがハヤテのトラウマ、だから変な女に好かれる。
   ナギ(引きこもり姫)、ヒナギキ(中身が男気)

「そうやって、体に教え込まれた僕は、」

ヒナ
。。。なるほど、その悪の女王みたいな女のせいでこんなに歪んだのか。

「だから、僕は西沢さんのことを嫌いとかではないっていうか。」

影で聞いている西沢「そっか。嫌われているわけじゃないのか。
          よかったあ。」

夕日の三千院家
「ただ今戻りました。」
「おお。遅かったな、ハヤテ。
 また、面倒なことに巻き込まれたのか。心配していたぞ。」
「はは、そんな不幸な目にいつも会いませんよ。
 ちょっと、ヒナギクさんの誕生日プレゼントを買っていただけですよ。」
「ううん。って、なんだと。」嫉妬の炎が。
「おい、ハヤテ、なんで、おまえがヒナギキのバースディプレゼントを
 用意するんだ。」
「なんでって、そりゃあいっぱいお世話になっているし。」
「あ、お世話になっているからって、そんなわたし以外の女になぞ」
「これはお嬢様に」
「ああ」
ハヤテ、ナギに髪留めをプレゼントする。
「かわいい髪留めがあったので、お嬢様に買ってきたんですよ。」
「安物ですから。お気に召さないかもしれませんですけど。」
ナギ、顔を赤くする。
「そ、そんなことはないぞ。
 ほしいものとプレゼントは違うぞ。
 高いか安かではなく、相手をこころだ。
 どれだけ相手のこころを考えているという。」
 ああ、ありがとう。大切にする。
 まあ。それはそれといて、ヒナギクへのプレゼントだが。」

。。。ほうれ、ごまかしきれなかったのまき


ハヤテとマリア
「まあ。ヒナギキさんの誕生日プレゼントを買いに行ってたんですか。
 ああ、それでわたしにほしいものなんか聞いて。」
「ええ、そうなんです。」
「もう、なかなかやるじゃないですか。ハヤテ。」
「え、なにがですか。」
「ヒナギクさんだけじゃなくて、ナギにもプレゼント
 を買ってくるんだんて。なかなかの気配りですよ。」
「いやあ、そんなあ。」
「あ、それで誕生日で思ったんですけど。」
「はい」
「あのマリアさんの誕生日は何時なんですか?」
「え」
「いや、よく考えたら、僕、マリアさんの誕生日を
 知らなかったので、何時なのかなあって。」
「あー。ああ、わたし、ちょっとお風呂の準備をしないと。
 ハヤテ君、お皿洗っててください。」
「うん」


ハヤテの独り言
。。。マリアさんのあの様子。確かに考えてみれば、17歳でメイドをやっている
   そりゃあそれなりのそれこそ僕と見たような事情が?
   そしてそれじゃ誕生日となにか関係があって、さっきのあの反応。
   ということは。
   もしかして、地雷踏んだ。
ハヤテ、暗くなる。
   と、どうしよう。こんなことだから、デリカシーがないって
   お嬢様やヒナギクさんを怒らせるんだ。
   こんなとき、こんなとき僕はどうれば。

「そりゃあ、やっぱりどげさだろう。」
「おお、神父さん。まだ成仏してなかったんですか。
 てか、やおおありどげさなんですか。」
「ああ、日本人ならここはやっぱりどげさしかない。
 ちなににロシア人ならロイアンルーレット。
 フランス人なら、断頭台だ。」
「日本人に生まれてよかったです。
 でも、ぼく一刻もはやくあやまってきます。」
ハヤテ、マリアさんのところに向かう。
「うむ。がんばれ、少年。」


マリアさん
応接室。。。
管制室。。。なんの?
タマがロックをしている部屋。。。
「くそう、いまさらだけどなんて広いんだこの屋敷は。」

「きゃああ」マリアの悲鳴「そのこえはマリアさん」
ハヤテ、駆けつける。
「どうしました、大丈夫ですか。」
「きゃああ。あははは。」
マリア、ハヤテに抱きつく。
「えー、マリアさん。」
「ハヤテ君。ハヤテ君。ゴキ。ゴキ。」
「ゴキって。え」

シラヌイが、ゴキブリを咥えている。
「あ、しらぬい」

・・・ハヤテが黒い退治するまで美しい映像とうんちくをお楽しみ下さい。
   バッチ

うんちく
 猫は捕った獲物を主に自慢したくなるらしい。・・・いやあ、本当。
                         雀とか、鼠とか、ウサギとか
                         鳩とか

「マリアさん。もうだいじょうぶですよ。」
「ああ、本当に。」
「本当ですんってば。それに、そろそろ離れてもらわないと。そのう」
「あ」
「あははは」
「あ、うん」

離れて、平静を戻すマリア。
「ありがとうございます。ハヤテ君。
 シラヌイは、あとでわたしがしつけておきます。」
ハヤテ
。。。一応大人の体裁を保とうとしている。

「ああ、僕の方こそすいません。」
「はあ」
「いや。そのう。マリアさんの誕生日聞いちゃいけなかったのかな。」
「う、う」
マリアの反応に、ハヤテ、慌てる。
「どげさしあましょうか?」
「う、別に聞いちゃいけないって訳じゃないんです。」
「ええ」
「わたしの誕生日は一応、12月24日ってことになってますし。」
「一応」
「知らないんです、本当の誕生日は。
 誕生日も、両親の顔も。自分の本当の名前も。
 戸籍上はあるんですけど。それは便宜上つけられたものなので。」
「マリアさん」
「すみません。僕、そんな事情があったなんて。」
「本当ですよ。ハヤテ君のせいで、こんなこと思い出して、」嘘泣き
「はあ。すみません。」
「なんて、今さらそんなことで泣きませんよ。」
ハヤテの手に、ぬいぐるみ。
「ハヤテ君。これは。」
「えっと、ヒナギクさんのプレゼントとともにマリアさんにも
 買ってきたんです。マリアさんにもプレゼントをって」
「ああ」
「やっぱ。子供っぽ過ぎましたか。うう、いらないのなら僕が。」
「いいえ、そんな。ハヤテ君がはじめてくれたプレゼントですから、
 大切にします。ありがとう。でも、ヒナギクさんの誕生日プレゼントの
 ついでにこれなら、12月24日はいったいなにを
 プレゼントしてくれるのでしょうかねえ。」
「任せて下さい。12月24日のクリスマスイブには、もっとすてきな
 なにかをマリアさんにプレゼントして見せます。」
「うあああ」
「わかりました。では、クリスマスイブには、
 必ず、サンタさんよりすてきなプレゼンをしてくださいね。」
「はい」
マリア、ハヤテの方を向いて「約束ですよ。」・・・ナギは???
「はい」

ナギは、髪留めをつけて、うれしそう。

マリア
「へい。おれはマフィ。地獄からきた暗殺者だ。さあ今日も元気に抹殺だ。」
マリア、ぬいぐるみのアニメを見ている。「うううう」

。。。どういうキャラがしらなかったらしいや。

ハヤテのごとく!!  #9  乙女心が求めるものは…… の感想 [ハヤテのごとく!!]

前半
 シスターのワタルへの思い。あまりにまじめすぎる。
 未成年とはだめだからって、あなたいくつ、ハヤテに父を
 やられて。。。ってあなたも未成年では?
 ワタルとの約束でDVDを借りにやってくる。
 ワタルのメイドサキが誘拐犯に間違えられて愉快される。
 キスのご褒美をくれたら救出をしてあげるとワタルに。
 ワタルのシスターの頬へのキスで見返りに、
 メイドのサキを誘拐犯から奪取する。
 ハヤテの自転車より速く先回り。どうやって先まわりした。
 誘拐犯も災難、いわれもく車を両断され、捕縛される。
 ・・・しかし、本名はなに?ハヤテより強いのか?恋の力は偉大!
    ワタルのためには、なにでもしかねない。三千院家の遺産も?
 その後は、シスターは借りたDVDを返し、次のものを借りるが、
 一気借りるのでなく、一本ずつ。これは、時間と回数をかけて、
 会う機会をこなして、関係を続けるためだ。
 仲がよくなって、大人の年齢に達したら。。。。
 意図は、まるわかり。サキはどうするのだろうか?


