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三国演義 第51話 司馬懿の反乱 の感想 [三国演義]

。。。じ?んとうの乱。。。むりむり。逆賊。衰退した平氏と同じ。
   このどさくさではもうだめ。



。。魏軍・本営

(司馬懿)どう~
私はすでに諸葛亮は死んだと見ている。
夏侯覇探ってみてくれぬか。
(夏侯覇)はい!行くぞ!はあーっ!!

(司馬昭)父上は蜀軍の様子を見て諸葛亮が死んだとお考えなのですか?
(司馬懿)そうだ。しかし万一のこともある。
火攻めを教訓にせんとな。
(司馬昭)なるほど。

(司馬師)そうですね。
父上のおっしゃる通りこれもやつの計略かもしれません。
用心に越したことはないでしょう。
(司馬師)ウム



。。。蜀軍・本営
   反骨の魏延。
(寝息)
うわっ!! はあ
行軍司馬の趙直をいますぐここに呼べ!


(趙直)参りました。
(魏延)君は夢を占うそうだな。
(趙直)いささか心得がありますどんな夢をご覧になったのです?
(魏延)私の頭に2本の角が生える夢だ。
(趙直)将軍の頭に 角が2本 生えたのですか?
あっ!大願成就の前兆です!
(魏延)ん? なぜそうだと言えるのだ?
(趙直)麒麟にも龍にも頭に2本の角があります。
つまり麒麟のように変化し龍のように飛び立つという吉兆なのです!
(魏延)もしも君の夢占いが当たっていたならあつく報奨を与えよう。
(趙直)それでは楽しみにお待ちいたしております。



。。。趙直。ひいと出合う
(趙直)ん?費イさま!
(費イ)さきほど 魏延将軍のもとへ行ったそうだな?
(趙直)はい。ゆうべ不思議な夢を見たので占うようにと言われ。
飛躍する前兆ですと申し上げました。



(費イ)魏延将軍。
(魏延)おお。費イ。どうした?
何かあったのか?
(費イ)丞相が 亡くなりました。
(魏延)何だと!?
(費イ)将軍をしんがりにひけとのご遺言です。
(魏延)丞相の代行はいったいだれだ?
(費イ)楊儀です。しかし用兵の機密文書は姜維に伝授されました。
楊儀はすべて丞相のご遺言に従って行動するようにと命令をくだしました。
(魏延)丞相は亡くなってもまだ私が いるではないか!
楊儀は代行にすぎず。丞相の葬儀をとりしきるだけの役目だ。
何の資格があって私に命令するのだ!
(費イ)ううん。丞相のご遺言なのです
(魏延)丞相の名を借りて強要するな!もうこりごりだ!
そもそも私の策を採用していれば、とっくに長安を手に入れていたはず。
今も私は征西将軍の任にある。
楊儀のためにしんがりを務めることなどできようか!

(費イ)う~ん。将軍のおっしゃることにも道理があります。
すぐに楊儀に会いに行き、利害を説いて、軍事権を将軍に渡すように説得いたしましょう。
(魏延)いいだろう。楊儀を説得してくれれば君には十分な見返りをしよう。
(費イ)ううん。



(足音)
(費イ)魏延はしんがりを断った。
機会を見て反乱を起こすつもりのようだ。
(楊儀)丞相は死後に魏延がそむくことを予測しておられた。
君を行かせたのは魏延が反乱を起こす気か探るためだ。
(費イ)なるほどではどうしたらいいだろう。
(楊儀)私が丞相のひつぎを守り先頭を行く。
姜維には しんがりを務めてもらう。



。。。待っている。
(魏延)ああ!?おお。馬岱。いいところへ来た。
朝、費イが来、て軍事権を私に渡すよう楊儀を説得すると言ったが
まだ何の知らせもない。
(馬岱)将軍はだまされたのです。
楊儀はすでに丞相のひつぎを守って出発したと聞きました。
しんがりは姜維が務めているそうです!
(魏延)費イのたぬきジジイめ!
この私をだましたな!とっつかまえて殺してやる!
(馬岱)やるしかないでしょうな!
(魏延)味方をしてくれるか?
(楊儀)もちろんです 楊儀のような文官連中は大嫌いですから!
(魏延)よし。わかった!すぐに近道を使って先回りし楊儀の軍勢を迎え撃ってやろう。




。。。魏軍へ
大都督~~!

