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シャングリ・ラ 第14話  変貌都市 の感想 [シャングリ・ラ]

すべては、決められたこと。
ターミネーターみたいなものか。
メジューサは、このままほっとくとスカイネットみたいに
手が終えなりそう。人工知能が、地球規模で賢い

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アトラスに進入した国子ら。
それを見守るドゥオモの人達。みんな、心配している。
ばあちゃんは、漬け物をつけている。
・・・この人が今回のメイン?

ドゥオモで、後方支援をしている。
練馬支部から映像が入る。他の地域では、何かが起きている。


国子とモモコが、中への入るアクセスをしている。
中の仲間と連絡を取るが、なかなか取れない。
「あ、ごめn。モモコさん。」
「はいらないからっていきなりはだめ。
 少しずつ馴れさせるのがコツ。」
「なんか変なふうに聞こえる。」
・・・あはははは。
「どう変なの?」
「もう、誘導尋問禁止。」
ロープで中に入る?
「勝負下着は、白より赤のほうがいいのよ。」
「あ、見ないで。」
塀をのり越えていく国子。
その先には、爆破して突入したあとが。
「あたし達がつくころには、もう終わっていたりして。」
「総裁、置いてきぼりで。」
「現場の指揮を取っているのは。」
「武彦」
「待てを教えておくべきだったわね。」・・・犬か武彦は。


武彦ら、銃器で壊して、突入をする。


「総裁。どこに?」
「こちら、国子。応答せよ。もしもし」
「こちら、1班。ご無事ですか。」
「3班だ。よかったあ。総裁。」
国子とモモコ顔を見合わす。
「で、そちらの状況は。」
「内壁突破しました。」
「2班も突入します。」
「わかった。各班、援護お願いね。」
「こちら、7班、目標が見あたらない。」
「TV局は、別の層か。
 じゃあ。国会議事堂の別の班と合流して。
 9班から14班のみんな聞こえた。
 今どこにいるの。」
「ジャングルだ。」
「え、今の9班の祐介よね。報告は正確にお願い。」
「正確に言えば、いけどもいけどもジャングルだあ。」
「そんな暗号決めたっけ。」
「黒くてるもじゃじゃ。
「ばば、こちら13班これ以上無理です。
 一面火の海が。うげええ、」
「10班、ひとまず避難。おかしな橋が崩れる。」
「みんな、動かないで指示を待って、武彦どなっているの。
 聞こえる。」
「あ、聞こえる。」
モモコ「なら、早く返事する。」
「どういうこと。武彦、今どこなの。」
「南の島田。」
「南の島?」
「本当だって。ヤシの木だって本物。」
といっているうちに、擬態装甲が取れて。平気に変わる。
「おおお」
「逃げろー。」
銃で撃ってくる。
それを聞いている。
「武彦。みんな。」
国子、先に行ってみる。
「総裁。どこに行きます。」


「第8層に進入したゲリラは、今木の率いる陸軍が鎮圧に
 向かっています。」
「アトラスの被害状況は?」
「3%未満に留まります。」
「うふ。復旧を急ぎなさい。地上の調査もよ。」
「はい」
。。。早くいらっしゃい。(国子)
   サプライズがあなたを持っているわ。


祐介いる班、同じ所を歩いている?
どこかわからない。
擬態装甲をしているものが、監視をしている。
「一時方向、数は5。慎重にやろよ。」
「余裕ですよ。あちらは、こっちに気づいてもいません。う。」


車両で走る。草薙。
侵入者の位置を見ている。。。。同じ日本人と戦うのか。


爆発音が
「シャフト、出入り口を突破された模様です。」
「ディグマ2か!」


モモコと国子が唖然としている。
砂漠。。。
「ここ、第8層だよね。」
「リッチな日焼けサロンにしても、大きいわね。」
・・・あははは、スタートレックの娯楽施設みたい。
   本当は、小さい。見せかけだけ。
国子、地面を確かめる。
「擬態装甲
 みんな。街が擬態している。」
「擬態って。なにを。」
「とにかく、目の前のもの全部よ。
 そうしよう。モモコさん。」
「見た目に騙されてはだめ。こころの目で見るの。」
・・・ヨーダか?
目をつむって、見てみる?
「なにも見えないわよ。」
「当たり前。そんなのあったら。国子のおっぱいだって丸見えよ。」
「へ。へ」胸を隠す。
「見られて、減る所じゃあ」
今度は、高いビルに変わる。
「え」
現在の東京の風景になっている。
「東京?
 東京なの?」
「震災前の。にくいチョイスだわ。」

「聞こえるか。」
「武彦。震災前の東京だって。」
「ビルとか電車とか。アトラスがない。」
「落ち着け。俺たちもどうやら東京にいる。国会議事堂の見つけた。
 けど。すまねえ。弾が尽きそうだ。
 みんなの消耗の激しい。」
「わかったそこにいて。体勢を立て直しましょう。」
音がなる。ゴジラが?
「なに。あれ。ねえ。ねえ。」
「口閉じなさい。舌かむわよ。」
国子、楽しい。
「あれ、すげえ。」


「みんな。国会議事堂に集まって。」
「武彦さん。」
「おお」
「連絡取れました。」
「ああ。おまえら無線は。ダメです。電波障害が激しくて。」
「う」
「総裁は、なんと。」
「都庁に集合だと。みんなにも伝えてくて。」
・・・えええ、なんで。
はしって、連絡をする。
「おい。みんな。都庁に集合だ。」
「そう。都庁に集合だあ。」
・・・この武彦は、本物か?


リョウコ「いけないわ。虫が明かりに飛び込むのと同じね。」
「はい、ゲリラがわれわれにかなうわけありません。」
「戦力の話じゃないわ。シオン。」
「え」
「彼らは、知らないの。追い求めるのその光が、身を滅ばす災いで
 あることを。」
「リョウコ様。」
「テラスがなんために作られたのか、おまえは知っている。」


国子とモモコは、デパートの前にいる。
「知らないよ。ここ、どこ。」
「よく見なさい。池袋よ。池袋。」
外のは、ジャングル。
「森とアトラスがないって、なんか変な感じ。」
「今まで、あって当然だったのが、無くなるって、結構大きな事よね
 逆に、これまでなかったものが、いきなり現れるのも、
 はじめはかなり抵抗があるものよ。」
「じゃあ、はじめは、アトラス計画に反対する人も、
 いっぱいいたの?」
「アトラス計画。そうねえ。むしろ、当時は大歓迎だったんじゃないかしら」


「関東一円を襲った大地震。通称第2次関東大震災。
 その火災により東京は焦土とかしました。
 都市機能は完全に停止。被害総額は、3千兆円以上。
 死者、不明者は、1千万人を超え、多くの人々が家族や住居を
 失いました。」


「でも、国による十分な救援はなかったわ。」
「なんで」
「国際的に、炭素税が導入されたばかりでね。
 重い課税で、国は転覆すんでんだったの。」
「そんなの。言い訳だわ。国民を守るのが最優先でしょう。」
モモコ、人差し指を国子に出して
「そこで、持ち上がったのが、アトラス計画よ。」
「街の復興じゃなくて。建設費用はどうしたの?
 義援金を何千億も出した人がいたらしいわ。」


「現アトラス公社最高顧問セルゲイタルシャ氏。
 彼の援助により計画は進められました。
 このたたよえる国を治め、作り。固めめなせ。」
「ふふ、おじさまが、いいそうなことね。」


「このたたよえるなに?」
「泥舟状態の日本をもう一度たてなおしましょうってこと。」
・・・わああ。今の日本も同じだあ。
「地上を冷やすために、森が作られ、東京は、よりコンパクトな
 空中都市に生まれ変わったの。
 コンピューターで管理された便利で快適な住まい。
 台風や地震にも強い耐久性を誇る堅固な要塞。
 人々は空の大地に安らぎを求めて、アトラスが建つのを
 待ち望んだのよ。」

「アトラス計画のおかげで、日本は存亡の危機から脱出しました。
 アトラスは、まさしく日本を支える柱だと思います。」
「うん、それで。」
「その計画を引きついていらしゃるリョウコ様は、たいへん
 すばらしく、わたしなぞをおそばにおいてくださることは。
 まことに光栄でして。」
「アトラスを作ったのはね。あたしが、
 遊ぶためにきまっているじゃない。」
・・・出た本音。
「はあ」
「おまえも。彼らと同じね。
 また、兄弟ふたちきり。地上で暮らしたいの?」
「うああ。お許しください。リョウコ様。お許しください。」
ブザーが鳴っている。
顧問が待っていると知らせに来る。
少年は、放置プレイにされる。


香凛「いっぱいあって。困っちゃうなあ。」
「いやあ。香凛。現在、炭素指数をもっとも落とせるのは、
 ブラジルだが。ヘッドリスしていいか評価をこう。」
「焼き畑地区ね。いいよ。わたしも狙っていたんだ。」
クラリス「おりこうさんね。メジューサ」
チャン「香凛。メジューサの自我を遮断しよう。
 いまに手がおえなくなるよ。」
「なーに、メジューサが頭よくなるのが、こわいの?チャン」
「思考のレベルが地球レベルになっている。
 勝手に行動して、自己防衛する手段も自分で考えた。
 メジューサは、僕たちの予想を超えて成長しているだ。
 今、この瞬間も。」
「もう」
「なにも、この時期まで金儲けしなくてもいいじゃないか。」
「こんな時だからだよ。」
クラリス「時よ。さまさま。おかげで市場は大混乱。」
「はあ、二人ともまじめに考えてくれ。」


最高顧問
そのもとにリョウコが尋ねる。
「よいドレスだ。」「うふ」
リョウコ「太陽よ。天に昇り地を照らせ。」
「月よ。天に昇り、闇夜を照らせ。」
「大地よ。昼よ夜を従え。世界を支配せよ。」
「そろったようだな。」
「後は、アトラスの完成を待つばかり。」
国子。アトラス
「50年とは、早いものだ。人はこれだけのものを作り上げてしまう」
「おじさまのおかげですわ。」
「わたしは、彼女の夢に投資しただけだ。」
・・・だれかな、彼女とは。
リョウコが、目を細める。


小夜子は、独房にいる。
ドアが開いている。「ああ」
部屋から抜け出す。
それを見ている奴がいる。すべて、計算。
小夜子、警備員に暴挙にでる。
「美邦様こそ、選ばれしものなのよ。」
メガネに隠し差し金を入れている。
・・・こいつは、必殺仕事人か?


「小夜子が」逃げ出したことをしった。


小夜子、走る。
。。。もう一度確かめてもらうわ、最高責任者に。


「いかがしますか」
リョウコ「放っておきなさい。」
最高顧問「拘束したまえ。」
「今の体力では、最上階にはたどり着けませんわ。」
チェスの駒をなぎ払う最高顧問。怒っている。
「わかりました。宗一郎」
「はい」
「ヒルコになにか、あれば、このアトラス自体が成り立たなくなる。
 それは、わかているなあ。」
「ええ」
「君は、ただわたしのいうとおりにすればいい。」
「わかております。」
チェスを足で踏むリョウコ。


侵入班「こちら、9班みんな、やられてしまたあ。
    だれか、生きのっているやつは、いないか。」
「こちら、国子。」
「祐介か?」
「武彦さん。」
「まわりに何が見える。」
「なにって、新宿。なのか?」
ジャグルから新宿の街に変わる。
「駅で落ち合おう。」
「すぐ近くにいるんですか。ほかのみんなは無事ですか。」
擬態装甲がとけて。
唖然とする祐介。
「これが、擬態の街」
後ろは、崖になっている。
落ちてゆく祐介「かあさん」
武彦をかたるものてによって誘導されて。
「祐介。祐介」
「国子」
攻撃を受ける。「うわあ」
「こっち、逃げるわよ。」
「もう、逃げない。どうするのよ。」
「こうするんのよ。」
ブーメランを持ち、無差別に攻撃をかける。
敵の機体を破壊する。
・・・そんなあり?


街の方々で、撃破をする国子。
「どけどけ。どけえ」
負けなし国子。、
「わたしの前をさえぎるな。」


その国子に。草薙がむかう。


国子とモモコは、東京駅の前。
「東京駅、国会議事堂とおりすぎちゃった。」
「いきおいよく突っ込みすぎ。」
・・・なんかひわい。
攻撃に回避する二人。
「国子、どこへいったの。」


国子は、草薙を交戦に入る。
・・・草薙 国仁
「秋葉原以来だな。北条国子。
 総裁に伝えろ。武装解除し、投降せよと。」
「今は、わたしがメタルエイジの総裁よ。」
「おまえが?」
「そうよ。」
「そうか。今すぐこんなバカなまねはやめろ。」
「まえなら、あんた達がやめなさいよ。
 こんな擬態の街なんか。おかしいわ。」
「首都防衛のためだ。守る相手が違うでしょう。」
二人で、いいあったことをの回想。
「国民を守らなくて、なにが軍人よ。
 あんたの銃は、同じ日本人に向けるのなの?」
「う、確かに近頃の内閣には不審な点がある。
 それは、俺にもわかる。」
「だったら。」
「しかし、こんなことをしてもどうにもならない。
 状況が不利になるだけだ。」
「な。あ。戻れないわ。戻る場所さえももうすぐなくなる。」
退治する二人。太陽と地
「やっぱり、あんたもアトラスの人間ね。」
「ああ。俺には、守るべき両親がいる。」
「わたしにも守りたいたくさんの人がいるわ。」


最高顧問が、チェスをしてる。
・・・所詮は、駒か?


二人を引き裂くように、遮蔽壁が上がってくる。
・・・そうか。こんな仕組みのあるんだ。からくり城だね。


国子、国会議事堂を目指す。


草薙「う、待ってえ。」


「草薙少尉。ここから先は公社の管轄だ。」
草薙、止めだれる。


最高顧問「ザダーク。楽しませてくれるね。」
「おおせのままに。」


国子、目的の場所に向かう。
。。。モモコさん、もう離れはいやだよ。


リョウコの駒


国子に、攻撃マシン。
「このう。」
両断して、先に進む。


チェスをする二人


ひたすら進む国子。


なぜか、進路の安全が?


国子の疾走と、リョウコらのチェスのやりとり。
リョウコ、はっとする。
そばには、アトラスの設計図。 3778 ... 富士山の高さ。


擬態装甲で、国会議事堂が出てくる。
・・・本物?