後半
 同僚に男のことで相談され、自分は多くの男性に奉仕されていると
 嘘をつく桂雪路28歳。
 本当は彼氏がいない。妹のヒナギクをうらやむが
 ・・・ヒナギクは、男気がありすぎて、男が寄りつかず、女生徒に
    いいよられる。ある意味、どちらも男運がない。
    ハヤテに淡い思いがあるが自信は気付かない。
 雪路、三千院家に行き、社交界のパーティをと、金持ちの彼を。。。
 いきなりご無汰の脇役キャラ・クラウスがでてぜひしましょうと。
 ・・・あれ、あんたまだいたの。てっきり追い払われたと。
 それを離れて聞いているマリアももんもん。わたしも彼氏がほしい?
 まだ、17歳、なんとでもなるでしょう?
 ナギ、これはまずい。ハヤテに出かける用意をさせる。
 参加するきなし。
 雪路、教え子に男のことで相談し、ハヤテとナギも巻き込むが、
 結局は、男なんていいや、酒さえ飲めたらと、社交界の場を
 めちゃくちゃにする。

-------------------------------------------------------------

。。。おぼえているだろうか。あの地下迷宮での激しい戦いを
   そして覚えているだろうか。かなしいさだめを背負う、
   志半ばになみだを飲んだ女性のことを
ワタル、シスターを救う。
「ああ、復習とかいっていたけどさ。かんべんしてやってくれねえか」
「え」
「そのかわり復習より、おもしろいビデオを俺が貸してやるからさ」
ワタルの笑顔で、恋心をいだくシス「あああ」


レンタルVIDEO タチバナ
。。。あの戦いからアバウト3週間くらーい
   彼女(シスター)は、迷っていたあ。
「ビデオを。ビデオを借りにきただけなのだから。
 そんな緊張する必要なんてないのよ。」鼓動がドキドキ。
。。。あの戦いから、3週間。少年と再会していなかった。
   それはなぜか?
「やっぱ好きな相手が13歳ていうのは、常識的考えてまずいわよね」
シスターには、ワタルの笑顔が焼き付いている。
。。。一目惚れだった。さわやかな笑顔、一発で好きになった。
   しかし、相手は未成年。よくよく考えれば、犯罪だし。
   ついでにシスターだし。
そうだ考えたかを変えるんだ。私は、この気持ちが本物か確かめに
きただけ。そうよ、ただの勘違いかもしれないじゃない。よし。
シスター、店に入る。
「いらっしゃい。あ。あれ。シスター」
「う」
「ずいぶん。ひさしぶりだなあ。なにしてたんだよう。」
「別に君には関係無いでしょう。
 ただ、ビデオ貸してくれっていってのを思い出したから。
 とおりすがりに借りきてあげただけよ。
 まあ、そんな約束したことも、君は子供だから忘れているかも
 しれないけど」
ワタル、ビデオの山を差し出す。
「ああ」
「あれから全然店に来ねえからさあ。俺の趣味で勝手に選んだぜ。」
「え。わたくしのために。」
「他に誰がいるんだよ。
 これなんか結構おすすめなんだけど。どうかな。」
笑顔で差し出されるシスター。顔が真っ赤?
わかやかな得笑顔のワタル。
。。。なんなのよ。その笑顔は。
「ふん。やっぱり子供ね。これアニメでしょう。
 アニメなんかがおすすめなわけ。」
ワタルのさわやか笑顔
「ま。だまされたと思って観てみろって。」
。。。だから、その笑顔が反則だって
「じゃあ一応借りてあげるわよ。」
「ああ、見たら感想聞かせてくれよ。」
。。。だめだ、やっぱりわたくし。この子のこと好きみたいな。
   だったら思い切って。
「あ、あの」
「うわああ」どじっこサキ。
「ああ」
「痛-い。あたたた」
「サキ」
サキの様子を見に行くワタル。「大丈夫か?」
「すみません。また、棚を」
「バカ。そんあことよりけがないのかよ。けがは」
シスター、二人を見ている。
「それは大丈夫です。」
「まったく、気をつけないと、いつか本当に死ぬぞ。」
「ほ。ほら」ワタル、サキを立ち上げる。
「すみません。」
シスターのめがねが異様に光る。
・・・ほおおお


ところ変わって
ハヤテが、シスターに締め上げられる。
「なんなのですか。あの女は?」
「えっと。とりあえず。話をするまえに、首を締め上げないでください

。」
。。。ビデオを返しに来ただけなのに。
・・・とっばちりを受ける不幸な男
「話してくれたら、降ろしていいと神様も言ってます。」
・・・そんな神様いません。
「えっと、ですから、あおの人はそのワタル君の大事な人っていうか。



「あ」
シスター、ハヤテから手を離す。解放されるハヤテ。
動揺するシスター
。。。ワタル君の大事な人
   知らなかった。まさか、そんな女がいたなんて。
ハヤテの顔が出る。「あの。シスター」
シスター、泣き出す。
ハヤテ、どうしようか混乱する。
「僕ですか。僕何かしましたか。シスター。あの」


ビデオ店前で誘拐犯が話をしている。
「こんなビデオ屋の子供で。。。」
・・・この見るからに三下の二人、以前、ナギを誘拐した。
   懲りない面々なのだ。
「ばかやろう。前回と違って、今回の場合はきっちりと
 リサーチ済みなのさ。」
このビデオさんにはメイドがいるから金持ちと判断する。
メイドさんがいるビンボーな家はねえよ。
・・・バカなやつら、没落前金持ちを狙うとは。
「って、ことでさっそく誘拐してきたっす。」
後ろの座席には、サキがいる。
「え、あの」
兄貴は、唖然としている。バカな相棒を持つとこうなる。
「バカ野郎、メイドさんの方を誘拐して、そうするんだよ。」
「すいません。」
「えい、しかたねえ。それじゃこのまま誘拐だ。」
・・・意味がない。速く解放しろよ。

サキ、誘拐される。
ワタル「サキ」なぜか縄を蒔かれている。
「助けてえ。若」
「サキ」

「うわあ。大変ですよ。シスター」
「神の思し召しでしょうか?」
「えー」
「神が私のために邪魔者を排除してくれたという。」
「なに言ってるんですかあ。とにかく僕は車を追いますから。
 ワタル君は警察を」
「わ、わかった。」
「待てえ」チャリで追いかけるハヤテ・・・それはないだろう。
シスター、ワタルに話しかける。
「ねえ。」
「え」
「あのメイドさんのこと。好き」
「わ、何言ってるんだよ。サキは、家族みたいなんで。
 そういう意味で大事っていうか。今はそんなこと」
「じゃあ。彼女のために命をかけられる。」
「う」
「どう」
「そんなのあたりだろう。」
「そう。だったら、わたくしが彼女を助けたら、キューしてくれる。」
ワタル、唖然とする。「え」・・・・・・・・・・・・・
「あ。あほかおまえは。そんなこと。」
「できるの。できないの。」
「あ、うん」
「わたくしの力は知っているでしょう。
 あんな子悪党、警察なんかよりも速く倒せるわよ。」
「よし。だったら。」
ワタル、シスターの左手をとり、左頬にキスをする。
「え」・・・シスター役得。「あ」
「前払いだ。絶対に助けろよ。」
シスター、決意する。

誘拐犯は、逃走をする。
相棒にうまくいったすねえ。バカ野郎と。
「あ」
車の行き先にシスターがいる。・・・そんなバカな。
「ふん」
「はあ」
トンファが、車の後輪に投げられ、車にアタックするシスター。
車が真ん中で両断され、サキが外に投げ出される。ぽよん。
「はう。え」
犯人の方は、電柱にぶつかり止まる。車から出てくる。
「病めるときも。健やかなるときも、命ある限り。
 彼を愛することを誓います。うふふ」
犯人の方に走り出すシスター「あははは」繰り返す。
シスターの脳内想像では、目の前にワタルがいる。
現実は、前に恐怖する誘拐犯がおびえている。
なぜか、炎の映像?
ハヤテがきたこところには、車は燃えていて、犯人はゴミ箱に
入れられている。
僕が追いついたとき、そこには大破車と犯人達がいて
サキ「あ。ああ」
「お」
サキさんには、かすり傷一つさえありませんでした。

数日後・・・
「このアニメなかなおもしろかったですよ。」
「お。ああ、そうかよ。」ワタル、頬を赤らめる。
「それはよかったな。」
「で、次は、なにを」
「次は。そうなだ。」考えるワタル。
「ああ。できれば、続き物を。」
「お、そうか。  それじゃこのボックス全52話をまとめて」
シスターはその中の1つを取り出す。
「う、一本だけ」
「ええ。見終わたら、また借りにきますね。」シスター、頬を赤らめる



「お」ワタルも頬が赤い。
気が気でないサキ
ハヤテ「どうしました。サキさん」
「いいえ、よくわかりませんが。あの二人が話しているのを見ると
 なんかこう殺意のようなものが」サキ、嫉妬で燃え上がる。・・・ア



うれしそうに出てゆくシスター。
「おお」
サキ「若」
「お」
「わたしになにかを隠してしませんか。」
「え、そんなことねえよ。」
「ああ、あやしいです。」
「そんなことないって。」

。。。こうして少年は一歩大人になる。
   さあて、後半はワタル君のあまずっぱさから
   一転して油の乗ったアダルティなお話。アハハーン。


「桂先生は彼氏とかいないんですか」
「ええ、なえ急にそんなことを」
「いやあ。わたし、彼氏と同棲しているんですけど。」

。。。彼女は、白皇一の出世頭秋村栞先制であーる。
   優秀でもある彼女の恋人とは、こーんなんだったりしてえ。
   ・・・人間でない!!

