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妖狐×僕SS 第10話 裏切りの妖狐 [TVアニメ]

凜々蝶の出していた手紙の相手。。。御狐神なの?
開かさずに手紙のやりとり?



。。。朝。すごいありさまの場所。拷問道具、ローソク

(あゆむ)何よ こ れ。

(ちの)ほえ~。これ どうやって片づければいいのかなぁ?
ほあちゃっ!

(あゆむ)はぁ。
・・・困ったわ。
♪~
♪~



。。。学校へ出かける準備の凜々蝶。

あ。う。
(白鬼院凜々蝶・心の声)≪結局 昨日は≫


。。。回想
(蜻蛉)出迎えご苦労だったな。我が肉便器たちよ!

(残夏)かげた~ん!ご無沙汰ぶり。

(蜻蛉・残夏)イエ~イ!

(連勝)あっ。凜々蝶の婚約者の。
(凜々蝶)違う!

(残夏)今回は早いお帰りだね。 どこへ行ってたの?



。。。北海道だ(M)
カルタ、ケガに。
(蜻蛉)北海道だ! 土産もあるぞ。貴様には首輪だ!
(卍里)いっ!?
(蜻蛉)貴様にはローソクだ!
(連勝)おお~。
(蜻蛉)貴様にはムチだ!
(残夏)なんで、僕 いつもムチなの?

。。。四国(S)
カルタ、かつお。
(蜻蛉)四国へも行ってきたぞ!手錠だ!
(卍里)うわっ!
(蜻蛉)足かせだ!
(連勝)おお~。
(蜻蛉)貴様には ムチだ! 
(残夏)なんで 僕 いつもムチなの?


(凜々蝶)すまないが僕と御狐神君は用事があるので失礼する。
 行こう。
(御狐神双熾)はい。


。。。背後におっさん。

(蜻蛉)喜べ! 貴様にも土産を買ってきてやったぞ。メスブタよ。

(野ばら)ふん!
パキパキパキ!

(野ばら)この前 会ったとき、言ったわよねぇ。近寄ったら凍らせるって。

(蜻蛉)ふはははっ。今宵もまた冷凍プレイか。
 よいぞ。よいぞ~! ふっ!

(連勝)危ねぇ~。


(凜々蝶)あ。髏々宮さん!

。。。首輪
(カルタ)はむっ。

(卍里)カルタ!
 おい。何を。

(蜻蛉)そ~れ!

(卍里)うわっ!

。。。。爆竹。
パン パン パン パン!
(凜々蝶・卍里)うわ~!

(蜻蛉)宴だ! さあ。盛り上がれ!肉便器たちよ!
。。。花火。
バシュー!

(凜々蝶)君、いいかげんにしないか!

(蜻蛉)今宵は私の帰還祝いだ。
 めくるめくご乱交パーティーを開催するぞ~!

(残夏)きゃあ~! かげたん。すてき~!

(蜻蛉)酒池肉林!
(残夏)りん!

(野ばら)こっち来ないでって言ってるでしょ!
パキパキパキ!



。。。5時間後

   凜々蝶に一反木綿
(連勝)大丈夫か~?

(御狐神)凜々蝶様 お水です。

(蜻蛉)おっともうこんな時間か。
 では、そろそろ 失礼するぞ。ブタどもよ。
。。。むふむふとなにかをもうばるハムスターカルタ

(残夏)ええ~。もうおしま~い?

(蜻蛉)夜更かしは美容と健康に悪いからな。そう まさに S!


(凜々蝶)かっ 勝手なことを。

(蜻蛉)許婚殿。
(凜々蝶)ん?
(蜻蛉)私はまたすぐにここを出るつもりだ。 どうだ貴様も来ないか?
(凜々蝶)ふん「はい」と言うとでも?
(蜻蛉)ふふっ。まあ、答えを急ぐな。
 貴様に大事な話もあるからな。
(凜々蝶)う。大事な話?
(蜻蛉)ふっ。
。。。不安げな御狐神

(蜻蛉)明日は土曜だ。帰ったら、ゆっくり話そうではないか許婚殿。
。。。犬扱いのカルタ。一緒に。

(卍里)カ  カルタ。
 カルタ  カルタ~~!