国子「国会議事堂」そこへ向かう。


リョウコ・
最高顧問「チェックメイト」
顧問の勝利


国子なかに国会議事堂の中に入る。
自動的にドアが閉まる。


メタルエイジの仲間達には攻撃が加えられる。
「アトラス公社の非人道的な兵器を」


武彦「な。あれは。」


「毒ガスかよ。」


国子、会談を昇っていく。
放送が流れている
「わたしは、この都市をアトラスと命名しました。
 アトラスのシステムを司るメインコンピュータは
 人工知能ゼウスです。
 アトラスの最適な建造と、都市の治安維持を行う
 世界最先端のコンピュータです。
 時代は、これから炭素経済に移行します。
 わたし達は、アトラスの建設資材となるグラファイブの投資する
 会社を同時に立ち上げました。
 こちらは、ニューユークの銀行か全銀XXです。
 かれが、わたしのつくったアトラス公社に
 500億ドル投資してくれました。
 わたし達は、未来に投資しました。
 まだ、見ぬ選ばし人達のためよ。どうかわたし達が生きている間に
 あらわれくれることを祈ります。」
国子、写真のまえにいく。
そこには

アトラス公社 初代総裁 北条風子

「え」

「ゼウスの声を聞きなさい。そして、運命に従いなさい。
 この世界はあなたたちのものです。」

「あ。あ」


国子思い出す。

風子「恐れてはなりませんぞ。アトラスでなにがあろうとも」
「おまえの生みの親はアトラスにいる。」
「今は、感じるままに受け止めるがいいさ。」
「道を決めるときは、いずれくる。」
「国子」
「国子」
「国子」

国子、写真を切ってしまう。怒っている。
「なんでよ。なんでよ。」


小夜子、上にあがって、ふらふら。
石だだみの
「ああ、美邦様。なああ」
目の前に巨大建造物が。
小夜子、生き倒れ。

シャングリ・ラ 第13話 飛行少女 の感想 [シャングリ・ラ]

ステルス戦闘機でアトラスの進入を試みるメタルエイジ。
指揮するは、総裁の国子。
アトラス側は、戦闘機での銃撃、ミサイル、オートマトン機
で邪魔するが、国子のブーメランで阻止をされる。
本当に人間か?小娘は。小型飛行装置で空を飛んで戦う。
ブーメランでミサイルや小型迎撃機を切るなんて、
ありえない。
足後は、燃料切れ。モモコに救われる。

ミーコは、美邦を人間面で教育をする?従う彼女、
何かがかわりつつある?

結局は、仲間に被害がもののアトラスへの進入が完了する。

最後に不思議な構造物が。美邦様の宮殿?

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モモコと国子
モモコ「あなたは、風。風は気ままに吹けばいいの。青春しなさい
    少女」
モモコ、国子を抱きしめる。
「あなたには、普通の女の子でいてほしいのよ。
 メタルエイジの総裁になんかなって欲しくないわ。」


草薙と国子
「おまえが、メタルエイジの総裁か!」
「いや、ちょっと違うんだけど。」
草薙、がくっとくる。「一斉よくたんかきったくせに。」
「メタルエイジってわけじゃないけど。
 その近くの人間で。えっと」


秋葉にて。草薙と
「なぜ、おまえらゲリラは政府に逆らう。
 木々を焼き、炭素を増やし、政府のものを奪う。」
「だから、わたしは。。。」


国子と同級生達
「大変なのね。メタルエイジも。」
「だから、一緒にしないっでてば。」
「ごめん。ごめん。でもさあ。かといって女子高生でもないよね。」

。。。ずっと考えていた。
   自分になにができるんだろう。
   いろんな物を見た。
   で、あたしなんにもできないなあって。
   ううん。なんにもできなかった。
   モモコさんが、掠われるから、センターであんなことが
   あったから。
   決めたわけじゃない。
   きっともっと前からなんとなく思っていた。
   でも本当にそれでいいのか?
   踏ん切りがつかなかったんだと思う。

   あたし、メタルエイジの総裁になる。

アトラスが映っている。
国子の声明
「わたし達は、いたずらに緑化に反対するのではなく。
 国民の命を返り見ない政府の暴挙にこそ、異を唱えてきました。
 それにも、関わらず状況は悪化の一途をたどるばかりです。
 地上が楽園ではなくなって何年になるでしょう。
 しかし、先の総理発表でもわかるように、政府はわたし達を
 裏切っったのです。
 そこに生きる場所があるのに。
 わたし達に門を開く気持ちがないのです。
 それならば、あたし達は、自らの手で勝ち取るしかありません。
 生きるための場所、アトラスを。」
アトラスの作業員が聞いている。

集会に集まって、国子の言葉を聞いているみんな。
「あたし達、メタルエイジは、未来を生きるための。
 未来を勝ち取るための戦いを始めます。」
・・・反抗宣言


ドゥオモに、生える変なキノコ
メタルエイジら、作戦の準備で物資を運ぶ。
「気をつけろ。配管がついてないからって、雑に扱って
 いいものじゃあないんだからあ。」

国子「あれえ、武彦にしては慎重じゃない。」
「ばかやろう。俺は何時だって慎重だ。
 合い言葉は、クール&タフ」・・・嘘です。
モモコ「クールクールタコ」
「迫撃砲でぶとばすぞ。てめえ」
「いやあん。モモコ。こわれちゃう。」腰をくねくねする。
大笑いするみんな。

ばあちゃん「なんと、緊張感がない奴らだね」
国子「ばあちゃん。」
国子、ばあちゃんらのところへ向かう。

「総裁」
「あ、はい」
「恐れてはなりませんぞ。アトラスでなにがあろうとも」
「うん」
みんなをみる国子
「必ず勝ち取って見せます。みんなの未来を」
歓声が上がる。
しーと国子。赤ん坊が目を覚ますから。
泣き出す赤ん坊「よしよし」
「ごめん。おこしちゃったね。」
国子の手を取って、喜ぶ赤ん坊。
「この子達のためにも必ず。」
目の前のアトラス。


飛行艇がアトラスに向かっている。
最新式のヘリ?
最高顧問が日本にやってきた。
社長(リョウコ)が、総理になってから訳がわからない。
最高顧問が、リョウコに会いにやってきた。


国子らは、アトラス進入のために、移動手段の乗り物のもとへ向かう。

国子「こんなところにアメリカ軍の基地があったのか。」
武彦「ものを知らんな。おまえは。」
武彦「総裁とお呼びなさい。」
「うるせえ。メタルエイジでないオカマは黙ってろ。」
「ひどーい。武彦ちゃんが心配で来てあげたのに。
 しくしく。」
「安心しろ。13層についたら、間違いなく突き落としてやる。」
「まあ。」
国子「ねえねえ。あれえかな。」指さす。
横田基地らしき表札。

滑走路には、男が一人待っていた。

そこへいく三人。
国子「K.Dさんですね。メタルエイジ総裁の北条国子です。
   よろしく。」手を差し出す。
無反応。「あ。えっと。K.Dってイニシャルですか?」
「秋葉原の死に損ないから、話はいろいろと聞いている。
 ついてこい。」

モモコ「ないよ。愛想のないやつ。」
武彦「総裁。いかないのか。」
「あ。あ」
国子、後を追う。
連れられて、倉庫に入る三人。
そこには。
「あ。ああ。ブーメランだあ」
「おお」
「あれがあんたらを運ぶ機体だ。見た目は古いが、筐体MCC
 素材の機体に、最新のステルス処理を施している。
 エンジンはユニオンの特注品だ。
 空軍のしんじんなんぞに引けを取らないと保証する。」
「ほほう」
国子「あなたが、飛ばしてくれるんですか。」
「名前もわからないやつは、信用できないかい。お嬢ちゃん」
モモコ。その言い方に怒り出す。
国子、制止して、「よろしくお願いします。
 この戦いには、地上で生活する人すべての未来が
 かかっているんです。」
「そいつは、ご立派な志だが。
 あんたら以外のだれがそれを望んでいる。」
・・・的を付いている男
「あ」
「心配は、いらん。代金分の仕事は、必ずこなすさ。
 こっちは、プロなんだからなあ。」
「あ」国子なにか、落ち込んでいる。


アトラスでは、作業員が、警備員に抗議をしている。
「アトラスに住めなくなってもいいのか」と脅す警備員。
・・・その気もないくせに。
「きさまらも、地上に住んでみろ。」
「反逆だ。国家反逆だ。」
先に銃を取り出す警備側
「ふざけたことをいってんじゃない。このやろう。」
銃を構えだして、威嚇する。
「諸君、銃を取れ。」
「おお」
両方で紛争が始まる。
銃撃戦が始まる。
作業員側の方が、銃器に威力がある。


その騒動の間に国子らの乗った輸送機が、アトラスに向かう。
おおきなブーメラン型のステルス飛行機がアトラスに迫る。
第1層の工区での紛争を把握する国子ら、陽動作戦。
予定通り、鎮圧隊は、軍の展開が予想よりも慎重である。
・・・リョウコが細工でもしている。
   それとも最高顧問が来ているから?
「最近の海軍の失敗が影響されているとなぎこさまが分析されて
 います。」
・・・なぎこ。。。ギーナ
「わかったありがとう。後は、わたし達が政府をつぶすだけ。」
「お客さんが来た。」
レーダーに映る空軍の戦闘機


リョウコ「案外。簡単にはいりこまれちゃうのね。」
「司令部は、レーダーサイドに失態を押しつけています。
 ですが、進入機のステルス性能の方が一枚上手だったみたいですね」
「最近は、簡単に研究成果を売り飛ばす国も多いですから。」
「だから、弱いのって嫌いよ。
 宗一郎、空軍司令官を激励してお上げなさい。」
「わかりました。」
戦闘機が迫ってくる。
アトラス空域への不法侵入はテロ行為と見なされる。
適切な判断で行動し、撃墜しろ。
了解する。「責任取らされるのは、こっちかよ。」
・・・押し付け合い。

戦闘機、ロックオンされて、ビックリする。
Unknown にロックオンされる。ブラフである。
なにも、出てこない。
中には、侵入者が乗っているだけ。
そうとも知らずに緊急回避するアホな戦闘機の操縦員。
「早く閉めてよ。仲間を殺す気」
「こんなところで。落ちるようなやつが、13層から降りられる
 かい。」
「それとこれとは。」
「あいにく。あんたらを積むために機関砲以外の兵装を外したんだ。
 はったりでもやらないと、打ち落とされちまう。
 相変わらず腰抜けな連中だが。うしろは、空軍だからな。」
「相変わらずって」
「もう少しでやつらは手詰まりになる。来るぞ。」
後ろから、銃撃を受ける。避ける機体。


2機の戦闘機を避けながらアトラスに接近する。
下には、工場プラントが広がっている。
戦闘機のパイロット「くそう」


「進入機のパイロット、いい腕をしていますね。
 あんな腰の引けた攻撃じゃあ撃墜はむりでしょう。」
「軍指令が切れましたいよ。
 この状況でミサイルを使うようです。」

最高責任者も見ている。
リョウコを画面に表示する。
ワインをまわしている。
「ううん。リョウコ。君には赤の方が似合うな。
 血のような深い赤が。」


香凛、世界の炭素指数を見ている。
「うふふ。」
アトラスの紛争を見ている。
「後は戦争。戦争さっと。
 さあ、また稼ぐチャンスだよ。
 日本政府でば、この前あんたに軍艦を沈められちゃったばっかり
 なのに。バカだよねえ」
ミサイルが発射される。


戦闘機からミサイルが発射された。

「はあ」
「だまってろ。」
操縦者は、ミサイルの回避行動に入る。
ミサイルが、それてアトラスの外縁で爆発する。

「バカどもが。そんなに被害を広がたいのか。」
国子「わたしが行きます」
「の。おい」

国子、進入機の屋根部に出てくる。
ブーメランを持って。
。。。みんなのこと思って。
「これが、メタルエイジの宣戦布告だあ。」
ブーメランをミサイルに向かって放り投げる。
2機のミサイルが見事に破壊される。・・・なんで。

空軍「冗談だろう」

「ばかな。」

リョウコ「なかなか楽しい冗談だわね。
     ショウゴ。空軍司令を即時解任。
     アトラスを危機に陥れた罪で拘留させなさい。
     三軍の長としての総理命令です。」
「はい」
「宗一郎。関係各所に通達。これより、首都防衛のシステム管理を
 ゼウスに移行。本処置が解除されるまでの間、
 三軍合同本部は、総理特別執務しつとします。」
「わかりました。」
「レオン。空軍できちんとお使いができる子はいる。
 プレゼントも必要よ。」
「はい。それでしたら、おもしろい物が用意できます。」


月宮殿
美邦とミーコ
「ああ。また吹き飛んだぞ。おもしろいのう。」
「なんということをおしゃるのです。美邦様」
「なんじゃあ。」
「よろしいですか。
 あの者達も必死に生きているのです。」
「死んぞるぞ。」
「そうではなくて。家族や仲間のために、
 生きるために戦っているのです。」
「そうなのか。」
「そうです。あたしや小夜子さんが、美邦様のために戦うのと同じ
 事です。」
「なるほど、あっぱれな心持ちじゃ。」
「はあ。美邦様は、ミーコが死んだら、いかが思われますか?
 目の前から消えてしまったら。」
「あ」悲しみ出す美邦。
「だめじゃ。ミーコ、死んではならん。
 いなくなってもいかん。わらわのそばにずっといるのじゃあ。」
「それでしたら、さきほどのようなものいいは、
 お控えくださいませ。
 軽んじていい命なぞ、ないのですよ。」
・・・ミーコ、命の尊さを美邦に教える。
「すまぬ。ミーコ。許してたもれえ。」


進入機と空軍機
その後ろかんら謎の飛行物体が出てくる。
「なんだ、こいつら。」
アトラスのオートマトンの戦闘機?
友軍機に狙いをつけて、撃破する。
2機とも餌食にされる。・・・惨いやり方。


進入機も近づく、アトラスのオートマトン機が3機
「バカ言うなそんなことできるわけないだろうが。」
「やってみます。」
「こいつらの動きは以上なんだ。おまえにはわからんだろうがな。」
「相手がなんだろうとここで引きがったら、すべてが無駄になる。
 仲間を裏切るくらいなら、死んだ方がましです。」
「あつくるしい小娘だ。
 おまえみたいのは。後で苦しむぞ。」
「そんなこと。あたし、恐れません。」
「わかったよ。やってやる。例え腰抜けだろうが。
 友軍機を打ち落とす奴らは、俺も気に入らんからなあ。」
「あるがとう。あたし、K.Dさんの腕を信じています。」
「近衛だ。」
「え」
「近衛大地。名前だよ。」
「よろしくお願いします。近衛さん。」
「うまくいったら、追加料金だからなあ。」
手を取りある二人。
逆噴射をして、敵のオートマトンに銃撃を浴びせる。


国子とモモコは外に出て、オートマトン機に攻撃を試みる。
「近衛さん。みんなをお願いします。」
国子とモモコが、オートマトン機に跳ぶうつる。
「いやあああ」
国子「あった。あれ、」
モモコが押すと、操縦部が開く。
「あ」
基盤が刺さっているだけ、誰もやっぱり乗っていない。
「モモコさん。これ。」
「古川、ここに呼ぶ」・・・だめだよ。あのやさ男は。
「国子」
「ああ」
後ろに別の機体が追尾している。
爆破されたので、モモコが、鞭で後ろの機体のつけて、
跳ぶうつる。
「ニューハーフに玉は効かないわよ。」
「なに今の」


「砲撃は、大田区六棒橋付近からなされた模様。
 また川沿いです。」
リョウコ「気に入らないわね。」
「何者かは、わかりませんが。以前の池袋砲撃事件に関係が
 あると考えられます。」
「ますます気に入らないわ。」


オートマトン機のカメラが目標を補足する。
ミサイルを発射した。

「いいのかあ。本当にほおっておいて。」
武彦「あいつは、自分で何とかする。大丈夫だ。」
「信頼できる指揮官で」よかったなあ。
 こっちもいくぞ。捕まっていろ。」
ミサイルの回避行動にうつる進入機。
急上昇を続ける。そして、かわして、アトラスに命中させる。
アトラスが被害を受ける。