「なんかちょっと優しすぎるっていうか。すこし物足りないっていうか

「あ。ああそうなんだ。」雪路、困る。
「で、桂先生はそういう経験豊富そうだから、ちょっと相談に
 のってもらおうかなと。」
「あ。ああ。なるほどね。」
「でどうなんですか。先生」
「あ、いや。ほら、そのう。
 そりゃ生徒の前では言わないけどいっぱいあるわよ。
 今だって、あっしー、メッシー、ミツグ君、パパが2人に
 キープが5人。その日の気分で選んじゃうって感じかな。」
「すごいわ。桂先生。言葉の意味がわからないお子さん達が
 バブル時代をすごしたご両親に聞いたら暗い顔がしそうな言葉が
 すらすら出てきますね。」
「まあ、わたしのなかじゃ、まだネルトンはまだ終わってないのよ。」
「まあ、すごい。子供にはわからないかんじがまさに大人なんですね。


。。。などと言って見たものの

等の本人は考える。
。。。彼氏なんてここ数年考えたこともなかったなあ。
   だいたいすでに28歳。・・・アラーサー
   彼氏どころか結婚を考える年齢
   やはりこのままでは。

生徒会長の人気が聞こえる。あいかわらずかわいいなあ。
こっち向いてく無いかな。告白したら、つきあってくれないかなあ。
バーかそんなの無理にきまっているだろう。
卒業前に声をかけてくれた十分だよう。

。。。確かにあの優秀は妹はわたしの目から見てもそらびっくるする
   ほどのおもてになっていて。
   あのに姉であるわたしには、男がよってくるどころか
   年々遠ざかっている気がする。・・・こんなオヤジ女ごめんだ

「あれか妹からはフェロモンが出ているけど、わたしからは加齢臭
 が出ているのか。おーい、まだ加齢臭なんか出ているかあ。」

三千院家にて
雪路「で、次の社交界はいつなの。」

。。。社交界。それはフランスとかの上流階級な人たちがちが
   知的で格式高い会話を優雅に楽しむ会であるらしい。
   ・・・雪路には場違い。

「ふーん」
「は」
「社交界よ。社交界。三千院家では夜な夜なこの世とは思えない
 贅の限りを尽くした社交界がひらかているでしょう。」
「いやあ。だから、なんの話ですか?」
「だから、金持ちの男を捕まえるパーティはいつあるのかと
 聞いているのんでしょう。」・・・元も子もないおぼはんだなあ。
「ぶっちあげたぞ。ハヤテ」
「家まできて、なにを言い出すかと思えば」

クラウス「なるほど」
「あ」
「そういえば、最近社交界というものを開いてませんでしたな。」
「クラウス。6話ぶりだな」
「グサ。やはり、三千院家といえば社交界を開かなくては」
「じゃあ今夜さっそく社交界ね。」
「そうですな。社交界ですな。」
「うし、きっと、金持ちの医者や弁護士が集まるんでしょうね。」
はしゃでいる雪路
「やっぱり年ごっろの女の子には彼氏の一人ぐらいいないとね。」

陰で世話をしているマリア
動揺して紅茶を注ぎすぎてこぼしている。「あああ」

ナギ「といことで。ハヤテ、夜抜け出す準備を」
「はあ。了解しました。」
・・・ナギはその会には出たくない。引きこもり。


「桂先生は、あんなことを言ってましたけど、
 本当に彼氏とかほしいでしょうかね。」
「さあなあ。彼氏がほしいっているより、恋愛がしたいといいう
 年寄りのあせりだろう。」
マリアがまた動揺する。。。。自分のことのように。
              ・・・いえいえまだこれからですよ。
紅茶カップを割ってしまう。
「どうしましたあ。マリアさん」
「い、いえ別に」
。。。彼氏か。・・・やっぱりほしい彼氏。


雪路あるきながら考える。
。。。しかし社交界が開かれるといって、簡単に理想の男が見つかると
   思えないわ。
   やはりここは恋愛の達人に心得を聞いておくほうが良さそうね。
   ・・・こいつどこまで縁遠い。

京ノ介「はあ。恋愛の心得。」
「そう。男と女のラブについて」
「っていうか。なぜ、おれのところにそんなことを聞きに来るんだ。」
「だってほら、昔から得意じゃない。ギャルゲー名人なんでしょう。」
「いやみかそれは。」
「だから、オトシガミの異名をもつあなたに、是非架空の女の
 おとしかた聞きたいのよお。」
「勝手な肩書き付けてんじゃねえ。
 だいたい彼氏がほしいって、まわりに男がいないわけじゃないだろう

」彼は、自分のことも含めている。
「あ、そんあ男どこにいるのよ。」
「だから」
「っていうか。あなたみたいな2次元ジゴロには興味がないわ。」
彼は石になる。
「出てけぇー」
「なーに、怒っているのよお。」
・・・案外に雪路に気がある京ノ介でした。
   考え方がオヤジの雪路には接点はない。

。。。しかし、恋愛の心得は聞けなかったけど。
   わたしにとっては初めての社交界、失敗はできないわ。
   やはり経験者の意見は聞きたいわねえ。


雪路なぜか、教え子に教えを聞く。お嬢様かた、ヒナギクの取り巻き
「ほう、社交界ね。
 まあ、確かにわれわれは社交界について知らないわけはないが。」
「疲れるだけだねえ。」
「というわりにいつもはしゃいでいるのはいずみだけどな。」
「がびーん」
「おお、なにかそういうことを聞くとあなたたち本物のお嬢様
 ぽいわねえ。」
「ぽいじゃなくて、本物のお嬢様だ。」
「で、社交界で持てるには、どうしたらいいの。」
「そうだなあ。やはりここは。実践あるのみないだろうか。」
「ゴク、実践」
・・・あははは、落ちるところまで落ちたな。オヤジ女。
   アダルトじゃないうよー。

夕方になる。
ハヤテ「えっと。僕にいったい何の用でしょう。」
ハヤテ、ナギ専用の御所車で雲隠れする途中にひきとめられる。
「僕これから、夜のドライブ行く予定なんですけど。」
・・・ああ、そうだね。あったね、これで、高速道路に乗る。
   非常識な話が。
ナギがいらいらしている。

「道交法とか完全無視だな。」
「んで、実践ってなにやるの。」
「決まっている。愛の告白タイム。」
。。。いきおいがある   ・・・でもそれは死語のネルトンでのこと
「じゃあ。僕はこれで。」
「なぜ、逃げる。」
「だって、どうせどくなことでないでしょう。」
「勘違いしちゃ困る。ハヤテ君が告白するのは、桂ちゃんでなく。
 こっちだ。」いずみの方を指す。
彼女の方がびっくりする。
「な、なんで、僕が瀬川さんの方に告白するんですか。」
「男が、女に告白するのは、ネルトン時代からの社交界の掟」
「ずいぶんあさい歴史ですね。どうしましょうか。お嬢様」
ナギ「まあ、不本意だが。適当にやって、さっさとどっかに行こう。」
「わかりました。」
「はあ」

「では。瀬川さん」
「ほえ。は、はい。」顔を赤らめる。
「僕とお友達から始めてください。」
「寝言は、寝て言え。この貧乏人。」
ハヤテ、固まってしまう。本当のことを言われて「はあ」
「ほえー」
「ていうか。まずその女顔をどうにかしろ。」
。。。うしろで雪路がしゃべる。口が悪い。
「いずみ、いくらなんでもそれは。」
「ひどすぎだぞ。」
「わたし、なにもいってないもん。」
雪路「なるほど、今のようなことをいうとアウトなのね。」
「ひどいよ、桂ちゃん。勝手に人の台詞作らないでよ。
 っていうか。まじめにやるきあるの。」
「うえ、そりゃあ、もちろん」
ナギ「しかし、彼氏を見つけるために、社交界とかいてるみたいです
   けど。」
「けど。なによ。」
「本当に彼氏がほしいんですかあ。」
雪路、がーん「うへえ。
確かに言われてみると、あまり欲しくない。
どちらかと言えば、ピンドンとかがほしいかも。」
ハヤテ「それもどうかと」
ナギ「だったら特に欲しくもないものを無理して手に入れなくても
   いいじゃないですか。」
「それに桂先生は十分に魅力的ですから、そんなあせらなくても
 いいと思いますよ。」
。。。三千院家執事。究極の処世術営業スマイルである

・・・ハヤテスマイル。執事のだまし。

「そう、そうかな。やっぱりそうかな。ありがとう。ハヤテ君。」
「いえ、そえほどでも」
「そうよね。彼氏がなによ。
 お酒にまさる男なんているわけないじゃない。
 待ってなさい。社交界。」
走る去ってしまう雪路。

「結局、なあんだったんだ。」
「さあ」
むなしい風が吹くばかり。

ナギとハヤテは、どこかの海岸に避難している。
「いやあ。しかし、桂先生もいそがしい人ですね。」
「そうだなあ。まあ、そのおかげで、ハヤテと夜のドライブができる
 のだから生徒のためにはなっているかもな。」
「あはは。そうですね。」
「でも、さっきの告白、まさかちょっとその気になってないだろうな。」
「ぐわあ。当たり前じゃないですか。お嬢様の前でそんな。」
「本当か。ハヤテ。うそだったら、大変だぞ。」
「本当ですって。お嬢様」


社交界では、雪路が酒を飲みまくる。

。。。その後
「やっぱり高い酒は違うわねえ。もっと高級なのを持ってきて頂戴」
クラウスが青くなって倒れている。その上に雪路がのっている。
「さあ、朝まで飲み続けわよ。」
。。。社交界はぶちこわし。そして。

外ではマリアが「はあ、彼氏か。」
夜空には、流れ星が流れる。・・・マリアさん、お祈りをしないと。
                彼氏ができるようにって。

ハヤテのごとく!!  #8 シラヌイがやってきた の感想 [ハヤテのごとく!!]

