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バカとテストと召喚獣にっ! 第11問 雄二と翔子と幼い思い出 の感想 [バカとテストと召喚獣]

雄二と翔子なりそめ。
美人の雄二のおふくろ。天然の母親。
性格が傲慢の雄二。それがあだとなって、雄二のものを守る翔子にあたる男の子たち? なにもなかったような。
誤解が生じる?小学生の時。
とってもいいはなしか。それとも計算がまちがえた雄二の運命が狂い出すきっかけ。
翔子と雄二の関係の強化。
やさしさで、今日まで翔子につきまとわれることに。雄二。

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おれはどこで間違えたのだろう。

わたしはいつ心を決めたのだろう。

もしもやり直せるのなら。そのチャンスが与えられたのなら

あのとき。あの場所で。あの背中を見た週間から

自由にしてやりたい。こんなことであいつがとらわれるのは間違っている。

ううん。そうじゃない。その向こうを知っているから。もっと大切なものを
見つけたから。

(2人)だから。



水無月小学校には神童がいる。そんな噂が流れたのは、何年も前のことだったが
確かにそいつはまわりの連中よりもいくらか頭もまわりがよかった。
その上、まじめで勤勉、大人達は高らかに褒め称え、大いに期待した。
それなのに。

。。。小学校 5-2

   2人で準備

やっぱり雄二はすごい。
なにが。
この間の模試、先生が褒めてた。さすが神童だって、
あんなの別にたいしたことない。
でも。中学生より成績が良かったんでしょ。
まあなあ。
やっぱりすごい。一緒に受けた6年生の人達悔しがってた。
社会の問題でミスったんだ。あれがなければ一位だった。


《この頃の俺は、いつも上を目指していた。》


しもづき中学校への推薦は確実だって、みんないってる。
俺にかかれば楽勝だって。まあ。他のやつには無理だけどな。


《しかし。その自意識は、周囲を見下す態度と表裏一体だった。》


あ。ちゃんと手を動かせよ。翔子。さっさと終わらせて帰るぞ。
ああ。。。。外をみる翔子
でも。あたしは雄二とお話ししたい。
だめだ。俺は帰りたい。
おしゃべりしたい。
だめだ。
したい。
だめだ。
したい。
だめだ。
。。。しおりの準備に雄二
あのね。雄二。最近、わたしのおっぱい大きくなってきた。
。。。バン
大丈夫。雄二。
お前はいきなり何言い出すんだよ。
雄二が無視するから、男の子が興味ありそうな話題にしてみた。
興味なんかねえよ。

《いやあ。興味はあった。》

いいから。さっさと作業しろよな。
作業はする。でも、雄二とおしゃべりしたい。
友達としゃべればいいだろう。
うん。だから、今おしゃべりするの。
まったく


《翔子は、クラスから浮いた存在だった。
 家柄。成績。運動神経。そして、優れた容姿。
 あらゆる面において、恵まれすぎていた。》



。。。回想
霧島翔子です。

。。。賞賛をうける翔子。
なんともおもわない雄二。

。。。浮いている翔子。
   雄二?


おい。おまえ、話しかけてこいよ。
うるせえ。おまえがいけばいいだろう。
ああ。お前、霧島のことが好きなんだろう。
あっはははは。
違うもん。


。。。雄二。勉強


ねえねえ。霧島さんってかわいっこぶってない。
おうちがお金持ちなんでしょ。お嬢様ってやつ。
なんか話しにくそうだよね。
ねえ。


。。。。雄二、勉強。
うう。


《そんな翔子が俺になついたのは、しかたないことだったのかもしれない。
 俺は誰に対しても、常に等しく接していたから。》


もう2年も前か。お前が転校してきたの。
うん。すこしだけど、話せる子も増えてきた。だから、最近は、前より
学校楽しい。うふ。
え?学校が楽しい?