モモコと国子はオートマトン機に乗っている。
「あっちは、うまくいったみたいね。じゃあ、こっちも」
爆破装置の時限スイッチをオンにする。
「あたし、K.Dを見なしちゃったわ。」
ふたりは、オートマトン機から拝披する。
そして、羽根突きのジェットで空を飛ぶ。
オートマトン機、アトラスに命中する。


進入機から、空を飛んでアトラス進入部隊がアトラスに向かう。
「急いでくれ。さっきのやつが見えないんだ。」
後ろの雲が、変形してオートマトン機に変わる。
・・・偽装迷彩
「そんなバカな。」進入機がピンチになる。


「擬態戦闘機です。まだ、実戦配備はされてませんが。
 テストとしては十分使用可能な機体です。」
「それはおもしろそうね。」


モモコと国子は、空を飛んでいる。
「あ」


「まだか」
武彦「これが、最後だ。K.D。今でるからすぐに逃げてくれ。」
「当たり前だ。さっさと行けえ。」
進入機に接近するオートマトン機。操縦部が危ない。
「ちきしょう、もうだめか。」


進入部隊が、アトラスに進入する。
それを銃撃するオートマトン機。
みんな、怖がっている。
そのオートマトン機が、進入部隊に向かっている。
それを国子のブーメランが破壊する。・・・そんなバカな。
「総裁」
国子、ブーメランを蹴ってひろう。
「あたしの仲間は殺させない。」


近衛「本当に暑苦しいやつだ。勝てよ。小娘。」
近衛は、最後のオートマトン機に体当たりをする。


国子「近衛さん。
   近衛さん、だめだよ。」

近衛は、オートマトン機に銃撃をしながら、接近をする。
オートマトン機に体当たりして、道連れにする。


国子「近衛さーん」涙を流している。
でも、オートマトン機は無傷。
国子は、近衛の仇のために、オートマトン機に華麗に依存で、
「このやろう」ブーメランを投げる。
避けられてしまう。
「負けるかあ」再度、ブーメランでアッタクをする。
それが、オートマトン機にあたり、撃破したあ。
「しまったあ」ガス切れ。
ここで、モモコさんの鞭がでて、国子が助かる。
モモコ「一人でいったらだめでしょう。」
国子「ありがとう。モモコさん」


進入機が破壊された跡を見るとパラシュートで脱出している近衛
「近衛さん。よかったあ。
 あれ、あの。あったよね。」

シャングリ・ラ 第12話 生勢流転 の感想 [シャングリ・ラ]

リョウコの策に踊られる小夜子。
アトラスの秘密をしろうとハッキングしているのが
アトラス公社に発覚し、逮捕される。
その隙に、ミーコが、姉さんのモモコを見つけて、
解放する。
モモコ、生きてドゥオモに帰りて、国を元気つける。
生きる勢いが流れに転ずる。

香凛、秋葉原で大人買いをする。ついでに街も欲しかったが
失敗。

----------------------------------------------------------

草壁がアトラスを見ている。
医師が彼の体調を見に来る。
草壁、自分と一緒に救出された海軍の兵士達の消息を気遣う。
「ご安心ください。それよりも今はご自身の体を気にされた
 ほうが。」
草壁は、頷く。


リョウコの手にマネキュアをぬる青年「は」
「はみ出したら、わかっているわね。」
手が震えている青年。

「リョウコ様。記者会見の準備が整いました。」
「わかりました。」歩み出す。助かった青年。
「メジューサ殲滅作戦の生存者ですが?」
「ディグマ3以外は処分しなさい。」・・・やっぱり、証拠隠滅
「う、わかりました。」


ドゥオモにて
国子が歩いている。
国子の友達は青春まっしぐら。国子に声を返るが、彼女は反応しない。
国子は行ってしまう。
「なんか国子、総裁になってから、無理している感じしない。」
「うん。モモコさんがさらわれて、本当はすごく不安なんだよ。
 それを必死に考えないようにして、がんばっているだと思う。」
「そっか」
「わたしは、国子に迷惑かけてばっかり。」「え」
「あ、ううん。なんでもない。」

臨時ニュース

国子がそれを見る。

成瀬総理の臨時の記者会見。
「国民のみなさまにお知らせをします。本日を以て、アトラスへの
 移住計画を凍結します。」
みんな、ざわつく。

武彦「なんだと」

「アトラスの建設は、予定より大幅に遅れています。
 今後は、移住より。建設を最優先とします。
 わたくしの責務は、移住止めてでも、欠陥のない都市を
 作り上げることなのです。」

草薙が、病院で見ている。

国子が、怒り顔で見ている。

「総理なぜそのような決断を」「いきなりどういうことですか。」
「質問は受け付けません。
 どうせ皆さんは従うしかないのだから。」


国子「従うはずないちゅうの!
   なおぼう、絶対ぶっつすわよ。」
同意するメタルエイジの面々。
武彦「で、どうするんだ。」
国子、にやとして「これを見て」・・・へったぴーの絵だ。
一同、あきれる。「え」
武彦「つまり、上からせめってことか。」・・・なぜわかる。
「結構、意表付いているでしょう。
 総裁になった以上じっとしているわけにはいかないと
 思って、ずっと考えいたの。
 いわゆるビギナーズラックってやつ。」・・・なにかおかしいよ。
「ああ」「げ」
「とにかく、作戦には責任を持つわ。
 だから、みんなミ力を貸してね。」
武彦「そりゃあもちろんだ。総裁の命令とあらばな。」
「うん。じゃあ、古川さん、細かいツメよろしくね。」
古川、おはちがまわってびっくり?「う。は。」
なぜ、わたしがというかんじ。


香凛「うそ。」経済炭素指数を見ている
クラリス「うそじゃないわよ。香凛。ニューヨークを狙えば、
    わたし達の勝ちよ。ほら見て、さっき買収した会社、
    一瞬で資産価値、10倍よ。このまま、アメリカを
    乗っ取ってやりましょう。」
香凛「暴走しすぎないでね。貧乏でないクラリス。
   メジューザ、次は中国をねらうよ。
   じゃあ、中国市場はまかせるよ。」
「ああ、わかったあ。」
クラリス「もう、香凛たら、冷静ぶちゃって。
   あんたは、そうとうもうけたんでしょう。」
「うふ。まあね。」
「なら、もっと喜びなさいよ。
 わたしは、まだまだもけるのよ。」
「僕もさっそく。香凛。君もほどほどにね。」
香凛「はああ。久しぶりに儲かったよ、プリン。」
「香凛、あんまりうれしそうじゃないね。」
「そんなことないよ。でも、気分転換にお買い物でも行こうかな。」
頬を赤らめる香凛
「へえ。香凛。お外に出るの。」
「わたしは、出たくないんでけど。あの人が。
 だから、まあ出てあげてもいいかなあって。」
「でも、出られる。誰かに話しかけられるかもしれないんだよ。」
ぬいぐるみの頭に、葉っぱがつけられている。
「まあ。ちょっと怖いかな。」
「じゃあ。どうやっていくの?」


秋葉原、大騒ぎ。
ぬいぐるみをかぶって香凛は外にお買い物
「これなら、こわくないと思う。」
・・・暑くないのか?
周りから視線を感じる。


リョウコ、マネキュアをつけて、眺めている。
「う~ん。うふ、まあまあね。」
リョウコに、公社の根本専務から電話がかかる。
「り、リョウコ様」
「なにかしら。あ、あなたどうしても面会したといわれる方が
 いまして。」
後ろから注射器が突きつけられている。
「誰。」
「はあ。」
専務は倒れてしまう。
小夜子「あたしよ。」
「あらあ、誰かと思ったら小夜子じゃない。
 貧相な感じは学生の時のままね。」
「くう」
「うふふ。いいわ。ロックを解除してあげて。
 すぐ、いらっしゃい。」
扉が開かれる。
倒れている彼に「ご苦労様」専務は虫の息。
小夜子、部屋に入る。


武彦と国子は、秋葉原に向かう。必要なものを調達しに。
萌がある街、秋葉原。
爆弾、武器を買うさんざんをしている武彦。国子、承諾する。
あの例の店にいく。秋葉じじいのところ。
「こんにちわ。」
じじいども、警報を出す。
「国子警報発令。筋肉バカも随行中。」
変な歓迎?
「相変わらずだね。」
「じいさんたち、まだ生きていたのか。」
じじいに「モモコはどうした。」
「あ。
 今日はね。買いたい物があってきたの。」
無理な笑顔でごまかす。
「国子総裁就任おめ。」
「な。なんで知ってるの?」
「あははh。こちらの情報網を甘くみてもらっては困る。」
「そうだ、この前あずけたギーナのフィギュア、なぎこに
 渡してくれた。」
「ああ、ううん。なんか嫌がってたよ。」
じじいたち。がっかりする。
「う。うん。なんで。なんでしょぼんなの」
武彦「おお。これは、CZ75の初期型じゃないか。
   いつ、入荷したんだ。」
目が光るヤマトがぶれじじい。「おたく。やっぱりこっち側だね。」
「ああ、さすがにいいもんいれてるなあ。」
「だから、来たんじゃない。
 今日は、たっぷりお買い物させてもらうわよ。」
「え」
電子ペーパーで注文リストを見せる。
・・・なにげにすごい技術。
「これリスト。」
兵器のリストを読まれる。
「糧食は、確保できているのか。」
「う」
「いや、まだだ。」
なれで戦闘食を進める。
「筑前煮がうまい。」「にんじんぬける。」
「いやあ。」
「いいだよ。にんじんあっての筑前煮だろう。」
注文に追加する。
ブーメランを追加で注文する国子。「すごい、大きいやつね。」
「え」
・・・まさか、本当にブーメランでアトラスに入る気?


フィギュア屋にて
ぬいぐるみを来た香凛。
店員も客も驚く。
「な。なによ」
「いや。べつに。」
「いっらしゃい。」
「これと、そこの端から、あそこの端までぜんーぶ。
 アトラスに送ってくれる。」
「おとな買い」
・・・すてきなお客様だ。


国子「じゃあ。よろしくね。」
「あ、7日後にすべてそろえておく。」
「遅いわ。倍払うから3日でそろえて」
武彦「お。おまえいつからそんなふっとパラになったんだ。」
「う~ん。おとといから。」
「嬢ちゃんのためなら、なんとかしよう。
 しかし、なぜそこまで急ぐ?」
「あたしたちね。アトラスに突入することにしたの。」
じじいたち「ええ」
「制圧したら、じいちゃんたちも一緒に行こうね。
 アトラスはここよりきれいだし。
 ずっとずっと長生きしてほしいいしさ。」
「しーん」
「じゃあ。またねー。」
じじいたち、国子にどきどきする。
あの子なら本当に制圧しそうと
もうアトラスにアニメショップあるのかな。
わしらはここが一番なんだがなあ。
あああ、ふう。


小夜子、リョウコと対面
久しぶりの対面のリョウコ
小夜子、男たちをはべらすリョウコをけなす。
リョウコ、何人かあげようか。結構よと小夜子。
「あなたも、変わらないわね。女としてひからびているそのかんじ」
小夜子、いらだつ。
「美邦さまが、アトラスの言葉を聞いたわ。
 なのに後継者としてきまらない。なぜ。」
「さあね。」
理由を聞く小夜子
「教えなさい。」
「ええ、知ってるわ。」
「でも、あなたには教えられない。
 それにそれが人にものを聞く態度。
 こういう時は床に頭をこすりつけて、お願いするものだろう。
 それができるなら教えてあげてもいいわよ。」
・・・高ビーなリョウコ。
「く」
「できないなら、帰りなさい。」
小夜子、仕方なくそうする。「お願いします。教えてください。」
それを見て、リョウコ
「みっともない。人間ってそこまで落ちることができるものかしら」
「く」
「アトラスランクがAAAになっている候補者はね、美邦だけじゃない

 の。後二人いるわ。」
「ええ」
「だから、美邦が言葉を聞いたとしても、
 すぐに後継者と決まるとは限らない。残念だったわね。」
「では、後二人は誰?」
「さあね。あなたに教える義理はないわ。」
「く。見てなさい。」


秋葉原にて
香凛「おもしろいじゃない。秋葉原。
   でも、いちいちお店まわるのめんどうだなあ。」
「ちょっよ」
「ううん」
「あの、秋葉原っていくら?」
「どこに行けば買えるの?」
「ああ」


武彦、首尾上場。
国子「これ以上。なにも買わないわよ。まったく。う」
国子、どこかで見たぬいぐるみを見つける。
「あのクマ」
仮想空間で見た。。。一瞬、少女になっていた。
彼女は、あのクマを見に行く。

「ああ、どいつもこいつも。
 どうして、秋葉原を買うって意味がわからないの。
 丸ごと買うにきまってるじゃない。」
「ねえ」
「ああん」
「あなた。どっかで合わなかった。あったよね」
香凛、こいつはますい。
「あのときの山猿」
「ね。そうだよねえ」
「し、知らない」
「うそだあ。」
香凛のぬいぐるみの顔を脱がす。
香凛、顔をさらけ出す。
「しらいないったら。しらない。」
「絶対にそんなことないって。」
2回目の顔さらし。「あ。あああ。」
顔が青くなる。「もう。いやあ。」その場を逃げ出す。
武彦「なんだんだ。へ」
国子、武彦にぬいぐるみの頭をかぶせる。
「けっこうにあってるよ」
「とれねえ。」


小夜子
「誰にも美邦様の邪魔はさせない。
 AAAが誰なのか、この目で確かめてやるわ。」
パソコンを操り出す。
生体認証・・・常務を使う。
「待てなさいゼウス。」
頭に線をつなぐ小夜子。・・・あぶねえ年増。
仮想空間に入る彼女。

「リョウコ様」
「なに」
「なにものかがゼウスにハッキングを仕掛けています。」
「ほっておきなさい。進入できるわけないわ。」
「それが、驚異的なスピードで最高機密が保存されている
 エリアに進んでいます。
 あと、三千万時間ほどで到達するかと。」
「うふ。小夜子ね。」

小夜子、ハッキングをしている。

「あはは、本当おもしろい女ね。」
「進入のスピードが上がっています。
 最高機密まで二万三千時間。」
「無理よ。」

小夜子「あ。ふん。安いトラップね。」

「ゼウスのトラップ相手によくここまで。
 最高機密まで、二万時間、一万時間。まもなく到達します。」

「もうすぐ、ねを上げるわ。」

小夜子も、ハッキング。ゴールが
「見つけた。」


警報が鳴っている。
「機密エリアの入り口に到達しました。」
「うふ。」


小夜子「うふ。見せてもらうわよ。」
アトラスのイメージ。それが消えて、リョウコに変わる。
「これは。」
「小夜子。お疲れ様」


美邦「なあ。ミーコ。小夜子はまだ戻らぬのか?」
「うん。そうですね。
 美邦様の研究でお忙しいのでしょう。ね」
「そうか。」
「ミーコ様。」呼び出しを受ける。
ミーコ、行くが。小夜子がアトラス公社に連行される。
「小夜子さん」
「あの女の自業自得だ。
 命を失っても文句をいえないことをしたのだからな。」
銃を向けられるミーコ。なにもできず。
小夜子が、なにかを落としたのに気付くミーコ
「いくぞ。」
アトラス公社の人達が去ってゆく。