前回の続き。ヒナギクママは猫アレルギー。
ヒナギク、子猫を手放すのを泣いている。「それじゃ。本当によろしくね。」
「まあ。そう、気を落とさずに。お母様が猫アレルギーではしかたないですよ。」
子猫と向き合うヒナギク。
「ゴメンね。やさしい里親をちゃんと捜すからね。」
「僕も一応お嬢様に飼えるかどうか。聞いてみますよ。」
「うん」
「そういえば、二晩も泊めていただいたお礼をしたのですが。」
「え」
「なにかありますか?」
「いいって。そんなの」

突然のヒナギクママの登場。目から涙がとまらない。
「ちなみに3月3日がヒナちゃんの誕生日よ。」
ヒナギク、動揺する。猫アレルギーで鼻も涙も止まらないママ。チャンス作り。
「はあ。3月3日が誕生でしたか。」
「あ」
「ううん。だから、お礼をするならそこがチャンスよ。」
「なによ。チャンスって。」・・・お婿さんにしたそうママさん。
「では、なにかすてきなプレゼントを考えておきますよ。」
ヒナギク、頬を赤くする。「もう。いいって言ってるのに。」
「それじゃ。僕の気が済みませんから。」
「ううん。なあ。一応期待しているから。」
。。。そうじゃないでしょう。ヒナちゃん。もっと喜ばないとママさんの顔
「じゃあ。それではお世話になりました。」

。。。でなわけで。この小さな子猫ちゃんがでっかお波紋を巻き起こす
   今回はそんなお話!!

三千院家
ナギ、ハヤテが帰ってきてうれしそう。
かけてゆくナギ「ハヤテお帰り。
        済まなかったなあ。こちらの都合でひまなどだしたり。」
ハヤテの手の中を見るナギ「あ」
「お久しぶりです。お嬢様」
ナギ、子猫に見とれている。
。。。何かの種が爆発した。・・・・これはガンダムSEEDの種がはじけるのパロディーか?
「うおおおお、なななななんなのだ。それは。ハヤテ」

マリア、どうかしたのかしら。

ナギ「ハヤテ。ちょっと。これ子猫だぞ。子猫だぞ。子猫拾ってきたのか。」
「あ、はい。そうなんですよ。」
「だめだぞ、ハヤテ。子猫は!。あ。子猫はだめだ。」
「ああ、やっぱりだめですか。」
ナギ、子猫にあまかみされる。ナギ、。。。。
「あのお嬢さん。」
「いや、いい。やはりいいに決まっているぞ。ハヤテ。」
「えーと。どっちですか?」困った人だ。

「しかし、子猫とは意表を突かれたぞ。ハヤテ。」
「ええ、本当に済みません。」
「だが、安心しろこ。いつは三千院家の猫として、あたしが立派に育ててやる。」
・・・大丈夫か。
「え、育てるって。飼われるんですか?」
「ううん。まかせろ。」
「このシラヌイは、わたしが責任を持って飼って見せよう。」
   命名 白野威
「シラヌイですか。えーと、一応黒猫なのですけど。」
「大丈夫。このへんがちょっと白いから。なんの問題もない。」
「でも、マリアさんがなんて言うか。」
「へへへ。それも問題ない。昔から魔女と黒猫はセットだ。」
・・・実はそう思われていたマリアさん。
マリア「お待ちなさい。」・・・ああ、本当に瞬間で現れた。魔女だ。
   「だれが魔女ですか?だれが。」
ナギ、顔を動揺させる。。。。しまったああ。

マリアが紅茶を入れる。 ・・・前回は悲惨だった。
「ていうか。反対はしませんが。お忘れじゃありません。」
「はあ。なんだ。」
「家にはもう一匹巨大な猫がいるってことを」・・・ああ、あのホワイトダイガー
「ああ」


その猫とハヤテが会話をする。・・・まあ、いいか。これは漫画。
。。。三千院家のペットといえが、タマ
「まったく。子猫なんて食わないから。安心しろや。」
。。。まあ。虎なのに人間の言葉を話せるが。ハヤテ以外は内緒っている設定なのよ
   お忘れの御仁のため。念のため。
ハヤテ、家事中・。
「ううん。ずいぶん余裕だな。」
「そりゃあ。大人だからな。あんなガキ目じゃないよ。
 それに俺とお嬢がどんだけ一緒にいると思っているんだい。
 お嬢が寝れないときは添い寝をし。
 今だって寂しいときは、俺が、相手してやらねえと、しかたねえちゅうか。
 ふふふ」
「おーい。タマ」
「お。ほらな。言ってるそばから人気者はつらいねえ。」
ハヤテ「フ」

ナギ「おお。タマそんなとこにいたのか。」
タマ、ナギに駆け寄る。
「あのなあ。おまえに言っておきたいことがあるのだがな。
 シラヌイがおびえるから。しばらく俺の部屋にくるなよ。」
タマ、なんかいやそう。唖然とする。
「とりあえず寝室とかにも絶対来るなよ。ていうかしばらく一人で寝ろ。よいな」
にゃあで応えるタマ。・・・こんなときには不便。反論できない。
「それじゃなあ。」
落ち込んでしまうタマ。でかい図体がさみしい。
「あのう。タマさん。」
「うん。子猫につけるとおいしいのはどれかな」と調味料を並べる。
先ほどとは打って変わる態度。
「おい。大人じゃなかったのかよ。」
「うるさい。だれがなんて言おうとお嬢の一番は俺なんだよ。
 だからその仲を邪魔するやつは。何人たりとも。猫たりとも許さねえ。」
・・・タマの反逆、始まる。

ナギからミルクをもらうシラヌイ。ハヤテがそばにいる。
「お嬢様。手慣れいますね。」
「ああ。昔、さんざんタマで苦労したからなあ。」
「へえ」
「本当に苦労したんだぞ。ミルクを与え、えさを食べさせ、トイレを片付け、
 一緒に遊んで、一緒に寝て、。。ここからはビデオを見せた話。
                ゲームの攻略の話。格闘の話。
                ゲーセンでの対戦。ネットゲームでの対戦。
                恋愛ゲームのオールコンプ。
                同人誌を全部見させて覚えさせる。
                途中でゲーム買いのパシリになっている。」
「はあ」・・・だから、ああなってしまったあ。引きこもりの少女よりすごい。
「本当たいへんだったなあ。」
。。。それであんな虎になたのか。
「実はそのタマの事なんですが。ちょっとジェラシーを感じているみたいなんです。


「ジェラシー」
「ほら、人間だって弟や妹が出来ると上の子はすねちゃうとかしちゃうじゃないです

か。」
「はあ。しょうがないやつめ。タマとは今度ちょっと遊んでやるとして。
 ハヤテ。シラヌイをちょっと見てやってくれ。」
「へ。お嬢様はどちらに。」
「う。いや、ちょっとお風呂に。」
「ああ。お風呂ですか。」
「ああ。お風呂。。あ」前のことを思いだし、ナギ真っ赤になる。
「バカ。なにを思いださているのだ。」
「へ。ちゃんとシラヌイを見ておけよ。」
「ああ。はい」
「まったく」
ナギ、出て行く。猫はご機嫌。