(カルタ)ほえじゃあ。渡狸。いっへふふね。
バタン(ドアの音)


(卍里)うぅ。



(凜々蝶)ふぅ。 あの男のせいで、すっかり遅くなってしまったな。
 約束はまた明日 帰ってからにしよう。
(御狐神)はい。
。。。笑顔の御狐神。




。。。それで朝の送り。

(凜々蝶)はぁ。

。。。。学校へ。
(御狐神)いってらっしゃいませ。
(凜々蝶)ふん。ご苦労だったな。
 まあ。帰りもよろしく頼むとでも言っておこうか。
。。。笑顔の御狐神。シリアスな顔。



。。。学校で
(凜々蝶)ラウンジでも見かけなかったが、髏々宮さんはあの男と一緒に行ったままか。
(卍里)朝 部屋に行ったけどいなかった。
 もしかしたら 先に学校に来てるかもって思ったけど。

(凜々蝶)
≪あの男、この間 来たときにも僕に大事な話があると言っていたな≫
≪一体なんだ?≫
♪~



(男性教師)アッシリア帝国が栄えた時期。
(回想)《双熾の元主人であり、貴様の婚約者ではないか》
≪そうだ。御狐神君は知っていた。あの男が僕の婚約者だと≫
≪なのに、出会ってから今まで話題に出たこともなかった≫
≪僕にその手の興味はないということか≫




。。。廊下で
(卍里)お前さぁ本当によくあんなのと婚約したな。
(凜々蝶)ふん。親同士が勝手に決めたことだ。
(卍里)でも 文通してたんだろ?
(凜々蝶)別にあの男に何か伝えたかったわけではない。
≪毎日手紙を書いていた≫
♪~

。。。昔の回想
≪逃げるように学校から帰り、でも家にもいづらくてポストの前に立った≫

《はぁ~~》

≪祈るように≫
《う。》
《・ブォーー(バイクのエンジン音)》
《あっ》

《・カタン(手紙を投函する音)》
《・ブォーー》

≪その小さな手紙の中には僕だけに向けられた僕に伝えたい言葉が詰まっている≫
≪そんな事実があることがうれしかった≫
≪だが≫
。。。かわいかった凜々蝶。




。。。下校時間。
(女子)じゃあね~。
(男子)なんか食っていこうぜ~。


≪だが、もう手紙のことなど忘れた。だって あの男が≫

キキーーッ!(ブレーキの音)

(蜻蛉)昨夜ぶりだな。許婚殿。
 この私自ら迎えに来てやったぞ。
(凜々蝶)なっ。なんで 君が。
(蜻蛉)中華をごちそうしてやろう。許婚殿。
(凜々蝶)じゃなくて! あっ。髏々宮。
。。。車の中。

(卍里)カルタ~!
 無事か カルタ!?

。。。窓があいて。

(カルタ)北京ダック!

(卍里)第一声が!?

。。。
(凜々蝶)放せ! 誘拐だぞ!
(蜻蛉)レッツ ゴー!
(カルタ)北京ダック!
(凜々蝶)悪ふざけはやめてもらおうか!
 僕は御狐神君を待って。
(蜻蛉)ヤツなら来ないぞ。
(凜々蝶)あ
(蜻蛉)婚約者同士で食事をするから遠慮しろと言っておいた。
(凜々蝶)あ。≪コーヒーの約束が≫
(凜々蝶)勝手なことを! 何が婚約者だ!
 僕にその気はない!
(蜻蛉)何をそんなに怒る?
 双熾も私もそんなに変わらんだろう。
(凜々蝶)そんなわけあるか!
(蜻蛉)うん?
(凜々蝶)不思議そうな顔をするな!

(蜻蛉)前にも言ったはずだぞ。私もS。ヤツもSだと。
(凜々蝶)人のことを君のワールドで語るなと前にも言ったはずだが?
(蜻蛉)私のワールドではない。すべてのものはSとMに分けられるのだとも言ったはずだぞ?
 ちなみにそこの主婦は S! 子供も S!
 あのリーマンは M! 
 あの犬は ドM!
 この運転手は M!
(凜々蝶)やめんか!
(蜻蛉)おっと、ガラスで頭を打ったぞ。 なかなか痛いな。
 このガラス ドS!  ・・・ガミラスもS
(凜々蝶)うっ。

(蜻蛉)しかし到着しないな。渋滞か?この道路もそれなりのS!



。。。。中華料理店
(蜻蛉)おっ!? このテーブル滑りが悪いな! なかなかのS と見せかけて
 下克上されたいM!

(カルタ)蜻様 楽しそう。
(卍里)俺 楽しくない。
(凜々蝶)帰りたいんだが。
。。。まるやきのぶたをカルタ。
(2人)うっ!

(蜻蛉)いいだろう。この私が一人でまわして まわして まわしまくってやろう!

(蜻蛉)ふははははっ!



。。。水族館
(蜻蛉)うむ。イワトビペンギン。一見かわいらしくM風だが
 実は気性の荒いS!
(凜々蝶)帰りたいんだが。

(卍里)カルタがいない!


