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三国演義 第49話 六度目の進軍 の感想 [三国演義]

・・・なんども魏をせめるも国内物と司馬懿の策で長安をとれず、
   魏延と、数名がいらだちを。
   出てくる孔明のカラクリ。今よりもすすでいる?
   おそるべし、司馬懿父子、のんびりと滋養をつけることに。


。。。蜀の国

丞相~昇殿なされ~!

(劉禅)う。うぅ~。
♪~

。。。孔明。参上。

(孔明)参上いたしました
(劉禅)丞相、わが軍は連戦連勝しているにもかかわらず。
なぜ長安まで進攻せずに帰ってきたのだ?
(孔明)李厳がいつわりの情報をよこしたのです。
呉と魏が同盟をむすび、わが国を攻撃すると。
(劉禅)なんと! 李厳はどういうつもりなのだ。
(孔明)兵糧を前線に送る手配ができなかったからかと。
(劉禅)死罪にせよ!
(蒋エン)おまちください。
李厳は先帝より陛下の守護役に任じられた大臣。
どうか命だけは。
(劉禅)うん。 どう思うか?
(孔明)李厳の罪は重く死罪が当然ですが。
蒋エンの言うことにも道理が陛下のお考えにしたがいます。
(劉禅)うーん。では身分を平民にし、成都から追放せよ!
(孔明)私は3年後、もう一度北伐に出るつもりでございます。
その時はぜひ李豊を兵糧の担当に!
(劉禅)李豊というのは李厳の息子ではないか?
(孔明)李豊の能力は父親をはるかにこえております。
(劉禅)わかった。好きにせよ。
♪~

。。。どこかのとうも年をかけて反抗を。失敗するのに。



。。。孔明、家で筆を。梅の花? 冬。 そして、春、桜。待つ月日。
   ・・・待てないのはどこかの党。



。。。三年度

(足音)
丞相 李豊さまがお見えです

(足音)

(李豊)丞相!兵糧の備蓄が完了しました。いつでも出兵できます。
(孔明)よろしい。3年間ご苦労であった。
(李豊)ですが、丞相まだ心配事が
(孔明)兵糧をどう前線へ運ぶかであろう?
(李豊)はい 
(孔明)お入りなさい
(李豊)はい!

。。。目の前になにの模型?
(李豊)あっ!?

(孔明)例の小さな布袋だが。中に砂を詰めてあるか?
はい。できています。
(孔明)では、この「木牛流馬」にその袋を乗せてみてくれ。
はい。わかりました。丞相!

。。。乗せると動き出す木馬・・・ホワイトベース?
(拍手/笑い声)

(李豊)これは。
(孔明)私が考案した木牛流馬というものだ。
(李豊)これで兵糧を効率よく運ぶことができる。
(諸葛亮)なによりエサがいらない

。。。童女が喜んでいる。
(拍手/笑い声)


(孔明)これは連弩だ。
いちどに数十本の矢を放てる。
(李豊)丞相は本当に天才です。
(孔明)必要にせまられ、つくったのだ。
わが国の国力は魏よりはるかにおとっている。
工夫をこらすほかないのだ。

(足音)
丞相。関興将軍が病死されました。
(孔明)あぁ!?
(李豊)なんだと!?
(孔明)あぁ
。。。泣き出す孔明
(孔明)かつては張苞をけがのために失い。今度は関興を病で失った。
(諸葛亮)今回の出兵は2人の大将がおらぬのか


<紀元234年 春諸葛亮は3年の準備を経て
 大軍を率い6度目の北伐にむかった>
<中華統一の大業を達成するための新たな戦いの始まりである>
<一方、魏の皇帝 曹叡は諸葛亮が祁山に進攻したことを知ると
 40万の兵を渭水の南岸に布陣させ、司馬懿の指揮下強固な防衛線を築き上げた>

大都督!
(司馬懿)ん?
魏延と馬岱が率いる蜀軍の一部隊が出陣しました。
どうやら北原を取ろうとしているもようです!
(司馬懿)北原を取るというのはみせかけだ。
諸葛亮の真の目的は川を下って浮き橋を焼きはらい。
後方からわれわれを攻撃することだ!