ハヤテ、子猫にミルクを与える。
「しかし。タマもドウするともりだあ。シラヌイになにかしたら、自分の立場が
 危うくなってわかっているはずなんのに。」
タマ「だから、策を考えたのさ。」
「あ」
タマは、ハヤテに襲いかかる。
「タマ、おまえ」
「ふっふふ。ただ、そいつを消したって意味が無いことぐらいわかっている。
 だからそいつがお嬢に嫌われて、追い出されるための策を撃つのだ。」
・・・子猫は賢そうに聞いている。
「嫌われる策」
猫を机におく。
「お嬢様がシラヌイをおいておけなくなる策と言えば。」
机の上の漫画ノート
「そうか。さてはお嬢様が漫画を書いているノートを」
「そうびりびりに引き裂いて。この足跡つけ機でそいつのせいにする。」
「け。卑怯者め。そんなこと僕が絶対にさせないから。」
なやら破っている音がする。
すでにシラヌイが漫画ノートを引き裂いている。
唖然とするタマ。
ハヤテとタマ「うわああ」
「シラヌイ!」
「本当にやるやつがあるか!」
「こんなのお嬢様に知られたら。」ハヤテ、シラヌイを机からはなす。
タマは、ノートを復元?
そこへナギが帰ってくる。
「おい。なにを破っているのだ。タマ」
タマ。。。しまったあ。
「それはわたしが書いた漫画だろう。それをおまえ」静かに怒っているナギ。
タマ、絶体絶命。おまえ、虎だろう。
タマは、鉄格子の降りに閉じ込めされる。「みゃー」
。。。タマの言葉 違う。誤解です。

ナギ「おまえのようなバカ猫はしばらく檻の中に入っていろ。」
ハヤテ「諦めろ。因果応報だ。」
「まったく。あのバカ猫は。本当に」
ナギに載っているシラヌイ、起き上がる。
タマの方をむいて、目を輝かす・・・・はまったかバカ猫。ここはわたしが一番。

。。。計画通り

タマ、真っ白になる。はめられたあの子猫に。

タマ、泣き叫ぶ。
「うるさいぞタマ。少しは反省しろ。」

・・・いいやさ。タマの運命はいかにとと引っ張ると見せかけて、
   後半は萌え萌えのエピソード

白皇学園
伊澄「まあ子猫ですか。」
ナギ「昨日ハヤテが拾ってきたんだ。生後30日くらいだぞ。
   雄の黒猫なんだが。これがちっこくてかわいいやつなんだ。」
ワタル「ま、昔もタマもかわいかったけどな。」
「なにをいう。たしかにちょっよいたずらするけど。
 タマはいまでもかわいいぞ。」
ワタル「あいつに育てさせたらまたわけのわかんねえ猫になるから。」
「あははh。気をつけておきます。」
ナギ、怒っている。・・・だって本当でしょう。
「もう、タマはかわいいし。わたしは育てるの上手なの。」

伊澄
。。。しかし、子猫ですか。やはりかわいいでしょうね。
  猫と田和ぬ邸照る脳内創造。なぜに猫が鮮明に映る。
「あ、今の誰」・・・まさか、子猫にたぶらかされる伊澄。
「どうした。伊澄」
「いえ。これは是非とも見に行かなければと」
「じゃあ。学校終わったら来るか。」
「はい。一度帰って、着替えてからうかがいます。」

伊澄は、制服で着ていない。校則をぶっちり破っている。
なぜ制服でないかというと。
「スカートはすうすうして、はずかしいから。」
「はあ」
「要するに制服はきにいらねえていうことだよ。」
「あ、なるほど。ルール無用の残虐ファイターなんですね。」
伊澄「うう」「とにかく後でうかがいます」
「うむ。待っているぞ。」
「お待ちしてますね」

三千院家
伊澄、マリアに迎え入れられる。ピンクから水色の着物で来る。
「伊澄さんも猫好きなんですか。」
「あ、はい。でも。子猫は、タマ以外に見たことがないので。
 とっても楽しみ。」
「そうですか。」
「えへ。」
伊澄、足が止まる。
「あの」「はい」
「この部屋からなにかまがまがしい気が出ているのを感じるのですが。」
「あははh。そこは気にしないでださい。」

トビラの奥では、子猫にはめられたタマが檻の中に入れられ、泣いている。
「俺は無実なんだ。お嬢、信じてくれよ。」

ナギ、猫じゃらしでシラヌイと遊んでいる。
マリア、伊澄がきたことを知らせる。
「おお、来たか。これがシラヌイだ。」
「まあ。この子が。」
伊澄が手をシラヌイに近づける。

。。。そのとき。事件は起こった。

シラヌイがなにかを感じる。

伊澄を威嚇するシラヌイ。

「おい、どうしたのだ。シラヌイ」
伊澄は、離れる。
ハヤテが入ってくる。
シラヌイは、伊澄に向かって怒っている。

。。。鷺ノ宮伊澄。代々と妖怪退治を生業とする一族の歴代最大の力を持つ
   少女。とは言え、まだ13歳。これはかなり応えた。

「まさかあんなに嫌われるなんて。」


鷺ノ宮伊澄、いえに帰り。
習字でうさをはらす。しくしく。いじいじ。
警備の人達
「なんだ、あれは。」「こころを落ち着かせているんだ。」

。。。このままではいけない。変わらなくては。
戦わなければ生き残れない。


愛沢邸
「で、子猫に好かれたくて、うちのところに」

うんうん伊澄
「その選択。なかなか見所があるやんか。確かに猫に好かれることに関して
 うち以上はおらんといえる。
 なぜんら。関西では昔毎日にようにバケツでおひさをつまえておったからなあ。」
うんうん伊澄

。。。意味はよくわからなかったあ・・・はいはい。

「だが、安心せえ。猫に好かれるよううちがしっかり教育してやろう。」
「ああ、お願いします。」

「まずあんたは和服やから用意するのは、昆布。これを巻き付け。
 さらにこれ。カツオブシは猫の大好物。
 それを右手に持って。火をつける。
 するとついの秘剣かぐ」

。。。『色々な意味で危険なのでマネしないでね。』
   ・・・こんなことまねする子供いるか?そもそもカツオブシに火がつくの?

   *このカツオブシとコンブはスタッフで
    みそ汁にしておいしく頂きました。
       ・・・ないない。そんな非現実的なことを注意書きにするな。

「咲夜に頼んだわたしが、バカでした。」
「ちょっと待って。今のは軽い冗談やがな。」

なぜに風呂。それも檜風呂。
伊澄、入っている。

。。。コンブのにおいがついたから伊澄が風呂にはいっているのだがね。ちみ。
   決して脈絡のないサービスシーンではありませんよお。

咲夜も入浴。「はああ。あ。あははは」

。。。サービスシーンではありませんよお

さらに3名が入ってくる今回これだけの枠役達。

「いい湯だね」
「極楽。極楽。」
「でも、今日の出番はこれだけだぞ。」

伊澄と咲夜、なんなくはずかしい。
伊澄、どうしてえ。・・・それは大人のお約束。人気取り。

。。。サービスシーンではありませんからして。

   ・・・ああああ、そこまでしたらサービスだよ。視聴率低いの?
      それともこれがやりたくて深夜枠を頼んだの?


風呂からあがり、和服をきる伊澄。
「それやったら。ぼけなしでいうけどな。・・・なんと、ぼけなくてはいけない。
 見た目が変わらんといかんのちゃうか?」
「あ。ああ」
「毎日。毎日。和服和服。中身なんてそう変わらへんのやから。
 まずは外見をいじってみるのが通りと違うか。」
「だけど普通の服は恥ずかしいし。」
「けど、興味はあるやろ」
「ああ」
「一応、伊澄さんも女の子やんもんなあ。ナギとかが着ているひらひらの服。
 着てみたくなることもあるやろ。」
「そ、それは。まあ」
「はい、じゃあ決定。愛沢家のメイドさん達お客様の着替えを手伝ってあげてえ。」
「はあい。」
「うわあああ。」

10分後
「ほおお。さすが、素材がいいとよく似合うなあ。」
「さ、咲夜。これスカートが」はずかしい伊澄
「えへへ。今どきはそんなものやって。
 じゃあ。とりあえず。そのかっこで。ナギ家に行ってみようか。」
「あ」
。。。伊澄、ハヤテの顔が浮かぶ。どうしようかなやむ。
咲夜、伊澄をひっぱて「ほうら、さっさといくでえ。」
伊澄、あせをだす。「あああ。うううう」嫌々をする。
「アホか。そんなけおしゃれしれ。誰にも見せんわけいくか。」
伊澄は、顔が真っ赤になる。「ううう」

三千院家
ナギ「ほお。子猫に好かれるおんなになるために、おしゃれをね。」
シラヌイ、ナギもひざのうえ。
「なかなかかわいいではないか。な、ハヤテ」
「ですね。」
伊澄、恥じらいを見せる。
咲夜、どうどうたるもの。
「普段の和服もかわいいですけど。スカートもよくお似合いですね。伊澄さん」
「え。ありがとうござうます」恋する乙女
「まあ、子猫関係ないけどなあ。」ナギ、ハヤテを見る。子猫も笑顔。
「ですね。」
伊澄さん、気づく。ああああ「ううん。」振り返って、咲夜をにらむ。