(カルタ)イワシ カレイ マグロ  おいしそう。
。。。目をかがやかす食べ物だけのに興味のカルタ。



。。。お茶
飲み干す。

(蜻蛉)このココア 甘い、M。
(凜々蝶)帰りたいんだが。

(蜻蛉)ジンジャーエール、辛い S!



。。。映画
(蜻蛉)映画館 暗い。M。

ドカーン!(爆発音)
(蜻蛉)おっと飛び出してきたぞ 3D! S!
(凜々蝶)帰りたいんだが。



。。。ショッピング
(蜻蛉)このマネキン、クールビューティー S!
 こっちは Mだな。
(凜々蝶)帰りたいんだが。
(蜻蛉)S!
(女性)えっ!?



。。。夜景
(蜻蛉)夜景  ドS。

。。。手をさす出す凜々蝶
(蜻蛉)なんだ?
(凜々蝶)何って。
 もう自力で帰るから、かばんと携帯を返してもらおうか!
(蜻蛉)おっと 反逆か!? 反逆のドMか!? よいぞ!よいぞ~!




。。。帰宅
   落ち込む凜々蝶
≪強引に連れ回された≫
あ。
≪もう10時半≫
≪御狐神君との約束、守れなかった≫
≪いつも一緒にいたがるのに。今日は寂しくさせてしまっただろうか≫
≪怒っていないだろうか≫
≪そんなのは自意識過剰なんだろうか≫
≪とにかく せめて お詫びのメールを≫

。。。メールを送信する

・・・?
(凜々蝶)なんというか 待ち構えているからだろうか。

返事待ち そわそわ。
≪いつもすぐ返事が来るのに≫

10分経過。・・・放置プレー
≪いや そんなこともあるのだろう≫

30分経過
≪そんなときもある≫

50分経過。
≪やっぱり気分を害して!?≫
≪ここはきちんと会って謝るべきじゃないだろうか!?≫
≪でもこんな遅くに訪ねるのは≫
≪結構 遅くまで起きているとは言っていたが≫
≪それに僕のこの性格だ≫
≪会って、正面から素直に謝ることができるか?≫
≪もしかしたら、ただ忙しいのかもしれないし≫
≪でも こんなこと今まで一度もなかった≫
≪でも! でも  でも!≫



≪結局 出てきてしまった≫
。。。おわびの品

≪大丈夫≫
≪素直に謝れるようシミュレーションもしたし。あとは誠意を込めて謝ればいいんだ≫
≪ま  まずは 「夜分にごめんなさい」だ≫

・カチャ(鍵を開ける音)

(凜々蝶)あっ!
(御狐神)凜々蝶様!
(凜々蝶)あっ。

≪私服≫
≪眼鏡だ。髪がぬれてる≫
≪そうか。お風呂に≫
≪だから≫
≪あっ! へ  変な間が≫

(凜々蝶)あっ。えっと。ま  まずは夜分にすまない とでも言っておこうか。
 今日は 約束を守れず僕としても まあ。不本意だったな。ふん。
≪シミュレーションと全然違うことを言っている! なぜ!≫

(御狐神)制服。
(凜々蝶)えっ?
(御狐神)制服を着てらっしゃるということは今ま ご一緒だったのですね。
(凜々蝶)あ  ああ。ついさっきまでな。
 ふん。悪かったと言えば満足かな?
(御狐神)お話は聞かれていないようですね。
(凜々蝶)話?
 くだらないことしか言ってなかったが?
(御狐神)蜻蛉様とのことを僕などに謝罪される必要はありませんが。
(凜々蝶)う
(御狐神)案外、満更でもないのでしょうか?
(凜々蝶)あっ! なっ。 なんで!
 そんなわけ。
(御狐神)では、凜々蝶様は無意識に男に気を持たせるのが
 とてもお上手でいらっしゃるのですね。
(凜々蝶)う。ケンカを売っているのか?
(御狐神)まさか。
(凜々蝶)あ
(御狐神)僕は凜々蝶様の飼い犬です。
 凜々蝶様の手をかむことなどありえますでしょうか?
 覚えておいてくださいね。凜々蝶様。
 この指ともう契約はなされたのだと。
 たとえ 何があったとしても。
 あなたが僕を拒んだとしてもです。

。。。手を振り払う凜々蝶
(凜々蝶)今日は どうかしているようだ。 帰る!

≪満更でもないのかなんて≫
≪そんなわけないのに≫
≪ずっと帰りたかったのに≫
≪僕は 僕は 御狐神君と一緒に≫
。。。涙が。
(凜々蝶)あれ?
≪僕は≫
♪~

僕は

御狐神くんのことが
♪~

。。。回想いろいろ。
♪~

僕は

御狐神くんのことが



(凜々蝶)う。ああ。
♪~



。。。御狐神、なやむ?