。。。河川敷、魏延と馬岱
(足音)
(魏延)これよりいかだに乗って流れを下る。
浮き橋が見えたらすぐに火を放ち焼きはらえ!
(兵士たち)はっ!

。。。狙っている魏の兵士
(矢が飛ぶ音)
(魏延)あぁっ!?
なああ。
(矢が飛ぶ音)
ああ。
やあ。はあ。


(魏軍)ワ~~!!

(魏延)あん?えいっ!

。。。1人出る魏延。
(魏軍)ワ~~!!
はあ。



<魏軍は魏延と馬岱を包囲し、後方を突こうとしていた蜀軍をも撃滅した>
<6回目の祁山出兵は緒戦で1万以上の死傷者を出した蜀軍の大敗であった>


(魏延)ええい!丞相がはじめから私の意見をきいていれば
われわれはとうの昔に長安を占領していたものを!
何度も祁山で苦労することはなかったはず!



。。。蜀の人
(費イ)丞相
(孔明)ん?
費イ!
呉では孫権に会えたか?
(費イ)会えました。
自ら兵を率いて魏を攻撃すると。
(孔明)それはよかった!



。。。魏の軍。
(司馬昭)父上!

(司馬懿)ん?
(司馬昭)孫権が北上しようとしています。
諸葛亮と対じしていていいのでしょうか?
(司馬懿)うーん
♪~




。。。蜀の陣

(足音)
丞相。お薬です。
(孔明)ウム
ん?
。。。働き過ぎ。
薬を飲まれたあとはお休みになるようにとお医者さまが。
(孔明)わかっている。

。。。去って行く。
♪~

。。。筆を置いて、薬を飲む孔明
う。ううん



(足音)
丞相!鄭文という者が投降を。
(孔明)鄭文だと?ここへ連れてきなさい。



(足音)
鄭文でございます。
(孔明)なぜ投降しようと思ったのだ?
私は秦朗とともに祁山に出陣いたしましたが。司馬懿は秦朗だけをひいきし
ヤツを将軍に抜てきしたから投降したのです。
丞相、その秦朗が門前で
「鄭文と一騎討ちさせろ」とさわいでいます。
(孔明)秦朗の 武芸のほどは?
ごらんになればわかりましょう
(孔明)よかろう。きみが秦朗を切り捨てたら、本心から投降したのだと信じよう。
ヤツの首を取ってお見せします!


。。。外に出る鄭文
(ドアが開く音)
フン!
(馬のいななき)
うらぎり者め!オレの馬を盗んだうえ敵に投降するとは何事だ!

うやあ。たあ。
。。。一閃する。

ウワァァァァァ
フン!


。。。逃げる兵士達
(兵士たち)ウワァ…
(鄭文)おおおおお!!



。。。戻ってくる鄭文。
(足音)
ハハッ。ハッ
(諸葛亮)うん
うぅぅ・・・怒っている。
じょ。丞相 し 秦朗というのは司馬懿の腹心でして
(孔明)そのとおりだ。だが私は会ったことがあるのだ。秦朗にな!
わ 私が先ほど倒したのが秦朗です。
(孔明)この者を外へ連れ出して切り捨てよ!
丞相。どうか。おたすけください!
司馬懿の命令でしかたなくやったことなのです!
(孔明)司馬懿の陰謀などに私がだまされるわけがなかろう。
死にたくなければ司馬懿に手紙を書け。
明晩、ここへ奇襲をかけろと!
はい!書きます!書きます!
。。。ぶらぐでばれる司馬懿の策