・・・このとき少女は自分のやっていることが見当違いであること気づいたあ

咲夜、気まずい。「いや。待て。待てって。」

「ですが。伊澄さん。もし、そんなに子猫に嫌われるなら。
 一つ魔法を使ってみましょうか。」
伊澄「魔法」
スプレーでシューとするハヤテ。

子猫反応する。
伊澄に飛びつく子猫のシラヌイ。「え」
伊澄、シラヌイを抱くことに。

伊澄「ハヤテ様。これは。」
「またたびのエキスを薄めたものです。
 かけ過ぎは良くないですけどね。」
「またたび」
「ええ。あと、伊澄さんの和服に猫の苦手なにおいがあったのではと。」
伊澄、顔を赤くする。「そ。そんな程度で。好かれたり。嫌われたり。」
「まあ、結局動物ですからね。」
咲夜「ようするに無駄な努力で、赤恥ってとこやな。」ワンポイントチェック。
伊澄、カチンと来る。

咲夜、うれしそうに逃げまくる「あははは。ごめーん」
伊澄、カツオブシに火をともし、追いかける。
二人の追いかけっこがおもろい。とうの伊澄はカンカン。
そういえば、ナギの場合にもいらぬ入れ知恵ばかり。

二人を見ている。ハヤテとナギ
ハヤテ「仲良しですね。」
ナギ「本当にな。」

咲夜「うわはあ。」
伊澄、立ち止まる。「あの。ナギ。」
「わ。どうしたあ。」
「もう少し。もう少し、シラヌイと遊んでいっていい。」

広い庭でナギと伊澄、シラヌイと遊ぶ。
「ほうら。シラヌイ。伊澄にチューだ。
シラヌイ、伊澄の頬をなめる。
二人は楽しい。

「お嬢様。連れてきましたよ。」
タマがとぼとぼ連れてこられる。

「ほおお。来たか。タマ。おまえも一緒にあそぶぞ。」
タマ元気になる。「みゃー」
ハヤテ「お嬢様。おまえがいないともの足りないって。」そっとささやく。
「う、みゃー」

タマ、ナギをなめる。
伊澄、子猫もたのしい。
ハヤテ、笑っている。

。。。こうして、シラヌイはナギのペットになり。
   伊澄は、スカートをはいた。
   ちなみに

咲夜は、伊澄と子猫の戯れを隠し撮りする。
それをワタルにみせる。「うおお。」
どうや一枚一万円。まだまだあるで、
ワタル、それを取り上げ「うおおお。」
咲夜「う、はははは。」

。。。ち、大もうけしやものがいたとかいないとか。

   ・・・影で利用する大阪商人。なにかをつまむ。魂胆が。。。

ハヤテのごとく!!  #7 やきもちとか焼かれたてジャぱん の感想 [ハヤテのごとく!!]

ナギ、一人で紅茶を入れる
。。。そうこのお嬢様は今ひとりぼっち
   しばらくお暇をもらった執事は、なぜか生徒会長の部屋に転がり込み
   この行方を心配したメイドさんも変装して学園に潜入!!
   お嬢様は一人で留守番とあいなりましたとさ。
一人でもお茶をいれられないお嬢様。
・・・なぜに白煙が出る??
なんでホワイトタイガーが居るこの屋敷??
「マリア。ハヤテ。早く帰ってこい。」
一人にするとなにもできない。。。。

ハヤテと変装したマリア
「ここは生徒の人しか入ってはいけいない決まりまんですけど。」
「そうなんですけど。生徒会長さんにはお世話になっていまして。
 だからちょっと手伝おうかなと」
変装したマリアにヒナギクのことを聞かれて、動揺するハヤテ。
顔が真っ赤。

。。。うわあ。ハヤテ君かわいいですね。
これでなんていうかもっといじめたくなりますね。
   ・・・かわいいからね。

エレベータが突然に止まる。

「とまちゃうました。」
「このエレベータ古いですからたまにとまるんですよね。
 えーっと、止まったときは。」
・・・声がマリアです。
。。。やっぱり、この人マリアさん。え、なんで。
   まさかいきなり切ったら、わざわざ直接確かめに
   もしくはしかりにきたとか。
   これはいかん。ここはもう素直に謝って。

「あの」
「ああ」
。。。ええ、なんですか。まさか二人きりになったからって
「だめです。そんな急に」
「急で、すみません。ですが。そのですね。」
二人倒れ込む。なぜに見つめ合う二人。

エレベータがなって、ドアが開く。

ヒナギキ「直りましたけど、中の人大丈夫。。
     て、なにしてるの。綾崎君」
引きつってます。
「ああ、違うんです。これは。」
ヒナギキ、歩み寄るがドアはしまる。
「なによ。綾崎君。待ちなさいよ。」

なぜ逃げるハヤテとマリアさん。
「なぜ、マリアさんがここにいるんですか?そんなコスプレまでして。」
「コスプレじゃありません。17歳という年齢を比べたら普通です。」
「すみません。マリアン、大人ぽいから。つい。」
「もう、わたしはハヤテ君を心配してきたんですよ。」
「え、僕を。心配。」
「そうですよ。実はハヤテ君に渡したお金が。。。
 うわああ。なに泣いているんですか?ハヤテ君」
「だって。だって、そんな風に心配されたことがあんまりなかったから。
 マリアさん、僕のことを心配してくれて。
 そんなはずかしいかっこまでしてくれて。」
・・・あはははは。
。。。悪意はないんですよね。悪意は。
「それで、ハヤテ君。あなた。うん」懈怠電話が鳴っている。
ナギからの電話。部屋がぐちゃぐちゃになる。すぐ行くことに。
・・・クラウスはいないのか。
「えっと、ハヤテ君。わたし。」
「大丈夫です。もう、マリアさんを心配させたりしません。」
「で、では。明日の夜には戻ってきてくださいね。」
「了解です。」
。。。休みだからって、気が抜けていたな。
   どんなときでも僕は三千院家の執事。ならば、ただでヒナギクさんち
   でお世話になるなぞ。執事のなおれ。
・・・執事の服に着替えて、気を引き締める。


夕方になる。
「まったく。綾崎たら、彼女がいるっていうのに。他の女の子とあんなことを

 ここはがつんといってやらないと。
 白皇学園生徒会長のなおれだわ。」
ハヤテ、ヒナギクと見つける。
「今帰りですか。大変ですね。」
「綾崎君。あなた。」
「ヒナギクさんは、好きな食べ物はあります?」
「へ、好きな食べ物。」
「はい」
「カレーとハンバーグ」
「ははは、なんだがずいぶんと男の子みたいなものが好きなんですね。」
「な。なによ。いいじゃない。だいたいそんなこと聞いてどうするき?」
「お母様に夕飯の支度を頼まれたもので」
・・・え、なぜにお母様?
「え、それってもしかして。」
「はい。お母様は急な夜勤との事です。」
「ああ」・・・今晩は二人きり。
「じゃあ、まさか。今晩二人っきりなの?」
「いえ、夕方には、桂先生が戻ってくるっていってましたよ。」
・・・あくまでも予定。
「あ、そう」安心するヒナギキさん。
カレーのことではこだわりがあるヒナギクさん。
「意外と味覚が子供なんですね。」「そんなじゃないわよ。」
「さっさとるわよ。綾崎君。」「はいはい。ヒナギキさん」


。。。なんだいその仲良しハイスクールの会話は。スーパーの客が怒っている

ヒナギク
。。。まったく、このままでは綾崎君のペースにのまれきりだわ。
   やっぱりここはがつんと言ってやらないと。・・・男か?

ハヤテ、三千院家の執事としてがんばる!!
「待ちなさい。綾崎君」かっぽう着をきているヒナギク。
「ただ、つくってもらうなんて我慢できないから
 わたしも一緒に作るわ。」
分担することに。ハヤテがカレー。ヒナギクがハンバーグ。
ヒナギクはセロリを食べられる。。。。どこまで子供扱いする。

。。。今度は新婚ほやほやの会話なの。鳩たちが怒っている。
   なんなのよ。ちみたち。

どちらも料理ができあがる。
試食をする両者。どちらも両者の料理がおいしい。

なぜに料理対決ぽい
どちらも顔を赤くする。

「えっと。さあ」
「食卓の準備をしましょうか。」

。。。ラブラーブ。はずかしいたら。はずかしい。鑑賞植物が怒っている。
   はずかしいでちゅう。

すごい料理の完成度
「それにしても桂先生帰ってきませんね。」
「本当ね。」
「お茶入れるね。」
「あ、それなら僕が。」
二人の手がふれあおう。
見つめ合う二人。・・・いいじゃない。