「ミーコ様」
彼らがいってから、小夜子がとした物をひろうミーコ
「え、これは。モモコさんの
 でも、なぜ。」


香凛、アトラスに帰って
「ああ、結局秋葉原買えなかったね。」
「残念だけど。けど、ここが落ち着くな。」
「そうだよね。誰かに話か得られることもないしね。」
「うん。そとになんか出なくていいんだ。
 う。はああ。」
「本当にそう思ってる?意外と外も楽しいかもしれないよ。」
「あ。う。」
葉っぱを見つめる香凛。


小夜子の実験室
モモコさんがしばられている。
気づくと拘束がとかれている。
「あら」
胸にあめと包みが添えられている。
「ああ、ミーコ」


。。。モモコ姉さん。おきをつけて
美邦「ミーコ。」
「え」
「どうしたのじゃ。」
「いえ」
ミーコ、美邦を抱きしめる。
「ミーコ、苦しいぞよ。」


ドゥオム
武彦が侵入ルートの相談をする。
「他の支部はどうなっているの?」
「協力は取り付けた。
 おまえいったとおり、全戦力をもって、制圧に集中させる。」
「わかった。」
「それと、モモコの救出の事なんだが。」
「いいの。」
「な」
「救出に気を取られなくないから。
 あたし、もうゆらがないって決めたの。
 モモコさんが無事でも無事でなくても。
 作戦は成功させなきゃいけない。
 モモコさんだって、きっとそれがいいっていうはずよ。」
「うんうん。」
「たくましくなったな。」
モモコ「男はたくましい方が、好みだわ。」
「え」
「あ」国子
「考え方も。体もね。」ウインクするモモコさん。
国子「ああ。あ。モモコさん」
「うふ。ただいま。」
国子、泣き出す。
「モモコさん。モモコさん。」
国子が、モモコに抱きついて、したにおちていく。
華麗に地面に降り立つモモコ。そして、うしろに倒れる。
「ちょっと、国子、あんた、ちょっとふとたんじゃない。」
「怪我しての大丈夫、。
 どうしてたの?どうやって逃げてきたの?」
「うふふっふ。そんなにいっぺんに聞かれても、
 こたえられないわよ。
 大丈夫、アトラスのSMクラブに招待されていたんだけど。
 相手がへたくそでねえ。
 うんざりしていたら、ミーコが助けてくれたの」
「ミーコが」
「ええ」
「きっと元気にやってるわ。」


ミーコは、美邦様をいとおしく見ている。


「さっき、きいちゃんだけど、メタルエイジの総裁に
 なったんだって。」
「あ。うん。」
「本当にいいの?もっと普通に生きられるのよ。」
「普通に生きるのは、来世まで取っておく。
 もう決めたの。」
「そーお。いいのね。」
「モモコさんは、反対だよね。」
「大事な娘が自分に正直な道を選んだのよ。反対すると思う?
「ああ」
「うふふ」
泣き顔の国子が笑顔になる。「ありがとう。」

シャングリ・ラ 第11話 胡蝶夢幻 の感想 [シャングリ・ラ]

歌を忘れたカナリヤという歌。
最初から檻に入れられたもの、自分から、檻に入ったもの。
プロトタイプの試作品、コードネームカナリヤ。

人造人間が3人、美邦、国子、草壁。
それぞれ管理施設で生まれたもの。
その前に1人外に出ることなく施設ないで死んだ。ゼロ。
檻に入っていることでは香凛と同じだった。

胡蝶の夢を言っているだろうが、違うよな。
蝶になって、外の世界を見て、自分を見るということではないだから。
ある意味、自分のいた場所を確認を香凛はする。

別に香凛は、幽霊に檻から
出るように促され、大切なことを思い出す。
ママに抱かれて記憶と子守歌。そのときの歌が、
歌を忘れたカナリヤ。


----------------------------------------------------------

メジューサが見ている。
香凛がはな歌っている。
「うん。これなんだっけ。思い出せないなあ。」

「歌を忘れたカナリアは、
 後ろの山に
 棄てましょうか。
 いえいえ、それはなりません。」

家宝の小刀の前いる少年。・・・草薙?
白装束で、刀を手に取る。
手に取ると共鳴する刀。

目の前にかごがあり、
カナリアが入っている。

草薙「大地よ、昼よ夜を従え、世界を」

これは、夢の中。

草薙、部下に起こされている。
「少尉殿」
海に浮かぶボートで、草薙、目が覚める。
「気がつかれましたか。」
「ここは。は、そうか。俺たちは。」
乗っていた空母が無くなっている。


香凛「ま、順調な仕上がりね。」
「当面、市場は安定しそうだね。」
「これで、クラリスの愚痴を聞かずに済みそうだわ。」
「そうだ、香凛。ちょっと聞きたかったんだけどさあ。」
「ほお。」
「君はなんためにこんな仕事しているの?」
「ああ、いりいろ。」香凛、困り気味。
「いろいろって。例えば。」
「いいじゃないそんなこと!」切れた
「あ、ごめん。
「たとえば、パパとママに。」
「なあ。」
「あ、なによ。」
「ああ、僕。両親と食事する約束があったんだ。
 もういかなくちゃ。じゃ、サイチャン。」
「え。ああ。ああ」悲しい顔をする香凛。
「寂しくなんかないもん。」
警告音
「あ」
。。。「第二エレベータ稼働中です。」
「ええ」
香凛、上がってくる人を見ようとする。
猫が乗っていた。にゃあーん。
「なに?」


海に残された草薙達。
「昼と夜を従え、世界を  なんだ。」
部下から、水を提供される。「あ、ありがとう。」
草薙に感謝いてるみんな。
「あのとき、あの光に包まれたときです。」
「おお。」
空母に、マイクロウエーブが向かってきていた。
空母に直撃する。
緊急で脱出を始める乗組員。草薙、残っているものを探しに
下層にいく。下層の部下を助けにいく。
「少尉殿が助け出してくれなかったら、われわれはいまごろ。
 船酔いをからかったりしてすいませんでした。」
「いや、結果的におれも助けられた訳だしな。」
「しかし、あれは一体なんだったんでしょうね。」
「衛星からの攻撃ってかんじでしたが。」
「は」草薙考え込む。


リョウコ「使えないわね。
     沈没した原因はわかったの?」
「アポロンが再び、正体不明のアクセスを受け、作動した形跡があります

。」
「ヤマトタケルは、領海外隠密行動中でした。
 処理を誤れば、領海侵犯で外交問題に発展するかもしれません。」
リョウコ「ほうっておきなさい。
     何かあったら、外務大臣に後始末をさせればいいのよ。」
「大丈夫でしょうか?」
「ああ」
「処理を謝ったら。謝った外部大臣を処理すればいい。」
「はい」「あ」
「メジューサは」
「未明に発生した超大型台風は、依然として動く気配を見せず。
 近づくのはかなり困難かと思われます。」
リョウコ「相変わらず。からに引きこもりぱなしなわけね。
     なんとか、ひっぱり出せないものかしら。」
少年の方を見る・
「ああ」
隠微な舌の動き。
それを見て、顔がほてる少年。
「はああ」


香凛、席を開けて、猫の前にいる。
「あなたどこから入ってきたの?」
猫はにゃーと泣くだけ。
「えへ、君以外とハンサム君だね。人間じゃなきゃ大丈夫なんだよね。」
猫なにか、ビックリする
。。。。一件のボイスメールが届きました。
「パパからだ。」

「香凛、元気にしているかい。
 パパもママも元気にしています。
 仕事の都合とはいけ、おまえをずっとひとりにしてしまい。
 ほんとうに済まないと思っている。
 でも、近いうちに日本へ戻れそうです。」
「へ」
「そのときは、一緒に食事に行こう。
 連絡を待っています。世界で一番香凛を愛しているパパより。」
ボイスメール狩猟
「パパ。ママ。ごめん。いけないよ。だって」

「出たいけれれど、出られない」
「あ」
「出たくないけど。出たい。」
「あ、誰」
モニターに男の子が映る。
「あ」
「それでいいの。本当は行きたいんでしょう。」
「どうやってはいったの?警備システムはなんで作動しなかったのよ。」
「出ておいでよ。」
「うわあ。」


美邦「出たいのじゃ。
   わらわを外にだして、たもれ。」
ミーコ「もう、先日もそれで大変なことになられたのですよ。
    もっと御身を大切になさいませ。」
「皆と同じように日の当た世界に出てみたいと思うは、
 そんなにいけないことなのか?」
「ああ、そんなこと。いけないわけないじゃありませんか。
 ううう。」
「ミーコ」

鳥がなくのを聞く。
美邦「鳥は自由でいいのう。」


「自由になりなよ。君がその気になれば、簡単なことだよ。」
香凛「どうして、あたしのことが見えているの?
   一体誰?なにが目的なの?」
丁寧に礼を尽くす彼。
「歌を忘れれた姫君を、この鳥かごよりお助けに参りました。」
「ああ。あたしは、誰にも助けて欲しくないし。
 助けられたいとも思ってない。
「わたしを助けて」
「わたしは、わたしの意志でここにいるの。」
「本当はここから出てみたい。」
「わたしは、この生活に満足しているの。だから。」
「本当は、パパやママと食事がしたい。それは。」
「うわあ。無理よ。」
「無理じゃない。」
「うるさい。うるさい。うるさい。ほっといてよ。」
「ほうっておけないよ。だって君は僕だから」
「なに?いってんの?」
手を差し出す少年
「さあ。」
「いや、いや、いや。出てって。出て行ってよ。」耳をふさぐ香凛。
モニターが、ざーっとなて。映らなくなる。
「え」
香凛、もういちどその場所を移すが誰もいない。
「なんなの。今のは一体。なによー」
猫が乗ってくる。
香凛の前に猫が陣取る。
「はあ。」
目の前に一葉がある。


香凛が管理部に聞く。
「わからないって、どういうことよ。確かに侵入者がいたのよ。
 いったいあんたのとこのセキュリティチェックはどうなっているの?」
「と、言われましても。
 警備システムに異常は見られないんですよ。
 カメラにも。それらしき人物も写っていませんし。」
「そんなはず無いわ。」
「夢でもご覧になったのでは。」
「え。夢じゃないもん。」
猫が居座っている。
香凛、葉っぱをひらい上げる。猫に
「ねえ。君はどう思う?これは夢。それとも?」
猫が見ている。
「怖かった。けど、本当はあいつのいうとおり。本当のことだったから
 怖かったのね。
 今はもう一度話してみたい気がする。ねえ、おかしいかな」
猫に語りかける香凛。

猫は歩み出す。
香凛「あ。どこいくの」

歌を歌っている声がする。「あ」
「歌を忘れたカナリアは、
 後ろの山に棄てましょうか。

「この歌は」
例の男の子がいる
「あ、待って」
「あ」
「逃げないで。」
「ああ」


草薙たち、海で漂っている。
「このまま救援も得られずひからびて、おしまいかあ。」
後悔をする兵士達。
草薙「弱音を吐くな。希望を棄てるようなことをいうな。
   貴様らは必ず国に返してやる。」
「許してやってください。」
「こいつらも不安なんですよ。」
「すまん。つい、声を荒げてしまった。」
「少尉殿にいないんですか。国で待っているいい人ですよ。」
「いや、おれには、そんな相手。」


国子、武彦に染められている。
「え」
「おまえだよ。総裁になったんだから。もっと自覚ってもんをだな。」
「持っているつもりなんだけどなあ。」
「で。どうするつもりなんだ。」
「どうするって。」
「どうやって、アトラスの中に侵攻するかってことだよ。」
「ううん。それは。」
「それは。」
「ノープラン。ノーアイデア」
「ぐわあ」
「どうやってかあ。」首をかしげる?


香凛
「どうやって入ってきたの?
 出入り口は完全にロックしているのに。」
「怖がらないで、お願いだよ。」
「怖いわよ。怖い。あなたが怖い。誰も彼もみんなが怖いの。
 外が怖い。人と会うのが怖い。話すのが怖い。
 どうしていいのかわからない自分が、怖い。」
「わかるよ。」
「う」
「わからないよ。」
「どうして他人のなかに入れるの?
 どうして、わたしは、他人の中に入れないの?」
「入れるよ。君なら。」
「だめ、だめなの。他人と直接どお話ていいのか。
 わたし、わかんないよ。」
「君は僕とこうして話しているよ。」
「は」
「ちゃんと話している。」
「あれ」
「ね」
「ああ」顔を赤くする香凛
「笑うな。」
「ごめん。」
「さっき、あんたが歌っていたう歌。」
「あの歌の最後でね。」
 カナリアは、忘れていた歌を思い出すんだよ。」
「ああ」
香凛、母に抱かれていたことを思い出しかける。
「あれ、どこかで。」
「僕も人と会うのが怖かった。君と同じだったんだよ。
 違うのは僕の周りには、檻があったけど、
 君は自分で檻を作っている。」
「うん」
「もういかなくちゃ。」
「あ、待って。もうすこし話。う」
彼はいなくなっている。

携帯が鳴っている。
少年は猫を抱いている。
「今日西の空が黄昏に染まる頃、表の公園に来て、」
「え」
「無くした物がきっと見つかるよ」
外に出て行ってしまう。
一人残される香凛


「ヤマトタケル沈没の剣は、どうやら、諸外国には、知られずに
 済みそうです。」
リョウコ「あら、残念。外務大臣の首を飛ばせると思ったのに。」
「リョウコ様。月宮殿のディグマ関係者がうるさっく行ってきていました
 が、対処はあれでよかったでしょうか。」
「しつこいのよね。まったく。昔から」
「はあ。」
「かまわないってこと。」
「たはくんの心配もわかります。ディグマのあつかいは、慎重に行う
 べきかもしれません。」
「そうね。」
「リョウコ様。その件について、お願いがあるのですが。」
「あ」
「なに」
「ディグマに関する資料の閲覧許可をいただけないでしょうか。」
「なぜ。」
「彼を知り己を知れば、百線あやうからずと、いいます。」
「うん。いいわ。許可します。」


香凛、作業をしながら、時間を気にする。
・・・かわいいところがある。まだ、子供。
あめの包装が散乱する。
時間が気になる香凛。


いつもの時計台の近くで考え事。
国子「わたしも決断しなくちゃね。」
「よし、決めた。」・・・なにを
「とくかくばっといって、だーだ。」


ぬいぐるみを椅子に置いていく。
「ゴメンね。今日はあなたを連れて行けないの。」

葉っぱを見ている香凛。
外に出る。
そとは、黄昏時。「うん」決心して外に出る香凛。


草薙たち、漂流して、脱水状態。
救援の飛行機は来る。
草壁「助かるのか」


香凛、公園のジャングルジムに登る。
香凛、歌を歌う。
「歌を忘れたカナリアは、
 後ろの山に
 棄てましょうか。
 いえいえ、それはなりませんね。」

ママに抱かれていたときの子とを思い出す。
「あ」

「歌を忘れたカナリアは、
 柳の鞭でぶちましょうか。
 いえいえかわいそう。」

「あ、あたしあのなかにずっといたんだ。」

「やっと出られたね。」
「あ」
「うん、出られたよ。そして思い出せた。
 ありがとう。
 ママが歌ってくれた子守歌だったんだ。」

「よかったね。香凛。さよなら、たったひとりめ。」


美邦「いいこえじゃ。あの鳥たちの名はなんともうすのじゃ。」
ミーコ「あれは、カナリヤでございます。」
「カナリヤか。こころよき名じゃのう。」
「この鳥たちは、美邦様だけのために
 ああしていつも歌っているですよ。」
「わらわのためだけに。」
「はい、実はあの鳥たちも、このお庭の外には出られないのです。」
「それは本当か?本当なのか?」
「ううん」
「そうなのか。」かわいそう。


「熱心だね。」
「う」
「なにか見つかったかい。」
「いえ、結局肝心な部分はロックされていて、入れません。」
「わかっていたことじゃないか。」
「うん。あ」
「くどさん。これは。」
「ディグマゼロか。」
「ゼロ」
「登録抹消されたプロトタイプだよ。
 コードネームカナリヤ。
 欠陥品だったのさ。
結局管理施設を出ることなく、5年前に死亡したはずだよ。」
「そうですか。」
猫を抱いて、笑っている顔。
「一度くらい外の世界を見てみたかったろうに。」


香凛、歌を歌う。
「歌を忘れたカナリアは、
 象牙の船に銀の櫂。
 月夜の海に、浮かれれば、
 忘れた歌を思い出す。」

黒猫が見ている。
それも、消えてしまう。

香凛の顔が晴れ晴れとしている。


外に出る草壁
それと共に鳥たちが外に出て行く。
後には、壊された鳥かごが転がっている。

シャングリ・ラ 第10話 言霊之剣 の感想 [シャングリ・ラ]

国子が太陽で、美邦が月で、草薙が大地という
ことなのかな?
よくわからないのが、ヒルコの存在。単なる予言者。
香凛、メジューサが、大変なことに?