だって、家にいても誰も遊んでくれないし。話してくれないし。
広すぎてさびしいし。学校の方が楽しい。
贅沢なやつ。家がひろいなんて、俺にはうらやましいだけだけどなあ。
それなら、今度遊びに来る?
やだ。お前と遊ぶより、本読んでる方が100倍楽しいし。

いじわる
なんとでもいえ。
けちんぼ
それがどうした。
わからずや
それでけっこう。
雄二は
うん。
雄二は私のことが好き。
。。。ガン
だから、照れちゃって遊びに来られない。
な。お前、そこまで俺を家に呼びたがるんだよ。
えっと  ・・・決まった相手。
なんだよ。はっきり言えよ。
おじいさまがよくセイリョウ女子学園の話をするから。
それって。あの有名なお嬢様学校の。また、転校するのか。
たぶんそう。学校でいじめられてないかよく聞かれるし。
なるほどなあ。だから、家族に友達を見せつけて、抵抗しようってわけか。
わたし、転校したくない。
う。
やっと雄二以外の友達も出来たのに。
だったら、そいつらを連れて行けよ。
まだ。そこまで仲良くない。
ふ~ん。

まあ。俺には関係ないな。

《誰に対しても等しく接する。それは誰に対しても等しく興味がなかったのだ》

雄二。ひどい。
ひどくない。
ひどい。
ひどくない。
ひどい。
ひどくない。
。。。
雄二。
うん。
わたしのおっぱいクラスで一番おっきい。
。。。ガン
だふん。え、だから、いうなっていってるだろう。

《それでも孤独にあえぐ幼い少女が期待を寄せるには十分だったのだ。》



。。。下校時間
雄二、バカの連中にからまれる。

おい。坂本。

う。

。。。無視する雄二。後をおう3人。

てめえ。なに無視てんだよ。
逃げだれると思うなよ。
調子にのんな。

ちぃ。
だから、早く帰りたかったんだよ。

はあ。聞こえねえよ。

何のようだよ。お前ら構ってやれるほど、俺は暇じゃないんだけど。

うっせえ。年上にくちごたえすんな。
5年生のくせに生意気なんだよ。

はあ。お前らさあ。俺に模試に負けてから、毎日毎日待ち伏せしてるけど。
そんなにひまなわけ。それとも友達いなくてさびしいとか。

あ。う。
友達いないのはお前だろうが。
ちょっと勉強できるからっていいきになるなよな。
俺たち、6年だぞ。敬語使えよ。

敬語?お前ら、バカだろう。敬語っていうのは、敬う言葉って書くんだぞ。
バカのお前らをなんで敬なければいけないんだよ。

てめえ。
俺たち、上級生だぞ・・・そんなの関係ない。

へ。お前ら俺より1年ながく勉強しているのに負けたんだぞ。
なのに。敬まえ?笑わせるな!お前らが俺に敬語使えよ。
・・・そうそう。それが大人の流儀。都市は関係ない。

ええ。
なんだとう。てめえ!

おい。いいのか?俺になんかあったら、すぐに先生にばれるぞ。
俺は特別だからな。

う。ああ。

わかったら、どけよ。

ええ。

二度とオレの所に来るなよ、

あいつ、まじでむかつくな。絶対閉めてやる。・・・いじめ
でも、そうする?
本人がだめなら、下駄箱とかロッカーを荒らしてやろうぜ。
そうだなあ。それならばれないし。
ようし。あいつに世の中の礼儀ってやつを教えてやろうぜ。
・・・それって公務員根性。

うふふふ。
あっははは。



。。。家に帰る雄二。

だたいま!

おかえりなさい。雄二。今日は遅かったわね。
学級委員の仕事してたら、遅くなった。

あら、そうなの。てっきり翔子ちゃんと遊んでいると思っちゃったわ。
なんで。俺があいつと遊ぶんだよ。くだらない。
だって、お友達でしょ。
ちがうね。
もう、そんなこといてえ。あの子将来すごい美人さんになりわよ。
。。。手でいなす。
そのころになって、まさかお母さんみたいな美人になるなんて。とか言っても
遅いんだから。

思わないし。そもそも、母さんは美人でないし。

ひどーい。

俺、明日も遅くなるから。

明日もクラスのお仕事?

ううん。ちょっと上級生に教えないことがあってさ。

上級生?
いろいろあるの

。。。食事の用意?