立て!こい!
あぁぁぁぁぁぁ…


(姜維)いつ秦朗とお会いになったのです?
(孔明)会っていない。
(姜維)それでははじめからいつわりだとわかっていたのですか?
(孔明)司馬懿はいつもたくみに人材を用いる。
秦朗を重用しているのであれば、必ず武芸に秀でた者であるはず。
一刀のもとに切り捨てられはしまい。
(姜維)ああ ・・・なるほど。



。。。魏の陣。
(司馬懿)う~ん。
鄭文からだ。今夜、奇襲をかけろと言っている。
(司馬昭)では、私が行きます!
(司馬懿)私も少し体がなまっている。いっしょに行こう。
(司馬師)その書状がにせものだったら?
やはり鄭文の親友である秦朗に行かせた方がいいでしょう。
父上は兵を率いてその援護を
(司馬懿)ウム
♪~



。。。夜襲をかける秦朗。

もぬけのからの砦。

(秦朗)う~っ。ん?

(秦朗)わなだ!引け!引け!


。。。挟み撃ちに
(兵士たち)ワァァァァ~!!
ややあ
はあ。
ああ。

ああ。
。。。殺されます秦朗



。。。火の気があがったことをみて。
(司馬師)父上。蜀の陣営から火の手があがりました!
(司馬懿)よし。われわれも前進するぞ。
(司馬昭)はい!


(兵士たち)ワァァァァ~!!

(司馬懿)うぉぉぉぉ。
。。。父を守る息子達、
(司馬昭)おっ

。。。うってでる姜維。
(兵士たち)ワァァァァ~!!
やあ。はあ。
ぎゃあ。
。。。魏延も。
   姜維じゃ、司馬懿達が逃げたことを。


。。。逃げる司馬懿。それを追う姜維達。
   砦に逃げ込んで。

   矢で威嚇する。
(矢が飛ぶ音)

やあ。
はあ。



。。。魏の陣。
(司馬懿)はぁ。 命令を伝えよ!打って出てはならぬ!
そむいた者は切る!
はっ!


。。。やってくる息子。
(司馬懿)諸葛亮は何を食べているだろうか。
(司馬昭)諸葛亮は薬ばかり飲んでいるとか。
(司馬懿)フッフッフッフッフ そのようだ。
来なさい。ともに鶏を食べよう。
(司馬昭)はい!





(司馬昭)父上。蜀軍はもう10日以上も戦いをいどんできませんが。
撤退する様子もありません。
持久戦に持ちこむつもりでしょうか。
(司馬懿)う~ん
(司馬師)父上。私が思うに食料が続くという自信があるのでは?
(司馬懿)う~ん。
農民に変装してヤツらの補給路を探ってくるのだ。
はっ!



。。。探る斥候。
なんということだ機械の牛馬とは。


。。。報告する。
エサも食べずに歩き続けるのです。
(司馬懿)本当にそんなものがあるのか?
たしかにこの目で見ました。しかもその機械の牛馬は本物より小回りがきくのです!
(司馬懿)う~ん。
《敵の食料が尽きるのを待っていたが。そんな食料運搬法があるのでは
 戦いを引きのばしては不利になる》
(司馬懿)何人か兵士を連れて行って、その牛馬をうばってこい。
ほんのいくつかでいい。
わかりました!




。。。魏の軍、襲う。
うあわあ。敵襲!敵襲だ!



丞相!兵糧は無事でしたが。木牛流馬をうばわれました!
(孔明)気にするな。兵糧さえ無事であればそれでよい。
あぁっ?



(司馬昭)ううん。父上。諸葛亮にこれがつくれるのならわれわれにもできます。
(司馬懿)そのとおりだ。
すぐれた職人を集め、これを1,000台つくらせるよう命令せよ。
はっ!



<半月後魏の有能な職人たちが模造した2,000以上の木牛流馬が
 隴西から前線へと食料を運びはじめた>



。。。それを横取りに行く蜀軍
おお。


蜀の王平 ここにあり!!