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ばっちゃんが漬け物を切っている?

ドゥオモの人達が草むしり。
変な植物を見つけて、標本として採集する。
ドゥオモも森にのまれる?
以前、新宿から爆弾のようなものが落ちてきた場所。
・・・種が蒔かれたと言うわけ。
武彦、機嫌ががわるい、話す時間があれば、手を動かせと。
「お嬢来ませんね。」
禁句をいう。お嬢は、総裁を受け継がない。
国子をなぎこ(ばっちゃん)が選んだ。武彦は、信じると。
モモコは、帰ってこない。

国子は、モモコさんの帰りを待っている。


昔戻る。
ミーコが食べまくる。モモコが落ち着きなさい。
「ぼろは着ていてても。オカマは品がなくてはだめだなのよ。」
幼稚園児の国子が見ている。
「おじちゃん、おばちゃん。?」
「うふふ。オ カ マ」
「オカマ」
「そ、オカマ」国子にはめずらしい。
後ろに回って、モモコのブーメランを珍しそうに見ている。
「下がって」「うん」ばっちゃんのところにいく国子。
「よおく、見てらっしゃい。」
モモコ。ブーメランを投げる。弧を描いて、手元に変えるブーメラン。
「ほあああ。ねえ、なにそれ。ねえ」
「うふ」
「ねえ」
モモコ。昔を回想する。


月宮殿の美邦とミーコ。・・・ここは平安時代か?
「この間は楽しかったのう。あ」
ミーコ。。。あれは、国子のブーメランだったわ。
      うん。絶対間違いない。
      モモコ姉さんも近くにいたはず。
      大丈夫よね、あの二人なら。
美邦。ミーコに呼びかけている。
「ミーコ」腹をつつく。
「あ~ん」・・・やめい。オカマ。
「今度いつ表に出られるのじゃ。」
「小夜子さんに聞いてませんと。」
「ミーコが、連れて行ってたもれ。」
「え。」
「少しだけなら大丈夫かもしれん。日傘も差す。」
「でも。小夜子さんが。」
「わらわは、表に出たいのじゃ。」だだをこねる美邦。
勾玉を落とす美邦「わあ」・・・これは、モモコさんも持っていた。
「あらあら、お母様のイヤリングが。つけてあげましょうね。
 はい、出来ました。」
「済まぬの。ミーコ。どころで表に。」
「だめです。」
ふくれる美邦様。耳に勾玉がついている。


小夜子とモモコ。
モモコの勾玉をもっている小夜子。
「好きよ。あなた。おもしろい。」
モモコ、拘束されている。
「でも、いい加減、飽きてきたわね。」
「ふ、ほどいてくれたら、もっといろんなことしてあげるわよ。」
「遠慮するわ。やっぱり。オカマって趣味じゃないかも。
 これは、あたなごときがもてる代物じゃない。
 どこで手に入れたの?答えなさい。」
「言ったでしょう。御殿場のアウトレットだって。」
「あなたのお友達に聞こうかしら。」
「友達?」
「地上で一緒にいたガキどもよ。」
「あなたに捕まえられるかしら。」
「捕まえるわ。どんな手段を使っても。」
「あ」
「おほほほ。この顔。そういうのをもっと見せてよ。」
ポケットから注射器を取り出す。
「もうすこしあなたで楽しんであげる。うふふ」


太平洋。
タンカーが浮いている。
草薙が船酔いをしている。・・・あほ。
得意の擬態装甲で下ロぶくろを作ったら!!
うるさい。草薙、船がだめ。
草薙の腰には短剣がついている。


モモコ、暗い・
武彦「ここにいたのか。」
煙突の落ちたあたりが新種の植物でかこわれている。
それはものすごい早さで増えているらしい。・・・ウィルスかいな。
「おまえ、どうしちまったんだよ。気持ちはわかる。
 でもよう。おまえがガンバらねえでどうするんだ。
 それが、死んだ仲間やモモコのためってもんじゃ。
 すまねえ。」
国子、縮こまる。
「モモコは。まだ死んだってきまたわけねえよね。」
国子「浅漬け、食べたくなっちゃた。」
くちをあんぐりの武彦。
「く、国子。あああ。また、やっちまったあ。」
・・・地雷を踏みすぎ。


美邦とミーコ
「そろそろお部屋に戻りましょうか?」
「ふーん。ミーコ、かくれんぼをするぞ。おぬしが鬼じゃ。」
「今からですかあ。」
「100数えるのじゃ。」
「いくぞ。」
「おわったら、すぐ、帰りますよ。」
「1,2、3  」
美邦、後ずさる。


注射器が落ちる音。
モモコの手がけいれん。
「ああ」
「あなたの名前は。」
「うん」気絶する。
「あなたの名前は。」
「モモコ。」
「本名よ。あなたの本当の名前。」
「剣崎。剣崎りょうま。」
「ふん」
「年齢は」
「28」・・・こらあ、さばよむな。
「なあ。嘘おっしゃい。どう見ても、四十はこえてるじゃない。」
   ・・・そういう小夜子さんもよ。
「いい、もう一度聞くわ。あなたの名前は?」
「なつきまさし。28歳」
「あ」
「なぜ。」
「うふふふ。うふふう。愛の力って強いものよ。」
たじろぐ年増の小夜子。
「どんなものにも。負けない。
 あなたにもわかるでしょう。
 あなた、母親なんだから。」
「あ」・・・オカマにはなんでもわかる。
「そういう。体、している。10歳くらいの女の子かしら。」
「黙りなさい。」
「たばこ、子供の前ではがまんしてるんでしょう。」
「黙りなさい。」たたく、小夜子。
「一人で育ているんだ。
不自由な思いさせたくないもんね。
 がんばって、遅くまで、働いて、
 本当はそばにいてあげたいわよね。
 寂しい思い。」
小夜子、モモコの術策にはまる。耳をふさぐ小夜子。
「させちゃてんじゃないかって。
 不安になったり。」
小夜子「緑ちゃん。」
「え、みどりちゃんていうんだ。
 みどりちゃんもきっとお母さんと一緒に居たいと思っている。
 もっと一杯。あ」
「黙りなさい。黙れ。」
首をしめる小夜子
「お母さんのこと、大好きだから。」
「だまれ、だまれ。」


美邦、出口に近づく。門番がいる。
門番は通さない。お戻り下さい。
「開けるのじゃ。」「しかし」
「おまえ、わらわのことが好きか?」だじろく門番。
「小夜子は好きか?美しいと思うか。」
嘘をつくと、殺される能力で、門番を殺す。

「どこへ行けば、外に出られるのじゃ。」

遮光シールド、解除しますのアナウンス。繰り返される。

「う」

外の光が、部屋に当たり出す。

「あああ。う
 ああ」美邦がふらふらする

「美邦様。」

美邦が倒れる。

ミーコ「あ、美邦様。美邦様。あ」
「ミーコ。ミーコ。」
「早くシールドをもどしてえ、」「はい」
「痛い。痛い。」


「うわああああ」ヒルコの叫び声。
「声が聞こえる。声が聞こえる。
 月を太陽を大地を呼んだぞ。
 今こそ聞くのじゃ。声を天津柱の声を」


美邦、気を失う。
ミーコ、彼女を思いやる。


リョウコ、寝転びながら見ている。
「かごの鳥はおとなしくカゴに戻りなさい。」
・・・かごめの歌。


香凛「もう」
「どういうことなの。」
「アトラス公社がメジューサの存在気付いたらいしわ。
 うちと取引のある大臣が言った。」
「なんで、ばれちゃったのよう。」
「知るわけないでしょう。貧乏なクラリス。」
「もっと稼がなきゃいけないのに。パパやママとご飯食べたいのに。」
警報?「あ」
「へ、台風を作ちゃったの!」
「香凛。ダルシアンが命令の順位を元に戻したわ。」
「は」
「一位は、あなたよ。」
「は、どういう事よ。」
「細かいことは、どうでもいいじゃない。これでまた、お金持ちに
 戻れる。服を買い直さなきゃ。
 ネックレスにフェラリーも買い戻すわよ。じゃあ」
「クラリス。もう。」


リョウコ
「マーシャル沖に台風が発生しました。
 移動速度は0m。発生直後から同じ場所にとどまっています。
 アポロンに何者かがアクセスして、マイクロ波を発射させたようです。


「盾でも作ったつもりかしら。予定に変更はないわ。」
「は」
「ショウゴ。」
「はい。アトラス建設の進捗状況ですが、計画より12%遅れています。


「ふん」
「今の首相は無能ね。ねえ、シオン。
 この間の所長ゴッコは、楽しかったわよね。」
「はい、すてきでした。」・・・嘘つき。
「セットフィア。ショウゴ。」
「はい」
「記者会見の準備をしなさい。」
「うう」
「かしこまりました。」
リョウコ、よからぬことを考えている。


ホテルサザンクロス
国子が入ってくる。
。。。国子が喝采をしていた記憶。
  「やあ。、ぴったりじゃない。」
  「スカート、短くない。動き機回ったら、見えちゃうよ。」
  「動き回らなきゃいいじゃない。」
  「これじゃ。いざというときに戦えない。」
  「女子高生は戦う必要なんてないの。」
  「ブーメラン、教えたの。誰よ。」
  「あれは、護身用。乙女のたしなみよ。」
  「ああ。乙女のたしなみねええ。」


モモコ、束縛されている。
モモコ「国子。普通でいいの。普通に生きれば、」


武彦「こんな時代になにが、普通だ。
   ドゥオモだって、いつどうなるかわからねえんだぞ。」
モモコ「だから。恋も遊びもしてはいけないっていうの。」
「そういう問題でなくってだな。」
国子、なにくわぬ顔で食事している。
「どういう問題よ。こんな時代だからそこ普通の生き方、
 させてあげたいんじゃない。」
「う。ああ」
国子の顔。


国子、すこし涙目。
「泣かないよ。モモコさん。決めたんだ。それを言いに来た。
 見ててよね。あたし、呼ぶよ。」


美邦の短剣
小夜子とミーコが看病をしている。
「大丈夫、だいぶ落ち着いたわ。」
「わたしが、目を離したばっかりに。」泣くミーコ。
「ミーコは悪くないぞ。
 わらわが悪いのじゃ。許してたもれ。」
「美邦様」
「いえ、私の責任です。」
「え。研究がはから取らず、知らず知らずのうちに美邦様に
 不自由な思いを
 お許し下さい。」・・・やいやい、モモコにいわれた通りではないか。
「なにをいう。わらわは、小夜子が大好きじゃあ。、」
「あ、もったいないお言葉です。」
「そうじゃ、小夜子ならわかるかもしれん。
 不思議な声を聞いたのじゃ。」
「声」
「うん。気をうしなう寸前じゃった。
 なにかがわらわに話しかけてきた。」
「ああ」
「ええ。わたしにはなにも聞こえませんでしたよ。」
「頭の中に響いてきたのじゃ。」
小夜子、何か気付く。「で、その声はなんと言ってだのですか。」
「月よ天に登り、闇夜を照らせ。」
「月よ天に登り、闇夜を照らせ。
 お待ちください。」
「ああ、小夜子さん」


ドゥオモ
国子、街を歩く。平和な街。
ニュースが流れる、首相が辞任して、
アトラス公社会長成瀬リョウコ氏が首相に就任しました。
国子「あ」
会見の映像が流れる。
「今後10年の間にアトラスを完成させ、緑化計画のさらなる推進を
 はかります。地上の住民の移住と共に完了させます。
 すでに計画を見直し、移住後の住環境。またそれぞれの保証に
 関しても健闘を始めています。」
国子、みんなの仇の女を見つめる。
「政府はなによりも皆様の生活の向上を第一に考えおります。」

「け、何言ってやがる。」
「そんな話信じられるかよ。」
。。。く、こいつが成瀬リョウコ。



りょうこ
優雅に放送を見ていた。
「月宮殿のビグマワンが、声を聞いたようです。」
「そ-う。対応はわかっているわね。」
「あ」
「うふふ」


小夜子「な、それはどういうこと。あ」
「繰り返します。言葉は照合されました。
 美邦様の優先度も引き続き維持されます。
 今後も月宮殿で待機してください。」
「だから、美邦様が、聞いたのは、アトラスの声なんでしょう?
 なぜ、決定にならないの。」
「待機してください。以上です。」通信が切られる。
「あ、ううう」

「どうしたのじゃ。急に飛び出して。」
「美邦様。美邦様は必ず、この小夜子が日の当たる場所に
 お連れします。」
「おお」


ドゥオモの夕焼け風景
ばっちゃんが、食事を作っている。
国子が帰ってきた。
ばっちゃん「ふ。そろそろ来る頃だとおもったよ。」
浅漬けを食べる国子。・・・へんな風景だなあ。
「なにもできなかった。」
「一人でできることなんて、たかがしれているさ。
 なんてたって、相手はアトラスだ。」
「あ、ううん。デカ過ぎよね。」
「うん」
「モモコさんんがさらわれたから、
 センターであんな事があったから、
 決めた訳じゃない。
 きっともっと前からなんとなく思ってた。
 でも、本当にそれでいいのか。
 踏ん切りがつかなかったのだと思う。」
ばっちゃん、目が優しい。
「わたし、メタルエイジの総裁になる。」
ばっちゃん、立ち上がって、短剣を差し出す。
・・・美邦、草薙がもっていたものと同じ。
「総裁になって何をする。」
「アトラスへ行く。」
「そうかい。その目でしっかり見てくるといい。
 おまえの知らないで世界をね。」
国子、うなずく。