(司馬懿)ん?

五丈原の蜀軍は撤退しました。
諸葛亮が死んだのは間違いありません!

(司馬懿)やはりな!すぐに追え!
やああ
(馬が走る音)
♪~


。。。追っていく。
蜀軍が撤退していきます
♪~


。。。撤退する蜀軍
(蜀軍)ワ~~!!
(2人)あっ!

。。。孔明の旗と車。孔明の影。
(2人)あぁっ!?
(姜維)司馬懿 お前はわなにかかった!
はあ。やあ。
(逃げ惑う声)
。。。死せる孔明ににげる司馬懿。  
     まけいぬ。 まけじ?ん。

(姜維)フン!



。。。帰路に
(姜維)楊儀どの司馬懿は驚いて退却しました
(楊儀)もはやこの世にいらっしゃらない丞相が司馬懿を恐れさせ
退却させたのだなんとも不思議なことだな。 ん?

(馬の鳴き声)
報告します魏延と馬岱が一隊を率いて我々が西川に入る道を塞いでいます!

(姜維)こんなにも早く魏延が反乱をおこすとは
(諸葛亮)《君が魏延と対じしこの袋を開けるのだ》
南鄭に行くぞ!
♪~



。。。南鄭城
(門が開く音)

。。。でてくる魏延
(姜維)魏延!丞相は生前 君を厚遇したではないか。
なぜ反乱を起こすのだ!
(魏延)姜維。君には関係のないことだ。
楊儀をここに呼んでこい話したいことがある。

(うなり声)。。。孔明からの紙をだす。

(楊儀)魏延!丞相は君が反乱を起こすことなどとっくにお見通しだった。
本当に気骨があるのならここで3回「俺を殺す者がいるか」と叫んでみろ!
(魏延)ん?
(楊儀)そしたら私は君を認め 軍事権を渡してやろう。
(魏延)フフフ。 諸葛亮が生きているうちは仕方なく従ってきたが
もうやつはこの世にいない。
誰を恐れる必要があろうか!
3回どころか3万回でも叫んでやろう!
(楊儀)叫んでみるがよい。
(魏延)フン!
俺を殺すやつがいるか!

(馬岱)ここにいる!
。。。背後からきられるばか魏延。
(魏延)はっ!
ぐわっ!!う う 
(どよめき)

(楊儀)ん?
(姜維)あっ!
(どよめき)

(馬岱)丞相のご命令だ。おまえを得意にさせ、最後に正義を行えと!
♪~


。。。もどる蜀軍


<諸葛亮が世を去ったのち、蜀の軍事権は姜維が継承した>
<姜維は遺言に従って軍備を整え北伐を継続した>
<紀元239年 魏の明帝・曹叡が病死し8歳の曹芳が皇位を継いだ>
<実権は大将軍・曹爽が握ったのである>


(曹爽)父上は?なぜ参内されないのだ?
(司馬師)父は重い病でとても参内できません。


。。。うそつき司馬懿。(とーでんいじょう。)
曹爽大将軍の命によりお見舞いに参りました。
も。 もうだめです。
ん?
あぁ。 う。
。。。目を閉じる。
お父上の病は軽くありません覚悟された方が良いでしょう。

。。。? しばい



(司馬懿)うう。
(司馬師)父上。なにゆえ仮病など?
(司馬懿)曹爽には野心があり、私を邪魔者だと思っている。
仮病を使わなければきっと殺されるだろう。
誰かを派遣して曹爽の動向を探らせるのだ。



。。。
(曹爽)で、司馬懿の病はどうだ?
おそらくもう長くはないでしょう。
(曹爽)ん?そうか!では安心して狩りに行けるな。


。。。それをしった司馬師
(司馬師)曹爽が先帝を祭るという名目で皇帝陛下を連れて
高平陵へ狩りに出かけたということです。
(司馬懿)うん!それはいい!これこそ天が与えた好機だ。
すぐに部隊を編成し、洛陽を占領するぞ!

。。。そうやって、あほのじ?んのとだいを奪っていく。



。。。長安を奪う。
(司馬師の部隊)
ワァァァァ~!!