ううん。

どころで母さん。エプロンしてるけど。まさか!
うふふ。今日は雄二の大好きな肉じゃがよ。今、サツマイモの皮を
なん、肉じゃがなのに。サツマイモなんだよ。
だって。じゃがいもって煮崩れしっちゃうんだもの。だから、とけないように。
だから、煮崩れの前に肉じゃがの定義が崩れているから。はあ。まあいいか。
今日は食べられそうだし。

でね。お母さん。お肉買ってくるの忘れたから。お肉抜きの肉じゃがで

それじゃ。ただのふかし芋じゃないか。



。。。図書館。

《本人がだめなら、持ち物。むしろそれをみこしてでの挑発だった。》

うふふふ。楽しみだなあ。。。鞄と上履きはもって
手を出して困るものは、避難させてあるし。

《6年生が動き出すまで時間をつぶし。俺の荷物に手をだしたところで
 教師を呼びに行く。》

さて、この間の本の続きまでも読むか
・・・おいおい。たくさん本。

《このころの俺は他人よりも優れた俺をヒーローだと信じていた。》


あれ?そういえば、今日は。翔子がつきまとってこなかったな。


。。。翔子、日直
今日の出来事


。。。帰る翔子
《あのころのわたしは、いつも雄二後をついてまわってばかりいた。
 たとえ、その態度が冷たいものであっても。雄二だけはわけへだてなく
 接してくれたから。》

あ。雄二。まだいるかな。・・・これが問題?

。。。戻る教室

《だから、わたしは雄二の側にいるのが好きだった。》


。。。教室にもどる翔子。

。。。探しているおばか3人組
   それを見てしまう翔子。

もしかして、あいつの外履き、他の誰かに隠されたんじゃねえの。
ありえる。あいつ、他のやつらにもいじめられてるんだぜ。
まあいいや。ほかのにしようぜ。

。。。ああと翔子。

雄二の体育服。笛等。

な。な。何て書く。
テストは全部カンニングしてますとか。
それいい!


。。。入る翔子

あのう。

ああ。

あのう。それ。
なんだよ。お前!

それ。雄二のだから。ひどいことしないで。

はあ。お前に関係ねえだろ。出てけよ。

でも。雄二は私の友達。

《雄二が聞いたら、嫌がるかもしれない。
 そう思った。けど。》  ・・・いやいや今でも。

関係なくない!

あ。


あいつ、友達いたのかよ。しかも女子だよ。
おい。こんなやつほっといて、さっさとやっちまおうで。
おう。
徹底的にやっちゃおうぜ。


。。。止める翔子。
やめて。
なんだよ。邪魔するな!

《友達じゃないって。雄二はまたあきれるかもしれない。》

だめえ。
いいかげんにしろ。
。。。ふきとばされて。 それでも雄二のものをかばう翔子。

うわあ。
おい。どけよ。
邪魔だ。

いやあ。

邪魔ばっかりするな!

《それでもわたしは》

だめえ。うう。

あああ。

。。。どこかにペンがついてしまう?

おい。大丈夫か?

ああ。あ。。。シャツにマジック
おまえ。どうするんだよ。俺の服。

ああ。

むかついた!

ああ。

。。。向かう方向が

やめて!
いまさら遅いんだよ。
。。。落書きの危機の翔子
ああ。


。。。そのころやってくる雄二。
さあって、あいつら引っかかったかな。

。。。さわがしい教室。

お。やってるやってる。

あ!

なんだよ。これ。なんで、翔子があいつらに。

。。。体操服を取り合い。

あ、まさか。翔子。

《なぜ、翔子が巻き込まれたのか。それはいちもく同然だった。》

た。助けないと。

《そう。あこがれるヒーローのように。所詮あいつらは愚かなばかもので
 自分はかしこい特別な人間だ。格が違うのだから、臆する必要はない。》

大丈夫だ。怖がるな。あんな、やつら大したことないじゃんか。


《相手は、3人。結果は見ている》


そうだ。先生を呼びに。
。。。。

《翔子はどうなるんだ。
 いじめられたことが、教師から翔子の親に伝わったら。》

翔子が転校させられる。
い。そんなの俺には関係ない!他にどうしろというんだ!

・・・

《どうしろ。ほんとうはわかってるんじゃないのか。》

う。俺はただあいつらを反省させたかっただけなのに。

《じゃあ。見なかったふりをするんだな。》

そんなのできるわけない!

《どれを選んでも無傷にはすまない。
 どんな形であれ、かならず傷をおう。
 それでもやることはひとつじゃないないのか。》

でも、あいつらの上級生だし。3人もいるのに、俺が勝てるわけない。

《誰のせいでおきたことだ。》
。。。ほんもとは翔子にも

だけど。

《まあ。殴られるのは怖いよな。》

あたりまえだろう!