国子に短剣が差し出されたとき
「ああ、なに」
短剣が共鳴を始める。
ばっちゃんはなにかを知っている。
「太陽よ天へ登り、地を照らせ。」


美邦の短剣も共鳴している。
ミーコと小夜子。「は」感じ取る。


草薙「うん」短剣が共鳴をしている。
「気のせいか。」


アトラス公社と政府の会話。
メジューサが、マーシャル諸島にhんでいる。
討伐部隊を出すつもり?
すでにこの海域に、大和タケルを待機刺せている。
国に無断にいかしていた。おこる大臣達。
一体どうやって領海内に入ったというのだ。
なんのために擬態空母だとお思いですか?
お、あ・・・そうか、草薙が名乗っているタンカー


「作戦はフェーズ2に移行。
 これより、メジューサ掃討作戦を開始する。」
「は」
「草薙少尉」
「は、擬態をとけ」
「了解」
「擬態をときます。」
タンカーが、空母に替わる。
・・・香凛、危うしなのかな。

シャングリ・ラ 第9話 天啓陽月 の感想 [シャングリ・ラ]

国子、モモコさんを奪われ、また、収容所の仲間が惨殺されたこと
知り、落ち込む。

美邦は、ミーコがお気に入り、ミーコを気遣う。

国子が太陽。美邦が、月と言ったようなことがヒルコのお告げで
予想される。

リョウコは、ヒルコの神託を聞く。ヒルコは、幽霊。
依り代が必要。数年ごとに起源が切れて、依り代に少女をいけにえとしている。
残酷だなあ。

香凛のメジューサは、ものすごいハックをして、嵐を生み出す。


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武彦達、相変わらず穴を掘っている。
外が日食であるとこがわかる。
「おい、おまえら手とめんな。国子はもうすぐそこだ。
 必ず取り戻すそ。」「はい」・・国子が脱走ことをまだ知らない。

日食の中、桜を持ち出し、鬼ゴットをしている美邦様とミーコ。
「鬼さんことら手の鳴る方に。。。。(繰り返し)」
「そこか!」倒れる美邦を助けるミーコ。
「これは、ミーコじゃなあ。」「美邦様、お怪我は。」
「それより罰ゲームじゃ。横になれ。早う。」「はいはい。よっこらしゃ」
美邦のおきにいりのミーコ
美邦は流れ星が見たい。
「お空にお願いしてみましょうか。一杯出れば、お願い事がたくさん出来ます。」
「わらわは、一つでよい。」「え」
「表の世界へ。太陽の世界に出ることができればよい。それで」
ミーコは、美邦を哀れに思うって、抱きしめる。

小夜子は、安心して見ている。「あ」

「モモコさん。あれって一体。」
「平安時代へでもタイムスリップしたあ。」

小夜子、国子ら三人を見つける。銃を向ける。

モモコ、気づいて、横ににげるように促す。
「警告もせずいきなり発射するなんて。とんだ早漏ね。」

小夜子「うふふ。おもしろい。」「
「小夜子様。排除しますか?」
「ええ、ただし、あのでかい女は捕獲しなさい。」
「生死は?」
「生きがいいのに超したことはないでしょう。」
「御意」

小夜子「あれくらい頑丈なら100倍。いえ200倍の濃度もいけるかしら。」


美邦「せっかくの宴が台無しじゃ。」
「小夜子さんが。敵をやっつけるまでの辛抱です。」
「敵とな。わらわも見てみたいぞ。」
「なりません。危険です。」
「ううん。」

兵士達が、国子らを排除にかかる。


国子「ねえ。ドゥオムに帰ろう。やばそうだし。」
「ここで、逃げたら、オカマがすたるってもんよ。」・・・そういうものか?
 友香を守ってあげてね。」
「あ、うん。」「はああ。」・・・なんでこんなことに。

モモコ、小夜子らの前に出てくる。
小夜子「うん。あたし達の前にあらわれるんなんて、あなた運が悪いわね。」
「あんたこそ」
「うん」
「何者かしらなけいど。このモモコ様にけんかを売ったのが運の尽きね。
 そんなやつは、このロケットおっぱいで皆殺しにしてやるわ。」
・・・うわああ、なんて大胆な。
「相手は、性操作した男よ。」機関銃で、ライトを壊す。
「ふん。あたしからトップライトを奪うなんて、なかなかの女優じゃない。」
モモコは、鞭を出す・
敵を捕まえて、いじり出すモモコ。男の貞操の危機「あら、結構鍛えているじゃないの


どんどん男を悩殺するモモコ。「あせっちゃいやよ。順番に相手してあげるから。」
「うわああ。」
「うふふう。あなたたち、たくましくっていいわあ。」
うろたえる兵士達。・・・敵いません。
小夜子「貴様」銃を鞭で払うモモコ。
小夜子、モモコに苦戦。

友香「そうするの。国子?」
「助けなきゃ。」
「なんか楽しそうだけど。」
「だからよ。モモコさんの暴走を止めきゃ、あの人達の貞操が危ない。」
「ええ」・・・国子さん。論点がおかしいです。
「う。あれを押さえる。うりゃ。」ブーメランを御殿に投げる。
かたむく御殿。美邦とミーコが我慢している。

モモコさん、小夜子から銃を絡め取る。
「お待たせ。年増さん。」
「あああ」
「的外れの攻めじゃ。わたし」
小夜子、引き寄せる。「ああ」
「もっと、言ってえ」
「はあ」
「さあ。言うのよ。あたしの恥部を暴いて頂戴。」
「だれがあんたの言うことなんか。」
「ああ。じらすのね。いい感じ。あなた、今までで最高のモルモットよ。」
小夜子、メスを投げ出す。
「オカマは、サディストなんか怖くないわ。ペちゃパイ。」

御殿が傾く。
「きゃあ」
「美邦様は、このミーコがお守り致します。」
「ミーコ」
lこれでも昔は、相撲部屋にいた。・・・なるほど。

国子「うりゃ。」
ミーコ。どすこい。
ブーメランをはじくミーコ。
「は、あれは。」・・・そう、国子のブーメラン。
「ブーメランが。あ」
そこには、少女が乗っていることに気づく国子。
銃で狙われ、かわす国子。友香、かわりに撃たれる。
「友香」

小夜子とモモコさんは、じゃれている。

「美邦様、中にお戻り下さい。」
「ミーコ」
小夜子「あ」

その即にモモコが小夜子に一撃を与える。
「うふ。プレイ中のよそ見は命取りよ。」
「ふ」
「あ。ああ」モモコさん。倒れる。
「はあはあ。あなたこそ。はあはあ。」
迎えのヘリがやってくる。

「友香、大丈夫。」
「痛い」
「はああ」

ヘリで、モモコさんが拉致される。

「モモコさん。モモコさんをどうするつもり。」
空から音が鳴る。「なに」
赤の鳥居がたくさん落ちてきて、国子が身動き出来なくなる。
「えー。モモコさん。
 いやだよ。一人にしないで。
 いてかないで」

ヘリは、退却をする。

「モモコさん。モモコさん。モモコさーん。」

日食も終わりに入る。


リョウコ「太陽と月が離れたか。ヒルコ様にお知らせしないと。」
「小夜子が、ピグマツーの保護者を連れて行きました。
 あの女おそらく。」
「好きにさせなさい。勝手が過ぎるならお仕置きすればいいだけよ。」
通信が入るがリョウコは、それを払う。メールが来た。
「退出なさい。」
部下が出て行く。
「おまえも。」「あ」「リョウコ様」子犬


香凛「え、いまどき公衆電話?」
フランクフルトから音声通信、コレクトコール。
「なんなの」「助けて。香凛」
「あんた本当にクラリス?貧乏なクラリスなの?」「貧乏言うな。」・・・神戸ってい

うな。
「うふふ。ほんもんだ。」
公衆電話見つけるのに時間がかかった彼女。びんぼうなんてもういや。
そんなときに太陽を隠しちゃうなんて、神様は非情ね。
「太陽が」
配給のパンをもらった、フードクーポンをつかったことをなげくクラリス。
「日食か!ま、今後わたしの忠告に従うことね。」
「はあ、いっそ。シスターにでもなろうかな。」
「元気出して、貧乏なクラリス。」
香凛は、クラリスの口座に3000万を振り込む。300万でランチ一回でぱあよ
「どんなランチよ。」
大金を振り込むというと「わあ、香凛。大好きよ。」
「ただし、これはバイト代よ。
 ちょうどよかったわ。一つね頼みたいことがあるの。」


リョウコ、メールを見ている。
「う」
"MEDUSA"
「メジューサ」


国子、友香をおぶって、ドゥオモい帰る。
「ああ」
「目醒めた。友香」
「あ、国子、自分で歩く。痛」
「帰ったら、ちゃんと手当てしてもらおう。」
「ゴメン」
「うふふふ。友香てば、最近謝ってばっかり、くせになるよお。」
「だって、モモコさん。」
「平気平気。ついでにアトラス観光してきたわあていって、すぐに戻ってくるよ。」
「そうかなあ。」
「どうだよ。香は、配しすぎ。あたしは、玲奈や直らを助けにいかなきゃ。
 絶対にあのリョウコのやつをぎゃふんと言わせてやるんだから。」
「ぎゃふんって」
「そ、ぎゃふん。なんか、ずしりくるんだけど。」
「え」
「わたしに隠れていいもの食べていたんじゃない。ミーコなみね。」
「ひどーい。」
「うふふ。うそうそ。軽い軽い。友香は軽いなあ。」


美邦は。ミーコを大事にする。
「美邦様、ミーコは別室へ」
「ならん。目が覚めたときにわらわがいなかったら、大事に思うじゃろ」
「うん」


小夜子、歩いている。
モモコの餌食になった兵隊。
「ふう」
小夜子、モモコの前にいく。
「遅かったじゃない。あんまり待たせるからさっきのダーリンと遊んでやったわ。」
「なにか聞き出せたかしら。」
「86・66・85。あんたの残念なスリーサイズよ。」
「ふん、寸胴でしょう。」
「着物がにあっていいじゃない。こんなところであたしをどうするつもり。
 ここ、アトラスでしょう。」
「そこまで聞き出したの。」
「お肌の調子でわかるわ。ほら、あんたも触ってみる。でもだめ。
 踊り子さんには手を触れちゃいけないのよ。」
「あ。」
「ちょっと、あたしはレズッけは。」
小夜子、モモコの耳の勾玉を見つける。
小夜子「このイヤリング。どこで手に入れたの?」
「御殿場のアウトレットよ。」
「く。そう。まあ、ゆっくり聞かせてもらうことにしましょう。
 あなたの体のどれだけ正直かしら。」メスを取り出す小夜子。

ヒルコの部屋
「太陽と月が出会ったの?いかと見届けたかや」
「ええ、12第前のヒルコ様のおことば通りです。」
「あの子達は、まさしく、まさしく我らの光となるべき世継ぎじゃ。
 調和をもたらす神の子。わああああ」
ヒルコが、消えてなくなる。
「7年か!長持ちしたほうかしら。次の依り代を。この霊が逃げてしまうわ。」
少女が依り代に使われる。・・・残酷だな。
「あなたはしあわせね。アトラス全市民の頂点に立てるのよ。」
少女は、嘆願をするが。ヒルコになることを避けたい。
落とされる少女「うわああ。」
神主らしき物達が経をを唱える。・・・陰陽師?
少女に札が貼られてゆく。ヒルコの依り代になる。


メジューサに
「あたしの命令を拒否するとはどういうこと。」
「強制終了のコマンドはちゃんと認識されたわ。
 メジューザにバグはない。」
「もう一度、調べて。」
「香凛、ごめん。もうでなきゃ。」
「あんた今どこなの。パソコン買い戻したんじゃないの。」
「3000万なんて、ランチにデザートをつけたらすぐよう。
 今は、ネットカフぇで」
クラリスを貧乏貧乏となじる香凛
「まったく」
炭素指数が上がっている。
「えさはいっぱいあるのに、どうしてメジューサ。」


リョウコ陣営。炭素指数を見ている。
「くるか。」
「いえ、炭素市場は安定したままです。」
「メジューサは冬眠でもしているのかな。」
「また、安心はできません。」
「存在しないって可能性は。」
「ありえませんよ。リョウコ様がおしゃったことだ。
 九度さんもわかるでしょう。」
「藪をつついて起こしてみるかい。」
「いえ、相手が見えない以上は捕まえることはできないでしょう。」
「はあ、アトラス計画はとどこおる一方だね。」


国子、友香は、ドゥオモに帰還する。
みんなに歓迎される。
「北条国子、またまた帰ってきましたあ。」
子供にお土産は。呼び捨てには、あげないよお。
「ちゃんと食べていたかい。こんなにやせてしまって。」
「もしかして、胸。おっとそこは元々かあ。て、おい」
「え、あたし」・・・ぼけとつっこみはむりです友香。
「あははっは」
「やっぱ、いっぱいだ食べなきゃねえ。そうだ。広場でパーティしようよ。
 第2回生還パーティ。」
子供にモモコがいないことをきずかれる。
モモコの目が丸くなる。・・・おいおい。不安な丸め。
「あたし、ばあちゃんち。行ってくるね。
 友香のことよろしく。怪我しているから手当てしてあげてえ。
 て、見ればわかるか。」
国子、退散する。「ほいじゃねえ。」


友香「国子」

「食べ物持ち寄って、みんなてパーティですってよ。」
「ああ、じゃあ、ハムでももってゆくかね。
 いやですよ。おうとっくにありませんよ。」
「そうだったか。」

「お帰り。国子。あれあれ、友香にここだって聞いたんですけど」
「もういったよ。つまみ食いもしないで。
 めずらしいこともあるもんさあ。」
ばあちゃん、遠くを見ている。


武彦は、相変わらずに穴掘り中。
「この上か。おまえらもう一踏ん張りだぞう。」
「おー」なんでか、国子がいる。・・・あれあれ?
「えー」
「国子、おまえどうやって。」
「説明は、あと続けて穴掘るの。借りるね。」
「おい。どうしたんだ。国子。」
「みんなを助ける。そんで、ぎゃふんっていわせるの。」


波止場施設に来ている草薙。だれも施設にはいない。


クラリス「たいへん。あなたの命令の優先度が下がっていたわ。
今の優先度一はタルちゃんよ。」
香凛「へ」
「あいつが木星観測衛星をのっとれと命じたんだわ。
 それでメジューサは大せきはんの観測を。聞いている香凛。」
「ああ」
「やあ、香凛。わたしは必ず。弱点を克服してみせるよ。」
「メジューザどうしたの。」
メジューザの目が輝く。


新しいヒルコが誕生した。
「ヒルコ様、私たちがゆくみちをお示し下さい。」
「太陽と月が交わる日に、世継ぎが現れた。
 やがって天と地が静まる。」
「誰が天命を?」
「世継ぎは自ずと、アトラスの役目を知る。
 今は見守るのじゃ。」
「心得ました。」
「備えろ、あらしが。嵐が来るぞ。」


メジューザが活動を始める。
「太陽光発電衛星アポロン」
衛星から光線が放たれる。


リョウコ陣営
「あ、なんだ。」
衛星からの光線が海に落とされる。
海上に台風の目が現れる。


収容所へと穴を掘る。・
武彦「あとは任せろ。」国子、疲れる。
ついに狩猟所内に通じた。
武彦が地上に出る。「あ」
「武彦」
「だめだ。おまえは見るな。」
「ちょっとなんでよ。」
なにかに気付く国子「どいて。」
国子、地上に出る。「え」呆然とする。仲間が撃ち殺されている。
無残な風景
「直。はあ。はあ。みんな。」
国子、みんなの亡骸を確認する。
ちょっと前のことを回想している。