(司馬懿)ウ~ン
(司馬昭)父上。われわれはすでに洛陽を手に入れました。
兄上が今 曹爽の家族を全員拘留しています。
(司馬懿)よし。曹爽が投降して権力を渡すのを待とう。
(司馬昭)しかし皇帝陛下は曹爽の手にあります。
もし皇帝陛下の名で諸侯に命令を下し、われわれに反撃してきたらどうしましょうか?
(司馬懿)その点は心配には及ばぬ曹爽は軟弱な男だ。
(司馬昭)たしかに目先のことしか考えておらず。
遠大な計画などない男ですから。
。。。まさにかんりょうとじ?んとうとおなじ。
♪~



。。。狩をしているのんきな連中。
ん?

(犬がほえる声)
ウワァァァァァッ!
(馬のいななき)
ウワァァァァァッ!
(馬から落ちる音)
大将軍!うぅ…
あああ~っ ん?

大将軍!
大変です!司馬懿が洛陽を占拠しました。
(曹爽)えぇっ!?
私の家族は?
お屋敷に軟禁されています
(曹爽)アァァッ アァ


大将軍。皇帝陛下は私たちの手にあるのです。
陛下の名で天下に布告し司馬懿を征伐すれば良いのです!
(曹爽)私の家族が捕まっているのだぞ。
そんなことをしたらどうなると思う!
この期におよんでもご家族に執着されるなら司馬懿に投降し負けを認めるしかありません。
(曹爽)アァ アァァァッ アァァ
官位を捨てても構わない。
私は安穏に暮らせれば良いのだ。
・・・そして、殺されるってわけだ。


<曹爽は幼い皇帝を洛陽に戻し、軍事権を司馬懿に渡した>
<司馬懿は丞相となり魏の国政を握った>
<洛陽に戻った曹爽は安穏に暮らすどころか一族三百余人とともに断頭台の露と消えた>



丞相!曹爽と一族の処刑が終わりました。
(司馬懿)ウム。曹爽の部下たちはどう処遇したら良いと思う?
(司馬昭)曹一族の縁戚・夏侯覇を除いて全員 死罪を免じ。
官位のある者はもとの職務に戻します。
これで人心を安定させることができるでしょう。
(司馬懿)よくぞ言った。大事を成し遂げるものは心を広く持たねばな。

郭淮将軍からの急報です夏侯覇が曹爽の死を知り姜維のもとに走りました。
(司馬懿)ん!?
姜維は夏侯覇に導かれ漢中に出兵し国境に向かっています。
(司馬懿)姜維め。うまく機会をつかんだな。
(司馬師)父上には しばらくは都にいていただかなくてはなりません。
私が姜維と戦います!
(司馬懿)姜維は諸葛亮には及ばぬとはいえ手ごわいぞ
心してかかれ。
(司馬師)はい!




。。。うちに出る司馬師。
将軍!

郭淮将軍が蜀軍の水源を断ち包囲しています。
しんがりにいるのはかの逆賊・夏侯覇です!
(司馬師)よし すぐに引っ捕らえよ!
はあ。

(司馬師)行くぞ!
はあ。


うわあ。
やあ。
(姜維)夏侯覇 助けに来たぞ!
はあ。
やあ。
(気合/悲鳴)
。。。逃げる夏侯覇と姜維

(司馬師)姜維!夏侯覇!
(司馬師)覚悟しろ!
やあ。
たあ。

。。。にげる姜維

(気合)
(司馬師)フン!
♪~


。。。しつこい司馬師、おっていく。
司馬師をえらう弓
(矢が飛ぶ音)
(悲鳴)
(気合)
(矢が飛ぶ音)
(矢が飛ぶ音/悲鳴)
(矢が飛ぶ音)
(気合)
(矢が飛ぶ音)
。。。弓でげきたいされる司馬師。



(姜維)丞相が発明された連弩がなければ敵を止めることはできなかった。
わが軍の損失は甚大だったことだろう。

<姜維は諸葛亮 亡き後、初めての北伐に出たが
 援軍の羌族兵が現れず。前衛部隊の水源を魏軍に断たれてしまった>
<さらに司馬師の部隊も現れ、窮地に陥ったが最後には漢中に兵をひくことに成功した>
<その様子を見た司馬師は洛陽に帰還した>