うああ。
おお。

ウワァ~

(王平)ハハハ



<隴西から逃げ帰った兵士に食料をうばわれたと聞かされた郭淮は
 北原を守備していた軍勢を率いて、すぐさま蜀軍をおいかけた>




。。。気がつく王平。

(王平)ん?
(馬が走る音)

後方から魏軍がせまっています!
(王平)全軍とまれ!木牛の角をひねってから私について撤退するのだ!

。。。角をひねる兵士達。

(王平)それっ!
はっ



。。。郭淮、襲う。

(郭淮)ドォ。追わなくてよい!食料をうばい返したらすぐに木牛流馬を動かしてもどるぞ!
ウゥ・・・うごかない木牛。
だめです。将軍。どんなに押してもまったく動きません!
(郭淮)う~ん。いったいどういうことだ!?
た~っ!!


。。。蜀の軍、姜維、魏延、王平が襲いかかる。
(郭淮)くそっ!あぁっ?

(兵士たち)ワァァァァ~!!
(兵士たち)ワァァァァ~!!

(どよめき)

(郭淮)退却するぞ!
はっ

(兵士たち)ワァァァァ~!!


・・・回収。
(王平)角をもとにもどせ!
♪~
。。。便利。





。。。退却する魏軍。
(馬が走る音)

将軍。郭淮将軍!

加勢します!

おおっ!!援軍がきた!
もう一度、蜀軍を追うぞ!
♪~



。。。元の場所へ。あやしい
まっているあやかし。

・・・かぶき。

アァ
♪~
ウワァッ
(どよめき)
♪~
ウワァ…
♪~

あう|




(姜維)どんな様子だ?
うまくいきました敵はおののいています。
(姜維)よくやった。うん。



。。。魏の陣
兵糧を北原でうばわれました!郭淮将軍が追いましたが、
また妖怪が現れ取り逃がしてしまいました!



。。。出る司馬懿。
(馬が走る音)
おおっ!

。。。矢の大軍。
(矢が飛ぶ音)
(矢が飛ぶ音/悲鳴)
はあ。
いや。
やあやあ。
。。。またまた逃げる司馬懿。

ウワァァァァァッ

はあ。
♪~


。。。逃げる司馬懿。追う廖化。
(廖化)まて!
♪~
やあ。たあ、

(馬が走る音)

やああ。
たあ。
(馬のいななき)



。。。冠をとって。
(司馬懿)うう。フン!
はっ。

(廖化)フン!
はっ

(馬のいななき)
。。。下がることに




。。。孔明の元へ
(廖化)司馬懿をとらえられませんでしたが。この冠をうばってまいりました。
(孔明)廖化将軍。きみはわが軍の士気を大いに上げた。
この1戦の1番手柄は廖化将軍だ。
(廖化)感謝いたします!

(魏延)フン
。。。きにいらねえ。



(足音)

(魏延)フン

(足音)

(魏延)はぁ。われわれが命をかけて食料をうばってきた功績が冠ひとつに
およばないとは不公平だとは思わぬか?
(王平)うん。
・・・魏延。反目の兆し。。。後でざっくりと殺されます。




。。。どうしたものかと司馬懿。
(司馬懿)う~ん
(足音)
(司馬昭)父上!
(司馬懿)ん?
(司馬昭)孫権が3方面から進攻しており陛下がそれを迎撃しておられます。
(司馬懿)孫権の出兵が今でよかったさもなければ私も行かねばならなかったろうからな。
諸葛亮に対抗する 一番の方法はかたく守って出ないことだとわかった。
。。。息子、食事を、滋養をつけるために
(司馬懿)ああ?う~ん。
(司馬昭)まずは これを食べ栄養をつけてください。
(司馬懿)そうするかな。
あははは
あはは。
はははは。
・・・待っていれば。奴が病でたおれると。
   若さの勝ち。


次回「五丈原の風」
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