泣き崩れる国子。「うああああ。はああ。あたしが全部。みんなを」


モモコ「あなたは、風。風はきままに吹けばいいの。」
   「だめよ。国子。あなたは生きなきゃ。生きて生き抜いて、
    みんなのために生き続けるのよ。」

「モモコさん。モモコさん。モモコさん。あわああ」

シャングリ・ラ 第8話 口紅無残 の感想 [シャングリ・ラ]

国子、暑い中で3日間耐える。
「北条国子。今日で三日目よ。よく耐えたわ。
 ご褒美をあげなくちゃね。
 あなたを死刑にしてあげる。」リョウコ
国子、崩れ倒れる。
友香、唖然とする。

国子、官吏に支えあげられ。
国子、リョウコに反抗的は目をする。
「いいわね。その目。」
「あたし以外の人間に手を出したら絶対に許さないなら。」
意義のある者を聞くが誰も前には出ない。
リョウコに服従している。
「では、皆さんも賛同してくれるのね。良かったわ。」

リョウコ「リグマツー様子は。」
「独房でおとなしくしています。リョウコ様が脅しただけで
 怒ったように毛を逆立てのに。」
「脅しじゃないわ。本気よ!」
「それでは計画が」
「ここで死ぬようであったら、ここまでの存在だったということ。」
出された紅茶がその気分に合わなくて怒るリョウコ。部下に紅茶をぶちまける。

独房の国子。丸くなって考えている。

武彦達、穴掘り中。そこに国子の処刑の放送が流れて、ビックリする。「なんだと」
ばあちゃんは、のんきに漬け物をこねている。
そこへ武彦が来て、国子の処刑を話す。
「大変だ、国子に死刑命令が下った。」
「普通その前に死刑判決だろう。」のんきはばあちゃん。
武彦、あいつらは武装列車で国子を連れ行くやつらだと。
「セロリのつけておこうか。 ・・・あああ、のんき。
 あの子セロリ好きなんだよ。」
「カブもいいかも。」

武彦、唖然として「もういい。俺が何とかする。」

「男はだめねえこういう時」
「で、どうするの。」
「決めるのは、国子だよ。」
「うふ。そうね。」

雨が降っている
「国ちゃん。死刑だってさ。」「まあ、お国もひどいことするわねえ。」

草薙 国仁「草薙 国仁。だぜこんな事で動揺する。
相手はテロリストで。おまえの敵だ。」

石田 香凛、放送をみてすぐに切る。
「なんだろうね。プリン。」「本当ね。うるさいよね。」
「あんな山猿の一匹や二匹を死刑にするくらいで騒ぐ必要ないじゃない。あ」
ママからメールが来ている?
「なにが、寂しいあなたにすてきな出会いをよ。」・・・出会い系の迷惑メール
「どっからわたしのメアドぬいったちゅうの。
 もう、こんなやつメジューサが復活したら、真っ先につぶしてやるんだから。」
・・・わたしもして欲しい。賛成。
メジューザは、ただ一点を観ているだけ。
「はあ。あんたもいつまで大せきはんを見ているの。まったく。
 さびしくなんかないんだから」熊のぬいぐるみを抱きしめる彼女。

食事中
女性の囚人達は、隠れてジュースを集める。

国子には面会者がくる。モモコさんだ。
「あ、モモコさん。」
「もうやっと申請がとおったわよ。ちゃんとだべている。ナイ胸がますますなくなちゃう

。」
「ダイエットしたっていってよね。」
「ダイエットっていってもどうせ死刑になちゃうんでしょう。」
「みたいね。悲しい。」
「まあ。悲しい悲しい。おなかいっぱい。涙が出るわ」

リョウコ監視している。あの女のことで気になる。
「おとなしすぎるわね。なにかやらかしてくれた方が退屈しのぎになるんだけど。」

「ねえ、あたしが死刑になったらどうする。」モモコ
「死刑囚に聞くことかね。モモコさんが死刑になったらわたし生きてられないよ。」
「なめよ。国子、あなたは生きなきゃ。生きて生き抜いて。
 みんなのために生き続けるのよ。
 わたしひとりのためになにかしようと思っちゃだめ。」
「あのさ。死刑になるのはわたしだよ。」
「あらあ。そうだったわね。あなたが死刑になたったら、わたしはあの世に行って
 閻魔様に直談判するわ。」
「出来るの?そんなこと。」
「出来るわよ。閻魔様。熱帯魚の常連だったんだから。」
「あ、そうなんだ。」
「そうそう。これ、みんなからの差し入れ。」
「え」

「13階段あがるときのドレスって。あ、趣味悪。
 オカマのセンスじゃない。こっちは」
口紅に驚く国子。「まあまあかな。」
服の下には、漬け物が。
「は、ばあちゃんの漬け物。しかし、ドレスと漬け一緒にするかな。」
においが移ってしますよ。「いいや。きゅりきゅり。」
つけものをオイしそうに食べる国子。
「あたし、死刑になるのかな。」

囚人にゴミの分別をさせる。
ナノマテリアルの切れ端を見つける。お宝。
「こういうのを集められるだめ集めろ。横流しするんだから。」

友香は、女性を武器に国子に会いに行く。
監視のお目こぼしをもらうが、カメラには映っている。
男に止められるが、銃を向けられる。友香、女を見せる。
「よせ。軽はずみなことはするな。」

国子、漬け物を食べ尽くす。
友香が、会いに来る。
「友香、あたしがいなくなっても平気かな。」
「やめて。そんなこというの。」
「ごめん。」
「ねえ。脱走しよう。」
「そんなこといちゃだめ。誰が聞いているかわかんないのよ。」
「平気よ。誰もいないから。」
後ろで音がする。銃が向けられている。
「脱走しよう。」
「だめ。友香まで危険目に合わせられない。」
「あたしなら。大丈夫。足手まといにはならないから。」
「だめよ。出来ないわ。」
「国子。」
男は、友香を引き留め、中への監視窓を閉める。首を振っていけないと。
「友香がどうしたの。友香」
「だれか来た。また、来るわ。」
友香は、男のことは言わない。
「わかった。」

「今の会話聞かなかったことにしてやる。」
友香、男を見るが。さっさと行けという顔。
友香、みのがしてもらえる。

「らしくないね。」
「宗一郎」
「なぜ、引き金を引かなかったの。リグマツーへのいいプレシャーになっただろうに。」
「必要以上のプレシャーを与えれば、過激な行動に出る。
 対処が面倒だっただめだ。」
「ふふ。今のは聞かなかったことにしてあげるよ。」


囚人達がケンカをする。玲奈と?
二人とも懲罰として伐採作業が命じられる。・・・すべて計画?
にやっとする二人。

芝を刈っている。
作業やめ。休憩をする。10分。
化粧ガラスが少なくなっている。???
「わかっているだろう。」

「すいません。ちょっと花を摘みに。いいすか」
「ああ」「なんでやかんがりうんだ。」
「はは。出したら、補給したくなるじゃないですか。」
「わかった。わかった。すぐ戻れよ。」「いいのか。」
「大丈夫だって、逃げたって。ここらじゃ。のたれ死ぬだけだ。」

玲奈たち、集まって
「ここらでいいだろう。もってきたかい。」
ジュース?鏡?
「もちのろんです。」
「よし。じゃあ始めるよ。」
やかんに鏡で光を集めて、ペットボトルになにかを集める。
「はんとうにこんなんでいいですか。」
「ああ、これでオレンジジュースのどぶろくが焼酎になるんだ。」
・・・蒸留しているのか。

囚人に渡されるないか(ダイナマイト?)
「へ。これで玲奈のやるつらを粉みじんにしてやるだ。」
「ああ、せいぜい気をつけるんだな。くれぐれも俺に融通してもらったというなよ。」
「わかったよ。」
「もっども。触媒がなければハッパにならんがな。」・・・触媒作成済み

玲奈が、赤い糸を拾う。それで布を縫い合わせる魂胆。

いつもの爆弾雨の警報。


国子、独房。予想もたまには当たるのね。
口紅をさわっている。「どうしているかな。ドゥオモのみんな。」

武彦は、相変わらずに穴を掘っている。
「掘れ掘れ、早くしないと国子が死刑になちゃうぞ。」


爆弾雨の穴を掘りに出る囚人達。
リョウコ「処刑の日までには、きれいに整備してもらいたいわね。」
「あの日にしたのは何か意味があるのですか。」
「国子に取っては運命の日。美邦にとってもね。」


美邦様御殿
ミーコと美邦が遊んでいる。あやとり。
「美邦様。お喜びください。美邦様を地上にお連れすることが出来ます。」
「なに、では薬ができたのか。」
「いえ、そうではありません。」
「なんじゃ。違うのか。」
「不憫な」
「また、アトラスの影をこそこそといくのじゃな。」
ミーコ泣いている。
「いえ、今回は違います。」
「この私が昼の大地に夜を紡いでご覧にいれます。」・・・詐欺だね。


国子、独房で考えている。


武彦
「待っていろ。もうすこしで救い出すからな。」


処刑当日、国子
「時間なの。だったら、口紅くらいさせて。ねえ、鏡持っている。」
「無粋ゆね持ちいわせていない」
刀で鏡とする。
「ありがとう。X28号だっけ」
「死に装束は、それでいいのか。」
「ああ、差し入れの。さすがにあれを着て死ぬのはね。」


女囚人達の前で国子の死刑が行われる。
「目隠しは」
国子、いらないと顔を振る。
「すべてを見届けて死にたいわ。」
わかったと。
銃殺。。。


「早く死んじまえ。さもなくばあたしがやってやる。」
玲奈、ひもを持っている。


「捧げ筒。構え筒。」
国子に向けられる銃
女囚人達。リョウコ。


銃をうとうとするそことき
国子「いっけえ。」
国子の口紅から、炭素繊維で、銃の頭が切断される。
動揺する銃を持つ者達。

「貴様。なにを。」
口紅で刀まで切ってしまう。
「ナノワイヤーよ。あたしだって、ちゃんと扱えるかどうかわかんないんだから。」
「逃げられると思っているのか。」

後ろで爆発。「なに」
風船が現れる。

国子、風船の方に走る。「捕まえろ。」

玲奈が、ひもを渡す。あとの囚人は、看守の邪魔をする。
「国子」
「ありがとう。友香」
「はい。」
二人、気球で脱出する。
「みんな、ありがとう。かならず助けに来るからね。」

玲奈「わかってるって。」
「がんばれ。国子」

「ありがとう。玲奈。直」

銃で気球をうとうとするが。
「よせ」「あ」
「水素に引火して爆発するぞ。」「しかし」
「く」

リョウコ「ふ」・・・さすが、やるわね。


二人で気球で移動する
友香「良くこんな計画思いついたわね。」
国子「考える時間はたっぷりあったからね。」あの三日間で考えていた。
「ああ、やっぱり急ごしらえ気じゃ。ドゥオモまで、もたないか。
 あ、友香。あそこに降りるよ。」
「え」
「飛んで」
「ええ。えい。」・・・かわいいなあ
国子かっこよく降りる。「あああ」友香を受け止める国子。
「大丈夫。」
「ああ、ありがとう。」

気球に「ありがとう。ここまで連れてきてくれて。」
「遅い」派手なかっこうのモモコさん。
脱走した先には、モモコさんがいる。なんて゛!!オカマの勘はするどいのよ。
「どうしてここに。」
「オカマのカンよ。お帰り」
「ただいま。」
国子、モモコの方に走り出す。
「この子はよくがんばったわね。」
「褒めて」
「どう、あたしの差し入れ役にたった。」
「口紅のナノワイヤでしょう。使うの難しかったけど。
 すっごく役にたったよ。」
「男の操縦法と一緒で、馴れよ。
 ドレスに仕込んだ炭素繊維は。」
友香がよってくる。
「もちろん。モモコさんがあんな趣味の悪い服くれるなんて。
 なんかと思ったのも」
友香「炭素繊維」
「そうそれで、みんながナノマテリアルをパッチワークにして、
 気球をつくってくれたんだ。
 古くなった雨合羽とか。きれっぱしとか。
 それを爆弾雨の整備に紛れて、地面に埋めたってわけ。」
「水素はどうしたの。」
「気をなぎ倒すためのハッパがあるんだ。
 水素を爆発的に放出するの」

リョウコ「触媒のアルコールはどうやって手に入れたのかしら。」
「オレンジジュースを発酵させて、蒸留さえたものと思われます。」
「考えたわね。なかなかおもしろい見せ物だったわ。さ、しょうごに叱られないうちに
 アトラスに帰りましょう。」
「女囚たちはどうしますか。」
「うん」

「打てるもんなら、撃ってみろ。」
「そうだ。そうだ。」
「セットフィア。宗一郎。望み通りにしてあげなさい。」
「はい」
みんな、撃たれて死んでしまう。
「あ、うわああ。」


国子も何かを感じる
モモコ「どうしたの?ううん。なんでもない。気のせいみたい。」
「でもなんか変ね。」
「なにがです。」
「鳥のさえずりがしないわ。」
「ほんとだ。いつもなら森からうるさいほど聞こえるのに。」
「ああ」
太陽が、月に隠される。
「日食だ」国子
「はじめてみるわ。」友香
「そのせいで鳥が泣き止んでいたのね。」
「あ、モモコさん。」
道の方を見る。
何かの宴が催されている。

モモコ「わたしなのかわるものでも食べたかしら。」

「鬼サン。こちら手の鳴る方にへ。鬼サン。こちら手の鳴る方にへ。」
美邦が目隠しで鬼。ミーコら女官が遊んでいる。

二人の出会いか?

シャングリ・ラ 第7話 悲想恩讐 の感想 [シャングリ・ラ]

リョウコの部下が国子捕獲作戦を始める。

新宿方面から装甲列車が進入する。砲撃を始める。

「君を迎えにきたよ。北条国子君。」
治安維持法違反、擬態装甲の窃盗。。。
ともかくも国子を逮捕したい。
装甲車の砲塔がドォオモの中心部に照準を合わせる。

国子と友香、アトラスに罪で収監される。
国子は、背くことはできたが、アトラスは銃器をドゥオモに向けるため
おとなしく捕まることにする。
友香は、国子についてきた理由を黙っている。
国子は、古巣に帰るがごとくに話す。

ちょっと思い出す国子
。。。「北条国子は、今日出所します。」
「みんなあ、北条国子、帰って来ましたあ。」。。。反応なし。
国子は、収容所で、リョウコに出会おう。
「歓迎するわ。ようこそ、わたしのび場へ。北条国子。」
「改めまして。所長の成瀬リョウコよ。」
ただあなたに出会いたかったから。
「わたしはあなたの大好き。」「わたしは大嫌い」
キスを国子にするリョウコ。

ばあちゃんは、悠長にお茶を飲んでいる。
「焦ってもしかたない。出来ることからやればいい。」
邦彦らは、国子を助けるために、オードックスに穴を掘る。「こうやって。」
おまえの頭は、大脱走と同じレベルか?