そのころ、屋台の飲み屋でいっぱいやっているあほな桂先生
「オヤジ。金もってこい。」
「いやあ酒なら、ともかく金はちょっと」


ハヤテとヒナギク、固まっている。
はずかしくなって離れる。8時過ぎ
そっぽをむいている二人が振り向く。
。。。でおよく考えたら綾崎君。彼女いるのよね。
   だったらそんな心配をする必要もないのかも。
西沢歩の顔が浮かぶ。
   彼女か?
「そうだ。綾崎君。お風呂入る。」
「え、そんな。いっしょにですか。」
「なに勘違いしてるの。なわけないでしょう。
 もう、一緒に入りたい?」
「ええ」動揺するハヤテ。
「日本語でしゃべってくれる。」
ハヤテ。。。。
「それじゃ、あの西沢さんて子とあたしとマリアサさんと三人で
 だれと一緒にはいりたい。」
ハヤテ、混乱。頭のなかに三人の風呂の姿が?
「いや。いや。それは。その」
「それだった家のお姉ちゃんはいい。」
「あ、それは遠慮しておきます。」
桂先生「なにー」次元を割って出てくる。・・・いいね。アニメだから。
。。。まあ。まったくもう
「恋人がいるっていうのにフラフらして。」
「え」
「そんなんじゃあ。彼女が悲しむわよ。」
「いませんけど」
「う」
「僕に恋人なんていませんけど。」
「あ」

ナギとマリア
マリアがナギに紅茶を差し出す。これくらいできるとナギはいうが。
今回はちょっと油断を。どうすれば、ここまで部屋を壊すだろう。
「とにかく被害がキッチンだけで収まってよかったわ。」
ナギ、全てをハヤテのせいに押しつける。
・・・そういえば、ハヤテ君。結局どこに泊まっているのか
   聞くの忘れてましたね。

「いないってなにが。」
「ですから、僕に恋人なんて。」
ヒナギクの頭では整理が出来ていない。
「え。え。いないってどういうこと。
 あの西沢さんという子とつきあっているんじゃないの」
「えー、なんで。僕が西沢さんとつきあってるんですか。」
「うそついたってだめよ。だってあなた。あのバレンタインデーの時、
 彼女に告白されたって」
「あ、告白はされましたけど。返事はしなかったっていうか。
 返事はいわなくっていいて言われたから。それでその。
 返事はできなかったっていうか。」
「う」。。。じゃあ。なに。二人は本当につきあってなくて
      わたし一人が勘違いしていて。それで。
      恋人のいない男を夜家に連れ込む。
      二人きり。
「あの。ヒナギキさん」
「あ。はい。なんでしょう。」
「いや。その」
「あ。そうだ。綾崎君。アイス食べなくない。うん。食べたいね。
 ちょっと買ってきてあげる。」
「ああ。」ハヤテをおいて家を飛び出す。
・・・あははは、これはヒナギクママの既成事実つくりの陰謀。


コンビニから出てくるヒナギク。
「ああ、なんか、調子狂うなあ。まさかつきあってなかったとは。
 でも。なんだろう。少しだけ、その。」
「うん」
「あ」
目の前にバカの西沢歩がいる。「焼き芋を食べている。」
二人ともビックリする。
「わ。あなた」
「ああ。白皇の生徒会長さん。なぜ、こんなところに?
 もしかしてわたしみたいに焼き芋屋さんを追いかけて。
 気づくと知らない場所にたどりついたみたいな感じなのかな。」
・・・本当にバカ。平和だな。
「いえ、そんな愉快は理由はないわ。」
「ああ、そうなんですか。あ、焼き芋食べます。」
「いえ、今はちょっと。」
。。。それは非情にはずいわ。

。。。そのとき、ヒナギクのおつむをよぎったそれは
   このまま行くと自分の家にハヤテがいることが
   なんとなく西沢さんにばれて、なんだかんだで誤解され
   話がややこしくなったりしてえ。・・・そういうはなしですね。
   ラブコメ的にここはそういう流れ。

。。。なんとしてもそういう誤解をされないように気をつけなければ。
   ・・・ええ、本心の奥底ではどうなの。少しだけ安心してないの・

ハヤテ「はーい。ヒナギクさん。お風呂わきましたよ。」
・・・そういう流れをする。
唖然とするヒナギク。

。。。みのふたもない男だわさ。

「綾崎君」怒っているヒナギク。
「え。あ、西沢さん。」
「あ。えっと。えっと」表札には【桂】、そしてハヤテを見る。
ヒナギク「違うの。今あなたが考えているのは誤解なの。」
西沢「あ、失礼しました。」
「ちょっと」
「あの」
「あ。これ持ってて。」

ヒナギク、西沢を追いかける。
西沢。。。そうか知らなかった。ハヤテ君があの生徒会長さんの家にいるって
     ことは。二人はすでに新婚なのだ。

。。。そいつは違う。

     それなのにあたしたらそうとは気づかずに不倫を

。。。だからして間違っているって

「ちょっとまちなさいって。」
「なんで追いかけて来るんですか。」
「なたが逃げるからよ。」
「もう。いいんです。あたしみたいなのは違う街で焼き芋も片手に朽ち果てて
 いきますから。」
ヒナギク、西沢の手を取る。
「そうじゃなくて。うちに泊まって行かない。」
「え」
「中途半端な誤解をして悶々とするよりそっちの方がいいでしょう。」
「う。
 で、でも、お二人の愛の巣にわたしなんかが。」
「そういう卑猥な表現はやめてくれる。
 だいたい綾崎君のこと本気で好きなら、こんな簡単に諦めてどうするのよ。


顔が真っ赤になって動揺する。
「だめだんじゃないのかな。そんなこと本人の目の前で
 こんなことをいっちょうの
「な。もお。かわいいわね。」
・・・ヒナギクさん、あなたがかわいくないんです。
「でもいいですか?わたしなんかが泊まっても。」
「かまわないわよ。だいたい。年頃の男女が夜中に二人きりっていうのは、
 やはり好ましくないっていうか。」
「じゃあ。やっぱり。桂さんは、ハヤテ君のことを別に好きって言うわけでは

。」
なぜか、顔を赤くする。・・・あやしい。隙あれば、ほしい。
「当然でしょう。」
「う」
・・・なんてわたしがそんな。ううう

「にゃあ。」猫の声
「にゃあ。」
「あ」


桂邸に帰る。
「あ、ヒナギクさん。お帰りなさい。」
子猫をつれている。
「にゃあって。えー」
ヒナギク「どうしよう。」

猫をみて、良かったです。ハヤテ、問題なしという。
馴れているだけです。

「そういえば、二人はこうやって会うのは、バレンタインデー依頼ね。」
「あ」「あ」

二人とも、バレンタインデーの日のことを思い出す。
西沢は、猫の方に気をふらせる。「おなかすいてるんじゃないのか?」
ハヤテ「じゃあ。僕、ちょっと買ってきますよ。」
唖然としているヒナギク、なんて振り方をするの。この二人。
「よ、よろしく。」

「なによ。せっかく話を振ってあげたのに。」
「だ。だって、まだ、こころの準備が。」

二人のコップ
西沢「すこし安心しました。」
「う、なにが。」
「桂さんが、ハヤテ君のこと好きとかではなくて」
子猫は安心でしている。
「ハヤテ君って、あたしのカンでは、桂さんみたいな人に弱いんです。」
「え、そうなの。」
「そうですよ。ハヤテ君って基本的に大人っぽい女の子が好きなんです。
 特に頼りがいがあって、きれいで優しい人にすぐめろめろになっていうか。


「ふーん。」
「でも、なんていうかそれだけわかっていて好きだっていうのは、
 よっぽど好きなのね。」
・・・西沢の性格と真反対。動揺する西沢。
「ああ、だから、そういうことはストレートに言ってはだめですう。」
「う、なんかそんなかわいいところ見せられちゃうと
 思わず応援したくなちゃうわね。」
「ほ。本当ですか。」
「ええ」
。。。そうよ。彼女はこんなに真剣なんだもの。だったらわたしは
「でも。応援が必要なのは。ハヤテ君もですね。」
「う。なんで。」
「ハヤテ君、実家とかないから。お屋敷に帰れないと路頭に迷うというか。」
「綾崎君って、ご両親は?そもそもなんで執事の仕事なんしてるの。」
「あれ、桂さん、知らないんですか?ハヤテ君の両親は、ハヤテ君に
 一億五千万円の借金を押しつけていなくなちゃたんですよ。」
「え」
「苦労してるんですよ。ハヤテ君。そんな風には全然見えないですけど。」

ハヤテ、帰ってくる。チャイムの音

西沢「あ、帰ってきたんじゃないかな。」
ヒナギキ。。。一目見た瞬間にわかることがある。
       なんとなく気になっていたのは。
       なんとなく感じ取っていたからだろう。

「あ、西沢さん。ヒナギクさん。ただいま戻りました。」
ヒナギク。。。この人がもしかしたら、
       自分と同じ痛みを抱えているかも知れないことを
ハヤテ「え」
「綾崎君」
「ヒナギクさん。なんかその子、すごいもらしてますけど。」
「うわああ」