   ねつけない凜々蝶



。。。朝。
準備をする御狐神。

(蜻蛉)ぷはっ!
 うむ。よい朝だ。人々を見下ろしながら入る風呂というのは格別だな。
 私は 見下ろすのが大好きだ!
(御狐神)よく存じておりますよ。蜻蛉様。 おはようございます。
(蜻蛉)ふっふ~。悪趣味め。 気配を消して近づくな。
(御狐神)昨日言っていた話とやらはされなかったのですね。
(蜻蛉)ああ。卍里たちがいたから、気を遣ってやった。
 私にとっては 些細なことだが 女はああいうことを気にするだろう。
 我が許婚殿も もうすぐ16だ。
 夫婦の間にわだかまりがあってはいけないからな。
(御狐神)蜻蛉様。
(凜々蝶)うん?
(御狐神)話さないでいただくことはできませんか?
 僕にできることならなんでもいたします。
(蜻蛉)あの女のためか保身のためか。
 どちらにせよ貴様の「なんでも」はつまらん。ほんとになんでもやるからな。
 どんな屈辱もほほ笑みすら浮かべ堂々とやってしまう。
 まるでこちらが下位であるかのような気になってくる。
 それが気にくわなかった。そんな貴様がこれほど頼んでいることだ。
♪~
・・・・

(蜻蛉)だが断る!
 ぶははははっ! どうだ。初めて 心から平伏する感じは~!? 悔しいか~!
(御狐神)何をおっしゃいますか。この僕ごときに。
 蜻蛉様には いかなるときも平伏しておりましたよ?
 ですが、今回の件につきましては些事ではありませんので。
。。。変化する御狐神
♪~

(御狐神)もう少し  お願いしてみましょう。

(蜻蛉)ふっ! ふははははっ! 。。。こっちも。
 いいだろう つきあってやる。
 ふっ!

ガキン!

キン! キン! キン!

(蜻蛉)うん?

。。。後ろ。
(蜻蛉)ほう~。

ガキン!

(蜻蛉)その太刀筋本気のようだな。

。。。せめる御狐神。
♪~

(蜻蛉)ふっ  たまには攻められるのも悪くはない。
 だが、私のプレイも味わってみるがいい!

。。。反撃。
♪~

。。。互角?

(蜻蛉)ふっふっふっ。
♪~

。。。戦い?
(蜻蛉)はあ~~~っ!!
♪~




(凜々蝶)ふぅ。
≪眠れなかった≫
≪飲み物を買って、 ついでに朝日を浴びよう≫


ポーン(エレベーターの音)

。。。。刀のすりあい音?
(凜々蝶)あっ。


。。。あ、あ、と凜々蝶

(御狐神)どうか広いそのお心でこの弱く微小たる者の願いを聞き届けてはくださいませんか?
(蜻蛉)ふふっ。何が弱く微小だ。したたかで図太いドSが。
 貴様など爽やかなオーラで周りを謀っていて、
 その実 ×××だろうが。それを認めれば、聞き入れてやってもよいが?
(御狐神)分かりました。その汚名 甘んじて被りましょう。
(蜻蛉)僕は爽やかなオーラで周りを謀っていて。
 その実 ×××鬼畜のド変態。

(凜々蝶)こらっ 何してる!
 マンション内で暴れるな。
 いい大人が!

(御狐神)おはようございます。凜々蝶様。
(蜻蛉)おはよう。我がビッチよ。

(凜々蝶)いらん 挨拶など!
 その男からのけ。 刀をしまえ。

(御狐神)はい。

(凜々蝶)で、何をしたんだ。君は。

(蜻蛉)うん? 私が加害者か? よいぞ!よいぞ~。

(凜々蝶)御狐神君が 理由もなしに人を傷つけるわけがない。

(蜻蛉)はっ   ずいぶん信用しているようだな。
 この男も私と同類だというのに。

(凜々蝶)ん?

(蜻蛉)いや同罪と言うべきかな?

(凜々蝶)何を。

(蜻蛉)直接聞いてみるといい。その男、他人を化かすのが得意だが
 貴様にうそはつけないだろう。

(凜々蝶)御狐神君?

(御狐神)うそぐらいつけます。その方がいいはずですから。
 ずっと隠していくつもりでした。でも他人の口から明かされるなら
 自分で言った方がいい。
 凜々蝶様。蜻蛉様の言うとおりです。
 僕はあなたをだましていたことになります。

(凜々蝶)はっ。





(御狐神)凜々蝶様 。許しください。 僕はうそをついていました。
 あなたをだまして、裏切っていたのです。
 ですが 僕が望むことそれは ただ。
次回 「妖狐×僕SS 陽炎」
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