収監所では、皆が国子に冷たい。
友香、国子に怖いという。友香、二年前のことを話している。
友香のせいで、この収容所に2年も国子が代わりに入っていた。
中が「なにかが違う」という国子。

香凛、アメリカ炭素指数が上がっているのに、動かないメジューサを
しかりつける。等のメジューザは、木星を観察している。
「こんなの観察してどうするつもり。」
・・・水素とか燃料がいっぱい。爆発したら大変。

草薙は、国子が捕まっているので、汚名返上のために自分に
尋問させてくださいと言われるが、許可されない。

邦彦は、穴を掘っている。
「古川。方角は、こっちで間違いないなあ。」うなずく彼。
「よおっし。待ってろよ。国子」
・・・レトロですなあ。間に合うのかよ。

国子を仇のようにする少女グループがいる。一種のいじめ。
罪のために、木を切って新芽で二酸化酸素を吸収させるなんてだるい考え方。

少女は、木に恨みがあるように切っていた。自分の街が、木に覆われたため。

収容所に帰ってくると爆弾雨の警報が鳴る。
少女が「おっと、おまえは外だ。遊んできな。」
国子は、中に入れさせられなく。「来る。」雹をさけて健闘する。
リョウコ「いい顔。まだ耐えられるわね。」
雨が止んで、友香迎え行く。「よかったあ。」

なおが、話をするために近づく。
「あんたと話すと玲奈たちにぼこられる。朝からあんたにちょっかいかけている
 やつら。あいつがここを仕切っている。気に入らないやつがつぶしてね。
 それが所長が替わって。」
玲奈と国子がいさこざを始める。「どうしてあの所長の命令?」
「おまえを痛みつければ、アトラスランクをもらえる。」
少女は、アトラスランクをあげてもらえるため、彼女を叩いている。
「あたしの街は森に飲まれた、ほかにいくところなんかないんだ。」
「だったら、ドィオモにおいで。」玲奈を軽く倒す国子。
リョウコは、玲奈に「あなた、このままここにいなさい。食事抜きで三日間ね。」
玲奈のかわりに国子が、罰を受ける。国子は、リョウコが許せない。
「いいでしょう。うふふ。」
暑い中、放り出される。
水も、もらえない。

リョウコ「うふふふ」
「いつまで持つでしょうか」
「やっぱり。おもしろいわね。彼女」

モモコ「こんなに差し入れが集まるなんて、際されてるわね。国子」
・・・うひゃあ、化粧中。

に年目は、友香が人を刺して、その代わりに国子が代わりに収容者に
入った。友香は、男に騙されたので、刺した。
国子は、人の事を思って身代わり収容所に入る。
「あたし、国子に謝りたくって。それで。」
玲奈、唖然として国子を見る。
「国子。ごめんね。」友香、泣き崩れる。

国子、暑い中で3日間耐える。
「北条国子。今日で三日目よ。よく耐えたわね。
 ご褒美をあげなくちゃね。
 あなたを死刑にしてあげる。」リョウコ
国子、崩れ倒れる。

・・・さて、武彦の大脱走作戦は、間にあるのか?

シャングリ・ラ 第6話 虚構戦線 の感想 [シャングリ・ラ]

電子の世界では、取引なんて、現実身がない虚構。そのなかで
戦いがされている。現実も同じ事がおきた。サブプライム、無いところから
あるかのようにして、証券化。価値が落ちれば現実が見える。

石田ファイナンス、国にオロチの退治を提案する。
渋々、従う国の大臣ら、他国と共に炭素市場に介入、
いけにえは、クェート。
オノチは、実質炭素と経済炭素の格差がある国にかみつく。
それをえさにしてオノチの場所を特定します。
石田ファイナンスの分析ではえさはクェートがふさわしいかと。
そのためには日本政府の全面的バックアップが必要。要はお金。
他の国のことをどう思っているに。このまま、国が滅ぼされていいの?


国子とばあちゃんが、炭素市場のグラフを見ている。
「機能不全一歩出前だ。
 後1、2回サウジのようなことがあれば、市場は崩壊する。
 だれかが、なにかが。この市場のどこかに潜んでいる。
 今このうちにもかみつこうと牙を研いでいる。」

草薙 国仁は、責任をとって、退役の望む。
最高機密を盗まれてやれば済むとおもてっいるのか?
幸いなことに情報開示している技術しか使ってないもの。
最新技術は厳重に守られている。
アトラス公社から、擬態装甲が盗まれたことで部下をせめないでほしい
と要請が来ている。ラッキー?アンラッキー。美邦に呼び出される。
草薙は、月宮殿にご招待される。

リョウコにもそのとこが報告される。
美邦は、草薙に興味を持ったのね。
オロチ退治のことはOK。失敗したときには、石田ファイナンスの分析に
すべての責任をおわせる。・・・ずるい年増女。
成功した場合には、クェートに一億円ほど援助する。・・・大きいのかな。
料理がまずいので、シェフを首にする。なにもの。

草薙、自分で話したとおり下級市民。しみったれた家庭。筑前煮がうめえ。
帰ってきたら、まだ出かけるの?月宮殿に出かける。
家庭の作法は、しつけが厳しい。普通だろうな。
。。。アトラス公社に親戚いる?「なわけないわな。」

月宮殿にいく草薙。美邦さまのことが気になる。
小夜子、監視している。
「武器を預からさせてもらいます。」「先祖伝来の守り刀なんです。」
「お帰りになる際にお返し致します。」

飛鳥の酒石?の上に乗って、上に上げられる草薙。美邦様のまえに出る。
美邦と草薙と出会う。「かわいいか。」「それほどでも。」
ゲリラにやられたそうだな。ゲリラは、年端もいかない子供でした。
ミーコがしっている女の子。
小夜子「ミーコといい。シオンといい。
    美邦様の試練をくぐりにぬけるやつがたてつづけにあわられたわね。


草薙の個人情報を調べる。でも、美邦様のパスワードでもアクセスできない。
アトラスランクが密事項?
研究班は、剣は、美邦様のものとほぼ一致という。
同じいかたかたというより、同じものとしかいえない。
傷はつけれない。ダミーも短時間では作れない。
得たいがしれないが、このまま返すことしかないと決める。

リョウコ、そう小夜子が草薙のデータにアクセスしてきたの。
せえぜえ悔しがらせてあげなさい。
小夜子でさえ知ったと言うことは。
今頃我らのヒルコももだえていることでしょうね。
ヒルコッて、出来損ないの神様か?


国子、ブーメランの練習。
戻って来ないので、しゃがんで様子見。モモコがからかう。
「敵は前からでなく後ろかも来るのよ。」
「どうやって」
「金がない分ニューハーフは、身軽なの。
 あれてるわね。ブーメランの奇跡も読まずに闇雲に投げているからでしょう


 なにがあったの?」
「地上が変なのよ。」
「変?」
「痛い」
「力任せに取ろうとするからよ。
 男と同じやさくしてあげなきゃ。」・・・はあ、反対じゃないの。
「でなにが変なの?」
「地上の動きを見ているとね。感じるの。
 なんか黒くて」
「太くて堅いの」・・・あはは、下品。これは昼間に流せない。
「モモコさん。」
「ごめん。」
「はあ。黒くて大きなヘビみたいなやつが市場の裏にいるのが
 わかるの。あいつが、経済炭素が高すぎる国にかみつくの。
 そして、その経済炭素をヘッドリースして、一気に下げてしまうのよ。
 海外から資金が大量に流れ込むけど。結局、好材料なんてないから、
 投資された資金はすぐに他の所にいくわ。
 そうよね。あくまでも見せかけの経済炭素の削減だもの。
 残るのはなんにもしてないのに荒れた国家だけ。」
「なーに。それにつまり。なんだっけ。
 バルブ経済」
「バブル経済」
「それよ。それを勝手に作り出しちゃうってこと。」
「平たく言えばねえ。規模はその何倍もあるし。期間は何倍も短いの。
 耐えられるくになんてないわ。」
「ううん。なぎこがよんでるわよ。怪物退治がどうのって。」
「あ」

日本政府が、怪物退治をはじめることが、ばあちゃんにも知らされている。
「どうやって。」
「まさか。」
「そのまさかだ。」
「どこかの国をえさにして怪物をおびき寄せるつもりだ。」
「日本政府が、他の国にそんんなこといいわけないじゃない。」
「国子、覚えておくといい。国はおのれの命の危機となったらどんな
 汚い手でも使う。それがいくるということだ。」
ヤチホコ作戦開始
政府資産がどんどん減ってゆく。
今日の出財が、明日の安定をもたらすと思えば、安いものじゃない。
「始まったぞ。」
「クェートへの投資は。」
「とっくに引き上げた。」
クェートの炭素指数が上がってゆく。クェートが買い支えているが無駄。
たった今、国の破産が決まった。
連動して中東市場は大暴落する。EUは、速やかにブロック経済に移行。
国子が、瞑想している。「来る。」
崩壊するクェートの市場、オロチに食われる。
「これが」
「よく目にむんだよ。怪物の姿を」
「炭素指数が下がった。」
「炭素債務国が、一気に日本なみに優良国だ。」
「どうやって。」
「クェートの油田をヘッドリースしているのさ。世界中の銀行と投資会社が
 金を注いでいるぞ。」
「ご覧。」
「中規模の銀行が破綻してゆく。この怪物に食らいつけば巨万の富を
 得るが、振り落とされれば地獄が待ている。」
「総額160兆。これだけの資金が注ぎ込まれているというの。
 銀行は貸し渋りしないの。」
「ここにもからくりがある。わからんか。」
「あ。ばあちゃん。資産引き受け銀行と負債引受銀行が動いてないか。
 調べて。」
「ふふ。ようやくわかったようだね。」
「ええ、クェート政府に油田をリースバックするのね。」
「そうだ。そして自分は身を引く。」
「消えた。すごい。160兆の資金が、すべて銀行に返還されたわ。」
「高額の利息込みで」
「怪物は消えた。雑念を払い意識を一点に集中しろ。
 そうすればおのずと見えてくる。」
・・・座禅かいな。
国子の手が、虚構の世界に手が伸びる。
。。。かならずある空間の隙間のようなものが。
「見つけた。ほらここに怪物がいる。」
国子か゛見つける。不思議な能力だ。
「モルジブか!」

日本政府
「モルジブのどこ。今が多すぎるわ。」
「これ以上の絞り込みは困難です。」

「突き止められないようにダミー会社を置いているわね。」
「敵は一枚上手だわ。」

国子「ここのどこにいるの?どこ。どこなの。
   あ、ヘタス島のすいれいしょうを表示して
   この島の水位が低すぎるのよ。やっぱり、この1時間のうちに
   30cm以上低くなっている。
   おかしいわ。」
「つまり怪物は。」
「ここにいる。」

「なに。わかった。怪物は、モルジブのエタス島のようです。」
「どこからの情報」
「いろいろ偽装してますが、発進元はメタルエイジですね。」
「連中がゼウスより優秀システムを持っているというかい。」
「太陽(国子)だわ。おもしろい子ね。
 この情報を直ちにアメリカに伝えなさい。
 それとクェートに一億円の援助を申し出なさい。
 ただし、支払いは明日。」
「わかりました。」


国子、怪物退治につきあっていたら、疲れた。
いろいろあるねと友達が。女子高生でもなく、しいていうならぷー。
・・・仕事無くて遊んでいるぷー太郎。

ニュースが流れる。本日未明、アメリカ合衆国がモルジブのエタス島に
気化爆弾を3発投下したと発表しました。、
「なんですって。」
会見によりますと、炭素市場に混乱をもたらした会社を壊滅させるためだと
主張しています。しかし、南太平洋諸島連邦はこれにつよく抗議し、
両国の緊張は一気にたかまっています。

「あ、やってくれますな。アメリカさんも。」
「これで、市場も安定です。」
「みなさん、これで石田ファイナンスの実力がおわかりいただけると
 思いますが。」
「も、もちろんだよ。」

「しかし、まさか3発も落とすとは思いませんでしたねえ。
 全世紀みたいに警察気取りなんだろう。」
「地上の反応が早いですね。気化爆弾の使用をかなりきびしく見ている。」
「炭素指数がうなぎ登りです。」
「明日になれば、一億ドルも実質一億円程度になっているわね。」
「あ、そこまで読んで。」
「さあ、どうかしら。あの子がエタス島を特定するとは思っても
 みなかったのはことは確かに。シオン」
「はい、リョウコ様。」
「馬を走らせます。用意を。」・・・馬?
「これで、しばらくは市場も安定するでしょう。
 オロチのようなシステムが二度と現れなければ。」


「どうしてくれるのよ。これまで稼いできたお金がふっとんで
 しまったじゃない。たしかにオロチ退治には賛成したけど。
 あたしが損するなんて一言もいってなかったじゃない。」
「行ったよ。取引はするなって。」
「ぎりぎりまで取引するのがネオカーボニストでしょう。
 なんでクェートなんてねらったの。このわたしが破産だわ。」
「はいはい。貧乏なクラリス。」
「貧乏言うな!」
「はあ」

「おめでとう。香凛」
「タラシャ。あなたでしょう。自分でメジューサと同じシステムを
 作ったのは。」
「そうだよ。そして同じシステムが殺されるのをメジューザは目撃した。
 メジューザはもっと賢くなる。
 オロチのにのまえにならないように注意深く拘留する。彼の学習の
 ためには必要なことだったんだ。」
「そのためだけに。」
「さあ。どうだろう。」接続を切ってしまう。
香凛、いらだつ。

アトラスから降下する部隊
「リングツー、捕獲作戦開始」???

シャングリ・ラ 第5話 乱心嵐舞 の感想 [シャングリ・ラ]

タイトルのことはよくわからんが、
①軍の二人が、情報集めに遭遇 ・オノチ、アメリカのリース会社
               ・炭素迷彩装置のサンプル
②石田 香凛との接触
③草薙 国仁の出会いと話し合いと考えの食い違い
で国子のこころがいろいろ乱されとこと
大雨(雹を含んだ)が降る天候現象にあたったこと、
国子と国仁の大立ち回りのことか。

国子、国仁と争いになって、ブーメランは放置して、サンプルを奪って、
逃走する。

ミーコは、なぜか美邦に気に入られ、
小夜子はなぜ帰らない。下界のことを話しておくれ、
地上にいきたのう。でいろいろと言われる。・・・ラッキーなオカマだ。

等の小夜子は、男相手になにやらおかしな事をしている。
何でも言うことを聞くからという男に「じゃあ。年増といって」
・・・十分、パワハラか?それともS女。顔は美人なんだけどなあ。

国子は、ドゥオモに戻り。秋葉じじい達にもらった人形をおばばに渡す。
おばば、それを見たくないという。・・・ひょっとして昔自分が演じたか?
軍のサンプルを見せると、うーんこれはまずい。軍事バランスが崩れると。

石田 香凛は、政府にコンタクトを取って、ある陰謀を提案する?
・・・おこちゃまが、大人を振り回すとは。これいかに。
   ま、今の大人のふがいなさが現実を作り出す。

秋葉じじい達
・宇宙戦艦ヤマトの沖田十蔵のまね?・・・変ににあっている。
・キャプテンハーロックの乗組員のまね?・・・安全に存在感うすいなあ。
・女装、魔法少女? ・・・ただのメタボ
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