シャーワを浴びるヒナギクさん
西沢さんが着替えをおいていく。
「ねえ。バレンタインデーの告白の返事は聞かなくていい?」
「あ、ははは。それは。その。えへへ。
 返事は聞かなくてもわかっているというか。
 だから。今は。その。先延ばし作戦中なのですよ。
 ほら、友達以上恋人未満ってみたいな関係を作ってですね。
 長く一緒にいれば、そのうちハヤテ君も気の迷いが生じてくるかなって
 みたいな。そんな。そんなかっこわるいこと考えたり。
 桂さんみたいにかっこよくなれたら、こんな風に悩まずにすむんでしょうけ

ど」
「悩むわよ。かっこよくないんだから。」
「ねえ。これからはわたしのことはヒナギクって呼んでもらえないかしら。」
「え」
「そのかわり、わたしもあなたのことあゆむと呼ぶけど。だめかな」
「え」
「わたしは、あなたを応援するわ。」
「あ、わかりました。ではわたしも桂さんのことをこれからヒナさんと」
「なぜ、さん付け?」


三千院家
ナギ「明日はハヤテが帰ってくるのだな。」
マリア「はい。そうですよ。」
「ちょっと楽しみだな。」
「裸見られたの。もう恥ずかしくないんですか?」
「それはまだちょっと。
 でも、裸をみられたことより、ハヤテの顔を見られない方が」
マリア・・・今はまだ張りぼてで出来た関係ですけど。
      あなたのその想いが届きますように。
      わたしは応援していますよ。

ヒナギク「子猫には三時間おきにミルクを与えないといけないの。」
ハヤテ「ええ」
西沢「眠れない夜になりそうですね。」
ミルクを飲む子猫ちゃん。ご機嫌。・・・名前は?

ハヤテのごとく!!  #6 おまえンち の感想 [ハヤテのごとく!!]

わたしは愚か者だ。
ナギ、ハヤテに裸を見られただけならともかく、髪を拭いてもらって
あまつさえ自分からハヤテにチュウまでしてしまった。
こんなのはずかしずて、しばらくハヤテの顔を合わせないよ。

マリア、そのためハヤテに2、3日どこが別の場所に泊まってもらうために
とうざの宿泊費3日分の100万のぽんと出す。
「少ないですが。3日分宿泊費としてこれを」
ハヤテ、ビックリする。「こんなけあったら余裕で3年は暮らせますよ。」
「でも、返されると困るので、ちゃんと使ちゃって下さいね。」
「ええ、本当にいんですか。」

それで、ハヤテ、外に出ると金に群がる雪路、冴木、シスター。
お金のにおいに敏感なハイエナどもが群がる。
「まずい。この人達にかかわったら100万なんて
 あっという間に使い果たされてしまう。」
・・・あははは、ハヤテには、3人は金の亡者に見える。
仕方ないので、コートに10万を潜まして、飛ばして。
3人をふりほどく。

その後もお金に困る人が現れて、親切なハヤテ、お金をあげてしまって
Tシャツだけの一文無し。晩になって「負け犬公園」・・・なんて名前の公園
へ、雪が降ってくる。ナギとでった自動販売機前。
。。はあ。僕はどうしていつもこうなんだろう。なんか似ているなあ。
  あのクリスマスの夜に。助けてくれるお嬢様もいないっていう。
 でも違うのは今回は自業自得で、
捨てる神あれば拾う神ありで、ヒナギクと合う。

それでヒナギク家にお世話になる。ハヤテ、風呂にいれてもらって、妄想を?
ここのママが、ハヤテをかわいいといって、気に入る。彼氏じゃないの?
いろいろ着飾ろうと、女運が悪いのかどうか?(猫耳、ドレス)
2817625
「たぶん。綾崎君には彼女がいるんだから。」
三日ほど帰れなくて、ヒナギクママご機嫌で「じゃあ。泊まっていく。」
ヒナギクの言葉は無視「年頃の娘が」
その後、ヒナギクの機転で、帰ってこない姉雪路の部屋に泊まることに
ヒナギク、聞きたいはその時には聞かず。

ナギ「ハヤテがいないとこの部屋も広く感じるなあ」
マリア「さびしいなら。戻ってきてもらえればいいじゃないですか。
    ハヤテ君なら電話一本で喜んで戻ってきますよ。」
「それはだめだ。一晩できることとできないことがある。
 わたしのこころは一晩で修復できない。」
。。。思春期の乙女心は複雑。ハヤテ君も大変ですね。
            ・・・仕掛けたのはあなた。天然ですねマリアさん

ヒナギク、ハヤテの部屋に夜に訪問する。お風呂上がりのヒナギク。
彼女を意識する、きれいな人。ヒナギクは、無神経。男前。
。。。ヒナギクの聞きたいこと、あのことつきあっていること
ヒナギク、ハヤテを突き放す。
ヒナギク。。。どうして、わたしが動揺しているのよう。
       そもそも綾崎君が誰とつきあおうと関係ないじゃない。
       もともとタイプとかじゃないし。なんとも思ってもないんだし。
       なんていうか友達に彼氏が出来たというか。
       そういうたぐいの心境であって。
       別になんでもないんだから。

生徒会長の悩みの種である本人
西沢歩は、告白はしたが、結果は保留とのへたれた現実から逃避
勝手に夢の中でにやけていたあ。やっぱりばかでした。

朝には、ハヤテ徹夜で勉強。ヒナギクの手からの朝食をハヤテいただく。
今晩の泊まる話。ママさんは、泊まって欲しい。おもちゃにされそう。
「かわいい彼女はほったらかしでいいの。」
「いやしばらくほうって置いた方がいいていうか。
 ちょこまかかまうのも男としてどうかと思うので。」
彼女のことを話すが、ヒナギクは、西沢歩を、ハヤテはナギのことを
考えている。ずれているあたまの中身。
くしゃみをするナギ。

三千院家には、ハヤテからもらった金を返しに来る人達が、合わせると
100万円になる。
マリア。。。これは昨日私が渡した宿泊費。
       ということはハヤテ君どこに泊まっているのかしら?

ヒナギクとハヤテ、仲良く通学するが、学園に入ると生徒会長の顔になる。
朝風理沙に、するどく服装のことでつっこまれる。「ハヤタ君」
若くして生徒会長になる人は、スゴイ人しかいないのよと。
すごい飛び級の人が二期務めた。
「くちゅ」くしゃみをするマリア。・・・なるほどあなたでしたか。

マリア、ハヤテに電話するけど、ハヤテがなしのつぶてで電話を切る。
マリア「これはまたなにか不幸を加速しているみたいですね。
    今の時間は学校ですか。なら、あの手で調べてみましょう。」
で、学生服になって学園に潜入して、ハヤテの様子を見に行くことに。
「白皇学園の生徒会長の時は10歳。あのころと比べるといまのほうが
 見合っているかも」・・・当たり前、今がその年齢。
「というわけで。いざ。学校に潜入です。」
変装になっていない。学園中で目立っているマリア。意味が無い。
。。。あ、そうですわ。これで変装すれば。
さらにインテリメガネを掛けるが、余計に目立つ。
そのころマリアさんの電話を切ったことを公開している。今頃言えないし。
ヒナギクに「そんなつまんない顔をしない。ただでさえ、
      不幸がやってくる顔をしてるんだから。」
ヒナギクから缶コーヒーをもらうハヤテ「ありがとうございます。」
「それ飲んで元気出して。じゃあ。わたしまだ生徒会の仕事残っているから。


・・・泊めてもらうだけじゃまずい。僕もすこしヒナギクさんの仕事手伝おう
   かな。

マリア、仕方ないから、ガリ勉の度数が高そうなメガネでごまかす。
2817626
「ううむ。これなら、ばっちりですねえ。」
。。。さて、では、さっそくハヤテ君を捜して。あ、時計塔。
   これもずいぶんなつかしい気がしますねえ。
   せっかく来たんですし。ちょっと登ってみますか。
生徒会長のある塔で。ハヤテとばったり合うが、気づかれなった?
。。。あ、ハヤテ君。
「あの、えっと、上ですよね。何回ですか。」
。。。もしかして、わたしだと気づいていない。
。。。一瞬。マリアさんかと思った。
   こんな変な格好でここにいるわけないし。
           ・・・天然ですね。そのとおりなんですよ。
「ああ、では最上階まで」
。。。別人だよな。
。。。やっぱり気づかれてない。なんかこれはこれでちょっといたずら
   したくなりますね。
マリア、調子に乗って、ハヤテにいたずら。

ハヤテ、なにか悪い気配を感じて反応する。

ひそかに観察するはずが、開き直ったいたずらメイド。
らむ展開まっしぐらな主人公にさらなるハプニングの予感。
さらの肝心のヒロインは蚊帳の外。その声はさびしく響く
「マリア」

主人をほっといて遊んでいるマリア。
前の10件 | 次の10件 ハヤテのごとく!! ブログトップ