《ヒーローじゃなかったのか!》

だ。

《ヒーローなら怖じ気ついたりしない。自分が負けるとわかっていても
 誰かを助けるために》

うるさい!そんなのマンガや、アニメの中だけだ。

《相手はお前がさんだんバカにしてきたやつらだろう。》

だから。それは勉強が

《頭がいいやつは、大変だなあ。必死にいいわけして、
 自分の逃げ道を探して。》

じゃあ。バカのぼうがいいっていうのかよ。

《ははは。そうだなあ。なにも考えずに飛び込んでいけるバカの方が
 ・・・背後に明久
 今のお前よりよっぽどかっこいいかもな。》

なんでだよ。なんでこんなことになるだよ。・・・運命の選択
どうして、俺が悩まなくちゃいけないんだよ。
俺はぜんぜんわるくない。わるいのは、あいつらだ。後先考えずに行動した翔子
だろう。なのに。なんでなんよ!

。。。苦悶する雄二。

そうだ。翔子が助けを呼べばいいんだ。

。。。目を閉じる現在の雄二。

そうだよ。翔子が誰か助けっていえばいい。それなら、先生にばれて転校する
ことになっても、翔子自身の責任だろう。俺のせいじゃない。
それでいいんだ。
いえ。翔子、助けっていえ
。。。中をうかがう雄二。
いじめらるより、転校する方がましだろう。
いえよ。さっさといえよ。助けを呼べよ。
いえ、翔子。助けっていえ!いえ。いえ。いえ。いえ!

いや。わたし、転校なんかしたくない!


あ!。。。ううう。なんで。なんで。あ


。。。入り口に大声の雄二。

お。お。おまえら!

あ!

なにやってんだよ。

。。。中へ

ゆ う じ

やっていいことと悪いことがあるんだぞ。
。。。雄二の後ろに逃げ込む翔子

おまえら、最低だ!

坂本。

本人のおでましかよ。


帰るぞ。翔子。


おい。待てよ。坂本。にげんのか!


ゆうじ。。。。翔子、雄二のそでを持つ。

翔子は返してもいいだろう。
でも。
いいから。

あたし、先生に。
バカ!先に帰れ、ここにいられると邪魔なんだ!
・・・ここでやさしさ。

ああ。
。。。ふるえる雄二の肩。
ああ。
うん。わかった。
わたし、先に帰る。・・・わたしのことを気にしてくれた雄二と思う。


。。。ケンカをする雄二。

《俺の気持ち、どれだけ未熟かを思い知った。
 それはみじめで、情け無くて。はずかしかった。》

。。。走って帰る翔子。

《わたしは、震える雄二の肩を見て。
 なんの力にもなれない自分をくやしくて》

。。。ケンカをする雄二。

《翔子が勘違いする理由を作ってしまったことを
 それは俺の過ちであり。償わなければいけないあやまちだから》


《ううん。違うの雄二。それだけじゃない。わたしは。》



。。。家に帰る雄二。
おかえりなさい、雄二。

。。。傷だらけの雄二。

学校から、電話あったわよ。
なにかあったの?
べつになにもない。

なにもないわけないでしょう。そんなになるまであばれて。
あいつらがむかつくから、殴った。
雄二、ほんとうにそれだけ。

うるさいなあ。むかつくから殴ったんだ!他に理由なんてないんだよ。
。。。部屋に逃げ込む雄二。


うふ。むかつくからね。

。。。出てくる翔子。

おばさん。

ごめんなさい。わたしをかばったせいで。雄二が
大丈夫。さっき、翔子ちゃんがほんとうのことを話してくれたものね。

だけど。このままじゃあ。雄二が悪者にされちゃう。しもづき中学の推薦が
あ。いいのよ、翔子ちゃん。おばさんはね。雄二がただお勉強ができるだけの
子じゃなくて、誰かを守れる子になってくれたことがとってもうれしいの。

あ。うう
うふふふ

あのね。おばさん。
なあに。翔子ちゃん。
う。わたし、大きくなったら、雄二のお嫁さんになる。
あら、木が早いわね。
きっと、しあわせにするから。
うふ。それは、翔子ちゃんが雄二に言ってもらうセリフよ。
あ。間違えた。

じゃあ。いつか、雄二にそう言ってもらえるようにおばさんも応援するからね。
ほんとう?
ほんとうよ。翔子ちゃんが雄二のことを嫌いになっちゃわないかぎり。ね。

《大丈夫。きっと。いつまでも好きだから》


。。。それで今日まで。偉い目に雄二。責任を背負う。それともわな?
タグ:雄二 翔子
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