。。。最後の時の司馬懿。
(司馬懿)私が政権を握って以来人々は私が帝位を狙っていると疑った。
私は身を慎んできた。
おまえたちも慎重に慎重を重ねるのだぞ!
(司馬昭)はい。私たちがしっかりと人心を握っていさえすれば
なにも恐れることはありません。
(司馬懿)うん うぁっ

<紀元251年 司馬懿は病死した>
<皇帝・曹芳は単なるかいらいにすぎず。
 その後も司馬懿の2人の息子が魏の政治と軍事を掌握し続けた>

。。。あの風景。司馬一族。魏を手にいている。


大将軍 急報です呉の孫権が危篤だそうです。
(司馬師)本当か?まだ元気だと聞いていたのだが。
8月1日に大風が吹き先祖の墓の前の大木が根元からもげ王宮に倒れたそうです。
その日から病気になったとか。
(司馬師)不吉なことだ。孫権も長くはないな。
おそらく
(司馬昭)陸遜や諸葛謹といった呉の老臣たちもほとんどがこの世を去った。
これで孫権が死んでくれればわれわれにとっては好都合だ。
(司馬師)ウム そのとおり!


<紀元251年孫権は71歳で病死した>
<呉の大臣たちは孫権の息子孫亮を皇帝に擁立した>
<司馬師は孫権の死を知るとその機に乗じ、すぐさま司馬昭に大軍を授け呉を侵攻した>
<しかし呉は頑強に抵抗し、数度の激戦の末ついに司馬昭の軍を撤退させた>
♪~


(司馬師)勝負は戦の常だ現在もっとも危険な敵といえばやはり姜維だが。
やつは我々の敗戦を知ったらきっとまた攻撃してくるだろう。
迎えうつ準備をしなくては。
(司馬昭)姜維は勢力を増していますが私が撃破して来ましょう。
(徐質)ではこの徐質を大都督と。
ともに行かせてください!
(司馬師)ようしでは君を先鋒に任命しよう
大都督とともに行き賊を打ち負かせ!
(徐質)はっ!仰せのとおりに。



。。。進軍する
(角笛)
うわあ。
ウォォォォッ

。。。やりあう。
うおお。

やあああ。

はあ。


(兵士たち)ワァァァァァ~
。。。



(姜維)徐質は勇猛で わが軍はいささかも優勢に転じることができない。
夏侯覇よ。何か良い打開策はないだろうか?
(夏侯覇)う~ん。私が負けたふりをして、伏兵をかたづけましょう。
(姜維)う~ん。やつはだまされないだろう。
敵は食料運搬路を断ち切ろうとするから食料を使ってわなを仕掛けたほうが良い。




。。。徐質、たきつける。  陽平関

(徐質)姜維。さっさと出てきて戦ってみろ!

(徐質)ああ。


。。。天幕
(司馬昭)うん
(徐質)姜維は出てこようとはしません。
羌族の加勢を待っているのかもしれません。
(司馬昭)うん。 食料運搬路を断ち切ればやつらも退却するしかあるまい。
その時こそ姜維をたたく絶好の機会になるだろう!
(徐質)はっ。仰せのとおりに
♪~



。。。食料を襲う。

(徐質)行け~!
(兵士たち)オォォォォォ~

(兵士たち)うわぁぁぁぁぁっうわぁぁぁぁっ


急げ。早くしろ!

(徐質)いいか。早くこの食料を持ち去るのだ!


。。。蜀軍に襲われる魏軍
(徐質)ぬぁっ。あぁぁぁっ!
うわぁぁぁぁっ。
うわぁぁぁぁっ

(姜維)徐質。覚悟!
はあ。やあ。
。。。姜維に馬から落とされて。

(徐質)アッ アァッ ウゥッ…

。。。夏侯覇にとどめを刺される徐質。
(夏侯覇)はあ。

(徐質)ぎゃああ。

(夏侯覇)フン!


。。。兵達、命乞い。
投降します。
助けてください。

(夏侯覇)命が惜しければよろいとかぶとを脱げ!



次回「つわもの達よ」
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